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2016/10/04 (Tue.)

WALKMAN A30

出力向上、DSD対応、タッチパネルになった新ウォークマン「A30」。22,000円~ - AV Watch
ソニー / WALKMAN NW-A30 シリーズicon

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ウォークマンの新製品「A30」シリーズが発表されました。

昨年の A20 シリーズはあくまでマイナーチェンジだったので、約二年ぶりのフルモデルチェンジ。タッチ中心の操作系への刷新(しかし Android ベースではない模様)とアンプ出力の向上、それから PCM 変換ながら DSD フォーマットの再生に対応したことが大きな変更点と言えます。

私は NW-A17 を二年間使ってきて、それなりに気に入ってはいるものの、さすがに大量の楽曲から選択するのにボタン操作はいい加減まどろっこしいこと(特に再生中に上下ボタンを押すとアルバム選択画面になって、誤操作で再生中のアルバムやプレイリストから切り替わってしまう事故が多発)と、MDR-1A のようなヘッドホンを鳴らすには内蔵アンプが非力なことに不満を感じていました。
A30 シリーズではそのあたりの不満点が解消されているようで、旧シリーズからの買い換え候補としては良い製品に仕上がっていそうです。やや分厚くなってしまったことは残念ですが、高音質かとのトレードオフと考えれば許容範囲。A17 にポタアンを外付けするくらいなら、A30 単体を持ち歩いた方が遙かにマシでしょう。

これはぜひ買い換えたいところですが、今年は優先順位的にはイヤホンなんだよなあ。でもローエンドモデルの NW-A35(イヤホン別売モデル)なら 2 万円そこそこで買えてしまうし、内蔵メモリの小ささは microSD 増設でカバーできるし、付属イヤホンはどうせ使わないし、試聴して良ければ勢いで買ってしまうかもしれません。

ヘッドホン/イヤホンの新製品も一斉に出てきました。

最高クラスのNC、非ハイレゾでも高音質化再生。ソニー無線最上位ヘッドフォン「MDR-1000X」 - AV Watch
ソニー / MDR-1000Xicon

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オーバーヘッドタイプのハイレゾ・ノイキャン・ワイヤレス全部入りモデルの決定版と思われた MDR-100ABN に早くも上位モデルが登場。さらなる高音質化とデジタルノイズキャンセリングの性能向上、加えて非ハイレゾ音源をアップスケール再生する「DSEE HX」まで搭載した豪華版です。デザインは MDR-100ABN のテイストを踏襲しながらより大人向けな仕上げになっていて、これいいなあ。

定期的に MDR-100ABN が欲しい衝動に駆られる私としてはソソられる製品で、今から 100ABN 買うくらいなら 1000X 買っちゃえば!とも思ってしまうところですが、気になるのは持ち運び時にどこまでコンパクトにできるか。公式サイトの説明を読む限りでは 100ABN ほどは折りたたみができないように見え、普段使いではなく出張のお供にしたい(そのためにあまり折りたためない MDR-10RNC から買い換えたい)用途には合わないようにも思えます。これは一度実機の状態を確認したいところ。

ソニーのハイブリッドイヤフォンが進化。BA軽量化、体積30%減。4.4mmバランスケーブルも - AV Watch
ソニー / XBA-N3icon

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「XBA」ハイブリッド型カナルイヤホンもモデルチェンジしました。今回「2」番台がなくなり、いずれも 2 ウェイの「XBA-N1」と「XBA-N3」。BA ドライバの小型化と Φ9mm のダイナミックドライバのハイブリッドで、形状は共通、差分は一部の使用部材と「N3」のみに低音増強用と思われる音響管が搭載されていること、のようです。
従来の XBA シリーズはドライバユニット部の大きさがネックだったので大幅な小型化は歓迎ですが、ダイナミックドライバが Φ9mm になったのがやや不安。今まで長年 Φ13.5~16mm ドライバのパワフルな音を聴き慣れてきたせいで、Φ9mm では物足りなく感じそうな気がするんですよね。当然モデルチェンジにあたっては従来モデルと同等以上の音質を狙いつつ小型化はしているんでしょうが、こればっかりは音を聴いてみないことには何とも言えません。あとは「シュアー掛け」ができる形状じゃなくなったことと、そもそも見た目がソソられない、というのが最大の弱点かもしれません。

洗ってしまった EX800ST の代替として出たら即買うつもりだったんだけど、どうしようかなあ。とりあえず試聴するまで判断は保留にしますが、納得いく音じゃなかったら改めて EX800ST を買い直すことにするかもしれません。

投稿者 B : 23:30 | Audio & Visual | Headphones | WALKMAN | コメント (0) | トラックバック

2016/09/10 (Sat.)

ONKYO W800BT

オンキヨー、左右完全独立型Bluetoothイヤフォン。付属ケースで5回フル充電 - AV Watch

W800BT

オンキヨーから完全ワイヤレス型の Bluetooth イヤホン「W800BT」が発表されました。

完全ワイヤレス型の BT イヤホンは、昨年末にクラウドファンディングから「EARIN」が誕生したばかり。私も気にはなっていたものの、連続バッテリ駆動時間が実質 2.5 時間というのはちょっと短いし、音質的に納得のいくものかどうか判らないのでせめて二世代目が出るまで様子見かな、と思っていました。でもこれは大手メーカーもすぐに追随して 2~3 年のうちいトレンドになっていくだろうな、と思っていたらいきなり Apple が「AirPods」を出してきて、直後にオンキヨーもリリース(オンキヨーは夏のポタフェスで参考出品していましたが)。これは年内にあと何社かから出てきて、スマホ用イヤホンのいちジャンルとして確立する日も近そうです。

このオンキヨーの W800BT は国内大手メーカーとしては初の完全ワイヤレス型ということで待望の製品だし、デザイン的にも割と好みのタイプなのですが、残念なのが Bluetooth 周りのスペック。コーデックが SBC にしか対応していないため、そこが音質のボトルネックになってしまう可能性が高い。EARIN が SBC/AAC/aptX のマルチ対応なのと比べると、どうしても見劣りしてしまいますね...。でもとりあえず一度実機の音を聞いてみたいところです。

私はメインイヤホンだった MDR-EX800ST が壊れてしまい、この秋に発売されるだろうソニーの XBA シリーズの新型を買おうと思っていました。が、Bluetooth 完全ワイヤレス型がこのまま一大勢力となるなら、それもちょっと考え直さなくてはならないかもしれません。ソニーから XBA-A2 くらいの音で、aptX/LDAC に対応した完全ワイヤレス型が出てきたりしたら、間違いなくそれ一択なんだけどなあ。

投稿者 B : 18:00 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2016/09/06 (Tue.)

Sony VPL-VW5000

ソニー、4K+HDRで5,000ルーメンのレーザー光源プロジェクタ「VPL-VW5000」。800万円 - AV Watch
ソニー / VPL-VW5000icon

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ソニーから 4K SXRD プロジェクタのフラッグシップモデルが発表されました。お値段ははっぴゃくまんえん...って無理(;´Д`)ヾ。

あの史上初の SXRD プロジェクタ「QUALIA 004」ですら 240 万円だったので、これはちょっと度肝を抜く価格帯。なんか QUALIA 004 ががんばれば買える値段に見えてきてしまいます(汗。
まあ 4K SXRD に加えてレーザー光源、HDR 対応といった現時点で考えられる最高のスペックを詰め込んだものなので高くなるのは分かりますが、ここまでになるともう個人ではなく富豪か有力プロダクションの試写室レベルですね。でも一般的なプロジェクタの光源では難しいと思っていた HDR 対応や BT.2020 の広色域に対応した映像というのがどの程度のクオリティなのか、一度でいいからこの目で見てみたい、という思いはあります。

こういうのはハイエンド品の技術が数年かけて一般機まで降りてくるものですが、個人的に期待したいのはレーザー光源について。今までのプロジェクタでは、半導体の量産原則に従って表示パネルは時間の経過と共に安くなるものでしたが、光源(ランプ)のコストはなかなか下がらず、ハイエンド品はキセノンランプだけど普及品は UHP 光源、という状況が長らく続いてきました。詳しい原理までは把握していませんが、VW5000 の光源は半導体レーザーということで光源自体の寿命も UHP の 6 倍以上(下位モデルの VW535 が低輝度モードで 6,000 時間なのに対して、VW5000 では 40,000 時間)と長い上に、量産が進めば中長期的にはおそらく光触媒系ランプよりも低コストにできるはず(まあ、より一般的な照明でさえ、まだまだ蛍光灯よりも LED のほうが高いですが)。なのでこの製品自体はとても買える値段ではありませんが(;´Д`)、この技術が早く普及価格帯まで下りてきてくれることを願うばかりです。

ソニー、HDR放送対応の4Kネイティブプロジェクタ「VPL-VW535」。100万円 - AV Watch
ソニー / VPL-VW535icon

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普及価格帯...ではないですね(;´Д`)、普通の感覚で言えばこれでもハイエンドモデルにあたる VW500 シリーズもモデルチェンジしました。こちらは旧型 VW515 からコントラスト比の向上と放送規格の HDR 対応がメインのマイナーチェンジモデル。これでもひゃくまんえんするのでとても手が出る値段ではありません(;´Д`)。
液晶テレビのほうは 4K でも 40inch クラスなら 10 万円強からある現在、プロジェクタのほうはなかなか値段が下がってきませんが、こればかりは市場の大きさの違いですかね。時流に反して今でもホームシアターを維持したい私にとっては、なかなか辛い時代です。

ソニー製だとこの下は 2K の VPL-HW60 になってしまって、それでも 30 万円を超えてくるので、手が出せるラインという意味ではやっぱりエプソンが最有力になりますね。2K だとミドルレンジの EH-TW6700 あたりが最も価格性能比が良い印象ですが、擬似 4K ながら EH-TW8300 のほうも悪くなさそう。懐事情的にこの冬に買えるかどうか微妙なところですが、一度自分の目でチェックしに行ってきたいと思います。

投稿者 B : 23:31 | Audio & Visual | Visual | コメント (0) | トラックバック

2016/08/27 (Sat.)

Blu-ray 対応不織布ファイルケース

昔からよく CD/DVD の保管用に使われている不織布のケース。これ、Blu-ray には適していないというのは意外と知られていない事実だったりします。
私は知識はあったんですが、DVD 時代から長年使い回している無印良品の CD/DVD ホルダー(ファイルタイプ)が何個もあって、全部入れ替えるのもめんどくさいしと思って放置してたんですよね...。

無印良品 CD/DVD ホルダー

すると、見事に BD の記録面に不織布のパターンが転写されてしまっていました。こうなってしまうともう再生不可能。PC でも BD プレイヤーでもまともに読み取ることさえできません。

無印良品 CD/DVD ホルダー

この表面に凹凸のある粗いパターンがダメみたい。

再生不能になってしまったディスクはまだごく一部、それも古いものなので、他に被害が広がってしまう前に BD 対応の不織布ファイルケースを買ってきました。

エレコム / Blu-ray/DVD/CD 用ディスクファイル 72 枚収納 CCD-FB72BU

CCD-FB72BU

家電量販店に行くと「Blu-ray 対応」として、BD にも使える各社の不織布ケースが並んでいます。とりあえず適当にエレコム製品を選択。

CCD-FB72BU

パッケージには不織布の違いについての解説が書かれています。BD は CD/DVD に比べて保護層の厚みが極端に薄いため傷が付きやすいと言われていましたが、引っかき傷ではなくこういう傷付きにも弱いというのは盲点でしたね。
ところで保護層のハードコートを訴求している TDK の「超硬」シリーズだったらこういうのにも強かったりするんでしょうか。

CCD-FB72BU

ファイルケースのデザインは見るからに事務用品然としていて、面白みは全くありません。
スリーブケース付きなので、本棚等に入れておいても他のモノに圧迫されにくい、というのはメリットかな。

CCD-FB72BU

不織布は今まで使っていたものよりも明らかにキメが細かい。凹凸も少ないし、これなら BD の記録面を傷つけることもなさそうです。
とりあえずお試しのつもりで一つ買ってみたけど、これならあと何個か買っても良さげ。

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まあ、最近は SVOD が当たり前になりつつあるので、個人で映像ライブラリを持つ意味も薄くなってきてはいるんですよね。セル BD を買うことも以前より少なくなったしなあ。
「とりあえず録画して BD-R に焼いただけ」で全く観てないようなのもけっこうあるし、この際だから本当に残しておきたいやつ以外は処分してしまおうかな。

エレコム / Blu-ray/DVD/CD 用ディスクファイル 72 枚収納 CCD-FB72BU

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投稿者 B : 23:00 | Audio & Visual | コメント (0) | トラックバック

2016/08/23 (Tue.)

YAMAHA AV CONTROLLER

AV アンプを買い換えたものの、忙しくて今までと同じ使い方しかできていませんでしたが、せっかくなので新機能も試してみました。
私が特に気になっていたのは、Ethernet/Wi-Fi 標準搭載になったことで追加されたネットワーク前提の機能。中でもスマホアプリでアンプの操作ができるというのは便利そうなので、アプリを入れてみました。

AV CONTROLLER - Google Play の Android アプリ

YAMAHA AV CONTROLLER

赤外線リモコンで使っている限りは今までの AV アンプと何ら違いはありませんが、スマホアプリでいじれると急に未来に来た感が出てきますね(笑。
「AV CONTROLLER」アプリは一見シンプルな UI ですが、触ってみると実はむちゃくちゃ多機能です。

YAMAHA AV CONTROLLER

まずは「入力選択」による入力切替機能。HDMI やアナログビデオ/オーディオ入力を切り替えられるのは当然として、AirPlay や DLNA、Bluetooth などネットワーク越しのオーディオソースも横並びで選べるのは従来の AV アンプと大きく異なるところ。特に DLNA サーバから階層をたどってコンテンツを選んで...というのは赤外線リモコンのカーソルキーなんかじゃやってられないので、そういう操作はもうスマホベースでやりたいところ。

ちなみに機能タブ左端の「ゾーン選択」は複数の部屋にアンプやスピーカを設置した際のコントロール機能ですが、私はまず使うことはないかな(笑

YAMAHA AV CONTROLLER

ヤマハ製 AV アンプの代名詞である DSP もタッチで切り替えられます。これだけメニューが多くなってくると、リモコンや本体上のダイヤルで選ぶのもかったるいので、直感的に分かりやすい GUI を使えるのはありがたいところ。

YAMAHA AV CONTROLLER

さらには各 DSP に関して、効果の強さを調整することができるようになっています。この機能を見つけたときはちょっと驚いたのですが、さらには

YAMAHA AV CONTROLLER

「Advanced」を選択すると、スピーカのチャンネルごとにパラメータを細かくいじれるようになっています。これ素人が下手に手を出したら戻せなくなるやつや...。
いじったらいじったで奥深いんでしょうが、私はせいぜい「Basic」で部屋の広さを設定する程度に留めておくことにします(´д`)。

YAMAHA AV CONTROLLER

「シーン選択」タブでは、入力切替と DSP 設定を一発で変更できるユーザー設定が保存できるようになっています。BD で映画観るとき用とか CD で音楽聴くとき用とかをセットしておいて、普段はここで切り替えるだけ、みたいな使い方がメインになるでしょう。通常だと入力ごとに最後に選択した設定を憶えておく程度の機能しかありませんが、ひとつの入力端子に対しても用途に応じて設定を変えたモードを複数切り替えられる、というのはアプリ化の大きなメリットだと思います。

YAMAHA AV CONTROLLER

本体の設定もほぼ一通りアプリのオプション画面から変更可能。リモコンベースの OSD が GUI になって扱いやすくなったとはいえ、これだけ設定項目が多岐にわたるとスマホアプリでいじったほうが圧倒的に早いですね。これは物理リモコン使わなくなりそうだなあ。

YAMAHA AV CONTROLLER

スマホ(およびタブレット)アプリということで、スマホに保存されている音楽ファイルを Wi-Fi 経由でアンプから再生することも当然可能。ハイレゾ音源(FLAC)も普通に再生できて、これは CD 要らずになりますね...。
なお、RX-A2050 自体は Bluetooth 経由でのワイヤレス再生も可能ですが、対応コーデックが SBC と AAC だけなので Android やウォークマンユーザーは Bluetooth 経由では満足な音質で鳴らせません。ヤマハは早い段階から AirPlay に対応していたり、Apple 寄りの方針を貫いていますが、LDAC とは言わないまでもせめて aptX には対応しておいてほしかったところ。まあ、スマホからであれば Wi-Fi 経由で送れるからいいんですが...。

YAMAHA AV CONTROLLER

本体の音量設定は画面上の+-ボタン、スマホ本体のボリューム+-ボタンのほかに、画面をフリックするとボリュームダイヤルを模した円が出てきて、この円周をなぞることでも操作できます。一気に音を大きくしたり小さくしたりしたいときには便利だけど、ここは無理にダイヤルにしなくても良かった気が(笑。

YAMAHA AV CONTROLLER

AV CONTROLLER アプリ、スマホで使っても便利ですが、タブレットで使うと表示される情報量が増えてさらに使いやすくなります。これに慣れてしまうと赤外線リモコンが時代遅れに感じてしまうなあ。他の AV 機器もアプリ操作ベースになってくれないかなあ。

ヤマハ / AVENTAGE RX-A2050

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投稿者 B : 22:25 | Audio | Audio & Visual | コメント (0) | トラックバック

2016/08/05 (Fri.)

Shure SE215 Special Edition

MDR-EX800ST を洗濯機で回してしまった件。買い換え先として考えているソニーの XBA-A シリーズはこの秋にモデルチェンジしそうな気配があるので、それまでの繋ぎ兼その後のサブ機として、これを買ってきました。

Shure / SE215 Special Edition

SE215 Special Edition

ちょうどビックカメラのポイントがほぼ相当分貯まっていたので。
もう発売から 5 年近く経つモデルだし、その後ハイレゾブームが来てハイスペックなインナーイヤーが多数登場しているので、やや時代遅れ感はありますが。それでも、元々 Shure E2c ユーザーだったため、その末裔にあたる SE215 は以前から気になっていました。Shure の中ではエントリーモデルですが(それでも 1 万円以上する)、繋ぎ兼サブとしては十分でしょう。次に買う予定のモデルは BA または BA+ダイナミックドライバになる可能性が高いので、サブ機としてはダイナミックドライバ一発の機種を持っておきたかった、というのもあり。

これは SE215 の中でも「Special Edition」と銘打たれている、日本市場向けに音質をチューンしたモデルです。ノーマルモデルがモニター寄りな味付けなのに対して、こちらは低音をブーストしてリスニング寄りに味付けしてあるとのこと。

SE215 Special Edition

ケーブルがやや太めなのが Shure の伝統。それでも昔に比べればしなやかになったので、取り回しはそんなに悪くないです。
ノーマルモデルの SE215 は 162cm のケーブルが付属で、ポータブルプレイヤー用途には持て余しそうですが、Special Edition は 116cm となっており、ポータブルプレイヤーやスマホでの使用を想定されているあたりが日本向けな所以でしょうか。

SE215 Special Edition

Special Edition 特有の、鮮やかなエメラルドの半透明ハウジング。一目で Special Edition ユーザーだと分かります。ただ樹脂製なのであまり高級感はないかな。
シルク印刷されたロゴや型番は使い込むと剥げること必至ですが、それも歴戦の証になりそうです。

SE215 Special Edition

ケーブルとの接続には MMCX 端子を採用。リケーブルして音質の違いを楽しむなり、もっと取り回しの良いケーブルに交換するなり、自由度があります。個人的に気になっているのはソニー MUC-M2BT1 を使ったワイヤレス化。たぶん次に買うイヤホンも MMCX 対応だろうし、いろいろと遊べそうです。

SE215 Special Edition

ケーブルの太さもそうですが、ステレオミニプラグ周りの大きさも大概です。いかにもアメリカメーカーらしいところですが、このへんは本来ポータブル機器向けではなくスタジオ・ステージ向けの音響機器を作ってきたメーカーだからそっち方面での使い勝手を優先している、ということでしょうか。ウォークマン NW-A17 につけると本体の厚さよりもコネクタの径の方が大きく、クリアケースをつけてようやくほぼ同じ高さになる、といった案配。

SE215 Special Edition

イヤーピースは 2 タイプ×3 サイズの合計 6 種類が付属しています。写真左が一般的なカナルタイプイヤホンと同様なシリコン系イヤーピース「ソフト・フレックス・イヤパッド」。右側がウレタンフォーム系イヤーピース「ソフト・フォーム・イヤパッド」で、これが強力な遮音性能を発揮します。Shure のカナルタイプイヤホンは音質よりもこの遮音性を先に思い浮かべる人も多いことでしょう。
出荷時にはウレタン系の中サイズが装着されていましたが、私の耳では中サイズでさえ外耳道への圧迫が強く感じられたので、ウレタン系の小サイズに換えてやるとちょうど良かったです。これ大サイズを使う日本人って何人くらいいるんでしょうか...。

SE215 Special Edition

付属品はシンプルなジッパーポーチ。カラビナ付きなので、バッグにぶら下げて持ち運べます。まあ私は普通にウォークマンにグルグル巻きにしてしまうと思いますが。

SE215 Special Edition

音質に関して。音は原則として私が常用予定のソフト・フォーム・イヤパッドで評価しています。
分解能はまあ、想像通り。価格帯の違う EX800ST には及びませんが、中域の分解能、音の艶ともに割と好みのタイプ。そして Special Edition の特徴である低域の味付けは、ブーミーになりすぎない程度にスピードとボリューム感があって、これはヴォーカル系のポップスによく合います。R&B とかにもいいし、日本向けだけあって J-POP やアニソンにもちょうどいい感じ。
ただ高域の伸びが今ひとつで、特にハイレゾブームで高域重視のイヤホンが世に溢れた現在としては、やや物足りません。特にストリングス系のオーケストラやピアノ曲では、もう少し音の抜けが欲しいところ。これはドライバの素性以上に密閉性の高いイヤーピースによるところも大きいのかもしれませんが。

ソフト・フォーム・イヤパッドの遮音性に関してはかなりのもので、宅内で使っている限りでは生活音はほぼ耳に入ってこず、家族に話しかけられても気がつかないほど。外出時に使っても、特急列車や新幹線などの陸路レベルの騒音であれば、わざわざノイズキャンセリングヘッドホンを持ち歩かなくても十分かもね、と思えます。まあ昔 E2c を使っていた頃は飛行機での出張時もこれで十分と感じていたので、当然ではありますが。

全体として、EX800ST を聴き慣れた私としては音質についてはやや厳しめの評価になりますが、まあ 1 万円ちょいのダイナミックドライバ一発の製品としてはよくできているのではないでしょうか。特に低音を軸としたパワフルな出音は打ち込み系のアップテンポ曲との相性が良く、いつも以上に楽しく音楽を聴ける感覚があります。とりあえず買い換えまでの繋ぎと、BA の音に疲れたときのリハビリ用としては十分良い買い物だったと思います。
でもやっぱり耳に馴染んだ EX800ST の音が恋しい、というのも事実なんですよね。インフレが進むイヤホンの世界では今やリーズナブルとさえ言える価格帯だし、一本買い直してもいいかもなあ。

Shure / SE215 Special Edition

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投稿者 B : 22:15 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2016/07/28 (Thu.)

MDR-EX800ST を洗濯してしまった件について(泣

私は外から帰ったらまずポケットに入れている電子機器を充電する癖がついているので、ポケットに入れたまま洗濯に出すなんてことはまずしないんですけどね。昨夜は珍しく家に帰る前にイヤホンを外してポロシャツの胸ポケットにしまってしまい、しかも暑くて汗だくになったこの服を早く脱いでシャワー浴びたい!という一心で、何も考えずにポロシャツを洗濯カゴに突っ込んでしまいました。

そしたら今朝、出かけようとしたときにイヤホンが見当たらない。記憶をたどっていったら、洗濯機の底から発見されました(泣

MDR-EX800ST

一応、表面的には乾燥させて音を出してみたところ、右はバランスがちょっとおかしいけどまあそれなりに鳴ってる。でも左が妙に小さな音でしか再生されません。よく見てみると、ハウジングにちょっと隙間ができているように見えました。で、触っているうちにハウジングがあっさり割れて(接着されていたのが外れて)しまったという(;´Д`)。
割れたハウジングの中を見てみると、白いほうのケーブルが断線しているじゃないですか。これじゃまともに音が出るわけがありません。

さすがにこれは修理のしようもないので、買い換えるしかないですね...。MDR-EX800ST は 4 年あまり愛用してきて外観的にも音質的にもずいぶんヘタッてきていたから、たぶん今年の秋にモデルチェンジしそうなソニーの XBA-A シリーズの後継機種が出たら買おうかなあ、とは思っていたんですが。今の XBA-A2/3 あたりを買っちゃっても良いんですけど、ソニーのハイブリッド型(BA+ダイナミック)は年々良くなっていっているので、たぶん次もさらに良くなるんじゃないかと。
買い換えまでの繋ぎはかなりグレードが落ちるけど MDR-XB90EX で凌ぐかなあ。これもステレオミニジャック付近が断線しかかっていて怪しいんですけどね...。EX800ST を買って以来、気に入ってしまって他にほとんど浮気をしなかったら、こういうときのバックアップに使えるレベルのものが手元にないという。繋ぎ兼サブ機として 1 万円くらいのものなら買っても良いかなと思っているんですが、どれにしようかな。久々に Shure のエントリーモデルにでも手を出してみますかね...。

Shure / SE215 Special Edition

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投稿者 B : 23:08 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2016/07/25 (Mon.)

YAMAHA RX-A2050

我が家で今まで使っていた AV アンプは、ヤマハの中上位機種「DSP-AZ2」。

DSP-AZ2

2003 年の夏に導入したものなので、もうかれこれ 13 年選手。その後、DVD の時代が BD や 4K の時代に変遷し、映像信号もアナログコンポーネントから HDMI に変わりました。でも物理的にも金額的にも大きな買い物だし、いろいろな規格の世代交代のタイミングを見計らっていたら、なかなか買い換えに踏ん切れなかった...というのもありますが、買い換えようと思うたびに魅力的なカメラやレンズが出てきてこっちにお金が回らなかったというのが実情です(ぉ。
今年はようやく欲しいカメラ機材が一段落ついたし(EOS 5D4 が出そうな気配はあるけどしばらく様子見のつもり)、規格周りも 4K/HDR/HDCP 2.2/DOLBY ATMOS/DTS:X と出揃ってそろそろ頃合いだろうと思い、宿願だった AV アンプの買い換えをついに実施しました。

ヤマハ / AVENTAGE RX-A2050

RX-A2050

買ったのは、DSP-AZ2 からほぼ同クラスの機種にあたる「RX-A2050」。さすがに 13 年も経つと機能面ではエントリークラスでもほぼ十分になってしまい、当時と違って最大でも 5.1ch サラウンド環境に甘んじている私にとってはオーバースペック感がありますが、ここのグレードを下げることは私のプライドが許さなかった(笑。もはや単品オーディオを揃えるのは前時代的な趣味であることは自覚していますが、自宅でくらい自己満足できる音で映像や音楽を楽しみたいじゃないですか。

ちなみにこれを注文して自宅に届く前日に後継機種の「RX-A2060」が発表されてしまいましたが、私の使い方ではほぼ差がないレベルのマイナーチェンジモデルなので大丈夫です(´・ω:;.:...

RX-A2050

相変わらず大ぶりな本体。さまざまな機器の接続が HDMI 経由になったからには背面の端子はかなりスッキリしているだろうと思ったら、相変わらず大量のコネクタが並んでいます。相変わらず赤白のアナログオーディオ入力は健在だし、プリアウト端子やさらに多チャンネルになったパワーアンプもあるので、AZ2 比で背面の混雑ぶりは大きく変わっていません。さらに「ZONE OUT」端子(ケーブルを引き回して他の部屋でも音を鳴らすための端子)があるのが、この機種のメイン市場が狭い日本じゃないんだなあ、ということを思わせます。

個人的には、ようやく HDMI 対応の AV アンプになったことで、機器の接続がかなり楽になったことと、HDMI コントロールベースで機器を操作できるようになったことの恩恵が大きいです。あと、アンプがネットワーク(有線/無線)対応になったことにも時代を感じます。

RX-A2050

前面パネル内の操作周りは案外変わっていませんね。まあ、OSD がショボかった当時のモデルと違い、今は画面を見ながらリモコンで設定変更したほうが楽なので、本体の操作パネルを使うことはほぼないと思いますが。

RX-A2050

何はともあれセットアップ。ケーブルの接続自体は大したことありませんが、ラックの背面に溜まった埃を掃除しながらだと丸一日がかりの大仕事です。

スピーカはこれまた 12 年選手の B&W 704(サラウンドは DM600S3)、スピーカケーブルは一昨年の暮れに導入した QED Silver Anniversary XT。ようやく新しいアンプに繋いでやることができました。

RX-A2050

リモコンも、かつてのゴツかったものとは違って細長いシンプルなものに変わっています。もはや操作は GUI を使ったメニューベースなので、これで十分です。
スマホアプリから操作することもできるようですが、他にも機能があまりにも多すぎて全てを把握できていないので、追い追いいじっていきます。

RX-A2050

GUI になった OSD。今まで使っていたものが QVGA くらいしか解像度がなくてしかも全部英語だったので、とても分かりやすく快適に操作できるようになりました。なにげに他の機能アップよりもこれが一番嬉しいかもしれません(笑

ただ、イマイチな部分もあって、

RX-A2050

操作は基本的に BD などのソース映像を表示したまま、その上にオーバーレイする形でメニューが表示されるのですが、これがトップメニューは画面左端から表示されるのに、

RX-A2050

各設定項目は画面下端から表示されるというのが分かりづらい。おそらく意味があってやっていることなのでしょうが、操作に一貫性がなくてプチストレスを感じます。まあ慣れの問題でしょうが...。

RX-A2050

この変な物体は、ヤマハのスピーカ自動調整機能 YPAO(Yamaha Parametric room Acoustic Optimizer)のために使うマイクです。これをアンプ前面の端子に接続し、三脚にセットして自動調整プログラムを実行します。

RX-A2050

そうすると、マイクで各スピーカの設置位置や特性からスピーカレベルやイコライザを自動調整して、視聴ポジションで最適な音場になるように調整してくれます。
スピーカの接続や設置は自分でできても、サラウンドの音場を素人が自分の耳を頼りに調整するのは難しいですし、リビングシアターだとスピーカの配置自体に自由度がないこともあるので、この自動調整機能はとてもありがたい。

RX-A2050

HDMI 端子は HDMI コントロールに対応しているので、テレビと繋げばテレビ側が自動的に音声出力を内蔵スピーカから AV アンプ側に切り替えてくれます。今までは AV アンプを使うときにはわざわざテレビの音量を手動で落としていたので、これはラクだ。

RX-A2050

音質に関しては、買ったばかりなのでストレートデコードの音がまだまだ硬い印象がありますが、HD 音声フォーマットに対応したこともあり、BD の音の情報量がより緻密に、かつクリアになった印象。今まで聴いていた音よりもグレードが上がって聞こえるので、BD を観るのがより楽しくなりました。

このまま機械任せで使っても十分満足ですが、多機能ゆえにいじり甲斐のある AV アンプなので、この夏休みにいろいろ遊んでみようと思います。

ヤマハ / AVENTAGE RX-A2050

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投稿者 B : 20:50 | Audio | Audio & Visual | コメント (0) | トラックバック

2016/07/22 (Fri.)

EPSON EH-TW8300

エプソン、4K/HDR対応で30万円台のプロジェクタ「EH-TW8300」。レンズ電動化 - AV Watch

エプソンがホームシアタープロジェクタの新製品を発表しました。

「EH-TW8300」は、4K 対応ながら 40 万円を切った意欲的なモデル。Wireless HD 対応の「EH-TW8300W」のほうは 4K 映像のワイヤレス伝送に対応し、設置性の高さもあります。

我が家もプロジェクタの買い換えは数年来の課題ではありますが、そろそろ 4K の世代が見えてくる今、2K のモデルを買うことには若干抵抗もあります。とはいえ 4K ソースはまだまだ少ないし、そもそも 4K モデルは高価すぎて買えない、というジレンマもありました。そこになかなかの意欲作の投入ではありますが、若干怪しいのが 4K の実現手法。
このモデル、表示パネル自体は 4K ではなく 2K にすぎません。それを高速振動させることで「画素ずらし」を行い、パネル解像度の 4 倍の解像度を作り出すというやり方で 4K 表示に対応しています。そういえばペンタックスの一眼レフにはセンサシフト式手ブレ補正機構を応用して画素ずらしを行う超解像技術が搭載されていますが、考え方はそういうことなのでしょう。しかし画素ずらしで本当にまともな画が出るのか?というのは疑問が残るところですが、昨年発売された上位モデル EH-LS10000 でも(若干仕組みは違うけど)同様の画素ずらし疑似 4K 対応らしく、レビュー記事を見てみました。

【西川善司の大画面☆マニア】第204回:レーザー+4K対応。エプソン入魂の最上位プロジェクタ - AV Watch

やはり得手不得手はあるけど疑似 4K としては悪くない画質、ということのようですね。既存のリアル 4K プロジェクタ最安モデル(ソニー VPL-VW315 で 80 万円前後)の半額でこれなら、悪くないかもしれません。どちらにしても一度自分の目で画質を確認してみたいですが。

2K プロジェクタの上位モデルもマイナーチェンジしています。

エプソン、Bluetooth対応フルHDプロジェクタ「TW6700」 - AV Watch

ソニーの SXRD プロジェクタが 4K 以外はもうやる気がない現状からすると、2K を買うなら最有力はエプソン、その中でも本命はこの前モデル TW6600 かな、と思っていました。そのマイナーチェンジである TW6700 もかなり完成度が高そうですが、先代からの変更点は最大輝度向上と画処理周りの改善、UI 改良あたりが中心であれば、TW6600 の処分価格を狙うという選択肢もありそうです。20 万円前後で Wireless HD 対応の 2K 上位機種という、なかなかお買い得感のあるモデル。エントリー機の TW5350 もコストパフォーマンスがすこぶる良いのですが、レンズのズーム比が低かったりワイヤレス非対応だったり、設置性に制限があるんですよね。

まあ私は買えたとしても最速で冬になるでしょうが(それまでに他に欲しいものが出てこなければ...レンズとか)、これから秋にかけて他社からもプロジェクタの新製品が出てくることでしょうし、しばらく新商品ニュースをチェックしていきたいと思います。

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2016/06/01 (Wed.)

MDR-100ABN が気になっている件

【レビュー】ソニーのBluetooth/NC全部入りヘッドフォン。「無線でもハイレゾ相当」の実力は? - AV Watch
【ミニレビュー】音楽を聞いて仕事に集中に最強! ソニー「MDR-100ABN」 - AV Watch

ちょっと前のレビュー記事ですが、定期的に読み返しては MDR-100ABN が欲しいなあ、でもどうしようかなあ、と考えています。

旅行/出張用のノイズキャンセリングヘッドホンとして去年 MDR-10RNC を買ってそれなりに満足しているんですが、それなりにかさばることと音質的にもう一歩突き抜け感が足りないのがやや不満。
その点 MDR-100ABN は、

  • ハウジングをヘッドバンド側に折り込んでコンパクトにできる
  • ノイキャンなのにハイレゾ対応。しかもスペックだけじゃなく実際に MDR-10RNC より音が良い
  • Bluetooth ワイヤレス対応
  • USB 充電が地味に便利。MDR-10RNC の乾電池式も旅先での入手性という意味では良いけど、充電式でも 20 時間もてば実用上十分
ということで、MDR-10RNC の不満点を全て潰した上でさらに付加価値がついているんですよね。

買わない理由はないくらいに商品性は高いんですが、ネックは価格。私は日常的にはカナルタイプイヤホンを使っていて、旅行や出張でオーバーイヤーヘッドホンを使うのはせいぜい月に一度。そのために 3 万円払うのはさすがに費用対効果上どうかと思うし、MDR-10RNC を買ってまだ一年経ってないし、と自ら却下してはしばらくしてまた欲しまる、というサイクルを繰り返しています(´д`)。
ヨドバシのポイントを放出すれば買えなくはないんですけどね...。

ソニー / h.ear on Wireless NC MDR-100ABN

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