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2016/10/26 (Wed.)

XBA-N1/3 も見てきました

銀座ソニーショールームにてウォークマン A30 シリーズと一緒にこの秋の新作ヘッドホン群も試聴してきました。

XBA-N1

まずはカナル型ハイブリッドイヤホンの新製品「XBA-N1」。これまでの XBA シリーズの物量感ある見た目から一転、かなり控えめなデザインになりました。初めて製品写真を見た瞬間は、三つの円筒を互い違いにくっつけたようなデザインがちょっとカッコ悪いなあ、と思いましたが、実物を見てみると案外悪くない。耳につけた状態で外から見ると単にコンパクトなカナル型イヤホンをつけているようにしか見えず、これは思ったよりも全然イイかも。

音に関しても、ダイナミック・BA ともにドライバが小型化されたことで逆に悪くなったり無理したような音になっているんじゃないかと思いましたが、(私は今までの XBA シリーズは自分で買ったことがないので、あくまで試聴ベースの比較ですが)XBA-A2 あたりと比べて音質は同等以上を保ったまま小型化に成功しているのでは、と感じました。ソニーの音らしくドンシャリ傾向ではあるものの、見た目に反して低音もきっちり出ていて、かつあまりブーミーではなく締まりのある低音。
ハイレゾ対応の BA ドライバは高域の伸びが良く、今メインで使っている SE215SPE よりも対応周波数の広さを実感できます。個人的には、ヴォーカル系の曲にはやはり BA よりもダイナミックドライバの温かみのある音の方が好みではありますが、そろそろ BA への移行を考えている身にはちょうど良い選択肢かな。

XBA-N3

続いて上位機種である XBA-N3。N1 とほぼ同デザインのため同外装で中身が違うだけかと思ったら、外装の仕上げから何から N1 とは別物なんですね。付属のケーブルも半透明なスモークグレーで高級感あるし、この見た目だけで N3 を選ぶしかないような気がしてきます(錯乱

音のほうは、N1 を最初に聴いたときは N1 で十分じゃね?と思っていたんですが、N3 のほうが密度が高くてコッテリドッシリした音。この後に改めて N1 を聴くと今度は中域がスカスカに感じてしまいました。N1 も N3 も従来の XBA-A シリーズのように「どう?解像してるでしょ?」とでも言いたげなカリカリな音を出してくるので、ダイナミックドライバをずっと使い続けてきた耳には聴き疲れしそうだな、という不安もありますが、今から買うなら N3 かなあ。XBA-A2/3 もこれまで何度か買いかけたんですが、やっぱりあのドデカいユニットに躊躇した部分もあるので、音的にはほぼ同等以上で小型化してきた N3 は歓迎したい。小さくて軽くなったからいいんだけど、シュアー掛けできなくなってしまったのだけが残念です。

MDR-1000X

それからもう一つ気になっていたのが、ワイヤレス NC 対応のハイエンドヘッドホン「MDR-1000X」。こないだ MDR-100ABN を出したばかりなのにもう上位機種を出してくるなんて!と驚きましたが、デザインは MDR-100A シリーズよりも随分落ち着いた大人向けの仕上がりで、私好み。買うならブラックと思ってましたが、このグレーベージュもなかなかいい色じゃないですかー。

試聴機は Xperia に入ったハイレゾ FLAC ファイルを Bluetooth(LDAC)経由でしか聴けなかったのであくまで「ハイレゾ相当」でしかありませんが、ウォークマン A30+MDR-100A の優先接続に比べるとさすがにややナローレンジになってしまいます。これは単に Bluetooth 経由のために情報量が損なわれている以上に、ノイズキャンセリングの影響で音が歪んでいるのもあると思います(NC を切ってみましたが、ショールームの騒音がうるさくて比較にならず)。でも、今私が使っている NW-A17+MDR-10RNC より全然いい音だし、NC の効きもいい。
あとヘッドホンのハウジング部がタッチパネルになっていて、このタッチによる操作(楽曲の再成形操作と音量操作)がけっこうイイ。まあポケット内のウォークマンやスマホを操作すればいい話ですが、満員電車だと意外とポケットに手を突っ込むのが大変だからつり革を持つ手を一瞬耳元に持って行った方が楽だし、ウォークマンならまだしもスマホだと「ポケットに入れたまま画面を見ずに再生操作」をするのも難しい。この操作系はよくできていると思います。

MDR-1000X

そして MDR-1000X でもう一点気になっていたのが、折りたたみに関して。
メーカー推奨の折りたたみ方は、上の写真のようにハウジングを水平に寝かせた上で折りたたむスタイル。MDR-10RNC のように平たくはなるけどデッドスペースも大きい折りたたみ方はあまり可搬性が良くなく、こうやって薄さ・体積ともに極小にできる機構は本当に良いものです。でも私が確認したかったのはこれに加えて、

MDR-1000X

MDR-100A シリーズのようにハウジングを寝かせずに折りたたんでフットプリントを小さくするスタイルにできるかどうか分からなかったのですが、試してみたらできました。
バックパックの空きスペースに突っ込むときとか、薄さよりも「小さいカタマリ状にできること」のほうが重要な場合もあるので、これができて良かった。

MDR-100ABN

ちなみに MDR-100A シリーズの折りたたみはこんな感じ。こちらは 1000X のように薄いスタイルにはできませんが、ハウジング自体が 1000X よりも小さいこともあり、コンパクトさでは 100A のほうが上。まあ微々たる差ですし、価格差も 5,000 円くらいしかないので、今から買うなら間違いなく 1000X でしょう。

というわけで NW-A30 も XBA-N3 も MDR-1000X もまんまと欲しくなってしまったわけですが、いっぺんに全部は買えないなあ。本来の優先順位的には XBA-N3 なんだけど、どうしようかなあ...。

ソニー / MDR-1000Xicon

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投稿者 B : 22:13 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2016/10/24 (Mon.)

WALKMAN A30 シリーズを見てきました

数寄屋橋ソニービルでの営業を終了し、9 月に銀座四丁目交差点の「GINZA PLACE」に移転オープンしたソニーショールームにようやく行ってきました。10 月は忙しすぎて行く余裕がなかった(´д`)。

GINZA PLACE

日産のショールームが入居しているビルの 4~5F がソニーショールーム/ソニーストア銀座。ソニービル時代に比べると総フロア面積は半分以下という印象で、かなりこぢんまりしました。4F の大半がカメラで片隅に Xperia・VAIO、5F にオーディオと BRAVIA、PlayStation というフロア構成。狭くはなったけど今やショールームであえて展示する商品もその程度まで減っちゃったんだなあ、と考えると寂しい限りではあります。

ともあれ、訪店の目的の一つは新しいウォークマンの実機を見ること。スペック的には NW-A17 から買い換えてもいいと考えていますが、実際の音はどうでしょうか。

NW-A30

筐体は金属のカタマリ感があって、なかなか悪くない。A10/20 シリーズはデザインも質感も結局あまり好きになれませんでしたが、A30 はシンプルなデザインながらいかにもいい音がしそうな重厚感がありますね。最近はデジタル製品の外装にアルミが使われることが多くなりましたが、安易にヘアライン加工を入れる製品が増えすぎて(あれ、線の太さとか密度をちゃんと計算して入れないと逆に安っぽく見えるんですよね)控えめにブラスト加工した金属外装のほうが高級感があるように思います。

NW-A30

A10/20 からすると分厚くなってしまったのが残念ですが、音質のためと思えばまあ許容範囲でしょうか。ZX シリーズのように OS-CON を搭載するための物理的な厚みが必要だったというわけではないようですが、タッチパネル搭載やバッテリの大容量化、シャシーの剛性強化などを含めばこれくらいになるのは仕方ないかな。ハイレゾを鳴らすだけならスマホでもできる世の中になってしまったので、専用機の必要性を見出すならこうなりますよね。別途ポタアンを持ち歩く必要がないと考えれば(と自分に言い聞かせる

再生と音量系の物理キーが側面にまとめられたのも歓迎です。A10 の十字キーは誤操作が多かったので。曲選択はタッチ、あらかじめ設定したプレイリストで単に再生やスキップをしたいときはポケットに手を突っ込んで物理キー操作、という使い分けは理にかなっています。

NW-A30

一部で「もっさり」と言われていた操作性は...まあこんなもんかな。操作に対するレスポンスは期待値より 0.1 拍くらい遅いし、曲リストをスクロールさせたときの表示もスマホに比べてフレームレートが低いような印象(普段使っているスマホが 60fps だとすると、A30 は 20~30fps くらいの感覚)は受けるけど、まあ使い物にはなります。ただアルバムやプレイリストなど「一覧系」の表示がちょっと遅いのが気になりました。ソニーの AV 機器って昔からこういう大量コンテンツの一覧表示が遅いですよね...。展示デモレベルでこれなので、実運用で数千曲のライブラリを突っ込んだらどうなるのか、はやや心配です。
あと展示機には内蔵メモリにしかデモ楽曲が収録されていませんでしたが、microSD に収録された楽曲の操作レスポンスはどうなんでしょうね。Class 10 以上のカード限定とかでもいいから、内蔵メモリと同等のレスポンスで動いてほしいものです。買うとしたら最低容量の A35 を買って、原則 microSD で運用しようと考えているので...。

音質に関しては、あまり長時間試聴できたわけではありませんが、それでも明らかに NW-A17 よりも内蔵アンプの駆動力も分解能も上がっていることを実感できました。私の NW-A17 では MDR-1A を使って聴くとやや平板な印象になり、ヘッドホンのポテンシャルを引き出し切れていない感覚がありましたが、試聴機の NW-A30 と MDR-100A との組み合わせでは音の定位がより明確になり、よりパワフルに鳴らせている印象がありました。これは確かに買い換える価値ありますね。

NW-WM1Z

ショールームにはハイエンドウォークマン NW-WM1Z/WM1A と MDR-Z1R の組み合わせもあったため、こちらも軽く試聴してみました。

...う~ん、これはウォークマンではないな。鳴り方が据置型のアンプとスピーカで聴いているのに近い。サイズ的に持ち歩いて使うようなものでもないけど(笑。

せっかく NW-A30 を試聴してこれイイな、と感じていた印象が WM1Z に上書きされてしまいました(;´Д`)ヾ。これ軽い気持ちで試したらあかんやつや...。

ソニー / WALKMAN NW-A35icon

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投稿者 B : 22:30 | Audio & Visual | WALKMAN | コメント (0) | トラックバック

2016/10/04 (Tue.)

WALKMAN A30

出力向上、DSD対応、タッチパネルになった新ウォークマン「A30」。22,000円~ - AV Watch
ソニー / WALKMAN NW-A30 シリーズicon

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ウォークマンの新製品「A30」シリーズが発表されました。

昨年の A20 シリーズはあくまでマイナーチェンジだったので、約二年ぶりのフルモデルチェンジ。タッチ中心の操作系への刷新(しかし Android ベースではない模様)とアンプ出力の向上、それから PCM 変換ながら DSD フォーマットの再生に対応したことが大きな変更点と言えます。

私は NW-A17 を二年間使ってきて、それなりに気に入ってはいるものの、さすがに大量の楽曲から選択するのにボタン操作はいい加減まどろっこしいこと(特に再生中に上下ボタンを押すとアルバム選択画面になって、誤操作で再生中のアルバムやプレイリストから切り替わってしまう事故が多発)と、MDR-1A のようなヘッドホンを鳴らすには内蔵アンプが非力なことに不満を感じていました。
A30 シリーズではそのあたりの不満点が解消されているようで、旧シリーズからの買い換え候補としては良い製品に仕上がっていそうです。やや分厚くなってしまったことは残念ですが、高音質かとのトレードオフと考えれば許容範囲。A17 にポタアンを外付けするくらいなら、A30 単体を持ち歩いた方が遙かにマシでしょう。

これはぜひ買い換えたいところですが、今年は優先順位的にはイヤホンなんだよなあ。でもローエンドモデルの NW-A35(イヤホン別売モデル)なら 2 万円そこそこで買えてしまうし、内蔵メモリの小ささは microSD 増設でカバーできるし、付属イヤホンはどうせ使わないし、試聴して良ければ勢いで買ってしまうかもしれません。

ヘッドホン/イヤホンの新製品も一斉に出てきました。

最高クラスのNC、非ハイレゾでも高音質化再生。ソニー無線最上位ヘッドフォン「MDR-1000X」 - AV Watch
ソニー / MDR-1000Xicon

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オーバーヘッドタイプのハイレゾ・ノイキャン・ワイヤレス全部入りモデルの決定版と思われた MDR-100ABN に早くも上位モデルが登場。さらなる高音質化とデジタルノイズキャンセリングの性能向上、加えて非ハイレゾ音源をアップスケール再生する「DSEE HX」まで搭載した豪華版です。デザインは MDR-100ABN のテイストを踏襲しながらより大人向けな仕上げになっていて、これいいなあ。

定期的に MDR-100ABN が欲しい衝動に駆られる私としてはソソられる製品で、今から 100ABN 買うくらいなら 1000X 買っちゃえば!とも思ってしまうところですが、気になるのは持ち運び時にどこまでコンパクトにできるか。公式サイトの説明を読む限りでは 100ABN ほどは折りたたみができないように見え、普段使いではなく出張のお供にしたい(そのためにあまり折りたためない MDR-10RNC から買い換えたい)用途には合わないようにも思えます。これは一度実機の状態を確認したいところ。

ソニーのハイブリッドイヤフォンが進化。BA軽量化、体積30%減。4.4mmバランスケーブルも - AV Watch
ソニー / XBA-N3icon

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「XBA」ハイブリッド型カナルイヤホンもモデルチェンジしました。今回「2」番台がなくなり、いずれも 2 ウェイの「XBA-N1」と「XBA-N3」。BA ドライバの小型化と Φ9mm のダイナミックドライバのハイブリッドで、形状は共通、差分は一部の使用部材と「N3」のみに低音増強用と思われる音響管が搭載されていること、のようです。
従来の XBA シリーズはドライバユニット部の大きさがネックだったので大幅な小型化は歓迎ですが、ダイナミックドライバが Φ9mm になったのがやや不安。今まで長年 Φ13.5~16mm ドライバのパワフルな音を聴き慣れてきたせいで、Φ9mm では物足りなく感じそうな気がするんですよね。当然モデルチェンジにあたっては従来モデルと同等以上の音質を狙いつつ小型化はしているんでしょうが、こればっかりは音を聴いてみないことには何とも言えません。あとは「シュアー掛け」ができる形状じゃなくなったことと、そもそも見た目がソソられない、というのが最大の弱点かもしれません。

洗ってしまった EX800ST の代替として出たら即買うつもりだったんだけど、どうしようかなあ。とりあえず試聴するまで判断は保留にしますが、納得いく音じゃなかったら改めて EX800ST を買い直すことにするかもしれません。

投稿者 B : 23:30 | Audio & Visual | Headphones | WALKMAN | コメント (0) | トラックバック

2016/09/10 (Sat.)

ONKYO W800BT

オンキヨー、左右完全独立型Bluetoothイヤフォン。付属ケースで5回フル充電 - AV Watch

W800BT

オンキヨーから完全ワイヤレス型の Bluetooth イヤホン「W800BT」が発表されました。

完全ワイヤレス型の BT イヤホンは、昨年末にクラウドファンディングから「EARIN」が誕生したばかり。私も気にはなっていたものの、連続バッテリ駆動時間が実質 2.5 時間というのはちょっと短いし、音質的に納得のいくものかどうか判らないのでせめて二世代目が出るまで様子見かな、と思っていました。でもこれは大手メーカーもすぐに追随して 2~3 年のうちいトレンドになっていくだろうな、と思っていたらいきなり Apple が「AirPods」を出してきて、直後にオンキヨーもリリース(オンキヨーは夏のポタフェスで参考出品していましたが)。これは年内にあと何社かから出てきて、スマホ用イヤホンのいちジャンルとして確立する日も近そうです。

このオンキヨーの W800BT は国内大手メーカーとしては初の完全ワイヤレス型ということで待望の製品だし、デザイン的にも割と好みのタイプなのですが、残念なのが Bluetooth 周りのスペック。コーデックが SBC にしか対応していないため、そこが音質のボトルネックになってしまう可能性が高い。EARIN が SBC/AAC/aptX のマルチ対応なのと比べると、どうしても見劣りしてしまいますね...。でもとりあえず一度実機の音を聞いてみたいところです。

私はメインイヤホンだった MDR-EX800ST が壊れてしまい、この秋に発売されるだろうソニーの XBA シリーズの新型を買おうと思っていました。が、Bluetooth 完全ワイヤレス型がこのまま一大勢力となるなら、それもちょっと考え直さなくてはならないかもしれません。ソニーから XBA-A2 くらいの音で、aptX/LDAC に対応した完全ワイヤレス型が出てきたりしたら、間違いなくそれ一択なんだけどなあ。

投稿者 B : 18:00 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2016/09/06 (Tue.)

Sony VPL-VW5000

ソニー、4K+HDRで5,000ルーメンのレーザー光源プロジェクタ「VPL-VW5000」。800万円 - AV Watch
ソニー / VPL-VW5000icon

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ソニーから 4K SXRD プロジェクタのフラッグシップモデルが発表されました。お値段ははっぴゃくまんえん...って無理(;´Д`)ヾ。

あの史上初の SXRD プロジェクタ「QUALIA 004」ですら 240 万円だったので、これはちょっと度肝を抜く価格帯。なんか QUALIA 004 ががんばれば買える値段に見えてきてしまいます(汗。
まあ 4K SXRD に加えてレーザー光源、HDR 対応といった現時点で考えられる最高のスペックを詰め込んだものなので高くなるのは分かりますが、ここまでになるともう個人ではなく富豪か有力プロダクションの試写室レベルですね。でも一般的なプロジェクタの光源では難しいと思っていた HDR 対応や BT.2020 の広色域に対応した映像というのがどの程度のクオリティなのか、一度でいいからこの目で見てみたい、という思いはあります。

こういうのはハイエンド品の技術が数年かけて一般機まで降りてくるものですが、個人的に期待したいのはレーザー光源について。今までのプロジェクタでは、半導体の量産原則に従って表示パネルは時間の経過と共に安くなるものでしたが、光源(ランプ)のコストはなかなか下がらず、ハイエンド品はキセノンランプだけど普及品は UHP 光源、という状況が長らく続いてきました。詳しい原理までは把握していませんが、VW5000 の光源は半導体レーザーということで光源自体の寿命も UHP の 6 倍以上(下位モデルの VW535 が低輝度モードで 6,000 時間なのに対して、VW5000 では 40,000 時間)と長い上に、量産が進めば中長期的にはおそらく光触媒系ランプよりも低コストにできるはず(まあ、より一般的な照明でさえ、まだまだ蛍光灯よりも LED のほうが高いですが)。なのでこの製品自体はとても買える値段ではありませんが(;´Д`)、この技術が早く普及価格帯まで下りてきてくれることを願うばかりです。

ソニー、HDR放送対応の4Kネイティブプロジェクタ「VPL-VW535」。100万円 - AV Watch
ソニー / VPL-VW535icon

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普及価格帯...ではないですね(;´Д`)、普通の感覚で言えばこれでもハイエンドモデルにあたる VW500 シリーズもモデルチェンジしました。こちらは旧型 VW515 からコントラスト比の向上と放送規格の HDR 対応がメインのマイナーチェンジモデル。これでもひゃくまんえんするのでとても手が出る値段ではありません(;´Д`)。
液晶テレビのほうは 4K でも 40inch クラスなら 10 万円強からある現在、プロジェクタのほうはなかなか値段が下がってきませんが、こればかりは市場の大きさの違いですかね。時流に反して今でもホームシアターを維持したい私にとっては、なかなか辛い時代です。

ソニー製だとこの下は 2K の VPL-HW60 になってしまって、それでも 30 万円を超えてくるので、手が出せるラインという意味ではやっぱりエプソンが最有力になりますね。2K だとミドルレンジの EH-TW6700 あたりが最も価格性能比が良い印象ですが、擬似 4K ながら EH-TW8300 のほうも悪くなさそう。懐事情的にこの冬に買えるかどうか微妙なところですが、一度自分の目でチェックしに行ってきたいと思います。

投稿者 B : 23:31 | Audio & Visual | Visual | コメント (0) | トラックバック

2016/08/27 (Sat.)

Blu-ray 対応不織布ファイルケース

昔からよく CD/DVD の保管用に使われている不織布のケース。これ、Blu-ray には適していないというのは意外と知られていない事実だったりします。
私は知識はあったんですが、DVD 時代から長年使い回している無印良品の CD/DVD ホルダー(ファイルタイプ)が何個もあって、全部入れ替えるのもめんどくさいしと思って放置してたんですよね...。

無印良品 CD/DVD ホルダー

すると、見事に BD の記録面に不織布のパターンが転写されてしまっていました。こうなってしまうともう再生不可能。PC でも BD プレイヤーでもまともに読み取ることさえできません。

無印良品 CD/DVD ホルダー

この表面に凹凸のある粗いパターンがダメみたい。

再生不能になってしまったディスクはまだごく一部、それも古いものなので、他に被害が広がってしまう前に BD 対応の不織布ファイルケースを買ってきました。

エレコム / Blu-ray/DVD/CD 用ディスクファイル 72 枚収納 CCD-FB72BU

CCD-FB72BU

家電量販店に行くと「Blu-ray 対応」として、BD にも使える各社の不織布ケースが並んでいます。とりあえず適当にエレコム製品を選択。

CCD-FB72BU

パッケージには不織布の違いについての解説が書かれています。BD は CD/DVD に比べて保護層の厚みが極端に薄いため傷が付きやすいと言われていましたが、引っかき傷ではなくこういう傷付きにも弱いというのは盲点でしたね。
ところで保護層のハードコートを訴求している TDK の「超硬」シリーズだったらこういうのにも強かったりするんでしょうか。

CCD-FB72BU

ファイルケースのデザインは見るからに事務用品然としていて、面白みは全くありません。
スリーブケース付きなので、本棚等に入れておいても他のモノに圧迫されにくい、というのはメリットかな。

CCD-FB72BU

不織布は今まで使っていたものよりも明らかにキメが細かい。凹凸も少ないし、これなら BD の記録面を傷つけることもなさそうです。
とりあえずお試しのつもりで一つ買ってみたけど、これならあと何個か買っても良さげ。

CCD-FB72BU

まあ、最近は SVOD が当たり前になりつつあるので、個人で映像ライブラリを持つ意味も薄くなってきてはいるんですよね。セル BD を買うことも以前より少なくなったしなあ。
「とりあえず録画して BD-R に焼いただけ」で全く観てないようなのもけっこうあるし、この際だから本当に残しておきたいやつ以外は処分してしまおうかな。

エレコム / Blu-ray/DVD/CD 用ディスクファイル 72 枚収納 CCD-FB72BU

B00SGJ1TK2

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2016/08/23 (Tue.)

YAMAHA AV CONTROLLER

AV アンプを買い換えたものの、忙しくて今までと同じ使い方しかできていませんでしたが、せっかくなので新機能も試してみました。
私が特に気になっていたのは、Ethernet/Wi-Fi 標準搭載になったことで追加されたネットワーク前提の機能。中でもスマホアプリでアンプの操作ができるというのは便利そうなので、アプリを入れてみました。

AV CONTROLLER - Google Play の Android アプリ

YAMAHA AV CONTROLLER

赤外線リモコンで使っている限りは今までの AV アンプと何ら違いはありませんが、スマホアプリでいじれると急に未来に来た感が出てきますね(笑。
「AV CONTROLLER」アプリは一見シンプルな UI ですが、触ってみると実はむちゃくちゃ多機能です。

YAMAHA AV CONTROLLER

まずは「入力選択」による入力切替機能。HDMI やアナログビデオ/オーディオ入力を切り替えられるのは当然として、AirPlay や DLNA、Bluetooth などネットワーク越しのオーディオソースも横並びで選べるのは従来の AV アンプと大きく異なるところ。特に DLNA サーバから階層をたどってコンテンツを選んで...というのは赤外線リモコンのカーソルキーなんかじゃやってられないので、そういう操作はもうスマホベースでやりたいところ。

ちなみに機能タブ左端の「ゾーン選択」は複数の部屋にアンプやスピーカを設置した際のコントロール機能ですが、私はまず使うことはないかな(笑

YAMAHA AV CONTROLLER

ヤマハ製 AV アンプの代名詞である DSP もタッチで切り替えられます。これだけメニューが多くなってくると、リモコンや本体上のダイヤルで選ぶのもかったるいので、直感的に分かりやすい GUI を使えるのはありがたいところ。

YAMAHA AV CONTROLLER

さらには各 DSP に関して、効果の強さを調整することができるようになっています。この機能を見つけたときはちょっと驚いたのですが、さらには

YAMAHA AV CONTROLLER

「Advanced」を選択すると、スピーカのチャンネルごとにパラメータを細かくいじれるようになっています。これ素人が下手に手を出したら戻せなくなるやつや...。
いじったらいじったで奥深いんでしょうが、私はせいぜい「Basic」で部屋の広さを設定する程度に留めておくことにします(´д`)。

YAMAHA AV CONTROLLER

「シーン選択」タブでは、入力切替と DSP 設定を一発で変更できるユーザー設定が保存できるようになっています。BD で映画観るとき用とか CD で音楽聴くとき用とかをセットしておいて、普段はここで切り替えるだけ、みたいな使い方がメインになるでしょう。通常だと入力ごとに最後に選択した設定を憶えておく程度の機能しかありませんが、ひとつの入力端子に対しても用途に応じて設定を変えたモードを複数切り替えられる、というのはアプリ化の大きなメリットだと思います。

YAMAHA AV CONTROLLER

本体の設定もほぼ一通りアプリのオプション画面から変更可能。リモコンベースの OSD が GUI になって扱いやすくなったとはいえ、これだけ設定項目が多岐にわたるとスマホアプリでいじったほうが圧倒的に早いですね。これは物理リモコン使わなくなりそうだなあ。

YAMAHA AV CONTROLLER

スマホ(およびタブレット)アプリということで、スマホに保存されている音楽ファイルを Wi-Fi 経由でアンプから再生することも当然可能。ハイレゾ音源(FLAC)も普通に再生できて、これは CD 要らずになりますね...。
なお、RX-A2050 自体は Bluetooth 経由でのワイヤレス再生も可能ですが、対応コーデックが SBC と AAC だけなので Android やウォークマンユーザーは Bluetooth 経由では満足な音質で鳴らせません。ヤマハは早い段階から AirPlay に対応していたり、Apple 寄りの方針を貫いていますが、LDAC とは言わないまでもせめて aptX には対応しておいてほしかったところ。まあ、スマホからであれば Wi-Fi 経由で送れるからいいんですが...。

YAMAHA AV CONTROLLER

本体の音量設定は画面上の+-ボタン、スマホ本体のボリューム+-ボタンのほかに、画面をフリックするとボリュームダイヤルを模した円が出てきて、この円周をなぞることでも操作できます。一気に音を大きくしたり小さくしたりしたいときには便利だけど、ここは無理にダイヤルにしなくても良かった気が(笑。

YAMAHA AV CONTROLLER

AV CONTROLLER アプリ、スマホで使っても便利ですが、タブレットで使うと表示される情報量が増えてさらに使いやすくなります。これに慣れてしまうと赤外線リモコンが時代遅れに感じてしまうなあ。他の AV 機器もアプリ操作ベースになってくれないかなあ。

ヤマハ / AVENTAGE RX-A2050

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2016/08/05 (Fri.)

Shure SE215 Special Edition

MDR-EX800ST を洗濯機で回してしまった件。買い換え先として考えているソニーの XBA-A シリーズはこの秋にモデルチェンジしそうな気配があるので、それまでの繋ぎ兼その後のサブ機として、これを買ってきました。

Shure / SE215 Special Edition

SE215 Special Edition

ちょうどビックカメラのポイントがほぼ相当分貯まっていたので。
もう発売から 5 年近く経つモデルだし、その後ハイレゾブームが来てハイスペックなインナーイヤーが多数登場しているので、やや時代遅れ感はありますが。それでも、元々 Shure E2c ユーザーだったため、その末裔にあたる SE215 は以前から気になっていました。Shure の中ではエントリーモデルですが(それでも 1 万円以上する)、繋ぎ兼サブとしては十分でしょう。次に買う予定のモデルは BA または BA+ダイナミックドライバになる可能性が高いので、サブ機としてはダイナミックドライバ一発の機種を持っておきたかった、というのもあり。

これは SE215 の中でも「Special Edition」と銘打たれている、日本市場向けに音質をチューンしたモデルです。ノーマルモデルがモニター寄りな味付けなのに対して、こちらは低音をブーストしてリスニング寄りに味付けしてあるとのこと。

SE215 Special Edition

ケーブルがやや太めなのが Shure の伝統。それでも昔に比べればしなやかになったので、取り回しはそんなに悪くないです。
ノーマルモデルの SE215 は 162cm のケーブルが付属で、ポータブルプレイヤー用途には持て余しそうですが、Special Edition は 116cm となっており、ポータブルプレイヤーやスマホでの使用を想定されているあたりが日本向けな所以でしょうか。

SE215 Special Edition

Special Edition 特有の、鮮やかなエメラルドの半透明ハウジング。一目で Special Edition ユーザーだと分かります。ただ樹脂製なのであまり高級感はないかな。
シルク印刷されたロゴや型番は使い込むと剥げること必至ですが、それも歴戦の証になりそうです。

SE215 Special Edition

ケーブルとの接続には MMCX 端子を採用。リケーブルして音質の違いを楽しむなり、もっと取り回しの良いケーブルに交換するなり、自由度があります。個人的に気になっているのはソニー MUC-M2BT1 を使ったワイヤレス化。たぶん次に買うイヤホンも MMCX 対応だろうし、いろいろと遊べそうです。

SE215 Special Edition

ケーブルの太さもそうですが、ステレオミニプラグ周りの大きさも大概です。いかにもアメリカメーカーらしいところですが、このへんは本来ポータブル機器向けではなくスタジオ・ステージ向けの音響機器を作ってきたメーカーだからそっち方面での使い勝手を優先している、ということでしょうか。ウォークマン NW-A17 につけると本体の厚さよりもコネクタの径の方が大きく、クリアケースをつけてようやくほぼ同じ高さになる、といった案配。

SE215 Special Edition

イヤーピースは 2 タイプ×3 サイズの合計 6 種類が付属しています。写真左が一般的なカナルタイプイヤホンと同様なシリコン系イヤーピース「ソフト・フレックス・イヤパッド」。右側がウレタンフォーム系イヤーピース「ソフト・フォーム・イヤパッド」で、これが強力な遮音性能を発揮します。Shure のカナルタイプイヤホンは音質よりもこの遮音性を先に思い浮かべる人も多いことでしょう。
出荷時にはウレタン系の中サイズが装着されていましたが、私の耳では中サイズでさえ外耳道への圧迫が強く感じられたので、ウレタン系の小サイズに換えてやるとちょうど良かったです。これ大サイズを使う日本人って何人くらいいるんでしょうか...。

SE215 Special Edition

付属品はシンプルなジッパーポーチ。カラビナ付きなので、バッグにぶら下げて持ち運べます。まあ私は普通にウォークマンにグルグル巻きにしてしまうと思いますが。

SE215 Special Edition

音質に関して。音は原則として私が常用予定のソフト・フォーム・イヤパッドで評価しています。
分解能はまあ、想像通り。価格帯の違う EX800ST には及びませんが、中域の分解能、音の艶ともに割と好みのタイプ。そして Special Edition の特徴である低域の味付けは、ブーミーになりすぎない程度にスピードとボリューム感があって、これはヴォーカル系のポップスによく合います。R&B とかにもいいし、日本向けだけあって J-POP やアニソンにもちょうどいい感じ。
ただ高域の伸びが今ひとつで、特にハイレゾブームで高域重視のイヤホンが世に溢れた現在としては、やや物足りません。特にストリングス系のオーケストラやピアノ曲では、もう少し音の抜けが欲しいところ。これはドライバの素性以上に密閉性の高いイヤーピースによるところも大きいのかもしれませんが。

ソフト・フォーム・イヤパッドの遮音性に関してはかなりのもので、宅内で使っている限りでは生活音はほぼ耳に入ってこず、家族に話しかけられても気がつかないほど。外出時に使っても、特急列車や新幹線などの陸路レベルの騒音であれば、わざわざノイズキャンセリングヘッドホンを持ち歩かなくても十分かもね、と思えます。まあ昔 E2c を使っていた頃は飛行機での出張時もこれで十分と感じていたので、当然ではありますが。

全体として、EX800ST を聴き慣れた私としては音質についてはやや厳しめの評価になりますが、まあ 1 万円ちょいのダイナミックドライバ一発の製品としてはよくできているのではないでしょうか。特に低音を軸としたパワフルな出音は打ち込み系のアップテンポ曲との相性が良く、いつも以上に楽しく音楽を聴ける感覚があります。とりあえず買い換えまでの繋ぎと、BA の音に疲れたときのリハビリ用としては十分良い買い物だったと思います。
でもやっぱり耳に馴染んだ EX800ST の音が恋しい、というのも事実なんですよね。インフレが進むイヤホンの世界では今やリーズナブルとさえ言える価格帯だし、一本買い直してもいいかもなあ。

Shure / SE215 Special Edition

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2016/07/28 (Thu.)

MDR-EX800ST を洗濯してしまった件について(泣

私は外から帰ったらまずポケットに入れている電子機器を充電する癖がついているので、ポケットに入れたまま洗濯に出すなんてことはまずしないんですけどね。昨夜は珍しく家に帰る前にイヤホンを外してポロシャツの胸ポケットにしまってしまい、しかも暑くて汗だくになったこの服を早く脱いでシャワー浴びたい!という一心で、何も考えずにポロシャツを洗濯カゴに突っ込んでしまいました。

そしたら今朝、出かけようとしたときにイヤホンが見当たらない。記憶をたどっていったら、洗濯機の底から発見されました(泣

MDR-EX800ST

一応、表面的には乾燥させて音を出してみたところ、右はバランスがちょっとおかしいけどまあそれなりに鳴ってる。でも左が妙に小さな音でしか再生されません。よく見てみると、ハウジングにちょっと隙間ができているように見えました。で、触っているうちにハウジングがあっさり割れて(接着されていたのが外れて)しまったという(;´Д`)。
割れたハウジングの中を見てみると、白いほうのケーブルが断線しているじゃないですか。これじゃまともに音が出るわけがありません。

さすがにこれは修理のしようもないので、買い換えるしかないですね...。MDR-EX800ST は 4 年あまり愛用してきて外観的にも音質的にもずいぶんヘタッてきていたから、たぶん今年の秋にモデルチェンジしそうなソニーの XBA-A シリーズの後継機種が出たら買おうかなあ、とは思っていたんですが。今の XBA-A2/3 あたりを買っちゃっても良いんですけど、ソニーのハイブリッド型(BA+ダイナミック)は年々良くなっていっているので、たぶん次もさらに良くなるんじゃないかと。
買い換えまでの繋ぎはかなりグレードが落ちるけど MDR-XB90EX で凌ぐかなあ。これもステレオミニジャック付近が断線しかかっていて怪しいんですけどね...。EX800ST を買って以来、気に入ってしまって他にほとんど浮気をしなかったら、こういうときのバックアップに使えるレベルのものが手元にないという。繋ぎ兼サブ機として 1 万円くらいのものなら買っても良いかなと思っているんですが、どれにしようかな。久々に Shure のエントリーモデルにでも手を出してみますかね...。

Shure / SE215 Special Edition

B00A16BT4E

投稿者 B : 23:08 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2016/07/25 (Mon.)

YAMAHA RX-A2050

我が家で今まで使っていた AV アンプは、ヤマハの中上位機種「DSP-AZ2」。

DSP-AZ2

2003 年の夏に導入したものなので、もうかれこれ 13 年選手。その後、DVD の時代が BD や 4K の時代に変遷し、映像信号もアナログコンポーネントから HDMI に変わりました。でも物理的にも金額的にも大きな買い物だし、いろいろな規格の世代交代のタイミングを見計らっていたら、なかなか買い換えに踏ん切れなかった...というのもありますが、買い換えようと思うたびに魅力的なカメラやレンズが出てきてこっちにお金が回らなかったというのが実情です(ぉ。
今年はようやく欲しいカメラ機材が一段落ついたし(EOS 5D4 が出そうな気配はあるけどしばらく様子見のつもり)、規格周りも 4K/HDR/HDCP 2.2/DOLBY ATMOS/DTS:X と出揃ってそろそろ頃合いだろうと思い、宿願だった AV アンプの買い換えをついに実施しました。

ヤマハ / AVENTAGE RX-A2050

RX-A2050

買ったのは、DSP-AZ2 からほぼ同クラスの機種にあたる「RX-A2050」。さすがに 13 年も経つと機能面ではエントリークラスでもほぼ十分になってしまい、当時と違って最大でも 5.1ch サラウンド環境に甘んじている私にとってはオーバースペック感がありますが、ここのグレードを下げることは私のプライドが許さなかった(笑。もはや単品オーディオを揃えるのは前時代的な趣味であることは自覚していますが、自宅でくらい自己満足できる音で映像や音楽を楽しみたいじゃないですか。

ちなみにこれを注文して自宅に届く前日に後継機種の「RX-A2060」が発表されてしまいましたが、私の使い方ではほぼ差がないレベルのマイナーチェンジモデルなので大丈夫です(´・ω:;.:...

RX-A2050

相変わらず大ぶりな本体。さまざまな機器の接続が HDMI 経由になったからには背面の端子はかなりスッキリしているだろうと思ったら、相変わらず大量のコネクタが並んでいます。相変わらず赤白のアナログオーディオ入力は健在だし、プリアウト端子やさらに多チャンネルになったパワーアンプもあるので、AZ2 比で背面の混雑ぶりは大きく変わっていません。さらに「ZONE OUT」端子(ケーブルを引き回して他の部屋でも音を鳴らすための端子)があるのが、この機種のメイン市場が狭い日本じゃないんだなあ、ということを思わせます。

個人的には、ようやく HDMI 対応の AV アンプになったことで、機器の接続がかなり楽になったことと、HDMI コントロールベースで機器を操作できるようになったことの恩恵が大きいです。あと、アンプがネットワーク(有線/無線)対応になったことにも時代を感じます。

RX-A2050

前面パネル内の操作周りは案外変わっていませんね。まあ、OSD がショボかった当時のモデルと違い、今は画面を見ながらリモコンで設定変更したほうが楽なので、本体の操作パネルを使うことはほぼないと思いますが。

RX-A2050

何はともあれセットアップ。ケーブルの接続自体は大したことありませんが、ラックの背面に溜まった埃を掃除しながらだと丸一日がかりの大仕事です。

スピーカはこれまた 12 年選手の B&W 704(サラウンドは DM600S3)、スピーカケーブルは一昨年の暮れに導入した QED Silver Anniversary XT。ようやく新しいアンプに繋いでやることができました。

RX-A2050

リモコンも、かつてのゴツかったものとは違って細長いシンプルなものに変わっています。もはや操作は GUI を使ったメニューベースなので、これで十分です。
スマホアプリから操作することもできるようですが、他にも機能があまりにも多すぎて全てを把握できていないので、追い追いいじっていきます。

RX-A2050

GUI になった OSD。今まで使っていたものが QVGA くらいしか解像度がなくてしかも全部英語だったので、とても分かりやすく快適に操作できるようになりました。なにげに他の機能アップよりもこれが一番嬉しいかもしれません(笑

ただ、イマイチな部分もあって、

RX-A2050

操作は基本的に BD などのソース映像を表示したまま、その上にオーバーレイする形でメニューが表示されるのですが、これがトップメニューは画面左端から表示されるのに、

RX-A2050

各設定項目は画面下端から表示されるというのが分かりづらい。おそらく意味があってやっていることなのでしょうが、操作に一貫性がなくてプチストレスを感じます。まあ慣れの問題でしょうが...。

RX-A2050

この変な物体は、ヤマハのスピーカ自動調整機能 YPAO(Yamaha Parametric room Acoustic Optimizer)のために使うマイクです。これをアンプ前面の端子に接続し、三脚にセットして自動調整プログラムを実行します。

RX-A2050

そうすると、マイクで各スピーカの設置位置や特性からスピーカレベルやイコライザを自動調整して、視聴ポジションで最適な音場になるように調整してくれます。
スピーカの接続や設置は自分でできても、サラウンドの音場を素人が自分の耳を頼りに調整するのは難しいですし、リビングシアターだとスピーカの配置自体に自由度がないこともあるので、この自動調整機能はとてもありがたい。

RX-A2050

HDMI 端子は HDMI コントロールに対応しているので、テレビと繋げばテレビ側が自動的に音声出力を内蔵スピーカから AV アンプ側に切り替えてくれます。今までは AV アンプを使うときにはわざわざテレビの音量を手動で落としていたので、これはラクだ。

RX-A2050

音質に関しては、買ったばかりなのでストレートデコードの音がまだまだ硬い印象がありますが、HD 音声フォーマットに対応したこともあり、BD の音の情報量がより緻密に、かつクリアになった印象。今まで聴いていた音よりもグレードが上がって聞こえるので、BD を観るのがより楽しくなりました。

このまま機械任せで使っても十分満足ですが、多機能ゆえにいじり甲斐のある AV アンプなので、この夏休みにいろいろ遊んでみようと思います。

ヤマハ / AVENTAGE RX-A2050

B014A4PMD6

投稿者 B : 20:50 | Audio | Audio & Visual | コメント (0) | トラックバック