b's mono-log

2014/05/30 (Fri.)

Google Chromecast を使ってみる

というわけで、Chromecast を使ってみます。

Google / Chromecast

B00KGVN140

Chromecast のセットアップが完了すると、対応アプリに Chromecast へのキャストアイコンが表示されるようになります。

Google Chromecast

これは最も使うことの多いであろう YouTube アプリ。

上部のメニューバーに、これまではなかったキャストアイコンが表示されています。

Google Chromecast

再生する動画を選んで、キャストアイコンをタップすると、

Google Chromecast

スマホで選択した動画がテレビ画面側でどーんと再生!
ソースが HD であれば、十分なクオリティで観られます。

操作は全てスマホで済ませて、テレビ側は動画のストリームを受け取るだけなので、非常にシンプル。
通常、テレビでの VOD というと、お世辞にも使いやすいとは言い難い UI を見ながらリモコンでチマチマ操作して...という操作で、まあ日常的に使いたいという代物ではありませんが、これならスマホに慣れた人であれば苦もなく使えるのではないかと。Apple TV などと比べればできないことも多いですが、こういうシンプルなもののほうが得てして多くの人に受け容れられやすいのだろうと思います。そもそもルータ環境前提だったり、Wi-Fi なのでいざというときのトラブルシュートが難しいというハードルはありますが、ちょっと前の DLNA 機器あたりに比べれば、ずっとユーザーフレンドリー。

YouTube に限らず、有料系の VOD サービスにも対応していて、

Google Chromecast

筆頭はもちろん Google Play ムービー。d ビデオにも対応していますが、私は d ビデオは契約していないので、とりあえず試すだけなら無料で使える Google Play で使ってみました。

Google Chromecast

こちらも、再生画面にキャストアイコンが表示されているので、タップするとテレビ側で再生開始。

Google Chromecast

Google Play ビデオで提供されている動画は「HD」と表示されているものでも必ずしも 1080p ではないようで、私が試しに再生してみた『ガンダムビルドファイターズ』(1 話無料)は 720p のようでした。なので、斜め線にジャギーが目立ってしまっていますが、レンタルビデオではそもそも BD ではなく DVD しか貸し出していない場合もあるので、それを考えれば十分でしょう。

最近、わざわざ TSUTAYA に行くのも面倒になってきたので(我が家は徒歩圏に TSUTAYA がない)、そろそろ VOD メインに切り替えようかと考えていました。STB でチマチマ選ぶよりも、スマホやタブレットの画面でサクサク選べるなら、本格的に検討してもいいかな。TSUTAYA TV か hulu が Chromecast に対応したら、真剣に考えよう...。

ちなみに、Chromecast はスマホ側のアプリさえ開発すれば再生できるメディアの自由度は高いので、VOD に限らずいろいろなコンテンツが流せます。

Google Chromecast

例えば「AllCast」というアプリを使えば、スマホのローカルストレージに入っているメディアファイル(動画、静止画、音声)を Chromecast 経由で再生することが可能。これはまさに DLNA 系アプリでテレビをレンダラーとして使う感覚と同じですが、DLNA よりもレスポンスが良いのでサクサク使えます。子どもに小さかった頃の写真をテレビで見せてやるとものすごく反応が良いので、リビングでのコミュニケーションにこういう使い方ができるデバイスは重宝します。写真一枚表示させるのに数秒、みたいなレスポンスだと、興ざめですからね...。

それから、PC では Chrome ブラウザの拡張機能として Chromecast へのキャスト機能を追加することで、ブラウザで表示している画面をそのままテレビに映し出すことも可能。つまり、PC ブラウザ経由であれば、正式には Chromecast に未対応の VOD サービス(ニコ動とか)も流せてしまうというわけです。

Google Chromecast

『艦これ』もテレビに映せるということでやってみたら、当然ながらできました(笑。
ただ、ブラウザの表示をストリーミングで Chromecast に送っているので、1 秒余の遅延はあるし、マウスカーソルも表示されないので、テレビ側では見るだけの状態になります。操作時には PC 画面を見なくてはならないので、艦これには向いていません(笑。
でも、考えようによっては Google Maps やストリートビューを複数人で見るときとか、応用の幅は広そうです。

そういえば、一時期キーワードとされていた「スマートテレビ」という単語も最近ではすっかり聞かなくなりましたが、スマートデバイスの機能を大画面に応用するという意味では、必ずしもテレビそのものにスマートデバイスの機能が入っていなくても、こういう形で実現可能されていくということでしょう。一般的なテレビの買い換えサイクルとスマートデバイスの進化スピードやネットの変化のスピードは全く合っていないので、テレビにネット機能が入っているよりも(もちろん入っていることを否定するわけではないけど)、こうやって手軽に外付けできるほうが合っていると思います。
私はとりあえず本気の VOD サービス選びはもう少し Chromecast を巡る状況が落ち着いてからにするつもりですが、YouTube だけでも子どもを大人しくさせておくのにたいへん重宝するので(笑)、活用してやろうと思います。

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2014/05/29 (Thu.)

Google Chromecast

Google の Chromecast が国内発売されたということで、私もさっそく入手して使ってみましたよ!

Google / Chromecast

Google Chromecast

購入したのはビックカメラ有楽町店。1 年ほど前に海外で先行発売されているとはいえ、国内の知名度もまだまだだし、売り場を探すくらいならレジで伝えて出してきてもらったほうが早いかな、くらいに考えていたら、有楽町ビックでは 1F ピロティでイベントはやっているわ、複数フロアで取り扱っているわ、でかなり大々的に担がれていました。Google 側からかなりプッシュがあったんだと思いますが、そういえばここしばらく、Google もハードウェアのマーケティング・セールス部隊を強化していたなあ。

ちょっと前の Google では考えられなかったような洗練された小ぶりなパッケージに、Chromecast は入っていました。

Google Chromecast

ハードそのものは、少し大きめの HDMI 端子、あるいは変換コネクタといった風情。

ちょっと前ならセットトップボックスサイズでないと実現できない類のハードウェアでしたが、スマホの進化に伴い劇的に小型化して、こういうスティックタイプの端末でも、かなりのことが快適にできるようになりました。

Google Chromecast

とはいえ、HDMI では給電できないので、電源は microUSB で取るようになっています。

Google Chromecast

同梱品は USB AC アダプタと、テレビ側の端子配置の都合で直挿しできないときのための HDMI 延長ケーブル。テレビ側に USB 端子があればそこから給電してもよく、この USB AC アダプタはあくまで USB 非対応テレビ用。せっかく本体がこれだけコンパクトなのに、AC ケーブルがだらーんと垂れていたら美しくないですからね。

Google Chromecast

我が家の BRAVIA に挿してみました。ちょうど側面の HDMI 端子(HDMI 2)の隣に USB 端子が付いていたので、極短の microUSB ケーブルを使って給電。

ただ、BRAVIA のフローティングデザインが仇となって Chromecast 本体と microUSB ケーブルが正面からモロ見えになってしまっているので、ここは端子をあっち向きに出す HDMI アダプタを使って、見えにくいように処理したいところ。

Google Chromecast

Chromecast を HDMI 端子に挿して、テレビ側の HDMI 入力を切り替えたら、いきなりセットアップ画面が出てきます。ここからはスマホ側での操作になります。

Google Chromecast

スマートフォンに Chromecast アプリをインストールし、アプリを起動するとセットアップが始まります。
最初は Chromecast が Wi-Fi アクセスポイントとして動作し、スマホ側から Chromecast をどの Wi-Fi ネットワークに接続するかを選択します。

Google Chromecast

Chromecast が Wi-Fi ネットワークに接続されたら、テレビとスマホ両方の画面にパスコードが表示されます。同じパスコードであることが確認できたら、それだけでペアリング完了。Wi-Fi 機器のセットアップはある程度リテラシがないと厳しいことも少なくないですが(最近は大手メーカー系製品はだいぶこなれてきましたが)、Chromecast はかなり容易な方だと言えると思います。

Google Chromecast

あとはもう Chromecast は待受状態になるだけ。Apple TV などに代表される STB と違うのは、Chromecast はユーザーがそれ自体を操作するのではなくて、スマートフォンやタブレットを操作してコンテンツを選び、Chromecast はその操作に応じてコンテンツをテレビに表示させるだけ、という役割であることです(Apple TV を使ったことがないのですが、Apple TV も iOS 機器から操作をすること自体はできるはずです)。DLNA でいうレンダラー機器の役割に相当しますが、DLNA は扱うコンテンツとしてホームネットワーク上のものだけを想定していたのに対して、Chromecast は VOD などのインターネットコンテンツを前提とした機器。私も、長らく DLNA ではいろいろと試行錯誤してきましたが、最近はどちらかというとオンラインコンテンツをテレビで観たい、という用途のほうが増えてきたので、ちょうどいい。

というわけで、使用感については次回に続きます。

Google / Chromecast

B00KGVN140

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2014/05/10 (Sat.)

Olasonic NANO-D1、値下げ

Olasonic、NANOCOMPOのヘッドフォンアンプ搭載DAC「D1」を7万円から5万円に値下げ - AV Watch

Olasonic NANOCOMPO シリーズのヘッドホンアンプ搭載 USB DAC、「NANO-D1」がいきなり 2 万円の値下げ。

1 年くらい前まではニッチカテゴリだったのが、今ではハイレゾの隆盛ですっかり競合がひしめく市場になってしまった USB DAC/ヘッドホンアンプ。最近では DSD 対応の製品も普通に出始めている中、いかに DAC・アンプの素姓が良いとはいえ PCM のみ対応では競争力がなくなってきた、ということでしょうか。

私は去年 DigiFi のおまけ USB ヘッドホンアンプを試してみて、ホワイトノイズ以外には大きな不満もなく、けっこう気に入ってしまっていました。なので、その延長線上にある NANO-D1 も気になってはいたんですよね...。でも、リビングに設置するメインオーディオとしてならともかく、PC オーディオ用に 7 万円は出せないなあ、と思っていたのが、5 万円ならがんばれてしまう価格帯。これは悩ましい。
しかも、しばらくチェックしていない間に、ホワイトに加えてブラックのカラバリも追加されているんですよね。ますます悩ましい...。

最近、PC で音楽を聴く機会がまた少し増えてきたので、この際だから買っちゃおうかなあ...。

Olasonic / NANO-D1 (ブラック)

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2014/05/09 (Fri.)

MDR-EX800ST にシリコンフォームイヤーピースを試す

私がかれこれ 2 年あまり愛用しているヘッドホン MDR-EX800ST ですが、イヤーピースを紛失して予備もなくなってしまったので、新しく取り寄せてみました。

シリコンフォームイヤーピース

本来は MDR-EX800ST 用ではなく、BA+ダイナミックのハイブリッド式ヘッドホン「XBA-H」シリーズに付属する、シリコンフォームイヤーピースです。

今まで使っていたノイズアイソレーションイヤーピースは、半年~1 年ほどの使用で内部の遮音用ウレタンフォームが伸びてきてしまう持病があります。まあどっちにしてもイヤーチップのシリコン(黒い部分)自体が劣化して張りがなくなり、耳から抜けやすくなったりもするので、定期的に交換してやったほうが良いわけですが。
ノイズアイソレーションイヤーピース自体は単品販売もしていますが、せっかくだから前から気になっていたシリコンフォームイヤーピースを試してみよう、というわけで、保守パーツを取り寄せました。

シリコンフォームイヤーピース

左が新型のシリコンフォームイヤーピース、右が従来のノイズアイソレーションイヤーピース。カナル型ヘッドホン用のイヤーピースという基本構造は同じですが、イヤーチップの中に仕込まれた素材と製造方法が違います。ノイズアイソレーションイヤーピースはウレタンスポンジを貼り付けたようなものでしたが、シリコンフォームはその名の通りウレタンよりもきめの細かいシリコンフォームが充填されています。イヤーチップの内壁と外壁にしっかり貼り付いているので、これなら長期間使ってもシリコンフォームが伸びて飛び出してきてしまう、ということはなさそう。
イヤーチップ自体の経年劣化はあるでしょうが、少なくとも今までよりは安心して使えそうです。

シリコンフォームイヤーピース

ヘッドホンに装着すると、イヤーチップの内側からチラ見えする赤いシリコンフォームがなかなかカッコイイ。ちょっと厨二っぽい気もするけど(笑

ノイズアイソレーションイヤーピースとの比較では、装着感については従来のウレタンフォームよりも高密度な素材な分、シリコンフォームのほうが密閉性が高く感じます。逆に、人によってはノイズアイソレーションイヤーピースよりも一回り小さいサイズでないと外耳道を圧迫されて感じるかも。外でじっくり比較したわけではありませんが、遮音性についてもシリコンフォームのほうが良さそうです。
音に関しては、通常のハイブリッドイヤーピースに比べてノイズアイソレーションイヤーピースは低音がややブーミーになってしまう傾向がありました。が、このシリコンフォームイヤーピースは、ノイズアイソレーションイヤーピースに比べると、低音の締まりが良く、スッキリ聞こえます。聴く音楽のジャンルにもよるでしょうが、私は芯のある低音に聞こえるシリコンフォームのほうが好み。

私の好みで言えば、今後イヤーピースを買い換えるときにはもうシリコンフォーム以外考えられないかな。問題があるとすれば、一個あたり 300 円前後だったノイズアイソレーションイヤーピースに対して、シリコンフォームイヤーピースは一個 800 円もしてしまうことでしょうか(;´Д`)。

それはそれとして、EX800ST の音自体はとても気に入っているんですが、最近ハイレゾ音源に触れる機会がずいぶん増えたせいで、音源もプレイヤーもヘッドホンもハイレゾ対応のものに移行したい気持ちがジワジワ高まりつつあります。他に欲しいものもいろいろあるのに、悩ましいなあ...。

投稿者 B : 00:08 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2014/04/12 (Sat.)

オーディオテクニカ ヘッドホンハンガー AT-HPH300

今月から仕事の環境が変わりまして。座席が、オープンなミーティングスペースのすぐ脇になりました。これがまた四六時中誰かの話し声が聞こえてくる場所で、声の大きな人が来たら場合によっては自分の仕事に集中できないぞ...というわけで、そういうときだけヘッドホンをして作業しようかと。
職場用のヘッドホンは、転職したときに買った MDR-7506。普段は机の引き出しにしまってあるんですが、これから使用頻度も上がりそうだし、どこかに引っかけておけたほうがいいな、と考えていたら、サイカ先生がちょっと前に買っていたヘッドホンハンガーのことを思い出しました。

オーディオテクニカ ヘッドホンハンガーを買う: mono-logue

これ、ちょうど良さそう。というわけで、私もポチりました。

オーディオテクニカ / ヘッドホンハンガー AT-HPH300

AT-HPH300

ほんの 1,500 円ちょっとなんだから、躊躇うことなく注文。

AT-HPH300

クランプで机の天板を挟んで固定するタイプのハンガーです。

プラスチック製でとても軽いですが、安いなりに質感はがんばってます。

AT-HPH300

クランプは三つある穴から机の天板の厚さにだいたい合わせて、あとはネジで締める形。

AT-HPH300

ハンガー部分は回るようになっていて、普段は机の下に収めておいて、使うときにクルッと回して取り出します。

ヘッドホンをかける部分には合皮が巻かれていて、ヘッドホンを傷つけないようになっています。

AT-HPH300

こんな感じで机の下に吊しておけます。デスクの手前隅のほうってデッドスペースになりがちなので、有効活用できるという意味ではコロンブスの卵的アイテム。ただ、ケーブルを引っかけておく場所がないので、MDR-7506 のようなカールコードだと、ちょっと邪魔(笑。

安いけど思ってた以上に満足度の高い買い物だったので、これは自宅用にもう一本買おうかな。というか買おう。

オーディオテクニカ / ヘッドホンハンガー AT-HPH300

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2014/01/31 (Fri.)

BDP-S5100 を STB として使う

昨年買った BDP-S5100 ですが、なにげに BD/CD プレイヤーとしてよりもテレビ用のセットトップボックスとしてのほうが使用頻度が高くなっているので、今日はちょっとその話を。

ソニー / BDP-S5100

BDP-S5100

S5100 の UI は使い慣れた XMB。長年使っている UI なのでとっつきやすいですが、なんか雰囲気に違和感。フォントが BD レコーダ等で使われているものと違うんですよね。初期の Android 端末とか、安物の STB の UI を見ている感覚で、ちょっとげんなりします。事実上の日本市場専用として開発されている BD レコーダと違って、プレイヤーは主に海外向けに作られた製品のローカライズ版という感じだろうから、仕方ないのかなあ...。BDP-S5100

さておき、この S5100、ストリーミング系の映像配信サービスへの対応がけっこう充実しています。Video Unlimited、Hulu、DMM.TV、U-NEXT、YouTube など。主要なところで対応していないのは TSUTAYA TV くらいですかね?私は見放題を契約するほど動画を観ている暇がなく、PPV 中心の TSUTAYA TV が自分に一番合っていそうな気がするので、ちょっと残念...。

BDP-S5100

Video Unlimited は、洋画系はそこそこ充実しています。が...、

BDP-S5100

邦画がこんな寂しい状態(´д`)。新着に 7 本しか入ってないとか...。
実は、先日 PS Store で観た『真夏の方程式』は、S5100 を使って Video Unlimited で観ようと思ったら、ラインアップされていなかったので仕方なく PS Store を使ったという。Video Unlimited と PS ビデオストアは同じプラットフォームのサービスなのに、機器によって観れるタイトルを分けているというのが理解できません。サービスの UI も魅力的とは程遠い状態だし、これが続くようなら今後も Video Unlimited を使うことはないな...。

BDP-S5100

他の配信サービスも少し観てみました。U-NEXT は以前専用 STB のほうで試したことがあるので、今回は DMM.TV を観てみました。
画質は DVD と同じくらい、でしょうか...シーンによってはビットレートが足りなくなるのか、DVD のほうが安定した画質に思える箇所もあります。

最近、TSUTAYA に行くのも微妙にめんどくさくなってきたので、動画配信サービスで済ませられればいいな...と思うことも少なくないのですが、画質的にはまだまだかなあ。TSUTAYA TV あたりはどうなんでしょうね。iTunes Store は 1080p 配信にも対応しているので、今度は iTunes Store を試してみるか...。

BDP-S5100

また、意外に良かったのが DLNA 機能。DLNA としてはプレイヤーおよびレンダラー機能に対応していますが、これがなかなかレスポンスが良くて使いやすい。以前試用した AVeL Link Player は UI は微妙だしレスポンスは遅いし、でちょっと使い物にならないという判断を下しましたが、S5100 の DLNA 機能は使い物になりますね。DLNA サーバ側の性能にも依存するところですが、NAS に入れた写真もそれなりのレスポンスで表示してくれます。ほんの 2~3 年でかなり性能が向上したということでしょうが、やはりスマホの普及によってこういう低価格な家電製品にも高性能な SoC が安く入れられるようになった恩恵でしょうかね。

BDP-S5100

DLNA レンダラーとしても動作するので、NAS 上のコンテンツをタブレットで選択して、S5100 のレンダラー機能を使ってテレビに映す、という使い方もストレスなく扱えます。一時期流行りそうに思えた DLNA レンダラーも最近ではすっかり名前さえ聞かなくなってしまいましたが(´д`)、改めて使うと地味に便利。子どもたちの昔の写真やビデオをテレビで見せてやったら、それ以降次女に「またテレビで写真見たい」とせがまれるようになりました。

ネット動画も DLNA も、最近のテレビではごく当たり前に搭載されていますが、それ以前の時代に液晶テレビを買ってしまった我が家のような環境だと、そうそうテレビを買い換えるわけにいかないし(今のテレビの値段よりも、当時投資したテレビの価格を考えるともったいなくて(笑))、ほんの 1 万円台後半でできるテレビのアップグレード手段、という意味では、悪くない選択肢かと思います。BD/DVD/CD プレイヤーとしても使えるし(←順序が逆。

ソニー / BDP-S5100

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2014/01/12 (Sun.)

WALKMAN ZX1

ほんの短期間だけですが、ウォークマン ZX1 を試す機会があったので、使ってみました。

ソニー / WALKMAN NW-ZX1icon

WALKMAN ZX1

今冬のオーディオのキーワードは「ハイレゾ」。既存の概念であっても新しく名前をつけ、業界を挙げて盛り上げることで注目されるといういい例かと思います。「最近音楽なんて移動中に圧縮音源でしか聴いてないし、今の環境で十分」と感じている人は少なくないでしょうし、私もその一人。使い勝手と音質、デバイスのサイズなどのバランスをとって M505 を買いはしたものの、その上の世界というものは気にはなるわけで。
あまり長時間いじれたわけではなかったので、サンプルとして入っているハイレゾ音源と自分がいつもウォークマンに入れている圧縮音源(ほとんどが 256Kbps VBR な MP3 または AAC)を突っ込んで聴き比べてみました。ヘッドホンは愛用の MDR-EX800ST(ケーブルだけ MDR-EX1000 相当に換装済み)を使用。

まずはハイレゾ音源から。

...おっ、うおっ、うはっ、なんだこれ?。音の分離感が半端ない。今までだとカナル型ヘッドホンゆえに頭蓋骨の中央付近で定位することが多かった音が、楽器やパートによって定位が分かれて、今までにないステレオ感。カナル型でこんな音響が感じられるとは思ってもみませんでした。
音に余韻もあるし、楽器の生っぽさがリアルに感じられます。「デジタル記録された映像や音ってある解像度を超えるとアナログっぽくなる」というのは 4K にしてもデジタルスチル写真にしても同様ですが、これもそんな感じ。そういえば、DSD 音源を初めて聞いたときにも、こんな印象をもったものでした。
いずれにしても、音質にしろ、ステレオ感にしろ、EX800ST って実はここまでのポテンシャルを持っていたのか!ということを初めて実感し、それに驚いたと言って良いでしょう。今までの音源とアンプでは、このヘッドホンを鳴らし切れていなかったんや...。

ただ、サンプル音源は明らかに CD とは別に新規リマスタリングされた音っぽかったので、ハイレゾ音源として配信されている楽曲全てがこのクオリティである保証がないことと、CD からのアップコンバートでここまで出るか?と言われればさすがにそこまでではないでしょう。とはいえ、昔 CD→DSD へのアップコンバートを試してみたときにそれなりに効果を実感できたので、ハイレゾアップコンでもある程度の音質にまではいけそうな気がします。

続いて圧縮音源。

ああ、これはさすがにハイレゾ音源に比べるとインパクトは落ちる。けど、M505 よりもアンプの質が良くてパワーもあるのか、ちゃんと細かいところまで鳴らしてくれる感じ。よりアコースティックな音、とでも言えば良いんですかね。打ち込み系の音源ではそれほど恩恵を感じないかもしれないけど、楽器系の音やヴォーカルに生々しさを与えてくれます。

総括すると...まずは、ポータブルでこれだけの音が出る、ということに目から鱗でした。電車が行き交う駅のホームのような騒がしい場所でもなければ、屋外でもけっこう違いが判る音。ただし音源の質によるところが大きいので、全てハイレゾ音源で揃えようとすると今度はメモリ容量が足りなくなってくる。これぞという楽曲をハイレゾで、それ以外は FLAC で...といった使い分けが必要になりそうです。
本体サイズは思ったより小さいというか、通常の Android ウォークマンにアンプ部の出っ張りが少しついた程度。ウォークマンや iPhone に別途ポタアンを持ち歩くくらいなら、ZX1 一台のほうが使い勝手も良くて満足できそうな気がします。操作系もハードキーがいくつかついたので、F800 シリーズよりは普通に使える印象。

実はかなり気に入ってしまったんですが...そうはいっても、ポータブルプレイヤーに ¥7.5 万はちょっと出せないよなあ。下位モデルの F880 シリーズもけっこう良さそうなので、ここはちょっと妥協してみる、というのも手か。でも、M505 との使い分けをできる自信がないなあ(^^;;。

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2013/12/17 (Tue.)

WALKMAN M505 しばらく使ってみて

ウォークマン M505 を使い始めて 10 日ほど経過したので、軽く現時点でのインプレを書いておきたいと思います。

ソニー / WALKMAN NW-M505icon

NW-M505

...と思ったら、AV Watch でカイさんに先にだいたい書かれてしまっていましたけどね(;´Д`)ヾ。このレビュー記事にはおおかた同意です。
【レビュー】「スマホと2台持ち」の不満は解消? 「ウォークマンM」を試す - AV Watch

音質的には、今まで使っていた NW-F807 と比較すると、同じ S-Master MX 搭載ということで(ハードウェア的に全く同一のものではないと思うけど)ほぼ似た傾向。日常使いのポータブルプレイヤーとして、必要十分な音質を提供してくれていると思います。私は普段、容量と音質のバランスを取って 256Kbps MP3 または AAC でエンコードしているので、このソースに対しては十分な表現力を持った音質ではないでしょうか。付属のノイキャンヘッドホンはさすがに音の広がりに欠けるけどノイズを抑えてくれることを考えれば電車内などでは十分な音質。MDR-EX800ST との組み合わせでも、十分鳴らしてくれるだけのパワーを持っています。音の良さだけで言えば、乗り物に乗っているとき以外はやはり EX800ST のほうがさすがにいいですね。

操作性については、再生・停止・送り戻しについてはやはりハードウェアキーがあるのはいいですね。F807 の「W.」ボタンでウィジェットを呼び出して、ウィジェットが立ち上がってくるのに何テンポか待ってイライラ...というストレスから解消されるのはとても快適です。。

NW-M505

ただ、ウォークマンにしろスマホにしろ、そこそこのサイズの画面で曲選びをするのに慣れてしまった身には、今さら 3 行表示のモノクロ OLED というのは操作しづらい、という側面もあって。ほぼシャッフルリピート再生しかせずに、操作も再生停止と送り戻しくらいしかしないのであればこれで十分ですが、アルバム単位で選んで...となると途端に探すのが大変になります。メモリ容量が 16GB で足りるかな、というのが不安なところではありましたが、逆にこれ以上容量があっても曲が探しきれないので、そういう意味では 16GB で十分だったのかも。
あと、シャッフルやリピート設定、あるいは Bluetooth のオンオフという設定ひとつ操作するのにも、いちいち HOME ボタンを押して...というのはさすがに面倒。せめてあと 1~2 個ボタンが増えてもいいから、あるいは長押しなどの操作が混ざってもいいから、それくらいは一発で操作させてくれよ!という気はしますね。

Bluetooth ヘッドセットとしては、マルチペアリング(複数の機器とのペアリング)やマルチポイント接続(プロファイルごとに異なる機器と接続)もできるので、音声通話はスマホと、音楽は Bluetooth 対応ウォークマンと接続して使えるのも便利。ウォークマンをウォークマンに接続して使うというのは本末転倒ですが、上記のような操作性の問題があるので、選りすぐりの楽曲は M505 に入れてシャッフルリピート中心、ライブラリは大画面ウォークマンに入れて選んで再生...みたいな使い方が一番いいかも。
ただ、同じ「WALKMAN」アプリでも機器によって仕様が違うようで、Xperia と接続すると M505 側にアーティスト名/曲名が表示されるのに、F807 と接続するとどちらも「不明」になってしまうのが残念。ウォークマン同士なのに...(´д`)。まあ、ウォークマン同士を接続するのが奇特なのか、あるいはいずれアップデートで修正されるのか分かりませんが、この症状が解決されるまではスマホを母艦にしてしまったほうが扱いやすいような気もします。母艦の機器の種類に関わらず、音質は M505 側で決まるわけだし。

NW-M505

あと、細かいことですが電源を入れると毎度「データベース更新中」の表示で 2~3 秒グルグルしてしまい、すぐに再生が始まらないのがプチストレス。今までのウォークマンだと PC との接続解除後に数秒~10 秒くらいのデータベース更新処理が走って、あとはすぐに再生開始できたものですが、こういうところにソフトウェアがまだ煮詰まってない感が出ている気がしますね。まあ、発売直後にファームアップもあったし、F880 のほうでも先日 DSEE HX 対応ファームがリリースされたし、開発が微妙に追いついてないながらもキャッチアップしようという姿勢は見えるので、細かいところは今後潰していってくれることに期待。

こまごまとした不満はありますが、音質は十分だし、新曲を買った直後でもなければ通勤中はシャッフルリピートで聴いていることのほうが多いから操作性はそこまで気にならないし、Bluetooth+NFC で活用の幅が拡がることまで含めて、全体的にはなかなかの満足感。スマートフォンコンパニオンとしてはよくできたデバイスだと思います。大事に使います。

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2013/12/06 (Fri.)

紫の音楽プレイヤー (4)

紫色のなにかが届きました。

ソニー / WALKMAN NW-M505/V (バイオレット)icon

NW-M505

発表された時点でこれは買うしかない、と久しぶりにビビッと来たウォークマン。スティックタイプじゃなくなってから、必要に迫られたときに消去法で買う、みたいな買い方になってしまっていましたが、発売日買いも数年ぶり。スティックタイプ、非 Android、S-Master、デジタルノイキャン、BT ワイヤレスヘッドセット兼用、という私の欲しい要素が全て揃ったウォークマンなので、買わないわけにはいきません。しかも紫色で 505。もうとどめを刺されました(笑。

NW-M505

スティックタイプウォークマン伝統のシャトルスイッチによる操作。やっぱり再生停止曲送り戻しにはハードスイッチが必要だと思います。

NW-M505

充電/データ転送は microUSB 端子になりました。WM-PORT は規格としては長く続いていて(現在も他のシリーズは WM-PORT 対応)ケーブルの互換性に苦しまなくて済んだのは良かったんですが、私は結局ダイレクト録音も対応スピーカ直結もやらなかったので、他のモバイル機器とケーブルを共用できる USB のほうがありがたいです。
ただ、端子カバーは長く使っているうちに締まりが悪くなったり千切れたりしそうに見えるのが、微妙に心配。

NW-M505

クリップは外付け。握力はあまりないながらもしっかりしたツメがついているのでそうそう外れることはなさそうですが、これをつけると微妙にカッコ良くなくなるので、ちょっと考えようかと。サードパーティからでもいいからクリップつきのクリスタルケースでも出ているといいんですけど。

NW-M505

付属のヘッドホンは「MDR-NC31」という型番で、ノイズキャンセル用の集音マイクが内蔵されたもの。付属ヘッドホンはここ数年マイナーチェンジを繰り返しながら同クラスのものが使われ続けていますが、ハイレゾをアピールするなら(NW-M505 はハイレゾ音源非対応だけど)もうちょっとハイグレードなノイキャンヘッドホンを別売でもいいので用意してほしいところ。

NW-M505

私の歴代紫の音楽プレイヤー。NW-M505 は、サイズ感的には NW-S706F に近いですが、厚みがあって形状が角張っているぶん、NW-M505 のほうが少し大きく感じます。

NW-M505

ソニエリの BT ヘッドセット MW600 と並べると、さすがに多機能なぶんウォークマンのほうが大きいです。が、稼動率もウォークマンのほうが高いだろうなあ。

届いたばかりでまだほとんど音を聴けていないんですが、さっそく実戦に投入していきたいと思います。これは長く使うウォークマンになる予感。

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2013/11/29 (Fri.)

Sony BDP-S5100

ちょっと前に SACD プレイヤー SCD-XB7 が壊れた話をしましたが、最終的に代替機として購入したのは、これ。

ソニー / BDP-S5100

BDP-S5100

SACD プレイヤーの買い換えに BD プレイヤー、というのはどうなのよ(もちろん CD/SACD も再生できるけど)、とは自分でもちょっと思います。数年前だったら専用機の買い換えに汎用機という選択肢はいくらなんでもこだわりがなさすぎるだろう...と考えていたに違いありません。が、CD という媒体が音楽ソースの配布手段としての寿命を終えつつあること、少なくともハイレゾ音源の流通が光学ディスクの軛を解かれたところで発展しそうな気配を見せていること、そもそも自宅で BGM ではない形で音楽を聴く機会が激減している状況で専用機に 5 万も 10 万もかけるのはもったいないと今は自覚していること、から、マルチプレイヤー的な機器に入れ替えたほうがモトが取れるんじゃね?という結論に至ったわけです。以前、BD レコーダの調子が悪くなったときから、リスク分散のために BD プレイヤーとレコーダは別体で持っておいたほうが良さそうだな、と思っていたこともあり。

しかし、ソニー製の BD プレイヤーの最上位機種がこれ、というのはなかなか寂しいですねえ。もっと言うと、国内メーカーで 5 万円超えの高級 BD プレイヤーを作っているのはもはやパイオニアとマランツくらいしかなく。日本では昔からレコーダが主流で再生専用機が売れないとはいえ、寂しい話です。

BDP-S5100

本体は非常にコンパクトで、自宅に届いたときに箱を持ってみて空箱が届いたんじゃないかと思ったほど(^^;;。今やこの手の機器にはアナログ回路なんて入っていなくて、光学ドライブとプロセッサ、あとは I/O を実装するくらいのものなので、これでさえ中身はたぶんスカスカなんでしょうが。「重さ=画音質の良さ」だったアナログ時代のデッキから考えると、お手軽になったものですね。デジタル化で機器が大衆化するのは正しい進化ですが、趣味的な観点では一抹の寂しさもあります。

BDP-S5100

この機種の外観上最大の特徴になっている「多面体デザイン」。正直、こういうデザインにする必然性がまったく分からないのですが(笑)、プラスチック製の筐体をそこそこの質感に見せる、という点では努力したほうなのでしょう。面ごとに塗装を変えることで立体感を強調しているだけで、実際はそれほどデコボコしているわけではありません(かといって水平なわけでもない微妙な多面体になっている)。

ちなみにこの天板は透明な素材に塗装で質感を出しているらしく、光にかざしてよく見ると、中の基板がうっすら透けて見えます(笑。

BDP-S5100

入出力端子はこれだけ。同軸デジタル音声出力、HDMI 出力、Ethernet、外部ストレージ接続用 USB 端子。たったそれだけで、おしまいなんですか?(アムロ
AACS の規定で現在は BD 機器のアナログ出力が 480i に制限されている(さらに 2014 年以降は完全に禁止される)のでアナログ映像出力をつける意味はほぼなくなっているとはいえ、HDMI 出力は 1 系統しかないし、音声出力も光デジタルが省かれている、というのはちょっと残念。映像出力をテレビとプロジェクタに振り分けたり、音声出力を AV アンプとサラウンドヘッドホンに振り分けたり、という使い方がしづらいのが困りもの。そういう用途には 5~10 万クラスの機器を買ってください、ということなのでしょうし、実売 1 万円台後半の製品に贅沢言うわけにもいきませんが。いずれプロジェクタを買い換えるタイミングで、HDMI×2 がついた他社機にでも買い換えるかな...。

BDP-S5100

リモコンは「最低限のものが一応ついている」という程度。まあさすがにカード型リモコンではないだけマシか(笑。

BDP-S5100

設置場所はラックの SCD-XB7 の跡地。本体幅が一般的なオーディオデッキの 430mm ではなく 360mm だし、高さはないし、置いてみたらかなりスカスカ。ちょっとみすぼらしくなってしまったので、これはラックの構成を考え直したほうがいいかもしれません。

画音質に関しては、特に可もなく不可もなし。音については SCD-XB7 の音がどうだったかだいぶ忘れてしまったため(笑)専用機と比べてどう、という評価もしづらいですね。ただ、「休日にときどきスピーカから音楽を流してやりたくなるとき」には十分な音質かと。それ以上に、本体の起動と BD ディスクの読み込みが速いのが、BD 再生機としては重宝します。BD 再生は、今後はレコーダじゃなくてコイツを使おうと思います。

また、この機種を選んだ理由はもうひとつあるのですが、それについては追い追い、ということで(たぶん)。

ソニー / BDP-S5100

B00DCRG2F0

投稿者 B : 00:51 | Audio & Visual | Visual | コメント (0) | トラックバック