b's mono-log

2018/04/19 (Thu.)

BenQ TK800

4K/HDRで約15万円のBenQプロジェクタ。芝生の色も忠実なフットボールモード搭載 - AV Watch

BenQ TK800

BenQ から 4K/HDR に対応した DLP プロジェクタの新製品「TK800」が発表されました。

えっ、BenQ ってこないだ HT2550 を出したところじゃないですか。それがほんの三ヶ月ほどの間にまた新製品?しかも HT2550 でさえ 4K/HDR 対応でクラス最安値になる 20 万円級という価格だったのに、そこからさらに安くなって 15 万円前後。いち消費者としてはありがたいですが、さすがに価格破壊しすぎでは...と心配になってくるレベルでもあります。

TK800 は価格的には HT2550 の下位機種(BenQ 的にはスポーツ向けという位置づけであり、ホームシアター向けの HT2550 とは別カテゴリということかもしれませんが)でありながら、基本的な筐体デザインや大部分のスペックが共通化されています。違いと言えば色再現性が Rec.709 96%→92% に下がっていることと、逆に輝度が 2,200lm→3,000lm に向上していることくらい。これはおそらく搭載されているカラーホイールが HT2550 では RGBRGB の 6 セグメント品、TK800 では RGBW の 4 セグメント品という違いなのだろうと思います(おそらくそれ以外の違いはなく、あってもソフトウェア的な差違のみと思われる)。そのため明るさは稼げているけど HT2550 よりもカラーブレーキングが気になりそうだし、Rec.709 カバー率 92% というのも特段優れているわけでもない。これで 5 万円安くなるのはちょっと魅力ですが、シアター用途ならば HT2550 一択かなあ、という気がします。もちろん、BenQ としてもそれは解った上で、映画ではなくスポーツ向けモデルとしてロシアワールドカップに合わせて商品化してきたのでしょう。
いずれにせよ、BenQ によって 4K/HDR プロジェクタのエントリーラインが 15~20 万円に設定されたわけで、他メーカーを含めた今後の競争が楽しみになってきました。DLP 系メーカーは TI からパネルを買ってくれば近いコストで作ることはできるでしょうが、問題はまだこの価格帯の製品を出せておらず、かつパネルも自社開発が多い液晶系メーカーがどう出てくるかですね。SXRD を安売りするつもりがなさそうなソニーは置いといて(笑)、エプソンがどうするか。

そうはいっても実際の画質は気になるもの。最低でも HT2550 と TK800 でどの程度の画質差があるかは一度チェックしたいところ(本当は他メーカーとの比較や 2K 機との比較もしたいですが)。でも以前も書いたとおり、BenQ って店頭展示しているお店が極端に少ないんですよね。
そういう人向けに BenQ はアンバサダープログラムを展開してはいますが、サイカ先生のように映像製品のレビューを仕事の一つにしているならまだしも、ごく普通の一般人にすぎない私がブランドのファンになったわけでもないのに「アンバサダー」を自称するのはなんか抵抗があります。特に私は一度ファンになったら突き詰めてしまうタイプなので(笑)、ファンにもなる前から「アンバサダー」と言われると逆に引いてしまうというか、まだそれほど親しいつもりでもない相手から「こいつ俺の親友でさあ」と言われているような居心地の悪さを感じます。

そういう意味では reviews とか、もう開店休業状態のモノフェローズのような仕組みの中で借りて客観的にレビューできると良いんだけどなあ。結局いろんな媒体でのレビュー記事等を参考にしてエイヤッと買ってしまうしかないのかもしれません。

投稿者 B : 22:08 | Audio & Visual | Visual | コメント (0) | トラックバック

2018/04/15 (Sun.)

Fire TV のリモコン用アタッチメント「Sideclick Remotes」

家族にも TSUTAYA に行く代わりに使わせるようになって我が家ではすっかり日常的に使うデバイスになった Fire TV ですが、テレビの入力切り替えや音量調整に別途テレビのリモコンを使わなくてはならないのがプチストレスだったので、こんなものを買ってみました。

Sideclick Remotes / SC2-FT16K Universal Remote Attachment for Amazon Fire TV Streaming Player

Sideclick Remotes

ちょっと前にインプレス PC Watch で紹介されていたものです。

【やじうまミニレビュー】Amazon Fire TVのリモコンに音量ボタンを追加できる「Sideclick Remotes」 ~複数台のリモコンを1つに集約可能 - PC Watch

Fire TV のリモコンにつけることでテレビの基本操作(電源オンオフ、入力切り替え、音量調整など)ができるようになるというものです。
たまに「Fire TV のリモコンはシンプルで素晴らしい、日本メーカーのテレビリモコンはボタンが多過ぎでクソ」みたいな言説も見かけますが(個人的にはそれについてはいろいろ言いたいこともあるけど)、Fire TV のリモコンは単体じゃテレビ側の操作ができないので、複数のリモコンを使い分けなくてはならないというのは全然スマートじゃないですよね。この Sideclick Remotes はそんな需要に応えるためにクラウドファンディングによって開発されたサードパーティ製アタッチメント。

販路は日本の Amazon.co.jp でも輸入業者がマーケットプレイスを使って販売しているようですが、¥5,000 くらいしてしまいます。Amazon.com なら $30+送料 で日本へも発送してくれるからそっちのほうがちょっと安い(私が買ったときはたまたま $24.99+送料 でした)。リードタイムが二週間ほどかかりますが、待てるならアメリカから直接買った方が良いでしょう。

Sideclick Remotes

パッケージに含まれているのは Sideclick Remotes 本体と、Fire TV 用リモコンに装着するためのアタッチメント二種(現行品と音声検索非対応の旧型用)、単四電池×2。あとは簡単な説明書がついている程度で、あまり考えなくても使い方は理解できます。

Sideclick Remotes

Fire TV リモコンにサクッと装着。ボタンの大きさやデザインがリモコン本体のものと合わせてあるため、なかなか一体感があります。
プラスチック筐体に施されているシボはリモコン本体のものよりも粗めですが、擦り傷や手脂がつきにくいという点で Sideclick のほうが扱いやすそう。

Sideclick Remotes

Fire TV リモコンは電波式ですが、、Sideclick はテレビ用のリモコンなので赤外線発光部がついています。

Sideclick Remotes

Sideclick を装着することでリモコン全体の横幅が大きくなってしまうため、片手持ちすると若干手に余る感が出てきてしまいます。
そこで PC Watch の記事に倣って Sideclick をリモコン本体の上寄りにスライドさせてみたところ、薬指~小指がちょうど段差のあたりに収まるようになり、多少持ちやすくなりました。この装着方法おすすめです。

ちなみに Sideclick はプラスチック製のフックでリモコン本体に留まっているだけなので、上の写真のように右手で持ったまま親指で Sideclick 側のボタンを押すと、少ししなる感覚があります。もうちょっとしっかり固定されてほしかった気もします。

Sideclick Remotes

Sideclick はテレビメーカー各社に対応したプリセットコードを持っているわけでもない、完全なる学習リモコンになっています。
電源ボタンと [B] ボタンを同時押しすると赤色 LED が点灯し、学習待機状態になります。そこでテレビリモコンと向かい合わせにし、Sideclick 側の学習させたいボタンを押す→テレビリモコン側の該当するボタンを押す という手順で学習させることができます。

ボタンは電源、音量+-、チャンネル↑↓、入力切換、それからスペシャルボタンが [A][B] の二つ用意されています。私は普通のテレビ操作に加えて、HDMI セレクタ(ソニー SB-HD41R。既に生産完了品だけどリモコン対応で重宝してます)の入力切換(Fire TV と BD レコーダ)を割り当てました。これでテレビの電源オンから Fire TV への入力切換、音量操作までをリモコンの持ち替えなしでできるようになりました。

Sideclick Remotes

コロンブスの卵的な製品ですが、これがあるとないとでは Fire TV の扱いやすさが段違い。Fire TV の単価を考えると数千円の投資は微妙なラインですが、私は買って良かったと思います。VOD のヘビーユーザーなら買って損はしないのではないでしょうか。

Sideclick Remotes / SC2-FT16K Universal Remote Attachment for Amazon Fire TV Streaming Player

B01MRFY61G

投稿者 B : 21:00 | Audio & Visual | Visual | コメント (0) | トラックバック

2018/03/16 (Fri.)

やっぱり良さげな BenQ HT2550

【西川善司の大画面☆マニア】20万円を切る4K/HDRプロジェクタ登場! BenQ「HT2550」のリアル4K的実力-AV Watch
BenQ / ホームシネマプロジェクター HT2550

B078ZZSWPS

発表以来ずっと気になっていて、何人かの方から「買わないの?買うんでしょ?」的に言われている BenQ の 4K プロジェクタ HT2550。拘らなければ 65inch の 4K テレビが 20 万円そこそこから買えてしまう時代にあって民生用プロジェクタはもはや絶滅危惧種なのか、発売後もなかなかレビュー記事が増えてきませんでした。が、ここにきてようやく AV Watch 西川善司氏の連載『大画面☆マニア』で詳細なレビューが掲載されました。西川氏のプロジェクターレビュー、かなり詳細でありながら自分の環境での実使用に適しているかどうかという観点でも判断材料にしやすくて、私は昔から信頼を置いています。

最も気になっていた「全画素ずらしによるリアル(?)4K」の画質に関しては、少なくとも UHD BD などの映像作品を観る分には(この価格帯として)十分に満足できそう。いっぽうで、製品のコアとなる DLP パネル以外の部分についてはコストを重視した大胆な割り切りのもと企画されているようで、よく言えば一点豪華主義、ネガティブに言えばアンバランスな製品であるとも言えます。ズームもフォーカスも手動、ズーム倍率はさほど高くなく、レンズシフト機能もなし。また映像が光軸に対して上にオフセット投写される仕様と、やや大きめというファンノイズも気になるところ。設置の自由度は決して高くないため、設置環境にズバリ適合すれば非常にお買い得だけど、その条件から外れるとやや扱いづらそうではあります。

そういう意味で言えば、HT2550 よりも 10 万円高くなるけど Optoma の『UHD60』は 1.6x のズームレンズとレンズシフトを搭載し、かつ高輝度 3,000lm のランプ、および 2,716×1,528 の二倍速駆動 DLP による 4K 対応など、HT2550 で物足りない部分を一通りカバーしているんですよね。1.5 倍の価格は悩ましいですが、設置しづらい環境に HT2550 を強引に導入するよりも、ちょっとがんばって UHD60 を買った方が納得感はあるのではないかとも思います。HT2550 も、トライ&バイ(購入前に自宅環境で試せる仕組み)があればもっとハードルが下がるんだろうけどなー。

ともあれ一度実機の映像を見てみないことには判断つかないので、時間を見つけてアバックあたりに行ってこようと思います。

投稿者 B : 21:55 | Audio & Visual | Visual | コメント (0) | トラックバック

2018/02/24 (Sat.)

Amazon Fire TV

Amazon の J リーグ開幕セールに乗っかって、Fire TV を購入しました。

Amazon / Fire TV (New モデル) 4K・HDR 対応、音声認識リモコン付属

Fire TV

先日 DAZN for docomo を契約して、今シーズンのモータースポーツは DAZN で観ることに決めましたが、再生デバイスは PS4...でもいいんだけど、もっとシンプルに Fire TV にしようかなあ、と考えていました。そこにちょうど良い具合にセールが始まったので、すかさず購入。本来 ¥8,980 のところがキャンペーンで ¥7,480 になり、さらに DAZN ユーザーであれば 1 ヶ月分の無料コードがもらえるので(キャンペーンサイト上では最大 2 ヶ月と記載されていますが、1 ヶ月分はもともと DAZN の初回契約時についてくる無料分なので注意)実質 ¥6,500 で買えたことになります。まあ我が家のテレビは 4K・HDR に対応していないので、もともと安い Fire TV Stick でも十分なんですが、それはそれ。

Fire TV を発注する際に、いつもの感覚で画面表示をよく見ずにクリックして進めていったところ、途中に Amazon プライムに入会させるダイアログが挟まっていたらしく、プライム契約されてしまいました(;´Д`)ヾ。最近の Amazon はこうやってプライムなりフレッシュなりに契約させようとしてくるのが本当にいやらしい。こういうのが続くから最近はもう Amazon よりもヨドバシ・ドット・コムで買い物をすることが増えているわけです。
契約してしまった Amazon プライムは、とりあえず 1 ヶ月後に更新終了するように設定して、この 1 ヶ月間はできるだけモトを取るように使い倒そうと思います。Fire TV のおかげでプライム・ビデオの見放題も扱いやすくなるし。

Fire TV

テレビに Fire TV を接続して Wi-Fi を接続し、Amazon アカウントを入力するだけでサクッとセットアップ完了。Amazon のハードウェアはセットアップが簡便なのがイイ。

ホーム画面のデザインは Android TV なんかとほぼ同じで、特に迷うこともありません。
「次に観る」のところに、以前 PS4 の Amazon ビデオアプリで観ていたガルパンが表示されているのが、全てがユーザーアカウントベースで動いている Amazon らしい作り。

Fire TV

ホーム画面から探っていくと、例えば『孤独のグルメ』は Amazon ビデオだけから探すのかと思ったら、「シーズン 6 エピソード 1」が二つ表示されているじゃないですか。何かと思ったら、片方はプライム・ビデオのもの、もう一方はプリインストールされている Netflix のものでした。つまりホーム画面から各種 VOD サービスを横串で扱えるということですね。Android TV(最近のバージョンは触ったことがないので、2~3 年前の状況しか知りませんが)では基本的にアプリ(サービス)単位での表示しかできなかったはずなので、これは便利かも。まあ複数の VOD サービスを契約する人は多くないとは思いますが。

Fire TV

DAZN アプリのほうは見た目も使い勝手も PS4 アプリと同じで、特に戸惑うこともなし。もうちょっと違ってもいいんじゃないという気もしますが(笑。

観るだけなら PS4 でもできることは同じですが、スリープからの復帰時間が PS4 よりも Fire TV のほうが短いし消費電力も低いので、日常的に使うなら Fire TV のほうが使いやすい。

Fire TV

ちょっと悩ましいのが機能制限。Fire TV は家族にも使わせようかと思っているんですが、子どもに勝手にコンテンツ購入されると困るので機能制限をつけようと思ったのですが、PIN の入力が面倒。しかもかなりイチイチ PIN を求めてくるので自分自身が使いにくくなってしまって、どうしようかと思っています(しかも入力した PIN がモロに画面表示されるので、子どもと一緒に使っているときに入力できないし)。とりあえずペアレンタルコントロールとコンテンツ購入制限だけつけて、あとは制限なしにして様子を見ることにしました。
あとは根本的に我が家のテレビの HDMI 入力が少ないのがそろそろ辛くなってきたなー。既に HDMI セレクタが 2 台ぶら下がっている状況だし、HDMI 入力が 8 個くらいついているテレビが欲しい(笑。

ともあれ、これで来月の F1 開幕を迎える準備ができました。
Fire TV のキャンペーンは明日 2/25 まで。

Amazon / Fire TV (New モデル) 4K・HDR 対応、音声認識リモコン付属

B06XTXMCHR

投稿者 B : 22:50 | Audio & Visual | Visual | コメント (4) | トラックバック

2018/02/14 (Wed.)

BenQ HT2550 が気になっています

年末の発表時から気になっていた BenQ の低価格 4K プロジェクタ「HT2550」が一昨日発売されました。

20万円を切る4K/HDRプロジェクタ。ベンキュー「HT2550」は「ゲームチェンジャー」 - AV Watch
BenQ "20万円切り"4K/HDR DLPプロジェクター「HT2550」の実力をチェックした (1/3) - PHILE WEB

今年こそプロジェクタを買い換えたい、けど予算的には 20 万円以下で何とか...と思っていたところに突如として発表された HT2550。しかも発表時点での予想価格から少し値下げして、最初から 20 万円を切る価格帯での発売とはかなり攻めています。4K で 20 万円以下というのは現時点では競合が全くありませんからね。

BenQ / ホームシネマプロジェクター HT2550

B078ZZSWPS

しかし引っかかるのが実際のスペック。発表当初は 4K(3,840×2,160)の DLP パネルを搭載したプロジェクタということしか発表されていませんでしたが、実際には 2K(1,920×1,080)パネルを 4 倍速駆動して 4K 表示に対応するという、いわゆる「擬似 4K」であることが発売タイミングになって明らかになりました(TI の DLP デバイスのスペックを調べれば判ることではあったかもしれませんが)。
考えてみれば最新のネイティブ 4K DLP を搭載したプロジェクタがいきなり 20 万円以下で買えるというのはちょっとあり得ない話ではあるんですが、期待が高かっただけに少し残念です。先に発売されているエプソン「EH-TW8300」も 2K パネルの倍速駆動画素ずらしによる擬似 4K 表示に対応していましたが、こちらは 2K プロジェクタとしては素晴らしいけど擬似 はそれなりという評価のようです。HT2550 の場合は 4 倍速で 4K の全ピクセルを描写しているため 4K 表示の精細さは TW8300 よりも期待できますが、そのぶん輝度やコントラストに副作用が出るのではないかとも思います。

まあ、4K 対応プロジェクタと言っても 4K パネルを搭載した製品はまだまだ高価で、最も安いのがソニーの VPL-VW245(実売 50 万円前後)。30 万円台の BenQ 「HT8050」や Optoma「UHD60」は 2,716×1,528 の DLP パネルを倍速駆動して 4K 表示させているということなので、普及価格帯のモデルはまだまだそういう手法に頼らざるを得ないということでしょう。解像感と発色やコントラストが十分両立できていればネイティブ 4K パネルにこだわる必要もないとは思いつつも、プロジェクタはテレビとは違って比較視聴できる場が限られているのが難しい。BenQ も Optoma もヨドバシやビックではほとんど扱いがなく、BenQ の展示はアバックくらいでしかやっていないし、Optoma に至ってはほとんど実機を確認できないに等しい。こればっかりは実機を見ずに購入するのが怖いので、とりあえず秋葉原か横浜のアバックにでも行ってくるかなあ...。

投稿者 B : 23:55 | Audio & Visual | Visual | コメント (0) | トラックバック

2017/12/21 (Thu.)

BenQ HT2550

ベンキュー、約22万円の4K/HDRホームプロジェクタ「HT2550」 - AV Watch

BenQ HT2550

今年は買えないけど来年はなんとかがんばって買いたいホームシアタープロジェクタ、今のところなら 2K モデルだけどエプソンの EH-TW5650 が価格性能比で最強でしょうと思っていたのですが、それを凌駕する製品が BenQ から出てしまいました。リアル 4K 対応で 22 万円、というのは今までで最安クラスじゃないですかね。

プロジェクタ選びで重要なのは (1)パネル (2)ランプ (3)レンズ (4)画作り の四点と言って良いでしょう。パネルに関しては、BenQ のプロジェクタは Texus Instruments 社の DLP 素子を搭載しており、他社の DLP プロジェクタと素性は同じ。ランプとレンズに関しても、以前二度ほどレビューしてみた感触では、短焦点レンズモデルでもない限りはソツのない印象。画作りは、プリセットで満足して使う分には必要十分ではあるのですが、メーカーが公式に提供している情報が少なすぎて何をどういじれば良いのかが分かりづらく、そこだけが惜しいという感じでした。言い換えれば基本の部分はしっかりしているので、この価格帯で初めて 4K パネルを搭載してきたモデルとしては、十分期待できる製品に仕上がっていそうです。
不安要素があるとすれば動作音ですかね。エコノミーモードで 29dB、標準モードで 33dB というのはイマドキちょっとうるさいです。コンパクトなホームシアタープロジェクタで 4K の画像処理に伴う発熱を捌こうとすれば無理もない話なのかもしれませんが。

このモデルをきっかけに他社からもネイティブ 4K プロジェクタの低価格化がいよいよ始まりそうですが、私の懐事情では 20 万円を超えるプロジェクタをポンと買うのはちょっと難しい。ソニーもエプソンも仮に出してきても当面 30 万円を大きく切ることはないと思うので、この HT2550 が現実的な選択肢になるんじゃないかと思います。
できれば一度レビューしてみたいんですが、BenQ は最近はもうモノフェローズ向けのレビュー企画をやっていないようなんですよね。まあ改めてレビューズに登録してみても良いんですが...。

投稿者 B : 22:50 | Audio & Visual | Visual | コメント (0) | トラックバック

2017/10/27 (Fri.)

EPSON EH-TW5650

毎年秋になると考えるのがリビングの AV 環境の見直し。なかなか買い換えられずにいる(そしてそのまま使用頻度が下がっている)プロジェクタの買い換えを今年も妄想しているわけですが、そういえばエプソンのホームシアタープロジェクタの新製品が随分前に発表されていたことに、今さらながら気がつきました。

エプソン、タテレンズシフト対応のホームシアター入門プロジェクタ。9万のフルHD機も - AV Watch

ミドルレンジモデル EH-TW6700 は今年は据置ながら、エントリーモデルの TW5000 シリーズが一新され、かなり魅力的なスペックに仕上がってきました。

二年前に発売された EH-TW5350 も、それまでの TW5200 と比べるとスペックを大幅に底上げする意欲的なモデルでした。同価格帯で海外メーカーの DLP プロジェクタが登場して競争が激化したせいでもあるのでしょう。が、今回の TW5650 はもっとすごい。輝度を 2,000lm→2,500lm に、コントラスト比を 15,000:1→60,000:1 へと飛躍的に向上させ、さらには上方向のみながらレンズシフト機構も搭載して、中級機 TW6700 とのスペック差さえもグッと詰めてきました。一方で、従来の TW5350 の延長線上にあるモデルとして、TW650 という新たなエントリーモデルも登場しています。

この三機種で主要なスペックを比較してみた表がこちら。

モデルEH-TW6700EH-TW5650EH-TW650
画素数1,920×1,080
明るさ3,000lm2,500lm3,100lm
コントラスト比70,000:160,000:115,000:1
色再現性10bit
80inch 最短投写距離235cm181cm
80inch 最長投写距離382cm219cm
レンズシフト上下 60%/左右 24%上 15%
騒音レベル24dB27dB28dB
消費電力384W312W315W
外形寸法410×304×157mm309×278×107mm302×249×87mm

こうして見ると、投写距離のスペックが同じ TW6700 と TW5650 では共通の光学系を使用しつつ、レンズシフト機構に制限を設けたものと考えることができます。明るさとコントラストはランプ出力の差によるものでしょうから、TW5650 というモデルは従来の TW5000 シリーズのコンパクトなシャシーに TW6000 シリーズのエンジンを搭載したもの(筐体が小さい=電源や発熱に余裕がないからランプ出力が抑えめ)という位置づけで開発されたものであることが分かります。上は 4K がジワジワと降りてきていて、下は LED プロジェクタの性能が上がってきている中で、2K 液晶プロジェクタの生き残りを賭けてコストと性能のバランスを突き詰めたらこうなった...という本気を感じます。

我が家の設置環境だと、以前計測したときに 80inch スクリーンに映したい場合の投写距離は 270~300cm 程度必要なことが分かったので、投写距離の短い EH-TW650 は選択肢から外れます。まあ TW650 は使うときにだけ視聴位置よりも前のテーブル等に設置する、ライトな使い方を想定しているのでしょうね。だから従来は自宅に導入するなら投写距離の稼げる TW6700 しかないか、と思っていたんですが、ここにきて TW5650 が有力候補として躍り出てきました。4K プロジェクタにはまだちょっと手が出ないけど、かといって 2K で 20 万のプロジェクタを今さら導入するのも億劫。そこに 10 万円台前半でこのスペックなら納得感があります。

というわけで TW5650 がかなり欲しくなっている現在ですが、この冬はちょっと物入りなので、買えても来年の夏かなあ。スター・ウォーズ EPVIII の BD を新しいプロジェクタで観ることを目標にがんばりたいと思います。

エプソン / dreamio EH-TW5650

B074MX74Q5

投稿者 B : 22:56 | Audio & Visual | Visual | コメント (0) | トラックバック

2017/10/18 (Wed.)

テレビのイベントリレーと追従録画の話

先日エアレース最終戦を録画したときの話。

さすがに日曜 26 時からの生中継は翌日の仕事を考えると起きてらんないので、BS1 での放送を録画して翌朝観ました。
放送の枠は 3 時間あったんですが、インディアナポリスは強風のためラウンドオブ 14 のスタートが定刻より 50 分遅れとなり、早朝 5 時までの放送時間では競技そのものは収まったものの、表彰式は溢れてしまいました。

BDZ-ZT1500

放送終了予定時刻近くになると、画面端にテロップが表示され、BS1 のサブチャンネル(102)で放送が継続される表示が出てきました。
さすがに放送延長は想定していなかったので、あー表彰式の映像は観られないのか、まあファイナル 4 までちゃんと観られたから良しとするか...と思ったら、一瞬のブラックアウトを経てサブチャンネルの録画に切り替わりました。

BDZ-ZT1500

通常の放送より帯域の狭いサブチャンネルでの放送なのでフル HD の解像度は出ておらず、大画面で観るにはちょっと厳しい画質ですが(インターレースだから静止画で撮るとさらに解像感が落ちて見えますが、動画で見ている分には上の写真よりは多少マシに見えています)、それでも室屋の年間チャンピオンのトロフィー授与場面が観られて感激。

デジタル放送には「イベントリレー」という機能があって、今回のようにスポーツなどが延長し、途中から別のチャンネルで放送を継続する場合(高校野球中継の NHK 総合←→E テレの切り替えが代表例)にレコーダが自動的に追従録画できるようになっています。
先日レコーダを買い換えて UI も変わったけど、録画自動延長の設定を気にしたことがなかったので、デフォルトで自動延長になっていたのか無意識に設定していたのか...と画面を確認してみたところ、

BDZ-ZT1500

録画予約画面に自動延長に関する項目そのものが見当たらない。本体設定のほうを見ても何もありません。確か、UI に XMB を採用していた時代の機種は録画予約画面に「延長」という項目があったし、本体設定にも「番組追跡録画」の入/切があったのに。わざわざ録画するのに途中で切れても良いなんていうユーザーもほとんどいないでしょうし、自動延長・自動追従以外の動作はしません、ということなんですかね。

ちなみに、録画は一本の録画映像の中でチャンネルがシームレスに切り替わっていました。ビットレートも解像度も異なるビデオが繋がって録画されているのは初めての経験(笑)。調べてみたらパナのレコーダではイベントリレーで別チャンネルが自動録画された場合は別々の録画データとして管理されるようなので、扱いやすさだけを考えたらソニー製レコーダのほうが便利そうです。

私は野球をあまり観ないので、こういうイベントリレー機能が役に立つことは滅多にありませんが(むしろ初めて使ったかも)、そういうときほど見逃したくないものだったりするので、助かりました。

ソニー / BDZ-ZT1500icon

iconicon

投稿者 B : 22:15 | Audio & Visual | Visual | コメント (0) | トラックバック

2017/10/02 (Mon.)

BD レコーダの受信トラブル→解決

BDZ-ZT1500

先日購入した BDZ-ZT1500 ですが、時折録画に失敗することがありました。

最初は再現性が掴めず、HDD の初期不良も疑ったんですが、どうも BS/CS 録画時に発生しやすい。それも 100% ではなく、二番組(以上)を同時録画している際に出る率が高いっぽい。初期不良があるとしたらチューナか MPEG エンコーダか?と疑ったんですが、念のためアンテナレベルを確認してみると、

BDZ-ZT1500

感度が受信可能ラインギリギリじゃないですか!

我が家はマンションの共同アンテナで衛星放送を受信しているので、素人工事と違って受信状態が不安定になることは考えにくいし、これは接続か分波の問題だろうなと。
そういえば、設置時にアンテナケーブルを接続する際、割とこんがらがりがちな AV ラックの背面を辿ってどのケーブルが何かを確認するのが面倒だったので、「とりあえず挿してみて映ったらそれが正解」という手順で接続したんでした。これ、もしかしてケーブルの入力と出力が、入れ替わってる~!?(神木隆之介と上白石萌音の声で)

というわけで試しに入力と出力のケーブルを挿し替えてみたところ、

BDZ-ZT1500

アンテナレベル MAX!逆に挿してただけだったか...というか、逆挿しでも映ってしまうとか普通は思わないじゃないですか(;´Д`)ヾ。
二番組録画時に失敗しやすくなるのは、録画時に内部的にさらに分波されることでアンテナレベルが不足してしまうんだろうな、と推測。

我ながら間抜けなミスで情けなくなりましたが、デジタル家電については私より詳しい人もかつて同様のミスを犯していたので大丈夫だと思っておくことにします(ぉ。

AV 機器のケーブルって頻繁に挿抜するものじゃないですが、だからこそ機器入れ替えの際にどれがどれだか判らなくなってしまうので、ケーブル識別用のタグでもつけておくことにしようかなあ...。

エレコム / 表示スペース付結束バンド LD-ST100WH20

B0001VQ2PU

投稿者 B : 23:15 | Audio & Visual | Visual | コメント (0) | トラックバック

2017/09/15 (Fri.)

Sony BDZ-ZT1500

半年前から不調だった BDZ-ET1000 がいよいよ危ない感じに。BD のトレイロード用モーターのトルクが弱ってるのは相変わらずなんですが、録画中に HDD 内の番組を再生した際や、稀にはライブ試聴さえも音切れが発生するようになってしまいました。
画がカクつくわけでもなく、動画内の特定の箇所で発生するというわけでもないので、これは HDD に不良セクタが発生しているのではなく、ディスクのフラグメント化が進んで転送が追いつかなくなっているんだろうなと。不要な録画を消して空き容量を増やしてやると改善するけど、根治には一回ディスクをまっさらにする必要があります。そもそも BD ドライブもいつ壊れてもおかしくない状況だし、観念して買い換えました。

ソニー / BDZ-ZT1500icon

BDZ-ZT1500

結局またソニーにしました。半年前は昨年モデルの BDZ-ZTx000 シリーズの出来があまりに酷く、UI のレスポンスは激遅だし機能面も退化しすぎているからこれはパナに宗旨替えするしかないかなあ...と半ば覚悟を決めていました。が、今年出た BDZ-ZTx500 シリーズではかなり改善が進んでいて、昨年型でいったんドロップしていた機能はほぼ復活しているし、店頭で触ってみた感じではレスポンスもそこまで酷くない。もともとパナはソニーとリモコンのデザインが違いすぎて慣れるまでイライラしそうだと思ったことと、あの丸ゴシックをベースとした UI がやっぱり好きになれなかったことから、ZTx500 くらいの出来ならまあ許容範囲かな、と判断しました。

もはやレコーダは 4~5 年で使い潰す消耗品と割り切って、コストパフォーマンスを重視。モデルは 3 チューナー・1TB HDD の ZT1500 を選択しました。HDD は消耗品だから大容量を買うのはもったいないし、足りなくなったら SeeQVault 対応 HDD を外付けしたほうがその後の使い回しも効くだろう、という考えです。

BDZ-ZT1500

それにしてもまあシンプルですね。ET1000 もシンプルすぎて味気ないと思っていましたが、それさえも豪華だったと思えてしまうシンプルさ。のっぺりとしたデザインに安価な再生専用機のような小型筐体。まあ最近はテレビの薄型化でラックの奥行きが縮まっているという事情もありそうです。でも肉厚アルミ筐体な BDZ-X95 とかを使っていた身としては寂しくもあります。
ボタンには意匠らしい意匠もなくて、家族にも最初は「これ DVD ってどうやって出し入れするの?」と訊かれたほど。

天板は樹脂のグロス仕上げ。買った瞬間はピカピカで美しいけど、これ埃が溜まってくると曇っちゃうんだよなあ...。

BDZ-ZT1500

入出力は HDMI 1 系統と LAN、HDD 用の USB 端子。あと申し訳程度にアナログビデオ入力が付いているだけ。本当に最低限しかついていません。
せめてデジタル音声出力だけはアンプやバーチャルサラウンドヘッドホンへの接続用に残しておいてほしかったなあ。今やそういうクラスタも絶滅危惧種ということなのかもしれませんが。

BDZ-ZT1500

リモコンはいつもの使い慣れた感じのやつ。
「Fire TV のようにシンプルなリモコンにできないから日本の家電はダメなんだ」という論調も一部にはあるようですが、そもそも用途が違うし、操作性が大きく変わらないこともこういうレガシーな機器のあり方としては重要だと思うんです。

BDZ-ZT1500

十年以上続いたソニー製レコーダの UI・クロスメディアバー(XMB)が先代 ZTx000 シリーズからついに廃止され、ごく普通のメニュー式 UI に変更されました。
HDD 容量が増えて百タイトル単位で録画できるようになった現在、XMB というシンプルな UI では操作をカバーしきれなくなっていたのは事実ですが、使い慣れた操作性が変わってしまうのは戸惑うものです。まあ録画・視聴周りの操作は画面を見ながら何とかなるんですが、ライブチューナのチャンネル切り替えがチャンネルボタンか番組表からの選択しかなくなったのが残念。今までは XMB でチャンネルごとの番組タイトルだけズラッと見て選局していたのが、一手間増える形になってしまいました。普段からただでさえライブ放送は見ないのに、さらにリアルタイム視聴離れが進みそう。

心配していた UI のレスポンスは、今までの ET1000 でもこれくらいのレスポンスだったよな、というレベルで実用範囲ではあります。ただ何かの拍子にワンクッション待つようなレスポンスになる瞬間があったり、番組表の表示が遅いことがあるのはちょっと不満。

BDZ-ZT1500

番組表は白系のバックになって読みやすくなりました。文字サイズは 2KTV だとこれくらいが限度ですが、もっと細かい表示モードもあるので、60inch クラスの 4KTV だともっと一覧性の高い表示ができます。

BDZ-ZT1500

torne の「トルミル」機能によく似た「予約ランキング」という機能もついていて、これから放送される番組で面白そうなのはどれか、というのを人気から知ることができます。
これ、最初に見たときは同じソニー内で似たような機能を別々に作ってどうするんだよ、と思ったものでしたが、実際にその中身を見てみるとかなり「一般的に人気があるもの」というランキングになっていて、あーこれは torne のユーザー層は偏りすぎててデータベース共通化したらめんどくさいことになるわ、別々に構築して正解だわ...と思うようになりました(ぉ

BDZ-ZT1500

ちなみに、筐体がシンプルになったことにはメリットもあって、今まではフロント全面が開閉式のパネルで覆われていたためリモコン受光部延長器を貼り付けることができませんでしたが、ZT1500 では開閉カバーが全面を覆わなくなったことで、レコーダの受光部に延長器の発光部を直接貼り付けることができるようになりました。今まではレコーダの近くに発光部を転がしておくだけだったのでちょっとしたことでズレてしまうのがストレスでしたが、これは地味に助かります。

今回はちょっと消極的な買い方で私自身さほど楽しくなかったんですが(笑)、少なくとも今の「UHD ではない BD レコーダ」という形態のものを買うのはこれが最後になりそうです。次に買い換えるのはたぶんまた 4~5 年後、その頃は UHD BD レコーダになっているのか、それとも録画文化が死滅してレコーダそのものが不要になっているのか。製品のコモディティ化の度合いなんかはラジカセ文化の末期を思い出させるものがあり、ああ今自分は一つの文化の終わりを見届けようとしているんだなあ...と感慨に浸ってしまいました。

ソニー / BDZ-ZT1500icon

iconicon

投稿者 B : 22:15 | Audio & Visual | Visual | コメント (0) | トラックバック