b's mono-log

2013/11/29 (Fri.)

Sony BDP-S5100

ちょっと前に SACD プレイヤー SCD-XB7 が壊れた話をしましたが、最終的に代替機として購入したのは、これ。

ソニー / BDP-S5100

BDP-S5100

SACD プレイヤーの買い換えに BD プレイヤー、というのはどうなのよ(もちろん CD/SACD も再生できるけど)、とは自分でもちょっと思います。数年前だったら専用機の買い換えに汎用機という選択肢はいくらなんでもこだわりがなさすぎるだろう...と考えていたに違いありません。が、CD という媒体が音楽ソースの配布手段としての寿命を終えつつあること、少なくともハイレゾ音源の流通が光学ディスクの軛を解かれたところで発展しそうな気配を見せていること、そもそも自宅で BGM ではない形で音楽を聴く機会が激減している状況で専用機に 5 万も 10 万もかけるのはもったいないと今は自覚していること、から、マルチプレイヤー的な機器に入れ替えたほうがモトが取れるんじゃね?という結論に至ったわけです。以前、BD レコーダの調子が悪くなったときから、リスク分散のために BD プレイヤーとレコーダは別体で持っておいたほうが良さそうだな、と思っていたこともあり。

しかし、ソニー製の BD プレイヤーの最上位機種がこれ、というのはなかなか寂しいですねえ。もっと言うと、国内メーカーで 5 万円超えの高級 BD プレイヤーを作っているのはもはやパイオニアとマランツくらいしかなく。日本では昔からレコーダが主流で再生専用機が売れないとはいえ、寂しい話です。

BDP-S5100

本体は非常にコンパクトで、自宅に届いたときに箱を持ってみて空箱が届いたんじゃないかと思ったほど(^^;;。今やこの手の機器にはアナログ回路なんて入っていなくて、光学ドライブとプロセッサ、あとは I/O を実装するくらいのものなので、これでさえ中身はたぶんスカスカなんでしょうが。「重さ=画音質の良さ」だったアナログ時代のデッキから考えると、お手軽になったものですね。デジタル化で機器が大衆化するのは正しい進化ですが、趣味的な観点では一抹の寂しさもあります。

BDP-S5100

この機種の外観上最大の特徴になっている「多面体デザイン」。正直、こういうデザインにする必然性がまったく分からないのですが(笑)、プラスチック製の筐体をそこそこの質感に見せる、という点では努力したほうなのでしょう。面ごとに塗装を変えることで立体感を強調しているだけで、実際はそれほどデコボコしているわけではありません(かといって水平なわけでもない微妙な多面体になっている)。

ちなみにこの天板は透明な素材に塗装で質感を出しているらしく、光にかざしてよく見ると、中の基板がうっすら透けて見えます(笑。

BDP-S5100

入出力端子はこれだけ。同軸デジタル音声出力、HDMI 出力、Ethernet、外部ストレージ接続用 USB 端子。たったそれだけで、おしまいなんですか?(アムロ
AACS の規定で現在は BD 機器のアナログ出力が 480i に制限されている(さらに 2014 年以降は完全に禁止される)のでアナログ映像出力をつける意味はほぼなくなっているとはいえ、HDMI 出力は 1 系統しかないし、音声出力も光デジタルが省かれている、というのはちょっと残念。映像出力をテレビとプロジェクタに振り分けたり、音声出力を AV アンプとサラウンドヘッドホンに振り分けたり、という使い方がしづらいのが困りもの。そういう用途には 5~10 万クラスの機器を買ってください、ということなのでしょうし、実売 1 万円台後半の製品に贅沢言うわけにもいきませんが。いずれプロジェクタを買い換えるタイミングで、HDMI×2 がついた他社機にでも買い換えるかな...。

BDP-S5100

リモコンは「最低限のものが一応ついている」という程度。まあさすがにカード型リモコンではないだけマシか(笑。

BDP-S5100

設置場所はラックの SCD-XB7 の跡地。本体幅が一般的なオーディオデッキの 430mm ではなく 360mm だし、高さはないし、置いてみたらかなりスカスカ。ちょっとみすぼらしくなってしまったので、これはラックの構成を考え直したほうがいいかもしれません。

画音質に関しては、特に可もなく不可もなし。音については SCD-XB7 の音がどうだったかだいぶ忘れてしまったため(笑)専用機と比べてどう、という評価もしづらいですね。ただ、「休日にときどきスピーカから音楽を流してやりたくなるとき」には十分な音質かと。それ以上に、本体の起動と BD ディスクの読み込みが速いのが、BD 再生機としては重宝します。BD 再生は、今後はレコーダじゃなくてコイツを使おうと思います。

また、この機種を選んだ理由はもうひとつあるのですが、それについては追い追い、ということで(たぶん)。

ソニー / BDP-S5100

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2013/10/12 (Sat.)

VPL-VW500ES

ソニー、84万円のネイティブ4Kプロジェクタ「VW500ES」 - AV Watch
ソニー / VPL-VW500ESicon

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SACD プレイヤーが壊れてから、オーディオ・ビジュアル環境の再整備を考え始めています。本来は CD プレイヤーの置き換えだけ考えればいいところ、長年の懸案だった AV アンプとプロジェクタの買い換えまで思案しはじめる始末(笑。そんな折、4K プロジェクタが待望の価格破壊!従来の約半額に!...って、まだまだ実売 75 万円じゃあねー(´д`)。

でも、これから買うのにフル HD のプロジェクタ、というのも負けた気がするし、どうせ投資するなら 4K に行っときたいところ。来年さらに半額になったりしたら迷わずダイブするんですが、さすがにそれはまだ難しいかなあ。まあ、プロジェクタを買い換えるならスクリーンもセットで考えないとだし、その前に CD プレイヤーと AV アンプを何とかしないとなんですけどね...。

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2013/02/01 (Fri.)

ものすごく久々にプロジェクタの話

最近、ものすごく久しぶりにプロジェクタを稼動させています。

VPL-HS10

とは言っても我が家のプロジェクタは懐かしの VPL-HS10。もう 10 年も前の製品です。当時、急激に訪れた自分内ホームシアターブームで、ほとんど何も持っていない状態から 2 年くらいの間にプロジェクタ、スクリーン、アンプ、スピーカまでひととおり揃えました。とはいえ、当時はまだ DVD 全盛の時代だったので、一応ハードウェア的にはコンポーネント端子で HD に対応してはいたものの、HDMI もやっと最初の規格が策定された頃。今となってはさすがに古くさく、かといって子どもが小さいうちは生活環境的になかなかホームシアター関連の投資もしづらく、ほとんどの場合 BD レコーダ+BRAVIA(+場合によってはバーチャルサラウンドヘッドホン)で完結してしまっていました。
本当は、いずれプロジェクタは買い換えたいけど引越しの際にいったん手放そうかとも思いました。でも、今さら下取りで値段がつくスペックのものでもないし、かといって捨てるのも忍びなくて(笑)結局持ってきてしまったという。当時社会人三年目の若造が無理して買った念願のプロジェクタで思い入れがあった、というのもありますが...。

ともかく、一度はプロジェクタまでひととおり揃えた身としては、46inch の液晶で満足するというのも悔しくて、去年の引越しをきっかけに改めて環境を整えていこうかと。年末年始に BRAVIA を壁寄せ設置したのも、実はその計画の一環だったりします。できるだけテレビを壁に寄せて、その前にスクリーンを置こうという目論見。

以前の住居までではスクリーンは Manfrotto の AutoPole で吊していましたが、生活空間にあの黒いポールが立ってるのも、家庭持ちとして我ながらどうかと。でも、今のマンションは隣室と共有している壁に穴を空けられないので、壁にスクリーンを留めることができません。天井に吊すのもちゃんとインストーラーに頼まないと強度的に不安だし...ということで、手持ちの 80inch スクリーンを使うことは当面諦めて、じゃあ白壁にそのまま投射してみたら意外といけるんじゃね?と思って、試してみました(笑。

VPL-HS10

あ、確かにけっこういける(^^;;。
壁と天井の間に出ている梁と、BRAVIA の上端の間にギリギリ収まるサイズで投射してみたところ、対角で 180cm ほど(約 71inch)の大きさになりました。80inch スクリーンのサイズは確保できていないけど、46inch のテレビ画面よりは全然大きい。上下が詰まるシネスコサイズの映画ならばもっと大きく映すこともできます。

画質については、もっとひどいかと思ってたけど案外アリ。たまたま試してみたのが、線が太く塗りが濃いめで 720p もあれば十分見応えがある『ガンダム UC』の BD だったから、というのもありますが、暗部の黒浮きが気になるのを除けば、暗室にさえできれば明るさもコントラストもそこそこ満足できるレベルかも。
ただやっぱり白壁投射ならではの欠点もあって、

VPL-HS10

明るめのベタ塗り領域(ここでは上の方の青空)でモアレが発生してしまっています。ソースにもよるけど、これはけっこう気になるかな...。

まあ、それよりも何よりも気になるのは動作音なんですけどね(´д`)。天吊りではなくラック置きで、しかもソファの視聴位置の直後真上からの投射なので、すごくうるさい。せっかくプロジェクタを使っているのに、音はスピーカじゃなくてバーチャルサラウンドヘッドホンを使わないと、純粋に楽しめません。動作音は最近の製品だと劇的に静かになっているので、画質以上に動作音という点で買い換えたくてしょうがない。

プロジェクタのほうは当時と同じ価格帯でフル HD の製品が当たり前に変える時代ですからね。まあ、4K の時代がすぐそこに来ている状況(インチサイズを考えると、テレビよりもプロジェクタのほうに先に波が来る?でも需要の大きさとしてはさすがにテレビのほうが先か?)を考えると、今は買い時として難しい時期でもありますが。まあ、私はシステムの拡張性という点でまずはアンプを先に買い換えたいので、プロジェクタやスクリーンについてはその後(来年末以降?)になるとは思いますが。

こうやって悩んでいる時期が、実は一番楽しいんですよねえ。

ソニー / VPL-HW50ES

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2013/01/04 (Fri.)

BRAVIA を壁寄せ設置してみた

今年の目標は久々にオーディオ&ビジュアル環境を整えることですが、冬休みを利用して、以前から考えていたテレビ周りのレイアウト変更を決行しました。

KDL-46X5050

これがちょっと前の我が家のテレビ周り。エレクターで組んだローボードに、BRAVIA 付属のスタンドでテレビを載せています。テレビの真下にはセンタースピーカを置きたかったので、テレビ台の部分はフローティングジョイントを使って下段を空けていました。

KDL-46X5050

本当は、リビングを広く使いたいので引越したらテレビは壁掛けにしたいな...と思っていたんですよね。でも、マンションの規約で隣室との隣接部分の壁は穴あけ不可。まあ、壁掛けはレイアウト変更がしづらくなるので良し悪しでもあるんですが、いずれにしてもできないものは仕方ない。
少なくともできるだけ壁寄せにして、もっとテレビ前のスペースを空けたかったので、こんなものを買ってみました。

ソニー / フロアスタンド SU-FL71L

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BRAVIA の純正フロアスタンドです。既にモデルチェンジしているのでこれは旧型。新型でもおそらくネジ穴の位置は合いそうなものですが、対応機種の一覧に含まれていないのと、私が持っている 5 年前の BRAVIA と今の機種では本体の重さもだいぶ違うので、耐荷重・耐震性を考えると正式にサポートされているもののほうが良いだろうと思い、あえて旧型を探しました。新型だと支柱の色がブラックになっているので、シルバーな旧型のほうがリビングには合うと思います。

SU-FL71L

設置してみました。まあこれが重い重い。50kg 級のテレビ(当時の 50inch オーバーの機種の場合)にも対応できるように質量が 61kg もあるスタンドなので、まあとんでもなく重くてですね。二人がかりで、この時期に大汗をかきながらやっとの思いで設置しました(←無謀にも自力で設置した人)。

ケーブルがごちゃごちゃしてるのはご容赦を(^^;;。これでもスパイラルチューブを使ったりしてできるだけまとめたんですが、あまりにもケーブルが多すぎたり、機器間を行ったり戻ったりさせていたり、そもそもケーブルの長さが足りていなかったり(フロアスタンドを通すことで従来よりも長さが必要になってしまったケーブルがいくつかある)、現時点ではこれ以上は無理。もうほとんど使っていない機材もいくつかあるので、そういうのも含めて追い追い整理していこうと思ってます。

SU-FL71L

設置後の状態としてはこんな感じ。あまり変わっていませんが(笑)センタースピーカの上が空いたので音は出しやすくなったかな。フロアスタンドの台座がちょうどセンタースピーカ+スタンドを置けるくらいの大きさで助かりました。

こうなってくるともうデッキ類をローボードに入れておく必要はないので、このラックについても次のプランは考えてあるのですが、ここで予算が尽きたのでとりあえず半年くらいこの状態で行きます(笑

SU-FL71L

ちなみに肝心の壁寄せの効果ですが...おうふ。設置変更前の状態とほとんど変わってないし!(;´д`)ヾ
もともと、本体付属のスタンドを壁ギリギリにまで寄せて設置していたところに、壁寄せスタンドはそのものの厚みがそこそこあるので、結果的に大差なかったという結論に(´д`)。スタンドの支柱と壁の間にケーブルを通すための隙間を少し取らざるを得なかったので、上記のとおり大量に通っているケーブルを少し整理すればあと 1~2cm くらいは寄せられるかもしれませんが、そうすると機材のレイアウト変更とケーブルの(ちょうど良い長さのものに)買い換えが発生するので、それもそれですぐにはできません。

まあ、壁掛け/壁寄せはそれそのものが目的というよりリビングのスペース確保のためなので、このローボードをリプレイスしないことには完成しないわけで。ということで、この話はたぶん夏ボの時期に続きます(ぉ。

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2012/12/11 (Tue.)

Sony BDZ-ET1000

BD レコーダの調子が悪いと去年くらいから感じていながらダマシダマシ使っていたんですが、この年末に観念して買い換えました。

ソニー / BDZ-ET1000

BDZ-ET1000

トリプルチューナ/1TB HDD のモデルです。DTCP-IP を使った家庭内配信に対応していること(配信時にチューナ兼エンコーダを 1 系統占有する)から 3 チューナあったほうが便利そうなことと、HDD は今までの BDZ-X95 の 500GB でも何とかやりくりできていたこと、さらに現行機種では USB で増設可能なことを考えれば内蔵 1TB でも問題ないだろう、ということでこのモデルを選択。
今まで使っていたのが事実上のフラッグシップ機で、映像音声回路にコストを奢ったモデルだったのでグレードダウンしたことになりますが、そこは割り切りで。前回は初めての BD レコーダということで AV 的にこだわってみましたが、HDD という比較的単寿命なデバイスを内蔵してせいぜい 4~5 年で買い換えるものに 20~30 万もコストかけてられないよな、と。特に子どもが小さいうちは日々酷使しがちなので、レコーダはもう消耗品と考えることにしました。それでもこのスペックで Amazon 価格 ¥70,000 を切っているわけですから、恐ろしい時代です。

BDZ-ET1000

トップパネルに分厚いヘアラインアルミ材が奢られていた BDZ-X95 からすると、この BDZ-ET1000 はアルミが使われているのは前面のエッジの部分のみ、あとは天板さえプラスチックだったりするので、質感や筐体の剛性は望むべくもありません。まあしょうがないか。

BDZ-ET1000

背面の端子を見て改めて驚き。まあ分かってて買ったわけですが、それでも出力が HDMI×1、光デジタル×1 で入力はアナログ 1 系統のみ、というのはまたすごい割り切りです。アナログサンセットで段階的に BD 機器のアナログ出力が制限されているからもう端子を搭載する意味もないわけですが。
ただ HDMI 出力が 1 系統しかないのは地味に不便かも。今後 HDMI 対応の AV アンプやらプロジェクタやらを買ったとしても追加接続できなくなるわけで。そういう向きには最上位モデルの BDZ-EX3000 を、と言われてもねえ(´д`)、という感じなので、そういう機器と繋ぎたくなったら別途再生専用機を買った方が安上がりでしょうね。

BDZ-ET1000

UI は少しずつデザインを変えながらも相変わらずの XMB(クロスメディアバー)。まあ慣れてるからいいんですが、そろそろこの単純な階層構造が多コンテンツ時代に合わなくなってきてるのを感じます。そういう意味では XMB を最初に始めた SCE が torne だったり Vita OS といった非 XMB の UI を模索しているのは、時代の流れなんでしょうね。タブレットのようなハンドヘルドデバイスをこういう UI のコントローラ代わりに使うというアプローチも、考え方としては理解できても、実用性(主に速度的な意味で)がまだ追いついていない気がするし。このへんは変えるにしても変えないにしても難しいところです。

BDZ-ET1000

今回初めて気づいたのは(この世代の機種からではないかもしれませんが)番組表の UI が刷新されてフォントが高精細になっていたこと。他社製品ではもう少し前から番組表がこういう高精細なデザインになっていたのは知っていましたが、ソニーの BD レコもようやくですか。視認性、一覧性ともに向上していて、こういうのは大歓迎です。いっぽうで、他の画面の UI がちょっと古めかしい解像度のフォントなのが却って気になってきました。操作へのレスポンスを確保するためにあえて解像度を落としていたりするんですかね...?いずれにしても、UI 周りの作り込みがちょっと中途半端な印象。

とはいえ、今までの機種で悩まされていたチューナの系統による録画制限は撤廃されたし、全体的なレスポンスも向上してかなり使いやすくなりましたね。特に BDZ-X95 に比べて起動や BD メディアの読み込みが大幅に高速化されているので、使用上のストレスがかなり減っています。ここ数年でハードウェア的にはかなりコストダウンが進んだ印象ですが、ソフトウェア面(だけではないと思うけど)でのブラッシュアップで BD レコーダとしての使いやすさが高まっていますね。
この買い換えでできることが新しく増えたわけではないので(タブレットでのワイヤレス視聴とかは増えたか)、それほど高揚感のある散財ではありませんでしたが(笑、地味に満足度の高い買い物でした。

ソニー / BDZ-ET1000

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2012/09/11 (Tue.)

Sony HMZ-T2

ソニー、画質と装着感を改善した新HMD「HMZ-T2」 -AV Watch
【レビュー】画質や装着感を向上した有機EL HMD「HMZ-T2」 -AV Watch
ソニー / ヘッドマウントディスプレイ HMZ-T2icon

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IFA で先行発表されていた、3D 対応 HMD が国内でも発表されました。昨年の「HMZ-T1」の後継機種ですね。

HMZ-T1 は何度か買おうと思ったにも関わらず、結局品薄が解消しないうちに気持ち的な買い時を逃してそのままになっていました。まあヘッドホンがイマイチだったり、解像度が WXGA なのがもう一声という感じだったので、その辺が改善された後継機が出たら再検討かな...とは思っていましたが、まずはそのうちヘッドホンから改善されています。改善というより「ステレオミニジャックをつけて好きなヘッドホンを使えるようにした」というのが正しいですが、このジャックに好きなヘッドホンを挿しても良いし、別途バーチャルサラウンドヘッドホンを使っても良いわけで、個人的にはこれは歓迎。
あとはパネルがフル HD 化されなかったことだけが残念ですが、ファインダタイプの XGA OLED デバイスは去年が初物だったので、スペックが変わらないのは仕方ないかな。各所のレビューによれば、WXGA のままでもチューニングでかなり画質向上しているという話なので、実際どの程度か見てみたいところ。高価な OLED ファインダを 2 枚使って ¥70,000 以下なんだから、WXGA 止まりでも安い、という見方もあるかも(笑。

本音を言えばフル HD になるまで待ちたい、というのはあるにせよ、画質次第では今回こそ衝動買いしてしまいそうな気もします。ただ、最近自宅でゆっくり映画を観る時間さえ取れていないことと、この年末もいろいろと物いりなので、これにまで回す余裕がなさそうだな...というのが、寂しいところ。

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2012/03/02 (Fri.)

VOD サービス「U-NEXT」を試す (2)

U-NEXT のインプレッションの続きです。今日はセットアップから使用感まで。

ユーネクスト|オンデマンドの世界へ、ようこそ。

U-NEXT

STB をテレビと HDMI 接続して電源を入れると、初期セットアップ画面が出てきます。

まあ普通の UI ですが、最近の高解像度でリッチな UI に見慣れてしまうとちょっと古くさい印象は否めませんね。画面デザインとかフォントとか。機器自体がそれほど新しいものでもないので、こんなもんなのでしょうが。

操作は基本的にリモコンのカーソルキーのみで行います。

U-NEXT

初期設定の冒頭でいきなりペアレンタルロックの設定を行います。まあリビングのテレビに常設する機器なので、家庭持ちにはこの設定は非常に重要。5 段階の選択肢から選択するだけではありますが、そもそも「ペアレンタルロック」という言葉自体が一般的ではないので分かりにくくないか?というのが気になりました。

U-NEXT

続いてユーザー ID の認証。これは別途ハガキで ID・パスワードが届いているので、それを入力します。

U-NEXT

ただこのパスワード入力が全てカーソルしか受け付けない(リモコンのテンキー入力に対応していない)のが面倒なのと、入力した ID・パスワードが間違っていた場合は全部入れ直し(間違った ID・パスワードを画面上に残してのいてくれない)という仕様なのがとてもめんどくさい。しかもパスワードは数字の「0」とアルファベットの「O」が混在で、ID 通知ハガキには 0 と O が判別しにくいフォントで印字されているという、あり得ない状態でした(´д`)。普通こういうパスワードには I とか O とかのアルファベットは間違いのもとだから使わないのが鉄則、仮に使う場合でも 0 は斜め棒入りの 0("Φ" に近いフォント)で印字するのがシステム屋的な常識だと思うんですが・・・。私はこのパスワード入力画面でかなり萎えてしまいました。

ともあれ、セットアップが完了したのでサービスを利用してみます。

U-NEXT

サービスのトップ画面はこんな感じ。ここからはカーソルだけでなくテンキーでダイレクトに選択することもできるようになります。もっとグラフィックリッチなものかと思っていたんですが、けっこうテキストベースで無機質な画面なんですね・・・。

メニュー内にはビデオ配信以外にも「チャンネル」(映像版有線放送的な感じで、BGM 的に特定ジャンルの映像を流しっぱなしにできるサービス)、「USEN」(音楽の有線放送をテレビで受けられる)、「カラオケ」(そのまんま)のメニューがありますが、それぞれ別料金がかかるので、今回はスルー。

U-NEXT

カテゴリを下っていくとこんな画面になります。各ジャンルの下にサブカテが設けられていて、映像のカテゴリ以外にも見放題(定額制の中で見られるものだけ)、PPV(ペイパービュー:定額制の枠外の有料コンテンツだけ)、という切り方もされています。

はい、つまりは U-NEXT は基本的にはサブスクリプション型(定額制)サービスではあるものの、タイトルによっては定額の枠に入らず追加料金が必要なコンテンツもある、ということです。

U-NEXT

例えばディズニーカテゴリ以下だとこんな感じで、けっこう PPV コンテンツが多い。新着ものや旧作でも人気の高いものはたいてい PPV で、観たいと思ったら PPV だった、という率がかなり高いです。例えばガンダムシリーズはほぼ全て PPV だし、逆に言えば普段から割と頻繁に BD や DVD を観ていると、見放題コンテンツの中で観たいものを探すのが難しいという、なかなかに微妙なラインアップになっています(´д`)。

U-NEXT

各コンテンツの詳細画面はこんな感じ。テレビドラマやアニメなどの続き物だと、ここから話数を選択して視聴開始します。

U-NEXT

画質はこんな感じ。解像度はともかくビットレート的には DVD 未満といった印象で、いかにもネット配信動画的なブロックノイズやモスキートノイズがけっこう気になる画質です。音もダイナミックレンジが狭い印象で、正直この画質で映画なんかは観たくないなあ、せいぜいテレビ放送レベルのドラマやアニメくらいかな、というのが正直な感想。

数年前ならスカパー!もこれと同等以下の画質で、HDTV で観るには辛いものがありましたが、スカパー!も最近は HD 画質になっちゃったので、今さら DVD パッケージ以外で SD 画質を見せられるのは厳しいと思います。

U-NEXT

ビデオ 1 本の視聴が終わったら、続きものの場合は次話を続けて再生したり、よく似た作品のリコメンドが入ったりするのはありがちながらも使いやすいかな。

なお、操作に対するレスポンスはあまり良いとは言えません。コンテンツを選んで再生を開始するときや、早送り・早戻しの操作をするたびにバッファリングをするので、HDD レコーダや BD/DVD 並みのレスポンスを期待するとイライラすると思います。まあこのあたりはネット配信ならではの悩み(コマ落ちを発生させないために多めにバッファを取っておくとか)はあるでしょうが、最近の PC 向け動画ストリーミングサイトのレスポンスの良さからすると、古くささは否めません。

U-NEXT

ちなみにアニメの画質はこんな感じ。最近のアニメ作品はカリッとした作画のものが多く、エンコード技術の進化で DVD クラスでもけっこう高画質な作品が増えているので、実写もの以上に画質の低さが気になるように思います。

キャンペーン終了後のサービス料金はビデオ見放題だけの契約で¥1,990/月 なのですが、正直なところこの画音質とラインアップで毎月この料金を払うのは無理。せめて地デジ相当の画質くらいなら検討の価値はあるかもしれませんが、そうするとスカパー!で多チャンネルパックを契約したほうがコンテンツが揃っているような気もするし(オンデマンドでないというデメリットはありますが)。
これを言ってしまうと身も蓋もないのですが、そもそもサブスクリプション型の VOD サービスって、放送波以外の映像コンテンツをよほど毎月たくさん観る人でないと割に合わないと思うんですよね・・・「ながら聴き」ができる音楽なら、サブスクリプション型のサービスは十分ペイすると思うんですが。この辺は、日本全国どこにでもあってしかも安い TSUTAYA などのビデオレンタル業の利便性が高すぎる、というのも理由の一つだと思いますが。

ということで、1 ヶ月の無料期間が終わったら予定通り解約する予定。東野圭吾好き・阿部寛好きとしては、少し気になっていたドラマ『新参者』だけひととおり観れば、機器の返送料のモトは取れると考えていいでしょう(^^;;

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2012/03/01 (Thu.)

VOD サービス「U-NEXT」を試す (1)

USEN の展開するビデオオンデマンドサービス「U-NEXT」を試用してみることにしました。

ユーネクスト|オンデマンドの世界へ、ようこそ。

というのも、B フレッツを利用している我が家に NTT から勧誘の電話があったんですよ。NTT 東日本も光回線の用途提案のためか U-NEXT のサービス斡旋をやっているようで。我が家はスカパー!e2 にも加入しているし、今のところ VOD でそこまで観たいものもないんだけど・・・とは思いつつ、最近 hulu とか TSUTAYA TV とかいった VOD サービスが勢いを増していることもあり、ひとつちょっと試してみることにしたというわけ。
今はフレッツ経由で申し込むと初期登録料・初月の月額利用料・機器レンタル料が無料になるのでとりあえず 1 ヶ月だけ使って返却する予定です。怪しい代理店の斡旋だと解約手数料をぼったくられるんじゃないかと思ったんですが、確認したところ勧誘の電話自体を NTT 東日本が(厳密には、NTT 東から直接業務委託された事務局かもしれませんが)かけているということで、そのあたりは信頼して大丈夫かと。機器返却時の送料だけ利用者負担になりますが、数百円程度のコストで VOD サービスを 1 ヶ月試用させてもらうと考えれば安いものです。

申し込みは電話で全て完了し、後日 U-NEXT の事務局から確認の電話が一本かかってきただけで終了。10 日ほどで U-NEXT のセットトップボックスが届きました。

U-NEXT

これがその STB。Motorola 製端末で「VIP1200J」という型番がつけられていました。サイズはレンタルビデオ店で数千円で売っている DVD プレイヤーみたいな感じで、それほど邪魔になるサイズでもありません。

U-NEXT

ただ、前面パネルに「GyaO+」のロゴが入っていて、U-NEXT の前身である GyaO NEXT 時代から使い回されている STB だというのが分かって微妙に不安な感じに(´д`)。前面パネルのアクリル部分にも、いかにも使用感のある擦り傷がいっぱいついていました。まあ私も 1 ヶ月で返却するから、気にしませんが・・・。

本体には操作ボタンもついていますが、まあこれで操作することはまずないでしょうね。

U-NEXT

背面には Ethetnet(100BASE-TX/100BASE-T)、HDMI OUT、D 端子(D4 対応)、ビデオ/S 端子、光デジタル出力、あと何に使うのか分からない(HDD 接続用?外部コントロール用?)USB 端子がひとつ。私は HDMI と Ethernet しか使いませんが、これだけあれば日本のテレビで繋がらないものはないでしょう。

U-NEXT

付属のリモコンはまあ普通で、中国製の STB ではありがちなタイプです。単四電池×2 で動作します。

設置は BRAVIA に HDMI 接続し、LAN ケーブルをバッファロー WZR-AGL300NH/E の子機(WLI-TX4-AG300N 相当品)に接続しただけで完了。
機器のセットアップやサービス内容に関しては、次回に続きます。

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2012/01/11 (Wed.)

Crystal LED

ソニー、次世代ディスプレイ「Crystal LED」 -AV Watch
【本田雅一のAVTrends】CES記者会見に見る、TVメーカーのトレンド -AV Watch

今年の CES でのテレビ関連は売り上げがシュリンクするテレビ市場の暗中模索を象徴するかのように、日本勢は 4K2K、韓国勢は OLED(有機 EL)の大画面化を中心に進化の方向性を模索しつつ、業界全体としてスマートテレビや Google TV、スマートデバイス連携などの提案が活発化しつつあるように思います。まあこのあたりまでは昨年の CEATEC あたりから続いている流れではありますが、興味深かったのがソニーの Crystal LED ディスプレイ。

「LED テレビ」というのは、数年前に SAMSUNG が主に米国で「LED バックライト搭載液晶テレビ」のことをマーケティングワードとしてこう呼び、あたかも「液晶ともプラズマとも違う新技術を採用したテレビ」かのような印象を与えて大ヒットしたということがありました(しかも、その後各社が LED バックライトに切り換えたときには逆にコストの低い CCFL バックライトを主力に切り換えて価格で勝ったという話もある)。そのちょっと後に、シャープが LED(えるいーでぃー)バックライト搭載 AQUOS を CM で「レッドアクオス」と呼んだときにはさすがに閉口したものでしたが(´д`)、今回の Crystal LED ディスプレイはそれら「LED バックライト搭載液晶テレビ」とは異なり、「テレビの画素のひとつひとつが、自発光する LED そのもの」という話。

液晶ディスプレイの仕組みは、おおざっぱに説明すると「液晶パネル自体は、電圧をかけることで明るさや色味が変化するフィルタで、それに背面からバックライトの光を当ててやることで映像を表示する仕組み」になっています。それに対して、Crystal LED ディスプレイは「ディスプレイ面に横 1920×縦 1080×3 色 個(4K2K の場合は横 3840×縦 2160×3 色 個)の超小型 LED を敷き詰めて、その一つ一つの発光を制御することで映像を表示する仕組み」。発光素子の色表現性にもよりますが、液晶パネルというフィルタを使って表示する液晶ディスプレイよりも鮮やかな色表現が可能で、かつ画素単位での発光を制御できるため、黒の再現性が高い(液晶の場合は、バックライトの部分駆動技術を使っても完全に黒にすることは難しい)というメリットがあります。
画素そのものが発光するという点では、有機 EL ディスプレイも、今や製品化の見込みがほぼ絶たれてしまった SED/FED ディスプレイも、発光させる素子の違いこそあれ、基本的な考え方は同じようなものです。

画質については実物を見てみないことには何とも言えませんし、現時点ではまだ技術発表レベルなので製品化までどの程度時間がかかるか、製品化されたとしてどの程度の価格になるのか、はまだ見当もつきませんが、テレビの買い換え時期がこれでまた悩ましくなったことは間違いないと思います。我が家の BRAVIA 46X5050 はデザインや音まで含めると今でも満足していますが(気づけばもう 5 年目に突入してた)、CCFL バックライトだしモーションフローは 2 倍止まりだし 3D 未対応だし 4K2K なんてもってのほかだし、ということでせめて 4K2K が普及価格帯になる頃には買い換えたいとは考えていました。テレビくらいの大物になるとさすがにブラウン係数の高い我が家とはいえ、「とりあえずつなぎの買い換え」みたいなのはなかなか決裁が下りないですし(´д`)。
ともあれ、今年の CEATEC ではまたこれに行列ができるのでしょうが、できれば実物をチェックしに行きたいところです。

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2012/01/06 (Fri.)

「写真仕上げ」プリンタブル BD-R メディアの実力

年末年始といえば HDD/BD レコーダのディスク整理の時期かと思いますが、今回はこんなメディアを買ってみました。

ソニー / ビデオ用 BD-R (1 層:4 倍速) ホワイトプリンタブル 写真仕上げ 20 枚パック 20BNR1VFGS4

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昨年の秋口に出ていたソニー製 BD-R メディア(1 層)のプリンタブル写真仕上げタイプです。

私はテレビ自体あまり観ないので、それほど録画もしないんですが、スカパー!の F1 中継を中心に、数少ない録画番組は基本的に全て CM カットして BD にダビングし、レーベル面は印刷してファイリングしています。奥さん(観たら消す派)には半ば呆れられていますが(笑)、昔からこういうことにはマメな性格だし、アーカイブする作業自体が趣味みたいなものなので(^^;;
で、このレーベルプリントが、今までの BD メディアだとどうしても色がきれいに出ないんですよね。全体的に白っぽくなって、コントラストが出ない。なので、この写真仕上げメディアは気になっていました。DVD メディアでは、高品位印刷対応のメディアはいくつかのメーカーから発売されていますが、BD ではこれが初ではないでしょうか。

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印刷前のメディアの表面はこんな感じで、通常のホワイトレーベルメディアではマットな状態になっている表面が、この写真仕上げメディアではインクジェットプリンタ用のフォトプリント紙のような光沢処理になっています。印刷しない状態だと指紋が目立ちやすいのはちょっとしたデメリットかも。

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印刷してみるとこんな感じ。左が通常のホワイトレーベルメディア、右が写真仕上げメディアです(ちなみにプリンタはちょっと古くてエプソンの複合機 PM-A820)。左は明らかに白っぽく締まりのない画質ですが、右はちゃんと濃色が沈み込んでコントラストが出ています。あと、微妙に発色の傾向も違っていて、ノーマルメディアのほうがマゼンタ寄り、写真仕上げメディアのほうはシアン寄りに見えますが、元データの印象に近いのは写真仕上げメディアのほうかな。

並べて比較するまでもなく写真仕上げメディアのほうが満足度が高いのですが、ネックは価格でしょうか。私の場合はそれほど大量に使用するわけでもないので、基本は写真仕上げメディアにしていこうかと思っています。が、私の場合は 2 層メディアを中心に使っているのに、この写真仕上げメディアはまだ 1 層ものしか発売されていません。2 層の写真仕上げメディアの早期発売に期待。

投稿者 B : 00:15 | Audio & Visual | Visual | コメント (0) | トラックバック