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2017/02/15 (Wed.)

EOS X9i/9000D

キヤノン、小型ボディに本格操作系の一眼レフ「EOS 9000D」 - デジカメ Watch

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CP+ 前の恒例、キヤノンから EOS Kiss とその派生シリーズである Kiss X9i/9000D が発表されました。

順当なマイナーチェンジで少しずつ上位機種のスペックを取り込んでいる Kiss らしく、手堅い進化に加えて今回はデュアルピクセル CMOS AF と Bluetooth LE(Low Energy)対応あたりが目新しいポイントでしょうか。
デュアルピクセル CMOS AF は私も昨年 EOS M5 をレビューして実感しましたが、プロスポーツや野鳥撮影でもなければ十分以上に実用になると思えました。従来のハイブリッド CMOS AF とは別次元の快適さで、これならレフ機であってもライブビューをメインに使っても良いのでは、と言えるレベル。
それでいて光学ファインダ使用時の位相差 AF センサは 45 点オールクロスと、こちらも 80D レベルにまで引き上げられました。これ今 80D を買おうと思っている人は強烈に迷うところなんじゃないですかね。

Bluetooth LE は専用リモコンなんかも用意されるようですが(これはこれで赤外線リモコンとは違いどの方向からでも操作できて便利なのですが)、従来の Wi-Fi 接続とは違い都度繋がなくてもずっとスマホと繋がりっぱなしにでき、SNS 等に写真を投稿する際のストレスを大幅に減らしてくれるはず。カメラへの Wi-Fi 搭載も当たり前になりましたが、それでもスマホのカメラ画質向上に伴い「転送面倒だからスマホカメラでいいや」となる場面が増えてきました。個人的には、今後のカメラは Wi-Fi だけでなく BLE 搭載も必須だと考えています。

X9i と 9000D の差分は基本的に X8i/8000D の差分と同等、とみて良いでしょうか。X9i の外装を変更して上面液晶とサブ電子ダイヤル、親指 AF キーを搭載して上位機種の操作性に近づけたモデルという位置づけ。上位機種 80D との差分は視野率 100% のペンタプリズム(X9i/9000D は視野率 95% のペンタミラー)や連写速度など依然として存在しますが、これまでよりもその差は縮まった印象。これは選び甲斐があります(笑

私は一般的な撮影用途(スポーツと言っても子どもの運動会程度まで)ならばもうミラーレスで十分だと思っていますし、実際に人にオススメを聞かれたときには α6000 クラスを勧めることが多いですが、それでも「カメラ買った感」が欲しくて最終的に Kiss を買ったという話は今でもよく耳にします。実際中途半端なミラーレスを買うくらいなら一年落ちの Kiss のほうが安いのもよくある話で。ニコンやリコーの苦境が伝えられ、カメラ業界の斜陽が明らかになる中、スマホカメラへのアンチテーゼとして「カメラらしいカメラで撮りたい」という欲求は今後も残っていってほしいとも思います。だからこそ Kiss クラスのカメラがちゃんと定期的にアップデートされることってカメラ業界にとって重要なことなんじゃないか、と思うわけです。

キヤノン、EOS M5の性能をフラットボディに収めた「EOS M6」 - デジカメ Watch

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ミラーレスのほうも新機種「EOS M6」が出てきました。
EOS M シリーズとしては M5 に続く 6 機種目の製品ということになりますが、EVF を省略し、実質的には M3 の後継というべき内容になっています。しかしスペック自体は M5 とほぼ同等。違いと言えば EVF 省略に合わせて「タッチ&ドラッグ AF」にも非対応となり、サブ電子ダイヤルのカスタマイズ機能もオミットされた程度。ライブビュー主体で撮影するのであればコンパクトな M6 のほうが適している向きもあるでしょう。

しかしなんというかまあ...EOS M5 が「APS-C ミラーレスとしてソツはないけど華もない」カメラだったので、M3 の後継が出てくるとしたら何かに特化させないと特長あるミラーレス各社との違いが見えないよなあ...と思っていたので、単純な M5 の EVF なし版が出てくるとはちょっとガッカリです。キヤノンとしてはミラーレス市場でも販売台数 2 位になったし、ミラーあり EOS も含めて横綱相撲を取っているつもりでしょうが、数年以内に来たるべき「ミラーレスが主流の時代」に向けて存在感のあるカメラを出しておかないと今後まずいことになるんじゃないでしょうか。EOS MOVIE のエヴァンジェリスト的存在だった某先生がミラーレスではすっかり OM-D 派になってしまったことはその象徴的な出来事だと思います。

キヤノン、手ブレ補正を強化した「PowerShot G9 X Mark II」 - デジカメ Watch

コンデジもいくつか出てきていますが、個人的に気になったのは G9 X Mark II。DIGIC の世代交代によって低ノイズ化・画質向上・手ブレ補正強化・AF 性能向上を実現したほか、BLE も搭載してきました。が、あくまでマイナーチェンジはマイナーチェンジ。

私は初代 G9 X が出たときから気にはなっていて、小さくて画質が良いのはいいけど分厚くなりがちな 1inch コンパクトにおいて、1/1.7inch 機並みの薄さに抑えているのが魅力的だよなあと。レンズはやや暗くなりますが、機動力の向上がそれを補ってくれています。タッチパネル中心の操作性も慣れれば案外快適そう。
ただ初代で踏ん切りがつかなかったのは、液晶が固定式だったから。これがチルト対応だったら間違いなく買っていたでしょうが、Mark II になってもそこは変わらず。まあチルト対応したら多少厚くなって RX100/G7 X 系と大差なくなってしまうのかもしれませんが、そのチャレンジはしてほしかったなあ...。

投稿者 B : 23:19 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2017/02/08 (Wed.)

Sony FE 100mm F2.8 STF GM OSS

ソニー、Gマスターレンズに「FE 100mm F2.8 STF GM OSS」を追加 - デジカメ Watch
ソニー、大口径単焦点中望遠「FE 85mm F1.8」 - デジカメ Watch

再来週の CP+ を前に各社からカメラやレンズの新製品発表が始まっていますが、α からはフルサイズ E マウント向けの新レンズが出てきました。
まずは待望の STF(Smooth Trans Focus)レンズ。

ソニー / FE 100mm F2.8 STF GM OSSicon

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初代 α7 の頃からずっと噂だけはあった、E マウント版 STF。最近になって信憑性の高い噂が増えてきて、そろそろだなとは思っていました。
A マウント版はミノルタ時代の仕様をそのまま受け継いだ 135mm F2.8 [T4.5] でしたが、E マウント版は 100mm F2.8 [T5.6]。焦点距離的にはこれくらいのほうが使いやすそうです。しかも今回は E マウントレンズのフラッグシップラインである「G MASTER」の名が冠され、さらに AF と光学式手ブレ補正にまで対応。確かに STF レンズであってもコントラスト式であれば AF が可能というのはそりゃそうか、とは思いますが、扱いが難しい印象のあった STF レンズが AF・OSS でガンガン使えるようになるというのはすごく嬉しい。
しかもマクロ切り替えリングまで搭載し、最短撮影距離 57cm・1/4 倍のマクロ撮影にも対応するとのこと(!)。A マウント STF の弱点を全部潰してきた感じじゃないですか。等倍~1/2 倍までの接写が必要なければ、90mm マクロよりもこっちのほうが中望遠マクロ兼用レンズとして使い勝手が良いかも。

唯一気になるのはボケ味に悪影響のある非球面レンズが一枚だけとはいえ使われているところ。そのあたりは STF レンズの要であるアポタイゼーション光学エレメントによって相殺されるのかもしれませんし、Web カタログに掲載されている数少ないサンプル画像を見る限りは STF らしい滑らかなボケは健在のようですが、こればっかりは自分で撮ってみないと何とも言えませんね。

個人的にはすぐに買うことはないと思いますが、α を使うならばこれを抜きにしては語れないレンズ。いずれ手に入れたい一本ではあります。でも A マウントの STF であればミノルタ時代のものも含め中古の出玉はそれなりにあるし、10 万円未満で買えるので、今あえてそちらを狙うという手もアリかなとは思っていたりします。

ソニー / FE 85mm F1.8icon

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続いて 85mm F1.8。最近、ようやくじわじわ増えてきたフルサイズ E マウント用無印単焦点レンズ、28mm F2・50mm F1.8・50mm マクロときての 85mm F1.8。ポートレート向けの定番スペックです。

無印 FE レンズでは AF 駆動に DC モーターを採用することが多く、安いのは良いけど AF が遅いという欠点を抱えがちでしたが、この 85mm F1.8 はダブルリニアモーター搭載。非球面レンズを使わないオーソドックスなダブルガウス構成で、おそらくポートレートに向いた素直な描写が期待できそうです。国内のサイトにはまだサンプルが掲載されていないようですが、Sony UK のサンプルを見る限り、A マウント版の 85mm F1.4 を少し大人しめにしたような印象で「そうそうこんな感じだよね」という感想。
無印にしてはあまり安いとは言えない価格ながら、G MASTER が高すぎて手が出ない向きには程良い選択肢となりそうです。撮影会でなければこれくらい取り回しがいいレンズの方が活躍の場が広い、ということだってあるものです。

ソニー / HVL-F45RMicon

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外部フラッシュの新モデルも登場。従来モデル(HVL-F43M)比では若干の光量アップと α 用フラッシュとして初めて電波式ワイヤレス通信に対応しました。α 独自のクイックシフトバウンス(左右各 90° の首振り)機能はオミットされてしまいましたが、その代償として大幅に小型化。今までは GN30 番台までのフラッシュはコンパクトだけどそれ以上になると急に巨大になるのが悩ましいところでしたが、これくらいのサイズ感であれば α7 シリーズとのバランスも良さそうです。

私は α77 を手放したときに α 用のフラッシュもまとめて処分してしまったので、今手元に α で使える外部フラッシュって持っていないんですよね。でもバウンス撮影したいときだってあるし、そろそろ GN40 クラスのフラッシュを買おうかと考えていたところでした。だからこれは良さそうだなあ。優先順位はあまり高くないけど、タイミングを見計らって手に入れたいところです。

投稿者 B : 21:28 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2017/01/11 (Wed.)

Peak Design のカメラバックパックが気になる

デジカメアイテム丼:カメラ+PC機材に便利な多機能バックパック - デジカメ Watch

デジカメ Watch に Peak Design の「Everyday Backpack」のレビューが掲載されています。プロカメラマンではなく撮影から執筆までこなすデジタルライター小山安博氏による自腹レビューということで、似たような構成の荷物を持ち歩くことが多い&カメラバッグ然としすぎていないデザインが好みな私としてはとても参考になります。

最近バックパック派な私は、カメラ用リュックとして HAGLÖFS CORKERミレーのターン 25 フォトを絶賛愛用中なわけですが、1~2 泊の出張バッグを兼用できるリュックが欲しいと思っているところでした。CORKER はこれより大きいサイズでも 20L 止まりだし、ターン 25 は PC の持ち運びに向いていないので「PC が持ち運べて 30L 前後のカメラ対応リュック」という点で、この Everyday Backpack の 30L 版はかなり良さそうなんですよね。

Everyday Backpack の良さげなところは、

  • 15inch までのノート PC とタブレットを収納できるポケットがある
  • サイドオープンタイプである(CORKER がこのタイプですが、リュックを下ろさずに荷物が出し入れできるのですごく便利)
  • カメラ機材用の仕切りの配置自由度が高い
  • 容量が可変で中身が少ないときにはスリムにできる(逆にいっぱい入れると不格好になるが...)
  • カメラバッグっぽくないシュッとしたデザイン
なところ。デメリットは、最近周囲で Peak Design ユーザーが増えてきているので、誰かと撮影に出かけた際にアーバンディスガイズやミリオンダラーのようにお揃い事案が発生しやすそう、ということでしょうか(笑

けっこういい値段がするのですぐに買うことはないと思いますが、いいなあこれ。
誰かとかぶる前に先に買ってしまって牽制するのがいいのか、あるいは先に買うと触発されて同じの買われるリスクの方が高いのか、悩ましいところ(たぶん後者)。

Peak Design / Everyday Backpack 30L

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投稿者 B : 21:11 | Camera | Camera Accessory | コメント (2) | トラックバック

2016/12/06 (Tue.)

sd Quattro H、発売日決定

シグマ初のAPS-Hセンサー機「sd Quattro H」が12月20日発売 - デジカメ Watch

sd Quattro H

シグマ sd Quattro の APS-H センサ搭載モデル「sd Quattro H」の発売日と価格が明らかになりました。年末商戦ギリギリの 12/20 発売、実売価格は 14 万円前後とのこと。APS-C 版の 9 万円というのにもちょっと驚きましたが、APS-H 版が遅れて出てくるのはおそらくイメージセンサの生産歩留まりの問題があるんだろうし、けっこう高くなるのでは...と予想していたので、もうこれは今から買うなら sdQH 一択なんじゃないですかね。APS-C にクロップさせて sdQ 相当として使うこともできてしまいますし...。
しかしこうなってくると発売が遅くなったのはセンサ歩留まりじゃなくて(それも多少はあるんだろうけど)画質チューニングや(主に画像処理エンジン周りの)パフォーマンスチューニングに時間をかけていた、ということのように思います。APS-C 版ですらもっさり気味なのに、さらに高画素(=画像処理が重い)かつ大型センサ(=AF 処理がシビア&シャッター制御が大変)となると、中判カメラみたいな扱いでなければ撮影できなくなりかねませんからね。もしかしたら sdQH の発売に合わせて、同様にチューニングした sdQ 向け更新ファームなんかも出てくるんじゃないでしょうか。

まあ例によって私は買うことはないと思いますが、ただでさえ変態(誉め言葉)なシグマのカメラがいったんは絶滅した APS-H フォーマットに参入ですからね。製品がどういう評価をされるのか、興味深く見守りたいと思います。

投稿者 B : 22:33 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2016/11/20 (Sun.)

SIGMA [Art] 85mm F1.4 DG HSM を見てきました

先日発売されたばかりのシグマ [Art] 85mm F1.4 DG HSM をヨドバシで見てきました。

シグマ / [Art] 85mm F1.4 DG HSM

SIGMA [Art] 85mm F1.4 DG HSM

以前ならこういう店頭展示機での感想はテキストでしか書けなかったのが、ヨドバシ店内での商品撮影が解禁されてからとてもやりやすくなりました。シグマってショールームを持っていないからイベントでもないとこういうインプレってやりづらいんですよね。

レンズはむちゃくちゃ存在感あります。「Otus をベンチマークにした」というだけあって、鏡筒の太さまで Otus 的な巨大さ。まさに一般人でも買える Otus、という雰囲気です。
フォーカスリングはかなり幅広くて MF の扱いやすいですが、径が太いこともあって単焦点レンズというよりもスポーツ撮影用の望遠レンズを構えているような感覚があります。

SIGMA [Art] 85mm F1.4 DG HSM

Φ86mm のフィルタ径をもつ前玉。大きいだけにキズつけるリスクも高いので、これは MC プロテクタで保護してやりたいところですが、この径になると高級品でなくてもけっこう良い値段するんですよね...。

SIGMA [Art] 85mm F1.4 DG HSM

展示台があるため高さが揃っていませんが、[Art] 50mm F1.4 と並べてみました。50/1.4 もスペックにしてはかなり大きくて重いレンズですが、それが「コンパクトな単焦点レンズ」に見えてしまうほど 85/1.4 はデカくて重い。

SIGMA [Art] 85mm F1.4 DG HSM

ハンズオン用のボディとして α7 II+MC-11 のセットが展示されていたので(このへんヨドバシは分かってるよなあ)つけてみました。
絞り開放で EVF を覗くと、85/1.4 らしいボケがぶわっと広がって、これでポートレートを撮ってみたくなりますね。これは一度どこかでちゃんと試写してみたいところ。

しかしこれはちょっと...α7 II ではあまりにもフロントヘビーすぎてバランスが悪い。EOS 5D や D810 のような OVF 機のほうが安定感があるように思います。ニコン D610 もあったのでニコン用で試してみたところ(キヤノン用は APS-C 機しか近くに置いてなかった)やっぱりバランスはこっちのほうが良いと思ったし、EVF よりも OVF のほうがこの「大口径レンズを覗いてる感」があって良かった。このレンズはマウントアダプタを使わずに OVF 機で撮りたいと思わせてくれる、久しぶりのレンズなんじゃないでしょうか。

ただ、これを持ち出すのはかなり気合いが必要そうですね...。


それから買うつもりはありませんが [Art] 12-24mm F4 も展示されていました。

シグマ / [Art] 12-24mm F4 DG HSM

SIGMA [Art] 12-24mm F4 DG HSM

キヤノンの 11-24/F4L 対抗、昔から広角を得意としてきたシグマの面目躍如とも言えるレンズ。
こちらも 85/1.4 に負けず劣らず鏡筒が太いのにズームリングは細めなので、操作性はあまり良いとは言えません。

SIGMA [Art] 12-24mm F4 DG HSM

固定式のレンズフードから覗く前玉は、Φ80mm の巨大非球面レンズ。正直これだけでご飯三杯(ry
これも 1kg オーバーの重量級だし、ここまでの超広角って普段はあまり出番がないんですが、年に二、三回は超広角が欲しいシチュエーションに出会うんですよねえ。キヤノンはさすがに手が出ないけど、こっちはがんばれば何とかなる価格帯。


85mm も 12-24mm も、覗いてみて「これは欲しい」と思いましたが、85mm の巨大さは想像以上でした(;´Д`)。
欲しいことは欲しいけど、そんなに優先順位高めなくてもいいかな(ぉ。実写試してみる機会、ないですかね...。

シグマ / [Art] 85mm F1.4 DG HSM

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投稿者 B : 22:58 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2016/10/28 (Fri.)

SIGMA MC-11 Ver.1.02

シグマ、マウントコンバーターMC-11をアップデート - デジカメ Watch

シグマが E マウントアダプタ「MC-11」のファームウェアアップデートを提供開始しました。

基本的には今度発売される三本の [Art] レンズへの対応が主なアップデートですが、それ以外にも

  • カメラの電源投入から撮影開始までのタイムラグ短縮
  • 非対応レンズ(旧型シグマレンズやキヤノン製レンズなど)で手ブレ補正機能搭載レンズ使用時に、ボディ側の手ブレ補正を自動オフにする仕様に変更
  • キヤノン製レンズの AF 精度向上
  • シグマ 24-105/F4 [Art] の歪曲収差補正に関する不具合修正
と、変更点は多岐にわたります。 前回のアップデートも非対応レンズ向けの動作改善を主目的としたアップデートだったけど、今回もアップデート内容の半分は非対応レンズ向け、という(笑。MC-11 は表向きは SIGMA GLOBAL VISION コンセプトのレンズを E マウントで使うためのアダプタという位置づけですが、実際には EF レンズをつけて使ってしまうユーザーがかなり多いことがよく分かります。

SIGMA MC-11

ともあれ、私もアップデートしてみました。

手ブレ補正に関する修正は、確かに EF24-70/F4L などの非保証レンズをつけると、α7 II 側のボディ内手ブレ補正設定が自動的にオフに変更されました(手ブレ補正非搭載レンズに付け替えるとオンに戻る)。おそらく、SGV レンズであれば MC-11 が仲介することでボディ内とレンズ内の手ブレ補正が協調動作できるのが、非保証レンズでは MC-11 がレンズデータを持っていないため、過補正などの問題が出るケースがあったのだと思われます。
肝心のキヤノンレンズの AF 精度向上は、厳密にファームアップ前後で比較してみていないのでよく分かりません(笑。位相差+コントラスト両方使える SGV レンズ+MC-11 の組み合わせとは違い、EF レンズ使用時にはファームアップ後であっても位相差 AF しか使わないため、SGV レンズや E マウント純正レンズほどの精度は出ていないと思われますが、それでも従来よりは歩留まりは上がっているようにも感じます。

いずれにせよ、自ら「動作保証外のレンズ」と言っておきながらこまごま改善を入れてくるシグマのツンデレぶりがかわいい(笑。ま、α で EF レンズを使う目的で MC-11 を買って、そこからシグマレンズも買ってほしいという撒き餌的な位置づけのアダプタだとは思いますが、それにしてもマメですよね...。

シグマ / MOUNT CONVERTER MC-11 CANON EF-E

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投稿者 B : 21:02 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2016/10/17 (Mon.)

EOS M5 レビューのまとめ

EOS M5 の借用期間が終了しました。
本当はもう少しいろいろ撮りたい気持ちもありましたが、ここでいったん私なりの感想をまとめたいと思います。

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キヤノン / EOS M5

EOS M5

EOS M5 は APS-C センサ搭載ミラーレスカメラでありながら、手に持ったときのサイズ感はマイクロフォーサーズな OM-D(E-M5/10 系)のそれに近くて軽快感と凝縮感がありました。おそらくグリップの出っ張りが小さめなのが功を奏しているのでしょうが、その割には握ったときの安定感も備えているのがなかなかに秀逸。α が重厚長大路線に向かっているのを寂しく感じている身としては、このコンパクトさは魅力ですね。
ただプラスチック主体の外装やダイヤル類の感触は EOS ではなく PowerShot の系譜で、EOS D ユーザーとしてはここはもっと剛性感や道具としての抑制の効いた触感に仕上げてほしかったと思います。

EOS M5

[ Canon EOS M5 | Canon EF-M22mm F2 STM ]
22mm(35mm 相当)、F2.8、1/250 秒、ISO200、-1/3EV

しかし写りは EOS そのものなんですよね。すごく華があるわけじゃないけど大きく外すこともなく、安心してカメラに任せられる感覚があります。
特に EF-M22mm との組み合わせでは力のある画を描いてくれるので、これ以外の焦点距離は他のカメラを使っても、これだけのために EOS M5 と 22mm を買っても良いかも...とつい考えてしまうレベル。

EOS M5

[ Canon EOS M5 | Canon EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM ]
11mm(18mm 相当)、F8、1/60 秒、ISO500、-1/3EV

これは JPEG 撮影してから Photoshop で暗部を少し持ち上げてやった一枚ですが、ノイズ処理のうまさも EOS らしさ。この暗部階調の粘りが「EOS らしい画」を生み出しているのではないかとも思います。

EOS M5

[ Canon EOS M5 | Canon EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM ]
21mm(34mm 相当)、F8、1/400 秒、ISO100、+1/3EV

標準ズームレンズ EF-M15-45mm はなんでもソツなく撮れますが、あまり面白みはないですね。標準焦点域の EF-M レンズは 15-45、18-55、18-150 と三本ありますが、もう一段上のクラスのレンズが一本欲しいところ。50mm 前後相当の単焦点レンズもラインアップされておらず、この上がいきなりマウントアダプタ経由での L レンズというのはさすがに飛びすぎです。
EF-M レンズのラインアップ自体がもともと若者や女性を意識して揃えられてきたところに、この M5 がやや唐突に「大人の趣味のために」と言い始めたので、レンズがついてきていない印象が強い。今の状態ではキットレンズしか使わない層か EF レンズを複数本所有している層でないと満足できないんじゃないでしょうか。「M5 を買ったらキットレンズの次にはこれを買うべし」というレンズが 22mm のほかにも 1~2 本あれば、もっと人に勧められるカメラになるんだけどなあ。

EOS M5

[ Canon EOS M5 | Canon EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM ]
15mm(24mm 相当)、F3.5、1/640 秒、ISO100、+1/3EV

製品発表時にも書きましたが、他のカメラを使わずに M5 だけ使うととてもよくまとまったカメラだと思います。タッチ&ドラッグ AF はとにかく素晴らしいし、あまり深く考えなくてもいい画が撮れる。でもミラーレス市場には超絶スペックの α、ミラーレスとして画質とサイズのバランスが絶妙なオリンパス、色表現とレンズが魅力のフジ X、動画に特化した LUMIX、番外編としての sd Quattro(ぉ)と特色のあるカメラが揃っていて選び放題。ユーザー層の厚い EOS D ならばソツのなさが最大の武器になるでしょうが、群雄割拠のミラーレス市場では積極的に進める理由にはなりにくいんですよね。
まあ、そういうのもキヤノンのエースナンバーである「5」を冠したカメラだからこそ抱いてしまう期待なのかもしれません。M5 の場合は初代 EOS M から数えて五世代目の意味にすぎないでしょうが、EOS ユーザーとしては、ね。これがもし「EOS Kiss M」というネーミングだったら 180° 違う印象だったような気もします。

EOS M5

[ Canon EOS M5 | SIGMA 50mm F1.4 DG HSM A014 ]
50mm(80mm 相当)、F8、1/200 秒、ISO100、-2/3EV

それから残念なのはやっぱり EVF の色味ですね。↑の写真は EVF で見た印象に近づけるように現像したものですが、なんてことない夕暮れでもこれくらいドラマチックに見えます。でも背面液晶で見ると全く違う印象に見えるという。EVF の配置や見え方にこだわり、タッチ&ドラッグ AF まで EVF に最適化したのなら、EVF の見栄えもリアルを追求してほしかったところ。まあこの濃厚な表現は写欲を刺激してくれる効果が絶大なので、あとで記憶色に合わせて RAW 現像する前提であれば、この EVF もアリだと思います(笑

総じて安定感・安心感という意味では玄人好みのする、とてもよくまとまったカメラだと思いますが、「いままでのミラーレスに、満足しているか?」という挑戦的なキャッチコピーに煽られる期待感からすると物足りない部分があることも事実。しかし AF 性能やタッチ&ドラッグの操作性、プラットフォームが変わりながらも EOS のそれを引き継いでいる画質など、一眼レフがミラーレスに置き換わる未来を予見させるだけのものは感じられました。このまま、EOS の中で下剋上を起こすことに遠慮せずに、どんどん進化させてくれることを期待します。

キヤノン / EOS M5

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■関連リンク
EOS M5 レビュー (1):ハードウェア編
EOS M5 レビュー (2):タッチ&ドラッグ AF 編
EOS M5 レビュー (3):実写編
EOS M5 レビュー (4):新機構の付属ストラップ
EOS M5 レビュー (5):ボディとレンズのバランスを見る
EOS M5 レビュー (6):スナップ撮影に持ち出してみる
EOS M5 レビュー (7):動体撮影性能を試す
EOS M5 レビュー (8):EF マウントアダプタを使って撮る

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投稿者 B : 22:05 | Camera | DSLR | Minpos Review | Photograph | SIGMA 50/F1.4 DG HSM A014 | コメント (0) | トラックバック

2016/10/14 (Fri.)

SIGMA [Art] 85mm F1.4 DG HSM、発売日・価格発表

大口径中望遠レンズ「SIGMA 85mm F1.4 DG HSM | Art」 - デジカメ Watch
全域F4の広角ズームレンズ「SIGMA 12-24mm F4 DG HSM | Art」 - デジカメ Watch
大口径超望遠レンズ「SIGMA 500mm F4 DG OS HSM | Sports」 - デジカメ Watch

シグマ / [Art] 85mm F1.4 DG HSM

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シグマが photokina に合わせて発表した三本の新レンズの国内における発売日と価格、それと未公表だったスペックを正式にリリースしました。

私が注目しているのは定番ポートレートレンズの 85mm F1.4。重量は予想したとおり 1kg を軽く超え、1,130g となりました。「Otus をベンチマークとした」のは描写性能だけではなかったようですね(ぉ。重い重いと言いながら使っている 50mm F1.4 よりもさらに 300g 以上重く、買ったとしても果たして持ち出す気力が沸くか不安なところです(;´Д`)。
希望小売価格は 16 万円とのことですが、予約開始時点での実売価格はヨドバシで 13 万円台後半、マップカメラで 12 万円台半ばといったところ。まあ [Art] ラインの F1.4 級レンズとしてはまあ予想の範囲内ではあります。実売で 15 万円を超えてくるならもう少し頑張って α の 85/1.4GM に手を出したくなるところですが、この価格なら迷わずシグマかな。EOS でも使えますしね。

私は買うつもりではいますが、85/1.4 という意味では今年はツァイスの Classic P85/1.4ZE を買ったところでもあるので、これを買うとしても来年かなあ。

投稿者 B : 21:14 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2016/10/11 (Tue.)

EOS M5 レビュー (7):動体撮影性能を試す

キヤノン EOS M5 のレビューですが、今回は以前から気になっていた動体撮影性能について検証してみました。

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イベント時のハンズオンでも動く被写体は用意されていましたが、被写体がちょっと小さすぎ/距離が近すぎでうまく撮るのが難しく、もう少し現実的なシチュエーションでの動体撮影で試してみたいと思っていました。

というわけで、条件を揃えて他のカメラとも比較してみることに。
比較対象は EOS-1D 7D Mark II とソニー α6000。どちらも本気の動体撮影性能をアピールしている機種で、EOS M5 と比較するのはちょっと申し訳ない気もします。本来は 80D や Kiss、M3 あたりと比較するのが良いんでしょうが持っていないので、あえて上位クラスのボディとガチンコ比較。

被写体は駅のホームに入線してくる電車です。速度を落としながら向かってくる被写体なので本気のスポーツ撮影に比べればぬるめですが、なかなか同条件で比較できる動体の被写体ってないもので。
撮影設定はシャッター速度優先 AE・サーボ AF(AF-C)・速度優先連写・シャッタースピード 1/500sec.・ISO AUTO・画角 72mm 相当・RAW+JPEG 記録で揃えました(後述する一部例外を除く)。運行に迷惑のかからない場所で手持ち撮影なので、少しずつ構図がずれているのはご容赦を。

■EOS M5+EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM

EOS M5 + STM

まずは EOS M5 とキットレンズにあたる EF-M15-45mm。少しは苦戦するかと思ったら、いきなり全コマしっかりピントが合ってきました。これには少し驚いた。
RAW+JPEG 記録だとサーボ AF 使用時で 7 コマ/秒、16~17 コマでバッファが詰まってしまい 2 秒程度しか連写できないので、動く被写体を追いかけたいときは JPEG 記録に割り切った方が良いかもしれませんが、それにしても十分使い物になるレベルです。

また、タッチ&ドラッグ AF は動体撮影に使うと改めて素晴らしさを実感できます。追尾 AF 機能を有効にしておけば、被写体が登場した際にタッチ&ドラッグで被写体をダイレクト選択すれば、あとはカメラが被写体をオブジェクト認識してオートで追いかけてくれる。これは従来の一眼レフで方向キーを使ってチマチマ AF フレームを動かしたり、自動選択 AF でカメラの被写体認識に頼るのとは次元の違う快適さ。このまま像面位相差センサの性能が向上し、専用位相差センサの性能と同等以上になった暁には、一眼レフよりも動体撮影に適したカメラに進化できるに違いありません。

■EOS M5+EF24-70mm F4L IS USM

EOS M5 + USM

ではマウントアダプタ経由の USM レンズだとどうか?ということで、EF24-70mm F4L でも試してみました。一般的にミラーレスカメラにマウントアダプタをかますと AF 機能に何らかのエクスキューズが出がちですが、少なくとも EF/EF-M アダプタでキヤノン製の USM レンズを使っている限りでは、EF-M レンズと遜色ない AF 性能が出ています。
先日の記事で「USM レンズをつけるとデフォルト設定のコンティニュアス AF の動作が不快」とは書きましたが、自分自身が意図して AF を使いたい場面では USM の動作による振動はさほど気になりません。

■EOS 7D Mark II+EF24-70mm F4L IS USM(位相差 AF)

EOS 7D Mark II Phase Detection AF

続いて比較対象の EOS 7D Mark II。位相差 AF(光学ファインダ使用時)で速度優先連写を使うと、RAW+JPEG 記録でも秒間 10 コマ連写で最大 24 コマの記録が可能(公称スペックを上回っていますが、SanDisk Extreme CF 120MB/s メディア使用時の実測値)という暴力的な性能に頼れます。
さすがにクラスの違うボディ、圧倒的な性能ですが、EOS M5 と比べてみて気がついたのは、AF ポイントが位相差センサの配置に依存するのは、今となってはやや扱いづらいということ。M5 のデュアルピクセル CMOS AF は撮像素子のほぼ全面で AF が可能なため、被写体が画面上のどこにいても追えるのに対して、7D2 の位相差 AF は位相差センサの範囲外に被写体があるときは AF が合わせられません。65 点自動選択 AF かラージゾーン AF を使ってカメラ任せにするのが定石ですが、こういう背景と前景がごちゃっとした構図だと、自動認識では狙ったところに AF が合ってくれないことも多いんですよね。そもそも全面で AF が可能で被写体をタッチで直接選択できる M5 の操作性を味わってしまうと、最初の AF の食いつきの時点でまどろっこしさを感じてしまいます。

7D2 のモータースポーツや野鳥レベルの動きにも追随できる AF 性能や多彩な AF プログラム、AF フレーム切り替え機能などはスポーツ撮影には最適なのですが、これにタッチ AF が加わってほしくなりますね。光学ファインダの仕組み上、まず無理だとは思いますが...。

■EOS 7D Mark II+EF24-70mm F4L IS USM(デュアルピクセル CMOS AF)

EOS 7D Mark II Dual Pixel CMOS AF

デュアルピクセル CMOS AF は 7D2 にも搭載されているので、同条件で撮影してみました。デュアルピクセル CMOS AF を使うと少し連写性能が犠牲になるのか 20 コマでバッファが切れてしまいましたが(それでも公称スペックは RAW+JPEG 時で最大 18 コマなので十分)、EOS M5 よりも多く記録することができます。
AF の効き具合としては M5 の DPCMOS AF と遜色ない感じ。ただ AF フレームの選択はカーソル操作になるので、M5 のタッチ&ドラッグ AF に比べると瞬間的に被写体に AF を合わせる速さは比べものになりません。やはり 7D2 の DPCMOS AF はライブビューのためというよりは EOS MOVIE のためにある、という印象。

■α6000+E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS

α6000

最後は α6000。ミドルクラスの APS-C ミラーレスということで、M5 と比較対象になりそうなのはこの α6000 か α6300 でしょう。
ひとつ言い訳をすると、他のカメラではシャッタースピード 1/500 で固定していたのが、これだけ私の誤操作で 1/400 の設定になっていました。そのため微妙に被写体ブレがあり、電車にビシッとピントが合っている感がやや欠けています。あと標準ズームレンズの解像感は EF-M に比べると劣りますね...PZ16-50 じゃなくてツァイス銘の 16-70mm を使えば良かったかも。

さておき、ミラーレスでありながら連写性能は EOS 7D2 に匹敵するレベルにあるというのが改めてすごい。動体への AF の食いつきという点では 7D2 にはさすがに劣りますが、それでも運動会レベルなら十分以上な性能はありますからね。
この電車でのテスト撮影では M5 との差はあまり感じられませんでしたが、AF 追随で秒間 11 コマという連写性能を活かしてベストショットが撮れる可能性を高められるのが α6000 シリーズの武器だと思います。


というわけで今回の比較テストでは、AF の追随性という部分ではそれほど大きな差は出ませんでしたが、連写速度と連続撮影枚数ではけっこうな差がつきました。逆に言えば、動体 AF 性能だけで言えば数年前とは違い、ミラーレスでも今は十分に動体撮影に堪える(少なくともちょっとしたスポーツレベルでは)ことは間違いないと思います。
それから、タッチ&ドラッグ AF のおかげで、今回テストしたカメラの中では被写体に最初に AF を食いつかせる操作は EOS M5 が最も快適だったことは改めて書き添えておきたいと思います。静物やポートレートはともかく、動体撮影がタッチ&ドラッグ AF でここまで快適になるとは思っていませんでした。この機能はこのカメラだけに留めておくのは非常にもったいない。一日も早く他社も含む全てのカメラに搭載してほしいと思える、新世代の操作性だと感じます。

キヤノン / EOS M5

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■関連リンク
EOS M5 レビュー (1):ハードウェア編
EOS M5 レビュー (2):タッチ&ドラッグ AF 編
EOS M5 レビュー (3):実写編
EOS M5 レビュー (4):新機構の付属ストラップ
EOS M5 レビュー (5):ボディとレンズのバランスを見る
EOS M5 レビュー (6):スナップ撮影に持ち出してみる

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投稿者 B : 23:59 | Camera | DSLR | Minpos Review | コメント (0) | トラックバック

2016/10/07 (Fri.)

α6500

ソニー、ボディ内手ブレ補正対応のα6500を海外発表 - デジカメ Watch

α6500

先日 α99 II を発表したばかりのソニーからまた新製品。今度はミラーレスの中級機(これを中級機と言って良いのか)α6500 です。

前作 α6300 が既にミラーレスとしてはモンスター級のスペックでしたが、あれからたったの半年あまりでほぼ同サイズのボディにセンサシフト式手ブレ補正を入れ込んできました。まあ手ブレ補正は α7 II シリーズにも入っているので APS-C にもいずれ来るとは思っていましたが、α6300 からこんなに短いスパンで出してくるとは思ってなかった(;´Д`)ヾ。

そのほかには新フロントエンド LSI とバッファ容量の増加により、最大 307 コマ連写(RAW+JPEG でも 100 コマいける模様)に対応し、α6300 譲りの AF 性能と併せてミラーレスカメラとしては最強クラスの動体撮影カメラになっていると言えます。α99 II の AF 性能はさらに上を行っていますが、ほとんどの人は α6500 で十分じゃないでしょうか。
スマホと接続して GPS 位置情報を Exif 記録できる Bluetooth 機能と、ようやく中級機にもタッチパネルが搭載されました。これは単なるメニュー操作とタッチシャッター用途ではなく、EOS M5 に搭載されたタッチ&ドラッグ AF 相当の機能として EVF 使用時にも使えるようです。ただ EOS M5 のような相対座標設定やタッチエリア設定までできるかは不明。

APS-C としてはかなり隙のないカメラに仕上がってきたと言えますが、唯一の弱点は価格ではないでしょうか。1,700EURO/1,400USD という価格は α7 II と同クラスで、日本円に換算すると 20 万円コース。まあ EOS 7D2 も初値はそれくらいしたよなあと考えるとそんなに無茶な価格でもないのですが、α6000 からグイグイと値上がりしてきているせいで、もうそろそろこちらが音を上げそう(;´Д`)ヾ。改めて考えると α6000 ってコストバランスの良いカメラだったなあ、と。

ミノルタの α-7000 を持っている身としては、これの型番が「α7000」だったらガマンしきれなかった自信がありますが(笑、α6000 でさえ持て余している(ほぼブツ撮り用カメラと化している)状況を鑑みて、当分 α6000 に頑張ってもらおうと思います。

ソニー、1型ポケットカメラ最新機「RX100 V」を海外発表 - デジカメ Watch

RX100 V

RX100 シリーズのほうも新製品が出てきました。こちらはついに五世代目、外観からの違いの分からなさで言えば α6500 以上(笑。
こちらの進化点は α6500 同様の新フロントエンド LSI と大容量バッファの採用に加え、シリーズ初となる像面位相差センサを搭載し、AF 性能を大幅に向上させてきました。

今までの RX100 シリーズは「ポケットサイズで高画質」というコンセプトでしたが、III あたりである程度の完成を見、IV ではスーパースロー撮影等の「技術的にはすごいけど必要とするユーザーは限られる」方面に進化して、方向性を探っている感がありました。ここにきてミラーレスカメラ級の AF 性能を身につけ、どのメーカーも横並びになった 1inch センサ搭載高級コンデジとは一線を画してきた感があります。これは α5000 系のモデルチェンジが止まるわけだ(笑。

しかしこれも価格が...。1,200EURO/1,000USD とのことで、RX100 IV の価格が 12 万円程度であることを考えると、日本で発売される際には 15 万くらいしてしまうんじゃないでしょうか。

技術がどんどん進歩するのは素晴らしいことだと思いますが、さすがにここまで行くと私は手が出ません。逆に、α6000 と RX100 III はとても良いカメラだし、これらを発売日に買ったのは正解だったと思います。今あるカメラを大事に使おうと思いました(笑。

投稿者 B : 23:56 | Camera | Compact | DSLR | コメント (0) | トラックバック