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2017/05/18 (Thu.)

FE 16-35mm F2.8 GM/FE 12-24mm F4 G

ソニー、フルサイズ対応のEマウント広角ズーム2本を海外発表 - デジカメ Watch

FE 16-35mm F2.8 GM/FE 12-24mm F4 G

ソニーが新しい広角ズーム系 FE レンズを二本、海外で発表しました。

スペックは 16-35mm F2.8 GM と 12-24mm F4 G。こないだ α9 を発表したばかりですが、タイミングを分けたのは α9 は望遠ズームと一緒に出すことでスポーツ撮影のほうを印象づけたかった、ということでしょうかね。

16-35mm はここまで 24-70mm、70-200mm と F2.8 通しズームの G MASTER レンズを出してきた流れからして予想はつきました。しかし同時に 12-24mm G まで出してくるとは驚いた。近年、キヤノンやシグマからもこのクラスの超広角ズームの発売が続いていますが、やはり非球面レンズの製造技術向上により積極的に非球面レンズを使って歪曲の少ない超広角レンズを作りやすくなった、という経緯があるのでしょう。望遠系と違ってボケ量の小さい広角レンズは非球面レンズを採用してもボケが汚くなりにくい(気になりにくい)ですしね。
価格の方は 16-35mm が 24-70mm の価格から予想するに 30 万円弱、12-24mm のほうはキヤノンの 11-24mm から類推して 35~40 万円クラスになるのではないでしょうか。なんと G MASTER よりもノーマル G レンズの方が高いという皮肉(笑)これなら G MASTER が安く感じますね(違

まあいずれも私には縁のないレンズだと思いますが、FE の広角ズームはまだ持っていないので、とりあえず 16-35/F4 が欲しいんですよねえ...。

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2017/05/17 (Wed.)

ドライボックスと乾燥剤の話

そろそろ梅雨も近づいてきたので、カメラ機材の防湿の話でもしましょうか。

私の所有機材もかなり増えてきて、そろそろ防湿庫にも収まりきらなくなってきたんですが、さすがに自宅には防湿庫を買い換え/買い増しするほどスペースもなく。仕方ないので、防湿庫を買う前に使っていたドライボックスを引っ張り出してきて、使用頻度の低い機材をこちらに収納することにしました。

ナカバヤシ / CAPATY ドライボックス 11L (グレー)

CAPATY ドライボックス 11L

このドライボックス、背が低いので機材の出し入れがしやすいし、複数積み重ねておけるし、湿度計もついていて使い勝手が良いんですよね。蓋にはちゃんとパッキンがついているので、密閉性が高いのもポイント。
でもしばらく使っていなかったので、乾燥剤を買い直す必要があるけどどれにしよう...と迷いつつ、スーパーの日用品コーナーでえいやっと買ってきました。

エステー / ドライペット スピード吸湿 くつ用

B00I4FVXEU

別にカメラ用である必要もないし、乾燥剤ならばシリカゲルでしょという短絡的な発想です。靴用で除湿容量も大きそうだったし、天日干しで再利用可能、というのも扱いやすそう。
と思ってとりあえずドライボックスに突っ込んでみたら、

CAPATY ドライボックス 11L

なんかほんの一時間ほどで湿度 25% とかまで除湿されてるんですけど!効き過ぎ(;´Д`)ヾ。
一般的にカメラやレンズに理想的な湿度は 40% 前後と言われていて、乾燥しすぎでも逆にレンズのコーティングやグリスに悪影響が出たり、あまり良いことはありません。だから湿度管理がしやすい防湿庫の価値があるわけです。

使用頻度の低い機材とはいっても使えなくなってしまっては困るので、乾燥剤を変えてみることにしました。

ハクバ / 強力乾燥剤 キングドライ KMC-33

キングドライ

やはり餅は餅屋、ということでハクバの乾燥剤。
こちらはシリカゲルではなく酸化カルシウム(石灰)系の乾燥剤ということで、とにかく強力に乾燥させるのではなく、ある程度の湿度で長期に安定させることに主眼を置いた乾燥剤です。

キングドライ

この乾燥剤自体は味付け海苔等に同封されているものと同じですが、包装のナイロン素材が特殊とのこと。製品の訴求にもあるとおり、湿度を 40% 前後に保てるようになっているとのこと。これなら乾きすぎることもなく安心です。
ただしシリカゲルと違って急速乾燥させる力はなく、入れて一時間程度ではほとんど湿度計の値が変わりません。4~5 日かけて湿度を下げていくものということで、頻繁に機材を出し入れするボックスにはあまり向いておらず、今回のようにある程度長期保管する用途に向いている乾燥剤と言えます。逆に毎週使う基剤を入れておくドライボックスであれば、シリカゲルを適量使う方が合っているでしょう。

このキングドライは有効期間が 8 ヶ月程度ということで、日本ならそもそも乾燥している冬季を除いて、春先に入れ替えて秋の終わりまで使う、というサイクルでちょうど良さそうです。

靴用乾燥剤のほうは、本来の用途である靴に使うことにします(笑

ナカバヤシ / CAPATY ドライボックス 11L (グレー)

B000UJ8W42

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2017/04/23 (Sun.)

α9

ソニー「α9」、日本で5月26日発売。約50万円 - デジカメ Watch

α9

若干遅ればせながら、α9 の話。

以前から出る出ると言われていたものがついに出てきました。しかし α7 II/R II/S II というあまり隙のない布陣からどう伸ばしてくるのかと思ったら、かなりプロ機に振ったスペックでした。α7 シリーズが被写体としては風景/ポートレート/動画寄りのカメラだったのに対して、α9 は思いっきり動体撮影に向けたカメラ。EOS-1D X Mark II やニコン D5 と真っ向勝負という感じの動体 AF&連写機で、AE/AF 追随しながらブラックアウトなしの 20 コマ/秒対応というのは、メカシャッターのないミラーレス機ならではの特長に全てベットして本気でプロ市場(特にスポーツカメラマン)を獲りに来た感じ。

技術的にはメモリ積層型 CMOS によって非グローバルシャッターながらローリングシャッター歪み問題をほぼ解決した上で、フロントエンドプロセッサと画像処理エンジン「BIONZ X」の高速化で内部バッファ切れを防ぐ、というかなり半導体パワーに頼った力業でこのスペックを実現してきました。でもまあ自社がキヤノン・ニコンより強い分野を使ってレフ機の性能を超える、というのは真っ当なアプローチではあります。逆に言えばそれ以外のハードウェアは α7 II シリーズからのブラッシュアップに留まっていて、いかにこの α9 が一点突破を狙ってきた機種かが分かります。

価格は海外で先行発表されたときの値段から想像して、1DX2 対抗という位置づけも考えると 60 万コースだろうなあ...と思っていたら、まさかの 50 万円。いや絶対額としてはもちろん高いんですが、α7R II の初値 44 万からみるとむしろバーゲン価格のようにも思えます。まあ、α7R II は超高画素数の風景撮りカメラ、α9 はスポーツカメラという位置づけなので、単純に上位機種としてみるのは間違っていますが。

α7 II シリーズからのハード的な変更点としては、ジョイスティック搭載、バッテリ容量倍増、デュアルスロット対応、タッチパネル搭載あたりは既存機種の明確な不満点だったので、これは羨ましい。同じ改善(デュアルスロットでなくてもいいけど)が反映された α7 III シリーズが追って出てきたりしたら、α7 II から買い換えたいくらいです。
唯一残念なのが背面液晶のバリアングル化が今回も見送られ、単純なチルトのままであったこと。スポーツカメラマンならファインダ使うでしょ?ってことなのかもしれませんが、α7 III シリーズがあるならバリアングルにしてほしいところです。

私は買えませんが...と思ったけど、よく考えてみたら 5D3 を含む手持ちのフルサイズ機を全部手放せば α9 に乗り換えられてしまうのでは?という計算が脳内を駆け巡ったのは事実です(ぉ。まあ私はスポーツ撮影は 7D2 のほうがレンズの充実度合いも含めて扱いやすいし、フルサイズも今の α7 II/7R/7S+EOS 5D3 をシチュエーションに応じて使い分ける、というスタイルがけっこう楽しいので、当面このままで良いかな、と思ってはいますが。
でも、α7 II の発売からもう二年半が経っていますし、夏~秋くらいに α7 III が出てきても全く不思議はないですよね...。

投稿者 B : 00:09 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2017/04/04 (Tue.)

thinkTANKphoto Lens Drop

桜の季節はいろいろとレンズを換えながら撮りたくなるもので、こんなツールを買ってみました。

シンクタンクフォト / レンズドロップ

thinkTANKphoto Lens Drop

メイン遣いのバックをほぼ全てバックパックタイプにしたら、メッセンジャーバッグに比べてレンズ交換時にバッグから取り出す手間が増えてしまい。そのためにサイドオープンタイプのバックパックを使ってもいるんですが、頻繁に使う 2 本くらいのレンズはすぐに交換できるようにしておきたいと考えました。撮影時に 3~4 本のレンズを携行していても、特に使うのはシチュエーションにもよるけど 16-35mm+24-70mm とか、35mm+50mm とか、50mm+85mm とか、うち 2 本程度を主に使うことが多いので。
レンズ用のソフトケースを出しているメーカーは多数ありますが、ベルトループ等がついていて腰から提げられるタイプはあんまり多くない。中でもバリエーションが豊富だったシンクタンクフォトから選択しました。最後まで迷ったのは同社のレンズチェンジャーシリーズPeak Design のレンジポーチ。Peak Design はさすがに高価いので、信頼のシンクタンクフォトにしました。

thinkTANKphoto Lens Drop

サイズ感はこんな感じ。想像していたよりも大きかったですが、この手のレンズケースはヨドバシ等でも展示されていないことが多くて、なかなか実物の大きさが分かりづらい。

thinkTANKphoto Lens Drop

EF16-35/F4L がフード付きでスッポリ収まりました。これなら手持ちの F4 系広角~標準ズームと F1.4 系単焦点はひととおり入りますね。F2.8 ズームでも入りそうです。
ちょっと大きいかと思ったけど、レンズ交換時にスポッと収められる、まさに「レンズドロップ」な太さがあるほうが取り回しは良いかも。

thinkTANKphoto Lens Drop

側面のストラップを引くとストレッチ素材の口が閉じるようになっています。密閉はできませんが不意のレンズ脱落や、バッグの中での機材の傷つき防止には十分役立ちます。

thinkTANKphoto Lens Drop

前面ポケットはレンズキャップの収納にちょうど良い大きさ。

thinkTANKphoto Lens Drop

底面にはレインカバーが隠されています。通常時はこのレインカバー自体が底面クッション的な役割を果たしています。

thinkTANKphoto Lens Drop

背面にはかなりしっかりしたベルクロ付きのベルトループがついていて、同社の「モデュラーコンポーネント」シリーズのベルトに装着することができます。まあ私はそこまで大げさにするつもりはありませんが、他にも細かなストラップやループもついているので、カラビナ等を使って腰やバッグにぶら下げてやすいようにもなっています。

thinkTANKphoto Lens Drop

ちなみに、「サイズ的にはいけんじゃね?」と思って FE35mm F2.8 つきの α7 II を入れてみたところ、ピッタリ収まりました。最近の E マウントボディってミラーレスの割には大型化しているので、バッグに入れるときにちょうど良いサイズのポーチがなくて困ってもいたんですよね。移動時は E マウントボディ用のキャリングケースとして使い、目的地について撮影する際には本来のレンズドロップとして使う、というハイブリッドな活用ができそうです。

これはこれで重宝できそうで気に入ったんですが、ミラーレス用のコンパクトなレンズを入れるのには大きすぎるので、レンズチェンジャーシリーズの一回り小さいタイプも買ってみようかなあ。

シンクタンクフォト / レンズドロップ

B006K7MSSY

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2017/02/25 (Sat.)

CP+ 2017 (2)

CP+ 2017 に行ってきたレポートの続きになります。今年は例年以上に自分の興味ある部分限定で。

CP+2017 カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+(シーピープラス)」

Sony FE 100mm F2.8 STF GM OSS

ソニーブースの目玉はなんといっても 100mm STF レンズ。ボディの発表がなかったのでこれくらいしか注目の新製品がない(85mm F1.8 も良さげだとは思うけど)にも関わらず、会場内で最大のブースを構えていました。
が...STF レンズはやはり待ち望んでいたユーザーが多いせいか、ハンズオンコーナーはかなりの行列。私自身はこのレンズ、いつかは欲しいけど今はちょっと無理だし、いずれ銀座のショールームで普通に触れるようになるんだし、ということで外観だけチェックしてスルー(ぉ

EOS 9000D

続いてキヤノンブース。発表されたのがエントリー寄りのモデルだけということもあり、ブースの大きさに比してお客さんの入りはそこそこ、という感じ。
EOS 9000D、自分が今から手を出すカメラではないけれど、とても良いバランスにまとまった製品だと思います。

EOS 9000D

Kiss クラスのボディに上位機種譲りの操作系を搭載していて、キットレンズだけで終わるつもりのないエントリーユーザーには良い選択肢と言えます。
80D と迷うところでしょうが、最近大きく重いボディにメゲがちな私としては、今から人に勧めるなら 9000D か価格の落ち着いた 8000D かな。

EOS M6

EOS M6。ソツはないけど華もない M5 から EVF とタッチ&ドラッグ AF を廃し、さらに何の特徴もないカメラになってしまいました。
レンズもなかなか拡充されないし、ちょっとなあ。

EOS M6

ただしこの外付け EVF のデザインだけはちょっと好き(笑
EVF は単品販売モデルはブラックのみですが、M6 のシルバーモデルの EVF セット販売(5,000 台限定)にはシルバーの EVF がついてくるそうです。

G-Technology

G-Technology ブースではおなじみサイカ先生の講演を聴いてきました。最前列かぶりつきで(笑
私はあまり動画撮ったり編集したりはしないんですが、業務系動画のトレンドや関連するストレージ機器の動向など、いつも勉強になります。

初日の講演ではダジャレやガンダムネタは極力封印していたようですが、その後の回ではどうだったんでしょうか...。

Peak Design Everyday Backpack 20L

毎年必ずチェックしている銀一取扱いブランドの合同ブースでは、Peak Design を重点的に見てきました。
以前から気になっていた Everyday Backpack、量販店に行っても在庫もなければ展示もないかガラスケース内のみという状態で、なかなか細かいところまで確認する機会がありません。

↑の写真は 20L モデルですが、これだと私の想定する使い方にはちょっと小さいかなあ。20L というのは「最大限に拡張した状態での容量」であり、写真のとおり最もコンパクトにした状態では 12L にすぎません。ノート PC とミラーレスカメラ+交換レンズ 2~3 本という使い方ならこれで十分だと思いますが。

Peak Design Everyday Backpack 30L

で、こちらが 30L モデル。20L のシュッとした格好良さが少し損なわれてはしまうものの、個人的にはこれくらいのサイズがしっくりくる。最小容量時で 18L 入り、最大限に拡張すると 30L まで増やせます。
私は休日のガチ撮影用兼出張バッグを想定しているので 40L モデルを作ってほしいくらいですが(一応その要望は伝えてきた)、それって「Everyday」のコンセプトとずれちゃうような気もしています。

ちなみに会場では本国から来たスタッフらしき人がブラウン系の「ヘリテージタン」カラーのバックパックを背負ってて「お、それいいやん!」と思ったんですが、試作してみたけど結局商品化はとりやめたカラーらしいです。残念。

なお、現時点ではかなり入手困難な Everyday シリーズ、4 月頃には潤沢にとは言わないまでもある程度の国内入荷があるそうで、そのタイミングを狙ってみるのが良さそうです。春になるとカバン欲しくなるよねー(お約束

NOKTON 40mm F1.2 Aspherical

フォクトレンダーブースでは、未発売の新レンズを試すことができました。
こちらは NOKTON 40mm F1.2。E マウント向けでボディと電子連動できるのがポイント。

NOKTON 40mm F1.2 Aspherical

試写 OK とのことで、絞り開放で撮ってみました。
ピント面はシャープなのに NOKTON らしいナチュラルなボケで、被写体が浮き上がってくる感覚がとても良い。

M マウント版の NOKTON classic 40mm F1.4 を持っている身としてはさらに明るくて E マウントネイティブというのがちょっと羨ましいけど、M マウント版はクロスフォーカスアダプタでマクロ撮影にも対応できるんだから悔しくないもん!(悔し紛れ

MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical

それから MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical。こちらも E マウント版。

フォクトレンダーといえば昔ながらのレンズ構成を守ることで味のある描写が得られるレンズというイメージがありましたが、この MACRO APO-LANTHAR は「高性能レンズ」として開発しているそうです。
しかもマクロ対応でありながら F2。スペック的にもかなり意欲的なレンズであることが分かります。

MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical

試しに撮ってみました。
絞り開放だとピントが非常に浅く、自分の身体の揺れだけでフォーカスがずれてしまうレベル。しかしながら E マウントボディと電子連動することで、α7 II シリーズや α6500 のボディ内手ブレ補正を利用することができ、少なくとも手ブレに関してはある程度抑えることが可能。これによって F2 のマクロレンズとしては扱いやすいものになりそうです。

MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical

ピント周辺をピクセル等倍してみました(画像をクリックすることで等倍画像が表示されます)。
このシャープさ、にも関わらずボケはフォクトレンダーらしくナチュラル。65mm という焦点距離も、フルサイズでは 50mm マクロはちょっと広いかなという被写体にはちょうど良いし、APS-C で使えばほぼ 100mm マクロとして使えるしでかなり重宝しそう。15 万円クラスになりそうな価格帯だけがネックですが、これは発売が楽しみなレンズです。

CP+ レポートは以上です。
今年はイベントとしてやや盛り上がりに欠ける感がありましたが、業界自体の先行きが不安視される中、来年の CP+ はどうなっちゃうんだろう...という心配も感じました。カメラ業界そのものは 2020 年の東京オリンピックに向けてまた製品開発を続けていくことでしょうが、CP+ は「アジア最大の写真関連イベント」としての存在感をどこまで維持できるのか。CEATEC の変遷を見ると CP+ にもあまり明るい未来は期待できないようにも思えますが、さて。

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2017/02/23 (Thu.)

CP+ 2017 (1)

本日開幕した CP+ に行ってきました。

CP+2017 カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+(シーピープラス)」

今年は CP+ 合わせで目新しいカメラボディの発表も特になかったし、業界全体として苦しい状況もあるのか、展示内容に「目玉」がない印象。各社のブースも縮小傾向だし、しかも最も集客が見込める土曜日に隣接するクイーンズスクエアが休館でみなとみらい駅からちょっと遠回りになるということで、イベントとしてはネガティブな状況が先行している印象があります。私も今年は仕事の都合で午後入場となりやや駆け足気味で回らざるを得なかったので、今年のイベントレポートはいつもより少し軽めにお届けしようと思います。

まずは自分的に一番見たかったシグマブースから。

SIGMA [Art] 24-70mm F2.8 DG OS HSM

今回発表された 4 本の新レンズから、24-70/2.8。sd Quattro 向けには標準ズームの決定版、他マウント向けにも純正のガチ対抗となるレンズ。

H なカメラ(←)ではボディデザインが変わりすぎていてサイズ感が分かりませんが、想像していた「あのシグマの 24-70/2.8」のサイズ感からするとずっとコンパクト。キヤノンの EF24-70/2.8L II よりも若干ながら小さいくらいで、これは正直言って驚きました。重さも 24-70/2.8 ならこんなもんかな?と思えるレベルで、これは描写性能次第ではキヤノンやニコンの純正と正面から比較検討していいんじゃないですかねー。ただ sdQ だと一般的な一眼レフと重量バランスが違いすぎるので、レンズの重量感はあまり参考にならないかもしれません(ぉ

SIGMA [Art] 24-70mm F2.8 DG OS HSM

側面の AF/MF 切り替えスイッチには最近の同社製レンズのトレンドである「MO(Manual Override)」ポジションも備えられています。これは一般的なフルタイム MF とは異なり、コンティニュアス AF 中でもフォーカスリングに触れることで MF に自動切り替えしてくれる機能。標準ズーム域のレンズでどれだけ出番があるか分かりませんが、動体撮影が多い人は重宝するでしょう。
あと気になるのは価格ですね。手ブレ補正が入っているので EF24-70/2.8 L II より安いってことはないのでは...という噂もあるようですが、EF24-70/4L にちょっと足したくらいの価格で出してきてくれませんかね。

SIGMA [Contemporary] 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM

続いて 100-400mm。メーカー公式で「ライト・バズーカ」とか呼んでるの吹くやろ(笑

このレンズは実物を見て驚きました。[Contemporary] ラインらしく鏡筒はプラスチック感満載で高級感こそありませんが、その代わり軽い!エントリー向けの 70-300mm クラスのレンズかと思うほど軽く、これは今から望遠ズームレンズを買おうと思っている人であればまず選択肢に入れるべきレンズと言えるかもしれません。
旧 120-400mm は兄弟レンズと言える旧 150-500mm とサイズ感・価格帯ともにかなり近く、あえて 120-400mm のほうを選択する理由がないくらいでしたが、150-500mm がより望遠を追求して 150-600mm となり、120-400mm のほうは逆に小型軽量化を追求してこの 100-400mm になったことで、とても選びやすいレンズになった印象。

SIGMA [Contemporary] 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM

テレ端ではこれくらい前玉が出っ張ってきますが、それでも 400mm でこれならかなりコンパクトな方だと思います。
50-500OS の重さに最近めげそうになっている私としては、ガチの野鳥とエアレース撮影以外のスポーツ撮影用にこれを買って使い分けたいと思ってしまうほどです。

小型軽量化した代償として F5-6.3 というやや暗めのスペックになってしまったのは残念ですが、キヤノンやニコンの現行ボディであれば高感度性能でカバーできる範囲でしょう。シグマ説明員の方、「これ sd Quattro で使うのちょっと辛いですよね」とか話振っちゃってすみませんでした。「晴天の昼間に使うのがおすすめです」と模範解答ありがとうございました(ぉ

SIGMA [Contemporary] 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM

AF/MO/MF 切り替え、フォーカスリミッター、流し撮りモードにも対応した手ブレ補正、それに AF 速度や手ブレ補正の効き具合の調整のも対応したカスタムモード搭載など、[Contemporary] ラインでありながら [Sports] ライン同等の機能性も備えています。おそらく 150-600C 同様に描写性能も間違いないものなのでしょうし、軽さ重視で [Contemporary] になっただけで中身は [Sports] を名乗って良い出来なのかもしれません。

SIGMA [Art] 135mm F1.8 DG HSM

そして私が最も注目していた 135mm F1.8。一見、85/1.4 によく似た外観なので「あれ?135mm 置いてなくない?」と思ってしまいましたが、鏡筒への刻印は間違いなく 135mm。よく見たらフードの形状も違いますよね。

SIGMA [Art] 135mm F1.8 DG HSM

手に持ってみてまず感じたのは「あれ?思ってたほど重くない」といういこと。まあ実際には 1,130g あるので十分重いんですが(ソニーの Sonnar 135/1.8 よりも 100g 以上重い)、その前にシグマの 85/1.4 の重さを知っていたせいか、それほど重く感じませんでした(笑)。調べてみたら重量は 85/1.4 と 135/1.8 で全く同じなんですね。通常は 135mm のほうが重くなることが多いので、その経験則からすると軽く感じてしまった、という話だったようです。あとやっぱり sdQ につけると重量バランスがよく分からない(ぉ

SIGMA [Art] 135mm F1.8 DG HSM

ちょうど隣に展示されていた 85/1.4 と並べると、もう同一のレンズかのようにサイズ感もデザインもほぼ同じ。85mm は 135mm を小さく軽く感じさせるための布石だったのかー!(違います

しかし、実際に「85mm であの大きさ重さなんだったら 135mm なんてないわー」と思い込んでいた私に、意外と 85mm よりも 135mm いいのでは...?と思わせるだけのものはありました。

SIGMA [Art] 14mm F1.8 DG HSM

最後は 14/1.8。これだけはハンズオン機はなくガラスケース内の展示でした。

まあこのレンズばかりは私は買ってもまともに使い切れないと思うので買うことはないでしょうが、この大きな前玉だけを愛でて生きていきたい、と思えるだけの魅力を放っていることは間違いありません(ぉ

この次は 70-200 とかマクロとかが出てきそうな気がしていますが、以前も書いた通り個人的にはまずフルサイズ E マウントネイティブなレンズを早く出してほしい。これ、明日以降 CP+ 会場に行く α ユーザーの人は全員シグマブースでこの要望を伝えてきてほしいくらいです(ぉ

というわけで、CP+ レポートはもうちょっとだけ続きます。

投稿者 B : 23:20 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2017/02/21 (Tue.)

シグマが新レンズ 4 本を発表

シグマ、フルサイズ14mm初のF1.8レンズ「SIGMA 14mm F1.8 DG HSM」 - デジカメ Watch
シグマ、Artライン初の望遠単焦点レンズ「SIGMA 135mm F1.8 DG HSM」 - デジカメ Watch
シグマ、フルサイズ大口径標準ズーム「24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art」 - デジカメ Watch
シグマ、小型軽量な望遠ズーム「100-400mm F5-6.3 DG OS HSM」 - デジカメ Watch

SIGMA [Art] 24-70mm F2.8 DG OS HSM

CP+ 直前のお約束、シグマが 2017 年の新レンズ群を正式発表しました。ここ数年、カメラメーカーが一通り発表した後に満を持して発表、というパターンが定着してきましたね(まあ開幕まではあと二日あるのでこれから出してくるメーカーはあるかもしれませんが)。

今回登場するのは大口径単焦点 2 本、ズーム 2 本。いずれもフルサイズ対応。2012 年に「SIGMA GLOBAL VISION」を打ち出してから 5 年、新コンセプトに基づいたレンズラインアップも一通りの焦点距離が揃ってきた感があります。

■[Art] 135mm F1.8 DG HSM

まずは定番の 135mm F1.8。シグマとしては今までラインアップになかった焦点距離ですが、中望遠の定番スペックであり、35mm F1.4・50mm F1.4・85mm F1.4 と出してきたら次はいよいよ、と期待されたところではありました。が昨秋に 85/1.4 を発売したばかりなので、思ったより早かった印象。
ライバルとしてはキヤノンの 135mm F2L やニコンの 135mm F2D が挙がるところですが、いずれも 20 年前のレンズです。他社のフルサイズ向け AF 対応 135mm だと、一番新しいものでも 2006 年の αA マウント用 Sonnar 135/1.8 まで遡る必要があるというのを改めて調べて気づきました。定番の焦点距離ながら扱いが難しく、メーカー的にも優先順位低めなレンズということなんですかね...。まああの暴力的なまでのボケがよほど必要な場面でもない限り 70-200/2.8 で代用されがちなレンズでもありますが。しかし逆に言えば、現代の 5,000 万画素クラスに最適化された 135mm 単焦点は(AF では)これ以外に選択肢がないということでもあり、他の Art ライン同様の描写力を持っているのであれば貴重な存在となりそうです。

■[Art] 14mm F1.8 DG HSM

続いて 14mm F1.8。最近のシグマが得意な「広角系の各焦点距離で史上初の大口径レンズ」のバリエーションですが、14mm のレンズというと dp0 Quattro(これは APS-C なので換算 21mm 相当ですが)の歪みのないシャープな描写が思い起こされるところ。しかしここまでの広角で F1.8 というのは聞いたことがありません(史上初なんだからそりゃそうなんだけど)。前玉のサイズもすごいことになってしまっていますが、これで撮った写真がどんな絵になるのかぜひ見てみたいところ。私はたぶん買えません(ぉ

■[Art] 24-70mm F2.8 DG OS HSM

そしてこちらも主力どころの 24-70/2.8。70-200/2.8 と並び各メーカーが威信を賭けて開発するクラスのレンズだけに競争が激しいところですが、対キヤノンという点では EF24-70/2.8L II が手ブレ補正なしなのに対して、シグマのこれは手ブレ補正入りというのがアドバンテージでしょうか。画質面では近年のシグマは(少なくとも [Art] ラインに関しては)キヤノンの L レンズと比べても遜色ないレベルにあり、あとは重さと価格の勝負になりそうです。
sd Quattro H ユーザーならば常用レンズとしてとりあえず買っとけ、と言える一本ですかね。24-105/4 はスペックの割に重いし、それならテレ側を諦めても明るさに拘りたいところ。

■[Contemporary] 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM

「超絶画質の代わりにデカくて重いのが代名詞」という流れだった最近のシグマレンズの中ではやや異色な軽量超望遠ズームが出てきました。同じく [Contemporary] ラインに属する 150-600mm の小型版的な位置づけでしょうか。150-600mm が旧 150-500mm の事実上の後継という感じだったので、この 100-400mm は旧 120-400mm の後継とみて良いでしょう。150-600mm は野鳥や飛行機撮りには威力を発揮するけど一般的なスポーツには(少なくとも APS-C ボディで使う限りは)オーバースペック感があったので、そういう向きにはこの 100-400 はいい選択肢と言えそうです。F5-6.3 とやや暗めなのが気になりますが、その辺は最近のボディなら高感度に強いから大丈夫でしょ、という判断でしょうか。少なくとも sd Quattro との相性はあまり良くなさそうです(ぉ


今回の 4 本のレンズ、いずれもシグマの気合いが感じられる面白いラインアップだと思います。まあ私は優先順位的には 85/1.4 が欲しいのでまずはそっちですが、業界としても久々となる 135/1.8 はちょっと覗いてみたいなあ。85/1.4 でさえめげそうな大きさ重さだったので、135mm だとどういうことになるのか恐ろしくもありますが(笑。

でも個人的な希望を言えば、今シグマに一番出してほしいレンズはフルサイズ E マウント向けの標準ズームレンズなんですよね。前々から言っているとおり純正 24-70/4 の画質はイマイチで、今は必要に応じてアダプタ経由で EF24-70/4L を使うことも少なくないですが、直接装着できる画質のいい標準ズームレンズが欲しい(でも G MASTER には手が出ない)。シグマはフルサイズ E マウント向けのレンズを準備中らしいという噂もあるので近いうちに何かしら出てくる可能性もありますが、純正 24-70 相当のスペックで高画質なのが出てきたら、他のレンズを後回しにしてでも買ってしまうと思います。
今回発表されたレンズはもちろん CP+ で触ってこようと思っていますが、それはそれとして今後の動向にも期待しています。

投稿者 B : 23:48 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2017/02/15 (Wed.)

EOS Kiss X9i/9000D

キヤノン、小型ボディに本格操作系の一眼レフ「EOS 9000D」 - デジカメ Watch

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CP+ 前の恒例、キヤノンから EOS Kiss とその派生シリーズである Kiss X9i/9000D が発表されました。

順当なマイナーチェンジで少しずつ上位機種のスペックを取り込んでいる Kiss らしく、手堅い進化に加えて今回はデュアルピクセル CMOS AF と Bluetooth LE(Low Energy)対応あたりが目新しいポイントでしょうか。
デュアルピクセル CMOS AF は私も昨年 EOS M5 をレビューして実感しましたが、プロスポーツや野鳥撮影でもなければ十分以上に実用になると思えました。従来のハイブリッド CMOS AF とは別次元の快適さで、これならレフ機であってもライブビューをメインに使っても良いのでは、と言えるレベル。
それでいて光学ファインダ使用時の位相差 AF センサは 45 点オールクロスと、こちらも 80D レベルにまで引き上げられました。これ今 80D を買おうと思っている人は強烈に迷うところなんじゃないですかね。

Bluetooth LE は専用リモコンなんかも用意されるようですが(これはこれで赤外線リモコンとは違いどの方向からでも操作できて便利なのですが)、従来の Wi-Fi 接続とは違い都度繋がなくてもずっとスマホと繋がりっぱなしにでき、SNS 等に写真を投稿する際のストレスを大幅に減らしてくれるはず。カメラへの Wi-Fi 搭載も当たり前になりましたが、それでもスマホのカメラ画質向上に伴い「転送面倒だからスマホカメラでいいや」となる場面が増えてきました。個人的には、今後のカメラは Wi-Fi だけでなく BLE 搭載も必須だと考えています。

X9i と 9000D の差分は基本的に X8i/8000D の差分と同等、とみて良いでしょうか。X9i の外装を変更して上面液晶とサブ電子ダイヤル、親指 AF キーを搭載して上位機種の操作性に近づけたモデルという位置づけ。上位機種 80D との差分は視野率 100% のペンタプリズム(X9i/9000D は視野率 95% のペンタミラー)や連写速度など依然として存在しますが、これまでよりもその差は縮まった印象。これは選び甲斐があります(笑

私は一般的な撮影用途(スポーツと言っても子どもの運動会程度まで)ならばもうミラーレスで十分だと思っていますし、実際に人にオススメを聞かれたときには α6000 クラスを勧めることが多いですが、それでも「カメラ買った感」が欲しくて最終的に Kiss を買ったという話は今でもよく耳にします。実際中途半端なミラーレスを買うくらいなら一年落ちの Kiss のほうが安いのもよくある話で。ニコンやリコーの苦境が伝えられ、カメラ業界の斜陽が明らかになる中、スマホカメラへのアンチテーゼとして「カメラらしいカメラで撮りたい」という欲求は今後も残っていってほしいとも思います。だからこそ Kiss クラスのカメラがちゃんと定期的にアップデートされることってカメラ業界にとって重要なことなんじゃないか、と思うわけです。

キヤノン、EOS M5の性能をフラットボディに収めた「EOS M6」 - デジカメ Watch

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ミラーレスのほうも新機種「EOS M6」が出てきました。
EOS M シリーズとしては M5 に続く 6 機種目の製品ということになりますが、EVF を省略し、実質的には M3 の後継というべき内容になっています。しかしスペック自体は M5 とほぼ同等。違いと言えば EVF 省略に合わせて「タッチ&ドラッグ AF」にも非対応となり、サブ電子ダイヤルのカスタマイズ機能もオミットされた程度。ライブビュー主体で撮影するのであればコンパクトな M6 のほうが適している向きもあるでしょう。

しかしなんというかまあ...EOS M5 が「APS-C ミラーレスとしてソツはないけど華もない」カメラだったので、M3 の後継が出てくるとしたら何かに特化させないと特長あるミラーレス各社との違いが見えないよなあ...と思っていたので、単純な M5 の EVF なし版が出てくるとはちょっとガッカリです。キヤノンとしてはミラーレス市場でも販売台数 2 位になったし、ミラーあり EOS も含めて横綱相撲を取っているつもりでしょうが、数年以内に来たるべき「ミラーレスが主流の時代」に向けて存在感のあるカメラを出しておかないと今後まずいことになるんじゃないでしょうか。EOS MOVIE のエヴァンジェリスト的存在だった某先生がミラーレスではすっかり OM-D 派になってしまったことはその象徴的な出来事だと思います。

キヤノン、手ブレ補正を強化した「PowerShot G9 X Mark II」 - デジカメ Watch

コンデジもいくつか出てきていますが、個人的に気になったのは G9 X Mark II。DIGIC の世代交代によって低ノイズ化・画質向上・手ブレ補正強化・AF 性能向上を実現したほか、BLE も搭載してきました。が、あくまでマイナーチェンジはマイナーチェンジ。

私は初代 G9 X が出たときから気にはなっていて、小さくて画質が良いのはいいけど分厚くなりがちな 1inch コンパクトにおいて、1/1.7inch 機並みの薄さに抑えているのが魅力的だよなあと。レンズはやや暗くなりますが、機動力の向上がそれを補ってくれています。タッチパネル中心の操作性も慣れれば案外快適そう。
ただ初代で踏ん切りがつかなかったのは、液晶が固定式だったから。これがチルト対応だったら間違いなく買っていたでしょうが、Mark II になってもそこは変わらず。まあチルト対応したら多少厚くなって RX100/G7 X 系と大差なくなってしまうのかもしれませんが、そのチャレンジはしてほしかったなあ...。

投稿者 B : 23:19 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2017/02/08 (Wed.)

Sony FE 100mm F2.8 STF GM OSS

ソニー、Gマスターレンズに「FE 100mm F2.8 STF GM OSS」を追加 - デジカメ Watch
ソニー、大口径単焦点中望遠「FE 85mm F1.8」 - デジカメ Watch

再来週の CP+ を前に各社からカメラやレンズの新製品発表が始まっていますが、α からはフルサイズ E マウント向けの新レンズが出てきました。
まずは待望の STF(Smooth Trans Focus)レンズ。

ソニー / FE 100mm F2.8 STF GM OSSicon

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初代 α7 の頃からずっと噂だけはあった、E マウント版 STF。最近になって信憑性の高い噂が増えてきて、そろそろだなとは思っていました。
A マウント版はミノルタ時代の仕様をそのまま受け継いだ 135mm F2.8 [T4.5] でしたが、E マウント版は 100mm F2.8 [T5.6]。焦点距離的にはこれくらいのほうが使いやすそうです。しかも今回は E マウントレンズのフラッグシップラインである「G MASTER」の名が冠され、さらに AF と光学式手ブレ補正にまで対応。確かに STF レンズであってもコントラスト式であれば AF が可能というのはそりゃそうか、とは思いますが、扱いが難しい印象のあった STF レンズが AF・OSS でガンガン使えるようになるというのはすごく嬉しい。
しかもマクロ切り替えリングまで搭載し、最短撮影距離 57cm・1/4 倍のマクロ撮影にも対応するとのこと(!)。A マウント STF の弱点を全部潰してきた感じじゃないですか。等倍~1/2 倍までの接写が必要なければ、90mm マクロよりもこっちのほうが中望遠マクロ兼用レンズとして使い勝手が良いかも。

唯一気になるのはボケ味に悪影響のある非球面レンズが一枚だけとはいえ使われているところ。そのあたりは STF レンズの要であるアポタイゼーション光学エレメントによって相殺されるのかもしれませんし、Web カタログに掲載されている数少ないサンプル画像を見る限りは STF らしい滑らかなボケは健在のようですが、こればっかりは自分で撮ってみないと何とも言えませんね。

個人的にはすぐに買うことはないと思いますが、α を使うならばこれを抜きにしては語れないレンズ。いずれ手に入れたい一本ではあります。でも A マウントの STF であればミノルタ時代のものも含め中古の出玉はそれなりにあるし、10 万円未満で買えるので、今あえてそちらを狙うという手もアリかなとは思っていたりします。

ソニー / FE 85mm F1.8icon

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続いて 85mm F1.8。最近、ようやくじわじわ増えてきたフルサイズ E マウント用無印単焦点レンズ、28mm F2・50mm F1.8・50mm マクロときての 85mm F1.8。ポートレート向けの定番スペックです。

無印 FE レンズでは AF 駆動に DC モーターを採用することが多く、安いのは良いけど AF が遅いという欠点を抱えがちでしたが、この 85mm F1.8 はダブルリニアモーター搭載。非球面レンズを使わないオーソドックスなダブルガウス構成で、おそらくポートレートに向いた素直な描写が期待できそうです。国内のサイトにはまだサンプルが掲載されていないようですが、Sony UK のサンプルを見る限り、A マウント版の 85mm F1.4 を少し大人しめにしたような印象で「そうそうこんな感じだよね」という感想。
無印にしてはあまり安いとは言えない価格ながら、G MASTER が高すぎて手が出ない向きには程良い選択肢となりそうです。撮影会でなければこれくらい取り回しがいいレンズの方が活躍の場が広い、ということだってあるものです。

ソニー / HVL-F45RMicon

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外部フラッシュの新モデルも登場。従来モデル(HVL-F43M)比では若干の光量アップと α 用フラッシュとして初めて電波式ワイヤレス通信に対応しました。α 独自のクイックシフトバウンス(左右各 90° の首振り)機能はオミットされてしまいましたが、その代償として大幅に小型化。今までは GN30 番台までのフラッシュはコンパクトだけどそれ以上になると急に巨大になるのが悩ましいところでしたが、これくらいのサイズ感であれば α7 シリーズとのバランスも良さそうです。

私は α77 を手放したときに α 用のフラッシュもまとめて処分してしまったので、今手元に α で使える外部フラッシュって持っていないんですよね。でもバウンス撮影したいときだってあるし、そろそろ GN40 クラスのフラッシュを買おうかと考えていたところでした。だからこれは良さそうだなあ。優先順位はあまり高くないけど、タイミングを見計らって手に入れたいところです。

投稿者 B : 21:28 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2017/01/11 (Wed.)

Peak Design のカメラバックパックが気になる

デジカメアイテム丼:カメラ+PC機材に便利な多機能バックパック - デジカメ Watch

デジカメ Watch に Peak Design の「Everyday Backpack」のレビューが掲載されています。プロカメラマンではなく撮影から執筆までこなすデジタルライター小山安博氏による自腹レビューということで、似たような構成の荷物を持ち歩くことが多い&カメラバッグ然としすぎていないデザインが好みな私としてはとても参考になります。

最近バックパック派な私は、カメラ用リュックとして HAGLÖFS CORKERミレーのターン 25 フォトを絶賛愛用中なわけですが、1~2 泊の出張バッグを兼用できるリュックが欲しいと思っているところでした。CORKER はこれより大きいサイズでも 20L 止まりだし、ターン 25 は PC の持ち運びに向いていないので「PC が持ち運べて 30L 前後のカメラ対応リュック」という点で、この Everyday Backpack の 30L 版はかなり良さそうなんですよね。

Everyday Backpack の良さげなところは、

  • 15inch までのノート PC とタブレットを収納できるポケットがある
  • サイドオープンタイプである(CORKER がこのタイプですが、リュックを下ろさずに荷物が出し入れできるのですごく便利)
  • カメラ機材用の仕切りの配置自由度が高い
  • 容量が可変で中身が少ないときにはスリムにできる(逆にいっぱい入れると不格好になるが...)
  • カメラバッグっぽくないシュッとしたデザイン
なところ。デメリットは、最近周囲で Peak Design ユーザーが増えてきているので、誰かと撮影に出かけた際にアーバンディスガイズやミリオンダラーのようにお揃い事案が発生しやすそう、ということでしょうか(笑

けっこういい値段がするのですぐに買うことはないと思いますが、いいなあこれ。
誰かとかぶる前に先に買ってしまって牽制するのがいいのか、あるいは先に買うと触発されて同じの買われるリスクの方が高いのか、悩ましいところ(たぶん後者)。

Peak Design / Everyday Backpack 30L

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投稿者 B : 21:11 | Camera | Camera Accessory | コメント (2) | トラックバック