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2015/02/15 (Sun.)

CP+ 2015 (2)

昨日に引き続き、CP+ のレポートをまとめていきます。

カメラと写真映像のワールドプレミアショー シーピープラス2015

SIGMA

[ Sony α7 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

もうすっかり「じっくり回るブース」の一つになってしまったシグマから。

各種レンズの発表や dp3 Quattro の正式発表までは予想できていましたが、意表を突かれたのが dp0 Quattro の登場でしょう。

dp0 Quattro

最も数字の小さい dp1 がシリーズ中最広角カメラだとばかり思い込んでいたら、まさか「0」の数字を使ってくるとは。焦点距離 14mm(35mm 判換算 21mm 相当)の超広角レンズを搭載してきました。ワイコン使用を除けば、おそらく大型センサを搭載したコンパクトデジカメとしては最広角な製品になるのではないでしょうか。ただ 21mm というとかなり広角なので、これ一本で撮影というシーンは考えにくく、他の dp シリーズとの併用を前提としていると思われます。

ただし残念なことに dp0 Quattro はガラスケース越しの展示のみ。

dp0 Quattro

レンズの突出量は dp シリーズ中最大。かなり存在感のあるレンズですが、ここがもうコダワリの塊のようで、

とのこと。カメラ内補正が当たり前になりつつある昨今の流れに逆らい、レンズだけで歪曲ゼロを目指したというわけだから、まさに真のカメラ好きに向けた製品と言えます。鏡筒が長いのは、光学系のテレセントリック性(センサに対して光ができるだけ垂直に入射するように)も考慮したものと思われます。他の dp シリーズはレンズ設計やコンセプトを流用してミラーレス用交換レンズも発売されていますが、これも交換レンズ化されないかなあ。

dp3 Quattro

ちなみにガラスケース内の展示は背面液晶に製品名が表示されていましたが、特に何か動くわけでもないのにわざわざ AC アダプタを接続して画面を表示させていました。ここは別に製品名シールで良かったんじゃ...?

SIGMA [Art] 24mm F1.4 DG HSM

また、今回の CP+ に合わせて発表された新レンズがこの 24mm F1.4 DG HSM [Art]。フルサイズ対応短焦点 [Art] シリーズとしては 35mm、50mm に続く三本目になります。私はこのシリーズはとても気に入っているんですが、焦点距離的には 35mm、50mm と来たら次は 85mm F1.4 を出してきてほしかった。まあ今までの日本も含め、フルサイズで使っても APS-C で使ってもツブシが効く焦点距離が続いているのでそういう意図なんでしょうが(24mm は APS-C では 36mm 相当となりスナップに使いやすくなる)、待望の 85mm F1.4 [Art] は来年の CP+ 待ちな感じかなあ。

SIGMA [Contemporary] 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM

昨年末に発表された二つの 150-600mm のうち、詳細が未公表だった [Contemporary] のスペックと価格も公表されました。

重量は約 1,830g、価格は 15 万円。旧 150-500mm よりは焦点距離が伸びた分若干重くなってしまいましたが、私が使っている APO 50-500mm OS が約 1,970g なので、それと比べると先日体感で量ってみたとおり少しだけ軽くなったことになります。これなら、手持ちでもギリギリ許容範囲。[Sports] のほうはとてもじゃないけど手持ちは無理だったので、アマチュア的な本命は [Contemporary] のほうでしょう。

SIGMA [Contemporary] 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM

ただし [Sports] との違いは、直進ズームとしての使い勝手が考慮されていないこと。一応ズームリングを回さずに直進的にレンズを繰り出すことはできますが、トルクの掛かり方がスムーズではなく、中間域だけやたら軽く、500~600mm の区間は妙に重い、という感じなので、基本的にはズームリングで操作することが前提になるでしょう。
ただ各焦点距離でのズームロックは [Sports] 同様に対応しているので、天体撮影等には扱いやすいと言えます。

値段もだいたい予想通りのレンジだったし、これは 50-500OS から買い換えるか悩むところだなあ。

SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical III

続いてコシナブース。全くのノーマークだった、フォクトレンダー SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical(M マウント)に III 型が登場してきました。

これ、α7 用に去年 II 型を買ったところなんですよね...。何が変わったかというと、デジタル用にセンサへの光の入射角を最適化してきたということですから、完全に α7 シリーズでの周辺マゼンタ被り対策です本当にありがとうございました。
これはもう発売され次第 II 型から買い換えるしかない!と思ったところまでは良いんですが、価格が II 型から約 1.5 倍に上がってしまいました(;´Д`)ヾ。これはそうそう買い換えられない...。カメラ内のレンズ補正アプリで当面は凌ぐしかありません。

SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical III

今年のコシナブースはレンズのカットモデル展示祭りという感じで、何でもかんでもウォーターカッターで真っ二つに切りまくり(笑。おかげで III 型のレンズ構成もバッチリ確認できました。

SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

で、こちらが今までの II 型。もうレンズの全長からして違う、全く別物のレンズです。

SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

旧型のレンズ構成。一目瞭然ですが、II 型が 6 群 8 枚だったのに対して III 型は 9 群 11 枚というまるっきり違うレンズ構成になっています。dp0 Quattro のレンズが長かったのと同様に、経路を長くすることで多重に光学補正をかけつつ、センサに対してできるだけ垂直に入射するようにしているということでしょう。III 型の設計であればマゼンタ被りだけでなく、α7 シリーズで発生する周辺の像流れも軽減されることが期待できるだけに、これはたいへん気になります。まあそうそうすぐには買えませんが...。

ULTRON 35mm F1.7 Aspherical

他にも ULTRON 35mm F1.7 の参考出品やマイクロフォーサーズ向け NOKTON 10.5mm F0.95、ツァイスブランドで Otus や Loxia など、新レンズ群を精力的に展示していました。

Manfrotto 190CXPRO4T

そして Manfrotto ブース。

何の前触れもなく発表された、190 シリーズ三脚のツイスト(回転)ロック版「190T シリーズ」が展示されていました。

Manfrotto 190CXPRO4T

三脚はレバー式はワンタッチで伸縮できるものの機構が大きく重くなりがち、回転ロック式は逆にコンパクトで軽くできるけど設置に時間がかかりがち、ということで一長一短です。長年レバー式にこだわってきた Manfrotto が回転式を出してくるということ自体驚きですが、使い勝手はどうでしょうか。私はレバー式しかじっくり使ったことがありませんが、回転ロック式のフラッグシップ GITZO ユーザーであるクマデジさん曰く「GITZO なら 1/4 回転するだけですぐにロック/リリースされる。これは回転量が多くて GITZO ほど使いやすくなさそう」とのこと。GITZO も Manfrotto も同じグループ企業なので技術流用しているのかと思ったら、そこは差別化されているようですね。私はセッティングがラクなレバー式のままでいいです(笑。

Manfrotto befree Carbon

トラベル三脚 befree もシリーズ化されて、通常のアルミモデルにはカラバリが追加され、さらに上位モデルとしてカーボン版が登場しました。初代モデルを買った私としては気になるところですが、確かに比べるとただでさえ軽かったアルミ版に比べてさらに一段軽くなっていて、これなら旅行に躊躇なく携行できるレベル。ただし値段もアルミの約 2 倍になり、実売でおそらく 40,000 円前後になると思われます。それでも同じくカーボンを採用した GITZO のトラベラー三脚の半額なので、コストパフォーマンスは高いか。

Manfrotto MHXPRO-3WG

あと現場で見るまでノーマークだったんですが、ギア雲台にも新型「MHXPRO-3WG」が登場していました。

今までギア雲台といえば精密性は高いけど大きく重く高価いという三重苦でそうそう手が出ませんでしたが、これは樹脂製で軽く、かつ実売が 2 万円台中盤になるとのことで、これなら手が出る!

Manfrotto MHXPRO-3WG

しかも、角度調整用のノブを倒すと角度固定が解除されてフリーに動かせ、ノブを離すとまた固定される、という新機構を採用。ギア雲台の精密さと 3 ウェイ雲台の手軽さを併せ持った、非常に扱いやすい雲台と言えそうです。私は今使っている 3 ウェイ雲台を昨年発売されたハンドルが収納できる新型に買い換えようかと思ってましたが、買うなら俄然こっちかな...。

SIGMA

[ Sony α7 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

ということで、私の CP+ レポートはここまで。

会場でお会いした方もお会いできなかった方も、お疲れさまでした。また来年お会いしましょう!

投稿者 B : 00:33 | Camera | Camera Accessory | Compact | DSLR | Photograph | Vario-Tessar FE 24-70/F4 ZA OSS | α7 | コメント (0) | トラックバック

2015/02/14 (Sat.)

CP+ 2015 (1)

CP+ に今年も行ってきました。

カメラと写真映像のワールドプレミアショー シーピープラス2015

紗々さん

[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF70-200mm F4L USM ]

今年は久しぶりに各ブースをじっくり回ることができました。しかし何年も通っていると会場の知り合い率が高まってしまい、なんだかんだでご挨拶したり近況報告したりしている間に半日くらい過ぎてしまったという...。年々、撮影機器を見に行くというより普段会えない人に会いに行くというイベントになりつつあります。

展示内容に関しては既にニュースサイトを中心にあちこちで記事が上がってきているので、私は個人的に注目した新製品の話なんかを断片的にメモしていくことにします。

Canon

キヤノンブースは言うまでもなく 5Ds/5Ds R をはじめとした一眼カメラの新製品が大盛況。そういうこともあろうかと、前もってショールームで触っておいて良かった...。
ちなみに 40 分待ちであれば、そのまま東海道線に乗って行列のできていない品川のショールームに行った方が早く触れます(笑

Canon G3 X

今回参考展示としてアクリルケース越しに展示されていた、PowerShot G3 X。1inch センサを搭載した超望遠ズーム機です。

同じカテゴリで言えばソニーの RX10 のライバルということになるでしょうが、RX10 のレンズは 24-240mm/F2.8 相当なのに対して、G3 X は 24-600mm 相当の 25 倍ズーム(!)。レンズの開放 F 値こそまだ明かされていませんが、大型センサ搭載の超望遠コンデジとしては破格のスペックです。本気のスポーツや野鳥撮りには厳しいでしょうが、取材等の業務用途ではかなり使い勝手が良さそう。

Canon G3 X

ただ、本体サイズがそれなりの大きさになってしまっているのがネック。ボディとレンズを合わせてミラーレス中級機くらいの大きさになってしまうので、それならミラーレスを使った方がいい、という判断も大いにあり得ます。ただし 1inch 以上のセンサと 600mm 相当のレンズをこのサイズ感で持ち運べる選択肢は他にないので、超望遠域を使う用途がどれだけあるか、が鍵になるでしょう。用途さえハマれば無二のカメラになりそうです。

PENTAX Full-size

続いてペンタックスブース。出る出ると言われ続けてそろそろ出す出す詐欺になりそうだったフルサイズ機が、ようやく形だけながら姿を見せました。

ただし現時点ではあくまでモックのみ。とんがり帽子の、同社初のフルサイズデジタル一眼、しかも当初はモック展示...この道~は~、いつか来た道~(by α ユーザー

PENTAX Full-size

正面から見るとけっこう出来上がっていそうに見えますが、別の方向から見るとまだ全然外観形状が決まっただけのモックにすぎないことが判ります。まあ実際の設計はもっと進んでいてあえてモックしか展示していない、という可能性もありますが、まだまだ先は長そうです。

私は今のところペンタックス機を買ったことはありませんが、なにげに周囲にペンタックスユーザーが多いので(でもほとんどの人がここ数年で他マウントとの併用になりつつある)、注目はしています。

PENTAX Full-size

背面を見ると、この液晶周りの微妙な形状は、チルト対応するということでしょうか?

フルサイズ一眼でチルトできるカメラはまだ少数派なので、ライブビュー専用としてもチルトで出てきたら面白いことになりそうです。

OLYMPUS EE-1

それからオリンパスブース。私が注目しているのは、E-M5 II ではなく、その上についているドットサイト(照準器)「EE-1」です(笑

去年発売されたネオ一眼、STYLUS SP-100EE のドットサイト部分のみを単体で商品化したような機器。一応 OM-D シリーズのオプション品扱いになっていますが、特にカメラ本体と電子連動するわけでもないので、汎用のドットサイトとして他社カメラでも使えそうなのが気になっています。

OLYMPUS EE-1

こういう形でパカッと開きます。折りたためるので持ち運びやすいのが嬉しい。

野鳥撮りで超望遠レンズを使うときの欠点は、被写体がフレームアウトしたときに追いかけるのが大変なこと。ドットサイトであればフレーム外の視野も見えているため、飛び回る野鳥のフレーミングがかなり容易になります。実は最近野鳥撮りのために射撃用かデジスコ用のドットサイトを導入しようかと考えていたところなので、これは有力な選択肢になります。

OLYMPUS EE-1

レティクル(照準線)の明るさは 5 段階に調整でき、位置の微調整も可能。私はドットサイトにはまだあまり詳しくはありませんが、入門用としては十分かな...。こういうのは売れるのか売れないのかさっぱり判りませんが、他にあまり選択肢もないので、初物は争奪戦になりそう。春の発売ということですが、早めに手に入れたいところです。

CP+ のレポートは次回に続きます。

投稿者 B : 01:33 | Camera | Camera Accessory | Compact | DSLR | EF70-200/F4L USM | EOS 5D Mark III | Photograph | コメント (0) | トラックバック

2015/01/27 (Tue.)

SanDisk Extreme PLUS SDXC 64GB

すっごく久しぶりにスタンダードサイズの SD カードを買いました。

SanDisk / Extreme PLUS SDXC UHS-I Class10 64GB SDSDXS-064G-EPK [エコパッケージ]

SanDisk Extreme PLUS SDXC 64GB

振り返ってみたら最後に SD カードを買ったのは 2 年半前でした。
ウチには 16~32GB の SD カードがけっこうゴロゴロしているのでしばらく買い換えの必要性を感じていませんでしたが、EOS 7D Mark II を買ったらメモリカードの書き込み速度がボトルネックになってせっかくの高速連写が活かし切れていないような気がして、何か速い SD カードを買うか...と考えていました。そんな折、Amazon のタイムセールでこの Extreme PLUS が安く出ていることに気づき、すかさずポチッた次第。

Amazon の商品写真を見るとラベルは真っ黄色のように思えましたが、実物のラベルは半光沢のゴールド。まあこれが高級感あるか、と言われれば微妙だけど(笑

SanDisk Extreme PLUS SDXC 64GB

買ったのは「エコパッケージ」というパッケージ品。この「エコパッケージ」というのは、パッケージが簡易なだけで SanDisk の国内正規品とのこと。一般流通ではこういうパッケージは見ないので、Amazon 専用の簡易パッケージ品なのかもしれません。単なる白い厚紙の封筒というのは、最初ちょっと驚きましたが(笑。

SanDisk Extreme PLUS SDXC 64GB

今までは並行輸入品のほうが明らかに安いけど偽造品リスクもあるので、できるだけ信頼できるショップで...という手間がありましたが、国内正規品が安く買えるならそれに越したことはありません。それでもタイムセールでなければ並行輸入品のほうがまだ安いですが。

SanDisk Extreme PLUS SDXC 64GB

封筒の中に入っていたのは、半透明のプラスチックケースに入れられた SD カードのみ。説明書のペラ紙すらありません。まあ使い方が分からないものでもありませんし、豪華なパッケージとか付属品とか特に必要ないので、十分です。保証に関しては 30 日間の初期不良のみらしいので、その点が気になる人は注意したほうがいいかも。

実際どれくらい速くなっているのか、CrystalDiskMark で計測してみました。比較対象はExtreme SDHC(45MB/s モデル)および Extreme CF(60MB/s モデル)。カードリーダにはバッファローの BSCR09U3BK を使用しています。

メディア Extreme PLUS
SDXC (80MB/s)
Extreme
SDHC (45MB/s)
Extreme
CF (60MB/s)
Sequential Read 92.029MB/s 46.743MB/s 82.682MB/s
Sequential Write 60.865MB/s 41.426MB/s 49.178MB/s
Random Read 512KB 79.346MB/s 42.098MB/s 39.876MB/s
Random Write 512KB 34.122MB/s 1.613MB/s 1.720MB/s
Random Read 4KB (QD=1) 6.114MB/s 3.914MB/s 3.927MB/s
Random Write 4KB (QD=1) 2.176MB/s 1.352MB/s 0.259MB/s
Random Read 4KB (QD=32) 5.448MB/s 3.510MB/s 4.260MB/s
Random Write 4KB (QD=32) 2.051MB/s 0.465MB/s 0.285MB/s

うおー速い。ほぼ公称値通り、Extreme SDHC 45MB/s モデルの 2 倍、Extreme CF 60MB/s モデルと比べても 1.5 倍くらいのスピードが出ています。今まで、手持ちのメモリカードで最速は Extreme CF でしたが、それを軽く超えてきました。

もうひとつ、実際にカメラで使ったときの記録速度はどうか?ということで、EOS 7D Mark II を使って 10 コマ/秒連写が息切れ(コマ数が落ちる)するまでの枚数と、息切れも含め 30 秒間に撮影できる枚数を計測してみました。カメラ設定は RAW+JPEG Large/Fine 記録で、マニュアル露出・ISO100・シャッタースピード 1/8000 秒、高速連写モードにてテスト。

メディア Extreme PLUS
SDXC (80MB/s)
Extreme
SDHC (45MB/s)
Extreme
CF (60MB/s)
EOS 7D Mark II
10 コマ/秒連続撮影枚数
21 枚 18 枚 20 枚
EOS 7D Mark II
30 秒間の連続撮影枚数
93 枚 75 枚 99 枚

おっと、こちらは PC でのベンチマークとは随分違った結果に。

7D2 の内蔵バッファ容量は RAW+JPEG Large/Fine 記録の場合で 18 枚ですが、実測での差はバッファメモリからカードスロットへのデータ転送速度の差がそのまま表れている、ということでしょう。今回のテストではデータ容量が最も大きくなる RAW+JPEG で撮影しましたが、JPEG のみ記録で高速な CF カードを使えば事実上無限の高速連写が可能なので、7D2 の転送速度が遅いというわけではありません。
また、30 秒間の連写できる枚数は Extreme CF が最も多く、僅差で Extreme PLUS SDXC、少し離れて Extreme SDHC と続くのが、ベンチマークとは異なる順位になっています。この結果だけ見ると 7D2 では Extreme PLUS SDXC のポテンシャルを使い切っているとは言えず、7D2 ではおそらく SD カードスロットよりも CF スロットのほうがバス速度が高い、ということが考えられます。7D2 で高速な SD カードを使うことは無意味とは言いませんが、60MB/s 品くらいで頭打ちになり、それ以上を求めるなら CF を使え、ということが言えそうな気がします(これ以上速い CF を試してみたわけではありませんが)。

こうなってくると CF も速いものを買って比較してみたくなるところです。ただどんどん安くなっていく SD カードと違って、CF の値段は需要が中上位一眼くらいしかないこともあって、高止まりしたままなんですよね...。EOS の場合はデュアルスロットであることを活かして、大容量の SD と中容量(16~32GB)の高速 CF を組み合わせて、被写体に応じて記録先を使い分けるのがコスト対効果という意味では良さそうな気がします。

SanDisk / Extreme PLUS SDXC UHS-I Class10 64GB SDSDXS-064G-EPK [エコパッケージ]

B00KCITP4M

投稿者 B : 23:59 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2015/01/04 (Sun.)

ARTISAN&ARTIST ACAM-112

液晶保護フィルムに続いて、EOS 7D Mark II に装着するストラップにはこれを選びました。

ARTISAN&ARTIST / カメラストラップ ACAM-112 (ブラック)

ACAM-112

今まで、一眼レフカメラ用のストラップには長年 CRUMPLER の The Inductry Disgrace を愛用してきました。非常にクッション性が高く、重量級のレンズと組み合わせても重さを感じにくいストラップで気に入っていたんですが、クッション性の代償としてとても嵩張ることと、近年の同社のデザインが私の好みからだいぶ外れてきたこともあり、久しぶりに違うストラップを試してみようかと。

私が一眼レフ用ストラップに求めるものは、主に

  • 重量級のレンズを使うことが多いので、幅広でしっかりしていること
  • ナナメ掛けできる長さがあること
  • シンプルで品の良いデザインであること
の三点。 それほど厳しい要求だとは思いますが、探してみるとこれがなかなかない。結局、最近愛用している ARTISAN&ARTIST に落ち着きました。

ACAM-112

ストラップ部は幅広(38mm)のアクリル製。アクリルといっても一見コットンに見える質感のものです。これ、夏場に汗染みができたりしないかちょっと心配(コットンよりはメンテナンスしやすいでしょうが)。厚みはさほどでもなく、縁にステッチも入っていないのでちょっと強度的に心配に見えますが、掛けてみるとそれほどヤワな印象も受けません。
ストラップとテープの接合部は光沢感のあるイタリアンレザー。ここがかなりしっかりした作りになっていて、大型の一眼レフまで想定していることが覗えます。

弱点があるとすれば裏地に滑り止め加工が施されていないために滑りやすいことでしょうか。なので肩掛けには向きませんが、長さ的にはナナメ掛けか首掛けが前提のストラップでしょうし、実用上問題はないかな。

ACAM-112

このイタリアンレザー部に打ち込まれているのが、ARTISAN&ARTIST の新ロゴの一部にもなっているアスタリスク形状のスタッズ。このストラップのオシャレポイントなわけですが、エッジのある金属製のパーツなので、この部分でカメラボディを傷つけてしまわないようにだけ注意したいところ。

ACAM-112

7D2 に装着すると、オールブラックでかなり渋い感じに。

年末から既に使い始めていますが、ナナメ掛けにも十分な長さが合って、かつしなやかで非常に取り回しが良いです。ストラップの強度にも特に不安はありません。このへんはやはり数多くのストラップを世に送り出してきた A&A ならではの完成度といったところ。
サイカ先生の 1DC とお揃いになってしまいましたが、ボディが違うから取り違える心配はないかな(笑

5D3 で使っているストラップもこの際 A&A に買い換えたいところですが、どうしようかな...。

ARTISAN&ARTIST / カメラストラップ ACAM-112

B00BLGF45I

投稿者 B : 21:12 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2015/01/03 (Sat.)

EOS 7D Mark II の液晶保護フィルム

EOS 7D Mark II を使い始める前には当然液晶保護フィルムを貼ったわけですが、保護フィルムの選定には少し悩みました。

EOS 7D Mark II

というのも、5D Mark III のときに上面液晶が湾曲しているせいで保護フィルムが浮いてくるという問題が発生した経緯があり、もしかしたら 7D Mark II でも同様のことがあり得るのでは...と考えたわけです。

EOS 7D Mark II

確かに、よーく見てみると今回も上面液晶は平面ではありません。ただ 5D3 が液晶の外側(グリップ側)が湾曲していたのに対して、7D2 では液晶の内側(ペンタプリズム側)が湾曲しているように見えます。

少し恐る恐るではありますが、この保護フィルムを買ってみました。

ケンコー / 液晶プロテクター Canon EOS 7D Mark II 用 KLP-CEOS7DM2

KLP-CEOS7DM2

あえての定番中の定番、ケンコー製。私の愛用する OverLay シリーズが未発売ということもありますが、一度 5D3 用で問題が発生しリコールした経緯があるため、逆に 7D2 用は当初から考慮した仕様になっているだろう、という読みで。

KLP-CEOS7DM2

背面液晶用と上面液晶用の二枚組ですが、よく見ると上面液晶用のフィルムは背面用よりも薄いものが使われているようです。

KLP-CEOS7DM2

背面用を貼ったところはこんな感じ。OverLay シリーズに勝るとも劣らないジャストサイズで、貼っていることを感じさせない一体感があります。低反射コートによって蛍光灯の光を当てるとぼんやりと紫色の光が反射して見えます(目の感度が高い緑色に相当する波長の光が主に抑えられている)。反射の少なさで言えば OverLay Magic よりも高性能と言えそうです。
また「バブルレス加工」という謳い文句もありましたが、確かに気泡が入りにくい/入っても消しやすくて貼りやすくもありました。さすがは定番保護フィルムと言えるでしょう。

KLP-CEOS7DM2

上面液晶用保護フィルムは、背面用途は違って 0.5 回りくらい小さいフィルムになっていました。が、薄いこともあってか曲面への定着性は良く、貼ってから 10 日余り経過しても特に剥がれてくる気配もなく、快適に使えています。

ケンコーの保護フィルムはおそらく各メーカーの中で最も入手性がいいはずですが、このクオリティのものが特にこだわらなくても手に入る、というのはとても喜ばしいことだと思います。

ケンコー / 液晶プロテクター Canon EOS 7D Mark II 用 KLP-CEOS7DM2

B00OXJCVN8

投稿者 B : 21:27 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2014/10/10 (Fri.)

Swimming Fly & Gevaert カメラストラップ

気まぐれに新しいカメラストラップが欲しくなったので、一本買ってみました。

Swimming Fly & Gevaert / カメラストラップ (ファインチェック レッド) SFN-010

Swimming Fly & Gevaert

私が持っているカメラストラップは機能性重視なものが多くて、ちょっと小ぎれいに持ち歩きたいときには大仰すぎるかも、とは以前から思っていたんですよね。あるときこのストラップを見かけて、衝動買いしてしまいました。

トイカメラやカメラアクセサリーの輸入を手がける TOKYO TRADING のオリジナルブランド「Swimming Fly」のカメラストラップです。どちらかというとカメラ女子向けアイテムが多い会社ですが、このストラップは私のツボに入りました。

Swimming Fly & Gevaert

ストラップ部はベルギーの生地メーカー「Gavaert」の生地を使っているそうで、Gavaert のタグが大胆にあしらわれています。

カメラへの取付部は 8mm 幅のテープ。テープとストラップを繋いでいるパーツは合皮ですが、安っぽさはありません。
ストラップはけっこう幅広なので、ミラーレスだけでなく一眼レフでも十分にいけそうです。ただ、裏地に滑り止め等の加工はないので、あくまでカジュアルユース向け。

Swimming Fly & Gevaert

私が気に入ったのはこの色と柄。「レッド」という色名称がついていますが、濃紺に白と赤紫のチェックが入っていて、ユニセックスなイメージです。きれいめのカジュアルであれば、男女問わず似合いそう。

ちなみに同シリーズのストラップは全体的に攻めたデザインや素材感のものが多いので、このファインチェック系以外は男性が使うのはちょっと厳しめ。今公式サイトを見たら、ファインチェックは「在庫限りで終了」となっていたので、これはなくなる前に色違いで予備を買っておいてもいいかな...。
Swimming Fly & Gevaert

ガチの撮影に、というよりは、ミラーレスに広角めの単焦点レンズ一本だけつけて街中のスナップにでも出掛けたくなるストラップだと思います。私はカメラストラップは一度つけるとなかなか交換しませんが、これは気分に合わせてつけかえて楽しみたい感じ。
Swimming Fly & Gevaert / カメラストラップ (ファインチェック レッド) SFN-010

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投稿者 B : 22:10 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2014/08/30 (Sat.)

TECHART TA-GA3

新しいマウントアダプタを手に入れました。

TECHART / TA-GA3

TA-GA3

6 月に発売されていた、CONTAX G-αE の AF 対応マウントアダプタ。ずっと気にはなっていましたが、ここのところ AF でスナップを撮ることが多く、オールドレンズで撮る機会が減っていました。でも先日『オールドレンズ・ライフ Vol.4』を読んで久々に刺激を受け(笑、手を出してみました。

ミラーレスカメラが出てから様々な種類のマウントアダプタが世に出てきましたが、Speed Booster 系の縮小光学系アダプタと、この CONTAX G-αE アダプタが最も変態だと思います(誉め言葉

TA-GA3

外箱は上蓋がマグネットで留まっている、ベンチャーとは思えない凝った作りです。が、箱のカドが凹んでいるのが惜しい(流通段階でついたものかもしれませんが)。

TA-GA3

マウントアダプタは一見普通ですが、CONTAX G のアダプタで電子接点つき、というのが唯一無二。AF 対応の証拠です。

マウントの下部が角張っていますが、ここに AF 駆動用のモーターや回路が収められているのでしょう。
アダプタ内部には起毛シートが貼られていて、内部反射への配慮が伺えます。
TA-GA3

付属品は Bluetooth 4.0 アダプタ(上)と、USB メモリ(下)。
BT アダプタはマウントアダプタのファームアップに使用します。これを PC に接続してマウントアダプタと Bluetooth で繋ぐわけですが、基板剥き出しのアダプタ、というのが逆にイカス。
USB メモリは Kingston 製で、中には取説とファームアップの手順書等が収められていました。

TA-GA3

α7 に装着してみました。
チタンシルバーのレンズも似合わなくはないですが、やっぱり α7 で使うなら限定ブラックのレンズが欲しくなりますね...。

ちなみにレンズの装着はレンズ側の個体によってすんなりセットできたり、しっかり確認しながら押し込んでやらないとロックされていなかったり、まちまちです。このあたりは KIPON や METABONES といった実績のあるマウントアダプタメーカーに比べると、精度が今ひとつということですかね。

TA-GA3

アダプタの側面には MF ダイヤルがついていて、このダイヤルを回すことで MF 操作が可能です。買ってみるまでは、この小さいダイヤルで操作するのはまどろっこしいし、きっと回転も固くて指先が痛くなりそうだな...と思っていたんですが、単純なギヤによる駆動ではなく、AF 用モーターが回転を補助してくれるようで、かなり軽い力で回ります。クルマのパワステが効いているような感覚で、これは嬉しい誤算でした。まあ、KIPON や METABONES のほうが MF 専用なぶんダイヤルは大きいし操作感もダイレクトなので、最初から MF で使うならそっちのほうがいいですが、MF をあくまで補助的に使う程度ならばこれでも十分。α 本体の DMF のように、いちいち AF/MF を切り替えなくても直接 MF 操作できるのも使い勝手がいい。
まだテスト的にしか使えていませんが、操作性はちょっと独特ですね。まず、電子連動しているので他のマウントアダプタと違ってレンズ焦点距離・F 値が Exif に記録されるわけですが、レンズ側が電子絞りではないので「Exif に記録される F 値はボディ側で設定した絞り値」になります。つまり、「レンズ側は F2.8 だけど、ボディ側で F8 に設定していると Exif には F8 と記録される」ことになります。また、ボディ側からは電子絞り対応のレンズに見えるので、ボディは開放測光しようという挙動を撮ります。そのため、

  • ボディ側で撮りたい F 値に設定 → レンズ側は開放状態にして AF/AE(シャッターボタン半押し) → レンズ側の絞りを撮りたい値に絞って撮影(Exif には正しい絞り値が記録される)
  • ボディ側の F 値は絞り開放に固定 → レンズ側は絞りたい値に絞って撮影(Exif には開放の絞り値が記録される)
のどちらかの手順で撮影する必要があります。後者の手順(AF 非対応アダプタと同じ使い方)のほうが手っ取り早いですが、Exif に撮影時の F 値が記録されないのと、開放 AF のほうがフォーカスは正確なので、多少面倒でも前者の手順で撮影するのが本来の使い方だと思われます。

AF スピードや精度については、さすがに純正の E マウントレンズには及びませんが、ちょっと前の DC モーター系レンズだと思えば許容範囲のスピード。精度も悪くないですが、コントラスト AF になるので被写体や周囲の明るさによっては迷ったり、合焦しきれなかったりすることもあります。でも、今まで MF でしか使えなかったレンズが AF で使えることの快適さと痛快さはたまりませんね。CONTAX G のボディを持っていないので分かりませんが、オリジナルのボディと比べて AF 速度はどうなんでしょうか。精度はおそらくこちらのほうが高いはずです。

最大の難点を挙げるとすれば、動作音じゃないでしょうか。アダプタに内蔵されたモーターでレンズを駆動しているのである程度の音はしょうがないですが、音量はともかくけっこう甲高い駆動音なので、室内や外でも静かな場所で使うのは躊躇われるレベル。ある程度シチュエーションや被写体は選ぶアダプタだと思います。

さておき、このアダプタのおかげで α7 で日常的に使えるレンズが一気に増えた感覚です。今まで結局純正の 24-70mm ばかり使ってしまっていて、レンズ自体はいいけど描写が現代的すぎて面白みに欠けると思っていました。このアダプタで、「オリジナルに近いツァイスレンズ」が AF で、しかもフルサイズで使える喜びを噛み締めたいと思います。

TECHART / TA-GA3

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投稿者 B : 22:33 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2014/07/13 (Sun.)

RX100 III にカスタムグリップを追加

RX100 III はボディがフラットな形状なので、私の身の回りではグリップ性向上のために純正のアタッチメントグリップ「AG-R2」を必須オプションかというくらいにつけている人が多いです。確かに、ミラーレスあたりのカメラに慣れていると、ホールド感とか安心感といった点では、あったほうがいいと思います。でも、個人的には RX100 シリーズはあのアルミボディの質感が気に入っているので、革シボ調のエラストマーグリップをつけて雰囲気が変わってしまうのはちょっともったいない。そこで、サードパーティ製のこのグリップを買ってみました。

リチャードフラニエック / SONY DSC-RX100III/RX100II/RX100 専用カスタムグリップ

Richard Franiec

リチャードフラニエックのカスタムグリップ。外付けのグリップとしては、むしろこっちがオリジナルです。削り出しのアルミにアルマイト加工を施しているので、RX100 III のボディにかなり近い質感を持っているのがポイント。
私は PowerShot S90 でも使っていたので、RX100 III でもリチャードフラニエックにしようと思っていましたが、RX100 III の発売以来しばらく品薄になっていて、ようやく届きました。

Richard Franiec

裏面には強力な両面テープがついていて、これでボディに直接貼り付けます。
両面テープだと接着性に不安が出そうですが、S90 で使っていたときにも全くグラつくことさえなかったので、特に問題ありません。

RX100 III

装着前は、フラットなデザインが使い勝手はともかく見た目にとても美しいですが、

RX100 III

カスタムグリップを装着するとこんな感じに。
ボディの上 1/3 あたりを通っている分割線を遮ってしまうデザインで、PowerShot S90 用のグリップと比べるとやや取って付けた感が出てしまいますが、個人的にはまあ許容範囲。純正のグリップと違って本体とほぼ同じ質感だし、グリップの出っ張りも純正よりわずかながら大きめなので、握りやすさもこちらが上かと。

RX100 III

貼り付けは、ボディの上下それぞれ 1mm 弱の余白を残して貼ってやればいいので、位置合わせは難しくありません。

RX100 III

素材感が同じなので見た目の違和感がなく、慣れてくると最初からこの状態で売られていたかのように見えてくるので不思議です。

RX100 III

ホールド時には、右手中指の第二関節から先を引っかけるようにして握り込みます。グリップの出っ張りはさほど大きくないし、エラストマーほどグリップ力はありませんが、形状がよく考えられているので指がかりが良く、安心感がありますね。
出っ張りが小さいので左手シャッターのやりやすさにはさほど寄与しませんが、通常撮影の使い勝手はこれだけのことでもかなり向上すると思います。

純正の 3 倍の価格なので万人にオススメはしませんが、私は大いに気に入りました。

投稿者 B : 21:03 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2014/06/28 (Sat.)

CONTAX G-αE AF マウントアダプタがモデルチェンジ

デジカメアイテム丼:AF対応のコンタックスGアダプターが実用レベルに - デジカメ Watch

澤村徹さんによるデジカメ Watch の記事ですが、しばらく前に発売されていた CONTAX G-NEX AF 対応マウントアダプタに第三世代モデルが発売されたとのこと。ポイントは、

  • フルサイズセンサ対応
  • AF 高速化
  • アダプタ自体のファームアップが可能に
の 3 点。 このアダプタ、以前から気にはなっていたものの、AF 速度はあまり実用的じゃなさそうだし、CONTAX G レンズを使うメインボディを α7 に切り替えてしまったこともあって、手を出さずにいました。が、新型ではそのあたりの問題が改善されていて、AF もそれなりに実用レベルになっているようなので、再び気になってきました。AF/MF の切り替えも純正レンズの DMF 的な感覚で使えそうだし(ただ、MF リングが極小なので MF はしづらそう)、これはいいかも...。

純正のレンズラインアップがなかなか揃ってこないので、しばらくこっちで遊んでみるのもいいかもしれないなあ。

TECHART / TA-GA3

B00KVHSDGK

投稿者 B : 00:30 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2014/04/27 (Sun.)

Voigtländer VM-E Close Focus Adapter

SWH 15mm 用に買ったマウントアダプタはこれです。

Voigtländer / VM-E Close Focus Adapter

Voigtländer VM-E Close Focus Adapter

レンズと同じくコシナがフォクトレンダーブランドで発売している、VM-E のマウントアダプタ。E マウントアダプタは多数所持していますが、意外にも M マウントアダプタは持っていませんでした。

ミラーレスで M マウントを使うのはオールドレンズ遊びの定番中の定番で、いろんなメーカーから数多のアダプタが発売されていますが、あえて高いこのアダプタを選んだのは、「Close Focus Adapter」の名が示すとおり、アダプタがヘリコイドを内蔵していて近接撮影に対応できるようになるからです。まあ、近接撮影対応のアダプタも数社から出ていてもっと安いのもありましたが、コシナなら品質は万全なはず、という信頼感から選択。

Voigtländer VM-E Close Focus Adapter

見るからにきっちりかっちりした、作りの良いマウントアダプタ。中国メーカーの製品とは明らかに違います。所有感のあるマウントアダプタ、っていうのも珍しいけど、まさにそんな感じ。
あまりに精度が高すぎるのか、レンズの装着はキツめ。その代わりガタツキは皆無です。

Voigtländer VM-E Close Focus Adapter

アダプタ側面にはこのように赤いロックレバーがついていて、通常撮影時にはこのロックをかけた状態にしておきます。近接撮影時にはこのロックを外すとヘリコイドが回り、近接撮影可能になるという仕掛けになっています。

Voigtländer VM-E Close Focus Adapter

通常撮影時にはこう↑なっているものが、

Voigtländer VM-E Close Focus Adapter

ロックレバーを外してヘリコイドを回すと、この↑ようにヘリコイドの前後がにょきっと伸びてきて、本来のレンズ仕様よりもフランジバックが伸び、それによって近接撮影が可能になるというわけ。当然、この状態では無限遠が出なくなってしまうので、近接撮影専用のモードです。

実際にどの程度効果があるのか、試してみましょう。

Voigtländer SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

これが通常撮影時。SWH 15mm は最短撮影距離が 50cm ですが、超広角レンズなので、最短撮影距離で撮ってもこれくらい遠くに見える感じで写ります。

これを、近接撮影モードで撮ると、

Voigtländer SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

ここまで寄れる。もはや別のレンズ、というくらいに違う構図を取ることができます。最短撮影距離は SWH 15mm で 10.8cm。結像面から 10.8cm なので、レンズに被写体が触れるんじゃないかという距離まで寄れる。ここまで来ると、被写体にレンズ自体の影が落ちるくらいです(実際に、右側のツツジにはカメラの影が落ちています)。超広角でこういう構図の写真って今まで撮ったことがないので、とても刺激的!これは面白い。

レンジファインダー系のレンズって寄れないものが多く、気になるレンズがあっても風景やスナップ専用じゃなあ...と思って二の足を踏むことも少なくなかったですが、このアダプタはレンズの活躍の幅を広げてくれそうです。そういえば、今まで気にはなっていたけど手を出してこなかった M マウントレンズがけっこうあるんだよなあ。E マウントでもう少し長焦点なマクロレンズが欲しいと思っていたのも、このアダプタを使えばどんな M マウントレンズもマクロ化できてしまうわけで。これは、禁断の扉を開けてしまったのかもしれません。

Voigtländer / VM-E Close Focus Adapter

B00GD30MEM

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