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2011/09/28 (Wed.)

Cyber-shot DSC-HX9V

最近ちょっと続いている、今さら買ったものシリーズ(笑

ソニー / Cyber-shot DSC-HX9Vicon

Cyber-shot DSC-HX9V

ひさびさの Cyber-shot です。ほとんど電源すら入れなくなってしまった DSC-WX1(思えばこれの失敗が Cyber-shot をしばらく敬遠するようになった理由だった)以来、2 年ぶりに戻ってきました。普段使いのカメラはほぼ NEX-5 になってしまい、あとは用途に応じて PowerShot S90 とリコー GX200 で満足し、コンデジの新機種チェックすらあまりしないようになっていたんですが、「娘の幼稚園やピアノの発表会で、望遠域が使えつつシャッター音の静かなカメラが欲しい」という非常にニッチな、しかし切実なニーズを満たすために購入。
発売から半年あまり引っ張ったのは、先代 HX5V がすごい勢いで値崩れしたので、これもきっとそうなると思い、子どものイベントシーズンである秋まで待ってみたというわけ(笑。その甲斐あって、今や Amazon でも量販店でも 3 万円を切る勢いになってきています。正直このスペックのカメラが 3 万円以下というのは、安すぎると思います・・・。

HX9V のハードウェアに関してはほぼ CP+ のときに書いたので省略。買ってみて気づいた点などを少々書いてみます。

Cyber-shot DSC-HX9V

HX9V は 24-384mm 相当という、光学 16 倍ズームレンズを搭載。上位機種(というかカテゴリがすでに違う気がしますが)の HX100V は 27-810mm 相当の超望遠域まで行っていますが、さすがにコンデジじゃないといけないシーンでそこまで必要になることがあるとは思えないので(笑)そういうのは一眼レフに任せて、普段使いでもギリギリいけるサイズの HX9V を選択しました。

Cyber-shot DSC-HX9V

メモリカードはメモステ Duo と SD カードの両対応。なにげに SD カード対応の Cyber-shot って初購入だったりします。最近、手持ち機器における SD カード対応比率が高まってきているので、そろそろ SD カードメインの環境に切り換えるか・・・と思案中。

電池蓋には早くも忘れ去られそうな規格(ぉ)の TransferJet のマークもプリント(他はエンボスなのになぜかこれだけプリント、というあたりが意味深)されていますが、まあ使うことはないでしょうな・・・。

Cyber-shot DSC-HX9V

手持ちのカメラと比較してみました。GX200 と比べると、横幅は GX200 のほうがちょっと大きく、厚みは HX9V のほうがちょっとありますが、全体の量感としてはほぼ同じくらい。GX200 はそれほど大きなカメラではありませんが、レンズ部の出っ張りが大きめなので、意外とキャリングケースを選びます。

Cyber-shot DSC-HX9V

PowerShot S90(サードパーティ製グリップつき)と比べると、HX9V のほうが一回り大きいです。まあ用途の違うカメラなので比較する意味もあまりないですが、なぜか私の周囲では S90/95 と HX5V/7V/9V を比較検討する人が多く(笑。
でも、サイズ感はちょっと違いましたが、キャリングケースとしては私が DSC-W170 や PowerShot S90 を入れていた吉田カバンの DRIVE ポーチ M に何とかギリギリ入りました。でもギリギリすぎるので、ケースは別途見繕うつもり。

Cyber-shot DSC-HX9V

NEX-5 と比較すると、レンズとグリップの出っ張り以外はほぼ同じサイズですが、HX9V のレンズをテレ端まで繰り出すと、レンズの全長も NEX-5+E 18-55mm(のワイド端ですが)とほぼ同じ。まるですっぽんの首のようにレンズが伸びます(笑

Cyber-shot DSC-HX9V

付属のバッテリは「G」シリーズ。地味なコスト削減の影響か、付属品はインフォリチウムではなくノーマルリチウムバッテリですが、私は DSC-W170、WX1 を持っているのでバッテリは共用できます。なので既に持っていたインフォリチウム G バッテリをメインで使用するつもり。まあ、実際使ってみると分単位で残量が分からなくても困ることはあまりないんですが(笑

Cyber-shot DSC-HX9V

バッテリの充電は、従来ならばバッテリチャージャーが付属していましたが、今年のモデルからは USB AC アダプタが付属して、本体ごと充電する方式になりました。予備バッテリを買うユーザーが多くないのか、こういう汎用品をキットにしたほうがコストが抑えられるということですかね。ただ、アダプタとカメラ本体を繋ぐケーブルは専用品(カメラ側が専用コネクタ)なので、ケーブルの使い回しがきかず個人的には微妙。私は W170/WX1 で使っていたバッテリチャージャーがあるので、それを使います(^^;; この AC アダプタは、他の USB 充電対応の小物用に回すかな。5V/500mA 出力なので、スマートフォン程度であれば普通に充電できます。

写りに関しては、実は先日のスーパーアグリ SA07 の写真で既に実写画像を掲載していましたが(笑、なんか全然不満を感じない画質です。レンズ、撮像素子ともに、少なくとも私が今までに使ってきた Cyber-shot の中で、最も不満のない画質だと感じました。1/2.3inch 1,600 万画素という無茶なセンサにもかかわらず、よりドットピッチの大きな 1/1.7inch 1,000~1,200 万画素クラスのセンサを積んだ GX200 や PSS90 に負けてないんじゃないかと感じる瞬間すらあります。いろいろとクセのあった裏面照射 CMOS も、そろそろこなれてきたということですかね。また、ズーム域の広いレンズなので AF 速度は心配でしたが、それほど迷うことなくコンデジとしては及第点をあげられる速さだと思います。
ただ、アナログな感触を残した GX200 や PSS90 に比べると、撮ってるときの楽しさがあまり感じられないのも事実だったりします。「撮る」というより「記録する」という感覚に近いというか。もともと用途が違うカメラなので、そういうもので良いんですが。

何も考えなくてもカメラ任せでキレイに撮れてしまうので、道具としてはほとんど不満もないんですが、唯一大きな不満なのは、記録できるアスペクト比が 4:3 か 16:9 しかないこと。私は一眼レフの写真と揃えるために、コンデジでも基本的に 3:2 設定で撮影しているので、これが大きな不満。あとでトリミングすればいい話ではあるんですが、最初から 3:2 でフレーミングするのと、4:3 の画面を見ながら脳内で仮想的に 3:2 でフレーミングするのとでは違うんですよ・・・。これは PSS90 も同じく 3:2 では撮れないんですが、非常に不満です。こういう仕様でよしとする人はカメラ解ってないんじゃないかとすら思います・・・。

逆に言えばそれ以外には大きな不満もない、いいカメラだと思います。もしかすると PSS90 や GX200 の存在も脅かしかねないし、通勤カバンの常備カメラもかさばる NEX から HX9V に置き換えてしまうかもしれません(笑。いい買い物ができました。

ソニー / Cyber-shot DSC-HX9V

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2011/09/16 (Fri.)

RICOH GR DIGITAL IV

リコー、手ブレ補正を搭載した「GR DIGITAL IV」 - デジカメWatch

リコー GR DIGITAL が 2 年ぶりのモデルチェンジ。ついに 4 世代目になりました。

GR DIGITAL III と比べると、レンズやイメージャは踏襲しながら、手ブレ補正機能の追加、AF の高速化、画質の向上、などブラッシュアップレベルの変化となっています。イメージャはコンデジ用としてはそろそろ行き着くところまで行ってしまった感があるので、熟成の域に入ってきたのでしょうか。
GRD3 ユーザーの多くには買い換えなくても良い程度の変化ではありますが、GRD1~2 ユーザーからすると買い換えに値する進化だと思います。また、GRD を持っていない私のようなカメラ好きからすると、GRD4 の登場で中古が増えるであろう GRD3 が狙い目になってきそうです(笑。キホン、単焦点コンデジは不要と思っている私ですが、最近友人関係のほとんどが GRD か DP1/DP2 シリーズを手に入れているので、指をくわえ気味だったのは事実(^^;;

でも本当はそろそろ GX300 を出してほしいところなんですが、GXR が出てしまった以上、もう無理ですかね(´・ω・`)・・・。

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2011/02/13 (Sun.)

CP+ 2011 レポート (4) -リコー・KIPON・Manfrotto 編

CP+ レポート、最後は個人的に注目度が高かったものを中心にお届けします。

CP+

まずはリコーブース。新製品としてはコンデジの CX5 くらいしかありませんでしたが、GXR の M マウントユニットが参考展示されていました。
発売は今秋を予定とのこと。

CP+

ユニットに装着されていたのはライカの ELMARIT-M 28mm F2.8。まあ M マウントならライカレンズ使いたいですよね。でも個人的にはリコーに期待しているのはカメラ部分ではなくレンズ部分なので、GXR の M マウントユニットよりも GR LENS の M・NEX・マイクロフォーサーズマウント版を出してほしい。

とか思っていたら、

CP+

そんな私のココロを見透かしていたかのように、往年のライカ L マウント版 GR LENS 28mm F2.8・21mm F3.5 が並べて展示してありました(笑。そうだ、これに L-M マウントアダプタをつければ GXR で GR LENS が使えてしまうではありませんか!
あくまで想像ですが、これはもしかして今後 GR LENS の M マウント版を出すつもりがある、という意思表示だったりするのかもしれません。もし本当に出た暁にはマウントアダプタで NEX につけてみたいぞこれは。

CP+

こちらはこぢんまりとしたブースを出していた中国の KIPON。私が絶賛愛用中の CONTAX G-NEX マウントアダプタの発売元です。まさか CP+ に出店しているとは思わなかったので、発見したときはちょっと驚きました。
しかもブースには CEO の Ivan Zhang 氏と思われる人物(見切れちゃってますが、写真の左端に一部写っている方)が立っていました。Zhang 氏、想像以上に若くて流暢な日本語を話す、インテリジェントな印象の方でした。年齢的にはもしかして私と大差ないくらいなんじゃないですかね・・・。

CP+

ブースには NEX・m4/3 を中心にたくさんのマウントアダプタが展示されていました。これはキヤノン FD-NEX マウントアダプタの赤バージョン。NEX-3 のレッドに似合いそうですが、NEX-3 のレッドでマウントアダプタ遊びをする人口自体が少なそう(笑。
個人的には CONTAX G-NEX アダプタのシャンパンゴールドバージョンを出してほしい。

CP+

こちらは Y/C-NEX のティルトアダプタ。現物を見るのは初めてです。ティルトシフトレンズって興味はあってもなかなか買えるものじゃないですが、手持ちの一眼レフ用レンズとミラーレスカメラを使ってティルトレンズ化できるこのアダプタは面白い。iPhone のカメラアプリで疑似ティルトシフトも良いけど、こういう遊びも良いですよね。

CP+

で、これがぜひ現物を見たかった絞り羽根つき EF-NEX マウントアダプタ。EOS-NEX "A" と刻印があるのが、絞りつきの証です。

CP+

絞り羽根は 14 枚の円形絞り。絞っていってもきれいな円形を保ってくれるのが素晴らしい。ちなみに絞りリングはクリック感の全くない、完全無段リングです。回してみた感触は非常に滑らかで気持ちいい。

CP+

試しに装着してみました。このアダプタは EF レンズのみ対応で EF-S レンズには非対応なのですが、持っていたレンズがシグマの初代 17-70mm DC MACRO(EF-S マウント相当)のみだったのですが、装着は一応できました。

CP+

試写してみた画像がこれ。アダプタ側の絞り開放でこの状態です。露出がオカシイのはご愛敬として(ぉ)、開放では普通に撮れます。周辺光量が落ちて見えるのは、アダプタのせいというよりもこのレンズのワイド端のクセです(笑。

CP+

マウントアダプタ側の絞りを「6」まで絞ってみたところ。絞り羽根がレンズ本来の位置にないため、これで F 値がいくつ、というのは正確には分かりません。
確かに被写界深度は深くなっていますが、周辺光量落ちが激しいですね。トイカメラ風にも見えるので、使いようによっては面白いでしょうが・・・。

CP+

絞りを最小にしてみたところ。完全にケラレてしまっています。デジカメ Watch の紹介記事にもあるとおり、このアダプタはレンズとの相性がかなりあるようで、活用できるシーンは限られそう。Zhang 氏によると、やはり最も推奨は EF50mm F1.4 USM あたりとのこと。

また Zhang 氏曰く、このアダプタはパナソニックの AG-AF100 のような m4/3 マウントの業務用カムコーダで、EF マウントの幅広いレンズを活用できるように開発したとのこと。そういえばソニーブースでも NEX-VG10+ツァイス CP.2 レンズの組み合わせが展示されていましたが、やはり欧米ではミラーレス系のフォーマットはカムコーダの映像表現を広げるもの、として受け入れられようとしているのかもしれません。

CP+

このほかにこういう見慣れないマウントアダプタも展示されていました。調べてみると、これはどうやら Contax C(京セラではなくドイツ時代の旧 Contax レンジファインダ)-ライカ L39 マウントアダプタのようです。他の KIPON のマウントアダプタはお世辞にもデザイン性に優れているとは言えませんが、こういうクラシカルな雰囲気のものも作れるよう。であれば、多マウント向けにももっとデザイン性と実用性に優れたアダプタも出してほしいですね。

ちなみに KIPON のマウントアダプタの主要な市場は、現在ではアメリカが最大で、中国や欧州がそれに続いているとか。日本は昨年になってようやく焦点工房(ヤフオク・楽天)と近代インターナショナルが国内での取り扱いを始めましたが、日本での需要も拡大しており、今後の成長を見込んでいるとのこと。

最後は Manfrotto ブース。

CP+

今回の CP+ に合わせて同社の三脚・一脚が一斉にモデルチェンジしましたが、私が注目したのはこの一脚。「COMPACT 一脚 MMC3-01」というもので、アルミ製 5 段で非常に軽い(300g)一脚。
私は今同社の 679B を使っていますが、しっかりしていて良いけど長くて重いのでほぼ確実に一脚が必要なときくらいしか持ち出そうという気になれず(´д`)、コンパクトにたためる軽い一脚が欲しいと思っていたところでした。でもこれなら短くたためるのでカメラバッグやリュックについでに突っ込んで行けるし、高さもギリギリだけど足りそうなので、出たら買うつもり。¥3,000 前後と安いのも、サブの一脚としては嬉しいです。

CP+

あと最近個人的に注目しているのがこのジョイスティック雲台。3 ウェイ雲台は精度が出せるけど調整が面倒だし、ボール雲台は扱いやすいけどパン棒が欲しくなることがあるし、かといってビデオ雲台は良いやつはデカいし・・・という私の悩みに最適なソリューションっぽいのがこれ。これなら野鳥撮影にもある程度応えてくれそうです。問題はけっこういい値段がすること(´д`)。良い写真には良い三脚と雲台が必要なのは分かっているんですが、雲台に何万円も出すくらいならレンズ買いたいじゃないですか(;´Д`)ヾ。

CP+

あと、驚いたのが今回 Manfrotto が三脚・雲台以外のカメラアクセサリーを大量にリリースしたこと。上の写真は Stile(スティーレ)というシリーズのカメラバッグ。ナイロン製のカメラバッグですが、カメラバッグに見えないカジュアルなデザインになっています。カラーはブラック、ホワイト、カーキの 3 色。

CP+

フラップを留めるバックルは Manfrotto のエンブレム入りで、メタル製ですよ。こういうそれなりにしっかりした作りながら、数千円~高くても 10,000 円で買える安価なラインアップなのが驚きです。タウンユースやちょっとした写真散歩用のカメラバッグとしてはかなりよさげ。手持ちのいくつかのカメラバッグの中間的なサイズのが 1~2 個欲しいよね、と思っていたところでもあるので、物色してみようかな。

CP+

同じく Stile シリーズにはカメラポーチも用意されています。サイズも何種類かあるので、Cyber-shot HX9V を買ったらケースはこれにしようかな。

CP+

ちょ、なんで三脚メーカーなのに服とか売ってるの!でもこのジャケットのデザイン嫌いじゃないな(ぉ。

その他、Manfrotto ブースについて詳しくはしょういちさんのエントリーをご参照ください(笑。

マンフロット CP+2011 :: SorryFull ::

ということで、今年の CP+ のレポートは以上。現地に行くまでは一眼レフの新製品も少ないし、見るところないかもなーなんて思っていましたが、予想以上に楽しめました。
一昨年くらいまではデジタル一眼レフもかなり完成の域に達してきたし、コンデジはどのメーカーも金太郎飴状態、そこにきて高級コンデジブームが始まって、もしかしてそろそろ停滞~衰退期に入るんじゃないかと危惧していましたが、ミラーレスや透過ミラーのような新機軸、カムコーダとの融合、新しいギミックなど、進化の萌芽が見えるような展示会だったのではないかと思います。PC やクラウドとの連携ソリューション系展示が少なかったのがちょっと残念ではありますが、それ抜きでも十分に面白いイベントだったのではないかと思います。

さー金策だ金策(ぉ

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2011/02/12 (Sat.)

CP+ 2011 レポート (3) -各社コンデジ編

CP+ のレポート、今日は各社のコンデジ編をお送りしたいと思います。今年の CP+ は一眼レフの製品発表は少なかったですが、その分コンデジは花盛りといった様相で、なかなか楽しめました。

まずは今回の CP+ におけるコンデジで最も注目度の高かった富士フイルム。

CP+

FinePix X100 です。2 日目以降は数十分待ちコースの行列ができていたようですが、私は初日午前中(プレミアタイム)に行ったのでさほど待たずに触れました。

35mm F2 相当の FUJINON レンズ、1,230 万画素の APS-C CMOS センサ、OVF/EVF を切り替え可能なハイブリッドビューファインダ、そしてカメラ好きの心をくすぐるオールドライカ風のデザイン・・・と話題の要素満載ではありますが、個人的にはサイカ先生と同じく

原点回帰と懐古趣味は違う

という考え方なので、このスタイリングにはあまり感心しません。デジタル時代にはデジタルなりの造形というものがあるはず。
まあ、いくら高品質なレンズとイメージャを備えているからといって、レンズ交換ができない単焦点のコンデジに¥10 万オーバーの金額を払ってくれる顧客は限られるので、「そういう人向け」のマーケティングとしてはこれも間違いではないのだとは思いますが。

CP+

主な操作系は機械式。絞りはレンズ周りの絞りリングで、シャッタースピードや露出補正もダイヤル式。OVF/EVF の切り替えは前面のレバーだし、シャッターボタンにはレリーズボタン取り付け用のネジ孔が空いている、という徹底ぶり。まあこれらはあくまでギミックであり内部的には電子制御しているのでしょうが、こういうところが「くすぐる」ポイントの一つなのは分かります。直感的、かつスピーディに操作できるし。

CP+

肝心のハイブリッドファインダですが、光学ファインダの見え味はなかなか良いですね。とても明るくシャープに見えます。EOS の OVF よりもよく見えるので、気持ち良く撮影することができそう。表示倍率が EVF よりも低いので切り替えると被写体が小さく感じられてしまうのはちょっと残念ですが、OVF 上に各種情報が透過表示されるのも面白い。EOS 7D のインテリジェント VF ともまたちょっと違った感じです。
しかし EVF のほうは正直言って期待はずれ。本当に 144 万ドット?という解像感しかないし、色も変(白飛びして見える)。これならα55 の EVF のほうが全然いいような・・・私だったら X100 は OVF でしか使わないでしょうね。OVF のほうはそれくらいイイ。

CP+

続いてオリンパスの「XZ-1」。こちらは合計 5 台くらい展示されていましたが、けっこうな取り合いでなかなか触れず。注目度は高いようでしたね(でも、オリンパスは m4/3 のイメージが強いのか、「これレンズ交換できないの?」と質問しているお客さんもいたようです)。

CP+

背面ディスプレイは 3inch 61 万ドットの有機 EL。92 万ドットの液晶を見慣れると解像度的に物足りないかな、と思っていたんですが、有機 EL の発色の良さも手伝って、粗い印象は受けず。なかなか悪くないと思います。

オリンパスの PEN シリーズは世代を重ねるごとに(特に E-PL シリーズになってからは顕著に)コストダウンが製品から感じられるようになってしまい、製品としては残念感が漂っていますが、この XZ-1 は新シリーズの初代モデルだからかもしれませんが、けっこうちゃんと作ってある感触で好印象。でもデザインはオリンパスというよりもパナっぽい(LUMIX GF1 の下位機種に見える)イメージになってしまい、アイデンティティが感じられないのは寂しいところ。

CP+

でも上から見るとそこはかとなく PEN っぽいラインは残っています。あとこのヘアライン加工が施された天板とかスピン加工されたモードダイヤル/シャッターボタン/電源ボタン周りの作りはけっこう好き。

CP+

レンズ周辺部はコントロールリング。PowerShot S90/S95 のそれと同じような位置づけの操作デバイスで、触感や回転時のクリック感もよく似ています。操作上の気持ちよさという点ではなかなか良いんですが、これがカスタマイズ不可能で、絞り値の変更にしか使えないっぽい。私は PowerShot S90 ではこのリングをステップズームに割り当てているので、それができないのがとても惜しいです。でもそのうちファームアップで対応しそうな気もしますが。

CP+

ホワイトボディはつるつるした塗装であまり好みではありませんが、ブラックボディは金属の質感を残したブラスト加工なので、こっちのほうが好み。

事前に持っていた印象よりもかなり好感触だったので、これはちょっと買ってみても良いかな、と一瞬思ったんですが、1/1.63inch の 1,000 万画素センサ、28-112mm F1.8-2.5 相当のレンズ、というスペックって今の私のメインコンデジになっている PowerShot S90(1/1.7inch 1,000 万画素センサ、28-105mm F2-4.9 のレンズ)ともろかぶり。まあ XZ-1 自体が PowerShot S95 や LUMIX LX5 のラインを狙って開発されたものだと思われるのでかぶって当然ですが(レンズのスペック的にはこの 3 機種の中では最も良い)、S90 からわざわざ買い換えるほどのこともないよなあ、と思い直しました(´д`)。

CP+

次にカシオ。海外名「TRYX」(「トライ-エックス」じゃなくて「トリックス」)、日本名「EXILIM EX-TR100」。私が今回の CP+ で最も見たかったコンデジはこれだったりします。FinePix X100 の対極を行く未来的なデザイン。回転レンズ式ってデジタルカメラの黎明期にはポピュラーでしたが、次第にコンサバな製品ばかりになってしまったコンパクトデジカメ市場に一石を投じる機種であることは間違いありません。

CP+

液晶をくるっと回転させてレンズと同方向に向けると自分撮りモードに。
このカメラ、操作ボタンは電源とシャッターボタンしかなく、それ以外の操作は全てタッチスクリーンになっています。レンズも 21mm の単焦点という思い切った仕様だし、デザインやサイズ感、開閉・回転式のギミックなんかも相まって、コンデジというよりは携帯電話のカメラ感覚で使うイメージ。ケータイカメラ世代にはこのくらいのほうが受けるかもしれません。

CP+

でも、自分撮りしたりレンズの向きを変えたいだけなら回転レンズだけで良く、フレームまで回転する必然性はあまりないんじゃないか(笑)と思っていたのですが、フレームを回転させることでこのように三脚要らずで自立するのはなかなか面白いポイントかも。動画撮影モードにして机の上に置いておき、会議やブロガーイベントを撮影しておくのには便利そうです。

CP+

フレームの向きを変えるとフォトスタンドっぽくも使えます。撮った写真や動画をその場でみんなで見るようなときとかに使えそう。
ただ、この状態だとレンズが下を向くので、撮りながら見ることはできません(笑。

CP+

あとは、このようにレンズを被写体に向け、液晶は自分のほうを向かせた状態でフレームを握りこむことで、カムコーダ的な使い方をすることもできます。コンデジでの手持ち動画撮影はとかく手ブレがきになるものですが、こういう持ち方なら安定感があってよさげ。
このカメラはもともとスチルだけでなくムービーを撮りやすくするというコンセプトで開発されたそうなので、この 2 軸回転ギミックはこのスタイルのためにあると言っても過言ではないのかもしれません。

CP+

非常に面白いこのカメラですが、大いに不満を感じたのはタッチパネル。ほぼ全ての操作がタッチ式という割り切り自体は(コンデジの使い方の提案としては)悪くないと思いますが、タッチパネルが感圧式なせいか、UI の作り込みが甘いせいか、操作性が悪すぎ。私が触った展示機ではタッチシャッター(画面上の触った部分にフォーカスを合わせて自動的にシャッターを切る)設定になっていたので、メニューを呼び出そうと画面上の「MENU」をタッチしたところ、画面隅にピントを合わせてシャッターが切られるばかりで、なかなかメニュー画面が呼び出せませんでした。慣れによる部分もあるのかもしれませんが、静電式タッチパネル搭載のスマートフォンがこれだけ増えてきた中で(最近では和式ケータイにもタッチパネル搭載機種が増えてきています)反応性が悪い感圧式を採用しているのは、それだけでデメリットだと思います。
私は実機を見るまでは買ってみても良いかな、と思っていたんですが、これで一気に萎えてしまいました(´д`)。

CP+

最後はビクター。ビクターってコンデジのイメージがほとんどありませんが、今回は気合いを入れて GC-PX1 という新製品を出してきました。オフィシャルには「デジタルスチルカメラ」ではなく「HD ハイブリッドカメラ」とのことで、スチルカメラとカムコーダの中間的な位置づけのようです。ということなので、セールスポイントも画質云々じゃなくて高速連写と HD 動画、となっています。

まるで NEX-5 と懐かしの DSC-F707 を混ぜ合わせたようなスタイリングですが、私がこのカメラに興味を持ったきっかけもカメラとしての機能面よりもこのデザイン(笑。

CP+

モードダイヤルをはじめとする、シャッターボタン以外の操作ボタンや入出力系はほぼレンズ鏡筒の側面にまとめられています。スチルよりもカムコーダのほうが主力なビクターらしく、スチルカメラベースではなくカムコーダをベースにスチル撮影用のグリップと液晶を取り付けたような作りになっていることがよく分かるデザインです。

CP+

液晶はチルト可能なタイプですが、一般的なスチルカメラであればボディにあたる部分が激薄。ほぼレンズとグリップ(兼電池ボックス)、液晶を接続するためのフレームとしてあるだけ、という感じです。

CP+

カットモデルも展示してありましたが、やっぱり中身はほぼカムコーダそのもの。でもこの構造のほうがイメージセンサとメイン基板を離せるため、動画撮影時のイメージセンサの温度上昇を抑えやすいはず、とはクマデジタルさんの弁。α55/33 も動画撮影時のイメージャの過熱問題ありますからね・・・。

今までもビデオカメラの発想でスチルカメラを作るというアプローチがなかったわけではありませんが、ここまで直球勝負で来た製品は初めてではないでしょうか。自分で買うことはないでしょうが、スチルとムービーの境界が曖昧になりつつあるカメラの世界に一石を投じる可能性はあると思います。でも、残念ながら売れないだろうなあ・・・。

CP+

とりあえず、ここに来たらやってみたかった、お約束比較写真(ぉ。説明員さんの目の前で堂々とやってごめんなさいごめんなさい(ぉ

CP+ のレポートはさらに続きます。

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2011/02/11 (Fri.)

CP+ 2011 レポート (2) -ソニー編

引き続き CP+ のレポート、今日はソニーブースの模様をお届けします。ソニーは今回 Cyber-shot の新製品くらいしかなかったので見るもの少ないかなと思ったんですが、ワタシ的には意外に見どころが多く、かなり長いエントリーになってしまったので心してお付き合いください(´д`)。

CP+

ブース正面のショーケースに展示されていたのはα中級機のモックアップ。ボディそのものは昨年の CP+ で展示されていたものから大きな変化はなく、それに縦位置グリップと新レンズのモックがついたという点では昨年の photokina で展示されていたのと同レベルの模様。

このモックから得られる情報はその程度なので軽くスルーして(笑)、大事なのはこっち。

CP+

スケルトンモックも展示されていました。一見黒いモックと同じような形に見えますが、よく見るとボタンの数が増えていたり、細かいところの作り込みが進んでいたり、かなり開発が進んでいるようです。まあだいたいにおいてスケルトンモックを作るということはハードウェア設計的にはほぼ出来上がってきていると考えて良いでしょう。透けて見えている基盤や配線もフェイクではなく本物でしょうね。
ただ、カメラはここから画質を追い込んでいくまでが時間がかかると聞いたことがあるので、現実的には秋の PMA(今年は秋開催)で正式発表、10~11 月頃発売といったところじゃないでしょうか?意表を突いて夏に出てきてくれたりしたら嬉しいですが。

CP+

以前のモックに比べてボタン類がグッと増えた軍艦部。詳細の分析は某所でやられているのでここでは遠慮しますが、α700 やα55 と見比べながらどのボタンが何かを想像するだけでも楽しいですね。

CP+

ちょっと斜めからのアングルになってしまいましたが背面。バリアングルらしい液晶の側面になんか妙な形状のヒンジがついているのが気になります。液晶下部には別途α55 のような二軸ヒンジもついているようなので、もしかしてα55 のような回転ヒンジと NEX のような屏風式ヒンジのハイブリッドバリアングル?とか深読みしたくなってきますが、もし本当にそうだとしたらどんな仕掛けで実現しているのか、とてもとても気になる。

CP+

新 Cyber-shot も置いてありました。こちらは DSC-HX100V。もうコンデジというよりはほぼ一眼レフスタイルです。むしろ Cyber-shot のロゴが入っていることに違和感をおぼえるくらい(笑。

CP+

背面から見てもほぼα55 に近いスタイル。
ズームを試してみましたが、光学 30 倍、テレ端で 810mm 相当という超望遠は圧巻で、コンデジでここまで寄れるというのが実物を見てもちょっと信じられないほどです。私がコンデジの買い換え(買い増し)を検討しているのは子どもの発表会用なのでたぶん 15 倍もあれば十分なんですが、これを見るとちょっと欲しくなってしまいますね。

CP+

α55 と比べてみました。HX100V はやはりα55 をほぼそのまま相似形で小さくしたような形をしていますが、レンズを除けばα55 より一回り弱小さい程度にすぎません。これはα55 が小さすぎるのか、HX100V がデカすぎるのか(笑。別途一眼レフを持っている身としては、やっぱりこのサイズ感は買えないかなあ。

CP+

DSC-HX9V。こちらが私の本命。でもかなり注目度が高いのか、長時間いじっている人が多くてなかなか触れませんでした(´д`)。

CP+

光学 16 倍ズームレンズが本機の売りなので、レンズがどの程度伸びるのか見てみました。この状態がワイド端(24mm 相当)。

CP+

で、これがテレ端(384mm 相当)。なんかもうびっくりするくらい伸びてます。HX100V の 810mm 相当に比べると半分以下の焦点距離(相当)しかありませんが、まあ私の用途にはこのくらいで十分かな。

それにしてもボディ周縁を取り囲んでいるメッキパーツ、指紋が目立つなあ・・・。

CP+

液晶は 92 万ドットで非常に見やすい。最新機種だけあって過去のどの Cyber-shot よりも美しく視認性が高いんじゃないでしょうか。
操作用のカーソルキーはコントロールホイールを兼ねる形状になりましたね。でもこんなところもいちいちメッキにしなくてもいいと思う(´д`)。

CP+

隣に並んでいた DSC-HX7V と並べてみました。やっぱり HX9V のほうが一回り大きく分厚いですね。でも、HX9V には動画撮影用のマイクが中央にあって両手持ちしても指がかかりにくいというメリットもあるので、ズーム倍率だけでなく動画撮影を重視するなら、この 2 機種の比較では HX9V だろうなと思います。

CP+

ついでに NEX-5 とも比べてみました。サイズ的には NEX-5 からグリップとレンズの出っ張りを切り取ったのが HX9V、といったところ。通勤カバンに常に入れておくカメラとしてはこのくらいが限度、という人も多いんじゃないでしょうか。私は NEX-5 を常にカバンに入れていますが、できればパンケーキタイプで常用できるレンズが欲しい(笑。

CP+

こちらはデジタル一眼レフやカムコーダ向けのクリップオンタイプ HDMI 液晶モニタ「CLM-V55」。カメラの背面液晶は 3inch が現在の標準なので、それに比べて 5inch というとそれほど大きくないイメージでしたが、実物を見るとやはり背面液晶より断然見やすくて良い。

CP+

デモではα55 を使っていましたが、シューアダプタを差し替えることで EOS 5D Mark II(写真の機材はクマデジさんの私物)でも使用可能。

CP+

最近、EOS で動画を撮るシチュエーションを比較的よく見るようになってきたせいか、こういうスタイリングも全然違和感がない。むしろαよりも EOS のために作られたんじゃないかと思えるほどです(笑。

一眼レフでは HDMI 端子は他の端子と一緒にカバーで覆われているのが一般的なので、開けっぱなしのカバー部がちょっと不格好に見えますが、こういうアクセサリが普及してくると、HDMI 端子部分だけ独立したカバー形状にする機種が増えてきそうな気がしますね。

CP+

EOS との組み合わせでもピーキング表示や AF フレーム、絞り値、露出補正値、撮影可能枚数などの表示は使用可能。これαユーザーよりもプロ級の EOS ユーザーにたくさん売れそうだな(笑。

CP+

このモニタを使っての手持ち撮影はこんな感じ。これで 5D2 もバリアングルになりますよ奥さん!(ぉ
まあ EOS の中級機以上でライブビュー撮影している人をあまり見たことがないのでスチル撮影に使うことはあまりないかもしれませんが、EOS MOVIE にはかなり良さそうですねー。ikan と組み合わせて使ってみたい。

CP+

場所を変えて NEX コーナー。photokina で展示されていたのとほぼ同じ E マウントレンズのコンセプトモックが展示されていましたが、当時と違うのは、photokina で公表されたロードマップのうち、2011 年発売とされる 4 本のレンズの焦点距離が明らかになったところ。

CP+

まずはツァイス。広角単焦点レンズの焦点距離は 24mm とのこと。開放 F 値は明かされていませんが、前玉の大きさから察するに F1.8~2 ってところでしょうか?さすがに F1.4 ってことはないと思うけど(^^;;
レンズの名前は何になるんでしょうね。ツァイスの広角系レンズといえば Distagon、Biogon のどちらか(レンズの構成によって決まる)だと思いますが、まあ順当にいって Distagon T* E 24mm F1.8 あたりかな・・・。

そういえば、photokina のときに壊れていたフィルタ枠の部分が直っています(笑。
いずれにしてもこのモックはあくまでモックにすぎず、外観はだいぶ変わるだろうとのこと。

CP+

続いてマクロレンズ。予想通り 30mm でした。明るさはたぶん F2.8 でしょうね。16mm パンケーキとほぼ同じ薄さに見えるので、マクロレンズとしてだけでなく 45mm 相当の標準レンズとして NEX につけっぱなしにしても良さそうです。これは早く発売してほしいレンズ。

CP+

ポートレートレンズ。50mm とのことですが、F1.8 くらいかな。
サイズは見た感じ 18-55mm と大差ないくらい。お世辞にもコンパクトとは言えない大きさなのが残念ですが、APS-C センサを使う限り、ある程度の画質を求めるとこのくらいのサイズにはならざるを得ないのでしょうね・・・。

CP+

最後は望遠ズームレンズ。現時点で E マウントの望遠レンズは 18-200mm しかないので、あそこまで大きく重いレンズは嫌だという向きにはこちらのレンズが良いでしょう(そこそこ安そうだし)。

ほかに 2012 年予定の G レンズ(高性能標準ズームレンズ)等も展示されていましたが、まあ現時点ではコンセプトモックの域を出ないと思うので、省略。私は E マウントレンズはパンケーキ・標準ズームともに画質面ではあまり満足しておらず、マウントアダプタを介して CONTAX レンズをつけている時間の方が長いくらいなので、G レンズも早く製品化してほしいところです。でもまずは今年出るツァイスとマクロレンズが狙い目かな。

CP+

E マウントの仕様公開にちなんで、各社のマウントアダプタを使ってのオールドレンズとの組み合わせも展示されていました。しかもこれ、すべて社員の私物とのこと(笑。M マウントアダプタ経由でのライカ、ツァイスレンズは当然として、ミノルタ ROKKOR とかコニカ HEXANON といったレンズが並んでいるのが、コニミノの流れを汲むα部隊らしい(^^;; 私が CONTAX G レンズをコンプリートしたら次に手を出してみたいレンズが揃っていて、思わずよだれが出そうになりました(笑。

CP+

シグマブースに参考展示されていたのと同じ、シグマ製の 30mm F2.8 が NEX-3 のボディに装着された状態で展示されていました。ここは E マウントの仕様公開に賛同を表明した 4 社にソニーが場所だけ提供し、中の展示は自由にやってもらったとのこと。コシナはマウントアダプタのみの展示、タムロンはソニー LA-EA1 を使った A マウントレンズとの組み合わせ展示だったのに対して、シグマだけはネイティブの E マウントレンズが展示してあり、気合いの入りようが違うところを見せつけていました。

CP+

ツァイスが展示していたのはこんなもの。NEX-VG10 に CP.2 シリーズのシネレンズをマウントアダプタ経由で装着しているようです。ちなみにこのレンズ、40 万円コース(;´Д`)ヾ。
ツァイスの E マウント賛同は既定路線だと思っていましたが、ソニーやコシナから E マウントのツァイスレンズが出るだけでなく、ドイツ本国のツァイスからこの CP.2 レンズの E マウント対応版(CP.2 レンズは交換式マウント)が出てくる、ということなのかもしれません。ソニーからは NEX-VG10 だけでなく E マウント採用の NXCAM の開発も発表されていたり、映像業界ではミラーレスマウントはカムコーダの新しい可能性として注目されているようなので、今後はこちら方面も盛り上がっていく可能性があります。ま、買えませんが(´д`)。

といったところで、ソニーブースは以上。明日は残りのメーカーの模様をお届けします。

投稿者 B : 21:11 | Camera | Compact | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2011/02/08 (Tue.)

Cyber-shot DSC-HX100V/HX9V

ソニー、30倍ズームの「サイバーショットDSC-HX100V」を国内発表 - デジカメWatch
ソニー / Cyber-shot DSC-HX100Vicon

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Cyber-shot はこないだ DSC-HX7V が発表されたところではありますが、さほど間を置かずしてさらなる上位機種 DSC-HX100V、HX9V が発表されてしまいました。

HX100V は Cyber-shot としては久々(2 年ぶり)のネオ一眼スタイルで、HX シリーズというよりはレンズ交換できないα55といった風情。1,620 万画素の「Exmor R」と光学 30 倍ズーム(27-810mm 相当)の Vario-Sonnar レンズ搭載というスペックです。娘のイベント撮影用に高倍率ズームレンズ搭載のコンデジを物色している私には最強スペックですが、コンデジとしてはいかんせん大きすぎ。でもテレ端で 810mm 相当という画角はこないだ試用したシグマの 50-500OS+APS-C の組み合わせに匹敵するので、これで野鳥を撮ったらどうなるのか?というのは気になるところです。

ソニー、薄型16倍ズーム機「サイバーショットDSC-HX9V」を国内投入 - デジカメWatch
ソニー / Cyber-shot DSC-HX9Vicon

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いっぽうで HX9V のほうは HX7V の順当な上位モデルと言えるスペックで、HX7V との違いはレンズのズーム域(光学 16 倍:24-384mm 相当)とマニュアルモードの有無、あとはカラバリくらい。HX9V のほうが少しだけ大きく重いですが、まあ許容範囲かと。価格も¥5,000 くらいしか違わないので、私の本命は HX9V かな。

ちょっと気になるのは、最近の Cyber-shot では「ツァイスレンズよりも G レンズのほうが上」という位置づけ(に見える)レンズの採用方針だったのが、今回は最上位機種にツァイス搭載ということ。同じツァイスレンズでも Vario-Tessar はレンズ構成のシンプルさを活かして小型の機種=低価格モデルに搭載、Vario-Sonnar は高倍率ズームの上位機種に搭載、という使い分けの問題なのかもしれませんが、じゃあ何のための G レンズ?という疑問は残ります。
まあ、G レンズもツァイスも一眼レフ用のものに比べると「なんちゃって」程度のものなので、こだわっても仕方ないのかもしれませんが(´д`)。

さておき、そんなに急いで買う必要もないので、各所での評価を参考にしつつ、秋口くらいまでに買うつもりです。最近、他社も含めて高倍率ズーム機の値下がりが激しいので、使う時期に買うのが最も賢いかと(笑。

投稿者 B : 00:19 | Camera | Compact | コメント (0) | トラックバック

2011/01/13 (Thu.)

Cyber-shot DSC-HX7V

ソニー、1,620万画素のGPS搭載10倍ズーム機「サイバーショットDSC-HX7V」 - デジカメWatch
ソニー / Cyber-shot DSC-HX7Vicon

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3D Handycam とかプロジェクタ内蔵 Handycam とか Bloggie 3D とかいろいろ発表されていますが、我が家には 3D の再生環境がまだないので当面スルーして(´д`)今回の注目は DSC-HX7V。

去年リコー GX200PowerShot S90 を立て続けに購入して、それでほぼ満足してしまったのと、さらに NEX-5 を買ってからそもそもコンデジの出番がめっきり減ってしまったので(もっというと一眼レフの出番もかなり減った(笑))、もう当分コンデジの買い換えはないかなーと思っていました。
が、この冬に娘の幼稚園の発表会やヤマハの発表会が立て続けにあり、そういうところでシャッター音のするカメラは気が引けるし、かといって手持ちのコンデジじゃ望遠が足りないので、高倍率ズームレンズ搭載のコンデジが 1 台欲しいなと。まあ、発表会系にはたいてい Handycam も持ちこんでいるのでムービーからの切り出しでも良いんですが、高解像度で撮りたいじゃないですか。
なので高倍率機の DSC-HX5V とか PowerShot SX130 IS あたりを年末から物色していたところだったので、渡りに舟でした。

先代の HX5V からの進化点は、主にイメージセンサの画素数向上(1,020 万画素→1,620 万画素)と液晶の解像度向上(23 万画素→92 万画素)、あとカラバリが増えたことくらいでしょうか。画素数はそろそろもう過剰な気がしますが(だって EOS 7D ですら 1,800 万画素なのにコンデジで 1,620 万画素ですよ・・・)、液晶の高解像度化はかなり歓迎です。カラバリも、HX5V は正直色味と質感が好みではなかったので、ブルーあたりがよさげ。
ただ悩ましいのは HX シリーズのさらなる上位機種がすぐに出てくるという噂があることですかね・・・。まあ、今度高倍率機が必要になるのは次の秋なので、それまでにゆっくり検討します。

あと、まったく用途はないけどカシオの TRYX みたいな機種はつい欲しくなりますね(笑。出たら一度実物を見に行ってこよう。

投稿者 B : 23:07 | Camera | Compact | コメント (0) | トラックバック

2010/08/20 (Fri.)

Canon PowerShot S95

キヤノン、コンパクトデジカメ初の"ハイブリッドIS"搭載機「PowerShot S95」 (デジカメ Watch)

私も愛用している PowerShot S90 の後継機種が登場。なんだマイナーチェンジか・・・と一瞬思いましたが、よく見たらなかなか堅実なブラッシュアップ。3:2 のアスペクト比対応とか、今まで非対応だったのが不自然だとすら思っていた部分もありますが、よくまとめてきたなーというのが正直な感想です。それに加えて 100L マクロ IS と同じ「ハイブリッド IS」に対応とか、恐れ入りましたm(__)m
ただ、S90 はあまりマクロに強いカメラとは言えなかったので(比較対象が主にリコーだったりするので、フェアじゃないかもですが)、そのあたりが改善されていなさそうなのが少し残念ではあります。

今までの私なら S90 からすかさず買い換えているところでしょうが、それでも今回はガマンかな。IS や AF、あるいは使い勝手といった機能面では大幅に進化しているものの画質面ではあくまでマイナーチェンジ止まりと思われるから・・・ではなくて、NEX を買ってからコンデジの出番が激減しているから。まあ、NEX-5 といっても標準ズームをつけてコンデジと同様の取り回しを求めるとさすがに大きいですが、多くの用途で NEX がコンデジの代わりを果たしているのが現状だったりします。同様に一眼レフカメラの出番も以前より減ってしまってますが(;´Д`)ヾ。

でもこれはきっと間違いなくいいカメラ。ある程度カメラの知識があって、画質や操作性にこだわりのある人に購入相談を持ちかけられたら、筆頭で勧めたいカメラです。

投稿者 B : 00:16 | Camera | Compact | コメント (2) | トラックバック

2010/02/12 (Fri.)

DSC-WX1 のレンズにどうしても納得がいかない件

買った当時からどーーーも納得がいかない DSC-WX1 のレンズ性能の件についてちょっと書いてみる。

DSC-WX1

DSC-WX1、発表当初は私がコンデジに求めてたものが全部入ってる!と思って即買いしたんですが、使ってみるとどうもレンズがイマイチな感じ。いやイマイチというか個人的には納得できません。
調べてみたら片ボケだったりズームアップしていくとモヤモヤした画質になったり、という症状を持ってる人が多い模様。私はあまり片ボケとは感じないのですが、ズームするとなんか全体的にボケてる気がする(´д`)。

とりあえず貼ってみます。

DSC-WX1

↑DSC-WX1:ワイド端(24mm 相当)

DSC-WX1

↑DSC-WX1:2.2 倍ズーム(53mm 相当)

DSC-WX1

↑DSC-WX1:テレ端(120mm 相当)

本当は新聞紙でも撮れば良いんでしょうが、新聞取ってないので・・・。著作権上あまり問題なさそうな雑誌表紙でとりあえず。画像はクリックすると拡大、900×1200 にリサイズしたほかには手を加えていません。
ワイド端はディストーションがありながらも比較的画面全域にわたってシャープなんですが、ズームしていくに従って、レンズ中央部以外がボケボケになっていってしまいます。

上のサンプル写真はそれでもまだマシなほうで、ひどいときには霧がかかったようにモヤモヤになってしまう状態。個人的にはあまりピクセル等倍の画質が云々よりも自分の実用上のサイズで見たときの画質を重視するほうですが、場合によっては VGA サイズでも気になるレベル。たまらずサービスステーションに持ちこんで点検してもらいました。

1 週間あまり経って、SS から回答が。

「点検の結果、特に異常は認められませんでした。これがこの製品の性能(=仕様)です」
「AF モードはマルチポイント AF よりも中央重点 AF のほうが精度が高いので、気になるようなら AF モードを切り替えてお使いください」

えー・・・。これ AF モードの問題じゃないような気がするんですけど。
でも、仕様と言われてしまったらしょうがないので、いったん引き取ってきました。で、一応中央重点 AF でも試してみたけど、

DSC-WX1

↑DSC-WX1:テレ端(120mm 相当、中央重点 AF)

正直ほとんど変わってません。まあ、もともと中央部だけはそこそこフォーカスが合ってて、レンズ周縁部がボケボケになる症状なので、AF の問題じゃないと思うんですが。

もう少し拡大してみるとこんな感じ(上の写真からレンズ周縁部の画像を切り出したものです)。

DSC-WX1

↑DSC-WX1:ワイド端(24mm 相当)

DSC-WX1

↑DSC-WX1:テレ端(120mm 相当)

サムネイルレベルでも明らかにボヤけてます。24mm スタートという超広角ズームレンズなので、ワイド端で周縁が流れるのはよくありますが、ワイド端がシャープでズームしていくとボヤけるレンズには初めて出会いました。逆に、ワイド端の画質をがんばったせいでテレ側にしわ寄せが来た・・・と前向きに解釈してみる。でも、一般的には(少なくとも私は)よく使うのは 35~50mm 近辺の焦点域なので、ワイド端の画質には多少なら目を瞑るから常用域の画質を詰めてほしいものだと思うんですが・・・。

もうちょっと精細な被写体のほうが分かりやすいかなと思ったので、雑誌の本文でも撮ってみました。中ほどのページを撮ったため、必ずしも平面性が確保できていないのはご容赦を。

DSC-WX1

↑DSC-WX1:ワイド端(24 mm 相当)

DSC-WX1

↑DSC-WX1:2.2 倍ズーム(53mm 相当)

DSC-WX1

↑DSC-WX1:テレ端(120mm 相当)

ページ全体の画像は著作権的にまずそうなので、部分アップで。
ズームしていくに従って、画面中央部以外がどんどんボヤけていくのがハッキリと分かります。被写体によってはこれが激しく気になるので、マクロ系の写真は正直このカメラで撮りたくないほど。本体がかなりコンパクトな点は良いので、普段からカバンに忍ばせておいて画質はあまり気にせずメモ的に撮る分には良いですが、それ以上はちょっとないかなー。
まあそれもあって先月 GX200PowerShot S90 を立て続けに買ってしまったので、WX1 自体は半ばもうどうでも良くなってしまったのですが(むしろ休眠している DSC-W170 を復帰させようかと思ってる)、でもなんかちょっと納得いかないなあ。
この blog を読んでいる人で WX1 を持っている人の率が高いようなので、もしよかったら同様の症状に悩んでいないか教えてください。これがもし機種自体の仕様でなく個体差/ロットの問題だとしたら、もう一度 SS に食い下がって調整してもらうかもしれません。

聞くところによると Exmor R の第 2 世代機にあたる DSC-TX7 のレンズはこれよりもずっとマトモらしいので、そっちを試してみるか・・・と少し考えたりしてますが、これ以上コンデジを増やすのもなあ。

投稿者 B : 23:59 | Camera | Compact | コメント (0) | トラックバック

2010/01/27 (Wed.)

Canon PowerShot S90

新たなコンデジを入手。

キヤノン / PowerShot S90

Canon PowerShot S90

えっ?こないだ GX200 逝ったところじゃないかって?まあまあ(ぉ。

新品ではなく中古です。某氏が購入された際に、「飽きたら教えてください!」と半分本気で言っていたら、それから一ヶ月以内に「飽きたけど要る?」的な(;´Д`)ヾ。さすがにビビりました・・・。
ということで使用感はほぼ皆無に等しく、新古品に近い状態です。もうグリップがついている時点で分かる人には入手ルートが分かってしまいそうですが(笑。

PowerShot G11 と同じ 1/1.7 型 CCD 搭載の高級コンパクト、ということで発表時点から画質的にかなり気になるカメラでした。GX200 はレンズは良いけどノイズ面でまだ辛い部分が残っているので、S90 とはうまく補完関係を築いてくれそうという読みもあったし。
某氏のご厚意というか気っ風の良さで破格の条件を提示されたのと、GX200 もヤマダのポイント消化で買っているので、2 台買っても 1 台分くらいしかお金使っていないから良いんだ!と自分を正当化しています(ぉ。

そういえばキヤノンは一眼レフは愛用しているけどコンデジを使うのは意外にも初めて。一時期 IXY を買おうと思っていたんですが、820 IS あたり以降の金太郎飴状態にすっかり買う気をなくしていたので、S90 がキヤノンで久々に気になったコンデジでした。ある意味もう面白くもなんともなくなってしまった IXY に対して、PowerShot は最近それぞれ方向性がハッキリしていて面白いと思います。

Canon PowerShot S90

S90 の目玉機能の一つであるコントローラリング。レンズ外周のピントリングっぽいものを回して操作する機構です。絞り値やシャッタースピード、ISO 感度、露出補正、マニュアルフォーカス、ホワイトバランス、ズームの操作が可能ですが、やっぱりヘリコイドっぽい部分を回すなら直感的には MF かズームですよね。
ただ、このリングは途中に適度なクリック感こそあるものの電子式なので、あまり MF に使うのには適していません。

Canon PowerShot S90

ということで、私はデフォルトはズームに設定しました。GX200 でステップズームの利便性にすっかり取り憑かれてしまったので(GX200 では 24/28/35/50/72mm という単焦点レンズの代表的画角を選べる)、それと同様の使い勝手が得られる(S90 では 28/35/50/85/105mm)コントローラリングによるズームは気に入りました。もっと他社にもステップズームを採用してほしいくらい。液晶画面上も、一眼レフ用レンズの距離指標よろしく表示してくれるのも、気分が良いです。

Canon PowerShot S90

操作系はこんな感じ。使い慣れている Cyber-shot のボタン配置とけっこう違うので戸惑いますが、[S] の印字のあるボタンを押すと画面を拡大表示できるので、マクロ撮りなんかにはかなり便利。また、、モードダイヤルの下あたりが妙な形状をしているのは何かと思ったら、ここに親指を引っかけてホールドできるように工夫されていたり、よくできてるなーと思いました。
ただ、十字キーを兼ねているコントローラホイールは、EOS のメイン電子ダイヤルに慣れているとクリック感が全然ないので、少し違和感があります。

Canon PowerShot S90

シャッターボタン周り。[RING FUNC.] というボタンで先ほどのコントローラリングの機能を切り替えることができます。
またシャッターボタン部にはズームレバーがついていますが、私は今までほぼ右手親指でズーム操作する機種ばかり使ってきたので、こんな小さなズームレバーを操作するのがとても苦痛。それもあってコントローラリングを使ったステップズームを積極的に使っていきたいと思います。

Canon PowerShot S90

で、これが問題の(?)S90 専用カスタムグリップ。つい最近デジカメ Watch でも取り上げられていたので、知ってる人は多そうですが、

リチャードフラニエック「PowerShot S90専用カスタムグリップ」 (デジカメ Watch:デジカメアイテム丼)

確かに便利です。あと数 mm 上につけられるようなデザインでも良かったかなとは思うものの、これでも十分ホールド性が高くて、撮影しやすくなります。むしろデザイン重視でグリップをつけなかったキヤノンを問い詰めたいくらい(笑。
アルミ削り出しで質感も高く、本体と違和感なく融合していて素晴らしいアクセサリだと思います。入手性があまり良くないのが難点ではありますが、S90 をヘビーに使いたい人にはオススメです。

Canon PowerShot S90

グリップの高さはこの程度。

Canon PowerShot S90

本体のサイズですが、想像していたよりもコンパクト。比較してみると以前使っていた Cyber-shot W170 とほぼ同じサイズでした。S90 のほうが横幅が少しだけ広く、またレンズの出っ張りの分厚みもある(突起部を除いた厚みはほぼ W170 と同じ)ものの、これは十分にコンパクトと言えるレベルだと思います。

Canon PowerShot S90

GX200 と比較すると、明らかに GX200 のほうが大きいです。GX200 のほうがクラス上のカメラに見えますが、画質面ではどうでしょうね。まだちゃんと撮影してみていないので、改めて比較してみたいと思います。

Canon PowerShot S90

ケースはとりあえず W170 のもの(吉田カバンの DRIVE ポーチ M)をそのまま流用することにしました。でも PowerShot はあまりミーハーなイメージではないので(笑、もう少し実用本位なブランドのものをもう少し物色してみたいところ。あと、ストラップも良いものを探したいなあ・・・。

というわけで、GX200 と併せていろいろ周辺を整えつつ、久々に写真散歩にでも行ってみようと思います。

投稿者 B : 23:59 | Camera | Compact | コメント (0) | トラックバック