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2010/08/20 (Fri.)

Canon PowerShot S95

キヤノン、コンパクトデジカメ初の"ハイブリッドIS"搭載機「PowerShot S95」 (デジカメ Watch)

私も愛用している PowerShot S90 の後継機種が登場。なんだマイナーチェンジか・・・と一瞬思いましたが、よく見たらなかなか堅実なブラッシュアップ。3:2 のアスペクト比対応とか、今まで非対応だったのが不自然だとすら思っていた部分もありますが、よくまとめてきたなーというのが正直な感想です。それに加えて 100L マクロ IS と同じ「ハイブリッド IS」に対応とか、恐れ入りましたm(__)m
ただ、S90 はあまりマクロに強いカメラとは言えなかったので(比較対象が主にリコーだったりするので、フェアじゃないかもですが)、そのあたりが改善されていなさそうなのが少し残念ではあります。

今までの私なら S90 からすかさず買い換えているところでしょうが、それでも今回はガマンかな。IS や AF、あるいは使い勝手といった機能面では大幅に進化しているものの画質面ではあくまでマイナーチェンジ止まりと思われるから・・・ではなくて、NEX を買ってからコンデジの出番が激減しているから。まあ、NEX-5 といっても標準ズームをつけてコンデジと同様の取り回しを求めるとさすがに大きいですが、多くの用途で NEX がコンデジの代わりを果たしているのが現状だったりします。同様に一眼レフカメラの出番も以前より減ってしまってますが(;´Д`)ヾ。

でもこれはきっと間違いなくいいカメラ。ある程度カメラの知識があって、画質や操作性にこだわりのある人に購入相談を持ちかけられたら、筆頭で勧めたいカメラです。

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2010/02/12 (Fri.)

DSC-WX1 のレンズにどうしても納得がいかない件

買った当時からどーーーも納得がいかない DSC-WX1 のレンズ性能の件についてちょっと書いてみる。

DSC-WX1

DSC-WX1、発表当初は私がコンデジに求めてたものが全部入ってる!と思って即買いしたんですが、使ってみるとどうもレンズがイマイチな感じ。いやイマイチというか個人的には納得できません。
調べてみたら片ボケだったりズームアップしていくとモヤモヤした画質になったり、という症状を持ってる人が多い模様。私はあまり片ボケとは感じないのですが、ズームするとなんか全体的にボケてる気がする(´д`)。

とりあえず貼ってみます。

DSC-WX1

↑DSC-WX1:ワイド端(24mm 相当)

DSC-WX1

↑DSC-WX1:2.2 倍ズーム(53mm 相当)

DSC-WX1

↑DSC-WX1:テレ端(120mm 相当)

本当は新聞紙でも撮れば良いんでしょうが、新聞取ってないので・・・。著作権上あまり問題なさそうな雑誌表紙でとりあえず。画像はクリックすると拡大、900×1200 にリサイズしたほかには手を加えていません。
ワイド端はディストーションがありながらも比較的画面全域にわたってシャープなんですが、ズームしていくに従って、レンズ中央部以外がボケボケになっていってしまいます。

上のサンプル写真はそれでもまだマシなほうで、ひどいときには霧がかかったようにモヤモヤになってしまう状態。個人的にはあまりピクセル等倍の画質が云々よりも自分の実用上のサイズで見たときの画質を重視するほうですが、場合によっては VGA サイズでも気になるレベル。たまらずサービスステーションに持ちこんで点検してもらいました。

1 週間あまり経って、SS から回答が。

「点検の結果、特に異常は認められませんでした。これがこの製品の性能(=仕様)です」
「AF モードはマルチポイント AF よりも中央重点 AF のほうが精度が高いので、気になるようなら AF モードを切り替えてお使いください」

えー・・・。これ AF モードの問題じゃないような気がするんですけど。
でも、仕様と言われてしまったらしょうがないので、いったん引き取ってきました。で、一応中央重点 AF でも試してみたけど、

DSC-WX1

↑DSC-WX1:テレ端(120mm 相当、中央重点 AF)

正直ほとんど変わってません。まあ、もともと中央部だけはそこそこフォーカスが合ってて、レンズ周縁部がボケボケになる症状なので、AF の問題じゃないと思うんですが。

もう少し拡大してみるとこんな感じ(上の写真からレンズ周縁部の画像を切り出したものです)。

DSC-WX1

↑DSC-WX1:ワイド端(24mm 相当)

DSC-WX1

↑DSC-WX1:テレ端(120mm 相当)

サムネイルレベルでも明らかにボヤけてます。24mm スタートという超広角ズームレンズなので、ワイド端で周縁が流れるのはよくありますが、ワイド端がシャープでズームしていくとボヤけるレンズには初めて出会いました。逆に、ワイド端の画質をがんばったせいでテレ側にしわ寄せが来た・・・と前向きに解釈してみる。でも、一般的には(少なくとも私は)よく使うのは 35~50mm 近辺の焦点域なので、ワイド端の画質には多少なら目を瞑るから常用域の画質を詰めてほしいものだと思うんですが・・・。

もうちょっと精細な被写体のほうが分かりやすいかなと思ったので、雑誌の本文でも撮ってみました。中ほどのページを撮ったため、必ずしも平面性が確保できていないのはご容赦を。

DSC-WX1

↑DSC-WX1:ワイド端(24 mm 相当)

DSC-WX1

↑DSC-WX1:2.2 倍ズーム(53mm 相当)

DSC-WX1

↑DSC-WX1:テレ端(120mm 相当)

ページ全体の画像は著作権的にまずそうなので、部分アップで。
ズームしていくに従って、画面中央部以外がどんどんボヤけていくのがハッキリと分かります。被写体によってはこれが激しく気になるので、マクロ系の写真は正直このカメラで撮りたくないほど。本体がかなりコンパクトな点は良いので、普段からカバンに忍ばせておいて画質はあまり気にせずメモ的に撮る分には良いですが、それ以上はちょっとないかなー。
まあそれもあって先月 GX200PowerShot S90 を立て続けに買ってしまったので、WX1 自体は半ばもうどうでも良くなってしまったのですが(むしろ休眠している DSC-W170 を復帰させようかと思ってる)、でもなんかちょっと納得いかないなあ。
この blog を読んでいる人で WX1 を持っている人の率が高いようなので、もしよかったら同様の症状に悩んでいないか教えてください。これがもし機種自体の仕様でなく個体差/ロットの問題だとしたら、もう一度 SS に食い下がって調整してもらうかもしれません。

聞くところによると Exmor R の第 2 世代機にあたる DSC-TX7 のレンズはこれよりもずっとマトモらしいので、そっちを試してみるか・・・と少し考えたりしてますが、これ以上コンデジを増やすのもなあ。

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2010/01/27 (Wed.)

Canon PowerShot S90

新たなコンデジを入手。

キヤノン / PowerShot S90

Canon PowerShot S90

えっ?こないだ GX200 逝ったところじゃないかって?まあまあ(ぉ。

新品ではなく中古です。某氏が購入された際に、「飽きたら教えてください!」と半分本気で言っていたら、それから一ヶ月以内に「飽きたけど要る?」的な(;´Д`)ヾ。さすがにビビりました・・・。
ということで使用感はほぼ皆無に等しく、新古品に近い状態です。もうグリップがついている時点で分かる人には入手ルートが分かってしまいそうですが(笑。

PowerShot G11 と同じ 1/1.7 型 CCD 搭載の高級コンパクト、ということで発表時点から画質的にかなり気になるカメラでした。GX200 はレンズは良いけどノイズ面でまだ辛い部分が残っているので、S90 とはうまく補完関係を築いてくれそうという読みもあったし。
某氏のご厚意というか気っ風の良さで破格の条件を提示されたのと、GX200 もヤマダのポイント消化で買っているので、2 台買っても 1 台分くらいしかお金使っていないから良いんだ!と自分を正当化しています(ぉ。

そういえばキヤノンは一眼レフは愛用しているけどコンデジを使うのは意外にも初めて。一時期 IXY を買おうと思っていたんですが、820 IS あたり以降の金太郎飴状態にすっかり買う気をなくしていたので、S90 がキヤノンで久々に気になったコンデジでした。ある意味もう面白くもなんともなくなってしまった IXY に対して、PowerShot は最近それぞれ方向性がハッキリしていて面白いと思います。

Canon PowerShot S90

S90 の目玉機能の一つであるコントローラリング。レンズ外周のピントリングっぽいものを回して操作する機構です。絞り値やシャッタースピード、ISO 感度、露出補正、マニュアルフォーカス、ホワイトバランス、ズームの操作が可能ですが、やっぱりヘリコイドっぽい部分を回すなら直感的には MF かズームですよね。
ただ、このリングは途中に適度なクリック感こそあるものの電子式なので、あまり MF に使うのには適していません。

Canon PowerShot S90

ということで、私はデフォルトはズームに設定しました。GX200 でステップズームの利便性にすっかり取り憑かれてしまったので(GX200 では 24/28/35/50/72mm という単焦点レンズの代表的画角を選べる)、それと同様の使い勝手が得られる(S90 では 28/35/50/85/105mm)コントローラリングによるズームは気に入りました。もっと他社にもステップズームを採用してほしいくらい。液晶画面上も、一眼レフ用レンズの距離指標よろしく表示してくれるのも、気分が良いです。

Canon PowerShot S90

操作系はこんな感じ。使い慣れている Cyber-shot のボタン配置とけっこう違うので戸惑いますが、[S] の印字のあるボタンを押すと画面を拡大表示できるので、マクロ撮りなんかにはかなり便利。また、、モードダイヤルの下あたりが妙な形状をしているのは何かと思ったら、ここに親指を引っかけてホールドできるように工夫されていたり、よくできてるなーと思いました。
ただ、十字キーを兼ねているコントローラホイールは、EOS のメイン電子ダイヤルに慣れているとクリック感が全然ないので、少し違和感があります。

Canon PowerShot S90

シャッターボタン周り。[RING FUNC.] というボタンで先ほどのコントローラリングの機能を切り替えることができます。
またシャッターボタン部にはズームレバーがついていますが、私は今までほぼ右手親指でズーム操作する機種ばかり使ってきたので、こんな小さなズームレバーを操作するのがとても苦痛。それもあってコントローラリングを使ったステップズームを積極的に使っていきたいと思います。

Canon PowerShot S90

で、これが問題の(?)S90 専用カスタムグリップ。つい最近デジカメ Watch でも取り上げられていたので、知ってる人は多そうですが、

リチャードフラニエック「PowerShot S90専用カスタムグリップ」 (デジカメ Watch:デジカメアイテム丼)

確かに便利です。あと数 mm 上につけられるようなデザインでも良かったかなとは思うものの、これでも十分ホールド性が高くて、撮影しやすくなります。むしろデザイン重視でグリップをつけなかったキヤノンを問い詰めたいくらい(笑。
アルミ削り出しで質感も高く、本体と違和感なく融合していて素晴らしいアクセサリだと思います。入手性があまり良くないのが難点ではありますが、S90 をヘビーに使いたい人にはオススメです。

Canon PowerShot S90

グリップの高さはこの程度。

Canon PowerShot S90

本体のサイズですが、想像していたよりもコンパクト。比較してみると以前使っていた Cyber-shot W170 とほぼ同じサイズでした。S90 のほうが横幅が少しだけ広く、またレンズの出っ張りの分厚みもある(突起部を除いた厚みはほぼ W170 と同じ)ものの、これは十分にコンパクトと言えるレベルだと思います。

Canon PowerShot S90

GX200 と比較すると、明らかに GX200 のほうが大きいです。GX200 のほうがクラス上のカメラに見えますが、画質面ではどうでしょうね。まだちゃんと撮影してみていないので、改めて比較してみたいと思います。

Canon PowerShot S90

ケースはとりあえず W170 のもの(吉田カバンの DRIVE ポーチ M)をそのまま流用することにしました。でも PowerShot はあまりミーハーなイメージではないので(笑、もう少し実用本位なブランドのものをもう少し物色してみたいところ。あと、ストラップも良いものを探したいなあ・・・。

というわけで、GX200 と併せていろいろ周辺を整えつつ、久々に写真散歩にでも行ってみようと思います。

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2010/01/20 (Wed.)

GX200 を(今さらながら)ゲット

ついカッとなって買った。後悔はしていない。

リコー / GX200

RICOH GX200

正直今さらですが。GX100 も GX200 発売後に入手したし、今回も後継機と位置づけられている GXR が出た後の購入です。まあ、長らく使い道に困っていたヤマダ電機のポイントを放出したので懐はあまり痛みませんでした。

なんで今?という疑問にお答えすると、

  • DSC-WX1 のレンズの描写性能にかなり不満。ズーム倍率や焦点距離にもよるけどレンズ中央部以外はモヤモヤ
  • 使い比べてみて Caplio GX100 のレンズを見直す。でも緩慢な動作とか高感度ノイズとか不満あるなあ
  • 裏面照射 CMOS を搭載した GX300 とか出ないかな?
  • と思ったら GXR。写りは良さそうだけどこれ買うなら一眼で良くね?GX300 出ないの?
  • デジカメ Watch に「GXRでGXシリーズを置き換えるとしており、GXシリーズはGX200が最後になるという」との公式コメント掲載でがっくり
  • Exmor R 搭載の Cyber-shot 新製品を待ってみたら、光学 10 倍ズームで画質的にはあまり期待できそうにない
  • じゃあ流通しているうちに GX200 を確保しておくか ←今ココ
こういう経緯。GX200 も完璧なカメラではないけど、マクロとデジイチのサブとしての風景撮影なら私のニーズを満たしてくれそうだと思ったので。動体撮影に向かないこのカメラで子どもたちを撮る気はありません・・・。

AVCHD とか GPS 内蔵とかいった要素にも確かに惹かれるものはありますが、それ以前に今回の要件は「レンズがまともであること」。ちゃんと撮りたいけど一眼を出すのは億劫、というときに信頼して任せられるカメラが欲しかったわけです。なので、付加価値的要素はあえて除外して考えました。

GX100 からの買い換えなので、特に戸惑うこともなし。KATA のキャリングポーチはそのまま流用するつもりですが、気持ちよく使うために LC-1 は買い直しました。

RICOH GX200

GX100 との比較を含めインプレは発売時にあちこちで散々書かれているので、改めて書くまでもありませんが、デザイン継承ながら細かいところの質感や触感が向上していて所有感は間違いなくアップしていますね。ただ、十字キーの中央ボタンが「決定」でない UI(中央はメニューボタン。決定のつもりで押すとメニューから抜ける)だけはどうしても許せません(´д`)。設定画面で何度決定のつもりでメニュー閉じたことか・・・。

さておき、入れ替えの激しかった私のコンデジ歴の中でも長く使えるカメラになってくれそうなので、期待しています。買おうかどうしようかずっと迷っていたカメラだったので、ようやく入手してスッキリ。

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2010/01/19 (Tue.)

Cyber-shot DSC-HX5V

ソニー、屈曲光学で広角25mmの「サイバーショットDSC-TX7」 (デジカメ Watch)
ソニー、GPS搭載・AVCHD対応の「サイバーショットDSC-HX5V」 (デジカメ Watch)
ソニー / Cyber-shot DSC-HX5Vicon

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ソニー / Cyber-shot DSC-TX7icon

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Cyber-shot の新モデルが発表に。CES でも出ていましたが、Exmor R 搭載・25-250mm 相当のズームレンズ・AVCHD 動画撮影対応・GPS/デジタルコンパス搭載・MS Duo/SD デュアルスロット・オート HDR 撮影対応・TransferJet 対応とまさに「全部入り」の HX5V、そして Exmor R・屈曲光学系ながら 25-100mm 相当ズーム・AVCHD 動画・MS Duo/SD デュアルスロット・オート HDR・TransferJet という少し機能を抑えつつ薄型化した TX7。

正直なところ DSC-WX1 のレンズ性能に満足いっていない私としては、少し違う光学系のコンデジに買い換えたい気分になっているので、HX5V がちょっぴり気になっています。今まで DSC-H/HX シリーズといえば「ネオ一眼」スタイルで軽快さに欠ける(個人的にはそこまでやるくらいなら一眼でいいと思ってる)のが難点でしたが、ここまでコンパクトになってくるとなると俄然興味が湧いてきます。カテゴリ的にはリコー CX2 のライバルという位置づけになるのでしょうか。
ただ光学 10 倍ズームとなると、画質はあまり期待できそうな気もするので、その点 WX1 の不満解消にはならないかもしれません。どうも、今回のラインアップ(TX7 や普及価格帯にあたる W380 など)を見る限り、中級機は Zeiss(Vario-Tessar)、上級機は G レンズというヒエラルキーを作ろうとしているっぽいですが、正直あの光学性能で G レンズを名乗るのはブランドイメージ下がるだけだからやめといたほうがいいと思う(´д`)。αのほうの 70-300G あたりは価格を考慮しなくても素晴らしい描写をするレンズだと思うので、そのギャップに落胆する人は多いような気がします。

あー、そういえば WX1 では最低 ISO 感度が 160 だったのが、HX5V では ISO125 スタートになっているのは、センサのチューニングが多少進んでいるということなのでしょうか。それでもせめて ISO100 スタートにしてほしいけど。

まあとりあえず撮影サンプルや実機を見てみないことには何とも言えませんが、比較的安定しているデジイチと違って私の所有コンデジはこれという決め手がなかなか決まらない状態が数年続いてしまっているので、そろそろ私のニーズを満たす製品をひとつバシッと決め買いしたいところです。やっぱりリコーやキヤノンあたりまで選択肢を広げて検討すべきかなあ・・・。

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2009/11/16 (Mon.)

ソニーの裏面照射型 CMOS が外販へ

カシオ、裏面照射型CMOSセンサー搭載の高倍率「HIGH SPEED EXILIM」 (デジカメ Watch)
カシオ、"HIGH SPEED EXILIM"に裏面照射型CMOSセンサーの薄型5倍機 (デジカメ Watch)

カシオのコンデジ新製品。

カシオのデジカメってモノとしては面白いことやってるのにマスプロモーションが毎度斜め上を行ってる感じがして(まあ、CM キャラクターに三浦春馬を使ったのは、この客層にはど真ん中ストライクでしょうが。ああいうのを見ると、CM って結局メッセージじゃなくてキャラクターなのかと哀しくなる)比較的スルーしがちだったんですが、今回は看過できない。ソニー以外のメーカーで裏面照射型 CMOS(本家での呼び名は「Exmor R」)を初めて搭載してきました。センサの外販はもう少し引っ張るかと思ってましたが、意外と早く他社製品に搭載されましたね。

レンズ部の金リングが Cyber-shot の G レンズブランド搭載機種(個人的にあれを「G レンズ」と呼びたくないのであえて「G レンズブランド」)とよく似てて微妙なところはありますが、CMOS を利用した高速シャッターを最もうまく活用しているカシオだけに、気になるところ。今回のは既存モデルの CMOS を入れ替えただけのマイナーチェンジっぽいですが、今後どういう提案をしてくるか。本家 Cyber-shot がまだまだセンサ頼みでせっかくの Exmor R を活かしきっているとは言えない状況なので、他社から新提案が出てくることで市場が活性化されることを期待します。まあダイナミックフォトは要らんけど(´д`)。

裏面照射型 CMOS 搭載機をカシオが出してきたということは、他のメーカーからも間もなく出てくる可能性が高いということでしょうか。ニコンやリコーはソニー製 CCD/CMOS のカスタマーとして知られているところですが、個人的にはリコー GR/GX 系に搭載されるととても面白そうです。まあ、GR はこないだモデルチェンジしたところだし、GX はどう見ても GXR に一本化されそうなので、出てくる可能性が限りなく低いのが無念すぎますが(´д`)。

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2009/09/24 (Thu.)

DSC-WX1 インプレッション (2)

前回に続き、Cyber-shot WX1 のインプレを書いてみます。本当ならばまずは WX1 単体の画質を評価したいところなのですが、時間の関係で WX1 の本領発揮たる低照度のシチュエーションであまり撮れていないので、旧機種 W170 との比較を中心に。また、同じく 24mm スタートのリコー GX100 とも比較してみて、「ちょっとこだわり撮影用コンデジとして WX1 に一本化できるか?」の検証が個人的には重要なポイントだったりするので、それも併せて。

なお、以下に掲載する画像は基本的に各カメラのオートモードもしくはプログラムオートにて撮影、ファイルサイズの都合でリサイズしていますが、それ以外の画質調整はかけていません。

DSC-WX1DSC-WX1
DSC-W170DSC-W170
RICOH GX100Gaplio GX100

まずはワイド端での撮影。さすがに 24mm スタートの WX1 と GX100 は 28mm な W170 よりも一歩引いた画が撮れています。オートモードでの撮影だと WX1 の発色が最も淡泊ですね。イメージ的には GX100 のほうが淡泊だという先入観を持っていたので、これはちょっと意外でした。

DSC-WX1DSC-WX1
DSC-W170DSC-W170
RICOH GX100RICOH GX100

もう一本、ワイド端での比較。
WX1 の画がちょっとフレアっぽくなってしまったのでフェアな比較とは言えませんが、こういう影っぽい構図だと WX1 は W170 よりも全体的に明るめに描写されることが多いような気がしますね。単に最低 ISO 感度が W170 では IS80 なのに対して、WX1 では ISO160 というちょっと辛い仕様になっているせいもあるからかもしれませんが。
WXGA~UXGA くらいのサイズで見る分にはどれもそんなに問題なく、優劣は好みの問題という気もしますが、

DSC-WX1DSC-WX1
DSC-W170DSC-W170
RICOH GX100RICOH GX100

ピクセル等倍にすると、それぞれのカメラの性格がはっきりと見て取れます(画像はクリックでピクセル等倍に拡大表示)。カラーノイズがかなり少ない代わりに粒状感の強い WX1、ピクセル間のエッジが良い具合にぼけてそこそこ滑らかな割にカラーノイズが多く、輝度差の大きい箇所では偽色も出ている W170、全体的にノイジー(あえてノイズ処理していないような雰囲気)だけど全体的にシャープな画像(こちらは逆にソフト的にシャープネスをかけているようにも見える)の GX100、といったところ。
得手不得手あるという印象ですが、どれもあくまで PC モニタ上でピクセル等倍鑑賞した際に気になる程度であって、一般的に PC モニタやデジタルフォトフレームで画像全体を鑑賞したり、L 判~A4 くらいまでのサイズに紙焼きして見る分には問題にならないレベルだと思います。
個人的にはこういうピクセル等倍での比較は実使用に即していないのであまり積極的にやらないのですが、今回は新素子の実力を垣間見たい気持ちで買い換えたこともあり、今回だけはちょっとやってみます。

お次は 28mm 相当の焦点距離で比較。WX1 は 1.2 倍ズーム(28.8mm 相当)、W170 はワイド端(28mm 相当)、GX100 はステップズームで 28mm 相当に設定して同位置から撮影しています。

DSC-WX1DSC-WX1
DSC-W170DSC-W170
RICOH GX100RICOH GX100

WX1 の 24-120mm 相当のズームレンズはワイド端で F2.4 を出していることもあってけっこう無理をしているはずで、28mm 近辺の画像でもワイド端な W170 よりも周辺部の像が流れ気味。掲載した画像サイズだと分かりにくいかもしれませんが、写真右下の砂利の解像度合に差が出ています。逆に GX100 は WX1 と同じ焦点域のズームでワイド端 F2.5 にも関わらず、それなりに歪曲していながらも隅々まできっちり解像しており、さすがは GR DIGITAL の兄弟分だけあると思わせます。

DSC-WX1DSC-WX1
DSC-W170DSC-W170
RICOH GX100RICOH GX100

広角ばかりというのも何なので、引き続いて 50mm 付近の画像。私が比較的よく撮る植物モチーフで撮影してみました。いずれもプログラムオートですが、慣れていることもあって W170 のホワイトバランスが最も私の記憶色に近く、好ましい色が出ています。WX1 はグリーンっぽく、GX100 は黄色っぽく出てしまいました。
でも、私が気になったのはそこではなく、

DSC-WX1DSC-WX1
DSC-W170DSC-W170

ここ。画面右側のヒガンバナを切り出して拡大したものです(画像はクリックでピクセル等倍に拡大表示)。合焦している部分ではないとはいえ、WX1 のほうはどうもモヤモヤした表現になってしまっています。最初は手ブレを疑ったのですが、手ブレてない写真でもこの傾向が見られたので、私の撮影の癖としてそもそもブレているというのでなければ、WX1 のこのレンズはこういう傾向があるのかもしれません。
ちなみにこの傾向はワイド側ではあまり見られず、50mm 付近(つまり約 2 倍)以上にズームしたときに気になるようです。これもピクセル等倍まで寄らなければあまり問題はないですが、被写体や構図によっては画像全体が印象として少しうるさく感じるかもしれません。

DSC-WX1DSC-WX1
DSC-W170DSC-W170

マクロっぽい作例も少し。こちらは残念ながらこれを食べたときに GX100 を持っていなかったので(笑)WX1 と W170 のみです。

他の作例でも感じましたが、ホワイトバランスは W170 の世代と WX1 とでは顕著に違っていますね。オートモードでは WX1 のほうがより正確なホワイトを出す方向にバランスをいじるようです。個人的にはこういうシチュエーションでは白熱球系の色温度が低い地明かりの場所ではできるだけオレンジ味を残しつつ、レタッチ時に少しだけ色を抜いて仕上げることが多いので、あまりカメラ側で正確にホワイトを出してほしくなかったりします。そういう意味では、私は従来の「あまりいじらない」(よく転ぶけど(ぉ))Cyber-shot のオートホワイトバランスがけっこう好きだったので、ここはちょっと残念。
でも一般的には環境光に左右されない正確なホワイトを出したほうが好まれると思うので、作り的にはこれで正しいのかもしれませんが、私はホワイトバランスのデフォルトは太陽光にしておいたほうが良いかなあ。

DSC-WX1DSC-WX1
DSC-W170DSC-W170

こちらも一応ピクセル等倍にて(例によって、画像はクリックでピクセル等倍に拡大表示)。
オートホワイトバランスの結果も違えば ISO AUTO の結果も違うのであまり正確ではありませんが、W170 が皿やホワイトソースの部分に黄色い斑模様のノイズが浮いているのに対して、WX1 は輝度ノイズのザラザラ感こそあるもののカラーノイズがほぼ皆無なことに驚かされます。カメラ内で大胆なカラー NR をやっているとは思えないので、これが裏面照射型 CMOS の威力なんですかね。確かに低照度撮影で最も気になるのは、ブレを除けば暗部に乗るカラーノイズだと思うので、これが裏面照射型 CMOS が暗所撮影に強い所以かもしれません。

WX1 の弱点と言われる最低 ISO 感度が高めなこと、および低 ISO 設定時のノイズについては実使用上の問題はあまりないと思いますが、個人的にはやはりズームしたときに画像がモヤモヤした感じになるのがちょっと気になります。ワイド側であまり気にならないということは、やっぱりレンズですかね?調整に出して何とかなるものなら出してみたいと思いますが、これがこのレンズの実力ならばむしろレンズは先代から変わらず実績のある TX1 に買い換えて普段使いに、広角が欲しいとき用にさらに GX100 を GX200 に買い換え、というのがもしかして正解だったかな?とまた変な虫が疼いたりしています(´д`)。単に私が買った個体の問題ならば良いのですが・・・。

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2009/09/12 (Sat.)

DSC-WX1 インプレッション (1)

何だかんだ言って買ってしまったので、少しインプレを書いておきます。

ソニー / Cyber-shot DSC-WX1

Cyber-shot DSC-WX1

一年半ぶりの買い換え。最近のサイクルに比べればちょっと短めですかね。そう思って直近の買い換え履歴を振り返ってみると、

  • DSC-T9:手ブレ補正初対応
  • DSC-W170:広角 28mm 初対応
  • DSC-WX1:裏面照射 CMOS、広角 24mm 初対応
という感じで、自分らしくもなく(?)トレンドに沿った買い換えをしてきてるのに改めて気づきました。手ブレ補正にしても広角にしてもほぼ大手メーカーの中では最後発だったように、ここ数年の Cyber-shot は機能面のトレンドでは後追いの状況が続いてきましたが、WX1 は久々に他メーカーを凌駕する製品と言えそうな気がします。

WX1 は W シリーズの延長線上にあるモデルなので、今まで使っていた W170 と比較すると、

Cyber-shot DSC-WX1

Cyber-shot DSC-WX1

Cyber-shot DSC-WX1

こんな感じで、明らかに一回りコンパクトになっています。見た目でもハッキリ分かるくらい小さくなっていますが、手に持った感覚では二回りくらい小さく感じるのは、余計な出っ張りの少ないシンプルな形状だからですかね。そのぶん構えたときのホールド感は W170 に比べると若干心許ない気はしますが。

こうして比べてみると SONY ロゴと Cyber-shot ロゴの位置関係が変わっていたり、以前はダイヤカットで入っていた画素数表示がなくなって G レンズロゴになっていたり、1 年半の間にいろいろお作法が変わったんですね。
W170 ではコストダウンのために本体カラーに関わらずシルバーのパーツが使われていたモードダイヤルや十字ボタンがちゃんと本体色に合わせたものになっているあたり、新センサ搭載の矜持からか、手を抜いていないなあ、と感じます。

Cyber-shot DSC-WX1

「G レンズ」になったレンズ周り。リング部の質感が明らかに 修理した DSC-W170 より良いんですけど(;´Д`)ヾ。でもレンズリングのデザインは本体からはみ出すくらい大ぶりにあしらわれていた W170 のほうが広角らしくて好きでしたね。
本体の表面処理は梨地加工。このスッキリしたデザインにはこっちのほうが似合うんでしょうが、W170 のヘアライン加工とは印象が変わってしまったので、サイズが小さくなったこともあって買い換えたのがバレないか心配(´д`)。そろそろデジカメも買い換えユーザーが大半なんだし、リコーのように「デザインを変えない」という路線もアリなんじゃないかと思いますが、どうでしょうか。

Cyber-shot DSC-WX1

操作系も W170 からけっこう変わっています。シームレスマクロが標準になったのでハードウェアボタンにマクロの割り当てがなくなり、代わりにスマイルシャッターが割り当てられるようになりました。W170 のスマイルシャッターはシーンモードから選択する必要がある上に手動シャッターが使えないという微妙仕様でしたが、手動シャッターも使えるようになっているし、これならもっと積極的にスマイルシャッターを活用できそうです。

あと以前は「HOME」「MENU」の 2 つに分かれていて最悪だったメニュー画面がようやく「MENU」に一本化されました。使いやすくなったというよりやっと「まとも」になったという話ですが、それにしても以前のあれはなんだったんだ・・・。

・・・といったところ。まだまともに使えていないんですが、この週末は天気が悪いので、試し撮りに出られなさそうなのが残念。いくつかサンプル撮影できたらまた書いてみたいと思います。

投稿者 B : 21:01 | Camera | Compact | コメント (0) | トラックバック

2009/09/11 (Fri.)

DSC-WX1 到着

届きました。

Cyber-shot DSC-WX1

とりあえずは到着報告まで。

ソニー / Cyber-shot DSC-WX1 (ブラック)

投稿者 B : 23:41 | Camera | Compact | コメント (0) | トラックバック

2009/09/06 (Sun.)

DSC-W170、修理

Cyber-shot W170 を修理に出しました。

ソニー、「サイバーショットDSC-W170」の外装部品を無償交換 (デジカメ Watch)

これとは別の不具合で修理に出そうと思っていたところで、ちょうど、この告知があったので、まとめて。
レンズリング部のメッキ剥がれってこのことですかね?

DSC-W170

ウチの W170 もいつの間にかこの症状が出ていたんですが、デザイン・材質的にまあこんなもんかと思って深く気にしていませんでした。剥がれたメッキでまれに指を怪我することがあるということでリコールになったようですが、私は特に身体的な被害はなし。せっかくのデザインが損なわれたので気持ち的にちょっぴり残念だったといったところでしょうか。

それよりも、修理に出そうと思った本来の理由はこれ。

DSC-W170

7 月に帰省した頃に気づいたのですが、画面にこの写真のようなノイズが走ることがあったのです。撮影時に限らず、再生時にも出ていました。やや暗めの被写体を撮るときによく出ました(上の写真のように、木目の被写体で特によく再現された)。

サービスステーションには木曜日に持ちこんで、月曜日には修理上がり。実質中 1 営業日、仕事が早くて助かります。

DSC-W170

戻ってきた W170 には、ご丁寧にもダイヤカットロゴの部分に保護テープが貼ってありました。それもそのはず、レンズリングだけでなく前面キャビネット ASSY ごと交換されていたのです。見るからにレンズリング部だけ交換するほうが作業が難しそうなのでキャビ全交換のほうが作業効率が良さそうですが、いかにももったいない。交換した元パーツのほう、ちゃんとリサイクルして再利用されてると良いなあ・・・。

DSC-W170

改善品のレンズリングはこんな感じ。写真だと伝わりにくいですが、以前はあまり艶がなく、同心円状に走っている線も繊細な雰囲気だったのですが、改善後は明らかにメッキの膜厚が増して少しボテッとした印象になり、ツヤツヤした質感になってしまいました。安全性対策のためとはいえ、ちょっと残念な部分。
ちなみに液晶の不具合のほうも表示モジュール交換で直ってきました。こちらはその後特に問題なし。購入後 1 年以上経過してましたが、ソニースタイルの 3 年保証のおかげで助かりました。

しかしこんなタイミングで不具合が 2 件も起きるということは、やっぱり WX1 買えってことなんでしょうか(´д`)。

投稿者 B : 23:57 | Camera | Compact | コメント (0) | トラックバック