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2012/09/18 (Tue.)

Contemporary/Art/Sports

新コンセプトに基づくプロダクト・ラインおよび新製品3機種を同時発表|株式会社シグマ
【フォトキナ2012】シグマが「35mm F1.4」など新レンズを開発発表 - デジカメWatch

Photokina に合わせてカメラ/レンズ関連の発表が相次いでいますが、シグマからもブランドコンセプトに関わる大きな発表がありました。レンズのラインアップを「Contemporary(標準および廉価系モデル)」「Art(大口径および広角系モデル)」「Sports(望遠~超望遠系モデル)」に分け、今後はこのコンセプトに従って製品開発を行っていくとのこと。今までのラインアップでは DG(デジタル一眼カメラに最適化されたフルサイズ対応レンズ)、DC(APS-C 専用レンズ)、DN(ミラーレスカメラ向けレンズ)という区分けで、なおかつ高品位なモデルには「EX」銘をつけていましたが、今後は DG/DC/DN の区分は残しつつ、EX は適宜 Art/Sports のいずれかに分類されていくということでしょうか。まあ、例えば私も愛用する APO 50-500mm OS なんかは、EX と謳っても良いほどの高画質でありながら「開放 F 値固定ではない」という理由でノーマルレンズ扱いでしたから、今回の新ブランディングのほうがスッキリはするのかも。

ということで、今回の新コンセプトに合わせて開発が表明されたレンズはこの 3 本。

35mm F1.4 DG HSM

  • 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM

  • シグマの APS-C 向け標準ズームレンズの代名詞と言ってもいい 17-70mm の最新版。スペックは既存モデルから変わっていませんが、より小型化されているとのこと。私も初代 17-70mm は今でも使っていますが、シャープな描写と扱いやすい焦点域に簡易マクロ機能までついていて、APS-C 機の最初の一本にベストな選択肢だと思います。現行モデルはさらに手ブレ補正と超音波モーターまで搭載しているので、標準ズームとして買わない理由はないくらいに良いレンズ。

  • 35mm F1.4 DG HSM

  • ここ数年、続けざまにリリースされているシグマの大口径(F1.4)単焦点レンズシリーズ。30mm(APS-C 専用)、50mm、85mm と来たら次は 35mm F1.4 か 135mm F1.8 ですよね。既存の F1.4 レンズの描写はいずれも高い評価を得ているので、これもかなり期待できそうです。見るからに大きく重そうなレンズではありますが、例えば Distagon 35mm F1.4 とか EF35mm F1.4L もやたら大きく重いレンズなので、ここは仕方のないところでしょうか。最近のシグマは、ツァイスばりに小ささ軽さよりも画質重視な傾向がありますが、デカい前玉好きとしては、このレンズはアリ(笑。

  • 120-300mm F2.8 DG OS HSM

  • 大口径超望遠レンズの常識を覆した「サンニッパズーム」こと APO 120-300mm F2.8 のリニューアルモデル。といっても現行機種も昨年発売されたばかりなので、リニューアルにしてもちょっと早いな、というところ。それだけ今のシグマを象徴するレンズのひとつということでしょうね。現行モデルの 25 万円前後という価格はスペックを考えればむしろ安いとさえ思えますが、レンズ単体で約 3kg となると、おいそれと手が出ないレンズでもあります(笑。スペック的にはフォーカスリミッターを新搭載したことくらいが変化点で、光学性能は特に変わっていないようです。

今回発表されたレンズはいずれも外装デザインを社外デザイナーに委託したとのことで、シグマらしからぬ(失礼)高級感が出てきたように見えます。今年から山木和人 CEO 体制となり、昔の「廉価な互換レンズメーカー」のイメージから脱却し、「イメージャやカメラまで手がける総合光学機器メーカー」に進化しようという同社の方向性をより具現化したブランドスイッチじゃないでしょうか。今はまだ表面的な変化しか見えてきていませんが、今後のさらなる動きにも期待ができそうです。

私は最近フルサイズ対応レンズのラインアップを増やしたいと考えていることもあり、35mm F1.4 は価格次第では購入を検討してみたいところ。正式発表が楽しみです。

投稿者 B : 20:27 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2012/09/17 (Mon.)

Canon EOS 6D

キヤノン、35mmフルサイズ小型軽量モデル「EOS 6D」 - デジカメWatch

Canon EOS 6D

まもなく Photokina が開幕というタイミングですが、キヤノンがここにきて廉価版フルサイズ機「EOS 6D」を発表してきました。

EOS 5D Mark III の下位機種で、今のところ併売されている旧機種 5D Mark II を置き換える製品。3 機種のスペックを並べるとこんな感じです。

モデル EOS 6D EOS 5D Mark II EOS 5D Mark III
イメージセンサ 35mm フルサイズ CMOS センサ
有効画素数 約 2,020 万 約 2,110 万 約 2,230 万
ISO 感度 100-25600
(拡張 50-102400)
100-6400
(拡張 50-25600)
100-25600
(拡張 50-102400)
AF 測距点 11(クロス 1) 9 61(クロス 9)
ファインダ視野率 約 97% 約 98% 約 100%
ファインダ倍率 約0.71倍
連写性能 約 4.5 コマ/秒 約 3.9 コマ/秒 約 6 コマ/秒
液晶モニタ 3inch 約 104 万ドット 3inch 約 92 万ドット 3.2inch 約 104 万ドット
記録メディア SD CF CF+SD
GPS 内蔵 非対応 GP-E2(外付)
Wi-Fi 内蔵 WFT-E4 II B(外付) WFT-E7B(外付)
約 144.5mm 約 152mm
高さ 約 110.5mm 約 113.5mm 約 116.4mm
奥行き 約 71.2mm 約 75mm 約 76.4mm
撮影時重量 約 755g 約 905g 約 950g

なかなか絶妙なラインですね。5D3 に対してはしっかり遠慮しつつ(笑)、5D2 はちゃんとリプレースできるスペックを押さえてきているという印象です。そして 5D2 よりも 150g、5D3 よりも 195g も軽く、ほぼ APS-C 機並み。CF スロットを廃止したりいろいろ削っているにしても、フルサイズ対応のペンタプリズム搭載機でこの軽さはちょっと驚きました。明確に「APS-C 機からステップアップしてほしい」というメッセージが伝わってくる気がします。7D のような高速連写機はともかく、「いつかはフルサイズ」と憧れている二桁 D 機ユーザーに良い選択肢を提示していると思います。
個人的には 5D3 を買ってしまった以上、6D に惹かれる要素はあまりない(強いて言えば Wi-Fi 搭載はうらやましい)のですが、価格次第では気になる人は少なくないんじゃないでしょうか。

私はもともと IT 畑の人なので、カメラを本気で弄り始めた頃は「半導体の進化は微細化と高性能化の歴史。ボケ量はともかく、純粋な画質という意味ではいずれ小型センサでも遜色ない性能を得られる日が来る。だから APS-C やフォーサーズが主流になる可能性は高い」と思っていました。小型センサの性能が飛躍的に向上しているのは事実ですが、それと同時に大型センサの生産性が高まり、フルサイズ機が買いやすくなってきたのが昨今の状況だと思います。現時点では実際に APS-C が販売数量上の主流であることは間違いないのですが、ここにきてニコンが D600、キヤノンが 6D という廉価版フルサイズ機を相次いで投入してきたことを考えると、「3~5 年後にはレンズ交換式カメラの主流はミラーレスになり、レフ有りの一眼は市場縮小しつつフルサイズが中心になる」という可能性もひとつ考えられるのではないかと。
まあ上位機種 30 万、下位機種 20 万という価格帯ではすぐにそうはならないでしょうし、逆に「このスペックに 20 万出すくらいなら、あと 10 万足して上位機種を買う」という人の方が現時点では多いのではないかと思いますが、15 万円前後まで値下がってきたら少し潮目が変わりそうな気がします。

でも 15 万円というと今の 5D2 がその価格帯になってきてるんですよね...。性能的にはまだまだ一線を張れる機体ではあるし、6D と比較しても劇的なスペック差があるわけでもないので、むしろこっちのほうがお買い得かもしれません。

キヤノン / EOS 5D Mark II

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投稿者 B : 21:06 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2012/08/29 (Wed.)

NEX-5 の液晶コーティング剥がれ事故

NEX-5 の液晶保護フィルムを貼り替えようと思ったんですよ。

液晶保護フィルムを剥がすときは、フィルムの隅にセロハンテープを貼り付けて、ペリッと・・・で剥がせるのが一般的なのですが、今回ばかりは何故か強く貼り付いていて、剥がれない。しょうがないのでセロハンテープじゃなくてガムテープを貼り付けて、一気にペリッと・・・行った瞬間に、悲劇は起こりました。

NEX-5

・・・えっ!?

一瞬、保護フィルム側の糊が残ったのかと思ったら、どうやら逆に液晶側の表面に施されている AR コートが剥がれてしまった模様・・・。上の写真だと、中央部にだけ紫色のコーティングが残っていて、それ以外は盛大に光を反射しているのが分かるでしょうか。

剥がしたほうの保護フィルムには

NEX-5

こんな感じで、見事にコーティングが癒着してるし(;´Д`)ヾ。

今まで使っていたエツミのプロ用ガードフィルムは他のカメラでも使っていて実績はあるし、NEX-5 のほうも保護フィルムの貼り替えでこんな事故が起きたことはないので、正確な原因は不明です(暑さとか?)。でも「NEX-5 コーティング 剥がれ」でググると似たような話がちらほらと出てくるので、ままある症状のようです。

NEX-5 はどちらにしても今年あたり新機種が出たら買い換えようと思っていたんですが、さすがにこの時期に今の NEX-5N を買うのもなあ、と思って、とりあえずサービスステーションに持ち込みました。

NEX-5

そうするとあっさり無償修理に。ほんの数日で戻ってきました。液晶の表面がみごとにツヤツヤに。ソニーストアの 3 年保証<ワイド>に入っておいて良かった。

ただし、液晶パネルのみの部品交換で、ボディ外装は使用感のある状態なので、若干ちぐはぐな感じはします。

NEX-5

でも、NEX-5 にはまだしばらくがんばってもらわないと。いっぽうで、買い換えの資金もそろそろ貯めておかないと・・・。

投稿者 B : 22:30 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2012/08/07 (Tue.)

EOS 7D Ver.2.0

キヤノン、「EOS 7D」のファームウェアVer.2.0を公開 - デジカメWatch
キヤノン:EOS 7D IMAGE MONSTER2.0

IMAGE MONSTER 2.0

6 月に予告されていた EOS 7D の大規模ファームウェアアップデートがリリースされました。いつ出るかと思っていたら、やはり 7D にちなんで「7」の日でしたか。

私は 5D Mark III を購入して、今後レフあり一眼のメインは 5D3 に移行していくつもりではありますが、7D は 7D で楽しみにしていました。ということで、さっそくアップデートしました。

IMAGE MONSTER 2.0

アップデート内容は事前に告知されていたとおりですし、その多くは 5D Mark III に実装された機能を 7D にも追加するものなので、さほど目新しくはありません。でも、どれも 5D3 を触ってみて 7D にも欲しいと思っていた機能ばかりなので、非常に嬉しいです。

ちなみに ISO オート時の感度設定機能は、5D3 では上限と下限それぞれを指定できるのに対して、7D は上限値の設定のみ。まあ下限は ISO100 より高く設定したいこともあまりないので、上限だけ設定できれば実質的な問題はありません。

IMAGE MONSTER 2.0

カメラ内画像編集機能としては、レーティング、リサイズ、RAW 現像に対応しています。それぞれ私はそんなに使う機会は多くないですが、RAW 現像は意外と重宝するかな。例えば撮った写真をすぐに誰かに渡す必要があって、その写真の撮影時設定がイマイチだったけど DPP の使える PC が近くにない、というときに便利そう。ホワイトバランス・ピクチャースタイル、ARO・NR・記録画質なんかを簡単に変更して JPEG 出力することができます。

IMAGE MONSTER 2.0

あとは地味に嬉しいのがファイル名のプレフィクスのユーザー設定機能。キヤノン製デジカメだとファイル名は「IMG_」で始まる決まりでしたが、5D3 からは任意の 4 文字をユーザーが指定できるようになりました。複数台の EOS を使い分けているときに、どのカメラで撮った写真なのか判別がしやすくなるので助かります。5D3 のファイル名を「5D3_」にしている人は多いと思いますが、私もそうです(笑。7D では、「7D2_」にしてみました。7D Mark II というわけではなく単なる 7D Ver.2.0 にすぎませんが、今のところ 7D Mark II が出ても買う予定はないので、これでいいや(^^;;

そして、今回のファームアップの中で最も嬉しいのは、やはり連写機能の強化です。高速連写時の連続記録枚数が公称値で従来 6 枚(RAW+JPEG Large/Fine 時)だったのが、今回のアップデートで一気に 3 倍近く伸びて 17 枚。ここは内部バスなりバッファメモリなりの転送速度がネックだと思っていたので、まさかファームアップで改善するとは夢にも思っていなかったのですが、逆に言えば今までのファームがいかにダサい実装だったか・・・と言ったらかわいそうですかね(笑。
ちなみに、私も手持ちの Extreme CF 32GB(60MB/s 品)で試してみたところ、RAW+JPEG Large/Fine 設定で従来は 7~8 枚連写したところで息切れしていたのが、Ver.2.0 では 19 枚程度まで一気にシャッターが切れ、20 枚目くらいでようやく間が空く、という結果になりました。ほぼ公称値通りで、これならばスポーツ等の動きものも RAW+JPEG でガンガン連写できます。

IMAGE MONSTER 2.0

ということで、私は 5D3 を買ったことで普段の撮影は 5D3 がメインになりますが、7D が動体撮影を強化する方向に進化してくれたので、うまく使い分けができるようになりました。イメージャのサイズが違うにもかかわらず、5D3 と 7D では本体のサイズも重さもほとんど変わらないので、7D はサブ機というよりもやはり動体と望遠に特化させるのが得策でしょう。そうすると、EF-S レンズを軒並みフルサイズの同画角のレンズにリプレースしてフルサイズ中心のレンズラインアップにしたくなってくるのですが、おサイフ的には危険なことこの上なし(;´Д`)ヾ。

キヤノン / EOS 7D

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投稿者 B : 23:07 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2012/08/02 (Thu.)

私の 5D3 のシリアルとファームは

EOS 5D Mark III

先日購入した念願の EOS 5D Mark III ですが、ようやくぼちぼち使い始めています。

結局、届いた直後に自宅の引越しをしたせいで、休日もずっと忙しくてほとんど触ることができませんでした。しかも、注文した直後に値下がるという(´д`)。当分下がらないからいつ買っても変わらないだろう、と考えての発注だったわけですが、どうせいじれないなら引越しが落ち着くまで待てば良かった・・・と微妙に後悔。まあ、値切って買うようなカメラではないので、納得はしていますが。

EOS 5D Mark III

そういえば、私の 5D3 の製造番号は「04102300****」でした。発売されてからそれなりに時間が経過しているので当然ですが、「暗い環境下において表示パネルの照明を点灯すると露出表示値が変化する場合がある現象」の対策済みロットのものが届いていました。

ちなみに、出荷時点でのファームウェアは「Ver.1.1.2」。

EOS 5D Mark III

こちらは最新の 40mm STM 対応版ではなく、ひとつ古いバージョン。まあアップデートしても STM レンズの挙動に大きな差は見られないようですが。

今週末の関東は晴れるようなので、かなり暑そうではありますが 5D3 を持ってあちこち撮りに出かけたいと思います。

キヤノン / EOS 5D Mark III

B007G3SSP8

投稿者 B : 23:33 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2012/07/24 (Tue.)

EOS M を見に行ってきました(ただし外観のみ)

昨日発表されたばかりの EOS M を見に、キヤノン S タワーまで行ってきました。

Canon EOS M

ここは品川のオフィス街のただ中にあるせいか、いつもけっこう穴場なんですよね。今回も、発表翌日ということでいろんな人が入れ替わり立ち替わり訪れてはいましたが、特に人だかりができるということもなく、じっくり見ることができました。まあ製品的には「何かとんでもないものが出てきた」というようなものでもないから、こんなものか(^^;;

Canon EOS M

EOS の展示スペースには EOS M が全色展示されていました・・・ショーケースの中に(´д`)。まあ、先行展示告知ページには「※実際に手にとってお試しいただくことはできません」と明記されていたので、こうなっていることは予想づくでしたが。

EOS M に関しては発表当日の夜にブロガーイベントを開催していたようで、blog「Digital Life Innovator」さんで他社ミラーレス機との比較も含めエントリーが上がっています。こっちのほうがよっぽど参考になるかも(^^;;

CANON EOS M ミラーレスEOSを発表当日に体験してきました - Digital Life Innovator

Canon EOS M

まずはブラック。これから見るとやっぱり EOS M のデザインは PowerShot S シリーズの系統なんだなあというのがよく分かりますね。微妙なデザインだとか、クラシカルデザインを期待してた人からすればガッカリだとかけっこう批判的な反応が目立ちますが、個人的には変に懐古趣味に走らず、キヤノンらしく非常にオーソドックスにまとめてきたことに好感を持っています。オールドファンの好みは否定しませんが、2012 年には 2012 年のデザインがあると思う。

Canon EOS M

ただし上から見ると厚みはけっこうあります。ミラーレス機の中でいうとパナソニックの GX1 と同じくらいのサイズ感でしょうか。あちらはマイクロフォーサーズなので、APS-C 機としてはがんばった大きさだとは思いますが、標準ズームレンズの存在感もけっこうあるので、コンデジ代わりに持ち歩くのはちょっと厳しいかなあという印象。まあ EOS Kiss あたりに比べれば全然小さいんですが。

Canon EOS M

こちらはシルバー。もうちょっとメタリックかつシャイニーな質感を期待していた私としては、思っていたより地味でもっさいかも・・・と思ってしまいました。無難なシルバーではあるんですけどね。

この角度からみると、直方体のカドを抉るようにして斜めに取り付けられたシャッターボタン周りのデザインがとても特徴的に映ります。ほとんどグリップがない扁平な形状のボディながら、シャッターボタンの押しやすさに最大限配慮した形状なんだろうなあ、というのが見るからに伝わってきます。見た目的には好き嫌いが分かれそうなデザインではありますね。

Canon EOS M

EF-M22mm F2 STM レンズはパンケーキタイプ。EF40mm F2.8 STM とは兄弟のような形状のレンズで、それなりにコンパクト。35mm 判換算で 35mm F2 相当のスペックなので、スナップ派であれば標準ズームを使わずにこれ一本で普段使いできそうです。写りが良ければなかなかリニューアルされない名レンズ EF35mm F2 の代わりが務まるかもしれません。

Canon EOS M

うーん、やっぱり 18-55mm よりもこっちのレンズのほうが収まりがいいな。

Canon EOS M

続いてホワイト。これはレンズ装着なしで展示されていましたが、よく見たらセンサ部には「APS-C SIZE SENSOR」の印字が。はい、ここにある EOS M はファーム開発途上のベータ機、ではなく単なるデザインモックだった、というオチでした(´д`)。いずれにしても触れないなら実機だろうとモックだろうと同じことですが、せっかく見に来た立場としては、なんだか裏切られた感が・・・。

ブラックとシルバーはカメラっぽいマットな塗装でしたが、このホワイトはツルンとした質感の光沢塗装。いかにもコンデジ然とした佇まいではありますが、個人的にはむしろこのホワイトの方が気に入ったかも。ただ、グリップやボタンなどの部材がブラックで、まるでパンダかシャチのようなので、そこは好き嫌いが分かれそう。

Canon EOS M

最後にレッド。Kiss X50 あたりのレッドに比べて彩度が高くかつ深みもあるメタリックレッドに、光沢フィニッシュ。高級感という点ではこの色が一番いいかも。ただ、外部ストロボにマウントアダプタ経由でフィッシュアイの L レンズ、というのはこのカラーには似合いません(笑。

Canon EOS M

残念ながら背面が見えづらい展示のしかただったので、操作ボタン周りがちゃんと見れなかったのは残念ですが、いずれにしてもショーケースだし、さらにはモックだし(´д`)。でもボタン配置が PowerShot/IXY とほぼ同じなので、移行はしやすそうな印象を受けました。

まさか単なるモック展示とは思わなかったのでかなり落胆しましたがorz、実機展示が始まったらまた触りに行きたいと思います・・・。

キヤノン / EOS M ダブルレンズキット (ホワイト) EOSMWH-WLK

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投稿者 B : 23:02 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2012/07/23 (Mon.)

Canon EOS M

キヤノン、同社初のミラーレスカメラ「EOS M」。APS-Cセンサー採用 - デジカメWatch

Canon EOS M

先週末あたりからリークされていたキヤノン初のミラーレス一眼「EOS M」が正式発表されました。

Kiss X6i が出た時点でスペックはある程度予想がついたというか、Kiss X6i と同じ撮像面位相差センサに対応した 1,800 万画素 APS-C センサ搭載で、ハイブリッド CMOS AF やタッチ操作に対応。マウントはアダプタ経由で EF レンズの利用も可能な「EF-M」マウント。EOS よりも PowerShot/IXY の延長線上にある操作性。レンズは当面標準ズーム 18-55mm と 35mm 相当となる 22mm F2 パンケーキレンズのみ。順当すぎて逆につまらないというくらい順当なスペックですが、このスペックでミラーレスカメラ市場でキヤノンが何を考えているか、改めて明らかになったのではないかと思います。

ただ X6i を触ってみた感想をふまえ、この EOS M が「ミラーボックスをなくしてライブビューに特化した X6i」という観点で考えると、2 本の EF-M レンズおよび X6i と同時発売された 2 本の STM レンズはともかく、他の EF レンズ群をマウントアダプタ経由で使っても AF はさほど速くないと思われます。ハイブリッド CMOS AF は非 STM レンズでは従来の EOS のコントラスト AF から劇的に高速化されたとは言えず、静物以外には積極的に使いたいとは思えません。ボディサイズとのバランスを考慮しても、基本的には EF-M レンズで使うべきボディですが、レンズが 2 本しかない現状では「APS-C センサを搭載したコンデジ的な何か」以上ではないような気もします。ただ、多くの人にとってはカメラとは「難しい操作なしにキレイに撮れるべきもの」なので、標準ズームと APS-C センサがあれば事足りる、というのも事実でしょう。
とはいえ、キヤノンがこれだけの EF レンズ群を AF が遅いまま放置するとは思えないので、いずれ何かしら AF 高速化技術を組み込んでくるかもしれません。そうすれば、AF/AE/IS という EF レンズの全機能が使えてしまうわけで、そうなれば防湿庫に並んだ大量の EF レンズがすべておかず実用的な交換レンズとして立ち上がってくる!・・・まあ、現時点では妄想でしかありませんが。

でもいっぽうで、オールドレンズマニア的な観点からいうと、NEX と同じ 18mm のフランジバック長と APS-C センサというのはオールドレンズ遊びに最適。当然各社からはマウントアダプタが発売されるでしょうし、今まで他社ボディで使うしかなかった S マウントFD マウントのレンズをキヤノンのボディで使うことがようやくできるようになります。
あと、個人的には EOS M のレリーズボタン前側の一段落ちたデザインが CONTAX G を彷彿とさせて、シルバーのボディあたりに CONTAX G レンズを付けたら似合いそうだな・・・とかいう妄想が沸いてきてやばいやばい。

私は今のところ買う予定はありませんが、気にはなるので触れるようになったら一日も早く試してみたいところです。

投稿者 B : 23:38 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2012/07/10 (Tue.)

SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM レビュー

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みんぽすでレンズのレビュー用機材をお借りしたので、これからしばらくレビューを書いていきたいと思います。

シグマ / 50mm F1.4 EX DG HSM

SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM

シグマのレンズレビューは APO 50-500mm OS24-70mm IF EXAPO 70-200mm EX OS に続き、これで 4 本目。これまでレビューした中でも、APO 50-500mm OS は自分でも実際に買いましたが、毎度けっこうマジで自分で買うことを視野に入れた上でレビューしています。この 50mm F1.4 EX も、古い設計の製品が多い一眼レフ用の 50mm レンズの中に最新の設計で発売されてから非常に評価が高く、ずっと気になっていた一本。
私のメイン機は EOS 7D なので、APS-C で使うなら 30mm F1.4 EX DC HSM のほうが標準画角に近く(EOS 7D だと 48mm 相当)、先に買うべきレンズのような気もしますが、個人的には 80mm 前後の焦点距離のほうが使い慣れていることと、ちょっと試してみたいこともあって、50mm のほうを借用しました。

SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM

鏡筒は最近のシグマレンズに共通するサラサラ塗装。すごく高級感がある、というわけではありませんが、安っぽさはありません。EX レンズであることを示すゴールドのリングと「EX」ロゴが、通常グレードのシグマレンズとは一線を画しています。
レンズの駆動は超音波モーター(HSM)搭載で、静粛かつ高速。当然フルタイム MF にも対応しています。

SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM

私の手持ちレンズの中でも最もお気に入りの一本、コシナの Planar T* 50mm F1.4 ZS と比べてみました。50mm F1.4 というスペックでは同等ながら、サイズが二回りほども違うことに驚きます。まあ MF レンズと AF レンズを並べて比べること自体がナンセンスですが、それにしてもシグマの 50mm は大きいです。前玉のサイズも 50mm レンズにしては異様なほど大きく、周辺減光を抑えて絞り開放から実用になる画質を目指したのだろうな、というのが見てとれます。

ちなみに発売当時の ASCII.jp の記事で、キヤノンの純正 50mm レンズ三本(F1.2L USM、F1.4 USM、F1.8 II)と比較していますが、このシグマの 50mm はクラス上である EF50mm F1.2L USM に並ぶ大きさとなっているので、やはり 50mm F1.4 としてはかなり大きいようですね・・・。

ASCII.jp:シグマ VS キヤノン 標準レンズ4本勝負

まあ、それでも「前玉がデカいレンズを見るだけでよだれが出る」私のような人種にとっては、これはこれでイイ(ぉ

SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM

EOS 7D に装着してみたところ。EF40mm F2.8 STM あたりの佇まいとは対極にある存在感で、やっぱり中級機以上のボディにはこれくらいインパクトがあるレンズのほうが似合いますね。というか、やっぱりこうして見ると 50mm F1.4 というよりは 50mm F1.2 とか 85mm F1.4 と言われても信じてしまいそうな大きさです。前玉ハァハァ(*´Д`*)

SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM

鏡筒の長さはこんな感じ。やっぱり 50mm レンズとしてはかなり長いと思います。

ボディのレザートーン塗装とレンズのサラサラ塗装の質感の違いは人によっては気になるかもしれません。

SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM

付属のレンズフードを装着すると、さらに大きさが強調された印象になります。大口径レンズなのでできるだけフードをつけた状態で撮影したいところですが、逆にこれくらいレンズの存在感があると、この佇まいだけでいかにも良い写真が撮れそうな錯覚に陥りますね(笑。

取り回しが良いレンズではないので持ち出すにはちょっと気合いが必要ですが、これからいろいろ作例を撮りに出かけたいと思います。

シグマ / 50mm F1.4 EX DG HSM (キヤノン用)

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投稿者 B : 23:50 | Camera | DSLR | Minpos Review | コメント (3) | トラックバック

2012/06/29 (Fri.)

IMAGE MONSTER 2.0

キヤノン:EOS 7D IMAGE MONSTER2.0

B002NEFL64

キタコレ!

少し前に噂になっていた EOS 7D の大規模ファームウェアアップデートが正式に発表されました。

アップデート内容は大きく分けて以下の 11 点。

  1. 連続撮影枚数の向上
  2. ☆GPS レシーバ GP-E2 に対応
  3. ☆ISO オート時の上限感度(400~6400)が設定可能に
  4. ★カメラ内 RAW 現像に対応
  5. 画像再生時の操作性向上
  6. ★撮影画像のレーティング機能の追加
  7. ★JPEG 画像のカメラ内リサイズに対応
  8. ★動画撮影時の録音レベルのマニュアル調整機能の追加
  9. ★画像ファイル名のサフィックスを任意に設定可能に
  10. ★タイムゾーン設定機能の追加
  11. 再生画像拡大時のスクロール速度向上
★マークは 5D Mark III 同等になる(と思われる)内容、☆マークは 5D Mark III に比べると制限があるものの差分を埋める内容になっています。
基本的には 5D Mark III に搭載された機能のうち、7D ユーザーにも恩恵がありそうなものが中心に追加されており、劇的とは言わないまでも着実な進化。連続撮影枚数に関しては、現行ファームウェアの RAW:15 枚、RAW+JPEG Large/Fine:6 枚というスペックは 5D3 の RAW:18 枚、RAW+JPEG Large/Fine:6 枚(いずれも UDMA 対応 CF カード使用時)に比べて見劣りしていましたが、Ver.2.0.0 では RAW:25 枚、RAW+JPEG Large/Fine:17 枚となっており、8 コマ/秒 という連写性能をさらに有効活用できるようになりました。ここは 5D 系よりも動体撮影に適した「IMAGE MONSTER」の面目躍如といったところでしょうか。

私にとってはそれほど使わない部分でのアップデートも半分くらいありますが、連続撮影枚数向上と ISO AUTO 時の上限設定、画像再生時の操作性向上あたりは使用頻度が高い部分なので、素直に嬉しいですね。これで 7D もあと 3 年戦える!・・・かな?
Canon Rumors あたりを見ていると、そろそろ 7D Mark II の噂がいろいろ出てきていて、APS-C のままさらにスペックが向上するのではとか、7D は廉価版フルサイズ機になって 70D が現在の 7D のポジションに置かれるのではとか、憶測が飛び交っています。おそらく秋の Photokina のタイミングで真相が明かされることになるのでしょうが、今回の 7D のアップデートがそのまま 7D の延命(直接の後継はまだしばらく出ない)を意味するのか、あるいは 7D Mark II の機能の先行投入ということになるのか。

そういえば 5D Mark III であった STM レンズへの対応が含まれていないようですが、5D3 のファームウェアを当ててみても特段挙動が変わった様子は見られないようで。最近の製品も含め他のボディに同様のファームウェアが出ていないことも考えると、現状で STM の性能は 100% 出せます、ファームアップなんて飾りです 5D3 のファームアップはやはり不具合修正なり微妙な挙動の最適化なりといった程度なのでしょうかね。

ともあれ、5D Mark III と共通の機能や操作系が搭載されることで、7D を 5D3 のサブ機として使う際にもより扱いやすくなるんだろうな・・・という邪念が湧いてきてキケンな限りですが(;´Д`)ヾ、いずれにせよ、7D オーナーとしては 8 月上旬のリリースを正座して待ちたいと思います。

投稿者 B : 00:27 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2012/06/09 (Sat.)

Canon EOS Kiss X6i

キヤノン、タッチパネル式バリアングル液晶採用の「EOS Kiss X6i」 - デジカメWatch

キヤノン / EOS Kiss X6i

B0089SWXGE

出る出ると言われていた Kiss X6 がようやく出ました。その名も「X6i」ってむしろちょっと前のスマートフォンか何かみたいなネーミングになってしまいましたが。

Kiss って細かいスペック云々じゃなくて基本的に「Kiss だから買う」みたいな感覚で買うカメラだと思っていますが、X6i をざっくり言うと X5 をベースにタッチパネルと像面位相差 AF を搭載したモデル、と言えば良いでしょうか。CMOS センサの ISO 感度上限が変わっていたり、連写速度が向上していたり、というのはあるものの、とってもまっとうな順当進化。でも、タッチパネルはともかくとして、像面位相差 AF をまず Kiss から搭載してきたというのが非常に興味深い。

像面位相差 AF というのは、少し前までは専用のセンサでしかできなかった位相差オートフォーカスをイメージセンサ上でできるようにしたもの。以前までは、位相差 AF は一眼レフの専売特許で、コンデジやミラーレスカメラはイメージセンサを使ったコントラスト AF しか使えず、AF 速度に決定的な違いがありました。が、イメージセンサ上に位相差 AF を行うためのセンサを実装することで、複雑なレフ機構を使わなくても位相差 AF が実現できるようにしたものです。ちょっと前に富士フイルムの FinePix F300EXR、そしてニコンの Nikon 1 で製品に採用されました。もちろん専用の位相差 AF センサに比べればまだまだ制限もありますが、コンデジやミラーレスの AF 性能を大幅に向上させられること、あるいはこの X6i のように、従来型の一眼レフであっても、ライブビューや動画撮影時の AF 性能を向上させられるというメリットがあります。仕組み上、画質に対する悪影響がゼロとは言えないのが欠点ですが、キヤノンはその弱点を克服する機構を独自に開発している模様。

この像面位相差 AF の搭載により、キヤノンが EOS MOVIE をこのクラスにまで本格導入しようと考えている・・・かどうかは分かりませんが、少なくともエントリー機におけるライブビュー撮影を重視しているということは見て取れます。今回ボディの小型化を狙ってこなかったこと、ライブビューの重視(タッチパネル化したことが何よりの証拠)、そして噂されているミラーレス機への参入・・・といったあたりを総合的に考えると、この Kiss X6i がキヤノンのカメララインアップにおいてどんな役割を担っていて、次にミラーレス機がどんなスペックで出てくるのか、ということの輪郭が描けるような気がしてこないでしょうか。

まあダブルズームキットでも¥6 万ちょい、という驚異的に安くなった X5 の存在を考えると、まだまだしばらくは X5 のほうが売れるんでしょうが、ほとんど変わらなかった見た目以上に、今回のモデルチェンジの意味は大きいと思っています。

キヤノン、パンケーキスタイルのEFレンズ「EF 40mm F2.8 STM」 - デジカメWatch
キヤノン、新AF駆動機構を採用した「EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS STM」 - デジカメWatch

キヤノン / EF40mm F2.8 STM

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そして同時発表のレンズ。18-135mm はまあいいとして、個人的に気になるのは EF レンズ初のパンケーキ仕様である EF40mm F2.8 STM がとても気になります。ボディキャップ代わりにつけっぱなしにできそうな薄さもさることながら、フルサイズで 40mm、APS-C で使っても 64mm 相当という絶妙な焦点距離は使いやすそう。実売 2 万円くらいになりそうなので、試しに一本買ってみても良さそう。EF の新たな撒き餌レンズと言えるかもしれません(笑。
駆動音が静かな「STM」という新種のモーターも入っていますが、この実力はどんなもんなんでしょうね。USM ほどコストをかけられないレンズでも動作音を抑えて動画を撮りやすくするためのモーター、という理解をしていますが、果たして。

それにしてもこの夏も相変わらず欲しいものがたくさんあって、優先順位付けが悩ましいですね(´д`)。

投稿者 B : 00:16 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック