b's mono-log

2008/10/25 (Sat.)

α900 インプレッション

いよいよ発売になったα900。CEATEC でも一応見ていたんですが、じっくり触る時間がなかったので、改めて店頭でいじってきました。

ソニー / α900

B001G44HW6

本体サイズ・質量はα700 より少しずつアップしてますが、実物を見て・触ってみた限りではそれほど大きな差を感じませんでした。EOS 5D はともかくニコン D700 あたりはかなり量感あるボディになってしまっていたので、これは嬉しいかも。これなら、望遠の焦点距離以外でα700 を選ぶ理由がなくなるかもしれません。
ただ、フルサイズを使うと中途半端なレンズは使えなくなる(ラインアップ的にも心理的にも)ので、Vario-Sonnar 24-70/F2.8 のようなレンズをつけたときの重量を考えると、ちょっと二の足を踏んでしまうものがありますね。

ファインダは圧巻の一言。銀塩(といっても私が触ったことのある銀塩はかなり限られてますが)も含め、今までこれだけ明るくて広い光学ファインダを持った一眼レフは見たことがありません。それくらい、まさに目から鱗が落ちるような思いでした。確かに、ホンキで撮るならこのファインダのために¥33 万払っても惜しくないかも、と思わせる出来だと思います。これで MF で撮るなら、むしろ自分の視力のほうを調整しないと・・・と考えてしまったほど。
また、フルサイズだと当然焦点距離も APS-C とは変わってくるわけですが、50mm を覗いてみると改めて「50mm って標準レンズなんだ」と感じました。APS-C から入った身としては、50mm(実質 75~80mm)はむしろポートレートレンズくらいのつもりでいたので、その自然な視界に改めて驚き。ただ、純正の 50mm F1.4 はあまり MF 向きの作りとは言えないので、そういう意味でもマウントアダプタ経由で M42 マウントの Planar でも使うか、純正の P50 ZA が出てくることに期待するか、だと思います。

α900 はどうしてもフルサイズセンサと 100% 視野率のファインダばかりに注目が集まってしまって、その他の機能にはあまりスポットが当たっていないのですが(確かに、新機能と言えるものはそれほど多くない)、新機能の一つ「インテリジェントプレビュー」について。カタログや雑誌記事だけ読んでいる分にはこの機能が何のことだかよく分かっていなかったんですが、実際に使ってみると確かに便利かも。具体的には仮撮影(記憶媒体には書きこまない)して露出をいじったらどんな感じになるか確認できる・・・という機能ですが、いちいち何度も撮影して確認しなくても済むので、撮影のテンポアップに繋げられるのではと思います。まあ、最初プレビューボタンを押しただけなのにシャッターが切られてしまって混乱したのは内緒ですが(ぉ。

あと気になったのはシャッター音かなあ。α700 以降はけっこうシャッター音にこだわっていたらしく、個人的にもα700 のあまりカメラらしくない締まったシャッター音はけっこう好きだったんですが、α900 のシャッター音は少し粗め。いかにもフルサイズ対応のミラーを動かしてます、という重い音で、フルサイズを使っているという自己満足には良いと思いますが(ぉ)α700 のそれとは方向性が違う「カメラっぽい」音だと感じました。

しかし何はさておきα900 はレンズ命のカメラですね。2 本の Vario-Sonnar、P85、S135、135STF、他にもいくつかの G レンズ・・・といった名だたるレンズを使いこなしてこそのカメラだと思います。が、それを使いこなすには相当の体力と財力が要るという・・・使う者にもそれなりの覚悟を求めるカメラだと思います。私のような素人がそうそう手を出せるものではありませんが、そこにシビれる!あこがれるゥ!(ちが

あとは、まあ買わないにしても 5D Mark II にも一度触っておきたいですね。CEATEC にはキヤノンは出展していなかったようですが、職場からショールームは比較的近いし、今度行ってこようかなあ。

投稿者 B : 23:56 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2008/10/01 (Wed.)

CEATEC 2008

CEATEC 2008 に行ってきました。

が・・・、正直興味あるものはこれといって(´д`)。注目できたのは一昨年の SED 展示あたりが最後だったような。
ここ 2~3 年の CEATEC は、年々パワーダウンしているというか、今年は規模自体が縮小してしまったような印象を受けました。何となく、WPC EXPO が落ちぶれ始めた 4~5 年前の雰囲気を醸し出し始めたような・・・。WPC EXPO に続いてこのイベントもなくなってしまうと、国内の大規模家電ショーが潰えてしまうので、さすがに当面なくなることはないと思いますが、寂しい限り。

そんな中でも、目を惹いたモノをいくつか。

Sony Organic Panel Sony Organic Panel

ソニーブースの有機 EL ディスプレイの技術展示。かなり人だかりができてました。
XEL-1 自体は発売からもう 10 ヶ月が経つので珍しくもないですが、その発展系ということでさらに薄いディスプレイと「折り曲げられる」ディスプレイの参考展示。

液晶を見慣れた目には驚異の広視野角にも注目です。早く大画面で製品化される日が来ないかな。

α900

同じくソニーブースのα900。
これについてはまた別途感想を書きたいと思います。

LUMIX G1 LUMIX G1

今日から社名が変わって松下電器改めパナソニックさんブース。社名変更と関係あるかどうか分かりませんが、かなりごった返していてブースの中に入るのも一苦労。
個人的にはテレビや BD にはあまり興味がないので(どっちも買ったし)、LUMIX G1 が置いてあるデジカメコーナー直行で。

LUMIX G1、思っていた以上にコンパクトでした。スペック上は E-420 と大差ないように見えるのですが、実物は一回りくらい小さい印象。でも、全体の作り感(質感とかメカ感とか)が DSLR というよりはコンデジの延長線上に見えますね。
気になっていた EVF は、思っていたより見やすいです。けっこう細かい部分まで見えるので、MF は厳しいけど AF のフォーカス具合程度であれば確認できそうな雰囲気。それでも光学ファインダには絶対的に敵わないと感じましたが、制御系や UI でどれだけユーザビリティをカバーできるかかなと思います。

でも、いずれにしても「コンデジの延長線上の感覚で買う一眼」というイメージが抜けきらず、ちょっと心配になりました。というのも、コンデジの延長線上で買うユーザーは、キットレンズ以上のレンズを購入することがかなり少なそうなので、収益を確保するにはとにかく本体を売らなくてはならず、単純に薄利多売の低価格コンデジと競合してしまうだけ、という末路をたどりそうに見えるから。
そういう意味では、オリンパスがやろうとしているマイクロフォーサーズ機は、どちらかというと高級コンデジやレンジファインダー路線なので、ニッチでパイは狭いながらも深く刺さりそう。私の考えがコンサバなだけかもしれませんが、写真は「文化」まで伝えてナンボの世界だと思います。パナソニックには「電機屋がライカブランド使ってなんかやってる」に見えないように、地に足のついた製品を出していってもらいたいところです。パナソニック自体は DSLR のほうをあまり本気でやろうとしているようには見えないので、コンデジ→マイクロフォーサーズへのステップアップまでさせられれば御の字なのかもしれませんが、入門機だけではない骨太のマイクロフォーサーズ機にも期待したいです。

投稿者 B : 23:50 | Camera | DSLR | Soliloquy | コメント (2) | トラックバック

2008/09/25 (Thu.)

photokina 2008

ドイツ・ケルンで photokina 2008 が開催されてますね。今年はもうα900EOS 5D Mark II の登場で、フルサイズ DSLR 一色になってしまうかと思っていたのですが、意外にいろんなところで盛り上がりが広がっている様子。

ペンタックス、APS-Cセンサーで最小ボディの「K-m」 (デジカメ Watch)

ペンタックスから APS-C サイズでは最小の DSLR「K-m」が。オリンパスの E-520/420 があってマイクロフォーサーズも出てしまったタイミングなので、正直ちょっと苦しいかとは思いますが、そこはデジイチ世代での元祖パンケーキレンズを持っている K マウント。レンズの選び方次第では面白い使い方ができそうです。

オリンパス、マイクロフォーサーズ試作モックアップを展示 (デジカメ Watch)

マイクロフォーサーズ第 1 弾の LUMIX G1 とは違い、こちらはレンズ交換式レンジファインダというか、「一眼ではない」スタイルの小型・薄型カメラを模索している模様。試作機とはいえレトロすぎるデザインはちょっと好きになれませんが、それでもマイクロフォーサーズの良さを殺している LUMIX G1 とは対照的なアプローチで面白い。リコー GRD やシグマ DP1 などの高級コンパクトの流れに乗れれば、一つのカテゴリを形成するような気がします。
個人的には DSLR+コンパクトズーム機という組み合わせが馴染んでいるのでこっち方面にはあまり興味がありませんが、製品化が楽しみなジャンルではあります。

【速報】ライカ、AF搭載デジタル一眼レフ「S2」を発表 (デジカメ Watch)

こちらはライカの DSLR「S2」。ライカのことなのでたぶん私みたいな貧乏人は眼中にない価格になりそうですが、一度は触ってみたい。パナの OEM ではなさそうなので、ちょっと安心(ぉ。

シグマ、新画像処理エンジン搭載の「DP2」など開発発表 (デジカメ Watch)

こちらはシグマ。相変わらずがんばってますが、「DP1」の後継が早くも登場するようです。DP1 は写りは最高だけど操作性最悪という評判のカメラで(実際に私も触ってみてそう感じました)、操作性やレスポンスの改善が急務。DP2 は光学系や撮像素子には変更がなく、主に画像処理エンジンやソフトウェア、操作性のブラッシュアップが中心みたいですが、どの程度扱いやすいカメラになっているのか。「この不便さを楽しむ」という楽しみ方もあるんだとは思いますが、私のような未熟者には快適に撮れないカメラは持ち歩いていないのと同じなので、改善を望みたいところ。

シグマ、「24-70mm F2.8 EX DG HSM」を発表 (デジカメ Watch)

なにげに今回の photokina に出てる製品の中で(5D2 とα900 を除いて)一番気になっているのはこの製品だったり(笑。シグマの 24-70mm F2.8 EX が 4 年ぶりにモデルチェンジして、マクロ機能を失った代わりに HSM と円形絞りを手に入れました。
私はこの春に Vario-Sonnar 24-70/2.8 ZA を少しだけ試してみてから、24-70mm F2.8 というレンズの意外なほどの使い勝手の良さをかなり気に入ってしまい(まあ、使ったのがよりにもよってツァイスだったのも墓穴でしたが)、以来このクラスのレンズはずっと気になっていました。F2.8 通しの標準ズームといっても APS-C 向けの 18-50mm クラスじゃちょっとテレ端が物足りないし、広角ズームや 17-70mm の標準ズームを持っていれば広角はそっちに任せて 24-70mm F2.8 でテレ端の明るさを取ったほうがバランスが良さそうなんですよねえ。あと、いつの日かフルサイズに移行するかもしれない可能性も考えると、一本持ってても良さそうな気がし始めています(さすがに VS24-70 は買えませんが・・・)。
カメラメーカー純正の 24-70mm F2.8 クラスよりもかなり安価になりそうなのもポイント。旧型のマクロ機能よりも新型の HSM のほうがメリットは大きいし、発売されたらちょっと狙ってみたいレンズですね。

投稿者 B : 23:59 | Camera | Compact | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2008/09/17 (Wed.)

Canon EOS 5D Mark II

キヤノン、フルサイズセンサー搭載の「EOS 5D Mark II」 (デジカメ Watch)
キヤノン、特殊コーティングを採用した「EF 24mm F1.4 L II USM」 (デジカメ Watch)
キヤノン、「EOS 5D Mark II」など発表会を開催 (デジカメ Watch)

こっちもキタ!!!!!

相変わらず時間がなくてあまりじっくり記事を読めてないんですが、

  • 2,110 万画素フルサイズ CMOS センサ搭載
  • 従来機種比でより高感度、より低ノイズに
  • 画像処理エンジンは DIGIC 4
  • ライブビュー対応
  • アンチダスト機能搭載
  • ビューファインダは視野率 0.98 倍、倍率 0.71 倍
  • 液晶モニタは 3 型 92 万ドット(VGA)対応
  • H.264 によるフル HD 動画撮影対応(最大 12 分)
  • 連写スピードアップ、3.9 枚/秒
ってとこで OK?

初代 5D からはほぼ全方位にわたるバージョンアップ。さすがに 3 年の準備期間は伊達じゃない、ってところでしょうが、特に光学(ファインダ)性能や連写性能はα900 がかなり極まっていただけに、同クラスとしてはやや見劣りする内容であるのも事実。まあ、微妙な差ではありますが、そのあたりが上位ラインアップに気を遣わなくてはならない EOS と、最上位だからとにかく詰め込めるだけ詰め込めるαの状況の違いなのかもしれません。

製品名は EOS 5D Mark II。1D 系と同じネーミングルールでいくみたいですね。
Mark II という名称ではありますが、デザインはリニューアルされていて、最近の EOS で見られるやや角張った精悍な印象に変わっています。従来の海坊主系の外観はあまり好みではなかったので、こっちのほうが好き。

個人的には今年はいずれにしても買えないと思っているんですが、フルサイズがこれだけ盛り上がってくると一台くらいは欲しくなってくるわけで。面白いレンズが選べるという意味ではαなんですが、マウントアダプタまで含めたレンズの選択肢の広さ(特にツァイス ZE も出ることだし)と手持ちのレンズ数を考えると EOS というところで、どっちに振るか悩ましいところ。さすがにフルサイズで 2 マウントは持てません(´д`)。ま、どちらにしてもすぐ買えるわけじゃないので、悩んだってしょうがないんですが、逆に買えないんだから気分だけでも迷わせて(ぉ。

とりあえず、α900 も EOS 5D Mark II も、買わないまでも早く触ってみたいと思います。

レンズはこちらも高嶺の花の EF24mm F1.4 L II。今回は 100-400L のリニューアルとかそろそろ期待していたんですが、そっちがなくて少々残念。富士向けのレンズどうするかなあ。

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2008/09/16 (Tue.)

Carl Zeiss "ZE"

カールツァイス、キヤノンEFマウント用「ZE」レンズ ~50mmと85mmをラインナップ (デジカメ Watch)

キタコレ!!!!!

ZF、ZS に続いてペンタックス用の ZK、ハッセル用の ZV と順調に対応マウントを増やしてきたここ最近のツァイスですが、ここにきていよいよ本命の EF マウント対応「ZE」が登場。今のところ欧州のみの発表で、コシナのサイトには何も情報が出ていませんが、デザインからしてコシナ製ですよね?

いずれも電子接点を搭載し、自動露出、シャッター速度優先AE、絞り優先AEなどすべての露出モードをサポート可能としている。フォーカスはマニュアルだが、フォーカスエイドは利用できる。露出やレンズの情報はExifに記録可能。また、キヤノンのストロボ調光「E-TTL」にも対応する。

ということで、EOS ユーザーには福音のようなレンズ。いや、今までだってマウントアダプタ経由で ZS や ZF や CONTAX 用のツァイスレンズは使えたわけですが、絞り優先やマニュアル以外の露出モードで使え、フォーカスエイドが使えるのは非常にありがたい。画像管理という意味では Exif のサポートもなにげに嬉しいポイントです。
こんなレンズをこの時期に出してくるなんて、EOS 5D 後継での使用をかなり意識してますね?

私は既に Planar 50/1.4 ZS も Planar 85/1.4 ZA も持っているわけですが、α900 と一緒に出るのではと思っていた Planar 50/1.4(50/1.4 はもう純正にあるので、あるいは 1.2?) ZA も出なかったことだし、ZE のこの 2 本を買って ZS をα700 に回しても良いかなーと思ってみたりしています。ただ、ZS やコンタマウントよりちょっと高そう(それでも ZA よりは安い。まあ、AF が使えることを考えると多少高いのはしょうがないですが)なのが辛いですが、出たら狙っていきたいレンズです。この調子で Distagon や Makro-Planar あたりも出してくれないかな。D24 や MP100 あたりは ZE と関係なく欲しいと思っていたので・・・。

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2008/09/12 (Fri.)

LUMIX DMC-G1

パナソニック、初のマイクロフォーサーズ機「DMC-G1」 (デジカメ Watch)

先日発表されたマイクロフォーサーズ規格対応の第一弾製品がパナソニックから。フォーサーズの元祖オリンパスから出てくると思っていたので、意外でした。

マイクロフォーサーズという規格自体はミラーボックスを廃止して(一眼「レフ」じゃなくすことで)カメラボディの薄型化・軽量化が可能になるというものなので、今までにない形状や使用スタイルの「デジタル一眼」が提案されるんだろう、と期待していたのですが、この DMC-G1 は見るからにイマイチ。レフレックスじゃなくなっただけで従来のカメラのスタイルを一つも変えていないし、サイズも E-420 より少し小さいだけで、質量は E-420 とほぼ同じ。「可動式液晶搭載レンズ交換式デジタルカメラで世界最小最軽量」という訳の分からないエクスキューズがついて「世界最小最軽量」と言われてもねえ・・・。
まあ、新フォーマットの立ち上げには、いかにもカメラ然とした外観のほうがユーザーの心理的ハードルも低いだろうということなのかもしれませんが、マイクロフォーサーズに抱いていた期待を見事裏切ってくれました。唯一興味あるポイントといえば、光学ファインダに代わって搭載された EVF が 144 万ドットと、それなりに実用性のありそうなスペックであること。まあマイクロフォーサーズの目指すところからいって、EVF も必ずしも必要じゃない(ライブビューだけあれば良くね?)とは思いますが、ここだけはちょっと気になります。

いずれにしてもこのフォーマット自体、オリンパスから対応機器が出てこないことには判断のしようがないですね。相変わらずパナの一眼はどこまで本気なのか、よく分からないので・・・。

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2008/09/11 (Thu.)

α900

一日遅れでようやくプレスリリースを読めました(;´Д`)ヾ。

ソニー、フルサイズで2,460万画素の「α900」 (デジカメ Watch)
ソニー、ツァイス銘の超広角ズーム「16-35mm F2.8 ZA」 (デジカメ Watch)
ソニー、フルサイズ対応の望遠ズームレンズ「70-400mm F4-5.6 G SSM」 (デジカメ Watch)

ソニー / α900

B001G44HW6

既にあちこちの blog 等で書かれてしまっているので詳細は省きますが、ようやく出てきました。キヤノン、ニコンに続く 3 社目のフルサイズ DSLR であり、αシステムをようやくフルラインアップ揃える最後のピース。形状やスペックはこれまで小出しにされてきたのでもう既に知っている感がありますが、それにしてもようやくといったところ。

アンチシェイク・アンチダストを備えた 2,460 万画素のフルサイズセンサに、視野率 100%・倍率 0.74 倍の光学ファインダという至高のスペック。これでツァイスレンズが本来の焦点距離・画角で使えるユーザーが正直羨ましいです。
それでいて質量は役 850g(本体のみ)と、EOS 5D 並みの軽さ。縦位置グリップがオプションなのを差し引いても軽いです。D700 あたりは本体サイズはそこそこながら、かなりズッシリ来る重さだったので、なおさら。

同時発表のレンズは Vario-Sonnar 16-35mm F2.8 と、70-400mm F4-5.6 G の 2 本。どちらも SSM 搭載のフルサイズ対応レンズで、F2.8 の VS16-35 はもちろんのこと、半年前の 70-300 G の評判が良かっただけに、70-400 G の画質も期待できようというもの。
って、あれー?単焦点レンズはー?標準レンズとして Planar 50mm(まあこれは今でも 50mm F1.4 があるから微妙か)もしくは Distagon 系の広角単焦点は何かしら出してくるだろうと思っていたので、肩すかしを食らった印象です。モデルサイクル的には次は来春にローエンドが出てきそうなので、そのタイミングで出てくるということなんですかね。他にも 400mm クラスと 600mm クラスの単焦点が予告されているので、それも楽しみです。

今回のα900 は可処分所得さえあれば私も欲しいんですが、さすがに先立つものがないorz。ボディだけならまだしも、フルサイズ対応の標準ズームは少なくとも必要なわけで、それもたぶん VS24-70 じゃないと満足できないだろうわけで・・・。結局ボディとレンズで¥50 万コースはそうそう手が出せません。それでも、この年末はフルサイズもかなり競争が激しそうなので、ボディ単体で¥20 万円台前半になってきたら、やばそうですが。とりあえず、発売までに一度モノを触りに行きたいと思います。

あと残るはティザーが始まっている EOS 5D 後継ですかね。価格的には D700・α900 に近いところに来そうですが、「本命」キヤノンがどんな製品にまとめてくるか、楽しみです。

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2008/09/05 (Fri.)

EOS 5D 後継のティザー開始

キヤノン、新型デジタル一眼レフカメラのティザー広告を開始 (デジカメ Watch)

キヤノンが新型デジタル一眼レフのティザー広告を開始しているもよう。

キヤノン:デジタル一眼レフカメラ
EVOLUTION
Canon Europe

カタチ的にもペンタ部の形状がフルサイズっぽいし、まあ順当に 5D 後継なんだと思いますが。なんかネタが隠れているかと思って Flash の中身を覗いてみたりしましたが(ぉ、特にヒントはありませんでした。
おそらく photokina に向けて発表してくるでしょうから、9/23 までには正体が明らかになるんでしょうが、このタイミングでティザーを仕掛けてくるということは、発表が近いという噂のあるα900 を意識していたりするんでしょうかね。

5D からもう 3 年が経っているので、どんなスペックにまとめてくるかももちろん気になりますが、価格も気になります。万が一実売で¥20 万が見えるくらいだったりした日にはもう、やっばいなあ(;´Д`)ヾ。

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2008/09/02 (Tue.)

TAMRON AF 18-270mm VC が驚異的すぎる件

タムロン、手ブレ補正付「18-270mm F3.5-6.3」を20日に発売 (デジカメ Watch)
ムロン、「10-24mm F3.5-4.5 Di II」を正式発表 (デジカメ Watch)

タムロンのレンズ新製品 2 種。APS-C 向けの高倍率ズームと広角ズームですが、どちらもクラス最大のズーム域を誇っているのが特長です。
18-270mm は従来の自己最高記録である 18-250mm を超える光学 25 倍ズーム。広角の 10-24mm も先例がなく、18-200 のヒット以降の「使い勝手の良い高倍率ズーム」を自社のコアコンピタンスに据えてきたのかという印象です。

まあ高倍率であることが必ずしも良いことというわけではなく、じゃあ画質とのバランスをみてどうよ、という話にはなると思いますが、18-200mm が半ば標準レンズに近い立ち位置を獲得しつつある今、(大口径とか単焦点とかいったニッチをさておいて)マーケットの主戦場に切りこむ武器としては、これ以上ない強さを持っていると言えます。かつ、18-270mm に至っては VC(光学式手ブレ補正)もあるとなっては、当面他社で追随できるメーカーはないんじゃないでしょうか。しかも他社の手ブレ補正つき 18-200mm クラスと比較しても軽く、価格は同程度とあっては・・・高倍率ズーム否定派の私もつい欲しくなってしまいそう。

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2008/08/27 (Wed.)

Nikon D90

ニコン、動画が撮れるデジタル一眼レフ「D90」 (デジカメ Watch)

ニコンから中級機の新製品。EOS 50D の翌日に当ててくるあたりがにくいですが、このクラスはもう完全に 50D 系とガチンコになってきましたね。

私がニコンを買うことはないと思うので詳細は省きますが(ぉ、やっぱり気になるのは 720p の動画撮影に対応したところ。ライブビューに対応した時点で、あとはそれをモニタに映すのかメモリカードに記録するのかの違いだけで、(動画の画作りをどうするか、DSLR の画像処理エンジンで MPEG のエンコードができるか、という問題はさておき)技術的には動画撮影もそれほど難しいことではないだろうと思っていました。カムコーダを持っているキヤノンやソニー、パナソニックからではなく、その辺のしがらみがないニコンから出てきたかーという印象ですが、逆にニコンは国内のカメラメーカーの中で最も「写真」の文化にこだわりを持っている分こういうアプローチはできないのでは、とも思っていたので、ちょっと意外でした。

APS-C なデジタル一眼レフも通常のスペック競争という意味ではある種行き着くところまで行った感がありましたが、フルサイズ化やライブビュー、マイクロフォーサーズのようなアプローチ、そして今回の動画撮影と、次第に「デジタルらしさ」を活かす方向性に進化のベクトルが向き始めたのかなと思います。しかも、弱者の苦し紛れではなく、今最も攻めているトップメーカー・ニコンから、というのも、今後の展開という意味では楽しみ。個人的には、本体サイズもできれば多少小型化の方向に向かってくれると嬉しいんですが・・・。

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