b's mono-log

2016/08/29 (Mon.)

Canon EF24-105mm F4L IS II USM

そういえば EOS 5D Mark IV と同時発表で、新しいフルサイズ向け標準ズームレンズ「EF24-105mm F4L IS II USM」が発表されていました。私は 24-70/F4L を気に入っているとはいえ、新型が出てくるとなると気になるじゃないですか。特にテレ側が 70mm までしかないレンズを使っていると、「あと一歩寄れたらもっと便利なんだけどなー」と思う場面が少なくなく。はたして 24-70 から買い換える意味があるかどうか、比較してみました。
比較対象は旧型の EF24-105/F4L、私の愛用する EF24-70/F4L、あとスペック的にもろ競合するシグマの 24-105/F4 [Art]。

レンズEF24-105mm
F4L IS II USM
EF24-105mm
F4L IS USM
SIGMA 24-105mm
F4 DG OS HSM
EF24-70mm
F4L IS USM
レンズ構成12 群 17 枚13 群 18 枚14 群 19 枚12 群 15 枚
絞り羽根枚数10 枚8 枚9 枚9 枚
最短撮影距離45cm45cm45cm38cm(マクロ時 20cm)
最大撮影倍率0.24 倍0.23 倍0.21 倍0.21 倍(マクロ時 0.7 倍)
特殊レンズ使用枚数非球面×4UD×1、非球面×3FLD×2、SLD×2、非球面×3UD×2、非球面×2
手ブレ補正効果約 4 段分約 3 段分約 4 段分約 4 段分
フィルタ径Φ77mmΦ77mmΦ82mmΦ77mm
最大径×全長Φ83.5×118mmΦ83.5×107mmΦ88.6×109.4mmΦ83.4×93mm
質量795g670g885g600g
実売価格*¥150,660¥118,800¥99,900¥123,760
* ヨドバシ.com での 8/29(月)時点の実売価格(税込)。

なかなか悩ましい結果になりました。EF24-105/F4L II は旧型を全方位的にブラッシュアップした、EOS 5D 向け標準ズームとしては隙のないスペックになっていると思います。旧型ではもう古くさくなったと言われる画質に関しても、現代のイメージセンサに合わせた性能になっているはず。しかし重さは 800g に迫る勢いになってしまい、これでは今までちょっと重すぎるだろうと思っていたシグマ 24-105/F4 のコストパフォーマンスの高さが際立ってくる感じ。
いっぽうで EF24-70/F4L はズーム域こそ狭いですがその分軽く、最短撮影距離の短さもあってかなり扱いやすいレンズと言えます。マクロ機能は操作性が特殊であまり出番がありませんが、それを差し引いてもよくできたレンズ。

EF24-105mm F4L IS II USM

品川での先行展示の際にレンズも出品されていたので、私物の EF24-70/F4L と比べてみました。EF24-70 にはフィルタがついているので実際よりも若干長く見えていますが、それでも EF24-105 II のほうが一回りコンパクト。ただ 5D4 はボディが軽量化されているので、持ってみた感覚では 5D3+EF24-70≒5D4+EF24-105 II といったところ。5D3 には付け替えてみていませんが、かなりズッシリくるんだろうなあ...。
最短撮影距離については、EF24-105 II はスペック上はテレ端で 45cm となっていますが、ワイド側だともっと寄れるようなので(撮影倍率は下がるけど)想像よりは取り回しやすい印象。

テレ側が 105mm まであれば、出かけるときに「今日は 70-200 を持って行こうかどうしようか」と悩むことも減るんだろうなあ。でも 5D3 との組み合わせにおいてはやっぱり軽さが命なので、やはり EF24-70/F4L は捨てがたいレンズ、という結論に至りました。

キヤノン / EF24-105mm F4L IS II USM

B01KZ4XLUQ

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2016/08/28 (Sun.)

EOS 5D Mark IV インプレッション

先日発表された EOS 5D Mark IV を見に、品川のキヤノン S タワーに行ってきました。

EOS 5D Mark IV

二日目の朝イチに行ってきたわけですが、思っていた以上にお客さんの入りが少ないですね。Mark III や 7D Mark II のイベントのほうが遙かに盛況だったような。まあ、ボディの外観がほぼ変わらず、機能面でもブラッシュアップ中心で「飛び道具」が少ない、しかも大幅な値上がり、発売日も直近とあっては、最初から買うつもりの人は見るまでもなく注文しているでしょうし、冷やかしにとってはネタが少ないので、こんなものなんでしょうか。
プロ写真家の方のセミナーをやっている時間帯は製品展示コーナーがほぼ貸し切り状態になるような状況でした。

EOS 5D Mark IV

というわけで、待ち時間ゼロで 5D Mark IV とご対面。

しかし、良くも悪くも Mark III と代わり映えしないデザインのせいで、新製品だというのに実物を目の前にした瞬間の高揚感はないですね。実際に買う段になると、逆にこれが買い換えてもバレないという大きなメリットにもなるわけですが(ぉ。
よく見ると細かなボディラインレベルで Mark III から変更されている部分はいろいろありますが、ほとんどの人は機銘板を見なければ Mark III と見分けがつかないんじゃないでしょうか。

EOS 5D Mark IV

構えてみた感じも、Mark III とほとんど変わらず。ただボディが軽くなったのは実感できるレベルで、Mark III の重さがネックで使用頻度が落ちている私には羨ましい。

EOS 5D Mark IV

ペンタ部は GPS/Wi-Fi 内蔵のために樹脂製に変更されているようですが、触ってみた感覚ではプラスチックっぽい安っぽさや脆さは感じられませんでした。
モードダイヤル上の表示は従来の単純な印刷から凹モールド+インク流し込みに変更されて、高級感が少し高まっています。

EOS 5D Mark IV

NFC ポートはグリップの側面に。α もこの位置に NFC をつけていますが、スマホとタッチするのにグリップ以外の部分でボディを支えなければならず不安定なんですよね。撮影機能の邪魔にならず、かつ電波が通せる場所を探していくとここしかないということなんでしょうが、もうちょっと何とかならなかったものでしょうか。

EOS 5D Mark IV

操作系もほとんど変わっていませんが、唯一追加されたのはマルチコントローラ(スティック)の右下に添えられたボタン。これが「測距エリア選択ボタン」で、7D Mark II の測距エリア選択レバーと同じ役割を担っています(機能アサインは変更可能)。7D2 の操作に慣れると 5D にもこのレバーが欲しいと思うようになったので、これは大歓迎。まあ 5D は動きモノをガンガン撮るためのカメラではないので、7D2 ほど頻繁に切り替えるわけではありませんが、操作性が同じ、というのはいいものです。

EOS 5D Mark IV

液晶はタッチパネル対応になりました。実機を見るまでは、どうせなら液晶のタッチとバリアングル(or チルト)はセットで搭載してほしかった、タッチだけあっても...と思っていましたが、触ってみるとやっぱりタッチは便利ですね。ライブビュー撮影時の AF ポイント選択がラクになるのはもちろんのこと、設定もタッチでできると随分扱いやすくなります。特にこれだけ多機能なカメラになると、設定変更のためにメニューをカーソル選択するだけでもまどろっこしいもの。タッチ操作はエントリー向けだからプロ機やハイアマ機には不要という論調も見かけますが、もはやカメラにはすべからくタッチパネル搭載してほしいですね...。

今回はイベントでの短時間のタッチ&トライで、撮影データも持ち帰れなかったためデュアルピクセル RAW の実力については不明。なので本当に「Mark III から大きく変わっていないことが確認できた」という感じの先行展示でしたが、従来から最も変わったのはシャッター音かもしれません。通常撮影時のシャッター音(というかミラーの駆動音)が Mark III の「バシャン」という音から「パシュッ」とでもいうような抑制の効いた音になりました(ちなみにソフトシャッターのほうは Mark III とほぼ同じ音)。これなら、シチュエーションによっては今までソフトシャッターを使っていた場面でも通常シャッターでいけるようになるかもしれません。こういうのを体感すると、Mark III から値段は上がったけど、外観からは分からない部分にもちゃんとコストがかかってるカメラなんだなあ、と思います。

さて、私はどうするかなあ。
これまでの私のカメラの買い換え方針は基本的に「撮れる写真が変わる」「写真の撮影スタイルが変わる」「写真の歩留まりが上がる」のいずれか、あるいは複数のポイントを満たした場合に買い換え/買い増してきたつもりです。でも Mark III→IV でそれらが変わるかというと、必ずしもそうではない。厳密に言えば歩留まりは多少上がるでしょうが、たぶん 10% も違わないでしょう。5D3 の売却益+10 万程度ならたぶん買い換えてたんだろうけど、20 万はちょっとコストに見合わないなあ。一足先に Mark III からの買い換えを決めた人の「7D Mark IIの値動きを見てるとEOS1桁と言えども値下がりする場合もあるようなので、普通は35万くらいまで下がるのを待った方が良いと思います。今の値段では個人的には誰にも勧めません。」というコメント、まさにその通りだと思います。
「フルサイズで 2,100~2,400 万画素」という時代があまりにも長く続いたので、そろそろメインカメラを 3,000 万画素クラスに乗り換えたい気持ちはあるんですが、これならまだまだ 5D3 でいいかな。近年はミラーレスのほうが進歩が著しいので、もし 5D シリーズの位置付けがこのまま定着するようなら、私が今後ミラー付きのカメラを買うことはもうないのかもしれません。

キヤノン / EOS 5D Mark IV

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2016/08/25 (Thu.)

EOS 5D Mark IV

キヤノン、約3,040万画素になった定番フルサイズ機「EOS 5D Mark IV」 - デジカメ Watch

EOS 5D Mark IV

正式発表が待たれていた EOS 5D Mark IV がいよいよリリース。
ざっくりした機能解説や旧機種とのスペック比較はあっちの mono-logue のエントリーがとても解りやすいので、丸投げ(ぉ

EOS 5D Mark IVの進化ポイント: mono-logue

スペック面はいろいろと事前にリークされていたものと大きくは変わりませんでしたが、5D らしい全方位にわたる正常進化。Mark II→III のときの大幅なスペックアップに比べると、III→IV はスチル方面ではブラッシュアップが中心で驚くようなポイントはあまり見当たりません。液晶がタッチ操作対応になったのは歓迎ですが、チルトさえできない固定液晶では魅力半減なんだよなあ。
動画方面はついに 4K に対応。HDR 動画にも対応したとのことですが、これはいわゆる HDR 対応ディスプレイでより広いダイナミックレンジを表現できるものではなく、スチルで言う HDR(ダイナミックレンジを圧縮して、従来のディスプレイや紙でも白飛び・黒つぶれしないようにする処理)の動画版のようなので注意が必要です。これ自体は 80D に搭載されている機能の転用のようですが、5D の位置づけを考えればむしろサイカ先生も仰っているように Log 記録可能にして真の HDR 動画に対応すべきだったのでは...。

さておき、私はどうするか。少なくとも今後 4 年はフルサイズ一眼レフのスタンダードになるボディだし、近年はカメラもあまり値下がらなくなってきたので(まあむしろ一時期の発売半年で三割値下がり、みたいな状況が異常だったと言える)、こういうのは発売日に買って後継機種が出たら即買い換え、が最も費用対効果が高いような気はしています。値崩れを考慮して正式発表前に現行機種を売却したら、後継機種が想定よりも高価かったという事故も起こりえますが(;´Д`)ヾ。
でも先日書いたとおり、私の今の使い方だと当面は 5D3 で十分なんですよね。新しい「デュアルピクセル RAW」が実はすごかった、ということになればすぐにでも買い換えたくなる可能性はありますが、そうでなければ当面は 5D3 で粘る、あわよくば 5D5 まで引っ張る、くらいでも良いかと思っていたり。最近、カメラに限らず趣味系の物価上昇に対して自分の可処分所得が追いついていかなくなりつつあります(´д`)。

いずれにせよ、今週末のイベントで実機は見てくるつもり。まあ触ったら欲しくなっちゃうんだろうなあ。

投稿者 B : 22:54 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2016/08/18 (Thu.)

EOS 5D Mark IV カウントダウン

もはや公然の秘密となった、近日中の EOS 5D Mark IV 正式発表。製品写真までリークされていよいよカウントダウンという雰囲気が高まってきました。キヤノン開催のイベントが来週末なので発表は 25 日くらいかな?と睨んでいましたが、近年の業界の傾向としてリークから 2~3 日以内に発表されることが多いので、明日の正式発表という線もあり得ます。

出たら速攻 5D3 から買い換えそうな人もいますが、私はどうするかなあ。5D3 を買ったのも発売から数ヶ月後だったし。

私が今おもに使っている機材は、スポーツ・野鳥撮影用の EOS 7D2、暗所撮影用の α7S、普段使い&マウントアダプタ遊び用の α7 II、超汎用カメラとしての EOS 5D3、という布陣(我ながら多すぎる)。用途別にボディを使い分けられているので今のラインアップは気に入っているんですが、5D3 の用途が α7 II とかぶり気味で、しかも α7 II がマウントアダプタで EF レンズも使えるようになってから 5D3 の稼動率が落ちているんですよね。ただ長年使ってきた EOS はシャッターを切った時点で仕上がりがある程度予想できるし歩留まりも良いし、手持ちのカメラの中から一台だけ残せと言われたら迷わず 5D3 を選ぶでしょうが、これだけボディの選択肢があると出番が減ってしまうのは事実。
また、5D と 7D をそれぞれ新機種に更新し続けることを考えたら、いっそ両方を手放して 1DX 系に一本化したほうが良いんじゃね?という気もちょっとしています。まあ、二年おきに 20 万と 30 万のカメラを互い違いに買い換えるよりも、4 年おきに 60 万のカメラを買い換えるほうが必要な覚悟の絶対量がはるかに大きいですが(ぉ。

まあ、実際に製品が発表されたらそんなことお構いなしに買い換えたくなるかもしれませんけどね。噂になっているスペックはかなり堅実なブラッシュアップのようで、5D3 でさほど不満を感じていない身としてはこのままでも良いような気もしていたりします。ともあれ、正式発表を楽しみに待ちましょう。

キヤノン / EOS-1D X Mark II

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2016/08/14 (Sun.)

MINOLTA α-707si

帰省中に、昨年亡くなった義父の遺品を整理していたらカメラが出てきたけど、どう処分すれば良いか判らないからちょっと見てほしい。使えるものなら使って、という相談を受けたので、ちょっと見てみました。
少し時代を感じるデザインのカメラバッグから出てきたのは、このカメラでした。

ミノルタ / α-707si

MINOLTA α-707si

1993 年発売のミノルタ α-707si と、レンズは AF 24-85mm F3.5-4.5、AF APO TELE ZOOM 100-300mm F4.5-5.6。当時もダブルズームレンズキット的なものがあったかどうかは知りませんが、そういう感じでセット購入したものだと思われます。
一見ほとんど使用感のない状態で出てきたので驚きました。少なくとも私が結婚してから義父がカメラを使っているところを見たことがないので、買うだけ買って数回しか使わずにお蔵入りになったものである可能性があります。

MINOLTA α-707si

グリップ後部のカバーを開くと、ミノルタ独自の「インテリジェントカードシステム」用のスロットが。これは外部メモリの交換によって今で言う P/A/S/M 以外のシーンセレクション的な機能を実現したシステムで、話には聞いたことがありましたが実物は初めて見ました。試してみたかったけどカードは添付されておらず、残念。

MINOLTA α-707si

軍艦部左肩には、モードダイヤルの代わりに「M」ボタンとレバー。これは各種ユーザー設定を記憶させておき、必要なときに一発でその設定を呼び出すための機能で、現代のカメラならば上位機種にはたいてい用意されている機能ですね。当時としては画期的だったのかな?
それにしてもボディ上のシルク印刷が基本的に全て英語なのに、「登録」だけ漢字というセンスが何とも(笑

MINOLTA α-707si

外観だけでなく内部もとてもきれいな状態で、やっぱりほとんどフィルムを通してないんじゃないかと思われます。

MINOLTA α-707si

が...、唯一残念なのが、グリップラバーが加水分解でベトベトになってしまっていること。古いカメラにありがちな症状ですが、これさえなければ中古屋でも S ランク品として扱われてもおかしくない状態だっただけに惜しい。重曹で磨けばある程度修復できそうなレベルではありますが。
これよりも新しい α-7 を持っていなければ、修復してちょっと使ってみたところでしょうが、α-7 すら最近はほとんど触ってないからなあ。

MINOLTA AF 24-85mm F3.5-4.5

標準ズームレンズもこれまた惜しい。こちらも使用感はほとんどないのですが、前群にうっすらとついているのはホコリではなくカビです(´д`)。特に防湿するわけでもなくカメラバッグごと押し入れに二十年近く入れっぱなしになっていたようなので、それを思えば症状は軽い方だと思いますし、不幸中の幸いにしてカビが発生しているのがレンズの中央部ではなく周縁部だけなので写りへの影響は少ないでしょうが...。しかもこのカビがついているのが前玉の表ではなく裏面か 2 枚目のレンズのようで、除去するにはレンズの分解が必要という。これが G レンズだったりより古い MD マウントレンズだったりしたらコストをかけてでも修理するところですが、このレンズ自体はごくありふれたもので、中古価格も状態の良いもので ¥5,000 前後なんですよね。

MINOLTA AF APO TELE ZOOM 100-300mm F4.5-5.6

一緒に入っていた AF 100-300mm のほうは、装着されていたレンズフィルタにこそカビが生えていたものの、レンズ自体はほぼ新品同様という状態でした。このレンズだけでも自分で使おうかな、とも思いましたが、今さら SSM なしの A マウントレンズってほぼ使い道がないんですよね...これが α700 を買った当時ならば嬉々として使ったところでしょうが。300mm 級の望遠ズームとしては小さくて軽くていいんですが、A マウントボディが手元にない今では持て余すだろうなあ。

KYOCERA SAMURAI

それから一緒に出てきたビデオカメラ。京セラ SAMURAI!ってこれまた懐かしい。「KX-H3」という型番の Hi8 カムコーダのようですが、これはさすがに α 以上に使い道がない(笑
ちなみに調べてみたところ、「SAMURAI」という名前は今は同社の太陽光発電システムのブランド名として生き残っているようですね。

α のほうはレンズも含め多少手をかければ売り物にはなるかもしれないので、とりあえず近所のカメラ屋に持ち込んで判断を仰いでもらうことにしました。運良く次のオーナーが見つかってくれると良いんですが。

投稿者 B : 22:07 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2016/07/13 (Wed.)

sd Quattro を店頭で見てきました

シグマ sd Quattro が発売されて間もなく一週間。購入された方はさっそくあちこちに持ち出しているようですが、私は最近カメラ屋に行く用事がなく、ようやく店頭で実物を見ることができました。

シグマ / sd Quattro

sd Quattro

CP+ 以降のイベント等には行っていなかったので、CP+ 時点での完成度のものしか触ったことがなかったんですよね。

デカくて重くて変なカタチなのは以前触ったとおり。まあわざわざこのカメラを選ぶ人であれば、そんなことはデメリットとは感じないことでしょう(笑
常識外れの位置にある EVF や小指のかかりが悪いグリップも見慣れました。むしろまるでモーターショーに展示するためのコンセプトカーをそのままのデザインで商品化してしまったかのような思い切りの良さに、好感すらおぼえます。

写りに関しては店頭では分かりませんが、既に購入された方の写真を見る限り、Foveon センサらしい解像感を発揮しています。[Art] シリーズレンズのポテンシャルを引き出せるボディだと思います。フルサイズセンサがありませんが...。

sd Quattro

ただし、ソフトウェア(ファームウェア)面では良くも悪くもシグマのカメラだな、という完成度です。

まずは EVF、CP+ のときに感じた「EVF に表示される映像の解像度が、表示デバイスの解像度よりも低い」という点が大きく改善されないまま発売されてしまいました。他社ミラーレス機の EVF を覗き慣れていると、解像度が粗くジャギーも見えていて、フレーミングには使えるけどフォーカスに使えるレベルではないと感じました。撮影画像の再生時にはパネル解像度(XGA)通りに表示できているように見えますが、撮影時は SVGA 相当程度でしか表示できていないのではないでしょうか。さらに悪いことに、AF 動作時はフォーカス関連の処理にプロセッサ性能かバス帯域を取られるのか、さらに解像度が下がって VGA 程度でしか表示できていません。ピントが合っているかどうかを最も確認したいときにそれが見えづらいというのは、使いにくいことこの上ないですね...。
背面液晶でのライブビュー撮影では、少なくとも AF 非動作時の画面表示は解像度が低下していないように見えます。が、AF 動作中は EVF 同様に表示解像度が低下。これは AF は完全にカメラを信じるか、MF で撮れってことですかね?まあ、MF で撮る分には背面液晶はなかなか快適なので、LVF-01 のようなオプションが sdQ 用にもあれば、EVF よりも撮りやすくなるんじゃないでしょうか。

AF 動作については、像面位相差 AF 採用という言葉から想像されるレベルには達していないかな。シャッターボタン半押しから(ライブビューの解像度が低下して)合焦表示になるまでのタイムラグは、ごく初期のコントラスト AF 式ミラーレスカメラに近いものがあります。撮影後のメモリ書き込みにかかる時間も Foveon カメラらしい緩慢さで、やっぱりこれは三脚を立ててじっくり撮る中判カメラのような位置づけなんだなあ、と再確認しました。

本質的に他社製品とは全く異なる思想で作られたカメラなので、バランスの取り方が違うのは正しい姿だとは思いますが、もっとソフトウェア面、特に処理性能周りのブラッシュアップが進まないと厳しいなあ。私はそこまでじっくり待って粘って撮るタイプではないので、そういう被写体と撮り方が選べる人であれば無二の力を発揮するカメラでもあるでしょうが。個人的には、今後のファームアップに期待したいと思います。

シグマ / sd Quattro

B01HHR56S4

※ミヤビックスからも OverLay シリーズの sdQ 用が発売されましたね。

ミヤビックス / OverLay Brilliant for SIGMA sd Quattro OBSDQUATTRO/12

B01ICZU5JA

投稿者 B : 23:59 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2016/07/12 (Tue.)

Planar T* FE 50mm F1.4 ZA

ソニー、「Planar T* FE 50mm F1.4 ZA」を海外発表 - デジカメ Watch

Planar T* FE 50mm F1.4 ZA

フルサイズ E マウント用の「Planar T* FE 50㎜ F1.4 ZA」が海外発表されました。

α7R II 以降、E マウントレンズはフラッグシップ系レンズの拡充に注力していますが、王道中の王道である 50mm F1.4 を満を持して投入してきました。こないだまでは G MASTER 祭りだったのに 50mm はツァイスなの?という、相変わらずどっちを主軸にしたいのか分からないレンズロードマップですが、50mm は解像度・コントラスト重視ということですか。G MASTER で使われている XA(超高度非球面)レンズを採用していないことがレンズブランド名の違いなのかもしれませんが。
また、「Planar」銘でありながらいわゆる Planar 構成(ガウスタイプ)にはなっていません。伝統的なガウスタイプではどうしてもサジタルコマフレア等の収差が抑えきれないため、非球面レンズを使った複雑なレンズ構成で収差を抑え込むというのが近年のレンズ構成のトレンドではあります。海外のレビューサイト等に掲載されている撮影サンプルを見る限りでは、非球面レンズ由来の点光源の年輪ボケは気にならないし、被写体や距離によってはボケのやや固い描写は見られるものの、全体としては高解像度でボケ味も悪くないように見えます。

問題は国内発売時には 20 万は下らないんじゃないかと言われる価格だけですかね。FE の F1.4 単焦点と F2.8 ズームシリーズは、私にとってはとても手の出る価格帯ではありません(;´Д`)。まあ私は先日シグマ 50/F1.4 [Art] と FE 55/F1.8 ZA の比較をやってみて、ああ標準レンズはこの 2 本があれば生きていけるなと思えたので、ズームは小三元を軸にしつつ、FE のコンパクト単焦点と他社レンズで余生を過ごそうと思います(´・ω・`)...。

投稿者 B : 22:50 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2016/06/28 (Tue.)

Hasselblad X1D

ハッセルブラッド、中判ミラーレスカメラ「X1D」を発表 - デジカメ Watch

Hasselblad X1D

先週のことになりますが、ハッセルブラッドが中判ミラーレスカメラ「X1D」を発表していました。

ハッセルといえば、ここ数年はソニーから α や RX シリーズの OEM 供給を受け、外装にウッドグリップやラインストーンを施すことで同スペックのソニー製カメラの数倍の値段で発売する、ということを続けていて、昔はハッセルに憧れはあったけど単なるボッタクリブランドになっちゃったなあ...と思っていました。が、この X1D は見るからにまとも。ソニー製の中判センサを搭載し、基本的な設計と製造はスウェーデン国内で、最終のアセンブリ工程とレンズの製造を日本の日東光学という会社で行っているようです。日東光学って初めて聞きましたが、小惑星探査機「はやぶさ 2」にも同社製レンズが搭載されているとか聞くと、グッときてしまいますね。

さておき、この X1D は α7 並みとまではいかないもののフルサイズ一眼レフよりも小さく α7 よりも少し大きい程度のボディに中判センサを積んでしまったという凝縮感と、往年のハッセル製中判カメラをうまく現代的なミラーレス機に表現したと言えるデザインが相まって、かなりそそられるものがあります。とはいえ中判なので、ハイスペックレンズをつけると α7 どころではないアンバランスさになってしまいそうですが、ボディと同時発表された 45mm F3.5 と 90mm F3.2 は、手持ちでも使えてしまいそうなバランスに収まっています。今までの中判ではあり得なかった機動性を発揮しつつ、本気を出せばマウントアダプタで H/V システム用レンズを使って広告写真まで撮れる、というのが X1D の真骨頂と言えるのでは。

まあ、ボディ単体で €7,900 というのは完全に私の射程範囲外ですが(;´Д`)、一度でいいから触ってみたいなあ。しばらくは国内でスチルカメラ系の展示会もないし、国内発売が決まったら原宿の直営店で触れたりするんでしょうか。

投稿者 B : 23:41 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2016/06/26 (Sun.)

SIGMA vs ZEISS:α7 用標準単焦点レンズ対決

春にシグマの 50mm F1.4 [Art] を手に入れてから、試そうと思っていながらなかなかできなかった件に、ようやく時間を作れました。それは「α7 シリーズの標準単焦点レンズとして、純正の Sonnar 55mm F1.8 とシグマの 50mm F1.4 だとどっちがいいのか?」ということ。α7 シリーズで AF が使える標準単焦点レンズとしては、純正 55/F1.8 以外ではマウントアダプタ経由で A マウントか EF マウントレンズを使うのが現実的な選択肢ということになります。
純正 55mm はツァイス銘で解像力が高く、私もとても気に入っているレンズですが、シグマ 50mm も捨てがたい。というわけで、改めてじっくり比較をしてみました。

ZEISS 55mm vs SIGMA 50mm

ちなみに今回の比較検証は、先日 foxfoto さんが試されていた EF マウント向け標準単焦点レンズ比較記事に大いにインスパイアされています。

"SIGMA vs ZEISS vs CANON" キヤノンEFマウント用50mm単焦点レンズ対決! : ASPHERICAL WORLD

本当は手持ちの 50mm という意味でコシナの Planar 50/F1.4 ZS も比較しようかと思ったんですが、上記記事で語られているので割愛(ぉ

ZEISS 55mm vs SIGMA 50mm

まずは物理的なサイズ感からですが、見ての通りまったく別クラスのレンズ、というくらいに大きさが違います。重さも Sonnar 55mm F1.8 が 281g なのに対してシグマ 50mm F1.4 [Art] がレンズ単体で 815g、加えて MC-11 が 125g あるので合計 940g。実に三倍以上の重量差があります。これは持ち出す上でのモチベーションに大きな影響を与え、私の場合は 55/F1.8 なら特に撮るつもりがなくてもカメラにつけっぱなしにして出かけたり、α7 II とともに通勤カバンに突っ込んでいくことも苦になりませんが、シグマ 50/F1.4 は撮影が主目的なシチュエーションで、しっかりしたカメラバッグで持ち出す感じになります。

■TEST 1:最短撮影距離付近での描写
最短撮影距離付近(長い方の Sonnar 55/F1.8 に合わせて 50cm に統一)での描写力を見るのに、印刷物を撮り比べてみました。解像力を見るためのテストなので、ボディは 3,640 万画素ローパスレスな α7R(初代)を使用。

冊子が被写体なので完全な平面とはいかず、厳密なテストにはなっていませんが、雰囲気は掴めるかと。

Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
ZEISS 55mm F1.8

SIGMA 50mm F1.4 DG HSM A014
SIGMA 50mm F1.4

中央右部分をピクセル等倍に拡大比較(画像をクリックするとピクセル等倍に拡大表示します)
ZEISS 55mm vs SIGMA 50mm

まずはじめにおことわりしておくと、24inch ディスプレイの全画面表示で見ている分には、どちらも絞り開放からガッツリ解像しているように見えます。ピクセル等倍付近まで拡大してようやく差が見えてくる感じ。
Sonnar 55/F1.8 は絞り開放だと若干甘いものの、絞り込むことでグッと鮮鋭度が上がってくる感じ。しかしシグマ 50/F1.4 はそれ以上にめざましく、開放では紙のたわみ程度でも外れていくピントの薄さ(!)なのが、F5.6 まで絞るとほぼピークと思われるほどの解像感を発揮します。Sonnar 55/F1.8 も十分以上だけど、シグマ 50/F1.4 の解像力はちょっとすげえ。

ちなみにこのテスト中に SEIN #08 のこのページに「Quattro」が「Quatrro」になっている誤記を発見しました(ぉ

■TEST 2:中間距離での描写と背景ボケ具合の比較 1
標準レンズでよく使う距離感の被写体での比較。絞り開放だとどちらも合焦部はシャープでボケも滑らかであり、モニタでの全画面表示ではせいぜい開放 F 値の違いによるボケ量の違いくらいしか差は認められませんが、ピクセル等倍で見るとどうか。

Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
ZEISS 55mm F1.8

SIGMA 50mm F1.4 DG HSM A014
SIGMA 50mm F1.4

中央部分をピクセル等倍に拡大比較(画像をクリックするとピクセル等倍に拡大表示します)
ZEISS 55mm vs SIGMA 50mm

花びらのエッジや花脈あたりの描写が、シグマの方が若干鮮鋭感鮮鋭感が高いように見えます。が、これは微妙なピントのズレのようにも見えるし、花の描写としては Sonnar のほうが好みという人もいるでしょうから、ここは甲乙つけがたいでしょうか。むしろ Sonnar のほうが一貫してコントラストが高めで、色味も Sonnar は青みが強く、シグマはアンバー寄りという、昔からよく言われる「レンズメーカーの色」的なものが出ています。

■TEST 3:中間距離での描写と背景ボケ具合の比較 2
別モチーフでの比較。これも、縮小サイズで見ると大差ないですが、今度はボケの描き方に関してピクセル等倍で見てみましょう。

Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
ZEISS 55mm F1.8

SIGMA 50mm F1.4 DG HSM A014
SIGMA 50mm F1.4

中央やや右上部分をピクセル等倍に拡大比較(画像をクリックするとピクセル等倍に拡大表示します)
ZEISS 55mm vs SIGMA 50mm

開放 F 値が違いますが、Sonnar のほうが焦点距離が 10% 長いこともあってか、ボケの大きさは開放でも大差ない感じ。しかしボケの描写には違いがあって、Sonnar のほうが二線ボケっぽかったり、ボケの輪郭に偽色っぽいのが出ていたりします。これはおそらく非球面レンズの使用枚数によるもので、Sonnar 55/F1.8 は非球面レンズ 3 枚、シグマ 50/F1.4 は 1 枚という構成の差でしょう。シグマも F5.6 あたりのボケは輪郭がちょっと硬いなという印象はありますが、全体的にはそれでもナチュラルなボケを実現できていると言えます。

■TEST 4:無限遠距離の描写と変化の比較
50mm 前後は万能な焦点距離なので、もちろん風景写真にも多用します。そういうときは無限遠付近の描写がとても重要になるもの。今回の 2 本はよく「絞り開放からシャープ」と評されるレンズですが、遠景撮影に使ったらどうなるか。

Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
ZEISS 55mm F1.8

SIGMA 50mm F1.4 DG HSM A014
SIGMA 50mm F1.4

中央上部分をピクセル等倍に拡大比較(画像をクリックするとピクセル等倍に拡大表示します)
ZEISS 55mm vs SIGMA 50mm

おお、これは Sonnar 55/F1.8 すげえ。これは MF で合わせたので、EVF による拡大表示でもここまで遠景になるとピントはシビアで、私が合わせきれなかった可能性もありますが(笑。しかし foxfoto さんのテストによるとシグマ 50/F1.4 は開放から比較対象のレンズをぶっちぎる解像力を見せつけていたので、このレンズが決して解像力がないわけではなく、Sonnar 55/F1.8 がちょっとおかしい(誉め言葉)ということだと思います。
どちらのレンズも絞り込むことでさらに高い解像力を発揮し、F5.6~8 の間くらいでピークに達し、F11 まで絞ると回折の影響で解像感が低下し始めています。

■TEST 5:点光源撮影時のボケの形と純度の比較
近年のレンズはとかく「ボケが硬い」と言われがち。しかし TEST 4 までの結果では、どちらのレンズもピクセル等倍で見ない限りは十分にナチュラルなボケを実現できていると言えます。が、イルミネーション撮影もポピュラーになった今、点光源を撮影する機会も少なくありません。というわけで、点光源を撮影してボケの形や純度を比べてみました。ボディはこのテストのみ、高感度ノイズ対策のため α7 II を使用し、絞り開放のみを比較しました。

Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
ZEISS 55mm F1.8

SIGMA 50mm F1.4 DG HSM A014
SIGMA 50mm F1.4

中央右部分をピクセル等倍に拡大比較(画像をクリックするとピクセル等倍に拡大表示します)
ZEISS 55mm vs SIGMA 50mm

やはりこういう被写体を撮ると描写に差が出ますね。非球面レンズを 3 枚使っている Sonnar 55/F1.8 では、玉ボケに同心円状の紋様が出てきてしまっています。シグマ 50/F1.4 も非球面レンズを 1 枚使っていて、同心円状の紋様はあるものの、Sonnar よりは幾分控えめ。また、前玉のサイズの違いにより、画面端の玉ボケの形もずいぶん違っていて、Sonnar 55/F1.8 はかなりラグビーボール状の口径食が出てしまっていますが、シグマ 50/F1.4 の口径食は少なく、自然な形状を保っています。これはフィルタ径 Φ77mm という標準レンズにしてはあり得ない前玉サイズと引き替えに実現したもので携行性とのトレードオフの部分ではありますが、夜景撮影等には積極的にこちらを使いたいのは確かです。

というわけで、まあ見た目通りに方向性が全く違うレンズだということが改めて確認できました。いずれも重箱の隅レベルであり、どちらのレンズも非常に高いレベルでまとまっているのは確か。大きく重い分シグマ 50/F1.4 が勝っている部分もありますが、そこまでの差が出ない撮影条件であることも多いし、何より気軽に持ち出せるというのは Sonnar 55/F1.8 の大きなメリット。私は、これから普段使いは Sonnar 55/F1.8、休日のガチ撮影にはシグマ 50/F1.4 という感じで使い分けると思います。キヤノン/シグマユーザーから E マウントに手を出した人でも、普段使い用に Sonnar 55/F1.8 を追加するという選択肢は全然アリだと思いますよ(笑。

ソニー / Carl Zeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZAicon

iconicon

シグマ / [Art] 50mm F1.4 DG HSM

B00JPL7CK6

投稿者 B : 22:00 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2016/06/24 (Fri.)

sd Quattro、発売日決定

SIGMA sd Quattro、10万円を切って7月7日発売 - デジカメ Watch

以前から 6 月末くらいには出るらしい、と言われていたシグマ sd Quattro の発売日と価格が正式に発表されました。

7/7 発売で、価格は昨日リークがあったとおり 9 万円弱。今までの SD シリーズの価格、特に衝撃的だった SD1 の 70 万円というイメージからするとバーゲン価格にも見えてしまいますが(笑)、これまでと違い今回は主要なデバイスが dp Quattro シリーズである程度こなれていること、かつ sd Quattro はレンズがついていないことを考えると、コスト的にはまあ妥当なところかな?という気もします。これは買おうか買うまいか迷っていた人の背中を押す値段であることは間違いありませんね。
それでも APS-H センサの歩留まりが心配、かつ画素数が上がることで処理エンジンやメモリを強化するかもしれない sd Quattro H の価格はまだ怖いですが...。

sd Quattro

正式発表を受けて、sd Quattro への既存 SA マウントレンズの対応状況も公開されています。
このリストを見て思ったのは、「MC-11 の対応状況によく似ているな」ということ。まあ MC-11 は SIGMA GLOBAL VISION(SGV)レンズのみ正式対応でシグマ製でも旧レンズは保証外という位置づけでしたが、自分で検証してみた結果だと像面位相差 AF(ボディ)と超音波モーター(レンズ)の組み合わせであれば実用になる、でも超望遠域は苦手という感じだったので、それとほぼ同じ状況と言えます。結局は像面位相差 AF なので動作原理は同じということでしょうが、改めて考えると MC-11 はシグマが sd Quattro を開発していたから、その途上で派生的に生まれてきた製品ということなのでしょうね。だからこそ、他社のマウントアダプタよりも像面位相差 AF への最適化が進んでいるのでしょう。

私は sd Quattro を買うことはないと思いますが、周囲で買いそうな人が何人かいるので、機会を見つけて触らせてもらおうと思います。

投稿者 B : 23:00 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック