b's mono-log

2014/07/05 (Sat.)

Touit、国内でも値下げ

おお、日本でも Touit の値下げ、来ましたか。

私は先月、実質半額になっていた Touit を米 B&H からの共同購入の形で手に入れましたが、その時点では国内での価格変更に関するアナウンスはありませんでした。が、このボーナス商戦の最盛期に値下げとキャンペーンが同時並行的にスタート。フジヤカメラだけでなく、ヨドバシやビックでも価格変更されています(本エントリー執筆時点では、Amazon の価格には未反映のもよう)。

12mm F2.8、32mm F1.8 ともに 22~23% 程度の値下げで、約半額だった B&H ほどの割安感はありませんが、B&H は期間限定かつ 12mm+32mm の抱き合わせ、しかも海外通販というハードルの高さがありました。その点、恒常的な値下げでかつ 1 本でも買えるので、手は出しやすいですね。
フジヤカメラならさらに新品ボディとの同時購入で 18,000 円引きになるキャンペーンも実施中。ボディとの同時購入こそ必須ですが、レンズ単体の価格で言えば B&H の期間限定価格に匹敵する安さになります。NEX-6/7 あたりをまだ使っていて Touit が気になっている人は、この際 α6000 あたりに買い換えてしまってもいいんじゃないでしょうか...と、誰となく。


Carl Zeiss / Touit Distagon T* 12mm F2.8 E-mount

B00COJN4TY B00COJO7WC

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2014/05/14 (Wed.)

Canon EF16-35mm F4L IS USM

キヤノン、手ブレ補正搭載のEF広角ズーム「EF 16-35mm F4L IS USM」 - デジカメ Watch
キヤノン / EF16-35mm F4L IS USM

B00KAQX65A

キヤノンから超広角ズームレンズの新製品が発表に。

今まで、フルサイズ対応の F4 通しズームレンズとしては EF17-40mm F4L USM がありましたが、実質的にそれを置き換える(従来型も当分は継続販売されるんでしょうけど)モデルになります。テレ端が少し短くなったものの、ワイド端が 1mm 広くなったので、広角レンズとしてはむしろ魅力が増しています。そして、新たに手ブレ補正を搭載。
価格が少し上がってしまうので、ちょっとがんばれば同じ焦点距離で 1 段明るい F2.8L が買えてしまうのがちょっと悩ましいですが、超広角域はどちらにしても被写界深度が深くなるし、明るくなくても IS やカメラ側の高感度でカバーできるし。あとは 7 年間のレンズ設計・製造技術がどんな写りの差になって表れるか、でしょうか。ここ 3 年ほどでカメラ側の解像度が向上したことで、レンズに求められる画質のレベルが変わってきているので、解像感だけで言えば新しい方が良さそうですが。

あと難点をあえて挙げるとすれば、F2.8L と同じくらいの大きさ重さになってしまうところですが...とまで書いたところで、サイカ先生が既に絵と表にしてくださっていたので、丸投げ(ぉ

キヤノンの新小三元?EF16-35mm F4L IS USM: mono-logue

私は 5D Mark III 用のレンズとしてはある程度満足してしまっているんですが、あと欲しいレンズと言えばこのクラスの広角ズームと 100mm マクロくらいなんですよね。EF17-40mm F4L の価格はちらちらチェックしていたので、ここに新型を投入されると、悩みます(笑。これを買えば小三元揃えられるんだよなあ...。まあ、これを買ったら買ったで、70-200mm が IS なしの旧型なのが気になって、新型に変えたくなるんでしょうが(笑。
最近、すっかり EF-S レンズ群を使わなくなってしまったので、これを元手にレンズラインアップの入れ替えを考えるかなあ。

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2014/02/16 (Sun.)

CP+ 2014 (2) -シグマ編

昨日に続き CP+ レポートをお届けします。今回は、やっぱり dp Quattro シリーズが気になるシグマブース。

カメラと写真映像の情報発信イベント CP+2014

SIGMA

去年の黒から、今年は白ですか。

......

SIGMA

そんなわけでシグマブース。この白基調のブースもすっかり定着しましたね。

今年は従来以上に dp シリーズ推しなようで。

SIGMA

dp2 Quattro のハンズオンにはすごい行列ができていました。おそらく今年の CP+ で最長の行列だったのではないでしょうか...私が並んだときには「お一人様 3 分まで」の札が立てられていました。それでも軽く 40~50 分は並んだような(´д`)。

SIGMA

dp2 Quattro。イメージしていた以上に、実機は大きい。説明員さんによると「レンズと液晶、グリップを中心に『カメラに必要な機能』以外を極限まで削ぎ落としたデザイン」とのことですが、ボディの高さからはみ出ているレンズ径といい、なんかどこかで聞いたことのあるコンセプトですね(笑

カメラのグリップって通常はボディから前にせり出しているものですが、これが後ろに出っ張っている形状。さらに、グリップから光軸までの幅がある、という今までのカメラの常識を覆すデザイン。このあたりについては後述しますが、第一印象としては「握りやすい」というよりも「違和感」が先に立ちます。
ちなみにデモ機はずっと稼動してたということもあるでしょうが、表面にけっこう熱を持っていました。かなり高性能な処理系(スペック的には EOS 1D 系と同等とか)を積んでいるため発熱するようですが、それをボディ表面の金属も使って発散するようにしている、とのこと。

SIGMA

ダイヤルは二つ。絞りと露出補正、などのように個別に操作できるので扱いやすい。逆にモードダイヤルが廃され、「MODE」ボタンから呼び出すようになっていますが、まあこのカメラを使うような人は絞り優先かマニュアル露出にほぼ固定して撮るでしょうから、却って潔いと言えます。

SIGMA

気になったのはこの操作系。ボタン数もある程度割り切っているのはいいんですが、各機能ボタンと方向キーが物理的に距離が離れていて段差もあるので、機能呼び出し→方向キーでセレクト→決定 の操作に親指の移動距離が大きいのが、なんだか微妙。こういうのって設定変更のシーケンスを指で覚えて瞬時に切り替えながら撮っていくものだと思うので、その指の流れが阻害されそうだと感じてしまいました。方向キーは機能ボタンと同じ面に配置するべきではなかったでしょうか。

制限時間 3 分なので、あまりじっくり触って納得感を得るには至らなかったのですが、ちょうど山木社長ご本人から dp Quattro シリーズに関するプレゼンステージがあり、いろいろなお話を伺うことができました。

SIGMA

まず dp Quattro のデザインですが、山木さんご本人も初めて手に取ったときには違和感があったとのこと。正直ですね~(笑)。でも、試作機を週末に持ち帰ってテストしているうちに手に馴染んできたといい、「少し触っただけで『使いにくい』とかツイートするの、ちょっと待ってください(笑)。ある程度使い込むうちに、この良さが分かってきますから」とのこと。なんか見透かされているような気持ちになってしまいましたが(笑)、さすがに 3 分のハンズオンでそこまでは感じられなかったなあ...。

なお、光学系は dp2/3 に関しては従来と同等ながら、dp1 は今回新規開発の光学系に入れ替えているとのことです。

SIGMA

それから、Foveon X3 Quattro センサの「1:1:4 構造」の秘密について。G・R チャンネルの輝度情報を B チャンネルの輝度情報から補間するのであれば、従来の Foveon センサのような完璧な色解像度は得られないのでは?という疑問に関しては、「実は 3 層のセンサはそれぞれ完全に R・G・B にしか反応しないわけではないんです」とのこと。特に B 層は G・R にもある程度反応するようになっており、補間ではなく B 層がもつ G・R の輝度情報を使って処理するようになっているそうです。

SIGMA

ゆえに、センサとしては「1:1:4」であっても、処理後の画像としては「4:4:4」の情報がちゃんと得られる、とのこと。G・R 層の画素数が減ることで、結果的にデータ量の削減にもなり、DP Merrill に比べてデータ容量が軽くなるメリットもあるそうです。理論的にはそうかもしれないけど、ホントかなあ?という疑念もなくはないので、こればかりはもう実写画像待ちでしょう。

ちなみに、ハンズオン機で軽く何枚か撮ってみた感じでは、確かに DP Merrill 以前の機種に比べて手持ちでも随分まともに撮れるようになった、という印象を受けました。ただ、高感度については、少なくとも本体液晶で確認した限り、ISO800 でも画面上でけっこうな量のノイズが見えてしまっていたので、手ブレしにくくなったことと高感度画質が良いかどうかはまた別、ということかもしれません。まあ、dp シリーズは事実上 RAW 現像を前提としたカメラなので、現像で捌きやすいレベルであれば問題ないとは思いますが...。

SIGMA

そういうわけで、dp Quattro の判断は保留。理屈は分かったし以前より扱いやすくはなったようだけど、本体サイズも大きくなって、クラスが変わってしまった、という印象なんですよね。一眼のサブとして持ち歩くコンデジ、ではなく、もう最初からこれ一台で撮る前提で持ち出すカメラになってしまうので、私には合わないかなあ...と思っています。

SIGMA

あとは交換レンズ群の展示も少し見てきました。

24-105mm F4 OSS(発売中)も、

SIGMA

50mm F1.4(未発売)も、どちらもデカくて重いんですよね...。35mm F1.4 もデカくて重かったですが、これだけデカくて重いレンズばかり何本も買ってまとめて持ち歩くのも厳しい(´д`)。画質が良いのは分かっているので、買うか買わないか、買うならどれを買って何を撮るか、はちゃんと吟味したいところ。最近、重い機材を持ち出すのが億劫になりつつある自分がいます...。

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2014/02/15 (Sat.)

CP+ 2014 (1) -ツァイス編

今年も CP+ が開幕しましたね。

カメラと写真映像の情報発信イベント CP+2014

が、しかし...、

CP+ 2014

横浜はこんな状況(;´Д`)ヾ。

会場内の展示のほうも、キヤノン・ニコンからは個人的に興味を惹かれる新製品が出ず、他のメーカーも多くは事前に発表してそれぞれのショールームでもう触れる段階にあったりもして、何もわざわざこの会場内で並ばなくても...という感じ。そんなわけで、今年は私が特に注目したポイントだけをかいつまんでレポートします。

まずは、ツァイスブースから。

ZEISS

ツァイスブースというと、今まではコシナが主体となって出展していましたが、Touit の発売を機に自社販路での商品取り扱いも始めたためか、今年はツァイスとコシナが合同出展、というようなブースの作りになっていました。ツァイスブース側にコシナツァイスも含めたツァイス製品(除くソニーツァイス)、コシナブース側にフォクトレンダーブランドの製品、という区分で並べられていました。

ZEISS

今回が初登場となった Touit 2.8/50M ももちろん展示されていました。3 月発売ということで、ワーキングサンプルでの展示。

ZEISS

実機のタッチ&トライも可能でした。

短時間ながら触ってみた印象としては、

  • ファインダで確認した限りでは、Makro-Planar らしい素直で精緻な描写
  • Touit シリーズだから AF の遅さを心配していましたが、案外悪くない。マクロとしてであればこれくらいで許容範囲かも
  • ただし鏡筒長すぎ。APS-C ならもう少しくらいコンパクトにしてほしい
  • ¥11 万オーバーという価格はさすがに手が出ない...。Touit 2.8/12 くらいユニークなスペックならまだしも
という感じ。これはそうそう買えるレンズじゃないですね...。

ZEISS

あとは 40 万円もする弩級レンズ「Otus」とか、

ZEISS

シネレンズ「CP.2」シリーズとか、普段なかなか目にする機会のないツァイスレンズを見ることができて眼福、眼福(←

ZEISS

CP.2 は交換マウントシステムなので、マウントさえ交換すればどんなボディでも使えるのは、複数マウントを運用する私としては羨ましいところ。まあ MF 専用だし、高すぎて手が出ないので、私には縁のない代物ですが...。

Voigtlander

あと、フォクトレンダーでは VM-E クローズフォーカスアダプタ用の HELIAR 40mm F2.8 が参考出品。最近、コシナはフォクトレンダーブランドでミラーレスを意識したレンズをいろいろ出してきているのがいいですね。私も α7 用に ULTRA WIDE-HELIAR 12mm や SUPER WIDE-HELIAR 15mm あたり、欲しいんですよね...。

KIPON

ツァイスのほぼ向かいにあったのが KIPON ブース。ほんの 3 年前にはせいぜい 1 コマしかないこぢんまりとしたブースで、しかも CEO 自ら商品説明していたくらいだったのに、気がつけばこんな立派なブースを構えてモデルさんまで雇っていました。

KIPON

ノーマークでしたが、METABONES、RJ Camera に次いで KIPON からもフォーカルレデューサー系マウントアダプタ(APS-C センサ搭載カメラでフルサイズ相当の画角で撮影できる縮小光学系搭載アダプタ)が発売されていたんですね。私は α7 を買ってからフォーカルレデューサー系アダプタへの興味を失ってしまいましたが、動画撮影用途などで引き続きこういう製品へのニーズがあるということなのでしょう。ものすごい勢いで商品展開している KIPON や METABONES といったアダプタメーカーですが、ブースの規模からも一目瞭然なように、企業規模も急成長しているんでしょうね。

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2014/02/02 (Sun.)

Touit 2.8/50M

カールツァイス、マクロレンズ「Touit 2.8/50M」を海外発表 - デジカメ Watch

Touit 2.8/50M

ツァイスから「Touit」シリーズとして 50mm F2.8 マクロレンズが海外発表されました。

昨年の CP+ でひっそりと発表されていたものですが、2013 年末に発売という話だったのが、年明けの正式発表というのはちょっと待たされましたね。スペックは明らかにされていませんが、昨年の予告時点の仕様で開発が進められているとするならば、Makro-Planar なのでしょう。

E マウントユーザー的には、純正の 30mm マクロは扱いやすくて良いけれど、もともとが 30mm という焦点距離だけにパースが気になってしまって、料理とかを撮るには良いけど blog 用のブツ撮りにはイマイチ。結局この blog 用のブツ撮りには 50mm F1.8+クローズアップレンズで撮ることが多く、50mm 前後のマクロレンズが欲しいと思っていたところでした。そういう意味では、この Touit 2.8/50M はまさに求めているスペック。
ただ、価格がなあ...国内発売時はどんなに安くても 10 万円コースは間違いないでしょう。それに、α7 に手を出してしまった以上、フルサイズでも使いたいという欲もあります。それならマウントアダプタ経由でコシナなり、Y/C マウントの Makro-Planar を使うという手もあるんですよね。MF 専用にはなってしまいますが、既存の Touit レンズ群の傾向からすると、AF でもそんなに速くなさそうだし。

ま、国内向けにはまた CP+ で何らかの動きがあるんでしょうから、まずはそれを待ちたいと思います。

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2014/01/24 (Fri.)

Lightroom でのオールドレンズ周辺光量落ち補正

α7 で Biogon 21mm F2.8 G を使う件。その後、Lightroom 5.3 でいろいろ現像してみて、周辺部のマゼンタかぶり補正のコツがある程度解ってきました。

Biogon 21mm F2.8 G

これが無補正(JPEG 撮って出し、Photoshop でリサイズのみ適用)の画像。周辺のマゼンタ被りと周辺光量落ちが顕著です。まあ、NEX-5R でのマゼンタかぶりと比べるとまだマシというか、マゼンタかぶりの上に周辺光量落ちが乗っかっているので、相対的にマゼンタかぶりが気にならない、と言えます。
このあたりを Lightroom の現像で補正してやるわけですが、手順は『オールドレンズ・ライフ Vol.3』に記載されていたものを参考にしてみました。

Adobe Photoshop Lightroom

Lightroom の現像機能の中に、「段階フィルター」という機能があります。これは、部分的に、かつグラデーションをかけるように補正をかけるフィルタで、現像時に画像全体でなく部分的に補正を適用したいけど、補正したところが目立たないよう、段階的に馴染ませながら補正するための機能です(と私は解釈しています)。
周辺光量落ちと色かぶりを補正するには、画面の端から中央に向かってフィルタの範囲選択をして、補正パラメータの「色かぶり補正」をグリーン側に、「露光量」をプラス側に調整します。露光量補正はあまりかけすぎるとせっかくのレンズの味が損なわれてしまうのと、多少周辺が落ちていたほうが像の流れが隠されるので(笑)私は周辺光量の補正は 0~+0.50 くらいがちょうどいいと思います。

Adobe Photoshop Lightroom

同様の補正を 4 辺に対して行います。

Biogon 21mm F2.8 G

補正後、現像した画像はこんな感じ。マゼンタかぶりがだいぶ取れてすっきりした写真になりました。
ただ、丸いレンズを通ってきた光に対して、四角く補正しているので、四隅の補正ぶりが微妙にぎこちないような印象も。いや、気にしなければ気にならないレベルな気もしますが、気になりだしたら止まらない。

...と悩んでいたら、隣にちょうどいいフィルタがあることに気づきました。

Adobe Photoshop Lightroom

「円形フィルター」という、その名の通り「段階フィルター」の円形版。これで、画面に対して楕円形に領域選択して、先程と同様に色かぶり、露光量を補正。
これで現像すると、

Biogon 21mm F2.8 G

さっきよりもさらにすっきりした写真になりました。まあ、B21 の強烈な周辺光量落ちとマゼンタかぶりを見慣れてしまった目には、なんだか淡泊な画になっちゃったな、という印象すら受けます(笑。
段階フィルターよりも円形フィルターのほうが手っ取り早いんですが、このあたりは撮った写真と現像の方向性によって使い分けるべきかな。

ちなみにこの段階フィルターや円形フィルターの適用設定だけを保存しておいて、同じレンズで撮った写真に一括適用とかできると便利そうなんですが、プリセットとして保存できるのはフィルタ系以外の補正値だけっぽいんですよね。ちょっと残念。まあ、色かぶりは構図や被写体、光線状態によっても異なるので、一括処理できたからといって個々に微調整は必要なわけですが。

■おまけ
昨年末にデジカメ Watch に掲載されていた澤村徹さんの記事を参考に、PlayMemories Camera Apps の「レンズ補正」アプリでの色かぶり補正も試してみました。

特別企画:α7R/7はオールドレンズのベストボディか?(実写編) - デジカメ Watch

Biogon 21mm F2.8 G

澤村さん推奨の「周辺光量の『光量』をプラス 10 補正、周辺光量の『赤-青緑』をマイナス 5 補正」だとこんな感じ。被写体や光線状態によってはこの設定で十分なんですが、快晴時の日中順光に青空を撮ると、まだマゼンタかぶりが残ってしまいます。

Biogon 21mm F2.8 G

そこで「光量 +10、赤-青緑 -8」にしてみたらこんな感じ。順光の青空だとこれくらいかけてやったほうが良さそうですね。ただ順光以外だと過補正気味になってしまうので、私は上記の設定を通常用とし、この青空順光専用モードを別設定として保存しておくことで、状況に応じて補正値を使い分けるようにしようと思います。Lightroom のフィルタを使ったほうが自由度が高いし、撮影後にじっくりいじれるメリットはありますが、作品目的以外の撮影ではいちいち修正して現像するのも面倒なので、普段撮りはアプリで十分かも。

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2014/01/08 (Wed.)

SIGMA 50mm F1.4 DG HSM

「SIGMA 50mm F1.4 DG HSM」がArtラインに - デジカメ Watch

SIGMA 50mm F1.4 DG HSM

シグマから [Art] ラインの新レンズが発表されました。単焦点レンズの王道中の王道、50mm F1.4。

「SIGMA GLOBAL VISION」のコンセプトに基づく新レンズの第一弾として登場したのが [Art] 35mm F1.4 DG HSM であったことを考えると、全く予想通りの展開です。おそらく、次に出てくる単焦点は [Art] 85mm F1.4 DG HSM で間違いないでしょう。18-35mm F1.8 DC HSM のような変態レンズ(←誉め言葉)と、このような超王道レンズを交互に繰り出してくる今のシグマは明らかに「乗って」います。

35mm F1.4 があまりにも良くて、私は予定になかったのについ買わずにはいられなかったくらいでしたが、今でも気に入っていて 50mm F1.4 と 85mm F1.4 が出たらシリーズで揃えてもいいとさえ思っていました。たぶんこの 50mm F1.4 も同じレベルで素晴らしい描写をしてくれるんじゃないかと想像していますが、ちょっと冷静になってしまったのがレンズの大きさ。フィルタ径 77mm、最大径 85.4×長さ 99.9mm といったら 50mm F1.4 の大きさではなく、85mm F1.4 さえも超えてもはや 135mm F1.8 クラスです。重量は未発表ですが、レンズ単体で 1kg 近くあってもおかしくないでしょう。以前試用した 50mm F1.4 EX DG HSM でさえ大きいと感じましたが、その 1.5 倍近い長さがあるというのは、ちょっと躊躇します。

でも最近のシグマのレンズはそれでも使ってみたいと思わせるだけの性能を備えていることも事実。大きすぎるくらい大きい前玉は周辺光量落ちや口径食に強そうだし、サジタルコマフレアの補正にも配慮してあって、夜景撮影にも強そう。これでボケ味が良かったら、某夜景ポートレーターならどんな写真を撮ってくれるのか楽しみでしょうがないんですけど!
という具合に、最近のシグマの、特に [Art][Sprots] ラインは他の全てを犠牲にしてでも画質を優先する思想で作られているので、ちょっとやりすぎというくらい「とんがった」レンズのほうが今のシグマらしい、とも思います。カメラメーカー純正と似たようなスペックでちょっと安いだけ、ならそれほど魅力もないし。50mm 級のレンズはほかにもたくさん持ってるんだし、使い分けと考えればこういうのを持っていてもいいよねー(廃

発売日と価格はまだ未発表ですが、去年の流れでいくと来月の CP+ で発売日が確定して、そのまま年度末~ゴールデンウィークくらいの発売、という感じでしょうか。価格は 35mm F1.4 の兄弟と考えると 10 万円くらいしても不思議はないでしょう。

うーん、どうするかなあ。最近ちょっと欲しいレンズの待ち行列が詰まっているので、ある程度消化してから考えるかなあ...。

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2013/11/18 (Mon.)

α7 で G Biogon 28mm/21mm を試す

Biogon 28mm F2.8

ある方より「α7 で G Biogon 28mm/21mm を使ったときの周辺色被りの度合いが気になる」というリクエストをいただいたので、ちょっと試してみました。まあ、オールドレンズのベースボディとして α7 を考えたときに、そこはまず気になりますよね。21mm のほうは APS-C でも画質的にちょっと許容できないレベルのマゼンタ被りが発生していたので、フルサイズだともっとひどいのか、それともセンサの進化で改善されているのか。

その前に、CONTAX G-NEX マウントアダプタは KIPONMETABONES ともに既存品でケラレなく使えています。ただ、(CONTAX G 用はありませんが)Rayqual など一部の既存アダプタには APS-C 用の遮光板を内蔵したものがあり、そういう場合にはケラレてしまうようなので、注意が必要です。

まずは Biogon 28mm F2.8 から見てみましょう。
厳密に検証したわけではありませんが、私の今までの経験上、青空を順光で撮ったときに色被りが最も顕著に出るようなので、そういう条件で撮ってみました。

※画質はレンズやマウントアダプタの個体差にもよるため、全ての組み合わせで以下の画質を保証するものではありません。

Biogon 28mm F2.8 / F2.8
F2.8

Biogon 28mm F2.8 / F5.6
F5.6

Biogon 28mm F2.8 / F11
F11

AWB で撮影しましたが、絞り開放(F2.8)のみホワイトバランスが微妙に変わっちゃってますね。まあそれは現像でどうにでもなる範囲として、マゼンタ被りは長辺側の両端で若干認められるものの、構図によっては気にならないと言えるレベル。絞り開放では、むしろ周辺減光のほうが強く出る分、色被りがないようにさえ見えています。いずれにしてもそのまま使える、または微補正で対応できる範囲だと思います。
むしろ気になるのは周縁部の解像力のなさというか像流れですかね...。中央部はいいけど、画面周縁部は開放では盛大に流れます。絞り込んでいくうちに周辺光量落ちも含め改善されるとはいえ、開放の周辺画質はちょっと辛いレベル。周辺まで解像させたければ絞って、味を活かしたいなら開いて、という使い方になるでしょうが、周辺画質を求めるならいくらでも現代のレンズがあるわけで、ここは F2.8~5.6 くらいを積極的に使っていきたいところ。

Biogon 21mm F2.8

続いて、Biogon 21mm F2.8。このレンズがフルサイズで使ってみたいレンズ筆頭でしたが、同時に周辺色被りがどう出るか不安なレンズでもありました。

Biogon 21mm F2.8 / F2.8
F2.8

Biogon 21mm F2.8 / F5.6
F5.6


Biogon 21mm F2.8 / F11
F11

あ、画面右下に写っている黒い影は、何かがケラれているというわけではなく、橋の欄干の柱の飾りです。

ううむ、さすがにここまで広角になってくると、周縁部のマゼンタ被りは気になってきますね。でも、このレンズを NEX-5R で使ったときの画質からすると、センササイズが 2.3 倍になっているにも関わらず、マゼンタ被りはむしろ抑えられているほう、と言えるのではないでしょうか。周辺光量は盛大に落ちていますが、これくらいはむしろ私の好物なので、無問題(笑。
周縁部の像流れは、28mm よりもさらに気になる感じで、絞り込んでもそれほど改善されていかないようなのが、ちょっと気になります。「中央の被写体にいかに視線を集めるかの構図勝負」という使い方になるのかな。

ともかく、どちらのレンズも使い方次第で全然使える、ということが確認できて安心しました。

CONTAX G レンズでいうと、あと気になるのはやはり Hologon 16mm F8 でしょうか。こちらはオールドレンズの第一人者・澤村徹さんがさっそく人柱をされています(!)。

Gホロゴンはα7/7Rに付くのか!?: metalmickey's blog

おおお、これはまた一筋縄ではいかなそうな感じですね。でも実写画像を見たところ、Hologon の解像感や歪みのなさ、それに何よりこの画角から来る迫力。これは一度使ってみたくなりますね...。まあ使いこなしは難しそうなので、日和って SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 にしようかな、と考えている自分もいますが(ぉ)、α7 に Hologon を装着したスタイルは、多少ムチャをしてでも試してみたくさせるものがあります。まあレンズ自体高いので、そうそう手が出るわけでもありませんが...。

METABONES / SONY CONTAX G E-mount アダプタ (ブラック)

B005YMYOLU

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2013/10/28 (Mon.)

SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM 発売日・価格決定

シグマ、「24-105mm F4 DG OS HSM」キヤノン用を11月15日に発売 - デジカメ Watch

先日発表されたばかりのシグマ 24-105mm F4 DG OS HSM の発売日と価格が決定。11/15 って想像していたよりも早いじゃないですか。しかも、価格は定価 ¥131,250 とありながら、実売価格は既に ¥90,000 を切っているという安さ。レンズメーカー製レンズはカメラメーカー純正に比べて割引率が高いというのはあるにせよ、スペックを考えるとかなりお買い得感が高い。2005 年設計のキヤノン EF24-105mm よりも安いわけですからね...。

ネックがあるとすれば、キヤノン純正よりも大きくて重いことでしょうが、最近のシグマの大きくて重いレンズは描写がいいものばかりなので、逆に期待してしまうところです(笑。評価は実写画像を見てからにしたいですが、これはそれまで物欲を抑えるのが大変そう(;´Д`)。

シグマ / [Art] 24-105mm F4 DG OS HSMicon

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2013/10/17 (Thu.)

SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM

シグマ、フルサイズ対応の標準ズーム「24-105mm F4 DG OS HSM」 - デジカメ Watch

SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM

数日前に誤ってシグマのサイトに公開されてしまった(ことで当初予定よりも発表が早まったらしい)シグマの新レンズが正式発表されました。そのスペックは「24-105mm F4」。同社の [Art] ラインに属するレンズで、なおかつキヤノンの主力である EF24-105mm F4L IS USM と真っ向からぶつかる仕様。キヤノンの 24-105mm は徐々にその座を新型である 24-70mm F4L IS USM に譲りつつありますが、キヤノンがズーム域を狭めてコンパクトさと簡易マクロ機能を優先してきたところで、シグマが 24-105mm を現代の設計で出してくる、という構図がまた興味深い。

「SIGMA GLOBAL VISION」以降のシグマは明らかに攻めていて、35mm F1.4 のような王道ど真ん中のレンズと、18-35mm F1.8 DC のようなマニアックなレンズを平行してリリースするというイケイケっぷりでしたが、ここにきてキヤノンの主力レンズにぶつけてくるとは。正直なところ、以前レビューさせていただいた 24-70mm F2.8 IF も悪くないけどこれ買うならキヤノン純正かなあ...という印象でしたが、最近のシグマの設計で実売がキヤノンを大きく下回るなら、純正 24-70/F4 よりもこっちかな、という気がします。
昨年 EOS 5D Mark III を買って以来、思っていたほど稼動率が高くならなくて、その理由の一つは標準ズームレンズを持っていないから取り回しが良くないせいだろう、とは思う一方で、いざ撮りたいときは単焦点メインだから標準ズームにそこまでコストかけてもなあ...という気持ちもあって。シグマのこの新レンズは、価格次第ですがそういう悩ましい状況に対する解の一つになりそうな予感。

ただ一つ気になるのは、せっかく 3 ラインに分けたレンズラインアップなのに、結局リリースされるのは [Art] ラインばかり、という現状です。[Sports] ラインは高性能望遠レンズ中心、[Contemporary] ラインは 17-70mm DC のように廉価なズームレンズ中心、となると、最近のシグマの傾向として高画質に振った [Art] ラインが増えるのは解りますが、2 万円足らずで買える DN シリーズも含まれるとなると「まるで超サイヤ人のバーゲンセールだな」状態...。

まあ、売り文句は売り文句として、実際のレンズの画質さえ良ければあとは些末な問題ですが。とにもかくにも、自分で実写して確認してみたいところ。レビューしてみたいですね...>誰となく。

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