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2015/10/08 (Thu.)

ZEISS Classic レンズ一部生産終了&値上げへ

コシナ、カールツァイスレンズの一部生産終了と価格改定を告知 - デジカメ Watch

うわあああ、こう来ますか。

先日新シリーズ「Milvus」を発表したコシナ製ツァイスレンズですが、従来のラインアップであって「Classic」シリーズの一部を生産終了、ならびに価格改定するとのこと。

生産終了するのは Milvus と同スペックの Classic レンズで、いずれもレンズ構成を見る限り全く同一のスペックであり、変化点があるとしてもせいぜい加工精度とコーティングの変更くらい(それも実際に変わっているかどうか不明)。定価は Milvus のほうが高く、実質的な値上げに近い形となっています。Milvus の投入は予想通り Classic シリーズのリプレースを念頭に置いたものでしたね。

Milvus シリーズに同スペックのレンズがないものに関しては、Classic シリーズの製品が継続。まあこれも Milvus のラインアップ拡充に従い順次終了していくんでしょうが。その中でも、Planar 50/F1.4、Planar 85/F1.4、Distagon 25/F2.8 の三本はそれぞれ一割以上の値上げ。どれもツァイスを代表する定番の玉なので、これが値上げというのは痛い。

ちなみに 50/F1.4、85/F1.4 は Milvus シリーズにも存在しますが、どちらもレンズ構成が Classic と Milvus で異なります。85mm は Classic が伝統的な 5 群 6 枚の Planar 型なのに対して、Milvus は異常分散ガラスを多用した 9 群 11 枚の複雑なレンズ構成。この大口径で前玉が凹レンズというのがどんな見た目になるのか、とても気になります。
50mm は Classic が王道 Planar なのに対して、Milvus はなんと Distagon タイプで、こちらも前玉は凹。あえて広角レンズによく使われるレンズ構成を持ち込んだということは、例えば中判レンズを 35mm 判で使うように、本来イメージサークルのより大きいレンズの美味しいところだけを使って周辺部まで解像感を稼ぎたい、とかそういう意図なんでしょうか。レンズ構成から想像する限り、どちらもシャープでコントラストの高いレンズになりそうですが、いわゆるツァイスの Planar の定番的な描写とはちょっと違ったものになりそう。Classic の 50mm/85mm をラインアップに残しているのは、そういう意味なのだろうと思います。

Classic の 85/F1.4 はずっと前から狙っていたレンズなので、これが値上がりしてしまうのはとても痛い。こないだ NOKTON 40mm とか買ってる場合じゃなかったぜ(;´Д`)ヾ。
新価格の適用はわずか 10 日後からということですが、その前に無理をしてでも買っておけ、という神のお告げなんでしょうか(´・ω:;.:...

Carl Zeiss / Planar T* 85mm F1.4 ZE

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投稿者 B : 23:45 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2015/10/05 (Mon.)

NOKTON 40mm F1.4+VM-E Close Focus Adapter

NOKTON 40mm F1.4 の α7 への装着には、以前買った VM-E Close Focus Adapter を使っています。

NOKTON 40mm F1.4+VM-E Close Focus Adapter

単なるライカ M-αE マウントアダプタというだけでなく、ヘリコイドがついて近接撮影をも可能にしてくれるという優れもののマウントアダプタ。コシナによる国内製造で工作精度も非常に高く(むしろちょっとレンズの着脱がキツいくらい)、高いだけのことはあります。

M マウントをはじめとするレンジファインダー系のレンズは、最短撮影距離が良くて 50cm~ という感じで寄れないものがほとんど。ミラーレスカメラ用のレンズも同様に寄れないことが多いので、おそらく光学設計的にはフランジバック(というより後玉から撮像面までの距離)が短いと最短撮影距離が長くなりやすい、ということなんでしょうね。
そういうレンズを一気に「寄れるレンズ」に化けさせてくれるのが、この近接対応マウントアダプタ。組み合わせるレンズにもよるものの、私の持っている NOKTON 40mm F1.4 では最短撮影距離 70cm→33.4cm と約半分に、SWH 15mm F4.5 ASPH. II ならなんと 50cm→10.8cm と大幅に短縮してくれます。

じゃあ実際どれくらいまで寄れるようになるのか、試してみました。

NOKTON 40mm F1.4+VM-E Close Focus Adapter

こちらが通常モードでの最短撮影距離。もともとが主にスナップ用途のレンズなのでこういう構図はあまり得意ではなく、もうちょっと寄り足りないというフラストレーションを感じます。

これが、アダプタ側のヘリコイドを最大に回して最も寄った状態ににすると、

NOKTON 40mm F1.4+VM-E Close Focus Adapter

ここまで寄れる。マクロレンズとは言わないまでも、普通のレンズでもここまではなかなか寄れないほど寄れます。絞り開放だとかなりピントがシビアで、身体が少し揺れたり風が吹くだけでピントがずれてしまいますが、寄れないレンズが寄れるようになる恩恵はとても大きい。スナップ撮影時の構図の幅を広げてくれるアダプタです。

また、これを APS-C のボディで使うと、60mm 相当の簡易マクロレンズ的にも使えます。E マウントのマクロは APS-C の 30mm とフルサイズの 90mm しかない状況で、30mm マクロは性能は良いけどパースが広角レンズ的なので、小物を撮るのにはあまり向いていません。90mm はちょっと高いし。クローズアップフィルタは白黒などのコントラスト比の高い被写体を撮ると色収差が目立つ。その点、この NOKTON 40mm をマクロ代わりに使えば 30mm に比べると標準レンズ的なパースの少ない画角で、画質劣化もなく、とても扱いやすい。 私の場合、日常的な blog 用のブツ撮りにも活躍してくれそうな気がします。

改めてこれ、世の中にあふれる大量のレンジファインダーレンズがすべて常用レンズとして立ち上がってくる、非常に重宝するマウントアダプタだと思います。個人的には、CONTAX G-αE マウントアダプタ(MF 専用でいい)にも近接対応機能をつけてほしいんですが、MF 用ヘリコイドにさらに近接用ヘリコイドをつけるのは、あの厚みの中だとさすがに難しいですかね。

Voigtländer / VM-E Close Focus Adapter

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投稿者 B : 22:30 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2015/10/04 (Sun.)

Voigtländer NOKTON classic 40mm F1.4 MC

オールドレンズ・ライフ Vol.5』を読んでいたら久しぶりに MF レンズをいじりたくなって、新しいレンズに手を出してしまいました。

Voigtländer / NOKTON classic 40mm F1.4 MC

Voigtländer NOKTON classic 40mm F1.4 MC

新品で買えるオールドレンズ、コシナ製フォクトレンダー VM レンズ。近年値上がり著しい中古よりも、価格も品質も入手性も安定しているのがこのシリーズだと思います。明るいレンズが乏しい E マウントに対して、日常的にスナップにも使える明るいレンズが欲しかったので、NOKTON を選びました。スペックの近いレンズとしては同じ NOKTON classic の 35mm F1.4 とも迷ったけど、35mm は既に複数本持っているので 40mm を選択。中途半端な焦点距離ですが、見方を変えると 35mm よりも標準レンズ的な感覚で使えつつ、50mm に比べると広いのでスナップにも使いやすい、良い意味でどっちつかずなレンズだと思います。

コシナからは同じスペックでシングルコートとマルチコートが発売されていて、クラシカルな発色が楽しめるという SC も気にはなったものの、安定性重視で MC を選択。

Voigtländer NOKTON classic 40mm F1.4 MC

ピントリング、絞りリングともにレバーがついていて、操作性は良好。これに慣れると他のレンズにもレバーをつけたくなってしまいます。
ヌメッと回るピントリングやカッチリした絞りリングの触感が、確かにコシナレンズ。この作りの良さが写真を撮る行為そのものを楽しませてくれます。

Voigtländer NOKTON classic 40mm F1.4 MC

別売のスリット付きメタルフードをつけると、こんな感じでくびれのある見た目に変化します。このフードはフレア/ゴースト対策としての効用は限定的だと思いますが、とにかく見た目がいい(笑

金属のソリッド感と凹凸のある鏡筒デザイン。眺めているだけで惚れ惚れします。最近のレンズはのっぺりしたデザインのものが多いですからね...。同じコシナから今度発売されるツァイス Milvus なんかは正直、写りはともかく所有欲に欠けるデザインですし。

Voigtländer NOKTON classic 40mm F1.4 MC

やっぱり α7 にはフォクトレンダーのレンズがよく似合う。サイズ的には、フードなしだと純正の Sonnar 35mm F2.8 と同じくらいなので、つけっぱなしでお散歩スナップに最適でしょう。また、E マウント(マウントアダプタ使用)で使える F1.4 級のレンズとしては最小クラスなのもいい。フルサイズセンサならではの大きなボケを最大限に楽しめます。

最近 AF でラクをしてばかりでしたが、これから紅葉の季節も始まることだし、このレンズで久しぶりにゆったり MF で街中スナップを撮りに行きたくなりました。

Voigtländer / NOKTON classic 40mm F1.4 MC

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投稿者 B : 21:40 | Camera | My Equipment | コメント (0) | トラックバック

2015/10/02 (Fri.)

カメラバックパック購入検討中

マンフロット、新カメラバッグ「NXコレクション」 - デジカメ Watch
Manfrotto / NEXT バックパック 13.2L

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最近精力的にカメラバッグをリリースし続けている Manfrotto から、新シリーズ「NX コレクション」が発表されました。

これは数年前の同社の普及クラスだった「STILE」シリーズの後継、的な位置づけでしょうか。オーソドックスだけどシンプルで飽きの来なさそうなデザイン、価格もそこそこリーズナブル、というあたりが良さげ。

私はバックパックタイプのが気になっています。最近、重い機材を肩掛けバッグで持ち運ぶと、てきめんに腰に来るようになってしまったので(5~10kg の機材を持ち運んだらそりゃそうなる)、ミラーレス+レンズ 1~2 本という軽装でもなければできるだけバックパックにしたい。
春に買った「ターン 25 フォト」もとても気に入っているんですが、EOS ならともかくミラーレスには大仰なので、もう少し小さめのカメラバックパックがもう一つ欲しいんですよね。

Manfrotto のこれは、シンプルながら 2 気室構造になっていて、カメラ機材へのアクセスがしやすそうなのがポイントです。
ただ、タウンユース想定なのかチェストストラップがついていないのがやや難点。後付けという手もあるけど、使わないときにずり落ちてくるんですよね...。

買うとしたら条件にしたいのはこのあたり。

  • 容積 15~20L 程度(これ以上だとターン 25 フォトとかぶる)
  • サイドアクセスなど、バックパックを下ろさずに機材の出し入れができること
  • カメラ機材専用のバックパックではないこと(2 気室タイプなど)
  • できれば小型タブレット用のポケットがあるとなお良い
これが探してみると意外に選択肢が少ないんですよね。今のところ候補はこの 3 製品。

Foxfire / ビューマスター 18L

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サイドアクセス方式の 2 気室型。とはいえカメラ用のコンパートメントは脱着可能なインナーケースなので、普通のリュックとしても使えます。
Foxfire らしくしっかりした作りで、三脚用アタッチメントがついているのもポイント高し。デザインも悪くないけど、カラバリがブラックとライトグリーンだけというのが...もうちょっと落ち着いた有彩色系のカラーが欲しいところ。
あととても軽いのもいいんですが、その分ナイロン素材がちょっと安っぽく感じます。

Lowepro / フォトハッチバック 16L

B008O8D1MY

こちらも 2 気室型。カメラ収納部には側面ではなく、背中側に開口部があって、そこからアクセスするようになっています。店頭で実際に触ってみましたが、もしかするとサイドアクセスよりも安心感ある使い勝手かもしれません。タブレット用のポケットがついているのも○。
カメラバッグを作り慣れた Lowepro らしい、扱いやすいバックパックだと思いますが、デカデカと配置されたロゴがあまり好みじゃないという...。あと、Lowepro ってモデルチェンジ前後に大胆な安売りをするので、ちょっと安物っぽいイメージがあるのも惜しいところ。安売りしなけりゃ良いのに...。

HAGLOFS / CORKER MEDIUM 18L

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これは変化球ですが、HAGLOFS の CORKER シリーズは一般用のバックパックながら、サイドアクセスタイプなので自分でカメラ用インナーを足せばある程度求める使い勝手に近づけられそうなんですよね。
デザイン的にはこの 3 製品の中では一番好みなんですが、街で見かけて「あのロゴのプリント剥がれやすそうだな...」と思っていたので、そこが微妙(笑

とりあえずもう少し悩んでみようと思います。

投稿者 B : 22:45 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2015/10/01 (Thu.)

TECHART EOS-NEX III

ファストハイブリッドAF対応のEF→Eマウントアダプター - デジカメ Watch
TECHART / EOS-NEX III

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TECHART から EF-αE マウントの新製品が登場。像面位相差 AF 機構を備えた E マウント機の「ファストハイブリッド AF」に最初から対応したモデルです。

同社の αE マウントアダプタとしては、ほんの 4 週間前のファームアップで CONTAX G-αE、EF-αE マウントアダプタともに α7R II のファストハイブリッド AF に対応したばかり。なのに、EF-αE に関しては早くも AF をより高速化したバージョンのアダプタを投入してくるとは、動きが速いですね...。
なお、ハードウェア的な進化点は AF の高速化のみならず、旧型ではファストハイブリッド AF 対応は α7R II のみだったのが、今回の新型では α7 II・α7・α6000 などの機種にも対応しており(残念ながら NEX-5R 世代は非対応のもよう)、多くの αE ユーザーに恩恵のあるアダプタと言えそうです。一眼レフは EOS だけどミラーレスは α、って人は少なくないと思うので。

まあ EF レンズは EOS で使うのが最も性能を引き出せるわけですが、「EF のこのレンズを使いたいけど、OVF じゃなくてチルト液晶で撮りたい」というシチュエーションは年に数回は出てきます。そのためだけにバリアングル対応の EOS ボディを買うわけにもいかないし、そもそもフルサイズでバリアングル対応の EOS は存在しないし、そういうときに EF-αE アダプタが欲しくなるんですよね。そのうち買おうと思っていたけど、そろそろ買い時なのかもしれません。

ただ、TECHART のマウントアダプタは、電子技術的には先端をいく製品ではあるけれど、細かいところを見ていくと製造面での作りは KIPON や METABONES よりも甘いところがあるし、アップデートもワイヤレスだとちょっと不安だったりするんですよね。他メーカーからも同様の製品が出てきて、比較して買える状況になると良いんですが。まあ、アジア系のマウントアダプタメーカーはどこも動きが速いので、もう少し待てば出揃ってきそうな気はします。

投稿者 B : 22:18 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2015/09/18 (Fri.)

α7S II

ソニー、最高ISO409600+5軸手ブレ補正の「α7S II」国内発表 - デジカメ Watch
ソニー / α7S IIicon

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α7S II が国内発表されました。

内容的には基本的に α7R II のボディに α7S のセンサを載せたもの、という位置づけですが、α7S に対して AF ポイント(この機種はコントラスト AF 専用)が 25 点→169 点に細分化されたり、フル HD 解像度での 120fps HFR 動画撮影対応、S-Log3 ガンマ対応など、細かく機能強化が図られています。とはいえ新機能は動画寄りのスペックを補強した側面が強く、スチルカメラとしては α7S の超高感度性能にボディ内 5 軸手ブレ補正や高倍率 EVF など、α7R II 譲りの機能が撮影の歩留まり向上に貢献する、といったところでしょうか。

α7R II にボディ内 5 軸手ブレ補正機能が内蔵された際に、同じ機構を搭載した α7S II が出たら暗所撮影カメラとして最強だろうと想像したことと思いますが、暗視カメラを除いては現時点でこれ以上暗所撮影に強いカメラはないでしょう。
私も α7S を昨年末に借りて使ってみて以来、定期的に α7S が欲しくなる発作を抑えるのに苦労しています(笑。まあ低解像度ゆえに使用シーンが限られるため、特殊用途のために 20 万円は出せないよなあ...と踏みとどまってきましたが、今回はさらに倍の価格ですからね(;´Д`)ヾ。逆に、α7S II が出てきたことで、初代 α7S が相対的に安く見えてしまう罠。だって α7S II を買う予算で旧 α7S と無印 α7 II が買えてしまうわけですよ!なんてお買い得(錯乱

でも冗談抜きで、「α7S があればアートアクアリウム、もっと良い写真撮れたんだろうな」みたいな後悔に苛まれることもなくなるわけで。さすがに 40 万円の新型には手が出ませんが、これで多少は中古市場への流通が増えるであろう初代 α7S が逆に今狙い目なのかもしれません。どうしようかなあ...。

投稿者 B : 22:27 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2015/09/11 (Fri.)

ZEISS Milvus

コシナ、カールツァイスと共同開発したレンズ「Milvus」 - デジカメ Watch

ZEISS Milvus

コシナがカールツァイスブランドの新レンズ群「Milvus」シリーズを発表しました。

最近、ツァイスから新シリーズのレンズ群が相次いで登場していますが、最近集中しているミラーレス向けのレンズではなく、今回は一眼レフ用のレンズになっています。「Milvus」は、近年のツァイスレンズのシリーズ名同様、鳥類のラテン語名に由来しており、今回はトビのラテン語表記からきている模様。
一眼レフ用のレンズは同じくコシナから ZE、ZF.2 マウント等の MF レンズ群が存在した上に、「Otus」シリーズも出ているので、それらとの棲み分けが気になるところ。ツァイス公式のレンズラインアップページの表記によると、旧レンズ群も Classic レンズシリーズとして当面は併売になるようですが、機能的に似ている部分も多いので、簡単に一覧を作ってみました。(ソニー製ツァイスレンズは除く)

シリーズカテゴリフォーマットAF/MF対応マウント
Otus一眼レフフルサイズMFZE/ZF.2
Milvus一眼レフフルサイズMFZE/ZF.2
Classic一眼レフフルサイズMFZE/ZF.2*
BatisミラーレスフルサイズAFαE
LoxiaミラーレスフルサイズMFαE
TouitミラーレスAPS-CAFαE/X
* Classic レンズには一部 ZF/ZS/ZK マウントも存在(ZK マウントは販売終了)

こうやって並べて見ると、ミラーレス用レンズはシリーズごとに棲み分けがはっきりしている(この棲み分けにどこまで細かな需要の違いがあるかは別として)のに対して、一眼レフ用の Otus/Milvus/Classic シリーズはいずれもフルサイズ対応 MF レンズで対応マウントもほぼ同じ、というモロかぶりの状態にあります。ただ、レンズ構成を見ると 50mm F1.4 と 85mm F1.4 以外の Milvus は同スペックの Classic シリーズのレンズ構成を踏襲しているようなので、いずれ Milvus が Classic シリーズを置き換えていくことになるのではないかと思います。構成は同じでも硝材や製造の精度、コーティング等がアップデートされることで Classic より高解像度になり、価格も 1.5~2 倍ほど高くなる、という方向性でしょうが。主軸となる 50mm と 85mm のレンズ構成を変えてきた(特に 50mm は定番の Planar タイプから Distagon タイプに変更してきた)ことから、単なる Classic レンズのリニューアルという位置づけではないと思われ、どのような描写に仕上がっているか、非常に興味があるところ。
ただ、超高解像レンズとしてはお値段も超弩級の Otus が存在することから、この Milvus シリーズが単に Otus の廉価版的な見え方になるのか、それとも Otus とは違った方向性を目指しているのか、も気になるところです。そういえば Otus も標準域の 55mm F1.4 が Distagon タイプなんですよね。そう考えると、同じような方向性でかけているコストが違うだけ、という可能性も十分にあり得ます。

あとこれは多くの方が指摘している部分ですが、最近のツァイスレンズの曲線主体でピントリングがプレーンなラバー、というデザインテイストはどうも好きになれません。これに似合うボディ、ほとんどないんですよね...。個人的に好きなのは Classic シリーズや ZM レンズのような金属的でメカメカしい、クラシカルなデザイン。そういうのはフォクトレンダーでやってね、ということなのかもしれませんが。

というわけで、Milvus シリーズは気になりながらも、相対的に Classic シリーズが俄然お買い得に見えてきました(笑。前々から 85mm F1.4 ZE くらいは欲しいと思っていたので、なくなる前に手を出しておきますかね!?ただ、最近は MF レンズは EVF でないと自信を持ってフォーカスを合わせられなくなってしまったので、いくら EOS 5D3 でも歩留まりを上げられる自信もないんですが(´д`)。

投稿者 B : 23:59 | Camera | DSLR | コメント (2) | トラックバック

2015/09/06 (Sun.)

TECHART TA-GA3 のファームウェアアップデート

TECHART「TA-GA3」ファームウェアアップデート: Ver.2.0(α7RⅡ専用)公開!
TECHARTの電子制御マウントアダプターがソニーα7R IIに対応 - デジカメ Watch

私も愛用する、CONTAX G-αE の AF 対応マウントアダプタ「TA-GA3」に、α7R II 対応のファームウェアアップデートがリリースされました。

そういえば私も購入以来一度もファームアップせずに使い続けていたので、この機会にアップデートしようかと思ったら、国内代理店である焦点工房のサイトには新ファームは「α7R II 専用」と書かれているじゃないですか。これはもしかして新ファームは α7R II 以外の機種では動作制限があるということかと思って両方持っている知人に聞いてみたところ、新ファームは他機種では AF-S(シングル AF)は使えるものの DMF モードが選択できなかったり、MF そのものも使えないという制限があるとのこと。
TA-GA3 の AF は完璧ではないので、DMF や MF を併用できないのは厳しい。最新ファームを適用するのはやめておくにしても、買ってから今までの間に出ているファームくらいは当てておくか、ということで、一つ前のバージョンにアップデートしてみることにしました。

TECHART TA-GA3

TA-GA3 のファームウェアアップデートは Bluetooth 経由で行います。非常に慎重な作業が必要なファームアップを、必ずしも接続が万全とは言いがたい Bluetooth 経由でやらせるとは、TECHART もかなりチャレンジャーだよなあ(´д`)。
製品には PC 用の Bluetooth 4.0 アダプタも付属していますが、最近はもう PC 経由でのアップデートは積極的には勧めていないようで、最新バージョンのアップデート手順は Android/iOS 版しか見つけられませんでした。なので Android 経由でアップデートしてみることにしましたが、それでも Google Play でのダウンロード数は 100 件のオーダーということで、このマウントアダプタがどれだけマニアックかということが改めて判ります(笑

TECHART TA-GA3

アップデート用アプリをインストールしてみたところ、TA-GA3 のファームウェアの一つ前のバージョンは半年ほど前にリリースされた 1.0.5 が存在するようです。
アップデータ上のこの表記を見ると、いったん 2.0.0 にアップデートしても旧バージョンにも書き戻せそうな感じに見えますが、できなかったら怖いのでやめておきます(ぉ

TECHART TA-GA3

アップデートを適用するには、バッテリが 50% 以上残っているボディにマウントアダプタを装着して、レンズは装着せずに一度電源を入れます。
レンズがついていると誤動作の原因になるということなのでしょうが、私はレンズとマウントアダプタは持っているけどボディキャップは持っていないので、ファームアップ中はカメラのイメージセンサが丸裸になっているという、かなり怖い状態(;´Д`)。この際だからボディキャップの一つくらい買っておくべきかもしれませんね...。

TECHART TA-GA3

この状態で、ボディ側の絞り値を「F90」に設定して一度シャッターを切り(おそらくこの行為をもってマウントアダプタ側がファームアップ待機モードになる)、そのままカメラの電源を切ります。

TECHART TA-GA3

その後、カメラとスマホをできるだけ近づけてから、スマホ側の画面にある「Update」ボタンをタップ。

TECHART TA-GA3

そうすると、アップデータが Bluetooth 経由でマウントアダプタに接続し、ファームの転送とアップデートを開始します。
ただカメラ側では動作状態が一切確認できず、スマホ上でも進行状況が左下の「93370->0」のような数値表記で見えるだけなので(おそらくファームウェア容量の Bytes 表記ですらなく、単純に 20 万分表記でのカウントダウンになっていると思われる)、ちゃんと進んでいるのかどうかとても不安。ちなみに右下には Bluetooth の信号強度と思われる数値が表示されていますが、何 dB くらいが安定値なのかも判らないので、どうせいっちゅうねんという感じではあります。

TECHART TA-GA3

とにかく何もすることがなくただ見守り続け、カウントダウンがようやく「0->0」になったところ(転送完了)でアップデート開始。アップデート中も進行状況はよく分かりませんが、ひたすら待つとアップデートが完了し、スマホとカメラの接続が自動切断されます。
この間 15 分程度のことではありますが、画面表示はプログレスバーを出すとかもうちょっと分かりやすさを考慮してほしいところ。

150906h.jpg

実はアップデート直後はカメラを操作してもアダプタが反応しなくて正直焦ったんですが(汗)、何度かバッテリを抜き差ししたりマウントアダプタをつけ外ししてみたら復帰。このファームアップによって AF が速くなった感覚はありませんが、AF 速度は(少なくとも α7R II 以外は)コントラスト AF である限りボディ側のアルゴリズムとマウントアダプタ自身が内蔵しているアクチュエータの性能に依存するはずなので、そもそも期待薄なのかな。
Ver.1.x 系のファームアップはマウントアダプタ発売後に登場したボディへの最適化や動作安定性の向上が主目的なんじゃないかと思います。以前のファームでは、まれにシャッターを切った瞬間にボディが電源ごと落ちる(そしてバッテリを抜き差ししないと復活しない)という不具合があったりもしましたし。アップデート後さほど使い込んだわけではないので完治しているかは不明ですが、直っているといいなあ。

正直なところ、改善されたんだかされてないんだかよく分からない上に、進捗状況が分かりづらくて超不安な作業なので、どうしても気になる不具合があるとか、α7R II のように新ボディ対応が明確に謳われているアップデート以外はあえて適用しない方が安全かもしれません(笑。

TECHART / TA-GA3

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2015/08/27 (Thu.)

Canon EF35mm F1.4L II USM

キヤノン、「EF35mm F1.4L」を約17年ぶりにモデルチェンジ - デジカメ Watch
キヤノン / EF35mm F1.4L II USM

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ここのところ定番レンズのリニューアルを進めているキヤノンから、EF35mm F1.4L の II 型が登場しました。メインどころのズームレンズがあらかたリニューアルし終わったためか、最近は単焦点レンズの置き換えに注力しつつある印象。35/1.4L に関してはもう数年前からリニューアルの噂があっただけに、満を持して投入、というところでしょうか。

今回の最大の特長は、新素材「BR 光学素子」を採用し、青色系の短波光の収差を収差を低減してきたところ。蛍石に代表されるように、キヤノンは新硝材開発のトップランナーというイメージが強いですが、また新たな光学素子を投入してきました。とはいえ過去には DO レンズのようにあまり成功したとは言えない光学素子もありましたが(まあ今でも現行製品ですが)、シミュレーションと計測技術が大きく進歩した現代の新素材なので、効果は折り紙つきなのでしょう。

近年投入されている新レンズは EOS 5Ds のような超高画素機を前提に開発されている高解像レンズなので、これも間違いなく 5Ds との組み合わせで最高の性能を発揮する高性能レンズなのでしょう。ただお値段のほうも旧型から大きく上がってしまい、実売 27~28 万円と、そうそう手の出る価格帯ではありません(´д`)。個人的には同じ 35mm F1.4 ならばシグマの Art レンズもかなりの高性能レンズなので、同じ値段を出すならシグマの Art 単焦点シリーズを揃えてしまったほうが楽しめる気も。まあシグマは高解像度に振った分ボケがやや硬い印象があるので、傾向としてキヤノンのほうがボケ表現は柔らかそうだな、という気もします。
いずれにしても買えませんが、一度実機を使って自分で撮ってみたいですね。

個人的には 70-200/4L をそろそろリニューアルしてほしいところですが、現行モデルも発売からまだ 10 年経ってないし、もう少し後になるのかなあ。

投稿者 B : 21:35 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2015/07/06 (Mon.)

MindShiftGEAR のカメラバックパック

マインドシフトギア、機内持ち込み可能なバックパック - デジカメ Watch

MindShiftGEAR(マインドシフトギア)から新型のカメラバックパックが発表に。よさげですね、これ。

マインドシフトギアは私も愛用するシンクタンクフォトからスピンオフしたブランドで、タウンユース寄りの製品が多いシンクタンクフォトとは対照的に、アウトドア/サイクリング寄りのカメラバッグを発売しているブランド。今のところバックパックしか出していませんが、バックパックのベルトパック部分が分離して、ウエストポーチ的にぐるっと前面に回せるという超ユニークな機構が気になって、実は先日ターン 25 フォトを購入した際には、Manfrotto の Pro Lite 3N1-25 を含めた三製品の間で最後まで迷っていました。
最終的に、よく考えるとこれはバックパックのメインコンパートメントの容積が小さくなってしまい、逆に使い勝手が悪いのでは...という結論に至り、気室を分けたり一体運用したりツブシが効く MILLET にしたわけですが、その後もマインドシフトギアのバックパックは気にはなっていたんですよね。

今回追加された「ファーストライト」シリーズは、ローテーション 180 シリーズとは違ってごくオーソドックスなカメラバックパックながら、機能性の高さがマインドシフトギアらしく、扱いやすそうです。あと、小型モデル(20L)でもノート PC の収納と三脚の装着に対応しているのがキモだと思います。リュックタイプのカメラバッグで、小容量とノート PC 収納・三脚装着を兼ね備えたものって意外とないんですよね。あってもミラーレス前提だったりして。大容量モデルであれば他社にも選択肢はあるけど、20L モデルはオンリーワンの魅力を持っていると思います。

ターン 25 フォトはとても気に入っているけど、遠出するときでもなければちょっと大仰なんですよね。デイリーユース向けにファーストライトも欲しくなってきたなあ(←カメラバッグ沼)。

MindShiftGEAR / ローテーション 180 トラベルアウェイ

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投稿者 B : 23:06 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック