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2014/11/11 (Tue.)

Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

キヤノン、「EF 100-400mm」を16年ぶりにリニューアル - デジカメ Watch
キヤノン / EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

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かれこれ 4~5 年は前から「出る出る」と言われ続けていた、キヤノンの EF100-400mm F4.5-5.6L がついにリニューアル。焦点距離や明るさのスペックはそのままに、II 型にモデルチェンジされました。
同じくスポーツ・動きモノ用のボディである EOS 7D Mark II の発売から間を置かずしての発表で、7D2 を意識して開発されたものと思われます。むしろ本当は同時発表したかったのが間に合わなかったんじゃないかとさえ思える相性の良さですね。

数字上のスペックは同じといっても、旧型は 16 年も前の設計になるわけで、レンズ仕様は全面的に見直されています。レンズ構成やコーティング、IS ユニットがアップデートされたほか、当然 USM モーターや内蔵マイコンも新しくなっているはずで、画質と AF 速度の両面で旧型とは桁違いの性能が期待できそう。最短撮影距離も 1m を切り、活躍の幅も広がっています。手ブレ補正の性能は 1.5 段→4 段、と大幅な向上(旧型の IS 性能は資料によって 1.5 段となっているものと 2 段となっているものがありますが、今回のプレスリリースから抜粋)。旧型はそれだけ長きにわたって現役を張ってきたということですが、それにしても長かったですね...。
気になるのはズーム方式が直進式から回転式に変更されていること。直進ズームは人によっては嫌いな人もいるでしょうが、スポーツ撮影等の素早いズーミングが求められる領域では使い勝手が良かったのも事実。今回、回転式に変更するにあたり、回転角を狭くしてズーミングスピードを上げていることに加えて、ズームリングのトルク調整ができるギミックも備えているなど、直進ズームに負けないユーザビリティ上の工夫が見て取れます。この使い勝手は一度試してみたいですね。

キヤノンのレンズは 3~4 年前の製品以降、それ以前のものと比べて設計基準がグッと上がっているようで、近年登場する新製、特に L レンズにおいては、ほとんどハズレがありません(その分、価格もグッと上がってしまいましたが)。これも「EF70-200/F2.8L II と同等以上の画質」とのことなので、現在の EF レンズを代表できる画質に仕上がっていることは間違いないようです。

個人的にはずっとこのレンズのリニューアルを待っていたものの、その間に出たシグマの 50-500OS に待ちきれず飛びついてしまったので、あなたが来るのが遅すぎたのよ!という思いです(´д`)。50-500OS に関しては性能・描写含め大変気に入っているんですが、唯一フォーカスリミッターがついていないことだけが物足りないんですよね。
シグマといえば焦点距離的に少しずれますが、動きもの用途という点では 150-600 [Sports] とは競合になりそうなところ。機会があるならば、7D2 をベースに使い比べてみたいものです。

投稿者 B : 22:22 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2014/10/10 (Fri.)

Swimming Fly & Gevaert カメラストラップ

気まぐれに新しいカメラストラップが欲しくなったので、一本買ってみました。

Swimming Fly & Gevaert / カメラストラップ (ファインチェック レッド) SFN-010

Swimming Fly & Gevaert

私が持っているカメラストラップは機能性重視なものが多くて、ちょっと小ぎれいに持ち歩きたいときには大仰すぎるかも、とは以前から思っていたんですよね。あるときこのストラップを見かけて、衝動買いしてしまいました。

トイカメラやカメラアクセサリーの輸入を手がける TOKYO TRADING のオリジナルブランド「Swimming Fly」のカメラストラップです。どちらかというとカメラ女子向けアイテムが多い会社ですが、このストラップは私のツボに入りました。

Swimming Fly & Gevaert

ストラップ部はベルギーの生地メーカー「Gavaert」の生地を使っているそうで、Gavaert のタグが大胆にあしらわれています。

カメラへの取付部は 8mm 幅のテープ。テープとストラップを繋いでいるパーツは合皮ですが、安っぽさはありません。
ストラップはけっこう幅広なので、ミラーレスだけでなく一眼レフでも十分にいけそうです。ただ、裏地に滑り止め等の加工はないので、あくまでカジュアルユース向け。

Swimming Fly & Gevaert

私が気に入ったのはこの色と柄。「レッド」という色名称がついていますが、濃紺に白と赤紫のチェックが入っていて、ユニセックスなイメージです。きれいめのカジュアルであれば、男女問わず似合いそう。

ちなみに同シリーズのストラップは全体的に攻めたデザインや素材感のものが多いので、このファインチェック系以外は男性が使うのはちょっと厳しめ。今公式サイトを見たら、ファインチェックは「在庫限りで終了」となっていたので、これはなくなる前に色違いで予備を買っておいてもいいかな...。
Swimming Fly & Gevaert

ガチの撮影に、というよりは、ミラーレスに広角めの単焦点レンズ一本だけつけて街中のスナップにでも出掛けたくなるストラップだと思います。私はカメラストラップは一度つけるとなかなか交換しませんが、これは気分に合わせてつけかえて楽しみたい感じ。
Swimming Fly & Gevaert / カメラストラップ (ファインチェック レッド) SFN-010

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投稿者 B : 22:10 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2014/09/26 (Fri.)

Vixen ATREK HR 8×32WP

悩んでいた双眼鏡選びですが、本格的な運動会・発表会シーズンを迎えるにあたり、心を決めて買ってきました。

Vixen / アトレック HR 8×32WP

Vixen ATREK HR 8×32WP

やはり初志貫徹で Vixen。個人的にはアルティマ Z 8×32 が欲しかったんですが、大きさ重さ的に NG。ウチの奥さん的にはこのアトレック HR 8×32WP でもまだ大きい、というイメージだったらしいですが、覗き比べてみてもらったところ、視野の広さと明るさでやっぱりこれが良いね、ということで決定。

Vixen ATREK HR 8×32WP

アトレック HR 8×32WP はダハプリズム式を採用したコンパクトな筐体が特長で、小型軽量ながら防水性能も備えたオールラウンダー的な双眼鏡です。デザインもシンプルで、長く使っても飽きは来なさそう。

Vixen ATREK HR 8×32WP

サイズ感はこんな感じ。今どきのスマホにしては小さい Xperia Z1 f を横に 2 台並べたよりも小さいフットプリントであれば、性能の割に十分コンパクトと言えるのではないでしょうか。

Vixen ATREK HR 8×32WP

側面はシボ加工済みのラバーで握りやすく。
ストラップホールもついていて、幅 6mm までのネックストラップが通せるようになっています。使い勝手を考えるとストラップは必須だと思いますが、カメラ用ストラップでも細めのものならば流用できるようなので、選択肢は広そう。

Coleman とか似合いそうですね。
Vixen ATREK HR 8×32WP

接眼レンズは右目側で視度補正。アイピースは回すとアイポイントを調節できるようになっています。

Vixen ATREK HR 8×32WP

視野角と明るさについては、もっと大きく重くてもよければより良いものもありますが、コンパクトさを考慮すれば十分に広く明るく、見やすいと思います。逆にこれよりも小さい双眼鏡は狭くて暗く、ちょっと使う気になれない感じ。

Vixen ATREK HR 8×32WP

付属品はキャリングケースとストラップ 2 本(本体用とキャリングケース用)。ケースはちょっとおっさん臭いデザインなので、違うのを別途探したいところですが、カメラと違って双眼鏡のキャリングケースってそんなに選択肢もなく、悩ましいところ。

Vixen ATREK HR 8×32WP

とりあえず汎用性の高い双眼鏡を手に入れられて満足です。でも最近 Vixen の天体望遠鏡を買った人の話を聞いていると、天体観察用の光学機器の世界はもっと奥が深そうなので、なるべくそっち方面には興味を持たないようにしておこう(笑。

Vixen / アトレック HR 8×32WP

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投稿者 B : 00:32 | Camera | コメント (0) | トラックバック

2014/09/19 (Fri.)

PowerShot G7 X にも触ってきた

7D2 と一緒に、コンデジの新型 PowerShot G7 X にも触ってきました。
※展示機は試作品のため、最終製品とは細部の仕様が異なる可能性があります。

キヤノン / PowerShot G7 X

PowerShot G7 X

1inch センサに 24-100mm/F1.8-2.8 相当という、RX100 シリーズをもろに意識した高級コンデジの新機種。従来ならば PowerShot S シリーズが担っていたカテゴリですが、大幅なスペックアップとともに PowerShot G シリーズの新ラインとして登場しました。かつて「PowerShot G7」という機種も存在したので名称は紛らわしいですね...。

PowerShot G7 X

デザイン的には PowerShot G シリーズじゃなくて PowerShot S90 からの流れを確実に汲んでいるように見えるのに、あえて G シリーズなんだ...と思っていたんですが、実物を見て納得。ボディの表面がプロット塗装だったり、ダイヤルやリング周りのデザインは明らかに G シリーズのそれ。「G シリーズのスペックを、S シリーズ風のデザインでやや上品にまとめたカメラ」という印象に仕上がっています。

PowerShot G7 X

モードダイヤル周りのデザインが特徴的。露出補正ダイヤルの上にモードダイヤルを重ねた二階建てダイヤルになっています。
どちらも回転は固めで(二階建てゆえにどちらかを回したときに意図せずもう一方が回ってしまうのを防ぐためでしょうか)、スムーズさに欠けます。モードダイヤルはともかく、露出補正ダイヤルはもう少し軽く回させてほしかったところ。そうすると不用意に回ってしまうので、痛し痒しですが。個人的には二階建てダイヤルはあまり好きではないなあ。

PowerShot G7 X

ポップアップフラッシュも内蔵。ギミックが PowerShot S シリーズとは違い RX100(I/II)に近い方式になったので、ポップアップが固着するトラブルとは無縁になったと思われます>誰となく

PowerShot G7 X

液晶は上方向のみながらチルト可能。タッチ操作にも対応しています。上下チルト&タッチ非対応な RX100 III とは一長一短ですね。上下チルト&タッチな機種が欲しいです、安西先生...。

PowerShot G7 X

レンズ周りのコントローラーリングを回すと画面上にダイヤル風の UI が表示されるのは最近のこのクラスではもうトレンド。デフォルトでは絞り優先モードで絞り値が、シャッタースピード優先モードでシャッタースピードが、プログラムオートでは ISO 感度が操作できます。

キヤノンのコントローラーリングのいいところは、背面の「RING FUNC.」ボタンでこのリングの操作項目を動的に切り替えられることでしょう。デフォルト(STD)では上記の操作になりますが、RING FUNC. ボタンを押すことで ISO 感度やホワイトバランス、ステップズーム等をボタンやリングから手を離すことなく操れるのが快適。その際、リングのデフォルト機能は背面のホイール側に引き継がれるので、個人的にはリングをステップズーム、ホイールを絞り値(絞り優先の場合)に割り当てて使うと具合が良さそう。このリングの操作性は明確に RX100 シリーズ(リングの動作は 1 種類しか設定できない)よりもいいところだと思います。

PowerShot G7 X

あと、ズーム時に画面上に最短撮影距離が表示されるのが、細かいけれどありがたい。このクラスのカメラは広角側と望遠側で最短撮影距離が大きく変わることが多く、今どれくらいまで寄れるのかが把握しづらいので、この機能は助かります。RX100 にもつけてほしいくらい。

PowerShot G7 X

PowerShot S120 と比べてみました。

正面からの投影面積はあまり違いませんが、少しだけ G7 X のほうが大きいです。PowerShot S シリーズも顔つきが年々普通のコンデジっぽくなってきたので、こうやって比べてみると G7 X の面構えのほうが明らかに「本格的なカメラの存在感」を放っていますね。

PowerShot G7 X

ただ、薄さはだいぶ違います。
レンズリングの出っ張りまで入れると G7 X のほうが 1.5 倍くらい厚く、シャツの胸ポケットにギリギリ許容範囲と言えそうな S120 に対して、G7 X はジャケットのポケットでないと無理な感じ。まあカメラとしての格が明らかに違うから仕方ないでしょう。

PowerShot G7 X

直接のライバルと言える RX100 III との比較。
ほぼ同じサイズ感ですが G7 X のほうが少しだけ背が高く、ダイヤルの出っ張りまで含めるとけっこうな差になります。

PowerShot G7 X

ただ、厚みはほぼ同じ。

かなり似たスペックの両者なので、選択のポイントはよりズームの伸びる G7 X か、EVF 内蔵の RX100 か、というところになるでしょう。個人的には望遠が欲しいときは他のカメラも持っていることがほとんどだし、屋外晴天下で撮ろうと思ったらファインダは必須なので RX100 かなと思いますが、G7 X の操作性も捨てがたい。先に RX100 III を買っていなければ、かなり迷っていたに違いありません。

キヤノン / PowerShot G7 X

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2014/09/18 (Thu.)

EOS 7D Mark II に触ってきた

発表されたばかりの EOS 7D Mark II がもう先行展示されているということで、さっそく触りに行ってきました。

キヤノン / EOS 7D Mark II

EOS 7D Mark II

場所は品川のキヤノン S タワー。ほとんどの人はショールームというと銀座のほうに行くのか、品川はいつも比較的空いています。しかし展示機はまだ 1 台しかないようで、1 人 10 分の制限がついていました。大混雑というほどではないものの、2 人分くらい待ってようやく触ることができました。
※展示機は試作品のため、最終製品とは細部の仕様が異なる可能性があります。

EOS 7D Mark II

パッと見では先代 7D と違いが分からないくらいイメージを踏襲したデザインですが、よーく見るとボディラインの取り方が 5D Mark III に近いものになっていたり、ボタンの形状や表面処理も 5D Mark III と共通化されていたり、確かに 5 年分のアップデートが反映された意匠になっています。
このデザインなら既存ユーザーの移行には全く違和感がないどころか、7D から買い換えてもバレ・・・おっと、誰か来たようだ(ぉ

持ってみた第一印象は「重っ!」。重量的には先代 7D と全く同じで、確かに 7D も同じくらい重いんですが、改めて重量級の APS-C 機であることを実感します。重さでいったら 5D3 のほうがわずかに重いはずなんですが、なぜか 7D のほうがみっちり詰まった重みを感じるんですよね。無意識にセンササイズの差から想定される重さが念頭にあるのかもしれませんが。

EOS 7D Mark II

モードダイヤルには 5D3 同様のロックボタンがつきました。先代 7D では発売時点ではついておらず、後日有償サービスでの対応だったので、ちょっと羨ましかったんですよね。

アクセサリシュー前方の出っ張りは GPS アンテナ。通称チロルチョコ(ぉ

EOS 7D Mark II

背面は液晶がワイド化され、ボタン周りのデザインも変更されて 5D3 寄りになりました。というか、よく見比べないと 5D3 との違いが分からないレベル。

EOS 7D Mark II

5D3 との最大の違いは、マルチコントローラ(スティック)の同軸上に測距エリア選択レバーが追加されたことでしょう。65 点の AF ポイントを瞬時に選択する...というより、このカメラの用途としてピンポイントで AF 測距点を選ぶのではなくゾーン指定してその中に動体を捉える、という使い方になるので、このレバーを用いて測距エリア選択モードを切り替え(トグル式)、マルチコントローラで位置指定する、という手順になります。ここは明らかに 5D3 よりも優れているポイント。
これは実際にファインダを覗いて操作してみないと快適さが分かりにくいですかね。ファインダ内の撮影は NG だったので、気になる方はショールームか今月末のイベントでご確認を。

またサブ電子ダイヤルの表面には 5D3 同様のタッチパッドが内蔵されました。動画撮影時くらいしか用途のないタッチパッドではありますが、デュアルピクセル CMOS AF の性能も相まって、7D2 はもしかすると 5D3 以上に動画向きのカメラとして評価されるかもしれません。必ずしも一眼ムービーの全てにフルサイズのボケが必要なわけでもないし。

EOS 7D Mark II

10 分という制限時間の中だったので、外観写真も撮らないといけないし確認できた部分は限られましたが、7D ユーザーとしては確かに進化が感じられるカメラでした。AF は速く扱いやすそうなので、あとは高感度性能がいかほどのものか、というところですね。このへんはチャンピオンデータ以外の撮影サンプルや実際に使ってみた方のレビューを待ちたいと思います。

こうやって新機種に触ってみると、今まで十分満足していた 7D が急に古くさく見えてくるんだから、ゲンキンなものです。(あ、7D は今でも十分良いカメラだと思いますよ)

EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM

7D2 の隣には、今回同時発表された新レンズも展示されていました。こちらは廉価版の標準ズームとなる「EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM」。

スペック的には EF24-105mm F4L IS USM と被りますが、こちらのほうが 145g も軽量。鏡筒が細いため F4L よりも長く見えますが、長さはほぼ同じ。6D に装着して展示されていたこともあって、持ってみるとフルサイズにしては非常に軽い!今まで 6D の軽さを活かせる標準ズームが存在しなかったので、2 種類の F4L に代わってこれが今後の 6D 用標準ズームということになるでしょうか。特殊レンズの仕様枚数は EF24-105/F4L より少ないですが、MTF を見る限り F3.5-5.6 のほうが解像度は高そう。ヘタに F4L を中古で買ってハズレを引くくらいなら、非 L のこっちを買った方が正解、という可能性もありますね。

EF-S24mm F2.8 STM

こちらは「EF-S24mm F2.8 STM」。EF 初のパンケーキレンズ EF40/2.8 STM の APS-C 版ということになります。
35mm 版換算で 38.4mm 相当となるので、フルサイズで EF40mm を使うのとほぼ同じ感覚。逆に EF40mm を APS-C 機で使うと 64mm 相当になり、中途半端すぎて使いづらい感がありましたが、今後は APS-C のパンケーキとしてはこちらが定番になりそうです。7D2 で使っても悪くないけど、やっぱり Kiss と組み合わせてお手軽にスナップ、というのがいいんじゃないでしょうか。

EOS 7D Mark II

製品カタログももらってきました。アテンダントのお姉さんに「総合カタログの他に被写体別カタログが 6 種ありますが、どれになさいますか?」と聞かれ、野鳥バージョンとモータースポーツバージョンでちょっと迷い。おそるおそる「複数いただいてもいいですか?」と尋ねてみたら「全種類お持ちになりますか?」という大胆な提案をいただいたので、全部(+PowerShot G7 X)もらってきてしまいました(笑。しかもキヤノンロゴの紙袋付き。
基本的に全て同内容で掲載されている作例が違うだけ(もっというと総合カタログには全ジャンルの作例が網羅的に収録されている)ですが、7D2 の主な用途を想定して、被写体別にカタログを作り分けるこだわりと、それが許される環境がすごい(笑。たぶん量販店に並ぶのは総合カタログだけで、この被写体別カタログはショールームとイベント限定になるでしょうが、逆にそれだけのためにカタログを起こせるのがすごい(;´Д`)ヾ。

こういうのも含め、2 年半前の 5D3 以来ひさびさにキヤノンの本気を感じさせるカメラに仕上がっています。ぐう欲しい。

キヤノン / EOS 7D Mark II

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2014/09/16 (Tue.)

Canon EOS 7D Mark II

キヤノン、APS-C機フラッグシップ「EOS 7D Mark II」 - デジカメ Watch
【フォトキナ】キヤノン、10コマ/秒の「EOS 7D Mark II」を披露 - デジカメ Watch

EOS 7D Mark II

出る出ると言われ続けてかれこれ 2~3 年は経ったかと思われる EOS 7D Mark II が、photokina でいよいよ発表されました。
思えば 7D も 2009 年の発売からここまで、大規模なファームアップでの機能向上で中継ぎしつつ、息の長いモデルになりましたね。

一見、順当進化。デザインまでほぼ変化がないレベルでのモデルチェンジですが、その実態は、まごうことなき正統進化。とはいえ前作から 5 年、マイナーチェンジというレベルではなく、その間に登場した 5D3、1DX、70D の要素を出し惜しみなく注入した、現時点での APS-C 一眼最強モデルと言える内容になっています。

初代 7D とスペックを比べてみるとこんな感じ。

モデル EOS 7D Mark II EOS 7D
センササイズ APS-C APS-C
画素数 約 2,020 万 約 1,800 万
ISO 感度 ISO100~16000(拡張 ISO51200) ISO100~6400(拡張 ISO12800)
ファインダ方式 ペンタプリズム式 OVF ペンタプリズム式 OVF
ファインダ視野率 約 100% 約 100%
ファインダ倍率 約 1.0 倍 約 1.0 倍
AF 測距点 65 点
(全点クロス、中央 F2.8 デュアルクロス)
19 点
(全点クロス、中央 F2.8 デュアルクロス)
測距輝度範囲 EV -3~18 EV -0.5~18
測光方式 15 万画素 RGB+IR 測光センサ使用
252 分割 TTL 開放測光
63 分割 TTL 開放測光
連続撮影 最高約 10 コマ/秒 最高約 8 コマ/秒
ライブビュー デュアルピクセル CMOS AF コントラスト AF/クイック AF
シャッター速度 最高 1/8,000 秒 最高 1/8,000 秒
動画撮影機能 MOV/MP4 FHD 60p/50p/30p/25p/24p MOV FHD 30p/25p/24p
記録媒体 CF Type I、SD/SDHC/SDXC CF Type I/II
液晶モニタ 3.0 型ワイド/約 104 万ドット(非可動) 3.0 型/約 92 万ドット(非可動)
GPS 搭載
Wi-Fi
HDMI 出力 Type C Type C
マイク入力 ステレオミニ ステレオミニ
ヘッドホン出力 ステレオミニ
バッテリ LP-E6N
ファインダ撮影時:約 640 枚
LP-E6
ファインダ撮影時:約 800 枚
外形寸法 約 148.6×112.4×78.2mm 約 148.2×110.7×73.5mm
質量 約 820g(本体のみ) 約 820g(本体のみ)

7D のいいところは継承しつつ、特に AF/AE 周りのスペックが大幅に進化しています。70D のデュアルピクセル AF が搭載されてライブビューでも高速な AF が使えるようになりましたが、液晶がバリアングルではないのが難点。ライブビューは実質的に動画撮影用として使ってください、という位置づけですかね。
そしてこれだけスペックアップしながら、サイズはほぼ変わらず・重量も全く増えず、というのが立派。まあ 7D もフルサイズ機並みの重さ(6D よりも全然重く、5D3 に匹敵するレベル)があったので、これ以上重くなると辛いところではありましたが。ただ、いろいろ機能が入った分、バッテリが(容量が若干増えているにも関わらず)もたなくなってはいます。あと、そろそろ Wi-Fi は内蔵してほしかったところですが、撮ってその場でシェアするような写真撮るカメラじゃねえんだよ!ちゃんと現像しろ!という意思表示でしょうか(笑

7D ユーザーとしては、これはもう買い換え決定...と言いたいところですが、7D がメインカメラだった 3 年前ならまだしも、今はここ一番の 5D3 があるし、普段使いは α7&α6000 だし、7D は野鳥とスポーツ専用カメラになっているので、優先順位はそこまで高くないかな。まあ今の 7D に対しては AF のヒット率がもっと欲しかったり、実用になる高感度がせいぜい ISO800 までだったので、その二点が改善されているだけでも買い換えの理由にはなり得ます。7D も発売後半年経って価格がこなれてきたところで購入したので、これも購入時期は見極めたいと思います。最近のキヤノンの開発サイクルからすると、中級機以上は 4~5 年現行機種になると思われるので、おそらくいつ買っても後悔はしないはずです。

とりあえず早いうちに実機に触りに行ってこようと思います。

キヤノン / EOS 7D Mark II

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投稿者 B : 22:27 | Camera | DSLR | コメント (2) | トラックバック

LUMIX CM1

【フォトキナ】パナソニック、LTE対応デジカメ「LUMIX CM1」発表 - デジカメ Watch

photokina が始まっていますが、まず気になるカメラがパナソニックから発表されました。

Android 搭載の LTE 対応コンデジ「LUMIX CM1」。単体での通信が可能でアプリも入れられるということで、従来のカメラよりもコミュニケーション用途を重視した位置づけ。まあ今でにも Android を搭載したカメラはニコンや SAMSUNG からも出ていましたが、国内メーカー製 LTE 対応カメラとしてはこれが初。

1 インチセンサはいいけど 28mm の単焦点レンズというのはユーザーを限定しそうだし、Android はカメラのプラットフォームとしては安定性やレスポンスの面で不安があるし、爆発的に売れるモデルではないでしょう。が、個人的にカメラは画質やレスポンスも大事だけど、もっとコミュニケーションツールとして進化すべきだと思っているので、この方向に踏み出したパナソニックの姿勢は支持したいです。パナソニックのカメラは以前から、伝統的なカメラメーカーでは割り切れないであろう部分を割り切ってコンセプトを明確にした商品企画が多かったですが、これはその最たるものですね(その一方で、GM5 はいろいろ付け足した結果 GM1 の潔さが失われてしまったように見えますが)。まあ、CM1 はカメラチームではなく撤退したスマホの開発チームが主となって作った製品のようですけどね。

今のところ国内発売については不明ですが、技適取得済みらしいので発売の可能性は高いかと。
このカメラ、最近選択肢が異様に増えている MVNO の格安 SIM とか挿しとくと案外ちょうどいいんじゃないかという気がします。今までだと、こういうカメラは Wi-Fi でいったんスマホに画像転送するか、ルータやテザリングにぶら下げるかする必要があって少々面倒でしたが、MVNO の隆盛で少し潮目が変わってくるかもしれません。

コンデジや低価格一眼の市場縮小で、カメラメーカー各社は挙って中上位機にシフトしてきていますが、個人的にはこういうパラダイムを変えようという動きのほうが興味深いかな。こういうアプローチが最終的にどういう形態で市場に受け入れられていくのか、あるいは受け入れられないのか、見守っていきたいと思います。

投稿者 B : 21:00 | Camera | Compact | コメント (0) | トラックバック

2014/09/12 (Fri.)

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM

シグマ、2種類の「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM」を発表 - デジカメ Watch

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports

来週の photokina に先駆けてカメラメーカー各社から製品発表が相次いでいますが、シグマからも新製品が発表されました。

dp1 Quattro」については他にも書く人はたくさんいるだろうからそこはお任せするとして(ぉ、50-500OS ユーザーとしてはやはり 150-600mm OS が気になります。
2 年前の「SIGMA GLOBAL VISION」発表以来、[Sports] ラインに属するレンズは 120-300mm F2.8 しか用意されておらず、カテゴリ的に次は超望遠系で来ることは間違いないだろう...という状態のまま、長らく待たされてきました。そうやってようやく出てきたのが 150-600mm というところまではある程度想像できましたが(ライバルであるタムロンからも同様のレンズが出たところですし)、まさか同スペックのレンズを 2 種類同時発表だなんて、予想の斜め上すぎるでしょう(;´Д`)ヾ。
まず [Sports] ラインのほうの 150-600mm は、防塵防滴仕様にレンズへの撥水・防汚コーティングなど、過酷な使用環境にも耐えるプロ仕様。主要な焦点距離ごとにロックできるズームロックスイッチや、直進ズームとしても使える操作性といった、使い勝手の部分にも手を抜いていません。唯一気になるのは、フォーカスリミッター機能がついていなように見えることでしょうか...。また価格は 259,000 円で、フィルタ径 105mm・重量 2,860g という「買うにも使うにも気合いが必要なレンズ」であることも事実です。でもスポーツ撮影や野鳥撮影に本気で使う人なら、スペックから考えると決して高価くないことも事実。

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

いっぽう [Contemporary] ラインに属するほうの 150-600mm は、数値上のスペックは [Sports] モデルと同等ながら、そのコンセプトどおりコストパフォーマンスが高く、サイズ・重量的にも比較的扱いやすいレンズになっているようです。残念ながら重量が未発表ですが、設計として近いと思われる 150-500mm が 1,780g、50-500mm が 1,970g であることを考えると、最終的に 2kg 前後にまとめてくることでしょう。スペックは同等ながらレンズ構成は別物で、[Sports] のほうが特殊レンズの使用枚数も多いことから、実際の描写性能は当然 [Sports] のほうが高いはずですし、[Contenporary] は簡易防塵防滴に留まるなど、機能面でも差分があります。

それにしてもなぜ同時に 2 本も...というのが謎ですが、想像するに、まずは企画段階で目標とするスペックを定め、150-500mm あたりを発展させる形で設計を始めたものの、「コストを考慮しなければここまで性能が出るはず」とハイスペック版も試作してみて

設計者「こっちが順当に設計したもの。で、高くデカく重くなってもよければここまで性能出せますが、どっちを製品化しましょう」
山木社長「よし。迷ったときには両方だ」

というやりとりがあったのではないでしょうか(ぉ。いやマジで、後日開発秘話などで「[Sports] は開発者が社長にも内緒で作っていた」みたいな話が出てきても私は驚きません。

50-500OS を愛用する私としては、やっぱりこのレンズは気になるところ。野鳥やモータースポーツ撮影に使っていると、500mm(APS-C で使って 800mm 相当)でも届かず、「もっと!」と思うことも少なくないんですよね。超望遠域になるとレンズ性能だけでなく大気の状態にも影響を受けるので、長けりゃいいというものでもありませんが、そのもう一歩が届くのは大きいです。まあ 50-500OS でも持ち出すのに気合いを要するので、カメラボディ込みだと 4kg 級になってしまう [Sports] はさすがに無理ですが、[Contemporary] は価格と重量次第で買い換え候補にしてもいいところ。これでフォーカスリミッターがついていたら即決なんですが、そこだけが惜しいんですよね...。

投稿者 B : 23:15 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2014/09/05 (Fri.)

双眼鏡の購入検討中

最近、双眼鏡の購入を検討しています。

というのも、そろそろまた野鳥撮影の季節なので、鳥を探すのに双眼鏡が欲しいな...と思っていたところ、ウチの奥さんも「これから娘の運動会とか発表会とかが多くなる時期だから、双眼鏡欲しいんだよね...」と。
確かに、ウチの小学校はマンモス校で、校庭から保護者席までかなり距離があり、肉眼で我が子を探すのがけっこう厳しいんですよね。ピアノの発表会も、たまに大きめのホールで開かれることがあるので、オペラグラスが欲しくなる瞬間はあります。まあ、私はいずれもカメラの望遠レンズ越しに見ているので、あまり困っていませんが(ぉ。

というわけで、いろいろな利害が一致したため、双眼鏡を買うことにしました。

機種選びは、やっぱりツァイスが欲しいわけですが...まあ、他社の同等スペック品と比べて倍以上の値段がするので、そうそう手が出るものではありません。カメラ用レンズならばそれでも買ってしまうところですが(ぉ)、使用頻度を考えるとそこまでの投資はできません。
次点としてはキヤノン。カメラ用レンズと同じく IS(光学手ブレ補正)が搭載されているので、覗いたときの像の安定性は高そうですが、これも高い。

初心者でも手を出しやすい入門機としては、やっぱり Vixen あたりが安牌でしょうか。

Vixen / アルティマ Z 8×32 (W)

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この「アルティマ Z 8×32」は、いろいろ調べてみると割とどんなサイトでも推奨されている、入門機の定番中の定番と言えるモデルっぽいです。

双眼鏡といっても光学機器なので、カメラの知識があればある程度理解できるはず...と思ったら、いきなりスペックの書き方からして違うんですね。「8×32」のような表記で、前者の数字(ここでは 8)が倍率、後者(32)が対物レンズ(前玉)の口径を表しています。カメラユーザー的には焦点距離と F 値で書いてくれたほうが想像しやすいんですが(笑。
で、この「アルティマ Z 8×32」は、8 倍で有効口径 32mm の標準的な双眼鏡、ということになります。

また、内部に使われているプリズムにも「ポロプリズム式」と「ダハプリズム式」の 2 方式があります。このあたりは、ニコンのサイトに図解があります。

Nikon Sport Optics | How to | Sport Optics Guide -Binoculars- | 双眼鏡の基礎知識 | 双眼鏡の分類

ダハプリズムのほうが小型軽量化しやすいけど製造が難しいため高価、でも最近は技術の向上によって価格差は縮まってきた、ということのよう。
この「アルティマ Z 8×32」は、対物レンズと接眼レンズの光軸がずれていることからも分かるとおり、ポロプリズム式ですね。

いろいろ調べてみたら視野角も広いようだし扱いやすそうだな、という結論に達したんですが、単体で 500g 以上あって私はともかく奥さんに使わせるにはちょっと重い。
じゃあダハプリズム式は、ということで同等スペックのダハプリズムモデルも調べてみました。

Vixen / アトレック HR 8×32WP

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倍率とレンズ有効径は同一。価格帯もほぼ同じ。それでいて、さらに防水性能を備えながらこっちのほうが 100g 以上軽く、コンパクト。アルティマに対する弱点は、視野角が狭いこと。実視界 8.3° に対して 6.5° というのは、けっこうな差になります。

取り回しはアトレックのほうが良さそうなので、後者に傾いてはいますが、あとは実物をじっくり見比べて決めようかな。小学校の運動会は今月末なので、早々に買ってしまいたいと思います。

投稿者 B : 23:00 | Camera | コメント (0) | トラックバック

2014/09/03 (Wed.)

Zeiss Loxia

カールツァイス、フルサイズEマウントレンズを海外発表 - デジカメ Watch

Zeiss Loxia

しばらく前から噂になっていた(というか、開発を進めていること自体は一年前から公表されていましたが)ツァイスのフルサイズ E マウントレンズ「Loxia」が発表されました。

フルサイズセンサに対応した E マウントレンズで、MF 専用。その代わり比較的コンパクトにまとまった高品位なレンズに仕上がっているようで。
当初のラインアップは Planar 50mm F2、Biogon 35mm F2 の 2 本。Touit が 32mm(48mm 相当)と 12mm(18mm 相当)というやや変化球気味にスタートしたのに比べると、まずは王道中の王道から出してきました。MF ということもあり、レンズ構成がオリジナルの Planar や Biogon のものを踏襲していて、ツァイスらしい描写を楽しめるレンズになりそうです。Planar はともかく、Biogon は今やコシナ製の ZM マウントでしか新品入手できなかったので、注目度は高そう。
鏡筒のデザインからいって、これも製造はコシナですかね。近年のツァイスレンズの画質は Touit や Otus が証明しているので、これも間違いないレンズだと思われます。コシナ製だとすれば特に。

絞りは実絞り。絞りリングのクリック感をなくすデクリック機能もついているとのこと。これは動画撮影時にスムーズな露出変更を可能にするためのものです。MF 専用であることからも分かるように、一眼ムービーユーザーと MF で撮ることに悦びを覚えるハイアマ以上のフォトグラファー向けのレンズと言えるでしょう。まあ、AF だからって Touit がエントリー向けだとは思いませんが(笑

不安な点をあえて挙げるとすれば、マウント側のツァイスブルーのリングが α7 のマウント部のグランドアンバー色とケンカしそうなことと(笑)、焦点距離的に E マウントのソニー製ツァイス(Sonnar 55mm F1.8、35mm F2.8)ともろかぶりなところでしょうか。AF と MF で違うしレンズ構成も全然違うので別腹(ぉ)という考え方もできますが、ただでさえまだまだラインアップが貧弱な FE レンズだけに、相互補完的なラインアップを築いてほしかった気はします。

個人的には、先日 TECHART の AF マウントアダプタを手に入れて、俄然 CONTAX G レンズ群の使い勝手が向上したところで、しかも Loxia とはレンズスペックがもろかぶりでもあるので、手を出すのはちょっと躊躇するところ。国内での販売価格は 10~12 万円くらいになりそうなので、しばらくは様子見かなあ。1 年後くらいにまた 2 本セットで半額みたいなセールがあったら、間違いなく手が滑ってしまうと思いますが(ぉ。

投稿者 B : 22:00 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック