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2014/07/05 (Sat.)

Touit、国内でも値下げ

おお、日本でも Touit の値下げ、来ましたか。

私は先月、実質半額になっていた Touit を米 B&H からの共同購入の形で手に入れましたが、その時点では国内での価格変更に関するアナウンスはありませんでした。が、このボーナス商戦の最盛期に値下げとキャンペーンが同時並行的にスタート。フジヤカメラだけでなく、ヨドバシやビックでも価格変更されています(本エントリー執筆時点では、Amazon の価格には未反映のもよう)。

12mm F2.8、32mm F1.8 ともに 22~23% 程度の値下げで、約半額だった B&H ほどの割安感はありませんが、B&H は期間限定かつ 12mm+32mm の抱き合わせ、しかも海外通販というハードルの高さがありました。その点、恒常的な値下げでかつ 1 本でも買えるので、手は出しやすいですね。
フジヤカメラならさらに新品ボディとの同時購入で 18,000 円引きになるキャンペーンも実施中。ボディとの同時購入こそ必須ですが、レンズ単体の価格で言えば B&H の期間限定価格に匹敵する安さになります。NEX-6/7 あたりをまだ使っていて Touit が気になっている人は、この際 α6000 あたりに買い換えてしまってもいいんじゃないでしょうか...と、誰となく。


Carl Zeiss / Touit Distagon T* 12mm F2.8 E-mount

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2014/07/04 (Fri.)

Canon DPP 4.0

ちょっと出遅れてしまいましたが、キヤノン純正の RAW 現像ソフト「Digital Photo Professional」のバージョン 4.0 を試してみました。

キヤノン:一眼レフカメラ EOS|Digital Photo Professional 4.0

Digital Photo Professional 4.0

私は昨年 Photoshop 写真業界向けプログラムに申し込んで以来、メインの RAW 現像ソフトは Lightroom に移行してしまいました(全くの余談だけど、期間限定の延長を繰り返した挙げ句に「フォトグラフィプラン」と改名してレギュラーメニュー化した Adobe のやり口は酷いと思う)。なので、カメラメーカー製の RAW 現像ソフトはあくまでサブ的にしか使っていません。
それ以前は、純正現像ソフトでカメラプリセットの色モードをベースに微調整する程度の現像でしたが、フルサイズセンサ搭載カメラをメインに使うようになってから、センサが持つダイナミックレンジの広さを活かして現像で追い込むことで仕上がりが全然違ってくることを実感し、また Lightroom でのワークフローがカメラ側の画作りを意識させず、かつ大胆にいじれることもあって、この 1 年ほどで自分の画作りがだいぶ変わってきたことを自覚しています。

そんな、すっかり Lightroom ユーザーになってしまった私が久しぶりに戻ってきた DPP の新バージョンはどうか。

Digital Photo Professional 4.0

うお、デザインからしてガラッと変わった。

DPP は長い間キヤノンの RAW 現像ソフトとして提供されてきたためか、旧バージョンは改築と増築を繰り返してきた家みたいな状況になっていて、画面デザインには古くささを感じる部分もありました。それが全くの新規デザインに作り直され、黒ベースになったことも相まって、かなり Lightroom を意識してきたのかな、というデザインになっています。また、ようやく 64bit 版が登場したことで、高性能な PC の恩恵を受けられるようになりました。3.4GHz クアッドコア・16GB メモリ・SSD な私の自作機だと、確かに 3.x 系よりも動作のひとつひとつがキビキビして感じます。

Digital Photo Professional 4.0

調整画面。

ツールパレットの配置がやはり Lightroom っぽくなってはいますが、ツールの並び順やスライダーの使い勝手は DPP らしい扱いやすさを保っています。具体的には、Lightroom ではスライダーの調整幅が無段階なのが、DPP ではスライダーは整数値ごとの大雑把な調整で、微調整は数値パラメータとして入力するようになっています。あまり細かくいじれすぎてしまうと次第に訳が分からなくなってしまうので、これくらい大雑把なほうが最初は扱いやすいと思います。

また、プレビューウィンドウはワンクリックで全体表示/ピクセル等倍表示を切り替えられるようになりました。ここも Lightroom を意識したんでしょうね。個人的には、表示倍率を直接指定するキーボードショートカットが旧バージョンから変えられてしまったので、最初戸惑いました。キーボードショートカットは作業効率向上に欠かせない部分なので、無闇に変えないでほしかった...。
ただ、プレビューはメインウィンドウの他にセカンドウィンドウを 4 つまで表示させることができ、部分拡大を複数同時に見ながら作業できるのは、Lightroom にはない機能ですよね。大画面やマルチディスプレイが活きる機能で、これはありがたい。

Digital Photo Professional 4.0

色調整もかなり細かくできるようになりました。個別の色域ごとに微調整できるので、特定の色味だけをいじることが Photoshop なしでもできるようになりました。それほど多用する機能ではありませんが、画質劣化を抑えるという意味では現像時に調整できるのはありがたい。

まだそれほど使い込めていませんが、Lightroom に慣れると DPP では物足りないと感じていた部分がいろいろと改善されていて、これはまた改めて Lightroom と併用してもいいかなと思います。ただ、今のところフルサイズ EOSにしか対応していないため、7D では使えないのと、メーカー混在させて使う私の環境ではメーカー依存のない Lightroom のほうが何かとラクだったりもするので、あくまでサブという位置づけですが。Adobe CC は 2 台までにしかインストールできないので、PC がたくさんある我が家(ぉ)ではメインマシン以外は DPP 中心、という使い方でもいいかもしれません。

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2014/06/28 (Sat.)

CONTAX G-αE AF マウントアダプタがモデルチェンジ

デジカメアイテム丼:AF対応のコンタックスGアダプターが実用レベルに - デジカメ Watch

澤村徹さんによるデジカメ Watch の記事ですが、しばらく前に発売されていた CONTAX G-NEX AF 対応マウントアダプタに第三世代モデルが発売されたとのこと。ポイントは、

  • フルサイズセンサ対応
  • AF 高速化
  • アダプタ自体のファームアップが可能に
の 3 点。 このアダプタ、以前から気にはなっていたものの、AF 速度はあまり実用的じゃなさそうだし、CONTAX G レンズを使うメインボディを α7 に切り替えてしまったこともあって、手を出さずにいました。が、新型ではそのあたりの問題が改善されていて、AF もそれなりに実用レベルになっているようなので、再び気になってきました。AF/MF の切り替えも純正レンズの DMF 的な感覚で使えそうだし(ただ、MF リングが極小なので MF はしづらそう)、これはいいかも...。

純正のレンズラインアップがなかなか揃ってこないので、しばらくこっちで遊んでみるのもいいかもしれないなあ。

TECHART / TA-GA3

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投稿者 B : 00:30 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2014/06/17 (Tue.)

Touit 1.8/32

先日の闇取引の話。

いやあ、偶然ってあるものなんですね。

アメリカの B&H にて、期間限定で Touit の 12mm・32mm のセットが通常の約半額で販売されている、という情報を目にしました。
32mm のほうは去年みんぽすで X マウント版をレビューして描写は気に入っていたものの、欲しいレンズの優先順位的に今まで手を出さずにいました。でも、半額で買えるのか、うん!そうかそうかそうなれば話は違う。

でも、12mm は持っているので、いくら半額といっても無駄になるしなあ...。
いやまてよ。そういえば逆に E マウントの 1.8/32 だけ持ってて 2.8/12 を持ってない人がいたような!ような!

2.8/12 はクマデジさんも去年レビューしてけっこう気に入っていたよなあ。これは、もしかしてまた分担して購入するとちょうどいいんじゃ...?
と思っていたところ、なんか DM が届きました。

K「これどう思います?共同購入しますか?」

貴様、さてはニュータイプか!(;´Д`)ヾ

Touit

というわけで、共同購入しました(ぉ

B&H で日曜日の夜(日本時間)にオーダーして、通関もあるし金曜日くらいに届くかな...と思っていたら、水曜日のお昼に届いていました(;´Д`)ヾ。B&H も UPS も税関も仕事速すぎる。クマデジ家が引越でバタバタしていそうだったので、拙宅で受け取り→横浜のアジトで引き渡し、という流れに。

Touit

北米市場向けの商品を購入したので、商品カートンにはアメリカ・カナダ向けの品質保証シールが貼られていました。
まあ安かったので無保証でもやむなしですが、仮に修理するとしたらアメリカの B&H 経由で修理工場に出すことになるんですかね...?MADE IN JAPAN なのに(笑。

Carl Zeiss / Touit Planar T* 32mm F1.8 E-mount

Carl Zeiss Touit 32mm F1.8

というわけで、一年ぶりに私の手許にやってきた Touit 1.8/32。一度レビューしているので改めて語ることも多くありませんが、前回使ったのは X マウント用なので、絞りリングがないなど外観も微妙に異なっています。

Carl Zeiss Touit 32mm F1.8

あと、レンズ銘板のブランド表記が初期ロットでは「Carl Zeiss」だったのが、現行品では「ZEISS」に変更されています。商品カートン上の外観写真も差し替えられている、という念の入れよう。まあ、ブランディングですから大事ですよね。
先日買った RX100 III も「ZEISS」表記だったので、以前は「Carl Zeiss」のほうがやっぱりいいなあ、と思っていたのが、だんだん「ZEISS」でもいいような気がしてきました(笑

Carl Zeiss Touit 32mm F1.8

α6000 と組み合わせるなら、ブラックボディのほうが全体的なまとまりはいいように思いますが、さておき大きさのバランスはとてもいい。

このレンズを改めて買おうと思ったのは、ここのところ現代的な設計のレンズばかり揃えてきて、どれもカリカリにシャープなレンズだけどボケに柔らかさがないものが多いなあ、と感じていたのが理由のひとつです。解像感だけを追求するならそれもいいんだけど、写真表現の幅を求めるならばボケの美しいレンズも使いたい。このレンズは伝統的な Planar 構成で、開放付近のボケには優しさを感じます。シャープさを追求しすぎると撮っていてもなんだか心に余裕がなくなってくるので、どこかでそういう安心感を求めていたのかもしれません。

RX100 III といいこのレンズといい、だんだん手持ちのフルサイズカメラ群の使用頻度が下がる方向の装備ばかり揃っていっているような気もしますが(笑、この「AF が効く Planar」でしばらくまた写真を楽しみたいと思います。

Carl Zeiss / Touit Planar T* 32mm F1.8 E-mount

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2014/06/13 (Fri.)

RX100 III

待望の新兵器を投入。

ソニー / RX100 III

RX100 III

約 3 年ぶりにコンデジを買いました。前に買ったのは子どものイベント撮り用の高倍率ズーム機、という位置づけで買ったので、標準焦点域の高級コンデジとしては約 4 年ぶり。その間、普段使いのカメラは NEX-5・5R がほぼ全ての用途をカバーしていましたが、α6000 への買い替えに伴い少し大きくなってしまったので、ポケットに収まるサイズで高画質なものが欲しいと思っていたところでした。
RX100 シリーズ自体は初代の発売当時から気にはなっていたものの、私の用途にはいくつか物足りないスペックがあって、

■RX100 → RX100 II

  • Wi-Fi&NFC 対応
  • チルト液晶搭載
  • 裏面照射 CMOS 搭載

■RX100 II → RX100 III
  • 光学系変更(ワイド&明るい)
  • 最短撮影距離短縮
  • EVF 搭載
  • BIONZ X 搭載

という風に世代を重ねるごとに不満がつぶされていき、三世代目で私の閾値を超えてきたため(特にテレ側の焦点域でも少し寄れるようになったのが大きい)今回ついに観念して購入。

RX100 III

このサイズでの内蔵に驚かされた EVF。NEX-5R や α6000 でも、晴天の屋外で撮るときにはほぼ EVF に頼っていたので、これはありがたい。α の EVF に比べると小さいですが、必要十分なレベルだと思います。

ちなみに、ロットによってエンボスだったりプリントだったりする?という EVF の T* マークは、ちゃんと刻印になっていました。
ロゴマークといえば、レンズ部のブランドネームは「ZEISS」。以前、Touit を試したときには 12mm が「Carl Zeiss」で 32mm が「ZEISS」だったことがありますが、やはり今後は他社ライセンス品も含め「ZEISS」に統一していくようです。伝え聞くところによると、ツァイスは以前から医療機器等には「ZEISS」のブランド名を使用していて、光学機器だけが「Carl Zeiss」表記だったとのこと。ロゴマークは以前から青地に白の「ZEISS」なので、今後は統一ブランディングの意味で光学機器のマーキングも「ZEISS」になっていくようです。レンズ銘板の「Carl Zeiss」に憧れて一眼カメラの世界に足を踏み入れた者としては、少し寂しい話ではあります。

RX100 III

設定で挙動を変更できるレンズリングは、ステップズームに設定。以前の私のメインコンデジだった PowerShot S90 もリングをステップズームにしていましたし、リコー GX100/200 もズームレバーの設定をステップズームにしていました。代表的な焦点距離の単焦点レンズを複数使い分けている感覚で操作できるので、一眼ユーザー的にはこっちのほうが使ってて愉しいです(ちなみにズームレバーを使えば無段階ズームも可能)。特に Mark III ではレンズスペックが F1.8-2.8 と明るくなったので、大口径単焦点レンズの感覚で扱えるのが嬉しい。

RX100 III

同時に買ったアクセサリはこんなところ。
液晶保護シートはいつもなら OverLay シリーズを使うところ、たまには違うのも使ってみるかと思って今回は純正のセミハードシート PCK-LM15 にしてみました。セミハードタイプなので、フィルムタイプよりも耐久性はありそう。

キャリングケースは Manfrotto の Nano カメラポーチ 3 型。HX9V 用に使っている 4 型のカーキが扱いやすくコストパフォーマンスも良かったので、今回もこれにしました。本当はホワイトかカーキのほうがカバンの中で探しやすいので良かったんですが、RX100 III の佇まいがブラック以外との組み合わせを拒んでいるように思えたので、ポリシーを曲げてブラックで統一。

RX100 III

高いだけあって、所有感だけなら α6000 より高く感じますね。久しぶりにコンデジで満足感の高い買い物をしました。

画質も期待以上で、昨日の Pepper の写真は実は RX100 III で撮ったものでした。最近、もう APS-C より小さいセンサを積んだカメラを使う気がしなくなっていましたが、これはアリだな。私の持っている中で最近もっとも稼動率の高いカメラは 5D3 でも α7 でもなく α6000 でしたが、もしかしたら RX100 III は普段使いとしてはその位置を脅かす存在になってしまうかもしれません...。

ソニー / RX100 IIIicon

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2014/06/06 (Fri.)

SEIN

ある日帰宅したら、なんだかこぎれいな感じの郵便物が届いていました。

広報誌「SEIN(ザイン)」創刊のお知らせ|株式会社シグマ

SEIN

GW 明けくらいにシグマの製品登録ユーザーのところに届いていたものです。私のところには来ていなかったのですが、Foveon カメラユーザーでなければ対象外なんだっけ?と思って、そこまで気にしていませんでした。でもそういえば 35mm F1.4 DG HSM19mm F2.8 DN のユーザー登録をしていなかったなあ、というのを思い出して、改めて登録してみたら、これが送られてきました。

今回登録したこととの因果関係は分かりませんが、配布条件が Foveon 縛りではないことを考えると、「2 個以上ユーザー登録をしたお客様のところに順次」とはなっているものの、実際にはいつ以降登録した人、などの基準があるのかもしれません。メーカーとしてはユーザー登録している人数が把握できている以上、印刷の発注をかける時点で必要部数は分かっているはずだし。

SEIN

タイトルは「SEIN」。ドイツ語で「存在」という意味ですが、これまた重いタイトルをつけましたね(笑。

表紙は厚手のコート紙、内面も上質紙にフルカラー印刷。イマドキ、ブランドロイヤリティ向上だけのためにここまでのコストをかけられるのは高級ファッションブランドか自動車メーカーくらいのものではないでしょうか。「SIGMA GLOBAL VISION」以降、シグマが一貫してブランド向上とファン作りにコミットしていることの表れかと思います。

SEIN

冒頭、山木社長の 4 ページにわたるメッセージから。相変わらず、いいオトコだねえ!
ちなみに後のページに先代の故・山木道広前社長の写真も掲載されていましたが、先代も若かりし頃は負けず劣らずいいオトコ。

山木さんのメッセージは、今までいろいろなイベントで聞いてきた話のまとめではありますが、改めて今のシグマを総括するメッセージになっています。

SEIN

社長だけではなく、会津工場のキーマンもフィーチャーされていました。この方が、山木社長を子どもの頃から「カズちゃん」と呼んできたベテラン社員さんの一人ですかね(笑。
このシリーズは、今後連載の形式をとっていくようなので、今後もいろんなセクションでシグマの品質を司ってきた方々が登場するものと思われます。

SEIN

内容もさることながら、掲載されている写真がいい。シグマの画質へのこだわり、真摯さ、今のシグマという会社の力強さ、そういったものが漲っている冊子だと思います。最近のシグマはちょっと持ち上げられすぎでは?と思う節がなくはないですし(笑)、出すレンズのほとんどが大きく重いものばかりでそうそう買えないし持ち出せないのも事実ですが、独自のビジョンを持って明確にそのポジションを目指す企業姿勢には共感が持てます。何より、こういうことにコストをかけられる体制なのが羨ましい(笑。

拒否しない限り今後も送っていただけるということなので、次号も楽しみに待ちたいと思います。

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2014/05/14 (Wed.)

Canon EF16-35mm F4L IS USM

キヤノン、手ブレ補正搭載のEF広角ズーム「EF 16-35mm F4L IS USM」 - デジカメ Watch
キヤノン / EF16-35mm F4L IS USM

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キヤノンから超広角ズームレンズの新製品が発表に。

今まで、フルサイズ対応の F4 通しズームレンズとしては EF17-40mm F4L USM がありましたが、実質的にそれを置き換える(従来型も当分は継続販売されるんでしょうけど)モデルになります。テレ端が少し短くなったものの、ワイド端が 1mm 広くなったので、広角レンズとしてはむしろ魅力が増しています。そして、新たに手ブレ補正を搭載。
価格が少し上がってしまうので、ちょっとがんばれば同じ焦点距離で 1 段明るい F2.8L が買えてしまうのがちょっと悩ましいですが、超広角域はどちらにしても被写界深度が深くなるし、明るくなくても IS やカメラ側の高感度でカバーできるし。あとは 7 年間のレンズ設計・製造技術がどんな写りの差になって表れるか、でしょうか。ここ 3 年ほどでカメラ側の解像度が向上したことで、レンズに求められる画質のレベルが変わってきているので、解像感だけで言えば新しい方が良さそうですが。

あと難点をあえて挙げるとすれば、F2.8L と同じくらいの大きさ重さになってしまうところですが...とまで書いたところで、サイカ先生が既に絵と表にしてくださっていたので、丸投げ(ぉ

キヤノンの新小三元?EF16-35mm F4L IS USM: mono-logue

私は 5D Mark III 用のレンズとしてはある程度満足してしまっているんですが、あと欲しいレンズと言えばこのクラスの広角ズームと 100mm マクロくらいなんですよね。EF17-40mm F4L の価格はちらちらチェックしていたので、ここに新型を投入されると、悩みます(笑。これを買えば小三元揃えられるんだよなあ...。まあ、これを買ったら買ったで、70-200mm が IS なしの旧型なのが気になって、新型に変えたくなるんでしょうが(笑。
最近、すっかり EF-S レンズ群を使わなくなってしまったので、これを元手にレンズラインアップの入れ替えを考えるかなあ。

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2014/05/08 (Thu.)

「左手シャッター」で料理写真にライブ感を

私はあまり自分の舞台裏とか努力の跡とかを表に出したくないタイプなのですが、最近あちこちで言及されることが増えてきたので、一度ちゃんと解説しておくことにします。

左手撮り

私が飲食系エントリーでよく使うこの撮り方。冷静に見ると、普通じゃ撮れませんよね。

料理写真のおいしそうな撮り方っていろいろあると思いますが、個人的には一般的な写真のセオリーに従って撮るだけでなく、こういう食べる直前の一瞬とか、肉にナイフを入れる瞬間とか、盛りつけを崩したりかき混ぜたりしているシーンとか、そういう「これから食べようとする瞬間のライブ感」を出すことで食欲をそそり、盛りつけられた皿を普通に撮るよりもいっそう美味しそうに見せることができると思っています。
私はグルメ番組の評論家のように「雨上がりの庭を傘を差した女の子が歩いている情景のような風味」みたいな気の利いた解説(ぉ)ができないので、写真でお店の雰囲気とか料理のおいしさを伝えられたら、と思って料理写真を撮るようにしています。

一般的には右手で箸を持つ人が多いので、カメラを右手で持って左手で箸を持っては不自然。右手で箸を持ちつつ、自分と同じ視界の写真を撮ることで、食事のライブ感を表現しようというのがこの撮り方。

左手撮り

このとき、カメラはこのように左手で構えています。ミラーレスカメラを使って、人差し指の付け根から親指までの部分でレンズの根元を支え、薬指と小指でカメラのグリップをホールド。人差し指または中指でシャッターボタンを押しています。人差し指もレンズの外周に沿って支えるようにしたほうが安定するので、シャッターボタンを押す指は状況によって使い分け。左手だとどうしてもブレやすくなるので、できる限り安定したカメラの構え方を模索した結果、このスタイルに落ち着きました。

カメラはコンデジよりもミラーレスの方が、レンズがしっかりしているぶん安定する印象ですね。NEX シリーズや α6000 ならグリップの厚みがあるので構えやすい感じ。レンズはできるだけ寄れるのが良いので、通常ならばマクロレンズが良いんでしょうが、個人的には絞りの明るさや色乗りの良さで Sonnar E 24mm F1.8。このレンズ、簡易マクロ並みに寄れる上に発色もおいしそうに撮れるので、ほとんどこればかり使っています。

左手撮り

実際に撮っている状況はこんな感じ(撮影:クマデジタルさん)。

このとき、左肘はテーブルにつけてしっかり支えることで、できる限り手ブレを抑えます。かつ、カメラの連写機能を使って 2~3 枚撮っておくことで保険もかけています。

左手撮り

この状況で撮った写真がこちら。こう撮った方が、見た人にも「食べたい」という欲求を与え、おいしそうに見えますよね?

テレビのグルメ番組では、この状態でさらに箸やスプーンをプルプルさせることでよりおいしそうに見せる演出がよくあります。静止画でも、できるだけ湯気とか滴り落ちる肉汁とかを写しこむことで、よりおいしそうに見せることができます。

左手撮り

応用編として、こんなシチュエーションも(撮影:butakao さん)。

これはこどグル聖地巡礼のアボカド鶏メンチ回ですが、ハムカツの厚みを測るのに、左手だとドラマの再現にならないだけでなく、メジャーが上下逆になってしまうので絵的に美しくありません。が、左手シャッターならばメジャーを正しい向きにして測ることができる、というわけ。

飲食店の照明は暗いことも多いため、手ブレを抑えて撮るのはけっこう至難の業ですが、そこは修行あるのみ。食べに行ったお店の写真を撮ることが多い人は、ぜひ一度試してみてください。

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2014/04/27 (Sun.)

Voigtländer VM-E Close Focus Adapter

SWH 15mm 用に買ったマウントアダプタはこれです。

Voigtländer / VM-E Close Focus Adapter

Voigtländer VM-E Close Focus Adapter

レンズと同じくコシナがフォクトレンダーブランドで発売している、VM-E のマウントアダプタ。E マウントアダプタは多数所持していますが、意外にも M マウントアダプタは持っていませんでした。

ミラーレスで M マウントを使うのはオールドレンズ遊びの定番中の定番で、いろんなメーカーから数多のアダプタが発売されていますが、あえて高いこのアダプタを選んだのは、「Close Focus Adapter」の名が示すとおり、アダプタがヘリコイドを内蔵していて近接撮影に対応できるようになるからです。まあ、近接撮影対応のアダプタも数社から出ていてもっと安いのもありましたが、コシナなら品質は万全なはず、という信頼感から選択。

Voigtländer VM-E Close Focus Adapter

見るからにきっちりかっちりした、作りの良いマウントアダプタ。中国メーカーの製品とは明らかに違います。所有感のあるマウントアダプタ、っていうのも珍しいけど、まさにそんな感じ。
あまりに精度が高すぎるのか、レンズの装着はキツめ。その代わりガタツキは皆無です。

Voigtländer VM-E Close Focus Adapter

アダプタ側面にはこのように赤いロックレバーがついていて、通常撮影時にはこのロックをかけた状態にしておきます。近接撮影時にはこのロックを外すとヘリコイドが回り、近接撮影可能になるという仕掛けになっています。

Voigtländer VM-E Close Focus Adapter

通常撮影時にはこう↑なっているものが、

Voigtländer VM-E Close Focus Adapter

ロックレバーを外してヘリコイドを回すと、この↑ようにヘリコイドの前後がにょきっと伸びてきて、本来のレンズ仕様よりもフランジバックが伸び、それによって近接撮影が可能になるというわけ。当然、この状態では無限遠が出なくなってしまうので、近接撮影専用のモードです。

実際にどの程度効果があるのか、試してみましょう。

Voigtländer SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

これが通常撮影時。SWH 15mm は最短撮影距離が 50cm ですが、超広角レンズなので、最短撮影距離で撮ってもこれくらい遠くに見える感じで写ります。

これを、近接撮影モードで撮ると、

Voigtländer SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

ここまで寄れる。もはや別のレンズ、というくらいに違う構図を取ることができます。最短撮影距離は SWH 15mm で 10.8cm。結像面から 10.8cm なので、レンズに被写体が触れるんじゃないかという距離まで寄れる。ここまで来ると、被写体にレンズ自体の影が落ちるくらいです(実際に、右側のツツジにはカメラの影が落ちています)。超広角でこういう構図の写真って今まで撮ったことがないので、とても刺激的!これは面白い。

レンジファインダー系のレンズって寄れないものが多く、気になるレンズがあっても風景やスナップ専用じゃなあ...と思って二の足を踏むことも少なくなかったですが、このアダプタはレンズの活躍の幅を広げてくれそうです。そういえば、今まで気にはなっていたけど手を出してこなかった M マウントレンズがけっこうあるんだよなあ。E マウントでもう少し長焦点なマクロレンズが欲しいと思っていたのも、このアダプタを使えばどんな M マウントレンズもマクロ化できてしまうわけで。これは、禁断の扉を開けてしまったのかもしれません。

Voigtländer / VM-E Close Focus Adapter

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2014/04/26 (Sat.)

Voigtländer SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

ねんがんの ワイドヘリアーをてにいれたぞ!

Voigtländer SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

α7 を買ったときからずっと狙っていたレンズだったんです。でも他に優先すべきレンズがたくさんあるので、グッとこらえて物欲リストの順番が回ってくるのを待っている間に、先に買った人がいるっていうじゃないですか。しかも、撮られている写真の雰囲気が、想像通り、イイ。もう刺激されっぱなしで、写真をまとめて撮る時間ができる GW を前に、買わずにはいられませんでした。

Voigtländer / SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

Voigtländer SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II。コシナ製フォクトレンダー銘の M マウントレンズです。今のところ、手持ちのレンズの中では最も広角なレンズということになります。

最近、身の回りではむしろもっと広角な ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical II のほうが流行りつつありますが、あまり広角すぎても使いどころが限られそうなので、まずは 15mm から。慣れてきたら 12mm にも手を広げることを考えようと思っています。

Voigtländer SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

M マウントレンズなので鏡筒は非常にコンパクト。前玉もちっちゃいです。

Voigtländer SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

そして、後玉が出っ張っている。レンジファインダー系広角レンズの特徴ですね。

このクラスのレンズなら、ツァイスマニアとしては本当は CONTAX G 用 Hologon 16mm F8 を使いたかったところですが、澤村徹氏の人柱レポートを読んで手を出すのをやめました(笑。

萌えよホロゴン!(α7人柱編) Hologon T* 16mmF8:ソニーα7 オールドレンズ・クロスレビュー:カメラファン

SWH ならばこれくらい後玉が出っ張っていても、シャッター幕への干渉はありません。

Voigtländer SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

α7 につけてみると、意外なほどよく似合います。ボディとのサイズバランスもちょうどいい。このレンズをつけっぱなしでお散歩スナップ、とかハマりそう。

Voigtländer SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

レンズの奥行きも、私が今持っている α7 用レンズの中でトップクラスに短いです。マウントアダプタをつけた状態(フードは固定式)で、純正の Sonnar FE 35mm F2.8 とほぼ同等。重さはかなり違いますが。

しかしこの金属感にあふれ、くびれのある鏡筒デザイン。セクシーですよねえ...。

Voigtländer SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

絞りリングの小気味良いクリック感や、ピントリングの程良いヌメり感のあるスムーズな回し心地。ガタツキの一切ない精緻なつくり。さすがコシナだけあって、同社が製造しているツァイスレンズと同様のクオリティです。

ずっと欲しかったレンズを手に入れてホクホクです。さあて、どこに何を撮りに行こうか...。

Voigtländer / SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

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