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2014/03/08 (Sat.)

Kenko Zeta

新しいレンズを買ったらもちろんレンズプロテクタも買うわけですが、前から気になっていたこれに手を出してみました。

ケンコー / Zeta プロテクタ 77mm 033753

Kenko Zeta プロテクタ

ケンコーの最高級レンズフィルタ「Zeta」シリーズ。光学的なことを言えばレンズの前に余計なガラスなんてないほうがいいわけで、でも高価なレンズを傷や汚れから護ろうと思ったらプロテクタは欲しいわけで、いいレンズであるほどできるだけ反射率が低い高性能なフィルタが欲しくなるのは当然の帰着なわけです。

買おうと思ってから気づいたんですが、この Zeta シリーズは最近販路によって商品構成を変えているようで、Amazon ではオリジナルのレンズクロスをセットにして少し高めに販売、ビックカメラでは同様のレンズクロスを付けつつ「Zeta plus」という商品名でこれまた少し高めに販売しているもよう。ゼータプラスっていったら上位機種というよりも変形機構を簡略化した量産機のことであって(ry
まあ、私は別にクロスは要らなかったので、ヨドバシドットコムで購入。

Kenko Zeta プロテクタ

こういう高価なフィルタにありがちな、オリジナルのフィルタケースが付属しています。ND や C-PL フィルタならともかく、単純なプロテクタは基本つけっぱなしなので、このケースを使うことはないかな。。

Kenko Zeta プロテクタ

薄枠なので 24-70mm はもちろんのこと、より広角なレンズでもケラレることはないでしょう。

Kenko Zeta プロテクタ

反射率は 0.3% 以下との触れ込み。写真はあえて映り込むように撮っていますが、実際に比べてみても同社の PRO1D シリーズも程良く反射を抑えていて、目で見る限りは効果の違いはよく分かりません。でも Zeta シリーズならばパープルフリンジの抑制にも多少効果がある、という話もあるようで。

フィルタへのこだわりは、激安製品でもない限り自己満足の側面が強いですが(笑)、L レンズを買ったらこだわりたいじゃないですか...。

ケンコー / Zeta プロテクタ 77mm 033753

B001XXA5S0

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2014/03/07 (Fri.)

Canon EF24-70mm F4L IS USM

かなり久しぶりに EF レンズを購入。

キヤノン / EF24-70mm F4L IS USM

Canon EF24-70mm F4L IS USM

EOS 5D Mark III は買ったものの、7D を買った頃に比べると持ち出す頻度が低くて我ながらもったいないと思い続けていました。普段使いがミラーレスメインになってしまったこともありますが、よくよく理由を考えてみたところ、標準焦点域で使えるレンズが単焦点しかないのが最大の原因だろうという結論に。Planar 50mm F1.4 ZS やシグマの 35mm F1.4 DG など、単焦点ではそれなりのレンズを揃えてはいるものの、目的の被写体がある程度決まっていてかつ気合いのあるときでなければ、どうしても持ち出すのが億劫になってしまっていました。
そこに先日 FE 24-70mm を買ってみて、やっぱり標準ズームレンズは一本必要だよなあ、ということを再認識したので、観念して購入。今ならシグマの 24-105mm F4 という選択肢もありますが、これ以上重いセットになったら余計に持ち出さなくなるだろうし、比較的コンパクトで軽い純正 24-70mm に。

Canon EF24-70mm F4L IS USM

このレンズ、本当は発売直後に買おうかと思っていたんですが、クルマデジタルさんも同様に EF24-70mm とシグマ 35mm で迷っていたので、私は 35mm F1.4 DG HSM のほうを分担して購入したという(ぉ
そんなわけで、購入にあたってはクマデジさんの一連のレビュー記事をとても参考にさせていただきました。(という丸投げ

EF 24-70mm f/4L IS USM 外観レビュー : [クマデジ]
広告で謳われていない重要なこと:EF 24-70mm f/4L IS USM : [クマデジ]
EF 24-70mm f/4L IS USMのマクロモード:フォーカスの合わせ方 : [クマデジ]
Canonの新・小三元 EF 24-70mm f/4L IS USM を、先代 EF 24-105mmと比較する : [クマデジ]
EF 24-70mm f/4L IS USM 実写レビュー : [クマデジ]

Canon EF24-70mm F4L IS USM

EOS に純正の標準 L レンズ、やっぱりこの組み合わせが一番しっくりきますね。

なにげに標準ズーム系でキヤノン純正レンズを買うのは今回が初めてだったり。

Canon EF24-70mm F4L IS USM

レンズフードには今回脱落防止のロックがついています。こういうレンズフードって今まであまり使ったことがないので、つい力任せに外そうとしてしまって、逆に危険(;´Д`)ヾ。

Canon EF24-70mm F4L IS USM

で、このレンズのウリのひとつである簡易マクロ機能。クマデジさんのレビューにもあるとおり、癖があって扱いがちょっと難しい。本気のマクロ撮影に適しているとは思いませんが、マクロレンズを持っていくべきかどうか迷うような撮影では、これがあるだけで救われるシチュエーションもあると思います。

24-70mm F4 ばかり立て続けに買って我ながら何やってんだろうと思いますが(笑)、これから日ごとに被写体が増えてくる季節。いろいろ撮りに出かけたいと思います。

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2014/02/19 (Wed.)

Manfrotto の定番シリーズがリニューアル

先日の CP+ にて、全くノーチェックだった Manfrotto ブースに新製品がいろいろ展示されていることに気がつきました。

Manfrotto

同社の超定番三脚、055 シリーズと 190 シリーズがフルモデルチェンジ。コンセプトは継承しながら、全面的なバージョンアップが施されています。

Manfrotto

Manfrotto のシンボルマーク(三脚のモチーフ)を大胆にあしらったデザインになっているのは最近の同社製品の特徴ですが、さらに水準器が回転して好きな向きに変えられるようになっています。これが地味に嬉しい。

Manfrotto

ローアングル用の開脚ロックレバーが大型化して押しやすくなりました。
また、アーム経由でアクセサリーが装着可能な「イージーリンク」も新たに装備。

Manfrotto

055/190 シリーズの特徴といえばセッティングの自由度を高める 90° センターポール。今回、ここに新機構が採用され、この回転部分が通常使用時には本体内に格納できるようになりました。これにより、機能はそのままに従来よりも縮長が短くなっています。055/190 シリーズの難点はこの機構のためにコンパクト化が難しいことでしたが、これが克服できているというのはかなり大きい。これだけのために新型に買い換えたくなるほどです。

Manfrotto

脚のロックも従来より強力にロックされ、開閉もしやすい「クイックパワーロック」に変更されています。触ってみると、確かにロックは従来よりも強固だし、開閉もスムーズになっています。さらに耐荷重も 7kg→9kg にアップ、といいことづくめ。なんか旧型を使っているのがだんだん惜しくなってきました(;´Д`)。

Manfrotto

そして雲台もリニューアルされています。現在の 055/190 シリーズ用の標準 3 ウェイ雲台「804RC2」の後継にあたる(のかな?)「X-PRO 3 ウェイ雲台 MHXPRO-3W」。これも全面的にリニューアルしていて、まずは前後左右の 2 軸にフリクションコントロールが備わり、重い機材を使用する際の微調整がしやすくなりました。

Manfrotto

あと、ハンドルも、使用時は従来同様の長さですが、

Manfrotto

半分くらいの長さに縮められ、携行時に雲台が従来よりコンパクトに収まるようになりました。三脚の縮長も短くなったし、雲台もコンパクトになって、これはまとめて羨ましい。055/190 の欠点って、三脚も雲台も嵩張ることだったので、これでだいぶ持ち運びがラクになりますね...。

Manfrotto

水準器も従来の 2 ウェイから 3 ウェイに。縦位置の水平が出しやすくなるので、こういうのも地味に嬉しい。

Manfrotto

ひとつひとつは「地道な改良」というレベルですが、まとまるとすごく使い勝手が向上して見える今回のリニューアル。最近の Manfrotto のプロダクトラインは、色使いといいデザインテイストといい徐々に中二病を発症しつつあるのが気になりますが(ぉ、中身はすごくいい。これ、ちょっと買い換えたくなっちゃったんですけど...。

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2014/02/16 (Sun.)

CP+ 2014 (2) -シグマ編

昨日に続き CP+ レポートをお届けします。今回は、やっぱり dp Quattro シリーズが気になるシグマブース。

カメラと写真映像の情報発信イベント CP+2014

SIGMA

去年の黒から、今年は白ですか。

......

SIGMA

そんなわけでシグマブース。この白基調のブースもすっかり定着しましたね。

今年は従来以上に dp シリーズ推しなようで。

SIGMA

dp2 Quattro のハンズオンにはすごい行列ができていました。おそらく今年の CP+ で最長の行列だったのではないでしょうか...私が並んだときには「お一人様 3 分まで」の札が立てられていました。それでも軽く 40~50 分は並んだような(´д`)。

SIGMA

dp2 Quattro。イメージしていた以上に、実機は大きい。説明員さんによると「レンズと液晶、グリップを中心に『カメラに必要な機能』以外を極限まで削ぎ落としたデザイン」とのことですが、ボディの高さからはみ出ているレンズ径といい、なんかどこかで聞いたことのあるコンセプトですね(笑

カメラのグリップって通常はボディから前にせり出しているものですが、これが後ろに出っ張っている形状。さらに、グリップから光軸までの幅がある、という今までのカメラの常識を覆すデザイン。このあたりについては後述しますが、第一印象としては「握りやすい」というよりも「違和感」が先に立ちます。
ちなみにデモ機はずっと稼動してたということもあるでしょうが、表面にけっこう熱を持っていました。かなり高性能な処理系(スペック的には EOS 1D 系と同等とか)を積んでいるため発熱するようですが、それをボディ表面の金属も使って発散するようにしている、とのこと。

SIGMA

ダイヤルは二つ。絞りと露出補正、などのように個別に操作できるので扱いやすい。逆にモードダイヤルが廃され、「MODE」ボタンから呼び出すようになっていますが、まあこのカメラを使うような人は絞り優先かマニュアル露出にほぼ固定して撮るでしょうから、却って潔いと言えます。

SIGMA

気になったのはこの操作系。ボタン数もある程度割り切っているのはいいんですが、各機能ボタンと方向キーが物理的に距離が離れていて段差もあるので、機能呼び出し→方向キーでセレクト→決定 の操作に親指の移動距離が大きいのが、なんだか微妙。こういうのって設定変更のシーケンスを指で覚えて瞬時に切り替えながら撮っていくものだと思うので、その指の流れが阻害されそうだと感じてしまいました。方向キーは機能ボタンと同じ面に配置するべきではなかったでしょうか。

制限時間 3 分なので、あまりじっくり触って納得感を得るには至らなかったのですが、ちょうど山木社長ご本人から dp Quattro シリーズに関するプレゼンステージがあり、いろいろなお話を伺うことができました。

SIGMA

まず dp Quattro のデザインですが、山木さんご本人も初めて手に取ったときには違和感があったとのこと。正直ですね~(笑)。でも、試作機を週末に持ち帰ってテストしているうちに手に馴染んできたといい、「少し触っただけで『使いにくい』とかツイートするの、ちょっと待ってください(笑)。ある程度使い込むうちに、この良さが分かってきますから」とのこと。なんか見透かされているような気持ちになってしまいましたが(笑)、さすがに 3 分のハンズオンでそこまでは感じられなかったなあ...。

なお、光学系は dp2/3 に関しては従来と同等ながら、dp1 は今回新規開発の光学系に入れ替えているとのことです。

SIGMA

それから、Foveon X3 Quattro センサの「1:1:4 構造」の秘密について。G・R チャンネルの輝度情報を B チャンネルの輝度情報から補間するのであれば、従来の Foveon センサのような完璧な色解像度は得られないのでは?という疑問に関しては、「実は 3 層のセンサはそれぞれ完全に R・G・B にしか反応しないわけではないんです」とのこと。特に B 層は G・R にもある程度反応するようになっており、補間ではなく B 層がもつ G・R の輝度情報を使って処理するようになっているそうです。

SIGMA

ゆえに、センサとしては「1:1:4」であっても、処理後の画像としては「4:4:4」の情報がちゃんと得られる、とのこと。G・R 層の画素数が減ることで、結果的にデータ量の削減にもなり、DP Merrill に比べてデータ容量が軽くなるメリットもあるそうです。理論的にはそうかもしれないけど、ホントかなあ?という疑念もなくはないので、こればかりはもう実写画像待ちでしょう。

ちなみに、ハンズオン機で軽く何枚か撮ってみた感じでは、確かに DP Merrill 以前の機種に比べて手持ちでも随分まともに撮れるようになった、という印象を受けました。ただ、高感度については、少なくとも本体液晶で確認した限り、ISO800 でも画面上でけっこうな量のノイズが見えてしまっていたので、手ブレしにくくなったことと高感度画質が良いかどうかはまた別、ということかもしれません。まあ、dp シリーズは事実上 RAW 現像を前提としたカメラなので、現像で捌きやすいレベルであれば問題ないとは思いますが...。

SIGMA

そういうわけで、dp Quattro の判断は保留。理屈は分かったし以前より扱いやすくはなったようだけど、本体サイズも大きくなって、クラスが変わってしまった、という印象なんですよね。一眼のサブとして持ち歩くコンデジ、ではなく、もう最初からこれ一台で撮る前提で持ち出すカメラになってしまうので、私には合わないかなあ...と思っています。

SIGMA

あとは交換レンズ群の展示も少し見てきました。

24-105mm F4 OSS(発売中)も、

SIGMA

50mm F1.4(未発売)も、どちらもデカくて重いんですよね...。35mm F1.4 もデカくて重かったですが、これだけデカくて重いレンズばかり何本も買ってまとめて持ち歩くのも厳しい(´д`)。画質が良いのは分かっているので、買うか買わないか、買うならどれを買って何を撮るか、はちゃんと吟味したいところ。最近、重い機材を持ち出すのが億劫になりつつある自分がいます...。

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2014/02/15 (Sat.)

CP+ 2014 (1) -ツァイス編

今年も CP+ が開幕しましたね。

カメラと写真映像の情報発信イベント CP+2014

が、しかし...、

CP+ 2014

横浜はこんな状況(;´Д`)ヾ。

会場内の展示のほうも、キヤノン・ニコンからは個人的に興味を惹かれる新製品が出ず、他のメーカーも多くは事前に発表してそれぞれのショールームでもう触れる段階にあったりもして、何もわざわざこの会場内で並ばなくても...という感じ。そんなわけで、今年は私が特に注目したポイントだけをかいつまんでレポートします。

まずは、ツァイスブースから。

ZEISS

ツァイスブースというと、今まではコシナが主体となって出展していましたが、Touit の発売を機に自社販路での商品取り扱いも始めたためか、今年はツァイスとコシナが合同出展、というようなブースの作りになっていました。ツァイスブース側にコシナツァイスも含めたツァイス製品(除くソニーツァイス)、コシナブース側にフォクトレンダーブランドの製品、という区分で並べられていました。

ZEISS

今回が初登場となった Touit 2.8/50M ももちろん展示されていました。3 月発売ということで、ワーキングサンプルでの展示。

ZEISS

実機のタッチ&トライも可能でした。

短時間ながら触ってみた印象としては、

  • ファインダで確認した限りでは、Makro-Planar らしい素直で精緻な描写
  • Touit シリーズだから AF の遅さを心配していましたが、案外悪くない。マクロとしてであればこれくらいで許容範囲かも
  • ただし鏡筒長すぎ。APS-C ならもう少しくらいコンパクトにしてほしい
  • ¥11 万オーバーという価格はさすがに手が出ない...。Touit 2.8/12 くらいユニークなスペックならまだしも
という感じ。これはそうそう買えるレンズじゃないですね...。

ZEISS

あとは 40 万円もする弩級レンズ「Otus」とか、

ZEISS

シネレンズ「CP.2」シリーズとか、普段なかなか目にする機会のないツァイスレンズを見ることができて眼福、眼福(←

ZEISS

CP.2 は交換マウントシステムなので、マウントさえ交換すればどんなボディでも使えるのは、複数マウントを運用する私としては羨ましいところ。まあ MF 専用だし、高すぎて手が出ないので、私には縁のない代物ですが...。

Voigtlander

あと、フォクトレンダーでは VM-E クローズフォーカスアダプタ用の HELIAR 40mm F2.8 が参考出品。最近、コシナはフォクトレンダーブランドでミラーレスを意識したレンズをいろいろ出してきているのがいいですね。私も α7 用に ULTRA WIDE-HELIAR 12mm や SUPER WIDE-HELIAR 15mm あたり、欲しいんですよね...。

KIPON

ツァイスのほぼ向かいにあったのが KIPON ブース。ほんの 3 年前にはせいぜい 1 コマしかないこぢんまりとしたブースで、しかも CEO 自ら商品説明していたくらいだったのに、気がつけばこんな立派なブースを構えてモデルさんまで雇っていました。

KIPON

ノーマークでしたが、METABONES、RJ Camera に次いで KIPON からもフォーカルレデューサー系マウントアダプタ(APS-C センサ搭載カメラでフルサイズ相当の画角で撮影できる縮小光学系搭載アダプタ)が発売されていたんですね。私は α7 を買ってからフォーカルレデューサー系アダプタへの興味を失ってしまいましたが、動画撮影用途などで引き続きこういう製品へのニーズがあるということなのでしょう。ものすごい勢いで商品展開している KIPON や METABONES といったアダプタメーカーですが、ブースの規模からも一目瞭然なように、企業規模も急成長しているんでしょうね。

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2014/02/14 (Fri.)

KIPON M42-NEX マウントアダプタ

α7 のために、マウントアダプタを追加購入。

KIPON / M42-NEX

KIPON M42-NEX

定番の M42 マウントアダプタです。今まで、EF マウントや A マウント用の M42 アダプタは持っていたんですが、ストレートに E マウントにつけられるものは持っていませんでした。α7 用には純正の Sonnar FE 55mm F1.8 が欲しいけど、優先順位的には先に欲しいものが他にあるので、このアダプタを使って当面のレンズバリエーションを増やそうかと。

AF 対応だったりヘリコイド内蔵だったりチルトシフト対応だったり縮小光学系内蔵だったり、と変態アダプタ百花繚乱の E マウントアダプタですが、このアダプタはいたってシンプルに M42 スクリューと E マウントのバヨネットがついているだけの「筒」です。

KIPON M42-NEX

アダプタの径は細め。それでもちゃんとフルサイズセンサのイメージサークルには対応しているので、画像がケラれるようなことはありませんが、レンズをつけるとアダプタ部分が「くびれ」に見えます。レンズのデザインは多少起伏があったほうがカッコイイと思いますが、このくびれは似合うレンズを選びそう。

KIPON M42-NEX

このアダプタを使う本命レンズはもちろんこれ。Planar 50mm F1.4 ZS。55mm F1.8 を買うまでの主力標準レンズの座を、CONTAX G 用 Planar 45mm F2 とともに担ってもらうことにします。このレンズ、とても気に入っているんですが、EVF での MF アシストに慣らされてしまった身としては、今さら光学ファインダで MF をする自信がなくなってしまい(笑)最近出番が減っていたんですよね...。これで再び稼動率を高めてやりたいところ。

KIPON M42-NEX

それからこれも。Zeiss Jena の Sonnar 135mm F3.5。この焦点域の単焦点レンズって今のところ他に持っていないので、改めて活用してやりたいと思います。これから梅や桜の時季になるので、望遠レンズの出番も増えるでしょう。

問題は、しばらく休日も仕事になることが多そうなので、写真を撮りに行く時間がどれくらい取れるか、ということですね...。

KIPON / M42-NEX

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2014/02/11 (Tue.)

dp Quattro

個人的には、カメラの価値は画質×歩留まりを含む撮影領域の積で決まると考えています。だから、いくら画質が良くても撮影領域の限定されるカメラや、扱いやすくても画質に満足のいかないカメラは私に合っていない。そういう意味で、シグマの Foveon X3 センサを搭載したカメラは、惚れ込んで使っている人の話(みな画質には惚れ込んでいるものの、例外なく取り回しで苦労している)を聞けば聞くほど、自分には縁遠いカメラだな、と思っていました。まあ、普通に使いやすいカメラなら他に選択肢はいくらでもあるわけで、そんな中で独自のポジションを確立しようとするならば、カメラメーカーとしてのシグマが採っている戦略はおそらく正しいでしょう。

本来レンズメーカーであるシグマがカメラを作るのは、写真用の光学機器を作っているメーカーが生まれながらに持つ宿願のようなものでしょう。それと同時に、カメラの開発・製造・販売を手がけることでカメラメーカーのノウハウを学び、レンズの開発・製造にフィードバックできる要素も少なからずあるものと思います。
15 ヶ月前に掲げた「SIGMA GLOBAL VISION」は、「いいもの、それも超王道なものか、極端にユニークなものしか作らない」という宣言だったのではないかと思います。その成果がこの 15 ヶ月間の製品群として顕れてきましたが、この新しいカメラはその最たるものと言えます。

シグマ、新世代Foveon X3センサー採用の「dp Quattro」シリーズ - デジカメ Watch

dp Quattro

この独創的すぎるデザイン(笑。SIGMA GLOBAL VISION 以降のシグマ製品は、工業デザイナーの岩崎一郎氏がデザインを手がけていますが、これも同氏の手によるものでしょうか。斜めのラインの使い方をはじめ、MUTECH 製品のデザインに通じるものを感じます。従来の単なる直方体から脱却してインパクトのあるデザインをまずは狙ったのだろうと思いますが、加えてグリップ感の向上による手ブレの抑制と、バッテリ容量の向上を狙ったものでしょう。いずれも従来の DP シリーズの弱点と言われていた部分です。

でも、DP Merrill シリーズから dp Quattro シリーズにおける最大の変化点は、センサにあります。

Foveon X3 Quattro

Foveon X3、ジェネレーションネーム「Merrill」から一新された「Quattro」センサは、従来の三層構造ベースに、センサの構成を変えてきました。奥の G・R 層に対してトップの B 層を 4 分割した...というより、奥の G・R 層の画素面積を 4 倍にした、といったほうが正確でしょうか。これはまず間違いなく、表層に対して深層の受光量が劣ってしまう三層センサの弱点を深層の画素ピッチを向上させることで補う(その際、輝度情報は B 層に担わせることで解像度も両立させる)ことが目的でしょう。つまり、グリップ形状の変更と併せて、Foveon の弱点である高感度性能を高めよう、というものです。
ただ、この場合は G・R チャンネルの解像は B 層からの補間を用いて行われるため、「全ピクセルが全色で正しく解像する」という Foveon X3 センサのメリットを捨ててしまうも同然なのでは?という疑問も湧いてきます。ベイヤー型センサとは輝度情報を補間するか色情報を補間するかという点で異なるので、この方式でもベイヤー型センサに対するアドバンテージはあるということなのでしょうが、従来の Foveon X3 センサにあった、スイートスポットに入ったときの麻薬的な解像感は得られないように思えます。まあ、このあたりは実写画像を見てみないことには何とも言えませんが。

それでも、これによって高感度性能が向上しているのは事実のようで、ISO AUTO 設定の上限がマニュアル設定と同じ ISO6400 になっていることから(DP2 Merrill では AUTO 時の上限は ISO800 にすぎない)、これはようやく「普通に手持ちで撮れるカメラ」になった、ということなのかもしれません。それで画質も普通になっていたとしたら、「形が突飛なだけで画質は普通なカメラ」なので、むしろ失うもののほうが大きそうですが...。

いずれにしても、これは早く実機を触り、実写画像を見てみたいところ。もしこれで従来より画質が劣化せず、使い勝手だけが向上しているならば、私が初めてシグマ製カメラを手に取る日が来るかもしれません。

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2014/02/05 (Wed.)

ビデオカメラ用リモートコマンダー RM-AV2

Manfrotto のビデオ雲台と一緒に、これも買いました。

ソニー / リモートコマンダー RM-AV2

RM-AV2

雲台のパン棒を握ったまま録画開始/停止やズーム操作をするための有線リモコンです。これがあるとないとではビデオ雲台の使い勝手が全然違う。実は今まで三脚つきシューティンググリップを有線リモコン代わりにしていたのは内緒です(ぉ。パン棒とシューティンググリップはさすがに一緒に握れないので...。

RM-AV2

このリモコンでできる操作は、電源のオン/オフ、録画開始/停止、ズームイン/アウト、静止画のレリーズ。非常にシンプルですが、パン棒を握りながらの操作なのでこれだけあれば十分です。
シーソー型のズームレバーは、押し込む深さによって 2 段階のズーム速度を選べます。本体のズームレバーならもっと細かく速度調整できますが、素人が等速でズームしたいときには 2~3 段階くらいのほうが画が安定するので、これも十分かと。

RM-AV2

本体には A/V リモート端子経由での接続になります。ソニーのリモコン端子規格としては既にスチルカメラと共通のマルチ端子が採用されているため、A/V リモート端子は今後滅び行く運命にありますが、我が家は当面カムコーダを買い換える予定はないので無問題。仮に買い換えても、A/V リモート→マルチ端子のアダプターケーブルという逃げ道も一応あるし。

RM-AV2

MVH500AH のパン棒にはクリップで取り付けます。ケーブルがだいぶ余りますが、付属のケーブルタイでパン棒ごと括ってしまえば OK。

純正のリモコン三脚を買うという選択肢もあるけど、好きな三脚や雲台を選べる、という意味ではこのリモコンはうってつけだと思います。当初、純正のリモコン三脚を買ってきてリモコンパン棒だけ移植するかとも思っていましたが(笑)、こっちのほうが安くてお手軽。
あー、これだけ撮影しやすくなるなら、もっと早くに雲台ごと買っておくんだった。

ソニー / リモートコマンダー RM-AV2

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2014/02/03 (Mon.)

Manfrotto MVH500AH

最近、小学校だったり幼稚園だったりピアノだったり、娘たちをビデオに収める機会がずいぶん増えてきたので、より快適な撮影環境を求めてビデオ雲台を購入しました。

Manfrotto / プロフルードビデオ雲台 MVH500AH

Manfrotto MVH500AH

ビデオ雲台といっても、せいぜいステージへの入退場時にパンするくらいしか使わないんですが、それでも 3 ウェイ雲台だとなかなかスムーズにパンできないので...。

機種は以前試用させていただいた 701HDV がけっこう気に入っていたんですが既にモデルチェンジしてしまっていたので、後継にあたるこいつを購入。

Manfrotto MVH500AH

まあ、我が家のカムコーダ(HDR-CX520V)にはオーバースペックなんですけどね。下位機種の 700RC2 くらいで十分だったとは思いますが、他の用途にも使いたかったので。
クイックリリースプレートが長く、バッテリを交換しようと思ったらプレートをいったん外さなくてはならないのがちょっと難点。バッテリが切れるほど長時間撮影することもまずありませんが...。

Manfrotto MVH500AH

油圧式なのでパン/チルトはすごく滑らか。動き出しにガクッとならないし、パンの速さを途中から変えても不自然に見えないので、撮れる動画のクオリティが一段上がります。まるで自分のウデが上がったように錯覚するほど(笑。このヌルヌルした操作感が妙に気持ち良く、無意味にパンしたくなります(^^;;。ただ、油圧の抵抗感が多少あるので、軽い三脚だと三脚が引っ張られて浮きそうになることもあります。そのために重い三脚を使うのもなかなか大変なので、使用時には三脚に錘を下げるなどで対処するのが良いでしょうか。。
また、2.4kg までのカウンターバランスにも対応。701HDV のカウンターバランスが 1.5kg までで、望遠レンズをつけた一眼レフには実質的に対応できていませんでしたが、このあたりは一眼ムービーの定着を見据えた改良なんでしょうね。

ちなみに前方についているネジ穴はアクセサリの装着用。ここにアームを介して外付けモニタなどをセットすることができます。まあ私はそこまで使わないと思いますが。

Manfrotto MVH500AH

701HDV に比べて大幅なアップデートが施されているにも関わらず、雲台の重量は 830g→930g と、100g の増量にとどまっています。これは「BRIDGING TECHNOLOGY」という大げさな名前の技術(笑)により、雲台が 2 枚の側面プレート+天面プレートのみの構成で、中身が実質的に空洞になっているのが効いているようです。外観からするとかなり軽くて、ちょっと驚くほど。

Manfrotto MVH500AH

CX520V ではバッテリ交換時に取り外さなくてはならないクイックリリースプレート(笑)は、VHS ピンつきのロングタイプ。それだけならビデオ雲台では一般的な仕様ですが、着脱がプロ御用達ビデオ雲台の Sachtler 的なサイドロード方式になっています。これはこれでロック用のネジを回す手間があるので一概にクイックになったとも言えませんが、気分的には嬉しい(笑

Manfrotto MVH500AH

グリップはウレタン系だった 701HDV から変わって、ゴム系になりました。このあたりは好みの問題ですが、ウレタン系よりゴム系のほうが操作時のダイレクト感は強まると思います。

701HDV から機能アップして耐荷重も 4kg→5kg に強化され、見た目もカッコ良くなったので、なかなか良い買い物だったと思います。

Manfrotto MVH500AH

一眼レフだとこんな感じ。EOS 5D3 や 7D(+バッテリグリップ)にシグマ 50-500OS をつけると 3.5kg 級になりますが、ぜんぜん余裕。さすがにカウンターバランスは効かなくなりますが、まあ困ることはありません。カワセミ撮影時はこのセットで決まりだな。むしろビデオ用途よりもこのほうが出番多くなりそう。

本当はボール雲台もいいやつを一つ買いたいんですが、それはまた追い追い。

Manfrotto / プロフルードビデオ雲台 MVH500AH

B00CHNREYS

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2014/02/02 (Sun.)

Touit 2.8/50M

カールツァイス、マクロレンズ「Touit 2.8/50M」を海外発表 - デジカメ Watch

Touit 2.8/50M

ツァイスから「Touit」シリーズとして 50mm F2.8 マクロレンズが海外発表されました。

昨年の CP+ でひっそりと発表されていたものですが、2013 年末に発売という話だったのが、年明けの正式発表というのはちょっと待たされましたね。スペックは明らかにされていませんが、昨年の予告時点の仕様で開発が進められているとするならば、Makro-Planar なのでしょう。

E マウントユーザー的には、純正の 30mm マクロは扱いやすくて良いけれど、もともとが 30mm という焦点距離だけにパースが気になってしまって、料理とかを撮るには良いけど blog 用のブツ撮りにはイマイチ。結局この blog 用のブツ撮りには 50mm F1.8+クローズアップレンズで撮ることが多く、50mm 前後のマクロレンズが欲しいと思っていたところでした。そういう意味では、この Touit 2.8/50M はまさに求めているスペック。
ただ、価格がなあ...国内発売時はどんなに安くても 10 万円コースは間違いないでしょう。それに、α7 に手を出してしまった以上、フルサイズでも使いたいという欲もあります。それならマウントアダプタ経由でコシナなり、Y/C マウントの Makro-Planar を使うという手もあるんですよね。MF 専用にはなってしまいますが、既存の Touit レンズ群の傾向からすると、AF でもそんなに速くなさそうだし。

ま、国内向けにはまた CP+ で何らかの動きがあるんでしょうから、まずはそれを待ちたいと思います。

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