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2018/10/29 (Mon.)

RX100 III の「次」を考える

RX100 III の調子が悪い件の続き。

今のところ後継(上位)機種に買い換える必要性も感じていないし、本格的に故障したら修理して使い続けるつもりではいますが、もし修理できない or 修理代が高くて買い換えを視野に入れるべき状況に陥ったらどうするか(ちなみにソニーの補修用性能部品保持期間はコンデジの場合製造打ち切り後五年とのことなので、RX100 III が現行品として販売終了してもまだ五年は修理してもらえる可能性が高い。例外もあるでしょうが)。
いざとなったときに焦ると判断を誤りそうなので、もし今買い換えを迫られたらどうするか?をちょっと考えてみました。

RX100 シリーズの中で買い換えるなら現時点では IV がちょうど良さげですが、今さら III→IV への買い換えというのもなんだか面白くない(笑)。それかスペックが近い PowerShot G7 X Mark II だけど、こちらはモデルチェンジが近いという噂もあります。
一方で APS-C 以下のミラーレス機に目を向けると、案外 1inch コンデジを買うよりも安上がりだったりするんですよね。最近はカメラ屋に行ってももっぱらフルサイズ方面しかチェックしていませんでしたが、久しぶりに APS-C 以下の機種をじっくり見てきました。

ソニー / α5100

ソニー SONY ミラーレス一眼 α5100 パワーズームレンズキット E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS付属 ブラック ILCE-5100L-B

α 遣いとしてはまず候補に挙がるのが α5100。α6000 だと通勤カバンに入れるのちょっと厳しいので...。NEX-5R もまだ持ってますが、操作性が今の α とは違いすぎて α7 や RX100 と混在して使うと混乱するんですよね。

α5100、発売当時はあまり気に留めていませんでしたが、AF は少なくとも RX100 III よりは速いし、サイズがちょっと大きくなって EVF がなくなることを除けば代替になりそうな感覚。操作性については「ダイヤルが一個」という点では RX100 と同じだから近い感覚で使えそうですが、Fn ボタンがなくて AF モードや AF エリア、ホワイトバランスをいじりたいときはメニューを辿っていかなくてはならないのが辛い。中級者以上であればまず使うことのない「?」(カメラ内ガイド)ボタンをアサイン変更することはできますが、あと 1~2 個ボタンが欲しい。
せめて NEX-5R のように Fn ボタンがついていれば、コンデジ代替として割り切って使うには十分だったんだけどな。E マウントならレンズはあるからボディだけ買えばいいし。個人的に本当に欲しいのは「イメージセンサとソフトウェアを現行世代相当にアップデートした NEX-5T」なんですが、ソニーはもうそんなものは作ってくれないんだろうなあ。

キヤノン / EOS M100

Canon ミラーレス一眼カメラ EOS M100 ダブルレンズキット ブラック EOSM100BK-WLK

キヤノンは EOS R は小さく作ることにこだわっていないようですが、EOS M シリーズに関しては(少なくとも今出ている機種は)ミラーレスの中でも小型にこだわっているようで、私は評価しています。EOS M100 はその中でも一番小さいモデル。
モードダイヤルなんてなくて当然というような機種で、ボタン数も α5100 以上に割り切っているようなモデルなので、私の使い方で実用になるとは思っていませんでした。...が、その気になって触ってみるとけっこうイケル。物理ボタンで全ての操作を賄うことはできませんが、「Q」ボタンを押して画面タッチでパラメータを選んでダイヤルを回せば必要な操作は一通りできてしまう。初心者向けで何でもオートで撮らせてしまうカメラだと思っていたけど、操作のコツさえ掴んでしまえば中級者が半マニュアルでも扱えるカメラじゃないですか。こういうところ、さすがは Kiss シリーズでエントリー向け兼中級者のサブ機みたいな需要を満たし続けてきたキヤノンだなあと感じます。

シリーズとしての EOS M については私はレンズラインアップのやる気のなさを全く評価していませんが、今回のように RX100 の代替として考えるのであれば、ダブルレンズキットを買って標準ズーム+EF-M22mm だけでも十分楽しめるかと。このクラスのカメラにアダプタ経由で EF レンズを使う気もありませんし。

ちなみに操作性でいえば EOS M6 あたりのほうが扱いやすいんですが、ここまで大きくなると α6000 を持ち歩くのと大差なくなってしまうので今回は選択肢に入れていません。

パナソニック / LUMIX GF9

Panasonic ミラーレス一眼カメラ ルミックス GF9 ダブルズームレンズキット 標準ズームレンズ/単焦点レンズ付属 シルバー DC-GF9W-S

小型ミラーレスといえばパナも無視できません。GM1 が発売された当初は何度か買いそうになったこともありました(笑。

GM シリーズの系譜は今では GF シリーズとして継続しているようですが、最新機種の GF10/GF90 は一世代前の GF9 のマイナーチェンジに過ぎず、価格差を考えると型落ちの GF9 一択。
これも EOS M100 と同様にボタンやダイヤル数は割り切っていますが、タッチパネルが使えるので EOS M100 と同じく必要最低限のマニュアル操作は可能。ただ今までパナソニック機を使ったことがない身としては、できることが同等であれば UI のお作法にどうも馴染めないパナよりは EOS M100 のほうが扱いやすいかな。また GF9 は写真だとそれなりに高級感がありそうに見えるのに実物の仕上げが安っぽいあたり、どうせ安っぽいなら最初から EOS M100 くらいカジュアルに割り切ってあったほうが好感が持てます。シュッとしたデザインは嫌いじゃないんだけどなー。


そんなわけでこの三択の中なら EOS M100 が最有力かなと思っています。α5100 がせめてタッチ UI 対応なら(タッチパネル搭載だけどタッチフォーカスとタッチシャッターにしか対応していない)結論は違っていたんだろうけどなあ。まあ α5100 は発売から三年半以上モデルチェンジされていない機種だから無理もありませんが。
また、どのメーカーも今やもうフルサイズミラーレスに注力してしまって、APS-C 以下の(しかも小型の)機種に関して今後どの程度続ける気があるのかが不透明なのも不安なんですよね。買ったは良いけどその次の買い換え先がないというのもまた淋しい話。やっぱりできる限り RX100 III で引っ張って、どうしようもなくなったら財布の許す範囲の中で 1inch コンデジに買い換える、が現実的なのかもしれません。

投稿者 B : 22:10 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2018/10/26 (Fri.)

SUNWAYFOTO クイックリリースクランプ DDC-60i

ピークデザイン沼から繋がるアルカスイス沼(ぉ)にすっかり嵌まってしまいまして、またしてもクランプを購入しました。

SUNWAYFOTO / クイックリリースクランプ DDC-60i

SUNWAYFOTO DDC-60i

SUNWAYFOTO のアルカスイス型対応クランプです。
先日買った MAC-14 は RC2・アルカスイス型両対応クランプでしたが、この DDC-60i はアルカ型専用。

何故これを買ったかというと...befree は MAC-14 を使って RC2・アルカ型両対応に改造しましたが、私が持っている他の Manfrotto 製雲台をアルカ型対応化するため。ボール雲台 484RC2 はちょっと古いため現行の Manfroto 製品とはボス形状が異なり、befree と同じやり方ではクランプ換装できません。また 3Way 雲台 804RC2 はそもそもクランプ交換できる作りになっていない。であれば、クランプを二段重ねすることで無理矢理アルカ型対応にしてしまえ!というのが今回の目的です。

SUNWAYFOTO DDC-60i

見た目は MAC-14 とほぼ同じ。違いと言えば RC2 クイックシュー用のミゾがあるかどうか、くらい。

やっぱり私はこういう金属のカタマリ感があるものを買うと軽く興奮します(笑。

SUNWAYFOTO DDC-60i

MAC-14 同様にヘキサネジ、六角レンチとキャリングポーチが付属。今回は換装目的ではないのでネジとレンチは使いませんが、逆にキャリングポーチは使うことになります。

SUNWAYFOTO DDC-60i

MAC-14(写真左)と比べると RC2 に対応していない分だけコンパクトになっています。固定用のノブも一回り小さめ。

SUNWAYFOTO DDC-60i

側面から見るとフットプリント以上に厚みの差があることが分かります。また重さも DDC-60i のほうが軽く、付け外し前提で持ち歩くのに向いています。

SUNWAYFOTO DDC-60i

これの使い方は、3/8inch →1/4inch のネジアダプタを使って Manfrotto の RC2 クイックシュー(旧 200PL)に DDC-60i を装着します。こうすることで RC2 雲台をアルカスイス型対応クランプに変換できるというわけ。

SUNWAYFOTO DDC-60i

クランプの二段重ねはあまりスマートではありませんが、RC2・アルカのクイックシュー二刀流になってしまった身としてはこれをカメラバッグに忍ばせておくことで「RC2 の三脚なのにアルカ型シューしか持ってきてない」という事故を未然に防ぐことができます。まあこないだ買った 200PL-PRO をカバンに入れておく、でも良いんですが。
ちなみにこのクランプには「DDC-60L」というノブが長いバージョンもあるようなので、組み合わせる雲台によってはこちらを選んだ方が良いかも。

本当は雲台も最初からアルカスイス対応のものに買い換えたいんですけどね。特に 484RC2 なんかはかなり使い込んでガタが来始めているし。アルカ型対応で品質の良いものというと Gitzo か RRS かという感じだけど、高価いんだよなあ...。

投稿者 B : 22:06 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2018/10/23 (Tue.)

愛機 RX100 III、不調

発売から四年あまり愛用してきている RX100 III の具合が最近悪いんです。

RX100 III

写真を撮ろうと思って RX100 III の電源を入れたら液晶に黒い影が映っていて「何だこれ?」と思ったら、レンズバリアが開ききっていないじゃないですか。

この状態でもレンズバリアを指でちょっと触れてやるだけでちゃんと開いて撮影可能にはなるし、この症状も再現性 100% ではないもののカメラを斜め下~下に向けたまま起動すると発生することが多い模様。
ググってみたところ RX100 シリーズに限らずレンズバリア式のコンデジで同様の症状が出ている例は少なくないようですね。

RX100 III

よーく見ると、レンズバリア最前面中央部に円弧のような跡がうっすらついているのが判ります。バリア開閉の動線に沿ってついているので、開閉時に何かに干渉しているものと思われます。

RX100 III

また鏡筒の前面パネルをよーく観察すると、中央部が僅かに凹んでいるような。これ最初からこうだったのか使っているうちに凹んできたのか分かりませんが、買ってから四年あまりほぼ毎日通勤カバン等に入れてあちこち持ち歩いているからなあ。キャリングケースに入れていても何かに圧されて歪むことは考えられます。

一応、歪んでいる部分を爪の先で引き起こし、少しでも平らに戻るように処置してみました(笑。
あとはこういう部分に細かい埃が噛んで開閉の邪魔をしている事例もあるようなので、ついでにブロワーで掃除。

RX100 III

その結果症状は多少改善したようで、今のところレンズバリアの引っかかりは発生していません。でもまたいつ再発するか...ソニーストアの長期保証(三年)もさすがに切れちゃっているし、本格的におかしくなったときにどうするか。四年ハードに使った割には、外観含めきれいな状態を保っているほうだとは思うんですけどね。

もし買い換えが必要になったらどうするか。もう RX100 がない生活は考えられないので、修理代が馬鹿にならないレベルになった場合は RX100 シリーズのどれかに買い換えるつもりですが、さすがに本気カメラとして α7 III や EOS を使っている環境下でコンデジに 10 万円は出せません。そうすると RX100 IV あたりが価格とスペックのバランスがちょうどいいところかなあ。タイミング的にはキヤノン G7 X Mark III がそろそろ出てきてもおかしくないので、価格帯がちょうど良ければ乗り換えも視野に入れてもいいんですが。

投稿者 B : 23:00 | Camera | Compact | コメント (0) | トラックバック

2018/10/20 (Sat.)

Manfrotto RC2・アルカスイス両対応クイックシュー 200PL-PRO

befree 三脚をアルカスイス型対応雲台に変更して一段落したかに思えたピークデザイン沼問題ですが、どうせならこれも試してみようと思って買ってみました。

Manfrotto / 200PL-PRO プレート

Manfrotto 200PL-PRO

Manfrotto のクイックシュー 200PL-PRO です。

Manfrotto のクイックシューと言えば「RC2」規格に対応した 200PL が昔からの定番ですが、この 200PL-PRO はその上位モデルとでも言う位置づけ。パッケージに「RC2 & Arca-Swiss」とあるとおり、RC2 とアルカスイス型の両方に対応したクイックシューです。SUNWAYFOTO MAC-14 は RC2&アルカ型両対応のクランプだったのに対して、こちらは両対応のクイックシュー。

Manfrotto 200PL-PRO

通常の 200PL と寸法はほぼ同じ。いかにも器具然とした 200PL に比べて妙に小洒落たデザインになりました。またゴム製の滑り止めも面積が大幅に減っています。

Manfrotto 200PL-PRO

裏面は 200PL とは全く異なり、200PL と同じ向きで RC2 型シューに、90° 横向きにしてアルカスイス型シューに取り付けられるようになっています。両対応ってどうやっているのかと思ったら、まさにコロンブスの卵的発想。

Manfrotto 200PL-PRO

取り付けネジを手回しするためのノブの形状が変わって 200PL よりも起こしやすくなりました。200PL のノブは本当に固くていつも爪が剥がれそうになりながら起こしてるんですよね(´д`)。これがラクになるだけでも買い換える価値はあるような気はします...。

Manfrotto 200PL-PRO

通常の RC2 型雲台(主に一脚で使っている 484RC2)につけてみました。まあ当たり前だけど普通に使えます。
近年の Manfrotto 製品はかなりデザインに凝ってきているので、一昔前の製品と組み合わせると同じメーカーとは思えないくらい違和感がありますね(笑

Manfrotto 200PL-PRO

SUNWAYFOTO MAC-14 のアルカ型クランプには横向きに装着します。特にグラつくこともなくガッチリ固定。
ちなみに MAC-14 は RC2&アルカ両対応のクランプですが、200PL-PRO は MAC-14 には RC2 では取り付けることができず、アルカ型で取り付ける必要があります。というのは 200PL-PRO と 200PL では底面の溝の形状が異なり、200PL-PRO は MAC-14 の RC2 用溝には合致しないため。まあアルカ式のほうで固定できれば特に問題はありませんが、双方がアクロバティックなやり方で RC2&アルカ両対応にした結果こういうことが起きるというのはなかなか面白い。

とりあえず α7 III 以外のカメラやレンズも befree で使いたいときがあるし、かといって手持ちの三脚・一脚を全部アルカ型に置換するわけにもいかないし、当面の繋ぎとしては 200PL-PRO はいいソリューションじゃないでしょうか。ウチには旧 200PL はたくさんあるけど、少しずつ PRO にリプレースしていこうかと画策中。

投稿者 B : 23:20 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2018/10/19 (Fri.)

EOS R インプレッション(再)

発売を来週に控えて、量販店で EOS R の先行展示が始まっていますね。私もユーザーイベントではあまりじっくり触れなかったので、改めて触りに行ってきました。

キヤノン / EOS R

EOS R

直接のライバルということもあってニコン Z の近くに展示されていることも多く、つい見比べてしまいます。そこで感じるのはボディの差以上に標準ズームレンズの差。ニコンの 24-70/F4 に対してキヤノンは 24-105/F4 という違いはありますが、沈胴式にしたことも含めてコンパクトさを重視したニコンに対して EOS はかなりレンズの存在感がある。このあたりにフルサイズミラーレスで狙う当面のユーザー層の違いが透けて見えます。

さておき、今回は以前ショールームで撮影 NG だった UI 周りを中心にチェックしていきます。

EOS R

まずは新規追加になった露出モード「フレキシブル AE(Fv)」について。EOS R では専用のモードダイヤルが用意されておらず、MODE ボタン+サブ電子ダイヤルで露出モードを切り替えます。
で、意外だったのがメニューの露出モードの並び。Fv が A+(シーンインテリジェントオート)の真横に置かれています。普通に考えればオート寄りの機能として A+→P(プログラム AE)と並べそうなところが、P よりも前に Fv が並んでいる。まあ Fv モードは P/Tv/Av/M を包括する(シームレスに扱える)モードではありますが、これは完全にカメラ任せで撮る人以外は基本的に Fv 固定で使ってほしいという作り手のアピールなのではないでしょうか。そう考えれば、EOS Kiss M にすら存在したモードダイヤルが EOS R ではなくなっていることにも合点がいきます。

EOS R

Fv モードの操作はサブ電子ダイヤル(右手親指)でパラメータ(シャッタースピード/絞り値/露出補正値/ISO 感度)を選択してメイン電子ダイヤル(右手人差し指)でパラメータを上下させる、という手順。全てを具体値で指定すれば M モード相当として、全てを AUTO 指定すれば P モード相当として使えます。逆に例えばシャッタースピード・絞り値・露出補正値を指定した上で ISO オートでカメラに適正露出を取らせることもできる。フィルム時代は ISO 感度がフィルムによって固定されていてシャッタースピード・絞り値・露出補正値の三すくみだったのが、今や ISO 感度もパラメータの一つにすぎないというデジタル時代ならではの露出の考え方にようやく UI が追いついてきたと言えます。これに慣れると Tv や Av といったモードが古くさく感じてしまいそう。

EOS R

EOS R は操作性のカスタマイズの幅も広く、大半のボタンやダイヤルの機能アサインが変更可能。例えばダイヤルはメイン/サブ電子ダイヤルに加えてレンズ側についているコントロールリングもあり、デフォルトでは ISO 感度設定に割り振られているようです(展示機だから誰かがカスタマイズした状態だった可能性もありますが)。個人的にはレンズ側についているリングは絞り値であれば納得感がありますが(オールドレンズには絞り環があるレンズも珍しくないし)、シャッタースピードや ISO 感度を変更するのにレンズ側をいじるというのはどうにも違和感。
使い勝手なんて半分は慣れだから自分が使いやすいようにカスタマイズすればいいと思いますが、あまり特殊な設定にしてしまうと他のカメラが扱えなくなってしまうので、EOS R(およびその後継/派生機種)と心中するつもりでなければできるだけオーソドックスにしておいたほうが良さそうです。

EOS R

そして問題のマルチファンクションバー。プロの間でも賛否が分かれていると言われている新 UI ですが、これも自分好みにカスタマイズ可能。例えばホワイトバランスを細かく調整できるのは、主にムービーカメラとして EOS R を使うのであれば重宝しそうです。

EOS R

マルチファンクションバーに割り当てられる機能はいろいろありますが、前述の三つのダイヤルにこのマルチファンクションバーを入れると「パラメータを直接いじれるスイッチ」が四つあることになり、ここまで増えると逆に撮影時にこんがらがりそうな気もします。一瞬でも速くパラメーターを変更できないと死んでしまうプロならともかく、多くのユーザーは直接パラメータをいじれるダイヤルは二つくらいで、後の設定要素はボタン or メニュー+ダイヤル操作くらいで十分ではないかと思います。まあ、EOS R でもついているダイヤルを無理に全部使う必要もないわけで、「ついているにこしたことはない」だけかもしれませんが。

EOS R

マルチファンクションバーはボディを握ったときに右手親指にあたる位置に存在しているため、誤動作を防ぐためにデフォルトではオフになっています。オフ状態からバーを二秒長押しで有効化、さらには一秒の長押しで設定画面を表示させることができるなど誤動作防止には万全を期しているようですが、逆に長押し動作が入ることで撮影のテンポを悪化させることにも繋がるわけで、なかなか痛し痒し。そもそもダイヤル相当の機能が最初から三つついていることもあり、このバーはハマる人にはハマるけど駄目な人には全く使われない機能になってしまう可能性もあります。
個人的にはキヤノンらしいチャレンジだとも思いますが、今後ブラッシュアップされて定着化していくかは未知数という印象。

EOS R

店頭展示機ではマウントアダプタ経由で 70-200/F2.8L を試せる状態にもなっていたので、試してみました。まあマウントアダプタ経由での AF は EOS M5 の時点で十分実用的だと感じていたのと同様、少なくとも店頭で静物を撮ってみた限りでは十分使い物になる印象。連写性能があまり高くない(AF 追随時で 5.5 コマ/秒)ためガチのスポーツ撮影には厳しいですが、運動会レベルならそれなりにいけそうではあります。

まあこういうカメラは店頭で触っても把握しきれない部分が多く、現場で使ってみてナンボだと思うので、発売日以降に多くの方のレビューが出てきたら改めてチェックしてみようと思います。

投稿者 B : 22:30 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2018/10/14 (Sun.)

Manfrotto befree をアルカスイス型対応に改造

Peak Design の「Capture」を買って α7 III にアルカスイス型クイックシューがつけっぱなしになったことで、手持ちの Manfrotto 製三脚・一脚を使いたいときにクイックシューを付け替える必要が出てきてしまいました。
最近の Manfrotto 製品はアルカスイス型対応のものが増えてきているようですが、さすがに手持ちの雲台を全部買い換えるのはコストがかかる。と思って調べていたら、雲台のクランプ部分だけを換装してアルカスイス型対応に改造している例があるようじゃないですか。というわけで、換装用のクランプを早速買ってみました。

SUNWAYFOTO / クイックリリースクランプ MAC-14

SUNWAYFOTO MAC-14

SUNWAYFOTO という中国メーカー製のクランプです。といっても三脚界はいまや中国メーカーの存在感が日本や欧米メーカーに負けない勢いになってきていますし、この SUNWAYFOTO 製品もアルカ型雲台/シューで日本国内のユーザーもそれなりにいるようで、あまり不安はありません。

SUNWAYFOTO MAC-14

付属品はヘキサネジ、六角レンチにキャリングポーチまで入っていました。私は換装前提で購入したのでキャリングポーチが入っていたのは意外でしたが、既存雲台に取り付けて一時的にアルカスイス型化する用途もけっこうあるということでしょう。

SUNWAYFOTO MAC-14

この MAC-14 はアルカスイス型(アルカスイス型シューは明確に規格化されているものではなく、メーカーによって微妙に仕様が違ったり非互換だったりすることがあるようなのでここでは「アルカスイス互換」ではなく「アルカスイス型」と記載します)だけでなく Manfrotto の RC2 型クイックシューにも対応したハイブリッドタイプのクランプです。RC2 の雲台やクイックシューをいくつも持っていつつピークデザイン沼にもはまってしまった俺大勝利な製品と言えます。

SUNWAYFOTO MAC-14

このクランプは一般的なアルカスイス型同様にノブで着脱する方式。レバー式のようにワンタッチとはいきませんが、サードパーティ品の微妙に異なる寸法を吸収でき、かつガッチリ固定できるというのはメリットです。

SUNWAYFOTO MAC-14

デザインはやや無骨ながら「アルミの塊を削り出して作りました感」があってオトコノコ的にはグッとくる。裏面は軽量化のために程良く肉抜きされているのも好感が持てます。

SUNWAYFOTO MAC-14

複数持っている三脚・一脚のどれをアルカスイス型化するか迷ったんですが、α7 III との組み合わせで使う頻度が高い Manfrotto befree をまずは改造してやることにしました。先日のビデオ雲台導入に続き、befree 大活躍。
befree のボール雲台に最初から装着されていたクランプは、クイックシューを外せばそのまま折りたたんだ脚の間に収納できるという優れものでしたが、MAC-14 はオーソドックスな長方形のためそういうことはできません。が、雲台を倒せば収納できるサイズではあります。

このクランプを標準のものと交換するわけですが、これ単体で換装できるわけではありません。そこでこのボスアダプタも購入。

Haoge / ボスアダプタ AD-M

Haoge AD-M

雲台側もクランプ側もボス(受け)が凹形状のためこのままネジ留めしても固定しきれず、クランプが回転したり外れたりするリスクが生じます。そこでボス形状を凹→凸に変換するアダプタが必要になるわけですが、こんなものまで Amazon には普通に売られていました。本来はこのメーカー(Haoge)のクランプ用に作られたボスアダプタのようですが、SUNWAYFOTO のクランプにもほぼフィットしました。

Haoge AD-M

アダプタの表裏でボスの凸幅が異なっているのが分かります。

SUNWAYFOTO MAC-14

ボス幅の狭い方をクランプ裏面のミゾにはめ込み、反対側の突起をボール雲台側のミゾにはめ込んでネジ留めします。ネジは befree に最初からついていたのでは少し短い(留められないわけではありませんが)と感じたので、クランプに付属してきた長めのネジを使いました。

SUNWAYFOTO MAC-14

取り付け完了。それぞれ違うメーカーのものを組み合わせていることもあって 1mm 未満くらいのアソビはありますが、クランプが滑って回転する(そのままネジまで回って外れてしまう)ことはなくなったのでこれで十分です。

SUNWAYFOTO MAC-14

Peak Design Capture 付属のアルカスイス型シューをセットしてみました。ノブ式クランプのおかげでガッチリ固定されていて、ミゾの方向に滑り落ちる気配もありません。これは安心感ありますね。

SUNWAYFOTO MAC-14

Manfrotto の RC2 型クイックシューは、水準器側のミゾにシューの突起を斜めにはめ込んでからクランプを締めることで固定されます。レバーとノブで固定方式が違うくらいで、使い勝手は純正品と大きくは違いません。複数持っている RC2 クイックシューがそのまま使えるというのは超便利。

SUNWAYFOTO MAC-14

折りたたんでもこの通り、純正クランプとほぼ同様な収まり具合。befree のコンパクトさを損ねないのが良いですね。

これは気に入りました。Peak Design 製品と befree 両方のユーザーならばマストと行って良い改造ではないでしょうか。
私は無駄に三脚が必要な被写体を撮りに行きたくなりました(笑。

SUNWAYFOTO / クイックリリースクランプ MAC-14

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Haoge / ボスアダプタ AD-M

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投稿者 B : 22:14 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2018/10/12 (Fri.)

Peak Design ANCHOR LINKS

先日まとめ買いした Peak Design 製品、最後は Anchor Links について。

Peak Design / Anchor Links Camera Strap Quick-Connectors

Anchor Links Camera Strap Quick-Connectors

Anchor Links は「Peak Design 製でない汎用ストラップをほぼ何でもアンカー対応にできるアダプタ」です。Slide や Leash はワンタッチで長さ調節できることも含め非常によくできたストラップだと思いますが、デザインや素材のバリエーションが少なく、好みに合わないことで敬遠している人も少なくないでしょう。しかしこの Anchor Links を使えば自分の好きなストラップをアンカー対応にして、用途や気分に応じて気軽に付け替えることができるようになります。

Anchor Links Camera Strap Quick-Connectors

製品に含まれているのは Anchor Links 本体 2 個とアンカー 4 個(+ロゴシール)。しかしこのパッケージに入っていたアンカーはまさかの V3(リコール対象品)でした。直販で買ったときの荷物に V4 が 1 セット入っていたのはこれが理由だったか...。

Anchor Links Camera Strap Quick-Connectors

Anchor Links 本体は Cuff、Leash ストラップのバックル部分と全く同じもの。幅の異なるストラップホールが二つついていて、使うストラップの太さに応じたホールに通すようになっています。市販ストラップをアンカー対応化する場合はたいてい小さい方の穴に通すことになるでしょう。

Anchor Links Camera Strap Quick-Connectors

試しに Swimming Fly & Gavaert のストラップ(既に販売終了品)をつけてみました。これチェック柄が気に入って、気分で付け替えて使おうと思って買ったんですが、付け替えがめんどくさくて半分死蔵していたのですが(ぉ)これで改めて日の目を見ることになりそうです。

Peak Design 製品はアンカーを軸としていろいろ付け替えることができるため、一度使った結果手持ちのカメラ全部にアンカーをつけて Peak Design 製品を複数購入してしまう「ピークデザイン沼」と呼ばれていたりもしますが(笑)、この Anchor Links の存在がその沼をより深いものにしていると言えます。
私はカメラストラップは基本的にナイロンかコットン系の機能性ストラップ派なんですが、AcruROBERU あたりの本革ストラップを一本持っておいてシチュエーションによって使い分けてみたいという願望はあったので、Anchor Links ももう 1~2 セット買い足してストラップのバリエーションを増やしてみようかと画策中。

Peak Design / Anchor Links Camera Strap Quick-Connectors

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投稿者 B : 22:00 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2018/10/11 (Thu.)

ビデオ雲台化済み befree 対応キャリングケース

ビデオ雲台に換装して疑似 live 化した私の Manfrotto befree。折りたたみ時の太さが増してしまったことで付属のキャリングケースにギリギリ入るものの、ファスナーが閉まりきらない状態になっていました。

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私が befree をビデオ三脚として使うときにはキャリングケースはあくまでインナーケースとして使い、ケースごとバックパックに入れることがほとんどだからまあいいか...と思っていたんですが、たまたまビックカメラの三脚コーナーをブラついていたときにちょうど良いケースを発見。実売 ¥1,500 なら買っておいて損はないと思い、そのまま捕獲しました。

Manfrotto / befree アドバンス用三脚バッグ MB MBAGBFR2

MBAGBFR2

「befree アドバンス用」とありますが、現行世代の befree シリーズ全体に対応したケースのようです。レジに持って行く前に、念のため店頭に展示されていた befree live を入れてみて確認しました(笑

MBAGBFR2

初代 befree の付属ケースと比べると、素材感等は同じながら寸法が大きめに作られ、befree live のようなビデオ雲台つきでもスッポリ収まるようになりました。あと地味にショルダーパッドがゴム系からクッション+メッシュ素材になっています。
そもそもクッション性がほとんどないキャリングケースなので、あくまでキズ防止程度に考えるのが良いでしょう。私はこれまで通りインナーケース代わりにして使おうと思います。

Manfrotto / befree アドバンス用三脚バッグ MB MBAGBFR2

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2018/10/03 (Wed.)

Peak Design CAPTURE Camera Clip

先日まとめ買いした Peak Design 製品のうちの一つ、「Capture」。これ以前から気になっていたんですよね。

Peak Design / Capture Camera Clip

Capture Camera Clip

バックパックのショルダーハーネス等にカメラを括りつけておけるアタッチメントです。
私は普段はカメラをネックストラップで首から提げ、必要に応じて斜め掛けにして使っているんですが、長時間の歩きやちょっとした山歩きを伴う撮影だとカメラがブラブラして邪魔だし、カメラが揺れること自体が首や肩に負担を掛けるんですよね。そういうときにこの Capture を使えばラクそうだし、一度試してみたいと思っていたのでした。

Capture Camera Clip

Capture は二枚の金属プレートで構成されています。このプレートでバックパックのショルダーハーネスを挟み込んで固定します。

Capture Camera Clip

二種類の固定用ネジが付属。通常は左側の手回しネジを使いますが、ショルダーハーネスが分厚い場合などは右側の長いヘックスネジを使用します。

Capture Camera Clip

ショルダーハーネスに取り付けてみました。バックパック的に「一番安定する位置」を求めるとチェストストラップと場所の取り合いになってしまうのがちょっと悩ましいところ。

Capture Camera Clip

カメラ側にはクイックシューを取り付けます。このシューが取付位置を前後にオフセットできるようになっていたり、同社のアンカー取付穴が四箇所もついていたり、けっこう凝っています。
ちなみにこのクイックシューはアルカスイス互換になっているようで、これをつけっぱなしにして使うならば三脚や一脚側の雲台もアルカスイス互換品に交換してやりたくなりますね。そういえば Manfrotto の現行品はアルカスイス互換化が進んでいるんだよなあ(悪魔の囁き

Capture Camera Clip

こんな感じでカメラを胸元に固定できます。思っていた以上にグラグラする感じもなく、またネックストラップで首から提げるよりも負担が少なくてイイ感じ。これはちょっと、どこかにガッツリ撮影に出かけたくなりますね。

Peak Design / Capture Camera Clip

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投稿者 B : 22:00 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2018/10/01 (Mon.)

Peak Design LEASH

Peak Design 製品、先日の Cuff に続いて今日はストラップの「Leash」について。

Peak Design / Leash Ultralight Camera Strap (アッシュ)

Leash Ultralight Camera Strap

Leash(リーシュ)は「ひも(綱、鎖)」という意味。Peak Design 製品は身も蓋もないくらいシンプルなネーミングのものが多いですね。

α7 III は重めのレンズをつけることも多いため幅広の Slide Lite を使っていますが、この Leash はコンパクトなシステムで使うために購入。
カラーは Cuff に合わせてブラック...と思ったけどちょっと遊んでみるべくアッシュを選択しました。アッシュカラーの Leash、ってふと気がついて確認してみたら例によっていつもの二人ともろかぶりだったというね(;´Д`)ヾ。サイカ先生に至ってはブラックの Cuff までお揃い...。

Leash Ultralight Camera Strap

Leash は Slide シリーズでこそありませんが、スライドによる長さ調節機能を当然のように持っています。私はスライド機構なしのカメラストラップはもう使えない身体になってしまったので、購入にあたってはこれは必須条件でした。しかもストラップの両側どちらからでも調節できるのが嬉しい。

アッシュグレーのストラップにキャメルカラーの革パッチ、さらにスカイブルーのステッチという色使いがイイ。オシャレ度で言えばブラックよりもアッシュのほうが全然良いと思います。ただここに赤いアンカーというのはデザインを崩していると思うので、ブルーかブラックのアンカーも出してくれませんかね。

Leash Ultralight Camera Strap

このストラップのメイン使いになるであろう RX100 III に装着してみました。色合い的には富士フイルムやオリンパスなどのシルバー系のボディのほうが似合うだろうと思っていたら、以外にも黒一色のカメラにも似合うじゃないですか。

RX100 III は普段は Cuff をつけつつ、撮影メインじゃない外出や出張時にスナップカメラとして首から提げるのにこの Leash に換装するという使い方をしようと思います。こういうとき、ワンタッチで交換できるアンカーシステムはありがたい。

Leash Ultralight Camera Strap

試しに α6000 にもつけてみました。やっぱりアッシュはシルバー系ボディとの相性は抜群ですね。
α6000 もまだまだスナップカメラとして持ち出す機会が多いんですが、長年使ってきた ARTISAN&ARTIST のストラップがだいぶヘタッてきたので、この Leash を RX100 III と共用する形で使っていこうかと。

Leash、デザインと機能性を兼ね備えたミラーレス/コンパクトカメラ用ストラップとしてはかなり出来が良いんじゃないでしょうか。私はとても気に入りました。

Peak Design / Leash Ultralight Camera Strap

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投稿者 B : 22:00 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック