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2013/10/28 (Mon.)

SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM 発売日・価格決定

シグマ、「24-105mm F4 DG OS HSM」キヤノン用を11月15日に発売 - デジカメ Watch

先日発表されたばかりのシグマ 24-105mm F4 DG OS HSM の発売日と価格が決定。11/15 って想像していたよりも早いじゃないですか。しかも、価格は定価 ¥131,250 とありながら、実売価格は既に ¥90,000 を切っているという安さ。レンズメーカー製レンズはカメラメーカー純正に比べて割引率が高いというのはあるにせよ、スペックを考えるとかなりお買い得感が高い。2005 年設計のキヤノン EF24-105mm よりも安いわけですからね...。

ネックがあるとすれば、キヤノン純正よりも大きくて重いことでしょうが、最近のシグマの大きくて重いレンズは描写がいいものばかりなので、逆に期待してしまうところです(笑。評価は実写画像を見てからにしたいですが、これはそれまで物欲を抑えるのが大変そう(;´Д`)。

シグマ / [Art] 24-105mm F4 DG OS HSMicon

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2013/10/23 (Wed.)

(今度こそ)プリンタの買い換え検討中

自宅のプリンタ複合機の買い換えを検討しています。

1 年前に、今使っている PM-A820 の修理対応期間が終了する際に一度買い換えようかと思ったんですが、そのときは何となくお流れに。ここ 2~3 年は年賀状すらめんどくさくて写真屋さんにオーダーして、自宅で宛名だけプリントという感じだったので、そこまで必要に迫られていなかったんですよね。
でも、最近ウチの奥さんが幼稚園関連で写真や書類のプリントをすることが増えてきて。PM-A820 は Wi-Fi 以前の時代のものなので、私の自作機に USB 接続されているだけ。コピー機代わりに使うだけならまだしも、PC 上の書類を印刷したいと言われたときに、私がわざわざ PC で印刷するのも手間だし、私がいないときにも自分でプリントできるよう、Wi-Fi 経由で自宅内のどの PC やスマホ/タブレットからでもプリントできる環境をそろそろ用意したほうがいいな、というのが、買い換えを検討している理由です。

買い換えるなら、候補の最右翼はもちろんこれ。

エプソン / Colorio EP-976A3

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長年愛用しているエプソンの最新機種で、A4 プリンタのサイズで A3 対応してしまったという、エプソン脅威のメカニズム。まるで小型のミラーレスカメラにフルサイズセンサを詰め込んでしまったのと同じくらいのインパクトがあります(ぉ

ただ「A3 対応」といっても、用紙は写真でよく使われる A3 ノビではなく A3 までの対応なので、基本的に A3 出力はドキュメント用と考えたほうがいいのかも。写真からすると、A3 ジャストサイズはアスペクト比が変わっちゃうので、イマイチなんですよね...。最近、あちこちの写真展やカメライベントで目にする写真のプリントに触発されて、自分の写真ももうちょっとちゃんと出力して額装してやろうかな、と思っているので、写真をちゃんとしたアスペクト比で出力できるプリンタが欲しいんです。まあ、A3 でプリントしても自宅に飾っておけるスペースはないので、結局 A3 プリントを使うこともあまりないかもしれませんが。

ただ一つ問題があって、この夏に今のプリンタ用のインクタンクを 1 セット買ってしまい、まだほとんど手をつけていないということです(´д`)。年賀状シーズンが終わって、プリンタの価格が一段落した頃に考えるかな...。でも、奥さんがいろいろ使うのって、まさに今なんだよな...。

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2013/10/17 (Thu.)

SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM

シグマ、フルサイズ対応の標準ズーム「24-105mm F4 DG OS HSM」 - デジカメ Watch

SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM

数日前に誤ってシグマのサイトに公開されてしまった(ことで当初予定よりも発表が早まったらしい)シグマの新レンズが正式発表されました。そのスペックは「24-105mm F4」。同社の [Art] ラインに属するレンズで、なおかつキヤノンの主力である EF24-105mm F4L IS USM と真っ向からぶつかる仕様。キヤノンの 24-105mm は徐々にその座を新型である 24-70mm F4L IS USM に譲りつつありますが、キヤノンがズーム域を狭めてコンパクトさと簡易マクロ機能を優先してきたところで、シグマが 24-105mm を現代の設計で出してくる、という構図がまた興味深い。

「SIGMA GLOBAL VISION」以降のシグマは明らかに攻めていて、35mm F1.4 のような王道ど真ん中のレンズと、18-35mm F1.8 DC のようなマニアックなレンズを平行してリリースするというイケイケっぷりでしたが、ここにきてキヤノンの主力レンズにぶつけてくるとは。正直なところ、以前レビューさせていただいた 24-70mm F2.8 IF も悪くないけどこれ買うならキヤノン純正かなあ...という印象でしたが、最近のシグマの設計で実売がキヤノンを大きく下回るなら、純正 24-70/F4 よりもこっちかな、という気がします。
昨年 EOS 5D Mark III を買って以来、思っていたほど稼動率が高くならなくて、その理由の一つは標準ズームレンズを持っていないから取り回しが良くないせいだろう、とは思う一方で、いざ撮りたいときは単焦点メインだから標準ズームにそこまでコストかけてもなあ...という気持ちもあって。シグマのこの新レンズは、価格次第ですがそういう悩ましい状況に対する解の一つになりそうな予感。

ただ一つ気になるのは、せっかく 3 ラインに分けたレンズラインアップなのに、結局リリースされるのは [Art] ラインばかり、という現状です。[Sports] ラインは高性能望遠レンズ中心、[Contemporary] ラインは 17-70mm DC のように廉価なズームレンズ中心、となると、最近のシグマの傾向として高画質に振った [Art] ラインが増えるのは解りますが、2 万円足らずで買える DN シリーズも含まれるとなると「まるで超サイヤ人のバーゲンセールだな」状態...。

まあ、売り文句は売り文句として、実際のレンズの画質さえ良ければあとは些末な問題ですが。とにもかくにも、自分で実写して確認してみたいところ。レビューしてみたいですね...>誰となく。

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2013/09/20 (Fri.)

SIGMA USB DOCK

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シグマ 18-35mm F1.8 DC HSM をレビュー用にお借りしたときに、これも一緒に借用していました。

シグマ / USB DOCK UD-01

SIGMA USB DOCK

Contemporary/Art/Sports へのレンズラインアップ再編の際に、ともに発表されていたレンズ調整/カスタマイズツールです。これまで、ボディ側で AF のアジャストを行う機能が搭載されたカメラは存在していましたが、レンズそのものを調整する本格的なツールをレンズメーカーが一般ユーザーに提供したのは、これが初めてではないでしょうか?私も、これがどんなものかは気になっていました。

SIGMA USB DOCK

プラスチック製の筐体に、レンズマウントと電子接点、USB ポートがつけられただけのもの。ちょっと分厚めなレンズリアキャップぐらいに見える代物ですが、このシンプルなデバイスを介して、PC からレンズの設定を行います。

SIGMA USB DOCK

裏側にはインジケータ LED が。なんとなく、この USB DOCK を下に敷いてレンズを上にセットするようなイメージがありますが、レンズの前玉を下にして、USB DOCK を上に載せるのが正しい置き方です。まあ、短めのレンズならともかく、120-300mm F2.8 のような重量級レンズの下に敷いたら壊れかねませんしね(^^;;。

SIGMA Optimization Pro

レンズの設定には、Web から専用ソフト「SIGMA Optimization Pro」をダウンロードして PC にインストールします。

SIGMA Optimization Pro

試しに手持ちの 35mm F1.4 DG HSM をセットしてみたところ、いきなりレンズファームウェアのアップデート通知が。おお、アップデートが出ていたことにすら気づいていませんでした(笑。

SIGMA Optimization Pro

というわけで、そのままアップデート。アップデート内容は、この USB DOCK に対応したことくらい。

そもそも、他社製ボディ経由でシグマレンズのファームウェアをアップデートする仕組みがないので、レンズファームを更新しようと思ったら、シグマのサポートにお願いするか、この USB DOCK を使うしかないんですよね。ま、レンズのファームを更新することもあまりないでしょうが。

SIGMA Optimization Pro

USB DOCK を使ってできることは、ファームウェアアップデートと「カスタマイズ」。

SIGMA Optimization Pro

「ピント調整」と「カスタムモード設定」の二つのボタンがありますが、35mm F1.4 DG HSM ではピント調整しかできません。Sports シリーズでは「カスタムモード設定」を使って AF リミッターのユーザーモード設定ができるようです。あと、画面上に「AF や OS の設定ができる」と書いてあるので、レンズによっては手ブレ補正に関する調整もできそうです。

SIGMA Optimization Pro

ピント調整は、最短撮影距離から無限遠までの 4 段階のフォーカス位置に関して、ピントの前後を微調整することができます。私の 35mm F1.4 DG HSM は特にピントずれを感じたことがないのでいじりませんが...。

SIGMA Optimization Pro

18-35mm F1.8 DC HSM では、代表的な焦点距離×4 段階のフォーカス位置に対して調整可能。これ、USB DOCK 単体で調整結果を実写確認できないので、調整したらカメラに付け替えて実写確認するしかなく、本気で調整しようと思ったらかなり大変なんじゃないですかね...。まあ、今まではメーカーサポートに(場合によっては組み合わせるボディもセットで)送って調整してもらうしかなく、それでも自分の好み通りに調整されてくるとは限らなかったので、自分である程度好きなようにできる、というだけでも画期的だとは思いますが。

SIGMA Optimization Pro

ちなみに、非対応レンズ(Contemporary/Art/Sports に分類される以前のシグマレンズやキヤノンの EF レンズ)をつけてみたところ、当然ながら非対応のメッセージが出てきて何もできませんでした。私の場合、手持ちのレンズに関してピント調整の必要を感じてはいませんが、50-500mm OS に関しては、フォーカスリミッターのカスタム設定ができると、野鳥でもモータースポーツでも今以上に撮りやすくなると思うんですよね。なので、50-500mm OS が Sports シリーズとしてリニューアルしたら、けっこう本気で買い換えを検討するかもしれません。

シグマ / USB DOCK UD-01 (キヤノン用)

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2013/09/17 (Tue.)

Manfrotto befree

「旅行先に持って行けるそこそこの三脚選び、って難しいよねえ」という声を聞いたような気がしましたが、私はこの夏からこんな新兵器を投入しています。

Manfrotto / befree アルミニウム三脚ボール雲台キット MKBFRA4-BH

Manfrotto befree

もともと、ちょっとした撮影程度ならば手持ちで済ませてしまう機動力重視派だったんですが、最近夕景~夜景を撮ることが増えてきて、旅行でなくても持ち運びやすい三脚が欲しくなったので。愛用のカーボン三脚 190CXPRO4 はこのクラスにしては軽いけど、絶対重量として決して軽いわけではなく。電車移動が中心な私としては、最初から三脚を使うつもりで、自分自身に覚悟があるときくらいしか持ち出そうとしていないのが実情。ならば機動性重視の三脚も一本持っておいて損はないかな、と思って買い増し。

ちなみに先日の木更津の海上電柱はこの三脚を使って撮影したものです。

Manfrotto befree

三脚選びにあたっては、これはどちらかというとミラーレスでの使用を重視して軽くてコンパクトなものを、と考えていました。具体的な候補は、Manfrotto の「COMPACT 三脚フォトキット」か「293A4」三脚のボール雲台セット。特に後者は APS-C の中級一眼レフでも使えるスペックで、クイックリリースシュー対応雲台までついて 1 万円そこそこ、というコストパフォーマンスの高さ。

でも、いざ店頭で触ってみると、COMPACT 三脚はいくらコンパクトといっても脚のしなりが大きく、最大伸張時にちょっと頼りなさげな感じ。293A4 はさすがにしっかりしているけど、日常的に持ち運べるか?と言われると、もう一声コンパクトになってほしい。無い物ねだりということは解っていても、悩むよなあ...と思っていたら、293A4 の隣に展示されていたこの「befree」が目に留まりました。
比べてみると、befree は 293A4 と同じくらいの安定性があるにも関わらず、293A4 よりも軽く、コンパクトに折りたたむことができます。その分、価格も 2 倍くらい差がありましたが(汗)、私の今欲しい三脚はこれだったんだよ!というくらいに最適で、完全に想定外だったけど衝動的に買ってしまったというわけ。

Manfrotto befree

携行時には脚を雲台側に折りたたむことで、通常の三脚よりも大幅に短い格納高を実現しています。その短さは 40cm と、293A4 の 2/3、実に COMPACT 三脚と同等というのだから、耐荷重 4kg 級でこれ以上に小さくできるものはなかなかないでしょう。

鋭角なデザインにブラック/シルバー/レッドの配色ってなんだか中二っぽいセンスですが、機動力重視のスポーティな三脚なら、こういうのもアリか。

Manfrotto befree

銀色のストッパーを 3 段階に動かすことで、開脚の角度を 2 段階(+折りたたみ)から選択できるようになっています。

Manfrotto befree

携行用の持ち運びサイズでなく、単純に脚を折りたたんだだけの状態でもかなりコンパクト。撮影場所でのちょっとした移動時にも助かります。

Manfrotto befree

付属の雲台は、コンパクトなボール雲台。これでも 7D+70-200F4 クラスならば十分堪えそうではありますが、超望遠級になると厳しめ。ボールの締まりについてはそれほど不安はありませんが、しっかり締めても水平方向の回転軸に角度方向のグラつきを少し感じるので、マクロ撮影等で高精度に追い込みたいときにはちょっと不安。精度を求めるならばよりハイグレードな雲台に交換したいところですが、この雲台込みでコンパクトさを実現している部分もあるので、悩ましいところ。雲台を換えると折りたたみを諦めるか、雲台を別に持ち運ぶ必要があります。まあ、雲台を別にしても一般的な三脚よりははるかに持ち運びやすいですが。

Manfrotto befree

この三脚の嬉しいところは、原則ケース別売の Manfrotto 三脚にあって、これだけはちゃんとキャリングケースが付属しているところ。同社の中でも特に持ち運びを重視したシリーズであることが分かります。

Manfrotto befree

190CXPRO4 と比べるとこれくらい違います。befree はさすがに通勤鞄には入らないものの、キャリングケースがついていることもあって、これならば仕事帰りに夜景でも撮りに行きたいときに、気軽に持ち歩けるサイズ。たまにある、三脚持っていこうかどうしようか→現場に行ってから「やっぱり持ってくれば良かったああ!」をこれならば解決できます。クルマ移動の人にはあまり気にならないかもしれませんが、電車移動だとこの違い、小さいようで大きいんですよね。

Manfrotto befree

ただ、伸ばしたときの高さはさすがに違いが出ます。脚自体の長さに加えてエレベーターの長さにも差があるせいで、190CXPRO4 と比べるとずいぶん低い。190CXPRO4 のほうは身長 180cm の私が背筋を伸ばしたままファインダを覗ける高さを確保できますが、befree のほうは屈まないと無理。まあ三脚使用時は自分の目の高さに合わせることよりも構図を重視して決めることのほうが多いので、それ自体はさほど問題にはなりませんが、上から見下ろし気味のアングルで使えないのは困る場面が出てくるかもしれません。まあ、それよりも「必要なときに躊躇わずに持ち出せる機動力」のほうが、三脚には必要とされることが多いでしょうが。

そんなわけで、befree は今後私のメイン三脚になりそうな予感。
「三脚は 3 度買い換える」というので、あと 1 回くらい違う用途のものを買い換え/買い増しする機会はあるかもしれませんが...。

Manfrotto / befree アルミニウム三脚ボール雲台キット MKBFRA4-BH

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2013/08/07 (Wed.)

SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM:レビューはじめます

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最近、ちょっとレビューづいてしまっていますが...またしても試してみたい製品のレビュー企画があったので、「みんぽす」でシグマの新レンズ、18-35mm F1.8 DC HSM をお借りしました。

シグマ / [Art] 18-35mm F1.8 DC HSM

SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM

同社の「Art」ラインに属するこのレンズ。120-300mm F2.8 とか、200-500mm F2.8 とか、私も愛用する 50-500mm とか、良くも悪くもニッチ、もっと良く言えば変態(誉め言葉)なレンズが多いシグマの中でも、おそらく最もブッ飛んだスペックのレンズがこの 18-35mm F1.8 ではないでしょうか。ズームレンズは明るくても F2.8 まで、という常識を覆し、APS-C 専用ながら F1.8 通しのズームという、我々の度肝を抜いてくれたこのレンズ。ぜひ一度試してみたいと思っていました。特に、私は EOS 5D Mark III を買ってからは EOS 7D は完全に望遠専用(もっと言うと 50-500mm 専用)ボディとなってしまっていましたが、このレンズは久しぶりに超望遠以外で「あえて 7D を使う理由」を与えてくれる可能性があります。

SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM

ちょっと前までだと、レンズメーカーのレンズはカメラメーカーの純正レンズと比べて安さを重視して買うもの、という印象でした。現在でもそれは変わっていない部分はありますが、エントリーモデルの一眼レフなら 4 万円でレンズキットが買えてしまう時代ですからね...。そういう環境にあって、「ニッチだけど用途にハマる」「玄人好きのするスペック」「あえて王道レンズの画質で大手メーカーと勝負」という部分での商品展開を強化している近年のシグマの姿勢には共感するところがあります。このレンズも、スペックを見ただけで、まさにそういう製品づくりの結晶である、と感じます。
あえて難を挙げるとすれば、昨年からの「フルサイズ祭り」とも言える各社の新製品攻勢の中で、あえて APS-C 専用として出してきた、というタイミングの難しさでしょうか。まあ、フルサイズ対応で F1.8 だとどれだけ大きく重いレンズになったか...と想像すると、これは APS-C 専用だからこそ製品化できたものでしょうが。

SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM

岩崎一郎デザインになってからのシグマレンズは、写りだけでなく外観も美しいですね。見た目は写りには全く関係ありませんが、写欲を刺激するという点では、レンズの外観も非常に重要だと思います。

SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM

鏡筒には発売年のヴィンテージである「013」の刻印が。

SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM

私の愛用する 35mm F1.4 DG HSM との比較。太さはほぼ同じですが(フィルタ径は 18-35mm のほうが大きくて φ72mm)、ズームレンズだけあって 18-35mm のほうが全長はずいぶん長いです。

SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM

EOS 7D に装着してみるとこんな感じ。キヤノンの APS-C センサで使うと約 29-56mm F1.8 相当のレンズになります。広角ズームというより「テレ側が妙に短い標準ズームレンズ」という画角。標準ズームレンズとしてはお世辞にも使い勝手が良いとは言えませんが、「28mm F1.8・35mm F1.8・50mm F1.8 という三本の大口径単焦点レンズをまとめて持ち歩き、かつレンズ交換なしで使える」と考えると、とても面白いレンズだと言えます。

SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM

でもレンズ全長はやっぱり長いですね。具体的には、サイズ(最大径×全長)はキヤノンの EF100mm F2.8L MACRO IS USM とほぼ同じで、重さは 18-35mm F1.8 のほうが約 185g 重い。重量級のクマデジタル氏をして「ズッシリ重いです。こんなに重かったかなぁ」と言わしめる 100L MACRO よりも重い、というのはちょっと持ち運びに躊躇しそう。それでも F1.8 の単焦点レンズ三本を持ち歩くことを考えれば(ry

SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM

ともあれ、とても気になっていたレンズを試用できる機会に恵まれて嬉しいです。これから夏休みに入っていくので、重点的にいろいろ撮ってみたいと思います。

シグマ / [Art] 18-35mm F1.8 DC HSM (キヤノン用)

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2013/07/25 (Thu.)

CONTAX G-NEX AF 対応マウントアダプタ

ちょっと前に出ていたのを書きそびれたまま忘れていましたが(笑)、海外で CONTAX G-NEX の AF 対応(!)マウントアダプタが発売されています。しかも、第二世代の製品が近日登場予定という段階。新製品はちょっとデザインがアレな感じになっちゃいましたが...。

DEO TECH CONTAX G to SONY NEX AF Adapter Mark.2 [Eagle], DEO-TECH

CONTAX G システムは AF に対応したレンジファインダですが、ボディ内 AF モーター方式なので、マウントアダプタ経由では AF が使えませんでした。MF さえも、マウントアダプタ側にフォーカスリングを備えて、マウントアダプタからレンズ内の AF 駆動ギヤを動かす、という力業で何とかやっていたのが実情。それを、マウントアダプタ側に AF モーターを内蔵してしまったのがこの製品。ミラーレス用のマウントアダプタではこれまでに電子制御対応の EF-NEX アダプタフルサイズ相当の画角で使える SPEED BOOSTER といったビックリドッキリメカ(笑)がどんどん開発されてきましたが、いよいよ変態マウントアダプタここに極まれり、といった印象です(←誉め言葉

コントラスト AF で、しかもマウントアダプタ内モーターで強引に駆動しているので、AF は下手すると最近のコンデジより遅いんじゃないか...という気もしますが、CONTAX G レンズを NEX で AF で使える、というのはなかなか感動的。まあ、CONTAX G レンズは MF するから楽しいんだ、という側面もありますが。

ググってみたら、日本でも既に初代機を買っている方がいらっしゃるんですね。

スルガ銀行|Contax GのAFアダプター届きました。(人柱レポート) - ニューミドルマンを目指して

しかも、スルガ銀行広報部の blog というのが謎なんですが(笑)、このミスマッチ感が逆にいいね!

Biogon 21mm はレンズガード部に加工(削る)が必要だったり、$299 とけっこういい値段がする(まあ、SPEED BOOSTER や EF-NEX アダプタよりは安いけど)のがちょっとネックではありますが、CONTAX G レンズ愛用者としてはとても気になるアダプタですね...。

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2013/07/21 (Sun.)

Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8 G

Touit 12mm だったり 32mm だったりで写真撮るのが忙しくてほぼ買いっぱなしになっていましたが、5 月末の渋谷東急「世界の中古カメラフェア」でこのレンズを買っていました。

Carl Zeiss / Biogon T* 21mm F2.8 G

Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8 G

初代 NEX-5 を買ってから収集してきた CONTAX G レンズの中でも高くて希少な部類に入るこのレンズ。なかなか手が出ませんでしたが、ずっと価格動向をウォッチしていると、昨年末からの円安の影響か(海外、特に中国あたりから買いに来ている?)じわじわと値上がり、かつ流通数も少なくなっているような気配を感じたので、そろそろ観念して購入。
中古カメラフェア内の新橋イチカメラの売場で買いましたが、外箱・取説・専用ケース・ファインダ全て付属、外観のキズスレほぼなし、絞りリングのカッチリ感も私が持っている他の CONTAX G レンズよりも感触が良く、「美品」と言い切って差し支えない程度のものでした。ここまでキレイだと、却って使うのがもったいなく思えてしまうという(笑。

Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8 G

21mm F2.8 なので前玉は大きめ。他の CONTAX G 用単焦点レンズは軒並み 46mm のフィルタ径ですが、このレンズだけは 55mm 径。純正フィルタの入手性が悪いのが悩ましいです。

Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8 G

絞り羽根は 7 枚。形状を見る限り、点光源のボケはちょっと硬そう。

Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8 G

オリジナルボディの CONTAX G1/G2 のファインダが 21mm の画角に対応していなかったため、外付けの光学ファインダが付属しています。が、APS-C だと画角が変わってしまうので、いずれにしても出番はなさそうです。まあ NEX-5R は汎用シューではないので、いずれにしてもつけることはできませんが...。

Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8 G

Biogon はルートヴィッヒ・ベルテレが発明した対象型設計のレンズ。バックフォーカスが長く、一眼レフには使用できないので、Hologon 同様に現代ではマイナーなレンズです。後玉はかなり突出していて、同じ G 用の Biogon 28mm よりも出っ張りは多め。しっかりしたレンズガードもついています。

Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8 G

このため、マウントアダプタを装着すると、アダプタのマウント面よりもさらにレンズとレンズガードが突出する、という状態になってしまいます。

Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8 G

なので、NEX への装着の手順としては、まずマウントアダプタをボディにつける→レンズをマウントアダプタにセット、という流れになります。レンズをアダプタにつけてからボディにセットしようとすると、レンズガードがボディ内部を傷つけてしまうので注意が必要。アダプタをボディにつけてからレンズを装着する手順であれば、レンズが回転しない(スピゴットマウントなので、鏡筒の外周だけが回転するためレンズガードが干渉しない)ので大丈夫です。

この制限があるので、先にレンズをアダプタに装着してからロックする必要のある METABONES のアダプタは使えないんですよね。このレンズを使うなら、KIPON のアダプタを使う必要があります。

Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8 G

NEX-5R につけると 31.5mm 相当の画角になります。シグマの 19mm F2.8 DN ともろにかぶる焦点距離ですが、ツァイスは別腹(笑。CONTAX G レンズの中でも扱いが難しいと言われるこのレンズ、堪能してみたいと思います。

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2013/07/11 (Thu.)

Touit 32mm F1.8 の挙動について

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Touit 32mm F1.8 ですが、フォーカシング周りの挙動などについて書いておきたいと思います。

Touit 32mm F1.8

32mm に限らず 12mm も含め、Touit は最近の AF レンズとしてはちょっと変わったフォーカスの挙動をしています。それは、「フォーカシングに伴って前玉が大きく動くこと」。

デジタルになってから一眼を始めたような人であれば、AF 時に前玉が動いたり回ったりしないのが当たり前で、むしろ前玉が動くレンズは見たことがない、という人も少なくないのではないでしょうか。これは、AF の高速化や小型化、ズームの場合は高倍率化を目的に、フォーカシング時には前玉よりも軽い後群のレンズを動かすリアフォーカス or インナーフォーカスのレンズが主流になっているためです。しかし、Touit は最近(の AF レンズ)では珍しくなった前玉が動く方式、全群繰り出し式でのフォーカシングになっています。

無限遠に合わせると前玉が最も奥まった状態になり、

Touit 32mm F1.8

前玉が最もせり出した状態が最短撮影距離。

全群繰り出し式にもメリットはあって、それはピント位置によって画角が変わらないことです。原理的に、インナーフォーカスやリアフォーカスでは撮影距離に応じて画角(撮影倍率)が変動してしまうことは避けられませんが、全群繰り出しならば画角は一定。おそらく、ツァイスは Touit でこの利点と、伝統的な Planar や Distagon のレンズ構成でそのまま AF 化が可能である点を重視して、全群繰り出し方式を選択したのではないでしょうか。その代償として AF スピードが犠牲になっているあたり、「利便性よりも画質が重視」されることの多いツァイスレンズらしい、と言えます(そのわりに、従来のツァイスだったらタブーとなりそうなボディ内収差補正を前提とした設計で作られているのは、確かに意外ですが)。

ただ、レンズの中で最も大きい前玉まで駆動するので、AF が遅いだけでなく動作音や振動もそれなりにあるのは難点ですね。X マウントはともかく、E マウントの方はシャッターボタン半押ししなくても断続的に AF の挙動を続けているため(そうすることで見かけ上の AF スピードを速く見せている)、電源を入れているだけでひっきりなしにモーターの振動が手に伝わってきて、精神衛生上あまりよろしくありません。

FUJINON XF35mm F1.4 R

それでも、X マウント純正の FUJINON XF35mm F1.4 R に比べると、Touit のほうが少しだけ AF が速いんですけどね(^^;;。おそらく XF35mm のほうも同じ全群繰り出し式で、F1.4 なぶん前玉が大きく重くなってしまい、それが AF が遅い原因なのでしょう。
Touit は今後もシリーズ展開していくようですが、今後も全群繰り出しにこだわるなら AF スピードは諦めざるを得ないし、前玉もあまり大きくできない(=望遠系では大口径レンズが期待薄、あるいはより AF が遅くなる)ということになると思います。

Touit 32mm F1.8

あと、フォーカスリングがちょっと軽すぎるかな...というのが気になっています。XF35mm に比べても途中のクリック感が軽く、左手で鏡筒に手を添えてカメラを構える間に F 値が意図しない設定に変わってしまう、という事故が撮影中に何度かありました。ここは、もうちょっとしっかりしたクリック感があっていいと思うんですけどね。

ま、ツァイスには「画質を重視するあまり、他の何かを犠牲にしたレンズ」が多く、欠点のない万能レンズというのはなかなかありません(まあ、他社でも不満のないレンズなんて滅多にありませんが)。こういう苦労もツァイスで撮る喜びのうち、と思って楽しんでいます(笑。

Carl Zeiss / Touit Planar T* 32mm F1.8 X-mount

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■関連リンク
Carl Zeiss Touit 32mm F1.8
Touit 32mm F1.8:ファーストインプレッション
Touit 32mm F1.8 でメカの美しさを撮る
Touit 32mm F1.8:絞り値による描写の変化をみる

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2013/07/07 (Sun.)

Canon EOS 70D

キヤノン、新AF機構でライブビューAFが高速化した「EOS 70D」

EOS 70D

何かと話題の EOS 70D ですが、さっそくキヤノン S タワーで実機に触ってきました。8 月下旬発売なのにもうワーキングサンプルが触れる、というのはけっこう珍しいのではないでしょうか?もちろん、発売までにファームウェアが更新されて、AF 周りの挙動なんかはさらに改善される可能性がありますが。

とはいえ、70D は 60D の進化形なので、外見からはあまり大きく進歩した印象は受けません。あくまで 60D のマイナーチェンジ版、に見えますが、中身はけっこうアグレッシブに進化しています。

EOS 70D

シャッターボタンの脇に小さなボタンがひとつ増設されています。7D や 5D3 では M-Fn(マニュアルファンクション)ボタンで、私は水準器表示に割り当てていますが、70D では「測距エリア選択モード切り換えボタン」となっています。1 点 AF/ゾーン AF/19 点自動選択 AF の切り替えと AF フレームの選択を操作するためのボタンです。中級機以上では AF フレームの選択のしやすさが、特に動体撮影では重要になってくるので、これはなかなか使いやすそう。その代わりマルチコントローラがない、というのは、マルチコントローラのデフォルト動作 AF フレーム選択に割り当てている私からすると、良し悪しでもありますが...。

ちなみに、なにげにこの機種から 2 桁シリーズにも透過型液晶採用のインテリジェントビューファインダ搭載になっているんですね。7D で完全に慣れているので 60D と比べてみるまで気がつきませんでしたが(笑)。グリッド表示やゾーン AF フレーム、水準器などが OVF で表示できる、というのは慣れるととても使いやすいものです。ただ、水準器は左右方向の傾きしか検出してくれないようなのは、上位機種に対するコストダウンが見られる部分でしょうか。まあ、左右の傾きが把握できれば十分、ということが多いので、あまり困らないでしょうが。

EOS 70D

この機種で最も気になるのはライブビューじゃないでしょうか。「デュアルピクセル CMOS AF」が 60D に対する最大の進化点と言って良いと思います。
実際にライブビューで AF を使ってみたところ、今までの EOS のライブビューは何だったんだ、というくらいに速い。被写体によっては動き出しの瞬間に一瞬考え込むような動きをする場合もありますが、今までのコントラスト AF や EOS M のハイブリッド CMOS AF のような「合焦の最後で迷うような挙動」がなく、スッと合わせに行ってくれるのが気持ちいい。OVF の位相差 AF にはまだ追いつききれていないとは感じるものの、コントラスト AF とは違って非 STM レンズでもフォーカシングが速く、これなら実用的と言えるのではないでしょうか。

ただ制限もあって、ライブビュー時に使えるフォーカスモードはワンショット AF のみ。デュアルピクセル CMOS AF の演算負荷が高いのか、AI サーボ AF が使えないので、ライブビューで動きものを撮るのには向いていません。APS-C の中級機というと、スポーツや野鳥撮影に使われることも多いわけで、それに対応できないというのはちょっともったいない。まあ、風景などの静物撮りには十分なスピードの AF ですし、動きものを撮るならライブビューではなく、ファインダを覗いて安定したフレーミングを行うことが重要なので、それをふまえても仕様かもしれませんが。この制限も DIGIC の高性能化に伴って解消されていくものと思われますが、現時点での性能でも、むしろ Kiss や EOS M に入ってきたら、一眼カメラでのライブビュー撮影が今まで以上に当たり前になりそうだな、と感じます。

EOS 70D

さらには Wi-Fi も入っているし、イメージャの画素数はアップしながら高感度性能も 60D より向上。しかもタッチパネルにも対応。個人的には、EOS 7D を買って以来、2 桁シリーズにはほとんど興味がなくなっていましたが、70D はけっこうすごい。私の 7D は最近望遠での野鳥・レースカー撮影に特化しているので、仮に 7D Mark II が出ても 7D を使い続けようと思っているくらいには満足していたのですが、この 70D の進化が 7D Mark II に入ってきたら、ちょっとグラッと来てしまいかねません。これはまずいものを見ちゃったなあ。

キヤノン / EOS 70D

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投稿者 B : 00:07 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック