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2011/10/22 (Sat.)

Manfrotto Nano カメラポーチ

DSC-HX9V 用のポーチをようやく買いました。

Manfrotto / Nano カメラポーチ 4 型 MB SCP-4BC (カーキ)

Manfrotto Nano

なかなかポーチを物色しに行く余裕もなく、今までは DSC-W170→PowerShot S90 に使い回してきた PORTER の DRIVE ポーチ M に入れてたんですが、ぴったりすぎて出し入れがしづらい(´д`)。
最近の私はメーカー純正のケースよりは他社製でデザインや機能に優れたケースを選びたいので、春先に出ていた Manfrotto のポーチを選択してみました。

前面のフラップは同社の Lino プロ用メッセンジャーバッグと同様、Manfrotto の三脚を模したモチーフがあしらわれています。
カラバリはブラック、ホワイト、カーキの 3 色があり、ブラックはカバンの中で見つけにくい、ホワイトは汚れやすそう、という消去法で比較的見つけやすく、汚れが目立ちにくいカーキにしました。

Manfrotto Nano

背面はベルトループ程度。ボタン留めでなくはめ殺しのベルトループなので、あまり汎用性は高くありません。残念。

Manfrotto Nano

この「Nano」シリーズのカメラポーチには、1 型から 7 型までの 7 種類が存在します。が、並び順が別にサイズ順なわけでもなく、どれが自分のカメラに最適なサイズなのかは、現物を見ながらでないと分かりません(´д`)。しかも、全体的に日本メーカーのコンデジを入れるには大きすぎるような印象で、おそらく最も小さい部類であろう 4 型で、ようやく DSC-HX9V にちょうどよさげなサイズ。コンデジよりもむしろミラーレスカメラのほうが適合するサイズ感ではないでしょうか。

Manfrotto Nano

ただ、その 4 型でも高さ方向のアソビが大きく、中でカメラ本体がカタカタ揺れてしまう感じ。フラップはベルクロ留めなので、ちょっとキツめに留めれば改善しますが、それでもジャストサイズという感じではありません。

Manfrotto Nano

逆に横幅と厚みはほぼジャストサイズに近いです。ので、選択肢の中ではベストといったところ。フラップを開けたところにはポケットもありますが、ゆるゆるなので間違ってもメモリカードを入れてはいけません。USB ケーブルや予備バッテリ、POCKET 三脚あたりを入れるべきでしょう。

完璧にジャストサイズな製品がなかったし、それほど高級感のあるつくりでもないので大満足というほどではありませんが、実売 1,000 円程度だし駄目なら他のものに使い回せばいいや、というつもりで買ったので、その割には満足。Manfrotto ファンですしね。
これなら NEX をレンズ付きで入れておくのにサイズ違いをもう一つ買ってみてもいいかな、とは思いました。

投稿者 B : 22:41 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2011/10/09 (Sun.)

Φ95mm のレンズフィルタ

買うだけ買って、夏の間はほとんど使う時間がなかったシグマの 50-500OS ですが、インディジャパンや幼稚園の運動会など、秋になってようやく出番が増えてきました。なので、レンズプロテクタも今さらながら購入。

ケンコー / 95S MC プロテクタープロフェッショナル

Kenko Φ95mm MC Filter

私はケンコーのフィルタを使うことが多いんですが、ほとんどのモデルで 82mm までしかラインアップされておらず、いつも使っている L37 Super PRO や PRO1D シリーズには 95mm という巨大なフィルタはなし。最もベーシックな MC プロテクタくらいしか、このサイズはラインアップされていません。まあ、最近のレンズはコーティングがしっかりしているので、シンプルな MC プロテクタでも十分といえば十分ですが。

しかしこのシンプルなプロテクタでも、これだけ特殊なサイズとなると値が張ります。単なる MC プロテクタに¥6,000 も払うのはちょっともったいないなあ、と思いつつ、万が一の保護のことを考えると、まあ安いものか・・・と購入。

Kenko Φ95mm MC Filter

高いだけあって、ちゃんとフィルタケースが付属しています。まあ合皮感バリバリではありますが(笑

Kenko Φ95mm MC Filter

どーん!・・・といっても、単体の写真だとサイズ感が分からないですよね、

Kenko Φ95mm MC Filter

ということで、NEX で使っている 49mm のフィルタと比較してみました(笑。
95mm っていかに巨大かということです(^^;;

Kenko Φ95mm MC Filter

でもこれで 50-500OS の前玉を保護することができるようになりました。APS-C で使うなら、ステップダウンリングを使って 86mm 程度のフィルタを使用しても支障はないと思いますが、いつかはフルサイズ(きりっ

インディジャパン、運動会、とこのレンズを丸一日手持ちで使うと(それも流し撮りとかが多い)さすがに翌日は左腕にキますね・・・。それでもがんばって使いたいくらいに素晴らしいレンズなので、もっと腕力を鍛えねば(´д`)。

投稿者 B : 23:59 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2011/09/28 (Wed.)

Cyber-shot DSC-HX9V

最近ちょっと続いている、今さら買ったものシリーズ(笑

ソニー / Cyber-shot DSC-HX9Vicon

Cyber-shot DSC-HX9V

ひさびさの Cyber-shot です。ほとんど電源すら入れなくなってしまった DSC-WX1(思えばこれの失敗が Cyber-shot をしばらく敬遠するようになった理由だった)以来、2 年ぶりに戻ってきました。普段使いのカメラはほぼ NEX-5 になってしまい、あとは用途に応じて PowerShot S90 とリコー GX200 で満足し、コンデジの新機種チェックすらあまりしないようになっていたんですが、「娘の幼稚園やピアノの発表会で、望遠域が使えつつシャッター音の静かなカメラが欲しい」という非常にニッチな、しかし切実なニーズを満たすために購入。
発売から半年あまり引っ張ったのは、先代 HX5V がすごい勢いで値崩れしたので、これもきっとそうなると思い、子どものイベントシーズンである秋まで待ってみたというわけ(笑。その甲斐あって、今や Amazon でも量販店でも 3 万円を切る勢いになってきています。正直このスペックのカメラが 3 万円以下というのは、安すぎると思います・・・。

HX9V のハードウェアに関してはほぼ CP+ のときに書いたので省略。買ってみて気づいた点などを少々書いてみます。

Cyber-shot DSC-HX9V

HX9V は 24-384mm 相当という、光学 16 倍ズームレンズを搭載。上位機種(というかカテゴリがすでに違う気がしますが)の HX100V は 27-810mm 相当の超望遠域まで行っていますが、さすがにコンデジじゃないといけないシーンでそこまで必要になることがあるとは思えないので(笑)そういうのは一眼レフに任せて、普段使いでもギリギリいけるサイズの HX9V を選択しました。

Cyber-shot DSC-HX9V

メモリカードはメモステ Duo と SD カードの両対応。なにげに SD カード対応の Cyber-shot って初購入だったりします。最近、手持ち機器における SD カード対応比率が高まってきているので、そろそろ SD カードメインの環境に切り換えるか・・・と思案中。

電池蓋には早くも忘れ去られそうな規格(ぉ)の TransferJet のマークもプリント(他はエンボスなのになぜかこれだけプリント、というあたりが意味深)されていますが、まあ使うことはないでしょうな・・・。

Cyber-shot DSC-HX9V

手持ちのカメラと比較してみました。GX200 と比べると、横幅は GX200 のほうがちょっと大きく、厚みは HX9V のほうがちょっとありますが、全体の量感としてはほぼ同じくらい。GX200 はそれほど大きなカメラではありませんが、レンズ部の出っ張りが大きめなので、意外とキャリングケースを選びます。

Cyber-shot DSC-HX9V

PowerShot S90(サードパーティ製グリップつき)と比べると、HX9V のほうが一回り大きいです。まあ用途の違うカメラなので比較する意味もあまりないですが、なぜか私の周囲では S90/95 と HX5V/7V/9V を比較検討する人が多く(笑。
でも、サイズ感はちょっと違いましたが、キャリングケースとしては私が DSC-W170 や PowerShot S90 を入れていた吉田カバンの DRIVE ポーチ M に何とかギリギリ入りました。でもギリギリすぎるので、ケースは別途見繕うつもり。

Cyber-shot DSC-HX9V

NEX-5 と比較すると、レンズとグリップの出っ張り以外はほぼ同じサイズですが、HX9V のレンズをテレ端まで繰り出すと、レンズの全長も NEX-5+E 18-55mm(のワイド端ですが)とほぼ同じ。まるですっぽんの首のようにレンズが伸びます(笑

Cyber-shot DSC-HX9V

付属のバッテリは「G」シリーズ。地味なコスト削減の影響か、付属品はインフォリチウムではなくノーマルリチウムバッテリですが、私は DSC-W170、WX1 を持っているのでバッテリは共用できます。なので既に持っていたインフォリチウム G バッテリをメインで使用するつもり。まあ、実際使ってみると分単位で残量が分からなくても困ることはあまりないんですが(笑

Cyber-shot DSC-HX9V

バッテリの充電は、従来ならばバッテリチャージャーが付属していましたが、今年のモデルからは USB AC アダプタが付属して、本体ごと充電する方式になりました。予備バッテリを買うユーザーが多くないのか、こういう汎用品をキットにしたほうがコストが抑えられるということですかね。ただ、アダプタとカメラ本体を繋ぐケーブルは専用品(カメラ側が専用コネクタ)なので、ケーブルの使い回しがきかず個人的には微妙。私は W170/WX1 で使っていたバッテリチャージャーがあるので、それを使います(^^;; この AC アダプタは、他の USB 充電対応の小物用に回すかな。5V/500mA 出力なので、スマートフォン程度であれば普通に充電できます。

写りに関しては、実は先日のスーパーアグリ SA07 の写真で既に実写画像を掲載していましたが(笑、なんか全然不満を感じない画質です。レンズ、撮像素子ともに、少なくとも私が今までに使ってきた Cyber-shot の中で、最も不満のない画質だと感じました。1/2.3inch 1,600 万画素という無茶なセンサにもかかわらず、よりドットピッチの大きな 1/1.7inch 1,000~1,200 万画素クラスのセンサを積んだ GX200 や PSS90 に負けてないんじゃないかと感じる瞬間すらあります。いろいろとクセのあった裏面照射 CMOS も、そろそろこなれてきたということですかね。また、ズーム域の広いレンズなので AF 速度は心配でしたが、それほど迷うことなくコンデジとしては及第点をあげられる速さだと思います。
ただ、アナログな感触を残した GX200 や PSS90 に比べると、撮ってるときの楽しさがあまり感じられないのも事実だったりします。「撮る」というより「記録する」という感覚に近いというか。もともと用途が違うカメラなので、そういうもので良いんですが。

何も考えなくてもカメラ任せでキレイに撮れてしまうので、道具としてはほとんど不満もないんですが、唯一大きな不満なのは、記録できるアスペクト比が 4:3 か 16:9 しかないこと。私は一眼レフの写真と揃えるために、コンデジでも基本的に 3:2 設定で撮影しているので、これが大きな不満。あとでトリミングすればいい話ではあるんですが、最初から 3:2 でフレーミングするのと、4:3 の画面を見ながら脳内で仮想的に 3:2 でフレーミングするのとでは違うんですよ・・・。これは PSS90 も同じく 3:2 では撮れないんですが、非常に不満です。こういう仕様でよしとする人はカメラ解ってないんじゃないかとすら思います・・・。

逆に言えばそれ以外には大きな不満もない、いいカメラだと思います。もしかすると PSS90 や GX200 の存在も脅かしかねないし、通勤カバンの常備カメラもかさばる NEX から HX9V に置き換えてしまうかもしれません(笑。いい買い物ができました。

ソニー / Cyber-shot DSC-HX9V

B004MO09Q0

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2011/09/16 (Fri.)

RICOH GR DIGITAL IV

リコー、手ブレ補正を搭載した「GR DIGITAL IV」 - デジカメWatch

リコー GR DIGITAL が 2 年ぶりのモデルチェンジ。ついに 4 世代目になりました。

GR DIGITAL III と比べると、レンズやイメージャは踏襲しながら、手ブレ補正機能の追加、AF の高速化、画質の向上、などブラッシュアップレベルの変化となっています。イメージャはコンデジ用としてはそろそろ行き着くところまで行ってしまった感があるので、熟成の域に入ってきたのでしょうか。
GRD3 ユーザーの多くには買い換えなくても良い程度の変化ではありますが、GRD1~2 ユーザーからすると買い換えに値する進化だと思います。また、GRD を持っていない私のようなカメラ好きからすると、GRD4 の登場で中古が増えるであろう GRD3 が狙い目になってきそうです(笑。キホン、単焦点コンデジは不要と思っている私ですが、最近友人関係のほとんどが GRD か DP1/DP2 シリーズを手に入れているので、指をくわえ気味だったのは事実(^^;;

でも本当はそろそろ GX300 を出してほしいところなんですが、GXR が出てしまった以上、もう無理ですかね(´・ω・`)・・・。

投稿者 B : 00:04 | Camera | Compact | コメント (3) | トラックバック

2011/09/04 (Sun.)

SIGMA 24-70IF の画質を客観的に評価してみる

ちょっと間が開いてしまいましたが、シグマ 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM のレビューの続きです。

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ここ最近、土日もどちらかが出勤だったり、休みでも天気が悪かったりしてほとんどレビュー用の作例を撮りに出掛けられていませんでした。今週末も微妙な天気だったのですが、何とか雲の晴れ間を見つけていろいろテストしてきました。ただ、台風の予兆か、風が強くて草花は撮るのが難しい(;´Д`)ヾ。
また、超望遠の画角が最大の特徴だった 50-500OS と違って、このレンズはあくまで標準ズームだから、レビューの切り口も意外と難しい。感覚的な評価じゃ参考にならないと思ったので、ならば手持ちのレンズと客観的に比較してみようと思い、初代シグマ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACROキヤノン EF70-200mm F4L USM(IS なし版)、コシナ製 Planar T* 50mm F1.4 ZS と撮り比べてみました。

ということで、以下、F 値ごとの比較を。

レンズSIGMA
24-70mm F2.8 IF DG
SIGMA
17-70mm F2.8-4.5 DC
Canon
EF70-200mm F4L USM
F2.8 SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM : F2.8 N/A N/A
F4* SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM : F4 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO : F4.5 Canon EF70-200mm F4L USM : F4
F8 SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM : F8 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO : F8 Canon EF70-200mm F4L USM : F8
* 17-70mm DC は F4.5(テレ端開放で F4.5 のため)

写真は基本的に EOS 7D で撮影し、Canon DPP で解像度 800×1200、ピクチャースタイル「スタンダード」で RAW 現像しただけの状態です。風が強くて被写体がすごく揺れていたので、微妙にピントが来ていない写真も多いですが(´д`)、そこはご容赦を。

まずパッと見で分かるのが、レンズの色味。よく「シグマのレンズはアンバーがかっている」と言われますが、17-70mm なんかはまさにそんな感じで、赤茶色方向に転けているのが分かります。それに対して、24-70mm は純正の 70-200L と似たような傾向の色味で(若干 24-70 のほうがグリーンの発色が淡泊か)、正しい色が出ています。まあ、色味は現像で何とでもなるので、極端に転けていない限りは大した問題ではないと思いますが。

シャープさに関しては、24-70mm はやはり F2.8-4 程度だとアマい印象。70-200L は開放 F4 でもピント面はビシッと描かれているのに比べると、やや頼りないですね。まあ比較対象が標準ズームのテレ端と望遠ズームのワイド端なので、これは比べ方がフェアではなかったかもしれません。
でも 70mm でも F8 くらいまで絞ればキリッとした描写を見せてくれますし、背景との距離がある程度あればボケ味も悪くないので、やはりこのレンズの美味しいところは F5.6-8 あたりなのかなという印象です。

続いて標準域は 17-70mm および Planar との比較。

レンズSIGMA
24-70mm F2.8 IF DG
SIGMA
17-70mm F2.8-4.5 DC
Canon
Planar 50mm F1.4 ZS
F1.4 N/A N/A Planar 50mm F1.4 ZS : F1.4
F2.8 SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM : F2.8 N/A Planar 50mm F1.4 ZS : F2.8
F4 SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM : F4 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO : F4 Planar 50mm F1.4 ZS : F4
F5.6 SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM : F5.6 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO : F5.6 Planar 50mm F1.4 ZS : F5.6
F8 SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM : F8 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO : F8 Planar 50mm F1.4 ZS : F8

うーん、こうして見ると Planar が全く違う種類のレンズだということがよく分かりますね(^^;; 発色の鮮やかさ、明暗のコントラスト、でも暗部にはちゃんと階調が残っている描写、同じカメラで撮った写真とは思えません。まあこれもズームレンズと単焦点の代名詞みたいなレンズで比べる方が酷なんですが、私にとっては標準レンズの基準がこれなので・・・。

とはいえ、Planar も色乗りが良すぎてこのキバナコスモスのように発色の良い被写体を撮る際には、コントラストや色の濃さを抑えめの設定で撮るなり現像するなりしてやらないと、こんな感じで色飽和しやすいので逆に苦労します。また、さすがに開放(F1.4)だとピントがカミソリすぎるしボワボワした画になってしまうので、普段は F2.8-4 くらいで使うことが多いですね。
ということで、主に 24-70mm と 17-70mm との比較で話すと、まずはやはり発色が 17-70mm のほうはアンバー寄りなのに対して、24-70mm はニュートラルな色が出ています。ピント面の描写は、F4 以降では 24-70 も 17-70 も拮抗していますが、24-70 のほうが元が明るいせいか(?)ボケ味に余裕があるように見えます。ただ、こういうごちゃっとした背景/および背景との距離感だとボケが五月蠅くなりがちなのは 24-70 も 17-70 も同じような傾向で、そういう意味では絞りを開けて「背景を溶かせる」明るいレンズに軍配が上がると言えます。
ただ、絞ったときの描写なら 17-70 も負けてないと思ったのは事実で、このあたりはシャープさがウリのシグマレンズの面目躍如といったところでしょうか。

24-70 の絞り開放(F2.8)の描写は、「カリッとしている」というほどではないにしろ、雰囲気としては悪くなく、これなら許容範囲かなと思います。

屋外じゃなくてちゃんと静物で撮れば良かったかもと反省しつつ(ぉ)、次回に続きます。

シグマ / 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM (キヤノン用)

B001NEK2Q4

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投稿者 B : 22:20 | Camera | DSLR | Minpos Review | コメント (0) | トラックバック

2011/08/31 (Wed.)

ついでに NEX-5N も見てきた

α77 と一緒に、NEX-5N の先行展示も見てきました。

NEX-5N

NEX-5N は別売の外付け OLED EVF が装着された状態で展示されていましたが、それ以外はパッと見では NEX-5 からほとんど変わっておらず、NEX-5 ユーザーでなければ気がつかない程度の違いしかありません。それだけ初代から完成されたデザインだったということでしょうが、例えば GR DIGITAL シリーズのように息の長い定番デザインとして定着していってほしいですね。それなら買い換えてもバレにくいし(ぉ

NEX-5N

NEX-5 の違いと言えば、シャッターボタン付近に「5N」の刻印が追加されていること、前面上端付近のエッジが面取りされてより薄く見えるようになったこと、それからグリップのラバーに施されているパターンが変更されたこと、くらいでしょうか。本当に間違い探しレベルの違いです。

グリップラバーは、スポーツカーのステアリングレザーみたいな感じで規則的なドットパターンが配されたデザインになりました。これはこれでさらっとしていて握りやすそうですが、個人的には NEX-5 の細かいパターンのほうが手のひらに馴染んで気に入っていたので、変えなくても良かった気はします。

NEX-5N

外付け EVF「FDA-EV1S」はα77 の EVF と同じ XGA OLED。デバイスが同じなだけあって見え方もα77 とほぼ同じ。個人的には NEX は液晶モニタで撮るものという感覚が身についているので、こういうレンジファインダ的なスタイルでの使い方は馴染みませんが、VF が必須という人もいるでしょう。この EVF なら応答性も良く「酔う」感覚もないので、そんなニーズにも応えられるんじゃないでしょうか。

なお、この EVF には上の写真のようにチルト用のヒンジが仕込まれているので、ローアングルファインダ的な使い方をすることもできます。

でも、NEX-5N で気になっていたのはハードウェア面よりもむしろソフトウェア面だったりします。先代 NEX-5 も複数回のアップデートで着実なブラッシュアップが施され、ファームウェア Ver.04 では NEX-C3 の一部機能も取り込んできましたが、NEX-5N のソフトウェアは当然それよりもさらに進化したものになっていました。

NEX-5N

まずは AF 周り。被写体追尾機能と個人顔登録機能が追加されました。以前も書きましたが、NEX はスポーツ撮影に向いているわけではありませんが、よく動く子どもを撮るような用途で被写体追尾 AF が使えるといいなあ・・・と以前から思っていたこともあり、これは羨ましい進化です。

NEX-5N

つづいてレンズ補正周り。純正の E マウントレンズについて、周辺光量、倍率色収差、歪曲収差の補正をオン/オフすることができるようになりました。正直なところ純正の E マウントレンズはお世辞にも描画性能の良いレンズが揃っているとは言い難いですが、手ブレ補正対応で使い勝手は悪くないので、普段使い程度ならソフトウェア補正を入れてでも使う価値はあると言えます。標準の E 18-55 もけっこう歪曲収差が目立つレンズだったりするので、このへんを補正できるのは嬉しいところ。

NEX-5N

あと、カタログページで見落としていた機能なんですが、「AF 微調整」機能まで搭載されています。通常、この手の機能は一眼レフの中級機以上にならないと搭載されないものですが、これが NEX-5 クラスに入ってくるとは。ちゃんとレンズごとに設定値を記憶することができるようで、多少の前ピン、後ピンをこれで吸収することができます。これには驚いた。

で、今回の NEX-5N は背面液晶がタッチパネル化されたことで、ほぼ全ての操作を液晶へのタッチで行えるようになりました。ただ従来のホイール操作を前提に作られたメニューも多いため、必ずしも全てがタッチ操作に最適化されているとは言い難いですが、それでも AF ポイントの指定を画面上のタッチで行えるあたりは直感的と言えます。これは旧 NEX-5 ではどうファームアップしても対応できないので、悔しいところ。

NEX-5N

で、私がソフトウェア面で最も気にしていた MF アシスト機能。地味にブラッシュアップされていて、従来は 7 倍/14 倍の切り換えだったのが、今回は 4.8 倍/9.5 倍という微妙な倍率の切り換えに変更されています。確かに従来も 7 倍で MF を合わせられてしまうことが多く、逆に 14 倍は拡大しすぎで使いにくかったので、このくらいの倍率の方が使いやすそうですね。
ただ、残念だったのはこの MF アシスト機能におけるタッチ操作が、倍率の切り替えと拡大領域の上下左右移動(およびセンターに戻す)機能程度しかなかったこと。個人的にはここでフリックして拡大領域を移動したり、欲を言えばピンチイン/アウトで任意に倍率を変更したりすることができれば間違いなく買い換え決定していたところだったんですが、このあたりの操作性が従来機種とさほど変わっていなかったのが残念です。ターゲットユーザー的には MF アシスト機能の操作性向上は、NEX-7 あたりで実現されていそうですが・・・。

あと、気になっていた AF に関しては、体感してハッキリと違いが分かるくらいに旧 NEX-5 よりも高速です。NEX-5 の AF 速度は実際のところコンデジに毛が生えた程度でしかありませんでしたが、爆速クラスのα77 とは比較にならないとはいえ、ミラーレス機の中では最も速い部類と言えるのではないでしょうか。各社一眼レフの中でも AF は遅い部類だったα、今年はどうしちゃったのと言いたいくらい(笑)今年のモデルは良いですねー。もろもろも含め、NEX-5N は 2 世代目にして早くも完成の域に達しようとしているように思います。

LA-EA2

続いてこちらの黒い NEX-5N に装着されているのが、新型の E-A マウントアダプタ LA-EA2。トランスルーセントミラーを内蔵し、STF を除く全ての A マウントレンズでの高速 AF を実現した過去最高の変態マウントアダプタ(褒め言葉)です(ぉ。
トランスルーセントミラーと位相差 AF センサを内蔵しているだけあって、サイズはかなりのもの。三脚座一体型という体裁をとっていますが、NEX のボディが浮いてしまうくらい巨大です(笑。

LA-EA2

レンズを外してみたところ。NEX はミラーレスなので通常ならば CMOS センサが丸見えになっているところ、ここから固定式のトランスルーセントミラーが見えるという異様な構造になっています。ミラーは通常のカメラとは違って下向きの反射角がついていて、三脚座側に内蔵されている AF センサに光を送っています。

LA-EA2

底面には三脚穴が空いています。NEX ボディ側の三脚穴よりも重量バランスの良い位置にあり、かつしっかりして見える(笑)ので、アダプタ使用時はこちら側の三脚穴を使用したほうが安定するでしょう。でもまあ、これを使うくらいならα33 あたりを買ったほうが良いような気はしますが・・・。

Sonnar E 24mm F1.8 ZA

E マウントの新レンズ群も、ガラスケースに入れられて触れない状態ながら、展示されていました。こちらは E マウント初のツァイスレンズとなる Sonnar E 24mm F1.8。金属の質感を生かした黒い筐体が、いかにもよく撮れそうな雰囲気を醸し出しています。

Sonnar E 24mm F1.8 ZA

フィルタ径は E マウントレンズ共通のΦ49mm ながら、前玉はけっこう大きめ。鏡筒も広角レンズにしてはかなり長いですし、同じ広角といっても 16mm パンケーキとは全く違っていて、パンケーキと比べて見るとなんだか悲しくなってきます。やっぱり APS-C センサでまともに撮ろうと思ったら、レンズはこれくらい必要ってことなんですかね・・・。

E 50mm F1.8 OSS

こちらは 9 月末発売の E 30mm F3.5 Macro(左)と年末発売の E 50mm F1.8 OSS ポートレートレンズ(右)。どちらも鏡筒サイズは標準ズーム E 18-55mm とほぼ同じで、コンパクトとは言い難い大きさです。50mm はまあこんなもんかと思いますが、マクロのほうはこれだけ大きいならせめて F2.8 は出してほしかったところですね・・・。

E マウントの純正レンズには Sonnar 以外正直あまり期待していないのですが、このほかに 10 月発売の E 55-210mm は実売価格次第で欲しいかも。NEX はコンパクトなのは良いんですが、今まで望遠系が巨大な E 18-200mm しかなく、望遠を使いたいときにはαか EOS を持ち出すしかなかったので、小型の望遠レンズは欲しかったんですよね。

あとはこれもショーケース展示されていました。

NEX-7

NEX-7。これはまだワーキングサンプルではないようですが、外装としてはもう最終と思って良いでしょう。
ボディサイズが NEX-5 よりも大きくなってしまうのでパスかな・・・と思っていましたが、ショーケース外から見た限りでは NEX-5 からのサイズアップがそれほどでもなく、この程度なら許容範囲かも、と思えるサイズではあると感じました。まあ、NEX に全部入りを求めるのも何か間違ってるように思いますし、価格が価格なので私はたぶん買わないと思いますが、思っていたより現物からはオーラが出ていたので、惹かれてしまったのは事実です(´д`)。

NEX-7

ただ、このクラカメ然としたたたずまいがどうにも受け付けないのと、ボディ側をこれだけ全部入り状態にしながらキットレンズは E 18-55?というアンバランスも気に入らないところ。せめて今後のロードマップ上に示されている G レンズの標準ズームくらいつけないと、せっかくの 24Mpx センサが泣くんじゃないでしょうか(´д`)。まあ、このボディをポンと買える人であれば、常用レンズは M マウントのライカレンズだったり、CONTAX G レンズの限定ブラックを一揃い持っていて、マウントアダプタで・・・という贅沢な使い方だったりしそうですが。

そんな感じで、新レンズ群と NEX-7 に関しては良し悪しといったところですが、NEX-5N はかなりイイ。α77 がなくて、ゴールドカラーのボディがあったら間違いなく買い換えていたところでした・・・やばいやばい。

ソニー / NEX-5Nicon

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2011/08/30 (Tue.)

α77 を見に行ってきた

銀座ソニービルにて先行展示中のα77 を見に行ってきました。

α77

展示されていたのはα77、α65 ともに各 3~4 台ずつといったところ。展示コーナーはけっこう混み合っていましたが、少し待てば触れるといった程度でした。開発発表があってからもう 1 年半も待たされたので、早く実機が見たくてうずうずしていたのは私だけじゃなかったのね(笑。

去年出たα55/33 は非常にコンパクトなボディでしたが、α77 も中級機としてはかなりコンパクトで、高機能がギュッと凝縮されている雰囲気が漂っています。パッと見の印象では、中級機というよりも EOS Kiss クラスのボディにも見えます。やはりトランスルーセントミラー採用によりペンタプリズムを廃し、ミラーを固定式にしていることの寄与が大きいのでしょう。

α77

縦位置グリップつきのボディも 1 点だけ展示されていました。ボディが小さいせいか、縦位置グリップのサイズが相対的に大きく、妙に嵩上げされて見えます。私は(特にαでは)縦位置グリップをほぼ常用しているので、この状態で使うことになるわけですね。

α77

グリップ周辺。α700 との違いとしては、電源スイッチがシャッターボタンの周囲にリング上に配置されるようになったことと、アイスタート AF 用のグリップセンサが廃されたこと(アイスタート AF 自体は引き続き搭載)以外は、基本的にα700 を踏襲しています。
また、グリップの量感については、α700 よりも少し小ぶりになった印象で、手が小さくα700 のグリップでも少し持て余す感のあった私にとっては、このくらいのほうが握りやすいですね。中指の当たる部分が抉り込まれたグリップ形状も踏襲していて、非常にしっくりくる握り心地になっています。

α77

ボディの右肩にはモノクロのサブ液晶モニタがつきました。今までのソニーαでは、α900 を除きサブ液晶なしが通常で、α700 でさえも本体の小型化優先を理由に省略されていた部分でしたが、やっぱり中級機ならついてないと。

α77

背面のレイアウトもα700 のそれを踏襲しています。前面/背面のツインダイヤルと、背面のマルチセレクタの使い勝手はやはり良好で、ある意味これが中級機を使う大きな理由の一つと言っても良い。
このほか、液晶のバリアングル化に伴い、従来は液晶脇にあったメニューや再生系のボタンが散らされましたが、撮影時に使う操作系の配置が変わっていないので、α700 から違和感なく移行できそうです。唯一、測光モードの切り換えスイッチが物理的になくなってしまいましたが、変更の頻度を考慮するとやむなしといったところでしょうか。

α77

メモリーカードは SD/MS Duo のコンボスロット。CF カードスロットを搭載するとボディサイズが大きくならざるを得ないので、SD カード対応は自然な流れです。が、α700 の CF/MS Duo デュアルスロットではなく単なるコンボスロットなので、メモリーカードが 1 枚しか挿せないのがちょっと残念。
α700 のデュアルスロットでは、メインは CF でも常に予備としてメモステを挿しておくことで「うっかりメモリーカードを忘れてきてカメラがただのダンベルになってしまった」というポカ(EOS では何度かやったことある(´д`))を避けられていたので、これは継続してほしかった。まあ SD カードなら小さいし安いので、常にカメラバッグに何枚か備えておくくらいで良いのかもしれませんが。

α77

で、α77 の最大の特徴のひとつでもある、バリアングルモニタ。春の CP+ ではなんか変わった形状のヒンジがついているけどこれどうやって動くんだ!?というギミックの謎がようやく解けました。

α77

3 軸ヒンジになっていて、こんな感じで動かせます。

通常、バリアングル液晶というと 2 軸ヒンジが一般的で、従来はキヤノンやニコンのように横に開いてから上下にチルトするタイプ、α55 のように下に開いてから左右にチルトするタイプ、NEX のように上下チルトのみのタイプ、くらいしか存在しませんでした。それに対してこの 3 軸ヒンジはまず NEX のように屏風状に開いて上下チルト、さらに液晶下端のヒンジで左右にもチルトという構造を採っています。

α77

なので、このように通常ならあり得ない角度にでもチルトができるという。ここまで自由度を持たせつつ、しかも強度や動きの軽さを兼ね備えようとすると、かなりコストを掛けて試作を重ねたはず。
従来ならライブビューでのスチル撮影はあくまでオマケ程度の機能でしたが、トランスルーセントミラーならばライブビューでも高速な AF が得られるので、積極的にライブビューを使う=撮影の幅が広がりそうです。α77 の最大のセールスポイントは XGA OLED ファインダですが、それに甘えずバリアングルモニタにも注力してきたという手を抜いていなさは、賞賛に値すると思います。

α77

ついでに縦位置グリップのほうも見ておきましょう。αの縦位置グリップは伝統的に「使いやすい」という評価を得ていますが、それはやはりボディ側のグリップと変わらない操作性が得られることに尽きるでしょう。マルチセレクタや前面/背面ダイヤルをはじめとして、撮影に使う操作系が全てグリップ側にも装備されており、縦位置でも全く違和感なく使うことができます。

α77

もちろんグリップ形状やシャッターボタンの感触もボディ側と同等。EOS だとグリップは角材を握っているようで持ちにくいし、ボタン類もほとんどないので撮影設定を一通り済ませてからでないと縦持ちするわけにいかないのですが(まあ、EOS の場合は名称からして「縦位置グリップ」ではなくあくまで「バッテリグリップ」という位置づけですが)、それに比べるとこの縦位置グリップのつくりは秀逸ですね。
αの縦位置グリップは他社のものに比べると高価なことが多いですが、構造からして全然違うので、高くても仕方ないといったところでしょうか。縦位置撮影が多い私としては、むしろ他社にも高くて良いから使いやすい縦位置グリップを作ってほしいところ。

DT DT 16-50mm F2.8 SSM

α77 の展示機に装着されていたのは全て新型の DT 16-50mm F2.8 SSM でした。F2.8 通しなだけあって前玉が大きく、鏡筒がぶっとくて迫力がありますが、α77 ボディとのバランスを考えても、常用レンズとしてはちょっと重いかなという感想。部分的に金属製の筐体を採用していて、私が使っている Vario-Sonnar DT 16-80mm よりも高級感があるのが悔しいところです。
スペック的にもデザイン的にも G レンズの部類に入りそうなものですが、DT レンズには「G」がつかないルールのようなものがあるんですかね。

α65

α77 と一緒にα65 も展示されていました。α77 の注目度が高すぎて、α65 のほうはけっこう展示機が余っているというかわいそうな状況でしたが、α65 だってイメージセンサと有機 EL ファインダはα77 と共通なんですから、馬鹿にできません。
でもα65 は筐体の基本構造はα77 と共通で、スペックダウンされたα55/33 のような関係性かと思っていたら、ボディそのものがα77 と別物なんですね。前から見るとα77 によく似ていますが、どちらかというとα55 に近い構造のボディにα77 の基幹パーツを組み込んだようなモデルになっています。

α65

なので、背面にはマルチセレクタや背面ダイヤルがなかったり、3 軸バリアングル液晶がなかったり、ボタン配置にしてもα55 とほぼ共通の構造になっています。個人的にはマルチセレクタや背面ダイヤルといった操作系が撮りやすさに直結していると思っているので、私がα65 を買うことはないでしょうが、操作系を除いたカメラの中身はα77 そのものといっても良いほど高性能なものなので、カメラ性能は高い方がいいけど複雑な操作はイヤ、という人にはα55 よりもα65 のほうがオススメですね(そのぶん価格帯も違いますが)。

ちょっとここまで外観の話に終始してしまったので中身の話をすると、有機 EL な EVF はα55 の液晶 EVF とは決定的にレベルが違うと感じました。光学ファインダではないのでどうしても「デジタルくさい映像」にはなってしまいますが、α55 で感じた MF がつらいドットの粗さや色割れに代表される追従性の悪さ、あと色味の薄さが解消されて、これならそろそろ OVF にこだわらなくても良いかな、と思えるレベルに達したのではないでしょうか。何と言っても視野率 100%、倍率 109% というスペックはそこらの OVF の見え味を軽く超えています。
OVF は倍率や視野率にこだわるとどうしても大きく重く、コスト高になってしまうものですし、少なくとももうペンタミラー機よりは OLED EVF のほうがファインダとしては高性能だと思います。今回、α77 だけでなく普及価格帯のα65 や NEX(NEX-7 の内蔵と 5N のオプション)にも同じファインダを搭載してきたのは、できるだけ量産してコストを下げ、早いうちにエントリー機にも搭載していきたいという意気込みの表れじゃないですかね。

ショールームでの展示だったので静物しか撮れていませんが、その限りでは AF や連写についてもすこぶる高速でしたし、これはもしかしたらα77 を買ったら EOS 7D の出番が減ってしまうかも、と感じてしまいました。これはもう APS-C はαに任せて、EOS のほうは今後フルサイズに乗り換えることも検討するかなあ・・・。

ということで、このカメラは間違いなく買うと思います。発売日に買うほど金銭的な余裕はないんですが、冬のボーナスでは買いたい。

ソニー / α77icon

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2011/08/26 (Fri.)

Sony LA-EA2

そういえばα77、NEX-7、5N と一緒にこんなものも出ていましたね・・・。

ソニー、NEX用の位相差AF対応Aマウントアダプター - デジカメWatch
ソニー / マウントアダプタ LA-EA2icon

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NEX で A マウントレンズを使うには今までも E-A マウントアダプタ LA-EA1 を使えば可能でしたし、ファームアップで AF に対応するという進化も果たしてきました。が、従来はレンズ内モーターを搭載する SSM/SAM レンズのみの対応で、なおかつ AF 速度も MF で合わせてしまった方が速いというくらい、あまり実用的な速さとは言い難いものがありました。
が、この新型マウントアダプタは内部にトランスルーセントミラーそのものを内蔵し、アダプタ側で位相差 AF を使うという力業で、非 SSM/SAM レンズでの AF 動作と、より高速な AF に対応。そりゃ理屈上はできるんでしょうけど普通それ作らないでしょ、というのを本当に作りやがりました(ぉ。

製品写真を見て、こないだ南雲さんが見せてくださったオリンパスのパワーフォーカスレンズを図らずも思い出したわけですが、まあ構造的には似たようなものですから、見た目が似るのも無理はない話。コンパクトな NEX に異形のマウントアダプタを装着して巨大なαレンズをつけたさまは、ぐるっと一周回って使ってみたい衝動にすら駆られます(笑。

LA-EA1 のさらに二倍の価格がしてしまうこともあって、いやいやそれならα33 の中古でも買った方が安上がりじゃないかと言ってしまいたくなるほどですが、NEX がメインで A マウントレンズも使いたいけど荷物は増やしたくない、という人・・・はいるのかな(´д`)。技術的、そして本当に商品化したことに対する驚き(ぉ)という点では興味は尽きませんが、私が NEX-5 用に買うことはないかな・・・。

あ、ちなみに NEX-5/3 には後日アップデートで対応予定とのこと。

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2011/08/25 (Thu.)

NEX-7/5N

ソニー、EVF内蔵のシリーズ最上位モデル「NEX-7」 - デジカメWatch
ソニー / NEX-7icon

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こちらも噂になっていた NEX-7 が正式発表になりました。昨年 NEX-5 を購入して以来、熱烈な NEX ユーザーなった私としては気になっていたモデルではあります。
ツインダイヤルと追加された多数のハードウェアボタンで初代では軽視されていた操作性を補い、A マウントα同様のアクセサリーシューを備え、α77 同等の有機 EL ファインダとポップアップストロボまで搭載、なおかつ 10 コマ/秒の高速連写にまで対応という、もしかするとα77 が霞んでしまいかねない意欲作となっています。

が・・・、あまりワクワクしないのは何故でしょうか。私はどちらかというとα77 の買い換えを検討していたタイミングでだからというのもありますが、私が NEX に求めてるのはこれじゃないんですよね。NEX シリーズの中で全部入りのフラッグシップを作りたかった気持ちは分からないでもないけど、引き算の考えで作られた NEX-5 に惚れ込んだ私としては逆。10 年以上 10-11inch のサブノートばかりを使ってきて、今さら 13inch のハイエンド PC をモバイルとして使えと言われても困るのと似ています(ぉ。
いや、FinePix X100 とか PENTAX Q あたりのときにも似たようなことを感じたんですが、デザイン的にも古き良き時代のカメラへのオマージュには興味がなくて(オールドレンズはオールドレンズだからいいのであって)、ファンダメンタルな要素の組み合わせでひたすら未来だけを向いてデザインされた NEX-5 のようなカメラこそ私の琴線に触れるのです。NEX はちっちゃくてナンボなんですよ・・・。

とはいえ、A マウントよりも E マウントのほうがボディのラインアップが厚くなりつつある現状を考えると、この NEX-7 の存在は A/E マウントαの今後を暗に示しているということが言えるのかもしれません。ただ、ボディはともかくレンズまで含めたカメラシステムとしてのビジョンを示せているかというと、現時点でのロードマップを見る限りではやはり不安ではあります。特にレンズは、純正がセンササイズとボディサイズのジレンマ(マウント径よりも直径の太いレンズを原則作らないポリシーにしている?)で微妙なスペックのものが多いので、ここはシグマやタムロンといったサードパーティのがんばりどころなんじゃないでしょうか(とハッパをかけてみる。

そんな NEX-5 愛に溢れる私を煽るかのように、NEX-5 もモデルチェンジしてきたじゃないですか。

ソニー、外付け有機ELファインダーに対応した「NEX-5N」 - デジカメWatch
ソニー / NEX-5Nicon

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NEX-5 に NEX-C3 相当のソフトウェアアップデートを加えた単なるマイナーチェンジモデル、かと思いきや、けっこう手が入っています。α77 や NEX-7 と同等の有機 EL 外付けファインダオプション(別売)、10 コマ/秒の連写と追尾 AF に対応。外付けファインダや 10 コマ連写は個人的にはあまり重要ではありませんが、私が最近子どもを撮るときはたいてい NEX なので、追尾 AF はちょっと羨ましい。あとレンズ収差補正機能は、純正の E マウントレンズに微妙な光学性能のものが多い状況を考えると、これもちょっと羨ましい。あとは 21mm 前後の非純正レンズを使ったときに色化けする問題が改善されているかどうか、はちょっと気になります。
でも個人的に最もズルいと思ったのは、液晶モニタがタッチパネル化されたことですよ!!従来の NEX-5 の操作性に不満はありましたが、ボタンが少ないことじゃなくてアサイン変更できるボタンが限られていることと、液晶がタッチパネルじゃないことが問題だと思っていたので、これは羨ましすぎる。ただ、このタッチ操作が Web を見る限り AF ポイントの指定やメニュー操作程度なようで、オールドレンズ使いとしては MF アシストの拡大ポイントをフリックやピンチで操作できるのかどうか判らないのが残念。これは実機を見る機会があったらぜひ試してみたいと思います(望み薄な気はするけど)。

しかしこの機種、マイナーチェンジと見せかけて新規金型じゃないですか。NEX-5 はかなり売れたので、単機種で金型投資は回収できたのでしょうが、この小変更のためによくやる、という印象(とはいえ逆にこれがコストダウンになっている可能性もありますね)。
あと、NEX-7、5N ともに、今回ようやくボディの単体販売が始まりました。でも 5N の単体販売はブラックのみ。ただのマイナーチェンジならスルーするつもりでいた 5N ですが、タッチパネル化で俄然欲しくなってきてしまったので、(今回のカラバリはシルバー/ブラック/ホワイトのみだけど)ゴールドのボディ単体販売があったら即死だった・・・!

ただしちょっと気になるのが、NEX-7、5N、C3 とネーミングルールがバラバラで、今後どういうラインアップを組んでいきたいのかイマイチ見えづらいところ。まあ 5N の「N」はキヤノンでいう「Mark II まで行かないマイナーチェンジ」のことかな、という気もしますが、若干ちぐはぐ感はあるかな。

あとはレンズ。

ソニー、Eマウント初のカールツァイスレンズ「Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA」 - デジカメWatch
ソニー、手ブレ補正搭載の大口径中望遠レンズ「E 50mm F1.8 OSS」 - デジカメWatch
ソニー、Eマウント用望遠ズームレンズ「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」 - デジカメWatch
ソニー / Carl Zeiss Sonnar T* E 24mm F1.8 ZAicon

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まとめて 3 本発表は、昨年の NEX-5/3 発表時以来。50mm F1.8、55-200mm あたりはようやく出たかという印象しかありませんが、E マウント初のツァイスレンズである 24mm F1.8 はなんと Sonnar。リーク画像が出回ったときに「Sonnar」の銘を見て驚いたものでしたが、そのまんま出てきました。24mm の Sonnar がどんな画を描くのかとても気になりますが、これに 10 万円払うならもっと他に欲しいレンズはたくさんあるよ・・・と言いたくもなりますね。まあ、ひとまずは実写画像待ちかな。

とにかく私は今回α77 にターゲットを絞っているので、他は堪えきるつもりですが、特に NEX-5N は実機を見たらガマンできる自信がありません(;´Д`)ヾ。

投稿者 B : 00:57 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2011/08/24 (Wed.)

α77

ソニー、トランスルーセントミラー採用のAマウント中級機「α77」 - デジカメWatch
ソニー、"24Mピクセル" "10コマ/秒"のエントリークラス「α65」 - デジカメWatch
ソニー、全域F2.8のデジタル専用標準ズーム「DT 16-50mm F2.8 SSM」 - デジカメWatch
ソニー / α77icon

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我々は 4 年待ったのだ!!と言いたくなるくらい、首が伸びきってしまうほど待たされたαの中級機「α77」がようやく正式発表されました。α700 からなかなか買い換えられない中、EOS 7D と NEX-5 を買ってα700 の出番が激減してしまうくらい過去のモデルとなってしまっていましたが(撮れる写真には全然問題ないんですけどね)、それにしてもようやく。

電子先幕シャッター採用でフルタイムコンティニュアス AF 追随しながら秒間 12 コマ、レリーズタイムラグ 0.05ms というスペックはスゴイ。私はスポーツ/野鳥撮影を重視して EOS 7D を買いましたが、これならこの用途はα77 にして EOS はフルサイズにステップアップするのも良いんじゃないかと思わされます。

ファインダは EVF ですが、従来のα55/33 と違い、0.5inch XGA の有機 EL ファインダ。α55/33 の EVF は色味、追随性、精細感の全てであと一歩な印象がありましたが、解像度が 1.6 倍になった有機 EL ならこれらの要素は解決できそう。実物の見え具合がよければ、いよいよ「光学ファインダじゃないから」というエクスキューズがなくなるかもしれません。

また中級機にいよいよ搭載されたバリアングル液晶は、CP+ でのスケルトンを見たときにはどういう構造になっているのかよく分かりませんでしたが、製品写真を見るともう「変態」という褒め言葉しか出てこない(ぉ。これコストかかってるわ・・・。
最近下位機種では簡略化が激しい操作系については、先日α55 を一日試用させてもらったときにも正直不満ばかりが残りましたが、α77 ではほぼα700 の操作系を踏襲しているようで、これならダイレクトに撮りたいように撮れそうなので、安心です。逆に同時発表されたα65 のほうは、α77 の廉価版かと思ったら全般的にα55 の上位機種的な作りになっているようで、個人的には買うに値しないかな(EVF とイメージセンサはα77 と同等のようですが)。

もうこのカメラは文句なしに買うつもりでいますが、事前の噂では挑戦的な価格になるかもと言われていたのが、実際に出てみるとそれほどでもないような。いや、キヤノンやニコンの中級機ともガチで戦えるようなスペックを考えると妥当な価格だと思いますが、ポンと出せる値段でもないので、ちょっと悩み中。お金を貯めつつ、安くなるのを待つかなあ・・・悩ましい。

投稿者 B : 23:37 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック