b's mono-log

2009/11/21 (Sat.)

リコー GXR を見てきた

一週間前になりますが、リコーのショールーム「RING CUBE」に行って GXR の先行展示を軽く見てきました。

リコー / GXR

RICOH GXR

金曜夜の銀座なので混んでるかな?と思いきや、ショールーム内は意外と落ち着いていました。それでも熱心なカメラファンと思われる人たちが入れ替わり立ち替わり訪れていたので、やはり注目度は高いようです。

RICOH GXR

サイズ感はまさにキヤノンの PowerShot G11 を少しだけ大きくしたようなイメージです。50mm の GR レンズはボディサイズからすると圧迫感がありますが、それと同時に「良い絵が撮れそう」な雰囲気があります。逆にズームレンズのほうは沈胴式でコンパクトなのは良いのですが、それならそれこそ GX200 で十分じゃないかと思ってしまうので、やや微妙ではあります。

RICOH GXR

レンズ(カメラユニット)を外したところ。グリップ部の人差し指があたる箇所にあるレバーを引きながらユニットをスライドさせることで取り外すことができます。レンズを外してもレールとコネクタしかない構造のカメラというのは奇異に映りますが、撮像素子がむき出しにならないのは安心感がありますね。コネクタは高密度のセントロニクス端子っぽいもので、いかにも撮像素子から大容量データを転送しそうな雰囲気です。

RICOH GXR

上から見ると GX200 にかなり似ていることに気づきます。アクセサリシューと内蔵ストロボの位置関係が違うくらいですかね。あと本体の厚みも GX200 より増えています。

RICOH GXR

背面も GX200 の発展系であることを物語っていますが、やはりちょっとデカいです。マクロボタンが方向キーから独立しているのが分かります。

ちなみに EVF を覗いてみましたが、精細感はそれなりにあるものの、フレームレートが低いように感じる(若干カクつく)のが気になりました。パナの G1 の EVF を初めて覗いたときに感じた「酔うような感覚」とは違って、フレームレートの低い動画を EVF 越しに見せられているような感じです。風景や静物をじっくり撮るなら良いと思いますが、スポーツ撮影などには向かないでしょうね。

RICOH GXR RICOH GXR

あとは GXR のアクセサリ類まで含めた展示と、拡張ユニットのコンセプトモックなども。

リコーの RING CUBE には初めて来たんですが、単に新製品が展示してあるショールームではなくて、歴代のリコー製カメラなども展示しつつ、下のフロアはギャラリーになっているという、写真/カメラ愛好家向けの施設になっているんですね。

RICOH XR-1 RICOH Caplio GX

GXR の展示の後ろにガラスケースにずらっと並んでいたリコーの歴史的カメラたち。GXR のコンセプトの源流となった一眼レフ「XR-1」とコンパクトデジカメ「Caplio GX」ももちろん展示してありました(GR DIGITAL の限定モデルなんかもありました)。

個人的にはリコーのカメラというと RDC-7 のようなデジタルらしい、独創的な形状のカメラというイメージを持っているのですが、最近はどちらかというと GR DIGITAL シリーズのヒット以降はやや懐古趣味的でオーソドックスなカメラ好き向けの製品が多いですね。GXR もある意味では変態的ギミックを持ったカメラではありますが(笑)、個人的にはもっとカメラの既成概念を壊すような製品を出してきてほしかったりします。

RICOHFLEX MODEL VII

あとは最近『大人の科学』を買ってから急に興味のわいてきた二眼レフとか。RICOHFLEX といえば、ウチの GX100 の軍艦部にもロゴシールが貼ってあります。

RICOH GRID

あまり大々的な展示ではありませんでしたが、コンセプトモックの展示などもありました。リコーのデザイン部門で作っているものらしいんですが、メーカーのショールームであまりこういう展示を見ないので、珍しいかも。非常に薄いコンデジでセパレートタイプ(?)というギミックもありながら、シャッタースピード(?)がダイヤル式というあたりのアンバランスさが面白いです。

そんなところ。
GXR は個人的にはやっぱり微妙だなあ・・・。

投稿者 B : 23:52 | Camera | DSLR | コメント (2) | トラックバック

2009/11/16 (Mon.)

ソニーの裏面照射型 CMOS が外販へ

カシオ、裏面照射型CMOSセンサー搭載の高倍率「HIGH SPEED EXILIM」 (デジカメ Watch)
カシオ、"HIGH SPEED EXILIM"に裏面照射型CMOSセンサーの薄型5倍機 (デジカメ Watch)

カシオのコンデジ新製品。

カシオのデジカメってモノとしては面白いことやってるのにマスプロモーションが毎度斜め上を行ってる感じがして(まあ、CM キャラクターに三浦春馬を使ったのは、この客層にはど真ん中ストライクでしょうが。ああいうのを見ると、CM って結局メッセージじゃなくてキャラクターなのかと哀しくなる)比較的スルーしがちだったんですが、今回は看過できない。ソニー以外のメーカーで裏面照射型 CMOS(本家での呼び名は「Exmor R」)を初めて搭載してきました。センサの外販はもう少し引っ張るかと思ってましたが、意外と早く他社製品に搭載されましたね。

レンズ部の金リングが Cyber-shot の G レンズブランド搭載機種(個人的にあれを「G レンズ」と呼びたくないのであえて「G レンズブランド」)とよく似てて微妙なところはありますが、CMOS を利用した高速シャッターを最もうまく活用しているカシオだけに、気になるところ。今回のは既存モデルの CMOS を入れ替えただけのマイナーチェンジっぽいですが、今後どういう提案をしてくるか。本家 Cyber-shot がまだまだセンサ頼みでせっかくの Exmor R を活かしきっているとは言えない状況なので、他社から新提案が出てくることで市場が活性化されることを期待します。まあダイナミックフォトは要らんけど(´д`)。

裏面照射型 CMOS 搭載機をカシオが出してきたということは、他のメーカーからも間もなく出てくる可能性が高いということでしょうか。ニコンやリコーはソニー製 CCD/CMOS のカスタマーとして知られているところですが、個人的にはリコー GR/GX 系に搭載されるととても面白そうです。まあ、GR はこないだモデルチェンジしたところだし、GX はどう見ても GXR に一本化されそうなので、出てくる可能性が限りなく低いのが無念すぎますが(´д`)。

投稿者 B : 23:40 | Camera | Compact | コメント (0) | トラックバック

2009/11/14 (Sat.)

EOS 7D がやってきた

あ、いや、もちろん、買った訳ではなく、貸出機です。

キヤノン:キヤノンデジタルハウス EOS 7D スペシャルトライアルキャンペーン
キヤノン / EOS 7D EF-S15-85 IS U レンズキット

Canon EOS 7D

キヤノンオフィシャルのトライアルキャンペーンに当選してしまいました。7D は欲しいけどまだ当面買えそうにないのですが、とりあえず試しておきたかったので。
私のメイン機である EOS 30D はもはや 3 年半落ちの旧機種で、もろもろの最新機能はおろかセンサクリーニング機能すら入っていないので、最新機種を持つとワクワクしますね。

ということで 30D と軽く比較してみました。

Canon EOS 7D

ソリッドな印象の 40D/50D からまた曲線的なデザインに戻ってきた 7D は、やはりどことなく 20D/30D に似た印象を持っています。が、実際に並べてみると 7D のほうが微妙に 0.5 回りくらい大きいです。

Canon EOS 7D

上から見るとペンタ部の意匠がだいぶ違いますね。
デザインの妙かもしれませんが、7D のほうがぱつんぱつんで中身がみっちり詰まっている印象です。

Canon EOS 7D

背面もかなり違う印象です(ちなみに 30D にはオリンパスのマグニファイヤー ME-1 をつけています)。
30D も買った当初は液晶ディスプレイがかなり大きいと思ってましたが、今やもう小さいですね・・・。解像度も段違いなので、もう 30D を使うのが悲しくなってきます。
あと機能が増えている分ボタン類もいくつか追加されています。さらに従来は電源スイッチとダイヤルロックがまとまっていましたが、今回からそれぞれ独立しました。こちらのほうが明らかに合理的だと思いますが、電源ボタンの位置変更は慣れるまでは意外と戸惑うので・・・。

ちなみにボタン類は従来はツヤありだったのが梨地加工に、本体の印字はシルバーだったのがホワイトに変更されて、触感や視認性も向上しています。

Canon EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM

こちらはレンズ。付属してきたレンズは新標準ズームとなる EF-S15-85mm でした。現存する標準ズームの中ではダントツに広い焦点域を持つレンズですが、鏡筒がぶっとい。私が愛用するシグマの 17-70mm とは明らかにボリューム感が違います(ただしフィルタ径はどちらもΦ72mm)。今まで太いと思っていた EF-S10-22mm と比べても、さらに太いです。望遠ズームや大口径レンズならともかく、標準ズームでここまで太いものは初めて(αの Vario-Sonnar 24-70mm くらいか)なので、操作性の面では標準ズームのお手軽感に欠ける気はしますね。
焦点域の広いズームレンズだけあって、ズームリングは幅広で操作しやすいですが、ピントリングが申し訳程度にしかついていないので、あまり MF には向かないと思います。まあ、キヤノンもそういう使い方をあまり重視していないからこういう作りにしているのでしょうが。

Canon EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM

このレンズ名の印字が妙に安っぽくて気に入らないなあ・・・。
標準ズームはあくまで標準ズームなので、特にこのスペックなら外観にこだわるものじゃないんでしょうが。EF-S レンズ群って面白い仕様のレンズが多いのに、こういうところで損をしている気がします。

昨日の夜に銀座のキヤノンデジタルハウスで借用してきたので、本当は土日とも撮影しまくるつもりでいたんですが、今日はあいにくの雨。晴れ間に少し散歩がてら試し撮りしてきた程度でした。が、明日はこのために日帰り撮影旅行を入れたので、撮りまくってくるぞ!!!

投稿者 B : 23:07 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2009/11/10 (Tue.)

RICOH GXR

リコー、"ユニット交換式"デジタルカメラ「GXR」 (デジカメ Watch)

以前から噂になっていたリコーの新型デジカメが正式発表に。

リコー / GXR
リコー / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
リコー / RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC

B002W5UJWU
B002W5UJXE B002W5UJXY

なんと「レンズ+撮像素子」のユニットを交換できるという、今までにありそうでなかった構造。確かにレンズ交換時の埃の混入を防げるというメリットはあるけど、撮像素子と光学レンズという技術革新サイクルの全く異なるデバイスをひとつのユニットにまとめるこのアプローチには、いろいろと弊害もありそうです。個人的には、むしろ撮像素子とマウントだけを備えたユニットを用意してもらって、レンジファインダー用レンズが使えたりするとグッとくるんですが。

ボディ側は液晶ディスプレイと操作系のみ。当初用意されるレンズ(カメラユニット)は 50mm 単焦点の「GR レンズ」と 24-72mm ズームの「リコーレンズ」。ズームレンズのほうは GX シリーズの焦点域なので、これが実質的な GX200 の後継 or 上位機種という位置づけになるのでしょう。が、本体サイズはコンデジとしては大きめだった GX200 よりもさらに大きくなって、24-72mm レンズ装着時にはキヤノンの PowerShot G11 といい勝負、というサイズ。単焦点 50mm はもっと嵩張るので、こうなってくるとコンデジというよりはネオ一眼やマイクロフォーサーズ機との競合になってきそうです。

とりあえずオトコノコ的にはこういうギミックだけでソソられてしまう部分があるのですが、完全に一眼レフのサブとしてのコンデジを求めている私にとっては「帯に短したすきに長し」という位置づけ。サブ機にしては嵩張るし、レンズ交換式カメラにそうそう何種類も投資できないし・・・。価格的にちょっと上に行ってしまったのも難点ですね。とはいえ、例えば GR DIGITAL と GX200、あるいは DP1 と DP2 を 2 台持ちするような人には良いのかもしれませんが、レアだろうなあ。無骨な本体デザインも相まって、50 代以降のシニアが一眼レフの代わりに持つ趣味カメラという印象が強いです。

私は GX200 の順当進化版で GX300 が出てきたら GX100 からの買い換えを考えるつもりでいたんですが、これなら GXR が出て値下がりした頃に現行の GX200 を買うのが幸せな気がします。GX100 は良いカメラですが、動作が緩慢なのと明るい場所でないとノイズが目立つのが不満なので、そのあたりが改善されているという GX200 でも十分といえば十分。少なくとも私が今まで使ってきたコンデジの中ではレンズの描写性能は群を抜いていると思います。むしろこのレンズに裏面照射 CMOS を組み合わせたコンデジを出してほしいというのが、私の本音だったりするのですが・・・。

投稿者 B : 23:56 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2009/11/09 (Mon.)

4 Million Dollar Home

京都に行ったときについカメラバッグを買ってしまいました。

CRUMPLER / 4 Million Dollar Home (グレー×レッド)

4 Million Dollar Home

京都に寄ったのは出張のついでだったので、旅行鞄と仕事用のブリーフケースしか持っておらず、カメラと小物だけを持って散策したくなったので・・・。フィルムを買いに行ったはずのビック京都で衝動買いしてしまいました(汗。

2 月に買った 7 ミリオンが大変気に入ったので、同じシリーズのサイズ違いにしてみたんですが、1~3 ミリオンは小さすぎ(キスデジみたいな小型機ならいいけど中級機には厳しい)し、5 ミリオンだと明らかに大きすぎになってしまうので、散歩にちょうど良さそうな 4 ミリオンにしました。カラーは 7 ミリオンと同じブラウンがなかったのですが、ちょっと気分を変えるのも良いかと思い、差し色のレッドが鮮やかなグレーで。

4 Million Dollar Home

サイズは中級機でもけっこうギリギリな感じ。α700+VS16-80 に短めの単焦点レンズ 1 本でいっぱいいっぱいです。レンズの長さ次第ではカメラストラップすらはみ出る感じで、写真の状態では愛用の The Industry Disgrace(かなりボリュームのあるストラップ)はバッグ内に収まってません(;´Д`)ヾ。
こうなってくると散歩用に少し小型の一眼レフが欲しくなってくる、という本末転倒の結果に(汗)キスデジは少し前に手放してしまったしなあ・・・。

ちなみにバッグの内装は鮮やかなライムグリーンです。ここのカメラバッグは内張りが明るい色であることが多いですが、機材でごちゃごちゃしがちなバッグ内が探しやすくて助かります。

4 Million Dollar Home

フラップの止め方は Million Dollar Home 2009 年モデル共通の意匠として、バックル+ベルクロの二重構造。ベルクロのほうは消音パッチで無効化することもできるのが便利です。

年末には家族が東京に戻ってくるので、そうするとたぶん休日は上の子と二人で散歩に出ることが多くなるはず。そういうときにこのバッグに一眼レフと単焦点レンズを入れて持ち出すことになると思います。できればそれまでに EOS 7D も欲しいんですが・・・(´д`)。

投稿者 B : 23:04 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2009/11/05 (Thu.)

OLYMPUS E-P2

【詳報】オリンパス、新アートフィルターなどを搭載した「E-P2」を海外で発表 (デジカメ Watch)

とりあえず海外で、ですが、オリンパスから E-P1 のマイナーチェンジ版「E-P2」が出るようです。筐体をブラックにしつつ外付け EVF(144 万ドット)に対応と、E-P1 の大きな不満点二つが解消された形に。

でもマイクロフォーサーズ熱がすっかり冷めてしまった今出されてもなあ(´д`)。

投稿者 B : 23:59 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2009/11/04 (Wed.)

大人の科学 二眼レフ

7 月頃から楽しみにしていたこれを買ってみました。

Vol.25 35mm二眼レフカメラ | 大人の科学マガジン | 大人の科学.net
大人の科学マガジン Vol.25 (二眼レフカメラ)

大人の科学 二眼レフ

学研の「学習」「科学」の大人向け企画のこのシリーズ。小学館の「小学五年生」「小学六年生」が休刊になる現代にあって、逆に可処分所得の高い大人の懐かしさと知的好奇心をくすぐるアプローチに興味があったのと、そもそも企画自体に面白そうなものが多かったので、ずっと気になっていました。ピンホールカメラとか反射望遠鏡、レコード盤録再蓄音機あたりは気になっていつつスルーしていましたが、今回は見逃せませんでした。

まだフィルムを通せていないんですが、組み立てるだけ組み立てました。

大人の科学 二眼レフ

組み立てはプラモ感覚。といってもランナーなんかはなく、パーツが切り離された状態で入っているのでドライバー 1 本で組み立てるだけです(そのドライバーも付属している)。小一時間もあれば組み立てられる感じ。
一部のバネを除き全てプラスチック製なので、正直高級感はありませんが、風貌からしてレトロ感が漂ってます。

大人の科学 二眼レフ

本体には生意気にも「Gakkenflex」の文字が。
全体的に黒々としていて愛嬌がないので(付属のシールでデコレーションできるけど)、このロゴや縁をガンダムマーカーのメッキシルバーあたりで塗って、レトロ感を出したくなってきます。

大人の科学 二眼レフ

二眼レフなのでレンズも当然二つ。F11・シャッタースピード 1/150s という以外にスペックの分からないレンズですが、まあスペックで語るカメラでもないので(´д`)。基本的には ISO400 のフィルム推奨で、フィルム側のラティチュードの広さで撮るカメラと考えたほうが良さそうです。レンズはプラスチック製で 1 群 1 枚(まあ、つまり 1 枚もの)なので、画質は推して知るべし。

大人の科学 二眼レフ

ファインダの見え方はこんな感じ。開封した時点でスクリーンには細かなキズが(´д`)。でも、極端に周辺光量落ちが強く、中央部すらピントが合っているかどうかの判断が怪しいので、あくまで構図とおおよそのピント確認程度と割り切ったほうが良いです。ピントをビシッと決めて撮るような撮り方ではなく、あくまで雰囲気で撮るオサレ女子カメラマン(ウーマンか)的な楽しみ方が良いのでしょうね。
私は二眼レフを覗くのはこれが初めてなので、ファインダ像が左右反転するというのは頭で解っていてもフレーミングが難しい(;´Д`)ヾ。

フィルムが ISO100 のものか ISO400 の 36 枚撮りのものしかないので、ISO400 の 24 枚撮りを買ってきて少し試し撮りしてみたいと思います。正直ちゃんと撮れるか不安なんですが・・・。

ちなみに本誌のほうも二眼レフの歴史からマニアックネタまで幅広く、興味本位で読むのにはなかなか秀逸な雑誌にまとまっていると思います。個人的にはフラットベッドスキャナを改造して作った 1 億画素デジカメの解像感に衝撃を受けました。ふろくはあくまでふろくですが、カメラ好きなら買っておいて損はない一冊だと思います。

投稿者 B : 23:58 | Camera | コメント (0) | トラックバック

2009/10/24 (Sat.)

GREEN HOUSE GHV-DF7CW

今回の滞在中に撮った写真を両親に渡すべく、実家のプリンタでせっせとプリントアウトしていたら、父がこんなものを出してきました。

GREEN HOUSE / 7 型カラー液晶搭載デジタルフォトフレーム GHV-DF7CW (ホワイト)

B0021SIXOO

父が会社の何かの記念品でもらってきたらしいのですが、使い方が分からずそのまましまってあったとのこと。母は PC が多少使えるので「パソコンで見れば良い」といってあまり興味を示さず、逆に父は PC がほとんど使えないので PC レスで使えるフォトフレームに興味だけはあったようです。

私も何かの機会に S-Frameicon でも買って両親にプレゼントしてやろうかなー、と思っていたので、安物のフォトフレームだけどちょっとセットアップしていってやるか、ということで、適当に SD カードを買ってきて今回撮った写真と母の PC に入っていた写真をコピーして、このフォトフレームに突っ込んでみました。

が、つらいですねこれ。

解像度が VGA 未満なので画像はギザギザ、白飛び・黒潰れ当たり前、階調は飛びまくり、でちょっと写真として鑑賞できるレベルを超えていると思います。褒められるのは左右の視野角がそれなりに広い(上下はだめ)ことくらいでしょうか。
まあ実売¥5,000 前後、しかも頂き物ならば贅沢も言えまいといったところだし、解像度に関しては既に老眼の入っている両親が遠目に見るぶんにはあまり問題にならないのですが、ううむ・・・・・・。
まあ、私はたぶん一般的に言って質の良い液晶を見慣れてしまっているので、画質に関しては少し目を瞑ろう。

でもさらに辛いのは写真のランダム再生ができず、スライドショーを開始すると毎回同じ画像が同じ順番で表示されるだけなので、数枚~数十枚ならともかく数百枚レベルのスライドショーにはちょっと堪えないことと、サムネイル表示させたときに画像の日付メタデータを撮影日時ではなく最終更新日時から拾ってくること。SD カードの使用領域をセーブするために、画像を低解像度にバッチ変換してから入れ込んだら、全ての写真が同じ日時に撮ったことになりました(;´Д`)ヾ。

それでもこれだけのものが¥5,000 で販売できるのはデジタル技術と水平分業の賜物でしょうが、少なくとも使い勝手に関してはソフトウェアでどうにかなる部分なので、もうちょっとがんばってほしかったところ。明らかにユーザーの方向を見ないで作っているなあということを痛感させられる製品です。

うーん、これはいくら自分のものじゃないとはいえ納得がいきません。このフォトフレームには改めて少なめの写真だけを SD カードに入れて父の職場のデスクにでも飾ってもらうことにして、自宅用には改めて S-Frame でもプレゼントしてあげようか・・・?

投稿者 B : 23:48 | Camera | コメント (0) | トラックバック

2009/09/30 (Wed.)

α550

ソニー、2種類のライブビューを搭載した「α550」 (デジカメ Watch)

海外で先行発表されていたα550 が国内でも正式発表に。噂通りの「ミドルレンジではなくエントリークラスの上位機種」で、廉価版フルサイズα850 の国内投入はなし。まあ日本人の特性からいって多少の価格差ならば視野率 100%・秒間 5 コマ連写のα900 を選びそうなので、予想されたことではありましたが。

α550 はα380 の上位機種ということで、α380 の機能に加えて HDR(逆行などのシチュエーションでハイキーの画像とローキーの画像を合成してダイナミックレンジの広い画像を得る機能)、7 コマ/秒の高速連写(ただしフォーカスと露出が 1 コマ目の状態で固定される「速度優先連続撮影」モード時)、撮像素子は CCD ではなく CMOS「Exmor」、ライブビュー対応ペンタミラーのわりにまともなファインダ倍率、あとは全体的なブラッシュアップといったところ。
個人的には私の撮影スタイルからいってライブビューよりもファインダ性能のほうが重要なので、ペンタミラー機である限り買う気はないんですが、今回のライブビューは従来のクイック AF ライブビュー(LV 専用の撮像素子を使う)に加えて撮影用の CMOS をライブビューに使う「マニュアルフォーカスチェックライブビュー」にも対応していることで、将来的に出てくるミドルレンジ以上の機種ではペンタプリズムでもライブビューが可能になったり(その分 AF スピードは我慢が必要でしょうが)、そのまま動画撮影に対応できたりしそうな気がします。

私は買いませんが、そろそろα100 ユーザーの人は機能的・性能的に買い替え時でしょうし、ステップアップには良いラインではないでしょうか。でもα700 も生産完了して久しく、この上がα900 という微妙なラインアップになっているので、早くミドルレンジを追加してほしいところです。まあ、今の私は完全に EOS 30D→7D というメインカメラの買い換えモードに入っているので、α700 の後継に今出てこられても困るだけなんですが(´д`)。

レンズも出ています。

ソニー、「28-75mm F2.8 SAM」を国内発表 (デジカメ Watch)
ソニー、「DT 30mm F2.8 Macro SAM」を10月22日に発売 (デジカメ Watch)

30mm マクロのほうはα380 が発表されたときに同時発表されていたものがようやく発売されます。この焦点距離のマクロレンズってけっこう活躍するシーンがありそうなので、気になるレンズ。
28-70mm F2.8 のほうは比較的廉価な大口径標準ズーム。距離指標が窓になっていないタイプのレンズはタムロン製造(OEM)らしいので、レンズスペック的にはタムロンの Model A09 がベースになっているものと思われます。Vario-Sonnar 24-70mm ZA は標準ズームとしては圧倒的な存在感を放っていますが、価格が価格なのでその半額以下で買えるフルサイズ対応 F2.8 通し標準ズームの存在は貴重かも。でもこのレンズはどちらかというとフルサイズ向け(商品企画的には、日本で出ていない廉価版フルサイズα850 との組み合わせを主に想定した?)と思われるだけに、αのフルサイズを使うならツァイスや G レンズを使ってこそだろう!というのが若干微妙なところではあります。

商品戦略のアヤでしょうが、αは最近エントリーとフルサイズの二極化が進んでいてハイアマチュアを唸らせるような製品が出てこないので、残念な限り。中間層の厚みを増している EOS とは対照的なイメージです。次は来年の春あたりですかね、渾身の新製品を期待します。

投稿者 B : 00:55 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2009/09/24 (Thu.)

DSC-WX1 インプレッション (2)

前回に続き、Cyber-shot WX1 のインプレを書いてみます。本当ならばまずは WX1 単体の画質を評価したいところなのですが、時間の関係で WX1 の本領発揮たる低照度のシチュエーションであまり撮れていないので、旧機種 W170 との比較を中心に。また、同じく 24mm スタートのリコー GX100 とも比較してみて、「ちょっとこだわり撮影用コンデジとして WX1 に一本化できるか?」の検証が個人的には重要なポイントだったりするので、それも併せて。

なお、以下に掲載する画像は基本的に各カメラのオートモードもしくはプログラムオートにて撮影、ファイルサイズの都合でリサイズしていますが、それ以外の画質調整はかけていません。

DSC-WX1DSC-WX1
DSC-W170DSC-W170
RICOH GX100Gaplio GX100

まずはワイド端での撮影。さすがに 24mm スタートの WX1 と GX100 は 28mm な W170 よりも一歩引いた画が撮れています。オートモードでの撮影だと WX1 の発色が最も淡泊ですね。イメージ的には GX100 のほうが淡泊だという先入観を持っていたので、これはちょっと意外でした。

DSC-WX1DSC-WX1
DSC-W170DSC-W170
RICOH GX100RICOH GX100

もう一本、ワイド端での比較。
WX1 の画がちょっとフレアっぽくなってしまったのでフェアな比較とは言えませんが、こういう影っぽい構図だと WX1 は W170 よりも全体的に明るめに描写されることが多いような気がしますね。単に最低 ISO 感度が W170 では IS80 なのに対して、WX1 では ISO160 というちょっと辛い仕様になっているせいもあるからかもしれませんが。
WXGA~UXGA くらいのサイズで見る分にはどれもそんなに問題なく、優劣は好みの問題という気もしますが、

DSC-WX1DSC-WX1
DSC-W170DSC-W170
RICOH GX100RICOH GX100

ピクセル等倍にすると、それぞれのカメラの性格がはっきりと見て取れます(画像はクリックでピクセル等倍に拡大表示)。カラーノイズがかなり少ない代わりに粒状感の強い WX1、ピクセル間のエッジが良い具合にぼけてそこそこ滑らかな割にカラーノイズが多く、輝度差の大きい箇所では偽色も出ている W170、全体的にノイジー(あえてノイズ処理していないような雰囲気)だけど全体的にシャープな画像(こちらは逆にソフト的にシャープネスをかけているようにも見える)の GX100、といったところ。
得手不得手あるという印象ですが、どれもあくまで PC モニタ上でピクセル等倍鑑賞した際に気になる程度であって、一般的に PC モニタやデジタルフォトフレームで画像全体を鑑賞したり、L 判~A4 くらいまでのサイズに紙焼きして見る分には問題にならないレベルだと思います。
個人的にはこういうピクセル等倍での比較は実使用に即していないのであまり積極的にやらないのですが、今回は新素子の実力を垣間見たい気持ちで買い換えたこともあり、今回だけはちょっとやってみます。

お次は 28mm 相当の焦点距離で比較。WX1 は 1.2 倍ズーム(28.8mm 相当)、W170 はワイド端(28mm 相当)、GX100 はステップズームで 28mm 相当に設定して同位置から撮影しています。

DSC-WX1DSC-WX1
DSC-W170DSC-W170
RICOH GX100RICOH GX100

WX1 の 24-120mm 相当のズームレンズはワイド端で F2.4 を出していることもあってけっこう無理をしているはずで、28mm 近辺の画像でもワイド端な W170 よりも周辺部の像が流れ気味。掲載した画像サイズだと分かりにくいかもしれませんが、写真右下の砂利の解像度合に差が出ています。逆に GX100 は WX1 と同じ焦点域のズームでワイド端 F2.5 にも関わらず、それなりに歪曲していながらも隅々まできっちり解像しており、さすがは GR DIGITAL の兄弟分だけあると思わせます。

DSC-WX1DSC-WX1
DSC-W170DSC-W170
RICOH GX100RICOH GX100

広角ばかりというのも何なので、引き続いて 50mm 付近の画像。私が比較的よく撮る植物モチーフで撮影してみました。いずれもプログラムオートですが、慣れていることもあって W170 のホワイトバランスが最も私の記憶色に近く、好ましい色が出ています。WX1 はグリーンっぽく、GX100 は黄色っぽく出てしまいました。
でも、私が気になったのはそこではなく、

DSC-WX1DSC-WX1
DSC-W170DSC-W170

ここ。画面右側のヒガンバナを切り出して拡大したものです(画像はクリックでピクセル等倍に拡大表示)。合焦している部分ではないとはいえ、WX1 のほうはどうもモヤモヤした表現になってしまっています。最初は手ブレを疑ったのですが、手ブレてない写真でもこの傾向が見られたので、私の撮影の癖としてそもそもブレているというのでなければ、WX1 のこのレンズはこういう傾向があるのかもしれません。
ちなみにこの傾向はワイド側ではあまり見られず、50mm 付近(つまり約 2 倍)以上にズームしたときに気になるようです。これもピクセル等倍まで寄らなければあまり問題はないですが、被写体や構図によっては画像全体が印象として少しうるさく感じるかもしれません。

DSC-WX1DSC-WX1
DSC-W170DSC-W170

マクロっぽい作例も少し。こちらは残念ながらこれを食べたときに GX100 を持っていなかったので(笑)WX1 と W170 のみです。

他の作例でも感じましたが、ホワイトバランスは W170 の世代と WX1 とでは顕著に違っていますね。オートモードでは WX1 のほうがより正確なホワイトを出す方向にバランスをいじるようです。個人的にはこういうシチュエーションでは白熱球系の色温度が低い地明かりの場所ではできるだけオレンジ味を残しつつ、レタッチ時に少しだけ色を抜いて仕上げることが多いので、あまりカメラ側で正確にホワイトを出してほしくなかったりします。そういう意味では、私は従来の「あまりいじらない」(よく転ぶけど(ぉ))Cyber-shot のオートホワイトバランスがけっこう好きだったので、ここはちょっと残念。
でも一般的には環境光に左右されない正確なホワイトを出したほうが好まれると思うので、作り的にはこれで正しいのかもしれませんが、私はホワイトバランスのデフォルトは太陽光にしておいたほうが良いかなあ。

DSC-WX1DSC-WX1
DSC-W170DSC-W170

こちらも一応ピクセル等倍にて(例によって、画像はクリックでピクセル等倍に拡大表示)。
オートホワイトバランスの結果も違えば ISO AUTO の結果も違うのであまり正確ではありませんが、W170 が皿やホワイトソースの部分に黄色い斑模様のノイズが浮いているのに対して、WX1 は輝度ノイズのザラザラ感こそあるもののカラーノイズがほぼ皆無なことに驚かされます。カメラ内で大胆なカラー NR をやっているとは思えないので、これが裏面照射型 CMOS の威力なんですかね。確かに低照度撮影で最も気になるのは、ブレを除けば暗部に乗るカラーノイズだと思うので、これが裏面照射型 CMOS が暗所撮影に強い所以かもしれません。

WX1 の弱点と言われる最低 ISO 感度が高めなこと、および低 ISO 設定時のノイズについては実使用上の問題はあまりないと思いますが、個人的にはやはりズームしたときに画像がモヤモヤした感じになるのがちょっと気になります。ワイド側であまり気にならないということは、やっぱりレンズですかね?調整に出して何とかなるものなら出してみたいと思いますが、これがこのレンズの実力ならばむしろレンズは先代から変わらず実績のある TX1 に買い換えて普段使いに、広角が欲しいとき用にさらに GX100 を GX200 に買い換え、というのがもしかして正解だったかな?とまた変な虫が疼いたりしています(´д`)。単に私が買った個体の問題ならば良いのですが・・・。

投稿者 B : 01:40 | Camera | Compact | コメント (0) | トラックバック