b's mono-log

2016/09/15 (Thu.)

EOS M5

キヤノン、EVF内蔵のミラーレス最上位機「EOS M5」 - デジカメ Watch

EOS M5

かねてから噂されていた EOS M のニューモデルが発表されました。その名も「EOS M5」、EOS のミラーレスの中では上位機種にあたるモデルになります。

先代 M3 ではそれまでの路線を変更し、グリップやダイヤルを追加して EOS のレフ機のサブ用途を明確に狙ってきた機種でしたが、他社は既にミラーレス中級機には EVF を標準搭載する流れにあった中で M3 は EVF 外付け(苦肉の策として割安になる EVF セットモデルを販売したとはいえ)だったのが物足りない部分ではありました。そこに M5 ではようやく EVF を標準搭載し、ようやくライバルに並んできました。

搭載されているイメージャはデュアルピクセル CMOS AF に対応した 2,420 万画素の APS-C センサということで、おそらく EOS 80D と同じもの。M3 まではハイブリッド CMOS AF 対応の Kiss 系センサだったことを考えると、従来の EOS M がミラーレス版 Kiss を目指していたのに対して、M5 はミラーレス版 80D を目指したと言って良いのかもしれません。センサ以外のスペックも 80D と似通っていて、動体撮影への強さと操作性を取るかシステム全体のコンパクトさを取るかで 80D/M5 からどちらかを選ぶ、というのもアリな気がします。

が、EOS ファミリーの中でのヒエラルキーを見ればうまく棲み分けできているのでしょうが、ライバルと比較した場合はどうか。近い価格帯には AF と連写が超強力な α6300(値段は少し上だけど)、高性能な手ブレ補正とレンズのコンパクトさが魅力の E-M5 Mark II、フィルムシミュレーションによる独特な色表現と定評のあるレンズの X-T10 など特徴のある機種が揃っています。EOS M5 は少なくともカタログスペックを見る限りソツはないけどそれほど特徴もない、というのが正直な感想。私の身の回りの EOS ヘビーユーザーも多くが既にサブ機としてソニー、オリンパス、フジなどのミラーレスを愛用してしまっていることを考えると、それを覆して M5 に戻ってきてもらうには「EF レンズがマウントアダプタ経由で使える」だけでは物足りない。あるいはサイズ感的に EOS のサブ機ではなく Kiss X7(i じゃないほう)の位置づけをこれで置き換えようとしているのかもしれませんが。
また EF-M レンズも今回ようやく高倍率ズームが登場しましたが、マウント登場から 4 年経ってレンズラインアップがようやく 7 本、というのもキヤノンの本気度が図りかねるところ。ようやくまともに使えそうなボディが出てきたので、今後大口径レンズ等の投入に期待したいところではありますが、せめてレンズロードマップくらいは提示してほしいなあ...。

まあ、このあたりは実機に触るとまた印象が変わるかもしれません。EVF を覗きながらタッチパネルで AF 操作ができるらしい、というあたりが従来のカメラとは違う撮り方を提案してくれそうな気もしています。近く体験できる機会があるので、行ってきたら改めて感想を書く予定。

投稿者 B : 19:00 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2016/09/07 (Wed.)

JETGLIDE 2 速写ストラップ

明日はいよいよ EOS 5D Mark IV の発売日ですね。でも私は先立つものがないので(´д`)、とりあえず Mark III のまま気分だけリフレッシュしようと思ってストラップを買い換えてみました。

今まで使っていたのは長年愛用してきた CRUMPLER の「The Industry Disgrace」。しかし最近は好みが変わって CRUMPLER のカメラバッグはもう使っておらず、ストラップだけ CRUMPLER っていうのもなあ、と思っていました。しかもこのストラップ、クッション性が高いのと引き替えに嵩張るんですよね。
ミラーレスの方で愛用しているアルチのイージースライダーが気に入っているので、速写ストラップ系で今度は Peak Design を買ってみようかとも思っていたんですが、最近周りで Peak Design ユーザーが増えてきて私は逆に違うのにしたくなり(笑)そういうときに出会ったのが、このストラップ。

FULLCLIP × MemoGraph / JETGLIDE 2 (ブラック×ブラック)

JETGLIDE 2

日本のバッグメーカーである FULLCLIP と、フォトブックやカメラグッズを手がける MemoGraph(メモグラ)がコラボで開発した速写系ストラップ。従来の速写ストラップをよく研究して不満点のなさそうな作りになっていたことと、渋めのカラーバリエーションの豊富さが気に入って購入しました。といっても選んだのはブラック×ブラックですが(ぉ

JETGLIDE 2

JETGLIDE 2 が他の速写ストラップと違うのは、以下のポイント。人によって/シチュエーションによっていかようにも取り回せて、使い勝手が良いです。

  1. ストラップの両側で長さ調整が可能
  2. 長さはタブ+コントロールコードを使って調整。タブとコードはそれぞれ取り外しも可能
  3. ストラップはバックルで留まっていて取り外しが可能。ショートストラップ(別売)との交換も可能

またストラップは丈夫なシートベルト素材と本革のコンビ。バックル等のプラスチックパーツは YKK、コードエンドはニフコという日本製パーツを使って国内で製造。縫製も細かいところまで丁寧に仕上げられていて、作りの良さを感じます。

JETGLIDE 2

今までありそうでなかった、両側で長さ調整が可能なスライド機構。片側にしか付いていないと、いつもと違う向きで斜め掛けしたときに長さ調整ができず不便だったんですよね。また長さ調整にコントロールコードを採用している点も、他の速写ストラップで使われている D カンより軽い力で調整することができて扱いやすいです。

↑公式の使用イメージ動画。使い方は他の速写ストラップとよく似ていますが、伸縮のスムーズさは他社製品より良いと思います。

JETGLIDE 2

ストラップ脱着用のバックルはしっかりしていて不意に外れるようなことはなさそうですが、ネット販売限定で別売のベルクロ製バックルカバーが付属していました。私は今回交換用のショートストラップは買わなかったので、とりあえず脱落防止にこれをつけておくことにします。

JETGLIDE 2

質感も作りも良いし、気に入りました。あまり名の知れたブランドではありませんが、これ今まで試してきた速写系ストラップの中では一番よくできているんじゃないでしょうか。今のところ他の誰かとかぶる心配が少ない、というのもいい(笑。7D Mark II のほうもこれにしてしまおうかな。

FULLCLIP × MemoGraph / JETGLIDE 2

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投稿者 B : 22:22 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2016/08/29 (Mon.)

Canon EF24-105mm F4L IS II USM

そういえば EOS 5D Mark IV と同時発表で、新しいフルサイズ向け標準ズームレンズ「EF24-105mm F4L IS II USM」が発表されていました。私は 24-70/F4L を気に入っているとはいえ、新型が出てくるとなると気になるじゃないですか。特にテレ側が 70mm までしかないレンズを使っていると、「あと一歩寄れたらもっと便利なんだけどなー」と思う場面が少なくなく。はたして 24-70 から買い換える意味があるかどうか、比較してみました。
比較対象は旧型の EF24-105/F4L、私の愛用する EF24-70/F4L、あとスペック的にもろ競合するシグマの 24-105/F4 [Art]。

レンズEF24-105mm
F4L IS II USM
EF24-105mm
F4L IS USM
SIGMA 24-105mm
F4 DG OS HSM
EF24-70mm
F4L IS USM
レンズ構成12 群 17 枚13 群 18 枚14 群 19 枚12 群 15 枚
絞り羽根枚数10 枚8 枚9 枚9 枚
最短撮影距離45cm45cm45cm38cm(マクロ時 20cm)
最大撮影倍率0.24 倍0.23 倍0.21 倍0.21 倍(マクロ時 0.7 倍)
特殊レンズ使用枚数非球面×4UD×1、非球面×3FLD×2、SLD×2、非球面×3UD×2、非球面×2
手ブレ補正効果約 4 段分約 3 段分約 4 段分約 4 段分
フィルタ径Φ77mmΦ77mmΦ82mmΦ77mm
最大径×全長Φ83.5×118mmΦ83.5×107mmΦ88.6×109.4mmΦ83.4×93mm
質量795g670g885g600g
実売価格*¥150,660¥118,800¥99,900¥123,760
* ヨドバシ.com での 8/29(月)時点の実売価格(税込)。

なかなか悩ましい結果になりました。EF24-105/F4L II は旧型を全方位的にブラッシュアップした、EOS 5D 向け標準ズームとしては隙のないスペックになっていると思います。旧型ではもう古くさくなったと言われる画質に関しても、現代のイメージセンサに合わせた性能になっているはず。しかし重さは 800g に迫る勢いになってしまい、これでは今までちょっと重すぎるだろうと思っていたシグマ 24-105/F4 のコストパフォーマンスの高さが際立ってくる感じ。
いっぽうで EF24-70/F4L はズーム域こそ狭いですがその分軽く、最短撮影距離の短さもあってかなり扱いやすいレンズと言えます。マクロ機能は操作性が特殊であまり出番がありませんが、それを差し引いてもよくできたレンズ。

EF24-105mm F4L IS II USM

品川での先行展示の際にレンズも出品されていたので、私物の EF24-70/F4L と比べてみました。EF24-70 にはフィルタがついているので実際よりも若干長く見えていますが、それでも EF24-105 II のほうが一回りコンパクト。ただ 5D4 はボディが軽量化されているので、持ってみた感覚では 5D3+EF24-70≒5D4+EF24-105 II といったところ。5D3 には付け替えてみていませんが、かなりズッシリくるんだろうなあ...。
最短撮影距離については、EF24-105 II はスペック上はテレ端で 45cm となっていますが、ワイド側だともっと寄れるようなので(撮影倍率は下がるけど)想像よりは取り回しやすい印象。

テレ側が 105mm まであれば、出かけるときに「今日は 70-200 を持って行こうかどうしようか」と悩むことも減るんだろうなあ。でも 5D3 との組み合わせにおいてはやっぱり軽さが命なので、やはり EF24-70/F4L は捨てがたいレンズ、という結論に至りました。

キヤノン / EF24-105mm F4L IS II USM

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投稿者 B : 23:24 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2016/08/28 (Sun.)

EOS 5D Mark IV インプレッション

先日発表された EOS 5D Mark IV を見に、品川のキヤノン S タワーに行ってきました。

EOS 5D Mark IV

二日目の朝イチに行ってきたわけですが、思っていた以上にお客さんの入りが少ないですね。Mark III や 7D Mark II のイベントのほうが遙かに盛況だったような。まあ、ボディの外観がほぼ変わらず、機能面でもブラッシュアップ中心で「飛び道具」が少ない、しかも大幅な値上がり、発売日も直近とあっては、最初から買うつもりの人は見るまでもなく注文しているでしょうし、冷やかしにとってはネタが少ないので、こんなものなんでしょうか。
プロ写真家の方のセミナーをやっている時間帯は製品展示コーナーがほぼ貸し切り状態になるような状況でした。

EOS 5D Mark IV

というわけで、待ち時間ゼロで 5D Mark IV とご対面。

しかし、良くも悪くも Mark III と代わり映えしないデザインのせいで、新製品だというのに実物を目の前にした瞬間の高揚感はないですね。実際に買う段になると、逆にこれが買い換えてもバレないという大きなメリットにもなるわけですが(ぉ。
よく見ると細かなボディラインレベルで Mark III から変更されている部分はいろいろありますが、ほとんどの人は機銘板を見なければ Mark III と見分けがつかないんじゃないでしょうか。

EOS 5D Mark IV

構えてみた感じも、Mark III とほとんど変わらず。ただボディが軽くなったのは実感できるレベルで、Mark III の重さがネックで使用頻度が落ちている私には羨ましい。

EOS 5D Mark IV

ペンタ部は GPS/Wi-Fi 内蔵のために樹脂製に変更されているようですが、触ってみた感覚ではプラスチックっぽい安っぽさや脆さは感じられませんでした。
モードダイヤル上の表示は従来の単純な印刷から凹モールド+インク流し込みに変更されて、高級感が少し高まっています。

EOS 5D Mark IV

NFC ポートはグリップの側面に。α もこの位置に NFC をつけていますが、スマホとタッチするのにグリップ以外の部分でボディを支えなければならず不安定なんですよね。撮影機能の邪魔にならず、かつ電波が通せる場所を探していくとここしかないということなんでしょうが、もうちょっと何とかならなかったものでしょうか。

EOS 5D Mark IV

操作系もほとんど変わっていませんが、唯一追加されたのはマルチコントローラ(スティック)の右下に添えられたボタン。これが「測距エリア選択ボタン」で、7D Mark II の測距エリア選択レバーと同じ役割を担っています(機能アサインは変更可能)。7D2 の操作に慣れると 5D にもこのレバーが欲しいと思うようになったので、これは大歓迎。まあ 5D は動きモノをガンガン撮るためのカメラではないので、7D2 ほど頻繁に切り替えるわけではありませんが、操作性が同じ、というのはいいものです。

EOS 5D Mark IV

液晶はタッチパネル対応になりました。実機を見るまでは、どうせなら液晶のタッチとバリアングル(or チルト)はセットで搭載してほしかった、タッチだけあっても...と思っていましたが、触ってみるとやっぱりタッチは便利ですね。ライブビュー撮影時の AF ポイント選択がラクになるのはもちろんのこと、設定もタッチでできると随分扱いやすくなります。特にこれだけ多機能なカメラになると、設定変更のためにメニューをカーソル選択するだけでもまどろっこしいもの。タッチ操作はエントリー向けだからプロ機やハイアマ機には不要という論調も見かけますが、もはやカメラにはすべからくタッチパネル搭載してほしいですね...。

今回はイベントでの短時間のタッチ&トライで、撮影データも持ち帰れなかったためデュアルピクセル RAW の実力については不明。なので本当に「Mark III から大きく変わっていないことが確認できた」という感じの先行展示でしたが、従来から最も変わったのはシャッター音かもしれません。通常撮影時のシャッター音(というかミラーの駆動音)が Mark III の「バシャン」という音から「パシュッ」とでもいうような抑制の効いた音になりました(ちなみにソフトシャッターのほうは Mark III とほぼ同じ音)。これなら、シチュエーションによっては今までソフトシャッターを使っていた場面でも通常シャッターでいけるようになるかもしれません。こういうのを体感すると、Mark III から値段は上がったけど、外観からは分からない部分にもちゃんとコストがかかってるカメラなんだなあ、と思います。

さて、私はどうするかなあ。
これまでの私のカメラの買い換え方針は基本的に「撮れる写真が変わる」「写真の撮影スタイルが変わる」「写真の歩留まりが上がる」のいずれか、あるいは複数のポイントを満たした場合に買い換え/買い増してきたつもりです。でも Mark III→IV でそれらが変わるかというと、必ずしもそうではない。厳密に言えば歩留まりは多少上がるでしょうが、たぶん 10% も違わないでしょう。5D3 の売却益+10 万程度ならたぶん買い換えてたんだろうけど、20 万はちょっとコストに見合わないなあ。一足先に Mark III からの買い換えを決めた人の「7D Mark IIの値動きを見てるとEOS1桁と言えども値下がりする場合もあるようなので、普通は35万くらいまで下がるのを待った方が良いと思います。今の値段では個人的には誰にも勧めません。」というコメント、まさにその通りだと思います。
「フルサイズで 2,100~2,400 万画素」という時代があまりにも長く続いたので、そろそろメインカメラを 3,000 万画素クラスに乗り換えたい気持ちはあるんですが、これならまだまだ 5D3 でいいかな。近年はミラーレスのほうが進歩が著しいので、もし 5D シリーズの位置付けがこのまま定着するようなら、私が今後ミラー付きのカメラを買うことはもうないのかもしれません。

キヤノン / EOS 5D Mark IV

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2016/08/25 (Thu.)

EOS 5D Mark IV

キヤノン、約3,040万画素になった定番フルサイズ機「EOS 5D Mark IV」 - デジカメ Watch

EOS 5D Mark IV

正式発表が待たれていた EOS 5D Mark IV がいよいよリリース。
ざっくりした機能解説や旧機種とのスペック比較はあっちの mono-logue のエントリーがとても解りやすいので、丸投げ(ぉ

EOS 5D Mark IVの進化ポイント: mono-logue

スペック面はいろいろと事前にリークされていたものと大きくは変わりませんでしたが、5D らしい全方位にわたる正常進化。Mark II→III のときの大幅なスペックアップに比べると、III→IV はスチル方面ではブラッシュアップが中心で驚くようなポイントはあまり見当たりません。液晶がタッチ操作対応になったのは歓迎ですが、チルトさえできない固定液晶では魅力半減なんだよなあ。
動画方面はついに 4K に対応。HDR 動画にも対応したとのことですが、これはいわゆる HDR 対応ディスプレイでより広いダイナミックレンジを表現できるものではなく、スチルで言う HDR(ダイナミックレンジを圧縮して、従来のディスプレイや紙でも白飛び・黒つぶれしないようにする処理)の動画版のようなので注意が必要です。これ自体は 80D に搭載されている機能の転用のようですが、5D の位置づけを考えればむしろサイカ先生も仰っているように Log 記録可能にして真の HDR 動画に対応すべきだったのでは...。

さておき、私はどうするか。少なくとも今後 4 年はフルサイズ一眼レフのスタンダードになるボディだし、近年はカメラもあまり値下がらなくなってきたので(まあむしろ一時期の発売半年で三割値下がり、みたいな状況が異常だったと言える)、こういうのは発売日に買って後継機種が出たら即買い換え、が最も費用対効果が高いような気はしています。値崩れを考慮して正式発表前に現行機種を売却したら、後継機種が想定よりも高価かったという事故も起こりえますが(;´Д`)ヾ。
でも先日書いたとおり、私の今の使い方だと当面は 5D3 で十分なんですよね。新しい「デュアルピクセル RAW」が実はすごかった、ということになればすぐにでも買い換えたくなる可能性はありますが、そうでなければ当面は 5D3 で粘る、あわよくば 5D5 まで引っ張る、くらいでも良いかと思っていたり。最近、カメラに限らず趣味系の物価上昇に対して自分の可処分所得が追いついていかなくなりつつあります(´д`)。

いずれにせよ、今週末のイベントで実機は見てくるつもり。まあ触ったら欲しくなっちゃうんだろうなあ。

投稿者 B : 22:54 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2016/08/18 (Thu.)

EOS 5D Mark IV カウントダウン

もはや公然の秘密となった、近日中の EOS 5D Mark IV 正式発表。製品写真までリークされていよいよカウントダウンという雰囲気が高まってきました。キヤノン開催のイベントが来週末なので発表は 25 日くらいかな?と睨んでいましたが、近年の業界の傾向としてリークから 2~3 日以内に発表されることが多いので、明日の正式発表という線もあり得ます。

出たら速攻 5D3 から買い換えそうな人もいますが、私はどうするかなあ。5D3 を買ったのも発売から数ヶ月後だったし。

私が今おもに使っている機材は、スポーツ・野鳥撮影用の EOS 7D2、暗所撮影用の α7S、普段使い&マウントアダプタ遊び用の α7 II、超汎用カメラとしての EOS 5D3、という布陣(我ながら多すぎる)。用途別にボディを使い分けられているので今のラインアップは気に入っているんですが、5D3 の用途が α7 II とかぶり気味で、しかも α7 II がマウントアダプタで EF レンズも使えるようになってから 5D3 の稼動率が落ちているんですよね。ただ長年使ってきた EOS はシャッターを切った時点で仕上がりがある程度予想できるし歩留まりも良いし、手持ちのカメラの中から一台だけ残せと言われたら迷わず 5D3 を選ぶでしょうが、これだけボディの選択肢があると出番が減ってしまうのは事実。
また、5D と 7D をそれぞれ新機種に更新し続けることを考えたら、いっそ両方を手放して 1DX 系に一本化したほうが良いんじゃね?という気もちょっとしています。まあ、二年おきに 20 万と 30 万のカメラを互い違いに買い換えるよりも、4 年おきに 60 万のカメラを買い換えるほうが必要な覚悟の絶対量がはるかに大きいですが(ぉ。

まあ、実際に製品が発表されたらそんなことお構いなしに買い換えたくなるかもしれませんけどね。噂になっているスペックはかなり堅実なブラッシュアップのようで、5D3 でさほど不満を感じていない身としてはこのままでも良いような気もしていたりします。ともあれ、正式発表を楽しみに待ちましょう。

キヤノン / EOS-1D X Mark II

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投稿者 B : 23:54 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2016/08/14 (Sun.)

MINOLTA α-707si

帰省中に、昨年亡くなった義父の遺品を整理していたらカメラが出てきたけど、どう処分すれば良いか判らないからちょっと見てほしい。使えるものなら使って、という相談を受けたので、ちょっと見てみました。
少し時代を感じるデザインのカメラバッグから出てきたのは、このカメラでした。

ミノルタ / α-707si

MINOLTA α-707si

1993 年発売のミノルタ α-707si と、レンズは AF 24-85mm F3.5-4.5、AF APO TELE ZOOM 100-300mm F4.5-5.6。当時もダブルズームレンズキット的なものがあったかどうかは知りませんが、そういう感じでセット購入したものだと思われます。
一見ほとんど使用感のない状態で出てきたので驚きました。少なくとも私が結婚してから義父がカメラを使っているところを見たことがないので、買うだけ買って数回しか使わずにお蔵入りになったものである可能性があります。

MINOLTA α-707si

グリップ後部のカバーを開くと、ミノルタ独自の「インテリジェントカードシステム」用のスロットが。これは外部メモリの交換によって今で言う P/A/S/M 以外のシーンセレクション的な機能を実現したシステムで、話には聞いたことがありましたが実物は初めて見ました。試してみたかったけどカードは添付されておらず、残念。

MINOLTA α-707si

軍艦部左肩には、モードダイヤルの代わりに「M」ボタンとレバー。これは各種ユーザー設定を記憶させておき、必要なときに一発でその設定を呼び出すための機能で、現代のカメラならば上位機種にはたいてい用意されている機能ですね。当時としては画期的だったのかな?
それにしてもボディ上のシルク印刷が基本的に全て英語なのに、「登録」だけ漢字というセンスが何とも(笑

MINOLTA α-707si

外観だけでなく内部もとてもきれいな状態で、やっぱりほとんどフィルムを通してないんじゃないかと思われます。

MINOLTA α-707si

が...、唯一残念なのが、グリップラバーが加水分解でベトベトになってしまっていること。古いカメラにありがちな症状ですが、これさえなければ中古屋でも S ランク品として扱われてもおかしくない状態だっただけに惜しい。重曹で磨けばある程度修復できそうなレベルではありますが。
これよりも新しい α-7 を持っていなければ、修復してちょっと使ってみたところでしょうが、α-7 すら最近はほとんど触ってないからなあ。

MINOLTA AF 24-85mm F3.5-4.5

標準ズームレンズもこれまた惜しい。こちらも使用感はほとんどないのですが、前群にうっすらとついているのはホコリではなくカビです(´д`)。特に防湿するわけでもなくカメラバッグごと押し入れに二十年近く入れっぱなしになっていたようなので、それを思えば症状は軽い方だと思いますし、不幸中の幸いにしてカビが発生しているのがレンズの中央部ではなく周縁部だけなので写りへの影響は少ないでしょうが...。しかもこのカビがついているのが前玉の表ではなく裏面か 2 枚目のレンズのようで、除去するにはレンズの分解が必要という。これが G レンズだったりより古い MD マウントレンズだったりしたらコストをかけてでも修理するところですが、このレンズ自体はごくありふれたもので、中古価格も状態の良いもので ¥5,000 前後なんですよね。

MINOLTA AF APO TELE ZOOM 100-300mm F4.5-5.6

一緒に入っていた AF 100-300mm のほうは、装着されていたレンズフィルタにこそカビが生えていたものの、レンズ自体はほぼ新品同様という状態でした。このレンズだけでも自分で使おうかな、とも思いましたが、今さら SSM なしの A マウントレンズってほぼ使い道がないんですよね...これが α700 を買った当時ならば嬉々として使ったところでしょうが。300mm 級の望遠ズームとしては小さくて軽くていいんですが、A マウントボディが手元にない今では持て余すだろうなあ。

KYOCERA SAMURAI

それから一緒に出てきたビデオカメラ。京セラ SAMURAI!ってこれまた懐かしい。「KX-H3」という型番の Hi8 カムコーダのようですが、これはさすがに α 以上に使い道がない(笑
ちなみに調べてみたところ、「SAMURAI」という名前は今は同社の太陽光発電システムのブランド名として生き残っているようですね。

α のほうはレンズも含め多少手をかければ売り物にはなるかもしれないので、とりあえず近所のカメラ屋に持ち込んで判断を仰いでもらうことにしました。運良く次のオーナーが見つかってくれると良いんですが。

投稿者 B : 22:07 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2016/08/02 (Tue.)

エレコムの SD/microSD カードケース

写真を撮りに行くときとか、旅行用の SD カードケースにはだいぶ前からこれを愛用しています。

エレコム / メモリカードケース CMC-SDCPPPU (ブルーバード)

ELECOM CMC-SDCPPPU

もういつ買ったのか忘れてしまったくらい以前から使っているものです。
あまりにもシンプルで書くことがないので今までネタにしていませんでしたが(笑)、「シンプルイズベスト」を形にしたかのようなカードケース。

ELECOM CMC-SDCPPPU

蓋を開くと 4 つのスロットに SD カードが差し込めるようになっています。
本当は microSD カードホルダーがついていて、SD カードだけでなく microSD も収納できるようになっていたんですが、microSD の予備を持ち歩くことは少ないし、機会があっても microSD-SD カードアダプタで代用できるので、ホルダーは捨てました(笑

あとはシンクタンクフォトのアーバンディスガイズについてきたカードケースもなかなか使い勝手が良く、CF も持ち歩きたいときにはこちらを使っています。

でもメモリカードケースに関してはですね、ここしばらく悩んでいたことがありまして。

今年の CP+ G-Technology ブースでのサイカ先生の講演で「重要な撮影データを持ち帰らなくてはならないのに、防水対応のメモリカードケースを使わないなんてあり得ないですよね」という話を聞いて以来、上記のカードケースしか使っていなかった私としては、妙に悔しくて(笑。でも防水のメモリカードケース自体選択肢があまりにも少ないし、以前から気になっていた PELICAN のカードケースはモノはいいけどさすがに高価いし...と二の足を踏んでいる状況でした。

そこでご本人に聞いてみたところ、「防水のメモリカードケースは本当に水辺での撮影があるときには使っているけど、普段は普通のカードケースをジップロックに入れてます」とのこと。
えー、けっこう真面目に探していた私はどうしたら(;´Д`)ヾ。まあ、サイカ先生のように撮影現場で某助手が買ったばかりの RX10 II を水没(しかも海水)させてお釈迦にしてしまうような使い方はまずしないし、私も今のカードケース+ジップロックでいいか(ぉ。

でも、それはそれとして振り上げた拳をどこかに下ろさなくては気が済まなかったので(ぉ)、先生のエントリーに触発されて、私も保存用のカードケースを買ってきました。

エレコム / メモリカードケース CMC-SDCPP24BK (ブラック)

ELECOM CMC-SDCPP24BK

SD カードはなんだかんだで 20 枚くらい持っていますが、全部が全部いつも使っているわけではないので、使用頻度が低いものを保管するためのケースです。今までは普通に机の引き出しのトレイに入れてましたが、何かの拍子に持ち出したときにどこにしまったか分からなくなりがちなので、ここを定位置にしようかと。
サイカ先生は 18 枚(+microSD 18 枚)入りを買っていましたが、私は 12 枚(+microSD 12 枚)入りでとりあえずは良いかな。

ただ、デザインがあまりにもシンプルすぎて間が持たない印象だったので、CP+ のときにノベルティでもらってきたシンクタンクフォトのロゴ入りステッカーを貼ってみました。

ELECOM CMC-SDCPP24BK

SD と microSD を二階建てで収納する構造はよく考えられていますが、これ頻繁に使う用途だと却って使いづらいので、保管用だからこその仕組みだと思います。

改めて手持ちの SD を入れてみたら、microSD はともかく SD のほうは既にいっぱいいっぱいでした。今後 SD を買い増したらケースも買い増さなくてはなりませんが、まあ 2~4GB 程度のものはもう使い道もないし、小容量のカードは今後入れ替えていく方針でもいいかな。

エレコム / メモリカードケース CMC-SDCPP24BK (ブラック)

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投稿者 B : 22:00 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2016/07/27 (Wed.)

α7 II と TECHART TA-GA3

ここのところヘビー級のレンズばかり使っていたので、反動で軽い機材で身軽に楽しみたい自分がいます。

ちょっと前までなら E マウントでは CONTAX G レンズをよく使っていましたが、そういえば α7 II に買い換えてからあまり使ってない。シグマとかキヤノンとかツァイスのヘビー級レンズが E マウントで快適に使えるようになったのが理由なわけですが。
でも、CONTAX G レンズだってアダプタ経由で AF が使えるんだったよなあ、と思ってつけてみたところ、

α7 II

α7 II と TA-GA3 との組み合わせでは AF がまともに合焦しない。α7R や α7S なら普通に使えるのに。
何でだろう...?と逡巡してみたところ、以前シグマ MC-11 と非対応レンズのテストをしたときのことを思い出しました。

設定画面を確認してみたら、案の定。

α7 II(と α7R II)では、ネイティブ E マウントレンズや MC-11+対応レンズの組み合わせではファストハイブリッド AF(像面位相差 AF+コントラスト AF)が使えますが、それ以外のレンズの場合は位相差 AF かコントラスト AF かのどちらかしか使えません。で、デフォルトは位相差 AF が有効になっています。
でも位相差 AF でまともに使えるのは、せいぜい超音波モーターを搭載したレンズだけ。CONTAX G レンズはそもそもモーター非搭載で、TA-GA3 に内蔵された DC モーターで強引に AF 駆動しているだけなので、位相差 AF でまともに動作するはずがありませんでした。で、ここの設定を「コントラスト AF」に変更してやると、旧 α7 と同様に AF が使用できました。α7 では対応レンズ以外では強制的にコントラスト AF を使わせる仕様だったのが、α7 II になって選択式になったことで発生したトラブルだったようです。

まあ、TA-GA3 は AF ができるからラクだけど、動作が緩慢なので MF したほうが実際早かったりはするんですよね。ジコジコうるさい欠点もあるし、ボディの設定をコントラスト AF にしてしまうと他の非ネイティブレンズを使ったときに AF が遅くなるし、α7 II で CONTAX G レンズを使うなら MF 系のマウントアダプタのほうが総合的にみて良いように思います。

TECHART / TA-GA3

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投稿者 B : 23:37 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2016/07/13 (Wed.)

sd Quattro を店頭で見てきました

シグマ sd Quattro が発売されて間もなく一週間。購入された方はさっそくあちこちに持ち出しているようですが、私は最近カメラ屋に行く用事がなく、ようやく店頭で実物を見ることができました。

シグマ / sd Quattro

sd Quattro

CP+ 以降のイベント等には行っていなかったので、CP+ 時点での完成度のものしか触ったことがなかったんですよね。

デカくて重くて変なカタチなのは以前触ったとおり。まあわざわざこのカメラを選ぶ人であれば、そんなことはデメリットとは感じないことでしょう(笑
常識外れの位置にある EVF や小指のかかりが悪いグリップも見慣れました。むしろまるでモーターショーに展示するためのコンセプトカーをそのままのデザインで商品化してしまったかのような思い切りの良さに、好感すらおぼえます。

写りに関しては店頭では分かりませんが、既に購入された方の写真を見る限り、Foveon センサらしい解像感を発揮しています。[Art] シリーズレンズのポテンシャルを引き出せるボディだと思います。フルサイズセンサがありませんが...。

sd Quattro

ただし、ソフトウェア(ファームウェア)面では良くも悪くもシグマのカメラだな、という完成度です。

まずは EVF、CP+ のときに感じた「EVF に表示される映像の解像度が、表示デバイスの解像度よりも低い」という点が大きく改善されないまま発売されてしまいました。他社ミラーレス機の EVF を覗き慣れていると、解像度が粗くジャギーも見えていて、フレーミングには使えるけどフォーカスに使えるレベルではないと感じました。撮影画像の再生時にはパネル解像度(XGA)通りに表示できているように見えますが、撮影時は SVGA 相当程度でしか表示できていないのではないでしょうか。さらに悪いことに、AF 動作時はフォーカス関連の処理にプロセッサ性能かバス帯域を取られるのか、さらに解像度が下がって VGA 程度でしか表示できていません。ピントが合っているかどうかを最も確認したいときにそれが見えづらいというのは、使いにくいことこの上ないですね...。
背面液晶でのライブビュー撮影では、少なくとも AF 非動作時の画面表示は解像度が低下していないように見えます。が、AF 動作中は EVF 同様に表示解像度が低下。これは AF は完全にカメラを信じるか、MF で撮れってことですかね?まあ、MF で撮る分には背面液晶はなかなか快適なので、LVF-01 のようなオプションが sdQ 用にもあれば、EVF よりも撮りやすくなるんじゃないでしょうか。

AF 動作については、像面位相差 AF 採用という言葉から想像されるレベルには達していないかな。シャッターボタン半押しから(ライブビューの解像度が低下して)合焦表示になるまでのタイムラグは、ごく初期のコントラスト AF 式ミラーレスカメラに近いものがあります。撮影後のメモリ書き込みにかかる時間も Foveon カメラらしい緩慢さで、やっぱりこれは三脚を立ててじっくり撮る中判カメラのような位置づけなんだなあ、と再確認しました。

本質的に他社製品とは全く異なる思想で作られたカメラなので、バランスの取り方が違うのは正しい姿だとは思いますが、もっとソフトウェア面、特に処理性能周りのブラッシュアップが進まないと厳しいなあ。私はそこまでじっくり待って粘って撮るタイプではないので、そういう被写体と撮り方が選べる人であれば無二の力を発揮するカメラでもあるでしょうが。個人的には、今後のファームアップに期待したいと思います。

シグマ / sd Quattro

B01HHR56S4

※ミヤビックスからも OverLay シリーズの sdQ 用が発売されましたね。

ミヤビックス / OverLay Brilliant for SIGMA sd Quattro OBSDQUATTRO/12

B01ICZU5JA

投稿者 B : 23:59 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック