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2007/10/17 (Wed.)

OLYMPUS E-3

オリンパス、Eシステム旗艦モデル「E-3」 (デジカメ Watch)
オリンパス、一眼レフフラッグシップ「E-3」の発表会 (デジカメ Watch)

いろんな人に期待されていた E-1 後継のフラッグシップ機がようやく登場。フォーサーズの 1,010 万画素 Live MOS センサと画像処理エンジン TruePic III という組み合わせは E-510 と共通ながら、その他はフラッグシップ(といってもキヤノンやニコンからするとセミプロ機級なので、それらへの対抗として)に相応しい仕様。全点ツインクロスの 11 点 AF センサ、視野率 100%・倍率 1.15 倍のファインダ、フォーサーズ最速の 5 枚/秒連写、バリアングル液晶(これは松下の L10 の登場からだいたい予想されましたが)、当然ながらアンチダスト・アンチシェイク。そして、超音波モーター内蔵の新レンズ群など意気込みのほどが感じられるラインアップで、ライバルに決して引けを取っていません。
これでようやく各社の年末商戦向けモデルが一通り出揃ったでしょうか。個人的にコンパクトな E-510/410 系以外のフォーサーズ機にはさほど興味がないんですが、このファインダは一度覗いてみたいです。

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2007/10/16 (Tue.)

キヤノンが望遠レンズを参考出品

キヤノン、超望遠Lレンズを米国の展示会に参考出品 (デジカメ Watch)

キヤノンが PhotoPlus に望遠 L レンズ 2 本を参考出品。EF200mm F2 L IS USM と EF800mm F5.6 L IS USM の 2 本です。
どちらも近年はラインアップから外れていた系統のレンズなので、リニューアルしての再リリースを喜ぶ向きもあるでしょうが、どちらもニッチな望遠単焦点なので個人ユースはあまりなさそう。どちらもかなり高そう(EF200mm は EF70-200mm F2.8L の倍以上しそう。EF800mm のほうは、EF600mm が 100 万円コースなことを考えると・・・)ですし、どちらかというと来年の北京オリンピックでの報道需要向けという感じですかね。

個人的に今出してほしいレンズは 2 本。EF35mm F2 の USM 化と、 EF100-400mm のリニューアルです。どちらも設計が古いレンズなので、デジタル向けのコーティング最適化と AF の高速化に手をつけてほしいところ。EF35mm は KDX のお散歩レンズにぴったりなんですが、今のは USM がない(=フルタイム MF ができない)のが物足りないし、EF100-400mm はレース撮影用に EF70-300mm からのステップアップを狙っているんですが、AF 高速化と IS の効果向上が欲しいと思っています。
特に EF100-400mm は今年の富士で 300mm よりも長いレンズが欲しいと思ってしまったので、今度 F1 を観に行くとき用に狙っていたりします。テレ端 300mm(480mm 相当)だと最望遠にしてもせいぜい画面いっぱいに車体を捉えるだけ、という感じになるので、ドライバーのアップみたいな迫力ある構図が取れないんですよね、まあ、サンヨン+EOS 40D で富士に行った人のように、座席次第では 300mm でも良い構図が取れるケースはあるとはいえ、今回計 10GB からの写真を撮ってきた身としては、よりバリエーションのある画を撮りたいわけです。

EF200mm と EF800mm がこのタイミングで参考出品ということは、商品化は来春くらいですかね。そうなると後続の新レンズは早くても来年の秋商戦とかになるでしょうが、出てきてくれるでしょうか。まだ行くかどうか決めていない来年の富士はともかく、2009 年の鈴鹿には EOS 50D+EF100-400mm II IS USM という組み合わせで臨みたいなあ、と考えていたりします。

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2007/10/13 (Sat.)

続々・デジイチユーザーのコンデジ選び

DSC-T9 を買って以来かれこれ 2 年近くコンデジを買い換えておらず、T9 でも無難に大きな問題はないものの、やっぱり画質面ではイマイチという思いが拭いきれず、いい加減そろそろ買い換えたいと思っています。買い換え自体はもう 1 年前から考えているのに、「これ」という機種が出てこずなかなか買い換えられない(´д`)。でもこの秋のキヤノンのラインアップあたりは悪くなさそうなので、ちとカメラ屋に行って一通り見てきました。

画質、使い勝手、今の手持ち(EOS・Cyber-shot)との共通性を考えて、候補に挙がっているのは IXY DIGITAL 910 ISPowerShot G9Cyber-shot W200Cyber-shot T200 の 4 機種。

T200 はスマイルシャッターの話ばかりで画質に言及している記事をほとんど見かけないし、タッチパネルオンリーの操作性は必ずしも使いやすくないと感じたので却下。屈曲光学系はもういいや。薄くて軽いのは良いので、常にカバンに入れておけるのは利点ですが、その役割は今の T9 で良いかなと。

PowerShot G9 は画質という意味では現行コンデジの中でもトップクラスだと思います。1,200 万画素クラスだと今の手持ち DSLR より高解像度になっちゃうのはどうかと思いますが(笑)、DSLR のサブとして G7・G9 を使う人も少なくないらしいし。でも、サブ機として Kiss Digital X を買った上では G9 はかぶるかなあと・・・。

残るは最もスタンダードなコンデジ然とした 2 機種。DSC-W シリーズはフツーすぎて以前は興味がなかったんですが、は先日の三好和義氏の写真展で W200 の作例を見て、コンデジでもこれだけの画が撮れるのか!と感動して以来、けっこう気になっていたりします。ただ、W200 自体は Cyber-shot の操作性が大幅に変わった最初の機種でまだ「こなれていない」感じだし、やはりどうしても W シリーズは物欲をそそるプラットフォームではないので、ちょっと様子見。

残るは昨年のヒットモデルの後継機種、IXY DIGITAL 910 IS。去年のクネクネしたデザインはあまり好きになれなかったんですが(笑)、今年は直線と曲線を巧く組み合わせつつ比較的シンプルな印象にまとめてきたと思います。ブラックとシルバーのコンビネーションが良いのかな。ただ、コストダウンの影響か?本体の質感はちょっと落ちたような気がします。
画質面ではいろいろレビューが上がっていますが、

【新製品レビュー】キヤノンIXY DIGITAL 910 IS (デジカメ Watch)
広角28ミリのIXYがリニューアル――キヤノン「IXY DIGITAL 910 IS」 (ITmedia)
【レビュー】IXY DIGITAL 910 IS (ASCII.jp)

900 IS より周辺部の画質は向上したという意見もあれば、相変わらず流れているという意見もあり。作例を見ると多少改善しているようにも見えますが・・・。あと、個人的に広角コンデジに感じているのは、電源投入時に必ずワイド端から始まること。最広角が必要になるシーンばかりではないので、28mm にも対応しつつ電源投入時は 35mm 前後の画角からスタートしてくれたほうが使いやすいと思うんですけどね。

どれか気に入ったらその場で買って帰ろうかと思っていたんですが、どうもどれも決め手に欠けてそのまま帰ってきてしまいました。KDX を買ってから、日常的にはコンデジの出番が減っていることもあり、そんなに切羽詰まっていないからかもしれませんが、それだけ細かいことは差し置いて「欲しい!」と思わせるものがなくなってきているような気がします。来春の新モデルまで待ちかなあ・・・。

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2007/09/24 (Mon.)

SanDisk Extreme IV CF 4GB

今週末の日本 GP に向けて、私も「富士スペシャル」を投入。40D を買った人には負けていられません(ぉ。

SanDisk / Extreme IV コンパクトフラッシュ 4.0GB

さすがに今年はもう DSLR やレンズを買う予算がないので、とりあえず記録メディアを買い増してお茶を濁します(笑。去年は撮りすぎてしまって二日間で 2GB×2 の CF を 2 回まわして足りないくらい(つまり 8GB 以上撮った)だったので、2GB×2 に 4GB を 1 枚足しておけばサーキットで空き容量がなくなって困ることはないでしょう、という読みです。
メディアはちょっと奮発して Extreme IV の 4GB。アキバで探したら並行輸入品が多少安く買えました。CF は(特にこういうイベントに撮りに行くときには)信頼性命だと思っているので、どうしても SanDisk を選んでしまいます。

何はなくともまず FDBENCH。リーダライタにはプリンストンの PRD-122XU を使いました。

ModelReadWriteReadWriteRndReadRndWrite
Extreme IV CF 4GB150051805017952178556164100MB
Extreme III CF 2GB135351697614725168445596100MB
Ultra II CF 2GB9045117229089115983770100MB

ベンチマーク上は Extreme III 比で約 10% 増しといったところ。とはいえ、公称約 20MB/s の Extreme III に対して Extreme IV は公称約 40MB/s なので、多少割り引いて考えても USB リーダライタの限界(カタログスペック上は 18MB/s 強)で頭打ちになっているような気がします。4GB クラスになると PC への転送にも時間がかかるようになるだろうし、40MB/s のメディアへの対応を謳っている Extreme FireWire Reader/Writer でも買おうかなあ・・・。
ちなみに、デジタルカメラマガジン 9 月号付録の記録メディアスピードランキングによると、EOS 30D でのテスト値では Extreme III 4GB と Extreme IV 2GB の比較(容量は私の場合とちょうど逆なので多少の違いは生じるでしょうが)では、Extreme IV のほうが Extreme III の 20% 増しと出ていたので、撮影時のレスポンスはもう少し良いかもしれません。

去年の鈴鹿では、Extreme III を使っている限りは連写してもそれほどレスポンスの悪さを感じなかったので(本体内蔵バッファメモリに助けられている部分もありましたが)、Extreme IV の真価を発揮するシーンもあまりないかもしれませんが、もしスピードウェイプラザでキヤノンから 40D の貸し出しを受けられたら、このメディアが活躍してくれるかもしれません。

投稿者 B : 15:41 | Camera | Camera Accessory | コメント (2) | トラックバック

2007/09/22 (Sat.)

α700 を見てきた

とりあえず実機を見ておこう、と思い、α700 を見るために銀座ソニービルへ行ってきました。

一見してα100 とはクラスの違うカメラだと分かります。ボディにはキットレンズである DT 16-105mm が装着されてました。実際の写りのほどはよく分かりませんが、ズーム域が比較的広くて使いやすそうなレンズです。

筐体がマグネシウム化されて全体の剛性感が高まっています。αロゴがエンブレム化されて高級感が高まったことも、全体的な作りの良さを漂わせているのかもしれません。カタログスペック以外でも、他社の中級機に引けを取らないと言えるんじゃないでしょうか。
ただ、α100 同様にコニミノ時代の延長線上にあるデザインで、「新生αらしさ」といえるアイデンティティを見いだせていないのはちょっと残念なところ。

ボディの右肩には液晶表示部がなく、DSLR の中級機としてはやや珍しい外観となっています。背面液晶に表示機能を移したからではありますが、ついこの部分の表示を確認する癖がついているとちょっと違和感があるかもしれません。その分、WB や ISO のボタンが一般的なものより大きめになっていて、操作性自体は悪くないと思います。
グリップはα100 よりもかなり厚め。握った感じでは EOS 30D よりも若干太い感じがして、私の手には少し余るような気がします。このグリップ部にもセンサが備えられていて、ファインダ下のセンサと併せてアイスタート AF が動作するようになっています。α100 ではグリップセンサがないため、ちょっとしたことでアイスタート AF が動作して鬱陶しいと感じていたので、これは嬉しい進化。ただ、他社マウントユーザーとしては慣れないアイスタート AF 自体ちょっと煩雑だとも感じます。

液晶ディスプレイは EOS 40D と同じ 3.0 型ですが、QVGA クラスの 40D に対してこちらは VGA クラスで精細感は格段に上。これでライブビュー撮影できないのが残念で仕方ない(´д`)。
ショールームで触ってみた程度では AF 性能とかは語るべくもないんですが、少なくともファインダの見えかたはさほど悪くない感じ。こだわったというシャッター音は、キヤノンのそれとは違う傾向ながら、しっかりと作りこまれた感やそこそこの高級感があって好ましいと思いました。

Planar 85mm でも覗かせてもらいましたが、やっぱり感激・゚・(つД`)・゚・。このレンズの真の性能はフルサイズセンサじゃないと発揮できないでしょうが、α700 でいいからこのレンズを使ってみたいと思わせるだけのものがあります。鏡筒の作りからして違うので、これを見てしまうと Vario-Sonnar DT 16-80mm あたりなんかはなんちゃってツァイスにしか見えなくなりますね。
30D ユーザーの視点で考えると、使い勝手は明らかに向上するけど撮れる画に劇的な違いはなさそうな 40D と比較してα700 はもののつくりの面でも遜色なさそうだし、何よりツァイスが AF で使えるという唯一無二の魅力があります。私の場合はボディよりもむしろ Planar に惹かれている部分が多いんですが(笑)、α700 自体もこれはこれで物欲を駆り立ててくれるだけの魅力はありますね。この秋冬にいろいろモノを買う予定が入っていなければ、手を出していたところです。

投稿者 B : 18:00 | Camera | DSLR | コメント (1) | トラックバック

2007/09/19 (Wed.)

ARTISAN&ARTIST のストラップ

α-7000 用のストラップを購入。

ARTISAN&ARTIST / ACAM-104 (ネイビー)

本体付属のストラップがさすがにちょっと古びていたのと、デザイン的にも古さを感じるものだったので、新調しました。ストラップといえば EOS で使っている DOMKE は確かに気に入っているんですが、こちらのほうがクラシックカメラには似合うかと思い。本革製とかも考えたんですが、DOMKE を使うとコットン系素材以外は取り回しが悪く感じてしまうので。

A&A を使うのはちょっとカッコつけすぎ感があって、今あえて銀塩を使いこなすオシャレさんに見える(ぉ)という理由で避けたかったんですが、α-7000 に似合うもので使い勝手が良さそうなのは他にあまり思い当たりませんでした。A&A のロゴも控えめに入っていて、このストラップは良い感じ。

ただ問題はストラップというよりも、どうも銀塩だとデジタルほど気軽に撮れない(失敗を恐れずに撮れない)ことでしょうか。実は、まだ一枚も撮ってません(;´Д`)ヾ。

投稿者 B : 23:58 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2007/09/18 (Tue.)

富士で DSLR の貸出サービス

キヤノン、F1日本GPでデジタル一眼の貸出サービス (デジカメ Watch)

キヤノンが富士スピードウェイで DSLR の貸出サービスを実施することを発表。ボディは 5D・40D・KDX、レンズはサンニッパや 70-200 F2.8L などそうそうたる望遠レンズ群。連写性能と望遠(APS-C サイズ)を重視するなら本命は 40D、レンズは割とどれでも嬉しいけどあこがれの白い長玉を試すチャンス。
私は 30D と KDX の 2 台体制で行こうと思ってましたが、これなら 40D を借りてどんどん撮っていきたいかも。毎日先着 100 名というのが多いか少ないか全然見当もつきませんが(両日日帰りだと朝イチから並べないし・・・)、とりあえず富士に着いたら真っ先にスピードウェイプラザに行ってみようと思います。

投稿者 B : 23:59 | Camera | DSLR | コメント (3) | トラックバック

2007/09/08 (Sat.)

40D を見てきた

先立つものがないんですが(笑、とりあえず発売になったので店頭で見てきました。

キヤノン / EOS 40D

B000V9GMJS

デザインはどちらかというと端正だった(?)というか、「キヤノンらしい」30D までの路線と違ってちょっと無骨な感じが前面に出てきたような気がします。あくまで微妙な違いで、好みの問題ではあるけど、どちらかというと 30D のほうが好きだったかなあ。構えてみた感じとしては、30D と比較しても誤差の範囲。
3.0 インチに大型化された背面の液晶はさすがに存在感があります。これに従って旧モデルでは液晶左にあったボタン類が液晶下に移ってますが、まあ問題ない範囲。天面の液晶表示パネルもマイナーチェンジされ、表示内容が変わってます。ISO 設定が常に表示されるようになったのは、ISO 感度を変更したのを忘れて設定を戻さずに撮ってしまう(結果、ピーカンなのに ISO800 とかで撮ってしまう)私には細かいながらもありがたい変更です。

ファインダの見えかたは 30D から明らかに向上してますね。素の状態でマグニファイヤーをつけた 30D と同等かそれ以上によく見える感覚。マグニファイヤーは若干ケラれ気味になる欠点があるので、このためだけでも 30D から買い換えたいと思ってしまいました。全点クロスになった AF 性能は、店頭で試してみた限りではさすがに分からないですね。
シャッター音は傾向としては 30D に似ているものの、若干おとなしめになった印象。しかし 6.5 コマ/秒の連写性能はすごいですね。断続的にシャッターが切られる感じで、今まで速いと思っていた 30D の 5 コマ/秒がやたら遅く感じるほど。これ、富士に持って行きたいなー。

ただ一点気になったのが、シャッターを切った瞬間に「ビィィィン」という振動がグリップを介して手に伝わってくる個体があること。有楽町ビックに展示してあった 5 台ほどをひととおり触ってみたんですが、そのうち半分ほどにそんな感触がありました。今回 6.5 コマ/秒を実現するために変更した機構がまだこなれていないんでしょうかね。個体差がありそうですし、経年変化で軽減(あるいは悪化)する可能性があるとはいえ、ちょっと心配ではあります。このへんはぼちぼち買った方のインプレがあちこちに上がり始めるでしょうから、注視しようかと。

とりあえずはそんなところ。画素数が上がったとはいえ画質に劇的な向上もなさそうですが、撮影の快適さに関わる部分が大きくブラッシュアップされていることが改めて分かり、また欲しくなってしまいました。まあ、振動の件に若干不安はありますし、そもそも軍資金がないので今は買えませんが、そのうち欲しいなあ。といって 30D に大きな不満があるわけではないので、1 年半待って 50D(?)のときでも良いんですが。

あ、ライブビュー使ってみるの忘れた(´д`)。

投稿者 B : 22:46 | Camera | DSLR | コメント (2) | トラックバック

2007/09/07 (Fri.)

α700

ソニー、1,224万画素CMOSの中級デジタル一眼「α700」 (デジカメ Watch)
ソニー、「第2章」突入をアピールしたα700発表会 (デジカメ Watch)

αマウントのある意味「本命」とも言えるボディがようやく登場。ソニーブランド以降の初代機α100 からはもう 1 年以上経つわけで、本当に長く待たされました。α100 はいわばカタログスペック偏重主義でカメラとしての作りはお世辞にも良いとは言い難く、その後 1 年あまりの間に登場したライバルメーカーの新興機に明らかに後れを取り始めていましたから、本当に長かったというのが正直な感想です。まあ、エントリークラスでは当面α100 が前線を張るわけで、そろそろ辛いんじゃないのと思いますが、後継はまだ出ないんですかね。ミノルタの殻を破って「デジタルらしく」「一回り以上小型軽量な」後継機種とか出てきたら魅力的だと思うんですけど。

さておき、α700。ほぼ同スペックのセンサを採用した D300 を見た直後ですし、価格性能比ではバツグンの破壊力を持つ 40D も登場しているので、強烈なインパクトというほどのことはないですが、この 2 機種に対抗しうるスペックにまとめてきたかなと思います。また、「らしさ」という意味では 16:9 モードでの撮影や、HDMI 端子を備え(端子だけなら D300 にもつきましたが)新 BRAVIA と組み合わせてフォトモードでの表示ができるなど、AV 総合メーカーならではの強みを生かしてきたのは評価できるところだと思います。ただ、純粋にカメラとしてみると、ファインダ性能や AF センサスペック(中央デュアルクロスというのは面白いけど)という根本的な撮影の快適さに関わる部分がライバル 2 機種より劣っているので、ガチンコ勝負というよりは局地戦に持ち込みつつうまく棲み分けていくんじゃないかな、と思います。価格的にも、D300 と 40D の間のところにすっぽりハマりますし。何よりミドルクラスの中では比較的軽いほう(700g 弱)というのがいいですね。ライブビューがないのは気になるけど、これもまだ発展途上の技術という感じで、無理に搭載しても中途半端なものにしかならなかったでしょうし。

ボディ的にはようやくツァイスや G レンズが活かせるものが出てきたんじゃないでしょうか。正直、キットレンズ以外はα100 にはオーバースペックと思えるようなものばかりだったので・・・。まあ、Planar 85/1.4 や Sonnar 135/1.8 といったレンズの性能を本当に使い切りたいと思ったら、来年と言われているハイエンド機(α900?)待ちでしょうけど。
同時にズームレンズも何本か発表されてますが、(開発発表段階である 70-300 の G レンズを除き)なぜか DT の標準ズームレンズが 2 本も。18-250 は製造元であるタムロンのものも好調らしいですが、αではこないだ純正の 18-200 を出したばかりだし、16-105 にしたって 18-70 とツァイスの 16-80 があるところなので、ちょっと微妙じゃないかと(まあ、18-70 はα700 には力不足だと思うので、α700 のキットレンズという位置づけなんでしょうが)。むしろ G レンズじゃないリーズナブルな 35 単とか、P50(あ、これはハイエンド機の標準単焦点として出そうな気もする)とか、レンズラインアップの歯抜けはまだあると思うんですが、っていうのは少数民族たる単焦点派のボヤキですか。

まあまだまだミノルタ路線から飛躍して独自性を見出すには至っていないとは思いますが、オリンパスもフォーサーズ規格を作ってから「らしさ」を活かした E-400 を出すまでには 4 年を要したわけで。とりあえず、現時点での回答として、αシステムの懐の深さを保証する意味として、悪くないボディが出てきたんじゃないかと思います。あとは現物の仕上がりがどこまでのものになるかですね。α100 のように実機を見てがっかり、ではなく、「おー!」と思えるものだったら良いんですけど。こないだα-7000 を手に入れてしまった身としては宿命を感じざるを得ないわけで、気にもなるし・・・。

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2007/08/24 (Fri.)

Nikon D3/D300

ニコン、「D3」と「D300」発表会を開催 (デジカメ Watch)
ニコン、フルサイズCMOSを搭載したフラッグシップ機「D3」 (デジカメ Watch)
ニコン、1,230万画素CMOS搭載デジタル一眼レフ「D300」 (デジカメ Watch)

キヤノンに続きニコンも DSLR の新製品を発表。キヤノンの 1Ds Mark III・40D というラインアップと真っ向から競合する、ハイエンドとミドルレンジのラインアップです。東西横綱がっぷり四つという感じですね。
D3 は驚きのフルサイズセンサ搭載。ニコンはセンサ技術を持っていないから社外調達の APS-C センサのスペックに引きずられ続けるかと思っていましたが、なんとフルサイズ CMOS センサを自社開発してくるとは。ちなみに、D300 のほうは先日発表されたソニーの 1,200 万画素 APS-C センサをベースとしているようです。
あとはライブビューとかアンチダストとか。このへんの技術はもう現代の DSLR のスタンダードになりつつある感覚ですね。

キヤノンもニコンも最近は成長著しいエントリー機のラインアップ強化に余念がない感じでしたが、やっぱり上位機種の発表は内容も演出も派手で良いですね。あとめぼしいところではα中級機とオリンパスの E-1 後継機の発表は少なくとも残っているはず。買うかどうかはともかくとして、いちカメラファンとして楽しみな季節がやってきました。

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