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2016/04/20 (Wed.)

SIGMA USB DOCK、購入

シグマ MC-11 の発売に先立って、これを手に入れました。

シグマ / USB DOCK UD-01

SIGMA USB DOCK

α+MC-11 でシグマレンズを使うには、レンズ側を対応ファームウェアにアップデートする必要があるというじゃないですか。
しかも、MC-11 の発売を前にして、レンズファームが軒並み更新されているという。

シグマ、「MOUNT CONVERTER MC-11」対応のレンズファームウェア - デジカメ Watch

ということは、MC-11 を買ってもファームアップしなければ性能を引き出せないわけで、アップデート用に USB DOCK が必要になるわけです。そうなると、持ってないから買ってくるしかないじゃないですか(;´Д`)ヾ。

SIGMA USB DOCK

USB DOCK 自体は、以前借用してレビューしたので、詳細は過去の自分に丸投げ(ぉ
ファームアップに対応したレンズは今のところ Art 35/1.4 しか持っておらず、Sports レンズのようなパラメータ調整も特に必要としていないので、完全にファームアップ用として使うことになります。MC-11 にもファームアップ機能をつけてくれてもいいのに、とは思いますね...。

SIGMA USB DOCK

すぐにファームアップして MC-11 の発売に備えたいところですが、せっかくだからファームの新旧で AF 性能がどれくらい変わるかも見てみたいので、ファーム適用は MC-11 が発売されてからゆっくり試したいと思います。

シグマ / USB DOCK UD-01 (キヤノン用)

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2016/04/17 (Sun.)

National Geographic NG A9220

先日購入したバックパック・CORKER RUGGED をカメラバッグとして使うべく、カメラ用インナーを用意しました。

National Geographic / 中型インナーソフトボックス NG A9220

NG A9220

ナショジオの「Africa コレクション」のインナーケースです。Africa コレクション自体はちょっと前に廃番になっていて、このインナーも流通在庫のみになっていたものを一つ確保しました。ナショジオからは単品製品として後継機種は発売されていないようです。
インナーケース自体は他社からも出ていますが、いかにもインナー然とした安っぽい印象のものが多くて、こういう凝ったデザインのものって少ないんですよね。

NG A9220

このインナーのいいところは、ファスナーで密閉することができることと、上蓋にハンドルがついていてバッグから取り出しやすいこと。このインナーごと入れ替えることで、いろんなバッグをカメラバッグ化することができます。

NG A9220

内部の容量は案外あります。中仕切りは 2 枚。
内側についているタグはかなり邪魔なので、切り取りたい。

NG A9220

例えば 35mm/F2.8 つきの α7 II と単焦点レンズ 2 本くらいまでなら楽々収まります。
EOS 5D クラスならパンケーキレンズつきのボディ+ズームレンズ 1 本程度。

高さがないので望遠系のレンズはちょっと厳しくて、70-200mm/F4 はギリギリアウトな感じ。でもガチなカメラバッグを必要としないスナップ撮影や風景写真用途がメインなら十分でしょう。

NG A9220

ナショジオの小型カメラメッセンジャー付属のインナーケースと比べると、一回り弱くらい大きいです(小型メッセンジャー付属のインナーは中仕切り 1 枚)。
素材のしっかり感も NG A9220 のほうが高い。

NG A9220

CORKER に入れてみると、この二つのインナーケースがちょうど収まるサイズでした。側面をガバッと開いて取り出せるので、立ったままでもレンズ交換がしやすくて最高。もしかしたら専用のカメラリュックよりも使いやすいんじゃないですかね。

バックパックだけでなく、仕事カバンにカメラを入れるのにも使えて重宝しそうです。在庫がなくなる前にもう一つくらい確保しておいてもいいかもしれません。

National Geographic / 中型インナーソフトボックス NG A9220

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2016/04/08 (Fri.)

Sony FE 70-300G 発表

ソニー、望遠ズーム「FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS」を国内発売 - デジカメ Watch
ソニー / FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSSicon

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海外で先行発表されていた、FE 70-300mm G レンズが国内でも正式発表されました。

これまでの E マウントレンズ(APS-C も含む)で最も焦点距離の長いレンズは 240mm 止まりだったため、マウントアダプタなしで使えるレンズとしては最望遠なのがこのレンズということになります。仕様は 70-300mm F4.5-5.6 ということで、光学スペックは A マウントで定評の高かった 70-300mm G と同じ。レンズの外観もよく似ていますが、中身を見ると A マウントの 70-300G を意識して作った全く別物のレンズであることがよく分かります。

A マウント版は ED ガラスを 1 枚使った以外は全て通常の球面レンズを採用した、α らしく柔らかいボケを実現したレンズでした。それに対して FE 版は ED ガラス 2 枚、非球面レンズ 4 枚という現代のレンズらしく凝った構成。手ブレ補正を内蔵したこともあってレンズ構成は当然変わっており、全く違うレンズに仕上がっています。
近年のレンズの特徴として、非球面レンズ(や特殊ガラス)を多用することで開放からシャープかつ収差も少なくなった反面、ボケが固くなったり点光源のボケに年輪状の紋様が発生しやすいというデメリットを持つものが増えています。非球面、つまりは内蔵レンズの表面が完全な球面でないことで一枚のレンズの中でも屈折率が異なる部分が存在し、それがボケの不自然さに繋がるのが原因。先日発表された G MASTER シリーズではより厳密な光学シミュレーションを行った上でレンズの研磨精度を高め、非球面レンズを使用しても滑らかなボケを実現したと言われています。が、今回の FE 70-300G は通常の G レンズラインであり、そこまでのコストはかけられていないものと思われます。そうすると同じ 70-300G といっても A マウント版ほどの柔らかさは得られないのではないかと思いますが、非球面レンズを多用しながらも質の高い描写をする FE 70-200/F4G という前例もあるので、どのあたりに仕上げてきたのか、非常に気になります。

ただ、F4 通しでもないのに FE 70-200/F4G より高価いというのはどうなのよ。これちょっとそうそう買えるレンズじゃないじゃないですか(;´Д`)ヾ。まあ、私の場合は本気のスポーツ撮影には EOS 7D2+50-500OS の組み合わせで臨むから E マウントのほうは望遠 200mm まででもそれほど困っていないのですが...。あるいは、α77 と一緒に手放してしまった A マウント版の初代 70-300G を改めて買い戻そうかなあ、という気もしてきてしまいます。

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2016/03/25 (Fri.)

SIGMA MC-11 発売日・価格決定

シグマ、「MOUNT CONVERTER MC-11」の発売日と価格を決定 - デジカメ Watch

先日の CP+ に合わせて発表されていたシグマのマウントコンバーター MC-11 の発売日と価格が発表されました。4/22(金)発売、税別 ¥37,500(税込 ¥40,500)とのこと。ヨドバシや Amazon 等では税込 ¥35,100 で出ているようで、B&H の $249 からするとちょっと割高ですが、海外からの送料を計算に入れると国内で買った方がよさげ。

CP+ で触ってみた限りでは、既存の他社製 EF-E マウントアダプタよりもレスポンスが良く、ネイティブ E マウントレンズに近い感覚で使えたのがかなりの驚きでした。私自身、いろいろと予定を変更して α7 II に買い換えたのはコイツのせいなので、早く自分の環境で使ってみたい。

MC-11 と同時に、35mm F1.4 および 50mm F1.4 とのセットモデルも限定発売されるようで、MC-11 を買ったらいずれ 50mm F1.4 も手に入れたいなあ、と考えていた私にはキケンな商売です(;´Д`)。セットになったからといって特に安くなるわけではないので一命を取り留めましたが(ぉ、危なかった...。

シグマ / MOUNT CONVERTER MC-11 CANON EF-E

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2016/03/15 (Tue.)

OverLay Magic for DSC-RX1(を α7 II に流用)

α7 II を買ったら、液晶保護シートも調達するわけです。

ミヤビックス / OverLay Magic for サイバーショット DSC-RX1 OMDSCRX1

OverLay Magic for DSC-RX1

まあ、安定の OverLay シリーズです。

今のところ、OverLay としては正式に α7 II シリーズに対応した保護シートは用意されていません。が、ソニー純正のセミハードシートを調べてみたら、PCK-LM15 が α7 II だけでなく RX1 や RX100 シリーズにも対応しているとのことで、それならば RX1 用の OverLay が α7 II にも使えるはず、と思い至り、試してみることにしました。
まあ、純正の保護シートが共通ということはパネルも共通のものが採用されているということになるので、使えて当然なわけですが。

OverLay Magic for DSC-RX1

貼ってみました。
もう何の問題もなく、ジャストサイズ。

OverLay Magic for DSC-RX1

四辺の隙間がそれぞれ 1mm ないくらいのピッチピチ感。シート自体に程良い固さもあって、貼りやすい。
OverLay Magic なら表面についた軽い擦り傷程度であれば自己修復するので、屋外でのハードな使用でも安心です。

OverLay Magic for DSC-RX1

ついでに、RX100 III のほうで使っていたセミハードシートも、一年半あまりの使用で細かいキズがたくさんついてしまったので、一緒に貼り替えることにしました。

純正のセミハードシート、さすがに本体に合わせて作られているだけあってジャストサイズだし、保護力も高くてかなりいいんですが、黒枠の部分しか接着されていないせいか中央部の染みっぽいのが若干気になる。これ周辺部は液晶表面に対して浮いているのに、中央部だけ微妙に接触しているからこうなるんでしょうね。電源を入れて液晶が表示されたら全く気にならなくなるとはいえ、ちょっと気持ち悪かった部分です(逆に言えばそれ以外に大きな不満はありません)。

OverLay Magic for DSC-RX1

こちらも当然ジャストサイズ。まあ使えるだろうと思ってはいましたが。

この二機種については一応ミヤビックスさんにもご報告しておいたので、もしかすると近々正式に α7 II シリーズ・RX100 シリーズも対応リストに追加されるかもしれません。

ミヤビックス / OverLay Magic for サイバーショット DSC-RX1 OMDSCRX1

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2016/03/14 (Mon.)

α7 II

今年こそカメラは買わない、という誓いを三ヶ月ももたずに破ってしまいました(;´Д`)ヾ。

ソニー / α7 IIicon

α7 II

一般的に言って、今のタイミングなら買うべきは新しい α6300 のほうなんでしょうが、発売後一年あまりが経過した α7 II を今さら購入。本当はこの春は別のものを買うつもりでいたのに、懸賞で当たった KIPON EF-S/E AF と先日発表されたシグマ MC-11 のせいで、完全に計画を狂わされてしまいました。
MC-11 のほうは旧ボディでもある程度高速 AF の恩恵は受けられそうでしたが、KIPON は新旧の α7 で EF レンズの AF 性能が圧倒的に違う(;´Д`)ヾ。こうなると、α7 を買い換えることが先決になるわけです。初代 α7 はいろいろと思い入れのあるカメラだけに、手放すのは惜しい気もしますが...。

α7 II

初代 α7 からの買い換えなら比較的バレにくい(ぉ)マイナーチェンジ系のデザインながら、触ってみると完全に別物のカメラであることがよく分かります。ボディ内手ブレ補正搭載、マグネシウム外装化、グリップ巨大化、操作ボタン追加、AF 高速化、初代ではもろもろコストダウンが図られていたパーツの強化・触感向上、などなど。作りのいいボディになりました。

α7 II

ただ、初代 α7 はなんだかんだ言って E マウントのボディとしてデザインされていたため NEX-5 から続くグリップ感の一貫性のようなものが感じられましたが、α7 II を握ってみた感触は、むしろ A マウントのボディに近く感じます。高性能化やレンズとのバランスも考慮して、もうこのクラスでは小型であることを捨ててカメラとして必要なものをちゃんと入れ込むことを優先したのだろうな、と感じる部分。NEX-5 の潔さに惚れ込んで E マウントに手を出した私としては、一抹の寂しさも感じます。

α7 II

EVF についているアイピースカップは初代 α7 と同じ形状でありながら、中空の軟質ゴム素材に変更され、眼窩への当たりがソフトになっています。

α7 II

が、出っ張りが大きいことには変わりがないので、FDA-EP16 に交換して薄型化。遮光性は若干落ちますが、やはりこっちのほうが扱いやすいです。

α7 II

肝心の EF マウントアダプタですが、私が購入した個体は出荷時のファームウェアが 1.x 系だったので、購入直後の状態だと EF レンズの AF はもっさりしていたのが、Ver.2.0 にバージョンアップすると見違えるように速くなりました。使うレンズにもよりますが、ちゃんと像面位相差 AF が仕え、広角~標準域であれば実用的なスピードで合焦してくれます。MC-11+シグマレンズとの比較もいずれ試してみたいところ。

α7 II

初代 α7 ではバランスが悪かった三脚座の高さも、α7 II との組み合わせではほぼツライチで揃っています。このマウントアダプタ自体、最初から α7 II との組み合わせを想定して作られていたと言えるのかもしれません。

α7 II

かくして、E マウント・A マウント・EF マウント・その他オールドレンズマウントの全てが α7 II のもとで使えるようになりました。かといって EOS を手放すわけではありませんが、しばらくは α7 II と様々なレンズの組み合わせで楽しみたいと思います。

ソニー / α7 IIicon

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2016/03/08 (Tue.)

蔵 CURA のレンズクリーナー

CP+ で毎年必ずチェックしている展示のひとつが、銀一ブース。基本的にはプロ機材やスタジオ機材のディーラーなのですが、シンクタンクフォト/マインドシフトギア/Peak Design/DOMKE/クランプラーなど、私が愛用している/していた/気になっているカメラバッグ等を数多く取り扱っています。
その銀一ブースで説明員さんに強烈プッシュを受けたレンズクリーナーを、試しに買ってみました。

蔵 CURA / 光学レンズ専用クリーナー 50mL CLC-050
蔵 CURA / クリーニング用ペーパークロス MICRO WIPER CP-100

蔵 CURA

蔵 CURA が製造販売しているカメラクリーニング用品のうち、クリーニングペーパーとクリーナー液を買ってみました。自宅のクリーニングペーパーがなくなりそうで、補充したいタイミングだったので、ちょうど良かったです。
お試し用的な感じでペーパーと少量のクリーナー液がセットになった商品もありますが、今回は単品で購入。

CP-100

クリーニングペーパーのセールスポイントは「日本一の水質 高知県仁淀川の水の恵みから生まれたワイパー」とのこと。
水が良いと良質の紙が作れるのは分かりますが、それがクリーニングペーパーの質とどう結びつくのかはよく分かりません(笑

CP-100

ペーパー自体はアクリル系の不織布です。水性汚れにも油脂汚れにも強いとのことですが、見た目はごく普通の不織布で、外見だけでは違いが分かりません。

CLC-050

クリーニング液も、外観はいたって普通。強いて言えばボトルについているノズルが長いので、細かいところにもつけやすい、というのはあります。
液体は非アルコール系で、界面活性剤中心の中性洗剤のようなもの、という理解でいいんでしょうか。

HCL

ちなみに今まで長年使っていたのは HCL(堀内カラー)のクリーニング液&ペーパー。プロラボが業務用に販売しているクリーナーだけに、プロカメラマンやカメラメーカーの修理・メンテナンス部隊でも数多く使われているものです。クリーニング液は「オリンパス EE クリーナー使用」とのことで、たぶんアルコール(エチル)系。
これはこれで悪くないのですが、油脂汚れを拭き取った際に拭き跡が残りやすいのが気になっていました。私はこういうのに神経質なほうで拭き跡が気にならなくなるまで拭いてしまうのですが、それはそれでレンズに傷をつけたりコーティング剥がれの原因になったりするんですよね。

蔵 CURA

では HCL と蔵 CURA のクリーナーで拭き比べてみましょう。
ちょうど手持ちの E マウント Sonnar 24mm/F1.8 の MC プロテクタの表面が、油脂系と思われる汚れが多くついた状態になっていたので、半分ずつ吹いてみました。

蔵 CURA

レンズの左半分を HCL のクリーナー液&ペーパー、右半分を蔵 CURA のクリーナー液&ペーパーで拭き掃除した状態が上の写真。特にゴシゴシせず、クリーナー液をつけたペーパーでサッと一拭きした段階です。
HCL のほうはいつもこんな感じで、この後さらに 2~3 回液&ペーパーで拭いてやることでようやくキレイになりますが、蔵 CURA のほうは一拭きでほぼ完璧に近い状態に仕上がっています。ここまでとは思っていなかったので、正直驚きました。

一応、HCL のクリーナー&蔵 CURA のペーパー、およびその逆の組み合わせでも試してみましたが、いずれも HCL のクリーナー&ペーパーの組み合わせよりはキレイになりやすい印象でした。ペーパーのほうは、液をつけずにから拭きするだけでもかなり汚れが落ちるので、このペーパーの威力が特にすごいんじゃないかと。クリーナー液よりもペーパーのほうが消費が速いものなので、今使っているクリーナーがまだ残っているなら、まずはペーパーがなくなったら蔵 CURA に買い換え、でも十分に効果が感じられると思います。

なんか怪しげな通販番組みたいな商品紹介になってしまいましたが(ぉ、私はこれ気に入りました。次もこれ買おうと思います。

蔵 CURA / 光学レンズ専用クリーナー 50mL CLC-050
蔵 CURA / クリーニング用ペーパークロス MICRO WIPER CP-100

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2016/02/28 (Sun.)

CP+ 2016 (3)

CP+ 2016 レポート、最後はソニー。

カメラと写真映像のワールドプレミアショー シーピープラス2016

α6300

注目の α6300。外観が α6000 からほとんど変わらないので新鮮味はありませんが、中身は別物と言って良いカメラになっています。もともと定評の高かった AF 性能をさらに磨き上げ、α6000 に足りなかった要素をほぼ全て補完した、ミドルレンジ一眼キラーと言えるカメラ。

α6300

本体が α6000 よりも分厚くなっているということで、α7→α7 II のときのようにガッツリ大きく重くなっていたらどうしようと思っていましたが、α6000 自体が厚みを感じるデザインだったこともあって、見た感じではそれほど分厚くなった印象は受けません。重さもまあ許容範囲かな。

ただ個人的には、NEX-5 シリーズのようにストイックにコンパクトさを追求したカメラが出てこなくなったことが残念。α5000 シリーズは見た目の印象こそ似ていますが、NEX-3N の流れを汲んできているデザインなので、別物なんですよね。α6300 に匹敵するスペックで NEX-5 系の小型ボディか、EVF なしで超小型にしたフルサイズミラーレス、みたいなのも出てきてほしいところではあります。

α6300

AF は α6000 以上にレスポンスが良い印象。動きモノを撮っていないので実際にどの程度かは分かりませんが、EOS 80D と実地テストしてどちらが動体撮影に強いか比較してみたいくらいです。でも動体を撮るなら EVF はレンジファインダースタイルではなく光軸上に欲しくなってきますね。ボディ内手ブレ補正が入った α7000 がもし出てくるとしたら、そのあたりを考慮したデザインにしてくると予想。

Sony 24-70mm F2.8 GM

そして G MASTER レンズ。こちらは FE 24-70mm F2.8 GM ですね。

既存の FE レンズの中でも標準ズームにあたる FE 24-70mm F4 ZA はデジタル補正をオフにしたときの歪曲収差が強く、また非球面レンズの多用により描写が硬く、ボケにタマネギ状のムラが出やすいという難がありました。今回の G MASTER では XA レンズを採用することで非球面レンズ特有のボケムラを軽減しているとのこと。通常の非球面レンズも使われているので完全に消えたわけではないのでしょうが、F4 ZA 比で非球面レンズ(XA 除く)が 5 枚→2 枚に減っているため、かなりマシになっていると言えそうです。あとは歪曲収差がどうかですが、これだけ大きければあまり無理はしていないのではないかと。
まあ F4 ZA の倍以上重さのあるレンズなので私は買いませんが(´д`)、一度試してみたいレンズではあります。

Sony 85mm F1.4 GM

そして FE 85mm F1.4 GM。これ待ってた人は多いんじゃないでしょうか。ミノルタ時代から歴代の 85mm F1.4 G は評価が高く、ソニー α になってからはツァイスの Planar に取って代わられていたのが、10 年ぶりに「85mm の G レンズ」が復活したことになります。
私はこれ、覗いちゃうと欲しくなりそうなので覗きませんでした(ぉ。A マウントの Planar 85/F1.4 が気に入っているから、というのもありますが。

Manfrotto befree one

Manfrotto ブースに移ってきました。

今年は個人的に注目の新製品はあまり出てきませんでしたが、一つ気になっていたのがこの「befree one」三脚。私も以前から愛用している befree の小型版という位置づけです。
折りたたんだ際の全長は 32cm。初代 befree が格納時 40cm だったので、さらに短くなりました。これなら普通のカバンにも強引に突っ込んで行けるくらいのサイズ感。

Manfrotto befree one

全伸高は 130cm。初代 befree が 142cm なので、かなり近い高さまで伸ばせることになります。

ただし、センターポールが下げられない構造のため、ローアングルの設定に制限があるのが小型化とのトレードオフとなっています。ただこの可搬性アップは捨てがたいメリット。私はメイン三脚を 190CX、サブ三脚を befree にしていますが、befree はメイン三脚として使えるクオリティなので、190 や 055 シリーズのサブとして使うならば befree one のほうがメインとのバランスは良いのではないでしょうか。

Batis 2/25

最後はコシナ/ツァイス/フォクトレンダーブース。

フルサイズ E マウント用の AF レンズ「Batis」シリーズに始めて触れることができました。
この曲線主体の鏡筒デザインはどうしても好きになれませんが、Touit の描写が良かっただけに、そのフルサイズ版とも言える Batis は気になっていたレンズ。

Batis 2/25

賛否両論ある距離指標には OLED が使われており、起動直後には「ZEISS」のロゴが一瞬表示されます(笑

Batis 2/25

OLED に表示される大きな数字は合焦距離、右側の小さな+-の数字は被写界深度を示しているようです。

25mm F2(Distagon)、85mm F1.8(Sonnar)の両方を覗いてみましたが、EVF で覗く限り、いずれも解放から高いシャープネスを持ちつつボケも素直という、とても素性の良いレンズだと感じました。けっこう無理してることの多いソニー純正のツァイス FE レンズよりも良いかも。明るさを欲張っていないぶん、フルサイズ対応にしてはコンパクトというのも、α7 シリーズと相性の良いところ。マウントアダプタなしで使える 85mm は今のところこれと G MASTER しかないので、この 85mm はちょっと欲しい。

Milvus 1.4/85

一眼レフ用の MF レンズ、Milvus。この鏡筒デザインは見れば見るほど悲しい(´д`)。

カットモデルを見ると、85mm F1.4 は伝統的な Planar 構成の前群に何枚かのレンズを追加したような作りになっています。特に前玉の凹レンズは鏡筒内における光の乱反射を抑えコントラストを高める効果があると言われ、Classic シリーズの 85/1.4 よりもさらに高いレベルの描写を目指したものと思われます。でも私は Classic の 85/1.4 が欲しいですが(笑

Milvus 1.4/50

標準レンズの 50mm F1.4 でも前玉が凹レンズ化。でもそれ以上に驚きなのが、標準レンズなのに定番の Planar 構成ではなく Distagon 構成で設計されていることです。
これは以前にも書いたとおり、おそらく中判レンズのような設計でレンズを作り、その中央部だけを使うことで実使用上の解像性能を高めたいという狙いなのではないかと思います。が 50mm なのに Planar ではない、というのはなんとも寂しい気がします。

Voigtländer

隣接するフォクトレンダーブースでは、新アプリ「COSINA AR」のデモが行われていました。これはカメラのボディキャップに AR マーカーを貼り付け、スマホやタブレットのカメラを通してアプリから見ることで、そのカメラにフォクトレンダーの VM レンズを装着した状態が確認できるというもの。気になっているレンズを自分のカメラにつけたらどうなるか見えてしまうという、危険な背中押しアプリです(笑。
今のところ iOS 専用アプリなので、iOS 機器を持っていない私は使えないのが悔しいような、助かったような(ぉ

ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical III

フォクトレンダーブースでの注目は、E マウント対応版レンズの発売がアナウンスされた WIDE-HELIAR シリーズではないでしょうか。超広角ながらテレセントリック性を確保した光学系、電子連動に伴う自動拡大フォーカスや Exif 記録対応など、今まで VM マウント版を使っていたユーザーが挙って買い換えたくなるスペックになっています。

HELIAR-HYPER WIDE 10mm F5.6

その中でも最大の注目は、従来の 2 製品を上回る超広角「HELIAR-HYPER WIDE 10mm F5.6」。このクラスになると超広角ではなく魚眼レンズの領域になってきますが、どんな画角で撮れるのか。気になるじゃないですか。

HYPER WIDE-HELIAR 10mm F5.6

そしたらなんとハンズオン機は自分のカメラにつけて試写が可能だったという!これがその実写画像です。

写真だと実際の距離感が分かりづらいですが、中央に写っているカーキの服を着た人物(よく見たら澤村徹さんだった(笑))との距離はせいぜい 5m 程度。それが 10m 以上離れて見えるわけですから、強烈な広角度合いになります。周辺の歪曲はかなりすごいことになっていて、画面端はさすがに少し流れちゃっていますが、私が持っている SUPER WIDE-HELIAR 15mm Asph. II の周辺描写に比べれば遙かにマトモに解像しています。点光源の外側にゴーストが出ているのは、レンズ由来ではなくセンサの自己反射によるものなので、センサにもっとマシな AR コートが施されているボディでは軽減するはず。

あまりに広角で何でもかんでも写ってしまうので構図の取り方が難しいレンズですが、それだけに発想ひとつで面白い画が撮れるレンズに違いありません。これはちょっと欲しくなっちゃったなあ。

うーん、今年の CP+ はそれほど欲しいものがないかも...と思っていたのに、実際見てみるといろいろ欲しくなるものですね(汗。

投稿者 B : 21:00 | Camera | Camera Accessory | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2016/02/27 (Sat.)

CP+ 2016 (2)

CP+ のレポート、続いてはキヤノンから。

カメラと写真映像のワールドプレミアショー シーピープラス2016

EOS-1D X Mark II

オリンピックが開催される 2016 年は、キヤノンとニコンにとってもフラッグシップ機をモデルチェンジする年。満を持して投入された EOS-1D X Mark II は、「化け物」と呼ぶに相応しいカメラに仕上がっていました。
外観は先代と大きくは変わらないながらも、イメージセンサ・AF センサ・測光センサ・画像処理エンジンなどキーデバイスの全てが刷新され、中身は全くの別物。さらに EOS-1D C と同等以上といえる 4K 動画撮影機能まで取り込んでいます。

短時間ながら、ハンズオン機で AF スピードと連写を試してみました。

EOS-1D X Mark II

まず、AF。動く被写体にもベタッと吸い付くように追随する感覚は、今までのどんなカメラでも味わったことがないレベル。今回のハンズオンコーナーの被写体は体操選手で、けっこうな至近距離(最短で 5m くらい?)からの撮影。普通、こんな近距離での動体撮影はかなりの高性能機でも難しいのに、AF-ON したファーストアクションから迷わず被写体にピントが合い、動いても追いかけ続ける。連写は連写で、14 コマ/秒はもはやカメラというよりもマシンガンをぶっ放しているような感覚(笑。これはスポーツや野鳥撮影でも歩留まりが相当良さそうです。

ただ、このカメラを使っていると、果たして自分とカメラとどっちのほうが偉いのかよく分からなくなってくるというか...1DX2 に「必要なことは全部俺がやるから、お前はシャッターボタンだけ押してろ」と言われているような気持ちになってきます(ぉ。それくらい、今まで使ってきたカメラとは次元が違う。プロが使えば今まで以上に生産性が上がり、素人が使っても本来のウデ以上に撮ってくれるカメラだと思います。

EOS 80D

続いて 80D。先代 70D が非常に完成度の高いカメラでしたが、さらなるブラッシュアップが図られています。
個人的に最大のトピックは光学ファインダの視野率 100% 対応ですが、それ以外にも DIGIC 6 搭載、45 点オールクロス AF センサ、AI サーボ AF 強化など、オリンピックイヤーのカメラらしく動体撮影にさらに強いカメラになりました。

EOS 80D

操作系は完成度が高かった 70D のものを踏襲していますが、操作ボタン類が 60D/70D 世代の謎の有機的形状から、ごく普通の丸ボタンに戻されました。またサブ電子ダイヤルと同軸にある方向キーもクリック感が良くなり、マイナーチェンジながらより扱いやすくなっています。
運動会とかアマチュアスポーツ撮影くらいまでならば、7D じゃなくてこれでいいんじゃないですかね。

EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM

80D に装着されていたレンズは新型の「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM」。新開発のナノ USM を採用したレンズです。小型でとてもレスポンスが高いのが特長だそうですが、小型ゆえに重いレンズの駆動には向いていないとのこと。
また、レンズの下についているのは動画撮影用のパワーズームユニットです。ソニーの E PZ 18-200mm の下パーツだけを脱着可能にしたような感じで、ズームレバーを使ってカムコーダのようにズーム操作が可能。ズーム速度は二段階で切り替えることができます。

EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM

ユニットを外すとごく普通のズームレンズに変身。底面にはユニットとの接続用接点がある以外、特に変わったところはありません。
これ、一種類のレンズで二通りの使い方(および売り方)ができるという点でいいアイディアですね。今後動画向けのレンズは需要が増えてきそうなので、このユニットに対応したレンズが他にもいくつか出てくるのではないでしょうか。

PowerShot G7 X Mark II

PowerShot G7 X Mark II。こちらもマイナーチェンジではありますが、DIGIC 7 搭載を核に画質と AF 性能を向上させたモデルです。
1DX2 や 80D を差し置いて DIGIC 7 をいち早く搭載してきた理由は、「コンデジは一眼よりも開発サイクルが短いので、後から出てきた新デバイスを採用しやすいため」とのこと。いっぽうで同じコンパクトでも IXY シリーズはいまだに DIGIC 4+ 搭載だったりするので、キヤノンのコンデジ開発の主軸は完全に PowerShot G/SX に移っていると言えます。

PowerShot G7 X Mark II

あまり変わっていない G7X2 で最も変わったのは、メニュー回りではないでしょうか。初代 G7X では伝統的な PowerShot 系のメニュー構成だったのが、今回は EOS と共通のメニューに変えてきました。これ、ソニーも RX シリーズ以降は α と操作性を共通化(全てではないにせよ)してきてからサブ機としてすこぶる使いやすくなったんですよね。長ったらしいメニューをスクロールしなくても目的の設定にたどり着きやすくなったし、これは EOS ユーザー的にはサブ機として積極的に G7X2 を選ぶ理由になり得ます。

PENTAX K-1

ペンタックスブースでは、ようやく正式発表されたフルサイズ機・K-1 が展示されていました。初日からして 70 分待ちとかいう状況だったんですが、二日目以降どうなったんだろう(汗

私はペンタックスのカメラには縁がないのですが、K-1 のこの部分だけはすごく気になっていました。

PENTAX K-1

それがここ。液晶のバリアングル構造、どういう作りになっているのか?展示機は液晶が通常あり得ない角度に曲がっているように見えます(笑
ボディと液晶の隙間を見ると、四本のアームがまるで多脚砲台のように液晶を支えていて、これによってこの摩訶不思議なバリアングル液晶を実現しています。

PENTAX K-1

しかも、この状態でさらに液晶自体が上下チルトしてるし!(笑
これは久々にマウントアダプタ以外の変態メカを見た気がしました。この部分だけ、変態度でいえば sd Quattro を超えているかもしれない...。

G-Technology

こちらはプロユースのストレージブランド・G-Technology(HGST のサブブランド)ブース。
我らがサイカ先生が G-Technology のアンバサダーであるガンダムチームG-Team の一員として講演会にご登壇。

そのまんま選挙ポスターに使えそうなシリアス顔のフラッグに対して、

G-Technology

講演中はずっとこのテンション(笑
得意のダジャレは封印されていましたが、柔らかい空気の中にも専門家らしい分析や具体的なワークフローにおける活用法が散りばめられていて、とても勉強になりました。

G-Technology

パーソナルユースだと G-Technology のストレージは費用対効果的に厳しいですが、個人的には 20 年近く前から IBM~HGST の HDD は愛用してきているので、いつかは G-Technology という憧れがあります。RAID ドックは高価いけど、とりあえずモバイルストレージでも一つ買ってみますかね。

サイカ先生の講演は明日の最終日にも予定されているので、会場に行く予定のある方は是非どうぞ。

投稿者 B : 22:00 | Camera | Compact | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2016/02/26 (Fri.)

CP+ 2016 (1)

今年も初日から CP+ に行ってきました。

カメラと写真映像のワールドプレミアショー シーピープラス2016

CP+ 2016

やっぱりオリンピックイヤーの CP+ は濃い商品がたくさん出てきて盛り上がりますね。市場が縮小しつつあるというカメラ業界ですが、プロ機やマニアックな界隈はまだまだ熱いことを実感します。

今年は個人的に最も注目していたシグマブースから。

sd Quattro

って、会場直後から sd Quattro には人が集まり始め、早々におひとりさま 3 分制限がついてしまいました。それでも sd Quattro がどんなものか興味があったので、行列に並びます。

sd Quattro

このへんなかたちのカメラが(←誉め言葉)、sd Quattro。使いやすいかはさておき、もう外観からして普通のカメラではないことが判ります。最近、普通の一眼レフの形か懐古的なデザインのカメラばかりで食傷気味だった目には、とても新鮮。

なお、ハンズオン機は無印の sd Quattro(つまり APS-C 機)のみで、より Hentai なほうの Quattro H(←誉め言葉)はありませんでした。まあ既存センサを使った無印のほうが開発が早いのは理解できますが、Foveon としては初めての APS-H センサは画質や画像処理エンジンの最適化、あと半導体そのものの歩留まりの問題とか、かなりハードル高そうですよね。発売も H のほうが少し後になるそうで、どれくらい期間が空くのかも含め、気になるところではあります。「蓋を開けてみたら 70 万円」という初代 SD1 のようなことにならなければいいけど(汗

sd Quattro

独特の意匠を持つ sd Quattro の外観。カメラとしての独自の合理性を考えて作られた形状だと思いますが、カメラというよりはデザイン家電的なテイストを強く感じます。だって本体の電源オン/オフスイッチがレンズマウントのところについているんですよ(笑
SIGMA GLOBAL VISION 以降の同社製品の中で、デザイナー岩崎一郎氏のカラーが最も濃く出ているのが sd Quattro ではないかと思います。

sd Quattro

横から見ると、EVF の位置以外はわりとオーソドックスなミラーレスカメラの形状に見えます。サイズは二回り以上大きいけど(笑
あと、ボディからマウント基部がフランジバックの分出っ張っているので、レンズが異様に長く見えますね...。

かなり物量感のある大きさと形状なので、一眼レフやミラーレスカメラというよりも、ボディを薄くした中判カメラのような存在感を醸し出しています。

sd Quattro

背面のワイド液晶をどう使うのかと思ったら、右側には設定値が表示されているんですね。確かに、プレビュー画像の上にいろんな設定値がオーバーレイ表示されるのはフレーミングの邪魔なので、これはこれで合理的。
ただ操作系はやはり独特で、露出モード(P/A/S/M)の切り替えも液晶右下の「MODE」ボタンを押してダイヤルを回す、という感じ。これ自体は dp Quattro と同様ですが、dp は一般的にモードダイヤルがある天面に「MODE」ボタンがあるのに対して、sd は ISO や露出補正ボタンと同じ扱い、というのはちょっと面食らいました。まあこのカメラを使う人は絞り優先かマニュアルモード固定で使うだろうから問題ない、という判断なのかもしれませんが。

レスポンスは操作系、AF ともに従来比でかなり良くなっています。ただし「シグマの中では」というレベルであり、例えばシャッターを切った後には画面に砂時計が 0.5 秒ほど表示されるなど、やっぱり腰を据えて撮るためのカメラであることに変わりはないのだろうな、と感じます。
また EVF の見え方もまだまだ微妙で、撮影中も再生中も実際の EVF の解像度よりも粗い画が見える(エッジのジャギーが気になるレベル)ような状態。あくまで開発中のベータ機であり、発売までに改善される可能性もありますが、シグマのことだから、このまま出てくる可能性もあります(笑

でもこれがこなれてしまったらシグマじゃないとも思うわけで(ぉ)、発売に向けてまずは画質の追い込みと H モデルをちゃんと発売することに全力を傾けてほしいところです。

[Art] 50-100mm F1.8 DC HSM

続いてレンズ。50-100mm F1.8 は、18-35mm F1.8 が良かっただけに期待できそうなレンズです。

スペックからしてかなり大きく重くなるのではと思っていましたが、実物を見るとそれほどでもない?70-200mm F2.8 と同じくらいの大きさに見えます。

[Art] 50-100mm F1.8 DC HSM

横から見たところ。ついているボディが EOS Kiss なので大きく見えますが、持った感じでも、このスペックでこれなら全然使えるなあ、と感じます。
APS-C 専用ながら 85mm・100mm・135mm の三本を持ち歩くならこれ一本で済ませる選択もアリでしょうね。

ファインダを覗いて撮影した画像を本体液晶で見ただけでも「これは良いレンズだな」と感じることができました。これは一度実写を試してみたいところ。

[Contemporary] 30mm F1.4 DC DN

そしてミラーレス用の 30mm F1.4 DC DN。
既存の 19mm・30mm・60mm DN が F2.8 なのに [Art] を名乗っていて、F1.4 なこのレンズが [Contemporary] な理由は、このレンズがデジタル補正を前提とした設計になっているからとのこと。[Art] は光学設計だけで最高の描写を追求したレンズに冠される名称なので、既存の DN レンズ三本とこのレンズは位置づけが異なるようです。しかしデジタル補正を活用することで F1.4 の明るさを持ちながら軽量コンパクトで価格もリーズナブルなレンズができるのであれば、歓迎する向きも多いでしょう。

またピントリングも従来の DN ではツルツルの金属製だったのが、今回は一般的なゴム製に変更されました。これも「従来製品については多くのご意見をいただいた」ためとのことですが、そういうのも含めて合理的な考えのもとに作られた、お買い得度の高いレンズだと思います。なお既存の DN レンズと違って、振ってもカラカラ言いません(笑

MC-11

個人的に今年の CP+ 最大の注目がこれでした。マウントアダプタ MC-11、キヤノン EF マウント/シグマ SA マウントからソニー E マウントへの変換アダプタです。
会場には 4 台のハンズオン機が用意されており、sd Quattro に次ぐ人気コーナーとなっていました。

ただ、残念なことにこのコーナーでのレンズ・マウントアダプタの脱着は NG。せっかく EF レンズを数本持って行っていたのに(泣
まあ公式にはシグマとして自社製以外の EF マウントレンズの動作を保証していないので、それを試されるのは本来の展示目的を逸脱する行為ですし、そういうユーザーが殺到した場合にハンズオンが回りきらなくなるので、この制限は致し方ないところではあります。はい、いずれにせよ自分で買って試すから大丈夫です(ぉ

MC-11

アダプタの側面には LED ランプがついていて、電源投入時に 緑点灯:対応レンズ、橙点灯:対応レンズ(ただし要アップデート)、消灯:非対応レンズ で判別できます。非対応レンズの動作について質問してみたところ、「非対応レンズの動作は保証外、だけどファームウェアで非対応レンズの動作を塞ぐようなことはしていない。動くかもしれないし、動かないかもしれない」とのことでした。ええ、ファームで塞がれてさえいなければそれで十分です(ぉ

あと気になったのが、反対側(グリップ側)の側面に USB 端子がついていたこと。これはおそらくアダプタのファームウェア更新用と思われます。これでアダプタ発売後に登場した新レンズに対応するのだと思いますが、ファームアップでキヤノン製レンズを使えなくしたりしないでくださいね(笑
せっかくだからこのマウントアダプタで SIGMA USB DOCK の機能(レンズの調整やファームアップ)も兼ねてくれると嬉しいんですが、さすがにそれは望みすぎでしょうか。

MC-11

動作に関しては、想像していた以上に AF が速くて驚きました。展示されていたボディは α7 II・α6000・α5100・NEX-5R の 4 種類ありましたが、いずれも十分なレスポンスに感じました。最新世代の像面位相差センサが入った α7 II で速いのは想像していましたが、世代的に古い NEX-5R でも実用になりそうというのはちょっとした驚き。KIPON のアダプタと初代 α7 の組み合わせではややもっさり気味なので、これだけでも買う価値はあると思います。

また、カタログには非対応と書かれている AF-C(コンティニュアス AF)が少なくとも α7 II と α6000 では動作していたのも驚き(上の写真で緑色の小さな合焦マークが出ているのがその証)。いずれにしても保証外だしボディやレンズの組み合わせによっては動かない可能性もありますが(α5100・NEX-5R での動作は未確認)、この様子だと EF マウントのシグマレンズを E マウントネイティブレンズの感覚で使えてしまいそうです。そこそこ使えれば十分かな、と思っていましたが、これは本気で使えるアダプタかもしれません。

お願いですから早く買わせてください(懇願

投稿者 B : 23:06 | Camera | Camera Accessory | DSLR | コメント (0) | トラックバック