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2018/08/15 (Wed.)

フェルナンド・アロンソが F1 引退を発表

F1ニュース|フェルナンド・アロンソ、来季F1に参戦せず......電撃発表|motorsport.com 日本版

フェルナンド・アロンソが今季限りでの F1 からの引退を発表しました。

パワーユニットをルノーに変更してもマクラーレンのパフォーマンスはほとんど上がらず、一方で今年は夢のひとつであったル・マン 24 時間制覇を実現したことで、もはやアロンソは F1 を見限って来季のインディ 500 優勝を狙いに行くのでは...というのが大方の予想でしたが、いよいよそれが公式なものとなりました。

形の上では F1 への復帰の可能性を残してはいるようですが、トップ 3 チームは以前からアロンソ獲得の意志がなく、唯一可能性がありそうなマクラーレンは少なくともこの先 2~3 年はトップに返り咲くことはなさそうなので、今季限りで事実上 F1 引退ということになるでしょう。

アロンソのインディ参戦についてはマクラーレンが引き続きサポートするとのことですが、現時点でインディにエントリーしていないマクラーレンが新規にチームを立ち上げることは非現実的。そうなると昨年のインディ 500 参戦時のように既存チームとのジョイントの形になるでしょうが、まず可能性が考えられるのが 2017 年同様にアンドレッティとのジョイント。もしそうなった場合アロンソが再びホンダエンジンで走ることになるわけで...マクラーレン・ホンダ時代にアロンソの辛辣な批判を受け続けてきたホンダファンとしては、もうアロンソには乗ってほしくないのが本音。まあ、少なくとも「マクラーレン+アロンソ」というパッケージにホンダが前向きになることはないでしょうが、契約絡みのどんでん返しが珍しくないのがレースの世界なので、正式発表までは何とも言えません。

もう一つ、マクラーレン F1 のシートに誰が座るのかも気になるところ。ダニエル・リカルドがレッドブルからルノーへ移籍し、破産したフォースインディアをローレンス・ストロール(ランス・ストロールの父)が買収したことで中団以下のチームに大規模なシャッフルが発生することが確実になったこともマクラーレンのシートに影響してきています。
現時点で分かっていることは、ルノーのシートを失ったカルロス・サインツ Jr. のレッドブル移籍をフェルスタッペンが拒絶しているという噂。そうなるとサインツはアロンソの後任としてマクラーレンのシートを得るのでは、と言われています。もう一人のストフェル・バンドーンもこれまでの成績からいってシート喪失の危機が囁かれており、そこにマクラーレンの育成ドライバーであるランド・ノリスが抜擢される可能性もあります。一方、レッドブル・ホンダにサインツが来ないとなればトロロッソからガスリーが昇格する可能性が高く、残っているトロロッソとウィリアムズのシートを巡って様々な動きが起きてくることでしょう。ザウバーもルクレールがフェラーリに移籍するとすれば狙っているドライバーは多いでしょうし、今シーズンは久しぶりにストーブリーグが盛り上がりそうです。

投稿者 B : 21:45 | F1 | Season 2018 | コメント (0) | トラックバック

2018/08/04 (Sat.)

F1 ダニエル・リカルドがルノー移籍へ

来季レッドブル・ホンダのドライバーは誰に? リカルドがルノー移籍を決断
「新たな挑戦をする時が来た」リカルド、ルノー移籍に際し決意を語る

夏休み中の F1 に、驚くべきニュースが。レッドブルのダニエル・リカルドが来季ルノーワークスに移籍することが発表されました。

来季は勝てるチームでレースをすることを条件として契約交渉をしてきたリカルドでしたが、メルセデスにもフェラーリにも事実上空きはなく、消去法でレッドブル残留が最も確実な選択肢であり契約延長は秒読み段階とみられていました。それが急転直下、ルノーへの移籍とは驚いた。
来シーズンのルノーはレッドブルをサポートする必要がなくなるため自チームに集中することができ(もう一つの供給先であるマクラーレンは、まあ...)ここ一年のチーム力向上も考慮すれば確かにポジティブな状況にあるチームではあります。シャシーの完成度やチーム力という意味ではレッドブルに大きなアドバンテージがあるとはいえ、勝てるかどうか未知数なホンダ製 PU や、二人のドライバーをイコールコンディションで走らせる(場合によっては若いフェルスタッペンを優遇しているようにさえ見える)ポリシーのもとでは自分中心にチームを動かしていくことが難しいという側面を考慮し、今後のポテンシャルを加味してルノーのエースドライバーの座を選択したということなのでしょう。もしかするとメルセデス移籍時のハミルトンのように、2021 年のレギュレーション大幅改定を見据えての判断なのかもしれません。

個人的には来シーズンのレッドブル・ホンダをリカルド&フェルスタッペンの二人が駆る姿を楽しみにしていただけに残念でなりませんが、決まったことは仕方ありません。リカルドの抜けた穴はルノーのシートを失う(かつ本来レッドブルからのレンタル契約だった)カルロス・サインツ Jr. が自動的に埋めることになるのでしょうですが、トロロッソからガスリー大抜擢という可能性もないわけではありません。いずれにしても来季のレッドブルはマックス・フェルスタッペンが事実上のエースという扱いになるはずで、マックスにはエースらしくもっと落ち着いたレース運びができるよう成長してほしいところ。

ともかくホンダには来季リカルドが「残留してれば良かった」と後悔するような PU を何としても用意してほしいですね。

投稿者 B : 21:30 | F1 | Season 2018 | コメント (0) | トラックバック

2018/07/31 (Tue.)

F1 ハンガリー GP 2018

ハンガリー決勝:ハミルトンが圧巻の今季5勝目。ガスリー6位入賞

2018 年シーズンも後半戦に入り、夏休み前最後のレースとなったハンガリー。予選は Q1 から雨絡みとなり、波乱のグランプリとなりました。

例年路面温度が高く、タイヤへの負担が厳しくなりがちなハンガリーでは、タイヤに優しく低速サーキットとの相性が良いフェラーリ有利が予想されましたが、蓋を開けてみれば雨を味方につけたメルセデスが予選を席巻し、フロントロウ独占で決勝に臨みます。レースでもハミルトンが後続を寄せ付けず、最後までペースコントロールして完勝。メルセデスはボッタスが序盤 2 位をキープし、フェラーリに対する壁となったことでハミルトンの勝利に大きく貢献しました。そのボッタスはタイヤがタレてきた終盤にヴェッテルにオーバーテイクを許し、さらにその際の接触で追ったダメージが元でライコネンとリカルドにも抜かれて 5 位まで下がってしまいましたが、それでもチームとしては「よくやった」と言いたくなるアシストぶりだったと言えます。個人的には、ボッタスにはもうちょっと「自分のレース」をして早く今季一勝目を挙げてほしいところではありますが。

フェラーリは 2-3 フィニッシュでチャンピオンシップにおけるダメージを最小限に抑えはしましたが、結局ハミルトンの影さえ踏めない完敗。途中ヴェッテルのピットストップに余計な時間がかかってしまった等の微妙なミスはあったとはいえ、結局はスターティンググリッドが大きく物を言うのがハンガロリンク。予選が終わった時点でほぼこの結果は見えていたと言って良いでしょう。オーストリア~イギリスとハミルトンには不本意なレースが続きましたが、ドイツ~ハンガリーの二連勝はさすがディフェンディングチャンピオンだし、フェラーリはやっぱりちょっとしたところでのミスが今年も響いてきますね。
それでも現時点でマシン性能が拮抗しているのが昨年との違いでしょうか。昨年は夏休み明けからのフェラーリの失速がすごかったですが、今季はこの接戦状態を保つことができれば、最終戦まで面白いレースが見られそうです。

F1ハンガリーGP決勝|トロロッソ・ホンダのガスリーは6位!「前半最後の1戦としては、素晴らしい結果になった」|motorsport.com日本版

でもってトロロッソ・ホンダ、よくやった!!!

予選は Q1 から Q3 にかけてアタックしたタイミングが良く、またドライバー二人のがんばりもあって今季初となる二台揃っての Q3 進出。しかも 6・8 番手スタートというのも今季最高。抜きにくいハンガロリンクならばうまくすればそのままダブル入賞も夢ではない状態でした。
決勝ではとにかくガスリーの走りが素晴らしく、三強には全く敵わないもののハースやルノーを全く寄せ付けないレースで堂々の 6 位入賞。4 位に入ったバーレーンよりも安心して見ていられるレースだったように思います。ハートレーはスタート直後のポジション取りに失敗し、ルノーに抑え込まれる形になってしまい我慢のレース。結局ポイント圏には惜しくも届かず 11 位でしたが、ピット戦略以外にミスもトラブルもなかったことは決して悪くない。ハンガロリンクは PU の性能差が出にくいサーキットとはいえ、二台ともウェットでもドライでも悪くないペースで走りきって夏休みに突入できるのは良い形だと言えるでしょう。後半戦はスパ~モンツァと高速サーキットが続きますが、このままの流れで行ってほしい。

ちなみにこのハンガリーではフェラーリのマルキオンネ CEO が急逝、フォースインディアが破産申請、さらにはトロロッソの TD ジェームズ・キーのマクラーレンへの移籍騒動などチーム体制に関わるニュースが立て続けに飛びこんできました。いずれも来季に向けたストーブリーグに影響のある話ばかりで、今までの噂もいくつかは白紙に戻りそうな気配があります。そのへんの動きは夏休み中にもありそうなので、しばらく F1 関連のニュースには注目していきたいと思います。

投稿者 B : 22:30 | F1 | Season 2018 | コメント (0) | トラックバック

2018/07/24 (Tue.)

F1 ドイツ GP 2018

ドイツ決勝:ハミルトン大逆転で混乱のレース制す。ベッテルはリタイア

ここ数戦波乱のレースが続いている F1 ですが、ドイツ GP もまた伝説に残るであろうレースになりました。

波乱の予兆はある意味予選からありました。Q1 のアタック中にハミルトンが縁石を乗り越えた瞬間、路面とのショックのせいかメルセデスのマシンにトラブルが発生して Q2 出走不能、ハミルトンは予選 14 番手からのスタートになってしまいます。対するヴェッテルは自身のホームレースをポールポジションからスタートする権利を得、またしてもヴェッテルがハミルトンとのポイント差をラクに広げるレースになるかと思われました。

が、決勝。トップ 10 のマシンが履いていたウルトラソフトタイヤが 10 周ほどでパフォーマンスを落とし始める中、ソフトタイヤで 1 ストップ戦略を狙っていたハミルトンがあっという間に入賞圏内にポジションを戻します。とはいえ、ハミルトンも表彰台までは狙えるだろうけどフェラーリには速さもあるし、ヴェッテル楽勝は変わらないかな...と思っていたレース中盤、雨が降りそうで降らないという微妙な天候に各チームのピット戦略が翻弄。さすがのハミルトンも 42 周目にソフトタイヤの限界を迎え、降雨を待たずにウルトラソフトに履き替えます。
するとその直後に雨。一部のドライバーは先行してインターミディエイトやフルウェットタイヤに履き替えるギャンブルに出るものの、その時点では時期尚早。彼らがドライタイヤに履き替えたタイミングで再度雨脚が強まり始めた...と思ったら、トップを走るヴェッテルがコーナリング時に些細なミスを犯し、そのままグラベルからウォールにヒット!まさかの単独クラッシュでリタイヤとなりました。そこでセーフティカーが導入され、ライコネンとボッタスがピットインしている間にハミルトンがトップに。その後、フレッシュタイヤを履くボッタスと競い合うシーンもあったものの、ハミルトンがポジションを守り切りトップチェッカー。

ここまで後方のグリッドからスタートして優勝した例は、私の記憶を遡る限り 2005 年日本 GP のライコネン(17 番手スタートからファイナルラップ 1 コーナーでオーバーテイクを決めて優勝)以来ではないでしょうか。降雨やセーフティカーに助けられたとはいえ優勝を狙えるポジションまで上がってきたのはハミルトンの実力だし、その追い上げがヴェッテルに見えないプレッシャーを与えていた可能性もあります。本当に見応えのあるレースでした。やはり複数チームが実力伯仲しているシーズンは、ドラマが起きますね。
選手権はこれで再びハミルトンがトップに立ちました。昨年までならそろそろフェラーリは信頼性や戦略面を中心に自滅していく時期ですが、今季はまだ安定感がある。シーズンも折り返し地点に来ましたが、このまま後半戦も接戦でお願いします。

我らがトロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーが久しぶりの 10 位入賞で 1 ポイントを獲得しました。
フリー走行から二台ともタイヤのグリップに苦しみ、予選はハミルトンの事故によるイエローフラッグ導入もあってタイムを更新できず、二人とも Q1 敗退が確定。決勝でも思ったようにはペースを上げていけない中、降雨時にガスリー車はいきなりフルウェットタイヤを投入するという大ギャンプルに出、それが大失敗(;´Д`)ヾ。そこで大きく落としたポジションを取り返せないまま、完走を目指すしかなくなってしまいました。一方のハートレーは順当なタイヤ選択で、光る速さは見せられないまでもライバルがタイヤ選択で自滅していく中、粘り強い走りを続けて入賞圏内へ。ペースに優れるグロジャンに終盤オーバーテイクを喫しはするもののマグヌッセンは抑えきり、殊勲の 10 位入賞をもぎ取りました。
ハートレーにはガスリーのような果敢なアタックは見られませんが、今回の走りは元耐久レース王者らしさが存分に発揮された結果と言えるでしょう。また今季ダブル完走は(記録上の完走扱いを除き)なんとアゼルバイジャン以来だし、シーズンを通してもようやく三回目。PU の信頼性だけでなくシャシーやチーム、ドライバーの経験不足もあってマシントラブルやアクシデントが相次ぐ中、やっとまともに新型 PU のデータが集まったレースだったのではないでしょうか。

マシンのセットアップをなかなか煮詰めきれないという課題はあるものの、チーム的には久しぶりのポイント獲得で少し一息つけたのではないかと思います。次のハンガリーはマシン性能の差が縮まり、波乱も起きやすいサーキット。このまま勢いに乗って行ってくれることに期待しましょう。

投稿者 B : 22:45 | F1 | Season 2018 | コメント (0) | トラックバック

2018/07/09 (Mon.)

F1 イギリス GP 2018

イギリス決勝:ベッテルが大接戦を制して4勝目。ハミルトン悔しい2位

一週間前のオーストリア GP に続き、このイギリス GP も痺れるレースとなりました。

まずは予選、0.1 秒の中にハミルトン、ヴェッテル、ライコネンの三人がひしめく接戦。そこに僅差でボッタスが続き、決勝はメルセデスとフェラーリの四人のうち誰が勝ってもおかしくない状況に。
で、決勝はハミルトンがスタートに失敗し、オーバーテイクを仕掛けたライコネンがハミルトンに接触!ハミルトンはそのまま最後尾まで落ち、追い上げるレースとなります。ライコネンはこの接触に伴い 10 秒ペナルティを喫し、タイヤ交換のついでに義務を消化します。一方のトップ争いはヴェッテルをボッタスが追う展開。ハミルトンはほんの 10 周で最後尾から 6 番手にまで復帰し、いかに現在の F1 が三強とそれ以外の構図であるか、が改めて浮き彫りとなりました。
ヴェッテルがボッタスをじわじわ引き離す展開となり、レースも膠着状況に陥ったかと思われた 32 周目、エリクソンの単独クラッシュに伴う SC 導入で流れが変わります。ピットインしたフェラーリ勢に対しメルセデス勢はステイアウトを選択、ボッタスがトップに立ちます。このままのギャップを守ればボッタスが今季初優勝かと思われた 39 周目、グロジャンとサインツ Jr. の接触により再度 SC が出動。最終的には残り 11 周をほぼギャップのない状態でメルセデスとフェラーリの 4 台が争うスプリントレースとなりました。
最終的にはより新しいタイヤを履いたヴェッテルがボッタスをパス、抜かれたボッタスは一気にペースが落ちてハミルトンとライコネンにも抜かれて 4 位に。ヴェッテルが優勝し、ハミルトンは最後尾から 2 位表彰台を獲得するという大健闘でした。

今回はどちらが勝ってもおかしくないレースでしたが、オーストリアで再度チャンピオンシップ首位に立ったヴェッテルが僅かにリードを広げたという点でも、ハミルトンが最後尾からチャンピオンシップ上のダメージを最小限に留めたという点でも、どちらも「最低限のやるべきことはやった」レースだと言えます。個人的には、そろそろボッタスに今季初優勝をあげたかった気もしますが、レースが面白かったらとにかく良し(笑。

トロロッソ・ホンダは、FP3 でハートレー車にサスペンショントラブルが発生、モノコックを大破するほどの大クラッシュを起こします。予選には出走できず、スペアモノコックから組み上げたマシンで決勝を戦おうとするも、決勝スタート前に発生したトラブル(PU のコネクタ接続に問題があった模様)でスタートすらできず。直近のトロロッソは特に新型 PU を投入したカナダ以降ノートラブル・ノークラッシュで走り切れた週末がなく、データ収集~開発上の大きな障害になっていることが推測されますが、今回もまた一台分のデータしか採れないレースに。マシントラブルは特にハートレーにばかり起きていて、さすがにかわいそうになってきました。
ガスリー車はガスリー車で、チームがまだまだ空力アップデートのセットアップを煮詰め切れていないようで、なかなかタイムが伸びません。いや伸びてはいるんでしょうがライバルの進歩を上回るものではなく、予選は 14 番手が精一杯。決勝でも中団チームのほとんどが同等のタイムで走る中抜いていくことができずにいましたが、最後のスプリント状態になったときに果敢なアタックでペレスをオーバーテイク!10 位入賞をもぎ取ったかに見えましたが、このときの接触がペナルティ対象となって最終結果は 13 位に。あれはレーシングインシデントに見えたけど、いずれにしてもトロロッソの二人にはなかなか運が向いてきませんね...。

一方で、ウィリアムズと最下位争いをするのがやっとなはずのマシンで 8 位に食い込んで見せたアロンソは前戦に続きさすがとしか言いようがありません。

ともあれ、ガスリーはセットアップが決め切れていないマシンで 2 戦続けて入賞目前までいった、というのはポジティブに捉えて良いはず。次は久しぶりに二週間のインターバルを置いてドイツ GP、それまでにトロロッソのマシンへの理解が深まることに期待しましょう。

投稿者 B : 22:34 | F1 | Season 2018 | コメント (0) | トラックバック

2018/07/03 (Tue.)

F1 オーストリア GP 2018

オーストリア決勝:フェルスタッペン待望の今季初優勝。メルセデス全滅

前戦フランスでのハミルトン完勝をふまえ、これはチャンピオンシップはメルセデス優位に大きく傾き始めたか...と思った翌週のオーストリア。予選までは圧倒的な力を振るったメルセデスがまさかの失速、意外な結果となりました。

予選を制したのはボッタス。来季の契約更新に向けてそろそろ結果を出したいところで、ハミルトンを抑えて PP。ボッタスはハマるとハミルトンを凌ぐ速さを見せることもあり、これは今季初優勝くるか...と思ったら、決勝ではスタートに失敗し、ハミルトンに首位を明け渡してしまいます。しかもその後、まさかのギヤボックストラブルでリタイヤ。自身のミスではないとはいえ、重要なレースをフイにしました。
これでまたしてもハミルトンの圧勝か、と思われたところで、ボッタスのリタイヤに伴う VSC 導入タイミングのアヤからハミルトンがピットインするタイミングを失い、逆にダブルピットインを成功させたレッドブルが 1-2 体制を築きます。リカルドは残念ながらその後ギヤボックストラブルでリタイヤ、ハミルトンも終盤に燃圧系トラブルでリタイヤ。メルセデスのダブルリタイヤを含めトップチームに信頼性トラブルが相次ぎ、また生き残ったマシンも次々にタイヤにブリスターを発生させてペースを落としていく中、唯一フェルスタッペンだけが何のトラブルにも見舞われずマシンをトップでゴールに導きました。トップを走行することがタイヤにもパワーユニットにもやさしいという現代 F1 の特徴がそのまま現れた格好ですが、無茶な走りをしがちな印象だったフェルスタッペンがオーストリアでは一転して冷静を貫いたというのが、今後の彼にとっては大きな転換点となるのかもしれません。

「惨敗」となったメルセデスはピット戦略の失敗もさることながら、マシンの信頼性が盤石ではないことが明るみに出たことになります。フランスでの PU のアップデート(オーストリアではさらに空力のアップデートが持ち込まれた模様)はパフォーマンス面で大きな向上が得られたようですが、信頼性を一部代償にしたということか。おそらく今季はチャンピオン争いが終盤までもつれそうなだけに、メルセデスとフェラーリのどちらの信頼性が高いか、が一つの分水嶺になってきそうです。
フェラーリはタイヤで苦しみながらも 2-3 フィニッシュをもぎ取り、ドライバーズ/コンストラクターズともに僅差でメルセデスを再逆転。これは予想していなかっただけに、面白くなってきました。また開幕から「B グループ最速」と言われながら結果に結びつかなかったハースが 4-5 位。グロジャンに至っては今季初ポイントでもあり、今後マシンの速さに安定性がついてくると、コンストラクターズ 4 位に向けて大きく前進しそうです。

トロロッソ・ホンダは予選ではガスリーが 12 番手。決勝のスタートタイヤを選べることを考えれば悪いポジションではありません。ハートレーは予選 19 位でしたが「今後の予備 PU を確保するため」に予選後に PU 交換を行い、フレッシュエンジンで決勝に臨みます。
これはガスリーは入賞争いができそうだぞ...と思いきや、スタート直後にバンドーンと接触し、マシンバランスが狂ってペースが上がらず。終盤はタイヤも終わってしまい、残り数周というところでザウバーの二台に交わされ 11 位フィニッシュ。一方のハートレーはまたしてもピットインを遅らされ、「これはまたデータ採りのために無理なタイヤ戦略で走らされてるな...」と思ったら、ハートレーのタイヤマネジメントの巧さか逆にペースが上がっていくという状況(笑。しかし残り 15 周で突然のマシントラブルによりリタイヤ。
結果だけ見るとノーポイントでしたが、内容としては「手負いのマシンで入賞まであと一歩の 11 位」と「ほぼ最後尾から追い上げつつ、データ採取にも貢献した」ということで決して悪くないレースだったと思います。一発の速さに欠けるハートレーは完全にテストドライバー状態になっていますが、それが来年を見据えたチームの戦略だと思えば納得できます。間を置かずに開催されるイギリス GP ではもう少し歯車が噛み合ってくれることに期待。

それにしてもピットレーンスタートから「コース上で最遅クラスのマシン」を駆って 8 位に食い込んだアロンソはやっぱりさすがとしか言いようがありません。マクラーレンも内紛の噂が絶えず、体制変更の可能性にも言及されていますが、もっとマシなクルマが作れる体制に早く変わってほしい...というのがかつてのマクラーレンファンとしての願いです。

さておき、9 レースを終えてメルセデス・フェラーリ・レッドブルが 3 勝ずつ分け合うとはさすがにシーズン前には予想していませんでした。すぐ今週末のシルバーストンではどのチームが 4 勝目を挙げるのか、あるいは 4 つめの勝利チームが現れるのか。注目したいと思います。

投稿者 B : 23:45 | F1 | Season 2018 | コメント (0) | トラックバック

2018/06/26 (Tue.)

F1 フランス GP 2018

フランス決勝:ハミルトン圧勝! ガスリーは1周目の接触でリタイア

2008 年以来、10 年ぶりの開催となったフランス GP。しかし 1991~2008 年はマニクールサーキットで開催されていたので、ここポールリカールでの開催は 1990 年以来なんと 28 年ぶり。最後のウィナーがアラン・プロスト(フェラーリ)なわけで懐かしさしかありません。しかも 1990 年当時とは異なるレイアウトとなり、全く新しいサーキットに来た感覚。

カナダではフェラーリが完勝しましたが、今回はメルセデスが満を持して新型 PU を持ち込み、ハミルトンがまさに「復活」。スタート直後の接触でボッタスとヴェッテルが後退し、ハミルトン的には楽なレースにはなりましたが、それでもメルセデスとフェラーリ/レッドブルとのタイム差を見る限りはヴェッテルが沈んでいなくてもハミルトン完勝のレースだったことでしょう。ハミルトンはほぼずっと後続とのギャップをキープするだけで、あとはボッタスとヴェッテルがどの位置まで戻ってくるか、ライコネンとレッドブルの 2 台がどう競うかのレースだったと言えます。いったんは最後尾まで落ちたヴェッテルが 5 位、ボッタスが 7 位でフィニッシュするあたりが三強とその他で力の差が歴然としている現在の F1 を象徴しています。

個人的に注目していたのはザウバーのルクレール。今季デビューの新人ながらアゼルバイジャンで 6 位、スペインで 10 位と序盤戦から印象的な走りを続けていましたが、今回は初の予選 Q3 進出で 8 番グリッド獲得、決勝でも安定したペースを見せて 10 位フィニッシュ。チームメイトのマーカス・エリクソンを完全に上回る成績を残しており、フェラーリ育成ドライバーとして来季のフェラーリ昇格はほぼ確実、早ければシーズン中の移籍もあるのでは?と言われ始めています。しかしフェラーリの契約が今年で切れるライコネンも今季は悪くなく、ルクレールに刺激されたのか(?)ここフランスでも終盤にリカルドを攻略して 3 位表彰台。チームの格差的にこの二人の直接対決はあり得ませんが、来季のシートを賭けた静かな戦いからしばらく目が離せそうもありません。

前戦カナダで新 PU のパフォーマンスの片鱗を見せ、またレッドブルとの来季契約も決まったことで期待が高まるホンダ。カナダではガスリーの PU にトラブルが発生しましたが、フランスではハートレーの PU に問題が発生してユニット交換、最後尾スタートとなります。パフォーマンスを追求すると信頼性に影響が出るのはレーシングマシンの常ですが、ホンダの新スペック PU はしばらく信頼性の確立に時間を要しそうな気配。
決勝ではガスリーが 14 番手から上位を狙っていきますが、スタート直後にオコンと接触してレース終了。リプレイを見る限りオコンは後方が見えていなかったしガスリーも突っ込みすぎに見えましたが、あまりにももったいない。しかも二人ともホームレースだったわけで、残念としか言いようがありません。
残ったハートレーはタイムを見ていても全くペースが上がらず、二台揃って Q1 落ちだったマクラーレンにさえついていけない始末。タイヤはウルトラソフトを長く履かせすぎだし、セットアップもちゃんと決まっていないように見えましたが、必要なところであまりにもプッシュできなさすぎる...。今回はガスリーの脱落で新 PU のデータ採りを一台でする必要があったという側面もあるのかもしれませんが。

まあ、気を取り直していきましょう。この後はスパ→シルバーストンと続く今季唯一の三連戦。ホンダの新 PU の真価が試される高速サーキットが続きます。信頼性の不安はあるものの、一日も早いダブル入賞の達成に期待しています。

投稿者 B : 22:00 | F1 | Season 2018 | コメント (0) | トラックバック

2018/06/19 (Tue.)

F1「レッドブル・ホンダ」誕生

ホンダ、レッドブルにF1パワーユニット供給で合意。2019年シーズンよりトロ・ロッソと2チーム体制に - Car Watch

ホンダが 2019 年シーズンからレッドブル F1 チームにパワーユニットを供給することが正式発表されました。

昨年マクラーレンと袂を分かち、トロロッソへの供給が決まった頃からほぼ既定路線として報道されてきたことがようやく確定したことになります。レッドブルとしてはホンダの進化を注視しながらルノーと両天秤にかけていたところ、ルノーから「オーストリア GP までは待たない」と最後通牒を突きつけられたことで少し前倒してフランス GP 前の発表となった、ということでしょう。また先日のカナダ GP でのアップデートで新スペックの PU が期待通りのパフォーマンスを見せたことが最後のボタンを押したのかもしれません。いずれにせよホンダとしてはようやく「勝てるチーム」への供給体制が整ったことになるし、レッドブル的にはルノーよりも伸びしろのありそうな PU を確保しつつ、2021 年の新レギュレーション導入に向けて新規参入が噂されているポルシェとの両天秤にかけられる、ということになります。

しかしタイトルスポンサーとして引き続きアストンマーティンとの契約も継続するということで、来季のチーム名は「アストンマーティン・レッドブル・レーシング・ホンダ」?ちょっとよく分かりませんね(;´Д`)。

Red Bull + Honda

そんなわけで来季のホンダ F1 はレッドブル+トロロッソの 2 チーム 4 台体制ということになります。ホンダが 2 チームに PU を供給するのは実に 2008 年のホンダ&スーパーアグリ以来 12 年ぶりのことで、実走データが二倍手に入ることで開発は加速するはず。またトロロッソはレッドブルからギヤボックス等の供給を受けており、セットで効率良い開発が進められることが期待できます。仮にホンダ製 PU が少なくともルノーと同等以上の性能になったとして、今季ここまで 7 戦中 2 勝を挙げているレッドブルの総合力を考えれば、レッドブル・ホンダとして早期に優勝の可能性もあるはず。

そこで重要になってくるのがドライバーですが、複数年契約があるフェルスタッペンはともかく、今季いっぱいで契約が切れるリカルドの去就が気になります。メルセデスもフェラーリも来季のシートはまだ埋まってはいないものの(ライコネン、ハミルトン、ボッタスの現契約が今季限り)フェラーリはヴェッテルがリカルドを受け入れるとは考えにくく、メルセデスも現在のドライバーラインアップに満足している様子。となるとリカルドとしては来季勝てそうなチームを消去法で選んでいくとレッドブルとの契約延長が最も堅いセンでしょう。リカルド&フェルスタッペンの組み合わせは現在の F1 でも間違いなくトップクラスなわけで、個人的には早くリカルドの契約延長の報が聞きたいところです。

あと、個人的には三十年来夢に見てきた「エイドリアン・ニューウェイが作ったマシンにホンダエンジンが載る」が遂に実現されるということで、今からワクワクしています。いきなりチャンピオンへの挑戦権が得られるとは思っていませんが、まずは 2006 年ハンガリー GP 以来の表彰台の頂点を早く見たい。

投稿者 B : 22:30 | F1 | Season 2018 | コメント (0) | トラックバック

2018/06/18 (Mon.)

ル・マン 24 時間レースでトヨタが初優勝

【ル・マン24時間 2018】トヨタ、ル・マン24時間レース初優勝。33年越しの悲願を実らせる - Car Watch

一昨日~昨日にかけて行われたル・マン 24 時間耐久レースで、TS050-HYBRID を駆るトヨタチームが悲願の初優勝を遂げました。おめでとうトヨタ!

勝ったのはセバスチャン・ブエミ/フェルナンド・アロンソ/中嶋一貴が乗る 8 号車。僚友マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペスチームもそれに続き、堂々の 1-2 フィニッシュを決めました。
一昨年のファイナルラップで初優勝を逃した悔しさはまだ記憶に新しいところですが、昨年も小林可夢偉が予選でコースレコードまで記録しておきながら決勝ではマシントラブルに見舞われ、苦汁を舐め続けてきました。それが遂にポディウムの頂点に立ったわけです。日本人レーサーが日本チームの車両でル・マンを制したのは史上初の快挙で、昨年の佐藤琢磨のインディ 500 制覇室屋義秀のレッドブル・エアレース年間チャンピオン獲得に続き、日本のモータースポーツの歴史にまた新たな一ページが刻まれました。

アロンソを筆頭に、ブエミ/一貴/可夢偉は(元)F1 レーサー。コンウェイはインディカーで、ロペスは WTCC で実績を残してきた実力者揃いのチームです。中嶋一貴は F1(ウィリアムズ)時代にリアルタイムで応援していたし、何よりお父さんの中嶋悟は私の少年時代の憧れの一人。一方で小林可夢偉も F1 でザウバー~ケータハムと応援し続けてきたレーサーだけに、個人的にはどっちにも勝ってほしかった(笑)。結果的には中嶋一貴のほうに軍配が上がりましたが、その一貴が生まれた 1985 年はトヨタが中嶋悟を乗せてル・マン初参戦(結果は 12 位完走)した年、というのも因縁を感じます。

しかしル・マンの実情はというと、トヨタの最大にして最強のライバルだったポルシェが昨年限りで撤退し、今年は LMP1 カテゴリにワークス体制で参戦しているのがトヨタのみ。始まる前からマシンが壊れさえしなければ優勝は確実、とみられていました。それでも可夢偉の乗る 7 号車はあわやというトラブルに見舞われており、チェッカーまで何があるか分からないのがル・マン。ライバル不在で勝って嬉しいのか?という批判はあるでしょうが、トップカテゴリーに参戦し続けることも強さの一つだし、むしろ自動車メーカーの撤退が相次いだことの批判は FIA(および WEC)に向けられるべき。今日はとにかくトヨタの健闘を称えたいです。

で、こうなると気になるのがアロンソの去就。アロンソは以前(といっても昨年のインディ 500 スポット参戦当たり)から、F1/インディ 500/ル・マンの「トリプルクラウン」達成を目標として掲げており、F1 は既に二度(2005~2006 年)、そして今回ル・マン勝者の肩書きも手に入れたわけで、次なる戦場をインディに求めても不思議はありません。実際、ルノーにスイッチしたマクラーレンに残ってもこの先 2~3 年は勝てそうもない事実が見えてしまっているわけだし、もはやインディ転向は既定路線だろうなあ...と思います。そうなると頼みの綱のアロンソを失うマクラーレン、PU はカスタマー契約だし勝てるドライバーもいない、開発力も一昔前とは比較にならずとあっては、もうどうすんだ...。まあ、マクラーレン自体昔とは完全に違うチームになってしまったし、私ももはや興味はありませんが。
アロンソはアロンソで難しい人物だと思いますが、レーサーとして現在でもトップクラスであることは改めてル・マンでも証明されました。アロンソがインディ転向するのであれば、ここはいちレースファンとして応援したいところです。

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2018/06/13 (Wed.)

F1 カナダ GP 2018

F1:カナダGP決勝:ベッテルが完璧なレースで通算50勝。ガスリーは11位 |motorsport.com日本版

このレースをもって今季ももう 1/3 を消化するカナダ GP。デビュー以来ハミルトンが大得意とするサーキットで、かつ高速セクターが長くメルセデスにとっても有利なはずのグランプリでした。が、蓋を開けてみるとヴェッテルの完勝。PP からメルセデスに影を踏ませることのない完璧なレース運びでした。
勝敗を分けたのはパワーユニットとセットアップでしょう。今回のレースではメルセデス以外の PU メーカーが揃って PU のアップデートを持ち込んできたのに対して、メルセデス陣営だけ信頼性の懸念のためアップデートを 1 戦見送り。結果、最新スペックのフレッシュエンジン vs. 6 レース使った旧型エンジンの戦いになったわけで、今季のメルセデスとフェラーリの拮抗ぶりを考えれば決定的な差になったのは理解できます。複数回のセーフティカー導入が当たり前なカナダの割には今年はオープニングラップでの一回のみだったのも、波乱のない(ある意味退屈な)レースに拍車をかけていました。

一方で、レースごとに勢力図が変わる中団チームの争いは今回も激しかった。中でもトロロッソ・ホンダですよ。

F1カナダGP|トロロッソのガスリー、ホンダPUの進歩を確信「ハースやフォースインディアを抜くことができた」|motorsport.com日本版

予選ではガスリー車の新 PU にトラブルが出たため旧スペックに戻してアタックした結果、Q1 敗退。しかし僚友ハートレーが Q1 で 8 番手タイムを記録する好アタックを見せ、Q2 でも 12 番手につけます。これはハートレーの走りも良かったけど、PU の性能アップによるところも大きいでしょう。
決勝ではそのハートレーが 1 周目にバランスを崩したストロールにぶつけられ大クラッシュ。せっかくの 12 番グリッドを台無しにしてしまいます。今季のハートレーは経験不足に加えて不運もあり結果に結びつけられていない印象が強いですが、少なくともモントリオールでの 1 周目に(経験の浅い)ストロールに無理に仕掛けるべきではなかったよなあ、と。あのまま走っていれば入賞も現実的だったし更迭の噂を跳ね返すことにも繋がったでしょうが...。
一方で決勝に向け PU を最新スペックに再交換したガスリー。今季 3 基目の PU 投入でグリッドダウンペナルティを受け 19 番手スタートにはなったものの、見事にコース上でハースやフォースインディアをオーバーテイクして最終的には 11 位でチェッカーを受けました。惜しくもポイントには届かなかったものの、今まで高速サーキットでは勝負になっていなかったマシンを何台も抜いたことはガスリーにとってもチームにとっても自信に繋がったことでしょう。そんな中、戦闘力で劣るマシンを駆りながら最後までガスリーを寄せ付けなかったザウバーのルクレールの走りにも驚嘆しましたが。

次戦は 10 年ぶりの復活となるポールリカールでのフランス GP。以降ドイツ GP まで 4 戦は高速サーキットでのレースが続くだけに、今回のホンダのアップデートに伴う成績向上に期待が持てます。これでもっとハートレーの走りが安定して、ダブル入賞といってほしいところです。

投稿者 B : 22:07 | F1 | Season 2018 | コメント (0) | トラックバック