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2010/09/21 (Tue.)

INDY JAPAN 2010 (2)

昨日に引き続き、インディの写真を掲載します。

INDY JAPAN 300 mile

[ Canon EOS 7D / Canon EF70-200mm F4L USM ]

2 位に入ったチップ・ガナッシのダリオ・フランキッティのマシン。ポイントランキングでも最終戦マイアミを残して 2 位につけ、シリーズチャンピオンの座を虎視眈々と狙っています。
やっぱり赤いレースカーはカッコイイですね。でも同じ赤でもフェラーリとはずいぶん印象が違うのが面白い。

INDY JAPAN 300 mile

[ Canon EOS 7D / Canon EF70-200mm F4L USM ]

こちらは 3 位でフィニッシュしたウィル・パワー。その名前のポジティブさがすごい(笑。
ポイントランキングで堂々首位につけ、年間チャンピオン最有力のドライバーです。レースではフランキッティと激しく 2 位争いを繰り広げ、レースの大半でペンスキーの 1-2 体制を守っていましたが、終盤のピットでフランキッティに交わされて残念ながら 3 位。

INDY JAPAN 300 mile

[ Canon EOS 7D / Canon EF70-200mm F4L USM ]

最初から最後まで独走だったペンスキーのエリオ・カストロネベスのマシン。もう圧倒的な独走で、何度も導入されたペースカーのタイミングでも全く首位を譲らず、ひとり次元の違う走りをしていました。

ガナッシが赤でインディのフェラーリとするならば、ペンスキーのマシンは黒白×蛍光レッドでマクラーレンみたいなものでしょうか。と思っていたら、ペンスキーはかつてマールボロカラーのマシンで走っていたようなので、まんまインディ版マクラーレンみたいな感じですね。
ちなみに上のウィル・パワーのマシンと比較するとわかるとおり、同じチームでも微妙にカラーリングやロゴの配置が異なっています。Verizon(アメリカの大手通信会社。規模や通信方式でいえば日本の au みたいな位置づけ)のロゴの大きさが違うのは、チームスポンサーだけでなくウィル・パワーにパーソナルスポンサーとしてついているということなのでしょうか?

INDY JAPAN 300 mile

[ Canon EOS 7D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

このクルマはコンクエスト・レーシングのアレックス・タグリアーニのマシン。特に走りが印象的だったというわけではないですが、サイドポンツーンの「B&W」のロゴが気になって。B&W はイギリスの音響機器メーカーで、国的にもブランドイメージ的にもアメリカのレースにスポンサードするイメージが全くなかったので、こんなところでロゴを見かけてちょっと驚きました。

INDY JAPAN 300 mile

[ Canon EOS 7D / Canon EF70-200mm F4L USM ]

コース上には路面のギャップがある箇所があるのか、そこをマシンが通ると必ず火花が散るポイントがあり、撮影のしがいのあるポイントでした。F1 だとレギュレーションでフロア高が高めに決められているので、最近のレースでこういう火花が見られることは滅多にないですからね。

INDY JAPAN 300 mile

[ Canon EOS 7D / Canon EF70-200mm F4L USM ]

派手なクラッシュが多いのもインディの見どころ。平均時速・最高速ともに F1 より高い上にオーバルコースではランオフエリアもなく、クルマの姿勢制御が乱れたら即ウォールの餌食・・・というシビアな世界です。
今回のインディジャパンでは 5 回出たイエローコーションのうち 4 回は私がいた第 2 ターン付近で発生したクラッシュが原因になっており、そういう意味ではなかなか面白い席だったと思います。写真はその中でも最も激しい出火を伴うクラッシュを演じた、アレックス・ロイドのマシン。「ドパン!」という腹底に響くクラッシュ音を発し、火を噴きながらも慣性で数百メートルはスライドしていくインディカーのクラッシュは、観ているほうにもぞっとするものがあります。

INDY JAPAN 300 mile

[ Canon EOS 7D / Canon EF70-200mm F4L USM ]

それらのクラッシュで発生したイエローコーションで、毎度先導を務めたペースカー。国内未発売のアコードクーペでした。

おつかれさまでした。

INDY JAPAN 300 mile

[ Canon EOS 7D / Canon EF70-200mm F4L USM ]

もう 1 枚、佐藤琢磨車。同じシャシーでも、アメリカンなセンスのカラーリングが施された他車の中で、唯一ロータスの伝統的なブリティッシュグリーンを纏ったヨーロピアンな雰囲気のクルマなので、逆に目立ちますね。

ここまで掲載した写真は基本的にフェンス越しで、ある程度シャッタースピードを遅くして(といっても 1/250~1/320 程度)流し撮りをすると金網は多少溶けてくれますが、フェンスのフレームだけはどうしても残ります。
自由席だと一番上に陣取ってもほぼフェンスに遮られてしまいますが、どうやらメインスタンドであれば上の方はフェンスなしで狙えるっぽい。ただ、メインスタンドはもろにストレートの真ん中なので、バンク部分よりもスピードが高く、それはそれで撮影が難しそう(´д`)。でも、400~500mm クラスの望遠レンズを持ってメインスタンド席を取ったらもっと良い写真が撮れそうな気はします。
でも逆にフェンス越しでも良ければ、200mm クラスの望遠レンズでも十分大写しできてしまうのは、良い意味で誤算でした。富士や鈴鹿だと 300mm オーバー必須、というイメージでしたが、これはコースと客席が近いもてぎのオーバルコースならではのメリットですかね。

INDY JAPAN 300 mile

[ Canon EOS 7D / SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO ]

こちらはレース後、メインスタンド裏のスペースに展示されていた KV レーシングのショーカー。佐藤琢磨のロータスカラーがペイントされていますが、よく見るとノーズの形状が現行マシンと全然違うので、旧車を塗り替えたショーカーなのでしょう。
このショーカーも人気でしたが、今回のインディジャパンでは KV レーシングやスーパーアグリのキャップやピットシャツを身につけたファンが異様なほど多く(私も含め(笑))、根強い琢磨ファンの多さと F1 からインディへのファン流入を強く実感しました。国内ではインディカーは全くのマイナースポーツで、スーパー GT のほうが露出が多いくらいですが、ホンダはこの機会にもっとインディをアピールしても良いと思う。

私もインディ観戦は今回が初めてでしたが、クルマの形状は似ていても F1 とはエンジン音がけっこう違ったり、スピード感が F1 以上のものがあったり、エンタテインメント的な演出として野球のメジャーリーグに近い雰囲気を感じたり、なかなか新鮮な体験でした。予備知識があまりない状態で行っても楽しめたので、もうちょっと勉強したらもっと楽しめるかな、と感じました。
ただ、これはこれで面白いけど、私はやっぱり F1 の難しいコースと、マシンのテクニカルな競争、そして政治的な駆け引き(笑)まで含めてが好きだと再確認したのも事実だったりします。まあ、そういうのがない単純さがアメリカのレースの良さなんだと思いますが。

できれば来年も行きたいと思います。

投稿者 B : 23:00 | EF70-200/F4L USM | EF70-300/F4-5.6 IS USM | EOS 7D | F1 | Photograph | SIGMA 17-70/F2.8-4.5 DC MACRO | コメント (0) | トラックバック

2010/09/20 (Mon.)

INDY JAPAN 2010 (1)

インディジャパンを観戦しに栃木県のツインリンクもてぎまで行ってきました!

ツインリンクもてぎ | INDY® JAPAN 300 mile

INDY JAPAN 300 mile

[ Canon EOS 7D / SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO ]

サーキットへは、2005 年2006 年の鈴鹿(あ、鈴鹿へは第二期ホンダラストランの 1992 年にも行った)、2007 年2008 年の富士に行きましたが、もてぎは初めて。ついでにインディも初めてですが、今年は幼稚園の運動会と日程がかぶって F1 日本 GP に行けないので(というか、日本 GP が伝統的に体育の日前後にある限り、当分行けない)、代わりに・・・という思いもあってインディの観戦に行ってきました。

INDY JAPAN 300 mile

[ Sony NEX-5 / Sony E 16mm F2.8 ]

インディジャパンはオーバルコースでの開催。そのオーバルコース「スーパースピードウェイ」はこんな感じ↑(写真は NEX-5 のスイングパノラマで撮影)で、ちょっと遠いですがコース全体が見渡せるくらいの広さです。1 周は 30 秒弱、それを延々と 200 周するのがインディジャパンのレース。
正直なところ、これまではアメリカ系のレースはスピード重視の大味なレースが多いイメージであまり好きではありませんでした。コーナーらしいコーナーもないコースをグルグル回って何が楽しいの?くらいに思っていました。でもスタンドからコース全体、つまりレースの全体像が把握できるというのは、F1 ではまずあり得ない状況なので、これはこれで面白いですね。

F1 同様、決勝のスタート前にいろいろとサポートイベントがあるわけですが、今回レースと同じくらい楽しみにしていたのが、CR-Z オーナーズパレード

INDY JAPAN 300 mile

[ Canon EOS 7D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

発売になって間もないホンダ CR-Z を 100 台集めて、ツインリンクもてぎのスーパースピードウェイを 1 周するパレードですが、これに yonhongi さんがオレンジ CR-Z で参加するとのことで、これは撮影せねばなるまい!と。
オレンジは 7 台いましたが、サンルーフ付きは 2 台しかいなかったので狙い撃ち。決勝に向けてシャッタースピードを試行錯誤しながら撮っていたのでちょっとブレてしまいましたが、何とか撮れました。

INDY JAPAN 300 mile

[ Canon EOS 7D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

オープニングセレモニーでは戦闘機のデモ飛行も見られました。私は戦闘機にはあまり詳しくないのですが、調べてみたところ自衛隊の最新鋭機「F-2」のもよう。ちょうどスーパースピードウェイと同じ楕円形を描いて飛行し、颯爽と去っていきました。
うーん、クルマを撮りに来たつもりが、飛行機撮影の楽しさを軽く味わってしまったかも(汗。

ということで、決勝です。

INDY JAPAN 300 mile

[ Canon EOS 7D / Canon EF70-200mm F4L USM ]

私がインディを観に来たきっかけは佐藤琢磨をおいてほかにはありません。まあ琢磨がインディに移る前からサーキット撮影の練習も兼ねて一度インディは観に来てみたいと思っていましたが、琢磨の凱旋が強力に後押ししてくれたのは確か。

琢磨のアグレッシブな走りはインディでも健在で、トータルで 10 台くらいはオーバーテイクしてみせてくれました。それも、土曜日に大クラッシュした怪我をおしての出走で、決勝当日は鎮痛剤を使用してのレースだったらしいので、頭が下がります。

INDY JAPAN 300 mile

[ Canon EOS 7D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

ただ残念なのは琢磨がいくらがんばってもピット作業がダメすぎて、ピットインするたびに順位を下げていたこと(上がったのは一度きり)。2~3 台抜いてはピットで後退して元通り・・・という感じでずっと 14~17 位前後をうろうろし、最後のほうでようやく少し順位を上げて 12 位フィニッシュ、というレースだったのが悔やまれてなりません。インディは F1 と違ってシャシーもエンジンもワンメイク、あとドライバー以外の要素はチームのセットアップや戦略、ピット作業の差だと思うので、来期はもう少しマシなチームに移ってほしいと願います。

INDY JAPAN 300 mile

[ Canon EOS 7D / Canon EF70-200mm F4L USM ]

琢磨が参戦しているのは「KV レーシング」というチームなのですが、KV レーシング(琢磨を含めて 3 台出走)の他のクルマはこんなカラーリングで、琢磨だけが全然違うカラーリングのマシンで走っています。
琢磨のマシンは F1 でもお馴染みのロータスカラーで、KV レーシングはロータスと提携してこのカラーで走っている・・・とのことなのですが、チーム全体がロータスカラーなわけではなくて琢磨だけが違う色、というのが、正直よく分かりません(´д`)。F1 だと 1 チーム 2 台制、カラーリングは原則チーム内で統一がルール・・・なのですが、これはどういうことなのでしょうか・・・。

INDY JAPAN 300 mile

[ Canon EOS 7D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

私はインディ自体あまり観たことがないので、F1 との細かなルールの違いはよく分からないのですが、F1 界の動向を深くウォッチしていると、インディのドライバーの名前くらいはけっこう耳に入ってくるようになっています。特にこのダニカ・パトリックは F1 界でも有名で、今季(結局参戦できなかったけど)アメリカの USF1 チームのドライバーとして F1 デビューか?という噂が上がっていました。
このダニカ・パトリック、一昨年にはインディジャパンで優勝した経験もあるくらい、女性だからと馬鹿にできない速さを持っていて、今回のレースでも表彰台を狙える良い走りをしていました。

INDY JAPAN 300 mile

[ Canon EOS 7D / Canon EF70-200mm F4L USM ]

インディに参戦するもう一人の日本人ドライバー、武藤英紀。途中、ピット作戦により一時上位を走りましたが、それ以外は特にハイライトもなく後尾に沈みました。
この武藤車のカラーリングはいかにも北米にありがちなトリコロールカラーで、他にも似たような色のクルマがあまりにも多く、撮影は困難を極めました(´д`)。もうちょっとわかりやすく差をつけてよ・・・。

INDY JAPAN 300 mile

[ Canon EOS 7D / Canon EF70-200mm F4L USM ]

あと、日本人ではないのですが、日系アメリカ人ドライバーのロジャー安川。インディジャパンにはスポット参戦だったようですが、完走した以外は全く良いところなく、なんか目についたシーンは他社に抜かれているところばかり・・・。この写真もオーバーテイクしているところではなく、ペンスキーのマシンに周回遅れにされているところです(´д`)。

写真はまだたくさん撮ってきたので、次回に続きます。

インディジャパン:カトスロベネスがポールトゥウィン、佐藤琢磨12位 【 F1-Gate.com 】
佐藤琢磨、オーバル自己ベストの12位で完走 (インディジャパン) 【 F1-Gate.com 】

投稿者 B : 23:57 | EF70-200/F4L USM | EF70-300/F4-5.6 IS USM | EOS 7D | F1 | NEX-5 | Photograph | SIGMA 17-70/F2.8-4.5 DC MACRO | Sony E 16/F2.8 | コメント (2) | トラックバック

2010/09/13 (Mon.)

F1 イタリア GP 2010

イタリアGP決勝:アロンソが優勝、ハミルトンはリタイア - GPUpdate.net

イタリア GP はアロンソが見事なポールトゥフィニッシュ!モンツァでフェラーリが優勝って何年ぶりだろう?それも、PP・優勝・ファステストラップのハットトリック達成。本国のティフォシは今夜は興奮して眠れないでしょう。

しかも、今回は前戦ベルギーでノーポイントに終わってしまったアロンソ、バトン、ヴェッテルの 3 人が 1-2-4 位、ハミルトンはオープニングラップでのリタイアでノーポイント、ウェバーは 6 位という真逆の展開。前回のレース後の感想として「チャンピオンシップはハミルトンとウェバーの 2 人に絞られたと言っていい」というようなことを書きましたがごめんなさい撤回します!!(ぉ
とはいえ今回はウェバーもちゃんとポイントを拾ってチャンピオンシップの首位に立ったし、RB6 がもっとも苦手とするモンツァを終えて、残りはレッドブルが得意とする種類のサーキットが多い上に、今回ポイント差を詰めた 3 人もまだ 20 ポイント以上離れているので、ウェバー・ハミルトン有利は変わりません。でも今回のようにノーポイントのレースが一つでもあれば、まだまだ分からないわけで。

そういう意味では、スタート直後にハミルトンを撃墜したマッサミサイル(ぉ)は件のチームオーダー以上に良い仕事をしたと思います。さすが、自他共に認めるセカンドドライバー(こら

あと今回印象に残ったのはバトンの速さ。正確にはバトン車の速さですね。ドラッグ低減のためにぺらぺらなウィングをつけることが常識となっているモンツァで、びっくりするくらい立てたウィングで、予選・決勝ともに 2 位とは。予選では同じクルマ(でもウィングは薄い)のハミルトンよりも速いタイムを叩き出し、決勝でもピット戦略のまずさでアロンソに交わされたとはいえ、スタートでアロンソに先行し、トップスピードで劣りながらもアロンソを抑え続けることができたのは、このウィングのお陰でしょう。まさに F ダクトさまさまといったところですが、従来の常識を打ち破る F1 の技術力すげー、と素直に感動しました。
あとバトンはやっぱりマシンのスタビリティが高いと滅法強いですね。私の記憶では、バトンとアロンソのマッチレースってバトンと第三期ホンダが初優勝した 2006 年のハンガリー GP くらいまで遡ります。あのときもウェットコンディションの中スムーズなドライビングでアロンソを追い立てたものでしたが、2007~2008 年のホンダのスタビリティ最低なマシンでは全然結果が出ず、去年のブラウン GP や今年のマクラーレンで良いクルマを与えられたら強い。戦闘力に劣るルノーでも結果を出し、むしろチームやマシン開発を引っ張っていくアロンソあたりとは好対照で、分かりやすい人だなーと思います(笑。ドライバーとしてはアロンソのようなストイックなタイプのほうが好き(2 連覇の頃はあまり好きじゃなかったけど、マクラーレンからルノーに出戻ったあたりで見直した)ですが、バトンもバトンで憎めない(笑。

さておき、ヨーロッパラウンドもこれにて終了。残すはアジア~南米~中東のフライアウェイ 5 戦のみ。ドライバーズポイントも 1 位のウェバーから 5 位のヴェッテルまで 25 ポイント差以内に収まっており、何かあれば一発逆転はありえる状況になりました。ナイトレースのシンガポール、我らが鈴鹿、初開催の韓国と興味深いグランプリが続きますが、いよいよ楽しいレースの秋がやってきた感じです。

投稿者 B : 01:30 | F1 | Season 2010 | コメント (0) | トラックバック

2010/08/30 (Mon.)

F1 ベルギー GP 2010

ベルギーGP決勝:ハミルトンが優勝、2位はウェーバー (GPUpdate.net)

今年も「スパ・ウェザー」に翻弄されたベルギー GP は、ハミルトンが完勝で今季 3 勝目。レースごとに目まぐるしく移り変わるポイントランキングでも首位につけました。

予選から荒れたこの週末の見所はいろいろありますが、それでも今回のベルギーはヴェッテルに引っかき回されたレースと言っても過言ではないでしょう。マシントラブル(フロントウィングの破損)でペースは上がらないけどストレートは速いバトンのマクラーレンをずっと抜きあぐねていたとはいえ、明らかなヴェッテルの過失でバトンを撃墜。その後もリウッツィに絡むなど、このレースでのヴェッテルは全く良いところナシ。
若さゆえのムラっ気の多さがここ数戦でもろに出ている印象で、計算上の可能性はまだまだ残っているとはいえ、この状態では今年はチャンピオンの資格はないでしょう。個人的にはヴェッテルは速くて分かりやすくて好きなドライバーですが、これではチャンピオンになれないことは、F1 の 60 年の歴史が物語っています。
「速いけど脆い」ライコネンのようなドライバーが大好きな私としては、ヴェッテルもこのままこの路線で行ってほしい気もしますが(笑、ヴェッテルが残りのシーズン中に成長してチャンピオンシップ争いに残るのか、今季はこのまま、メンタルを鍛えて来年再挑戦となるのか、しばらく見守りたいと思います。

逆にこのレースで勝ったハミルトンとダメージを最小限に抑えたウェバーのように混戦をきっちり勝てる、もしくはポイントをしっかり獲れるドライバーは強い。長いシーズンを経てチャンピオンになれるのは「速いドライバー」ではなく「強いドライバー」。個人的には、あと 6 戦残してはいますが、今年のチャンピオンシップはもうこの 2 人に絞られた、とこのレースでの戦いぶりをみて感じました。

残りレースで考えると、サーキット特性的にモンツァ・シンガポール・アブダビはマクラーレン有利、鈴鹿・ブラジルはレッドブル有利。初開催の韓国がどちら向きか分かりませんが、レイアウトを見る限りでは若干レッドブル有利?という気もします。つまり現時点では最終的にどちらが勝つか判断がつきかねるということですが(笑、現時点での私の予想としては、チーム力まで含めた総合戦力でハミルトン有利、に一票かな。

投稿者 B : 01:30 | F1 | Season 2010 | コメント (0) | トラックバック

2010/08/02 (Mon.)

F1 ハンガリー GP 2010

ハンガリーGP決勝:ウェーバーが優勝、2位アロンソ、3位ヴェッテル (GPUpdate.net)

レッドブルとフェラーリががっぷり四つになるかと思っていたハンガリー GP は、レッドブルが異次元の速さを見せつけました。ホッケンハイムでフェラーリの底力を見せつけられたレッドブルが、夏休み明け予定だったアップデートを前倒し投入した・・・という状況の変化もあったようですが、それにしても両チーム間で 1 秒ものラップタイム差が出てしまうとは、恐れ入った。

予選はもうヴェッテルの独壇場で、Q3 ではコースレコードすら樹立する速さ。CS の川井ちゃん曰く「レッドブルにとってハンガロリンクはもう中低速サーキットじゃない」と言わしめるほどでしたが、ヴェッテルはさらに速くてウェバーに 0.4 秒差をつけて文句なしの PP。チャンピオンシップポイントこそ拮抗していますが、ここまでくるとなんか全盛期のマクラーレンやウィリアムズ、フェラーリを彷彿とさせるものがあります。もちろんサーキットとの相性もあるので、高速サーキットになればマクラーレンとの差はもう少し縮まるでしょうが。

決勝はもしヴェッテルが最近の数戦のようにスタートで躓かなければこのままワンサイドゲームになるかな・・・と思ったものの、15 周を過ぎたところでコース上にリウッツィの落としたパーツが原因で SC 導入。これが混乱の幕開けとなりました。
まずは SC きっかけで一斉にピットインが始まり、ここでルノーのピットクルーのミスでピットアウトするクビサとピットインしてくるスーティルが接触。その脇を抜けていった炉図ベルグのメルセデスには右リヤタイヤがちゃんと装着されておらず、ピットアウト直後にホイールごと脱落。いっぽうでヴェッテルは SC ラン中のレギュレーション違反(前方のクルマとの間隔を一定以上開けすぎてはいけない)でドライブスルーペナルティを喰らい、ウェバーは SC 走行中にコース上に残ったためにペースを上げてピットインの時間を稼いでおかなくてはならず、この 2 台の後方を走っていたアロンソはピットでレッドブルを交わすためにプッシュしなければならず・・・ということで、そこからは 3 台がお互いが見えない中での予選さながらのアタックラップを連発。正直、今のテクニカルレギュレーションではマシン性能が近い 2 台がコース上でオーバーテイクを発生させることは容易ではなく、むしろこういうタイムレース的な要素が出てきたほうが俄然面白くなります。

結果、スタート時に履いていたオプションタイヤが予想以上にもったウェバーがスパートに成功し、それぞれのピット/ペナルティ義務を終えた時点でウェバー-アロンソ-ヴェッテルという体勢に。ヴェッテルは最後の 3 周までアロンソに仕掛けていきましたが、結局そのままゴールとなりました。

ポイントリーダーのハミルトンがギヤボックストラブルでリタイア、2 位のバトンも 8 位に留まったため、チャンピオンシップは現時点でウェバーがトップ、以下ハミルトン-ヴェッテル-バトン-アロンソまでが 20 点以内に並ぶという、接戦続きの近年でも特に面白い状況となって F1 は夏休みを迎えます。今月末からは途中シンガポールを挟みつつもスパ、モンツァ、鈴鹿という高速サーキットが続くこともあり、必ずしもレッドブル有利とは言えない戦いが続くはず。今季もできれば最終戦近くまでもつれてほしいなあ・・・と思いつつ、我々も 4 週間の F1 夏休みといきましょうか。

投稿者 B : 01:45 | F1 | Season 2010 | コメント (0) | トラックバック

2010/07/26 (Mon.)

F1 ドイツ GP 2010

ドイツGP決勝 フェラーリが開幕戦以来の1ー2! (GPUpdate.net)
フェラーリ チームオーダーに10万ドルの罰金 (GPUpdate.net)

ドイツ GP はフェラーリが開幕戦以来となる 1-2 フィニッシュで完勝。アロンソはこのレースの前に「まだチャンピオンシップを諦めない」というコメントを出していましたが、それが建前ではなかったことを証明した形になりました。確かにシルバーストンではセーフティカーのあやで順位を落としましたが、パフォーマンス自体は悪くなかったので、マシンのアップデートがうまくいったということでしょう。

ただ問題になったのがチームオーダー。PP のヴェッテルがスタートに失敗し、さらにアロンソを意識しすぎたことで却ってマッサ・アロンソの先行を許してしまい、ここでレースがほぼ決まってしまいました。そしてレース全般を通じてアロンソはマッサを上回るペースを見せ、終盤でマッサ担当エンジニアのロブ・スメドレイからあからさまなチームオーダーの伝達。マッサはストレートの真ん中で明らかにペースを落とし、アロンソにポジションを譲りました。

様々な批判はあるでしょうが、フェラーリの立場に立てば個人的にはこの判断は正しかったと思います。終盤はヴェッテルが力強い追い上げを見せており、アロンソがマッサに「引っかかって」いる状況が長く続けばヴェッテルに好機を与えていた可能性が高い。ポディウムの中央を確実に手に入れるためには、間違った判断ではなかったと思います。ただマッサももう少し抜かれどころを考えようよ、とは思いましたが、そこから数周あからさまにペースを落としたのも含め、抗議の意味があったのかもしれません。
チームとしては比較上明確にチャンピオンの可能性が高いアロンソを優先するのは当然の判断でしょうし、開幕戦の優勝~中国 GP での「ピットイン・オーバーテイク事件」に至って二人の格の違いが決定的になったような気もしているので、レギュレーションを考慮しなければ私は今回のフェラーリの判断は支持します。そもそもレギュレーションにしたって「どこからどこまでがチームオーダーか」の線引きもあいまい。今回のように無線のやりとりやペースダウンがあからさまでもなければ判断できないし、チームオーダーを出すか二人のドライバーに対等にレースをさせるかは各チームの方針で良い(つまり、スポーティングレギュレーションにチームオーダーに関する条項はなくて良い)んじゃないかと。まあ、チーム内で禍根を残さないように、各チームで「どういう状況でどちらを優先するか」は明確にしておくべきかと思いますが。

さておき、今シーズン後半戦に向けてマクラーレンとレッドブルのガチンコになるかと思われた勢力図に、フェラーリが 2 勝目で改めて名乗りを上げた格好になりました。サーキットとの相性もあるのでフェラーリがこの勢いを保つとは限りませんが、そうでなくては面白くない。次は 1 週間後のハンガリー GP、低速かつタイヤに厳しいサーキットなので、マクラーレンよりはフェラーリやレッドブルにアドバンテージがありそうです。いずれにしても雨さえ降らなければ PP が圧倒的有利なコースなので、予選に注目です。

投稿者 B : 23:59 | F1 | Season 2010 | コメント (0) | トラックバック

2010/07/12 (Mon.)

F1 イギリス GP 2010

イギリスGP決勝:ウェーバーが優勝、ハミルトンが2位、小林6位 (GPUpdate.net)

イギリス GP はマシン性能の圧倒的なアドバンテージでレッドブルが文句なしの 1-2 を決めるか・・・と思いきや、スタート直後のチームメイトバトルでヴェッテルが脱落し、ウェバーが今季 3 勝目。

このチームメイトバトルは遺恨を残しそうですね。トルコ GP での「同士討ち」に比べれば普通に起こり得るレーシングインシデントという状況ではありますが、確執が深まっている中だけに、後を引きそうな気がします。2007 年のベルギー GP で、アロンソとハミルトンがスタート直後のオー・ルージュで接触し、アロンソがコース外に弾き出されたときの状況に近いものを感じます。

でもこのお陰でレースは面白いものになりました。ヴェッテルが接触でタイヤをパンクさせて即ピットイン、そのままプライムタイヤに履き替えて最後まで走りきる作戦にスイッチ。最後尾からどこまで追い上げるか見物でしたが、途中でセーフティカーが入ったこともあって、一時はあわや周回遅れという状況から、最終的には 7 位フィニッシュ。15 位~8 位くらいまでの追い上げは、まるでフェラーリラストランのときのミハエルを見ているようでした。

また、今回は分が悪いかと思われていたマクラーレンもレースではかなり健闘。ハミルトンが 2 位フィニッシュしただけでなく、予選 Q2 脱落してしまったバトンも気がつけば 4 位。
今年のマクラーレン、バトンとハミルトンというコンビは実にいいですね。チャンピオン争いが佳境に入っていないからというのもあるかもしれませんが、二人の関係が今のところフェアなだけでなく、バトンとハミルトンで戦い方が対照的なため、どちらかがイマイチなときでもどちらかは必ず良いという、バランスの良い戦い方ができています。アグレッシブに攻めていくハミルトンに対して、戦略でスルスル順位を上げるバトン、というコントラストも見ていて面白い。

一方で、フェラーリはチームとしてかなりダメになってきている印象がさらに強くなってきました。マッサがシャキッとした走りをグランプリ全体を通してできていないのは以前からですが、アロンソが走り自体は悪くないのにチームの戦術がまずいせいでポジションを失ったりペナルティを受けたりするレースがあまりにも多すぎる。今回のドライブスルーペナルティも、ピットがちゃんとシケインカット後の対処(カットで抜いてしまったクビサをいったん前に出す)を指示していれば、実質ノーダメージで済んだのに(まああれはアロンソもそう判断すべきだった気はしますが)。
フェラーリはミハエルとジャン・トッド脱退後からラテン系チームへの回帰を目指しているようですが、現在のようなずさんなレース運営しかできないのであれば、やはりミハエル全盛期のように、アロンソを中心としたロジカルなチームを再度目指すべきなんじゃないでしょうか。

それにしてもこのレースの白眉は小林可夢偉でしょう。最近はマシンのセットアップにも本人の走りにもかなり安定感が出てきて、ポテンシャル的には厳しいマシンでも常にポイント圏内を走れる状況が作れるようになってきました。フェラーリ・メルセデスと中位グループの差が小さくなってきたこともありますが、可夢偉とチームとの間でうまくコミュニケーションや信頼関係が確立できているということなんじゃないでしょうか。
可夢偉も昨年のデビュー当時はアグレッシブさと危うさが紙一重な印象が強かったですが、ここ数レースでアグレッシブさと冷静さのバランスが如実に良くなってきましたね。所属するチームや与えられるマシン次第なのは F1 の常ですが、これはこのまま成長すると佐藤琢磨以上の結果を残す日本人ドライバーになれる可能性は高いのではないでしょうか。来年はより戦闘力のあるチームからお声がかかる希望も持てそうです。

そういえば、今回からヒスパニアでレースドライバーに復帰した山本左近。テストドライバーとしてもほとんど走れていない状況での復帰だったので、最下位フィニッシュでも完走できただけマシだったといったところでしょうか。個人的にはブルーノ・セナが降ろされてしまったことは哀しいですが、左近にも可夢偉に続くべくがんばってほしいところです。

投稿者 B : 01:44 | F1 | Season 2010 | コメント (0) | トラックバック

2010/06/28 (Mon.)

F1 ヨーロッパ GP 2010

ヨーロッパGP決勝:ヴェッテルが6戦ぶりの勝利、小林が7位入賞 (GPUpdate.net)
9人のドライバーに5秒加算のペナルティ (GPUpdate.net)

ヨーロッパ GP は久々にトラブルに見舞われなかったヴェッテルが完勝で今季 2 勝目。これでヴェッテル、ウェバー、ハミルトン、バトンの 4 人が 2 勝ずつで並び、混戦のままシーズン後半を迎えることになります。

レースは序盤にウェバーとコヴァライネンがあわやという大クラッシュ。幸いにして大事には至りませんでしたが、観ていてもヒヤリとする一瞬でした。そしてここで投入されたセーフティカーがリザルトに大きな影響を与えることに。
SC 導入直後に SC を「抜いてしまった」ハミルトンにはドライブスルーペナルティが科されましたが、審議に時間がかかりすぎ、ペナルティが出たタイミングが遅かったことで、ペナルティ実施後もハミルトンのポジションは変わらず 2 位。いっぽうで SC 直前までハミルトンのすぐ後ろを走っていたアロンソは最終的に 9 位。また、他に 9 名のドライバーに対して SC のインラップでの速度違反の裁定が下されたものの、「レース後審議」でレースタイムに 5 秒加算のペナルティ。ペナルティ適用のタイミングが遅すぎたり、実際に見えている順位と最終リザルトが変わってしまったりするのは、観客の立場ではレースのエキサイティングさを削がれてしまうので、やめていただきたい。テクニカルレギュレーション以上にスポーティングレギュレーションの解釈に幅があり、スチュワードの判断でいかようにもなってしまうのが問題なのだとは思いますが。

また、ザウバーの小林可夢偉はこの SC 中にあえてステイを選択したことで、一時は 3 位を走行。タイヤ交換の義務を果たしていない状況での 3 位だったので、最終的にはポジションを落とすことは見えていましたが、マクラーレンのバトンを抑えての 3 位走行は立派。そして終盤のタイヤ交換直後、グリップの良いオプションタイヤで果敢に攻め、最後の 3 周でアロンソとブエミをオーバーテイクして堂々の 7 位入賞。昨年のアブダビ GP で新チャンピオンのバトンを抜いたとき以来の快哉を叫びました。
ただこれもスカパー!の実況では「9 台のペナルティがレースタイムへの 20 秒加算だった場合、可夢偉は 4 位の可能性あり」と解説されていたので、変な期待を抱いてしまいました。これもペナルティの基準が明確化されていないのが原因でしょうが・・・。

しかしこのヴァレンシアの公道コースは景色は良いけどレースが単調になる傾向が強いですね。ウェバーのクラッシュには驚きましたが、それ以降は動きの少ないレースで、疲れていたこともあって何度か気を失っていました(´д`)。最後の最後に可夢偉のオーバーテイクで目を覚まされましたが、見どころはその程度。個人的にはスペインで 2 グランプリ開催するくらいなら、サンマリノやフランスを復活させてほしいんですが・・・。

投稿者 B : 21:57 | F1 | Season 2010 | コメント (0) | トラックバック

2010/06/14 (Mon.)

F1 カナダ GP 2010

カナダGP決勝:ハミルトンが優勝、マクラーレンが1-2勝利 (GPUpdate.net)

カナダ GP はトルコに続いてハミルトンが勝利。マクラーレンが 2 戦連続の 1-2 フィニッシュを決めました。

予選ではいつもどおりにウェバーとヴェッテルがしのぎを削り、レッドブルの今シーズン全戦 PP 記録が続くか、と思われたところでハミルトンがトップタイムを奪取。とはいえ、軽量化のために燃料を本当にギリギリしか搭載しない状態でのアタックで、予選終了後はそのままストップしてしまうような状態だったので、これは決勝に向けてはレッドブルに余力ありかな・・・と予想しましたが、その通りにはなりませんでした。

カナダ GP はトルコに続いてハミルトンが勝利。マクラーレンが 2 戦連続の 1-2 フィニッシュを決めました。

予選ではいつもどおりにウェバーとヴェッテルがしのぎを削り、レッドブルの今シーズン全戦 PP 記録が続くか、と思われたところでハミルトンがトップタイムを奪取。とはいえ、軽量化のために燃料を本当にギリギリしか搭載しない状態でのアタックで、予選終了後はそのままストップしてしまうような状態だったので、これは決勝に向けてはレッドブルに余力ありかな・・・と予想しましたが、その通りにはなりませんでした。

決勝はチームによってタイヤ戦略が分かれ、レッドブルはプライム(ハード側)タイヤ、マクラーレンとフェラーリはオプション(ソフト側)タイヤでのスタート。序盤にオプション勢がプライムへのタイヤ交換を行った時点でレッドブルが見かけ上の 1-2 体勢となり、レースは久しぶりの「見えない相手との戦い」に。しかし中盤までは順調にペースを保っていたように見えたレッドブルが思った以上にペースを伸ばせなかったこと、逆にマクラーレンの 2 台+アロンソのペースが良かったことで、最後のピットストップを終えた時点でレッドブルは 4-5 位がやっと。逆にマクラーレンはバックマーカーの処理の隙に先行するアロンソを相次いで交わし、1-2 フィニッシュを決めました。

カナダ GP の舞台であるジル・ヴィルヌーヴサーキットは典型的なストップ&ゴー、もともと直線スピードに勝るマクラーレンに有利だったことに加え、毎年複数回は投入されるセーフティカーが今年は皆無だったこと(SC が入ると状況がリセットされるため、それを前提とした柔軟性のある戦略を立てる必要があるけど、もし何も起こらなかった場合は無駄なマージンになる)などの状況もありますが、やはりこういうレースでのマクラーレンの「強さ」は際立ってますね。マシンが純粋に速いのはまだまだレッドブルですが、組織力まで引っくるめるとマクラーレンのチャンピオンシップにおける勝ち目はありそう。現時点ではドライバーズポイントもマクラーレンが 1-2 になっていて、今のところ 5 位のヴェッテルまでにチャンピオンシップへの挑戦権がありそうに見えます(4 位のアロンソは奮闘しているけど、実際には厳しいか)。

昨シーズンはブラウン GP の独走に待ったをかけたのはレッドブルでしたが、今年はそのレッドブルの独走を阻むマクラーレンという構図。やはり対抗軸がいたほうが盛り上がりますね。次のバレンシアから舞台はまたヨーロッパに戻り、F1 の熱い夏が始まります。

投稿者 B : 22:58 | F1 | Season 2010 | コメント (0) | トラックバック

2010/05/31 (Mon.)

F1 トルコ GP 2010

トルコGP決勝:マクラーレン1ー2!ヴェッテルが相打ちでリタイア! (GPUpdate.net)

ここでもレッドブルが圧倒的な速さを見せつけるかと思われたトルコ GP。でも実際にはマシンアップデートの効果とコースとの相性か、マクラーレンが予想以上の速さでレッドブルとほぼ互角と言えるレースをし、結果的に 1-2 フィニッシュで締めくくりました。

レッドブルは序盤から 1-3~1-2 体勢を築き、よもやウェバーが得意の先行逃げ切りで 3 連勝を決めるかという状況ながら、マクラーレン勢のプレッシャーからヴェッテルがウェバーをオーバーテイクしようとしたところで両者接触。ヴェッテルはそのままリタイア、ウェバーはいったんピットインしたため 3 位に転落。その後は一度だけハミルトン・バトンのバトルがあったものの、マクラーレンが盤石の走りで 1-2 を奪取。やっぱりチームメイトバトルは燃える(ぉ。

しかしここ数戦から言われていたヴェッテルとウェバーの確執、というのもメディアがそういう構図で見せたがるからだろ、とあまり気にしていなかったんですが、今回のは少なからぬ禍根を残すだろうなー。国際映像ではリタイア直後にはそうとうキレていたヴェッテルが、ガレージに戻ってきてからはむしろプレスを窘めるような素振りを見せていたとはいえ、これからシーズンが佳境に入ってくると(本人たちが望むと望まざるに関わらず)じわじわといろんなところに影響が出てくるのではないかと思います。

勢力図的にはレッドブルとマクラーレンが拮抗、フェラーリとメルセデスは少し置いて行かれ気味(サーキットにもよるけど)という感じですが、チャンピオンシップもそろそろこの 4 人に絞られ始めているのかも。

次のレースは 2 週間後、北米大陸に舞台を移してカナダ GP。放送時間が遅いからリアルタイム観戦はちょっときついんだよなあ(´д`)。

投稿者 B : 01:30 | F1 | Season 2010 | コメント (0) | トラックバック