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2010/06/28 (Mon.)

F1 ヨーロッパ GP 2010

ヨーロッパGP決勝:ヴェッテルが6戦ぶりの勝利、小林が7位入賞 (GPUpdate.net)
9人のドライバーに5秒加算のペナルティ (GPUpdate.net)

ヨーロッパ GP は久々にトラブルに見舞われなかったヴェッテルが完勝で今季 2 勝目。これでヴェッテル、ウェバー、ハミルトン、バトンの 4 人が 2 勝ずつで並び、混戦のままシーズン後半を迎えることになります。

レースは序盤にウェバーとコヴァライネンがあわやという大クラッシュ。幸いにして大事には至りませんでしたが、観ていてもヒヤリとする一瞬でした。そしてここで投入されたセーフティカーがリザルトに大きな影響を与えることに。
SC 導入直後に SC を「抜いてしまった」ハミルトンにはドライブスルーペナルティが科されましたが、審議に時間がかかりすぎ、ペナルティが出たタイミングが遅かったことで、ペナルティ実施後もハミルトンのポジションは変わらず 2 位。いっぽうで SC 直前までハミルトンのすぐ後ろを走っていたアロンソは最終的に 9 位。また、他に 9 名のドライバーに対して SC のインラップでの速度違反の裁定が下されたものの、「レース後審議」でレースタイムに 5 秒加算のペナルティ。ペナルティ適用のタイミングが遅すぎたり、実際に見えている順位と最終リザルトが変わってしまったりするのは、観客の立場ではレースのエキサイティングさを削がれてしまうので、やめていただきたい。テクニカルレギュレーション以上にスポーティングレギュレーションの解釈に幅があり、スチュワードの判断でいかようにもなってしまうのが問題なのだとは思いますが。

また、ザウバーの小林可夢偉はこの SC 中にあえてステイを選択したことで、一時は 3 位を走行。タイヤ交換の義務を果たしていない状況での 3 位だったので、最終的にはポジションを落とすことは見えていましたが、マクラーレンのバトンを抑えての 3 位走行は立派。そして終盤のタイヤ交換直後、グリップの良いオプションタイヤで果敢に攻め、最後の 3 周でアロンソとブエミをオーバーテイクして堂々の 7 位入賞。昨年のアブダビ GP で新チャンピオンのバトンを抜いたとき以来の快哉を叫びました。
ただこれもスカパー!の実況では「9 台のペナルティがレースタイムへの 20 秒加算だった場合、可夢偉は 4 位の可能性あり」と解説されていたので、変な期待を抱いてしまいました。これもペナルティの基準が明確化されていないのが原因でしょうが・・・。

しかしこのヴァレンシアの公道コースは景色は良いけどレースが単調になる傾向が強いですね。ウェバーのクラッシュには驚きましたが、それ以降は動きの少ないレースで、疲れていたこともあって何度か気を失っていました(´д`)。最後の最後に可夢偉のオーバーテイクで目を覚まされましたが、見どころはその程度。個人的にはスペインで 2 グランプリ開催するくらいなら、サンマリノやフランスを復活させてほしいんですが・・・。

投稿者 B : 21:57 | F1 | Season 2010 | コメント (0) | トラックバック

2010/06/14 (Mon.)

F1 カナダ GP 2010

カナダGP決勝:ハミルトンが優勝、マクラーレンが1-2勝利 (GPUpdate.net)

カナダ GP はトルコに続いてハミルトンが勝利。マクラーレンが 2 戦連続の 1-2 フィニッシュを決めました。

予選ではいつもどおりにウェバーとヴェッテルがしのぎを削り、レッドブルの今シーズン全戦 PP 記録が続くか、と思われたところでハミルトンがトップタイムを奪取。とはいえ、軽量化のために燃料を本当にギリギリしか搭載しない状態でのアタックで、予選終了後はそのままストップしてしまうような状態だったので、これは決勝に向けてはレッドブルに余力ありかな・・・と予想しましたが、その通りにはなりませんでした。

カナダ GP はトルコに続いてハミルトンが勝利。マクラーレンが 2 戦連続の 1-2 フィニッシュを決めました。

予選ではいつもどおりにウェバーとヴェッテルがしのぎを削り、レッドブルの今シーズン全戦 PP 記録が続くか、と思われたところでハミルトンがトップタイムを奪取。とはいえ、軽量化のために燃料を本当にギリギリしか搭載しない状態でのアタックで、予選終了後はそのままストップしてしまうような状態だったので、これは決勝に向けてはレッドブルに余力ありかな・・・と予想しましたが、その通りにはなりませんでした。

決勝はチームによってタイヤ戦略が分かれ、レッドブルはプライム(ハード側)タイヤ、マクラーレンとフェラーリはオプション(ソフト側)タイヤでのスタート。序盤にオプション勢がプライムへのタイヤ交換を行った時点でレッドブルが見かけ上の 1-2 体勢となり、レースは久しぶりの「見えない相手との戦い」に。しかし中盤までは順調にペースを保っていたように見えたレッドブルが思った以上にペースを伸ばせなかったこと、逆にマクラーレンの 2 台+アロンソのペースが良かったことで、最後のピットストップを終えた時点でレッドブルは 4-5 位がやっと。逆にマクラーレンはバックマーカーの処理の隙に先行するアロンソを相次いで交わし、1-2 フィニッシュを決めました。

カナダ GP の舞台であるジル・ヴィルヌーヴサーキットは典型的なストップ&ゴー、もともと直線スピードに勝るマクラーレンに有利だったことに加え、毎年複数回は投入されるセーフティカーが今年は皆無だったこと(SC が入ると状況がリセットされるため、それを前提とした柔軟性のある戦略を立てる必要があるけど、もし何も起こらなかった場合は無駄なマージンになる)などの状況もありますが、やはりこういうレースでのマクラーレンの「強さ」は際立ってますね。マシンが純粋に速いのはまだまだレッドブルですが、組織力まで引っくるめるとマクラーレンのチャンピオンシップにおける勝ち目はありそう。現時点ではドライバーズポイントもマクラーレンが 1-2 になっていて、今のところ 5 位のヴェッテルまでにチャンピオンシップへの挑戦権がありそうに見えます(4 位のアロンソは奮闘しているけど、実際には厳しいか)。

昨シーズンはブラウン GP の独走に待ったをかけたのはレッドブルでしたが、今年はそのレッドブルの独走を阻むマクラーレンという構図。やはり対抗軸がいたほうが盛り上がりますね。次のバレンシアから舞台はまたヨーロッパに戻り、F1 の熱い夏が始まります。

投稿者 B : 22:58 | F1 | Season 2010 | コメント (0) | トラックバック

2010/05/31 (Mon.)

F1 トルコ GP 2010

トルコGP決勝:マクラーレン1ー2!ヴェッテルが相打ちでリタイア! (GPUpdate.net)

ここでもレッドブルが圧倒的な速さを見せつけるかと思われたトルコ GP。でも実際にはマシンアップデートの効果とコースとの相性か、マクラーレンが予想以上の速さでレッドブルとほぼ互角と言えるレースをし、結果的に 1-2 フィニッシュで締めくくりました。

レッドブルは序盤から 1-3~1-2 体勢を築き、よもやウェバーが得意の先行逃げ切りで 3 連勝を決めるかという状況ながら、マクラーレン勢のプレッシャーからヴェッテルがウェバーをオーバーテイクしようとしたところで両者接触。ヴェッテルはそのままリタイア、ウェバーはいったんピットインしたため 3 位に転落。その後は一度だけハミルトン・バトンのバトルがあったものの、マクラーレンが盤石の走りで 1-2 を奪取。やっぱりチームメイトバトルは燃える(ぉ。

しかしここ数戦から言われていたヴェッテルとウェバーの確執、というのもメディアがそういう構図で見せたがるからだろ、とあまり気にしていなかったんですが、今回のは少なからぬ禍根を残すだろうなー。国際映像ではリタイア直後にはそうとうキレていたヴェッテルが、ガレージに戻ってきてからはむしろプレスを窘めるような素振りを見せていたとはいえ、これからシーズンが佳境に入ってくると(本人たちが望むと望まざるに関わらず)じわじわといろんなところに影響が出てくるのではないかと思います。

勢力図的にはレッドブルとマクラーレンが拮抗、フェラーリとメルセデスは少し置いて行かれ気味(サーキットにもよるけど)という感じですが、チャンピオンシップもそろそろこの 4 人に絞られ始めているのかも。

次のレースは 2 週間後、北米大陸に舞台を移してカナダ GP。放送時間が遅いからリアルタイム観戦はちょっときついんだよなあ(´д`)。

投稿者 B : 01:30 | F1 | Season 2010 | コメント (0) | トラックバック

2010/05/25 (Tue.)

TOYOTA TF110

中嶋一貴がトヨタTF110をドライブ (F1通信)
2010年マシン発見!! ...中嶋一貴が走らせた (Response.jp)

トヨタの F1 撤退によってお蔵入りとなってしまった 2010 年仕様車「TF110」が、今頃になってそのヴェールを脱いでいます。
ドイツ・ケルンにある TMG(Toyota Motorsport GmbH)で中嶋一貴によるデモランが行われたようで、一貴本人の blog にもその話がそれとなくエントリーされていました。

中嶋一貴オフィシャルブログ | 脱・お蔵入り

製造された TF110 は 2 台あり、1 台がステファン GP からの依頼でレーシングレッドに塗装され、1 台はカーボン地のまま保管されているとのこと。なぜそれが今さら・・・と思いましたが、参戦 NG 決定後しばらく音沙汰のなかったステファン GP に関する噂がここにきて急にいろいろ出てきていたり、

ステファンGP、それともファンタジーGP? (F1通信)

F1 速報のモナコ GP でも「トヨタと一貴の夢を砕いたステファン GP 闇の正体」という恨み節たっぷりの特集で 2 ページを割いていたり、ここ 2~3 週間ほどの間で何かしら状況の変化があったのかもしれません。

ステファン GP はさておき、そんな TF110 がグラ特の最新号に独占特集されているという話だったので、買って読んでみました。

GRAND PRIX Special (グランプリトクシュウ) 2010 年 6 月号

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これすごいなー。今のところ他の商業誌や Web ではここまで写真点数の多い情報は掲載されていないので、まさに「独占特集」と呼ぶに相応しい内容になっています。特集の論調が「これがサーキットを走っていたら速かったに違いない」「返す返すもトヨタの撤退は残念だ、でも TMG はモータースポーツの未来のために戦い続ける!」的なややどうでもいい方向性でしたが(´д`)、それにしても近年の F1 で現行(相当)のマシンがここまで詳細に解説されたことはないはずで、そういう意味では F1 好きなら一読の価値がある特集だと思います。

私は F1 誌はグランプリごとに発行される F 速派で、グラ特は情報が遅めなのでたまーにしか買わないんですが、たまにこういう濃い特集をやってくれるから好きだなー。

投稿者 B : 01:10 | F1 | Season 2010 | コメント (0) | トラックバック

2010/05/17 (Mon.)

F1 モナコ GP 2010

モナコGP決勝:ウェーバー2戦連続優勝!レッドブル1-2フィニッシュ (GPUpdate.net)

伝統のモナコはスペインに続いてウェバーがポールトゥフィニッシュで完全勝利。同僚ヴェッテルすら寄せ付けない独走ぶりで、もしかして今季最速はヴェッテルじゃなくてウェバーでは・・・と思わされたレースでした。

24 台中完走 12 台(完走扱いは 15 台)という一見「荒れたレース」ですが、実際にリタイアしたのは新規参戦チームの 6 台+ウィリアムズ×2+ザウバー×2+ペトロフ+バトンという、バトン以外はほぼマシンかドライバーに不安があるチームということで、さほどサバイバルな印象もなく。また、アロンソがフリー走行でのクラッシュで予選出走できなかったことにより最後尾からのスタートになりましたが、下位チームとのスピード差があまりに大きすぎて「抜けないモナコで最後尾からオーバーテイクショーを見せる醍醐味」はあまりなく、どちらかというとピット戦略(SC 中にタイヤ交換義務を済ませてしまい、前方にマシンがいない状況でタイムを上げていく)で上位を狙っていく戦い方を見るのが面白かったことは事実です。この事実上「異なるクラスのマシンが同じサーキット上を走っている」というスーパー GT のような状況はあまり良くないよなあ・・・。

さておき、戦闘力の明らかに劣るマシンでフロントロウ獲得→表彰台フィニッシュを決めたクビサの奮闘ぶりには確かにドライバーズサーキットたるモナコの醍醐味を見せてもらいましたが、それ以外はスタート直後にレッドブルが 1-2 体勢を築いてからは、非常に単調なレースになってしまいました。レッドブルはヴェッテルが勝つレースよりもウェバーが勝つレースのほうが何故か単調ですよね・・・。

ドライバーズランキングはウェバーとヴェッテルが同ポイントで並び(勝利数でウェバーが首位)、レッドブルが今後チャンピオンシップを支配していこうかという構図が見えてきました。各チームが大きなアップデートを施したヨーロッパラウンドでレッドブルが 2 連勝を果たしたということは、いよいよマシンポテンシャルの差が決定的になってきたということかもしれません。もし 2 週間後のトルコ(ここもまたマシン性能の差が戦力の決定的差になる)でまたレッドブルが完勝するようなことがあれば、もうこれで今シーズンの趨勢は決まってしまうかもしれません。

投稿者 B : 01:00 | F1 | Season 2010 | コメント (0) | トラックバック

2010/05/09 (Sun.)

F1 スペイン GP 2010

今回も執筆時点で地上波放送前なので、ネタバレ防止策入れておきます。












スペインGP決勝:ウェーバー今季初優勝!2位アロンソ、3位ヴェッテル (GPUpdate.net)

カタロニアサーキットは雨になることが少なく、また PP を獲ったドライバーが優勝する確率が最も高いサーキット。ここ 3 戦は波乱が続きましたが、今回は開幕戦同様に「静かなレース」になりそうだなあ、と予想したところ、半分はその通りになりました。今季初めてポールシッターがそのままチェッカーを受けたという意味では、開幕戦バーレーン以上に波乱の少ないレースだったと言えるかもしれません。

が、一方で 2 位走行中だったハミルトンが残り 2 周でタイヤ(ホイール?)トラブルでコースオフ→リタイア、ヴェッテルも終盤にブレーキトラブルでスローダウン(したものの、何とか表彰台をキープ)、他にもバックマーカーの処理に絡んでアクシデントが続出するなど(これは個人的にはあまり歓迎すべきトラブルではないと思いますが)、2 位以下にはいろいろと見どころの多いレースでした。でも、こういう安定したコンディションだとバトンはやっぱり弱いなあ。シューマッハを結局最後まで抜きあぐねましたが、ハミルトンならどこかで一発ズバッ!と決めていただろうと思うと、その決定力の違いがチャンピオンシップに影響を与えそうな気がします。

次はもう来週、伝統のモナコ GP。ここはダウンフォースが強いクルマが速く、またドライバーの力量がハッキリ出てくるサーキットなので、相変わらずレッドブル・デュオが猛威をふるいそうな気配ですが、そこにフェラーリ/マクラーレン/メルセデスがどこまで絡めるか。あとこういうサーキットではクビサあたりがすごく良い仕事をしそうなので、そういった点も楽しみです。

投稿者 B : 23:47 | F1 | Season 2010 | コメント (0) | トラックバック

2010/04/18 (Sun.)

F1 中国 GP 2010

これ書いてる時点で地上波放送前なので、念のためネタバレ防止策入れておきます。












中国GP決勝:バトン今季2勝目!マクラーレン1-2フィニッシュ (GPUpdate.net)

3 戦連続で雨がらみとなったグランプリ。開幕 4 戦でバトンが 2 勝するなんて誰が予想していたでしょうか?少なくとも私は全然思っていませんでした(ぉ。オーストラリアでの勝利の後で私はバトンのことを見直したつもりでいましたが、正直まだ侮ってた(笑。

昨シーズン序盤の圧倒的にマシンパフォーマンスで有利な状況から先行逃げ切りを図る勝ち方と異なり、今年の 2 勝は天候を読み切っての作戦勝ち。オーストラリアでは真っ先にタイヤを換え、中国では雨が降ってもコース上にステイするという状況判断の勝利です。完全ドライで純粋な速さでの勝負となると僚友ハミルトンに後れを取る局面も少なくないですが、ウェットコンディションでの丁寧なドライビング(そういえば、ホンダ時代の初優勝のときもこんな勝ち方だった)なら、雨に強いドライバーが揃った現代の F1 の中でも右に出る者はいないかもしれません。もしかしたら今後はこういった「策士」的な勝ちっぷりが、バトンの持ち味となってくるのかも。

レースのほうも序盤から終盤まで微妙に勢いを変えながら降り続いたせいで、ほとんどタイヤを換えない派・ちょいちょい換える派が入り乱れて順位の変動が激しく、面白いレースになりました。ほとんど換えなかったバトンと頻繁に換えたハミルトンが 1-2 というのも、一概に「どっちが良い」と言えない微妙なコンディションであったことを裏付けています。また、晴れでも雨でも圧倒的な速さを持つと思われていたレッドブルが、タイヤに厳しいマシン特性ゆえにインターミディエイトタイヤのヘタりが早く、いつものスピードを出し切れなかったのも興味深いところ。
しかしほとんどピットストップのない(多くのレースでタイヤ交換義務の 1 回、サーキットとタイヤの相性によっては 2 回程度)今年のレギュレーションで、雨がらみでピット戦略がリザルトに大きな影響を及ぼすレースほど面白い、という状況もちょっと皮肉ですね。まあ、完全ドライなグランプリ自体、まだ開幕戦バーレーンでしか観てないわけで、もしかしたらドライでも面白いレースはあるかもしれませんが。やっぱりもうリバースグr(ry

あとどうしても残念なのはミハエルの現状ではないでしょうか。もちろん、3 年のブランク・40 代という年齢からくる衰え・引退前とは異なるレギュレーション・上位チームの戦力が拮抗した状況・若手の台頭・昨年(BGP001)ほど速くないメルセデス GP のマシンなど、いかにミハエルといえど簡単に勝てる環境ではないのも事実ですが、2005 年の鈴鹿のように若手にどんどんパスされていくミハエルを観るのもちょっと辛いものがあります。いっぽうでチームメイトのロズベルグは毎回それなりの成績を収めてもいますし・・・。やはり、一度引退したチャンピオンが復帰してもダメというジンクスは、いかにミハエルであっても覆せないのか。ま、復帰して簡単にチャンピオン獲られたら、他の現役ドライバーの実力がどうなのという話にもなるわけですが。

次は 3 週間後、ヨーロッパラウンドの幕開けとなるスペイン GP。各チームのマシンアップデートもあることでしょうし、また勢力図が書き換わるか。今のところメルセデスは絶対的な速さに、フェラーリとレッドブルは信頼性に難ありなので、意外とマクラーレンが安定してポイントを稼いできていますが、そのあたりがどう変わってくるか楽しみです。

投稿者 B : 23:50 | F1 | Season 2010 | コメント (2) | トラックバック

2010/04/05 (Mon.)

F1 マレーシア GP 2010

マレーシアGP決勝:ヴェッテルが今季初優勝!ウェーバー2位 (GPUpdate.net)

早くも 3 戦目を迎えた 2010 年の F1 グランプリ、マレーシア GP はレッドブルが今季初の 1-2 で完勝。ここまで他チームから頭一つ抜けた速さを見せておきながら、信頼性の欠如で勝てるレースを落としてきたレッドブルがようやくその本領を発揮しました。

とだけ書くとワンサイドゲームで面白くないレースだったような印象ですが、実際のレースは面白かった!なんたって予選 Q1 の戦略ミス(予選開始から降っていた雨が上がると読んでいた上位チームの予想とは裏腹に、Q1 は逆に雨がひどくなっていった)でフェラーリの 2 台とマクラーレンのハミルトンが脱落。バトンはタイム的には突破こそしたものの、Q1 終盤でグラベルにはまって Q2 出走できず。結果、フェラーリとマクラーレンが後方からのスタートとなりました。前戦オーストラリアのときに「今年のレギュレーションならリバースグリッドにしたほうが面白い」と書きましたが、果たしてほぼその通りになったような状態に(笑。スタートからゴールまでマクラーレン・フェラーリの怒濤の追い上げと丁々発止のやりあいが見られて、レースとしては本当に面白くなりました。

いっぽうで 1-3 番グリッドからスタートしたレッドブルは何の苦もなく 1-2 フィニッシュで勝利。今回は目立ったトラブルもなく完勝したと言えそうですが、これは同チームにプレッシャーを与えるマクラーレン・フェラーリがともに後方に沈んだため、楽をさせてもらった結果かもしれません。残念ながら今のメルセデス GP は「4 強」にありながら、上位 3 チームを脅かす存在ではなさそうですし・・・逆にフォースインディアとルノーが彼らの背後を狙っている現実。

今季ここまで 3 戦で 3 人の異なるウィナー、異なる勝利チームという、面白い展開になってきました。ここまで混戦模様なのも久しぶりじゃないですかね?まあドライレースだと見る側にとっては面白くないので、次の上海も雨希望で(笑。

投稿者 B : 01:30 | F1 | Season 2010 | コメント (0) | トラックバック

2010/03/29 (Mon.)

F1 オーストラリア GP 2010

オーストラリアGP決勝:バトンが2年連続でアルバートパークを制す! (GPUpdate.net)

珍しくウェットレースとなったオーストラリア GP。オーストラリアで雨というとアルバートパークではなくアデレードを思い出す私です(笑。

アクシデント続出の「荒れたレース」を制したのは、マクラーレン移籍 2 戦目のバトン。開幕まで私はバトンについてマクラーレンに行ってハミルトンと直接比較される状況を作ったら負け、そのままメルセデス GP に残るべきだったと考えていましたが、正直スマンカッタ(ぉ。今回はハミルトンが予選 Q2 でトラフィックに捕まってまともなアタックができず 11 番グリッドに沈んだことの影響もありましたが、それでもレース中盤以降の走りは昨シーズン序盤の圧勝を彷彿とさせる貫禄で、正直去年の夏以来改めてバトンのことを見直してしまいました。もちろん、バーレーンではフェラーリ・レッドブルに一歩及ばなかったマシンパフォーマンスをしっかり向上させてきたチーム力も考慮しなくてはなりませんが。

開幕から圧倒的速さで連続 PP を獲得したヴェッテルはまたしても首位走行中にマシントラブルに見舞われ、グラベルに突っ込んでリタイア。ドライバー+マシンの速さだけなら 24 台中最速とみられるヴェッテルですが、一時期のライコネンっぽいキャラになりつつあります(まあ本人のせいではないですが・・・)。これは、早急に信頼性を確保しなければ、今年もレッドブルにチャンピオンへの挑戦権は与えられないかもしれません。

それにしても開幕戦を観て「今年のレースはつまらなさそうだな・・・」と思った矢先、雨がこれだけレースを面白くしてくれるとは。まあ去年までもドライよりウェットのほうが面白いレースが多かったので、それがウェットレースの醍醐味なのでしょうが、これで分かったのは「マシン性能が拮抗もしくは順位と逆の状況で、ドライバーの技量やチームの戦術が試されるレース」こそ面白いということ。スタート直後のクラッシュで順位を大幅に落としたアロンソとミハエルの鬼神のごときオーバーテイクや、中盤以降のポイント争い(マッサ、アロンソ、ハミルトン、ウェバー、ロズベルグの駆け引き)は本当に見応えがありました。今から給油禁止レギュレーションを覆すのは現実的ではないと思うので、例えば PP ポイント+リバースグリッド方式とかにしたほうがエキサイティングなレースが観られるんじゃないですかね?まあ、競技としてのレースを重視するか、興行としてのレースを重視するか、という F1 の運営スタンスの問題になりますが・・・。

今回のポディウムにはダークホースのルノーが立ちましたが、これはウェットという状況とクビサの技量があってのもので、マシンポテンシャルとしてはまだまだ 4 強との差は大きそう。4 強のほうもまだメルセデス GP の今年のマシンの真価が見えていないのですが、他 3 チームについてはレッドブルが速さでは一歩抜きん出ているけど信頼性が低い、そしてマクラーレンとフェラーリが拮抗しているように見えます。総合的にフェラーリが有利っぽい状況は変わりませんが、次もまだ(4 強のうち)誰が勝ってもおかしくないのは事実なので、次も面白いレースになることを期待しつつ、来週のマレーシアを待ちたいと思います。

投稿者 B : 01:30 | F1 | Season 2010 | コメント (0) | トラックバック

2010/03/15 (Mon.)

F1 バーレーン GP 2010

バーレーンGP決勝:アロンソが優勝、2位マッサ、3位ハミルトン - Formula 1 関連ニュース (GPUpdate.net)

2010 年の F1 がいよいよ開幕。初戦は「4 強」と言われていた中から、ある意味順当にフェラーリのアロンソが優勝。
当面の勢力図としてはほぼ予想されたとおりで「フェラーリ/レッドブル/マクラーレン/メルセデス」の 4 強、「フォースインディア/ウィリアムズ/ルノー/ザウバー」の中団、「トロロッソ/ロータス/ヴァージン/ヒスパニア」の最下位争い、といった分布のようです。

今年はチームもドライバーもガラッと変わって、個人的にどこを応援したいというのがあまりないのですが、これからの F1 を引っ張る期待の星ということと、ライコネンのように「速いけど脆い」(脆いのはドライバーがじゃなくてマシンが)ドライバーに燃えるので、今年はヴェッテル贔屓で行こうかなと。
昨年の王者バトンは・・・まだコースとの相性や季節(路面温度)的なものを見極めないと分かりませんが、やっぱりハミルトンと直接比較される状況を選んだのは失敗だったんじゃないかなー。逆に、今回のレースを観てアロンソ、ハミルトンの二人は「速いし強い」ドライバーだということが改めてよく分かりました。

その他、レースを観ていての雑感など。

  • 国際映像、周回数表示がカウントダウンからカウントアップになったのがとても紛らわしい(;´Д`)ヾ
  • 給油禁止になってピット作業中のタイムロスが短縮されたため、レースが動くタイミングが読みづらくなった
  • フェラーリのピットが映ると、そこにミハエルが座っているような錯覚にとらわれることがある
  • ルノーがかつてのジョーダンに見える
  • HRT(ヒスパニア)がかつてのミナルディに見える
  • ロータスがかつてのジャガーに見える
  • ヴァージンがなんか終了間際の SAF1 に見える
  • メルセデス GP の「シルバー×ブラック×エメラルドグリーン」って配色、激しくカコワルイ
  • そしてそこにミハエルの赤ヘルが合ってなくてさらにカコワルイ(´д`)
  • フェラーリのクルマの配色がミハエル現役時のにそっくり
こんなところかなあ。

ここ数年、開幕戦を制したドライバーがそのままチャンピオンを獲得しているので、マシンの速さとドライバーの強さを考えても今年もそのジンクスが当てはまりそうな気がするのですが、とりあえず現時点でチャンピオン候補と呼べそうなのは 8 人(実質的にはアロンソ、マッサ、ヴェッテル、ハミルトンくらいまでか)。楽しみなシーズンが始まりました。

投稿者 B : 23:59 | F1 | Season 2010 | コメント (0) | トラックバック