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2009/11/17 (Tue.)

メルセデスがブラウン GP を買収

ブラウンGP 「メルセデスGP」に (GPUpdate.net)

かなり以前から噂に上っていたとおり、ダイムラー(メルセデス)がブラウン GP の株式取得を正式発表しました。これにより、チーム名はブラウン GP から「メルセデス GP」となり、マシンカラーもシルバーに変更になるようです。テクニカルディレクターはロス・ブラウンが留任。CEO のニック・フライも残るのでしょうか。

もともとホンダだったチームがメルセデスによって言うなれば「乗っ取られる」ことには少々複雑な気分ですが(とはいえ、チーム自体はホンダ時代からフライに「乗っ取られた」状態だったようなものですが)、チャンピオンを取ってから買収というメルセデスのやり方ってどうなの、と思う部分もあり。正直なところ来年からはあまり応援したくないかなあ・・・とも思ってしまいます。

ちなみにこれによりメルセデスはマクラーレンの株式を段階的に手放し、マクラーレンはメルセデスのワークスからプライベートチームに戻るようです。マクラーレンはこの 2 年ですっかりダーティなイメージがついてしまったので、メルセデスからは体よく尻尾を切られたと見て良いんですかね。
さらにはブラウン GP との今後の関係が注目されていたヴァージン・グループもこれで完全離脱が決定的となりました。来季はマノーのタイトルスポンサーが有力でしょうか。

でもってドライバーについてもロズベルグ+ハイドフェルドのドイツ人デュオ説が急浮上(特にハイドフェルド)、バトンはマクラーレンに移籍が濃厚との話ですが、逆にそれこそメルセデスがつくなら資金的な問題はなくなるわけで、バトンとの契約を渋ってきたのは契約金ではなくメルセデス介入によるドイツチーム化の布石だった可能性もあります。逆にバトン移籍が本当ならばマクラーレンはイギリス色が強くなり、よく見ると他チームもイタリア、ドイツ、インド、スペイン、マレーシア等ナショナルカラーの強いチームが大勢を占めるようになってきました。「国対抗レース」A1GP の凋落とは対照的な状況ですが、こんな中においてほぼ払拭されかかっている日本ってもう・・・。

うーん、来年応援したいチームがどうも見あたらない。この移籍話が本当だったら不憫で仕方ないライコネンが行くチーム(どこにも行けず休養 or ラリー転向の可能性も大)か、やっぱりブルーノでも応援するか。一貴と可夢偉は・・・?

投稿者 B : 00:15 | F1 | Season 2010 | コメント (0) | トラックバック

2009/11/04 (Wed.)

トヨタが F1 から撤退

トヨタ F1撤退を正式発表 (GPUpdate.net)

あ~あ。

アブダビが終わって昨日あたりから噂が飛び交い始めましたが、今日になって緊急記者会見→正式発表。可夢偉のブラジル出走が決まったとき

トゥルーリとグロックの契約解除が確実になってきたタイミングで、しかも来季のドライバーラインアップはおろか参戦継続すら確実になっていない状況でこれだと、トヨタ撤退フラグ?とか思ってしまったりします。最後に日本人乗せとけ的な・・・。
と書いていたのが、やっぱり本当になってしまいました。

まるで 11 ヶ月前のホンダ撤退の再現か、というような流れですが、もっと悪いのはトヨタは富士スピードウェイでの日本 GP 開催からも撤退し、かつ直近で F1 のレギュラーシートを得ていた 2 人の日本人ドライバーのマネジメントも TDP が担っているということ。中嶋一貴もトヨタエンジンと抱き合わせでウィリアムズ入りした経緯があるので、もうパーソナルマネージャーを見つける以外には F1 残留の土俵にすらたてないことになります。可夢偉も資金難で「実家の寿司屋を継ぐしかない」状態らしいですし、来季の日本人ドライバーの出走はかなり困難な状況となりました。まあ個人的には日本人ドライバーがいなくても F1 ファンなことには変わりませんが、ホンダと琢磨と一貴がいない F1 には以前ほどのモチベーションが湧かないのも事実なわけで。

うーん、トヨタにはだいぶ前から撤退の兆候はあったので、せめてやめるにしてももう少しやめ方があったと思うんだけどなあ。最悪の撤退シナリオを選んでしまったと思います。一貴と可夢偉、そしてチームスタッフには同情するけど、トヨタには同情できないなあ・・・・・・。

投稿者 B : 22:01 | F1 | Season 2010 | コメント (0) | トラックバック

2009/11/02 (Mon.)

F1 アブダビ GP 2009

アブダビGP決勝:レッドブル1ー2、可夢偉が6位で初ポイント獲得! (GPUpdate.net)

最終戦アブダビ GP は今シーズンを締め括るに相応しいレースだったと思います。ハミルトンが PP、その後ろにレッドブルとブラウンが 2 台ずつ並ぶという後半戦の勢力図を見るようなグリッドから始まり、ハミルトンはブレーキトラブルでリタイア。その後はヴェッテルが実に彼らしい完勝で決め、今シーズン 4 勝目。新チャンピオンを獲得したバトンは残念ながら最終戦を勝利で飾れなかったものの、前戦ブラジルに続くアグレッシブな走りで 3 位表彰台に。ここ数年はチャンピオン争いが最終戦までもつれ込む展開が多かったので、新チャンピオンが選手権に影響しない最終戦で伸び伸び走るレースを見るのも実に久しぶり。もしかして 2005 年の鈴鹿上海でのアロンソ以来じゃないでしょうか。

今回は帰省中で CS が見れず、久々に地上波で観たんですが、可夢偉とトヨタの話ばかりで本当に苦痛でしたね(´д`)。今回の可夢偉の走りは確かに賞賛に値するものだったと思いますが、それにしてもレース展開のフォローが少なすぎ。途中で何度か寝落ちしてしまいそうになりました・・・。スポンサー様のヨイショや日本人煽りも必要でしょうが、純粋に F1 好きな人には辛すぎです。次回からは帰省や旅行と F1 が重なったら、多少の画質には目を瞑ってロケフリで自宅の BD レコーダの CS 録画を観ようと思いました。

さておき、これで今年の F1 グランプリも終わり。波乱のシーズンでしたが、来年は来年で給油禁止やタイヤサイズの変更、そして新規 3 チームの参戦(と旧 BMW ザウバーはどうなる?)、コスワース復活、KERS 自粛など、また戦力シャッフルの要素がいくつか。各チームのシートも今年は大きなシャッフルがありそうなので、来年はまた新たなチャンピオンが誕生する可能性が高いと読んでいます。後半戦の勢いからするとマクラーレンとレッドブルあたりが強そう、今季用マシンを早々に捨てて来季開発に賭けたフェラーリがダークホース、ブラウンも早めに来季開発を始めてたらしいけどどうなの?といったところ。あとは他のエンジンメーカーに比べて開発の自由度が許容されているというコスワースエンジンのパフォーマンスと信頼性がいかほどのものか、にかかってくると思います。
そして、ブリヂストンが来季限りで F1 撤退・゜・(つД`)・゜・。

シーズンが終わったら次はストーブリーグ、その次は新車発表で楽しむのが F1 の楽しみ方。今のところ

  • ブラウン GP: バトン、ロズベルグ?
  • レッドブル: ヴェッテル、ウェバー
  • フェラーリ: マッサ、アロンソ
  • マクラーレン: ハミルトン、ライコネン?
  • トヨタ: コヴァライネン?/ハイドフェルド?/小林可夢偉?
  • ウィリアムズ: バリチェロ、ヒュルケンベルグ
  • ルノー: クビサ、グロック?/グロジャン?/ディ・グラッシ?
  • (旧)BMW ザウバー: ハイドフェルド?/クリエン?
  • フォースインディア: スーティル?/リウッツィ?/チャンドック?
  • トロロッソ: ブエミ?/アルグエルスアリ?
  • マノー: キャロル?/中嶋一貴?
  • カンポス: セナ、デ・ラ・ロサ?
  • USGPE: アンドレッティ?
  • ロータス: トゥルーリ?
というラインアップが予想されているものの、まだ過半数が未確定 or 未発表という状態。少なくともあと 1~2 ヶ月はこの話で楽しめるかなあ。

投稿者 B : 23:59 | F1 | Season 2009 | コメント (0) | トラックバック

2009/10/19 (Mon.)

F1 ブラジル GP 2009

ブラジルGP決勝:ウェーバーが優勝、バトンのタイトルが決定! (GPUpdate.net)
ブラウン インテルラゴスでダブルタイトル獲得 (GPUpdate.net)
ジェンソン・バトン ワールドチャンピオンへの道のり (GPUpdate.net)

鈴鹿に続いて大荒れとなったブラジル GP は、レッドブルのウェバーが今季 2 勝目を挙げました。そして結果的にバトンとブラウン GP のダブルチャンピオンも確定。最終戦アブダビを残して決着がついた格好となりました。

予選から先日の鈴鹿を超える大雨で二度の赤旗中断(しかも二度目は 1 時間以上の中断)を余儀なくされるという悪天候で、なんとヴェッテルが Q1 落ち、バトンが Q2 落ち、そしてドライバーズランク 2 位の地元バリチェロが PP という、ドラマを感じさせるグリッド順。
が、レッドブル RB5 はここでもその速さを遺憾なく発揮してウェバーに優勝をさらわれてしまいます。チャンピオン獲得のためにはできる限り 2 連勝、悪くても今回は 2 位でなくてはならないバリチェロはこの時点でほぼチャンピオンを失っていたわけですが、悪いことに終盤のハミルトンとの交錯で左リヤをパンクさせて緊急ピットイン。これで万事休すとなりました。
ヴェッテルも Q1 敗退かつ決勝が雨にならなかった時点でもうほぼ望みは潰えた状況でしたが、最後まで自分のレースをして 4 位フィニッシュ。

完勝で自身 2 度目の優勝を果たしたウェバー、今季初表彰台となるクビサ、17 番グリッドからの表彰台は優勝にも値するハミルトンのポディウムは、残念ながらチャンピオン決定の前に霞んでしまいましたが、今回はやっぱりバトン。
正直なところ、予選でいつもの冷え性が出て Q2 敗退となったときには「またか・・・」と思いましたが、決勝でどんどん前を狙っていくアグレッシブな姿勢を見たのは久々。こういう戦いを見せてくれるのなら、予選で中団に沈んだのは結果的に良かったのかもとすら思いました。まあ、そうは言ってもチャンピオンがポディウムにすら上がらずに決まってしまうのは、物足りないものがありますが。
後半戦苦戦したとはいえ年間を通してみればやっぱり今年のウィナーはブラウン GP とバトン。来年は原則継続レギュレーションでマクラーレンとフェラーリあたりは復活してきそうなこともあり、今年しっかり勝てて本当に良かったと思います。まあ「タラレバ」を言っても仕方ないとはいえ、これでホンダとスーパーアグリがもし撤退していなかったらどんな勢力図になっていたか、も見てみたかった気はしますが(でも BGP001 はホンダと SAF1 の合作みたいなものだから、別々に存続していたらここまで競争力の高いクルマはできなかっただろうなあ)。

で、

可ー夢ー偉ーーー!(怒

デビュー戦にしてはよくがんばったと思うし、アグレッシブなのもいい。でもなんだあのライン取りは・・・。しかも、それで一貴を撃墜って_| ̄|○
正直言ってこのレースは一貴にとって今季初ポイントの最大のチャンスだったので、悔やんでも悔やみきれません。リタイア直後にバイザー越しに見えた一貴の表情、普段の温厚さとは対照的に納得がいってなさそうだったなあ・・・。ウィリアムズとトヨタの決別で来季のシートが危ういだけに、悔やまれます。

さあ泣いても笑っても今季は残り 1 戦のみ。雌雄が決してチャンピオン争いがなくなってしまったのはちょっと残念ですが、これでもうどのチームも損得関係なく純粋なレースが見られるはず。個人的にはチャンピオン・バトンの「真に攻めるレース」をもっとも期待しています。

投稿者 B : 23:59 | F1 | Season 2009 | コメント (0) | トラックバック

2009/10/12 (Mon.)

可夢偉がブラジル GP でレースデビュー

可夢偉 ブラジルGPでF1デビュー (GPUpdate.net)

えーっと・・・。

まあ、良いんですけどね。
でも、トゥルーリとグロックの契約解除が確実になってきたタイミングで、しかも来季のドライバーラインアップはおろか参戦継続すら確実になっていない状況でこれだと、トヨタ撤退フラグ?とか思ってしまったりします。最後に日本人乗せとけ的な・・・。

山科代表は共にイベントに参加した中嶋一貴と可夢偉を前に「若い二人がインテルラゴスで1―2を決めてくれることを期待したい」と語った。
山科さん、いくら何でもそれは(;´Д`)ヾ。

さておき、可夢偉にはとりあえずがんばってと言いたい。

投稿者 B : 21:31 | F1 | Season 2009 | コメント (2) | トラックバック

2009/10/04 (Sun.)

F1 日本 GP 2009 決勝

日本GP決勝:ヴェッテルが優勝、トゥルーリが2位、バトンは8位 (GPUpdate.net)

決勝。昨日の予選 Q2 でのペナルティが一律 5 グリッド降格でなくドライバーによって異なったり、そのイエローフラッグの原因を作ったブエミがペナルティを受けていたり、コヴァライネンがギヤボックス交換でグリッド降格になっていたりで予選結果から大幅に変動したスターティンググリッド。何が何だか判らないような状況でしたが、グロックの欠場だけは分かった(´д`)。

今回はもうヴェッテルの圧勝でしたね。もはやポディウムの中央に経つ姿に貫禄すら漂うほど。高速コーナーが多くハイダウンフォースな鈴鹿にはやはり RB5 がベストマッチだったということでしょうが、一方でピットスタートのウェバーはかわいそうなくらい辛かったなあ。ヘッドレスト周りのトラブルで合計 5 回ストップ、もうチャンピオンシップから外れたとはいえあまりにもかわいそうでした。
グロックを失ったトヨタはトゥルーリ 1 台で臨むことになりましたが、日本 GP 恒例のフロントロウからの軽タンスタート。いつもならズルズルと順位を下げるところが、今回は前戦シンガポールで投入したアップデートが奏功したようで、ハミルトンに最後まで喰らいつけました。それで最後のピットストップで見事ハミルトンをパス!トヨタはこのシーズン終盤にきて良い仕事をしてますね。もしかして「今シーズンで最後」というのが内部的には決まっているんじゃないかと勘ぐってしまいます(´д`)。

ブラウン GP はここ鈴鹿でも厳しい戦いを強いられましたね。バトンは比較的良いペースで周回できていたので、マシンの出来は悪くなかったのだと思いますが、予選の混乱とペナルティがいかんせん痛かった(でもペナルティ受けても結果的に 10 位グリッドなら御の字でしょう)。コヴァライネンとスーティルの丁々発止のやり合いを虎視眈々と見守り、一瞬のチャンスをモノにした観察眼は見事でしたが、やはり守りに入っている感は否めませんね。終盤のアルグエルスアリのクラッシュ→SC 走行でバリチェロの直後でチェッカーを受けることができ、1 ポイントを失っただけで済みましたが、チャンピオンシップを手にするならもっと攻めの姿勢を見せてほしいところではあります。

今回ひどかったのはトロロッソをはじめとした新人ドライバーたち。予選でのひどい有様に加えて、決勝では今まで観たことのない 130R 出口でアルグエルスアリが派手なスピン→クラッシュ!今回の日本 GP でのクラッシュのほとんどは旧舗装の西コースで発生していますが、やはり新旧の舗装の差に追従しきれないということでしょうか。彼ら(特にシーズン中に交代した面々)は今年のテスト禁止レギュレーションでまともに走れていないのに加えて、鈴鹿でも金曜は雨でドライタイヤでの走行ができていないという状況の不利はありましたが、それにしても・・・。
個人的には旬を過ぎたベテランドライバーは若手に道を譲れ、と思っていましたが、ちょっと考え直してしまいました。テスト制限が緩和されて、若手がもっと走り込めるようになったら、もう少し違うんでしょうか。

さてチャンピオンシップはバトンが 1pt、バリチェロが 2pt、ヴェッテルが 10pt を獲得してまた差が詰まりました。残り 2 戦となってバトン-バリチェロ間が 14pt、バトン-ヴェッテル間が 16pt というギャップに。次戦ブラジルで例えばバトンがノーポイントに終わっても、バリチェロは 4 位以上、ヴェッテルは 2 位以上でなければバトンの戴冠が確定してしまうという決定的な状況に変わりはありませんが、そんな半端な結果でのチャンピオン決定はちょっと納得がいかないので、バトンには発奮してほしいところ。インテルラゴスは低速サーキットでレッドブルは相性が悪そうなので、対するはバリチェロ。アグレッシブな走りでコーナーを攻めるバトンが見たいです。

投稿者 B : 21:42 | F1 | Season 2009 | コメント (0) | トラックバック

2009/10/03 (Sat.)

F1 日本 GP 2009 公式予選

土曜フリー走行:トップはトゥルーリ、2位ブエミ、中嶋は15位 (GPUpdate.net)
公式予選Q1:ヴェッテルがトップ、2位ハミルトン、中嶋は脱落 (GPUpdate.net)
公式予選Q2:大混乱のQ2でヴェッテルがトップ、アロンソは脱落 (GPUpdate.net)
公式予選:ヴェッテルが混乱の予選を制してPP獲得 (GPUpdate.net)
バトン、バリチェロ、アロンソ、スーティル、ブエミがグリッド降格に (GPUpdate.net)

昨日の金曜フリー走行とは打って変わって快晴となった鈴鹿サーキット。予選に向けてはベストコンディションといったところですが、昨日の雨で路面へのラバーの乗りは皆無、チームによってはグリップに苦しみそうな状況ではあります。

まずは午前中のフリー走行。マシンのアップデートによってディフューザーが RB5 相当となり、総合的なマシンパフォーマンスが向上したトロロッソが速い!フェラーリエンジンだし、マシンだけなら最近セットアップの煮詰まらないレッドブルより速いのでは?と思えるようなシーンすらありました。一方でレッドブルですが、ウェバーがデグナーでコースアウトしてタイヤバリアにクラッシュ!ドライバーには大事がなかったものの、マシンへのダメージが深刻で予選は出走できず。最後尾からのスタートになるので、これは決勝に向けてエンジン・ギヤボックスを交換してきそうですね。それにしても、このクラッシュがこの後の予選の伏線になっていようとは・・・。

予選 Q1 はその調子の良かったブエミが初回のアタックラップでいきなりコースオフ。FP3 でウェバーが飛び出したのと同じところ、グラベルに出てしまったんですがなんとかリカバー。Q1 は比較的静かに進んだものの、本当の意味でのホームグランプリとなった中嶋一貴のタイムが伸びずなんとここでノックアウト。相変わらずまだ F60 を乗りこなせていないフィジケラと同じく脱落となりました。残念・・・。

Q2 は開始 3 分半を過ぎたところで、トロロッソの今度はアルグエルスアリが同じくデグナーでコースアウト。タイやバリアに激しく突っ込み、予選は赤旗中断に。アルグエルスアリには大事はなかったようですが、このデグナー付近はちょうど新舗装から旧舗装に切り替わる箇所、タイヤのグリップが抜けて急激にバランスが狂うんですかね。
セッション再開から 5 分と経たずして、今度は最終コーナーでグロックがコースアウト。こちらも激しくタイやバリアにクラッシュします。担架が持ち出されるほどのダメージで、グロックには命にこそ別状はなかったもののセッションは再び赤旗中断。サーキットにも不穏な空気が流れ始めたようでした。このシケイン出口、最終コーナー付近ではこの後アロンソも若干バランスを乱す場面がありましたが、路面に何かバンプでもあるんでしょうか。

予選再開後、各車が慌ててタイムを出し始めましたが、チェッカーが振られてロスタイムに入ったところで、スプーンカーブ出口でブエミがまたしてもガードレールにヒット!フロントウィングとその破片がコース上に散らばり、イエローフラッグが振られます。アタック中のマシンも数台残っており、黄旗区間でのアタックは審議対象になりますが、これが後で予選結果を変動させることに。ひとまず Q2 ではタイヤバリアに突っ込んだ 2 台に加えてロズベルグ、アロンソ、クビサがノックアウト。
トロロッソは 2 台とも予選で派手なクラッシュを演じたわけですが、マシンのダウンフォース量が増えて攻め込めやすくなったところで、鈴鹿という難コースに新舗装ですからね。経験の浅い二人には厳しかったのかもしれません。それにしても一日に何度もクラッシュさせてしまったブエミ、地上波で解説のマッチがスポンサーであるグランツーリスモの CM に引っかけて「まさに『やりたい放題』ですね」って、超ウケるんですケド!(笑

Q3 もまた開始 3 分でコヴァライネンがデグナーでクラッシュ。デグナーって確かに簡単ではないもののこんなに飛び出すコーナーでしたっけ?舗装の変化が予想以上に難しくしているのかもしれませんね。さておき、これで予選はみたび赤旗中断に。
残り 7 分弱、セッション再開はチームによって残りアタック数をどうするか迷うところ。フェラーリはハードタイヤで複数アタック、残りのチームは 1~2 アタックという選択に。ヴェッテル、トゥルーリ、ハミルトンが良いタイムを出したのに対して、ブラウン GP の 2 台は 5・7 位。このままヴェッテルが優勝してもチャンピオンシップ上厳しい状況は変わりませんが、やはりここ鈴鹿もドライバーズサーキット、速い人が速いのは舗装が変わっても変わりませんね。

・・・と思ったら、Q2 の最後イエロー区間でのアタックについてペナルティが下され、バトン・バリチェロ・スーティル・アロンソ・ブエミが 5 グリッド降格処分に。ブラウン GP の 2 台は中団からのスタートとなり、現実的にはポイント狙いがせいぜいという決勝になりそうな上、鈴鹿ならば 1 コーナーの混乱に巻き込まれるリスクも高まってきました。ブラウン GP としては Q3 の赤旗のせいで 2 周分程度の燃料が予定より多く残っている状況なので、粘って順位を上げる戦略もとれるかもしれませんが、どちらにしても明日の決勝は苦しいレースになりそうですね。

トヨタはグロックが明日走れるかどうかまだ判りませんが、トゥルーリがフロントロウとなる 2 番手グリッドを獲得。いくらシンガポールでのアップデートがうまくいったからといって、日本 GP の通例どおり軽タンアタックでポールを狙いに行ったのは明白でしょうが、これでまた明日の地上波は「トヨタ初優勝か!?」煽りが辛くなりそうなので、もう最初からスカパー!で観ます(;´Д`)ヾ。琢磨には地上波じゃなくて CS にゲスト出演してほしいけど、視聴率考えると無理だろうなあ・・・。

投稿者 B : 23:05 | F1 | Season 2009 | コメント (0) | トラックバック

2009/10/02 (Fri.)

F1 日本 GP 2009 金曜フリー走行

FP1:コヴァライネンがトップ、2位は中嶋 (GPUpdate.net)
FP2:強い雨の中、フォースインディア勢が1-3 (GPUpdate.net)

3 年ぶりの鈴鹿日本 GP がいよいよ開幕。今年の私は残念ながら自宅で観戦です(T_T)。行きたかった・・・。

しかしフリー走行の今日はあいにくの雨模様のようす。2006 年も金曜雨、土日晴れというお天気でしたが、今年も似たような感じで、weathernews のピンポイント天気によると明日の明け方まで降るようです。明日は万全ではないコースコンディションで FP3 が始まって、走っている間にレコードラインから順に路面が乾いて予選はドライタイヤでばっちり・・・となるのかもしれません。

今日は天候の影響で各チームの正確な状態が判らず、勢力図が見えない状況ですが、下馬評によるとここで速そうなのはマクラーレン、ウィリアムズ、ブラウン GP あたり。高速系コースなのでレッドブルもエンジンの不安が払拭できて(潔くペナルティを覚悟して)セットアップを煮詰めていければ速そうですが・・・。

私にとっては数年ぶりにテレビ観戦となる日本 GP、HD 放送だし現場よりもレースの状況は把握しやすいんだということで気を取り直して(´д`)、明日を楽しみに待ちたいと思います。

投稿者 B : 22:42 | F1 | Season 2009 | コメント (0) | トラックバック

2009/10/01 (Thu.)

アロンソのフェラーリ移籍が正式発表

フェラーリ アロンソ加入を正式発表 (GPUpdate.net)

日本 GP を目前にして、アロンソの 2010 年からのフェラーリ加入が正式に発表されました。もはや既定路線となって久しい話ではありましたが、当初 2011 年からという話だったのが一年前倒しになったとのこと。
これで来年はマッサ、アロンソという純ラテン系のドライバーラインアップ(さらにサードドライバーはフィジケラ)になったことで、ますますチームのラテン気質が強まりそうです。

これで 2 年前と同様にドライバーのシート争いが玉突き的に決まってきそうですが、現時点での噂をまとめるとこんな感じになりそうです:

  • ブラウン GP: バトン、ロズベルグ?
  • レッドブル: ヴェッテル、ウェバー
  • フェラーリ: マッサ、アロンソ
  • マクラーレン: ハミルトン、ライコネン?
  • トヨタ: トゥルーリ?/中嶋一貴?
  • ウィリアムズ: バリチェロ?/ハイドフェルド?/ヒュルケンベルグ?
  • ルノー: グロジャン、クビサ?
  • (旧)BMW ザウバー: ???
  • フォースインディア: スーティル?/リウッツィ?/チャンドック?
  • トロロッソ: ブエミ?/アルグエルスアリ?
  • マノー: クリエン?
  • カンポス: デ・ラ・ロサ、セナ?
  • USGPE: アンドレッティ?
  • ロータス: ???
まだほとんどどのチームにも名前が挙がっていないコヴァライネン、グロックあたりは新規チームなんですかね。しかし、旧 BMW や USGPE の来季の参戦可能性がまだ微妙な状態だったり、トヨタやルノーの今期限りの撤退話だってまだまだ燻っているので、座席数は現状より少なくなるリスクはあります。中嶋一貴のシートもかなり微妙なセンで、どうせならピケ Jr. と一緒にロータスで往年の「ピケ・中島」コンビを復活させてほしいような気もします(でも、もうピケ親子には戻ってきてほしくないなあ・・・)。

何はともあれ明日から日本 GP。そっちに集中しましょう!

投稿者 B : 23:54 | F1 | Season 2009 | コメント (0) | トラックバック

2009/09/28 (Mon.)

F1 シンガポール GP 2009

シンガポールGP決勝:ハミルトンが優勝、グロック、アロンソが続く (GPUpdate.net)

ルノーのクラッシュゲートによってすっかりミソがついてしまった感のあるシンガポール GP。個人的には、去年のアロンソの勝利はレースのアヤこそあれ実力だったと思っていますが、評議会の判決を受けて ING・Mutua Madrileña という大手スポンサー 2 社が即時撤退しています。これで仮にアロンソのフェラーリ移籍が正式発表されたら、チームは空中分解しかねない状態ですね・・・。

さておき、レース。エンジンとギヤボックスに爆弾を抱えるレッドブル、モンツァでは戦略勝ちしたものの相変わらずパリッとしないブラウンを尻目に、ハミルトンが PP。ヴェッテル、ロズベルグが続くグリッドとなりました。バトンはタイムが伸びず Q2 敗退、バリチェロは Q3 終了直前でクラッシュして赤旗中断の原因を作り、なおかつギヤボックス交換で 5 グリッドダウンペナルティという苦しい決勝スタートに。

スタートは落ち着いたもので混乱はなかったものの、ロズベルグがヴェッテルを交わして 2 位浮上。いっぽうでウェバーはアロンソとやり合った際にエスケープゾーンからかぶせてしまい、ペナルティを避けるためにグロック・アロンソを先行させる羽目に。
その後はダスティな路面状況のせいかあまり動きのない展開だったものの、ヴェッテル・ロズベルグあたりから順次初回ピットストップへ。ここでロズベルグがピットアウト時にホワイトラインをオーバーしてしまい、ドライブスルーペナルティ。そうこうするうちにスーティルとハイドフェルドがクラッシュ。ペースの上がらないアルグエルスアリに業を煮やしたスーティルが仕掛け、軽く接触してスピンしたところに後ろから来たハイドフェルドが・・・という完全な不可抗力でしたが、これで 2 年目にして早くもここシンガポールの風物詩となりつつあるセーフティカーが導入されました。
SC ラン中はドライブスルーペナルティを遂行できないため、ロズベルグは SC 終了を待ってピットレーンへ。隊列が詰まっている SC ラン直後のドライブスルーで、ほぼ手中に収めていたポディウムからほぼ最後尾へ・・・。
これでトップ争いはハミルトンとヴェッテルへ。12 位スタートだったバトンも気がつけば 7 位まで上がってきており、チャンピオンシップのためにきっちりブラウンの戦略をこなしていることが分かります。

その後は比較的落ち着いたレース展開でしたが、ヴェッテルは中盤に右バックミラーが脱落、ステーを兼ねているバーティカルフィンごと失い、空力バランスが若干崩れた状態に。しかも 2 回目のピットストップ時にピットレーン速度違反を犯してしまい、ドライブスルーペナルティ!これで実質 5 位前後までポジションを落とすことになり、チャンピオンシップ上はさらに厳しい状況に立たされることになりました。
さらに悪いことにはチームメイトのウェバーがブレーキングの度にタイヤからブレーキダストの黒煙を上げており、コーナリング時にバランスを崩してウォールに激突してリタイア。直後には兄弟チームであるトロロッソの 2 台もガレージにクルマを戻しており、マシンの状況が辛いことを伺わせます。
気がつけば 4 位ヴェッテル、5 位バトン、6 位バリチェロというオーダーになっており、苦しんでいるヴェッテルをバトンが追い詰めるか・・・という段階になってバトンのブレーキから黒煙が!ブレーキが辛いのはレッドブルだけではなかったようで、バトンは順位を上げることよりも対バリチェロのポイント差確保を優先してポジション維持へ。

最終的にハミルトンーグロック(!)ーアロンソーヴェッテルーバトンーバリチェロの順位でフィニッシュ。終盤、うまくすればポイントに手が届くかと思われた中嶋一貴は好走むなしく 9 位ノーポイント。相変わらず悔しいレースが続いていますが、鈴鹿に向けて期待はもてる内容だったかと。

ポイントランキングは残り 3 戦となってバトンーバリチェロ間が 15pt 差、バトンーヴェッテル間が 25pt 差。ウェバーが完全に選手権争いから脱落したのに加えて、ヴェッテルももう事実上手が届かなくなり、チャンピオン候補はもうブラウン GP の 2 人に絞られたといって良いでしょう。コンストラクターズポイントでも 40pt 以上の差がついたので、あとはロス・ブラウンが 2 人を純粋に競わせるかどうかだと思いますが、次戦鈴鹿でバトンがバリチェロに 5pt 差をつければ戴冠。最近パリッとしないバトンと一発の速さではバトンを凌ぐバリチェロという勢力図からしてそう簡単に決まるとも思えないですが、でも決めるときにはビシッと決めてほしいものですね。

気がつけば鈴鹿ももう来週かあ・・・テレビではしきりにチケットの宣伝をしているのでまだ空席はあるんでしょうが、悩むなあ。

投稿者 B : 01:00 | F1 | Season 2009 | コメント (0) | トラックバック