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2008/10/13 (Mon.)

日本 GP 2008 レポート(決勝レース編)

昨日は写真一枚アップして力尽きてしまったのですが、ひととおり写真の整理も終わったので、何枚かアップしたいと思います。

富士スピードウェイ

[ RICOH Caplio GX100 ]

私が取った席はネッツコーナー付近の M 席。コースの見え方は去年のヘアピンとけっこう似たような感じですが、こっちのほうがアップダウンも大きく、より広い範囲が見渡せます。
ただ、セクター 3 自体が低速区間なので、追い越しみたいなものはあまり期待できないですね。オーバーテイクが見たければ 1 コーナーかシケイン、あるいはヘアピン(ここはほぼライコネン専用ですが(笑))が良いかもしれません。
でも写真を撮るならこのスタンドはいろんなアングルが試せて良いと思います。私の席は残念ながら右前に超デカイ人が座っていたのでカメラを振ると後頭部が写ってしまい、マシンの真横のアングルがほとんど撮影できませんでしたorz・・・。

ドライバーズパレード

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

決勝 90 分前の恒例ドライバーズパレード。富士になってからトラック方式になってしまい、ちょっと寂しいです。仲の良いドライバーと談笑してばかりのドライバーが多い中、グロックとヴェッテルはかなりファンサービスしていて好感度高し。一貴は中継を見るとピケ Jr. としゃべってばかりだったように見えましたが、M スタンド付近では一生懸命手を振ってました。
しかしこうして見るとチームメイト同士しゃべってるドライバーは皆無。例外的に元チームメイトのアロンソとフィジケラは仲が良いみたいですが、やっぱりこのあたりは仲間意識よりもライバル意識が先行しちゃうんですかねー。

つか、バリチェロ寒そうすぎ(´д`)。

以下、ここからはカーナンバー順に(一部トリミングあり)。

キミ・ライコネン

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

ディフェンディング(もう陥落が確定してしまいましたが)チャンピオンのライコネン。スタートは素晴らしかったんですが、ハミルトンのせいでフイに。サードスティントは良い走りをしていましたが、攻略しきれませんでしたね。
ファーストスティントではどうやら右フロントのホイールカバーが正しく装着されていなかったようで、カバーがタイヤと一緒にクルクル回っちゃってました(後で写真で確認した)。序盤で中団に埋もれ気味だったのは、これが少し影響していたのかも。

フェリペ・マッサ

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

ハミルトンからの選手権トップを狙うマッサ。ライコネン同様ハミルトンの押し出し攻撃(ぉ)に遭ってポジションを落としましたが、その後またハミルトンとの接触でドライブスルーペナルティ。焦れば焦るほどメタメタになっていくのは相変わらずのマッサ・クオリティ(´д`)。

ニック・ハイドフェルド

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

予選からさっぱりな感じだったハイドフェルド。今回のレースはあまり誰とも絡むことなく(終盤でマッサに抜かれたくらい)、一人旅のレースでした。

ロバート・クビサ

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

一時は優勝かとすら思わせたクビサ。戦略の違いもあってアロンソに先行されてしまいましたが、実はこの富士で最も光る走りを見せた一人。パフォーマンスの苦しくなってきたマシンでライコネンの猛攻を抑えきったのはさすがとしか言いようがありません。
ドライバーズランキングでは 16 ポイント差の 3 位ですが、安定感も抜群だし、現在可能性が残されているチャンピオン候補 3 人のうちで(個人的には)最もチャンピオンに相応しいのはこの人ではないかと。むしろ最終戦で大逆転チャンピオンとか取ってみせてほしい。

フェルナンド・アロンソ

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

予想外の優勝をかっさらったアロンソ。前戦シンガポールに続いて 2 戦連続優勝は誰が予想したでしょうか。私もうまく行ってせいぜい表彰台止まりだと思ってました。
必ずしもサーキットに適していないマシンながら、チャンスありと見るやピット戦略でクビサを交わし、最後まで逃げ切る手腕は 2006 年頃のルノー+アロンソを見ているよう。これならもう来季残留は確定ですかね。

ネルソン・アンジェロ・ピケ

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

こちらも実に良い仕事をしたピケ Jr.。シンガポールでも値千金のアシスト(ぉ)をしてくれましたが、最後の数周はバトルを繰り広げるクビサ・ライコネンに追いすがってみせるなど、実に良い走りを見せてくれました。来季はブルデーとの交替も噂されてますが、最近の成長ぶりを見る限り、残留の可能性が濃厚ではないかと。

ニコ・ロズベルグ

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

予選 15 位に沈んだロズベルグ。それでも 1 ストップ作戦が奏功して 11 位に。ネッツコーナー付近ではそれほど良い場面を見られませんでしたが、オーバーテイクするなどけっこうがんばっていたようです。

中嶋一貴

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

初の母国凱旋を失意で終えた中嶋一貴。スタート直後、コースアウトするクルサードに引っかけられてクラッシュし、予定外のピットインを余儀なくされてしまいました(写真はそのフロントウィングを失った 1 周目)。結局ほぼそのまま最後までテールエンダーで、完走中最下位の 15 位フィニッシュ。
個人的には半分は一貴を応援しに行ったつもりだったので、非常に残念。お父さんはどんな想いで息子の走りを見つめていたのでしょうか。

マーク・ウェバー

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

レッドブルのウェバー。リヤウィングには毎年恒例となった日本 GP 限定のセブン-イレブンロゴが。このロゴが入っているとレーシングカーではなく配送のトラックに見えるのは私だけでしょうか(ぉ。
スタートの混乱のあおりを受けて最後尾に沈みながら、なんとかポイント圏内に復帰。マッサを抑えきれずに 9 位フィニッシュとなりましたが、ブルデーのペナルティにより何とか 1 ポイント獲得。
しかしこのチーム、最近めっきりトロロッソの後塵を拝することが当たり前になってきましたね。ヴェッテルは来年移籍して良かったんだろうか(^^;

ちなみに、クルサードは 1 周目にリタイアして私のところまで来てくれなかったので、写真がありません(;´Д`)ヾ。

ヤルノ・トゥルーリ

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

地元トヨタのトゥルーリ。今回はあまり目立った活躍もなかったんですが、気がつけば 5 位。まあホームグランプリで最低限の結果は出したというところかな?

ちなみに、グロックも写真を撮る前にリタイアしてしまったので、写真がありません(;´Д`)ヾ。

セバスチャン・ブルデー

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

最近好調のトロロッソ。レッドブルとは違い、こちらはリヤウィングにローソンのロゴが。でもそのエンドプレート損傷してるし・・・マッサとの接触は逆サイドだったはずなので、別のところでつけた傷かと。
彼はそれなりに良い走りをしていたように見えたんですが、7 位フィニッシュのところペナルティで 10 位に後退。あまりブルデーに非があるようには見えなかったので、やはり FIA のフェラーリ贔屓を疑わざるを得ない。

セバスチャン・ヴェッテル

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

期待の星ヴェッテル。今回もきっちり 6 位入賞、もう入賞圏内の常連になってきました。派手なオーバーテイクこそなかったものの、スタート後の混乱で順位を落としてからここまで挽回できたのは、彼の走りと STR3 の力の賜物でしょう。

ジェンソン・バトン

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

バトン。去年に比べてヘルメットのカラーリング少し明るくなった?とか、そんなことしか見るところなし(ぉ。

ルーベンス・バリチェロ

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

同じくバリチェロ。自分で写真に収めてみて、改めてこのマシン醜いなあとしか・・・。

来年はやってくれるんですよね?バリチェロはいないかもしれないけど(´д`)。

エイドリアン・スーティル

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

フォースインディアのスーティル。元全日本 F3 チャンピオンだからか、富士にはスーティルグッズを身につけたファン多し。

序盤にタイヤバーストでリタイアしてしまったので、これしか写真がありません(;´Д`)ヾ。

ジャンカルロ・フィジケラ

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

ギアトラブルでリタイアしたものの、序盤に何台かのマシンをオーバーテイクするなどがんばっていたフィジケラ。
バリチェロと接触してマシンを傷めたらしく、写真ではノーズに穴が開いてます。

ルイス・ハミルトン

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

問題のハミルトン。その走りについて最近苦言を呈されることが少なくないですが、あのスタートはさすがにやりすぎかと。
セナといいシューマッハーといい、若い頃はチャンピオン獲得のためにアンフェアなことをやったこともあったので、将来の大物の「若さ故の過ち」なのかもしれませんが、リアルタイムで観ている者としては許し難いものがあります。インタビュー等では「今年は成長した」と言ってますが、とてもそういう風には・・・。マッサも相変わらずマッサなので、個人的にはこの 2 人よりはクビサに勝ってほしい(ぉ。

ヘイキ・コヴァライネン

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

去年の富士のヒーローの一人、コヴァライネン。序盤のライコネンを抑える走りは、昨年の富士の終盤の再現かと思ったものですが、17 周目にエンジントラブルでリタイア。

話は逸れますが、今のマクラーレンのマシン、いろんな空力付加物でゴテゴテしながらも、マッシブな力強さを感じさせて嫌いじゃないです。それに比べてホn(ry

クビサ vs. ライコネン

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

終盤の一コマ。ライコネンがクビサに数週にわたって襲いかかったシーン、ネッツコーナー付近では仕掛ける場面こそなかったものの、最終コーナーに向かってクビサが毎周タイヤスモークを上げながらアプローチしていく様子が、限界を超えて守りに行っている姿勢が見えて非常にエキサイティングでした。これ以外はそれほど手に汗握るシーンはなかったかなあ、むしろオーロラビジョンを見ながら歓声を上げることのほうが多かったと思います(笑。

ウィニングラン

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

ウィニングランでのアロンソ。アロンソのウィニングランは一昨年の鈴鹿でも見ましたが、今回のほうが遙かに嬉しさが滲み出ていました。コースマーシャルも心から祝福しているようで、心が温まりましたね。

ヴェッテルも

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

同じくウィニングラン中のヴェッテル。勝ったわけでもないのに、愛想振りまきまくりなのがかわいい(笑。完走したドライバーの中でこうやってファンサービスしてくれたのはあとはトゥルーリくらいで、ヴェッテルは本当に愛すべきドライバーだなとさらに好感度がアップしました。

という感じで、レースは多少波乱があったほうが面白いのですが、今回はかなり楽しめました。アクシデントに巻き込まれてレースを台無しにしたチームやドライバーには悪いですが、いちファンとしては生で見る価値のあるレースだったと思います。ハミルトンやマッサが勝ってもあまり面白くない私的には特に(ぉ。

しかしハミルトンといい、マッサといい、ちょっとあのレースは何とかならないものかと。本番中でハイになるのは理解できるとしても、ちょっとしたことで頭に血が上るようではチャンピオンの資格があるとは言えません。しかも最近確執気味のこの二人のこと、残り 2 戦でさらに禍根を残すアクシデントを起こしかねないのが心配。その漁夫の利でクビサがチャンピオンになってくれれば、個人的には言うことはないけど(ぉ。

ちなみに、去年までの日本 GP では確実に撮るためにシャッタースピードを上げて撮ってたんですが、それだとクルマがほぼ完全に静止してしまって写真としては面白くないので、今年はスピード感を出すためにシャッタースピードをできるだけ落とし気味にして流し撮りしてみました。若干ブレていたりピントが甘かったりする写真も何枚かありますが、今までよりは雰囲気のある写真になったのではないかと思います。
ただ、自分自身での不満としては、写真に今ひとつシャープさが足りないことですかね。レンズやボディのせいなのか、設定のせいなのか分からない(ほとんどの写真がテレ端の開放付近を使っているんですが、この手の望遠ズームはテレ端だと開放の描写が甘いことが多い)のですが、来年はもっと良い写真が撮れるようになりたいです。もっと AF 性能の高いボディ、もっと書き込みの速いメディア、もっと AF が速くてシャープなレンズ・・・理想を言ってしまうと 50D+EF100-400mm L(早く II 型が出てくれないかな)+UDMA 対応 CF が欲しいんですが、ざっと見積もっても¥35 万コース!お金貯めないと・・・。

投稿者 B : 22:31 | ComDigi | EF70-300/F4-5.6 IS USM | EOS 30D | F1 | Photograph | Season 2008 | コメント (4) | トラックバック

2008/10/12 (Sun.)

F1 日本 GP 2008 決勝

決勝:アロンソがシンガポールに続いて富士制す! (GPUpdate.net)
ボーデにペナルティ、マッサは7位2ポイント獲得 (GPUpdate.net)

Kazuki Nakajima

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

今年の富士は面白かった!!!

でも、今日のところはとりあえず寝させて(^^;;;;;。

投稿者 B : 22:57 | EF70-300/F4-5.6 IS USM | EOS 30D | F1 | Photograph | Season 2008 | コメント (0) | トラックバック

2008/10/11 (Sat.)

F1 日本 GP 2008 公式予選

土曜フリー走行:ウェットの中クビサがトップタイム、中嶋は5位 (GPUpdate.net)
公式予選1:ハイドフェルドがQ1で脱落 (GPUpdate.net)
公式予選2:中嶋一貴は14番手スタートへ (GPUpdate.net)
公式予選3:明暗分かれたタイトル争い挑戦者 (GPUpdate.net)

午前中は雨交じりだった富士。午後からはスッキリ晴れてきて、特にトラブルらしいトラブルもなく予選が実施されました。

Q1 はいつも通りフォースインディアとホンダが脱落。なぜかこんなところでハイドフェルドが脱落してますが・・・やはり、今シーズンのハイドフェルドはイマイチ安定しませんね(それでもドライバーズランクはライコネンの次につけているけど)。
Q2 がんばった一貴、でも Q3 への壁は厚いようで、14 番グリッド。それでもこの金曜・土曜を通じてチームメイトのロズベルグを上回る結果を出し続けており、必ずしも速くないクルマとそのクルマとの相性が良くないサーキットという、与えられている条件の中ではベストリザルトというべきか。明日は粘りの走りで入賞圏を目指してほしいところ。
Q3、久々に光るアタックを見せたライコネンがトップ・・・と思ったら、最後に完璧なラップをまとめたハミルトンが 2 年連続の PP。以降、ライコネン-コヴァライネン-アロンソ-マッサ。シンガポールに引き続きアロンソ良いですね、去年は私の目の前でクラッシュしたけど今年は表彰台目指してほしい。いっぽうハミルトンの前に出ることが必須のマッサは 5 番グリッドで、チャンピオン争いを考えても苦しいポジション。4 列目にトヨタの 2 台、5 列目にトロロッソが並ぶという、最近の勢力図をきれいに並べた結果となりました。

泣いても笑っても明日は決勝レース。私も行きますが、今年は晴れそうなので、いろんな意味で楽しみです。運営頼むよ FSW さん!
ということで、明日早いので、そろそろおやすみなさい。

投稿者 B : 23:20 | F1 | Season 2008 | コメント (0) | トラックバック

2008/10/10 (Fri.)

F1 日本 GP 2008 金曜フリー走行

フリー走行1:ハミルトンがトップ、マッサが2番手 (GPUpdate.net)
フリー走行2:トップはグロック、アロンソ、ハミルトンが続く (GPUpdate.net)

いよいよ 2 年目の富士・日本 GP が開幕。今年の私は決勝日だけの現地入りで、予選まではテレビ観戦になります。海外のグランプリは PAL ワイドなのでやや画質が粗いですが、日本 GP だけは 1080i なので、普段見ているレースとは画質が一段違います(ちなみにフリー走行から観たいので、フジテレビ CSHD で視聴)。精細感だけでなく色の鮮やかさまで違って見えるのは、気のせいではないはず。

今回ブリヂストンがキャンペーンでやっているグリーンライン入りのタイヤ。思ったほどソフト/ハードの区別がしにくくないのは良いんですが、正直言って美しくないですね・・・。唯一ホンダだけはマシンカラーと合っていて良いですが、他チームが似合ってなさ過ぎ。特にマクラーレンとフォースインディアは配色が気持ち悪いです(´д`)。

FP を見た限り、今回調子が良さそうなのはマクラーレン、トヨタ、トロロッソ。タイムだけ見るとマクラーレンとフェラーリは拮抗していますが、タイヤとのマッチングはマクラーレンのほうがよさげなので、一歩リードといったところですかね。
トヨタはグロックがかなり良いみたいですが、このチームは毎年日本に来ると一発狙いをやってくるので、予選重視のセッティングなのかもしれません(フロント or セカンドロウくらいは狙っていると見た)。ホンダは相変わらずですが、ウィリアムズの中嶋一貴がけっこうがんばっているので、期待大。

投稿者 B : 23:59 | F1 | Season 2008 | コメント (0) | トラックバック

2008/09/29 (Mon.)

F1 シンガポール GP 2008

シンガポールGP決勝:アロンソが混乱のレースを制して今季初優勝!! (GPUpdate.net

おめでとうアロンソ!!!

いやあ、正直去年までアロンソというドライバーは何故かそんなに好きではありませんでした。でも、必ずしも完璧ではないマシンで可能な限りプッシュする本当は速いドライバーの姿ってなんかすごく好きなんですよね。マクラーレン時代のライコネン然り、MP4/7~4/8 時代のセナ然り。今のアロンソはその風貌・髪型や黄色いマシンにライオンの ING ロゴというあたりも「獅子奮迅」という熟語を彷彿とさせて、妙に応援したくなります。
さておき、そのシンガポール GP。序盤にピケ Jr. がクラッシュしてセーフティカー出動になったのは、別にこの結果を見越したチームオーダーじゃないですよね?(ぉ。でも、SC 後にトゥルーリとフィジケラがピットイン、ロズベルグとクビサがピットレーンクローズ中のピットインでペナルティとなって半自動的にアロンソがトップに立った状況を考えると、もう計算ずくじゃないかというくらいピッタリでした。アロンソは金曜・土曜のフリー走行でトップながら、予選 Q2 で電気系のトラブルによりアタックできず、15 番グリッドからのスタートで久々の好機をフイにしかけたとあっては、運命のいたずらを感じずにはいられません。でも、Q2 のトラブルがなければ今回はアロンソの完勝だったんじゃないかと思うくらい、シンガポールでのアロンソは完璧でした。

2 位は SC 時のペナルティを喰らいながらも光る走りを見せたロズベルグが久しぶりかつ自己最高ポディウム、3 位も SC でポジションを下げながらじわじわと順位を戻したハミルトンがゲット。で、対するフェラーリはピットアウト時のアクシデント+ペナルティでマッサがポイント圏外(しかも終盤はミスでスーティルのクラッシュを招き、2 度目の SC の原因を作った)に沈み、ライコネンもポディウムを射程圏に捉えながら自らのミスで撃沈。ここにきてこんなミス連発では、もう今年のフェラーリは駄目なんじゃないかと・・・。ミハエル+トッド+ブラウン離脱の影響が、こんなところでじわじわとしかし確実に影を落としてきているような気がします。

今回光ったのは前戦の初優勝に続き健闘、もう Q3 進出+ポイント獲得は当たり前に見えてきたヴェッテルと、久々のポイント獲得となった中嶋一貴。一貴は今回見事なオーバーテイクを繰り返し、特に序盤のトゥルーリ攻略はチームメイトのロズベルグより美しかったのではないかと思うほど。きっちり我慢の走りをしながら、予選や決勝のここ一発で勝負力を見せられるようになったあたり、この一年でかなり成長した内容がようやく結果に表れてきたのではないかと感じます。このまま富士でも良い走りを見せてほしい。

今回のシンガポールは初のナイトレースとなりましたが、個人的にはこのナイトレースには否定的でした。だってヨーロッパの視聴率や経済効果優先で安全性やコスト(特に照明のコスト)を完全に無視しているし、最近のレギュレーションによるチームへの制限に全く逆行するものでしかないんですから。結局 FIA だレギュレーションだといっても建前でしかなく、F1 が政治や金儲けのツールでしかないことが改めてハッキリしただけだと思いますが、それでもこの初めてのナイトレースは今までにない F1 への発見も多く、必ずしも悪ばかりではないのだなと感じました。それでも、個人的にはナイトレース反対のスタンスであることには代わりはないし、泊まるしかなく市街地も近い鈴鹿ならまだしも、富士でナイトレースになったりした暁には、自宅観戦を決め込むことは間違いないのですが。

さーて次は 2 週間後の富士。今季はここまで 7 人のウィナーが誕生し、近年稀に見る「誰が勝ってもおかしくない状況」になってきたと言えます(それでも、まったく勝ちそうもないドライバーが勝てる状況じゃないですが)。もうある意味富士もマクラーレン・フェラーリ以外が勝ってもおかしくはない状況だけに、ここまで何故かそれほど気持ちが盛り上がらなかった今年の日本 GP も、いよいよ楽しみになってきました。

投稿者 B : 23:59 | F1 | Season 2008 | コメント (0) | トラックバック

2008/09/19 (Fri.)

佐藤琢磨のヘレステスト

琢磨 久々のF1ドライブ (GPUpdate.net)
ヘレステスト3日目 ヴェッテルがトップタイム (GPUpdate.net)
トロロッソでのドライブを楽しんだ琢磨 (GPUpdate.net)
トロロッソ ブエミの起用はほぼ確実 (GPUpdate.net)

佐藤琢磨のヘレステストが終了。5 ヶ月ぶりの F1 ドライブながら、まずまずのタイムで昨日のブエミは上回っているようです。ただ、ホンダのブルツより遅いタイムというのがちょっと気になります。今ならマシンポテンシャル的にはトロロッソのほうがホンダより速いはずでは・・・テストなので単純なタイム比較はできないとはいえ、微妙。

こんな状況下ながら、同じく今回テスト走行した S. ブエミの来季起用はほぼ確実なもよう。レッドブル子飼いの若手で将来を嘱望されているとあれば順当なコースなのかもしれませんが、琢磨にとっては結果的に残る 1 シートを現在のレギュラードライバー・ブルデーと争う形になります。「来年は若手と経験豊富なドライバーを組ませたい」というトストやベルガーの話を信じるならば、琢磨の可能性も低くはなさそうですが・・・。

いっぽうで、昨日発売になった F1 速報 イタリア GP 号の表紙。初優勝したチームとドライバー(それも将来のワールドチャンピオンと目されるヴェッテル)を差し置いて琢磨が表紙+巻頭特集って、日本人だからってそりゃいくらなんでもあり得ない(;´Д`)ヾ。まあ、F1 速報がここまでやるということは、それなりの目算があってということであるのかもしれないので、そういう意味ではちょっと期待は持てますが、個人的にヴェッテルの喜び爆発の表紙を楽しみにしていたので、そりゃないぜという感じ(´д`)。

さておき、ストーブリーグも来年のシートが確実でないのはルノー(アロンソは残留の方向、ピケは微妙)、BMW(クビサは残留、ハイドフェルドはまだだけどアロンソがルノー残留なら順当に残留?)、ホンダ(バトンはまだ残りそうな気がするけど、バリチェロは・・・)、フォースインディア(スーティルが契約切れ)、トロロッソ(ブエミは当確)というところですかね。ルノーとホンダのシートはまだどう転ぶか分からないですが、全てがアロンソ次第な状況はまだ変わらずといったところ。そう考えると、意外と来季のドライバーラインアップは変動が少なそうですね。

投稿者 B : 23:51 | F1 | Season 2008 | コメント (0) | トラックバック

2008/09/15 (Mon.)

F1 イタリア GP 2008

イタリアGP決勝:ヴェッテルが史上最年少優勝を果たす!! (GPUpdate.net)

雨に翻弄されたイタリア GP。勝者はなんとなんとの S. ヴェッテル、それもポールトゥウィンでの完勝。ミナルディ時代を通じてチームに初のポールポジションおよび優勝をもたらしたことになりますが、まさかミハエル+フェラーリ以外の組み合わせでドイツ国歌+イタリア国歌を(それもモンツァの)表彰台で聞くことになろうとは。
予選・決勝ともに時間とともに変化するウェットコンディションがあったとはいえ、ここ数戦のトロロッソの STR3 の完璧なセットアップはすごい。予選で 1・4 位グリッドを獲得し、(ブルデーがスタートでエンストしてテールエンダーになってしまったのは残念でしたが)ヴェッテルもピットストップ周の暫定ポジション以外では最後まで首位を明け渡さず、完璧なレースを演じてみせました。昨年の富士といい、もともと荒れたレースに強い印象はありましたが、トロロッソというチームで初優勝を達成してしまうとは、やはりこのドライバーは近い将来ワールドチャンピオンになる器なのでしょうか。

一方でチャンピオンシップを争うトップ 4 のレースはというと、ハミルトン・クビサ・ライコネンの 3 人がなんと Q2 敗退。雨とアタックのタイミングの機微とはいえ、ライコネン 14 番グリッド・ハミルトン 15 番グリッドとは何ともドラマチック。後がないライコネンは、序盤こそ粘っていましたが、こういうコースコンディションになると滅法速い MP4-22 に交わされてからはほとんど良いとこなし。選手権トップから 21 ポイント差と、もはや絶望的としか言いようがない状況に追い込まれました。
ハミルトンのほうは中盤に驚異の追い上げ。あわやヴェッテルを捉えるか・・・というところまでは行きましたが、終盤乾き始めた路面にエクストリームウェザータイヤが音を上げ、残り数周でタイヤ交換して 7 位フィニッシュ。ハミルトンの中盤の速さには目を見張るものがありましたが、やや強引なオーバーテイクや悪質ともとれる幅寄せも目立ち、あまりクリーンでないレースをしたという印象でした。前戦ベルギーでのペナルティといい、最近ハミルトンはヒールっぷりが板についてきたような気もします。

日本勢はここモンツァでも基本的に良いとこなし。それでも、残念ながら入賞には届かなかったとはいえ、グロックあたりはけっこう良い走りをしていたという感想です。一貴も雨のサーキットで果敢なオーバーテイクを仕掛け、(クルサードとの接触なんかもありつつも)予選 18 番手から最終的にはチームメイトをしのぐ 12 位フィニッシュ。一貴は予選の一発が相変わらず課題だと思いますが、富士まで残り一戦、光明は見いだせるのか・・・。
えっと、ホンダはこのレース参戦してたんでしょうか(´д`)。

ドライバーズランクはハミルトンとマッサがいよいよ 1 点差にまで詰まってきました。挑戦権が残っているのは実質クビサまで、ライコネンは計算上は可能性アリだけど、現実的にはもう厳しいだろうなあ・・・それでもマッサのサポートに回りそうにないあたりがライコネンなんだろうけども。

2 週間後は初のナイトレースとなるシンガポール GP ですが、その前に今週のヘレステスト。今最も勢いのあるトロロッソと琢磨の組み合わせがどう出るか、実に興味深いところであります。

投稿者 B : 14:59 | F1 | Season 2008 | コメント (0) | トラックバック

2008/09/08 (Mon.)

ベルギー GP レース後審議の結果

ハミルトンにペナルティ ベルギーGPの勝者はマッサに決定 (GPUpdate.net)

あらま・・・。

ラスト 5 周のバトル、ハミルトンがライコネンに絡みながら最終シケインをショートカットして結果的にライコネンをパス→そのままではペナルティなのでいったんライコネンに抜き返させる→その直後に 1 コーナーで両者が激しく交錯しながらハミルトンがライコネンを再度パス、という展開。客観的に見てもあの抜き方はちょっとフェアじゃないのでは?と感じたので、何らかのペナルティがあるかもとは思っていましたが、こういう結果だとは。

視聴者目線で言うと、実際に自分の目で見た結果がレース後に変わってしまうというのは、何とも気持ちが悪いですね。残り周回数が少なく、レース中の審議が事実上不可能だったとはいえ、後味が悪い結果です。
これがもし逆にハミルトンではなくライコネンに対する審議(仮にライコネンが完走優勝していたとして)だったとしたら、同じ結論だったか・・・?と考えると、昔から(最近特に)フェラーリに優しくマクラーレンに厳しい FIA のこと、あまり公平なジャッジはなかったんじゃないかとも思いますが、結果論ですかね。

これによってハミルトンが+25 秒で最終的に 3 位、マッサとハイドフェルドがそれぞれ 1 つずつ繰り上がりというリザルトになりました。
ドライバーズポイントはハミルトン 76pt-マッサ 74pt-クビサ 58pt-ライコネン 57pt と、ハミルトンとマッサが 2 ポイント差に。ライコネンもトップまで 19 ポイント差と、まだなんとか首の皮一枚残ったかな、という印象に変わりましたね。とはいえ、去年の同じタイミング(残り 5 戦)では 4 位のマッサが首位に 16 ポイント差だったので、それと比べてもかなり厳しい状態、というのに変わりはありませんが・・・。

あと、8 位入賞だったはずのグロックも、黄旗追い越しで+25 秒ペナルティ、ウェバーと順位入れ替えって、あれま(´д`)。

投稿者 B : 08:40 | F1 | Season 2008 | コメント (0) | トラックバック

2008/09/07 (Sun.)

F1 ベルギー GP 2008

ベルギーGP決勝:ハミルトンがスパ初制覇!ライコネンは残り2周でリタイア (GPUpdate.net)

ラスト 2 周でライコネンスピンリタイアってなんだそれ!

今年のスパはマクラーレン有利というのが大方の見解でしたが、スタートからフェラーリが良い走りを見せ、ソフトタイヤを上手く使って 1-3 体制。ここのところ意気消沈してる感じだったライコネン、久々に「らしい」走りを見せてくれて選手権に望みを繋いでくれたら今後のレースが面白くなるなあ、と思っていたのに、スパ・ウェザーも酷なことをする。
これでハミルトン 80pt-マッサ 72pt-クビサ 58pt-ライコネン 57pt と、残り 5 戦で 23 ポイント差となると、ハミルトンが 3 戦リタイアくらいしないともう追いつけないんじゃないかと。ドライバーズチャンピオンシップはほぼハミルトンとマッサに絞られちゃった感がありますね。
レースは序盤と終盤は久々に面白かったですが、ライコネンのスピンで力尽きました・・・(´д`)。

ホンダも中嶋一貴も全く良いとこなしのレースで、日本勢ではグロックがいつのまにか 8 位入賞していたくらい(笑。
逆に良かったのはトロロッソの 2 台で、5-7 のダブル入賞。特にブルデーは開幕戦以来の入賞で、更迭も噂されていた中、見事結果を出しました。ヴェッテルの方はもう入賞圏の常連という感じで、最近のトロロッソは完全にレッドブルを喰ってますね。レース中、今宮さんの解説では琢磨のシーズン中のレースシート獲得もありそうな雰囲気(噂どおりイタリア GP でクルサード引退→ヴェッテル移籍でシートが空くのか、今回の入賞で可能性は薄れたけどやはりブルデーの更迭があるのか)ですが、今宮解説は SAF1 の撤退直前にも意味深なあっただけに、妙に現実味があります。今のトロロッソで、琢磨が富士までに復帰となれば確かに嬉しいですが・・・。

さておき、チャンピオン争いがハミルトン vs ライコネンでなくハミルトン vs マッサだと個人的にはどうも締まらない感じで、既に今シーズンはがっかり気味なんですが、ともあれ次はモンツァ。特にティフォシになったつもりもないですが、昨年は目の前でマクラーレンに 1-2 を決められたフェラーリが、雪辱を果たすことができるのか。また、昨年は最後までファーストドライバーを決めなかったフェラーリが、この状況でライコネンをアシストに回すのか、仮にそうだとしてライコネンがそれを受け入れるのか・・・注目です。

投稿者 B : 23:47 | F1 | Season 2008 | コメント (0) | トラックバック

2008/09/03 (Wed.)

琢磨がトロロッソでテストへ

トロロッソ 琢磨とブエミをテスト (GPUpdate.net)

噂になっていた琢磨のトロロッソ入り。月末のテストに参加することが決まり、いよいよ濃厚になってきました。とはいえ、ライバルは現レースドライバーのブルデー、来季 GP2 からのステップアップを狙う B. セナと S. ブエミといういずれも実力者だけに、一筋縄ではいかなさそう。とはいえ、共同オーナーのベルガーが「来季は若手とベテランのコンビが良い」とコメントしていることや、レッドブルの日本市場への展開(もしそうなら SUPER H2O との関係はどうなる?)とかも考えると、可能性は低くはないでしょう。

トロロッソはここのところ本家を喰う勢いで、ヴェッテルが良いのかと思ったらブルデーもヴァレンシアでは Q3 進出とそこそこの結果を出しており、STR3 の熟成と併せてチームとしての力がついてきたのかなという印象なだけに、トロロッソへの参加は時期的には明るいはず。カスタマーチームからカスタマーチームへの移籍で、しかも再来年以降の体制(本当にコンストラクターになれるのか)が不透明ではありますが、現時点では他に選択肢がないし、仕方ないでしょうか。
個人的にはロータス時代の中嶋悟とセナよろしく、トロロッソで琢磨と B. セナが走ってくれると嬉しいんですけどね。とりあえず朗報を期待。

投稿者 B : 22:05 | F1 | Season 2008 | コメント (0) | トラックバック