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2008/03/23 (Sun.)

F1 マレーシア GP 2008

マレーシアGP決勝:ライコネンが今シーズン1勝目を飾る! (GPUpdate.net)

灼熱のセパンはライコネンが危なげない走りで今季初勝利。散々だった先週末とは打って変わって理想的なグランプリになりました。ファーストスティントは 2 位にきっちりつけてインラップでペースを上げ、ピットアウト時に交わすという往年のミハエルを見るような走りは、既に彼の勝ちパターンになりましたね。
チームメイトのマッサはポールポジションながらライコネンにトップを譲った(奪われた)あとに単独スピンで自滅。オープニングラップの 1 コーナー突入の際にも強くライコネンを牽制していましたが、勝つつもりで無茶をしすぎたのではないでしょうか。まあ、このへんの弱さがマッサだなあ・・・というところで、フェラーリがトロロッソからヴェッテルを引き抜いて、2009 年のマッサの契約を破棄してヴェッテルをセカンドドライバーに据えるなんていう噂も飛び交っていますが、この調子だと本当にそうなりかねませんね。

BMW は 2 戦連続の表彰台。今回はクビサの力強い走りが印象的でしたが、6 位ながらファステストラップを記録したハイドフェルドもなかなか。そろそろセカンドグループの先頭ではなくて「3 強」という表現をしたほうが良いのかもしれません。
惜しくも表彰台を逃したトゥルーリは、例によって軽タンで予選順位だけ狙ってきたのかと思いきや決勝でも悪くないペース。4 位はかなり久しぶりでは?この好調は、もしかしたらラルフが抜けてマシン開発の方向性が定めやすくなったこと(ラルフとトゥルーリのマシン特性の好みが全く違ったことは、あまりにも有名)も影響しているんですかね。スタートでズルズル順位を下げてしまう失態は犯したものの、マシン性能が拮抗している今季は予選順位が物を言うことが、証明された結果になりました。

マクラーレンはセカンドロウだったところ、Q3 の最後でハイドフェルドのアタックラップを妨害したペナルティでともに 5 グリッド降格。コヴァライネンはマッサ脱落の利を拾ってポディウムを獲得したものの、ハミルトンはギリギリのところでトゥルーリを攻略しきれずに 5 位フィニッシュ。あと 2 秒あればファイナルラップまでにトゥルーリを交わせていたはずなので、1 回目のピットでロスした数秒と 2 回目のピットでロスした 2 秒で 1 ポイントを失った結果に。この 1 ポイントが終盤のチャンピオンシップで効いてくることはハミルトンもチームも身にしみて分かっているでしょうが、果たして。

開幕戦で好調だったウィリアムズは今回突然の失速。前戦でのクビサへの追突で 10 グリッドダウンのペナルティを受けていた中嶋一貴にはがんばってもポイント獲得の目はないことは見えていましたが、ロズベルグも予選 16 位→決勝 14 位(グロックとの接触もありましたが)という失望の結果に。今季は中団の戦力が拮抗しているだけに、ちょっとしたマシンとサーキットの相性・セッティングの差・予選におけるタイムアタックのタイミングなどが大きく明暗を分けるということがよく分かりました。

HRF1 はノーポイントながら 2 台完走の安定したレース。バリチェロはまたピットレーンでの速度違反でドライブスルーペナルティ(´д`)。
SAF1 も 2 台揃っての完走。最後尾スタートかつトラブル(タイヤのパンク)を抱えて最下位となった一樹を除けばボトムフィニッシュですが、今のこのチームにとっては完走できただけでも「結果」でしょうか。

ということで、今季は「何もなければ」フェラーリ優位ながら、マクラーレンも決して侮れない(特にコヴァライネンが戦力になっている)こと、セカンドグループがグランプリごとに激しく順位を入れ替えそうなことが徐々に見えてきました。次は 2 週間後のバーレーンですが、この 2 週間の間に各チームがどの程度アップデートを入れられるか。フェラーリ以外はどこも高い信頼性を持っていそうなので、各チーム予選をどう組み立ててくるかがカギになりそうです。

投稿者 B : 23:55 | F1 | Season 2008 | コメント (0) | トラックバック

2008/03/16 (Sun.)

F1 オーストラリア GP 2008

オーストラリアGP決勝:リタイア15台の大荒れレースをハミルトンが制覇!! (GPUpdate.net)

いよいよ開幕した 2008 年の F1 チャンピオンシップ。予選でいきなりライコネンが Q2 出走できずというアクシデントがあり、波乱を予感させる幕開けとなりましたが、決勝もまさに大波乱のレースとなりました。
オープニングラップの第 1 コーナーで多重クラッシュが発生し、リタイア続出。その後もさまざまなマシンにクラッシュやマシントラブルが発生して、終わってみれば SC 出動 3 回、22 台中完走 7 台(+完走扱い 2 台)というすさまじいレースに。TC/OC が禁止されたことでコーナーでの飛び出しやオーバーテイク仕掛け時の絡みが増えた結果だと思いますが、その中でも勝ったハミルトンはやはり荒れたレースに強いですね(昨年のカナダといい富士といい)。

下馬評では圧倒的優位と言われたライコネンは予選・決勝ともにマシントラブルに見舞われる悲運ぶり。どうして彼はこうもマシンの信頼性に恵まれないのか・・・まあ、元々攻めているときには比較的ミスが多いドライバーなのに加えて TC/OC 禁止でリスクが高まったことや、今回のレースに関しては猛暑のさなか、後方からの追い上げでエンジンに負荷をかけすぎたのがトラブルの一因になったと思われますが、でも確実に 1 ポイントを取るのではなく目の前に他車がいる限り抜かないと気が済まないライコネンらしい結果なので、アリかと(笑。
マッサのリタイアもエンジンが原因(ついでに言えばフェラーリエンジンを搭載しているトロロッソのブルデーもエンジントラブルでリタイア)なので、今年もこのチームは信頼性に泣かされるのか。次戦マレーシアからは気候も変わるので多少条件は違うでしょうが、このまま信頼性の問題をクリアできなければ暑くなる 7~8 月に失速する可能性もありそうです。

逆にマクラーレンは盤石の速さ。今回はフェラーリとの直接対決が実質的になかったようなものなので、本当はどちらが速いのかは判断できませんが、今年もこのチームは安定していそうですね。ハミルトンだけでなくコヴァライネンも十分速そう。アロンソをぶち抜いてロン・デニスが珍しくガッツポーズをするシーンがありましたが(笑)、その直後に間違えてリミッタースイッチを押してしまいアロンソに抜き返され(´д`)。
しかしマクラーレンはマーク・スレードが担当するドライバー(ライコネン以降)は毎年黒×赤系のヘルメットデザインで、シーズン序盤は紛らわしいったらないですね。去年とはマシンが逆になったアロンソとコヴァライネンのバトルは途中からどっちがどっちだったかこんがらがってきました(;´Д`)ヾ。

オフテストの調子がイマイチだった BMW ザウバーは調子を取り戻した模様。空力付加物がゴテゴテで醜いマシンにはなってしまいましたが、ハイドフェルドもクビサも調子良さそうですね。予選空タンで上位グリッド→決勝早めにピットインは去年までもよく使った戦術でしたが、きっちりトップ下につけておいて隙さえあれば表彰台を獲ってくるハイドフェルドのうまさはさすが。やはりこのチームは今年もセカンドグループからは頭一つ飛び出しているような気がします。

ルノーはアロンソとピケ Jr. で明暗が分かれたグランプリになりました。というか、あまりパッとしないマシンをアロンソの力で乗っているといったほうが正しいかな?マクラーレンの 1 台を抑え込んだのは紛れもないアロンソの実力でしょう。個人的には、2005~2006 年のような優勝よりも 8 ポイントを確実に取りにくるアロンソは好きじゃないですが、こういう攻めているときのアロンソの走りには意志の強さみたいなものが感じられて好き。

ウィリアムズは予選 7 位・14 位から決勝 3 位・6 位という立派なリザルト。スピードも信頼性もドライバーの勢いもあって、今年の台風の目(優勝争いに絡むほどじゃないだろうけど)になりそうな雰囲気。ロズベルグは初表彰台で自信をつけただろうし、細かなミスは目立ったものの一貴も実質のデビュー戦で 6 位入賞(レース後バリチェロの失格で繰り上げ)は立派。これをもって父を超えたというのはちょっと早すぎますが、このまま経験を重ねれば毎レースポイントを狙っていけるポジションにはいると思います。

HRF1 は直前のへレステストがうまくいったのか、事前の予想に比べればはるかにマシな戦闘力を持っていそうな感じ。今年は昨年以上に中団の争いが熾烈なので、予選 Q3 に残るのはかなりハードルが高いですが、サーキットとの相性次第では不可能ではない感触です。決勝スタート早々ぶつけられてリタイアしたバトンはアンラッキーとしか言いようがないですが、バリチェロはピット作業が散々。給油リグが外れる前にロリーポップが上がってリグをつけたまま発進するわ(火災にならなくて本当に良かった)、その給油が SC 中だったためにドライブスルーペナルティを受けるわ、んでそのドライブスルーの際にピットレーン出口の赤信号を無視して失格になるわ。マシン以前にレース運営に問題があったレースでした。

トヨタはよく分かりませんが(ぉ、こちらも思ったほど遅くはなくポイントが狙えそうなマシンであることは分かりました。あと、グロックはもしかしたら波のあるトゥルーリよりも安定して結果を出しそうな気がします。

トロロッソのブルデーはデビューレースで 2 ポイントゲット。完走扱いリタイアの末、バリチェロの失格で 7 位という結果ではあるものの、荒れたレースを生き残るのもドライバーの才能のうち。僚友ヴェッテルは接触でリタイアとなったものの、二人とも十分に速いドライバーだし、マシンもそこそこ速くて信頼性もあるので、意外と親チームを喰うかも。
その親であるところのレッドブルですが、今回はまともなレースになりませんでしたね・・・。テストや予選の内容を見る限り、ダークホースになる可能性はありますが、やはり今年も信頼性やアクシデントに悩まされるのか。

フォースインディアはダブルリタイアで結果が出ませんでしたが、予選では完全に SAF1 より速いので、現在位置はセカンドグループの最後尾(というか、SAF1 だけがダントツに遅い)といったところでしょうか。現時点のポジションは大したことありませんが、経験豊富なガスコインとフィジケラが引っ張り、資金もあるチームなので、新車が出る 5 月に化ける可能性あり。ただ、白×金×蛍光赤というカラーリングは何とかしてほしい(´д`)。

そして、SAF1 は・・・。
とりあえずスターティンググリッドにつけただけで良しという状態でしょうか(;´Д`)ヾ。パーツが足りなくてクラッシュできないという状況らしいので、チーム事情としては相変わらずかなり深刻なのではないかと。予選は 20 位・22 位→ダブルリタイアというパッとしない結果ですが、スタートで 11 位まで上げた琢磨はよくがんばった。他チームとの差としては 2006 年当時の状態に戻ったようなものなので、しばらくは今回のようにスタートでジャンプアップ→その後じりじり後退というレースが続くでしょうね。
それでも SA08A(おおざっぱに言えば RA107 のモノコック、ボディ+RA108 のリヤエンド+SA07 のリヤウィングという構成)は去年の同時点の RA107 よりはマシなマシンらしいし、資金調達の目処はついたので今後ちゃんと開発はできるのでしょう。当分はテールエンダーという状況が続くでしょうが、RA108 ベースの SA08B(?)が出てくるであろう後半戦に期待。

ともあれ、今年もシーズンが始まりました。1 レース見ただけでは勢力図は見えませんが、なんとなくライコネンとハミルトンの一騎打ちになりそうな予感。そこにダンゴ状態の後続グループがどう絡んでいくか、が見所じゃないかと思います。次はさっそく来週末のマレーシア、楽しみです。

投稿者 B : 23:13 | F1 | Season 2008 | コメント (0) | トラックバック

2008/03/11 (Tue.)

SAF1 の 2008 年体制発表

スーパーアグリ売却 ドライバーは佐藤とデビッドソン (GPUpdate.net)

開幕戦メルボルンが今週末に迫っていますが、ようやく SAF1 の体制が発表に。少し前から噂に上っていた「Magma Group」という企業(なんだろう、投資会社?)に「売却」されたとのこと。「売却」なので過半数もしくは全数の株を売却し、チームそのものが Magma Group 傘下になったということでしょう。ただ、開幕直前というタイミングもあってかチーム名はそのまま。
どうやらホンダあるいは HRF1 が仲介したようなので、当面は鈴木亜久里代表体制は続きそうですが、長い目で見たらどうなることか。SAF1 自体がある意味 HRF1(当時の B・A・R)を放出された佐藤琢磨の受け皿として設立された側面を持つチームなので、もしかしてあと 1~2 年後に佐藤琢磨が移籍または引退した場合には、そのまま消滅してしまう可能性もなきにしもあらず、と個人的には考えていたりします。今年いっぱいでバリチェロ引退→琢磨が HRF1 移籍→SAF1 消滅とかいうシナリオだってあり得るわけで。ホンダが介在している以上はどんなオプションも考えられるなあと。
いずれにしても当面のマシンは RA107 改、仮にカスタマーカーが正式に認められても RA108 がパッとしない仕上がりである以上は、もう今年の SAF1 には大きな期待はできないかなあ。ライバルだったトロロッソもフォースインディアも去年よりチーム力が上がっているし、去年の最終戦からほとんどアップデートがないばかりか相対的には下がっている今年の SAF1 は、最後尾が定位置になってもおかしくない状況。

ホンダはブラウンが一からマシンを作る来年が本命で今年は半分捨て状態、SAF1 も最初からカスタマーカーが使える来年か完全コンストラクターとして再出発する必要がある再来年に期待、トヨタには最初から期待していない(ぉ)となると、今年の日本勢はもうウィリアムズの中嶋一貴しか応援しがいがあるチーム/ドライバーは残ってないですね。逆に一貴は今年のチーム力を考えると順当にいけばトップ 10 は射程圏内。緒戦はまず Q3 残留とポイントゲット、ドライバーズポイントで 8 位あたりにつけてくれれば大成功じゃないでしょうか。かなり期待しておきたいと思います。
下馬評ではもうライコネン連覇で決まりみたいに言われており、プレシーズンテストの内容を見る限り可能性としては濃厚っぽいですが、昨年のような(スキャンダルは勘弁)エキサイティングなシーズンになってくれることを期待します。

投稿者 B : 23:33 | F1 | Season 2008 | コメント (2) | トラックバック

2008/02/22 (Fri.)

富士日本 GP 2008 概要発表

富士スピードウェイが記者会見を開催 (F1-Live.com)
富士スピードウェイ、2008年は観客数を制限 (F1-Live.com)
トヨタの富士スピードウェイF1グダグダ運営

今年の富士日本 GP の概要が富士スピードウェイから発表に。

昨年の反省をふまえ、観客からの改善要望として挙がっていたポイントのほぼ全てに何らかのメスが入るとのことですが、果たしてどの程度改善されるのか。最大の問題と言われた「チケット&ライド」に関しては基本的には今年も踏襲、バスの待ち時間についてはシャトル方式ではなく留め置き(とりあえず駐車場にいるバスに順次乗って待ってて良いよ方式)になるそうですが、バスが発車するまでの時間が短縮されるかどうかは未知数。留め置き中にトイレに行きたくなったらどうすれば・・・とか、実際に行ってみたときの行動を想定してみるだけでも不安は尽きません。チケットの発行数を 14 万→11 万(決勝日)に減らすことで混雑を減らすとのことですが、なんかそれでもチケット余りそうな気も。

いずれにしても、今掲げている改善点が全てうまくいってやっとマイナスがゼロになるレベルだと思うので、実際にサーキットに足を運ぶ観客をして「成功」と言わしめるグランプリにするのは相当困難なことではないかと。改善点が具体的にどこをどう変えるか、それによってスムーズになる運営のシミュレーションが観客に対しても「見える化」されていないと、まだ安心はできないと思います。F1 のレースシミュレーションと違って、こればかりはどれだけシミュレートしてみても実際に開催してみるまでは分からない部分もあると思いますが・・・。

そんなわけで不安の方が大きい今年の富士。少なくとも来年の鈴鹿に行くことは現時点でもう決めているのですが、今年の富士はまだかなり迷ってます。5/12 の申込受付までに一緒に行く人が見つからなかったら、今年は自宅の 46inch で観戦かなあ・・・。

投稿者 B : 22:02 | F1 | Season 2008 | コメント (3) | トラックバック

2008/01/30 (Wed.)

HONDA RA108 正式発表

ホンダ RA108を発表 (GPUpdate.net)

何このカラーリングε=(~Д~;)。

アースカラーのキャンペーンは確か少なくとも 2 年は続けるという話だったので既定路線ではあるんでしょうが、何というカラーリング・・・。ホンダ伝統のアイボリーホワイトとアースカラーを掛け合わせてくるとは思いませんでした(;´Д`)ヾ。エコをアピールするのは悪くないと思いますが、だからってねえ。

この新車のテスト状況はまだシェイクダウンとロングラン程度しかやっていないようなので、実際のところどの程度のポテンシャルがあるのかはよく分かりませんが、少なくともテスト時のタイムチャートはかなり下位のほうに沈んでしまっているので、心配なところ。去年に引き続き、ドライバーが乗るのもイヤになるようなクルマにならなければいいけど・・・。

投稿者 B : 00:24 | F1 | Season 2008 | コメント (0) | トラックバック

2008/01/24 (Thu.)

2008 年仕様車が出揃う

ホンダ バリチェロがRA108をシェイクダウン (GPUpdate.net)

ヴァレンシアテストで RA108 がお披露目。カラーリングまで含めた正式発表は来週の予定ですが、シャシーとしてはこのクルマで 2008 年を戦うことになります。あちこちマクラーレンやフェラーリのコンセプトに倣った形状のパーツが見えており、確かに RA107 とは全く違う方向性のクルマにはなっているようですが、トレンドのブリッジウィングを想定していない角張ったハイノーズあたりに象徴されるようにパッと見のイメージはデビュー時の SA05?という感じで、正直あまり新しい印象は受けないのが心配なところ。

ここまでに BMW F1.08レッドブル RB4ルノー R28ウィリアムズ FW30 が登場済みで、年明け早々に発表会を行ったフェラーリ、マクラーレン、トヨタと併せて 8 チームがニューマシンのシェイクダウンを終えています。方向性としては、昨年十分に速かったトップ 2 チームに加え、マシンパフォーマンスの改善よりは信頼性とチーム運営の工場が急務なレッドブルはキープコンセプトの順当進化、ジャンプアップしたい or 昨年のマシンが失敗作だった残りのチームはどちらかというとコンセプト見直し(中でも去年から速かった BMW は比較的コンサバですが)という感じですかね。

トロロッソとフォースインディアは序盤戦を昨年型マシンの改良版で臨むことを公表しているため新車発表はないようですが、残るは SAF1 が開幕戦をどのマシンで戦うかだけが明らかになっていない状況(冬季テストの状況を見る限り SA07 改のセンはなさそうなので、カスタマーカー問題の動向次第で RA107 改になるか RA108 になるか、でしょうが)。年明け以降合同テストにも出てきていないようだし、ちょっと心配な状況ではありますね。

投稿者 B : 23:44 | F1 | Season 2008 | コメント (0) | トラックバック

2008/01/11 (Fri.)

F1 オフシーズン情報ラウンドアップ

フェラーリ F2008 の発表を皮切りに、2008 シーズンに向けた各チームの動きが活発になってきていますが、とりあえず現時点までの情報のまとめ。

マクラーレン MP4-23を発表 (GPUpdate.net)

フェラーリの翌日にマクラーレンも新車発表。ぱっと見 MP4-22 からどこが変わったのか分かりませんが・・・、FIA の監査が入って当面の思い切った開発がやりづらくなったことと、開幕まで隠しておきたい空力のアップデートがまだ明かされていないことで一見変化の少ない新車発表になっているんだと思われます。まあ、信頼性まで含めた意味での昨年の「最速マシン」は、(スパイ行為の是非は置いておいて)MP4-22 だったと言えるわけで、さほどドラスティックな改革が必要とも思えませんが。

トヨタ TF108を発表 (GPUpdate.net)

トヨタも早めの新車発表。マクラーレン風のフロントウィング、ルノー風のサイドミラー一体型アッパーボーダーウィングと、ライバルの良いトコ取りをしてきたようなマシンですが、相変わらず速そうに見えないのは何故だろう(´д`)。昨年のホンダの失敗を目の当たりにするとなおのこと「改革」よりも「カイゼン」のアプローチでいきたくなるのも分かる気はしますが、見た目に速そうじゃないクルマが速かった試しってあんまりないんですよね。

フォースインディア フィジケラとスーティルの起用を正式発表 (GPUpdate.net)

フォースインディアのドライバーがスーティル+フィジケラで確定(テストドライバーはリウッツィ)。まあ予定通りという感じですが、ガスコインといいフォースインディアは人員面ではジョーダン時代の体制に戻りつつあるようにも見えますね。ジョーダンもかつては良いチームだったので、資金難さえなければまた戦力をつけてきそうな気がします。純粋にがんばってほしい。

ホンダ ブルツをテストドライバーに起用 (GPUpdate.net)

ある意味一番びっくりしたのがこのニュース。ブルツって引退したんじゃなかったっけ・・・。
テストドライバーだけでなくサード/リザーブドライバーもやる、というのはレースドライバーから引退という昨年の発表と矛盾しているような気がします。昨年の中国 GP 後にウィリアムズに(あるいはトヨタに?)引退「させられた」だけだったのか、引退したのをホンダが粘り強く説得したのかは分かりませんが、実績のあるメンバーを積極的に取りこんでチーム力をアップさせたいというホンダの意志が見えます。まあ、デビッドソンとロシターという自前育成のテストドライバーを SAF1 に押し込んでおきながら、外部から有力なテストドライバーを調達するというやり方にはちょっと引っかかるものがありますが、なりふりかまってられないというのが今の HRF1 の実情なんでしょう。昨年のクリエン加入のときはなぜかあまり嬉しくなかったんですが、ブルツは好きなドライバーなので純粋に嬉しいです。

来週は BMW とレッドブルがそれぞれ新車発表予定。22 日からのヴァレンシアテストでは正式発表に先立って RA108 の暫定バージョンが登場するという話もあり、こちらも楽しみです。

投稿者 B : 00:33 | F1 | Season 2008 | コメント (0) | トラックバック

2008/01/07 (Mon.)

F2008 発表

フェラーリ F2008を発表 (GPUpdate.net)
フェラーリF2008の技術情報 (GPUpdate.net)

全 11 チームの先陣を切って昨年の覇者フェラーリが 2008 年の新車・F2008 を発表。
今年はレギュレーションの変更があまり大きくない(インパクトが大きいのはトラクションコントロールの禁止と ECU の統一くらい)せいか、外観から分かる昨年からの差分は少なめ。レギュレーション変更に合わせてコックピット両脇の防護ブロックが若干大きくなったのと、フロントウィングのアッパーエレメントがトヨタ風になった(これに合わせてノーズ先端も若干高くなったような?)くらいで、むしろ F2007B といっていいくらいに昨年のシーズン終盤型のマシンに酷似しています。まあ、仮にもディフェンディングチャンピオンなので、レギュレーションの変更が小さければドラスティックな変更も加える必要がないということなのかもしれません。
とはいえ、近年の F1 ではこの時点での新車発表はあくまでシャシーのお披露目に過ぎず、空力面での変更は少なくとも合同テストが始まるまでは隠されていることが多いばかりか、開幕直前まで(もっと言えばヨーロッパラウンドに移るまで)の間に大幅なアップデートが施されるのが当たり前になっています。今日の時点ではむしろ今年のマシンの方向性を見せただけ、というのが正しいのかもしれませんね。

でもやっぱり新車発表は楽しいもので。ようやくシーズンが始まるという期待が高まってきます。

投稿者 B : 01:18 | F1 | Season 2008 | コメント (0) | トラックバック

2008/01/05 (Sat.)

MADE IN TOYAMA

富山空港の 2F エスカレーター付近で見かけたこんな展示。

あなたは知っていますか?
フォーミュラーワンのすべてのホイールは富山県でつくられています。
そして、その 6 割が鍛栄舎でつくられています。

おお、そうなのか・・・。知りませんでした。
書かれている内容(参戦チーム)と展示されているモデルカー(MP4-17 と思われる)を見るに 2002 年頃の情報のようですが、(100% 富山製でなくなったものの)100% 日本製であることは変わっていない模様。

大阪の RAYS は昨年からウィリアムズへのホイール供給を始め、F1 情報誌でも盛んにアピールしているので知っていましたが、他の供給メーカーである O・Z、ENKEI、BBS も実際は日本メーカーが製造を手がけていたんですね。
調べてみたところ BBS は高岡のワシマイヤーが、O・Z および ENKEI は射水市の TAN-EI-SYA が製造している模様。しかも TAN-EI-SYA ってうちの実家のごく近所ですよ・・・。

F1 のホイールって比較的地味なパーツではありますが、これで今年から新しいポイントが一つ増えました。

投稿者 B : 23:51 | F1 | Season 2008 | コメント (1) | トラックバック

2007/12/15 (Sat.)

マクラーレンはハミルトン+コヴァライネン

マクラーレン、コバライネン起用を正式発表! (F1-Live.com)

マクラーレンのドライバーラインアップが確定。有力とみられていたハミルトン+コヴァライネンのコンビで決定しました。結果的にアロンソとのトレードという形になりましたが、やっぱりロン・デニスはフィンランド人好きだなあ・・・。

コヴァライネンはデビューイヤーの 2007 年は前半戦こそ苦労したものの、マシンとブリヂストンタイヤとのマッチングがまとまり、自身のドライビングスタイルも新タイヤに合ってきた後半戦はメキメキと頭角を現し、雨の富士ではライコネンの猛攻を交わしきって初のポディウムを獲得するなど、脚光を浴びるハミルトンの陰で悪くない働きを見せていました。今年のルノーであれだけ走れたんだから、マクラーレンならもっとイケるんじゃないですかね(スパイ事件の影響で開発の制限を受けざるを得ない来年のマシンが速いかどうか分かりませんが)。
コヴァライネンは今年のルーキーとはいっても世代的にはハミルトンよりアロンソやライコネンに近いわけで、そう簡単にハミルトンに先を譲るとは思えません。これで本当にハミルトンと拮抗する速さを見せてくれたらその実力は本物だったと証明されるわけですが、どう出るか。ルノーもアロンソとピケ Jr. のチーム内バトルが勃発する可能性は低くなく、来年は今年と同様にチーム間だけでなくチーム内での争いが激しそうな予感。

これで来季のドライバーラインアップが確定していないチームは SAF1 とフォースインディア(スーティルは確定)のみ。フォースインディアはフィジケラかリウッツィかという感じですかね?SAF1 は既定路線通りならば琢磨・デビッドソン続投でしょうが、変わってきたホンダとの関係や、相変わらず苦しい台所事情から、何か違った展開があるのか。2007 年はこの二人はよくがんばっていたと思うので、来年は彼らに結果を残させてあげられるようにしてほしいところですが。

投稿者 B : 17:27 | F1 | Season 2008 | コメント (0) | トラックバック