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2005/10/04 (Tue.)

「オールホンダ F1」誕生へ、そして・・・

HondaがB・A・R Honda F1チームを取得 (BARHondaF1.com)

ホンダが B・A・R のチーム株を 100% 取得し、来シーズンから B・A・R ホンダが「オールホンダ」チームとして F1 に参戦することが発表されました。
2000 年にホンダが第 3 期の F1 活動を始める際にも、自社でシャシー開発からチーム運営まで行うか、第 2 期と同様エンジン開発に徹するか社内でもかなり議論があり、紆余曲折を経てエンジンサプライヤーの道を選択したホンダでしたが、今シーズンに 45% の B・A・R 株を取得し、いよいよ来季チームを買収するに至ったのは、やはりフルワークスチームとして参戦 4 年目で結果を出しつつあるトヨタのやりざまや、チーム戦略のミスで出遅れた今シーズンの反省に大きく影響されたとみていいのではないでしょうか。

現在のオーナー企業である BAT が今後もタイトルスポンサーを継続する可能性があることから、「B・A・R」のチーム名は残るかもしれないとのことですが、ともかく、第 1 期撤退以来実に 37 年ぶりの「オールホンダ」チームの誕生、そして第 3 期初優勝に期待がかかります。


そして、これと同時に我々が待ちに待っていたニュースが。

琢磨、来季シートの可能性が濃厚に (F1-Live.com)

今日現在の発表でもあるため、↑の記事では明確になっていませんが、噂どおりホンダが 2 チーム目のエンジン供給先を決定し、琢磨が来季はそのチームに移籍する可能性が濃厚になってきたとのこと。なんだかまだ情報が錯綜していますが、いくつかのソースの情報をまとめると、そのチームというのが全くの新規参入チームで、レッドブルジュニアのようにマクラーレン B チームとして参入するとも、そのチームの母体はかつてオールジャパンチームとして F1 参戦プロジェクトを進めていたチーム童夢とも、チームオーナーは 20 代の日本人女性とも言われています。チーム自体のポテンシャルは未知数ですが、仮にマクラーレン MP4/20 のカスタムシャシー+ホンダエンジンの組み合わせとなると、あるいは・・・という期待を抱かざるを得ません。

おそらく日本 GP 決勝当日までにはもう少し情報が出てくることでしょうが、来季よりもまずは今年の鈴鹿を楽しみにしたいと思います。

投稿者 B : 21:54 | F1 | Season 2005 | コメント (0) | トラックバック

2005/09/29 (Thu.)

琢磨がミナルディに?

琢磨とレッドブルとホンダ (F1Racing.jp)

去就の注目されている佐藤琢磨ですが、ミナルディ(来季からはレッドブルのセカンドチーム)との交渉を行っているという噂が。新レッドブルジュニアチームは来季コスワースエンジンを使うことが決定していますが、2007 年以降のホンダとのエンジン契約を前提に 2006 年に佐藤琢磨をドライブさせる可能性がある、とか。エンジン 2 チーム供給のメリットは今季のトヨタが証明しているわけで、ホンダが 2 チーム目の供給先を模索するのはもっともですが、レッドブルを駆る琢磨というのもちょっと微妙(´д`)。
まあ完全にグランプリから姿を消してしまうのだけは避けたいところなので贅沢は言えませんが、体制変更の混乱もあるであろう来季のミナルディにどれだけのパフォーマンスを期待できるかは未知数。とはいえ、ジャガーからの買収初年度でいきなり結果を出しているレッドブル傘下ならあるいは、という期待が持てなくもありません。

でもできればウィリアムズくらいには乗って表彰台を狙える位置にいてほしいのが本音ですけれども(´・ω・`)。

投稿者 B : 22:24 | F1 | Season 2005 | コメント (3) | トラックバック

2005/09/26 (Mon.)

F1 ブラジル GP 2005

で、ブラジル GP 決勝。スタート直後のクラッシュでウィリアムズの 2 台とクルサードが消えた(ウェバーは後に修理してコース復帰)のと D. モンテイロのデビュー戦以来連続完走記録がストップしてしまったことを除けば、派手なオーバーテイクシーンも少ない非常に安定したレース展開でした。
マクラーレンのモントーヤとライコネンが 1-2。アロンソがそれに続き、トップチーム同士が直接対決もなくピット戦略でほぼ大勢が決まるという、アロンソのチャンピオンシップ獲得がなければある意味つまらないレースだったと言っても過言ではないかもしれません。まあ、マクラーレンがほぼノントラブルで 1-2 が今季初、というのは逆に意外でしたが。

圧倒的なスピードを誇るマクラーレンの 2 台と、マクラーレンには追いつけないものの着実に自分の仕事をこなすアロンソ。速いマクラーレンと強いルノーという、今シーズンの F1 を象徴的に表したようなレースでのチャンピオン決定。追うマクラーレンの 1-2 も、昨年までのチャンピオン・フェラーリの 2 台入賞も、どこか空しいものが。
とはいえ、2 レース 1 エンジンやタイヤ交換原則禁止、前戦の結果を引きずる予選方式といったつまらないレギュレーションや、インディアナポリスでの茶番など、ファン離れが加速しても不思議はないシーズンではあったものの、昨年まではなかったルノーとマクラーレンの二強構造が今年の F1 を本当に面白くしたような気がします。各チームのマシンの完成度が高まってきた後半戦、イスタンブールやスパではトラブルやオーバーテイクも数多くあり、久々にエキサイティングなレースを観ることができました。こんな中安定した強さを発揮し、マクラーレンが落としたレースを確実に拾っていったアロンソは、やっぱり新時代のチャンピオンに相応しいのでは(個人的にはライコネン贔屓でしたが)。

最後尾スタートとなった佐藤琢磨は、今回あまりパッとしなかった B・A・R Honda 007 を駆り 1 ストップ作戦で一時は 6 位に躍り出るも、最後までペースを上げることができず最終的には 10 位フィニッシュ。とはいえスタート位置を考えると立派なリザルトで、鈴鹿でのパフォーマンスに期待が持てる結果となりました。やっぱり、今年の琢磨は失うものがない状態で思い切った作戦に出ると当たりますね。

ドライバーズタイトルは決まってしまいましたが、コンストラクターズタイトル争いと鈴鹿での日本勢の活躍と、今シーズンはもう少し楽しみが残っています。

投稿者 B : 18:24 | F1 | Season 2005 | コメント (1) | トラックバック

2005/09/25 (Sun.)

佐藤琢磨、来季は・・・

琢磨、B・A・R Hondaの決定に驚かず (F1-Live.com)

先月発表された R. バリチェロの B・A・R ホンダへの移籍に加え、様々な紆余曲折を経て J. バトンが残留。結果的に、佐藤琢磨の来季の B・A・R ホンダでのシートがなくなってしまいました・・・確かに今年は本人のミスやチーム戦略の失敗、マシントラブル、出場停止などの要因に悩まされて結果が残せていませんが、3 レースに 1 度くらいはバトンをも凌駕する走りを見せていただけに、非常に残念です。それでも、同じ状況下でも着実にポイントを挙げているバトンと結果につながらない琢磨との間には、それだけの差があるということなのかもしれませんが。

でも佐藤琢磨ってフルタイムの日本人ドライバーでは、中島悟以来の一発屋じゃなく「ちゃんと速い」ドライバーなんじゃないでしょうか。個人的には一時期レーシングカーの空力デザインを仕事にしたいと思うまで熱中していた F1 でしたが、中島悟引退、第 2 期ホンダ撤退、A. セナの悲劇の結果次第に興味を失い、M. シューマッハー時代が始まってからほとんど観ることもなくなっていたのを、B・A・R ホンダと琢磨の活躍で昨シーズンあたりからまた観るようにさせてくれたドライバーでもあります(もちろん、今年はフェラーリではない若手 2 人がチャンピオン争いを繰り広げている、というのもありますが)。万一そのドライバーの走りが観られなくなってしまうと、また F1 を観る理由の一つがなくなってしまうわけで・・・本人はテストドライバーや他カテゴリへの転向ではなくレースドライバーとしての F1 残留を希望しているようですから、何とかレギュラーシートを見つけてくれることを祈るのみです。現時点でシートが決定していないチームはジョーダン(来季からはミッドランド・トヨタ)くらいしかありませんが、BMW と訣別してコスワースエンジンになると言われているウィリアムズと、ホンダが電撃契約して琢磨を乗せてくれたり、しないかな・・・。

ちなみに前戦のペナルティで 10 グリッド降格が決定している今日のブラジル GP ですが、琢磨は予選アタックはせず最後尾スタートとのこと。新エンジン、ガソリン満載、ニュータイヤで驚異の追い上げを見せるのでしょうか・・・。しかも 2 レース 1 エンジンのレギュレーションを顧みると今回の新エンジンは鈴鹿スペック!?ということで、日本 GP へ向けたパフォーマンスに期待です。

投稿者 B : 11:10 | F1 | Season 2005 | コメント (4) | トラックバック