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2014/09/22 (Mon.)

F1 シンガポール GP 2014

シンガポールGP決勝 タイヤ戦略の戦いを制してハミルトンが優勝

ドライバーズポイント上はロズベルグ優勢ながら、おそらくメンタル的にはハミルトン優勢な状態でやってきたシンガポール GP。予選はメルセデスの 2 台だけでなくレッドブル、フェラーリ、ウィリアムズまで絡んで白熱した PP 争いになりましたが、最後に僚友を 7/1,000 秒差で下したハミルトンが見事 PP。

決勝はロズベルグがまさかのマシントラブルでフォーメーションラップに出られず、2 番手だったはずのところがピットスタートに。結局その後もペースが上がらず...というかトラブルが根本的に解決せず、DRS も ERS も動作しないという散々な状況のままリタイアしてしまいます。対するハミルトンは最大のライバルが早々に戦線離脱したため、難なく完勝。
これでドライバーズポイントはハミルトンがついに逆転、ロズベルグに 3pt 差をつけてトップに立ちました。こういう展開があるから結局最終戦まで分からない戦況が続くことでしょうが、当面の流れがハミルトンにあることは間違いないでしょうね。

チャンピオン争い以外のレースは、抜けないサーキットらしく前半はやや眠くなるレース展開でした。が、「セーフティカーが入るかは入らないかではなく、どのタイミングで何回入るか」が問題と言って良いシンガポール。結局 2 回の SC 導入でポジションや戦略がシャッフルされてからが面白くなりました。今季最高位となる 2 位に入ったヴェッテルはセーフティカーに助けられただろうし(今季のヴェッテルは僚友リカルドに比してタイヤライフに苦しむことが多い)、逆にウィリアムズのボッタスは SC 導入に伴いピット戦略を変更したことが裏目に出た格好。何にせよ、今季ここまでとは少し違ったリザルトになったことが、結果的に面白いレースだった証と言えそうです。
個人的には、5 秒ペナルティが確定してからのヴェルニュが、失うものがなくなった状況(そのまま走っていてもタイム加算でポイントを失うだけ)から死にもの狂いのアタックに出て、最終的に 3 台オーバーテイクして 6 位に入った走りにはシビレるものがありました。ヴェルニュはリカルドほどの強さはないとはいえ、少なくとも中団で埋もれている何人かのドライバーよりは明らかに才能を持っているだけに、今季いっぱいでのトロロッソ解雇が確定しているのが残念でなりません。他のチームに拾ってもらえると良いんですけどね。

でもって...可夢偉ですよ。今回も直前まで可夢偉にレースシートが与えられるかどうか不透明な状況で、結果的にシートには座れたものの、決勝のフォーメーションラップ中にマシンから白煙が上がって、スターティンググリッドにさえつけずにリタイア。もうね、ここまで来るとケータハムの情けなさに言葉も出ません。
そのケータハム、このシンガポール GP では予選後にドライバーを除いたチームスタッフで緊急ミーティングが開かれたり、可夢偉本人からも「チーム、なくなるんじゃないですか」という半ば自棄になったようなコメントが出ていたり、不透明な状況が続いています。というか、可夢偉が出る出ない以前に来週末の日本 GP までチームが存続しているかどうかすら怪しい、と言っても良いでしょう。あの表彰台以来、2 年ぶりの母国凱旋を前にあまり考えたくないことではありますが...何とか鈴鹿のスターティンググリッドに着いていてくれることを祈るばかりです。

投稿者 B : 23:11 | F1 | Season 2014 | コメント (0) | トラックバック

2014/09/14 (Sun.)

「フォーミュラ E」開幕戦 北京

フォーミュラE 北京:優勝はルーカス・ディ・グラッシ! 【 F1-Gate.com 】

世界初の電気自動車によるフォーミュラ・レース「フォーミュラ E」がいよいよ開幕。レース好き以外にはほとんど話題にもなっていませんが(汗、テレビ朝日系で放送されていたので、観戦してみました。
「電気自動車によるレース」以外の見どころとしては、鈴木亜久里率いる「アムリン・アグリ」(しかもスタッフの多くは元スーパーアグリのメンバー)が参戦していること、ドライバーの過半数をヤルノ・トゥルーリやニック・ハイドフェルドといった元 F1 ドライバーが占めていること、そしてアイルトン・セナの甥ブルーノとアラン・プロストの息子ニコラスが参戦して「現代のセナ・プロ対決」が観られることでしょう。...と思っていたら、開幕二日前になって急遽佐藤琢磨がアムリン・アグリから参戦することが決まった、というニュースが。琢磨自身はフォーミュラ E の開発ドライバーも務めていたので不自然ではありませんが、当初エントリーリストになかったので、嬉しい驚き。

フォーミュラ E のマシンは電気、つまりエンジンではなくモーターで駆動するということで、走行音はかなり静か。本格的にハイブリッド化された今季の F1 もかなり静かですが、その比ではありません。まるでラジコンカーでも走っているような細く甲高い駆動音で、なんだか少年時代が懐かしくなります(笑。
まあ、これからのクルマのありようを考えれば「レーシングカーは爆音とともに走るもの」という認識は過去のものになっていくはずなので、そこにこだわるつもりはありません。

で、レース。

今季はダラーラのシャシー+ルノーのパワーユニットによるワンメイクなのでマシン性能の差はなく、レースチームとドライバーの力がもろに試されるシーズンになっています(来季以降は各チームによる独自開発が認められる予定)。そういう意味では速さは拮抗していて、バトルもそれなりにあったものの...他のトップカテゴリのレースと比べると、何とも単調なレース。
というのも、開幕戦の舞台となった北京が五輪会場「鳥の巣」の周りを周回する公道コースなのですが、これがほぼストレートと直角コーナーを繋いだだけというあまりにもつまらないレイアウト。オーバーテイクポイントも限られていて、さほど速くないクルマがグルグル回り続けるのを観るだけ、というレースでした。これ、コースもうちょっとなんとかならなかったのか...。今後はモナコやロンドン、マイアミ、ブエノスアイレスといった歴史ある都市の市街地を走るレースもあるようなので、そこは期待ですが。

レース内容的にはスタートからトップを守り続けてきた e.dams のプロストがそのままトップを守りきるか、と思いきや、最終ラップの最終コーナーで仕掛けてきたヴェンチュリーのハイドフェルドに対して強引なブロックの末ハイドフェルドのマシンが宙を舞って大破、プロストも前輪のトラックロッドが折れてストップ。その漁夫の利をアウディのディ・グラッシが得る、という劇的な幕切れ。F1 時代は全く目立たなかったディ・グラッシが、この記念すべきフォーミュラ E の初代ウィナーに名を刻むとは誰が予想したでしょうか。
さておき、プロストは抜かれそうになったところを強引にブロックしてぶつける、とはやはり血は争えないんですかね...。

佐藤琢磨はやっぱりいきなり乗っていきなり結果を出す、というのも難しいのでしょう。予選 14 位、決勝では度重なるマシントラブルの末リタイア、という残念なレースに終わりました。今回は本来のドライバーであるダ・コスタが DTM 参戦のため欠場することになり、その代役としてのスポット参戦のようで、以降のレースで琢磨が走る予定はないようです。うーむ、これでは観戦する意味が半減なんですけど(´д`)。

それよりも今回最も不満だったのはテレビ朝日の放送ですよ。
そもそも放送スケジュールからしてテスト走行を BS、予選を CS、決勝を地上波(途中から BS)、って誰にどう見せたいんだか。中継も、解説の片山右京氏しかレース内容を理解しておらず、他のキャストはまともな実況になっていませんでした。フジテレビも CS はともかく地上波(もうやめちゃいましたが)の実況はひどいもんでしたが、テレ朝に比べれば百万倍マシ。
極めつけはファイナルラップに入るところで地上波が時間切れで放送ぶつ切り、というあまりにもあまりな対応。野球中継みたいに延長しろとは言いませんが、アクシデントの確率が高い公道レースなのに、セーフティカーが 2 回導入されただけで時間切れになってしまう枠しか取っていないとか、レースが分かっていないにもほどがあります。総合的に言って、電気自動車のレースだから自動車メーカーを中心にスポンサーが取れそうだから人気が出る前に放送権を押さえただけで、レースファンに向けてまともにレースを届ける気がないんじゃないかと。もうね、愛のなさと運営の杜撰さでいったら 2007 年の日本 GP の富士スピードウェイに匹敵するレベルだと思います。

放送のやり方はともかくとして、フォーミュラ E 自体はまだ始まったばかりだし、今後どう変わっていくか分かりません。こんなレースが続くようなら途中で飽きてしまうような気はしつつも、一度で結論を出してしまうのはまだ早いかな。F1 とはレーススケジュールがかぶらないようだし(フォーミュラ E は決勝が土曜日開催)、今季のチャンピオンが決まるくらいまではテレビ観戦するつもり。

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2014/09/08 (Mon.)

F1 イタリア GP 2014

イタリアGP決勝 ハミルトンが優勝、メルセデス1−2勝利

F1 サーカス随一のスピードサーキット・モンツァで開かれるイタリア GP。今季最強のパワーユニットを要するメルセデス陣営の圧勝だろうな、との予想通り、メルセデス&ウィリアムズによる 1-2-3-4 フィニッシュとなりました。メルセデスの 1-2-3-4 はオーストリア GP 以来、今季 2 回目。1987 年のホンダ・ターボ全盛期を彷彿とさせる強さを見せつけています。

ベルギーでのメルセデスの同士討ちは、その後チーム内で話し合いの場が持たれたようで、少なくとも表向きには両ドライバーの間にある程度の秩序が守られているように感じました。予選はハミルトンが完勝、しかし決勝のスタートで出遅れ、追い上げる展開に。毎周コンマ 2 秒ずつ詰めてくるハミルトンのプレッシャーに負けたのか、ロズベルグはターン 1 で二度も止まりきれず、二度目にハミルトンの先行を許してしまいます。
チャンピオンシップはこれで 29pt→22pt に差が縮まりました。単純な速さだけでいったらハミルトンのほうが一枚上手なこと、過去二度のチャンピオン争い(うち一度は勝っている)の経験から戦い方を知っていること、追う立場のほうが精神的に楽なこと、など依然ハミルトンに分がある戦いに見えます。ロズベルグにとっては、ハミルトンのプレッシャーに冷静に対処し、逆に相手のミスを誘発するような戦い方ができるかどうか、にかかっていると言えるでしょう。

そういう精神戦も含めたトップ争いもなかなか見応えがありましたが、今回は個人的に今季のニューヒーロー、リカルドとボッタスの走りに注目していました。どちらも序盤から追い上げていくレースで、持ち味である思い切りの良いオーバーテイクを連発。表彰台こそならなかったものの、ボッタスは最終的に僚友に続く 4 位、リカルドはヴェッテルを交わしての 5 位につけました。リザルト以上に内容の濃い、表彰台に匹敵する走りだったと思います。この二人、2~3 年のうちに間違いなくチャンピオン争いに絡んでくるでしょうね。

我らが小林可夢偉は紆余曲折の末、このイタリア GP でレースドライバーに復帰。先日チーム代表に就任したばかりのアルバースが突然チームを離脱するなど、相変わらずゴタゴタしていることは間違いないですが、そんな中も予選・決勝ともにきっちりマルシャの 2 台に勝ってくるところはさすがですね。ベルギーでアップデートされたマシンも、「以前よりはマシ」程度ではあるものの改善されているようで、このまま少しでも上昇の機運を掴んでほしいところ。とはいえコンストラクターズ争いに関しては、マシンよりもドライバーの力量の比重が高く、セーフティカーの出動回数も多い次戦シンガポールが事実上最後のチャンス。ここでペイドライバーにシートを奪われることなく、ポイントは取れないまでもザウバーを上回る結果を残して、来季に望みを繋いでくれることを期待します。

投稿者 B : 21:00 | F1 | Season 2014 | コメント (0) | トラックバック

2014/08/25 (Mon.)

F1 ベルギー GP 2014

ベルギーGP決勝 リチャルドが優勝、ロズベルグは2位

夏休み明けの F1 サーカス、ロズベルグ vs ハミルトンの戦いの漁夫の利を得たのはまたしてもダニエル・リカルド――。

F1 グランプリ屈指のドライバーズサーキットであるベルギー、スパ・フランコルシャン。とはいっても現在はかなりの高速サーキットであり、マシン特性からいってもほぼ確実にメルセデスの 2 台の優勝争いになるだろう、大穴的にはトップスピードに優れるウィリアムズのボッタス初優勝の目もあるか、と見ていました。が、蓋を開けてみるとフロントロウを占めたメルセデスの 2 台がスタート 2 周目にして接触。ロズベルグがフロントウィングを交換している隙にトップに立ったリカルドが後続を寄せ付けず、前戦ハンガリーに続く 2 連勝をマークしました。

従来、レッドブルのマシンは高いダウンフォースに支えられたコーナリングスピードを武器としていて、逆にストレートはさほど速くなかったのが、今回はトップスピード重視のセッティング。メルセデスエンジン勢にストレートで追いつかせないほどの速さを得ていたのが、勝因のひとつだと思われます。それも、単にリカルドが速かっただけでなく、リカルドの後ろについたヴェッテルが最高速を活かして後続を抑え込んだことが、強力なアシストになりました。
とはいえ、トップに立ってからほとんど国際映像に映りさえしなかったリカルドの安定した速さはさすが。去年までのヴェッテルを見ているような勝ち方で、いよいよその大器を開花させつつあるようです。メルセデスの同士討ちがあったにせよ、そういうときに勝ちに行けるチーム力はさすがチャンピオンチーム、ですね。とはいっても、レッドブルが今季 3 勝、それもヴェッテルではなくリカルドが 3 勝するとは思ってもみませんでしたが。

メルセデスは...レース後に早速「ロズベルグがぶつけたのは故意かどうか」という論戦が始まっているようです。前後のロズベルグの動きには若干怪しい部分もあったものの、起きた状況だけ見ればレーシングインシデント。ただ、今季これまでに発生した二人のドライバー間の確執、特にハンガリーでのハミルトンのチームオーダー無視が尾を引いていることも事実で、チーム側が明確なルールを決めて線を引かない限り、レース中の「事件」は今後も収束することはないでしょう。
とはいえ、フロントウィング破損・壊れたタイヤ繊維のコクピット前方への付着・左前輪のフラットスポット発生といったアクシデントが重なっても 2 位を獲れてしまうメルセデスの速さには、改めて驚かされましたが。

チャンピオンシップはこれで再び 29pt 差。とはいえ今回のようなことがある限り、今後のレースもメルセデスの二人がクリーンに戦うとは限らないわけで、まだまだ何が起こるか分かりません。特に、今季は最終戦がポイント二倍となれば、現在トップから 64pt 差のリカルドも、残りレースで 50pt 差以内に縮めることができれば「奇跡の大逆転」もあり得ます。むしろそれくらい混戦になってくれたほうが面白いのですが(笑)、それもこれもメルセデスのチームガバナンス如何にかかっていると言えるでしょう。個人的には、混乱に乗じてでもいいから、ボッタスが 1 勝くらいしてくれないかなあ、と思っていたり。

それから可夢偉がレースシートを喪ったケータハム。替わったロッテラーは決勝が始まって数周でリタイアするという残念な結果に。これではロッテラーのみならず、シートを譲った可夢偉も浮かばれません。ケータハムチーム自身は、もう継続的な開発とかリザルトの向上を志向していないのでしょうが、何ともやりきれませんね。
いろいろ流れてきている情報によると、次戦モンツァでも可夢偉の復帰は厳しく、別のペイドライバーに置き換えられる可能性が高いようです。となると、現実的には可夢偉が次に走れるのは日本グランプリということになるでしょうか。もはや完全に手詰まりの状況にも思えますが、せめて出走するチャンスでは来季につながる走りを見せてほしいですね...。

投稿者 B : 22:45 | F1 | Season 2014 | コメント (0) | トラックバック

2014/08/21 (Thu.)

可夢偉がベルギー GP のレースシートを喪失

ケータハム 可夢偉に替えてロッテラーをベルギーGPに起用
可夢偉 「ファンに申し訳ない」 - GPUpdate.net

今週に入ってから不穏な噂が流れ始め、とてもとても不安でしたが、ベルギー GP の開幕を目前にしてケータハムがベルギー GP で小林可夢偉に替えてアンドレ・ロッテラーをレースドライバーに起用することを正式に発表しました...。

正直、この人事には「なぜ」という疑問がいろいろと拭えません。まあチーム自体がトニー・フェルナンデスから謎の投資グループに売却され、当初のドライバー契約がいつ反故にされてもおかしくない状況ではありました。それに、チームとしても持参金つきのドライバーを確保したい思惑もあったことでしょう。が、ロッテラーといえば日本の国内レースで活躍するベテランドライバーですよ?年齢的にもこれから F1 にステップアップしようという時期じゃないだろうし、記念レース的なスポット参戦のための資金持ち込みだとすると、どうにも釈然としないものがあります。

ケータハムチーム的には夏休みを挟んでようやくシーズン初めてのまともなマシンアップデートが実施され、以前のマシンを知るドライバーとともに煮詰めていかなくてはならないタイミング。新人のエリクソンでは荷が重いだろうに、マシン開発よりも資金持ち込みを優先するということは、もはや今シーズンの成績向上は捨ててかかっているとしか思えません。今からマルシャに追いつくことは不可能に近いですが、同じくノーポイントのザウバーであれば、レース展開次第では逆転はあり得ます。ロッテラーは今回のみの出走になる可能性が高いため、次のモンツァでは再び可夢偉がレースシートに座るのかもしれませんが、また別の持参金つきドライバーが現れないとも限らないわけで。

結局、まともなマネジメント体制も持たずに F1 チームとの交渉を続けて、シーズン当初から売却を前提としていたチームに無償奉仕の形で加入した時点から間違っていたということでしょう。少なくともこれまで、中堅以上のチームからテールエンダーに移籍して再び日の目を見たドライバーは、F1 には皆無。ケータハムの来季のシートはもう考えない方が良さそうだし、ポジティブな要素が浮かびませんね。ひとまずは、モンツァ以降でもう一度走るチャンスを掴み、鈴鹿に戻ってきてくれることを祈るばかりです。

投稿者 B : 23:11 | F1 | Season 2014 | コメント (0) | トラックバック

2014/07/27 (Sun.)

F1 ハンガリー GP 2014

ハンガリーGP決勝 波乱のレースでリチャルド2勝目!

夏休み前最後のレースであるハンガリー GP。比較的初優勝を生みやすい、荒れやすいサーキットであり、低速でマシン性能の差が出にくいサーキットでもあるので、何か波乱があるんじゃないかと期待していました。

波乱の予兆は予選 Q1。フリー走行全セッションでトップタイムを記録していたハミルトンが、Q1 の序盤にマシンから発火してノータイム。ダメージが大きかったためほぼ「全取っ替え」での決勝を余儀なくされ、ピットレーンからのスタートとなりました。今季ここまで、マシントラブルはハミルトンの側に集中していて、ツキに見放されている印象を受けます。とはいえ、前戦も 20 番手スタートからの 3 位、今回もピットレーンスタートからの 3 位なので、最も悪運が強いという見方もできますが...。
逆に PP から圧勝かのように思われたロズベルグ。序盤はまさに独走の様相を呈していましたが、セーフティカー導入による混乱でトップを明け渡し、その後もしばらくはペースに伸び悩んでアロンソに抜かれるなど、苦しいレースになりました。ヴェルニュをなかなか抜けず、早めのピットインでアンダーカットには成功したものの、その後はタイヤ交換を引っ張っていたハミルトンに数周にわたって抑え込まれ、リカルドとアロンソを追撃するチャンスを奪われます。ハミルトンとしてはロズベルグに 1pt でも多く与えたくなかったためにチームの指示を無視して僚友を抑え続けたのでしょうが、結果的にはここでハミルトンが譲っていたら、最後にはロズベルグに先行されていた可能性が高いので、ハミルトン個人にとっては正しい選択をしたと言えます。まあ、これでロズベルグやチームとの溝がさらに深くなったことも間違いないでしょうが。

2 位のアロンソは、最後フレッシュタイヤで勢いのあるオーバーテイクを仕掛けてきたリカルドには勝てなかったものの、ハミルトンがアロンソへの攻撃よりもロズベルグへの防御を優先したこともあり、今季最高位をゲット。アロンソは常にマシン性能以上のリザルトを持ち帰ってきますが、今回もその能力を遺憾なく発揮したと言えます。マシン性能に劣り、タイヤライフも尽きた状況でリカルドにしか抜かれなかった走りは現代 F1 随一のテクニック。ピット戦略も、フェラーリにしては珍しくギャンブルに出ましたが、それが功を奏した形になりました。現在の戦力では逆立ちしたって勝てないんだから、いつもの杓子定規な戦い方じゃなくて、こういう奇策こそ今のフェラーリには必要なんですよ。そして、アロンソにはその奇策を実行できるだけの能力があります。
ライコネンも、その杜撰なストラテジーのせいでまたしても Q1 落ちの憂き目に遭いましたが、久しぶりにライコネンらしい走りを披露して 6 位入賞。マシンのセットアップもようやくまとまり始め、ライコネン自身が今季のブレーキシステムにも馴染んできたのか、フェラーリチーム自体にようやく上昇傾向が見えてきました。

そして素晴らしかったのはやはりリカルドですよ。初優勝のカナダといい、このハンガリーといい、オーバーテイクが難しく SC が導入されやすいサーキット。言い換えれば「何かが起きたときにいいポジションにいないと勝てないサーキット」でもあります。こことモナコで勝てるドライバーは底力があり、かつ「持ってる」ドライバーだと思うわけで、そういう意味ではリカルドは間違いなく「持ってる」。終盤にハミルトンとアロンソを立て続けに料理したオーバーテイクは、じつに創造性に溢れていました。
今季ここまで、完全にチャンピオン・ヴェッテルを食ってしまっていますが、この流れを維持すればチームからもエースドライバーと見なしてもらえる可能性も高いのでは。今季のチャンピオンシップはもうほぼ目がない状況ですが、来季は十分にチャンピオンシップに絡める資質を持っています。そうなったときに、僚友ヴェッテルとの関係がどうなるか、というのも興味深いところ。

F1 はこれから 3 週間あまりの夏休みに入ります。とはいえこの間にもマシン開発は続くわけで、明けたベルギーでどう勢力図が書き換わっていることでしょうか。そして、この間にメルセデスは二人のドライバーの関係をどう修復するのか、あるいは何もしないのか。同門対決となったときにドライバーの人間関係が泥沼化するのはもう避けようもないことは歴史が証明していますが、一時のマクラーレンやレッドブルのような後味の悪い状況にだけはならないでほしいものです。

投稿者 B : 23:59 | F1 | Season 2014 | コメント (0) | トラックバック

2014/07/21 (Mon.)

F1 ドイツ GP 2014

ドイツGP決勝 ロズベルグが優勝、ボタスが2位、ハミルトンは3位

サッカーワールドカップの優勝に次いで、自国 GP で自国チームの自国人ドライバーが優勝というのは、母国民にとっては何物にも代えがたい喜びではないでしょうか。もし日本でそういうことが起きたとすると、自分自身も勇気をもらえるだろうし、国そのものの活気にさえ影響しそうです。

というわけで、ロズベルグは母国グランプリを PP からいつも通り危なげなく初勝利。前戦ではマシントラブルによりハミルトンの母国優勝を許してしまいましたが、その次のレースで雪辱を果たしました。
このドイツから、メルセデスの技術的優位性のひとつとされてきた FRIC サスペンション(前後のサスペンションを連動させることでクルマの姿勢を調整して、ブレーキング中は前傾姿勢を強めてダウンフォースを増し、逆にストレートではフラットな姿勢にすることでドラッグを抑制して最高速を伸ばす仕組み)が突如禁止されました。それに各チームのテクニカルアップデートもあって、予選タイムを見る限りではメルセデスと他チームとの差は少し埋まったようには見えますが、スタート直後から誰にも脅かされることなく勝ったロズベルグや最後尾から 3 位に食い込むハミルトンの走りを見ると、やはり今後もそうそう他チームが追いつけるとは思えません。結局、最終戦までロズベルグとハミルトンの一騎打ちの構図は変わらないでしょうね。

イギリス GP での勝利により、ロズベルグに 4pt 差まで迫ったハミルトンには、予選 Q1 で今回もハミルトンだけにトラブルが発生。コーナリング時にリヤのブレーキが抜けてしまい、ウォールに激しく激突して Q2 出走ならず、ギヤボックス交換からの 20 番手スタートとなりました。しかも途中接触により手負いのマシンとなりながらも 3 位という結果は、W05 の速さとハミルトンのアグレッシブな走りによって達成された、優勝にも等しい敢闘でしょう。ただし中盤のピットタイミングがもう少し良かったり、接触によるエアロバランスの悪化がなければ 2 位も十分あり得たので、そういう意味ではもっとやりようが合ったのでは...とも思います。
ロズベルグとの差はまた 14pt に開いてしまいましたが、まだ中盤戦だし、最終戦ポイント 2 倍というクイズ番組のような今季ルールを鑑みれば、この差はほぼないも同然。個人的に、F1 では勝っているドライバーよりも追いかけているドライバーを応援したくなってしまう性分なので(笑)、ハミルトンが今後どのようにロズベルグに挑んでいくか、非常に興味深く見ています。

そのハミルトンを抑えて 2 位を獲得したのはウィリアムズのボッタス。デビュー 2 年目にして 3 戦連続の表彰台というだけでも立派ですが、さらに今回はメルセデスの一角がリタイアしたわけではなく、終盤ハミルトンを抑えきっての 2 位なので、ここまで 3 回の表彰台で最も価値があると言えます。そろそろ持ち前の速さに安定感が備わり始め、表彰台争いをする走り方が解ってきた印象。メルセデス W05 の速さが圧倒的なので、実力だけで勝つことは難しいでしょうが、このポジションを今後もキープできれば、メルセデス側にトラブルがあったときの棚ぼたは十分にあり得ます。早ければ今季中にも初優勝の目はあるんじゃないですかね。
同郷のライコネンが今季まったく精彩を欠いているので、「フライング・フィン」の称号はそろそろボッタスのもの、と言って良いんじゃないかな。

今回はハミルトンがテールエンドからのスタートになったことで優勝争いとしては退屈なレースでしたが、各チームのクルマが煮詰まり始めたのか、中盤の争いが激しくなってきて、たいへん見応えがありました。特に 3 位以下でのヴェッテル、アロンソ、ライコネン、バトンをハミルトンが追い上げていくワールドチャンピオン同士の戦い、そこにボッタス、リカルド、ヒュルケンベルグあたりも絡んで手に汗握るオーバーテイク合戦。サイドバイサイドのみならず、3 台が横並びでコーナーに突入していく駆け引きとか、世界最高レベルのバトルはさすが F1。来季はレギュレーションの変更が大きくないためマシン開発は継続的に行われるでしょうし、この状況が続けば終盤戦まで飽きずに楽しめそうです。

夏休み前最後のレースは来週のハンガリー。F1 屈指の低速サーキットで、初優勝が生まれやすい場所でもあります。個人的にはそろそろボッタスの初優勝が見たいところですが、ストレートスピードが物を言うコースではないので、やっぱりメルセデスのどちらかかなあ...。

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2014/07/07 (Mon.)

F1 イギリス GP 2014

イギリスGP決勝 ハミルトンが波乱のレースを制し地元優勝を果たす

ロズベルグが 29pt リードで迎えた伝統のイギリス GP。このままシーズンがロズベルグの流れになるか、ハミルトンが反撃の狼煙を上げるかの分かれ目になると言えたレースでしたが、予選の雨が波乱を呼びました。

予選 Q1 は雨、出走のタイミングの関係で何とウィリアムズとフェラーリが Q1 落ち。そしてマルシャの 2 台が Q2 に進むという、驚くべき結果となりました。マルシャはさらに Q3 進出の一歩手前(ビアンキが 12 番グリッドを獲得)という番狂わせ。まあ、ビアンキは若手の中でも実力のあるドライバーですし、昨年パット・シモンズが作り上げたチームの地力が高まってきてテールエンダーから脱しつつあるとはいえ、これにはさすがに驚き。
そして、PP ロズベルグとハミルトンの間にはヴェッテル、バトン、ヒュルケンベルグ、マグヌッセンの 4 人が入り、ハミルトン 6 番手。これも Q3 中のピットインタイミングの読み誤りが原因ですが、これで今回もロズベルグのレースになり、シーズンの流れを決定づけるのかとこの時点では思っていました。

が、決勝は予選以上に波乱の展開に。スタート直後の混戦でライコネンがコースアウト→スピンし、その事故にマッサも巻き込まれる形で 2 台がリタイア。その後 1 時間以上の赤旗中断を挟んでレースが再開するわけですが、中断した時点で 4 位までポジションを上げていたハミルトンが、リスタート後に難なく 2 位にジャンプアップ。その後はいつもの 2 台のマッチレースになりました。
今シーズンここまでの流れからいくと、メルセデス W05 同士であれば基本的には前を走っているほうが空力的に有利でなかなか抜くことは難しく、また信頼性の問題から本気のバトルはさせないチーム方針であることも考えると、このままの体勢でゴールまで進むのか、と思いました。が、中盤にギヤボックストラブルでロズベルグが突然のスローダウン!そのままリタイアとなり、ハミルトンがロズベルグとの差を一気に 25pt 詰める結果になりました。

いやあ、前戦終了時点での 29pt 差が「1 レース無得点で終えても、まだトップを守っている状態」とは書きましたが、それが次戦でいきなり 4pt 差にまで縮まるとは。これこそがレース、何が起こるか判らないものです。
特に、今季はここまでハミルトンの側にトラブルが発生する率が高く、ロズベルグは比較的トラブルフリーで来ていたのが、ここに来ての単独トラブル。こういうときに勢いに乗るのがハミルトンというレーサーだし、こういう展開に焦りそうなのがこれまでのロズベルグのキャリア。ロズベルグのホームグランプリとなる次のドイツでハミルトンが勝ったとすれば、大きなアドバンテージを築くことができそうです。二人の心理戦、という意味では、実に面白い状況になってきました。

今回は 2 位以下のバトルもなかなか熱かったですね。前戦で初表彰台を獲得したボッタスが、自身の最高位を更新する 2 位表彰台。3 位にも今季気を吐いているリカルドが入り、今後この二人は表彰台の常連になっていきそうな気配を感じます。残念ながら母国でのポディウムはならなかったバトンも、なかなか速くならないクルマ(空力の良し悪しもあるけど、他のメルセデスユーザーとは違ってメルセデス側から必要な技術提供やソフトウェアアップデートを受けられていない、という話も聞きます)で健闘し、4 位フィニッシュ。5-6 位のヴェッテルとアロンソの鍔迫り合いも熱かった。最終的にヴェッテルが勝ったとはいえ、アロンソらしい「いやらしい」(誉め言葉)ブロッキングでヴェッテルを翻弄しました。が、接触すれすれでありながらもクリーンでレベルの高い丁々発止が見られたのは、現役最高のドライバー二人のバトルであったからこそと言えるでしょう。

現代的なティルケサーキットもいいけど、やっぱりレースはドライバーの力量が問われるクラシカルサーキットや公道サーキットが面白いんだなあ、というのを改めて実感したイギリス GP でした。

投稿者 B : 01:01 | F1 | Season 2014 | コメント (0) | トラックバック

2014/07/03 (Thu.)

ケータハム F1 チームが身売り

フェルナンデス ケータハムF1チームを売却

ああ...orz

開幕前からチームオーナーのトニー・フェルナンデスが「今季結果が出なければ撤退する」と明言しての参戦だったので、その可能性は十分にあったケータハムのチーム売却。シーズンの折り返し地点を待たず、チームの本拠地であるイギリス GP を控えての発表となりました。
まあ、直近のライバルであるマルシャが荒れたモナコ GP で 9 位入賞、現在のチーム力を考えるとこれからの逆転は絶望的という状況にあっては、まだ来季に向けた準備が本格化する前の売却決定は、チームの来シーズンにとっては良い判断と言えます。が、これから今季の成績を上げるために資金を注入してくれる人がいない(新しい経営陣も投資は来季のためにするでしょうし)という状況は、今季がおそらく最後の勝負の年となる可夢偉にとっては絶望でしかありません。

新しいチームオーナーはスイスと中東の投資家グループ。投資家に買われた F1 チームが成功した試しはなく(短期的には、ジェニイ・キャピタルに買収された現在のロータスが過去 2 年は悪くない成績を残したものの、今季は資金難で売却間近とさえ言われている)、さらにアドバイザーとして元スパイカー/HRT のコリン・コレス、チーム代表は 2005~2007 年にミナルディ~MF1~スパイカーのドライバーだったクリスチャン・アルバース。顔ぶれからしても、どうにも成功する気がしません(´д`)。

今季ここまでで最も意気消沈するニュースにがっかりしていますが、コンストラクターズ的にはマルシャはともかくザウバーの尻尾は見えている状況。実力でオーバーテイク、はそれでも難しいですが、レース展開次第では上回れる可能性もあります。イギリス GP での可夢偉の発奮に期待したいと思います...。

投稿者 B : 23:26 | F1 | Season 2014 | コメント (0) | トラックバック

2014/06/23 (Mon.)

F1 オーストリア GP 2014

オーストリアGP決勝 ロズベルグが優勝、ボタスが3位表彰台を獲得

11 年ぶりの開催となったオーストリア GP。結果だけ見ればメルセデスの 1-2 といういつも通りのリザルトではありますが、内容的には前戦カナダに並ぶ面白いレースになりました。

波乱はまず予選から。今季の直線番長・ウィリアムズ FW36 とレッドブル・リンクの相性が良く、フリー走行から上位タイムを占めていました。が、メルセデス有利は変わらず...と思いきや、メルセデスの 2 台がお互いを意識するあまりか、ハミルトンが予選 Q3 ノータイム(1st アタックが白線越えででタイム抹消、2nd アタックではブレーキトラブル?でスピン)、ロズベルグがハミルトンのスピンの煽りを喰って 2nd アタック時にタイムを出せない、というアクシデントが発生。その結果、ウィリアムズがフロントロウを独占する、という予想だにしなかったグリッド順に。まさに、カナダで起きた「メルセデスの二台が競った結果、他者が漁夫の利を得る」という状況の再現になりました。

決勝は、3 番グリッドからスタートでボッタスをかわし、1st スティントでアンダーカットを成功させたロズベルグが難なく勝利。予選ノータイムで 9 番手スタートとなったハミルトンもスタートでジャンプアップし、最終的にはロズベルグの背後にまで迫ったものの、2 位フィニッシュ。そして、ボッタスがキャリア初となる 3 位表彰台を獲得しました。ボッタス、おめでとう!
ウィリアムズは 3-4 フィニッシュを果たし、メルセデスだけ別カテゴリに近い力関係の中では実質優勝にも等しい健闘と言えます。が、ピット戦略を間違えなければ勝てる可能性は十分にあったし、悪くても 2 位は獲れていた可能性は高く、その意味で課題の残るレースだったと思います。中継の中で森脇さんが仰っていたように、ロズベルグがアンダーカットに来たときに、ポジションキープのために同時にピットに入れていたら、そのまま優勝の目はあっただろうし、仮にどこかで抜かれていたとしても、メルセデスに食らいついていくことで前戦のリカルドのように相手のトラブルを誘発していたかもしれません。ウィリアムズの現在の課題は、勝つための思考をもってレース戦略の組み替えができないことにあります。前戦でも、メルセデスの 2 台にトラブルが発生したときに焦ってマッサをピットに入れていなければ、リスクもあったけど勝てるチャンスではあった。メルセデスがいるから 3-4 位でいい、ではなく、勝てるときに勝ちに行かなくては、この上はありません。まあ、ウィリアムズがメルセデスエンジンユーザーであり、かつチームの主要株主の一人がメルセデスチーム CEO のトト・ウォルフである、という事情が何かを遠慮させているのかもしれませんが...、かつての名門復活の最大のチャンスが来ている状況でこれ、というのはいかにも残念。

話をメルセデスに移すと、ハミルトンは予選 9 位から 2 位フィニッシュ、というのは優勝が同じマシンに乗るチームメイトであることを考えれば、望むべき最高の結果を得られたと言えます。しかし、チャンピオンシップにおけるロズベルグとの差が 29pt に開き、ロズベルグにとっては 1 回ノーポイントに終わってもまだ首位をキープできる、という状況が精神的な余裕を生むはず。私はこの先のロズベルグとハミルトンの戦いは最後まで冷静さを失わなかったほうが勝つとみているので、この状況の変化は興味深いですね。今回のグランプリでは、予選 3 番手でのインタビュー時にも、優勝後のポディウムでも終始ニコニコしていたロズベルグの余裕ぶりが印象的でした。

シーズン全勝が消えてもメルセデスの圧倒的優位は変わらないのが明らかになったオーストリア GP でしたが、ハミルトンとロズベルグの競り合いにより「付け入る隙がある」ことが、カナダ GP に続いて証明された形になりました。次のシルバーストンは高速サーキットなので、引き続きウィリアムズにも勝ち目があると言えそう。チームにとってのホームレースで、今回のような消極的なレースではなく、勝ちに行く戦略を見せてほしいところです。

投稿者 B : 23:00 | F1 | Season 2014 | コメント (0) | トラックバック