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2007/10/22 (Mon.)

F1 ブラジル GP 2007

ブラジルGP決勝:ライコネンが優勝、大逆転で初タイトルを獲得! (GPUpdate.net)
ライコネン、悲願の初タイトル獲得! (F1-Live.com)
ライコネン、ワールドチャンピオン獲得に歓喜 (F1-Live.com)

筋書きのないドラマ――というよりは誰か超越した存在が筋書きを用意したのではないか、とすら感じさせる内容だった最終戦ブラジルは逆転でライコネンが劇的な勝利を飾り、ドライバーズタイトルまでも手にしました。「失うものはない」と自ら言っていたレースでスタートから攻め続け、現在の F1 ドライバー 22 人の中で最速はまぎれもなく自分であることを証明しましたね。2 回目のピットストップを首位のマッサが先行して行う中、スーパーラップを連発して逆転するさまは、往年の M. シューマッハーの走りを見るようでしたが、夏のマニクールでの逆転劇といい、このスタイルがライコネンの持ち味にすらなってきた感があります。

マクラーレン勢はハミルトンがスタートでマッサ・ライコネンに抑え込まれ、チームメイトであり最大のライバルでもあるアロンソに先行を許します。改めてアロンソに並びかかった 3 コーナー、サイドバイサイドのまま弾き出されるようにハミルトンがコースアウトし、8 位に転落。数周後、ギヤボックストラブルでスローダウンし、あわやリタイア・・・というところでギヤボックスが復活、何とかストップは免れたものの 18 位までドロップ。急遽 3 ストップ作戦に切り換え、スーパーソフトタイヤ中心の戦略で逆転を狙うも、万事休す。ただ、去年の最終戦ブラジルでのミハエルの走りすら彷彿とさせる追い上げには、改めてこの新人が今年一年で F1 に与えた影響の大きさを見せつけられた気がします。
アロンソはトップ 4 の中で唯一の 2 レース目エンジン。これが祟ってか週末を通じてスピードが伸びず、スタート以降は最後までフェラーリの 2 台を脅かすことはありませんでした。いかに富士でのリタイア(による中国 GP でのフレッシュエンジン投入)が響いたか、ということでもありますが、スタート後にマッサ-ライコネン-アロンソというオーダーになった時点で、アロンソのチャンピオン獲得はほぼ絶望的になったとも言えます。
結果、ライコネン 110pts・ハミルトン 109pts・アロンソ 109pts という F1 史上初ともいえる僅差で三つ巴の選手権を制したのは、なんとライコネン。開幕戦メルボルン以降ほとんど誰も口にしなくなっていたライコネンのチャンピオン獲得ですが、終わってみれば(下馬評どおりの圧勝ではなかったものの)「大本命」と言われていたライコネンが勝った 1 年になりました。もちろん、例えばハンガリーでのアロンソへのペナルティがなければこの状況は全く違っていたわけで、マクラーレンの「お家騒動」によって漁夫の利を得た、という側面もあるとは思いますが、いろいろ騒がしい中で一人黙々と自分のレースを続けてきたライコネンに勝利の女神が微笑んだ結果と言えるでしょう。

ただ、「ライコネンがチャンピオン」と言われてもまだちょっと実感がないのも事実。癖のある長髪を振り乱し、不遜な態度で絶対王者っぷりを見せつけたアロンソとは対照的であり、また他のドライバーの誰よりも速いのに、ひとつひとつのレースに対する勝利への執念のあまり計画的なポイント獲得ができなかったマンセルのような「無冠の帝王」が誰よりも似合うキャラでもあるが故に、まだちょっと違和感はありますね。
あと、個人的に(逆の意味で)すごく嬉しかったのは中国 GP でのハミルトンのリタイアだったりします。あのレース、ハミルトンは確実に獲れるポイントさえ獲っていれば間違いなくチャンピオンになれていたはず。それがあそこまで無理なピット戦略を採り、タイヤを壊してしまったのはアロンソのプレッシャーでも何でもなく、純粋に「勝ってチャンピオンになりたかった」だけなのではないかと思います。2005~2006 年のアロンソのように、あるいは今年前半のハミルトン自身のように、チャンピオン獲得が最終目的であり個々のレースで勝つことは二の次、という戦い方がまかり通っている中、それぞれの「グランプリ」を勝とうとする姿勢には、いちレースファンとして嬉しく思います。1980 年代の F1 は、そうやってそれぞれのレースを勝つことにこだわるセナやマンセルのようなドライバーが群雄割拠していたから面白かったわけで。そういえば、ミハエルもどちらかというと全てのレースで勝ちにこだわるタイプのドライバーでしたし、現役のトップドライバーの中ではライコネンが最も顕著だと思います。ドライバーが F1 マシンを形作る「部品」にほぼなってしまった今、やはりそういうドライバーこそ応援したいのがファン心理というもの。

閑話休題。

日本勢はこの最終戦でも思ったほどのパフォーマンスは出せず、ホンダに至ってはダブルリタイアで「最悪のシーズン」を締める形になりました。SAF1 はコンペティティブなレースができなかったとはいえ、マシンの競争力が相対的には最低ランクまで落ち込んできたここブラジルでは、堅実なリザルトと言えるでしょう。
光ったのは何と言ってもデビュー戦となった中島一貴でしたね。国際映像でピットイン時にクルーを撥ねてしまったシーンが放送されてしまい、「やっちまった」という印象を与えてしまいましたが、レース自体はポイント圏に手が届こうかという 10 位の力強い結果で、ファステストラップは堂々たる 5 位。ハミルトンやヴェッテルに比べれば華々しいデビュー、とはいかなかったものの、来年に向けて良いアピールになったと思います。逆に、あまり派手すぎずちゃんと印象に残るレースができたことは、今後のステップアップには好材料と言えるのではないでしょうか。日本人としては、佐藤琢磨とのポジション争いを見せてくれただけでも拍手に値すると思います。

いやあ、可能性があった中で最も低いほうの結果(ライコネンの逆転チャンピオン)とレースのあちこちで展開されたオーバーテイクのせいで興奮したのか、いつにも増して長いエントリーになってしまいましたが(笑)、今年の F1 もこれで終わり。オフシーズンに入ってしまうことは寂しいですが、アロンソが動くと言われている今年のストーブリーグはますますヒートアップ。この冬も目が離せそうにありません。

投稿者 B : 23:57 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/10/09 (Tue.)

中嶋一貴がレースデビュー決定!

ブルツ 引退を認める (GPUpdate.net)
ウィリアムズ ブルツを賞賛 (GPUpdate.net)
中嶋 ブルツに代わってブラジルGPに出場! (GPUpdate.net)

今シーズン限りでのレースドライバー契約終了が確実視されていたウィリアムズの A. ブルツがシーズン終了を待たずして引退を発表。これに伴い、サード/リザーブドライバーである中嶋一貴の次戦ブラジルでのレースドライバーデビューが決定しました!

ブルツは工学部出身の F1 ドライバーとして非凡なマシン開発能力を発揮し、マクラーレンやウィリアムズの戦闘力向上に貢献。直近では今季のブリヂストンワンメイクタイヤ決定の立役者ともなったと言われています。
ベネトン時代のレースドライバー経験のあと、代理出走となった数戦を除きテストドライバーに注力していましたが、今シーズンはウィリアムズで久々にレースドライバーのポジションを獲得。ある意味旬は過ぎたドライバーだけに、今季のドライバーラインアップ発表時には一部で疑問視する声も聞かれましたが、荒れたレースではベテランドライバーらしい粘りを見せ、カナダ GP で 3 位表彰台、ヨーロッパ GP でも惜しくも 4 位ながらファイナルラップまで 3 位争いを繰り広げる好レースを見せてくれました。くせ者揃い(それでも一昔前に比べると優等生ばかりですが)の F1 ドライバーの中でも憎めないドライバーの一人だったので、私とそう変わらない 33 歳という年齢での引退には一抹の寂しさがあります。

しかし、それを差し置いても嬉しいのが一貴のレースデビュー。武者修行の GP2 では中盤以降安定した速さを発揮し、数度の表彰台と最終戦での PP を獲得。優勝こそありませんが、満を持しての F1 デビューということになりました。現時点では必ずしもトップとは言えないチームであろうと、ホンダ系ドライバーでなかろうと、「NAKAJIMA」の文字が記された赤白のヘルメットがグランプリを疾走する姿は、初めて F1 を観たときに同じヘルメットのドライバーに憧れた当時の少年には、特別の意味があるのです。もちろん一貴には父の存在など関係ない走りを見せてほしいとも思いますが、彼を応援するときには彼自身を応援するのに加えて、どうしても特別な感慨を禁じ得ません。インタビュー等での一貴の受け答えを聞く限り、彼自身はそれも是としてとらえている部分もあるようなので、私も遠慮なく応援させてもらいたいと思います。

ということで、チャンピオン争いと既存日本勢のがんばりに加えて、最終戦ブラジル GP にまた新たな楽しみが生まれました。10 日後のレースが、今から待ちきれそうもありません。

投稿者 B : 23:59 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/10/08 (Mon.)

F1 中国 GP 2007

中国GP決勝 ライコネン優勝、ハミルトンはリタイア、タイトルは最終戦へ (GPUpdate.net)

フリー走行で絶好調だったフェラーリの 2 台を抑え、PP を獲得したハミルトンがそのままチャンピオンシップを決定するかとすら思われた上海ですが、先日の富士に引き続いての雨に今週もレースは翻弄され、予想外にも。ライコネン-アロンソ-マッサというポディウムでハミルトンはノーポイント、逆転の可能性を残したまま最終戦ブラジルへと向かう結果になりました。

まるで昨年のハンガリーを見ているような展開で、スタート直後に降り始めた雨は途中降ったり止んだりの、タイヤの替えどきの難しいレース。序盤はハミルトンが快調に飛ばし、このままトップチェッカーを受けるかと思われたものの、右リヤタイヤがひどく摩耗。徐々にペースを落とし、ライコネンにあっさりオーバーテイクされます。その後もピットインを遅らせたハミルトンのタイヤはすでにトレッドが剥がれて内部構造が露出し、「故障」といっても過言ではない状態に。バランスを失いつつ何とか飛び込んだピットロードを飛び出し、ピットレーン入り口でグラベルにはまり、後輪が浮いて押すこともできなくなってそのままリタイア。
その後路面は乾き、各車ドライタイヤに交換したものの、上位陣に大きなアクシデントもなくライコネンがトップチェッカー。以降アロンソ-マッサまでは順当なものの、4 位ヴェッテル、5 位バトンという番狂わせに。ヴェッテルは前戦富士での 3 位走行からの悔し涙のクラッシュを乗り越えての殊勲で、ドライバーとしての速さと強さを改めて見せつけてくれました。「雨のバトン」も 10 番手グリッドから一時はポジションを落としつつ、力強い走りで今季の最高位を獲得。これで両チームが SAF1 のコンストラクターズポイントを上回り、SAF1 は悔しくもランキング 9 位に落ちてしまいましたが、終盤になってようやく上向き始めた HRF1(バリチェロは相変わらずパリッとしませんが)と、最近やっとレッドブルと同スペックのパーツが使えるようになったトロロッソを相手に、ほとんどアップデートのない SA07 では厳しいでしょうね。B スペックを手に入れたスパイカーも調子を上げてきていますし、最終戦で 10 位に転落はないとしても、来年(RA107 の発展型を使うとしてもベースとなるホンダのマシンがアレだし、SA07 ももう伸びしろが少なそうなので進化させるにしても・・・)に向けて頭が痛いところ。

さておき、チャンピオンシップはハミルトン 107 ポイント、アロンソ 103 ポイント、ライコネン 100 ポイントという接戦のままインテルラゴスへ。まだまだハミルトン優位には変わりはありませんが、次戦も誰が勝ってもおかしくありません。アロンソが勝てばハミルトン 3 位でも同ポイントで(優勝回数差で)アロンソがチャンピオン、というシナリオは十分に考えられます。ライコネンは 7 ポイント差ではさすがに厳しいと思いますが、フェラーリ 1-2 でアロンソが 3 位以下、ハミルトン 6 位以下なら奇跡の大逆転。フェラーリはエンジン供給しているチームが多いから、マッサ・リウッツィ・ヴェッテル・スーティル・左近の 5 発のミサイルが使えるというのは冗談ですが(ぉ、スパイ事件でコンストラクターズは獲ったけど実力値は・・・と言われないためにも勝ちたいところ。ドライバーズチャンピオン獲得が無理としても、せめて年間勝利回数だけはマクラーレンを上回りたいでしょうね。

2007 シーズンは泣いても笑ってもあと残り 1 戦、2 週間後のインテルラゴスを残すのみ。昨年はミハエル最後の力強い走りが見られましたが、今年も 4 強の鬼気迫る戦いを見せてほしいところです。

投稿者 B : 23:38 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/10/05 (Fri.)

日本 GP 2007 フォトレポート(運営編)

富士のレポート、最後は運営について。言いたいことはいろいろありますよお。

課題山積の富士スピードウェイ (GPUpdate.net)

まずは土曜日の帰途から・・・。

予選が終わって、サーキット東バス乗り場。16 時頃に着いた時点で、すでにこれだけの大行列(´д`)。

バスはいっぱい待機しているのに、全然動きません。
行列も、私が並んでからゆうに 1 時間はぴくりとも動かず。行列の前のほうで何か動き(一部観客とスタッフのやりとり)があったらしく、「歩いて帰る」といって列を離れる人が多発。そのおかげで少し前進しましたが、結局 2~3 時間は満足に進まなかったです。

ようやく乗れたのは 20 時頃。かれこれ 4 時間待たされました。雨は降るし、気温はどんどん下がってきて寒くなるし、照明は少なくて暗いし・・・よくカゼを引かなかったと思います。
私の前に並んでいたお客さんは「こりゃ来年はテレビだな・・・」。私もそう思いました。富士があるから BRAVIA の設置を週明けに延ばしたのに、これなら週末着にして自宅で BRAVIA でハイビジョン観戦したほうがどれだけ良かったか・・・。

どうやらサーキット内の簡易舗装路が雨と大量のバスの重量で陥没し、復旧に 3 時間あまりを要したのが帰りのバスが大幅に遅れた原因だったらしいですが、現地スタッフの案内は「雨により途中の道路で崖崩れ、土砂崩れが発生し・・・」。そりゃ霧は出てたけど、F1 の予選が無事スタートできる程度の雨で土砂崩れはないでしょ。っていうかただの道路陥没が土砂崩れにすり替わるって、どんだけ(´д`)。運営もひどいけどスタッフの対応も責任逃れ感ミエミエで、いまいち。
並んでいる最中は、かなりバスの近くまで進まないとほとんどスタッフもおらず、状況が全然把握できない状態でしたが、スタッフがいるところでは他のお客さんがスタッフに詰め寄るシーンが多くみられました。確かにあんな状態で待たされたら詰め寄りたくなる気持ちもよく分かります。言ってもしょうがないと思いつつ、私も確かに詰め寄りたいくらいのイライラ(せめて冷静な状況説明くらいあれば・・・)が募ってましたからね。

なんとかバスに乗って帰った(二日とも日帰りで自宅から通いました)ものの、途中の道路にはさっき徒歩で帰ろうとした人が、進むことも戻ることもできなくなって道路脇にへたり込んでいる姿が何度か見られました。彼らはちゃんと帰れたんだろうか・・・。
都内の自宅に帰り着いたのはおよそ 23 時。鈴鹿でレースが終わってから帰っても、21:30~22:00 には自宅に着いているくらいなので、富士が(実際の距離はともかく)どれだけ遠いかというのがよく分かりました。

ちなみに、私が酷い目に遭ったのは帰路でしたが、お昼頃にサーキット着の見込みで移動してきていたお客さんの中には結局予選に間に合わなかった人もたくさんいたみたいですね。ちょっとあんまりだと思います。

こちらは決勝日の帰路。もうカメラを出す気も起きなくてケータイ写真です(´д`)。駐車場をぐるっと回り込んだ先にも大量の行列が・・・。
決勝日は首都圏等からもチャーターして、前日の 2 倍ほどのバスを手配しつつ、駐車場のアロケーションも変更したらしく、その成果か(道路の陥没がなかったのもあるでしょうが)比較的行列がスムーズに流れ、2 時間ほどでバスに乗れました。まあ、前日の半分だからマシだと思えるだけで、普通に考えたら 2 時間でも長すぎだと思いますが・・・。私は大雄山駅ルートでしたが、新松田や三島ルートの行列はさらにものすごいことになっていたので、どれくらいかかったんでしょうね。

さらに今回は、「チケット&ライド」以外にも、サーキット内設備や運営にもいろいろと不備と思われるものがありましたね。
サーキット内の露店ですが、鈴鹿ならけっこうあちこちに食べ物・飲み物やグッズを扱っているショップが点在しており、(通路は買い物をする人で多少混み合うものの)お客さんがある程度分散していたのですが、富士はショップがほとんど 3 ヶ所の広場に集中しており、そこから遠いスタンドだと満足に食べ物も手に入らない&ショップにはお客さんが集中して買い物もままならない状態。で、そこに行くまでの道のりも大渋滞で、交通整理も満足にされておらず。
鈴鹿と比べて確かにサーキットの施設はキレイ(道幅も広いし、舗装されているところが多い)なのに、運用が全然ダメでしたね。

今回の運営については FSW の冨田会長(今年前半までの TMG 会長兼トヨタチーム代表)が謝罪し、一部観客に返金の対応もしたらしいですが、来年は今年の問題に対する具体的な解決策を提示してくれない限り、私は来年は行かないでしょうね。まあ、今年の運営は最低だったと思うので、さすがにこれよりひどくはなりようがないでしょうが・・・。
雨のおかげでレース展開は面白いものになりましたが、それに反して FSW には課題の多い一年目になったといえるでしょう。

投稿者 B : 23:52 | F1 | Season 2007 | コメント (2) | トラックバック

2007/10/04 (Thu.)

日本 GP 2007 フォトレポート(日曜日編)

富士レポートの続き。日曜日のフォトレポートです。
が、日曜は土曜日以上に雨がひどくて(土曜日は雨よりも霧のほうがひどかった。日曜は土砂降りでこそなかったものの、間断なく雨が続いていた)、機材のことを考えるとあまり積極的に撮影する気になれず。レース序盤とアクシデントのタイミング以外はカメラを仕舞っていました。ちなみに、雨だとやっぱり写真にもシャープネスが足りない感じになってしまいますね。ということで、土曜日に比べると画質がイマイチなのはご容赦を。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

レース前のドライバーズパレードの模様。去年の鈴鹿はメモリアルレース(鈴鹿 20 周年)ということでオールドカーにドライバーが一人一台ずつ乗りこむ形で行われ、写真も撮り甲斐があったんですが、今年は例年通りのトラックパレード。しかも傘なので、なかなか良い写真が撮れません。この写真も、ハミルトンのアンブレラがもろに琢磨の顔にかかってるし(´д`)。ちなみに、ハミルトンとスーティルは F3 時代の同期ということで、パレードの間ずっと仲良さそうにしてたのが印象的でした。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

ウォームアップ走行中の左近車。F8-VII はガスコイン監修の B スペックが出てきてから急激にパフォーマンスアップしましたよね。カラーリングはマクラーレンのテストカーみたいですが(笑)、鮮やかなオレンジはなかなか撮り甲斐があります。でも今回の左近はなかなか良い結果が出せずに残念でしたね。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

スタート時はエクストリームウェザータイヤ指定(フェラーリには何故か?リリースが届いていなかったようで、最初スタンダードウェットを履いてましたが)というほどの雨。路面は本当にひどいウェットだったようで、盛大なウォータースクリーンを巻き上げながら走っていました。観てるほうもびしょ濡れになるし、大変なレースでしたね。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

雨ということでアクシデントも多発します。オープニングラップから続いていた SC 走行が終わり、20 周目に真のレーススタート直後にバトンが接触、フロントウィングを失ってしまいます。でもこうやって見ると RA107 のノーズがいかに細いかよく分かりますね。サイドポンツーン周りの空力処理(チキンウィングからチムニーのあたり)も含め、かなりマクラーレンを意識したアレンジになってきているようです。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

撮っている間は気づかなかったのですが、いつの間にかデビッドソンが接触で右のサイドポンツーンにひどい穴を開けています。チムニーは完全に脱落しているし・・・。しばらくガマンして走っていたんですが、最終的にホームストレート脇でマシンを停めてリタイア。残念・・・。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

で、このレース最大のアクシデント。アロンソがクラッシュ!
数周前にヴェッテルとの接触で右サイドポンツーン後方にダメージを受けていたようですが、これがマシンバランスを崩して 100R の出口~ヘアピン入口でコースを飛び出し、ウォールに思い切りヒットしてしまったものと思われます。目の前でいきなりアロンソのマシンが壁に激突したので本当に驚きました。すかさずカメラを取り出して撮影する私(ぉ。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

アロンソ車のパーツが飛散するヘアピンを、ハミルトンを先頭に最徐行で抜ける行列。ハミルトンはどんな想いでヘアピンを立ち上がっていったのでしょうか。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

顔がフェンスに隠れて表情がよく見えませんが、大破した愛機を見つめて呆然と立ち尽くすアロンソ・・・。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

ビッグスクーターの後部座席に乗せられてコースを後にするアロンソ。一応ファンに応えることも忘れていませんが、やはりどこかしらショックは隠しきれない様子。私のいるヘアピンスタンド下を通り過ぎて行きました。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

再びセーフティカーが出て、コーナーからマシンがいなくなった隙に急いで残骸を掃除するスタッフたち。こういうシーンはなかなかテレビでは放映されませんが、こういう方々がいてグランプリは成立しているんですね。手際の良さに感心しつつも、どこか微笑ましい光景です。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

コース脇に退避させられるアロンソの MP4-22。日本グランプリのまさか私の目の前で、(それも今季ここまでポイントを獲れなかったレースのない)カーナンバー 1 がクレーンに吊られるとは思ってもみませんでした。アロンソには悪いですが、なかなか現役のマシンをじっくり大写しにできるチャンスもないので、この機会にたくさん撮らせていただきました・・・。

この後また雨が強くなってきたので、ここで撮影は終了。レース終盤のほうがオーバーテイクシーンが多く見られて撮り甲斐があったのかもしれませんが、タオルで覆っていても防げないくらい雨が続き、機材が心配になってきたので諦めました。でも、撮影に集中してしまうと「自分の眼」でレースを見ることがおろそかになってしまうので、あとはじっくりレースを堪能させていただきました。やはり肉眼でライコネンのオーバーテイクが見られると感動しますね!琢磨のアグレッシブな走りも見られて良かったのですが、ファイナルラップのバトンとのバトルは無駄だったんじゃないかな・・・(ヘアピンの出口で絡み、バトンはコースオフして 300R の途中であえなくストップ(11 位完走扱い)。バリチェロが漁夫の利で 10 位、琢磨はそのままピットインしてリタイア(15 位完走扱い))。

ということで、ポディウムはハミルトン-コヴァライネン-ライコネン。帰りのバスの待ち時間が気になった私は、ウィニングランもそこそこにスタンドを後にしたのでした。

次回に続く。

投稿者 B : 23:51 | EF70-300/F4-5.6 IS USM | EOS 30D | F1 | Photograph | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/10/02 (Tue.)

日本 GP 2007 フォトレポート(土曜日編)

ということで、富士のレポートをお届けしたいと思います。写真点数が多いので気をつけてください。とりあえず、まずは土曜日から。

[ Canon EOS 30D / Canon EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM ]

私が観戦した F 席(ヘアピン付近)はこんなところでした。100R の出口から短いストレートを加速してヘアピンに飛び込み、再びアクセルを開いて 300R に入っていくこのアングル。いかにもオーバーテイクが見られそうなポイントだと思ったら、案の定決勝レースの後半でライコネンが魅せてくれました。
また、このコーナーであんなことが起きるなんてことは、この時点では露ほども思わず・・・。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

このヘアピン席をほぼ正面から見たらこんな感じ。各ドライバーを応援する横断幕がかかっていますが、以外にも(?)スーティルの応援が多いのが印象的でした。確かに F3 で何度も富士を走っているドライバーですからね。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

こちらはフリー走行中のマッサ。流し撮りが最もうまくいった(微妙にブレてますが)うちの一枚です。シャッタースピード 1/160 秒だったかな?去年は自信がなくて 1/500~1/1000 くらいで撮っていたため全然スピード感が出ず、悔しい思いをしたので、今年はシャッタースピードもいろいろ試してみました。でも 1/160 はほとんどまぐれでないと撮れないですね。私のウデではせいぜい 1/250 がいいとこのようです。1/320 くらいまで落とすとそれなりに成功率が上がることが分かりました。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

こちらはライコネン。若干環境光が暗いのは、予選の後半に撮ったからでしょうね(予選スタート時はけっこう明るかったのに、予選後半になるにつれ空も暗くなってきた)。
ライコネンは今回なかなかキレた走りをしていました。ただ、アグレッシブなあまり 100R の出口あたりでミスをすることも多く、思ったほどタイムには反映されていなかったような。やはりウェット路面はメカニカルグリップに優れたマクラーレンのほうが有利なのでしょうか。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

こちらは決勝で初ポディウムを獲ったルノーのコヴァライネン。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

最近ずっと安定して速い BMW のハイドフェルド。決勝は止まってしまいましたが、今回も好調のようでした。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

残念ながら結果には結びつきませんでしたが、健闘したレッドブルのウェバー。やっぱり今年のマシンの中で最もボディラインが美しいマシンだと思います。
日本 GP でセブンイレブンのロゴをつけて走る光景もお馴染みになった気がします。確か ENERGY DRINK の試験販売もセブンイレブンからでしたよね。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

こちらも健闘しながら残念な結果となったトロロッソのヴェッテル。ウェバーに追突した後は悔しさのあまりピットで泣いていたらしいですが、最近のドライバーの中で自分のミスに対してここまで悔しさを顕わにするドライバーも珍しいのでは?年齢的にも、外見的にもナイーブそうなヴェッテルですが、純粋な速さ以上にさらに好感を持ってしまうエピソードでした。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

ハミルトンに PP を奪われたアロンソ。今回のクルマはフロントウィングのアッパーエレメントがいつも以上に高い位置にあったような気がします。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

トヨタのトゥルーリ。今回も日本 GP 恒例の空タンアタックで、FP2 では好タイムを出していましたが、予選では結果を出せず。チームメイトのラルフは左近に追突して、Q1 突破も Q2 出走できず、トヨタは散々なホームレースに・・・。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

そのトヨタエンジンを擁するウィリアムズのニコ。今回は予選でかなり良いパフォーマンスを見せてくれたにもかかわらず、エンジン交換で 10 グリッドダウンは悔しい。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

決勝 6 番グリッド(予選 7 位ながら、ニコのペナルティにより繰り上げ)を獲得したバトン。今回は空力的に大きなアップデート(08 年コンセプトの前倒し)を投入してきたホンダでしたが、パッと見ではあまり大きな差異は認められませんでした。
しかしこのアースカラー、テレビで見るのはともかくサーキットで実物を見たらどんな感じなのかと思ってましたが、他チームの派手なカラーに比べてこのカラーリングはサーキットの芝生と同化してしまってむしろ目立たないですね(´д`)。ものすごく地味に見える・・・。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

SAF1 のデビッドソン。ここ数戦の予選では比較的良いポジションにつけていたので期待していましたが、今回は振るわず。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

我らが琢磨。期待していたとおりウェットの荒れたレースにはなったものの、結果が出せるポジションにいることができませんでした。予選ではアタック中に(同じくアタック中の)ウェバーに引っかかってクリアラップを得ることができず、最後尾という悔しい結果に・・・。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

縦位置でも撮ってみました。
ヘアピンの出口から 300R にかけては、路面が濡れていたこともあってか各ドライバーごとに違うライン取りで走っていたのが印象的でした。中でもハミルトンがヘアピンの出口で最もアウトいっぱいに使いながら、他のクルマとは全然違う脱出速度で抜けていっていたと思います。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

こちらは FP3 の直前、メインスタンドの陰から覗き込めた SAF1 のガレージ。柵が邪魔してますが、メインスタンド付近に席を取らないとピットの様子はなかなか見られないので、貴重な体験だったと言えます。

[ Canon EOS 30D / SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO ]

今回は各チームブースをゆっくり見て回る余裕がなかった(時間はあったけど人混みがすごすぎ・・・)のですが、とりあえずマクラーレンブース。ショーカーが展示されていましたが、ノーズやチムニーの形状からして MP4-20 の 2007 年カラーバージョンといったところですかね。

[ Canon EOS 30D / SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO ]

思いがけずホンダブースの隣にあった「浜田大明神」。まさかこんなところに・・・。

投稿者 B : 23:51 | EF-S10-22/F3.5-4.5 USM | EF70-300/F4-5.6 IS USM | EOS 30D | F1 | Photograph | SIGMA 17-70/F2.8-4.5 DC MACRO | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/09/30 (Sun.)

F1 日本 GP 2007 決勝

日本GP決勝:大混乱のレースでハミルトンが勝利! 2位はコヴァライネン (GPUpdate.net)

昨日に続き雨模様の決勝はハミルトンが見事にポールポジションを守りきって優勝。2 位には堅い走りを見せたコヴァライネン、ライコネンは猛追むなしく 3 位ポディウム止まり。

スタートから 19 周に渡ってセーフティカーが入り続けるという前代未聞のレースでした。雨の様子はいっこうに良くならないので、ひょっとして一昨年のインディのように「とりあえず観客にチケット代を払い戻さなくて良いことにするため」のデキレースじゃないかと思ったほど。
セーフティカー離脱後は予想通りの荒れたレース展開に。クビサがハミルトンに、ヴェッテルがアロンソにそれぞれ接触。アロンソは接触時に受けたボディのダメージが原因でバランスがおかしくなったのか、私が見ている目の前でヘアピン入り口のウォールに激突!セーフティカーが出動。そのセーフティカーラン中に 3 位(!)を走っていたヴェッテルが 2 位(!)を走っていたウェバーに追突して双方リタイア。その後もあちこちのチームで接触、単独スピン、メカニカルトラブル等が相次ぎ、どんどん脱落していきます。琢磨車がピット作業中に火を噴いたのにはさすがに焦りましたね・・・。

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

↑その琢磨車。給油時に引火した影響でエグゾースト周辺が焦げてるのが分かります。

結果ハミルトンがそのまま首位をキープしてチェッカー。猛追のライコネン(100R 出口~ヘアピン飛び込みでクルサードをズバッと抜き去ったのには感激)はコヴァライネンを執拗に攻め立てるも攻めきれず、このままコヴァライネン~ライコネンの順で確定。

日本勢は誰もいいとこなしでしたね。唯一 3 列目スタートだったバトンも序盤の接触でウィングを失い、修復作業で脱落。琢磨にしても左近にしても我慢の走りを強いられました。雨の影響を受けなかったのは唯一ハミルトンくらい。クビサとの接触を除けばトラブルらしいトラブルもなく、状況の変化はほぼハミルトンに味方していたような気がします。まさに初優勝のモントリオールの展開を見ているようでした。終盤のペースは一人だけ次元が違うようで、ヘアピンの立ち上がりから 300R にかけての走りも他のドライバーとは全く加速感が異なるというか・・・。

これでチャンピオンシップはハミルトンがアロンソに 12 ポイントのリードを築いて残り 2 戦。ライコネンも実質脱落、アロンソも自力チャンピオンは消滅して初のルーキーチャンピオン誕生がいよいよ現実味を帯びてきました。次の中国 GP、上海は一昨年チャンピオン争いがほぼ確定した開放感からか、アロンソがキレた走りで圧勝したコースでもありますが、ハミルトンに不利な条件はほぼ皆無。最終戦を待たずにチャンピオンが決定してしまう可能性も十分に考えられます。

今回は現地に行ってきただけあって、撮ってきた写真やいろいろ言いたいこととかもあるんですが、それはまたの機会に。とりあえず、疲れたので、寝させて・・・。

投稿者 B : 22:52 | EF70-300/F4-5.6 IS USM | EOS 30D | F1 | Photograph | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/09/29 (Sat.)

F1 日本 GP 2007 予選

公式予選:ハミルトンが逆転ポール!バトン7位、ヴェッテル9位 (GPUpdate.net)

[ Canon EOS 30D / Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM ] ※トリミング有

ウェットコンディションとなった予選はハミルトンが見事な逆転劇で、アロンソを 0.07 秒差で抑えて PP。FP3 が開始遅延の上、ほんの 2~3 週は知っただけで赤旗中断、そのまま中止となった段階で予選が実施できるのか心配されていましたが(日曜朝に順延という話もあった)、いざ実施されてみるとハミルトンの速さが際立ったという感じです。まさに初めてのコースだろうと雨であろうと「そんなの関係ねぇ」といったところでしょうか(ぉ。

唯一 Q3 に残って 7 番手を獲得した「雨のバトン」を除き、日本勢の予選は散々な結果に。左近・琢磨が逆フロントロウ(ぉ)という最も厳しい内容になってしまいましたが、また雨になりそうな決勝でどこまで挽回できるか・・・。

ちなみに、今回の FSW には運営面でいろいろ言いたいこともあるんですが、とりあえず決勝が終わってから。

投稿者 B : 23:59 | EF70-300/F4-5.6 IS USM | EOS 30D | F1 | Photograph | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

大雄山

大雄山駅に到着。これからバスで FSW へ移動です。まだそんな混んでないのでスムーズに移動できそうですが、残念なことに路面はウェット。このままの天候が続くなら、予選は波乱が起きそうな気がします。

投稿者 B : 07:53 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

いざ富士へ

これから富士に行ってきます!

品川駅から新幹線(自由席)で出発。トップ 4 の中では一応ライコネン贔屓ということで 6 号車に乗車(笑。と思ったら偶然にも「こだま 561 号」なんですねー。今日の予選結果も 5-6-1 もしくは 6-5-1 のフェラーリがフロントロウ独占してくれないかな。

投稿者 B : 06:17 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/09/26 (Wed.)

中嶋一貴の日本 GP

中嶋一貴、ホームグランプリ立ち会えず (FMotorsports F1)

うーん残念。雑誌インタビュー等で「GP2 の残りをキャンセルして富士の金曜日に走るかも」というような発言もあった中嶋一貴ですが、結局 GP2 のレースを優先して今年の富士には来ないようです。
正直平日は忙しくて金曜の FP1・2 は諦めるしかないかな、でも一貴が走るなら多少強引にでも休みとって見に行くかな、と思っていたので(笑)、ちょっと残念。16 年前の引退の年、鈴鹿での走りに涙したファンの一人としては、フリー走行とはいえ「ナカジマ」が日本 GP で走る姿は見たかったわけで。

まあ来年への楽しみが一つ増えたと考えておけば良いんでしょうか?来年はきっとレースドライバーとしての一貴の勇姿が富士で見られることを期待して。

投稿者 B : 23:55 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/09/17 (Mon.)

F1 ベルギー GP 2007

ベルギーGP決勝:ライコネンが3連覇を達成!フェラーリが1ー2!! (GPUpdate.net)

聖地モンツァに続く伝統のスパでは、先週のアロンソに「やり返す」ような形でライコネンが完璧なウィークエンドを仕上げ、今季 4 勝目を飾りました。フェラーリの 1-2 でハミルトン~ライコネンのポイント差は 13 となり、残り 3 戦での逆転に望みを繋いだ格好になります。また、ハミルトン~アロンソも 2 ポイント差となり、スパイ問題でどっちらけとなったコンストラクターズ争いとは裏腹に、ドライバーズチャンピオンシップはさらなる激戦の様相を呈してきました。特にこのレース唯一の見せ場だったといえるオープニングラップでは、アロンソとハミルトンがサイドバイサイドで 1 コーナーからオールージュに飛び込み、ハミルトンがコースから押し出される格好になるほどの激戦。マクラーレンチーム内での確執は一段落したにせよ、ドライバー間の争いはますます激しさを増してきています。

2 週間後の富士に向けて日本勢の走りも気になるところですが、今回はどのチームもあまり良いところがなく、やや不安を残す結果になりました。唯一 SAF1 の琢磨が本家 HRF1 のバトンを実力でオーバーテイクしたシーンが見られたのがポジティブな内容といえるでしょうか。ただ、シーズンも終盤となり中位チーム間の実力が拮抗してきたせいか、ここのところの SAF1 は予選で良いグリッドをなかなか得られなくなってきている(結果、決勝でも上位に食い込めない)のが難しいところ。

まあ、泣いても笑っても日本 GP 開幕まであと 10 日あまり。今年は日本ではチャンピオンシップの決着はつきそうもありませんが、どちらにしても重要なレースであることは確か。私は金曜は仕事で行けそうもないのですが、土曜はがんばって FP3 から観に行きたいと思います。

投稿者 B : 22:21 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/09/14 (Fri.)

マクラーレンがコンストラクターズチャンピオンシップから除外へ

速報!マクラーレンのコンストラクターズポイント剥奪! (F1-Live.com)

フェラーリとマクラーレンの間で争われていたスパイ事件に急展開。ベルギー GP を前に、マクラーレンの有罪判決が下り、今季のコンストラクターズポイントの剥奪と残り 4 戦のコンストラクターズポイントの無効が言い渡されました。
可能性としては 2007~2008 年のコンストラクターズ+ドライバーズチャンピオンシップからの除外(これはまだ事実上の執行猶予中)や、最悪のケースではマクラーレンチーム自体の F1 からの追放という可能性もあったため、それに比べれば比較的穏便な判決であったとはいえ、今季のチャンピオンシップとしてはこの上なく大きな結論ということになります。ロン・デニスは本当に口惜しいでしょうね。
とはいえ、判決と真実が必ずしも一致するものではないのは裁判の常。フェラーリ側からの政治的圧力もかなりあったはずで、公正な判断がされているかどうかは分かりません。なおかつ、両ドライバーは潔白としてドライバーズポイントは剥奪されなかったことも、今や大スターとなったハミルトンによるルーキーチャンピオン誕生の可能性を奪うことに対する F1 の商業的ダメージに関して、エクレストンが何らかの手を回した可能性も否定できず。マクラーレンかフェラーリのどちらかが「クロ」となるまで決着はしないだろうというところまで泥沼化していたスパイ事件でしたが、一応の法的結論が出てもなお違和感は拭い去れません。「F1 はもはやスポーツではない」と言った去年のアロンソの言葉にも、改めて重みを感じるところです。
マクラーレンはもちろん上訴していますが、大詰めを迎えたこのシーズンにチームもファンもスッキリとしないまま臨まなくてはならないことは事実。結局誰が勝っても腑に落ちない、そんな結果にだけはなってほしくないですね。

投稿者 B : 23:52 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/09/10 (Mon.)

F1 イタリア GP 2007

イタリアGP決勝:アロンソとハミルトン、敵地で完璧な1-2勝利! (GPUpdate.net)

ミハエルのいなくなって初めて迎えた聖地モンツァは、ティフォシの願望を裏切りアロンソが完璧な週末を組み立ててマクラーレンが 1-2。前戦トルコでのフェラーリ 1-2 の借りを完全に返す形となりました。
惜しかったのはライコネン。セーフティカーで燃費が助かったことを利用して中盤にピット戦略を変更、1 ストップの奇策が功を奏してセカンドピットストップでハミルトンをかわすことに成功したものの、アロンソとの点差を少しでも守りたいハミルトンの執念に負けて最終的には逆転ならず。FP3 での大クラッシュで T カー走行を強いられただけでなく、本人も首を傷めていたということですから、セットアップの完全でないクルマと身体でよく健闘したという見方もできますが、非常に悔しいところ。チームメイトのマッサは序盤に予定外のピットインをした後、コース復帰もペースが上がらずそのままリタイア。ギアボックスかエンジン、あるいは燃料周りのトラブルのようでしたが、残り 5 戦でのこのリタイアはもう完全にチャンピオンシップ争いから脱落と言って良いでしょうね。
結果残り 4 戦となって勢力図はハンガリー終了後の状態に逆戻り。以降のスパ~富士はフェラーリ有利なサーキットとはいえ、フェラーリにとってはいよいよ後がなくなりました。ライコネンが首の皮一枚で残っているだけで、ドライバーズタイトルはほぼマクラーレンの 2 人に絞られたと見るべきかもしれません。

ホンダ勢は HRF1 のバトンが今季 2 度目のポイントゲット。Q3 進出も久しぶりでしたが、バトン 8 位・バリチェロ 10 位はようやく光明が見えてきたというべきか。SAF1 も琢磨が Q1 落ちしたとはいえ、2 台ともレースペースは悪くなかったので、今後に期待が持てます。わずか 3 週間後に迫った富士に向けて、最後のアップデートを続けていってほしいところです。

投稿者 B : 00:04 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/09/09 (Sun.)

日本 GP が鈴鹿/富士の交互開催に

日本GP 2009年より富士と鈴鹿で交互開催へ (GPUpdate.net)

日本 GP の開催が 2009 年から鈴鹿/富士での交互開催に決定とのアナウンスが FOM から発表に。

2007 年の富士スピードウェイが決定して間もなくから鈴鹿側は早期の鈴鹿 GP 復活に向けて交渉してきましたが、思った以上に早く鈴鹿に F1 が戻ってくることになりました。現在の 1 国 1 GP の原則からいうと「パシフィック GP」としての鈴鹿の復活は難しかったわけで、下実的に望みうる最善の形で鈴鹿がカレンダーに復活することになりました。東京からだと富士のほうが近いとはいえ、コース自体は鈴鹿のほうが面白いし、ななちゃんちもあるし(ぉ)ということで、個人的には鈴鹿復活は嬉しい限り。

ただ、5 年契約と言われていた富士のそれも 1 年目の GP が始まる前にこの発表というのは、富士側からすると微妙ですねえ。逆に 2009 年以降の交互開催についても、どの程度の確証があるのか??という疑念すら沸いてきます。どちらにせよ、ホンダ陣営の鈴鹿・トヨタ陣営の富士が手を取り合って日本の F1 を盛り上げていく・・・という構図になってくれると嬉しいんですけど。

投稿者 B : 12:40 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/08/27 (Mon.)

F1 トルコ GP 2007

マッサが2年連続優勝! 2位にライコネン (F1-Live.com)

マクラーレンのお家騒動が物議を醸したブダペストから 3 週間の夏休みを挟んで迎えたイスタンブール。個人的には、近年の新興サーキットの中では最もお気に入りのサーキットだったりします。レイアウトはチャレンジングで面白いし、毎年(といってもまだ 3 回目ですが)何かしらドラマチックな展開が待ち構えているし。

四強がっぷり、という感じだった予選は昨年に続きマッサが PP 奪取。以降ハミルトン、ライコネン、アロンソと続きますが、スタートはクリーンサイドにソフトサイド(ミディアム)タイヤを履いたフェラーリ勢が 1-2 体制を築き、そこからは半ば膠着状態。ペース的にはライコネンのほうが良さそうだったものの、前が同じマシンでは抜くに抜けないという感じ。アロンソはスタートで出遅れながらも、ピットストップの度にじわじわと順位アップ。
で、43 周目。そのままフェラーリ~マクラーレンの 1-2-3-4 で決まるかと思われた矢先、ハミルトンのタイヤがバースト!完全に破裂したわけではない様子で、何とかピットに戻りレースに復帰はしたものの、5 位。しかもバーストしたタイヤが絡み、フロントウィング右サイドのウィングレットが脱落して空力バランスが狂った状態に。
結局そのままフェラーリ 1-2、3 位にアロンソというリザルト。ライコネンはハンガリーに続き「俺こそが最速だ」と誇示するような終盤でのファステストラップ確立(笑。結果、ハミルトンとアロンソのドライバーズランキングは 5 ポイント差に、1 位~4 位のポイント差は 21 ポイントから 16 ポイントにそれぞれ接近。コンストラクターズポイントはついに 11 点差と、いよいよ再び混戦の様相を呈してきました。続くは高速サーキットのモンツァとスパ、いずれもフェラーリ有利といえるサーキットだけに、富士までには 4 人のうち誰が抜け出てきてもおかしくない状況。いやあ、ますます面白くなってきました。

投稿者 B : 23:59 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/08/06 (Mon.)

日本 GP チケット到着

1 次抽選に当たった人から遅れること数日、ウチにも今年の富士のチケットが届きましたよ。

ひどいとスタンドからバス乗り場までコースの端から端まで歩いて行かされるということで心配してたんですが、私の取ったヘアピンはコースのほぼ中央ということもあって、どちらのバス乗り場もほぼ等間隔。経由地の大雄山駅からバス乗り場までは約 5 分ということで、私はどちらかというと「当たり」だったかも。
まあ、むしろ大雄山駅とサーキットそれぞれでのバス乗り場がどの程度混雑するのかのほうが心配だったりします。あと、今年のチケットは横幅があるので去年買ったチケットホルダーに入りません(´д`)。

しかしチケットが届くといよいよという気がしてきますねー。去年と一昨年はチケットの購入がけっこうギリギリになってしまったので、勢いで行ってしまった感はありますが、今年はじわじわと気持ちを盛り上げていきたいと思います。

投稿者 B : 23:58 | F1 | Season 2007 | コメント (2) | トラックバック

F1 ハンガリー GP 2007

ハンガリーGP決勝:ハミルトンが今季3勝目!アロンソは4位 (GPUpdate.net)

マクラーレンチーム内の確執がいよいよ本格的に火を噴きはじめたハンガリー GP は、アロンソの 5 グリッド降格処分によって PP を得た(とはいえ、アロンソの妨害がなければ自力で獲っていた可能性も低くない)ハミルトンが、ライコネンの度重なる追撃を躱しながらポールトゥウィンで優勝。ホイールベースの短さ(=回頭性の高さ)、この週末を通じてのスピードからしてマクラーレン有利だろうなと思っていましたが、ピット戦略も今回はマクラーレンに分があり。ライコネンに追い立てられながらも危なげない走りで、トップ争いには比較的見せ場は少なかったですね。前回「ライコネン vs. ハミルトンのチャンピオン争いが見たい」と書いたんですが、その割には盛り上がらなかったなあ、と・・・。

それにしてもマクラーレン。アロンソによるハミルトンへの予選アタック妨害事件は、予選後にロン・デニスに首根っこを捕まれていたアロンソの個人トレーナー(スペイン人)あたりが首謀した可能性こそあれ、ニュルブルクリンクでのやや強引ともとれる追い越しを見ても、ヒールっぷりがだんだん板についてきたような雰囲気すら漂わせてますね。見方を変えれば去年までは 2 位でも良しとして最終的なチャンピオンシップだけにこだわっていたのが、今年は最強のライバルをチームメイトに迎えて「とにかく勝ちにいく、例え勝てなくても目先のポイントを 1 点でも多く」という貪欲な姿勢を隠さなくなってきたような気がします。まあ、ハミルトンもハミルトンで、ロン・デニスの指示を初めて無視して自分の走りを優先し、いよいよワールドチャンピオンの獲得にハッキリと照準を合わせてきたともいえ、ニュルでの「洗礼」である意味どこか吹っ切れたのかもしれません。

マクラーレンのチーム内が 2 つに割れていることだけでなく、近年の F1 でも最大の問題となっているステップニーによるスパイ事件、カスタマーカー騒動など、スポーツとは無関係な政治的ゴタゴタが続いていてイヤになりますね。ハンガリーでの FIA の裁定(アロンソの 5 グリッド降格とマクラーレンのコンストラクターズポイント非加算)も根拠が曖昧で、公平なものというよりは二強のコンストラクターズポイントの差を縮めることでチャンピオンシップを演出したいという意図がミエミエ。渦中の人物で言えば、予選直後に激昂していたロン・デニスだけが、ただ強いチームを作りクリーンなレースをしたいという純粋さをもってグランプリに臨んでいるように見えます。まあ、「最強のマシンと最強のドライバーを揃えてチーム内でも競争させることによって高みを目指す」というその方法論自体が、セナ・プロ時代から続くドライバー間の確執を生んでいるのも、また事実ではありますが・・・。

ともあれ、もうシーズンも後半。フェラーリは速さが足りなかったり速くてもトラブルが起きたりで、二人が揃って上位フィニッシュできないレースが続いています。次戦イスタンブールから上海までの 5 戦は比較的高速なサーキットが多く、信頼性さえ確立されればフェラーリにも巻き返しのチャンスはまだあるはず。チャンピオンシップは相変わらずハミルトンが逃げを打ってますが、以降はちゃんとレースでもっと盛り上がってほしいところです。

投稿者 B : 23:42 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/07/26 (Thu.)

山本左近がスパイカー入り

左近のスパイカー入りが正式決定 (GPUpdate.net)

更迭されたアルバースに代わって(ニュルブルクリンクで走ったヴィンケルホックはスポット参戦)、スパイカーのセカンドドライバーが山本左近に決定。昨年の最終戦ブラジル以来のレースドライバー復帰となりました。
GP2 では無得点ながらそこそこの成績を残していたようだし、テストドライバーとして名を連ねていた SAF1 には先日 HRF1 からロシターが移籍してきて仕事もなくなっていたし、左近くん的には良かったんじゃないの、という気もしますが(スパイカーでの経験がどれだけ役に立つかは別として・・・)、SAF1 とスパイカーというとヴァン・デル・ガルデ問題もまだ解決してないのに、大丈夫かな(;´Д`)ヾ。

投稿者 B : 23:44 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/07/23 (Mon.)

F1 ヨーロッパ GP 2007

ヨーロッパGP決勝:アロンソが天候に翻弄されたレースを制する!! (GPUpdate.net)

予選 Q3 でハミルトンが大クラッシュという、波乱を予想させたヨーロッパ GP。ハミルトンはデビュー以来最低となる 10 位グリッドながら無事決勝出走を果たしたものの、日曜のレースはスタート直後の嵐のような大雨(スコールかと思った)で大荒れの展開に。一挙に 5 台がリタイアし、4 周を終えたところで赤旗中団。再スタート時には、初回スタートの際にピットスタートを選択してウェットタイヤに履き替えていたデビューレースのヴィンケルホック(スパイカー)が先頭スタートというあり得ない展開に(;´Д`)ヾ。
再スタート後は青空が戻っていたとはいえ、しばらくは路面も濡れたままで、タイヤ選択でギャンブルに出たハミルトンが賭けに負けて最後尾に。当面、マッサ-アロンソ-ライコネンのオーダーが続いたものの、中盤にライコネンがトラブルでリタイア、3 連勝はならず・・・。結局そのままマッサがトップチェッカーを受けるものと思いきや、残り数周でまたもや降雨。スタンダードウェットに履き替えた後はマクラーレンのほうがマシン特性がウェットタイヤに合っていたようで、急激にペースを上げて軽く接触しながらもアロンソがマッサをパス。結果、アロンソ-マッサ-ウェバーの順でポディウムに上がるという結果に。
ハミルトンのデビュー以来連続表彰台(および連続ポイント獲得)はついに 9 でストップ。しかしそれ以上にハミルトンとアロンソのポイントがついに 2 点差に迫ってきたことのほうが大きいです。逆襲を見せるかと思われたフェラーリは、マッサが 8 ポイントを稼いだものの、ライコネンが今季 2 度目のノーポイントが響き、結局コンストラクターズポイントは逆に 2 点開いてしまいました。チャンピオンシップは四強のポイント差が縮まってまた面白くなりましたが、個人的にはライコネン vs. ハミルトンのチャンピオン争いが見たいと思っているので、今回のレースはちょっと口惜しい結果でしたね。

投稿者 B : 23:51 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/07/09 (Mon.)

F1 イギリス GP 2007

イギリスGP決勝:ライコネンが逆転優勝、ハミルトンは3位に終わる (GPUpdate.net)

マクラーレンとハミルトンの母国 GP となるシルバーストンは、見事にライコネンが逆転優勝。僚友マッサがピットスタートになるというトラブルはあったものの、自身は危なげない走りで銀色の 2 台を抑えきりました。ヨーロッパに戻ってきてから(故障していた風洞が再稼働してから?)再びマクラーレンを上回る速さを取り戻したフェラーリですが、戦闘力で頭 0.5 個分くらい抜け出したために戦略に幅が出てきたというんでしょうかね。
ハミルトンはポールを獲った予選までは良かったものの、決勝ではマシンバランスが決まらず初回のピットストップでライコネンに先行されてからは比較的守りのレースになりました。それでもデビュー以来の連続表彰台記録を「9」に伸ばし、若干詰められたとはいえチャンピオンシップも首位堅持は立派。アロンソも優勝こそ逃したものの目先の敵でもあるハミルトンとの差を少し詰められて御の字というリザルトではないでしょうか。

まだドライバーズポイントでもコンストラクターズポイントでも 20 点近く差がついているとはいえ、このままの勢いに乗っていければフェラーリ追い上げの可能性も高くなってきます。が、今回のマッサのように信頼性で問題が出るとなかなか差が詰まらないんですがね・・・(まあ、前戦はマクラーレンのほうにトラブルが出ていましたが)。ただ、フェラーリの二人とアロンソがどんなにがんばっても、ハミルトンがこのまま連続表彰台記録を伸ばし続ける限りはなかなか追いつけないので、この抜群の安定感はもはやルーキーじゃないですね・・・。

日本勢はトヨタがトラブルで全滅。ホンダは苦しんではいるものの 9-10 位の結果を出しており、安定してポイント圏内が狙えそうなところまで戦闘力が回復してきましたが、予選での一発の速さがまだまだない状態が続いています。SAF1 はカナダで 6 位を獲ってから低迷していますね・・・高速サーキットが続いているため、根本的なマシンパワーの差と開発力の差が露呈している感じです。
日本のファンとしてはフラストレーションが溜まる展開ではありますが、チャンピオンシップが面白いので、まあいいか・・・。

投稿者 B : 08:39 | F1 | Season 2007 | コメント (0)

2007/07/02 (Mon.)

F1 フランス GP 2007

フランスGP決勝:ライコネンが逆転優勝!フェラーリが1ー2! (GPUpdate.net)

ヨーロッパに戻った F1 は久々にフェラーリが勝利。ライコネンは開幕戦メルボルン以来の 1st ポディウムになりました。今回のレースは予選とスタートが全てといった感じで、予選 Q3 のトラブルでタイムの出せなかったアロンソは決勝でも BMW やルノーを抜きあぐね、スタートでライコネンに先行されたハミルトンも最後まで比較的守りのレース。今回はほぼ完璧にフェラーリのレースという流れでしたが、チーム内バトルは最後のピットインラップ数周でプッシュしたライコネンに軍配が上がりました。これで「四強」がここまでそれぞれ 2 勝ずつを分け合い、唯一全戦表彰台を続けているハミルトンの首位こそ変わりませんが、1~4 位の間が少し詰まってまた面白くなってきました(その一方で 1~2 位間は 14 ポイント差に広がりましたが・・・)。

SAF1 はデビッドソンが早々にアクシデントでリタイア。琢磨はレースペースこそ悪くなかったものの、前戦アメリカから引きずっている 10 グリッドダウンとピットストップ時のトラブル(?)で完走がやっと。ただ、本家 HRF1 がようやく常勝の兆しを見せ始め、バトンが予選 12 位から今季初となる 1 ポイントをもぎ取りました。上位陣から見ればまだまだではあるものの、これでようやくホンダファンとしても楽しめる F1 になってきましたね。SAF1 が本家を上回る展開というのも面白いんですが、それだって本家が速くなければ面白くないわけで。

とりあえずまた少し勢力図が変わってきそうなヨーロッパラウンド。ハミルトン、バトン、デビッドソンの母国 GP であり、HRF1・SAF1 にとっても第二の母国 GP となる、来週のシルバーストンも楽しみです。

投稿者 B : 01:24 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/06/18 (Mon.)

F1 アメリカ GP 2007

アメリカGP決勝:ハミルトンが2戦連続で優勝を飾る! (GPUpdate.net)

先週のカナダに引き続き、インディアナポリスでもハミルトンがポールトゥウィン。途中、アロンソの追い上げを食らうシーンがありましたが、難なくかわして危なげなく優勝。全開のような荒れたレースではなく、比較的落ち着いたレースでも完璧な走りを見せました。
それ以外には中団グループの争いや、終盤のフェラーリ同士のバトルこそあったものの、波乱も少ないそれなりのレースでした。ここは毎年オーバル重視とインフィールド重視でマシンの特性が顕著に異なり、それがコースのいたるところでのバトルに結びつくのが面白いのですが、個人的にオーバルコースはあまり好きじゃないこともあり、毎年アメリカはイマイチなんですよね・・・。

琢磨は今回黄旗無視でドライブスルーペナルティのはずが、ペナルティをこなす前にリタイアしてしまったので次戦で 10 グリッドダウン(´д`)。対照的にデビッドソンは終盤でバトンをオーバーテイクするなど良い走りを見せてくれましたが、ヨーロッパラウンド後半戦に向けてはちょっと厳しい状況であるのは事実。マクラーレンにあからさまな差をつけられてしまったフェラーリとともに、2 週間後のマニクールに向けてどこまでアップデートを施せるでしょうか。
しかしフェラーリは半ばチャンピオンシップ争いから脱落しかかっていますね。首位ハミルトンからマッサは 19 点差、ライコネンは 25 点差。コンストラクターズポイントもマクラーレンに 35 点差をつけられてしまって、あと 10 戦残っているとはいえ巻き返しはかなり厳しい状況です。マクラーレン内でも既にハミルトン-アロンソ間が 10 点差。F1 史上初のルーキーチャンピオンの可能性も、いよいよ現実味を帯びてきました。

投稿者 B : 23:59 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/06/12 (Tue.)

F1 カナダ GP 2007

カナダGP決勝:ハミルトンが初優勝! 荒れたレースでブルツ3位、琢磨6位 (GPUpdate.net)
スーパーアグリ 佐藤がアロンソを抜いて6位フィニッシュ (GPUpdate.net)

大荒れに荒れたモントリオールを制したのは、F1 史上最強の新人ハミルトン。初 PP となる予選からライバルをしのぐ速さをみせ、決勝では度重なるアクシデントをものともせず、むしろ自らの利としてしまうほどの巧みなレース戦略で、ただ一人終始安定したレースを走り続けました。この安定感はこれが初優勝とは思えないほど。
レースは序盤からかなり荒れた展開。公道サーキットらしく、高速コーナーで曲がりきれずにウォールにヒットするマシンが多かったのは、去年に比べてタイヤのグリップが大幅に下がっているからでしょうか。中でも悲惨だったのがトゥルーリと絡んだクビサ(クビカ)で、数年前のクルマなら即死だったかもしれないほどの大クラッシュ。結果的には軽い脳しんとうと捻挫で済んだようですが、いちレースファンとして本当に気が気ではありませんでした。

レース終了までに 4 回のセーフティカーが導入されるという大混乱のレース、ハミルトンに続いたのは BMW のハイドフェルドとウィリアムズのブルツ。ここまでの 5 戦は四強だけが入れ替わり立ち替わりポディウムを独占していたのに対して、今回ライコネンとアロンソはマシンバランスに苦しんで下位に沈み、マッサに至ってはピットレーンでの信号無視でブラックフラッグ。最終的に 10 台が戦線離脱するという波乱のなか、何をさしおいても感動的だったのは琢磨の走りでしょう。中盤以降ずっとポイント圏をキープする走りを見せ、最終的には自力でラルフをパスし、のこり 2 週でディフェンディングチャンピオンのアロンソをぶち抜いての 6 位入賞。スペインでの初ポイントにも感動しましたが、今回は国際映像が注目するなか(後半の猛追でアロンソのタイヤがヘタっていたとはいえ)実力でアロンソをオーバーテイクするという大金星は、SAF1 というチームにとっては優勝に匹敵する価値があるのではないでしょうか。6 戦を戦って 4 ポイントという状況は、シーズン前に誰が予想したでしょうか。

来週(もう今週開幕ですが)のインディアナポリス、一週空けてヨーロッパ帰還ラウンドのマニクール~シルバーストンと F1 は連戦が続きます。チャンピオンシップ争いから徐々に脱落しつつあるように見えるフェラーリは巻き返せるのか、あるいはハミルトンがこのまま勢いづいてポンポンと勝ってみせるのか、チャンピオンが意地を見せるのか、SAF1 はこの勢いをキープしていけるのか。フェラーリ vs マクラーレンという戦いはちょっと面白くなくなってきましたが、今年の F1 はまだまだ面白そうです。

投稿者 B : 23:59 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/05/28 (Mon.)

F1 モナコ GP 2007

モナコGP決勝:マクラーレンが伝統の一戦を1ー2で制する! (GPUpdate.net)

伝統のモナコ GP はマクラーレンが圧倒的なまでの強さを見せて 1-2。ハミルトンが初優勝を賭けてアロンソに追いすがるシーンはなかなか見物でしたが、それ以外にはマクラーレンがあまりにも強すぎて 3 位のマッサにすら 1 分以上の大差という結果(4 位以下は全て周回遅れ!)に。ガードレールに囲まれて必ずと言っていいほど「荒れた」レースになるモナコらしくもなく、大きなアクシデントもなければ(当然)オーバーテイクらしいオーバーテイクもなく、2 台のシルバーアローのトップ争い以外には全くと言っていいほど見どころのないレースでした。
トップ争いと言っても、テールトゥノーズほどの接近戦もなかったので(最も接近したのでアロンソがバックマーカーの処理にかかっていたときの 0.8 秒差くらい?)、モナコと言えば今でも鮮明に思い出す 1992 年のセナ・マンセル対決のあの観ているほうもアドレナリンがぶわーと分泌してくるようなレースを観てきた立場からすると、やっぱり物足りません。セナ・プロの再来を思わせるマクラーレンのチーム内バトルは面白くはあるものの、ロン・デニスが秘蔵っ子ハミルトンにいきなりワールドチャンピオンを与えるとも思えないし、当時の純粋なレーサー同士の闘いみたいなものとは違う「優等生のレース」に見えてしまうんですよね。

とりあえず、今回の GP は昨年の悪夢を思い出させるような予選でのラスカスでの 2 台のフェラーリ停止の映像が全てだったような。このままマクラーレン独走でチャンピオンシップが決まってしまわないことを祈るばかりですが、何となく、客観的にチーム間の「求心力」の差が出始めたのかな、と感じています。

投稿者 B : 23:38 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/05/24 (Thu.)

日本 GP チケットゲット!

当たりましたっ!!

F1 2007 JAPANESE GP in FUJI SPEEDWAY (富士スピードウェイ)

2 次抽選で何とかゲット。シートは希望どおりヘアピンの F 席。チケット&ライドシステムに関しては、1 次抽選のときはは三島限定で応募して外れたんですが、今回は三島・大雄山・駿河小山で応募してみたところ、なんとか大雄山ルートに引っかかりました。やっぱり東京から新幹線一本で行ける三島は競争率高かったんですかね、大雄山だと一回乗り換えになっちゃいますが、とりあえずチケット確保できただけでも良しとします。でも当初は土日とも日帰りで、と考えていたんですが、なんかだんだん面倒になってきました(´д`)。宿探そうかな・・・。

あと携行するレンズがちょっと悩みどころ。当然 70-300 は持って行くつもりなんですが、もう一声で 400mm クラスが欲しくなってきた自分がいます(;´Д`)ヾ。

投稿者 B : 23:07 | F1 | Season 2007 | コメント (2) | トラックバック

2007/05/14 (Mon.)

F1 スペイン GP 2007

スペインGP決勝:優勝はマッサ、琢磨がポイント獲得!! (GPUpdate.net)

一ヶ月とちょっとぶりの開催となった F1、ヨーロッパラウンド開幕戦となるスペイン GP は、ポールトゥウィンでマッサが快勝。ハミルトン、アロンソが続くという結果になりました。今季は結局まだフェラーリとマクラーレンの 4 人しか表彰台に上がっていませんね・・・。
ライコネンは痛恨のマシントラブルで早々にリタイア、他にも多数のアクシデントが発生して 8 台がリタイアするという「荒れたレース」となりましたが、序盤にいくつか接触があった以外はほとんどが単独トラブルでセーフティカー導入もなく、オーバーテイクどころかサイドバイサイドすらあまり見られないという、「レース」という観点では比較的落ち着いた内容だったと言えます。
アロンソは母国 GP ながらスタート直後のジャンプアップの際にマッサに弾き出され、3 位でコースに戻ってからはポジションを守った堅調なレース。ハミルトンも例によっての安定したレース運びで、マッサがポールポジションから一人旅を続けるという、まさにマッサの勝ちパターンでした。フェラーリにとってはライコネンのリタイアのみが誤算だったでしょうが、これでコンストラクターズランキングは 9 点差と、昨年までのダメっぷりはどこへ行ったというくらいにマクラーレンが安定していますねー。しかもルーキーのハミルトンがドライバーズランキングをリードするという、近年の F1 ではあり得なかった展開となっています。もうちょっと赤と銀が入り乱れてほしい気もしますが、フェラーリ独走とならずまさにがっぷり四つの展開(純粋な速さではフェラーリ、安定感ではマクラーレン)はやっぱり面白いです。

琢磨 チームに感動的な初ポイントをもたらす (GPUpdate.net)

でも、やっぱり今回のレースの最大のハイライトはこれでしょう。中盤、トップ 10 圏内を走っていて前方が決して速くないバリチェロとそれに引っかかっているフィジケラだったときには「もしや」と思いましたが、終盤のピット争い(急遽 3 ストップに変更したフィジケラとの 1 コーナー突入)は、久しぶりに興奮した場面でした。結果、サイドバイサイドからギリギリで琢磨が抑えきったときには、思わず私も拳を握りしめてしまったほど。
SAF1 がポイントを獲得できるなら序盤戦しかないと思っていましたが、さほど荒れなかったフライアウェイ 3 戦ではなく、多くのチームがアップデートを施したヨーロッパラウンドの開幕戦で(上位陣の脱落があったにしても)これだけの競争力を発揮できたというのは、今シーズンの残りもしばらく期待していいんじゃないかと。ホンダの支援があったとはいえ、設立 1 年半(参戦からわずか 14 ヶ月)のチームが前年のチャンピオンチームを抑えて初ポイントを獲得したということには、本当に感慨深いものがあります。やっぱり、今年は(今年も?) HRF1 よりも SAF1 のほうが面白い。

次は伝統のモンテカルロ。「速いマシン」よりも「強いドライバー」が勝つ、真のドライバーズサーキットだけに、4 人のドライバーの誰がポディウムの頂点に立つのか、SAF1 はそこでどのくらいのポジションにつけられるのか、楽しみなレースです。

投稿者 B : 23:54 | F1 | Season 2007 | コメント (2) | トラックバック

2007/05/01 (Tue.)

Heaven Knows

今日から 5 月。いつもなら今頃はサンマリノ GP の時期ですが、今年は開催されず。第 3 戦バーレーンからヨーロッパラウンドの初戦スペインまでは一ヶ月もの間があり、各チームのテクニカルアップデートと次のレースが待ち遠しい日々を送っています。
サンマリノの季節・・・5 月 1 日、という日は、世界中の F1 ファンにとって忘れられない日。アイルトン・セナの命日です。

当時、まだ高校生だった私は、F1 のテレビ放送はたいていビデオに録って翌日観ることがほとんどでした。早めの時間帯なら夜更かしして観ていたのですが、それ以外は翌朝早起きして観ていました。
でも、その日だけは何となくリアルタイムで見ないといけない気がしていたんですよ。ちょっと後ろ髪を引かれる気がしつつも、いつもどおりにビデオデッキの録画予約をセットして、その日は眠りにつきました。

が、翌朝のニュース。いつもなら滅多に F1 の話題を取り上げない朝のニュースが、セナの訃報を伝えていました。

私は「その瞬間」を見てしまうのが怖くて、結局そのままその年のイモラの VTR は観ることができませんでした。セナがヘリで運ばれていくシーンは何度かニュースでも見たのですが、そのレースは未だに目にしていません。

最終的には IT 系に興味をもって(前職を経て)今の仕事に就いていますが、大学に入って本格的に IT と出会うまでは、かなり本気で航空力学を学んでレーシングカーのデザイナーやメカニックになりたいと思っていました。それくらい、セナという人物(と、ホンダと中嶋悟)は少年期の私に大きな影響を与えていたと言えます。ミハエルではないですが、私にとっても「セナはアイドルだった」と言って良いでしょうね。

ミハエルがセナに追いすがった 1994 年のイモラ・タンブレロ。そのミハエルがセナを超えた 2006 年のサンマリノ。そして今年は、そのサンマリノが一年の休養に入っています。

ミハエルの常勝時代が始まって、個人的にも興味の対象がメカニカルエンジニアから IT エンジニアに移ってから、しばらく忘れていたのですが、ここ数年 F1 に再び興味を持つようになってから思い出したことがあります。かつて、こんなものを持っていたのでした。

アイルトン・セナの直筆サイン入りトレーナー。ホンダのグッズで、ホンダ系のとあるイベントで運良く当たったものです。確か当時はまだ中学生だったと思うんですが、そのときは本当に嬉しかった記憶があります。大事にしまっていたのですが、F1 への興味が薄れると同時にそのまま忘れてしまっていたのを、正月に帰省したときに思い出して引っ張り出してきました。
通常「Ayrton Senna」と入れるサインがこれは「Ayrton」だけなのは珍しいかも。もちろん腕は通していないどころか、もったいなすぎてビニールすら開けていません。果たしてどれくらいの価値があるのか想像もつきませんが、自分の少年時代の大切な思い出として、エンジニアを夢に描いていた頃の気持ちを思い出すための証として、また大事にしたいと思います。

投稿者 B : 23:34 | F1 | Season 2007 | コメント (2) | トラックバック

2007/04/26 (Thu.)

日本 GP チケット 1 次抽選ハズレorz

先日申し込んだ富士のチケット 1 次抽選ですが、見事にハズレorz

とりあえず来月早々に 2 次抽選があるのでリトライしてみるけど、今年はホンダも活躍していないし、現地までのアシ(なんだかんだいって混みそう)は心配だし、ダメならダメで潔く諦めるかな、と思案中・・・。

投稿者 B : 23:24 | F1 | Season 2007 | コメント (2) | トラックバック

2007/04/16 (Mon.)

F1 バーレーン GP 2007

バーレーンGP決勝 マッサがポールトゥーウィンで今シーズン初優勝! (GPUpdate.net)

バーレーン GP は、開幕 2 戦で悔しいレースが続いていたマッサがポールトゥウィン。ライコネンは堅実にポジションを守って 3 位、ハミルトンは F1 史上初となる「デビューから 3 戦連続表彰台」の偉業を達成という結果に。上位陣はピットストップのタイミングがそれぞれ読めずに戦略勝負になっていた面はありますが、それ以外に大きな動きはなく(BMW のハイドフェルドが自力でアロンソをオーバーテイクしたあたりは面白かったですが)、比較的堅調なレースでした。強いて言えば、マクラーレンはやはりそれなりにフェラーリと争える競争力をもっていながらも、パフォーマンスにフェラーリほどの安定性が(現時点では)ないのが明らかになったというところでしょうか。
SAF1 は 2 台ともエンジンから白煙を上げてリタイア、バトンもスタート早々に接触でリタイア、というホンダファンには寂しいレースではありました。ただ、今回のレースはダンゴ状態になっている中団の争いにかなり見応えがあって、ルノー・トヨタ・ウィリアムズ・レッドブルあたりの抜きつ抜かれつの展開は楽しませてもらいましたね。特に、最終的にはダブルリタイアになってしまったものの、レッドブルがコンペティティブな走りを見せてくれ、クルサードに至っては予選 21 位から一気にポイント圏内にまで入る中盤のオーバーテイク・ショーには見入ってしまいました。信頼性の問題はあるにせよ、徐々にニューウェイのマシンのポテンシャルを引き出せているのか、あるいは開幕 2 戦がスパイカーのカスタマーシャシー訴訟をかわすためのブラフだったのか。

ともあれ、ポイントランキングは 22 点で 3 人(ライコネン、アロンソ、ハミルトン)が並び、直後にマッサとハイドフェルドがつけるという構図。チーム別に見ても明らかに抜け出している 3 強(ルノーはもう 3 強に入らない)以外はスパイカーを除きほぼダンゴ状態にある、という勢力図を保ったまま、舞台はヨーロッパラウンドへ。次はまるまる 1 ヶ月も空いてしまいますが、それまでにどのチームがどんなアップデートをかけてくるのか、注目したいと思います。

投稿者 B : 23:56 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/04/09 (Mon.)

F1 マレーシア GP 2007

マレーシアGP決勝 優勝はアロンソ!マクラーレンが1ー2フィニッシュ! (GPUpdate.net)

2007 年 F1 セカンドステージはマクラーレンが 1-2。アロンソは移籍 2 戦目にして新チーム初勝利を獲得で、前年チャンピオンの移籍初年度としてはこれだけの快挙は 10 年以上ぶりなのではないでしょうか。2 位のハミルトンにしても、デビューから連続で表彰台なので、いかに今年のマクラーレンのドライバーラインアップが充実しているかが分かります。
とはいえ、レースは序盤のハミルトンとフェラーリ勢の攻防、そして終盤のライコネンの追い上げ以外にほとんど盛り上がりのない退屈なレースだったことは否めません。スカパー!で夕方見ていたんですが、深夜放送でもないのに途中何度か寝てしまいそうになりました(´д`)。ただ、マッサとライコネンを完璧に抑え込んだハミルトンのドライビングは本当に見事で、これが F1 デビュー 2 戦目のルーキーとはとても思えないほど。リザルトだけ見ればアロンソの独走による完勝ではありますが、これはハミルトンが(マクラーレン 1-2 の体制ができた時点で)意図的にペースを遅らせてフェラーリの追撃を阻んだのではないかと思っています。

ところで、昨年の最終戦(ブラジル)から地上波とスカパー!の両方で F1 を観るようになったのですが、スカパー!は今宮さんと川井ちゃんのマニアックな解説は面白いものの、地上波を観慣れていると番組の作りはチープ(FIA の国際映像を流しているだけで、オリジナルのテロップも何もない)だし、実況も盛り上がりに欠けるし、レース内容に動きがない限りは観続けるのもちょっとしんどいものがありますね。いっぽうで地上波はというと、さすがにちゃんと視聴者の気分を盛り上げる演出には凝っているものの、長年観ているファンからすれば解説はちょっと浅くて物足りないし、ブチブチカットされるし(レースに動きがない時間帯は多少切れても良いけど)、何より今年のセンスのないオープニングには観る気をなくしますね(去年のオープニングが 20 周年で気合いが入っていた分、よけいに・・・)。地上波と CS のいいとこ取りをした中継がないものか、と思っていたりします。

投稿者 B : 00:32 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/04/04 (Wed.)

日本 GP チケット抽選申込

富士 F1 のチケットですが、何人かに聞いてみても「今年はパス」という答えばかりだったので、結局一人で申し込みました。

F1 2007 JAPANESE GP in FUJI SPEEDWAY (富士スピードウェイ)

先着制かと思っていたら抽選制なのね。というか、「チケット&ライド」システムのせいで交通アクセスとセットでチケットを購入しないといけないので、公式サイト以外のルート(フジテレビとかぴあとかレース誌とか)での入手方法はあるんでしょうか。旅行会社のツアー形式はあるっぽいけど。

観戦エリアはとりあえず撮影とオーバーテイク重視で低速コーナー(それもストレートから急制動をかけるコーナー)中心で、ヘアピン付近の F 席G 席と 1 コーナー外側の D 席で申し込み。去年の鈴鹿 S 字付近の佐藤琢磨応援席も盛り上がってて楽しかったですが、今年はオーバーテイクと撮影を楽しみに行きたいと思います。まあ、当選しないと元も子もないんですが(^^;。

投稿者 B : 23:56 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/03/18 (Sun.)

F1 オーストラリア GP 2007

オーストラリアGP決勝:ライコネンが開幕戦を制する!! (GPUpdate.net)

開幕戦はポールトゥウィンでライコネンが快勝。スタート直後から一人旅状態でほとんど中継にも映りませんでしたが(笑)、最終的に 6 位入賞したマッサの追い上げや中団の争いなど、それなりに見応えがあるレースではありました。コントロールタイヤルールも理解して観れば面白いんですが、やっぱりもう少し分かりやすいマーキングになってナンボでしょうね。
去年の開幕戦はロズベルグのファステストラップに驚かされたものでしたが、デビューレースでいきなりラップリーダーを経験して 3 位表彰台を獲得したハミルトンはいわゆる「第 4 世代ドライバー」の中でも別格なオーラが漂ってますね。最終的にはピットインでアロンソに交わされて準優勝こそ逃したものの、これからが楽しみなドライバーです。

SAF1 は琢磨が 10 位スタートから中盤で渋滞に巻きこまれて伸ばせず 12 位フィニッシュ、デビッドソンはスタートの出遅れやスーティルの追突など不運に見舞われて 16 位。10-11 番グリッドからのスタートにしては残念な結果ですが、走りは終始安定していて琢磨がトヨタを追い詰めるシーンも見られるなど、この週末が事実上のシェイクダウンだったことを考えると立派なリザルトでしょう。「全戦入賞を狙っていく」という琢磨のコメントもあながち非現実的なものでもなさそうです。

というわけで前評判どおりの勢力図である状況が顕わになってきましたが、いよいよ始まった 2007 年シーズン。次戦マレーシアまでにクルマをアップデートしてくるチームも少なくないはず。二強が抜け出している構図はそう変わらないでしょうが、ダンゴ状態にある中位グループが今後どのような展開を見せるのか、今から楽しみです。

投稿者 B : 22:13 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

F1 オーストラリア GP 2007 予選

えーっと、このエントリーを書いている時点で地上波の放送はまだ始まっていないので、ネタバレしたくない場合は読まないでください。

↓↓↓

公式予選Q3:ライコネンが開幕戦ポール獲得!佐藤は10番手 (GPUpdate.net)
スーパーアグリ 琢磨がチーム初の予選トップ10入り (GPUpdate.net)

・・・ということで、なんと!SAF1 の琢磨が予選 Q3 進出、10 番グリッドをゲット。チームメイトのデビッドソンも Q2 に進出し、Q3 進出は惜しくも成らなかったものの 11 番グリッドを獲得しました。優勝候補の一角・マッサの Q2 でのトラブルなどにも助けられたものの、「昨年のブラジル直後からの新シーズンスタート」を見事に果たした格好になります。Q2 進出は具体的な目標として見据えていたものの、さすがに Q3 進出までは想定していなかったのか(笑)、準備ができておらずタイヤにも余裕がなくて最後は一発アタックだけでしたが、現状考え得る最高のグリッド順であることは間違いないと思います。
他の日本勢は冬季テストの最後まで苦しんでいたトヨタが直前にアップデートしたエアロパッケージが成功したのか、下馬評を上回るパフォーマンスを見せて 8・9 位。一方ホンダは下馬評どおり全く速さがなく、バリチェロが Q1 敗退、バトンも Q2 敗退という体たらく。終始 SAF1 の 2 台に圧倒される展開が続きました。

上位陣はマッサのトラブル以外はほぼ予想どおりの展開で、ライコネンとアロンソがフロントロウを分け合う結果に。見事なまでにフェラーリ-マクラーレン-BMW-ルノーという図式ができあがっているのが面白いですが、フェラーリとマクラーレンが思った以上に拮抗していそうなことと、BMW が予想以上に二強に肉薄していることが興味深いです。

このグリッド順だとレースはまだどうなるかホントに分かりませんが、マッサが広報に沈んだことでマクラーレンが若干有利か(まあ、ライコネンはチームメイトがいようがいまいが速いけど)。あとはやはり SAF1 の 2 台がどれだけ入賞圏に迫れるかでしょうね。想像以上のパフォーマンスがスパイカーを刺激して訴訟問題に発展するだろうことは見えていますが、そんな政治は抜きにして、決勝はとにかく SAF1 の走りに注目です。

投稿者 B : 01:09 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/03/16 (Fri.)

日本 GP チケット発売カウントダウン

いよいよオーストラリア GP が始まり、2007 年シーズンが開幕した F1 ですが、この秋の日本 GP もチケット販売開始まであと半月あまりと迫ってきています。

F1 2007 JAPANESE GP in FUJI SPEEDWAY (富士スピードウェイ)

私は今年も行くつもり。富士は初めてなので道中どんな感じか想像もできないのですが、品川から新幹線→三島からシャトルバスというルートが私にはいちばん楽そうなので、「チケット&ライド」の第一候補として考えています。周辺の宿の確保も大変そうだし、宿までたどり着くのもそれはそれでしんどそうだし、とりあえず土日それぞれ日帰りでがんばろうかなと。
金曜フリー走行はもし中島一貴がウィリアムズで出走するなら多少無理しても観に行こうと思ってたけど、どうも GP2 のレース(スペイン・ヴァレンシア)と日程が重なっていて富士には来ない可能性が高いので、今のところ土日のみのつもり。

ということで、今年は一緒に行ってくれる人を募集中。ルートも応相談で。まあ、複数人いると写真撮ったりごはん食べたり物販あさったりが大変になるのも事実なので、一人なら一人でもいいんですが。
ちなみに、席は写真の撮りやすそうなヘアピン付近(F スタンド)にしようかなと思っています。

投稿者 B : 14:23 | F1 | Season 2007 | コメント (3) | トラックバック

2007/03/14 (Wed.)

SA07 正式発表

スーパーアグリ SA07を発表 (GPUpdate.net)

長らく待たされた SAF1 の 2007 年マシン、SA07 がメルボルンでの開幕週になってようやく正式発表に。カスタマーシャシー問題に揺れる状況のさなか、予想通り「暫定カー」の発展型として出てきました。コックピット前両脇の「フォックスイヤー」がなくなってフロントサス付近へのルノー風のウィングレットに変更されていたり、ノーズが(写真で見る限り)少しだけ細くシャープな感じになっていたり、フロントウィングが昨年のフェラーリやルノーが使っていたようなアッパーエレメントを備えていたり、ディテールとしては様々な部分に手が加えられてはいるものの、パッと見で RA106 の派生モデルであることが理解できます。むしろ、過激なエアロを追求して旧車とはほぼ別物になってしまった本家の RA107 より、この SA07 のほうが RA106 の正常進化・純粋なる後継と言えそうな気も。

今シーズンの F1 はフェラーリとマクラーレンが頭一つ飛び出てはいそうなものの、基本的にはワンメイクタイヤ以外にテクニカルレギュレーションの大きな変更もなく、ある意味昨年のブラジル GP 終了時点からチャンピオンシップが始まるようなもの。SA07 が昨シーズン終盤の RA106 に迫る戦闘力を秘めているとすれば、冬季テストでは鳴かず飛ばずの本家 HRF1 を超えるパフォーマンスを(少なくとも序盤は)見せる可能性すらあります。どのチームも信頼性に不安を抱えるシーズン序盤はむしろ積極的に入賞を狙っていけるかもしれません。そうは言っても、(順当にいけば速いはずの)ニューウェイの最新作をレッドブル/トロロッソでは速く走らせられないように、単にマシンのポテンシャルだけが高ければいいというものではないのも事実ですが。

今回からメインスポンサーとなったのは SS UNITED GROUP OIL & GAS 社。どうやら香港の石油会社のようですが、エンジンオイルは相変わらず ENEOS の模様。SS UNITED はマシンの各箇所にロゴこそつけているものの、タイトルスポンサーでなさそうなところを見るとそこまで大口のスポンサーは得られなかったのでしょうか(余談ですが、「アースカー」となった RA107 を差し置いて SA07 がホンダのロゴを大きく掲げているのが皮肉に見えます)。
残念なのはカラーリングですね。SS UNITED のロゴもさることながら、もう少し何とかならなかったものでしょうか。なんかどうも古めかしいイメージが拭えないというか・・・SA05~06 のデザインが恋しく思えます。

ともあれ、この週末にはいよいよ開幕。HRF1 も SAF1 も、デザインはともかく(笑)実際の走りに期待しましょう。

投稿者 B : 23:35 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/02/27 (Tue.)

myearthdream.com

昨日 RA107 の正式カラーリングを発表した HRF1 のプロモーションサイトがオープン。

myearthdream.com

リアウィングに記されている「myearthdream.com」のサイトです。ホンダからのコーポレートメッセージとか、協賛企業とのコラボレーションとか、あるいは Google Earth を利用したインタラクティブコンテンツとか、があるのかな・・・と思ってみたら、現時点では単純に RA107 のチャリティー募集サイト(マシンのピクセルを購入してチャリティーに参加)みたいですね。
しかも、日本企業のチームなのに英語サイトしかなく、わざわざドメインを取って F1 でプロモーションを行うにもかかわらずコンテンツは貧相。「FIND OUT MORE」は FAQ とホンダ英語サイトのコンテンツへのリンクのみ、「360 CAR ROTATION」は水平方向にしかマシンを回転させることができず(つまり真上や斜め上から見られない)、挙げ句の果てには「MAKE A PREDGE」(ようはチャリティーに応募するページ)には何のバリデーションもなくて空のまま Submit できてしまいます(´д`)。ページ間の導線も分かりにくいサイト構成だし、動作しないリンクはあるし、ちょっと Web をかじったことがある人なら突っ込みどころ満載のままオープンしてしまった感じ。本格的なプロモーションはシーズンが開幕してからになるとはいえ、いくらオープン当初だからといってあまりにお粗末な内容すぎないでしょうか・・・。

チャリティーの金額次第では一口乗ってあげてもいいかな、と思っていたんですが、これではさすがにやる気なくなりましたε=(~Д~;)。

投稿者 B : 22:15 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/02/26 (Mon.)

RA107 カラーリング正式発表

Honda、新カラーリングを発表 (F1-Live.com)
ホンダ 新カラーリングは地球色 (GPUpdate.net)

ホンダ RA107 のカラーリングが正式発表。噂されていたとおり、環境保護をメインメッセージとしたコンセプトで、地球の衛星写真がボディ全体にペイントされたものとなっており、ノーズ先端のホンダエンブレムと BS ロゴ以外にスポンサーロゴは一切なくなっています。

F1 マシンのカラーリングとしては斬新だし、スポンサー側のマーケティングツールとしての扱いかたや Web とも連携したチャリティー活動など、確かに画期的な試みであることは認めるのですが、根本的に「F1 でこれをやる必然性があるのかどうか?」個人的には非常に疑問です。
自動車産業に限らず、21 世紀のグローバル企業であれば環境問題への取り組みは企業姿勢としてアピール(するだけでなく、実際の活動も)すべきポイントではあるのですが、企業広告やハイブリッドカーの PR ならともかく、毎レースごとに大量のタイヤとガソリンを消費し、エンジンは 2 レースごとに交換する今の F1 でこれをやるのは本質的ではないような。例えば、将来的に義務づけの可能性もあるエネルギー回生システムをいち早く実用化するとか、ライバルチームと比べて倍近い燃費を誇るエンジンを開発するとか、(あり得ないけど)カーボンじゃなく植物由来原料をシャシーに採用するとか、そういう技術的裏付けがあるならいいんですが・・・。
個人的には、そういう環境保護のアピールは別途やりつつ、レースはレースとして「勝つこと」にこだわるストイックな姿勢こそ、他の自動車会社とは違う「ホンダ・スピリット」じゃないかと思うんですよね。勝ち続けているチームでやってこそこういうことは説得力もあるものだと思うんですが、これでは変に腑抜けてしまって勝てないときの言い訳にしか見えないのでは・・・。"Racing Revolution" のロゴとともに、何か大事なものも失ってしまったように見えて仕方ありません。

これで速ければ文句もないんですけどね(あまり速そうにも見えないけど)。冬季テストの結果もあまり芳しくないみたいだし、メルボルンであまりに不甲斐ないようなら、今年は本当に SAF1 のほうをメインで応援してしまおうかな、とすら思い始めていたりします。

投稿者 B : 23:47 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/02/02 (Fri.)

ヴァン・デル・ガルデがスパイカーと契約!?

スパイカー、SUPER AGURIのサードドライバーと契約 (F1-Live.com)

年末に SAF1 のリザーブ兼テストドライバー契約を結んだはずのギド・ヴァン・デル・ガルデが何故かスパイカー F1 のテストドライバーに。SAF1 側は別に契約破棄の発表もしていないので、もろに二重契約では・・・。スパイカーは同時に 4 人とテストドライバー契約を結んでおり、明らかに持参金目当てではあるものの、中でもオランダ人のヴァン・デル・ガルデはオランダチームであるスパイカーには有力なサードドライバー候補ともなり得ます(ついでに言うと、レギュラーのアルバースもオランダ人)。
SAF1 とスパイカーはカスタマーシャシー問題でまさに揉めている最中なだけに、さまざまな要素が絡み合って複雑化する危険性を孕んでいますが、うーむ、やっぱり F1 は魑魅魍魎の世界だなあ・・・と。

仮にヴァン・デル・ガルデを奪われた場合、SAF1 のサードドライバーは再び左近?でも GP2 参戦も決まっちゃってるしなあ。SA07 の発表は最終的に開幕直前の 3/12 になるようだし、今年の SAF1 も相変わらず前途多難なようで・・・。

投稿者 B : 23:58 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/01/26 (Fri.)

RedBull RB3 が登場

レッドブル RB3を発表 (F1Racing.jp)

個人的にフェラーリ/マクラーレン/ルノーの新車よりも気になっていたレッドブルの「RB3」が正式発表。去年チームに加わった奇才エイドリアン・ニューウェイのデザインだけあって、去年までのレッドブル製マシンとは全く違うデザインに仕上がっています。もしニューウェイがマクラーレンに残留していたら MP4-22 はこうなっていたに違いない・・・というデザインで、官能的なフロントノーズの曲線や過激なサイドポッド下部の絞り込みなど、昨年までのマクラーレンの流れを汲むニューウェイデザインそのもの。ダサいレッドブルのカラーリングなのが悲しくなってくるほどです(ぉ。
エンジンの信頼性さえあればダブルタイトルは間違いなかった 2005 年を考えると、信頼性と速さを備えたルノーエンジンになる 2007 年は、マシンポテンシャルだけで言えば最速クラスじゃないかと。ニューウェイ+ルノーといえば、 1990 年代前半の最強パッケージ。ドライバーは派手さはないものの着実な二人だし、あとは戦略と戦術だけ、という気もします。

まあ、そうは簡単にいかないのが F1 というスポーツでもありますが、それでも今年のレッドブルにはただのダークホースとは言えない怖さを感じますね。

投稿者 B : 23:29 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/01/25 (Thu.)

HONDA RA107 ローンチ

Honda、新型マシンRA107を発表 (HondaRacingF1.com)

HRF1 が 2007 年の新車「RA107」を正式発表。タイトルスポンサーが未発表なためカラーリングはオールブラックのままですが、シェイクダウンも終えクルマとしてのベースは一応の完成をみているようです。
全体的に黒いので詳細なボディラインがよく判りませんが、サイドポッド~リヤ周りの変更が目につきますね。いっそう巨大化した特徴的なチキンウィングとインテークは一体感をみせ、後方はグッとコンパクトになって、複雑なウィングレットを纏いながらリヤにかけて絞りこまれています。フロントノーズも先端が細くなり、全体的に贅肉をそぎ落として精悍なスプリンターになった、という印象。特にサイドポッドは高さを稼ぎつつ下部を大胆に抉ってベンチュリー効果を突き詰めるチームが多いのとは対照的なアプローチですが、これがどう出るか。
昨年は尻上がりに戦闘力を増し、ラスト 3 戦では完全にマクラーレンを凌駕していたホンダですが、BS タイヤとのマッチングさえ見出せば今年こそはいいポジションを狙えるんじゃないかと期待しています。

いっぽうの SAF1 はクラッシュテストが不通過だったり、実質 RA106 改となりそうな 2007 年車の使用が許可されるか不透明だったり、前途が明るいばかりではないのは相変わらずっぽいですが、こちらの新車発表(とホンダのカラーリング発表)も楽しみです。やっぱり、クルマが出てくると「シーズンが始まった」という気分になりますね。

投稿者 B : 22:22 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2007/01/15 (Mon.)

2007 年マシンが続々

フェラーリが新車F2007を発表 (F1-Live.com)
フェラーリ 2007年の新車を発表 (F1Racing.jp)

スクーデリア・フェラーリが 2007 年の新車「F2007」を発表。
ネーミングルールが 2001~2005 年のものに戻っただけでなく、カラーリングも白地の部分が減って精悍さが増しました。今までフェラーリのマシンを飾っていた Marlboro、vodafone のロゴがなくなった(Marlboro はスポンサードを続けてますが)せいもあり、パッと見の印象がかなり異なっています。
昨年の 248F1 は間違いなく 2006 年のベストマシンであり、タイヤワンメイク・エンジンホモロゲ以外にドラスティックな変更の少ない 2007 年レギュレーションではキープコンセプトで来るかと思いきや、ホイールベース変更やリヤエンドの空力処理変更など大がかりなアップデートが施されているようです。

また、先週末にはトヨタも TF107 を発表しているほか、ルノーも発表前ながらテスト画像が流出していたり、いよいよ 2007 年シーズンに向けてのカウントダウンが始まった、という感じです。トヨタは写真で見る限り、去年までのマクラーレン追従型コンセプトを捨ててルノー的な空力アプローチをしているようですし、ルノーはルノーでサイドポッドの形状など、かなり過激な空力マシンに仕上げている模様。去年一年間で V8 エンジンの開発を「完成」させてしまった各 F1 チームの技術力は、エンジン開発が凍結される 2007 年も進化し続けていくようです。

来週はルノーおよびホンダが新車発表を行う模様。実際にレースで走ってみないと本当の速さは分かりませんが、今年はカラーリング変更を行うチームも多いため、新車が見られるだけでもかなり楽しみです。

投稿者 B : 23:54 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2006/12/16 (Sat.)

SAF1 のサードドライバー

スーパーアグリ サードドライバーにファン・デル・ガルデを起用 (F1Racing.jp)

あれ?山本左近は(´・ω:;.:...

投稿者 B : 20:12 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2006/11/29 (Wed.)

冬季テストが開始

SUPER AGURI、Hondaの2006年型マシンでテスト (F1-Live.com)
J.バトン、バルセロナテスト参加を見送り SUPER AGURIは『RA106』でテスト (NumberWeb)
スーパー・アグリ、来季ホンダのシャシー!! (Nifty F1)
スーパーアグリ ポイント獲得が目標 (F1Racing.jp)

バルセロナで冬季テストが開始。開幕までのポイントはやっぱりワンメイクになるブリヂストンタイヤ。ミシュランからスイッチするチームにしても今季から継続するチームにしても、2006 年仕様のタイヤからはパフォーマンスが落ちることになるわけで、どうマッチングを作っていくかが焦点になります。
SAF1 はホンダの RA106 を持ちこんだ模様。亜久里代表はいろいろと理由づけをしているようですが、SA07 をイチから作るのであれば RA106 をテストする意味もないわけで、これで噂されていたとおり来年の SA07 が実質 RA106 ベース(あるいは RA107 ベース)のものになるのはほぼ確実と言えそうです。冬季テストでずっと借用していれば、このデータを参考に独自設計したという言い訳にもなりそうですし、レギュレーションの隙間などいくらでも突きようはあるはず。HRF1 も暫定のブラックカラーの RA106 を持ちこんでいるようですが、RA106 ベースのクルマでブリヂストンタイヤのデータをとにかく収集したいというホンダ側の思惑もありそうです。今年の走行データを大量に持っているデビッドソンが SAF1 で RA106 をテストする意味とか。

SA05・SA06 で「ノーズの細い」SAF1 のマシンに見慣れた目には、SAF1 のデザインで太いノーズのマシンが走っていることにまず違和感。それ以上に、巨大なハンデを背負いながら上位チームを追いかけ、追いついた今年の SAF1 を応援するような熱さは、実質ホンダのセカンドチームになってしまう来年の SAF1 には持てなくなってしまうんだろうな、と思うと、却って寂しくもあります。

投稿者 B : 23:42 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2006/11/21 (Tue.)

2007 年のドライバーラインアップ(ほぼ)確定

F1 のシーズンが終わって 1 ヶ月近くが経ちましたが、現時点で残りのレギュラーシートが実質ほぼ埋まったようです。

デビッドソン スーパーアグリ入りが決定 (F1Racing.jp)
クリエン ホンダ入りが決定 (F1Racing.jp)

かねてからの噂どおり、HRF1 の A. デビッドソンが SAF1 に移り、レッドブルをお払い箱になっていた C. クリエンがその後釜として HRF1 のテストドライバーに就任。SAF1 の来季はこれで琢磨・デビッドソンがレギュラー確定と見て良いでしょうね。B・A・R 時代より遡って F3 時代からチームメイト歴の長い二人だけに、良いコンビネーションが見られそうです。
これで残りのレースシートもほぼ確定。クリエンのホンダ入りによってスパイカーは今季と同じくアルバース・モンテイロで確定的だし、トロロッソも(レッドブルからドーンボスが移ってこなければ)今季どおり。あとはマクラーレンでのアロンソのチームメイトがハミルトンになるか、デ・ラ・ロサになるかといったところ。これも、よほどのことがなければハミルトンだろうなあ・・・。

結果的に、2007 年のドライバーラインアップはシューマッハー・アロンソ・ライコネンの 3 強がシャッフルされた以外は、意外にもあまり大きな動きがなかったことになりました。とはいえ、ハミルトン・コヴァライネンという GP2 出身の若手有力ドライバーが 2 人もデビューするというポイントは無視できませんが・・・。
来季終わりにはそろそろ、ミハエルの次の 30 代中盤ベテラン勢(フィジケラ、トゥルーリ、バリチェロ、クルサードあたり)にも引退の波が押し寄せるはずで、そうなるとここ 2~3 年で一気に世代交代が進むことになりますね。既にクビカやロズベルグといった新世代も活躍していますし、すぐ後には 2 世ドライバーも複数控えていますし、来年もシーズン開幕早々から「ストーブリーグ」が面白いことになっていそうな気がします。

投稿者 B : 01:41 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック

2006/11/10 (Fri.)

富士日本 GP 概要発表

富士スピードウェイ 2007年 F1日本グランプリの開催概要を発表 (FSW.TV)
F1 2007 JAPANESE GP in FUJI SPEEDWAY (富士スピードウェイ)

2007 年日本 GP の概要が発表に。

チケット価格はほぼ鈴鹿並み。見込み入場者数も鈴鹿と同程度(ちょっと少ない)だけど、鈴鹿に比べて致命的に悪い周辺事情を配慮して、無料シャトルバス or ツアーバスのみでのアクセスとなるようです。私はクルマを持っていないのでどちらにしてもあまり関係ないですが、行くとしたら三島まで新幹線で行ってバスかなあ。
観戦ポイントは、なんといっても 1.5km ストレートからのフルブレーキングが見られる 1 コーナー手前が一番面白そうですが、さすがに高価。マシン撮影も考えると、1 コーナー出口(こっちのほうがだいぶ安い)か、ヘアピン/ネッツ/パナソニックあたりの低速コーナーでしょうか。オーバーテイクポイントにもなりそうなヘアピンが緩急もあって良さそうかも。

来年もできれば行きたいところですね。恒例の体育の日前後は必ず CEATEC とかぶるので、個人的には行きづらかったんですが、9/末の開催は却ってありがたいかも。ただ、富士は鈴鹿と違って周辺の宿事情も悪そうなので、予選日から行くのはあまり現実的じゃないかもしれません。自宅から三島までなら新幹線に乗れば 1 時間半ほどなのでがんばれる距離ではありますが(そういえば、大学時代に三島の実家から通ってる後輩がいたな・・・)、予選は TV で楽しんでおいて、決勝だけ観に行くのが楽かな。
ちなみに、来年はまだ一緒に行く人がいないので、行けても一人かな・・・と思っているんですが、どなたか一緒に行きません?

投稿者 B : 22:42 | F1 | Season 2007 | コメント (2) | トラックバック

2006/11/09 (Thu.)

中嶋一貴がウィリアムズ入り!

中嶋一貴、ウィリアムズ加入決定 (F1-Live.com)
中嶋一喜、名門ウィリアムズのテストドライバーに決定 父の足跡をたどる第1歩を踏み出す (NumberWeb)

中嶋悟の息子・中嶋一貴がテストドライバーとしてウィリアムズ・トヨタに加入。日本人ドライバーといえばホンダ系が多かった F1 に、初めてトヨタ系のドライバーとして TDP から中嶋一貴が抜擢されました。ただ、父・中嶋悟はロータス・ホンダやティレル・ホンダでのキャリアが印象深いので、個人的には一貴もどうしてもホンダ系のイメージで見てしまいます。

来年は金曜のサードカーが禁止のため、レースウィークエンドにどれだけ一貴の走りが見られるか分かりませんが、来季はトヨタの影響力が大きそうなウィリアムズだけに、積極的に起用されて 1~2 年でレギュラーシートを狙える位置についてほしいものです。可能性は低いかもしれませんが、かつてのロータス・ホンダのように中嶋一貴とブルーノ・セナが父/叔父譲りのヘルメットを被り、同じマシンに乗ってサーキットを駆ける日が来たらと思うと、わくわくしますね。
それぞれ本人は本人として応援してあげるべきとは解っていながら、かつてのファンとしてはどうしても面影を見ながら応援せずにはいられないのが複雑なところですが、がんばってほしいものです。

投稿者 B : 10:42 | F1 | Season 2007 | コメント (0) | トラックバック