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2015/03/30 (Mon.)

F1 マレーシア GP 2015

マレーシアGP決勝 ヴェッテルがフェラーリ初優勝!

開幕戦オーストラリアの直後に「このまま今季もメルセデスの圧勝でもおかしくない」と書きましたが、その言葉を早くも撤回することになるとは思いませんでした。なんと、フェラーリのヴェッテルが移籍 2 戦目にして優勝。メルセデスの独走に待ったを掛けた形になりました。

遡れば予選でヴェッテルがフロントロウの一角に食い込んだこともありますが、特に大きな勝因となったのは 4 周目のセーフティカー導入でしょう。このタイミングでピットインしたメルセデスの 2 台とステイアウトしたヴェッテルで明暗が分かれたと言っても過言ではありません。さらにはマシンとタイヤがサーキットに合っていたフェラーリが最後までペースを落とすことなく、メルセデスを抑えきりました。逆にメルセデスはフェラーリよりもタイヤが厳しかったことに加え、初回のピットイン後にトラフィックに捕まってペースを上げられなかったことが大きい。今季のメルセデスはトップスピードを殺してコーナリング重視のセットアップに振っていることが、こういうトラフィックに捕まったときに DRS を使っても抜ききれないという状況を作ってしまったと言えます。いわば 2011~2014 年のレッドブル同様「トップを独走している間は圧倒的に速いけど、中団に沈むとなかなか浮上できない」マシンであると言えます。ヴェッテルに追いつけなさそうな状況になってきたときにレース戦略も含めガタガタになったメルセデスは、彼らとて盤石ではない、と感じさせるに十分な状態でした。

とはいえフェラーリだってラッキーで勝ったわけではなく、僚友のライコネンが一度はほぼ最後尾まで落ちながらも最終的に 4 位にまで戻ってきたことが、マシンの戦闘力の高さを証明していると言えます。おそらく全てのレースで今回のような戦いができるわけではないでしょうが、コース特性やピット戦略がマシン特性とドライビングスタイルにハマり、レースでちょっとしたハプニングが起きたときにはメルセデスと互角以上の戦いができる、ということは期待して良いでしょう。特に、表彰台の上で見るヴェッテルの心から嬉しそうな顔は本当に久しぶりで、トロロッソで初優勝したとき(あのときも表彰台でかかったのはドイツ国歌~イタリア国歌のメドレーでした)と同様に、このドライバーは応援したい、と自然と思えてきます。やっぱり F1 はフェラーリが優勝争いに絡んでこないと、本当の意味で面白くありません。

我らがマクラーレン・ホンダは残念ながらダブルリタイア。ようやくアロンソが復活して期待されたところだっただけに、残念です。しかしポジティブな側面もあって、前回はバトンが完走全車中で唯一の 2 ラップダウンだったのに対して、今回はレース全体の 3/4 を過ぎてバトンがリタイアするまでトップと同一周回を走り、さらにはポイント争いに絡む健闘を見せてくれました。おそらく前戦で本当にボトムラインのデータ収集ができて、今回は少し攻めたセットアップを試すことができた結果ではないでしょうか。
まあ結局 2 台とも今回のレースで 2 基目のパワーユニットを投入(シーズンを通して合計 4 基という正弦がある中で)することになり今後のやりくりが難しそうだったり、アロンソは ERS の、バトンはターボ関連の不具合でレースを中断せざるを得なくなったり、など今後に向けた不安材料は引き続き多いですが、思っていたよりも早く入賞争いに参戦してきてくれそうな予感はしてきましたね。

次の中国 GP は排熱もさほど厳しくはないでしょうし、新生マクラーレン・ホンダとしての初ポイント獲得に期待をしたいと思います。

投稿者 B : 00:17 | F1 | Season 2015 | コメント (0) | トラックバック

2015/03/15 (Sun.)

F1 オーストラリア GP 2015

今日は待ちに待った F1 2015 年シーズン開幕戦、オーストラリア GP の決勝日。ホンダのウエルカムプラザ青山にてパブリックビューイングが開催されるとのことで、参加してきました。

Honda ウエルカムプラザ青山|START 2015 F1™開幕戦 特別展示&パブリック・ビューイング

ホンダ F1 パブリック・ビューイング

当日朝 9 時から整理券が配布され、12 時開場・13 時開始(決勝は 14 時スタート)ということで、朝イチで青山一丁目へ。8 時過ぎには既にそれなりの行列ができていましたが、それでもまだ 50 人強といった人数でした。

ホンダ F1 パブリック・ビューイング

結局午前 9 時を過ぎてもまだ整理券は配っていたようでしたが、整理券の番号順の入場だったのと、後半の人は 2 階席での応援だったようなので、早く行って良かったかな。当初の案内では先着 200 名とのことでしたが、最終的には 1 階席で 220~230 人くらい+2 階席で 150~200 人くらいの入りがあったようです。

ホンダ F1 パブリック・ビューイング

結局入場から 4 時間くらいパイプ椅子に座っていたのでちょっとくたびれましたが、自宅で独りで観戦するのとは違った一体感が味わえて良かったです。サーキットには行けないけど、それに近い楽しみはありました。

レースの方はというと...、

オーストラリアGP決勝 ハミルトンが開幕戦を制す

当日になってウィリアムズのボッタスが椎間板の負傷で欠場。で、決勝直前のレコノサンスラップでマクラーレン・ホンダのマグヌッセンのマシンから白煙、そのままリタイア。直後にレッドブルのクビアトもストップ、というスタート前から荒れたレースが予想される展開に。15 台という近年稀に見る少ない台数でのスタート直後も、メルボルン特有の 1 コーナーでの混乱でロータスのマルドナドがリタイア。直後に同僚のグロジャンがリタイアすると、レース中盤までにフェルスタッペン、ライコネンまでもがマシントラブルで戦線離脱します。

完走 11 台という荒れ模様のレースは、結局メルセデスのハミルトンが危なげない走りで完勝、それに僚友ロズベルグが続く、という去年の圧勝劇そのままの結末となりました。去年との違いは、「むしろ今年のメルセデスの方がさらに強そう」ということ。フリー走行から他を寄せ付けない速さで、マシンセッティングもトップスピードを抑えてコーナリングスピードを狙ったものになっており、全盛期のレッドブルのような余裕を感じさせる強さ。他チームも昨年より大幅に改善されてきたとはいえ、これは一筋縄では崩せなさそう、このまま今季もメルセデスの圧勝でもおかしくないように見えます。

光明があるとすれば、昨年は全く良いところがなかったフェラーリのマシン性能が今年は高く、メルセデスには追いつけないまでもウィリアムズとコンストラクターズ 2 位争いを繰り広げそうなことと、全体的にマシン性能の差が縮まっていてコース上のあちこちで接近戦が見られそうなこと、でしょうか。特にフェラーリは同じパワーユニットを使うザウバーまでもが好調なので、パワーユニット改善の効果が如実に出ているということでしょう。逆に、レッドブル陣営は今回 2 チーム 4 台中の 2 台がパワーユニット or ギヤボックストラブルでリタイアしており、性能面でも信頼性においてもまだまだ課題が山積している状況が浮き彫りになっています。

で、マクラーレン・ホンダ。もともと冬季テスト中にまともに走り込めていないこともあり、レースディスタンスでの走行という意味ではぶっつけ本番でのレースになりました。完走できるだけでも十分だろうな、とは思っていましたが、まさか決勝レースを走る前に 1 台が消えてしまうとは、信頼性の問題はまだまだ解決されていないということのようです。今回リタイアしたマグヌッセンのエンジンが仮に完全なブローだとして、これが「マグヌッセン用のエンジン」という扱いになるのか「ホンダの 1 号車(つまりアロンソのマシン)のエンジン」という扱いになるかで今後の戦い方も変わってきます。何しろ今季は 19 戦を全 4 基のパワーユニットで戦わなくてはならないレギュレーションですからね...。
とはいえポジティブだったのは、完走 11 台中唯一の 2 周遅れとはいえ、バトンがぶっつけ本番の完走をやりきったこと。途中にはフォースインディアのペレスとのバトルも何度か見せてくれ、そこに関しては当初の期待以上の成果と言って良いでしょう。15 台でのスタートになった時点で「これは完走さえすれば入賞もあり得る」と思っていたので、そういう意味ではあと 1 台リタイアしてくれれば、と思わないこともありませんが(笑。

ホンダ F1 パブリック・ビューイング

今回のホンダ製パワーユニットは信頼性優先のためにあえて出力を制限したモードで走行したという話。どれくらいのマージンを残しているのかは分かりませんが、少なくとも走りを見る限りではシャシーそのものは素姓が良く、乗りやすいマシンに仕上がっているようです。これで信頼性の確保とセッティングの最適化が進めば、今はトップから 4 秒落ち(決勝ペースの場合)でも、シーズン後半までには戦えるマシンに進化してくる可能性は十分にあります。マクラーレンのドライバーとスタッフには、それまで決してめげず腐らず、前だけを向いて改善に取り組んでいってほしいところ。

でもまずは初戦お疲れさまでした。2 週間後のマレーシアにはアロンソは間に合うでしょうか。今回以上の好走を期待しています。

投稿者 B : 23:03 | F1 | Season 2015 | コメント (0) | トラックバック

2015/03/02 (Mon.)

F1 2015 シーズン開幕直前

バルセロナテスト最終日 ボタスがトップタイム

この 2 週間続いて実施された、2015 年シーズン直前のバルセロナテストが終了。

全体を通して言えるのは、開幕時点でパフォーマンスが高そうなのは昨年に続いてメルセデスを筆頭に、ウィリアムズ→フェラーリあたりが続く構図になりそうだ、ということ。まあテストはテストなので実際の予選やレースとは異なるとはいえ、終盤ともなると実際の予選とレースを想定したラップも走行するわけで、ラスト 4 日間あたりはかなり実走に近いタイムを出しているはずです。おそらく序盤数戦はこの 3 チームが上位を争う状況になるんじゃないかと。

マクラーレン・ホンダは先日のヘレステストよりはまともにテストができたとはいえ、トラブル続きで他チームに比べると半分以下の周回がやっと、という状況。最も深刻なトラブルは MGU のシール(内蔵発電機の絶縁)の不具合で、アロンソがテスト中の事故で入院する羽目になった原因もここかもしれない、とさえ言われています。ほかにもハイドロ系を含め、去年の同時期に他チームが経験したトラブルの一通りを追体験しているような感じで、開幕戦でどこまで走れるか判らない、というのが現実かと。
タイム的にはトップチームから 2 秒落ちというのがテスト時点での状態ですが、マクラーレン・ホンダについてだけはテストでどれだけパフォーマンスランができたかも分からないので、実力値については判断のしようがありません。それでも参戦当初のスーパーアグリよりはまともなタイムを出しているようなので、とりあえず開幕 3 戦くらいを実質的な実装テストに充て、5 月のスペイン GP あたりからが真価の計りどころ、といったところでしょうか。

なにげに開幕戦まであと 2 週間を切っています。新生マクラーレン・ホンダのレースデビュー、過大な期待をしすぎず、でも楽しみに待ちたいと思います。

投稿者 B : 23:16 | F1 | Season 2015 | コメント (0) | トラックバック

2015/02/17 (Tue.)

McLaren Honda MP4-30

McLaren Honda MP4-30

[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF24-70mm F4L IS USM ]

先週、国内向けに F1 への再参戦記者会見を実施した新生マクラーレン・ホンダ。その新車・MP4-30 が先週末限定で青山一丁目の Honda ウエルカムプラザ青山で展示されているということで、見に行ってきました。

マクラーレン・ホンダが青山で会見、成功を約束 - AUTOSPORT web

記者会見当日はもてぎから持ってきたセナ時代のマクラーレン・ホンダの名車が勢揃いだったそうですが、週末の展示は MP4-30 とホンダの国内参戦カテゴリのクルマが並べられているだけでした。まあ過去のマシンはこれまでも何度か見ているし、お目当ては国内初披露となった MP4-30 だからいいんです。

McLaren Honda MP4-30

[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF24-70mm F4L IS USM ]

展示周りはずっと人でごった返していて、写真を撮るのも一苦労という感じでした。でもこの機会を逃したら次に見られるのは日本グランプリの時期までないはず、と思って気合いの撮影を敢行。

これ、このまままたバルセロナに持っていってテストに実走するのかと思ったら、Exhibition Model(ショーカー)扱いなんですね。通常ショーカーというと旧型のシャシーを流用するものですが、明らかに昨年の不細工な MP4-29 とは別物(笑。実車には選別品のパーツを使って、こちらは余剰パーツを中心に組み上げたシャシー、という感じかと思います。

McLaren Honda MP4-30

[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF24-70mm F4L IS USM ]

非常にオーソドックスなスラントノーズ。奇を衒わない、基本に忠実なデザインです。

カラーリングこそ全盛期のマクラーレン・メルセデスそのものですが、ノーズ先端のホンダロゴが新時代の象徴ですね。

McLaren Honda MP4-30

[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF24-70mm F4L IS USM ]

マクラーレン的にはようやくトレンドを取り込み、多重フラップ&ディフューザー化されたフロントウィングになりました。
それでもエンドプレートの形状なんかはまだシンプルなので、これからもっと熟成されて複雑な形状に進化していきそうな気配を漂わせています。

McLaren Honda MP4-30

[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF24-70mm F4L IS USM ]

バックミラーの鮮烈な蛍光レッドが印象的。
サイドポッド入口上面の整流板あたりも、まだまだ進化の余地を残していそうな形状です。

McLaren Honda MP4-30

[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF24-70mm F4L IS USM ]

サイドポッド側面の抉り込みと、終端の絞り込みがかなり極端ですね。ベンチュリー効果狙いでここまで攻めたサイドポッドは数年前のトロロッソ以来じゃないでしょうか。
MP4-30 のコンセプトである「サイズ・ゼロ」の象徴がここに表れています。現在のハイブリッド規定になってからエンジン周りをここまで攻めたデザインのクルマはなかったので、これがどこまでの効果を生むのか注目です。

McLaren Honda MP4-30

[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF24-70mm F4L IS USM ]

よく見ると、コクピットの右側面にバトンのマーキング、左側面にはアロンソのマーキングが施されています。明らかに実車ではなく展示用だ、ということなのでしょう。

McLaren Honda MP4-30

[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF24-70mm F4L IS USM ]

近年のマクラーレンのクロームシルバーのカラーリングは露出が安定しないカメラ泣かせのデザインですが(笑、こうやって見ると極限まで絞り込まれた筋肉質な空力が実感できて、なかなかシビレますね。

McLaren Honda MP4-30

[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF24-70mm F4L IS USM ]

リヤエンド。規定通りの一本エキゾーストの他にエンジンカウル後端が大きく開口していて、排熱への配慮が覗えます。
昨年の醜かったリヤサス形状は改められ、こちらも非常にオーソドックスな形状になりました。

McLaren Honda MP4-30

[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF24-70mm F4L IS USM ]

1990 年代ほどではありませんが、一時期に比べると大型化されたディフューザーの存在感が、往年のマクラーレン・ホンダを思わせます。

McLaren Honda MP4-30

[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF24-70mm F4L IS USM ]

ショールーム内にはアロンソとバトンのサイン入り等身大パネルも展示されていました。
こうして見ると二人の身長差はけっこうありますね。これだけでもアロンソ有利に見えますが、実際のパフォーマンスではどちらが優位に立つでしょうか。

McLaren Honda MP4-30

[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF24-70mm F4L IS USM ]

というわけで、MP4-30 でした。
23 年ぶりの「マクラーレン・ホンダ」復活の序章をこの目に刻み込めて感激しました。あと 2 回のテストを経ての実戦、当初は苦戦するものと思いますが、一日も早く上位争いに加わってくれることを願っています。

投稿者 B : 02:00 | EF24-70/F4L IS USM | EOS 5D Mark III | F1 | Photograph | Season 2015 | コメント (2) | トラックバック

2015/02/05 (Thu.)

F1 2015 プレシーズンテストが開始

ヘレステスト初日 ヴェッテルがファステスト
ヘレステスト2日目 再びヴェッテルがトップタイム
ヘレステスト3日目 ナスルがトップタイム
ヘレステスト最終日 ライコネンがトップタイム

F1 の 2015 年プレシーズンテストがスペイン・ヘレスで実施されました。これに併せて全チームの新車も順次発表され、いよいよ 2015 年が始まる実感が高まってきました。

注目は、当然ながらマクラーレン・ホンダ MP4-30。トラブル多発で周回数も 4 日間合計で 79。タイムも全チーム中圧倒的最下位と、記録だけ見るとあまりポジティブには見えません。
が、去年の今ごろのテストで各チーム...特にルノー陣営がもっと酷い状況だったことを考えると、むしろゼロから作ったパワーユニットとしてはまだまともに動いていると言えます。チーム関係者のコメントが全般的にポジティブなのも、単なる虚勢ではないように感じます。タイムを出すためのテストではなく、最初のシステムチェックとして考えればまあ評価できる結果、ということなのでしょうか。

いっぽう他チームに目を向けると、フェラーリが連日好タイムを記録しているようで。同じパワーユニットを採用しているザウバーまでもが好調なところを見るに、パワーユニットの改善が進んだということでしょう。昨年のフェラーリはシャシー側の要求でパワーユニットの性能を妥協した結果、シャシー側のダウンフォースも全然出なかったために近年稀に見る酷いシーズンになってしまいましたが、今季は開発体制の変更もあり、根本的に見直しをかけているようです。
ただ、メルセデスだけは他チームとはスタート地点が違うようで。初日からいきなり 157 周を走行し、タイムを出すことよりもロングランの安定性・信頼性のテストに入っているように見えます。まあテストはテスト、各チームでメニューも違うので現時点でのタイムを云々言っても仕方ありませんが、やはりメルセデスは今年も一歩先を行っている匂いがプンプンしますね。

開幕までのテストは残すところあと 2 回、計 8 日間。マクラーレン・ホンダはその間に信頼性とスピードをどこまで伸ばすことができるでしょうか...。

投稿者 B : 23:32 | F1 | Season 2015 | コメント (0) | トラックバック

2015/01/29 (Thu.)

マクラーレン・ホンダ MP4-30

マクラーレン・ホンダMP4-30、正式発表! - AUTOSPORT web

今週末からのヘレステストを前に、F1 各チームから順次ニューマシンが発表されていますが、今日はいよいよマクラーレン・ホンダの新車・MP4-30 がお披露目されました。

カラーリングは従来のクロームシルバーを踏襲しつつ、ブラックの面積が増え、かつ 2013 年まで使われていたレッドの差し色が復活。これは往年のマクラーレン・ホンダの白赤を彷彿とさせたい意図もあるのかもしれませんが、フロントノーズの縁から延びる赤いラインは、むしろスーパーアグリの初代 SA05 っぽくも見え、日本人的には胸が熱くなるデザインです。

今のところタイトルスポンサーは発表されておらず、マシン上に掲げられたスポンサーロゴも大人しめ。ただしこれは開幕までに別途スポンサー発表がある可能性も残しているので、まだ何とも言えません(ホンダがタイトルスポンサー相当の金銭的支援をしている可能性も高いですが)。
エンジンカウルに記されたホンダのロゴは第二期の「Powered by HONDA」ではなく第三期同様の「HONDA」表記。単なるエンジンサプライヤーではなく、車体開発まで含めた協力関係が表れている、ということでしょうか。

パワーユニットをメルセデスからホンダにスイッチしたことでシャシー設計も大きく変わり、ノーズはオーソドックスなスラントタイプに、サイドポッドは MP4-29 よりも随分と絞り込まれてコンパクトになりました。また、昨年までなかなか開発が進まなかったフロントウィングは、ようやくトレンドのディフューザー型を採用し、ダウンフォースの増大とドラッグの低減を両立する形に。
しかし全体を見るとあまり奇を衒った意匠は感じられず、昨年のチャンピオンマシン・メルセデス W05 をよく研究した手堅いマシン、という印象。まあホンダのパワーユニットの本格的な開発もこれからなので、変に飛び道具に頼るよりはベースマシンとしての安定性と信頼性を重視するコンセプトは理解できます。

性能のほうは実際に走り出してみないと分かりませんが、今週末のテスト関連の記事を楽しみに待ちたいと思います。
とりあえずデザインはけっこう好きな感じだったので、これは久しぶりにモデルカーを買いたくなりました。

投稿者 B : 23:30 | F1 | Season 2015 | コメント (0) | トラックバック

2014/12/12 (Fri.)

マクラーレン・ホンダのドライバーラインアップが発表

マクラーレン、アロンソ&バトンを発表。ケビンも残留 - AUTOSPORT web(オートスポーツweb)

長らく待たされたマクラーレン・ホンダの来季ドライバーラインアップがようやく正式発表。レギュラードライバーはフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンのダブルチャンピオン体制となり、今季セカンドドライバーだったケビン・マグヌッセンはテスト兼リザーブドライバーに回ることになりました。スポンサーや株主の意向でもめていたようですが、結果的に最も順当なところに落ち着いた感があります。いっぽうで、同時発表があるのではと言われていたメインスポンサーの発表はなし。おそらくはホンダが資金面でもバックアップしているのでしょうが、今季のようにスポンサーカラーがほぼないマシンやチームウェアというのも寂しいので、一日も早く決まってほしいところ。ただし楽天だけは勘弁な!(ぉ

両ドライバーもコメントしているように、ホンダの参入初年度にいきなり勝つことは簡単ではないでしょうが、経験豊富な二人のフィードバックを得て着実に勝てるマシンに煮詰めていってほしいですね。

ヴェッテルのレッドブル離脱で大きく動いたストーブリーグも、これで来季のシートがひととおり埋まったことになります(参戦自体が不透明なケータハムを除く)。イコール、この人のシートがないことも確定的になったわけです。

SF岡山テスト初日、可夢偉と琢磨がトップバトル - AUTOSPORT web(オートスポーツweb)

当の小林可夢偉はスーパーフォーミュラのテストに参加。これをもって即 SF に参戦決定というわけではないでしょうが、F1 の次善の選択肢としては SF が現実的なところでしょうか。年齢的にも資金的にも F1 への再挑戦はそろそろ厳しくなってきたのは事実で、このまま国内レース転向の可能性は高いと思われます。中嶋一貴とのチャンピオン争いという展開になると胸が熱くなるいっぽうで、本当はこの二人にはもっと高いフィールドで争ってほしかったな...とも思うわけで、複雑な心境。

そろそろ久々に F1 観戦に行きたいところですが、来年までは日程的に厳しそう。でももし可夢偉が SF で走るなら、代わりに SF 観戦に行ってみても良いかなあ。

投稿者 B : 22:00 | F1 | Season 2015 | コメント (0) | トラックバック

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