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2018/05/22 (Tue.)

東京都墨田区東向島のきびだんご

「きびだんご、ひとつください」

東向島

『孤独のグルメ Season7』先週放送の東向島回では、最近のシーズンでは珍しくなった甘味パートが含まれていました。しかもメインの店の前ではなく、まさかのエンディングでの登場。チョコレートピザ我慢したくせに甘味は別腹なのかよゴロー!と突っ込みたくなりましたが(笑)、甘味パートがあるならばそこも巡礼しておかなくてはなるまい、というわけで改めて東向島までやってきました。

吉備子屋

東向島の駅から、カトリカとは反対方向に徒歩 5~6 分。大通り沿いに「日本一きびだんご」ののぼり。
おお、なんだか犬猿雉子を連れて鬼退治に行きたい気分になってきたぞ。

吉備子屋

吉備子屋

住宅街のはずれにぽつんとある、なんだかかわいらしい店。
それにしても、なんでこんなところにきびだんごが売ってるんだろうか。鬼ヶ島ならぬ向島、ってことか?(違

そういえば、きびだんごって日本人なら誰もが知っているお伽噺に出てくる食べ物のはずなのに、今まで一度も食べたことがなかった。
自分の中では『ぐりとぐら』のホットケーキみたいな、お伽噺の中にだけ出てくる食べ物みたいなイメージだったけど、それを今から初めて食べると思うとなんだか嬉しくなってきたぞ。

吉備子屋

あつあつきびだんご、一人前五本 270 円。この良心的価格。
しかも「あつあつ」ってのがいいじゃないの。

店内に入ると、おばあちゃんが一人で切り盛りしているお店に、近所のおばあちゃんが茶飲み話がてら遊びに来ている、そんな様子でした。

吉備子屋

きびだんごを頼むと、串に刺さったきびだんごをお湯で二分ほど温めて、きな粉をまぶしてできたてを出してくれました。
持ち帰り用(自宅で温めてきな粉をかけて食べる)も売ってましたが、やっぱりその場で温めてくれるほうがちょっと嬉しい。

店内で食べるとお茶を出してもらえたようですが、聖地巡礼ならばやっぱり持ち帰りでしょう。
その目的地がこちら。

東向島白鬚神社

吉備子屋からほんの 200m くらいの距離にある白髭神社です。ゴローちゃんはここできびだんごを食べていました。
あまり大きな神社でもないけどこの辺りでは由緒ある鎮守社のようで、この界隈のあちこちに近々開催される例大祭の貼り紙がされていました。

ちなみに私がきびだんごを携えてこの神社に来たところ、既に他の巡礼者の方がきびだんごを食べていました(笑)さすが放送直後...。
ただなんとなく気まずいのでいなくなるまで待って(ぉ)私もいただきます。

東向島白鬚神社

できたてのきびだんご。きな粉たっぷり、しかもまだ熱い。

そういえば劇中でのゴローちゃんはベンチに腰掛けてきびだんごを食べていましたが、実際にはベンチは置かれていませんでした。あれはあくまで演出上のものだったようです。
つまり、巡礼しに行く場合はきびだんごは立ち食いになるので要注意。お店でお茶と一緒にゆっくりいただいて、最後の一本を持って神社に向かった方が良いかもしれません。

東向島白鬚神社

スカイツリー見ながら食べる岡山名物きびだんご、オツじゃないの。

アツアツの団子、いいなあ。うまいな。
初めて食べるきびだんごは、やさしい味だけど甘すぎず、大人でもけっこうイケル。でも緑茶が欲しくなったので、ペット茶でも買ってくれば良かったか。

きな粉のかかった甘味なんて、普段はお正月の餅くらいしか食べないけど、こうして食べてみるとたまにはいいものだなあ。
この店は浅草にも支店を出しているようなので、今度は浅草観光がてらにきびだんご、ってのも悪くないかもしれないな。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season7 Blu-ray BOX

B07CXK4NFM

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投稿者 B : 22:56 | Gourmet | KODOGURU | Sweets | コメント (0) | トラックバック

2018/05/19 (Sat.)

東京都墨田区東向島の納豆のピザと辛いパスタ

「納豆とチーズ、日本とイタリアが糸を引き合っておいしくなっている」

カトリカ

昨夜放送された『孤独のグルメ Season7』の聖地・東向島に放送前に巡礼してきました。
東京の東側に来ることが滅多にない私にとって、東向島は未踏の地。駅からそこそこ距離のある、馴染みのない住宅街を歩いていると、ひっそりと佇むようにそのお店はありました。

ピザとパスタのカトリカ(デザートピザ・チョコレートピザなどスイーツもお勧めです) 墨田区東向島

カトリカ

店内はテーブルが三つきり、せいぜい 7~8 人が限度というこぢんまりとしたお店。たぶん『孤独のグルメ』の歴代登場店の中でも最もキャパが小さい部類の店ではないでしょうか。しかもピザってあまり回転速くないし、皿も大きいから相席できないし、並ぶんじゃなくて予約必須だと思います。

厨房の中では立派な窯から赤い火が出てピザが焼かれています。それに、寡黙そうなマスターの働く背中。
この窯を見た途端、舌が猛烈にチーズを欲し始めたことよ。

カトリカ

メニューは月替わりらしい。ニンニクのピザ、アンチョビのピザ、納豆のピザ...納豆!?

シンプルでオーソドックスそうなピザの中で、納豆だけが異彩を放っている。
納豆が一番気になるんだけど、初めての店でいきなり変わり種を頼むのも何だかなあ。悩むなあ...。

カトリカ

黒板メニューには、ピザ・パスタ以外の日替わり一品料理系。
こちらも名前のつけ方が気取っていなくて、マスターの実直そうな人柄を感じます。

シンプルだけど、それだけにどれもおいしそうに思える。
何を頼むか迷うなあ。

カトリカ

こういうトコに来て麦ジュース(←)というのも野暮だと思ったので、飲み物は白ワインをオーダー。
結果的に久住さんが飲んでいたものと同じになりました。

カトリカ

ピザの前にまずはアンティパストということで「フキのいためもの」。
どんなのが出てくるかと思ったら、フキをトマトとオリーブオイルで炒めた、ラタトゥイユ的なものでした。

これすごくシンプルなんだけど味付けが絶妙で、白ワインに合いすぎる。
これはピザやパスタも間違いなくうまいはずだ。

カトリカ

ピザは本命の納豆に行く前に、チーズのピザから。
こういう本格的なお店に来たらチーズ、アンチョビ、マルゲリータあたりのシンプル定番系でその店の実力を推し量れるものです。

おおお、これはボーノだ。
薄いのにもっちりとした生地に、チーズ(ブルー、チェダー、モッツァレラ、パルミジャーノの四種かな?)がたっぷり。レーズンと松の実のアクセントも効いてる。
ここまでレベルが高いチーズピザも今までそうそう食べたことがないぞ。

カトリカ

そら豆のフリット。
フワフワした食感に、香草の風味が効いてる。何かと思ったらコリアンダー(パクチー)らしい。
イタリアンでこんな風にパクチーを使うのかあ。意外だったけど、これまたイケル。

カトリカ

料理がおいしくてワインがすぐに空いてしまったので、本命の前に赤ワインに移行します。
本題がまだ来ていないのに、ここまでの料理だけでも十分すぎるほどおいしかった。

カトリカ

というわけで出てきましたよ、「納豆のピザ」。
ゴローちゃんはハーフ&ハーフで頼んでましたが、さすがにそこまでは予想ができなかった。
マスターによると「ハーフ&ハーフは手間がかかるから普段はやっていない」とのことで、今後巡礼予定の方はもし断られてもがっかりしないように。

それにしても納豆ピザ...チーズと納豆に、トッピングで海苔!
ネギとゴマもあしらわれていて、まさに和の薬味そろい踏み。
この時点でもうまそうだ。

カトリカ

納豆ピザ、いけるぞいける。
この和風の味付けにチーズの組み合わせ、意外なほど合う。お互いのうま味を引き出し合っているかのようだ。
それをとろける卵の優しい味が包み込んでいる。

でもこれ、どっかで食べたことのある味だよなあ...?と自分の記憶をたぐっていったら、この味、旅館の朝食っぽい!
海苔と納豆と卵で白飯をかっこむあの感じ。それをピザで再現したらこうなったような感覚で、そりゃあうまいと感じるはずだ。

俺は今、納豆大好きな日本人で良かったと、腹の底から叫びたい。

カトリカ

そして「辛いパスタ」。ペペロンチーノとかカルボナーラじゃないぼんやりネーミング。
でもいい。そういうところも気に入ったぞ。

タイトルに「辛い」ってつけるからには見るからに真っ赤で辛そうなのが出てくるかと思ったら、意外なほど大人しい見た目のパスタ。
さて、どんな味がしますかね。

カトリカ

おお、スパイシーないい匂い。 
でも辛いかと思ったら、そんなに辛いってほどでもない。ペペロンチーノとも、アラビアータとも違う辛うまさ。
唐辛子でストレートに辛くしたんじゃなくて、辛味オイルと上にかかってる香草類が醸し出すピリ辛な風味がいい。というか、おいしい。

麺が細めのリングイネというのもいい。この辛うまソースがよく絡んで、フォークの往復が止まらない。
ピザを平らげた後とは思えないほどスイスイ入っていく。食べるほどに腹が減る、謎のパスタ。

カトリカ

「ゴローちゃんならここで最後にデザートピザを頼むに違いない。オーソドックスにチョコか、変化球でオレンジか...」と悩んだ末に頼んだチョコレートのピザ。
劇中では最後に惹かれるだけで食べるには至りませんでしたが、私の読みはほぼ当たってた(笑。

これまたモチモチのピザ生地に甘めのチョコレートソースが絡んで、これはもうピザというよりクレープ。
デザートピザって初めて食べたけど、これはちょっとクセになりそうだ。

カトリカ

向島の路地に、こんなうまいピザ屋がひっそりとあるとは、恐れ入谷の鬼子母神。

私はこの日最後の客だったんですが、注文の内容からドラマのファンだということがバレていたようで(笑)マスターが食後に撮影の裏話をいろいろと聞かせてくださいました。
「普段テレビはほとんど観ないから、行列ができると言われてもピンと来ない。こんな何でもない店に並ぶくらいなら、サイゼリヤで腹一杯食べた方がいいんじゃないか」「自分ではそんなに無愛想なつもりはなかったんだけど、俳優さん(中原丈雄さん)の演技があまりにもそっくりで驚いた」「ドラマ観て来てくれたお客さんの期待を裏切らないように、わざと無愛想にしてようかな」とか(笑。劇中でのぶっきらぼうな応対を見るとすごくギャップを感じましたが、下町らしい人情味あるお店でした。
聖地巡礼は放送後に行くのももちろん楽しいけど、放送前のあまり忙しくない間に行くとこういう機会に恵まれることが少なくないので、また違った楽しさがあります。

あああ、うまかった。
必ずやまた食べたくなる、下町イタリアンにグラッツェ。

放送後の切り盛りは大変だと思うけど、お身体に気をつけてがんばってください。

混雑が落ち着いたら今度はまた別のピザを食べに来たいなあ。
ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season7 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 20:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2018/05/12 (Sat.)

焼かない焼肉屋「29ON」代官山店

完全会員制の肉料理専門店「29ON」に、会員権を持つ某氏にお誘いいただいて行ってきました。

29ON 代官山店

29ON

住所も電話番号も非公開のお店です。都内に何店舗か構えているようですが、今回伺ったのは 4 月にオープンしたばかりの代官山店。
会員制かつ完全入れ替え制でコースメニューのみというコンセプトはローストホースに似ていますが、こちらは馬肉ではなく主に和牛を低温調理することにこだわったお店。低温調理、近年ジワジワと注目が高まっていて、私も気になっていたところでした。

29ON

店内はモノトーンでかなりシックな雰囲気。完全予約制なこともあって、静かで落ち着いた中で食事を楽しめます。
大人数でワイワイやるよりは 2~4 人で料理を楽しみながら話に花を咲かせる、という感じ。

29ON

この後出てくる肉類はこの結晶塩・山葵・ポン酢でいただきます。
「焼かない焼肉」というのがどんなものなのか、この時点でもはや期待値が上がりまくり。

29ON

コース料理はその時々で内容が全く変わるようですが、今回まず最初に出てきたのは和牛のお吸い物。
牛肉のうま味が汁に溶け出していて、すごくおいしい。お吸い物というよりは上品なすき焼きを一杯だけいただいている感覚。

29ON

和牛肩三角と冬瓜の煮浸し。
冬瓜の柔らかくも少しシャクッとした食感を和牛のうま味が包み込んで、これもおいしい。しかも、出汁がきいてる。

最初からレベルの高い品が立て続けに出てきて、だんだん愉しくなってきました。

29ON

さらに薄切りサーロインばくだん風。
「ばくだん」というと海鮮を卵黄と納豆やオクラ、山芋といったネバネバ野菜と混ぜていただく郷土料理ですが、それを海鮮じゃなくサーロインでやるとは。しかも超薄切りのサーロインでばくだんを包んでそのまま一口でいただくという大胆な食べ方。口の中でサーロインの脂が一瞬にして溶け、中からタレと野菜が染み出てくる...という衝撃的な食感。おおお、これはうまい!

29ON

こんなのを味わっちゃうとビールのままじゃいられない。
スパークリングワインで迎え撃つしかないじゃないですか。

29ON

鴨胸肉の厚切り ブルーベリーソースとサワークリーム添え。
和牛から唐突に鴨肉に切り替わってきました。しかもブルーベリーソースとサワークリーム!この展開は予想してなかった。

個人的にはフルーツソースの肉料理ってあまり好きじゃなかったんですが、ブルーベリーとサワークリームの組み合わせは甘すぎず酸っぱすぎず、良い具合に鴨肉のうま味を引き出している感じ。かなり厚切りの鴨肉も食べ応えあって、これは気に入りました。このタイミングでスパークリングワインを頼んでいた自分を誉めてあげたい(笑

29ON

牛タン厚切り 夏野菜のソースとバルサミコ酢。
この牛タンもまた分厚い。分厚いだけにいい歯応えがあり、そこに夏野菜とバルサミコの酸味。薄切りのタン塩レモンもいいけど、この厚切り牛タンはインパクトが違います。

29ON

こういうのが出てきたら、いよいよ肉も本番という感じ。
スパークリングから赤ワインに切り替えて、肉のうま味をしっかりと受け止めに行きます。

29ON

...と思ったら、肉本番の前の口直し的に出てきた夏みかんのサラダ。
爽やかな味わいのサラダで、口の中がいったんリセットされます。

29ON

ここからがいよいよメイン。和牛のヒレとササミをそれぞれ低温でじっくり長時間調理したもの。
スライスする前にまず塊の状態で見せに来てくれました。きっ切らなくていいからそのままかぶりつかせて(待て

29ON

数分後、熟成肉がカットされて改めて出てきました。

右側のヒレ肉はヒレらしくさっぱりした味。しかし低温調理することで肉自体のうま味が増しているのを感じます。
左はササミですが、鶏肉のササミとは違って上カルビとでもいうような細かいサシがたくさん入ったボリューミーな部位。舌の上で霜が溶けてくる感触が分かり、じゅわ~っと口にうま味が広がります。うますぎて語彙力がやばたにえん(

29ON

ここはちょっと、知多ハイボールをグッと飲んで落ち着こう。

29ON

「もうちょっと食べられそうなら、お肉おかわりしますか?」ということで出してもらった肩三角。
ヒレともササミともちょっと違う肉肉しさがあって、これもまたおいしい。

ちなみに一品一品出てくるときに蘊蓄を聞かせてくれるのがちょっと嬉しい。
本当においしいものは何も考えずに食べてもおいしいけど、バックグラウンドを知ることでさらに味が深まる気がします。

29ON

〆は出汁茶漬け。
今日ここまでに食べた部位の切れ端がちょっとずつ入っていて、このお茶漬けによっておいしかった時間を反芻できます。

29ON

デザートは瀬戸内レモンのシャーベット。程良い酸味が口の中をリフレッシュしてくれます。
肉の後味はすっかり消えてしまうけど、うまかったなあ...という余韻はまだ残っています。

ああ、おいしかった。
最初から最後まで肉尽くしだったけど、全然もたれるような感覚もなく、上品に肉を味わえました。
お店のこだわりや肉に対する愛も感じられたし、いいお店だった。

会員じゃないから自分の意思だけでこられないのが惜しいけど、機会があったらまた来たい。
お誘いありがとうございました。ごちそうさまでした。

投稿者 B : 22:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2018/04/30 (Mon.)

千葉県成田市本町のせいろそば

「それにしてもすごい人出だな、成田山新勝寺」

成田山

写真撮影のためにわざわざ成田まで来たのなら、ついでに聖地巡礼もしておかないといけないでしょう。というわけで、昨年の大晦日に放送された『孤独のグルメ 大晦日スペシャル ~食べ納め!瀬戸内出張編~』のラストに登場した成田山は新勝寺に立ち寄ってみました。

大晦日には大行列だった新勝寺も(あれ?寺なのに初詣、というのもなんだかおかしな話だ)、この日はそこまでではなく。とはいえ開山 1,080 年の記念祭を催していてけっこうな人で賑わっていました。

あぁ...腹が、減った。
早速そばを食べに行こう。

多津美

多津美

舞台となったそば屋「多津美」は、新勝寺のほぼ正面にありました。大きな寺の前って、なぜか老舗のそば屋があるんだよな。

ちなみに検索すると開店は 9 時ということになっていますが、実際に食べられるのは 10:30 頃からのようです。

多津美

ゴローちゃんが参拝客の様子を覗き込んでいたのは、この二階席の窓から。
しかし二階は普段は開放していないようで、通常は一階の席に通されます。ゴロー席に座れないのはちょっと残念。

多津美

ま、まずは入れて良かった。セーフセーフ。

GW ということもあってかお昼前の 11 時にはけっこう混んできている様子でした。

多津美

さて、何にしようか。

この日は 28 日ということで、成田山御縁日にちなんで天ぷら系のメニューが 28% 引き。これは運がいい!
こうなったら天ぷらを食べないわけにはいかないじゃないか。

多津美

きたきた。

王道中の王道で天せいろそば。
ゴローちゃんは普通のせいろを二枚食べていたけど、私は天せいろの大盛りにしました。

多津美

大盛りは +150 円。せいろ二枚重ねで提供されますが、普通のせいろ二枚分よりは少ない(1.5 人前分くらい?)を二枚に分けて出してくれるようです。

いただきます。

多津美

うん、うまい。
特にてらったところはないけれど、それでいい。それがいい。
どんなときでもツルツルッと入ってきてくれそうな、普通においしいそば。

多津美

天ぷらは大葉、かぼちゃに、えびが二本!これは嬉しい。
具材は小ぶりだけど厚めの衣がパリパリしていておいしい。正しいそば屋の天ぷらだ。

多津美

そういえば劇中ではゴローちゃんがそば湯を飲むシーンはなかったけど、ここのそば湯はとろみがあって私好み。そばの余韻を濃厚に感じさせてくれるそば湯でした。

関東の歴史ある寺院と共に歩んできた、そば屋らしいそば屋の味だった。成田に来て良かった。
ごちそうさまでした。

...ああ、そろそろ中四国への聖地巡礼の計画も立てないとなあ。

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投稿者 B : 22:30 | Gourmet | KODOGURU | Udon & Soba | コメント (0) | トラックバック

2018/04/28 (Sat.)

東京都港区南麻布のチョリソのケソ フンディードと鶏肉のピピアンベルデ

「メキシカン感、メッキメキ」

サルシータ

放送開始からここまでハイペースに回ってきている『孤独のグルメ Season7』聖地巡礼、今回は先週放送された第 3 話、南麻布の聖地を訪問してきました。

地下鉄広尾駅から徒歩数分。地名に「麻布」とついていると敷居が高そうなイメージがありますが、ここはちょっと親しみやすそうな雰囲気を醸し出しています。しかも地下一階にあるお店なので、文字通り敷居も低い(そうじゃない

港区南麻布にある本場メキシコ料理店|メキシコ料理サルシータ

サルシータ

店内、カラフル。そして放送直後だけにほぼ満席。私は放送前に予約していたので入れましたが、当分はいっぱいだろうなあ。

テキーラに乗せられてなのか、お店の中は決してうるさいわけではないけれどウキウキした気分に包まれています。

サルシータ

まずは飲み物、久住さんが飲んでいたメキシコ風ライムジュースライム入りのビールってどれだ?とメニューから「ミチェラーダ」というビアカクテルを頼んでみたところ、なんかちょっと違う。飲み口に
塩がつけられたグラスにライムが入っていて、そこにコロナビールを注いでいく方式。しかも、ビールなのに氷が入っています。
期待していたものとはちょっと違うけど、これはこれでアリ。塩がちょうどビールのつまみ代わりになるし、氷が入ってるのもあんまり気にならない。一杯目としては正解だったと言えよう。

サルシータ

さて改めて、メニューは...と。
え、メキシコ料理ってこんなにあるの!?
サルサ、ナチョス、は分かるが...、ケサディーヤ?ソペス?全然分からない。想像もつかない。

とりあえず、ゴローちゃんが食べていたものを片っ端から注文していきます(笑

サルシータ

まずはソペス。メキシコ風ブルスケッタという感じか。
イタリアやフランスにも似たようなおつまみ料理はあるけど、ちょっとメキシカンにするだけでこんなにも楽しげになるものか。
いろんな味が混じってる。この店のカラフルな感じ、そのままだ。

サルシータ

ユカタン風チキンとライムのスープ。

ライムっていうか柑橘類でスープを作るっていう発想自体が日本にはないと思うけど、一口飲んでみて驚いた。
口当たりがスッキリしていて、全然違和感がない。これ、おいしいじゃないですか。

サルシータ

下にお宝ざっくざく。
アボカド、トマトにチップスまで。

なんだか癖になりそうな...この味は、ちょっと言葉ではうまく説明できそうもない。

サルシータ

改めてメキシカンビール。
店員さんに尋ねてみたところ、久住さんが飲んでいたのは普通にテカテでした。ライムを添えて出してもらえます。

サルシータ

久住さんが食べていたサボテンのサラダ。これも味が想像できなかったものの一つ。
サボテンって固そうだし美味しくなさそうだし、そもそも食べられるものなのか?と思っていたけど、食べてみればあらら。サボテンというより、なんかインゲンかピーマンのような食感と風味で、イケルイケル。さっぱりしたドレッシングと隠し味のチーズも利いていて、ビールのつまみにちょうど良い。

サルシータ

そこにチョリソのケソ フンディード。メキシコ風グラタン、といったところか。
チョリソのピリ辛をチーズが受け止めて、食べる前からうまさ当選確実。

サルシータ

ケソ フンディードについてくるトルティーヤ。
このトルティーヤ、モロコシ感が尋常でない。

布に包まれて出てくることで、最後まで熱としっとり感を維持したまま食べられるのも嬉しい。

サルシータ

トルティーヤをちぎったら、ケソ フンディードを包んでいただきます。

お~、期待通り。ピリ辛とチーズのコクを、モロコシの優しい甘みが包み込んでいる。
この手の巻き食いはタコスしか知らなかったけど、これもいいぞ。

サルシータ

こんなの食べさせられたら気分も盛り上がって、テキーラいってみたくなっちゃうなぁ~。
って、何?このラインアップ。めちゃくちゃ多いじゃないか。
超定番のクエルボとサウザくらいしか知らなかった。しかもこの見開きで全部じゃなくて、この後にもさらにページが続いています。これはもう「テキーラ沼」と呼んでも間違いではないに違いない。

サルシータ

さすがに選びきれなかったので、各三種ずつまとまっている「テイスティングセット」を二種類頼んでみました。
店員さん曰く「それぞれ飲んでもかなりアタックが違うので、飲み比べてみてください」とのこと。テキーラの「アタック」っていうのか!憶えておこう(笑

...確かに、最初からガツン!と来るタイプと、後からじんわりくるタイプ、追いかけて重い一撃が来るタイプ、など一口にテキーラといっても全然違う。これはまごうかたなく「アタックが違う」だ(ぉ
ウィスキーみたいな飲み口のもあるし、本当に面白い。テキーラ沼、侮りがたし。

テキーラってつい調子に乗って一気飲みするか、飲み会で罰ゲームに一気飲みするお酒のイメージがあるけど(←どっちにしろ一気飲みするのかよ)、ちょっとそれは失礼に思えてきたな。

サルシータ

こういうしっかりしたお酒を飲んでしまえば、料理の方もパンチ力が欲しくなるというもの。
何種類ものサルサソースでケソ フンディードを強化して対峙するしかない。

瓶のデザインからして相当辛そうだけど、実際はそうでもない。というかむしろ、ナイスアクセント。これは癖になるなあ。

サルシータ

チョリソの溺れ卵。
確かにチョリソが溺れてる。わかりやすくうまそうだ。

さっきのケソ フンディードとでチョリソがダブってしまったけど、こちらはトマト&卵でまた違った味わいがある。

サルシータ

そして鶏肉のピピアンベルデ。
これもすごいことになってる気がしちゃうな。この色!ベルデ(Verde)、つまり「緑」か。

店員さん曰く「食用ホオズキとカボチャを使った優しい味」とのこと。

サルシータ

うわ...この鶏肉、うまいな!ソースは...何だろう?食べたことない味だ。
さっきのライムスープもそうだったけど、なんというか日本人には言語化の難しい、未体験の味。

強いて言うなら、辛くないグリーンカレー。だけどカレーともちょっと違う。グリーンシチューとでもいうような、なんだか優しくてホッとする感じ。
このご飯と相まって、メキシコの〆に相応しいと思う。うん。

サルシータ

メキシコ、もう少し踏み込んでみたい気もする。
というわけで頼んでみたのが、ゴローちゃんの隣の席のお客さんが食べていた「モレポブレーノ」。
唐辛子にドライフルーツ、ナッツ、チョコレート(カカオ)を使った「一つのソースに全ての味覚が含まれている」料理だそうです(店員さん談)。

こっちはピピアンベルデとは対照的に、どっしり、しっかりした味。確かにカカオやナッツの風味はするんだけど、甘ったるくない。かといって辛くもなくて、とにかくコクが凝縮されている感じ。個人的にはピピアンベルデよりも気に入ったかも。

サルシータ

ちょっとテキーラを飲み過ぎた感があったので、最後はメキシコで最もポピュラーなカクテル「パロマ」でちょっと薄めます(それでもテキーラベース)。
グラスについている茶色いのは何かと思ったら、これも塩!テキーラをグレープフルーツとライムで割った爽やかな口当たりで、改めて頭がスッキリします。

いやあ、どれもこれも美味しかった。
正直なところ、メキシコ料理って「挽肉、トマト、チーズ、サルサ、どーん!」という大雑把な先入観をもっていたけれど、こんなに繊細なものだったとは。今まで自分がメキシコ料理だと思っていたのは、あくまでアメリカ流にアレンジされた TEX-MEX(メキシコ風テキサス料理)にすぎなかったんだなあ。そりゃあ、マヤやアステカといった高度な文明を源流に持つメキシコの料理だけが高度でないはずがない。

店員さんも、メキシコ出身かと思ってしまいそうな濃い顔に似合わず(失礼)料理や飲み物について丁寧に解説してくれたり、「日本の出汁にも通じるメキシコ料理の繊細な味を多くの人に知ってもらいたい」と熱く語ってくれて、他の料理もいろいろ食べてみたくなりました。

この店にして大正解。
最高のメキシコ日和だった。

ここは混雑が落ち着いたらまた来ようと思います。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 23:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2018/04/23 (Mon.)

神保町 ばんび

久しぶりに神保町に行く用事があったわけですが、神保町ってなんかワクワクします。古書店とカレーの街と言っても差し支えないくらいカレー屋が多い。まあカレー屋だけでなく個性的な飲食店がたくさんあって、この近辺で働いたらもうランチは目移りしそうなレベルですが、やっぱり新しいカレー屋を開拓したい。今回は、こちらのお店に行ってみました。

ばんび

ばんび

神保町の中心部からはちょい外れにあるこのお店。元々は、信濃町にあるタイカレーの有名店(行ったことないけど)である「メーヤウ」の暖簾分けだったらしいのですが、いろいろあって現在は店名を変え「ばんび」として営業しているとのこと。少なくとも昨日今日できたばかりのお店ではない年季を感じます。

ばんび

店内には妙に手作り感あふれる POP が貼られていて、カレー屋というよりは近所のスーパー感ある(笑
親しみやすい生活感があって、案外嫌いじゃないです。

ばんび

カレーの種類はけっこう豊富。レッドカリーやグリーンカリーがタイカレー系のなごりってことだろうけど、バターチキンも気になるし、王道のポークも捨てがたい。どれにしようか、迷うなあ...。

ばんび

最終的に選んだのは「鬼盛りカリー」。いや、なんか猛烈に腹が減っていてガツガツ食べたい気分だったんですよ...。
一番人気のポークカリーをベースに、豚三枚肉を通常の三倍入れているというのならそれを選ぶしかないじゃないですか。

ちなみにこれ「鬼盛りの普通盛りになります」と言いながら出てきたんですが、それ何盛り(;´Д`)。
※(具が)鬼盛りカリーのライス普通盛り、という意味だと思われる

ばんび

おおお、ごろごろした豚の三枚肉が三塊も入ってる!これはスゴイ。
ルウの色合いやとろみ具合も私の好みっぽい感じ。

ばんび

カレーはけっこうコクがありながらも、かなりしっかり辛口。内臓から熱くなって、食後も汗が止まらないタイプ。
でもこの深味と辛味を兼ね備えたカレー、やっぱり私の好みの方向性。

三枚肉は「いかにも肉って肉」で食べ応えアリ。カレーをしっかりと受け止めたポーク、うまい。
ニンジンがちょっと冷たいまま入っていたのが惜しいけど、ジャガイモは茹でたというより表面をカリッと揚げたようなのが入っていて、これも食感が面白い。

ばんび

せっかくカレーを食べるなら福神漬けのひとつもないか、と思ってカウンター上を探してみたところ、こんなものがありました。
これは「プリックナンプラー」といって、プリック(唐辛子)を漬け込んだナムプラー。タイカレーを源流に持つ店っぽくないカレー屋だと思っていたけど、こんなところにタイが息づいていたとは。

ばんび

試しにプリックナンプラーをちょっとライスやルウに混ぜ込んでやると、辛さだけでなくコクが増して、カレーの奥行きがさらに広がった感じ。タイカレーじゃなくてもナムプラー、アリじゃないですか。これはおいしい。

自分の中のカレー欲求と肉欲求を同時に満たしてくれる店でした。
神保町の他のカレー屋とはちょっと方向性が違うけど、確かにおいしかった。
本当に、神保町のカレーの世界は広いなあ...。ここにもまた来たいけど、さらに神保町のカレー店を開拓したくなりました。

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投稿者 B : 23:27 | Curry | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2018/04/18 (Wed.)

BAR THE GINTONICX #5

久しぶりにこの店で飲んできました。

BAR THE GINTONICX

BAR THE GINTONICX

ここしばらく横浜方面に来る機会自体がなかったし、CP+ も夜はそのまま帰ってしまったため、なんと一年以上のご無沙汰でした。そういえばしばらく忙しくて、飲みに出る回数自体減ってしまっていたなあ...とカウンターのいつもの席に腰掛けながら思い返してみたりして。
久方ぶりに来てみたら、曜日によってはマスターのワンオペ営業ではなくなっていて、女性スタッフの方が入っていたことに驚き。まあ一人でお酒も作って料理も作っては大変ですよね。

BAR THE GINTONICX

ま、何はともあれジントニック。季節モノの桜ジントニックからいただいてみました。
桜の塩漬けで香りをつけたジントニックで、やさしい香りが広がります。関東の桜も完全に終わってしまったけど、過ぎゆく春を名残惜しむつもりで飲み干していきます。

BAR THE GINTONICX

つまみは例によっていぶりがっこマスカルポーネから始めます。最近ではこのいぶりがっこマスカルポーネもメニューに置いていないことが多いようで、久しぶりの復活だった模様。私が行くと伝えてあったから用意しておいてくれたに違いない。ありがとうございます。

BAR THE GINTONICX

ここに来たからには一杯は飲まないと気が済まない昆布ジントニック。
昆布によってジンがこんなにもまろやかになるなんて、普通は気づかないよなあ。そして、お酒でありながらまるで昆布茶を飲んでいるかのような落ち着き感。癒やされます。

BAR THE GINTONICX

料理はガツン!とラムステーキ。こんな本格羊料理が出てくるバー、そうそうありません。
飲むだけじゃなくてしっかり食事もできるんだから、もう少し生活圏に近ければ毎週通うんだけどなあ。

BAR THE GINTONICX

これも私の大好物、ルリカケス(国産ラム)。
自宅にボトルで買って持っていても、店で飲むとやっぱり味が違って感じる。削り出しのロックアイスとか、自宅じゃそうそう用意できませんからね。他にも照明とか BGM とかも含め、お店に来たからこそ堪能できる酒の味があります。

BAR THE GINTONICX

重めの一杯からちょっと目先を変えて、湘南ゴールドジンフィズ。
「湘南ゴールド」って柑橘類の名前なのに、サンクトガーレンのおかげですっかり地ビールのイメージがついてしまいましたが、ジンフィズに入れるとこんな感じなのかー。初夏を感じさせる華やかな香り。

BAR THE GINTONICX

料理はまたしてもガッツリしたものを頼んでしまいました。ケイジャンチキン。
パリパリに焼かれた皮の食感とスパイシーなソースがうまい。一軒目からいきなりバーに来たけど、実はけっこうお腹空いてました(笑

BAR THE GINTONICX

アップルハイボール。これも林檎の爽やかな香りと甘みが嬉しいハイボール。
ピリッとくるケイジャンチキンにもよく合います。

BAR THE GINTONICX

飲み物の〆はディルジントニック。ハーブの香りが口の中をリセットしてくれる感覚。

BAR THE GINTONICX

で、最後にご飯もの。魯肉飯!どちらかというとシルクロードを感じることの多いこの店の料理の中では珍しい台湾飯。
過去三回台湾に行ってすっかり魯肉飯好きになってしまった私としては、これは意外だけど嬉しい。

粗めに崩された肉が食べ応えあってうまし。
ちなみにこれは一人前を半分こにしてもらった分量です。

BAR THE GINTONICX

今回も、間違いなくうまかった。

若かった頃はバーってのは格好つけて行く店だと思っていたけど、ここみたいに気取らずリラックスできる店もあるんです。これでロケーションがもうちょっと近ければ、自分も『探偵は BAR にいる』の「俺」や『BAR レモン・ハート』のメガネのようにカウンターの端っこにいつもいる客、になるんだろうけどな。

次はきっと、そんなに間を置かずにまた来ます。
ごちそうさまでした。

関連ランキング:バー | 平沼橋駅横浜駅

投稿者 B : 22:12 | Drink | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2018/04/14 (Sat.)

東京都世田谷区経堂の一人バイキング

「ここはまるで、俺の胃袋の実家だ」

経堂

ドラマ『孤独のグルメ Season7』、昨夜放送されたばかりの経堂の聖地に早くも行ってきました。小さいお店で、放送されたらかなり混むことが予想されたので、今回は放送前に訪問。

今回は川崎の一人焼肉両国の一人ちゃんこ西巣鴨の一人すき焼きに続く「一人バイキング」回。私は聖地巡礼には誰かを誘って行くことも少なくありませんが、サブタイトルに「一人○○」と入れられたら、一人で行くしかないじゃないですか(;´Д`)。というわけで、今回はあえての一人巡礼。

それにしてもこのあたり、思いっきり世田谷の住宅街。とてもお店がありそうには思えない閑静な街並みに溶け込むように、お店が存在していました。

マッシーナ メッシーナ

え、これ、店?
普通の一軒家じゃないのか。

ママチャリが何台も駐まっていて、普通の民家でママ友のお茶会でも開かれている、そんな雰囲気。
でも、塀の中を覗き込むと、

マッシーナ メッシーナ

かなり控えめに、看板。
これは知ってる人じゃないと気づかないんじゃないかな~。

一軒家で、バイキング一択の、マッシーナ メッシーナ。
謎すぎる。でも俺の空腹な好奇心が、入っちまえと言っている。

マッシーナ メッシーナ

マッシーナ メッシーナ

おおお、なんだこの人ん家感は。
いきなり友達の実家に呼ばれた気分。

玄関扉を開けると、中から優しそうな黒人のマスターが出てきました。ドラマには登場しませんでしたが、ギニア人の「マッシーナ」さん。
「今ちょうど料理がだいたいなくなっちゃったところで、次できるまでちょっと時間がかかりますけど、いいですか?」とのこと。
大丈夫ですよと告げて、まるで親戚か友達の家にでも上がり込むように、中に通されます。

マッシーナ メッシーナ

うわあ...この家具や調度品の実家感。
座敷席では、まさにママ友会っぽい集まりが催されていました。
きっとここ、昔から世田谷の主婦たちの憩いの場だったんだろうな。

マッシーナ メッシーナ

テーブル席側はこんな感じ。
初めて来たはずなのに、この懐かしさはどこから思い出されるんだろう?
まだじいちゃんばあちゃんが健在だった頃の実家って、こんな茶色の家具で満たされてたよなあ。

マッシーナ メッシーナ

バイキングの料理はこんな感じで並んでいました。

あそこにあるのを選んで取るわけだな。
どれ...と思ったけど、確かに言われたとおり主菜っぽい皿は軒並み空っぽ。
厨房ではおかみさんが忙しそうに、次々に料理を作っています。

ま、バイキングは浮き足立ったら崩壊する。ここは慌てず出来上がりを待とうじゃないか。
まずは落ち着いて控えめに、残っている料理を集めていくとしよう。

マッシーナ メッシーナ

というわけで、バイキング第一弾。

メインどころの料理がなかったからおばんざい盛り合わせみたいになっちゃったけど、チョイスも盛り付けもイイ感じにできた。
我ながらなかなかの好采配なんじゃないの?

マッシーナ メッシーナ

上から時計回りに、枝豆豆腐、ブロッコリーサラダ(カニカマ入りなのが嬉しい)、焼き鯖、きんぴらごぼう、白菜の浅漬け、玉子焼き、豚しゃぶ、そして中央がキュウリとトマトの塩麹和え。
バイキングって欲張ってたくさん取っちゃいがちだけど、あえて少量ずつにしていろいろ楽しむ。これが真のバイキンガーの嗜みですよ。

ほんのり枝豆が香る豆腐にわさび塩、それに素朴な甘い味付けの玉子焼き。ごはんのお供としては焼き鯖や豚しゃぶも王道のおいしさ。
そして個人的にはこのきんぴらに驚いた。このちょいカレー味が新たな食欲を引きずり出す。

決して派手な料理ではないけれど、どのおかずも手間をかけているのが分かる。
一つ一つに心を込めているのが、よく分かる。

マッシーナ メッシーナ

ようし、ギニアいってみよう。
この雑穀米にかかっているのがギニアの家庭料理「マフェ」。
中に入っていた手羽元は、柔らかすぎて早くも鍋の中で骨から外れかかっていたほど。

しっかり辛くてカレーっぽいけど、カレーじゃない。
いろんな野菜をじっくり煮込んだ奥行きのある味わい。

これは特筆すべき家庭料理だ。

マッシーナ メッシーナ

お味噌汁も...おっと、しっかりいりこだし。
何気なく掬ってみたらお椀に煮干しが入っていて驚きました。
まさに昔ながらの家庭の味。こんな味噌汁、久しぶりに飲んだ気がする。

マッシーナ メッシーナ

一巡目を食べている間に、追加の料理のほうが出来上がってきました。
そう、バイキングは運じゃない。諦めずに自ら道を切り開く強い心が大事なんだ。
でも、出来上がってくるたびにお客さんがわっと集まって料理を取っていくから、冷める暇がない感じ。

そして料理を取りに行くたびに厨房のおかみさんと目が合って「お待たせしてごめんなさいね」「もうちょっとでできますから、待っててくださいね」とにこやかに声をかけていただく。
ああ、この店の暖かさや包容感は、このおかみさんの人柄から来ているんだなあ。

マッシーナ メッシーナ

そんなわけで、バイキング第二弾。
今度は冷やし中華サラダ、タラモサラダ、マカロニグラタン、それにゴローちゃんが食べ損ねたドリア。
ドリアはもう見るからに美味しそうで小皿の容量だと食べ足りないだろうと思えたので、別皿にもしっかり盛ってみました。
さらに、マフェライスは実はこれが三杯目(笑)完全に気に入ってしまった。

今回もどれも美味しいけど、中でも特にタラモサラダは大当たりおかずだ。
こんなオーソドックスなおかずなのに、今まで食べたどんなタラモサラダよりもおいしい。中に入ってる海苔の風味が効いてるんだろうけど、それだけじゃない深みがある。

ドリアは雑穀米とカレーベースの上にたっぷりチーズがかかっていて、想像通りのうまさ。
マフェライスといいどちらもおいしくて、炭水化物を採りすぎてしまう。
でも雑穀米ならばその罪悪感も半分でいいはず(ぉ

そういえば、劇中のゴローちゃん同様にアスパラの塩焼きの最後の一本を取ってきたわけですが、あまりの長さにこのお皿に載りきらず、私としたことがつい写真を撮り忘れてそのまま食べてしまいました(汗

マッシーナ メッシーナ

ああ、おいしかった。予想通り、バイキングは 100% 食べ過ぎちまうな。
おかみさんの長年の手料理に加えて旦那さんのギニアの味、珍しくも暖かい和洋幾折衷料理だった。
外食したというより、やっぱり親戚か友達の家に招かれてお腹いっぱい振る舞ってもらった、そんな感覚。

経堂の住宅街の中の一軒家バイキング、いいものを知った。
うまい家庭の味が恋しくなったら、この家に帰ってこよう。

ごちそうさまでした。

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関連ランキング:定食・食堂 | 経堂駅宮の坂駅上町駅

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【Season7巡礼開始】『孤独のグルメ』聖地巡礼 全店レポート Season1~7&原作 - NAVER まとめ

投稿者 B : 20:56 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2018/04/12 (Thu.)

山本のハンバーグ 大岡山店

以前渋谷店で食べてたいそう気に入ってしまった「山本のハンバーグ」の大岡山店に行ってきました。

山本のハンバーグ

山本のハンバーグ

大岡山というと、昔は生活感ある学生街というイメージでしたが、東急線の再編以降オシャレな店や有名店が進出してくるようになりました。古き良きローカル商店街に紛れ込むような形で、山本のハンバーグ大岡山店を発見。
渋谷店同様に女性客多めだけど学生っぽい人やファミリーもいたりして、雰囲気はちょっと違います。

山本のハンバーグ

例によって写真だけでソソられてしまうメニュー。店舗によって内容が違うのか、それとも改訂がかかったのかわかりませんが、渋谷店で見たときとはちょっと変わって「ほそびき」「あらびき」といった表記が加えられています。
どれも美味しそうで、迷ってしまうなあ...。

山本のハンバーグ

さらに別紙で季節限定メニュー。
これもこれで、どっちも気になるなあ...特に賄いから生まれた牛すじ煮込みハンバーグ!牛すじ煮込み料理好きとしてはこれは一度食べておかなくては。注文はこれで決まり。

山本のハンバーグ

ランチセットに含まれるサラダと野菜ジュースがまずは運ばれてきました。
サラダはパプリカや根菜がたくさん入った彩り鮮やかなもので、見た目からして嬉しい。
野菜ジュースは自家製。運ばれてきたときに「今日の材料はこれ」という感じで絞る前の素材を持ってきてくれるのもちょっと楽しい。サラダ&野菜ジュースでこれから食べる肉をあらかじめ相殺してくれそうな安心感があります(笑

山本のハンバーグ

そして、これが牛すじ煮込みハンバーグ。
テーブルに到着するなり、デミグラスソースのいい香りが鼻をついてきます。

山本のハンバーグ

ハンバーグの上にはタマネギとブロッコリー、プチトマトが載せられていて盛り付けも美しい。また野菜に隠れて見えないけどトロットロの牛すじが少し載っているのも嬉しい。

山本のハンバーグ

ハンバーグはスプーンで切ると中から肉汁ジュワ~。店名を冠した「山本のハンバーグ」は中からチーズソースが出てきて驚いたけど、この煮込みハンバーグは肉そのものの味をデミグラスで味わうのが正道でしょう。しっかりコクのあるデミグラスソースは私好みの味。野菜自体の自然な甘みがちょうど良く、ハンバーグとの相性抜群です。

山本のハンバーグ

この味噌汁にも驚かされました。白菜と三葉にパプリカが入っていて、春らしい華やかな香りがいい。味噌汁というよりは春野菜のスープという印象で、煮込みハンバーグと組み合わせても違和感ありません。

山本のハンバーグ

カウンターの上には大岡山店限定の薬味として特製のふりかけが用意されていました。じゃこ入りの見るからに美味しそうなふりかけで、おかずが美味しければ白飯で十分派な私としても、これは食べてみるほかない。

山本のハンバーグ

ふりかけご飯なんて何年ぶりだろう?これが意外と、ハンバーグと一緒に食べても「アリ」な味。ついご飯をおかわりしたくなってしまったけど、炭水化物の取り過ぎには気をつけているので、ここはグッと我慢...。

山本のハンバーグ

ああ美味しかった。満足度の高いハンバーグでした。
美味しいハンバーグを食べると幸せな気分になりますね。

チェーン展開していながら店舗ごとのオリジナリティも出しているのは面白いし、あちこちの店舗に行ってみたくなりますね。渋谷店も大岡山店も、店員さんの接客がとても心地良いのも印象的。ランチにしてはちょっと高めだけど、それだけの価値はあると思います。

きっとまた来よう。
ごちそうさまでした。

関連ランキング:ハンバーグ | 大岡山駅緑が丘駅北千束駅

投稿者 B : 22:59 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2018/04/09 (Mon.)

埼玉県上尾市本町の肩ロースカツ定食

「俺の腹は、今朝から完全にとんかつってなってる」

キセキ食堂

ドラマ『孤独のグルメ Season7』、いよいよ先週末から放送が始まりました。そこで私も早速第一話の舞台である上尾へと飛んできました。だってあのとんかつを見せつけられたら一刻も早く食べに来るしかないじゃないですか!

私は埼玉県に来ること自体が少ないけれど、上尾は完全に初めての街。けっこう大きい街なんだな、上尾。
さて、目的の店は...上尾駅から徒歩 10 分ほどのちょっと路地に入ったところに発見。

キセキ食堂

キセキ食堂

放送直後ということでどれくらい混んでいるか不安だったんですが、10 時ちょうどにお店に着いたところ、並んでいるお客さんが二人ほど。しかし店先に出されている予約票(並ぶ人もここにまず名前を書く)を見ると、並んでいる人も含めて既に 10 人以上の名前が書かれていました。ランチタイムは合計 35 名ほどで売り切れてしまうらしく、11 時の開店に対して 10:30 には品切れ確定。それでも私が観測していた限り、13 時頃までの間に 40~50 人のお客さんが来ては諦めて帰っていました。
昼夜ともに予約は受け付けているものの、4 月いっぱいは既に予約が取れない状況とのこと(当日並び分は別枠)。

私は残念ながら一巡目には入れず、開店から一時間あまり待つことになりました。夫婦二人でやっているお店らしく席が空いたからといってすぐに入れるわけではなく、一巡目のお客さんがほぼハケた段階でようやく入店できました。
並び始めてからかれこれ二時間ちょっと、もうむちゃくちゃ腹が減ってるんだって。

キセキ食堂

ようやく入店し、カウンターに着席。残念ながらゴロー席の一つ隣でした。
メニューはこんな感じで、都心ではないとはいえとんかつ屋としてはかなり良心的なお値段。

もちろん、「キセキ定食」のカツを注文するわけです。
ゴローと同じように単品でステーキも頼みたかったけど、それには予約票に二件分の名前を書いておく必要があったらしく(人数分でなく品数分らしい)、残念ながら注文できず。後のほうで並んでいたお客さんは予約票に「名前+人数」で書いていた人が何組かいたようで、並んだのに結局食べられなかったお客さんもいました。ちょっと特殊な予約システムなので、これから巡礼しようという人は要注意。

キセキ食堂

カウンターの上には、とんかつソースにステーキソース...おっ、辛味噌まであるぞ。ごまドレッシングとオニオンソース、ふうん。
こういういろんな種類のソースやドレッシングが置いてある店、好き。いろいろ楽しめて嬉しいじゃないの。

「キセキ定食」は回転率のいいメニューなのか、注文して店内をいろいろ見回しているうちに、あまり待たずに出てきました。

キセキ食堂

え~、なに!?この威圧感。
東京にも分厚いとんかつを食べさせる店はけっこうあるけど、この厚さは今まで見たことがないレベルだぞ。

ちょっと待てよ...。

キセキ食堂

横に 16cm、縦 10cm、高さ 4cm 5mm。規格外のでかさだな。
金谷のアジフライのでかさとうまさにものけぞったけど、とんかつでこれというのはまたすごい。

それでは改めて、いただきます。

キセキ食堂

まずはとんかつソースだろう。
ゴローちゃんと同じく左から三切れ目にソースをかけて、賞味開始。

とんかつと言えば、同じく久住昌之先生原作の『食の軍師』のとんかつ回でも「とんかつを食べるダンドリ」にこだわっていたけど、今回のゴローちゃんの食べ方もまさにそうでした。来週はまたダンドリが物を言いそうなバイキング回だし、Season7 はこれまで以上に食べ方に注目すべきかも。

キセキ食堂

それにしても、重っ!しかもすごく柔らかいから、箸で持ち上げている間に肉が崩れてきそうな勢い。

おっほ~!ほー、うまい。なんだよこれ。笑うしかないな。
さすが熟成肉、肉自体からうまみが溢れてくる。今まで食べたどんなとんかつとも違う味。

キセキ食堂

この色!これには...塩でしょう。
本当にうまいとんかつは塩で十分だと思うけど、これもまさにそんな感じ。肉そのものの味だけで食べられる勢い。

肉食ってる感が尋常じゃない肉だ。肉々しい肉だ。

キセキ食堂

肉と肉の間に箸休め的にいただくしめじの味噌汁も、正しくおいしい。
味噌汁なんだけどちょっとおすまし的な軽さというか上品さがあって、とんかつのいいクッションになってくれる。

キセキ食堂

よし、モリモリいこうじゃないか。
次は塩レモンとんかつ、いってみよう。

おお...レモンが豚を引き締める。シンプルな塩とんかつとはまた違った、研ぎ澄まされた味わいだ。
自分は普通のとんかつ屋でレモンをかけることはあまりないけど、この塩レモンかつはアリ。

この肉なら永遠に食べ続けられる、そんな気がします。

キセキ食堂

今度は辛味噌で名古屋に行ってみるか。
いや、味噌かつは味噌かつなんだけど、ちょい辛なのが名古屋とは違う。

辛味噌、味の目先を変えるという意味では面白い存在だけど、私はやっぱりシンプルに肉のうまみを引き出す食べ方が好きかな。

キセキ食堂

ラスト一切れ、締めはとんかつソースだ。最後はやっぱりこの定番の組み合わせに戻ってくるんだ。

筋っぽさを微塵も感じさせない柔らかな熟成肉に、薄めの衣。今まで食べたどんなとんかつとも違う味。
出てきたときは一瞬食べきれるかと思ったが、いらぬ心配だった。本当にうまい肉ってなんというか、「軽い」ような気がする。揚げ物についてもそうで、鳥越の「まめぞ」といい、『孤独のグルメ』に出てくる揚げ物の店って、胃にもたれにくい軽さがある。

キセキ食堂

いやーぶったまげた。こんなとんかつが、上尾の街に潜んでいたとは。

ドラマ登場前から地元では人気店だったようだけど、これから当面は行列が絶えないんだろうなあ。
ご夫婦二人で切り盛りしているお店ということで、身体に気をつけてがんばってほしいと思います。
そして私は、行列が落ち着いたら今度はステーキを食べに来たいなあ。

ありがとう、キセキ食堂。
ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season7 [Amazon Video]

関連ランキング:ステーキ | 上尾駅

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【Season7巡礼開始】『孤独のグルメ』聖地巡礼 全店レポート Season1~7&原作 - NAVER まとめ

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