b's mono-log

2017/08/14 (Mon.)

六角堂 Grill&Bar 再訪

近年の帰省時の定番になりつつある、金沢の「六角堂」に今年も行ってきました。

六角堂 Grill&Bar

六角堂 Grill&Bar

この店は本当においしい。人気店のようでハイシーズンは事前予約必須ですが、その価値はあります。
今の時期、金沢の市街地はちょっと行きたくないくらいに混雑していますが(それでも桜や紅葉の季節よりは多少マシか)、ここは金沢の市街地から少し離れた卯辰山にあって、ちょっとした避暑気分を味わえます。

六角堂 Grill&Bar

予約席に着くと、目の前で「焼き」が始まります。これが一種のショー的な要素を含んでいて、見ているだけで楽しい。

六角堂 Grill&Bar

まずは鉄板の上で油を温めている間に、こちらは昼から生ビールをやりながら職人芸を堪能。

六角堂 Grill&Bar

鉄板が温まると、まずはガーリックチップから炒め始めます。
すると徐々にニンニクのいい香りが鼻をついてきて、こちらも食欲に灯がともるわけです。

六角堂 Grill&Bar

そこに登場するグリーンサラダ。
ニンニクの香りを楽しみつつ、ビールを飲みながらサラダをつついていると、

六角堂 Grill&Bar

ほどなくしてガーリックチップがサーブされてきます。
このチップがまた、ビールをあおってくるわけです。

六角堂 Grill&Bar

鉄板では、ニンニクの次にメインの肉を焼き始めるわけですが、それと平行してホースラディッシュが添えられたステーキソースが登場。
途中からニンニクもこのソースを浸けながら食べると、さらに期待が高まってきます。

六角堂 Grill&Bar

どどーんと焼き上がったステーキ。
これをサーブする前にシェフがサイコロ状にカットしてくれます。

六角堂 Grill&Bar

ロースステーキ、250g。和牛もあるけど、そこまで贅沢はできないのでオーストラリア牛で。
それでも十分にうまい。サシの入り具合が過剰ではなく、肉の味そのものが楽しめます。

六角堂 Grill&Bar

その後肉汁の残った鉄板の上で炒められたもやしが追加されてきます。
肉のうまみを十分に吸ったシャキシャキのもやし、この店のもやしが私は他のどこで食べるもやしよりもおいしいと思う。

そのもやしの上には、今回初めて出てきたんですが、肉の端切れをカリカリになるまで焼いたのが二片載ってきて、ステーキ本体とはまた違ったうまさが楽しめます。

六角堂 Grill&Bar

定食で頼んだので、食事の最後にご飯と味噌汁・お新香のセットが出てきたんですが、夢中になって食べていたので写真を撮り忘れました(笑

ごちそうさまでした。
今年もおいしかったなあ。来年もまた来れるといいな。

関連ランキング:ステーキ | 北鉄金沢駅金沢駅七ツ屋駅

投稿者 B : 22:29 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2017/08/12 (Sat.)

東京都東大和市の上タンシオとカイノミ

「俺の焼肉人生、新章突入。新たな登場人物が肉物語を変えていく」

翠苑

『孤独のグルメ Season6』の聖地巡礼もついに最後の目的地になりました。その行き先は東京都東大和市、西武拝島線沿線の街ですが私は足を踏み入れたのはもちろんのこと、そんな市があることすら今回初めて知ったに近いくらい、縁のない場所でした。
ちょっとした旅行気分を味わいつつ、はるばるやってきました東大和。

で、その聖地がこの焼肉店になります。
いい暖簾、垂らしてるじゃないか。

翠苑

翠苑

毎度のことながら、こどグルスタッフの方々はよくもまあこんな場所にある名店を探し出すよなあ...と思っていたんですが、店内に入って納得。壁一面に西武ライオンズの選手をはじめとした有名人のサインが貼られていました。西武球場(メットライフドーム)からクルマなら 15 分ほどの場所にあるわけだから、昔から練習やデーゲームの後に選手たちがよく利用するお店だったのでしょう。

翠苑

さあて、さて、何からいこう。
カルビかロースか、はたまたホルモンか。

それにしてもこの壁メニュー、いい味出してるなあ。
ドラマにも登場した看板娘の「みゆ」ちゃんが描いてるんだろうか。
ちゃんとしたお店なのに、なんだか学祭感あふれてるぞ(笑。

翠苑

ま、まずは生ビール(大)で渇きを癒やそう。
毎日これだけ暑いと、大生ですら胃にスポンジのように吸い取られていくかのようだ。

で、肉は...タンシオ推しか。
よし、乗ってみようじゃないか。

翠苑

へええ、つけダレなし。そうきましたか。
しかも、この肉厚タン。見るからに期待ができる。

タンシオは、タレで焼き網が汚れる前に焼くのが鉄則だ。

翠苑

劇中では「少し焼きすぎかなくらい焼くと美味しいんだ」と言っていたので、それに倣って表裏二回ずつくらいの感じで。

ウェルダンならぬ、ウェルタン。
そういえば沼袋の聖地に、「飢る噛む」って焼肉屋があったな...。

翠苑

十分火が通ったところで、葱を乗っけていただきます。

おおう、このタン、すごい。
焼肉屋のタンシオっていうより、仙台の牛タン店みたいな、肉感あるタン。食べ応えあるなあ~。しかもよく焼きなのに、やわらかい。
これにはちょっと驚いた。とてもおいしい。

翠苑

続いてカルビとハラミ。
ゴローちゃんはスルーしたメニューだけど、やはり定番中の定番で小手調べといきたい。
これまた肉厚で食べ応えありそうなカルビ&ハラミだなあ。

翠苑

そこに合わせるのは、サニーレタス・サンチュセット。

辛味噌に青唐辛子、ニンニク、キムチ、ごま油という薬味一式がついたのが「セット」。
この組み合わせ、薬味がいろいろあるから自由自在だ。

翠苑

こんな感じで巻き食い。
お~ほっほっほっ、これはうまい。

カルビ単体で食べても十分うまいけど、この薬味によってパンチが増す。
特に青唐ニンニク、ずるいくらいにうまみを引き出してくる。

翠苑

さて...豚のアゴだ。これは今まで食べたことない部位かも。

味がしっかりついていて、しょっぱうまい。
ちょっとカリカリってした食感も面白い。

翠苑

からの、レバー&上ミノ。

レバーは焼くというより軽く炙る感じで火を通していただくと、表面カリッ、中身トロッで激ウマ。
ミノもやわらかくプリプリした食感に、このタレのしみた味がいい。
まずいミノはゴムみたいだからなあ。

翠苑

ここまで、どれもうまい。
調子に乗ってビールからハイボールに酒を進めてしまいます。

翠苑

さあ、シフトチェンジだ。さらに飛ばしていくぞ。

焼肉店には珍しい馬肉メニュー、桜ユッケ。私はこれに目がなくて、仕事で長野方面に行くとよく食べます。
牛や豚とは違うスッキリとした赤身肉にタレがよく絡んでいて、いきなりハイボールがなくなりそうな勢い。

翠苑

そして本命、カイノミとザブトン。
どっちも他の店で食べたことがある部位だけど、うまいのはほぼ当選確実、あとはどれくらいうまいかが問題だ。

翠苑

まずはカイノミから。

くぅ~!何、このフワフワ。
今まで焼肉の食感に「フワフワ」って形容したことはないけど、これは「フワフワ」としか言いようがないやわらかさ。
しかもこのタレ、いい。漬け込み方も、絶にして妙。

これはカルビロースとは、また別次元のうまさだ。

翠苑

そしてザブトン(タレ)。
ザブトンとは肩ロースの芯で、霜降り加減が半端ない部位。

カイノミとはまた違ったうまみ、肉汁がじゅわあっと出てくるこの幸福感。
冗談抜きで仕事の一つや二つ、すっぽかして来てもいいほどうまいよ。

翠苑

〆は久住さんが食べていた冷麺。
たっぷり肉を食べた後にこのちょい酸味のあるつるつる冷麺、後味も喉ごしも爽やかで嬉しい。

翠苑

いやあ、カイノミうまかったなあ。
東大和に、よき肉あり。
心に刻むべし。

こどグルの焼肉回はこれまでも名店揃いで、もうちょっとやそっとの店では驚かない自信があったんですが、ここのタンシオとカイノミはたまげたなあ。世の中、まだまだ俺の知らないうまいものがたくさんあるってことか。

というわけで、ドラマ『孤独のグルメ Season6』の聖地巡礼もこれにて完了となりました。Season5 は台湾遠征もあって一年半越しの巡礼になってしまいましたが、対照的に Season6 は放送開始から四ヶ月で巡礼完了、ちょっとがんばりすぎたか(笑
ドラマの最終回では久住さんが「Season7 があるかどうか分かりませんが...」というようなことを仰っていましたが、谷口ジロー先生も亡くなり、今後どうなるんですかね。個人的にはやはり今後は夏冬のスペシャルドラマ中心にシフトしていくんじゃないかと思っていますが、テレ東が許さないかもしれません。
いずれにしても、次なる聖地を与えてもらえるのを楽しみにしています。それまでは過去回の再訪をしつつ、自分なりの「孤独のグルメ」を探してみようかなあ。

Season6 も聖地巡礼にお付き合いいただいた方々、およびここまでお読みいただいた方々、ありがとうございました。
そしてそれぞれのお店の方々、本当にごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season6 Blu-ray BOX

B071VBJHMR

関連ランキング:焼肉 | 東大和市駅桜街道駅上北台駅

■ドラマ『孤独のグルメ Season6』聖地巡礼エントリーまとめ
第一話 大阪府美章園のお好み焼き定食と平野の串かつ
第二話 東京都新宿区淀橋市場の豚バラ生姜焼定食
第三話 東京都目黒区三田の薬膳スープカレー
第四話 東京都東大和市の上タンシオとカイノミ
第五話 東京都世田谷区太子堂の回転寿司
第六話 東京都新宿区高田馬場のシャン風豚高菜漬け炒めと牛スープそば
第七話 東京都渋谷区道玄坂の皿うどんと春巻
第八話 東京都台東区御徒町のラム肉長葱炒めとスペアリブ
第九話 東京都品川区旗の台のサルスエラとイカ墨のパエリア / 甘味パート
第十話 千葉県富津市金谷のアジフライ定食
第十一話 東京都文京区茗荷谷の冷やしタンタン麺と回鍋肉
第十二話 東京都品川区五反田の揚げトウモロコシと牛ご飯
→その他の聖地巡礼エントリーはこちら

投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2017/08/07 (Mon.)

ココロのコロッケ

「揚げたてのコロッケとビールか...悪くないな、いや、むしろすっごくいいぞ」

中延商店街

Netflix のオリジナルドラマ『野武士のグルメ』を観終わりました。
『孤独のグルメ』に比べるとシチュエーション重視のエピソードが多くて、あえて聖地巡礼したいというほどではありませんでしたが、第 3 話「朝のアジ」の旅館の朝食は食べに行きたいと思いました。調べたらロケ地は千葉の勝浦市鵜原にあるようで、なんだよついこないだちょい手前まで行ってたんじゃんか!とは思ったけど、あれは旅館に泊まって翌日の朝食に食べてこそ。まあ機会があればまた遠征してみたいですが。

というわけであまり巡礼するつもりもなかったんですが、第 9 話「ココロのコロッケ」で見覚えのある光景が出てきたので、これは休日にふらっと行ってみるしかないな、と思いいそいそと。

中延商店街

この回の舞台は、品川区にある中延商店街。主人公・香住武が奥さんにおつかい(おそらく近所と思われる)を頼まれる話です。
ロケ地が中延商店街とは、これまた渋いチョイス。東急大井町線の中延駅と池上線の荏原中延駅を結ぶけっこう大規模な商店街ですが、近隣にはテレビにもよく取り上げられる戸越銀座商店街や武蔵小山商店街があり、その知名度に比べると地味な印象があります。私も近くを通りかかったことは何度もありますが、アーケードの中に入ってみたのは今回が初めて。

中延商店街

武蔵小山商店街よりはこぢんまりとしたアーケードにはお店がギュッと詰め込まれたようなコンパクトさがあり、中には時代を感じさせる店舗もちらほらあったりして、武蔵小山とはまた違った楽しさがあります。それでも普段の買い物はひととおり済んでしまう幅広い種類のお店や飲食店もけっこうあったりして、これくらいの商店街のほうが個人的には住みやすそうに感じます。我が家の周辺、買い物の便があまり良くないので、ちょっと羨ましい。

荏原中延側から商店街を進むと一番奥、中延側からだと入口にあるのが、今回の聖地。

肉の伊吾田

肉の伊吾田

いい店構え。これはまた、いかにも肉屋って肉屋だ。
看板の両脇に「松阪牛」「近江牛」とあるのが頼もしい。

こうやってお店の様子を覗き込んでいる間にもひっきりなしにお客さんが訪れているのが、地元で長年親しまれている証ってところか。

肉の伊吾田

揚げもののショーケースには、様々な種類のコロッケがズラリ。
とんかつは分かるとして、どうして肉屋ってこうしてコロッケとかアジフライとか、肉じゃないもののフライまで売るようになったんだろう?

さておき、久々にやるか!コロッケの買い食い。
これだけ種類があると、迷うなあ。そして劇中に登場した(香住は食べなかったけど)松阪牛メンチが置いてない。

う~ん、これはどれにするかなあ...コロッケひとつなんて言ったら、ケチな男だって思われるかもしれんぞ。

中延駅前通り商店会

そんな感じでコロッケを買い、ふと振り返ると道の突き当たりに昭和大学病院のビルが。
あーここまっすぐ行くと旗の台なのか!この道沿いに荏の花温泉~クリームソーダの聖地を経てスペイン食堂石井、と考えると、この何でもない道が貴重なこどグルロードに思えてくる(笑

ココロのコロッケ

コロッケをどこで食べようか考えた挙げ句、近くの公園でいただくことにしました。
ちょっと、みっともないかな。でも、せっかくのコロッケが冷めちまう。子どもでも遊んでようものなら怪しいオジサンにしか見えなかったに違いないけど、誰もいないのをいいことに、休日の昼間に公園で一人コロッケの写真を撮る俺(ぉ

まあ、きっと野武士は、みっともないなんて考えもしないんだろうな。

ココロのコロッケ

コロッケ、一個 100 円。ショーケースには「昔のコロッケ」ってのもあって惹かれたけど、劇中に倣ってごく普通のコロッケにしてみました。

これこれ!揚げたてかどうかはあやしいが、まだあったかいぞ。
見た目どおり普通のコロッケだけど、それでいい。いや、むしろそれだからこそいい。

香住武は子どもの頃に学校帰りの買い食いコロッケを思い出してましたが、私の場合は田舎すぎて学校帰りにそんな店もほぼなかったので、コロッケを買い食いするようになったのは大人になってからだったりします。だからあんまり懐かしい感じはしないけど、こういうちょっと買い食いって、楽しいよね。

ココロのコロッケ

で、これですよ。お店の近くに酒屋がなかったので(劇中で酒屋設定だった店舗は実際は米屋?だった模様)、コンビニで買ってきました。

そうそう、これだよこれ。最高の組み合わせだ、うまい!
こりゃ、あっという間に食べちゃいそうだ。

このスーパードライの瞬冷辛口、初めて買ってみたけどウマイですね!辛口なのに雑味がなくて、キーンと冷えた感じが夏に最高。屋外バーベキューでハフハフ食べながらこれをクイッといったら昇天モノだろうなー。

ココロのコロッケ

続いて、チーズコロッケも買ってみました。
もっとチーズが前面に出てくる感じかと思ったら、主役はあくまでコロッケで、ほんのりチーズ。やさしい味わい。
これもこれで、ビールのお供にちょうどいい。

うまいものを食べるのに、中も外も関係ない。
好きなときに、好きな場所で、好きなものを食べる。

ここでは青空がおかずだ(それは違う作品

かまたえん

で。

劇中で香住がコロッケを食べていたのはデパートの屋上遊園地でした。私が見覚えがあったのがここで、ロケ地は蒲田東急プラザ屋上の「かまたえん」なんですよね。
荏原中延から蒲田だと電車で 20 分くらいかかるので、劇中にあったような「どこで食べようか」とうろつきながら駅前のデパートで...という流れには残念ながらなりません。でもせっかくだからこの写真を撮るために蒲田まで脚を伸ばしてみました(ぉ

かまたえん

まあこれだけ暑いと、休日といってもわざわざ屋外でお子さんを遊ばせる親御さんもあまりいないでしょう。人もまばらという感じで、これならここで独りコロッケにビールやってても不審者には見られなかったかな(んなわきゃあない

ともあれ、たまにはこういう買い食い散歩も楽しいものですね。
買い食い散歩といえば昔やった砂町銀座巡礼もすごく楽しかったんだった。今度、中延商店街でいろいろ買って、自宅で惣菜パーティーってのも悪くないに違いない。

大人の買い食い、バンザ~イ。
ごちそうさまでした。

関連ランキング:コロッケ・フライ | 中延駅荏原中延駅荏原町駅

投稿者 B : 23:56 | Gourmet | Junk Food | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2017/08/04 (Fri.)

立呑み とだか

ちょっと帰りが遅くなっちゃったんだけどお腹空いたし軽く一杯飲んで帰りたいなあ、と思ったので先日行っていたく気に入った食堂とだかを覗いてみました。前回行ったとき、21 時以降なら運が良ければ予約なしでも一人二人くらい入れそうな感触があったんですよね。で、お店のドアを開けたところ「すいませんいっぱいなんですよ。向かいのほうなら大丈夫なんですけど、いいですか?」とマスターに申し訳なさそうに言われてしまいました。

そう、向かいの店。ここにはその二号店である「立呑み とだか」が存在するわけです。

立呑み とだか

立呑み とだか

本店の真向かいにあって迷いようがないお店。前回来たときに、次はこっちで飲んでみたいと思っていたところだったので、むしろ願ったり叶ったり。
お店に入ると、カウンター一番奥の席に通されました。

立呑み とだか

雰囲気は本店のほうと似ているんだけど、通路沿いがガラス張りでちょっと開放感があります。あとマスターが適度に絡んできてくれる本店と違って、こっちは割と淡々とした接客。まあ混んでて雑談する暇もなさそうでしたが(笑

ちなみにいつもは通勤カバンに最低でも RX100 III は入れてるんですが、この日に限ってカメラを持っておらず、スマホで撮ったから写真がメタメタです(;´Д`)ヾ。

立呑み とだか

とりあえず、とだかハイボールとお通しのザーサイと糸こんのペペロン。
とだかハイボール、この生レモンのキューッとした酸っぱさがすごくイイんだよなあ。この暑い夏に合う、爽やかな一杯。

立呑み とだか

料理はこれからいくしかないでしょう。のウニ・オン・ザ・煮玉子。
身体に悪い食材のコンボだけれど、だからこそうまい。口の中でとろけるこの感じ、幸せすぎて泣く。

立呑み とだか

里芋の唐揚。

何気ないつまみのつもりで頼んでみたら、これが大ヒット!
里芋って煮物に入ってることがほとんどで、柔らかいけどモソッとしたイメージがあったのが、これは表面カリッ、中身フワッフワ。里芋ってこんな風になるのか!という驚きがあります。
しっかりめに振られた塩胡椒が里芋の甘みを引き出して、これは自分内定番おつまみに加えたい一品。

立呑み とだか

里芋のうまさにハイボールがサクッと空いてしまったので、モスコミュールに移行。
このモスコミュール、自家製の生姜漬けで作られていて、めちゃくちゃ濃い!しかも辛口。
なんかアルコールも濃いめな気がするし、ジョッキ全体でかなり効く一杯。でも、こういう強烈なモスコミュール、けっこう好き。

立呑み とだか

軽く一杯のつもりだったのでもう〆。当然、牛ご飯をいただくわけです。
ご飯に巨大な高級すき焼き肉がガッツリ載ったような贅沢〆ライス、やっぱりたまりません。見た目以上にボリュームがあって、お腹も気持ちもいっぱいにしてくれる一杯。

本当、これとウニ・オン・ザ・煮卵はこの店の宝だと言えよう。

立呑み とだか

ああ、おいしかった。小一時間だったけど確かな満足。
たくさん飲み食いするのもいいけど、こうやってふらっと立ち寄るのも「とだか」のいい楽しみ方なのかもしれないなあ。

この店、今後もいろんな人を誘って、あるいは時に一人で、また来ようと思います。

関連ランキング:立ち飲み居酒屋・バー | 五反田駅大崎広小路駅大崎駅

投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/07/30 (Sun.)

東京都台東区御徒町のラム肉長葱炒めとスペアリブ

「一つひとつに気持ちを込める、か。あらゆる仕事の、基本中の基本だ。俺もいい仕事で応えなければ」

羊香味坊

こどグル Season6 の聖地巡礼もついに残り 2 カ所となりました。今回はそのうち御徒町にある羊肉中華の聖地に行ってきました。
過去を振り返ってもこどグルのラム肉回には当たりが多い。必然的にこのお店も期待が高まるわけです。きっといい、この胸騒ぎを俺は抑えられない。

羊香味坊

羊香味坊

こちらのお店は神田にある中華の名店「味坊」のラム専門支店、という位置づけのもよう。まだ開店して一年経っていないらしく、店内はまだ真新しい。
ラムというと中国内陸からモンゴル方面のイメージが強いけど、お店の雰囲気はむしろ台湾のシャレた食堂って感じ。

予約して行ったところ二階席に通されました。
放送から二ヶ月が経ちましたが客足はまだまだ衰えないようで、二人用のテーブルに三人詰め込まれている席もあったり大盛況。そのあたりの扱いがアバウトなのも中華っぽい。

羊香味坊

メニューはラム点心にラム串焼き、チョップにスペアリブと徹頭徹尾、圧倒的なラム推し。
いやぁ、尋常じゃないラム占拠率。

これはさすがに目移りしてしまうなあ。

羊香味坊

さておき、まずは生ビールを一杯いただいて心を落ち着かせよう。
この蒸し暑い日に冷たい生ビール。う~ん、しみとおるようにうまい。

羊香味坊

本命ラムの前にまずは野菜系で盛り上げて行きます。
最初は久住さんも食べてた老虎菜(青唐辛子とパクチーのサラダ)。

見た目からしてパクチー盛り盛り、イマドキのパクチー好きのための料理かと思っていたら、青ネギやキュウリもふんだんに入ったシャキシャキ感に青唐辛子のピリ辛が効いててうまい!
これはビールのつまみに最適だった。

羊香味坊

それとキュウリの甘辛酢漬け。

うん。いいサッパリ感。
青唐辛子とパクチーにやられがちな口の中をリセットしてくれる。
どこの国でも、漬物ってのは外せない清涼剤のようなものなんだなあ。

羊香味坊

肉料理の幕開けはメニューの中で妙に存在感を放っていた、ラム肉のお焼きから。
どど~んとボリューム感のあるお焼きを箸で割ってみると、

羊香味坊

中には肉汁たっぷりのラム挽肉が!
この大きさで肉と肉汁のうまみたっぷり、これはパンチ力あるなあ~。
いきなりど真ん中に剛速球を投げ込んできた感覚。正面からバシッと受け止めたい。

羊香味坊

こちらの飲み物は中国白酒 三種飲み比べ。
中国の白酒って独特の匂いがあるしかなり強いからあまり得意じゃないんだけど、こうやって少量で飲み比べできるのはありがたい。

...でも、やっぱり微妙な味の違いまではちょっと判別できそうにないかも(汗。

羊香味坊

お次は、ラム肉焼売。アツアツのうちに。
こいつはいわゆる焼売とは別物、でも確かに羊。お焼きと同様にラムのうまみがしっかり凝縮されてる。肉がレアめなのもいい。

ラムで点心、そんな技があったのか。
中華の懐、まるで底なし沼だ。

羊香味坊

ふと見ると冷蔵庫にはたくさんのワインが。しかも、セルフサービスらしい。
ボトルに無造作に値段が書かれていて、ほぼ ¥3,500 か ¥5,000 で統一されているという明朗会計。
白だろうと赤だろうと構わずとにかく冷やしてあるけど、この店の料理なら確かに冷たい赤ワインが合いそうだ。

羊香味坊

何となくジャケ買い的に選んでみたフランス産の赤ワイン。
すごくいいワインという感じではないけれど、このラムのうまみとパンチをしっかり受け止めてくれてうまい。

羊香味坊

ここで、醤投下。

メニューには全部で六種類ある薬味、ゴローちゃんは三種類頼んでいたけど、各 50 円ならケチらずに全部試してみようかと(笑。
左上から時計回りに、山椒醤油、焼き唐辛子粉醤、落花生と唐辛子の粉醤、パクチー、きのこの醤、発酵青唐辛子。それぞれ単品でつけてもおいしいけど、複数組み合わせてみるとさらにいい。個人的にはコク系の粉醤ときのこ醤が気に入りました。

羊香味坊

醤と一緒に本命ラムスペアリブも登場。
どど~んと、インパクトのあるのが 6 本も。しかもクミンまみれ、うまそうじゃないの。

羊香味坊

脂がガツンときた。この強烈なパンチこそスペアリブだ。クミンの刺激もビンビンだ。
ラム肉の独特の香りとクミンの組み合わせって、どうしてこんなに食欲をそそるんだろう。骨から肉を引き剥がしながら食べてると、まるで自分が獣になったかのようだ。うおォン!

ラムスペアリブ、牛豚のスペアリブとは異次元のうまさ。
噛めば噛むほど、もっと噛みたくなる。

羊香味坊

続いて、ラム肉と長葱塩炒め。

こっちはさっきのスペアリブとは対照的に、柔らかくてめちゃくちゃうまい。長葱との相性も、バッチリチリバツ。
ガツンとくるここまでのラム料理とは対照的な、毎日でも食べられそうなホッとする味だ。

中華の炒め物界に、まだこんな逸材が隠れてたのか。

羊香味坊

ラム肉入り焼き餃子。どことなく博多っぽい、ちょっと小ぶりの羽根付き餃子。
ちっちゃいんだけどラムのうまみがギュッと凝縮されていて、これにさっきの醤をつけて食べると何とも深みのあるうまさ。

ほ~ら、これは間違いないやつだ。

羊香味坊

ちょっと野菜方面に戻ってきて、茹で野菜の田舎醤で食べる冷菜。
名前からしてアウトオブ想像力だったけど、「田舎醤」の響きに惹かれて。

もろみっぽい独特の風味ある味噌だれ、確かにこの味こそ田舎醤。
これならいくらでも野菜が食べられそうだ。

羊香味坊

もうちょっとつまみが欲しくなったので、自家製羊肉の腸詰もオーダー。
なるほどこれは、確かに自家製らしい素朴な味わい。でもだからこそ、つまみにはちょうど良い粗削りなうまさ。

羊香味坊

ラムから一歩道を外れて、釜焼き豚チャーシュー。
表面をカリッとやいてうまみを閉じ込めたチャーシューに、ピリ辛のタレがイイ味出してる。
これまたワインをグイグイ煽ってくる。

ここまでけっこう食べたけど、御徒町ラムフェスティバル、これでお開きは寂しいな。

羊香味坊

というわけで、羊香炒飯(ラム肉とパクチーのチャーハン)。
一見ものすごくオーソドックスなチャーハンだけど、濃いめの味付けにラムとパクチーの香りがとてもいい。
これ、おいしいです。もうだいぶ食べたはずなのに、改めて腹が減っていくかのようだ、

羊香味坊

さて、御徒町ラムフェスの大トリを飾るのは...魚羊麺(白身魚とラム肉の出汁で食べる麺)だ。
久住さんも食べてたこのラーメン、これまた見た目は普通の中華そばなんだけど、チャーシューの代わりにラム、その上にパクチー。
とにかく何でもラムとパクチーの組み合わせで出てくるのに、食べ飽きないのはなんでなんだろう。

羊香味坊

これ、おいしーい!
中華そばらしい深みのあるだし味に、ラムとパクチーの香りが加わることでここまで広がりがでるものなのか。
だけどそんなに重たくなく、〆ラーに最適な一杯。昼間だったらこれとラム肉焼売あたりで十分満足できそうだ。

羊香味坊

焼売、スペアリブ、肉炒め。中華料理の中で、羊たちがこんなにも生き生きと輝いている。
ラム醤の食卓、最高。

最初から最後まで、期待に違わぬうまさでした。
もともとラム好きだったけど、いろんな味わいを発見して、さらにラムが好きになった。

ごちそうさまでした。
こっち方面に来るときはまた寄ろう。神田の本店の方にも行ってみたいなあ。

孤独のグルメ Season6 Blu-ray BOX

B071VBJHMR

関連ランキング:中華料理 | 御徒町駅上野広小路駅上野御徒町駅

投稿者 B : 20:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2017/07/25 (Tue.)

大井町 ajito ism

何やらユニークなつけ麺を出す店があると聞いて、大井町へいそいそと。

光学通り

大井町の駅前から西大井方面に向かう通りには、ちょうど本日で創立 100 周年を迎えたニコンのロゴとともに「光学通り」と名付けられています。西大井には三年前までニコンの本社がありましたが、現在は品川駅港南口に移転しており、旧本社ビルのほうは既に解体が始まっています。
そんな光学通りを西大井方面にしばらく進み、左の路地にちょっと入ったところにあるのがそのお店。

ajito ism (アジトイズム)

ajito ism

アジトイズムであります。

小規模マンションの 1F をひっそりと店舗に仕立てたような感じですが、お昼時にもなると行列ができていて、探さなくても見つけることができます。

ajito ism

店内はカウンター+二組くらいが着席できるテーブル席、あと待ち客ようのパイプ椅子が数脚。暑いこの時期に中で待てる、というのは助かります。

メニューはこんな感じ↑でつけ麺 3 種+まぜそば 1 種ですが、これに加えて期間限定メニューも 1~2 種あるようです。
もうこのメニューの時点で普通のつけ麺が 1 種類しかなく、それ以外は他のつけ麺屋ではまず見ないメニューというのに驚き。

ajito ism

どれにしようか迷いましたが、つけ麺「ぺぺロッソ」にしてみました。
つけ麺、なのに、赤い!しかもパルメザンチーズやトマトがかかってる。つけ汁のほうも、つけ麺ではなくトマトソースな感じ。
これ、つけ麺のつもりで頼んだら面食らうに違いないけど、これはこれですごくうまそう。

ajito ism

テーブル上には様々なスパイスが用意されていて、自分の好きな味に調整して食べてください、というメッセージ。
こういうコダワリ系創作麺店ではお店側が提供する食べ方以外は NG というところも少なくないけど、ここでは食べ残し以外はお客さん側にも創作の自由が認められているようです。
ま、私は最初だからオーソドックスにいただきます。

ajito ism

この食べ応えありそうな極太ストレート麺。生パスタを彷彿とさせるもちもちした歯ごたえが、トマト風味のつけ汁にすごく合う。
ぺぺロッソは「ロッソの辛口」とのことですが、辛口というかピリ辛でニンニクのガツンとしたパンチがあるお味。
つけ麺ともパスタとも違う不思議な料理だけど、ちょっとクセになりそうです。

ajito ism

そしてこちらはまぜそば「ピザソバ」!
トッピングがトマトにピーマン、タマネギ、サラミ、ピクルス、アンチョビ...麺なのに完全にピザ。これはつけ麺以上に驚いた。

ajito ism

箸でグルグルグルグル混ぜてからいただきます。
味のベースは「つけ麺ロッソ」が基になっているということで近いものがありますが、こちらのほうがスパイスが多めなのかインパクトのある味。
ピザとも普通の汁なし麺ともちょっと違ってこういうタイプの麺は食べたことがないけど、これもなかなか。

ajito ism

麺を食べ終わったところで器に「〆のリゾット」をいただきました。
つけ麺のソースに小ライスと半熟卵が入って、また新たな気持ちで楽しめる〆のごはん。
おいしいんだけど、元々の麺がかなりボリュームがあるので、リゾットまでいくとかなりお腹いっぱいになりますね(汗

美味しかった~。確かにユニークな店でした。
聞くところによると、最近マルちゃんとのタイアップでピザソバがカップ麺化もされたようですね。

こういう味、ときどき思い出したように食べたくなるんだよなあ。
そのうち強烈な吸引力に引かれてまた大井町まで来てしまいそうな気がする。

ごちそうさまでした。

関連ランキング:つけ麺 | 大井町駅下神明駅西大井駅

投稿者 B : 22:00 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2017/07/20 (Thu.)

松重ゴローの原点!?下北沢「みん亭」

先週我々が富津への聖地巡礼の帰りにアクアラインの渋滞にハマっていた頃、TBS では松重豊さんがロシアまで餃子を食べに行くドキュメンタリーという無茶な特番(ぉ)が放送されていました。これもひとえに『孤独のグルメ』の影響と言えそうですが、松重さんと言えば 1~3 月に放送されていたドラマ『バイプレイヤーズ』でもシェアハウスでしょっちゅう餃子を焼いているという焼くどころ役どころで、すっかり「餃子好きキャラ」が定着してきた感があります。
しかしてそのルーツは、まだ駆け出しの頃に中華料理屋でバイトをしながら生計を立てており、そこで餃子を焼いていた経験が今でも生きているから、というのは最近のドラマ関係のインタビューやラジオ番組等でよく語られるところ。そしてその店はまだ健在ということで、それは行ってみるしかない!と下北沢まで足を運んでみました。

みん亭(珉亭)

みん亭

この、ものすごーく年季の入った中華料理屋「みん亭」がそれ。松重さんが上京して間もない頃ということだから少なくとも 35 年前には営業していたことになります。
そしてこの店で松重さんと同日にバイトに入ったのが元ブルーハーツ(現クロマニヨンズ)の甲本ヒロトさんであり、そこから現在まで親友と言える関係が続いているというのはなかなか深い話。また松重さんにこのアルバイトを紹介したのが俳優仲間の梶原善さん、というのもすごい話です。さすがは演劇と音楽の街、下北沢。

みん亭

ガラスケースには「世界で 3 番目にうまい」の文字。「○○で 2 番目にうまい」という看板はときどき目にしますが、「世界で 3 番目」というのは珍しい。何かと思ったら、1 番目はあなたのオフクロの味、2 番目はおやじのスネの味、だとか。なんだか親父ギャグみたいな話ですが(笑)、とりあえず暖簾をくぐります。

みん亭

店内はカウンターがメインで周囲に二人掛けのテーブルがいくつか。もう壁から何から油汚れで茶色くなっているのが渋い。カウンターの上に貼られた無数の色紙も茶ばんで読めないくらい。ものすごい年季の入り具合です。
35 年前は、あのカウンターの中で松重さんが餃子包んでたんだろうなあ。

みん亭

メニュー、なかなかリーズナブル。それに「冷やし中華一年中やっています」がいいじゃないですか。
それにしても、ラーメン系だけでもたくさんあるんだなあ...迷っちゃうじゃないか。「バンジー」って何だろう?

いかんいかん、メニューの森に迷い込んでしまうところだ。

みん亭

とりあえずビールでも飲んで落ち着こう。
そうそう、こういうところのビールは生じゃなくて瓶なんだけど、むしろそれがいい。

みん亭

で、まずは餃子から。焼けるのにちょっと時間がかかるだろうと思っていたら、ビールとほぼ同時に出てきました。早い!
でもこのパッと食べてパッと行ける街の中華屋さんらしい感じ、悪くない。

みん亭

これがかつて松重さんも包んでいたという餃子か~。
オーソドックスながらボリューム感があって、しかもニンニクがしっかり入ったパンチ力ある餃子!これ、酢や醤油をつけなくてもいけちゃうかも。

なるほど、なるほど。こういう感じか。
これはビールに合いすぎる。

みん亭

続いてチャーハン。ラーメンにしようかチャーハンにしようか選べないなあ...と迷っていたら、おあつらえ向きの「ラーチャンセット」というのがあったので、すかさず頼んでみました(笑

それにしても...赤い。こんなチャーハン、見たことないぞ。
チキンライスって感じでもないし...この赤、なんだ?
よーく見ると肉がなんか赤いし、これチャーシューの食紅がチャーハン全体に浸透してこの色になってるのか!

見た目に驚いたけど、味はごく真っ当な中華屋さんのチャーシュー。おいしいです。

みん亭

そして、ラーメン。ラーチャンセットはラーメンもチャーハンもハーフサイズですが、今回は追加料金で通常サイズのラーメンをもらいました。

こちらはチャーハンとは違って見た目からしてスタンダードなラーメン。
そうそう、こういう店構えの中華屋にはこういうラーメンを期待しちゃうわけですよ。

みん亭

澄んだ中華スープは後引くうま味のある、やさしい醤油味。
そこにツルツル啜れてしまう柔らかめの細麺がちょうどいい。

すっごく特別なわけではないけれど、飽きの来ない等身大の味。
最近の私が好きなのは、こってりした「ラーメン」よりもこういう懐の深い「中華そば」の味なんですよ。

一見無骨そうなんだけど、実は細かく気を配ってくれる店員さんたちの姿もいい。
西麻布の赤のれんに続いて、松重さんのルーツに触れられた気がしました。

ごちそうさまでした。

関連ランキング:ラーメン | 下北沢駅池ノ上駅東北沢駅

投稿者 B : 22:56 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2017/07/16 (Sun.)

千葉県富津市金谷のアジフライ定食

「揚げたてのうまいアジフライで飯を食う。これ以上ない海辺の贅沢だ」

浜金谷

ドラマ『孤独のグルメ Season6』の聖地巡礼もいよいよ佳境に入ってきました。今回はプチ遠征編ということで、千葉県は富津市金谷まで足を伸ばしてきました。
スタート地点は JR 内房線の浜金谷駅。まあ、実際には巨大不明生物の出現に脅えながらクルマでアクアライン通ってきたんですけど(ぉ。

ドラマ版のこどグルは妙に房総半島づいていて、旭市飯岡いすみ市大原ときて今回が三度目。しかもこの浜金谷周辺は四年前に鋸山に登ったときに一度通過していたんですが、通過しただけだったので完全に忘れていたという。こんな形で再訪することになるとは、当時は思っていませんでした。

かぢや旅館

ゴローちゃんの仕事パートのロケ地となったかぢや旅館。看板に「創業安政元年」とあるとおり、非常に歴史ある旅館です。
聞くところによると、この金谷周辺で映画やテレビの撮影があるときには、俳優さんはこの旅館に泊まるのが定番なんだとか。

かぢや旅館

ロビーをちょっとだけ覗いてみましたが、劇中に登場したとおりのカオス感。今にも奥からマスター役の石井正則が出てきて微妙な蘊蓄を語り出しそうな雰囲気があります(笑。

しかし、のんびりとした町だ。
東京湾をくぐって遠征してきたせいか...腹が、減った。よし、店を探そう。

漁師めし はまべ

漁師めし はまべ

目の前に海岸を臨む、いかにも海の幸がうまそうな店構え。
看板に「ラーメン・餃子 はまべ」とあるのは、もともと同名のラーメン屋だった店舗を名前ごと受け継いで営業しているから、とのこと。

実は事前に予約しようと思って電話してみたところ、お昼は予約を取っていないのか取っていても一巡目分だけなのか、「当日並んでみてください」と言われたので、朝 10 時に現地に到着しています。
暑いのでクルマの中で少し涼んでいたところ、お店の前にはひっきりなしに人が通りかかって、そろそろ並び始めないとやばいかも。というわけで、暑い中二時間並ぶ覚悟で外に出ました。

漁師めし はまべ

釣り船のなかのりをしていた母ちゃんが、房総の新鮮・旬な魚を使って作る漁師めし。
そうだよ、今俺が食べたいのはまさにこういうものだよ。

...と期待が高まっていたところ、

漁師めし はまべ

ズガ━━━(゚Д゚;)━━━ン!!

並び始めたところで、休日営業の応援要員っぽいお姉さんがこの紙を貼りに来て「すいません、今日は貸し切りのお客さんが入っちゃてて...」。
ここまできてそれはショックでかいぜ、でも聖地巡礼ってこういうこともままあるんだよな...次回いつにしようかな...と内心落ち込んだ次の瞬間、

「でもこのために来られたんですよね?...14 時くらいまで待ってもらえるなら、団体のお客さんの後に一組だけなら何とかなるかも」

ということで、お店側のご厚意で席を用意していただけることになりました。朝早くから並んだ熱意が伝わったに違いない。感涙。ありがとうございます。

で、三時間半ほど時間を潰しつつ限界までお腹を空かせて、改めて訪店。

漁師めし はまべ

団体のお客さんが帰った後の、貸し切り状態の店内。我々が入った後も何組ものお客さんがやってきては「すいませんもう終わりなんですよ」というやりとり。早く来て本当に良かったけど、ちょっと申し訳ないような気もします。
ドラマを見た限りではお母さんのワンオペだったはずなのにどうやって団体客の対応をしているんだろう?と思ったら、休日だけなのかもしれませんが四人で切り盛りしており(雰囲気的に家族か親戚っぽい)、心配していたほどは大変ではなさそうでホッとしました。

メニューはいろいろあるけど、団体さんの後だけにもう食材の残りも少ないっぽい。
しかも、どうやら今年はアジの漁獲量が少ない上に周辺のお店もアジを出す店が多くて、アジの確保にかなり苦心しているとのこと。ドラマを観たお客さんがみんなアジフライを食べに来るからアジフライに回したくて、さんが焼きは今やっていないそうです。さんが焼き、食べてみたかったけどそういうことならば仕方ない。

それにしてもここのアジフライ、すごく楽しみにしてきたんですよね。今までは Season4 の聖地である鳥越「まめぞ」のアジフライが人生最高だと思っていたけど、それを超えるものであるのかどうか。

漁師めし はまべ

まず出てきた小鉢はサヤインゲンのおひたし的なやつ。
これをつまみながらアジフライを待つってわけか。

うーん、よいよい。酢醤油っぽい酸味がこの暑い季節にすっごく爽やかな存在だ。
これは、これから出てくる料理に向けて食欲が高まってきたぞ。

漁師めし はまべ

ぬか漬けと煮魚の小鉢。
うまいな~、ぬか漬けがうまい店は信用できる。

煮魚も味、しみてます。
これは確かに漁師的おふくろの味。自分も港町で生まれ育ったから、妙に懐かしさを覚える。

漁師めし はまべ

そして、目の前でアジフライがパチパチと揚がっていく音が響き始めた。
ああ、いい音だ。アジフライがおいしくなっていく音だ。

漁師めし はまべ

どーーーん!

ゴローちゃんが食べてたのは「地魚フライ定食」でしたが、刺身も入ってお得ということで「はまべ定食」にしてみました。基本的に地魚フライ定食と同じ内容に三種の刺身がついてくるとのこと。
ただし、フライのサイズは「地魚フライ定食」のほうが一回り大きいそうで、本来のサイズもこの目で見ておけば良かったかも。

ちなみに地魚はその日の仕入れ状況によってアジ以外の魚を使うこともあるそうですが、今日は運の良いことにアジでした。つくづくツイてる。

漁師めし はまべ

通常の煮魚フライ定食より小さいとはいっても、これは、でかい!!
あきらかに皿からはみ出しているし(これ小皿じゃなくて普通のメイン料理皿ですよ)、おかみさん(応援で入ってるらしい少し若い方)も「大きすぎて崩れたり落としたりしないように盛り付けるのが大変」というサイズ。

漁師めし はまべ

全長、12cm オーバー。なんてでかさだ。これが房総の底力か。
これで本来の地魚フライ定食だったらどんなことになっちゃってたんだ。

おかみさん曰く、「ゴローさんにはアジの大きさよりも厚みを測ってほしかった」とのことで、肉厚っぷりにも自信があるようです。

タルタルに、醤油、ソース。調味料は万全。
改めて、いただきます。

まずは...醤油から。

漁師めし はまべ

おぉ...うわっ、なにこれ?ふわっふわ。
衣が薄めだから見た目にはあまり柔らかそうに見えないんだけど、アジの身が本当にふわっふわ。
ここまでのアジフライだとは想像してなかった...いやぁ、びっくりした。

なんたる潜在能力の高さ。揚げ方も抜群。
現時点で俺の人生一位に躍り出たアジフライだ。

漁師めし はまべ

刺身もいい。マダイ、マアジ、シマアジ。
マダイは割とどこでも食べられるけど、アジ...個人的にはこの脂が乗りつつプリッとしたシマアジの刺身が最高にうまい!

これは、早くもご飯の劣勢が確定してしまった。
すいませーん、ご飯おかわりください。

漁師めし はまべ

カジメの味噌汁。「よーくかき混ぜてから飲んでください」とのこと。

なるほど、確かにちょいネバだ。
このちょっととろみのついた味噌汁、なかなか面白い。でも夏じゃなくて冬に飲みたかった気もする(笑。

カジメ、すっごくいい。覚えておこう。

漁師めし はまべ

またアジフライに戻って、お次はレモンに、タルタルだ。
実は俺、タルタル好き。隠れタルタリスト。最初から最後までタルタルだけで食べても飽きない自信がある。

このアジ、タルタルの濃い味にもビクともしない。
この小さな魚のどこにそんな強靱が意志があるのか。

漁師めし はまべ

醤油、ソース、カラシ、レモン、タルタル...様々な味のアジフライ、堪能しました。
アジがこんなに大きいから、いろんな味を変えながら楽しめる。今までにないアジフライの攻め方だった。

金谷の町に来て、こんなうまいアジフライ定食にありつけるとは、思ってもいなかった。
ああ、うまかった...。

漁師めし はまべ

結果的に貸し切り状態になったこともあって、お店のみなさんとドラマのことを中心にいろんな話をしながら楽しいひとときを過ごさせていただきました。
「松重さんも松本明子さんも本当に腰が低くてねえ」とか、「ウチなんかよりもずっと老舗のさすけ食堂さんに来ると思ってた」とか。遠征編の聖地巡礼は人情に触れることが多いですが、ここもはるばる来て本当に良かった。

アジフライ食って満足することはあっても、度肝抜かれたのは初めてだ。
今度来る機会があったら、そのときは是非さんが焼き、食べてみたいなあ。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season6 Blu-ray BOX

B071VBJHMR

関連ランキング:魚介・海鮮料理 | 浜金谷駅

投稿者 B : 22:56 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2017/07/11 (Tue.)

あるでん亭 西新橋店

ソニービルの閉館に伴い、今年の 3 月いっぱいで惜しまれながら閉店したあるでん亭 銀座ソニービル店。移転先を検討中とのことでしたが、閉店から 3 ヶ月が経過した今もまだ続報は届いていません。それでもあのスパゲティの味が忘れられず、西新橋のほうにあるという別の支店に足を運んでみました。

あるでん亭 西新橋店

あるでん亭

西新橋、地下鉄で言えば内幸町と虎ノ門の中間地点にそのお店はありました。一年ちょっと前にオープンしたとのことですが、私は一時期このすぐ近くで働いていたことがあり、その頃にお店が存在していたら最低週二でランチに通っていたものを...と悔やまざるを得ません。ソニービル店の閉店とは無関係にオープンしたお店のようですが、長年店舗が増えも減りもしなかったあるでん亭が何故唐突に新橋にお店を開いたのかは、謎。

あるでん亭

さすがにまだ新しい内装。レトロな使い込まれ感のあったソニービル店や新宿センタービル店とはちょっと違う雰囲気です。小ぎれいさもありますが、最大の特長はカウンター。明らかに以前は牛丼チェーン店だった店舗のファシリティを流用していて、それが他店との明らかな違いを生み出しています。前に入っていたお店、なんだったかなあ...以前何度もここの前を通っていたはずなのに思い出せない(笑)レジの配置からして Y 系ですかね。

あるでん亭

メニューは基本的に他店舗と同じ、かと思ったらあるでん亭らしからぬ日替わりサービスランチがありました。やっぱりサラリーマンの街だけあって、千円でお釣りが来るランチは重要なんでしょう。確かに店内を見渡すと、他店舗と比べておじさん率が高い。

あるでん亭

ランチタイムはレギュラーメニューであってもサービスでサラダがついてくるようです。何の変哲もないグリーンサラダだけど、ついてこないのが当たり前なあるでん亭ではこれがちょっと嬉しい。

あるでん亭

パスタは定番カルボナーラ。新しい店舗に来たら他店と同じ味かどうか確認しなくては始まりません。ちょっと奮発してトッピングにベーコンを追加してみました。

あるでん亭

いつ来てもきっちりアルデンテな麺に、生クリームを使わず仕上げたカルボナーラソースの濃厚さ。それにカリカリベーコンの香ばしさ。これこれ、これですよ。
店構えはちょっと変わってるけど、これはまごうことなきあるでん亭の味。ソニービル店がなくなってから、ずっとこれが食べたいと思ってました。

最近この辺に仕事で来る用事がなかなかないんですが、たまに禁断症状が出たらわざわざ食べに来ようかな。
もちろん、旧ソニービル店の移転再オープンも引き続き期待しています。早く移転先が見つかってくれるといいんですが。

関連ランキング:パスタ | 虎ノ門駅内幸町駅霞ケ関駅

投稿者 B : 22:17 | Gourmet | Lunch | コメント (3) | トラックバック

2017/07/07 (Fri.)

東京都品川区五反田の揚げトウモロコシと牛ご飯

「どんな一食だって一生に一度のメシだ。落ち着け、直感を研ぎ澄ますんだ」

五反田ヒルズ

先週放送されたばかりの『孤独のグルメ Season6』最終話の聖地・五反田。私にとっては生活圏の一つであり、自分のテリトリーに『孤独のグルメ』がやって来てくれたことは感無量の思いがあります。

五反田の名物だった都々井なき今、五反田らしくかつ『孤独のグルメ』っぽい店といえばグリルエフスワチカか...という予想を立てていましたが、なんと選ばれたのは東急池上線五反田駅に隣接するビジネスホテル下の飲食店街。いや、飲食店街というより「スナック街」といったほうが正しいかもしれません。今回の聖地は一部では有名な店で、私も以前から一度行きたいとは思っていたけれど、この飲食店街には一見さんを拒むような雰囲気もあり、私は今まで足を踏み入れる勇気が出ませんでした。

五反田ヒルズ

ちなみにここ、界隈では「五反田ヒルズ」の愛称で親しまれています。初めてその名を聞いたときには「この辺にそんな立派なビルあったっけ??」と思ってしまったほど、ヒルズ感のない場所(笑。むしろ横浜の都橋商店街をクローズドな構造にした感じ、と言った方が近いです。
入居しているお店も 1/3 はスナックで、この三角形の空間に遠慮のない感じでデュエットの歌声が響き渡っています(笑。

そんな五反田ヒルズの片隅にわりとひっそり存在するのが、今回の目的地。

食堂 とだか

食堂 とだか

食堂という名の飲み屋。だけど客が食堂だと思えば立派な食堂です。向かいには、二号店である「立呑み とだか」もあり、そちらでもほぼ同じメニューがいただける模様。

なお予約はトレタでの Web 予約に対応しています。こどグル登場店は放送後電話もまともに繋がらなくなってしまう場合が多いので、これは助かる。予約に手間がかからないことって、お店側にもお客側にもメリットがあると思うんですよね。

店内に入ってみると、さらに「えぇ?これが食堂?」と言いたくもなるような作り。見るからに元々スナックだった店舗を流用しているのが判ってしまいますが、だがそれがいい(笑。
予約して行ったところ、通されたのはゴロー席。今回もツイてる。

食堂 とだか

とりあえずの一杯目は、ビールではなく「とだビアーノ」。久住さんが飲んでたやつで、ポンカンとビールのカクテル。柑橘の香りが爽やかで、ジュースのようにスルスル飲める!これおいしい、けど調子に乗って飲んでたらあかんやつや。

食堂 とだか

お通し、四種類からの選択式。
選べるのは良心的だけど、悩ましいなぁ~。さて、どうする?

三人だったので、とりあえず三種。鶏皮ポン酢、たことキュウリの塩昆布(=五郎's セレクション)、ザーサイと糸こんのペペロン。
うん、どれも正解。正しい酒飲みのお通しだ。糸こんのペペロンなんて珍しいけど、これけっこうクセになる味。

食堂 とだか

で、優柔不断で選びきれなかったので、追加料金でもう一種類のお通しももらってしまいました(ぉ。
牛もつ煮、これもまたうまい。もつも根菜も柔らかく煮込まれているんだけど、汁があっさり塩味でやさしい。胃もたれせずにいつまでも食べ続けていられそうなもつ煮だ。

食堂 とだか

じゃあ、レギュラーメニューを選んでいこうじゃないか。
黒板に並んでいる品、名前からしてどれもこれもうまそうだ。これまた選びにくい。右から順番に全部!と注文してしまいたいくらい。

食堂 とだか

ゴローちゃんは劇中でオーダーするときに自ら伝票に書かされていましたが、ホール&ドリンク担当の愛想の良いお姉さんに伝票をもらおうとしたところ「今日はマスター一人じゃないから書かなくても大丈夫です!」と。でもここはドラマをなぞって書いてこその聖地巡礼だろうと思い、あえて伝票に書かせてもらいました(笑

食堂 とだか

いきなり大ネタ、ウニ・オン・ザ・煮玉子。
名前のまんま、そのまんま。

ウニも煮玉子も大好物だけど、この二つを組み合わせる、それも単に載っけるだけなんていう大胆な料理はさすがに思いつかなかった。
でも、実際に目の前に出されると、もう見た目からしてうまそおおおおお。

食堂 とだか

「崩れやすいので直接指でつまんで食べてください」。お~っとっとっと、ほんとだ、崩れる。

しかし...こっれっは、うまい!
うまいもの×うまいもので、ここまでうまさのレベルがアップするとは。むしろ自分の身も心もとろけそうだ。

うまかったが、出てきて一瞬で終わった。儚い料理。

食堂 とだか

地鶏の刺身(もも、胸、皮)。
甘口の醤油に薬味をいろいろつけて食べると、これまたいい。正しい居酒屋のつまみだ。

食堂 とだか

いぶりがっこのポテサラ。こういう自分にとって因縁めいたメニューがあったら頼まざるを得ないというやつです(ぉ

いぶりがっこに合わせるのはマスカルポーネと相場が決まっていると思っていたけど、ポテサラにいぶりがっこの塩っ気、という組み合わせもなかなか。

食堂 とだか

飲み物はとだかハイボールに移ります。
生おろしレモンを使って作ってくれるハイボール、レモンの新鮮な酸味が刺激的ですごくいい。

食堂 とだか

胡麻豆腐とトマトの揚げだし。
劇中に登場した料理の中で唯一、味が想像できなかったやつ。

あぁ~、こういう感じなんだ。
思いっきり胡麻だ。味も、色味も、おいしいぞ。
そこに、かつお風味でちょいトマトスープっぽいのがたまらないじゃないか。
胡麻豆腐とトマトって組み合わせは初体験だけど、これ、しみじみとおいしい。

もともと胡麻豆腐も大好物だったけど、こういう調理法があったとは。
普通の揚げだし豆腐より、俺は断然こっち派になりました。今。

食堂 とだか

自家製オイルサーディン。
居酒屋で自家製のオイルサーディンを出す店って、なかなかないような。

肉厚で脂の乗ったイワシ、とてもいい。
なんならこれだけで白飯かワインがいけてしまいそう。

食堂 とだか

さらに魚をかぶせて、アジの梅たたき。
おっと、姿造りで出てくるとは思わなかったから、ちょっと驚いた。

アジにコリコリした梅肉が絡んで、普通のアジ刺しやなめろうとはまた違った、爽やかなおいしさ!
これはちょっとハマるかも。

うーん、どれもこれもやっぱりおいしい。
この店にして良かったじゃないか。

食堂 とだか

とだかトニック。ジンじゃなくて、焼酎と生おろしレモンにトニック。
この店の飲み物、ポンカンとか生おろしレモンとか、柑橘使いがうまくてニクい。

食堂 とだか

ここで登場するのが甘納豆チーズタワー。
マスカルポーネチーズと甘納豆を和えたものを何故か高く積み上げてあります(笑。

この甘納豆チーズをクラッカーに載せて食べると、絶妙にお菓子的な甘さ。箸休め的なつまみにちょうどいい。
甘納豆って普段滅多に食べないんだけど、こういうのもたまにはアリだな。

食堂 とだか

で、揚げトウモロコシ。
出てきた瞬間から、旬のトウモロコシのいい香りが辺りに充満して、自然とよだれが分泌してくる。

うっわ、うまい!この香り、甘み、サクサク。胡椒も効いてる。
香ばしさが全身に吹き抜けるようにおいしい。

実は、実際に食べる前までは最終回のサブタイトルが揚げトウモロコシってちょっと地味じゃないか?とずっと思ってたけど、このうまさなら納得。これだけのトウモロコシ料理はなかなかないし、サブタイトルにはこの料理こそ相応しい。

食堂 とだか

店に来る前からこれは絶対食べようと思っていた、牛トロのウニ巻き。これまた大好物×大好物。

うわっ、とろけるうまさ。いいウニがとろけるのは分かってたけど、牛トロもウニと一緒に舌の上で融けた。
俺、この直後に痛風になっても今なら悔いはない気がする(ぉ

食堂 とだか

子持ち昆布フライタルタル。こいつの主役は昆布よりもプチプチの子のほうかもしれない。
そこに濃密なタルタルと鰹節の香りが絡んで、これまたたまらん。

繋ぎ的なつまみと思って頼んだら、思っていた以上の大物だったようだ。今度来たらまた絶対頼もう的な一品。

食堂 とだか

そしてイワシと茄子の包み焼。劇中ではキンキでしたが、その日の入荷状況に応じて魚は変わるっぽい。
これはちょっと高い小料理屋の一品って感じ。

さっきのオイルサーディンと同じく脂の乗ったイワシの旨味を茄子が吸い込んで、その上に自己主張しすぎない栗のすりおろし。
おお...これもまたうまい。素揚げにされたイワシの骨もつまみとしての役割を与えられていて、残すところのないうまさ。

食堂 とだか

一品一品の力強さを受け止められるお酒が欲しくなったので、紫芋焼酎・赤薩摩。
マスターのふるさとの酒ということで、そりゃあこの店の料理に合わないわけがない。

食堂 とだか

フフフ、おいでなすった。〆の牛ご飯と「体に良いみそ汁」。
ここまで見事なまでにプリン体祭りを開いてしまったわけで、お店側がこの味噌汁に「体に良い」と名付けたくなる気持ちも分かります(ぉ。

それにしても牛ご飯、横綱のごとき貫禄と風格。
牛が優勢で、メシが見えない。

食堂 とだか

おっほ~!
空腹にドスンと来る肉メシだ。相手にとって不足なし。

肉もいいし、米もうまい。タレ絶妙。
むちゃくちゃ満足度の高いどんぶりだ。ここまで散々食べてきたのに、改めて腹が減っていくかのようだ。

食堂 とだか

ああ...腹パンパン。調子に乗って食べ過ぎた。
何から何まで、全部おいしかった。

しかしこの狭い厨房から、信じられないバリエーションの豊富な料理が飛び出してくる。このパワーはどこから来るんだろうか。
マスターも店員のお姉さんも、腰が低い上に気さくで、このカウンターの距離感が妙に心地良い。この小さな店の中には、古き良き食堂の精神がぎゅっと詰まっている。

ああ、今日もしっかりいいメシが食えた。ごちそうさまでした。
混雑が少し落ち着いたら、必ずまた食べに来ます。

孤独のグルメ Season6 Blu-ray BOX

B071VBJHMR

関連ランキング:郷土料理(その他) | 五反田駅大崎広小路駅大崎駅

投稿者 B : 00:12 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック