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2017/06/24 (Sat.)

東京都文京区茗荷谷の冷やしタンタン麺と回鍋肉

「これぞ空腹にくさびを打ち込む男飯だ。中華の中の中華、キングオブ中華」

豊栄

『孤独のグルメ Season6』聖地巡礼、今回もさっそく昨夜放送されたばかりの茗荷谷の中華の名店に行って来ました。茗荷谷というか小石川というかこのあたり、普段はとんと縁がない土地で、初めて降り立ちました。一年ちょっと前にオープンしたばかりというまだ新しい店舗が今回の目的地になります。

中国料理 豊栄

豊栄

先日の旗の台回同様、事前予約しておいたら放送延期になってしまったため、放送前の巡礼となってしまいました(;´Д`)ヾ。そのためゴローちゃんが何を食べたかはもちろんどの席に座ったかも分からなかったのですが、いざ放送を見てみると私が座ったのがずばりゴロー席でした。

黒板メニューには、珍しいメニューが多し。創作中華的な店なのかな。
でも、字面からしてうまそうなものばかりで、迷うなあ~。

豊栄

「先ず麦酒より始めよ」とは中国の戦国時代を起源とする諺らしいので(違)、とりあえずビールから。
これだけ暑いとビールがうまい。

そういえば順当にプレモルを頼んでしまったけど、「ふらっと QUSUMI」では久住さんが青島の生を飲んでいましたね。青島は瓶で出てくることも多いけど、生があるならそっちにすれば良かったかなあ。

豊栄

ビールのつまみ的な感じで、一品目はパクチーの熱々ねぎ油がけ。
パクチー好きとしてはこういうのが最初に出てくると嬉しいけど、ねぎ油がいい味をだしてるなあ~。パクチーのくさみが良い具合に中和されていて、わしわし食える。

豊栄

続いて口水鶏(よだれ鶏)、中華の大定番鶏料理。

口水鶏ってその名の通り「よだれが止まらないほどうまい」という意味だけど、ここのは今までに食べたどの口水鶏よりも深みがあって、うまい。それにこのタレ。辛いだけじゃなくてうまみがある。このタレが決め手。

豊栄

空心菜の炒め。味付けは二種類から選べたけど、ここは食べたことない「えびみそ」という響きに完全に心を囚われた。

わほー!何これ!?
空心菜の炒めは中華料理屋で見かけると必ず頼むくらいに好きな料理ですが、よくある塩味と違って、エビが、エビが!
エビの香ばしさを空心菜が余すところなく吸い取って、これ、めちゃくちゃうまいじゃないか。

豊栄

で、お次は。皮付きヤングコーンのセイロ蒸し。
ヤングコーンもまた大好きな食材だけど、大人のコーンじゃなくてヤングコーンがこうやって房ごと出てきたのは初めてだ。見た目、ほぼトウモロコシなんだなあ。ヤングなコーンなんだから当たり前だけど。

豊栄

「皮は剥いても、髭は甘くておいしいからぜひ食べてください」
ということで向いてみたら、おおお、確かに髭がすごく柔らかいし、コーン本体に負けないくらい甘みがある。生姜醤とクミン塩がその甘みをさらに引き立てている。

この店、ここまで食べたどれもがハズレなし。
食えば食うほど、もっと食いたくなる。

豊栄

夫婦肺片(フーチーフェイペン;牛もつのピリ辛和え)。名前を聞いたのも初めてなら食べるのも当然初めてだけど、モツのくさみが全然なく、うまみの部分だけが上手に引き出されている。これもまた、うまいなあ~...。

ああ、なんだかうますぎてそろそろ言語中枢が死滅してきたぞ。何食べても「すごーい!」「おーいしー!」としか言えなくなり始めている自分がいる。

豊栄

こーなると紹興酒にいかざるを得ないでしょう。
種類があるのを知らなかったので「紹興酒、グラスで」と頼もうとしたら「銘柄いろいろありますよ。飲み比べセットもありますよ」とのこと。飲み比べ、そういうのもあるのか!

豊栄

さて、お次は...満を持しての回鍋肉だ。
うんうん、そそる色だ。

回鍋肉、好きなんですよね。甜麺醤の旨味とキャベツ・豚肉の甘みのコンビネーションがたまらない。でもシンプルな料理であるが故に、うまい店とそうでない店の差も激しい、難しい料理だと思います。

豊栄

この店のは...うんうん、期待を裏切らないうまさだ。このタレのパンチ力...しかも、ちょっと山椒入ってるのが痛いところを突く。

そうか、この店、やっぱりタレや汁が全般的にうまいんだ。
中華といえばとにかく大量の油と火に物を言わせる感じの料理が多いけど、ここのはそういう物理に頼った感じじゃなくて、「うまみ」がちゃんと仕込まれている感じがする。中華よりもむしろ和食的というか、すごく丁寧に作られた中華料理だ。

豊栄

中華風茶碗蒸し。
って、えっ?何これ。茶碗蒸しというよりも「どんぶり蒸し」と言ったほうが正確なんじゃないの?という大きさ。これは食べ甲斐がありそうだ。

豊栄

おお~、ダシがすごい。日本の茶碗蒸しとは全然違う。うまみが洪水となって舌の上に流れ込んでくる。

これはいくらでも入るやつだ。感動的な底なし茶碗蒸しだ。
具が一つも入っていないのに、具だくさんの味。中華のうまみ要素が全部入ってる気がする。

豊栄

ハモの青山椒蒸し。これも黒板メニュー上で強い引力を放ってたやつ。
茶碗蒸しからの青山椒蒸し、蒸し蒸し攻撃だ。

豊栄

パクチーとハモの山から掘り出されたのは、麺っぽい何か。これってもしかして Season1 第 3 話に登場した「楊」でも食べた「拌三絲(バンサンスー)」じゃないですか?まさかこんなところで再会するとは。

そしてこれも期待を裏切らない味。スープのうまさをハモがしっかり受け止めて、ハモのダシがまたスープに還元されて、胸に染みわたる感動的ハオツー。

豊栄

そこに本命、冷やしタンタン麺。おお~、見目麗しい。

うん、うまい。ん?あれ?
全然辛くない。ていうか何だ?見た目は確かにタンタン麺だけど、味は冷やし中華っぽいぞ。
冷や中の酸っぱうまさと、担々の濃厚味の、絶妙なハイブリッド麺だ。これは夏に嬉しい、暑い日に毎日でも食べたくなるに違いない味だ。

豊栄

飲み物は高麗人参酒のソーダ割りに進んでみました。
高麗人参の強烈な香りも、ここまでの中華スパイスとうまみに中和されて、今はさわやかな香りに思えてくる。

う~ん、全然まだ食える。
俺、今さらながら相当腹が減ってた。

豊栄

おっとそういえば点心を忘れてたよ、というわけでえび入りパクチー焼売。
今日はすっかりエビとパクチーのうまさに心を奪われているけど、シュウマイになるとまた違ったおいしさがある。プリプリのエビが主役のシュウマイ、ものシュごくウマイ。

豊栄

えびとマコモタケの炒め。様々な醤やスパイスと、エビから溢れ出たうまみがマコモタケに吸収されて、エビもマコモタケも死ぬほどうまいじゃないか。なにげに今回のサブタイトルに選ばれた二品に勝るとも劣らないんですけど!

それにしてもこの例えようのないおいしさたるや。ここに白飯があればこのおかずだけで三杯くらいはイケたに違いない。

そうやってうまいうまい言っていたところ、店員さんがさっきのハモの青山椒蒸しの皿を指して「この余ったスープに麺入れますか?」と。
え、なんて言いました今。余ったスープに麺、そういうのもあるのか!?それなら早く言ってよっていうか早く麺入れろください(落ち着け

豊栄

そして出てきたのがこちらの麺。さっきの冷やしタンタン麺とは全然違う極細麺。それがハモの滋味を受けた繊細なスープを吸い込んで、こ れ が う ま い の な ん の 。さっきのハモはもしかしてこの麺を食べるために食べていたのではないか、とさえ思えてくるうまさ。

俺は今、幸せだ。

豊栄

〆は煲仔飯(ポウチャイファン)。これまた初めて名前を聞く料理だけど、この店の看板メニューのひとつらしい。
土鍋でパチパチ、まさに焼けながらのご登場。なんだかすごいことになっちゃってるぞ。

「いきなり混ぜちゃってももちろんおいしいんですけど、最初は鶏肉と青梗菜とごはん、それぞれ食べてみてください」とのこと。

豊栄

それぞれ取って、専用のタレをかけていただきます。そして二杯目は豪快にかき混ぜて。
うっわ、これおいしい。鶏肉も青梗菜もおいしいんだけど、ごはんのうまみがヤバイ。この店の「うまみ料理」の集大成的なうまさだ。

この滋味、中国四千年の知恵が、俺の血液に染みわたる。
うん、うん、うん~。中華土鍋飯、ずっと食べ続けていチャイナ。

豊栄

おいしかったなあ~。中華的大満足。
こどグルでは焼肉回に並び中華回にハズレなしだけど、ここはそんな中華回の中でも一、二を争ううまさだったと言えます。神宮前のシャンウェイと甲乙つけがたし。

ちなみに、この聖地巡礼の際に番組スタッフの溝口憲司監督(Season1 からずっとメガホンを採られている監督)がプライベートで来店されていて、少しだけご挨拶させていただきました。まさか番組スタッフの方(それも監督)にお会いできる機会があるとは思っていなかったので大感激。
それにしても「本当にうまい店にはキャストやスタッフが放送前にプライベートで行く」という噂は本当だったんだなあ。確かに、それも納得のうまさでした。

あ~、腹パンパン。でも全部うまかったから良しとしよう。
ここは放送後の客足が一段落したら、絶対また食べに来ようと思います。気になってるメニューが他にもたくさんあるんだ。

本当にごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season6 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 20:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2017/06/21 (Wed.)

MOKUBAZA のチーズキーマカレー

以前から気になっていたカレーを食べに行ってきました。

MOKUBAZA

MOKUBAZA

副都心線の北参道駅、または JR 原宿駅からどちらも徒歩 10 分ほどという、微妙にアクセスの悪い立地にある店舗。でもここには一度食べに来てみたいと思っていました。
原宿の喧噪からちょっと離れて落ち着いた場所にある、カレー&バーのお店です。

MOKUBAZA

店内はこんな感じで、吊り棚にはバーらしく様々な種類のお酒と、ラックには大量の CD。私は自分の CD のジュエルケースは処分してしまったところですが、やっぱりこうやって CD がギッシリ詰まった棚を見ると楽しくなってきます。この店の雰囲気、好きかも。
ただ、原宿エリアらしくお客さんの多くは若くてオシャレな女性。自分が浮いているのを実感します(汗

MOKUBAZA

お店の奥には半個室みたいな部屋があり、ここはさらにレトロ感溢れる雰囲気。ああ、ここは夜に来てお酒飲んでみたいなあ。

MOKUBAZA

カレーメニューはこんな感じ。基本的にキーマカレーが中心ですが、一口にキーマカレーといってもかなりのバリエーションがあって、迷います。
でも私は初志貫徹で一番食べたかったやつをオーダー。

MOKUBAZA

カレーに付属のミニサラダ。何の変哲もないグリーンサラダ、上に乗っかってる白いのはカリフラワー...かと思ったら予想を裏切るフワフワプニプニした食感。何だこれ?...ああ、卵白!!
卵白を泡立てて火を通したものにドレッシングがかかってる感じ。おお、こういうサラダトッピングは珍しい。後述する卵黄を取った余剰品の再活用でしょうが、お店で卵黄だけ出てくると「卵白捨ててるのかな?」ともったいなく感じてしまう農家の孫としては、こうやって食材が大事にされていると嬉しくなります。

MOKUBAZA

そして本命登場、チーズキーマカレー!!!
カレー好きかつチーズ好きとしては、この状態の写真を一目見たときから絶対食べたいと思っていました(ぉ。カレーの上全体を覆うようにとろけたモッツァレラチーズが被さっており、さらに卵黄のトッピング。見た目からして幸せな一皿です。

MOKUBAZA

なぜか真俯瞰で撮らざるを得ない気分に襲われるこの見た目。
こういうのが「インスタ映えする」っていうんでしょうか?それともカレーのくせにカレーらしくないし全体的に白っぽいから「インスタ映えしない」んでしょうか。

まあいいや、とにかくこの純白の丘をスプーンで崩していきますよ...!

MOKUBAZA

一面のモッツァレラチーズの下にはドライキーマカレーが隠されていました。

食べた感じは、大量のモッツァレラがカレーの辛さをマイルドにして、やさしい味...と思っていたら、後からけっこうしっかりした辛さが追いかけてくる。キーマカレーは辛いだけでなく、ちゃんとコクがあって私好み。これ、おいしいです。こんなキーマカレー、今まで食べたことがない。カレー+チーズ+卵黄ってことで摂取カロリーはちょっと考えたくないですけど(ぉ

カレー好き、チーズ好きにとっては幸せな一皿でありました。
ちょっと遠いけど、ここはまた食べに来ようと思います。

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投稿者 B : 22:39 | Curry | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/06/17 (Sat.)

東京都品川区旗の台のクリームソーダ

「こぢんまりした商店街。さてと、何を食うか」

旗の台

こどグル Season6、先週の旗の台回では久しぶりに甘味パートが存在しました。最近はメイン店のみというエピソードが多かったので、途中で甘いものを入れた回って Season5 の台北編以来じゃないでしょうか?実は甘味の店をちまちまと回るのもけっこう楽しいんですよね。というわけで、改めて旗の台までやってきました。

荏の花温泉

ここだ。荏の花温泉。味あるなぁ~。
既に廃業した銭湯で、劇中同様にリノベーションした上で骨盤矯正ストレッチ系のスタジオと工務店が入居していて、釣り堀のオープンも本当に目指しているんだとか(笑。

で、今回の最終目的地がこちら。

アチック

アチック

荏の花温泉からスペイン食堂石井に向かう途中というか、スペイン食堂石井の裏手。こぢんまりした店構えの喫茶店がそれ。

こんなところに喫茶店が営業しているとは知りませんでした。
ゴローは時間調整とメールチェックのためにこの店に入っていましたが、よくこんなところ見つけたなあと。私なら近くのドトールかモスバーガーあたりに入ってしまうところです。

アチック

店内、なんとも完全に昭和の純喫茶。おおおお、こんな店、子どもの頃に親に連れられて何回か入ったなあ、という懐かしさ。
私が入ったときには初老のおかみさんが一人で切り盛りしていました。

アチック

空いていたので、あやまたずゴロー席をゲット。
他のお客さんは、まるで『野武士のグルメ』に出てきそうな初老の男性がぽつぽつと入ってはモーニングを頼む、という感じ。あの世代の人には、こういう店が落ち着くんだろうな。

アチック

メニュー、コーヒーよりもむしろジュース類のほうが充実していたりして、いろいろ気になる。ランチのドライカレーとか、こういう店のが穴場的な絶品だったりするんだよなあ。
でもまずはコーヒーとケーキでも...と思ったら、肝心の甘味がメニューにない。

アチック

ということで、まだ朝早い時間だし、ほかのおじさんたちと同じくモーニングセットを注文してみました。
うん、教科書通りのモーニングセットだ。

でも、モーニングって名古屋に出張したときでもないと、普段はなかなか食べないよなあ。

アチック

トーストは厚切りの焼きたて、サクフワでなかなかおいしい。
ミニサラダにスクランブルエッグ、それにバナナってあたりが家庭的。ホッとする朝ごはんだ。

アチック

コーヒーは...うん、普通。
でもキリマンだブルマンだって言われるよりも、こういう店にはこういうオーソドックスなブレンドコーヒーが落ち着くんですよ。

アチック

小腹が満たされたところでメールチェックでも。
なになに、ジョセフィーヌからメールが来てる。

...ってやってみたかっただけ(ぉ

じゃあそろそろ本題、頼んでみようじゃないか。

アチック

クリームソーダです。この、見た目からして懐かしいレトロ感。
クリソ、レスカ、冷(れい)コ。こういう昔ながらの喫茶店では、そういう三文字略語がよく似合う。

久しぶりのクリソ、いただきます。

アチック

これこれ、このわざとらしいメロン味!
本当に、想像していた以上に懐かしい味でびっくりした(笑。
上に乗ってるアイスクリームも、現代のアイスとはちょっと違う味にさえ思えてくる。

アチック

昭和の甘さ。正しいクリソだ。
30 年以上前に、親に連れられて行った喫茶店やレストランのクリソ、こんな味だったなあ。すっかり忘れていたけど、今克明に当時のことを思い出した。

そしてそして...、

アチック

攪 拌 ! !
当然、やるでしょ。

人工的なメロン味とミルキーなアイスが混ざって、さらにレトロ味が強化された。
これはいい。

クリームソーダ、すごーく久しぶりに飲んだけど、なんかたまに思い出したように飲みたくなるような味だよな。

おいしかった。子ども時代にタイムスリップさせてもらいました。
ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season6 Blu-ray BOX

B071VBJHMR

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投稿者 B : 20:56 | Gourmet | KODOGURU | Sweets | コメント (0) | トラックバック

2017/06/15 (Thu.)

西麻布 赤のれん

珍しく博多ラーメンを食べに、西麻布まで行ってきました。

赤のれん

赤のれん

『孤独のグルメ Season6』の番宣で松重豊さんが何かのテレビ番組に出ていた際に、福岡出身の松重さんが「上京してきてからも、博多の味が懐かしくなると西麻布の『赤のれん』まで食べに行った」という話をされていたので、機会を見つけて食べに行こうと思っていたのでした。これもある種の聖地巡礼と言えるのかもしれません。
六本木から西麻布交差点へと続く坂の途中にあるしぶーいお店。今までも何度も前を通ったことはあるけれど、渋すぎて気に留めたことがありませんでした(笑。

赤のれん

店内は、これまた最近のラーメン屋とは雰囲気の異なる、歴史を感じる構え。年季の入ったカウンターには日本酒と焼酎が並び、カウンターでは表情に年輪を刻んだ大将が黙々と仕事をしています。テーブル席ではラーメンを食べに来たというよりも飲みに来たような雰囲気の団体客がいたり、ああここはラーメン屋というよりも一種の憩いの場なんだなあ、というのを感じます。

赤のれん

メニューはこんな感じ。味噌ラーメンもあるけどここはとんこつ一択でしょう。あとはトッピングとサイドメニューが悩ましいところ。キャベツ塩昆布やつまみ盛合せをアテにビールをチビチビというのにも惹かれるなあ。

赤のれん

というわけで、まずは水餃子からいただいてみました。ラーメン屋で焼き餃子ではなく水餃子、というのは珍しい。
小ぶりでもっちりとした水餃子にすり胡麻がたっぷりかかっていて、これは香ばしくてコクがある。

赤のれん

博多の味といったら明太子も外せないところ。ただラーメンのトッピングに明太子を入れると味のバランスが変わってしまうので、あえて明太子ライスにしてしまいましたが、餃子、ラーメン、ライスってとんだ炭水化物祭りを開いてしまった(;´Д`)。トッピングの明太子、別添えにしてもらえるか訊いてみてもよかったか...。

赤のれん

そしてこちらがとんこつらぁめんなのですが、結局トッピングを選びきれずに「盛合せめん」を頼んでしまう優柔不断(汗。明太子以外のトッピングがほぼ一通り入っている感じですかね。

赤のれん

とんこつと言えば白濁したスープを連想しますが、ここのは濁っているけどあまり白くない。やや茶色っぽく濁ったスープで、今まで食べてきたとんこつとは印象が違います。長浜ラーメンのようなくさみはないし、濃厚なんだけど重ったるくないスープ、これおいしい。脂っこい豚骨醤油系が苦手になってきた私でもおいしくいただけます。
また丼の左下に乗っかっているのはなんとザーサイ。ザーサイ入りのとんこつラーメンなんて初めて食べたけど、これが意外にもおいしい!おおお、こんな組み合わせがあったとは。

赤のれん

博多ラーメンらしい細麺に濃厚なスープがよく絡んで、これは気に入った。完全に今まで食べたことがないラーメンのはずなのに、でもどこか懐かしくホッとする味。
このお店、元々は博多で「とんこつラーメン発祥の店」のひとつと言われている店の暖簾分けらしく、この懐かしさはオリジナルであればこその感覚なんだろうなあ。

おいしかったです。六本木近辺でラーメンが食べたくなったら、また足を運ぼうと思います。

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投稿者 B : 22:58 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2017/06/10 (Sat.)

東京都品川区旗の台のサルスエラとイカ墨のパエリア

「旗の台にスペインの旗、これは闘牛だ。よーし、突っ込んでいこうじゃないか」

スペイン食堂 石井

『孤独のグルメ Season6』で昨夜放送されたばかりの第 9 話・旗の台のスペイン料理の聖地に早速行ってきました...というか、本当は放送後に行くつもりであらかじめ予約を取っておいたら、先週の放送が世界卓球の影響で順延、結果的に放送前に巡礼することになってしまったという(;´Д`)ヾ。
ともあれ放送前の巡礼はそれはそれで、あまり混んでない状況でゆったり楽しめるのが良い。

スペイン食堂 石井

スペイン食堂 石井

今回の聖地「スペイン食堂 石井」は旗の台駅近く、中原街道沿いに位置するお店。私はこれまでにも何度かこの店の前を通りがかったことがあって、こんな所にスペインレストランがあるのか...と気になっていたところだったのでした。これまで訪店有無にかかわらず自分が知っている店が聖地になったことがなかったので、これはちょっと嬉しい。

こぢんまりとした店内は必要以上にオシャレすぎず、気軽に入れそうな雰囲気がまさに「食堂」という感じ。変に格好つけた店よりも、こういうところで温かみのある料理を食べられる方がありがたい。

スペイン食堂 石井

メニューはこんな感じ。イベリコセラーノハムに腸詰め、鉄板焼き。イベリコ攻めか。
いきなり、らしくていいじゃないか。

さあ、何を入れていこうか。
今俺が欲しているのは、胃がドギマギするようなパンチのあるメニューだ。

スペイン食堂 石井

黒板にも、日替わりっぽいメニューがいろいろ。
スペイン料理好きだし、せっかくだからいろいろ食べたい。

ん?長谷川さんこだわりのマッシュルーム鉄板焼き。
誰?長谷川さんって。長谷川、Who?→どうやら長谷川農産という生産者さんのようです。

スペイン食堂 石井

まずは飲み物から、ということでスペイン産ガス入りウォーター(違。
「メスキータ」と「アルハンブラ」という銘柄のスペインビール。メスキータの方は久住さんも飲んでましたね。
スペインビールってなかなか飲む機会がないから貴重です。

スペイン食堂 石井

おつまみ的な感じでオリーブの盛り合わせをつつきながら、メイン料理のできあがりを待ちます。

スペイン食堂 石井

それと浅漬けピクルス。日本の浅漬けに近い感じのキュウリと、ゴローさんも単品で頼んでいたニンジンの浅漬け。

スペイン食堂 石井

からの、レバーパテとお肉のテリーヌ。パテやテリーヌに目がない私としては外せなかった一品。
これは期待を裏切らないうまさ。スペインビールがみるみるうちになくなっていきます。

スペイン食堂 石井

そーなると赤ワインもいただいてしまうというもの。
私はスペイン料理もスペインワインも好きなので、至福の時。アットホームなお店で気取らずに好きなものをいただける歓び。

スペイン食堂 石井

イワシ好きとしてはつまみに欲しかった、ヒコイワシの酢漬け。これも久住's セレクションに含まれてたやつ。
酢で締められたイワシにたっぷりのオリーブオイルで、間違いなくワインが進む一皿。

スペイン食堂 石井

タパスの極めつけという感じの「長谷川さんこだわりのマッシュルームの鉄板焼き」。
うっは、マッシュ、でかし。このマッシュ、マッシュルームの概念超えてる。

熱っ!でもうまい。肉厚・充実・濃厚。生ハムとニンニクも効いてる。
全てのうまみをマッシュルームが受け止めて、これは最強のおつまみだ。
長谷川さん、恐るべし。

スペイン食堂 石井

そこに本命、サルスエラのご入場。
ブイヤベースって名前からしておいしそうだが、見た目もそれを裏切らない。
エビ、カニ、タラ、アサリにムール貝、海のうまさのオールスターがスープの上でフラメンコを踊っている。

スペイン食堂 石井

おお...お味も見た目を裏切ってないぞ。地中海のエキスが凝縮されている。
海の幸とトマト・パプリカといったスペインそのものの味が渾然一体となっているかのようだ。実際はほとんど日本の食材なんだろうけど(笑。
海鮮だけ見れば日本海側の鍋料理と似たような感じなのに、日本の海とはまた違う、栄養・滋養を感じる。

スペイン食堂 石井

赤ワインが空いてしまったので、この海鮮を受け止めるべくぶどうジュースカヴァを追加。
期待通り、爽やかな酸味が魚介の滋味にちょうど良い。

スペイン食堂 石井

これはやるでしょ。
ゴローちゃんなら絶対やるだろうと思ったら、放送で本当にこうやって食べていたので軽くガッツポーズしました(ぉ

ね、おいしいよね、これ。このおいしさは世界共通だよね。

スペイン食堂 石井

サルチチョンのレヴェルト(イベリコサラミのスクランブルエッグ)。

こ・れ・が・ま・た、さっきのマッシュ鉄板焼きと双璧をなす勢いでうまい最強おつまみの一つ。
トロトロ卵に、サラミとエリンギの食感。そこに粉チーズと黒胡椒の香りが食欲をそそります。

このレヴェルト、レヴェル高いんじゃないの?またしてもワインが進むなあ。

スペイン食堂 石井

アルボンディガス(スペイン風肉だんご)。

濃厚トマト味のミートボールという感じで、これもまたウマイ。再び赤ワインに戻りたくなるうまさだ。
ここまで既にけっこうな量を食べているはずなのに、なんだかまだまだ食べられそう。

スペイン食堂 石井

そしてイカ墨のパエリア!
パエリアは基本的に日替わりのようですが、この日はちゃんとイカ墨、ありました。

さあ、黒いお米をいただこう。

スペイン食堂 石井

うまい!イカ墨のコク、たまらない。
そこにアリオリソース(ニンニク入りのスペイン風マヨネーズ)のアクセントがまたいい。

イカ墨の真っ暗な海底に、さまざまな旨ものが潜んでいる。
こいつはサルスエラとはまた別の滋味を形成している。

白いご飯好きの俺が、今日は真っ黒い飯にすっかり魅了されている。
これは一粒残らず食べ尽くしたいうまさ。

スペイン食堂 石井

デザートは「ポルボロン」というスペイン流スイーツ。
囓るとほろほろっと崩れる独特の食感で、ほっこりする素朴な味。この店らしい、なんだか懐かしい味わい。

スペイン食堂 石井

あー、おいしかった。以前店の前を通りがかったときに感じた、自分の直感は間違ってなかった。
味も良かったけど、気取らず寛げるこの店の空気が気に入りました。

どこの国のどういう食べ物であろうと、俺はこういう店が好きだ。
大満足。スペイン海鮮祭り、大大大正解。いい食堂だったな~。

放送後の盛況が落ち着いた頃にまた来ようと思います。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 20:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2017/06/02 (Fri.)

蕎麦屋なのにカレーがうまい!?銀座「よもだそば」

銀座周辺でご飯を食べる機会があったので、以前から気になっていたこちらのお店に来てみました。

銀座と日本橋で自家製麺の生蕎麦と本格インドカレーの立ち食いそば「よもだそば」

よもだそば

数寄屋橋交差点から一本入ったところにある、あのオバマ前大統領も訪問したというすきやばし次郎...の目と鼻の先にある立ち食い蕎麦屋です(笑。
個人的に、都内によくあるチェーン系立ち食い蕎麦屋をあまり美味しいと感じたことがなく、いくら時間がないときにササッと食べられるといっても人生のうちで有限な食事回数の一回をこれで使ってしまうのはなあ、と思っています。が、この店は行ったことがある人が口々に「うまい」と言うので、前々から気になっていたのでした。

それにしても銀座の一等地に立ち食い蕎麦って、なかなかすごいものがあるなあ。

よもだそば

注文は立ち食い蕎麦らしく食券制。蕎麦もトッピングも種類が沢山ありすぎて迷います。私はこういう状態で後ろにお客さんが並び始めると、選べなくなってセット商品の大きいボタンをとりあえず押してしまうタイプです(←思う壺
しかしここで注目なのはメニューの多さよりも、右上にあるカレーメニュー。蕎麦屋にカレーがあること自体は珍しくありませんが、そのカレー自体が珍しい。

よもだそば

私が頼んだのが出てきました。特大かき揚げそば 半カレーセット。
セットメニューとしては通常サイズのカレー+半たぬきそばセットもあって、カレー好きとしてはそっちも気になったんですが、初めて来た蕎麦屋でいきなり蕎麦を脇役扱いにするのも失礼かと思って半カレー(ぉ

よもだそば

かき揚げそばは、麺が見えないほど大きなかき揚げが載っていてなかなかインパクトがあります。タマネギが主役のかき揚げで、甘みがしっかり出ています。

よもだそば

蕎麦は自家製麺とのことで、想像に反して黒っぽい麺でした。立ち食い蕎麦の麺って白くてほとんど小麦粉麺だろ、ってことが少なくないですが、ここの蕎麦は立ち食い蕎麦らしからぬ美味しさ。ああ、これならアリだなあ。

よもだそば

で、問題のカレー。
一般的に蕎麦屋のカレーといったらカレーライスではなく出汁入りのカレー丼だったりして、洋食のカレーとは一線を画すことも多いですが、ここのカレーは意外にもインドカレー的なスパイスたっぷりのカレーでした。

よもだそば

コクは弱めだけど、様々な種類のスパイスの刺激を感じるアジアンなカレー。しかも、けっこう辛い。食べているだけで首筋に汗が浮かんできます。
でもこれ、うまいなあ。蕎麦屋に置いておくのがもったいないカレーだ。

よもだそば、蕎麦もカレーも噂に違わぬおいしさでした。
これはまた来よう。次回はカレーメインで半そば、にしようかな。

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投稿者 B : 23:07 | Curry | Gourmet | Udon & Soba | コメント (0) | トラックバック

2017/05/29 (Mon.)

炭火焼肉 本牧亭 その 5

半年サイクルで通っているお気に入りの焼肉店にまた行ってきました。

本牧亭

本牧亭

基本的にプロスポーツ選手の来店が多い店で、客席付近に貼られているものはプロ野球選手や関取のものが中心ですが、改めて入口付近の色紙をよく見てみると芸能人の名前も沢山あるんですね。つい店内をキョロキョロしてしまうけど、今のところ私が訪店したときに有名人に遭遇したことはありません(笑

本牧亭

何はなくともビールから。
キムチをつまみつつ、火が入っていく網を眺めながら肉のお出ましを待ちます。

本牧亭

いつものごとく「ファミリー盛り」からスタート。主要な部位の肉が一通り揃っていて、どれもハズレがないのでまずはこのセットを頼んでおけば間違いない。
この日の牛は鳥取の田村牛とのこと。とても柔らかくて、サシの入り方も上品でうまーい。

本牧亭

ファミリー盛りに含まれる赤身の薄切り肉。これを、火が通りきらないくらいにサッと焼いて...というより炙って、のほうが近いかな。タレをつけた上に別売の生卵(黄身のみ)にくぐらせていただくと、すき焼き風で死ぬほどうまい。生きてて良かったと思える瞬間です。

本牧亭

見た目からして瑞々しい状態で出てくる野菜盛りは、三浦半島の朝採れ野菜。
中でもそら豆の存在感が半端ない。

本牧亭

肉も野菜もおいしすぎて、お酒が進んじゃいます。
ビールでお腹いっぱいにするのがもったいなく感じたので(ぉ)飲み物はハイボールへ移行。

本牧亭

野菜焼きセットに含まれる、ステンレスカップで蒸し焼きにする何か。季節によって内容が変わるわけですが、この日はジャガイモでした。
このじゃがバター、普通のよりも甘みが強く感じられて、すごくおいしい。

本牧亭

さらにお肉を追加していきます。カイノミ(左)とザブトン(右)。

本牧亭

ザブトンはカルビ以上の霜降り肉で、口に入れた瞬間に脂身がサッと融ける。
これだけ霜が降ってるにも関わらず、全然胃に重たくないのもいい。控えめに言って最高です。

本牧亭

肉の〆にはレバー、ホルモン、マルチョウの曲者系を。
ここのはホルモンであっても上品で、肉のおいしさを堪能できるのが嬉しい。

本牧亭

全体の〆は石焼きビビンバで。あらかじめ調理場で石焼きにしたものをテーブル付近まで持ってきて、目の前でかき混ぜてくれるサービス付き。
こういう演出、盛り上がります。

本牧亭

今日もいい肉だった...と思い返しながらビビンバを味わいます。
お焦げの香ばしさがまたいいじゃないですか。

本牧亭

デザートにアイスがついてくるのもこの店の特徴ですが、何種類ものアイスから選べるので、今回はアイスサンドにしてみました。

ああ、おいしかった。満足した。
これがあるから、またしばらくがんばろうと思えるんだよなあ。

ごちそうさまでした。

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2017/05/27 (Sat.)

東京都新宿区高田馬場のシャン風豚高菜漬け炒めと牛スープそば

「さてと、まったく未知の相手、ミャンマー出身のシャン。どこからどう攻めたらいいのか」

高田馬場

今回は二週間前の『孤独のグルメ Season6』に登場した高田馬場にやって来ました。
高田馬場、学生時代にはよく来ていた街だけど、ずいぶん久しぶり。あまり変わってないように見えるけど、よく見るといろいろと変わってる。駅前の新星堂(レコード屋)、よく利用してたんだけどなあ。

高田馬場

今回の目的地は、駅すぐそばの JR と西武線の線路の間にある雑居ビルの一角。ちょっとごみごみした感じの、いかにも孤独のグルメっぽい界隈にあります。このへん、昔は来たことがなかったなあ。

ノングインレイ 高田馬場のミャンマー料理

高田馬場

この、ディープなたたずまい。向かいに赤提灯、隣がスナックというのもまたいい(笑。

で、お店に入って予約の名前を伝え、「奥です」と言われたのでゴローちゃんと同じようにお店の奥に進もうとしたところ、

「そっちじゃなくて、二号館のほう」

え、二号館!?

ノング インレイ

スナックを挟んで二軒隣に「ノング インレイ II」。おおおおお、ここが二号館。
ミャンマー料理なんていうマニアックな店、しかも高田馬場のこんなマニアックな場所で、二号館。よほど、日本にいるミャンマー出身の人々に愛されている店なんだろうなあ。

ちなみに本館のほうは見た感じミャンマー系のお客さんでいっぱいな感じでした。で、二号館のほうはドラマを観て来たと思われる巡礼者でいっぱい(笑。
厨房は基本的に本館の方にあって、二号館まで運んでくるシステムになっているようです。

ノング インレイ

この BOSE、カラオケスナックの居抜き感ある(ぉ
ここも元々は隣と同じようなスナックだったんだろうなあ。駅前雑居ビルあるある。

さておき、料理を選ぼう。

ノング インレイ

まずは...なになに、エキゾチックゾーン?(※写真は一部加工済みです)
蚕、コオロギ、竹蟲...かえるのもも肉がなんだか普通の料理に思えてくるラインアップ。シャン料理って、そういうものなの?

久住さんはセミを食べてたけど、さすがにこれに行く勇気はないなあ。
シャン料理初顔合わせゆえ、エキゾチックは遠慮させていただこう。

ノング インレイ

とりあえずミャンマービールから。お冷やっぽいコップに缶ビール、という自宅感(笑。
味のほうはアジアンビールらしい、薄くて水代わりにゴクゴクいけるタイプ。

ノング インレイ

で、まずはお茶葉サラダ。これが私にとっての初ミャンマー。

うっわ、何これ?超おいしい。
見た目から想像がつかない、今までに食べたこともない味だけど、超おいしい。これ好き。
サラダというより、スナック食べてるような感じ。

ノング インレイ

ピリ辛空芯菜の炒め物。中華料理でも定番メニューの一つだけど、これ好きなんだよなあ。中国に限らず東南アジアの定番なんだろうか。
空芯菜にタレの味がよく絡んで、期待通りうまい。

ノング インレイ

きたきたきましたよ、シャン風豚高菜漬け炒め。

どのへんがシャン(ミャンマーの少数民族)風なのか分からないけど、この高菜漬けの味がそうなのかな。
初めて食べたのに好きだと思える、ガツンとおかず味。これもまたおいしいじゃないですか。

ノング インレイ

メニューを見ておいしそうだったスペアリブ。
なんだけど、実物はメニューより見た目が地味なような?(笑
「ふらっと QUSUMI」でもメニューと見た目が全然違う料理が出ていましたが、この店はそういうのがままあるっぽい。

ノング インレイ

鶏のボンジリ。焼鳥屋でも定番のひとつだけど、エスニカンなピリ辛ダレをつけて食べるのがミャンマー流。
おいしいんだけど、う~ん、お茶っ葉サラダや高菜漬け炒めの強烈なうまさの後だと、ちょっと霞む。
この店、超あたりメニューとそうでもないのの落差が大きいのかもしれません。

ノング インレイ

つまみっぽいメニューが続いたので、飲み物はハイボールに移行します。
ピリ辛で熱くなった口に、キンッキンに冷えたハイボールがありがたい。

ノング インレイ

マトンのサティ。サティといえばタイ料理のイメージがあるけど、他の東南アジアでもポピュラーな料理なようで。
ミャンマーの飲んべえちゃんも、このサティにミャンマービールでへべれけになっちゃったりするんだろうか。

ノング インレイ

お肉のスパイシーサラダ(鶏)。これが、スパイシー「サラダ」というネーミングに油断していたら、こちらの HP をガッツリ削りに来る辛さ!(;´Д`)。
一口めはうまみが先に立つんだけど、その後にスパイスの重みのある辛さが、舌にズシンと来る。辛い物好きとしてはこういうの全然アリだけど、辛いの苦手な人は要注意。

ノング インレイ

ちょっと、アルコール以外で辛さを中和するものが欲しかったので、もち米を。
なかなか、もち米をそのまま食べる機会ってないよな。

それにしても、容器、おもしろ。

ノング インレイ

普通の白米よりももっちりとしていて、甘みのあるもち米が、辛い料理に合う合う。
おかずの味ともち米の甘みがお互いを呼び合うかのようだ。

ノング インレイ

酢筍と豚肉の煮込み。これもまた独特の風味。
ピリ辛系なんだけど、筍の酢漬けに由来する酸味が相まって、トムヤムクンや酸辣湯に通ずる酸っぱ辛さ。ここまでのピリ辛料理とは方向性が違って、これおいしい。
さっきのもち米と組み合わせるとさらにおいしい。

ノング インレイ

さ~、そろそろラストスパートと行きましょうか。

久住さんが食べていたお肉のカレー(マトン)。じっくり煮込まれたカレーに柔らかいマトンがおいしい!
「ふらっと QUSUMI」では「ルウが少ない」と突っ込まれていたけど、実際はそんなこともなく。収録後からルウをちょっと増やしたんでしょうか(笑

ノング インレイ

で、牛スープそば。メニューには載ってないけど頼めます。

これは見た目通りやさしい、じんわりくるおいしさ。
野菜と肉のシャキトロなせめぎ合いが応えられない。
深いなあ、シャンの森。

ノング インレイ

もう少しミャンマー奥地に踏み込んでみるか。
というわけで、テーブルに常備されていた各種スパイスを駆使して、オリジナルの味づくり。
ナンプラー以外は基本的にどれも辛い系だけど、中でもトウガラシの酢漬け、これはやばい。ブータン料理を思い出させる強烈な辛さを発揮してきます。

店員さんによると、ミャンマーの人でも何でも辛くするわけではなくて、このスープそばにスパイスをガンガン投入するのは少数派なんだとか(;´Д`)。
「味を調整したかったら付け合わせの高菜を入れるくらいでも十分ですよ」とのこと。先に言ってよ(汗

ノング インレイ

お腹も満たされたので、最後はデザートを。
辛いものの後は甘いものでクールダウンすべく、シュガープラタ。

見た目はクレープかチヂミのようだけど、ちょっとパイっぽい食感の揚げもので、砂糖をつけて食べると確かにおいしい。
ここまでの辛さがスッと引いていくかのようだ。

ノング インレイ

そして、ゴローちゃんも食べていたイチャクウエ(揚げパン)とミルクティー。

ミルクティーのほうは、さすが東南アジアらしく、チャイっぽい甘さ。
甘い紅茶ってあんまり得意じゃないんだけど、このシャン料理の後ならばこの甘さ、アリだな。

ノング インレイ

イチャクウエはミルクティーに浸して食べるのがおすすめ。
日本の発想では、揚げ物をお茶に浸けないよなあ。
でも食べてみるとほっこりする。

ノング インレイ

食後、閉店間際でお客さんのいなくなった本館のほうを改めて覗いてみました。
劇中とおんなじ、ミャンマー語と日本語のハイブリッドな牛スープそば(と春雨)のお品書き。

店内の写真を撮っていたら、女将さんが気さくに「写真撮りましょうか?」と声をかけてくれたので、お言葉に甘えてゴロー席で記念写真を撮ってもらいました。
ちなみに女将さん、劇中のようにカタコトでは全然なくて、普通に流暢な日本語。

ノング インレイ

ああ、うまかった。大満足。
ミャンマーの町の食堂って、こんな感じなのかな。

さすがに放送後だけあって店内はほぼずっと満席、たぶんこのお店始まって以来の混雑だったんじゃないでしょうか。
接客も回っていないようで、注文が通ってなかったことも何度かありましたが、それも仕方ない。むしろ店員さんが忙しすぎて体調を崩さないように祈るばかりです。

あのお茶葉サラダと高菜漬け炒めの味はしばらく忘れられそうもないなあ。近くに来ることがあったらまた寄ろうと思います。
ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season6 Blu-ray BOX

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2017/05/20 (Sat.)

東京都渋谷区道玄坂の皿うどんと春巻

「俺がザザッと飯を入れてくような店って、もはやこの街にはないのか?」

渋谷

ドラマ『孤独のグルメ Season6』聖地巡礼、今回も先ほど放送されたばかりの第 7 話の舞台、渋谷の聖地に事前に巡礼してきました。

渋谷といえば言わずと知れた若者の街。そこでゴローはどんなものを腹に入れるのか...と思ったら、なんとも渋谷らしくない、けどゴローらしいものを食べましたね。そういえば原作ではゴローちゃんは渋谷に二度現れており、焼きそば(今はもうお店がないけど)とブリ照りというチョイスだったのでした。今回の焼きうどんは、ある意味原作の焼きそば回へのオマージュということができるのかもしれません。

長崎飯店

「ん?こんな路地、あったっけ。ちょっと匂う」

目的のお店は、渋谷駅から道玄坂を上がる途中の路地というか、マークシティの裏手というか。
ゴローちゃんのようにマークシティ側から来るとちょっと分かりにくい、入り組んだ路地に唐突に現れるこの赤いのぼりが目印です。

長崎飯店 渋谷店

長崎飯店

ほ~、シブい。
生き残ったのか、取り残されたのか...。

店名が「中国料理 長崎飯店」。中国なのか長崎なのかよく分からない店。でも、店構えはいかにも昔ながらの中華料理屋だ。

長崎飯店

「本場の味 長崎ちゃんぽん 皿うどん」と「中国料理」の文字が並ぶ看板。
もしや、長崎って中国の一部だったのか?(暴言

でも、冷静に考えれば日本は鎖国中も中国とオランダとだけは長崎を窓口に貿易してたんだっけ。
それなら、長崎と中華料理の結びつきが強いのも理解できる。

長崎飯店

ガラスのショーケースに、食品サンプル。
うんうん、正しい中華料理屋のありようだ。

いいな~、長崎ちゃんぽんとか。
餃子に春巻もある。

長崎飯店

店内は、入口付近にテーブル席、そして奥に回転テーブルがいくつか。
独りだとまず間違いなく相席の回転テーブルに通されます。

で、席に着くなり店員のおばちゃんが

「今日は、皿?」

えっと俺この店には今日初めて来たんですけど(;´Д`)ヾ。
聖地巡礼に行くと、初めてなのに常連と間違えられる法則発動(ぉ

長崎飯店

メニューはこんな感じ。これは夜メニューで、昼はちょっと値段が違います。
ちゃんぽんと皿うどんの自己主張がすごいことになってるけど、中華料理店だけあって中華メニューも充実。

それにしても、ちゃんぽん、皿うどん、ちゃんぽん、皿うどん...気絶するほど悩ましいなあ。
どっちも長いこと食ってない。
というか、個人的には長崎皿うどんって、パリパリの細麺が主食というより酒のつまみという感覚で、九州系の居酒屋でつまみに食べることのほうが多くて、こういうランチで食べたことないかも。意外な初体験。

長崎飯店

まずは春巻から。来た来た、俺のパリパリ。
すごく感動するというよりはごく普通の中華屋の春巻だけど、うまいよな。

この音、このリズム。口の中にスプリングトルネードが巻き起こっている。

長崎飯店

そして、皿うどん(軟麺)のお出ましだ。
このとろみ。とろみから立ち上る湯気。たまらん。

長崎だからってなんで中華料理屋で皿うどん、と思ってたけど、改めて実物を見て納得。
言われてみれば、皿うどんって麺に八宝菜をかけたようなものだしな。
さしずめ、汁なし五目あんかけそば、ってところか。

長崎飯店

こ れ は ... すごくパワーを感じる麺だ。
重くてしっかりした太麺。初めて食ったけど、これめちゃくちゃうまいぞ。餡がしっかり絡んでくる。

しかも、餡の中は見た目以上に具だくさん。
皿の中の有明海は豊漁だ。肉に野菜、イカ、アサリ、プチサイズのカキまで入って...これはうまさのマルチチャンネル・サラウドンだ。

長崎飯店

さて、ここで目に入ってくるのが回転テーブルに鎮座するこの調味料類。
ちょっと前に松重さんのラジオ『深夜の音楽食堂』で「長崎では皿うどんにソースをかけて食べる」という話をしていたので、これはこのドラマの話をしているに違いない!と思い、放送前巡礼にも関わらずちゃんとソースをかけることに成功しました(笑

長崎飯店

なるほど、こういう感じか。
ソースによって餡のやさしい味が引き締まって、皿うどんがまた違った表情を見せてくれる。酢、辛子、ソースの投入で、いつまでも楽しめる。

これ、いい。
長崎、うまか~。

長崎飯店

さらに、他のお客さんが頼んでいた餃子が妙にうまそうに見えたので、頼んでみました。
Season1 に登場した池袋の「」を思い出させる、羽根の繋がった焼き餃子。

長崎飯店

中華料理らしく油をケチらずに使って焼いた餃子でちょっとギトギトしてるけど、それ故にジューシー。
この餃子、いける。やさしい味の麺とのコンビネーションにちょうど良い。個人的には春巻よりも気に入ったかも。

この店、すごくいい。俺はこんな店が好きなんだ。
こんな店の真っ赤な回転テーブルに、今でもときめく男なんだ。

長崎飯店

で...まさか、劇中でゴローちゃんが皿うどんからのちゃんぽんハシゴをするとは予想してませんでしたが(;´Д`)ヾ、あの皿うどんを食べたらちゃんぽんも味わってみたくなるのが人情というやつじゃないですか。というわけで、日を改めてちゃんぽんを食べに来ました。

ランチセットを頼んだところ、なんと白飯と漬物がついてきました。ちょっとした炭水化物祭り。
漬物、キュウリ漬けは分かるけど福神漬けがカレー以外についてくるの、初めて見た(笑

長崎飯店

ちゃんぽん、まさに皿うどん(軟)の汁あり版という感じで、甘くてやさしい味。汁があるぶん麺が皿うどんよりも軟らかくて、スープの深みも相まって、やさしさ 30% アップという感じ。

しかしこれ、どこまでいってもやさしい味すぎて、これをおかずにご飯を食べる隙がないぞ(汗。
仕方がないので白飯は漬物と一緒にいただきました。

このスープ、いい。すごくいい滋味。
ゴローちゃんの食べてた特上ちゃんぽんはもっとうまそうだったけど、並ちゃんぽんも十分おいしいです。

皿うどんとは違う、もう一つの長崎に出会えた。

長崎飯店

長崎飯、しっかりといただきました。

この店、派手さはないけど気に入ったなあ。
今後渋谷に来たときのためのメシ屋リストに加えさせていただこう。

ごちそうさまでした。
今度は硬麺、食わなきゃな。久住さんが食べてたイカの唐揚も、うまそうだったなあ...。

孤独のグルメ Season6 Blu-ray BOX

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2017/05/12 (Fri.)

台北「My 灶」の絶品魯肉飯

先日台湾に行った際に、魯肉飯のうまい店があるということで試しに行ってみました。

My 灶

My 灶

松江南京の駅近く、大通りから一本入ったところにある、たぶん観光客はあまり知らないだろうお店。
あまり目立つ店構えでもないですが、小洒落た感じで周辺の雰囲気とはちょっと違う。

どんなところか分からないけど、入ってみよう。たのもー。

My 灶

店内はこんな感じで、屋内なのに屋外の屋台っぽい雰囲気を演出したインテリア。
台湾では本物の屋台とか半分屋台に近いような店か、鼎泰豐のようにちょっと高級なお店かのどちらかしか行ったことがなかったので、こういう感じのお店は初めて。でも、悪くない。

My 灶

テーブルには、ランチタイムにも関わらずお通し的な感じでキクラゲの何かが置かれていました。
中華でいうザーサイとか、焼鳥屋でいうキャベツみたいなものかな(笑

My 灶

こちらが日本人だと分かると、すかさず日本語メニューを持ってきてくれました。
台北、こういう日本人にやさしいところがとても嬉しい。
案外観光客も来るのかなと思ったら、メニューには「日本直送 漬物」とかもあって、これは観光客というよりも現地駐在の日本人がよく来るお店という感じなのかな。

それにしても、メニューがいろいろあって迷うなあ。

My 灶

魯肉飯の「アタマ」の持ち帰り!そういうのもあるのか。
これ、ホントにおいしかったら買って帰ろうかな。

My 灶

まずは切り干し大根の玉子焼き。何それ、日本じゃ食べたことない。
見た目はチヂミっぽいけど、味は甘くない玉子焼き。それにたっぷりの青ネギと切り干し大根が入って、すごく香ばしくてうまい!
これ、毎日でも食べたいおかずだ。

My 灶

これは樹子高麗菜(キャベツと何かの木の実を炒めたもの)。
キャベツの炒め物って大抵どこの国でもおいしいけど、この木の実が独特の風味を出していてうまい。なんか、オリーブの実が入っているような感じ。
台湾のおふくろの味のひとつらしくて、確かに初めて食べたのに、なんだか懐かしい感じ。

My 灶

イカボール。単なるイカボールだと思ってなめてかかったら、これがうまいのなんの!
さすが島国だけあってプリップリのイカが揚げたてアツアツですごくおいしい。

すいませーん、台湾啤酒ください(←まだ昼

My 灶

まあビールはさすがに我慢して、最後は本命・魯肉飯。
これが出てきたときにはちょっと驚きました。なんか肉がツヤツヤしてる!
私はまだそれほど魯肉飯をいろいろ食べたというわけではありませんが、どちらかというとジャンクフード的印象のあった今までの魯肉飯とは全然違う。味もしっかり濃くて、茶碗一杯なのにしっかり食べた感があります。これはうまいわー。感動した。

My 灶

いやあおいしかった。台湾の味、満喫いたしました。
ついたまらずに持ち帰り用を買ってきてしまいました(笑

魯肉飯、すっかりハマってしまったので、お土産に買ってきたのは大事に食べようと思います。

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