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2015/04/17 (Fri.)

タンドールバル カマルプール 再訪

「よし、カレーは動物的直感勝負だ」

カマルプール

ドラマ『孤独のグルメ Season4』には、過去のシーズンと比べてもリピートしたくなる名店が多かった印象があります。ここも、そんなリピートしたい店の一つ。本当はその後何度か来ようと思ったんですがなかなか予約が取れず、今回は半年ぶりの来訪となりました。
最近はドラマ版の聖地巡礼だと複数人で攻めることが多いところ、今回は珍しくソロ活動。独りならなんとか入れるだろうと思い、夜の少し遅めの時間に予約なしで突撃したところ、ちょうど空いていました。

タンドールバル カマルプール

カマルプール

今回は、前回食べなかったメニューを中心に試していこうと思います。まずは生ビールと、つまみとしてちょうど良さそうだった砂肝のコンフィを一緒に。焼鳥屋に行っても砂肝とナンコツはまず最初に頼むコリコリつまみの二大巨頭だから、これをインド流にしたらどうなるんだろう、絶対うまいに違いない、と思って頼んでみました。もう出てくるや否や、見るからにうまそうじゃないか。

カマルプール

上に散らされているのは当然パクチー。そしてたくさんかかっているツブツブは、粒コリアンダー(パクチーの種)!炒ってあるのか、葉っぱのパクチーとはまた違った香ばしさで、砂肝をいい感じに盛り上げてくれます。

こんな砂肝、食べたことがないぞ。これはうまい、ビールのお供に最適だ。

カマルプール

ここに来たら外せないインド風ピザ、クルチャ。前回はチーズクルチャとキーマクルチャを食べたから、今回はゴルゴンゾーラクルチャを。チーズ好きな私としては、次回来たらこれは絶対食べようと思っていました。

見た目はチーズクルチャと変わらないけど、中のチーズがゴルゴンゾーラ。インド料理にゴルゴンゾーラ、ってどんな感じなんだろう...。

カマルプール

できたてのアツアツを持ってきてくれるので、チーズがよく伸びーる。そして気をつけないと火傷する熱さ。

前回も思ったけど、このクルチャ、不思議とすごく甘いんです。何の甘さかと思ったら、たっぷり使われているバターの甘さ。ゴルゴンゾーラの深い風味と相まって、これはたまらない。ブルーチーズが苦手でなければ、このゴルゴンゾーラクルチャこそこの店のクルチャの極致と言えよう。

カマルプール

そして前回いたく気に入ったラムミックスをリピート。「王様のラム」と「ラム肉のクミン焼き」のセットを独り占め、これは贅沢だ。

二種類の味の違うラムに、ミントソースがいいアクセントになっている。野性味溢れるラム肉の香ばしさが、カリッと焼かれた表面によって封じ込められている。やっぱりこの店のラムは、私が今までに食べたラムの中でもトップクラスにうまい。

羊なのに、ウマすぎる。

カマルプール

ソロだからここまででけっこうお腹いっぱいになってきてしまったけど、〆のカレーは外せない。前回のラムミントカレーも捨てがたいけど、ここは定番中の定番、バターチキンカレーを。
合わせるのは、今回はナンにしてみました。このナンがまた思っていた以上に大きくて、食べきれるかな...と一抹の不安が。

カマルプール

バターがふんだんに使われたバターチキンカレーは、インドカレーとは思えないほどのやさしい味。ナンにもバターがたっぷり使われていて、まるでバターの川に浸っているかのようだ。この店のうまさは、かなりの割合でこのバターとパクチーによって構成されているに違いない。

カレーは基本的に辛口派の私だけど、このバターチキンカレーはいい。いいンダス文明(ぉ

カマルプール

出てきた瞬間は怯んだけど、気がつけばあっさり完食。うまかったぁ~っ。
チキンキーマとか、サーグパニールとかも気になるんだよなあ。これは、コンプリートするまで通うしかないかも。

ごちそうさまでした、きっとまたクルチャ。

孤独のグルメ Season4 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 21:56 | Curry | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2015/03/07 (Sat.)

BAR BOSSA

先日、某氏の紹介でとあるワインバルに行ってきました。

BAR BOSSA

BAR BOSSA

渋谷のセンター街を抜けてまだまだ先、東急よりもちょっと奥に行ったところの小路にある、こぢんまりとした感じのワインバルです。NHK 本社付近とか松濤エリアとか呼ばれる界隈の一角。この blog 的にはこどグル原作の聖地、魚力からはまさに目と鼻の先の距離にあります。
立地的にも一本裏手だし、店構えもオープンな雰囲気ではないので、一見さんお断りとまではいかないものの、知る人ぞ知るな感じ。基本的には常連さん中心で賑わっているお店のようです。

BAR BOSSA

店内はとても落ち着いた雰囲気で、とても渋谷とは思えないほど。照明もかなり薄暗くて、隣のテーブルに座った人の顔もハッキリとは判らないくらいです。聞くところによると NHK が近いこともあって業界人の利用も多いようで、まさに隠れ家的バル、と言って良いでしょう。
ちなみに壁にウクレレが飾られていますが、店名にもあるとおり店内 BGM は基本的にボサノヴァ限定。ハイになるわけでもなく、かといって暗くなるわけでもなく、ちょうど良い具合にリラックスできる空気が漂っています。

BAR BOSSA

この店のマスター・林伸次氏は、その道ではけっこう有名な方のようで。ハフィントンポストにも連載をもたれているそうです。

林伸次(bar bossa)

経歴を見ると「レコード屋、ブラジル料理屋、バー勤務を経て」このお店をオープンした、とのこと。まさにそれまでの経験が集約されたお店(ブラジル音楽=ボサノヴァとブラジルの料理やお酒が楽しめるバル)、というわけですね。私はそれほど言葉を交わしたわけではありませんが、マスターは気さくで腰の低い方で、一発でこのお店が気に入ってしまいました。

BAR BOSSA

まずはビールからですが、オランダの「グロールシュ(Grolsch)」という普段あまり見ることのない銘柄があったので、いただいてみました。軽くて飲みやすく、この後のワインやカクテルを導入するための前座としてちょうど良い感じ。

BAR BOSSA

料理は自家製ピクルスから。ピクルスといっても、素材の野菜には火を通してありました。焼き野菜のピクルス、って珍しいですね...でも香ばしさと酸味のコンビネーションがなかなか新鮮で、面白い。

BAR BOSSA

パテ・ド・カンパーニュのフライパン焼き。パテとかテリーヌは好きでこういうお店に置いてあるとつい頼んじゃいますが、これも焼いて出てくるのは珍しい。でも焼くことでうまみがギュッと凝縮される感じで、これは確かに美味しい。

ただ、店内があまりにも薄暗くて RX100 III では質感や雰囲気を出すのが難しいですね...せめてテーブルに置かれていた蝋燭をもっと活用すべきだったかも。

BAR BOSSA

チリ・コン・カルネ(チリコンカン)。ああ、これもいい。

雰囲気の良いだけのバルならいくらでもあるけど、ちゃんと料理が美味しいところ、というのはそうはありません。

BAR BOSSA

そしてこの店は日替わりのカレーが売りらしい、ということで、ラムカレーをいただいてみました。

このカレーがふくよかなマイルドさをもつ味で、臭みのないラムの良い香りが口の中に広がって、とても幸せ。このカレーだけで専門店を出せるんじゃないかレベルです。
他にはキーマカレーなんかもあるようで、とても気になりました。これは再訪アリだな。

BAR BOSSA

しっかりめの料理が続いてある程度お腹も落ち着いてきたところで、ワインに移行します。
「モンテフィーノ」というポルトガルワインがあったのでいただいてみました。ボルドーやブルゴーニュもあったけど、やっぱりブラジル系統のお店であればラテン系でしょ。私はスペインワイン好きですが、地理的に近いこともあってかキャラクターもやや似ていて、素朴さがありながらも熟成された、私が好きな方向性の味。当然、このお店の料理にも合っています。

BAR BOSSA

ある程度満たされてきたので、あとは軽いものをつまみながらお酒と会話モードに。ドライフルーツ盛り合わせとか、いかにもバーっぽいつまみだけど、こういう雰囲気の中で食べると妙に美味しいんですよね。

BAR BOSSA

サバのコンフィのオーブン焼き、小ぶりだけど味がしっかりしていて、つまみにちょうどいい感じ。
このお店の料理、元の調理法のものをそのまま出さずに一焼きして出してくるものが多いようで、その一手間がうまみを増してくれて嬉しい。

BAR BOSSA

深まってきたのでカクテルを。ブラジルのカクテル「カイピリーニャ」をいただきます。これはあまり飲める店がないレアなカクテルですが、この店の上品な無国籍感にちょうど良くはまります。

料理もお酒もおいしく、たくさん話せるいいお店。ここは一発で気に入ってしまいました。多人数でガヤガヤ、ではなく、話の合う大切な友人とサシでゆっくり話をしたいときに使いたいお店ですね。きっとまた来ようと思います。

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投稿者 B : 23:59 | Curry | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2015/01/28 (Wed.)

懐かしの南蛮カレー。蒲田「キッチンすみっこ」

その昔、蒲田駅西口を出てすぐのところに「南蛮カレー」(うどんの「カレー南蛮」ではない)という、知る人ぞ知るカレー専門店がありました。食券制、カウンターのみ、店内にはずっと演歌がかかっていて、客層はほとんどがおじさん、という渋い店。
美味しいカレー店というだけなら他にいくらでも選択肢があるけど、南蛮のカレーは本格的なカレーとも家庭的なカレーとも違う、独特な味。でも何故か時々やたらと食べたくなる常習性を持っていて、私も乗り換えでよく蒲田駅を利用していた学生時代に、けっこう利用していました。

その南蛮カレーですが、三年ほど前に久しぶりに前を通りかかったら、お店のあるはずの場所に築地銀だこハイボール酒場が入居していました。えー、知らない間に閉店していたのか...と人知れずショックを受けていたんですが、当時の店員さんの一人が別の場所に店を開き、そこで南蛮を再現したカレーを出しているということを最近になって知りました。
そうなると、もう行かざるを得ないわけです。

キッチン すみっこ

キッチンすみっこ

蒲田というよりもほぼ隣の蓮沼駅の近く、駅前の商店街からもちょっと離れたところにある、小さなレストランのような喫茶店のようなお店。
入ってみたところ、マスターと奥さんの二人経営と思われる、アットホームな雰囲気の店内でした。そしてマスター、もう 10 年以上前の記憶だから朧気だけど、確かに南蛮のカウンターの中にいた人だ(^^;;

キッチンすみっこ

カレーメニューはこんな感じ。さすが、たくさんあります。基本的に南蛮時代のメニューをそのまま引き継いでいるようですが、ヒレカツカレーとかロースカツカレーって以前はあったかな?もしかしたら一部入れ替わっている可能性もあります。

そしてサイドメニューの玉子(ゆで or なま)50 円。そういえば昔は必ずゆで玉子をつけて食べていたなあ。

キッチンすみっこ

裏側は定食メニュー。南蛮はカレー専門店だったので、この定食はこのお店のオリジナルということになります。「定食」ってのがいいじゃないか。

そしてメニューの最下部には...持ち帰り!そういうのもあるのか。定食もカレーも持ち帰れるとは。

キッチンすみっこ

そうこうするうちにカレーのご登場。やはり定番中の定番をということで、カツカレーにしました。

おお、楕円形の平皿といい、中央に土手状に盛られたライスといい、その上に載ったカツといいキャベツといい、南蛮そのまんま。こういう形で出てくるカレーライスは他に見たことがありません。

キッチンすみっこ

カレーはやや甘めでやさしい味。他のどことも似ていない、独特の味のカレーです。でも昔の記憶によればもっと安っぽい味だったような気がするのですが、こちらのカレーは想像していたよりもずっとふくよかで、奥行きのある味わい。単純に引き継いだだけじゃなく、ちゃんと進化しているということなのかもしれません。
値段の割に大きくて柔らかいカツも健在。昔と同じで並盛りでもライスの盛りは良く、じゅうぶんにお腹いっぱいになれます。大盛りはかなりの量で、二十歳そこそこの私でも完食すると胃がはち切れそうになるボリュームでした。

キッチンすみっこ

ああ、おいしかった。思い出補正がかかっているからかもしれませんが、懐かしく、満ち足りた気分になれるカレーでした。

今度来る機会があったら定食も食べてみようかな。

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投稿者 B : 23:00 | Curry | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2014/12/18 (Thu.)

かれー麺 実之和

ここのところいろいろ起きていますが、懲りずに料理写真を載せていきます(ぉ

かれー麺 実之和

先日、珍しく仕事で六本木に行くことがあったんですが、見事にお昼を食いっぱぐれまして。おやつの時間が過ぎた頃にようやく暇ができたので、遅い昼食を取ることにしました。

でも、ランチタイムを思いっきり過ぎてディナータイムの仕込みの時間だというのにやっているお店もあまりない。六本木といえば久々に豚組食堂もいいなあ、と思ったけど、この日はなんかちょっと探索したい気分。ちょっと探してみたら、六本木交差点からそう離れていないところにあるじゃないですか、面白そうな店が。

実之和 六本木店

かれー麺 実之和

店内は昭和を模した居酒屋という雰囲気。ちょっと作った感じの昭和感だけど、まあそんなに嫌いじゃない。

ディナータイムは鍋がメインの居酒屋みたいですが、名物の「かれー麺」は昼夜問わずいただけるようです。また、赤坂や青山、新宿御苑前にも支店がある模様(本家は千葉のお店らしい)。

かれー麺 実之和

一口に「かれー麺」といっても、いろいろあるんだなあ。

その場で食べログで調べてみたら、普通のかれー麺はけっこうマイルドらしいと分かったので、辛味好きとしては「赤いかれー麺」の辛口大盛りを注文。「ランチタイムはごはんが無料でつけられますが、どうしますか?」と聞かれたので(なんと 17 時までランチタイム扱い!)反射的に「あ、お願いします」と言ってしまうのが自分の悪いところ(´д`)。

かれー麺 実之和

出てきました。...こんな感じなのかー。

かなりとろみのあるカレースープに、しゃぶしゃぶ用っぽい豚の薄切り肉と青ネギが載っかっています。もっとスープカレーっぽいサラサラした感じかと思ったら、カレーうどんと同等以上のとろみあるスープ。これはちょっと意外でした。

かれー麺 実之和

このスープがまた、とろみがあることでもう全然冷めない!食べ終わるまで全く冷めなかったと言っても過言ではないレベルで冷めない。しかも、辛口がかなり辛い。カプサイシンの働きを直接感じるストレートな辛さで、辛い物好きの私でも堪えるレベルで辛い。熱いと辛いのダブルパンチで、最初の一口が胃に到達した瞬間、全身から汗が噴き出してきます。

かれー麺 実之和

麺はかなりコシのある中太麺。パンチのあるカレースープに存在感のある麺の組み合わせ、かなり食べ応えあります。本気で熱いし辛いけど、これはうまい。

ただ、どこまで行っても熱くて辛くて逃げ場がないのが、ちょっとつらい(泣

かれー麺 実之和

〆はごはんを投入して、カレーおじや。ごはんをスープに浸け込むとまた逃げ場がなくなっちゃうので、少し白いところを残していただきます(笑。
麺大盛りは、空腹状態でも「もう入らない」となるくらいのボリュームだったので、並で十分だったな。そしてごはんなしでも良かったくらい。

おいしかったけどちょっと辛すぎたので、後日再訪して普通のかれー麺をいただいてみました。そしたら、辛さは少し物足りないけど、カレーのコクの深さがよく感じられて、全体のバランスは辛口よりもノーマルのほうがさすがに整っていますね。そして熱いのは相変わらずで、食べた後はこの寒いのにコートを脱いで外を歩きたくなるレベル。

これはなかなか良いお店を見つけたかも。六本木方面での食事処の選択肢に加えておきたいと思います。

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投稿者 B : 23:55 | Curry | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2014/11/19 (Wed.)

東京都江東区木場のチーズクルチャとラムミントカレー

「口が、鼻が、胃袋が、カレーに惹きつけられている。空腹時のカレーの魔力に、あらがえず」

カマルプール

ドラマ『孤独のグルメ Season4』聖地巡礼も、だいぶ巡ってきました。残るは後半戦ですが、今回はカレー好きとしてはずっと楽しみにしていた第 6 話の舞台、木場にやってきました。

このお店は劇中でも「飛び込み客はほとんどいない、基本は予約」というくだりがありました。放送直後は例に漏れず大混雑していたらしいですが、私は 1 週間ほど前の電話でも何とか予約が取れました。

タンドールバル カマルプール

カマルプール

それでも、店内はずっと満席。21:30 頃になってようやく空席ができはじめる、という状況で、人気ぶりが覗えます。ドラマ同様の女子会っぽい集団がいたり、どう見ても聖地巡礼っぽいお客さんがいたり(笑)、客層も幅広い。

カウンターの中では、インド方面出身と思われるシェフが休む間もなく腕を振るっています。
いい料理人って、作るさまからしてすでにうまそうだ。

カマルプール

まずは飲み物から。「ふらっと QUSUMI」で久住さんが飲んでいた葉っぱサイダー(という名のモヒート)を頼もうと思ったら、モヒートは夏季限定メニューだとか。ミントがあるならモヒートもできると思ったんですが、まあ仕方ない。
でも、葉っぱサイダーっぽい飲み物はもう一つありました。それが写真の「カマルビア」。刻んだ大量のパクチーをビールに投入したビアカクテルですが、飲み物にパクチーを入れるという発想が常識を超えている(笑。パクチーだけじゃなくて、その上にガラムマサラと、あと塩?が振ってあって、お酒を飲んでいるはずなのにオリエンタル系のつまみをビールと一緒に飲んでいるような、そんな感覚。ビールに氷を入れるのも個人的にはあり得ないと思っていたけど、これならアリ。

これはハマッたらハマる飲み物。ちなみに私は結局最後までこれをおかわりし続けました(ぉ

カマルプール

それじゃあ、インド料理、迎え撃とうじゃないか。

まずチーズクルチャは外せない。
クルチャ、って富山弁で「来るよ」の意(どうでもいい

小ぶりのナンにチーズを詰めた、インド風プレーンピザ、という趣の料理。
ペタン、ペタンと作っているようすや音がいい。

カマルプール

一切れ取ると、チーズが伸びる伸びる。それに、いい匂いだ。チーズ好きとしてはタマラナイ。

ナン系の生地に、濃いめのチーズ味がよく合う。ナンにチーズ、という組み合わせは今まで思いつかなかったなあ。
すごい。インドピザ、こいつはいい。

生地とチーズだけ。トッピングもないのに。
インドに、途方もないピザがあった。

カマルプール

窯焼きの野菜サラダ「タンドーリ ベジ」。
タマネギ、パプリカ、エリンギ、オクラ、プチトマトといった野菜類に火を通して、いろんなスパイスの混じったソースが絡めてあります。

ほぉ~。タマネギ、甘ジュワ。
エリンギもいい。どこにいても、君はエリンギだ。

複雑なうまみが合わさったこのソースもいい。残さず野菜につけて食べたくなる。
野菜がうまいと、ものすごく身体にいいことをしている気がする。

カマルプール

久住さんが食べていたラムミックス。これは絶対食べておきたいと思っていました。
「ラムのクミン焼き」と「王様のラム」の盛り合わせ。写真手前の色が濃い肉がクミン焼き、奥の白っぽいのが王様のラム。

カマルプール

うわあ、ほぉ、ほぉ~っ!

弾力性があって、歯を押し返してくる肉。いかにも肉って肉だ。歯を立てると、中からうまみが溢れてくる。
火の通り具合もちょうど良い。そして、ミントソースがいい働きをしている。

これはうまい。ここまでうまいラムはそうそう食べたことがないくらいだ。

カマルプール

ラムを堪能している間に、追加で頼んだクルチャが来るちゃ(しつこい

同じクルチャのように見えるけど、上に刻みパクチーが散らしてあるのがさっきとの違い。

カマルプール

正解は、キーマクルチャでした!

その名の通り、カレー風味に炒めた鶏挽肉を入れ込んだチーズクルチャで、プレーンなチーズクルチャとはまた違ったおいしさ。というか、これ数枚あればそれだけでごはん代わり、つまみ代わりになりそうな勢い。これもうまい。

クルチャ、気に入った。インド料理店に行ってもカレーとナン、あとせいぜいタンドリーチキンくらいしか食べたことがなかったけど、今度近所の店にクルチャがあるかどうか調べてみよう...。

カマルプール

ブナオイスター。カキのスパイス炒め。

日本でカキといったら生牡蠣、カキフライ、牡蠣鍋、くらいのものだと思っていたから、こんなカキ料理、初めてだ。
もうスープの色を見ただけでうまそうだ。

カマルプール

ほぉ~、はぁ~~!!
うん、カキ、スパイスに負けず。
カキ、うまし。

そして、深皿の底に沈殿している、カキのうまみとスパイスが渾然一体となった澱状の部分がまたうまい。溜まってるけど、たまらない(ぉ
これは、スープの一滴まで残さずいただきたいうまさだ。

カマルプール

こちらは久住メニューの「ラッサム」。インドの酸っぱ辛いスープ、とのことだけど、酸辣湯とかトムヤムクンとはまた違った雰囲気。
トマトの酸味をうまく活かした酸っぱ辛さで、妙に後引く味。そして香りが良く、味も深い。後から写真を見ただけで口の中に唾液が分泌しまくる系の旨辛だ。

カマルプール

そして名物・鯖カレー。

ちょっと大きめのスーパーとかアジア系の食品店とかに行くと見かけるサバカレー缶はなんだかイロモノっぽくて手を出しにくいけど、こういううまいインド料理を出す店で自信満々に出されたら、そりゃ食べてみたくもなるというもの。

カマルプール

カレーはサラサラしたスープカレーで、でも北海道の薬膳っぽいのとは違う、インドらしいスパイス満載のカレー。辛くはなく、香りとうまみで食べる感じ。
そして鯖は、確かに鯖(笑。鯖とカレーって合うのかと思ったけど、これが意外なほどに合う。インドの家庭的素朴さ。インドのおふくろの味って、こんなのかもしれないなあ。

うん、奥が深いよ、インド。

じゃあ、そろそろ〆にかかろうじゃないか。

「すいませーん」

カマルプール

〆のカレーは、もちろんアレ。

カマルプール

ラムミントカレー。

カレーと、ミントと、ラム。それぞれ主張の強い素材をひとつのカレーにまとめようなんて、いったい誰が考えたんだ。そして、いったいどんな味がするんだ。

食べてみんと、わからむ。

カマルプール

あっ、いい。これ、いいンダス文明。
ミントよりちゃんとカレーが勝ってる。ミントを従えたカレーだ。

口に入れた瞬間、ミントのさわやかな香りが駆け抜けて、後からカレーのうまみの部分が追っかけてくる。カレー自体は、そんなに辛くない。
そしてラムがこれまた、合う。ラムミントなんて、どっかのアイスクリームみたいな名前なのに。

カマルプール

カレーに合わせるライスは「バスマティライス」という香り米。東南アジア系の長粒種だけど、ここまで細長いコメは初めて食べるなあ。
このバスマティライス、強火で炒めた炒飯でもないのに、炒飯以上にパラッパラ。スプーンで掬うのが大変なくらいのパラパラ度合いだけど、これがラムミントカレーに合う。香りはここまで食べてきたインド料理とは一線を画す上品な香ばしさで、インドの貴族はこういうものを食べているのかなあ、と想像したくなります。

そしてこのバスマティライス、見た目以上に腹に溜まる。これを食べる前は「あとバターチキンカレーくらいいけそうかもな」と思っていたのが、食べている間に胃がズンズン重くなっていって、最後にはこれ以上入らない...という状態になっていました。

カマルプール

いや~、今日は驚いた。ひとつひとつがうまかった。
インドバル、いいじゃないか。

インド深し。俺はまだまだ、お釈迦様の掌の上だ。
カレー食ったら、なんだか新しい元気が湧いてきたぞ。

ボーダチャ。ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 23:58 | Curry | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2014/06/20 (Fri.)

看板に偽りあり!?隠れたカレーの名店「川崎餃子樓」

同僚から、「川崎にうまい店がある」という情報を得たので、食べに行ってみました。

川崎餃子樓

川崎餃子樓

その名も「川崎餃子樓」。中華といえばすぐ近くの横浜中華街だし、餃子に絞っても隣駅・蒲田の名物。むしろ川崎といえば焼肉、という町なのに、そこで「川崎餃子樓」とはなかなか大きく出たじゃないか。

立地はビックカメラの入っている川崎ラゾーナの裏手。川崎はヨドバシ側なら商業ビルやアーケード街も多いしよく歩くけど、ビック側はほとんどラゾーナで完結してしまうので、ラゾーナよりも先をまともに歩いたのはこれが初めてだったり。

川崎餃子樓

メニューはこんな感じ。サラリーマン的に嬉しい「とりあえずセット」、「おつまみの部」、「一品料理の部」(部っていうか一種類名)、「締めメニュー」。餃子を筆頭に、いかにもビールに合いそうな肴が並んでいます。そして、どれも安い!上から順番に頼んでいきたい安さと充実度です。

改めて店内を見渡してみると、2~3 人で連れ立ったサラリーマン風のおじさんばっかり。確かに、特に何のきっかけがなくても同僚を誘って軽く一杯引っかけて帰るには、ちょうど良さそうな店ではあります。

川崎餃子樓

ごはんものはこの通り。そう、ここは「餃子とカレーのお店」なんです。「餃子樓」なんていうから、いかにも本格的な餃子を中心とした中華料理店かと思ったら、なんという俺得店!(ぉ
カレーも辛さ別にいろいろ揃っているのか。川崎カレー、ブレンドカレー、スパイシーカレー...まではいい。「ざけんなよ!カレー」って何だ(笑

まあ、ここはやっぱり、餃子とカレーとビールでしょ。

川崎餃子樓

というわけで、「とりあえずセット」の生ビール。ふー、今日も暑い中お疲れさまでした>自分

セットの餃子が出てくるまでちょっと時間がかかるようで、この間にすぐできそうなゴマ塩きゅうりか枝豆でももらえば良かったかな...。

川崎餃子樓

少し待って、餃子が出てきました。セットの餃子は焼き・水・温から選べますが、ここはやっぱり焼き餃子でしょ。複数人で来たらいろいろ頼んで分ける、というのも良さそうです。

焼き餃子は 6 個。小ぶりですが、皮がパリッと焼けていて、見るからに美味しそう。

川崎餃子樓

見た目どおり、カラッパリッと焼かれた皮の中に、肉汁とうまみがギュッと凝縮された感じの餡が収められていました。とてもオーソドックスだけど、それだけに期待を裏切らないうまさ。これはビールに合いすぎる。

川崎餃子樓

続いて、カレー。数種類あったカレーメニューの中から、辛口の「スパイシーカレー」を選んでみました。
ライスにルウがかからずに出てくるあたり、こだわりなんですかね。調べてみたところ、カレーの種類によって提供の仕方が違うようですが。

川崎餃子樓

スパイシーカレーはかなりとろみが強いタイプで、主な具は繊維状にほぐれるまで煮込まれた鶏肉でしょうか。これは見るからに手が込んでいるカレー。そして、間違いなく私好みのタイプだ。

川崎餃子樓

食べてみると...んん?これ、辛口っていってたよね。と言いたくなるくらい、マイルドな口当たり。おそらくフルーツをふんだんに使っているんでしょう、その甘みが口の中に広がります。
その後、いろんな肉や野菜の旨味が舌にじわあっと深みを感じさせ、最後にスパイスの辛さが追いかけてくる感じ。私の尺度ではこれは「中辛」の部類ですが、ストレートな辛さは強くないものの、後から汗がどんどん出てきて、かなりの香辛料が使われているのがフルーツのマイルドさで中和されていただけだったんだな、ということを思い知りました。

川崎餃子樓

ああ、うまかった。ここのカレーは確実に私のツボを突いてきました。ハッキリ言って、このカレーは好きな味。
餃子も美味しかったし、これは川崎方面に来る機会があったら必ず候補に挙げる店になる予感。他のカレーも食べてみたいし、水餃子も気になる。あと、他のお客さんが頼んでいた角煮も妙にうまそうだったんだよなあ...。

さて、次回は何を食べようか。

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投稿者 B : 22:55 | Curry | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2014/04/20 (Sun.)

東京都新宿区神宮球場のウィンナー・カレー

「よしっ、思い切って振っていけ!!」

神宮球場

野球を観に来たのは、当然マンガ『孤独のグルメ』聖地巡礼のためでした(ぉ。いや、試合そのものもとても面白かったですけどね!

原作第 13 話「東京都新宿区神宮球場のウィンナー・カレー」の舞台、神宮球場。劇中は井之頭五郎が甲子園の予選をエースとして戦う甥っ子の応援に来た、というお話でしたが、せっかくならプロ野球を観たい、撮りたい、というわけで巨人戦のナイターです。

神宮球場

ゲームは 7 回まで 5 対 3。この後、延長 10 回に 9 対 8 でゲームセットになるわけですから、終盤にどれだけ盛り上がったか分かるでしょうか。

神宮球場

それにしても暑い。この日は 4 月ながら最高気温が 23 度と、ちょっとした初夏の陽気で、球場の熱気もあって暑いくらい。
しかし...この暑さ、水モノばかりじゃなく何か腹に入れておかないとブッ倒れるな、こりゃあ(大げさ

なんにしようかな...?

麺や秀雄

麺や秀雄

さぼてん(とんかつ)、銀だこ、ケンタッキー、ピザーラ、サーティワンアイスクリーム...スタジアム内の売店といっても、今やいろんなチェーン店が入っているんだなあ。そういう店は確かに安心感はあるんだろうけど、それじゃあちょっと面白くない。せっかくスタジアムに来たんだから、食べ物でも観戦気分を味わいたいじゃないか。

ゴローが訪れた売店は、おそらく当時からはお店の名前は変わっているんでしょうが、メニューは変わらずありました。

麺や秀雄

...ウィンナーカレー?初耳だな。
チャーシュー丼とか、もつの煮込み丼とかにも惹かれるなぁ~っ。

ま、なんでもいい、スタミナのつきそうなところで。

麺や秀雄

券売機で食券を買ってカウンターに提出。これ、お願いします。

ウィンナーカレーは、ゴローが食べた当時からは 50 円値上がりして、700 円。まあ、当時から消費税も既に 2 回上がっているわけだしなあ。

神宮球場

ウーン、この組み合わせは初めてだな、意外にも...。

見た目はほぼ当時のそのまんま、下品にならない程度にタップリ入れたセルフサービスの福神漬け、入れる場所が逆だった(ぉ

神宮球場

ウィンナーは当時から 1 本減って、2 本に。その代わり、魚肉ではなくちゃんとした豚肉ウィンナーになっていました。
カレーは肉・玉葱の多少入ったいかにもスタンドの味、だけどコクがあってけっこうおいしい。社食のカレーより全然いいな(ぉ

神宮球場

暑くて熱くて辛くて...味もなにもよくわからない。
というほどのこともなく(笑、普通においしくいただきました。正直期待していなかったけど、想像よりずっとおいしかった。

ちなみに背景に写っているのは、お店で「トレイ」として渡された、缶ビールの段ボールを半分に切ったものです(笑

神宮球場

終盤に向けて試合は盛り上がってまいりました。

スタンドの興奮も最高潮。これだけホームランが飛び出せば、そりゃあテンションも上がるというもの。
うわぁ、わかっちゃいたけど、また汗が吹き出した。

これは何か飲み物が必要だ。
大人の野球観戦といったら、ビールに決まっているだろうが。

神宮球場

球場内では、各ビール会社の売り子さんが何人もスタンドをグルグル回っています。片手に千円札の束を(あえて見えるように)持って回っているのも、これはこれでエンタテインメントなんだろうなあ。
好きな銘柄の人に声をかけてビールを買うわけですが、目の前で他のお客さんに捕まえられたり、ちょうど回ってきたところでホームランが出てそれどころではなくなったり、きっかけが難しい...いかんな、タイミングがズレてる。

神宮球場

というわけで、まずは黒ラベル!

やっぱ人生、このときのために生きてるようなもんよね~!(←キャラが違う

神宮球場

ビールのつまみに、さっきカレーと一緒に買っておいた唐揚げ棒。こういう場所には、こういうジャンクなつまみでいいんだよ。

神宮球場

そしてヱビス!

注文のタイミングを逃しつつ(汗)観察していて判ったのは、ビール会社や銘柄によって売り子さんのスタイルがずいぶん違うこと。ちゃんと携帯用サーバから注いでくれるものと、缶や瓶から注いでくれるものがあり、値段も違う。サッポロ黒ラベルとキリンラガーは缶だけどコンパニオン風のスラッとした美人さんが多く、値段も 500 円。ヱビス、キリン一番搾り、アサヒスーパードライはサーバを担いで長時間歩き回るためか健康的な女性が多く、値段もちょっと高い 750 円。味はやっぱりサーバから注いでもらったほうがおいしい。
他に飲めない人向けのコカ・コーラの売り子さんがいるのは当然としても、サーティワンの売り子さんまで回っているのにはちょっと驚いた。

神宮球場

がんばれがんばれフトシーッ!(この試合にフトシという選手は出ていません

いやあ、ジャンクフードとビールを入れながらの野球観戦、楽しい楽しい。
これは誰かを誘ってまた来たいところ。もうちょっと暑くなってからのほうが、ビール的にはおいしいかもなあ(笑。

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 【新装版】

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投稿者 B : 00:30 | Curry | Gourmet | KODOGURU | コメント (2) | トラックバック

2014/03/30 (Sun.)

東京都練馬区石神井公園のカレー丼とおでん

「公園を南に見下ろすように...ホントいい場所にちゃんといい家が建っているんだな」

石神井

『孤独のグルメ』聖地巡礼【原作版】もかなりのお店を網羅してきました。あと残っているのは個人的に行きにくい場所やシチュエーションばかりになってきましたが、今回はそんな中から第 11 話に登場した、石神井公園を訪れました。
石神井公園って、確か大学 1 年のときに来たことがあるんですが、雰囲気くらいしか憶えていません...もう 18 年も前のことだからなあ。

石神井公園

こりゃあ井之頭公園や代々木公園とはまるで違う雰囲気だ。
やっぱりどこの駅からも遠いし、近くに大きな繁華街がないせいかな。

えーと...たしかこの辺に古い休憩所みたいなのがあった筈なんだが。

豊島屋

豊島屋

あったあった、ここだあ。

いつからこの場所に存在するのか判らない、まさに昭和レトロな公園の休憩所。ドラマの Season1 に登場した、永福町の「武蔵野園」にもどこか似た雰囲気を感じます。まあ、ドラマのほうが原作のこの回のオマージュ、ということなんだろうけど。

ただ、残念なことにお店には店内撮影禁止の貼り紙が。他にも、飲食物持ち込み禁止だったり、ペットをテーブルに上げないでくださいだったり、座敷は禁煙だったり、禁止事項の貼り紙が至るところに貼られています。昼間からお酒が飲める店でもあるし、それだけ迷惑なお客さんも少なくないということなんでしょうが、あまり多すぎるのも気持ちが良くないもので。この点だけは、ちょっと残念に感じました。

豊島屋

「このワザとらしいメロン味!」

というわけで(笑)劇中に登場したチェリオもちゃんとまだ売られていました。ガラス瓶はペットボトルになり、販売方法も自動販売機落ちして店売りになっていましたが、健在。この回は料理よりもむしろチェリオのインパクトのほうが強いくらいの回なので(笑)、あって良かった。

続いて、料理。撮影 NG だったので、店内写真はナシで...。

豊島屋

まずはおでん。おでん屋のおでんとも、コンビニのおでんとも、当然静岡おでんとも違う、シンプルであっさりとしたおでん。具はおまかせで 500 円。私は大根、厚揚げ、ちくわ、ちくわぶ、こんにゃくの五品。感動的というわけでもなく、ごく普通に美味しいおでんだけど、頼んですぐ出てくるのがうれしい。こりゃあ昼間っからここで飲みたくもなるわけだ。

豊島屋

そしてカレー丼、750 円。そうそう、これこれ!確かにばあちゃんちみたいな味だ。ばあちゃんにカレー丼作ってもらったことないけど(ぉ
蕎麦屋のカレーに近い、出汁が効いたカレーで、あんまり辛くなく、ほっとする味。

この店、石神井公園の真ん中にあって、しかも花見シーズンだからか、なかなかの人出。休日だけかもしれないけど、そこらの有名レストランよりも繁盛しているように見えました。

石神井公園

ああ...こんな土曜のこんな場所に俺がいるなんてなにか不思議な感じだ。
でもなんでだろう...このとろんとした雰囲気、ずっとここにいたいような居心地の良さ。

外は春にしては軽く汗ばむくらいの暑さでしたが、この季節に外の空気に触れながら食べるものって、なんだか妙に美味しいですよね。

ごちそうさまでした。

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 【新装版】

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関連ランキング:カレーライス | 石神井公園駅

投稿者 B : 00:14 | Curry | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2013/11/02 (Sat.)

スープカレー TARA

仕事で札幌に来ています。前回札幌に来たのは 2 年と 3 ヶ月前でしたが、前回がとんぼ返りに近い出張だったので、感覚的にはもっと久しぶりのような気がしています。

今回は少しゆっくりめに来ることができたので、何を入れていこうか...といろいろ考えたんですが、まずはここのスープカレーをいただくことにしました。

Spice Bar TARA

Spice Bar TARA

この店。実は昔にも来たことがあるんですよ。ちょうど 10 年前、3 ヶ月ほど出張で大通公園のそばで働いていたときに、常駐していたプロジェクトルームのすぐ近くにあった店です。朝から晩までプロジェクトルームに缶詰で、精神的にちょっと参っていた時期でしたが、お昼にこの店の前を通りかかってふらっと入ってみたのが、私のスープカレー初体験。なので、個人的にはスープカレーと言えばこの店の味がベンチマークになっています。

Spice Bar TARA

地下一階にある店舗で、ランチはスープカレー、夜はバーをやっているようです。カウンターとその奥にはスピリッツやシャンパンがずらり。こういう雰囲気の店、好きなんですよね。「おひとりさま」が多いのも特長で、10 年前の私もプロジェクトルームから逃げ出すようにこの店を目指し、昼休みにひとときの心の休息を得る、という生活でした。カレー好きというのもあるけど、週に 2 回は通ってたんじゃないかな...。

Spice Bar TARA

カレーはスープカレー以外にカシミールやドライカレーもありますが、私はスープカレー以外食べたことがありません(笑。

カレーの具はチキン、ビーフ、ポーク、野菜、とあって、いずれもスープカレーらしくごろっと入っているのがポイント。チキンは大ぶりの骨付き肉なので、食べ応えあります。

Spice Bar TARA

10 年ぶりのスープカレーは、「ポーク野菜・辛口」を頼んでみました。

ああ、懐かしい!当時のつらさとこの店に癒やされた思い出が絡み合って、つい目頭が熱くなります。

Spice Bar TARA

ポークはスプーンでも切れてしまうほど軟らかい、角煮のような食感の豚肉。それににんじん、ピーマン、かぼちゃがごろごろ。こういうのが嬉しい。

スープはコクがあって、スパイスがふんだんに使われている感じの深みのある辛さ。インパクトのある辛さではありませんが、後からジワジワ攻めてくるタイプの辛さで、クセになる感じ。東京に比べると北海道はもう寒いですが、このスープを飲むと身体が内側からぽかぽかしてきて、むしろ汗をかくほど。食後、道行く人が皆コートを着て歩いている中、私は上着を脱いで歩いていました(笑。気分は『北風と太陽』の旅人ですよ。

Spice Bar TARA

食後はラッシー。コーヒーも選べますが、こういうスパイスたっぷりのカレーにはラッシーが合います。辛くなった口の中を和らげてくれる、優しい味。

やっぱり、この店のスープカレーは私にとっては特別な味。久しぶりに、癒やされました。
ごちそうさまでした。

関連ランキング:スープカレー | 西4丁目駅大通駅すすきの駅(市電)

投稿者 B : 23:52 | Curry | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2013/09/15 (Sun.)

カレーは飲み物。

以前より、店名からして気になっていたカレー屋さんに行ってみました。

カレーは飲み物。

カレーは飲み物。

この店名。明らかにカレー好きへの挑戦と受け取った(ぉ
店名に句点(。)をつけて言い切っているあたりがさらに挑戦的。

カレーは飲み物。

しかし、お昼どきに行ったらけっこうすごい行列が!

オープン当時、そのインパクトのある店名でけっこう話題になってたので、もうこの界隈じゃ有名店なのでしょう。池袋の駅からそこそこ歩くにも関わらず、すごい人です。
まあメニューがカレーなので開店は早いですが、何せカウンター席 10 席くらいしかないので、時間かかります。炎天下、30 分近く並んで、ようやく券売機にたどり着きました。

カレーは飲み物。

メニューは「黒い肉カレー」と「赤い鶏カレー」の 2 種類のみ。ライスの量は大中小から選べますが、どれを選んでも値段が同じ、というなかなか思い切ったシステムです。「大」はライス 500 グラムとか...二十代の頃ならガッツで行ったかもしれませんが、さすがにこの歳でライス 500 グラムは入らないし、入ったとしてももう夜までお腹すかないと思われ。
赤い鶏カレーがどんなのかは三連星の一人が以前レポートしてくださったので、私は黒い肉の中サイズにしました。

カレーは飲み物。

着席すると、目の前にトッピングメニューが。10 種類あるトッピングのうち、3 種類を選ぶシステムになっています。これがまたなかなか悩ましい選択肢なんですが、100 円追加してもう一品、とかもなし。何を食べたくても客単価 790 円はあらかじめ決まっている、というのは欲張りな人にはちょっと物足りないかも...という考えは後に覆されることになります。
どれにしようか迷っているうちに、選ぼうとしていたトッピングが隣の人に先に選ばれてしまうと悔しくて別のを頼みたくなる貧乏性(笑。最終的に、(1)味玉・(7)ツナマヨ・(10)フライドオニオン を選択しました。

カレーは飲み物。

どーん!数分待ってカレーが出てきました。

これがまたかなりのボリュームで...。ライス中で良かった、とこの瞬間に安堵。それと同時に、ちょっとトッピングの存在感が強すぎて、せっかくのカレーなんだからもっとカレーが主役でも良いんじゃないの?とは思いました。ツナマヨとか、もしかしてツナ缶一缶分入ってるんじゃないか、というボリューム。トッピングの一つは福神漬けとか、そういうオーソドックスな逃げ場的存在にしておけば良かったかも。

カレーは飲み物。

肝心のカレーは、押しの強い見た目に反してごく丁寧に作り込まれた感のある、複雑な深みをもった味わい。柔らかく煮込まれた豚肉と野菜がごろごろ入っているのも嬉しい。ライスもこの手のカレー店にしては珍しくサフランライスと、手が込んでいます。ただ、カレーの味付けが味わい重視で辛味成分が少なく、辛口カレーが好きな私からするとこのカレーは「甘口」。うーん、これは赤い鶏カレーのほうが私好みだったかもなあ。

カレーは飲み物。

完食。
ライスの盛りが良く、具もごろごろ入っている上に、フライドオニオンがとどめ、という感じでかなりお腹いっぱいになりました。

ちなみに、「カレーは飲み物。」というけど、ルウがお椀で出てくる赤い鶏カレーはともかく、この黒い肉カレーの盛りつけだと、さすがに飲み物にはなりませんね(笑。

カレーは飲み物。

そして、座っている間ずっと気になっていたのが...いろんなスパイスに混じって、「カレーの王子さま」のパッケージが積まれていたんですが、これはあえて仕込まれた小ネタなのか、それともルウに混ざっているのか(笑。

池袋だとなかなか来る機会もありませんが、近くにあったらちょいちょい通ってしまいそうなおいしいカレーでした。ただ、30 分並ぶ価値があるかというと、そこまでではないような。今度来る機会があったら、平日とかあまり混まない日時に、赤い鶏カレートッピング控えめ、で挑戦してみたいと思います。

関連ランキング:カレー | 池袋駅要町駅

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