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2019/02/22 (Fri.)

青山シャンウェイ 銀座店 その 2

年明けは出張続きでできなかったので、先日ちょっと(だいぶ)遅めの新年会でこちらに行ってきました。

青山シャンウェイ 銀座店

青山シャンウェイ 銀座店

昨年 11 月に続いて二回目の訪店。外苑前の本店は本当に予約が取れないし、この銀座店もオープン半年でもう空席のない店になりつつありますが、こっちのほうがまだ予約はしやすい。銀座の喧噪からちょっと外れた立地というのもイイ。今後利用する機会が増えそうです。

青山シャンウェイ 銀座店

まあ、まずは乾杯から。今年もよろしくお願いします!(遅

最近は飲みに来てもビール飲むのは一杯程度に控えてるんですが、やっぱり乾杯のビールはうまい。

青山シャンウェイ 銀座店

今回は飲み放題つきのコースでした。
まずは冷菜六種盛り、前回よりも人数が多いのでポテサラの盛りがすごいことになっています(笑。

この冷菜だけでひとしきり飲めそうなくらいどれもおいしい。個人的には豚とカシューナッツの黒酢仕立てがすごくツボ。これだけで何杯でも飲めそうです。

青山シャンウェイ 銀座店

生ビールがサックリ蒸発してしまったので(ぉ)上海ハイボールに移行。紹興酒ベースのハイボール、中華屋に来た実感が湧きます。

青山シャンウェイ 銀座店

そこに登場するのが蛤と韮の炒め物。蛤も韮もうまいけど、それらのうまみを吸ったスープが一番うまいんじゃないのこれ。
蒸し鶏やスペアリブのインパクトに押されがちだけど、実はこういう魚介のうまみを活かした料理がこの店の真骨頂じゃないかという気がします。

青山シャンウェイ 銀座店

さらに定番蒸し鶏。長時間蒸して骨まで丸ごと食べられる鶏に、この葱醤油ソース!
鶏肉にしっとりとしたうまみが浸透していくらでも食べていられそう。何度食べても飽きずにうまい。

青山シャンウェイ 銀座店

飲み放題だとつい調子に乗っていろいろ飲んじゃいます。いつもは割と紹興酒ばかり飲み過ぎてしまうので、今回はあまり濃くないお酒中心で(笑

こちらは無農薬レモン丸ごと 1 個生レモンサワー。長い名前の通り、レモンの酸味がガツンと来る濃いサワー。しかもこれだけレモンがあれば「中身」をおかわりすることで何杯でも楽しめる。濃い味の料理もこの濃厚レモンサワーで味覚をリセットしながらいくらでもいただけます。

青山シャンウェイ 銀座店

そして大本命、毛沢東スペアリブがここで登場!
いつも以上にインパクトのあるこの高さ。この店はやっぱり大人数できた方が楽しいのかもしれません(笑

例によってビニール手袋を使って手づかみでいただきます。
相変わらず辛い!そして熱い!でもウマイ!!やみつきになる味。

これ、時々むしょうに食べたくなるんだよなあ。

青山シャンウェイ 銀座店

こういう辛いものを食べた後の紹興酒って、なんでこんなにうまいんだろ。
麻とか辣の刺激と紹興酒の渋みのある甘さってすごく相性がいい。

青山シャンウェイ 銀座店

このタイミングで提供されたのが蓮根と江戸菜としめじの炒め。
超オーソドックスながら、やさしくてほっとする味。毛沢東スペアリブの刺激の後に一息つかせてくれる、お店側の心配りを感じます。

青山シャンウェイ 銀座店

〆は黒チャーハン。コースでも〆の麺飯だけは選ばせてもらえるようでしたが、ここまで来たら五郎's セレクションの定番を踏破しないとかあり得ない。
おいしかった時間を最後にもう一度凝縮してくれるかのような、この濃ゆい味。このチャーハンも、何度食べてもうまい。

いやあ、シャンウェイはやっぱり何度来てもおいしい。銀座店も人気が出るわけです。
たぶんまた来ることになると思うけど、神楽坂の店舗も利用してみたいなあ。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:22 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2019/02/06 (Wed.)

鳥越 居酒屋まめぞ その 8

「今日は居酒屋系に引っ張られず、あの生ハムをカンテラにして、イタリアンの道を進んでみよう」

居酒屋まめぞ

またしても来てしまいました鳥越。いつもの「まめぞ」さんですが、なんと今回で(ランチ含め)八回目の訪店。別に近所に住んでいるわけでもないのに、我ながら通いすぎです(笑。
『孤独のグルメ』登場店で私がリピートした店はたくさんありますが、さすがに八回も来ているのはここだけ。もちろんおいしいのもあるんですが、何度来ても飽きない味やメニューの豊富さ、気取らず落ち着ける雰囲気も含めてこの店が大好きです。

居酒屋まめぞ

居酒屋まめぞ

今回は夜としては初めてのカウンター席。ちょっと狭いけど、劇中ではゴローちゃんも久住さんもカウンターだったし、これはこれで嬉しい。

一杯目はいつものまめぞハイボールに、お通しは生ハムでした。
ちなみに近年のハイボールブームで国産ウィスキーの原酒不足がニュースになっていますが、このまめぞハイボールに使われている「富士山麓」も今年の三月で終売とのこと。このハイボールが飲めなくなってしまうのかあまりに心配だったのでおかみさんに聞いてみたところ、「まさに最近次のウィスキーを何にするか選定してる。と同時に富士山麓の在庫を必死になって確保してる」とのこと。どうやら仕入先の酒屋さんでは既に入荷終了してしまい、コンビニやスーパーで見かけるたびに買っているそうです(笑。我が家も自宅ではこの店に倣って富士山麓でハイボールを作っているので、次の銘柄が決まった頃にまた飲みに来よう(ぉ

居酒屋まめぞ

これに合わせるつまみはまめぞサラダから、

居酒屋まめぞ

干しホタルイカ。結局こうやって注文がとっちらかっちまうのがこの店だけど、それもそれで楽しい。
ホタルイカといえばそろそろ旬ですね。干しもいいけど、刺身、酢味噌、沖漬け...食べたいなあ。

居酒屋まめぞ

さらに鳥の唐揚げを投入。
もはや完全にのんべえの手先になってしまった。

でもやっぱりこの店の揚げ物、全然しつこくなくておいしい。

居酒屋まめぞ

この店の揚げ物といえば、絶対に外せないのがアジフライ。
「今日のは特に大きいから一人一枚だとお腹いっぱいになっちゃうかも。大丈夫?」と訊かれたのをスルーして一人一枚注文(笑

これがまた過去最大級に大ぶりのアジフライ!
...しかしあまりに興奮した結果、写真を撮らずに食べてしまうという痛恨のミス(ぉ

いや、でも、マジでおいしかった。
このために乾杯をビールではなくハイボールにして、このアジフライ専用飲み物を最高のタイミングに持ってきた甲斐はありました(ぉ

居酒屋まめぞ

そしてこれも外すわけにはいかないサーモンの粕漬け。
見た目は単なる焼き鮭にしか見えないけど、普通の塩鮭とはひと味もふた味も違う奥行きのある味。ビールやハイボールを飲んで良し、だけどつい白飯が欲しくなってしまう味でもある。

居酒屋まめぞ

こう来たら日本酒で迎え撃つしかないわけです。
この店の定番、岐阜の銘酒「若葉」。

居酒屋まめぞ

そこに自家製ピクルスで味覚を軽くリセットしたら、

居酒屋まめぞ

季節限定牡蠣のクリームパスタですよ。
定番の明太クリームもいいけど、牡蠣の旨味を味わえるこのクリームパスタもまた絶品なり。麺が居酒屋パスタによくある茹ですぎのじゃなくてちょい固めに茹でてあるのも嬉しい。

居酒屋まめぞ

ふとカウンターに目をやると、銘品ウィスキーたちがズラリ。しかもちゃんとしたバーで飲んだら絶対にこんな値段じゃ飲めないって金額が、無造作にマスキングテープで貼ってある(笑。

居酒屋まめぞ

そーなるとこのウィスキーでソーダ割りを作ってもらっちゃったりするわけです。

もう何回も来ているはずなのに、毎回違う楽しみがあるのがこの店の奥深いところ。

居酒屋まめぞ

再び粕漬けのうまみを感じたくなって、今度は明太子の粕漬け。
明太子なのに辛味がグッと抑えられ、うまみ成分がグッと立ち上がってきているのが面白い。そしておいしい。

居酒屋まめぞ

で、〆は当然この最強カツサンド!
これだけ飲み食いした後でもスルッと入ってしまう不思議なうまさと軽さ。「カツサンドは別腹」というパワーワード。

中の豚肉がまた柔らかくて、軽く歯を立てただけで繊維質がプツプツ切れていくのを感じながら、独特の甘味あるソースとサクサクの衣を味わえるのがいい。
実はさらにお土産用も買って帰ったんですが(笑)、やっぱりお店でできたてを食べるのが最高です。

居酒屋まめぞ

はー、今回も最初から最後までおいしかった。マスターやおかみさんとちょいちょい会話できるカウンター席、いいですね。
ちなみに隣で一人酒を決めていたおじさんは、何年か前の年末年始一挙放送でドラマのファンになってから巡礼しているそうで、そういうファン同士のコミュニケーションが取れたのも嬉しかった。

なお、居酒屋まめぞは今度の土曜深夜にテレビ東京系『二軒目どうする?~ツマミのハナシ~』という番組で紹介されるようです。またしてもテレ東深夜枠(笑)。テレビに出たらまた予約が取りづらくなりそうだから、放送前にもう一度くらい行っておきたい気もします。

またしてもごちそうさまでした。
今後も懲りずにまた来ます。

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投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2019/01/31 (Thu.)

麻布十番 炭火串焼 ヒヨク之トリ

以前から行ってみたいと思っていたお店にお邪魔してきました。

ヒヨク之トリ

ヒヨク之トリ

麻布十番の焼鳥屋「ヒヨク之トリ」であります。

最近は六本木や銀座よりも麻布エリアの落ち着けるお店が好き。その中でもここはずっと気になっていたのでした。
大勢よりも二、三人でこぢんまり楽しむのにちょうど良さそうなお店。

ヒヨク之トリ

メニュー。土地柄を考えれば、焼鳥はかなりリーズナブルなお値段と言えます。
定番の焼き物もいいけど、一品料理やつまみ類にもいろいろと心惹かれる単語が並んでいて、迷います。

ヒヨク之トリ

ビールはプレモルのマスターズドリーム。通常のプレモルより深みのある味が和食に合います。
お通しは大根おろしとポテトサラダ。どちらも上品ながらオリジナリティある味付けで、いい具合にビールが進みます。

ヒヨク之トリ

つまみは、まずはささ身の昆布〆から。富山人としては昆布〆はつまみのド定番だけど、魚じゃなくて鶏のささ身の昆布〆はこれが初体験。
しっとりとしたささ身に昆布のうまみが凝縮されながら乗り移って、これはおいしい!ささ身って昆布で締めるとこんな感じになっちゃうのか。

ヒヨク之トリ

そして焼鳥を注文していくわけですが、この黙々と仕事する職人さんの様子を見ていると、この時点でもう美味いことが確定したような気がしてきて、期待が高まります。

ヒヨク之トリ

最初は王道中の王道、ねぎまから。ちなみに焼鳥は六本セットで頼んでみました。

程良く弾力のある鶏肉に、焼き加減・塩加減ともに絶妙なねぎま。おお、これは期待していた以上においしい。

ヒヨク之トリ

続いてささ身。
ささ身の焼鳥ってともするとパサパサしがちなものですが、ここのはしっとりとしていておいしい。さっきの昆布〆とはまた違った味わいがあります。

ヒヨク之トリ

こんなんビールすぐなくなってまうやろ!というわけで、焼酎(富乃宝山)をロックで。
こういう店でうまい焼き鳥を食べると焼酎が飲みたくなります。

ヒヨク之トリ

これまた定番、砂肝。
固すぎず柔らかすぎない、程良いコリコリ感が美味しい。こういう砂肝のうまさが分かるのは大人の特権、という気がします。

ヒヨク之トリ

そしてレバー。
トロトロしている...のかと思ったら、意外にも表面はプリッとしていて鮮度の良さを感じさせるレバーです。タレの具合もちょうど良く、今までの鶏レバーのイメージが覆った。

ヒヨク之トリ

アスパラ巻。あまり太いアスパラだと固かったり筋張ってたりで美味しくないものですが、ここのは程々に細くて柔らかい。いい感じに肉汁をアスパラで受け止めながら食べられる絶妙なバランスがいい。

ヒヨク之トリ

そーなると赤ワインが欲しくなってくるわけです。
ちゃんぽんは身体に悪いとか、そういう自制が効かなくなるうまさ。これはやばい。

ヒヨク之トリ

ここからはアラカルトで頼んだ串ものも混ぜていきます。こちらはペコロス(小たまねぎ)に茗荷の焼き味噌。
ペコロスはそれ単体でも甘味があって美味しいし、茗荷はそのものは苦いのに焼き味噌の甘辛さがいい味を引き出してくれる。ああ美味い。

ヒヨク之トリ

そして焼鳥コースの大トリであるつくねを経由して、

ヒヨク之トリ

じゃがバターへと突入していきます。
このじゃがバター、一般的なホクホクのやつとは違って、じゃがいもを一度焼いてしっかりめの食感を残したままじゃがバター化してある。あんまりこういうタイプのじゃがバターって食べたことないけど、なかなかイケル。

ヒヨク之トリ

さらに厚切り炙りベーコンと薬研軟骨。

いやあ...どの品も期待を裏切りません。

ヒヨク之トリ

チーズぴー肉巻。「ぴー」って何のことかと思ったらピーマンか。そのピーマンの中には想像を超える量のチーズが仕込まれていて、チーズ好きとしてはたまらん。
これだけ今まで食べてきたメニューとはちょっと方向性が違うけど、これもいい。

ヒヨク之トリ

さすがに調子に乗って食べ過ぎて、最後はご飯ものが入らなかったので〆は鶏スープ。この優しく染みわたる滋味、先日の米国出張であっちの濃い味一辺倒にウンザリしていた舌や胃に嬉しい。

いやー、おいしかった。堪能しました。
どの品をとっても外れがない。ここは、間違いなく私の心の中の名店の一つに数えるべきお店だと実感しました。

今回食べられなかったメニューもたくさんあるし、少なくともリピートは間違いない。美味しいモノの味が分かる友人を連れてまた来ようと思います。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 21:49 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2019/01/24 (Thu.)

とんかつ檍 銀座店

蒲田にあるとんかつの名店の支店が銀座にあるらしいという話を聞いて、食べに行ってみました。

とんかつ檍 銀座店

とんかつ檍 銀座店

都内で美味しいと言われるとんかつ店にはけっこう行ったことがあるつもりだけど、蒲田の檍(あおき)はその中でもトップクラスだと思っています。立地が蒲田というのがマニアックだけど逆にそれがいいと感じていましたが、まさか銀座に出店していたとは。それも新橋寄りとはいえ中央通り沿いの超好立地で驚きました。

場所は通り沿いにアシックス・ランウォークの店舗が入っているビルの B1F。平日の 18:30 頃に来たところ、既にお店の前には 7〜8 人の行列ができていました。私の後ろに並んだお客さんの話し声によると、ちょっと前まではこんなに並んでいなかったのに、知らない間にかなりの行列店になったようです。蒲田本店も今やかなりの有名店だし、こっちの評判も広まりつつあるようですね。

とんかつ檍 銀座店

行列に並んで 30 分ほどで入店。その後 10 分ほど待ってとんかつが出てきました。

頼んだのは特上ロースかつ定食。今までカタロースかつと上ロースかつは食べたことがあったので、未体験のものにしてみました。

とんかつ檍 銀座店

見よ、このどどーんと大迫力の特上ロースかつを!

フットプリントもさることながら、厚みも 3cm はあろうかというボリュームに圧倒されます。しょぼいロースかつランチで ¥1,500 くらい取る店もザラにある中、このボリュームとクオリティで ¥2,000 というのはむしろ安いとさえ感じます。

とんかつ檍 銀座店

この肉の存在感。それを包む衣は薄めだけどサクサクで、肉の旨味を邪魔せず引き立てる感じ。
まずは何もつけずに食べてみたところ、肉そのものに甘味と旨味がしっかりついていて、これだけで食べられそうな感覚さえあります。

とんかつ檍 銀座店

しかしテーブルに備え付けられた何種類もの天然塩と組み合わせることで、肉の旨味を改めていろんなベクトルに引き出してやることが可能。
一口に塩といってもそれぞれ旨味の出方が全然違うものですね。ただでさえおいしい特上ロースがさらにおいしく(語彙力

とんかつ檍 銀座店

もちろん王道のソースも間違いないわけです。
少しずつ味を変えながら味わえるのが楽しいわけですが、あえてその中から一つ選べと言われたら私はピンクソルトかなあ。この肉の味と香りにおけるポテンシャルを最も引き出している気がします。

ああ美味しかった。蒲田本店に負けずとも劣らぬうまさでした。
食べ終わってお店を出てみると、行列が階段の上まで続いて 1F に達しようかという勢いで伸びていました。早い時間帯に来て良かった...。

ごちそうさまでした。
大門(浜松町)のほうにも支店があるらしいので、今度はそっちに行ってみようかな。

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投稿者 B : 22:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2018/12/29 (Sat.)

KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA 恵比寿店

今年の忘年会納めは、以前から行ってみたかったお店を選びました。

KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA

KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA

六本木にあるイタリアンの名店、の恵比寿店です。

カジュアルな雰囲気の店舗で、かなりイタリアっぽいノリの店員さんにいろいろとそそのかされながら(笑)たくさん食べてきました。ええ、食べ盛りですから。

KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA

スタッフの方が「イタリアに行って買い付けてきた」というスパークリングワインからスタート。同じ泡でもビールじゃなくてスパークリングワインで乾杯すると、いつも以上に盛り上がります。

メニューを見るとどれもおいしそうで迷ってしまったので、料理はお店のおすすめでコース形式でお願いすることにしました。

KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA

最初の一皿は、餃子...かと思ったら(ぉ)こんがり焼いたレーズンパネ・パンナにマスカルポーネとゴルゴンゾーラをホイップ仕立てにしたチーズソースでカナッペ風に。レーズン、マスカル、ゴルゴンゾーラという私の大好物揃い踏みで何とも言えない幸せな味。スパークリングワインに合いすぎる。

KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA

鱈のフリット。これもスパークリングワインに合わせるアペリティフにはちょうど良い。おまかせにしたらこちらの状況に合わせてちょうど良いのを選んでくれているようで、いちいちツボを突いてきます。

KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA

キャベツのサラダとかりかりポテト、甘マヨ&バルサミコドレッシング。
シャキシャキとカリカリの食感に、甘味と酸味という 2×2 の味わいが堪能できる楽しいサラダ。

KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA

そして定番、カプレーゼ。
隠し味的にタマネギが添えてあるのがまたいい。トマトも何種類かのものが混ざっているようです。この店、一つ一つの料理にちょっとした手間がかけられているのが嬉しくなります。

KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA

こういう前菜類を味わったら白ワインが飲みたくなるというもの。
おまかせでお願いしたらリースリングが出てきました。白ワインならばリースリングが好きな私としてはどストライクなチョイス。フランスのリースリングに比べるとスッキリしていて、料理によく合います。

KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA

そこにどどーんと登場するのがイタリア産生ハムやサラミの盛り合わせ!
この盛り付け方がまた食欲をそそる感じでイイ。

KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA

私がリクエストしたいちじくとピスタチオのポークテリーヌも載っけてくれました。
テリーヌにいちじくやピスタチオの風味と食感が加わって、より立体的な味になっている。これはワインが進んじゃいますね。

KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA

さらに続けて肉!長門(山口県)産和牛、ハラミ(確か)の炭火焼。付け合わせは薄くスライスして重ねた「ミルフィーユ・フライドポテト」。
赤身肉のうまみをダイレクトに味わえ、これは満足度高い。今改めて写真を見ただけでも口の中に唾液が分泌し、語彙力が下がっていくのを感じます(ぉ

KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA

そーなると赤ワイン。
スパークリングから始まって白→赤と、まさかワインまでフルコースを決めてしまうとは思いませんでした。それほどワインを引き寄せるこの店の料理、恐るべし。

KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA

さあ、ここからはパスタ・タイム。
レギュラーメニューの他に日替わりの黒板メニューまであって、しかもこの黒板が。カラスミ、イカスミ、イノシシ、菜の花、海苔クリーミー、というパワーワードのオンパレード。どれも気になって選べないじゃないの(;´Д`)。

KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA

迷った挙げ句、まずはイタリアの菜の花のボンゴレ・ロッソから。
一般的なボンゴレ・ロッソのイメージを覆す、赤地に鮮やかな緑が映えるパスタ。そこにチーズの白がまぶされて、これはまさにイタリアそのものじゃないか。

プリプリした魚介の食感と菜の花の爽やかな香りがすごくいい。

KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA

次にイカスミ・ブラック。これまたイカスミパスタの想像を裏切る、緑と赤が鮮烈な一皿。
トマトベースで作った上にイカスミを和えているとのことで、ただのイカスミパスタよりも奥行きのある味。そこに春菊の苦み走った香りがアクセントになっていて、これもまたおいしい。

KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA

最後はイノシシボロネーゼ。そう、結局パスタだけで三品頼んでしまったのでした(笑

イノシシってどんな感じかと思ったら、確かに野性味というか肉肉しさを感じるミートソースだけど、別に獣くさいわけでもなく、これはうまい肉だ。もしかすると上に載っているネギの香りがよく働いているのかもしれない。
それにしても、この一皿も赤・白・緑。和の食材をうまく使いながらイタリアと日本の融合を果たしている。そりゃ、日本人が食べておいしいわけです。

KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA

どれもおいしかったなー。
つい食後酒的にウィスキーをいただいて、それぞれの料理を振り返りたくなります。

でも、まだ終わりじゃないんです。

KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA

ドルチェは、まずはティラミスから。
これがティラミス!?と言いたくなる、常識を覆す見た目のティラミス。

見た目だけでなく、チョコレートもジャンドゥーヤ(ナッツ入りのチョコ)を使っているようで、味が奥深い!
このティラミスには驚かされました。

KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA

セミフレッド・リモーネ。
ジェラートにレモンソースとピスタチオが載っていて、爽やかな酸味とピスタチオの風味を組み合わせるとこんな感じになっちゃうんだ!?という驚きの味。

KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA

とどめはバニラジェラート。

単なるバニラジェラートでしょ?と思ったら、食べる直前にもこみちよりも高い位置からオリーブオイルが投下!
こういう食べ方は今まで想像したこともなかったけど、バニラとオリーブオイル、合う。今度自宅でもやってみよう(笑

もう、最初から最後まで全部おいしかった。
店員さんに乗せられて食べ過ぎ飲み過ぎた感はあるけれど、値段に見合う満足度。どの料理もクリエイティブで、今まで食べたことがないイタリアンでした。
気の置けない仲間と、おいしく楽しく一年を締める。何とも幸福な時間を過ごしました。

ここは気に入ってしまったのでまた来ようと思います。
恵比寿以外にも六本木に二店、さらに最近は田町にも支店がオープンしたとのことなので、今度は別の店舗にも行ってみたいところ。

ごちそうさまでした。良いお年を。

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投稿者 B : 21:00 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2018/12/15 (Sat.)

SMOKEHOUSE

何やらうまい店がある、というお誘いを受けて、久しぶりに原宿まで行ってきました。

SMOKEHOUSE

SMOKEHOUSE

キャットストリートの真ん中あたりにこんな店があったんですね。
「URBAN BBQ」「SMOKEHOUSE」の文字列からも分かるとおり、どうやら燻製系バーベキューが楽しめるお店のようです。しかも天王洲にある T.Y.HARBOR 系列の店舗であればビールがうまいに違いない。入る前から当選確実、という感触をヒシヒシと感じます。

一見コワモテのマスターに出迎えられて若干ビビりつつ(笑)、着席。

SMOKEHOUSE

まずはペールエールから。個人的にはビールの店に来たら小手調べにピルスナーかペールエール、と決めています。
期待通りしっかりめの味でうまい。泡の具合もちょうど良い。

あ、アイスバーグウェッジサラダの写真を撮り忘れた(;´Д`)。ザク切りレタスにベーコンとクルトンを合わせたシーザーっぽいサラダだけど、ブルーチーズソースがかかっていたのがチーズ好きとしてはたまらないポイントでした。

SMOKEHOUSE

スモークチキン。このガッツリ肉感!
燻製らしからぬしっとりした鶏肉に、濃いめのソースがめちゃウマイ。これはビールが進む味。

コールスローもレーズン等の隠し味が入っていてうまいし、何気なく添えられているパンが香りが良くほんのり甘いコーンブレッドだったりして、まるで隙がありません。

SMOKEHOUSE

ビールは定番 IPA に進むわけです。
通常のペールエールよりもしっかりした苦みと個性的な香りがいい。ビールってついなんとなく飲んじゃいがちなお酒だけど、こだわり始めると広くて深い沼が待っている世界です。

SMOKEHOUSE

ポークスペアリブ!このインパクトある見た目。
外側はいかにもスモークっぽいのに、内側は今にも肉汁がしたたってきそうなみずみずしさ。
これは、一刻も早くかぶりつきたい。

SMOKEHOUSE

見た目だけでなく味もしっかりついていて、これはうまい。いかにも燻製という感じではない程良い香りと、低温で長時間熟成したというしっとり柔らかい肉質がいい。今まで食べてきたどんなポークスペアリブとも違う味。

SMOKEHOUSE

こういう肉にはビールよりもスッキリとしたハイボールが合いそうだったので、マスターのおすすめというベイカーズ 7 年のハイボールをいただきました。これは...この樽っぽい香りが確かに、スモークミートによく合う。

そういえば近年のハイボールブームで国産ウィスキーが品薄という話で、自宅で愛飲している富士山麓が近々生産終了してしまうため代わりになりそうなウィスキーをいろいろ物色しているんですが、癖のない国産ウィスキーだけでなくバーボン系のハイボールは確かに、アリかも。これは気に入りました。

SMOKEHOUSE

ちなみにテーブルには四種類のソースが常備されていて、肉につけていろんな味を楽しめるようになっています。私はとりあえずポーターペッパーソースを試してみてこれはこれで美味しいと思いましたが、ソースが勝ちすぎてしまうかも。何もつけなくても十分美味しいと思います。

SMOKEHOUSE

デザートはバナナクリームプディング(ティラミススタイル)。一見ティラミスだけど、バナナ味になるだけでこんなに濃いとは(笑。料理以上にここがアメリカンな店だったことを実感する味。

SMOKEHOUSE

チョコレートピーナッツバターチーズケーキ。これも濃い!チョコレートも濃いけどチーズケーキ部分も濃い。美味しいけど、これは 2~3 人でシェアするくらいでちょうど良いな(笑。

どれも美味しかったです。ただ全体的にボリューミーだったから、もっといろいろ味わいたかったけどお腹いっぱいになってしまったのが惜しい。今度は 5~6 人で来ていろいろちょっとずつ味わってみたいです。

ごちそうさまでした。

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2018/12/10 (Mon.)

Dancing Crab

カニ食べに行こうぜ!というお誘いをいただいて、先日こちらのお店に行ってきました。

Dancing Crab(ダンシング・クラブ)

Dancing Crab

新宿駅東口を出てすぐのところにあるこの店。「ダンシング・クラブ」という名前からして、カニの躍り食いをするのか踊りながらカニを食べるのか分かりませんが、少なくとも「カニを食べる」から一般的に想像されるのとは店構えからして異なります。店内からは大音量の音楽が聞こえ、店員さんやお客さんの年齢層も自分より明らかに若い。入る前からなんだか敗色濃厚な気配が漂っていますが、ままよ!とばかりに飛び込んでみました。

注文は、カニやエビ、貝などの魚介類とソースを選ぶだけ。でもアラカルトで選ぶのは大変なので、基本的には「バッグ」と呼ばれる基本セットか「コンボ」というスペシャルセットから選ぶのが良さそう。

Dancing Crab

ま、とりあえず乾杯。クラブ(カニではない方)のような音楽がずっと流れているので、気後れしながらもちょっとずつテンションが高まっていきます。
なおお客さんの大半はお店から提供されるカニのカチューシャを装着して食べています。ここで恥ずかしがるよりは、思い切って乗っかってしまうのが楽しむコツと言えます。

Dancing Crab

まずはシーザーサラダから。お皿ではなくペーパーバッグに包まれた状態で運ばれ、テーブルの上で広げてチーズを削るスタイル。
そもそもテーブル自体に防水コーティングされた使い捨ての紙クロスが敷かれていて、料理はとにかくこの上にサーブされていきます。しかもナイフやフォークもなく、サラダから手づかみで食べるのがこの店のお作法。サラダを手で食べたことなんてないから最初は躊躇しますが、すぐに慣れます(笑

Dancing Crab

そして魚介が運ばれてきました。こちらは日替わりオマール海老入りのコンボバッグ、辛口シグニチャーソース。
ボイルしたカニやエビ、貝類が豪快にソースで和えられたもので、見た目はむしろケジャンっぽい感じ。
これまたプレートも何もなく、テーブルの上にそのままサーブされます。

Dancing Crab

中にはどーんとオマール海老(ロブスター)が一尾。
日本だとロブスターを食べる機会なんて限られているので、こうして殻つき・爪つき・頭つきで出てくると盛り上がります。

Dancing Crab

それからベーシックバッグのレモンガーリックソース。
インパクトのある具は入っていませんが、トウモロコシやベーコンが入っているのがちょっと嬉しい。辛口シグニチャーソースとは全然違う旨味系ソースが味覚をリセットしてくれます。

Dancing Crab

お店から与えられる武器はこれだけ。カニフォークとハサミのハイブリッド食器。
殻を割ったりほじったりするのに使う以外は全部手づかみで行け!というメッセージです。

Dancing Crab

そうなるとテーブルの上は当然こんな感じになるわけです。
「会食なのに手づかみ」なんて経験は今までしたことがありません(笑。これはいろんな意味でカルチャーショックを受ける体験。
でも、なんだか楽しくなってきちゃったぞ。

Dancing Crab

とはいえカニやエビの解体ってけっこう大変で、つい無言で集中してしまいます。「面倒な相手を接待しないといけないときは、カニでも食わせておけ」と言われる所以ですが、そんな静かになりがちなカニ食を BGM で強制的に騒がしく、楽しくしてしまうスタイルは斬新すぎる(笑。
でも辛口シグネチャーソースはニンニクと唐辛子が食欲をそそるし、レモンガーリックソースもニンニクのパンチが効きつつ後引くうまさで、これは確かにおいしい。止まらなくなっちゃいます。

Dancing Crab

食事中、定期的にスタッフによるパフォーマンスタイムが挟まれます。なんか新宿東口なのに歌舞伎町か六本木に来たような気分(笑。
パフォーマンスは単なるダンスタイムだったり、スパークリングワインやテキーラのサービスタイムだったり、お客さんのバースデーサプライズだったり様々。スタッフが各テーブルにハイタッチして回る時間もあったりして、こちらも「ウェーイ」というテンションになることを強いられます。

Dancing Crab

そんなわけでハイボールでも飲んでテンション高めていかないと追いつかない(笑。
でもカニもエビも確かにうまい。これだけ豪快に魚介類を食べる機会もそうそうなく、手づかみで食べるという行為もふまえると気持ちがワイルドになってきます。

Dancing Crab

「このソースとカニ味噌、パンにつけて食べたら絶対おいしい」という意見に従って追加注文したバターチーズトースト。
これが大正解。テーブルの上に残っているソースまで、余すところなく堪能できます。

Dancing Crab

というわけで完食。いやあおいしかったし、楽しかった。
「テーブルの上にわさっと広げられた魚介類を、みんなで手づかみで食べる」というのはある程度親しい間柄でないと抵抗があったりするものですが、気の置けない仲間との親密さがさらに深まったような気がしました。

正直言って、お店に入る前は普段行くような店とあまりに雰囲気が違って「まじか」と思いましたが(笑)、いざ飛び込んでみるとなかなか楽しかったです。何より魚介類がおいしいというのがポイント高い。誘われなければ行くことがないお店だったかもしれませんが、行ってみて良かった。

ちなみに、手づかみという話を聞いて私はあらかじめカメラのグリップ~シャッターボタンあたりをラップで巻いて汚れ防止してから臨みました(笑)。結果的にカメラの汚れは最小限に抑えられましたが、帰宅後にミューズでよく拭いてもソースの匂いが微妙に残っているという(;´Д`)。写真を撮りたければ完全防水のカメラかスマホを持ち込んで、帰宅後によく洗うのが良いのかもしれません。

何かのパーティーがてらもう一度行ってみても良いかな。
ごちそうさまでした。

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2018/11/30 (Fri.)

青山シャンウェイ 銀座店

あの「青山シャンウェイ」の支店が銀座にオープンしたと聞いて、これは行かねばなるまい!と銀座までいそいそと行ってきました。

青山シャンウェイ 銀座店

シャンウェイ

外苑前のシャンウェイ本店は『孤独のグルメ』に登場してから本当に予約が取りづらくなってしまって。ドラマの聖地の中でも何度もリピートしたい名店のひとつですが、私もまだ二回しか行けていません。シャンウェイで修行したシェフが独立開業した四谷三丁目の「遊猿」でも同じメニューが味わえて、そちらを利用するのもひとつの手ですが、シャンウェイそのものの支店ができるならばより気軽に味わえるわけで、喜ばしいことです。

銀座店と言いつつ、立地は銀座のちょっと外れ。GINZA SIX の裏手というか、東銀座と新橋の間というか。でも銀座のど真ん中の喧噪からちょっと離れられるという意味ではなかなか渋い場所といえます。

シャンウェイ

中国の屋台のようにややカオスな空気漂う外苑前本店とは違って、銀座店はきれいな店構え。それもそのはず、この銀座店と以前からある神楽坂店は本店の直営ではなくフランチャイズのようです。そのせいか店員さんも本店より若くてノリがいい感じの人が多く、お店の雰囲気はちょっと違うかな。いい意味で銀座っぽくなく、豪快な中華をフランクに楽しめる感じ。

シャンウェイ

支店とはいえシャンウェイはシャンウェイ。ここでもメニューには筆文字でメッセージが添えられていました。
品揃えは本店とは少し変えてあるようで、本店にあるけど銀座にはないメニューもあれば、逆に銀座店オリジナルの魚介やホルモンもあるようです。

シャンウェイ

まー、それはそれとしてビールでお疲れさまでした!
寒くなってきてもやっぱりビールはうまい。

シャンウェイ

料理は冷菜の五種盛りから。糸くらげと大根の和え物、紋甲イカの葱ソース和え、極豚ガツとレッドキャベツ和え、極豚とカシューナッツの黒酢仕立て、甘海老の紹興酒漬け。いきなりメニューに載っている冷菜の全種盛りとは豪勢な。私は中でもカシューナッツと黒酢の濃い味が好き。それと甘海老の紹興酒漬け、甘海老を食べながら紹興酒を飲んでいるような、あるいは紹興酒に酔いどれた浮かれ海老を食べているような、そんな感覚。海老の代わりに自分が酔っ払いそうになってくる。

シャンウェイ

こんな贅沢な冷菜盛りを賞味していたらお酒がいくらあっても足りないわけで。飲み物は「シャンウェイサワー」にシフトするわけです。これ何かというと山椒入りのレモンサワーで、一口めは普通のレモンサワーっぽく感じたけど底の方に山椒が溜まっていて飲んでいくうちにシビレる!飲む前に混ぜれば良かった(;´Д`)。
しかもこれ、ホッピーのように「中身」をおかわりすることができます。それくらいレモンがたっぷり入っています。レモンの酸味と山椒の刺激がガツンと来るサワー、これは気に入った。

シャンウェイ

そして蒸し鶏の葱醤油。まるまる一羽分ですよ。
本店のほうでも絶対に外せない定番メニューだったけど、銀座店にもちゃんとあって良かった。

このままだとさすがに食べづらいので、いったん解体してからいただきます。

シャンウェイ

骨まで食べられてしまうしっとり柔らかい蒸し鶏に、濃いめの醤油ソースがよく浸みてうまい!葱と薬味も香ばしく、いい働きをしている。
こんな蒸し鶏ならいつまででも食べていられそうだ。

シャンウェイ

こういう濃い味につられて欲しくなるのが紹興酒。とーぜんボトルで入れるわけです。

紹興酒って若い頃に飲んだときにはおいしさが解らなかったけど、うまい中華料理と一緒なら本当にうまいんだよなあ。

シャンウェイ

そこに本命、毛沢東スペアリブのご登場!
真っ赤なスペアリブが絶妙なバランスで積み上げられている。まるで大陸の岩場か渓谷のようだ。これは肉のグランドキャニオンやー!(誰

シャンウェイ

こんなの、箸だなんだでチマチマ食べていられない。...と思ったら、お店側から自動的にビニール手袋が提供されました(笑。
これで思う存分、豪快にかぶりつけるぞ。

これがまた相変わらず、熱くて辛くてうまいんだ。
肉肉しいスペアリブに噛みつくと、うまみと同時に辣の辛さが責め立ててくる。そして後を追うかのように麻のシビレ!
熱いし辛いのに、自分の口はこのスペアリブを欲してやまない。この中毒性あるうまさは他では味わえません。

シャンウェイ

スペアリブを食べた後に残るこの大量のスパイス。四谷の遊猿ではこれを持ち帰らせてくれましたが、ここシャンウェイ銀座店でもビニール袋に詰めてお土産にしてもらえました。

これけっこう何にかけてもおいしいんですよね。前回持ち帰ったときは主にごはんに振りかけるか冷や奴に載っけていただきましたが、店員さんのおすすめは他にもパスタに混ぜてペペロンチーノ風にするとか、あと裏技でファミマのファミチキに和えると即席毛沢東スペアリブ(風)にするのも良いとのこと。ファミチキ!その発想はなかったけど今度やってみよう(笑

シャンウェイ

こう辛いと紹興酒が一気になくなっていくわけで、二本目のボトルに手を出してしまいます。
古越龍山、これは本店のほうでも定番になっていたやつですね。

シャンウェイ

四川風麻婆豆腐。

期待を裏切らないおいしさ...なんだけど、毛沢東スペアリブの後だと味覚が麻痺してどれくらい辛いのかイマイチよく分からない(笑
これはもっと早めに頼んでおくべきだったか。

シャンウェイ

〆はピリ辛黒チャーハン。
ピリ辛っていうけど、これもスペアリブの後だと全然辛さを感じません(笑。
むしろしっかりめで深味のある味が満足感を加速させ、〆に相応しい味わい。

シャンウェイ

デザートは杏仁豆腐とライチシャーベット。
トロッとした杏仁豆腐を器いっぱいに食べられるのはかなり嬉しい。

いやー、今回も本当においしかったです。
オープンして間もないのにカウンター席以外は全部埋まっていて、既に認知度がかなり高まってきているのを感じます。それでも本店より予約取りやすいといいなあ...。

今度来たら海鮮もいろいろ攻めてみたいし、銀座オリジナルのホルモン系もいってみたい。
というわけでリピートは確定です。次はいつ誰と来ようかな...。

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2018/11/16 (Fri.)

旗の台 スペイン食堂 石井 その 3

「どこの国の、どんな食べ物であろうと、俺はこういう店が好きだ」

スペイン食堂 石井

この夏に久しぶりに再訪した旗の台の「スペイン食堂 石井」に行きたい!というリクエストをいただいて、数ヶ月ぶりに予約して行ってきました。自分が巡礼し、気に入っている聖地に行きたいと言ってもらえるのは本当に嬉しいですね。

例によって席は予約でいっぱい。私はこの店の前をときどき通りかかるんですが、一時期の混雑は収まったとはいえ相変わらず人気店であることには間違いないようです。

スペイン食堂 石井

スペイン食堂 石井

日によって少しずつ変わる黒板メニュー。
食欲を刺激してくる単語が並んでいて、悩ましい。さあ、どこから攻めるべきか。

スペイン食堂 石井

さておきカヴァ(スペインのスパークリングワイン)で乾杯から。
一杯目にビールじゃなくてスパークリングワインだと、ちょっと特別感があって嬉しくなります。

スペイン食堂 石井

結局、とりあえず「孤独のグルメメニュー」を一通り+α で気になった料理を個別に頼んでいくスタイルにしました。

まずはにんじんサラダから。歯ごたえある人参を酸味強めのドレッシングでいただく。
お通しとか箸休め的な、横にあるとうれしい味。

スペイン食堂 石井

からの、ヒコイワシの酢漬け。おっと人参に続いて酢漬けがダブってしまった。
まあ酢漬けと言いながらも脂の乗ったイワシをニンニク&オリーブオイルでマリネ風に仕上げた感じで、人参とは全く違ううまみがある。
イワシって、おいしいよね。

スペイン食堂 石井

さらにスペイン風カラスミ。珍味中の珍味であるカラスミを大根(蕪?)とマリネにするだけで、地中海の風が吹いてきたぞ。
イワシも含め、ちょっとしたピンチョス感があってワインが進む。こういう前菜、楽しくて好き。

スペイン食堂 石井

調子に乗って二杯目はシェリーなんて頼んでしまうわけです。

普段はあまり飲まない種類のお酒だけに、スペイン料理屋に来たことを実感する味。
シェリー、俺は食べ続けてこんなとこにたどり着いた...。

スペイン食堂 石井

で、ここに来たらこれは絶対食べずには帰れない「長谷川さんこだわりのマッシュルームの鉄板焼き」。
生ハムとニンニク、オリーブオイルのうまみを大ぶりのマッシュルームがまるごと受け止めて、えも言われぬ味わい。キノコ類が苦手な私だけど、ここのマッシュルームだけはもう大好物。

マッシュルーム農家の長谷川さん、会ったことはないけどこんなにおいしいマッシュルームを作ってくれてありがとうございます。

スペイン食堂 石井

サルチチョンのレヴェルト。
ふわとろ卵にサラミとエリンギの歯ごたえが加わり、そこに黒胡椒が味を引き締める。バスコ・ダ・ガマに感謝したくなるおいしさだ。

スペイン食堂 石井

黒板メニューに赤文字で「おすすめ!!」と書かれていたマッシュルームのポタージュもいただいてみました。あのオーブン焼きのマッシュルームでスープを作ったのなら、うまくないわけがない。
マッシュルームのやさしいのに濃厚な味わいが凝縮されていて、本当に幸せになる味。冬場は毎日でも飲みたくなりそうな、忘れられないポタージュ。

スペイン食堂 石井

いやあ、これはお酒が進んじゃいますね。
この店はスペイン系らしく魚介系のメニューが豊富だから、迷わず白ワインのボトルを投入していきます。

スペイン食堂 石井

五郎メニューの中でもこれは今まで頼んだことなかった「タラのアリオリオーブン焼き」、

タラにはトマトやオリーブオイルのうまみが、トマトにもタラのうまみが移ってどこを食べてもうまい。
まさにスパニッシュギターとダンサー。トマトの舞台で、タラがフラメンコを踊っている。

スペイン食堂 石井

さらに「これ絶対うまいやつだ」という確信があったカキとベーコンのアヒージョ。
このグツグツ感に黄金色に輝くカキ、見た目からして大当たり。

おいしいです、ほんとに...これ。

スペイン食堂 石井

そして本命サルスエラ。
殻つきのエビがどーんと乗っかっている、このスペイン料理の王様感。

具もスープも、どこをとってもうまい。
まるで地中海そのものを食べているかのようだ。

スペイン食堂 石井

〆はもちろんイカスミのパエリア。
ここのイカスミ、濃厚でいろんな海のうまみが凝縮されているけど、ほんのり甘い。そこにアリオリソースのパンチが組み合わされて、いくらでも食べられそうなうまさ。

そういえば今気づいたけど、スペイン語のアリオリ(alioli)ってイタリア語の「アリオ・オリオ(aglio olio)」と同語源だから、ニンニク&オリーブオイルってことなんだよな。どの料理にもほぼアリオリが使われていて、明日の体臭はちょっと気になるけど、だからこそうまい。

旗の台に、アリオリはべりいまそかり。

スペイン食堂 石井

最後はエスプレッソ。

ここの店、食後はすぐに帰るんじゃなくてコーヒーでもいただきながら余韻を楽しんでいたくなる。うまみの強い料理と温かい空気感がそうさせるんだろうなあ。
店名のとおり、恰好をつけず、これ見よがしでなく、正直で、謙虚で、等身大のおいしさが追求されている。『孤独のグルメ』を象徴するようなお店の一つだと思います。

幸せな時間を過ごさせていただきました。機を見てまた来ます。
ごちそうさまでした。

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2018/11/01 (Thu.)

西荻窪 モロッコレストラン tam tamu その 3

「モロッコの、おふくろの味」

タムタム

久しぶりの西荻窪。『孤独のグルメ』のモロッコ回に登場したタムタムに二年半ぶりにやって来ました。
日本ではかなり珍しいモロッコ料理、でもこの店は忘れがたい味で、機会があればまた来たいと常々思っていたのでした。

ドラマ放送からけっこう時間が経ちましたが、相変わらず人気店のようでこの日は予約で満席だったもよう。

tamtamu › モロッコ料理レストラン

タムタム

黒板メニュー、相変わらず魅力的な料理名が並んでる。
以前来たときにはなかったのもあり、ここはちょっと挑戦しながらいろいろ頼んでみるか。

タムタム

ビールはモロッコのカサブランカで乾杯。
飲みやすい系統のビールで、一杯目にちょうど良い。

タムタム

そしてお通し的なつまみにオリーブのマリネをいただきました。オリーブ好きだからこれはちょっと嬉しい。
オリーブというとアフリカっていうよりヨーロッパっぽいけど、よく考えたらモロッコって地中海を挟んでスペインの向かいだからなあ。スペインやフランスに統治されていた時代もあるし、食文化の影響も受けているのでしょう。

タムタム

もうひとつビールのつまみとして「ガーリックパルメザンのフライドキャロット」。もう名前からしてビールに合わないわけがない。
ニンジンなのにホクホクした食感、濃いめの味付けにさらにヨーグルトソースをつけるとメチャうまい。フライドポテトよりもこっちがいい、と言いたくなる新しいおいしさ。

タムタム

こんなつまみを出されたらビールが瞬間的に空いてしまうわけで、二本目はアルマザ。
スッキリしていたカサブランカとは対照的な、味と香りがしっかりしたタイプのモロッコビール。これもおいしい。

タムタム

黒板メニューで強い存在感を放っていたムール貝の白ワイン蒸しを頼んでみました。
見た目はオーソドックスなムール貝のワイン蒸しだけど、上にかかってるソースは初めて。それに白ワインベースのスープがちゃんと貝殻の一つ一つに入っているのも嬉しい。

タムタム

貝殻に入ったスープと一緒に身をいただくと...うまー!このスープ、相当いいぞ。
いろんなうまみが渾然一体となりつつ、ムール貝の身に添えられた「チャルモラソース」(パセリやパクチー、スパイス等を使ったモロッコ流ソース)がいいアクセントになっています。これはうまい。

タムタム

このムール貝は白ワインが欲しくなる味。たまらずモロッコの白ワイン「タルヴァン クロ・デュ・パシャ」をボトルで投入します。
うん、やっぱりこの味にはビールよりも白ワインだ。

タムタム

さらにパンとフムス(ひよこ豆のペースト)を追加。
このパンで、ムール貝の皿に残ったスープとソースを拭って食べると...ほらおいしい。これだけ延々と腹いっぱいになるまで食べたくなるほど。

タムタム

この春巻きみたいなのは「ファティマの指」。なんだか物々しい名前の料理ですが、調べてみたら「ファティマ」とはムハンマドの娘で、イスラム教ではその手のモチーフがお守りや装飾品として浸透しているようですね。
それはともかく(笑)、この料理。ほぐしたジャガイモにスパイスとチーズを混ぜ、春巻きの皮を巻いて揚げたようなもので、コロッケの衣を揚げ春巻きに替えたような感じ。これはおいしくないわけがない。チーズとスパイスがいい仕事をしている。

タムタム

ベルベルオムレツ。ここまでがっついていた気分を少し落ち着けてくれる優しい味。

「ベルベル」というのは北アフリカの先住民族のことらしく、このオムレツはまさに北アフリカに昔から伝わる味なのか。まさにモロッコのおふくろの味なんだろう。
この店の料理、モロッコ人を旦那さんにもつお母さんが一人で作っているようで、どの料理も自分を優しく受け止めてくれるような懐の深さを感じます。

タムタム

ワインはモロッコを代表する赤「タンデム」に変更。
地中海の国だけあって、ヨーロッパのワインにも負けないしっかりとした、それでいて上品さも併せ持つ味。そんなに高くないようだし、今度自分でも買って飲んでみようかなあ。

タムタム

これも気になった「モロッコ風イカめし」。一見日本のイカめし風スタイルだけど、トマトベースのソースとスパイスが効いてて味は全然違う。むしろパエリアに近い雰囲気。素材の味が生きていて、日本のイカめしとは別物ながらこれも気に入った。

タムタム

そしてお待ちかねハリラスープ。この店に来たらこれを飲まずには終われません。
ハーフサイズもできるということで、ハーフを人数分いただいてみました。

何度飲んでもどう作ってるのか分からない、複雑だけどふくよかで優しい味。
毎日でも飲みたくなる、モロッカンママの味。

タムタム

これまた何度食べてもおいしいラム肉のハンバーグ。
もはや見た目からしてジューシーだけど、肉を割るとさらにジュワ~ッときたぞ。

ラムの肉肉しさあふれるハンバーグとトマトソースの組み合わせが絶品。
このインパクトはそこらのハンバーグ専門店を凌駕していると言って良い。

タムタム

〆はさらに羊をダブらせていくスタイルで、ラム肉のモロッコカレー。
カレーと言いつつトマトの酸味が効いたまろやかなカレー。ハンバーグも良かったけど、ラムの塊肉もうまし。

タムタム

ごちそうさまでした。
これだけ食べたらさすがにお腹いっぱい。今回も最高でしたよ。

西荻のモロッコにたくさんのご馳走で大歓迎を受けた気分だ。
来るたびに、モロッコという国に親近感が湧いてくる。

未体験のメニューもまだいくつかあるし、きっとまた食べに来よう。
次回はタジンとクスクス中心に攻めてみたい。でも地中海だから海鮮もいいかも。

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投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック