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2018/11/16 (Fri.)

旗の台 スペイン食堂 石井 その 3

「どこの国の、どんな食べ物であろうと、俺はこういう店が好きだ」

スペイン食堂 石井

この夏に久しぶりに再訪した旗の台の「スペイン食堂 石井」に行きたい!というリクエストをいただいて、数ヶ月ぶりに予約して行ってきました。自分が巡礼し、気に入っている聖地に行きたいと言ってもらえるのは本当に嬉しいですね。

例によって席は予約でいっぱい。私はこの店の前をときどき通りかかるんですが、一時期の混雑は収まったとはいえ相変わらず人気店であることには間違いないようです。

スペイン食堂 石井

スペイン食堂 石井

日によって少しずつ変わる黒板メニュー。
食欲を刺激してくる単語が並んでいて、悩ましい。さあ、どこから攻めるべきか。

スペイン食堂 石井

さておきカヴァ(スペインのスパークリングワイン)で乾杯から。
一杯目にビールじゃなくてスパークリングワインだと、ちょっと特別感があって嬉しくなります。

スペイン食堂 石井

結局、とりあえず「孤独のグルメメニュー」を一通り+α で気になった料理を個別に頼んでいくスタイルにしました。

まずはにんじんサラダから。歯ごたえある人参を酸味強めのドレッシングでいただく。
お通しとか箸休め的な、横にあるとうれしい味。

スペイン食堂 石井

からの、ヒコイワシの酢漬け。おっと人参に続いて酢漬けがダブってしまった。
まあ酢漬けと言いながらも脂の乗ったイワシをニンニク&オリーブオイルでマリネ風に仕上げた感じで、人参とは全く違ううまみがある。
イワシって、おいしいよね。

スペイン食堂 石井

さらにスペイン風カラスミ。珍味中の珍味であるカラスミを大根(蕪?)とマリネにするだけで、地中海の風が吹いてきたぞ。
イワシも含め、ちょっとしたピンチョス感があってワインが進む。こういう前菜、楽しくて好き。

スペイン食堂 石井

調子に乗って二杯目はシェリーなんて頼んでしまうわけです。

普段はあまり飲まない種類のお酒だけに、スペイン料理屋に来たことを実感する味。
シェリー、俺は食べ続けてこんなとこにたどり着いた...。

スペイン食堂 石井

で、ここに来たらこれは絶対食べずには帰れない「長谷川さんこだわりのマッシュルームの鉄板焼き」。
生ハムとニンニク、オリーブオイルのうまみを大ぶりのマッシュルームがまるごと受け止めて、えも言われぬ味わい。キノコ類が苦手な私だけど、ここのマッシュルームだけはもう大好物。

マッシュルーム農家の長谷川さん、会ったことはないけどこんなにおいしいマッシュルームを作ってくれてありがとうございます。

スペイン食堂 石井

サルチチョンのレヴェルト。
ふわとろ卵にサラミとエリンギの歯ごたえが加わり、そこに黒胡椒が味を引き締める。バスコ・ダ・ガマに感謝したくなるおいしさだ。

スペイン食堂 石井

黒板メニューに赤文字で「おすすめ!!」と書かれていたマッシュルームのポタージュもいただいてみました。あのオーブン焼きのマッシュルームでスープを作ったのなら、うまくないわけがない。
マッシュルームのやさしいのに濃厚な味わいが凝縮されていて、本当に幸せになる味。冬場は毎日でも飲みたくなりそうな、忘れられないポタージュ。

スペイン食堂 石井

いやあ、これはお酒が進んじゃいますね。
この店はスペイン系らしく魚介系のメニューが豊富だから、迷わず白ワインのボトルを投入していきます。

スペイン食堂 石井

五郎メニューの中でもこれは今まで頼んだことなかった「タラのアリオリオーブン焼き」、

タラにはトマトやオリーブオイルのうまみが、トマトにもタラのうまみが移ってどこを食べてもうまい。
まさにスパニッシュギターとダンサー。トマトの舞台で、タラがフラメンコを踊っている。

スペイン食堂 石井

さらに「これ絶対うまいやつだ」という確信があったカキとベーコンのアヒージョ。
このグツグツ感に黄金色に輝くカキ、見た目からして大当たり。

おいしいです、ほんとに...これ。

スペイン食堂 石井

そして本命サルスエラ。
殻つきのエビがどーんと乗っかっている、このスペイン料理の王様感。

具もスープも、どこをとってもうまい。
まるで地中海そのものを食べているかのようだ。

スペイン食堂 石井

〆はもちろんイカスミのパエリア。
ここのイカスミ、濃厚でいろんな海のうまみが凝縮されているけど、ほんのり甘い。そこにアリオリソースのパンチが組み合わされて、いくらでも食べられそうなうまさ。

そういえば今気づいたけど、スペイン語のアリオリ(alioli)ってイタリア語の「アリオ・オリオ(aglio olio)」と同語源だから、ニンニク&オリーブオイルってことなんだよな。どの料理にもほぼアリオリが使われていて、明日の体臭はちょっと気になるけど、だからこそうまい。

旗の台に、アリオリはべりいまそかり。

スペイン食堂 石井

最後はエスプレッソ。

ここの店、食後はすぐに帰るんじゃなくてコーヒーでもいただきながら余韻を楽しんでいたくなる。うまみの強い料理と温かい空気感がそうさせるんだろうなあ。
店名のとおり、恰好をつけず、これ見よがしでなく、正直で、謙虚で、等身大のおいしさが追求されている。『孤独のグルメ』を象徴するようなお店の一つだと思います。

幸せな時間を過ごさせていただきました。機を見てまた来ます。
ごちそうさまでした。

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2018/11/01 (Thu.)

西荻窪 モロッコレストラン tam tamu その 3

「モロッコの、おふくろの味」

タムタム

久しぶりの西荻窪。『孤独のグルメ』のモロッコ回に登場したタムタムに二年半ぶりにやって来ました。
日本ではかなり珍しいモロッコ料理、でもこの店は忘れがたい味で、機会があればまた来たいと常々思っていたのでした。

ドラマ放送からけっこう時間が経ちましたが、相変わらず人気店のようでこの日は予約で満席だったもよう。

tamtamu › モロッコ料理レストラン

タムタム

黒板メニュー、相変わらず魅力的な料理名が並んでる。
以前来たときにはなかったのもあり、ここはちょっと挑戦しながらいろいろ頼んでみるか。

タムタム

ビールはモロッコのカサブランカで乾杯。
飲みやすい系統のビールで、一杯目にちょうど良い。

タムタム

そしてお通し的なつまみにオリーブのマリネをいただきました。オリーブ好きだからこれはちょっと嬉しい。
オリーブというとアフリカっていうよりヨーロッパっぽいけど、よく考えたらモロッコって地中海を挟んでスペインの向かいだからなあ。スペインやフランスに統治されていた時代もあるし、食文化の影響も受けているのでしょう。

タムタム

もうひとつビールのつまみとして「ガーリックパルメザンのフライドキャロット」。もう名前からしてビールに合わないわけがない。
ニンジンなのにホクホクした食感、濃いめの味付けにさらにヨーグルトソースをつけるとメチャうまい。フライドポテトよりもこっちがいい、と言いたくなる新しいおいしさ。

タムタム

こんなつまみを出されたらビールが瞬間的に空いてしまうわけで、二本目はアルマザ。
スッキリしていたカサブランカとは対照的な、味と香りがしっかりしたタイプのモロッコビール。これもおいしい。

タムタム

黒板メニューで強い存在感を放っていたムール貝の白ワイン蒸しを頼んでみました。
見た目はオーソドックスなムール貝のワイン蒸しだけど、上にかかってるソースは初めて。それに白ワインベースのスープがちゃんと貝殻の一つ一つに入っているのも嬉しい。

タムタム

貝殻に入ったスープと一緒に身をいただくと...うまー!このスープ、相当いいぞ。
いろんなうまみが渾然一体となりつつ、ムール貝の身に添えられた「チャルモラソース」(パセリやパクチー、スパイス等を使ったモロッコ流ソース)がいいアクセントになっています。これはうまい。

タムタム

このムール貝は白ワインが欲しくなる味。たまらずモロッコの白ワイン「タルヴァン クロ・デュ・パシャ」をボトルで投入します。
うん、やっぱりこの味にはビールよりも白ワインだ。

タムタム

さらにパンとフムス(ひよこ豆のペースト)を追加。
このパンで、ムール貝の皿に残ったスープとソースを拭って食べると...ほらおいしい。これだけ延々と腹いっぱいになるまで食べたくなるほど。

タムタム

この春巻きみたいなのは「ファティマの指」。なんだか物々しい名前の料理ですが、調べてみたら「ファティマ」とはムハンマドの娘で、イスラム教ではその手のモチーフがお守りや装飾品として浸透しているようですね。
それはともかく(笑)、この料理。ほぐしたジャガイモにスパイスとチーズを混ぜ、春巻きの皮を巻いて揚げたようなもので、コロッケの衣を揚げ春巻きに替えたような感じ。これはおいしくないわけがない。チーズとスパイスがいい仕事をしている。

タムタム

ベルベルオムレツ。ここまでがっついていた気分を少し落ち着けてくれる優しい味。

「ベルベル」というのは北アフリカの先住民族のことらしく、このオムレツはまさに北アフリカに昔から伝わる味なのか。まさにモロッコのおふくろの味なんだろう。
この店の料理、モロッコ人を旦那さんにもつお母さんが一人で作っているようで、どの料理も自分を優しく受け止めてくれるような懐の深さを感じます。

タムタム

ワインはモロッコを代表する赤「タンデム」に変更。
地中海の国だけあって、ヨーロッパのワインにも負けないしっかりとした、それでいて上品さも併せ持つ味。そんなに高くないようだし、今度自分でも買って飲んでみようかなあ。

タムタム

これも気になった「モロッコ風イカめし」。一見日本のイカめし風スタイルだけど、トマトベースのソースとスパイスが効いてて味は全然違う。むしろパエリアに近い雰囲気。素材の味が生きていて、日本のイカめしとは別物ながらこれも気に入った。

タムタム

そしてお待ちかねハリラスープ。この店に来たらこれを飲まずには終われません。
ハーフサイズもできるということで、ハーフを人数分いただいてみました。

何度飲んでもどう作ってるのか分からない、複雑だけどふくよかで優しい味。
毎日でも飲みたくなる、モロッカンママの味。

タムタム

これまた何度食べてもおいしいラム肉のハンバーグ。
もはや見た目からしてジューシーだけど、肉を割るとさらにジュワ~ッときたぞ。

ラムの肉肉しさあふれるハンバーグとトマトソースの組み合わせが絶品。
このインパクトはそこらのハンバーグ専門店を凌駕していると言って良い。

タムタム

〆はさらに羊をダブらせていくスタイルで、ラム肉のモロッコカレー。
カレーと言いつつトマトの酸味が効いたまろやかなカレー。ハンバーグも良かったけど、ラムの塊肉もうまし。

タムタム

ごちそうさまでした。
これだけ食べたらさすがにお腹いっぱい。今回も最高でしたよ。

西荻のモロッコにたくさんのご馳走で大歓迎を受けた気分だ。
来るたびに、モロッコという国に親近感が湧いてくる。

未体験のメニューもまだいくつかあるし、きっとまた食べに来よう。
次回はタジンとクスクス中心に攻めてみたい。でも地中海だから海鮮もいいかも。

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2018/10/15 (Mon.)

鳥越 居酒屋まめぞ その 6

「生ハムにいぶりがっこに、ブルーマウンテンが共存している。でたらめに近いほど、カオスな店」

居酒屋まめぞ

新潟から某ウマの人が仕事で東京に出てきているというので、久しぶりにご一緒してきました。
場所はご本人のリクエストに沿って『孤独のグルメ Season4』に登場した鳥越の聖地。こうやってリクエストをいただけるのも聖地巡礼者冥利に尽きるというものです(何。

久しぶりに来てみたら、商店街のトレードマークでもある「おかず横丁」の提灯がリニューアルされていました。これはこれで風情があって良いけど、こうも赤提灯だとおかず横丁ではなく「飲み屋横丁」と言いたくなるな(笑。

居酒屋まめぞ

居酒屋まめぞ

「まめぞ」は私がこれまでに巡礼した聖地の中でも五本指に入る名店だと思っています。私が最もリピートした店でもありますが、しばらく忙しかったこともあり実に二年半ぶりの訪店。マスターも女将さんもお元気そうで何より。そして相変わらず予約でいっぱいの人気店のようです。

居酒屋まめぞ

まあまずはヱビスで乾杯。
お通しが自家製と思われるローストビーフというのが嬉しい。けっこう肉厚で、これはお通しを超えたお通しだ。

居酒屋まめぞ

つまみはハモンセラーノ(生ハム)からでしょう。
原木から削り出してくれる生ハム、塩味がしっかり効いていてビールのつまみに最高。

居酒屋まめぞ

それから、この店に来たら外せないつまみの一つ「みそクリームチーズ」と、

居酒屋まめぞ

定番いぶりがっこも当然頼むわけです。
ここでメンバーの一人から「このチーズといぶりがっこは別々なの?」という質問が。いぶりがっこはチーズと一緒につまみとして食べるものという認識を持っているのはこの blog を読んでる人くらいですから!(笑

居酒屋まめぞ

まあ、そうは言っても当然のようにチーズといぶりがっこを重ねて食べるわけですが(ぉ
いぶりがっことチーズ、本当につまみとしては最高の組み合わせだと思います。

居酒屋まめぞ

そんなことをしていたらビールがあっという間になくなるのは必然というわけで、飲み物はまめぞハイボールに移ります。
ここのハイボールは本当に絶品で、それほど特別なものが入っているわけではないのに自宅で再現するのが難しい。他所の店でもなかなか飲めない、ハイレベルなハイボールです。

居酒屋まめぞ

料理はそろそろエンジンをかけていきます。まずはキングサーモンの粕漬け。
柔らかく脂の乗ったキングサーモンに粕漬けの旨味が乗っかって、いきなりノックダウンされそうなうまさ。
これだけでハイボール三杯くらい行けてしまいそう。

居酒屋まめぞ

ガーリックポテト。
シンプルなフライドポテトにニンニクの風味が食欲をそそります。
これとハイボールだけで延々飲んでいられそうだ。

居酒屋まめぞ

かにクリームコロッケ。
大ぶりなのに濃厚、そして油断すると火傷するやつ。
揚げたてがもちろん最高なのは分かるけど、明晩のおかずにお持ち帰りしたくなるうまさ。

居酒屋まめぞ

そこに粕漬けアゲイン、明太子。
明太子ってそれだけで食べてもうまいのに、粕漬けにすることでさらに存在意義が高まる気がする。
今写真を見ていても、唾液の分泌が止まらない。

居酒屋まめぞ

待ってました、アジフライ。
大きさ、サクサク、フワフワどれをとっても一級品。今までいろんなアジフライを食べてきたけど、ここのアジフライを上回るのにはまだ出合えていません。
毎日でも食べたくなるアジフライ、久しぶりに味わえて良かった。

居酒屋まめぞ

なにげに今まで食べたことがなかった「ま・めんち」(牛肉メンチカツ)。
店名を冠した一品がうまくないわけがない。大きさは普通だけど、ギュッと濃縮された何かを感じます。

居酒屋まめぞ

サクサク衣に閉じ込められた粗挽き牛肉と肉汁のうまさ!!
甘口特製ソースとの相性も抜群。これは期待を裏切らなかった。今度から必ず頼む一品に加えること決定です。

居酒屋まめぞ

フィッシュ&チップス。さっきの止まらないポテトフライがまた出てきました。
ここまで揚げ物の連打連打にも関わらず、全然胃にもたれる感じがなく、まだまだ食べられそう。本当にこの店のフライものは素晴らしい。

居酒屋まめぞ

そして明太クリームパスタですよ。
クリームたっぷりの中にアルデンテスパゲッティ。明太子のピリ辛でいくらでも入りそう。何ならおかわりしてもいいくらい。

居酒屋まめぞ

〆はもちろんカツサンド。この分厚い肉から滴っている肉汁のシズル感たるや。
これだけ揚げ物をたらふく食べた後にカツサンドって常軌を逸してると思うでしょ?でも、全然普通に入ってしまうのがこの店の恐ろしさ。

居酒屋まめぞ

たっぷりとカラシをつけていただきます。
ああ旨い。なんで二年もご無沙汰してしまったのかと後悔するくらい、やっぱりこの店はおいしかった。
しかもけっこう満腹なのに、まだ 1~2 品いけそうな気がしてしまうこの店の料理の軽さとやさしさは何なんだろう?

今回もごちそうさまでした。
改めてハマってしまったので、近いうちにぜひまた来ようと思います。

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2018/10/06 (Sat.)

東京都中野区百軒横丁の地鶏モモ串

「ジョーよ、泪橋を逆に渡れ。明日のために、食うべし、食うべし」

泪橋

前回に引き続き、中野百軒横丁の聖地・泪橋のレポート後編です。

...そうこうするうちに隣の席が空き、マスターから「良かったら移りますか」との提案をいただきました。確かにこのカウンター端の席、トイレに出入りするお客さんの通り道だし、ずれてあげたほうが良さげ。
移動した先はまさにドラマのゴロー席。そうそう、この席からの景色が見たかったんですよ。ここからのほうが厨房の様子もよく分かるし、より楽しい気がする。

泪橋(なみだばし)

泪橋

ふと振り返ってみるとスパイダーマンがぶら下がっていることを発見。
ああ、こんないかにもな飲み屋街だけど、なんだかんだ言って文化的には中野ブロードウェイと地続きなんだなあ。

泪橋

さて、第二ラウンドだ。
飲み物はホッピー(黒)に移行。この店の雰囲気には気取った飲み物よりもこういうのがよく似合う。しかもハイボールとは対照的に焼酎を濃いめに注いでくれるから、外(割り材)一本でジョッキ四杯飲めて最後の方にはけっこうへべれけになれます(汗。

ところでマスター、ずっと忙しそうに料理してるにも関わらず、こちらのグラスが空くとすかさず「ハイボールおかわりで?」とか聞いてくる超人的な気配り。この隙のない仕事ぶりが、この店のうまさに繋がっているんだろう。

泪橋

さあ、そろそろ本命焼き鳥だ。まずは鶏わさ串から。
刺身でも食べたプリプリッとした食感を残したまま表面だけ軽く焼いてあってすごく良い。ワサビと海苔もいいアクセントだ。

泪橋

続いて地鶏モモ串がおいでなすった。

この色、この香り。そしてこの弾力。噛むほどに、ジュワァ~ッとうまみが口の中に広がっていく。打てば響く地鶏だ。
こんな鶏モモ串、今まで食べたことがない。

泪橋

さらにぼんじりも追加。
ぼんじりってコリコリした食感と脂身のコンビネーションという印象だけど、ここのはコリコリ感少なめ。その代わり、鶏モモで味わったのと同じ類の肉汁がドバーッと!

ここの肉、どれも濃厚で本当にうまい。

泪橋

あまりのうまさに夢中になってしまった。ちょっと落ち着こう。

そういえばさっきから目の前にズラリと並んだ焼酎が気になっていたんだった。
店主の出身地である宮崎のものを中心に揃えられた焼酎、この中からどれかいただこう。

泪橋

鮮やかな青いラベルに引かれて、木挽ブルー(芋焼酎)をチョイス。
チロリ(金属の器)になみなみと注いでくれるのが嬉しい。なんかつい、孤独のグルメっていうより酒場放浪記の聖地巡礼に来ているのかと錯覚しそうになるけど(ぉ)、それもいい。

泪橋

串物は少し目先を変えて、鶏メンチ。焼き物だけでなくこんなバリエーションもあるとは。

この狭い厨房から、どうやってこんなに様々な料理が出てくるのか。
Season6 に登場した五反田の「とだか」も狭い厨房から出てくる料理の多彩さに驚いたけど、この店もそれに負けてない。まるで四次元ポケットのような厨房だ。

泪橋

カマンベールチーズ焼。火を通してトロトロになったカマンベールってうまいんだよなあ。
メンチにカマンベールを組み合わせた我々、なかなかいいセンスしてる。

泪橋

そのうえ調子に乗って鶏レバーパテ追加!
こういうパテ物に目がない私にとって、鳥刺しであれだけうまかったレバーがパテになってくるとあれば食べざるを得ないというもの。しかもイチジクのソースまでついてきて、ここが焼鳥屋であることを忘れそうになる立派なレバーパテ。これは幸せなうまさ。

こうやってちょっと洋食に寄り道したところで、短冊メニューから新たに目に飛びこんできたのはこれでした。

泪橋

イカわたのホイル焼き!レバーパテからの振り幅が半端ないけど、こんな呑兵衛の究極のつまみの一つがあるとなっては頼むしかない。
アルミホイルの包みを開いた瞬間に漂ってくる何とも言えない香り!こりゃあもう、匂いだけで焼酎が進んでしまう。

さらには半分くらい食べたところでマスターが「これにご飯入れるとおいしいんですけどどうします?」という悪魔の誘いが。メニューに載ってないけどそんなん言われたら断れないでしょう(;´Д`)ヾ。

泪橋

イカわたのうまみを全て吸収したイカわたライスができてしまいました。もはや語彙力(ry
ゴローちゃんも白飯派とか焼き鳥ライスとか言ってないでこれを食べるべきだったのではないか...。

本当に恐るべき〆の一品でした。これまでに食べた〆ライスの中でも最高クラスだったと言っても過言ではないでしょう。

泪橋

は~、うまかった。
甘タルタルのチキン南蛮から、炭火焼の真っ黒地鶏モモ串まで、変幻自在の鶏フルコース。Season7 聖地巡礼のラストに、まさにふさわしい宴だった。
なかなか来れないと思ってちょっとがんばりすぎたか、もうこれ以上食べられないくらい腹パンパン。

今夜このリングに立てたことを、俺は誇りに思う。大歓声が耳に聞こえるようだ。

...というわけで、これにて私の『孤独のグルメ Season7』聖地巡礼は完了となりました。放送終了から三ヶ月あまりで上尾から群馬、果ては韓国に至るまで巡れるとは思っていませんでした。特に韓国に至っては半ば勢いで行ってきた部分もあり(笑。またこの短期間の間に最終回の登場店が閉店してしまうという寂しい事件もありました。
でも終わってみればどの店も本当においしかったし、楽しかった。それぞれの聖地巡礼に同行してくださった方々、一部はムチャ振りしたにもかかわらずお付き合いいただきありがとうございました。

次はまた年末年始の特番ですかね。それまでは今まで行った店にぼちぼち再訪してみたりしつつ、改めて自分なりの「孤独のグルメ」も開拓していこうと思います。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season7 Blu-ray BOX

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関連ランキング:焼き鳥 | 中野駅新井薬師前駅

■ドラマ『孤独のグルメ Season7』聖地巡礼エントリーまとめ
第一話 埼玉県上尾市本町の肩ロースカツ定食 / 再訪
第二話 東京都世田谷区経堂の一人バイキング
第三話 東京都港区南麻布のチョリソのケソ フンディードと鶏肉のピピアンベルデ
第四話 群馬県甘楽郡下仁田町のタンメンと豚すき焼き
第五話 東京都荒川区三河島の緑と赤の麻婆豆腐
第六話 千葉県浦安市の真っ黒な銀だらの煮付定食
第七話 東京都墨田区東向島の納豆のピザと辛いパスタ / 甘味パート
第八話 東京都中野区百軒横丁のチキン南蛮と地鶏モモ串
第九話 韓国チョンジュ市の納豆チゲとセルフビビンパ
第十話 韓国ソウル特別市の骨付き豚カルビとおかずの群れ / 間食パート
第十一話 千葉県千葉市の特製ニンニクスープと生鮭のバター焼き
第十二話 東京都中央区八丁堀のニラ玉ライスとエビチリ / 再訪
→その他の聖地巡礼エントリーはこちら

投稿者 B : 20:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2018/10/05 (Fri.)

東京都中野区百軒横丁のチキン南蛮

「中野。ちょいちょい来ているわりに、ブロードウェイはよく知らない」

中野ブロードウェイ

ドラマ『孤独のグルメ Season7』聖地巡礼もついにここが最後のお店となりました。中野は以前お正月スペシャルでも取り上げられたエリアですが、今回は駅の反対側に舞台を移して再登場。

中野のこちら側ってカメラ店があったりブロードウェイがあったりするマニアックな界隈で、私もフジヤカメラは時々覗きに来るものの、逆にフジヤカメラよりも奥に足を踏み入れたのは今回がほぼ初めて。「百軒横丁」の名の通り飲み屋ばかりが百軒は並んでいようかという呑兵衛の聖地でした。夜にもなるとここはお祭り会場かという人混みに溢れ、ものすごい活気があります。

泪橋(なみだばし)

泪橋

実はここ、ドラマ放送前に何度か訪れたり予約の電話を試みたりしたんですが、ことごとく撃沈(;´Д`)。ドラマに登場する前から主に常連さんで賑わう人気店だったようで、私のような一見さんが入店するにはうまくタイミングが合わないと難しそう。

というわけで、今回は平日 17 時の開店と同時に突撃してみました(笑。

泪橋

平日の、まだ働いてる人も多い時間帯にも関わらず、開店直後から既にカウンターが埋まり始めている。どうなってるの中野(;´Д`)。
結局手前側のカウンターは全部埋まっていて、カウンター奥の席につくことができました。

この大量に吊り下げられたメニューの短冊、いいじゃないか。こどグルに出てくる飲み屋の王道中の王道という感じ。

泪橋

まずは生ビールから。まだ外も明るいうちから飲むビールのうまさといったらありません。
この瞬間に、自分もこの中野ののんちゃん、べえちゃんの仲間入りをしてしまった。

泪橋

お通しは枝豆とポテサラ。飲み屋のド定番だけど、むしろそれがいい。
ポテサラはちょっと塩気が強めで、まさに正しいつまみだ。定食屋では味わえない味だ。

泪橋

マスターの「今日は地鶏の刺身四点盛りがオススメですよ」との一言に乗って、まずは鳥刺し。
鶏わさ、タタキ、レバー、砂肝という盛り合わせ。「ふらっと QUSUMI」で久住さんが食べていたタタキは食べようと思っていたからちょうど良かった。

特に気に入ったのはレバー。この濃厚でトロッとしたレバー、相当イケル。
さらには砂肝!焼き鳥では定番と言って良いくらいよく食べる砂肝だけど、刺身はたぶん初めて。この状態でもコリコリしていて、焼いたのよりもシャッキリしてて、うまーい。
これはいきなり強烈な先制パンチを食らった気分だ。

泪橋

そして焼きとん五本盛り。実はさっきの生ビールと合わせて「おつかれ様セット」、980 円。
このパンチの連打、真っ向から受け止めよう。

それぞれオーソドックスながら、焼き手の確かな仕事ぶりが伝わってくるうまさ。どれにも手抜きが一切ない。
ああ、本当に心ときめくうまさだ。このスゴイの五発もらって、飲み始めたばかりだけどもうリングに沈んでもいい。

泪橋

もはや瞬間的に生ビールが消滅してしまったので、飲み物はハイボールに移行。
ちょっとウィスキーが薄いような気もするけど、まあこの辺は雰囲気が大事。

泪橋

続いて五郎's セレクションの中から、豚ばら味噌串と鯖串。

味噌ブー、ガッツリ脂が乗った豚バラにしっかり味噌、濃い味だ。
豚バラっていつ食べても期待を裏切らないよなあ。これはこんな居酒屋で食べてても白飯が欲しくなる、ゴローちゃんの気持ちが分かる。

泪橋

さあ、サバ串。
残念ながら一本しかないとのことで、串から外してシェア。

ほ~、これは串に刺した焼き魚だ。いいじゃないか。
飲み屋で焼き魚ってそれだけで満腹コースだけど、こうやってつまみとしてちょっと食べられる鯖串、これはアリ。

泪橋

「サバは今日もう一本しか残ってないけど、代わりにサンマがありますよ」とオススメされたのですかさず頼んでしまったサンマ塩焼。そういえば今年はサンマが豊漁という話だったのが、地震の影響で値上がってしまって、結局まだ一回しか食べてなかったから嬉しい。

いやぁおいしい。サンマって白飯もいいけど酒のつまみにもイイよなあ。一尾くらいペロッといけてしまう。
さっき「飲み屋で焼き魚ってそれだけで満腹コース」と言ったところだけど早速撤回します(ぉ

泪橋

焼きとんがおいしかったからホルモン系を一本追加。「キク」という小腸の周りの部分らしいけど、通常のホルモンよりもさらに脂乗りのいい、まさにホルモンの王様みたいなやつ。
こんなホルモンを食べてしまったら、普通の焼きとんには戻れんぞ。

泪橋

そこに今回のメインたるチキン南蛮がどどーんと登場!
この大ぶりな唐揚げもすごいけど、その上に遠慮なくかかったタルタルソースがタルタリスト的にはたまらない。

さあ、どこから手をつけよう。

泪橋

ずっしり、これはいい鶏だ。タルタルがまたすごくいい。甘酢も効いてる。この濃い味、これが本場宮﨑のチキン南蛮なのか。
今までの俺のチキン南蛮史を塗り替えるうまさ。これはハイボールが何杯あっても追いつかないし、今後そんじょそこらの店でおいそれとチキン南蛮を頼めなくなりそうだ。

チキン南蛮、大正解の大満足。
でも、この時点でまた食べたもの全体の半分くらいだったりします(ぉ。
一回ではまとめきれそうもないので、後編に続く(笑

孤独のグルメ Season7 Blu-ray BOX

B07CXK4NFM

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■関連リンク
【Season7巡礼中】『孤独のグルメ』聖地巡礼 全店レポート Season1~7&原作 - NAVER まとめ

投稿者 B : 21:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2018/09/29 (Sat.)

炭火焼肉 本牧亭 その 6

大好きな焼肉店に行ってきました。

本牧亭

本牧亭

以前は半年おきくらいに来ていたこのお店。ちょっと間隔が空いてしまって約一年半ぶりの来店になりました。毎度、予約してから来店までが待ち遠しくなるお店です。
和牛一頭買いのため牛の銘柄が毎度違うわけですが、今回は茨城産でした。

本牧亭

季節によって、日によって変わるおすすめメニュー、毎度何があるか見るのが楽しみ。
いろいろありすぎて迷います。

本牧亭

まあとりあえずはビールを飲んで落ち着こう。
調子に乗って大ジョッキを頼んじゃいました。

本牧亭

肉が来るまでのつなぎとして、キムチ三種盛り。お店で丁寧に作られている感じの、しっかり辛いけどおいしいキムチ。ビールが進みます。

本牧亭

キムチ系でもう一品、甘海老のケジャン。先日韓国に行ってからというもの、いろんなキムチを試すのが楽しくて。
このケジャンは新鮮な甘海老のトロトロ感を残しつつ、甘さとキムチの辛味が良い具合に混ざり合って面白い味。初体験の味だけど、これは気に入りました。

本牧亭

珍味続きでミンク鯨の赤身刺。焼肉屋に来て珍味ばかり食べるのもどうかと思うけど、クジラの刺身を出すお店ってそう多くないので、メニューにあるとつい頼んでしまいます。
赤身らしく引き締まった野性味あるうまさ。かといって固いわけでなく、しなやかにおいしい。

本牧亭

そうこうするうちに肉が届いたので早速焼いていきます。
ここに来るととりあえず頼むのが「ファミリー盛り」。焼肉屋に来たら漏れなく食べるでしょ?というカルビ・ロース・ハラミ・赤身薄切りがセットになっていて手っ取り早い。

本牧亭

赤身薄切りはタレをつけた上で卵黄に浸して食べると本当にうまい。生きてて良かった、最近がんばってて良かった、と思える味。生きるモチベーションが湧いてきます。

本牧亭

三浦半島の契約農家から仕入れているという野菜は見るからにみずみずしい。焼肉屋の野菜焼きって「自分の健康への言い訳のために一応食べておく」という位置づけだと思っているのですが(ぉ)、ここの野菜は肉がなくても成立するくらいのうまさだと思います。毎度品揃えが違って、何が出てくるかも一つの楽しみ。

本牧亭

そりゃあ焼酎も進むというものです。

本牧亭

おっと、肉を食べたい気持ちが逸るあまり、タン塩を食べるのを忘れていたよ。というわけで、カルビやロースと順番が前後しちゃったけど、タン塩を追加。脂乗りの良さに炭が炎上してしまう勢い。そこにマスターがやって来て、水をかけて火の勢いを抑えてくれます。

本牧亭

本場韓国の焼肉も良かったけど、やっぱり日本人には和牛の焼肉が最高なんだなあ...と改めて感じる肉のうまさ。
本当は肩サンカクとかホルモンとかも頼んだんですが、食欲が勝ってしまって写真を撮り忘れました(ぉ。

本牧亭

〆は玉子スープ&ライス。シンプルな玉子スープが出てくるかと思ったら、かなり具だくさんで驚きました。これ、玉子スープっていうかライス抜きクッパですよね。
というわけで、ライスは半分くらい焼肉と一緒に食べた後、玉子スープに入れてクッパ化(笑。焼肉ライスとクッパが一度で楽しめる、これはいい食べ方を発見した。

本牧亭

店内の壁じゅうに貼られている有名人のサインを眺めるのが毎回の楽しみの一つなんですが、今回は再ブレイクする前の DA PUMP の ISSA のサインを発見。これはこれで貴重かも(笑。
他にも、大和田獏&岡江久美子夫妻や松山ケンイチ&小雪夫妻のサインなど、芸能人がガチにプライベートで訪れているのが分かってなかなか面白い。その価値がある店だと思います。

今回も本当においしかった。次回またこの店に来れるように、今後もがんばって生きていこうと思えます。
ごちそうさまでした。

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2018/08/29 (Wed.)

韓国の本格焼肉店「ポドゥナムチッ」

一ヶ月引っ張ってきた韓国レポートもこれが最後です。

せっかく韓国に来たからには聖地巡礼以外にも焼肉を味わっておきたい。というわけで、ソウルを代表する焼肉の名店に足を運んでみました。

버드나무집 (ポドゥナムチッ)

ポドゥナムチッ

日本でいうところの叙々苑のような、焼肉店の代名詞的なお店らしいです。ソウル市内にいくつかの支店を持っているだけでなく、ハワイにも出店しているとか。
良才(ヤンジェ)駅の近くにあるこちらの店舗は本店ということで、4 階建て・400 席(!)という規模の大きさに驚きます。

ポドゥナムチッ

何はなくともビール。hite エクストラコールドをいただきます。
苦みの少ない爽やかなビールで、この暑さにはありがたい。水代わりにグイグイ飲めてしまいます。

ポドゥナムチッ

一口めを飲んだか飲まないかの内に、どんどん運ばれてくるおかずの群れ。この韓国スタイルにももう慣れましたが、こんな高級焼肉店でも同じなんですね。でもキムチ類に加えて生野菜っぽいものの種類が多めなのが大衆店とはちょっと違う感じ。

ポドゥナムチッ

こちらはニラとタマネギの酢漬け...かと思ったら、これが焼肉のタレとのこと。日本の焼肉ではあまり見ないスタイルだけど、このタレがおいしいんです。

ポドゥナムチッ

肉を焼く前に、まずはユッケから。日本ではなかなか食べられなくなってしまっただけに嬉しい。
しかも高級店らしく凝った盛り付け、ユッケの下に敷かれているのは梨。ユッケと一緒に食べると生ハムメロン的にお互いのうまみを引き出し合って、むちゃくちゃうまい。久々のユッケをこんな形で味わえるとは、何という僥倖。

ポドゥナムチッ

焼肉はロースから...だけど、焼肉というよりステーキ然としたこのカタマリ肉!
これは食べる前からテンション高まります。

ポドゥナムチッ

この店の焼肉は基本的に店員さんが焼いてくれるスタイル。
自分では特に何もしなくても、目の前で手際よく焼かれていきます。

ポドゥナムチッ

表面に焼き目がついたところで例によってハサミでジョキジョキ刻まれていきます。
このロース、日本の焼肉に負けず劣らずサシが入っていて、見るからにうまそうだ。

ポドゥナムチッ

肉が焼けたら、タレの野菜と一緒にいただきます。
お~、この肉の上質感。漢南で食べた肉々しい焼肉とは対極にあって、でもこっちの焼肉も間違いなくうまい。

ちなみにタレの野菜はなくなったら補充してくれます。とにかく何でも自動的におかわりが来る韓国のシステムはここでも健在。

ポドゥナムチッ

ここでビールを kloud に変えてみました。これも韓国のビールですが、こちらのほうが日本のビールに近いしっかりした苦みがあって、この店の焼肉には合ってると思います。

ポドゥナムチッ

そして肉はハラミに移っていくわけです。
こちらの焼肉には生ニンニク(しかもスライスされていない)がついてくることが多いようですが、火が通ってホクホクになったニンニクと焼肉のコンビネーションがまた高い破壊力を誇っています。明日の自分の匂い?そんなの気にしてたら真の韓国は味わえない(ぉ

ポドゥナムチッ

さらにヤンニョムカルビ(味付き骨付きカルビ)。骨のついた肉をそのまま網で焼いていき、ハサミで大胆に切り分けていただくのが韓国焼肉の醍醐味と思い知りました。肉々しいカルビに濃いめの味付け、看板メニューらしい存在感。うまい!
韓国焼肉、日本の焼肉と似ているようで随分違う。高級店だろうと気取らずにガツガツ食べる、これでこそ焼肉。

ポドゥナムチッ

デンジャンチゲ(味噌チゲ)。納豆チゲでもちょっと感じたけど、こっちのチゲはダシというかコクが浅めで、日本の味噌汁的な味わいを期待するとちょっと肩透かし。焼肉とかキムチとか入れてうまみを足してやりたくなりますね。

ポドゥナムチッ

〆は冷麺。オーソドックスな冷麺ですが、金属製の器からしてキンキンに冷えていて、それと同じくらいよく冷えた麺の喉ごしがいい!熱いものや辛いものをハフハフ言いながら食べた後にすごく嬉しい締め。私は焼肉の〆というとクッパかビビンパ派でしたが、この冷麺はクセになりそう。

ポドゥナムチッ

食後に自動的に出て来るっぽいのがこのパイナップルと梅茶。パイナップルをこういう形で食べることもあまりないから嬉しい。そしてこの梅茶!ややシャーベット状になっている梅茶、ほんのりした甘さが爽やかで口と胃をリフレッシュしてくれます。焼肉の最後にこんな梅茶を飲んだのは初めてだけど、これ最高の口直しなんじゃないでしょうか。焼肉と同じくらい感動してしまいました。

おいしかった~。かなりいい値段のする焼肉でしたが、その価値はありました。
日本の焼肉とは似て非なるものだけど、どちらも甲乙つけがたい良さがあります。こういう韓国スタイルの焼肉店、日本にもあるならちょっと探してみたくなりました。

カムサハムニダ、ごちそうさまでした。
ソウルからは以上です。

버드나무집 (ポドゥナムチッ) 本店

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2018/08/24 (Fri.)

金沢 回転寿司「すし食いねぇ!」

帰省中に食べてきたものの話です。

金沢ではほぼ毎年必ず寿司を食べているわけですが、今年は新規開拓してきました。

金沢・富山の回転寿司「すし食いねぇ!」

すし食いねぇ!

この店名を見た瞬間に「あの楽曲」が脳内に流れ始めたあなたは間違いなく四十代以上です(ぉ。石川・富山に数店舗を構える回転寿司チェーンのようですが、こちらの店舗は二年ほど前にオープンしたばかりということで随分新しい。お盆期間ということで、ディナータイムより早めの時間にも関わらず待ち行列が発生していました。

すし食いねぇ!

かなり広い店内。北陸の回転寿司店は東京に比べて広々としているところが多いですが、この店はその中でもかなり広い。手前のカウンター席に加えて、奥にはテーブル席と小上がり席が合計 18 ブース(全部で 100 席超!)備えられていて、家族連れ等でテーブルに着席することを前提とした店作りになっているようです。ちょっとしたファミレスより広いくらい。今回はテーブル席を利用しました。

すし食いねぇ!

これだけ広いとテーブル席からは板場が完全に見えないため、注文はタッチパネルで行います。これなら『孤独のグルメ』の廻転寿司回のように注文が通らないということはまずないし(笑)、オーダーが正確にカウントされるから精算時に皿を数える必要もない。合理的にできています。
タッチパネルの左右にある「上段」「下段」のボタンについては後述。

すし食いねぇ!

ま、とりあえずはビールから。
これだけ暑いとキンキンに冷えたビールが本当にうまい。

すし食いねぇ!

注文した寿司を運んでくるのは例によって新幹線。
しかしこの店はテーブル席が主体なため、通常の回転寿司のベルトコンベアがあるのはカウンター席のみで、テーブル席にはコンベアは回ってこず、全て注文制で新幹線が運んでくる方式になっています。先ほどの「上段」「下段」ボタンはこの新幹線のレーンが上下二車線になっているためで、運んできた新幹線を厨房に返送するためのボタンだったわけです。

すし食いねぇ!

「氷見づくし」の三貫盛り。地元富山湾の懐かしい味がセットで楽しめるのが嬉しい。
こうやって故郷の新鮮な味覚に触れると、帰ってきたなって実感が湧きます。

すし食いねぇ!

甘えび。これだけプリップリでトロトロの甘えびは地元でなければ味わえません。
しかもこの甘えび、かなりうまい。これまで食べた回転寿司の甘えびの中でもトップを争うクラスでいいネタ使ってます。

すし食いねぇ!

そして富山湾の至宝、白えび。これも帰ってきたら味わいたいものの代表格ですが、今年は不漁で白えびが高騰しているらしく、たった一貫で 400 円以上(!)。白えびなんて、子どもの頃には味噌汁に殻のまま無造作に入っていたくらいだったのに(しかも殻が口に刺さりまくるから、昔はあまり好きじゃなかった)。
そんなわけですっかり高級食材になってしまった白えび、久しぶりに食べるとやっぱりおいしい。でもちょっとしかないから味わって食べました。

すし食いねぇ!

富山を代表するネタが続いたので、続いて石川っぽいものをと思いトラフグの握り。隣県でも意外と富山では食べないネタです。
さっぱり、コリコリしておいしい。

金沢を代表するネタといえば何と言ってもノドグロなんでしょうが、そういうのは帰省シーズンだと大人気ネタになるせいか、この日は既に売り切れ(´д`)。ノドグロ食べたかったなあ...。

すし食いねぇ!

ともあれ、やっぱり寿司をいただくと日本酒が進んでいくわけです。
あぁ旨い。

すし食いねぇ!

まあ、富山人としてはノドグロがなくてもブリがあれば生きていけます。日本海側の住人としては、やっぱりマグロよりもブリが魚の王様なんだよなあ。
ドドンと四貫でも軽くいけてしまいます。

この店、回転寿司店としてはかなりレベルが高いんじゃないでしょうか。少なくともここ数年の帰省時に行った富山・石川の回転寿司店の中では一番おいしかったような。ネタの質がいいんでしょうね。
とはいえ北陸の回転寿司はかなり競争が激しくて、いいと思った店でもいつの間にか味やネタの大きさが落ちていたりして、ガッカリしてしまうことも少なくない。この店には今のクオリティを維持してくれることを期待しつつ、来年もぜひ来ようと思います。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:44 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2018/07/30 (Mon.)

韓国ソウル特別市の骨付き豚カルビとおかずの群れ

「来ちゃいました、初韓国」

終点炭火カルビ

『孤独のグルメ Season7』聖地巡礼は今回ついに韓国へとやって来てしまいました。昨年春の台湾巡礼編以来、一年と三ヶ月ぶりの海外。私にとっても今回が初韓国ということで少し緊張しましたが、思い切って飛んできました。羽田からほんの二時間ちょっとのフライト、感覚的には博多旭川とそう変わらずに来れてしまうものですね。

聖地巡礼はいきなり本命と言えるソウルの焼肉店から攻めていきます。お店は電車の漢南(ハンナム)駅から徒歩 10 分あまり、ソウル中心部とはちょっと違う下町感溢れる通りにありました。

종점숯불갈비 (チョンチョムスップルカルビ)

終点炭火カルビ

実はちょっとした手違いがあって(別途書きます)、ソウルに降り立ってから 7 時間ほど何も食べていない。おまけに日本とそう変わらないムシムシした猛暑の中を歩き回って、腹は減りすぎているんだ。とにかく腹に入れたくて仕方ない。ガッツリ系、ガツンと響くソウル飯。

終点炭火カルビ

店先にはドラマののぼりが掲げられていました。韓国でも日本番組チャンネルで放送されていたようで、その関係ですかね。コカコーラの商品写真がガッツリ入っているので、もしかしたら番組の現地スポンサーの関係があるのかもしれません。

ともかく、たのもー。

終点炭火カルビ

まあ、メニューを見ても読めないわけです。さらに店員さんは日本語はおろか英語も通じるか微妙。でも「テジカルビ」「チャドルバギ」「サムギョプサル」「ビア」「マッコリ」これだけ韓国語が言えれば十分でしょう(ぉ

ちなみに日本円の感覚で料金表を見るとびっくりするような値段ですが、1 円≒10 ウォンくらいのレートで換算すれば良い計算。だから脳内で桁一つ落として読めば全然高くない。どれが何か分からないことを除けば(笑

終点炭火カルビ

どの程度混むか分からなかったし、かといって韓国語で電話予約するスキルもなかったので、夕食としてはかなり早い時間に入店したところ、夜のお客としては第一号になりました。
そして通されたのはゴロー席。偶然なのか、日本人と判ってあえて案内してくれたのか分からないけど、これは嬉しい。

まずは韓国ビールでここまでに発汗した水分を補います。乾いた砂漠に水滴を落としたかの如く、しみわたる悦び。

終点炭火カルビ

来た来た。怒濤の小皿ラッシュ。
ビールを飲み始めた途端に次々とおかずたちが並べられていく。

なんだかすごいことになっちゃってるが...。
ドラマで見て知ってはいても、実際にこれがどんどん出てくる様子を見ると、なんだか笑えてくる。

終点炭火カルビ

おかずの種類は日によって変わるようで、例えばゴローちゃんはケジャン(カニキムチ)を食べていたけど、この日出てきたのはエビキムチでした。
他にも、もうとにかくいろんなキムチやナムルのオンパレード。でも本場でキムチを食べるのは初めてだから、辛い物好きとしては大歓迎。

食べてみると、こっちのキムチは辛いだけじゃなくちょっと酸味があって、日本で食べるものに比べて複雑な味。キムチって本来こういう味だったのか。
これはおいしい。さすが本場、キムチのレベルが高い。

終点炭火カルビ

ニラキムチとネギキムチもいい。
日本の焼肉店や韓国料理店で食べられるキムチってせいぜい白菜キムチとオイキムチ(キュウリ)、カクテキ(大根)くらいなものだけど、韓国では本当に様々な種類のキムチがあるんだなあ。そしてどれもちゃんとキムチでありながら、それぞれの素材の味がちゃんと活きている。キムチにこんな世界が広がっていたとは。

キムチって、漬物ではなく一つの道、教えのような気がする。

終点炭火カルビ

そうこうしているうちにテーブルに炭火と鉄板がセットされ始めました。

さあ、いよいよ本命の登場だ。

終点炭火カルビ

来た~、肉!待ってました。

ゴローちゃんはいきなりテジカルビから行ってたけど、ここはあえてのチャドルバギとサムギョプサル。
テジカルビは焼けるまで待たされるから、これだけ腹が減ってるからにはサッと焼いて食べられる肉から始めるべきだと思ったのと、味的にもタレつき肉よりプレーン肉からいっとくべきでしょう、と。

終点炭火カルビ

牛バラ肉「チャドルバギ」のお出ましだ。

薄切り肉だけあって軽く火を通しただけでうまそうに仕上がっていく。逆にちょっと気を抜くと焦がしてしまいそうだ。
ここはまさに、お湯を使わないしゃぶしゃぶという感覚で、ササッと火を通してどんどんいこう。

終点炭火カルビ

お~、これはいい。バラ肉の肉々しさに、表面から漲る脂のうまみ。

コイツを頼んで大正解だ。うまい。
この肉いい。スイスイ入る。

終点炭火カルビ

さらにサムギョプサル。久住さんが食べていて、チャドルバギに負けず劣らずうまそうだったので、これも外せない。
チャドルバギとはまた違った厚切り肉が目の前で焼けていく様子もまた食欲をそそるじゃないか。

終点炭火カルビ

焼けたら今度はキムチやニンニクと一緒にサンチュに巻いていってみよう。
お~、これもいい。そうそう、俺は韓国に来てこういう焼肉が食べたかったんだよ。

終点炭火カルビ

こんな肉を出されたら、瓶ビールなんかじゃとても追っつかんぞ。
ここはコリアンミルクマッコリで迎え撃とう。

日本で飲むマッコリは器に柄杓みたいなので掬う、ちょっともったいぶった感じで出てくることが多いけど、このペットボトルに無造作に出てくる感じが却って本場らしくていい(笑。

終点炭火カルビ

マッコリも来たことだし、どんどん焼いていこう。
青唐辛子とかキムチもハサミでジョキジョキ切って、とにかくいろんな組み合わせで一緒に食べたり、巻いて食べたり、つけて食べたり。

終点炭火カルビ

エゴマの葉で巻いて食べる、ってのも日本だとあまりないような。
一種類の肉でもとにかくいろんな味で楽しめる。今まで味わったことのない、肉の引き出しが次々と開かれていくようだ。

ああ、うまい。やっぱり焼肉は楽しいなあ。

終点炭火カルビ

そしてここでテジカルビ投入。

うわっ、でか!この一枚肉の大迫力。
まるでここまで食べてきた肉が前座だったかのような存在感。食べなくてもうまいだろうことが分かるタレの感じ。出てきた瞬間から、焼き上がるのが待ちきれない。

終点炭火カルビ

チャドルバギとサムギョプサルはセルフだったけど、テジカルビは焼いて切ってまで店員さんがやってくれます。
セルフじゃないからこそ、確かにお預け感はちょっとある。完全空腹状態じゃないはずなのに、早く食べたい。火が通るにつれてタレの香りが立ってくるのがたまんないんだよなあ。

終点炭火カルビ

うんまいなー!つけダレの味がしっかりでうまい。

力強い肉だ。うん、待ちに待った俺をどーんと受け止める、ガッツリ系の最高峰だ。
さっきまでの肉とはまた趣が変わって、新たに食べていける。いくらでも食べられそうな気さえする。

終点炭火カルビ

そして最後に残ったこの骨つき肉。
食べにくいけど、骨の周りの肉がいちばんうまいんだよなあ。

もう体裁なんか気にせず、手づかみでかぶりついていく。こうやって野性的に食べるからなおうまい。
俺は今、ソウルの黒豹だ。ガルルルル。

終点炭火カルビ

ああ...うまかった。
幸せだ、幸せ者とはまさに今の俺のことなんだろう。

店内を見回すと、松重さんと久住さんの記念写真が。でもそれ以上に韓国語のサインがたくさん貼ってあって、もともと有名店だったことがうかがえます。

終点炭火カルビ

久住さんのサインに松重さんの写真が貼られていたり、松重さんのサインは飾られていなかったり。もしかして区別ついてないのか(笑。

それにしてもおいしかった。本場の焼肉、一度食べてみたいと思ってたんだよなあ。
ソウル焼肉、思いっきり堪能。大満足。お腹を空かせてきた甲斐がありました。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season7 Blu-ray BOX

B07CXK4NFM

종점숯불갈비 (チョンチョムスップルカルビ)

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投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2018/07/04 (Wed.)

東京都中央区八丁堀のエビチリ

「中華料理と言いながら、これはもう日本に帰化している味だ」

中華シブヤ

『孤独のグルメ Season7』最終話に登場した八丁堀の中華シブヤですが、劇中では全てランチタイム設定だったものの、実際には夜の部にしか提供されていないメニューがいくつかありました。私も最初はランチタイムに巡礼していたのですが、エビチリをいただくのであれば改めて夜に来ねばなるまい。と思い、放送前にもう一度夜に攻めてみました。

しかしこの店、ドラマに登場する前から大人気店だったようで、実は何度か夜に足を運んでみたもののことごとく予約でいっぱい。これは改めて予約を取ってくるしかないかなと思いましたが、どうも開店直後は予約なしでも入れるようで、開店待ちしてみました(笑)。そうすると「お食事だけなら大丈夫ですよ」ということで入店成功。18:30 くらいからは予約のお客さんで満席になることが多いですが、17:30~18:30 の間(できるだけ開店直後が望ましい)にお酒を飲んで長居する前提でなければ一巡目として入ることができそうです。もしかすると放送後しばらくはまた状況が違うかもしれませんが。

中華シブヤ

中華シブヤ

さあ、今日のお目当てはこの「夜の部のメニュー」。エビチリ、豚角煮、餃子、ピータン、唐揚げ...中華料理好きとしては心躍る単語のオンパレード。しかも一品一品の値段が安いのも嬉しい。どれにしようか迷うなあ...。

ちなみに昼の部はパートのおばちゃんが仕切ってましたが、夜の部は劇中と同じく大将が仕切り。近くの席に座っていたお客さんが青菜炒めを頼もうとしたら「青菜炒めよりもキノコ炒めのほうがいいよ。青菜炒めは本当に青菜しか入ってないから」という、何故か青菜炒め下げ(笑。でもこんな町中華で、そういう他愛ないやりとりがあるのもなんだか楽しい。

中華シブヤ

飲み物はとりあえずビー...といきたいところだけど、この日はあいにく人間ドックの前日(泣。やむを得ず、ゴローちゃんよろしくウーロン茶で我慢します。
あんなに酒のつまみになりそうな夜の部メニューが揃っているというのにビールも飲めないなんて、この場合やはり酷だ、残酷です。

中華シブヤ

ウーロン茶のつまみ...というのも妙だけど、はまずエビトーストから。
これ、本来は中華っていうよりもうちょっと東南アジア寄りのものだよなあ。ま、「中国料理」じゃなくて「中華料理」なら許されるのか。

クラッカーサイズの薄切りパンの上に、エビのすり身を載せて揚げてるのか。へええ。
アツアツでうまい。エビ味がすごくいい具合。

中華屋さんのエビトー、これは今日の収穫だ。

中華シブヤ

そしてこれは押さえておかねばなるまいと思っていた焼き餃子。
町中華らしいど真ん中王道の焼き餃子。大量の油と強火で皮が揚がり気味にカリッとしているのが強烈にうまい。

エビトーといいこの餃子といい、今日飲めないのがこんなに辛いなんて思わなかった(;´Д`)ヾ。

中華シブヤ

エビトーからの、エビチリ。
トーストとチリでエビがダブってしまったが、このダブりはむしろ大歓迎だ。

町中華でエビチリというと、エビが小ぶりでちょっと淋しい...ということも珍しくないけど、ここのは大きくてプリップリのエビ。
ソースの色つやもいい。町中華らしからぬ、本格派のエビチリだ。

中華シブヤ

うん、これはいいエビチリだ。生姜が効いてる。

プリップリのエビに、濃いめのタレ。見た目に違わぬハイレベルなエビチリ。
これまた飯に合うこと、合うこと。
昼のニラ玉も良かったけど、このエビチリもそれに負けぬ名品だ。

エビのチリソースを発明した人、本当に天才だと思う。
ありがとうございます、俺はいま、あなたの才能の恩恵を受けています。

具体的には故・陳建民さん、ありがとうございます(ぉ

中華シブヤ

昼夜問わず料理に付いてくる中華スープ。町中華といえばこのスープだ。
基本的にはこのスープとラーメンのスープは同じものだと思われるけど、なんか昼に飲んだスープよりも濃厚に感じる。ちょっと変えてるのか、あるいは日によってバラツキが大きいのか(笑。
いずれにしても、うまい。今日も一日がんばって良かった、そう思える味わい。

お腹いっぱいになったし、一時間もいたら予約のお客さんが来始めて迷惑になるだろうから、そろそろ退散しますか。
夜の中華シブヤ、昼間の慌ただしさとはちょっと違ってゆったりした空気感があるし、料理メニューも増えるし、昼よりも気に入ったかも。
今回はビールさえ飲めなくて残念だったけど、改めて飲める日に複数人で来たいところ。

毎日八丁堀界隈に働く人々に、普通のおいしさを淡々と提供し続ける。
こういう店こそが、本当の名店だと思う。

改めて、ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season7 Blu-ray BOX

B07CXK4NFM

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