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2013/05/03 (Fri.)

豚組 [しゃぶ庵] で馬しゃぶを食す

久しぶりに豚組 [しゃぶ庵]に行ってきました。

豚組 [しゃぶ庵]

豚組 [しゃぶ庵]

一時期は毎月のように行っていた豚組ですが、最近は孤独のグルメ聖地巡礼が忙しくて(笑)すっかりご無沙汰していました。一年ちょっとぶりくらいじゃないですかね...。

今回のお目当ては期間限定の「馬しゃぶ」。本当は 4 月限定だったのが、好評につき 5 月まで延長されたと聞いて、すかさず予約しました(笑。長野に出張に行ったらスケジュールが許す限り必ず蕎麦と馬刺しは食べる、というくらいの馬肉好きとしては、これは見逃せない。ましてや馬刺しなら食べられる店がそれなりにあるけど、馬しゃぶなんて初めてですよ。

豚組 [しゃぶ庵]

例によってル・クルーゼの鍋が我々を出迎えてくれます。もはやこの鍋を見るだけで唾液が分泌してくるという、俺は完全にパブロフの犬かもしれない(ぉ

豚組 [しゃぶ庵]

料理が出てくるまでの間にビールで乾杯。サンクトガーレンの湘南ゴールドは、フルーティな香りでやっぱりうまいなあ。

ここで事件発生。同席のクマデジさんが割り箸を落としたところ、1 分以内の早さで店員さんが「もしかして割り箸落とされましたか?」と替えの割り箸を持ってきてくださいました。落とした音だけで対応できるこの接客!しゃぶ庵には今まで何度となく来ていますが、接客でここまで驚いたのは初めてです。逆に、個室とはいえヘタな会話はできないなあ、とも思いましたが(笑

豚組 [しゃぶ庵]

馬しゃぶ懐石コース、ということで、まずは八寸からいただきます。こういう、ちょこちょこいろんな味を楽しめる料理って好きなんですよね。個人的には、旬の終わり際ギリギリのホタルイカが入っているのがうれしい。

豚組 [しゃぶ庵]

しゃぶしゃぶへの前振りに、馬肉のタタキ。鰹とも牛とも違う、身の引き締まった感じがいい。タタキにすることでさらに際立ちますね。

豚組 [しゃぶ庵]

ビールはパイナップルエールに移行。湘南ゴールドとはまた違った甘みのある香りとトロピカルな後味がいい。

豚組 [しゃぶ庵]

そして伏兵。茄子を田楽風に仕立てたものですが、柔らかく煮られた茄子の食感と、鶏挽肉を和えた味噌が濃密に絡んで、真剣にうまい。これはおかわりしたくなる味でした。

豚組 [しゃぶ庵]

「こちら、中村からのサービスになります」ということで、Twitter 予約特典の自家製チャーシューを今回もいただきました。これだけで十分に一品メニューになり得るうまさ。すいませーん、ライスください(ぉ

豚組 [しゃぶ庵]

ここでしゃぶしゃぶのたれが登場。左からフルーツポン酢(オレンジとグレープフルーツ、だったかな)、ノーマルポン酢、そばつゆ。これが出てくると期待は最高潮に達します(笑。個人的にはこのそばつゆでいただくしゃぶしゃぶが好き。馬肉との相性はどうでしょうか。

豚組 [しゃぶ庵]

...というわけで、本日の主役・馬しゃぶ肉の入場です!

これぞ「桜肉」という、見事な桜色。見るからにウマそうじゃないですか。

豚組 [しゃぶ庵]

この見事なサシの入り具合。しかも、馬脂は牛脂に比べて融点が低い(豚脂もほぼ同様)ので、常温で既に少しずつ融け始めています。この脂肪の融けやすさが馬肉の旨さの秘密なんですよね...。

豚組 [しゃぶ庵]

あまり熱を加えすぎると脂が溶け出しちゃって美味しさが損なわれるので、鍋のお湯には本当にくぐらせる程度でいただきます。私は長野では馬刺しと蕎麦の組み合わせでいただくことが多いので、そばつゆとの相性が良いことは保証されているようなものですが、牛豚と比べて軽い食感なので、フルーツポン酢との組み合わせがベストかも、と感じました。

ちなみにこの馬肉は馬刺しで食べられるほど質の良いものなので、生のまま醤油につけていただいても OK です。というか、私は半分くらい馬刺しとしていただきました(笑。舌の上でサッと溶ける馬脂の甘みが、ああ堪らない...!

豚組 [しゃぶ庵]

〆は定番の中華麺。鍋にはしゃぶしゃぶした肉のうまみが溶け出している=つまりはとんこつスープに近い状態になっている、ということで、この細麺がよく合います。

豚組 [しゃぶ庵]

この沸き立つ麺を見ていると、ひとしきり食べた後なのに再び食欲がかき立てられてきます(笑。
というか、豚しゃぶに比べると腹にドスンと来る感覚がないので、本当にもっと食べられるところでした。豚しゃぶ一皿、追加しておけばよかったかなあ。

豚組 [しゃぶ庵]

デザートのマンゴーシャーベットにて終了。

いやあ、ごちそうさまでした。これ期間限定メニューというのがもったいないくらい、馬肉好きにはたまりません。まあ、定常メニューとして持っておくのは仕入れとかなかなか大変だとは思いますが(^^;;
馬肉の美味しい店、改めて探してみようかなあ。そういえば、人形町に見るからに美味しそうな馬肉専門店があったっけ...。

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投稿者 B : 16:00 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2013/03/04 (Mon.)

神奈川県横浜市白楽の豚肉と玉ねぎのニンニク焼き

「あ...来た。ストンと来たぞ。ここに決まり」

キッチン友

キッチン友

『孤独のグルメ Season2』聖地巡礼も大詰めを迎えてきました。今回は第 5 話に登場した白楽の「キッチン友」にやってきました。私の生活圏からすると他のお店に比べれば川崎~横浜方面のほうがアクセスが良いので、その気になればいつでも行けるし...と思っていたら、つい後回しにしてしまっていたという。実はこれまでに二回来ようと思い立った日があったんですが、一回は思い立った日が定休日だということが分かって諦め、もう一回は店の前まで来てみたらご親類の不幸ごとで臨時休業とか(;´Д`)。三度目の正直で、横浜方面で仕事の用事があった帰りに立ち寄ってみました。

キッチン友

テレビで紹介されなかったら絶対分からなかったであろう路地裏のドアを開けて、2 階の席に通されました。

メニューがなんだか盛りだくさんで、これは迷うなぁ~っ。

キッチン友

うん、洋食屋と言えばハンバーグ。ポークアングレーズってのも...気になるなあ~。

こっちは...肉、にく、ニク。

ハンバーグにコーンとグリンピースが入ったら「テキサス風」になるとか、ポークソテーが「アメリカ風」だったりとか、このセンスが何とも言えないなあ。

キッチン友

チャーハン、カレーに、スパゲッティ。何でも揃ってるのが嬉しい。
肉玉チャーハン、玉子と肉味って!「肉味」って何だ!(笑

やっぱり、初心に帰って、出会い頭のスペシャルか、ジャンボだな。
うん、今日の俺は、スペシャルだ。

キッチン友

オーダーも決まったところで、改めて店内を見渡します。
混んでいる時間帯だったようで、私が通されたのは角にある最も小さなテーブル。劇中でカップルが心理テストをやっていた三角テーブルです。で、写真の真ん中がゴローちゃん席。

...とか、見回しているうちにどんどんお客さんが帰っていって、気がつけば貸し切りになっちゃったぞ。

キッチン友

基本的には水曜定休だけど、連休だったり曜日がずれたりすることがけっこうあるのか。こりゃ、わざわざ食べに来ると私のようにハズレを引く確率が高いわけだ。基本的には、近くの学生さんが普段から行きつけてるようなところなんだろうな。
この休業日の一覧に、さりげなく顔文字だったりアスキーアートだったり、お店のおばちゃん、なかなかお茶目だなあ。まるで母親から送られてくるケータイメールみたいだ(笑。

おっと、おいでなすった...!

キッチン友

こいつがスペシャルか。おいおい、玉ねぎの山で、豚が見えないぞ。
でも、食欲がビンビンにそそられる。
鉄板の上でタレがジュワジュワと沸騰しているのがまたいい。

キッチン友

うんうん、これだよこれ。濃い味、玉ねぎ。
やっぱり玉ねぎは、これくらいの色がごはんにはうまいんだ。
甘みがたっぷり出た玉ねぎと、気取らない若々しさが漂うタレの味がよく絡む。

ほうら、バチーンと合うぞ。

キッチン友

出てきた、出てきた。
なんだか、発掘みたいだなあ。
豚肉、スパゲッティ、にんじん、ピーマン、フライドポテト。玉ねぎの地層からいろんなものが出てくるなあ。

うん、熟している。うまいうまい、王道学生味だ。
このタレの味がついたスパゲッティが、またいいんだ。

そういえば...しまった。友風焼きには、味噌汁はつかないのか。

キッチン友

というわけで、豚汁、いただきました。
ふ~、これで汁問題は解決。

さて、豚汁は。
あ~、なるへそ。味付けは友風焼きとは正反対で薄味だけど、代わりに出汁と野菜の甘みが効いていて、ほっとする。

洋食屋の豚汁、いいじゃないか。
具もたっぷり、これ一つでも十分メシが食える。う~ん、素晴らしい。

ようし、俺も学生食いと行くか。うん、気分は学祭蒸気機関車だ。
くべる、燃やす、くべる、燃やす、くべる、燃やす...!

キッチン友

綺麗に完食。ごちそうさまでした。
う~ん、年甲斐もなく、学生時代を思い出してガツガツ食ってしまった。
今日の俺は、まさにスペシャルだ。

友風焼きもうまかったけど、ジャンボランチ、ポークアングレーズ、チキンカツ、カレーにスパゲッティ...他にも気になるのがいろいろあるんだよなあ~。
横浜方面に用事があるときには、ちょっと寄り道してみようかな。

これで Season2 の聖地巡礼も残すところあと 1 話となりましたが、最後が千葉県旭市、それもサンマのなめろうなので(´д`)、さすがに時季が来るまでは攻めようがありません。それまでは、これまでに行ったお店のリピートだったり、個人的孤独の名店を発掘したり、そういう感じで行こうかと思います。Season3 の噂は今のところありませんが(笑)、三鷹の「樹」に貼ってあったポスターの内容からすると、期待してもいいのかな...?

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投稿者 B : 23:59 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (2) | トラックバック

2013/02/22 (Fri.)

割烹ちゃんこ 大内 再訪

「元気が出てくると、人間ってどうにも腹が減るんだな。しかも、時間いっぱい。待ったなしだ」

割烹ちゃんこ 大内

割烹ちゃんこ 大内

ドラマ『孤独のグルメ』の聖地巡も、これだけ続けているとフォロワーが生まれてくるわけで(笑)。最近「この店に連れて行ってほしい/一緒に行かないか」というお誘いを受けることが増えてきました。ということで、今回は中でもリクエストが多かった両国の「大内」を再訪してみることに。この店、確かにうまかったからなあ~。

割烹ちゃんこ 大内

今回は四人での訪店。前回来たときには、いつも混んでいそうな雰囲気だったので、電話予約しました。
通されたのは奥の座敷席。ドラマの中ではあまり広そうなイメージはありませんでしたが(カウンター席だったしね)、奥はけっこうゆったりとした空間になっています。

壁面にはこのお店を開いた元大関・大内山の写真や化粧まわしが飾られていました。こういうのを見ると、両国に来たんだなあと実感します。

割烹ちゃんこ 大内

この日は運悪く総武線で人身事故があったとかで、集合は遅れ気味。とりあえず瓶ビールを頼んでちびちび飲りながら、集合を待ちます。
お通しはバイ貝の煮付け。こういうの、田舎を思い出すんだよなあ。

割烹ちゃんこ 大内

テーブルには蓋をされた鍋がみんなの到着を待っています。んん~、早く食べたい。

割烹ちゃんこ 大内

三々五々、メンバーが集まり始めました。まずは一品料理から入れていこう。

「ふらっと QUSUMI」に出ていたカツオのたたきが食べたかったところですが、今はもう旬じゃないから仕入れていない、ということで、次に心惹かれた〆サバを。これがまた脂が乗っていて、ちょうど良く締まっていて、すすむなぁ~っ。十条の鯖のくんせいも絶品だったけど、これも気に入った。

割烹ちゃんこ 大内

続いて、やっぱりこれは外せない、山芋の千切り。生卵と醤油、山葵を合わせていただきます。中入前のビールとの取組に、これ以上の顔合わせはないなあ。

割烹ちゃんこ 大内

さらに、肉豆腐。これもいいなあ~。肉豆腐というよりほとんどすき焼きに近い味付けとボリュームで、これと白いごはんがあったらそれだけで立派な食事になっちゃいそうだぞ。でも、こういうのを本命の前にちょっとだけ食べる贅沢が、嬉しいんですよ。

割烹ちゃんこ 大内

さああて、全員揃ったことだし、そろそろ幕内の入場、といきましょうか。今回のちゃんこももちろん定番「鳥そっぷ」。四人だけど、四人前だとちゃんこだけでいっぱいになりそうだったので、まずは二人前から。それでもこのボリューム、さすがは力士の日々のメシだなあ。

割烹ちゃんこ 大内

ぐつぐつ、ぐつぐつ。
良い感じで煮立ってきたところで、軽く吹きこぼれ、隣に座っていた k さんが焦って、火を弱めようとコンロのツマミを回して逆に強火にするシマツ(笑

大の大人が、鍋の沸騰ごときで慌てふためいて、立ち合いで転がされたようなものだ。落ち着け...。

割烹ちゃんこ 大内

鳥そっぷ、完成。
いやあ、一人ちゃんこもなかなか良かったけど、やっぱりちゃんこは大人数でこういうボリュームの鍋をつついてこそだなあ、というのを改めて実感するなあ。

割烹ちゃんこ 大内

うん、しみてるしみてる。
このシンプルなスープに、鶏肉やいろんな野菜のエキスが凝縮された、このうまみがたまらないんですよ。くたくたになったキャベツから滲んでくる甘みがまたいい。

割烹ちゃんこ 大内

これは辛抱たまらず、日本酒に行ってしまうというものです。熱燗でも冷酒でもなく常温でいただきます。

日本人の心やね。

割烹ちゃんこ 大内

で、〆はやっぱりうどん。鍋に落として一煮立ちさせたら、茶色いスープが太い麺にしっかり染みこんで、これがまたうまい。

割烹ちゃんこ 大内

ついさっきまで食べてきたちゃんこの味が、このうどんと天かすに全部凝縮されていて、ああ、俺はこのうどんのために今までちゃんこを食べていたのか、と思えるくらい、幸せな瞬間。

...あれれ、なくなっちゃった。まだまだ行けそうなのに、なんだか少し寂しいなぁ。
じゃあ...まだまだ行きますか(ぉ

割烹ちゃんこ 大内

というわけで、いったん鍋を〆つつ、さらなる追加オーダー(笑。
玉子焼きは厚焼きで、塩と砂糖の加減が絶妙で、これまた幸せになれる味。肉豆腐といい、ここは定食屋をやっても繁盛するんじゃないか、と思える家庭的なうまさです。

割烹ちゃんこ 大内

ついでにちゃんこもおかわりをいただきます(ぉ

でも、予約では鳥そっぷ二人前しか入れていなかった上に、スタートの時間もなんだかんだで遅くなってしまったこともあって、この頃には注文できるものの選択肢が限られてしまっていました。本当は豚味噌ちゃんこ鍋を食べてみたかったんですが豚がもう切れていて、「鳥味噌ならできますよ」ということで、メニューにない鳥味噌ちゃんこになりました(笑)おかみさん、無理言ってすみません...。

それでもこれがまたヒット。具は鳥そっぷと同じなのに、スープが味噌というだけで、それぞれの具材がまた違った表情を見せてくれます。あっさりしていた鳥そっぷとは対極の、濃くてほっとする味。これは西の横綱級だ。一度うどんで千秋楽を迎えているはずなのに、まるでまた中日からやり直せるような気分だ(ぉ

割烹ちゃんこ 大内

二度目の〆は、ほかに雑炊かもちができる、ということでしたが、味噌なら雑炊がおすすめということで、ここはおかみさんの見立てに従ってみることに。そしたら、味噌の中にお米と玉子がふんわりと混じり合った、こんなうまそうな雑炊ができあがりました。うん、おかみさんのおすすめで正解。これは間違いない。

割烹ちゃんこ 大内

取り分けたら、薬味の刻みのりを散らしていただきます。この刻みのりが雑炊に風味を加えてくれるだけじゃなく、のり自体が雑炊の味噌スープを吸い込んで、これがまた罪作りな味。この雑炊だけいくらでも食べ続けていられそうだぞ。

鳥そっぷとうどん、鳥味噌と雑炊。甲乙つけがたし。

割烹ちゃんこ 大内

四人で雑炊もあっという間に完食。うまかったぁ~。
やっぱりここはリピートしたくなる味だ。でも今度は、もっと計画的にちゃんこの取組表を作って、最初から予約して来よう。

明日の仕事も、正面から当たって、
まわしを取ったら、豪快に上手出し投げだ。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 23:29 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2013/02/16 (Sat.)

久々久高

先日、久しぶりに六本木の久高で飲んできました。

和風創作野菜料理 久高

久高

このお店、すごく好きなんですが、去年は外食といえばこどグルツアーばかりになってしまったので(笑)、しばらく足が遠のいていました。いつぶりかっていったらなんと一昨年の忘年会以来。もうちょっと来てるつもりだったんだけどなあ...。

久高

ともあれ、まずは「おいしいビール」で乾杯。マスター、久しぶりなのに私の顔を覚えていてくださってありがとうございます。

久高

カウンターにはいつものおばんざい。うんうん、やっぱりこういうのが嬉しいんですよ。

久高

おばんざい全品一皿ずつ、でもお腹いっぱいになりそうですが、気になるものをいくつかチョイス。これはあさりと大根の炒め物と、ちくわと蒟蒻の煮物。
あさりと大根は、あさりが入っているからってわけじゃないだろうけどあっさり。ちくわは、見るからに煮締まってて濃い味。どちらも、ビールが進みます。

久高

それから、厚揚げとかぶの煮物。このかぶが、ほくほくっとやわらかく煮込んであって、あったまる。ほっとする。疲れた身体に染み入ります。

久高

おばんざいに続いては、私の中で久高の超定番メニューになってしまった大根ステーキをいただきます。これおいしい。上に焼いた肉が載っけてあるとはいえ、これはまごうかたなく大根のステーキです。食べ応えがあって、大根でビールが進むというのは新体験ではないでしょうか。

久高

さて、ノッてきたところで焼酎にバトンタッチします。久高といえば仕込み水のチェイサーでいただく日本酒が美味しいんですが、ちょっとしばらくは深酒で体調を崩すわけにもいかないので(笑)、翌日に残らない焼酎を。銘柄は、迷ったときにはまず黒霧島。

久高

どんどんいきましょう。
ワカサギの南蛮漬け、旬の魚をこういう家庭的な味付けで食べられるのが嬉しい。脂の乗ったワカサギと、蓮根や玉葱のシャキシャキした食感。それにこの酸味が焼酎に合うなあ。

久高

久高のもう一つの名物と言えば、日替わりのコロッケ。ドスンと存在感のあるこの日のコロッケの中身は、

久高

なんと角煮!(笑
しかも角煮の細切れが入っているわけじゃなくて、ごろんと丸ごと角煮が入っています。もうコロッケを食べているんだか角煮を食べているんだかよく分からなくなってきましたが(笑、これはうまい。角煮コロッケ、アリだ。

久高

さあ、焼酎おかわりいきましょうか。
これ、気になるなあ。カウンターの上に置かれていた「無濾過 にごり芋」。ロックでお願いします。

久高

...って、「無濾過」「にごり」なのにどう見ても無色透明です本当にありがとうございました(ぉ
見た目だけじゃなくて、味もなんだかスッキリしていて、どこがどう濁ってるのか理解できない(笑)。でもこれ芋焼酎にしては爽やか系の飽きの来ない味で、何杯でも飲めそうな気がします。けっこううまい。

久高

ネギ豚。これもこってりしてるけど、ここの調理はしつこくないのであっさりといただけます。
角煮っぽいものはさっき食べたところじゃないかって?忘れました(ぉ

久高

れんこんもっちり焼。輪切りの蓮根が上に乗ったチヂミみたいな感じ。正しい酒のつまみ、という感じで、こういうの好きだなあ。

久高

まんなかトマトのメンチカツ。肉が入った揚げ物的なものはさっき食べたとか言わないで(ぉ
これもドスンとパンチのあるお味。でも、これに限らずここの料理には基本的に野菜がたっぷり使われていて、バランスが偏らないのが嬉しいじゃないですか。

久高

さて、そろそろ〆。ここの〆はやっぱり手打ちうどんでしょう。以前の忘年会で〆のうどんをおかわりするという暴挙に出たくらいうまいうどん(笑

久高

コシがあって、出汁の味も絶妙で、この〆は幸せだなあ。

今回もお腹いっぱいになりました。ごちそうさまでした。
一時期に比べると最近はちょっと六本木から足が遠ざかっているけど、またちょくちょく来よう。

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投稿者 B : 00:00 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2013/02/10 (Sun.)

北区十条の鯖のくんせいと甘い玉子焼

「そうか...俺は赤ちょうちんが心に引っかかってたんだ。今日の俺は、珍しく赤ちょうちん気分だったんだ」

田や

田や

ドラマ『孤独のグルメ Season2』聖地巡礼の旅も佳境に入ってきました。今回は、第 10 話の舞台となった十条の居酒屋「田や(たや)」さんにやってきました。

この赤ちょうちんが期待をあおります。いいじゃないか...!

田や

店内はドラマの雰囲気どおり、ごちゃっとして活気があるけど独特の秩序に包まれている感じ。
意外と女子、多いんだなあ。というか、お客さんの過半数が女性じゃないか?へええ、女性にも人気のお店ということか。確かに、ほっとしちゃう雰囲気。

メニュー、多いなあ~。あれ、あっちのメニューと少し違う。でも、同じものもあるし。メニューで神経衰弱ができそうだ。腰を据えてかからないと、いつまでも決まらないぞ。しかも、メニューの文字が達筆すぎていくつかは読めない(笑。

井之頭五郎ばりにさんざん迷った挙げ句、「みずこぶのしんこと、とんぶりしらすと...」まで言ったところで「ああ、それから鯖くんとももハムキムチ召し上がるのね」って、ドラマ観て来たのもろにバレてる(;´Д`)ヾ。そりゃあ、これだけたくさんメニューがある中から特定の品を決め打ちで注文するような客は一発で分かりますよね(笑。
しかも「ご注文は大きい声でお願いしますね、耳が遠い人が多いからね(笑」と(笑。確かに、店員さんみんな明らかに私の母親より年上(^^;;。...とまあ、こんな感じの近い距離感で店員さんとのやりとりも弾みます。

田や

まずは生ビールどーん!で乾杯。真冬日だけど、こういう店での一杯めはやっぱりビールでしょう。巨大な大ジョッキ(写真右)、飲み応えあります。

田や

お通し。玉子焼き、おくらと筍の煮物、肉団子、ゲソのキムチ和え。

肉団子、うんうん、よそんちの肉団子って感じ。どれも生ビールに合うなぁ~。

田や

料理はまずはみずこぶのしんこ、それからとんぶりしらす。

みずこぶのしんこは「ふらっと QUSUMI」に登場したメニュー。みずこぶという東北地方の山菜を漬け込んで、ごま油であえたもの。初めて食べたけど、これはうまい。コリッとした食感とよく漬かった風味が、お酒のつまみに最適。ごはんのおかずにもなりそうだぞ。

よしよし、とんぶりもすばらしい。畑のキャビア...貧乏くさいうたい文句、そろそろやめてあげようよ。とんぶりはとんぶりだ。しらすがまたいい。

田や

お刺身。久住さんが食べていた水だこの刺身と、店員さんオススメというぶり、かんぱちの刺身。私は富山の生まれだからぶりにはうるさいけど、この刺身は当たりだった。今の時期に北陸で食べるものにはちょっと負けるけど、旬だけに脂が乗っていてうまい。
水だこの刺身もいい。このとろっとした食感と、甘みがたまらない。これはビール飲んでる場合じゃない。

田や

どーん、と栃尾あげ。肉厚のあぶら揚げをただ焼いて、鰹節・生姜・刻み葱を散らしただけのシンプルな料理だけど、いかにも酒のつまみって感じで、これがいい。揚げと薬味の風味に醤油が絡んで、これがいいんですよ。

田や

ももハムのサラダ。普通の野菜サラダに肉厚のももハムが乗っかるだけで、どうしてこんなにインパクトが出るんだろう。飲みの席のサラダって後回しにしがちだけど、これはつい手が出ちゃうなあ。

田や

さて、本命。鯖のくんせいが来ましたよっと。

この色といい、照りといい、そそるなぁ~っ。

田や

おー、くんせいだくんせいくんせい。感動的に、鯖くん。
くんせいというからには、もっと締まっててパサッとしているかと思ったけど、鯖そのものの脂が乗ってほろっとした食感は残したまま、くんせいで風味だけを増した感じ。これは近年まれに見るヒットかも。

塩焼きよりも、味噌煮よりも、ご飯に合うんじゃないか、これ。

田や

いかの丸煮。最近、ダイオウイカやら空飛ぶイカやら、イカに注目が集まっているので、こういうどどーんとしたイカが食べたくなるというもの。

シンプルに丸ごと煮ただけのイカに、生姜醤油をつけて食べる。おっさんくさい酒のつまみだけど、こういうのでいいんだよ。

田や

お酒はそろそろハイボールに移行。こういう店で、サントリーのジョッキに入って出てくるハイボールって、なんでこんなにうまいんだろう。

田や

出てきましたよ、カキフライ。

カリッ!サクッ!ジュワーッ!こいつはおかずの常連さん。やっぱり安定感があるなあ。どっしり落ち着いている。
今じゃ一年中食べられるんだけど、やっぱりこの季節のカキフライがいいんだよなあ...しみじみとうまい。

お昼、食堂でカキフライにしようかと思ったけど、ガマンして良かった(笑

田や

ももハムとキムチ。常連さんとのやりとりの中で生まれてきたというメニュー。いかんいかん、ももハムサラダとキムチで、ももハムがかぶってしまった(笑

ももハムを、キムチで巻いていただきます。サラダについてるマヨネーズを絡めると、これがまたうまい。
これ、ぶっといももハムってのが、キモなんだろうなあ。薄いハムじゃ、キムチに負けちゃうよ。

田や

だんだん勢いに乗ってきたので、日本酒に移行するわけです。
「一人娘さやか」を、冷酒でいただきます。

やっぱりこういうところでは日本酒だよなあ。むしろ刺身と一緒にもらっておくべきだったなあ...私って、ほんとバカ(ぉ

田や

どんどん行きます。次は水だこの唐揚げ。
これはドスンと来るパンチのある味で、刺身とはまた違ったインパクトがあって、うまい。むしろ序盤にビールと一緒にいただいておけば良かった。私って(ry

田や

秋田の濁り酒「ぬぐだ丸」が出てきました。もう、気分は完全に「ふらっと QUSUMI」で久住さんと斉藤清六さんがくだ巻いてるシーン(笑。

酔っ払ってきてからの濁り酒って、なぜだか妙に美味いんだよなあ。

田や

たまらなくなって、鯖のくんせい、おかわり(ぉ

やっぱりこのくんせいは、最高の酒のつまみだ。このくんせいと日本酒で無限ループができそうなくらいだ(笑。

田や

ここでもう一つの本命、玉子焼。もちろん「砂糖入り」で。

うん、黄色が加わって、しっくりきた。
うん、おろし醤油と、バッチリチリバツ。

確かに砂糖入りで甘いけど、思っていたほど甘ったるくはなくて、おかずにもつまみにもこれくらいでちょうど良い感じ。なんだかほっとするなあ。

さあて、そろそろ〆に入りましょうか。隣のテーブルの人が食べていたきりたんぽも気になるけど、

田や

メニューに書いてあるとついカレーを頼んでしまうのが、カレー党というもの(ぉ。

豚の切り落とし肉と玉葱が入ったカレーで、これは親戚ん家に行ったときのカレーの味だ(笑。でも、飲んだ後はこういう気取らないカレーが妙にうまい。

田や

これはドラマで他のお客さんが頼んでいた裏メニュー「稲庭バター」。一見さんなのに裏メニュー頼んでごめんなさい(笑

田や

釜揚げうどんを、こうやってバターで絡めちゃう。誰が考えついたのか分かりませんが、なかなかすごい発想。でも、かき混ぜているうちにバターのえも言われぬ香りが鼻をついてきて、そろそろお腹いっぱいなのにまた食欲をかき立てられる。これはすごいうどんかもしれない。

田や

いただきます。

おぉ~、これは濃厚。「ごはんにバターと醤油をかけて食べる」という身体に悪い食べ方があるけど、そんな背徳感と裏腹のおいしさ(ぉ。

いいじゃないか、いいじゃないか。

田や

そして本当の〆、焼おにぎり。表面がカリッと焼かれていて、醤油の香りがいい。正しい飲み会の〆。

でも、「〆の三品」って、我ながらどうかと思う(ぉ

田や

松重豊さんのサインは、厨房の前に。「おいしうございました。」シンプルなメッセージが、逆にいいじゃないですか。

田や

出入口付近には、久住さんのサイン。みずのこぶ、私も気に入りました。

うまかったぁ~。こどグルツアーではいつもつい食べ過ぎてしまうけど、品数だけでいったら今までの記録を更新したかも。しかも美味しいだけじゃなく、愛想の良い、むしろおかあさんと呼びたくなる店員さんたちによって醸し出されるお店の空気がまたいい。こういう雰囲気が、メシをうまくするんですよ。

ちょっと私の生活圏からは遠すぎるのが残念になるくらい、美味しかったです。
ごちそうさまでした。

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2013/02/06 (Wed.)

桜木町 麺房亭/春雷亭 再訪

CP+ の後は、いつもの野毛で飲み食いしてきました。

麺房亭/春雷亭

麺房亭/春雷亭

パシフィコの後は決まってこの店に来ているような気がしますが、去年は所用で来られなかったので、二年ぶり。ここ、クセのあるお店ながら(笑)料理には間違いがないので、楽しみにしていました。

まずはハートランドビールでカンパイ。お疲れさまです。

麺房亭/春雷亭

まずは前菜。ランダムに切った野菜をオリーブオイルで和えたサラダとリコッタチーズ、そして自家製焼きチーズの盛り合わせ。このお店、チーズとパスタ(麺)、それにハム・ソーセージ類は基本的に全て自家製ですから、うまくないわけがありません。この盛り合わせも全て私が好きなものばかり。いきなりエンジン全開かかってきました。

麺房亭/春雷亭

ワカメとコウナゴともずくの海藻サラダ的なもの。パシフィコ横浜の会場を動き回って疲れた身体に、つるっとした喉ごしと、この酸味が嬉しい。

そして...こんなものが出てきました!というかテーブルの中央に新聞紙かけて隠してあった!

麺房亭/春雷亭

塩釜どーん!

いやあ、鯛の塩釜焼きなんて滅多に食べられるものじゃないですよ!ちょっと興奮してしまいました。
この店、来るときはいつも 3 人くらいなのでこういう大物はなかなか食べられないんですが、今回は初めて大人数で来たので、マスターがわざわざ用意しておいてくださいました。これもマジで嬉しい。

この塩釜を...

麺房亭/春雷亭

木槌でガンガン叩いて崩していきます。
みんな塩釜ってあまり食べたことがないので、どれくらいの加減で叩いたらいいか分からないという(笑
最後は店員のお姉さんがやってくれました。

麺房亭/春雷亭

はい、ご開帳~。

この鯛がまた肉厚で、それに塩味がしっかり効いていてとても美味。大勢で魚の身をほじるのって微妙に躊躇われるものですが、これはみんな争うように食べていました。

というか、ここの予約、某先生がマスターに予算だけ伝えてお任せだったらしいんですが、赤字出たりしていないんでしょうか...。

麺房亭/春雷亭

これじゃあワインも進むってものです。
魚料理ですが、この後に続く肉料理のパンチが効いているので、いきなり赤ワインで。

この後、料理のほうは食べすぎってくらい食べたので、適当にはしょります(ぉ

麺房亭/春雷亭

今回の実質的なメイン肉料理と言っても良い、巨大な腸詰め。見た目もヘビーですが、これだけパンチのあるソーセージは今まで食べたことがないというくらい、ドスンと入ってくる腸詰めでした。付け合わせのナスのオリーブオイル漬けも癖になる濃さで、これはもうビールだろうがワインだろうがどんどん進んでしまいます。これも全部自家製なんだもんなあ。

麺房亭/春雷亭

続いて、寒ブリのづけ。むっちーさんも富山から東京に出てきてまでブリを食わされるとは思ってなかったでしょうが(笑)、富山県人の味覚からしてもなかなか脂が乗っていて美味しいブリでした。

麺房亭/春雷亭

〆のパスタは細麺を牛ラグーソースで。見るからに美味しそうな艶と色合いのパスタですが、これはラグーソース以上に麺の味がうまい。あああ、写真を見ているだけでまたお腹がすいてきた。これは危険なパスタです。

麺房亭/春雷亭

さらにパスタをもう一皿。ゴルゴンゾーラ&フェットチーネ、これ以上ない最高のコンビネーション。私は全てのパスタの中で、シンプルなこの組み合わせが一番好きなんですよ。これは幸せだ、どんどんワインが空いていってしまう(笑

麺房亭/春雷亭

で、一度〆まったはずなのに、なぜかここで出てくるゲソのにんにく焼き。もうね、パスタを食べてる最中にいい匂いが漂ってくるなあ、隣のテーブルかなあ、と思っていたらここかよ!的な。もうどこまでがコースでどこからがサービスなのかよく分かりませんが、一度満腹になったはずの食欲がここでリセットという。思わずまた生ビールに戻っちゃいますよ(笑

いいぞ、いいぞ、ニンニクいいぞ!

麺房亭/春雷亭

まだまだ「こんなの食べるかい」とマスター直々に持ってきてくださったこれは、

麺房亭/春雷亭

自家製のプロシュート。香りが良くて、塩味が効いていてこれまたうまい。食べているのに、どんどん腹が減っていくようだ!(ぉ

もう間違いなく今年一番飲み食いしたと思います。

麺房亭/春雷亭

毎回、CP+ 後にご一緒してくださるのはいつもお世話になっている gizmomo 先生。先生がここの常連だからこそ、これだけいろいろサービスしてもらえるのでしょうが(ごちそうさまでした)、そうでなくても料理の内容には間違いなく満足できるお店です。
ちなみにこのマスターはなんと先生の写真学校の大先輩(!)ということで、写真学校を卒業してどうしてここまでこだわる飲食店をやるようになったかという経緯もとても気になるところですが(笑)、CP+ の後に来る店としてこれ以上相応しい店はないのではないかと思うのです。

そんなマスターのこだわりは、日々料理の写真とともに更新される blog から垣間見ることができます。

厨房ノオト 麺房亭

まあ、今年も途中からマスターが酒席に参入してきて収拾がつかなくなりましたが(ぉ)、さておき本当においしゅうございました。
来年の CP+ 後にも、また大勢で来たいですね。

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2013/01/27 (Sun.)

東京都三鷹市 お母さんのコロッケと大皿家庭料理

「なにせ俺は今、腹が減って死にそうなんだ。もはや、蕎麦とか日本人とか言ってる場合じゃない」

お食事 樹

お食事 樹

ドラマ『孤独のグルメ Season2』最終話に登場した、三鷹の「樹」を訪れてみました。年末にたいやき立ち喰いそばを食べに来たところではありますが、このお店だけは夜に収録(ぉ)に来たかったので、改めて。

この店構え。いいじゃないかいいじゃないか。
ここで迷っていたら、腹の虫が暴動を起こしそうだ。

お食事 樹

私がお店に入ったときには既に店内はかなり賑わっていました。ほぼ満席状態で、お客さんも入れ替わり立ち替わり。カウンター席にも空きが出る間がないくらい、繁盛しています。でも意外にも、ドラマを観て来た一見さんは我々くらいのもので、ほとんどが地元の常連さんといった雰囲気。

お食事 樹

おしながきには、カツ、フライ、唐揚げ、焼き魚、スタミナ、炒め物、み~んな定食。
うーん、いい。こんなんでいいんですよ。今の俺には。

さあ、なんでいこう。

お食事 樹

何はなくともまず麦酒(むぎジュース)!!

やっぱりこういう店には瓶ビールですよ。しかも、出てくるグラスの大きさがバラバラというあたりがまたいい(笑。
親戚か、友だちん家に来たみたいだ。

お食事 樹

最初は餃子から入れていこう。

盛りつけを美しくしようという概念があまりないのが、却って家庭的(笑。
ニンニクのにおいがガツンと効いていて、これはビールに合いすぎる。

お食事 樹

なすの生姜焼。ピーマンが合わせてあって、上から鰹節がたっぷり。
生姜の味と香りをなすがみんな吸い込んで、これも正しい瓶ビールのおつまみ。

お食事 樹

続いて玉子焼き。一口サイズに切り分けられたオーソドックスなだし巻き卵が出てくるかと思ったら...これは予想外。オムレツ状の大きな玉子焼きがどーんと出てきました。
でも、出汁が効いた甘めの味付けで、とても懐かしい味。なんというか、ばあちゃん家の味。

ドラマのスタッフからするとこういうのが「おふくろの味」なんでしょうが、世代的には私からみると「ばあちゃんの味」なんだよなあ。味付けとか味わいだけじゃなく、いろんな思い出とかがくっついてくるから余計に感情を揺さぶられる。そんな味。

お食事 樹

さあ~て、大皿料理、いってみましょうか。こういうおばんざいの大皿がカウンターに並んでいる店って、それだけで嬉しくなってしまう。
ゴローちゃんは「三品定食」で食べてたけど、今回はそれぞれ単品でいただきます。

...これは難しい...うまそうだなぁ~。煮物もいいし、どーんと存在感のあるハムや薩摩揚げも欲しくなるなぁ~。

よし、迷ったときには全部だ(ぉ

お食事 樹

最初は豚の角煮から。角煮の背後にある飴色の物体は、なんとじゃがいも。
「ふらっと QUSUMI」コーナーで久住さんが食べていたのはこれですね。

じゃがいも、しみてる。じゃがいも、いい。
豚とじゃがいもの連携プレイ、最強のコンビだなあ。

角煮と一緒に煮込むものといったら煮卵か、せいぜい大根か青梗菜くらいだと思うけど、このじゃがいもには恐れ入った。豚のうまみが全部じゃがいもに凝縮されていると言ってもいいくらい、じゃがいもがうまい。これは自宅でも試してみたくなるなあ~。

お食事 樹

続いて、どーんとハム。三種類のハムに加えてソーセージが盛り合わせになってます。
これだけ上等で厚切りのハムって、お歳暮でもらいでもしない限りそうそう食べないもんなあ。こういうの、ちょっとした幸せだよなあ。

お食事 樹

こまいの一夜干し。肉厚でうまい。これぞビールのつまみ、という感じ。
骨まで丸ごと食べられます。

お食事 樹

もうたまらず焼酎に移行します。奄美の黒糖焼酎「れんと」をいただきます。クラシックを聴かせて熟成させたという、知る人ぞ知る焼酎。
ロックで頼んだら、大きめのグラスになみなみと注がれてきました。いいよ、いいよ(笑

お食事 樹

大皿料理後半戦、いってみよう。これはゴローちゃんも食べてた鴨と青菜のマリネ。

マリネっていうからにはあっさりしてるのかと思ったら、なんだか鴨の味もマリネソースの味も濃い。これはうまい!
それに、青菜がいい働き。しゃきしゃき、しゃきしゃき、しゃきしゃき。ふふ、なんだか楽しい。

うん、正解。

お食事 樹

筑前煮風の、里芋の煮物。こういうお店の家庭料理の王道。
子どもの頃は、こういうの、インパクトがなくて夕食に出てくるとがっかりしたっけ(笑。

お食事 樹

これまたどーんと、薩摩揚げ。おろし生姜に醤油を垂らして、これぞ焼酎のつまみの定番。
小さい方にはじゃこが混ざっていて、これがまた嬉しい。

これだけの料理を、毎日、毎日。みーんな、手作り。
こういうのが、実は一番うれしいんですよ。

大皿料理は以上。残念ながらこの日はぶり大根はありませんでした。
この冬は帰省しなかったし、富山県人としては、ぶりが旬なうちにぶり大根を食べたいと思ってちょっと無理して 1 月中に訪店したのに食べられなかったのは心残りだけど、こればっかりは仕方ない。
実は遅い時間になってから、どれか完売した大皿のかわりにおでんが追加されてきたけど、さすがにお腹いっぱいで入らず(笑。

お食事 樹

じゃあ、本命の定食、いただきましょうか。
私は当然コロッケ定食。まあ、三人でそれぞれ定食を頼んで、おかずは三等分するわけですが。

けっこう大ぶりなコロッケ三つに、いかにも手作りって感じのマカロニサラダとキャベツの千切り。おかずにもなりそうな具だくさん味噌汁がまた嬉しい。

お食事 樹

コロッケにソースをかけるときって、わくわくする。
...でも、本当においしいコロッケってソースなしでもじゅうぶんうまいんだよなあ。

お食事 樹

薄めの衣でカリカリっと揚げられたコロッケに、中はふんわりとしたじゃがいもと挽肉。
うん、正しいコロッケ。
熱いコロッケでごはんって、最高。

衣の表面にも、コロッケの中にも見える黒いツブツブは、黒胡椒かな?
全体的にすごくしっかりとした味がついたコロッケで、ソースは全然必要ない。私はもともと揚げ物にはあまりソースはかけない主義だからってのもあるけど、これは本当に素材の味だけでいただけるコロッケだと思います。

お食事 樹

こちらはハムカツ定食。「ハムカツ」という言葉から連想される姿とは違って、分厚いハムカツ。さっきの大皿に載ってたハムをそのまま揚げたものでしょうが、これは下手なとんかつよりも食べ応えがある。

うん、メシに合うぞ。

お食事 樹

豚肉生姜焼定食、これはどうだろう。

肉の量、味付けまで含めたボリューム感、どれをとっても今回食べた定食の中でいちばんパンチのある味。
おお、正しいごはんのおかず。

なんというか、どの定食もいかにも男性の単身者が好むボリュームと味で、おかあさんが息子に作ってあげた晩メシ、というイメージ。
店内を見渡すと、どのお客さんもみんな地元の独身男性か、単身赴任で近くに住んでいるサラリーマン、という雰囲気。私は料理をしないので、独身の頃は外食かコンビニ食ばかり、そのうちそういう味にも飽きて一人メシが億劫にさえなっていましたが、そういうときにこういうお店に出会えていたらなあ、と思いました。当時『孤独のグルメ』に出会えていたなら、私もそうやって一人メシを堪能する独身男性の一人だったかもしれず、そういう意味では「その辺の地味なお店に向かわなかった足の向きを変えさせた」という、この作品に対する評価は私も共感できます。

お食事 樹

店内には松重豊さん&久住昌之さんのサイン色紙こそありませんでしたが、壁には『溝口憲司(このドラマの監督)のめし屋放浪記』という手作りポスターと、番組収録時に撮影されたと思われる集合写真が貼られていました。このポスターは番組スタッフによる『吉田類の酒場放浪記』のパロディでしょうが、番組そのもののポスターではなくこれが貼られるあたりに、このドラマの手作り感であったり酒場放浪記に対するリスペクトが感じられますね。
このポスターに書かれているサブタイトルがまだ仮のものだというのが興味深かったり。そして「シーズン 3...そういうのもあるのか?」というのはなんかの伏線かと期待せずにはいられません!

ここにして、本当に良かった。俺、ついてる。
今度また、違う三品で挑みたい店だ。

...そういえば、デザートのみかんが出てこなかったような(笑。

孤独のグルメ Season2 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 14:29 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (2) | トラックバック

2013/01/13 (Sun.)

墨田区両国の一人ちゃんこ鍋

「両国で食う飯といったら、ちゃんこだ。今日はもう、その一点張りでいこう」

割烹ちゃんこ 大内

割烹ちゃんこ 大内

『孤独のグルメ Season2』聖地巡礼ツアー、第 8 話に登場したちゃんこ料理店「大内」にやってきました。

サブタイトルに「一人ちゃんこ鍋」と入っていたら一人で来ないわけにはいかないじゃないか!というわけで(ぉ)、今回は一人での訪店。いや、Season1 の聖地巡礼はけっこう一人で行ってたんですが、Season2 になってからゴローちゃんの食べる量が半端なくなってきているので(笑)甘味パート以外は基本的に誰かを誘って行っているんですけどね。今回ばかりは一人で行かざるを得ない。

この浮わついていない構え。よし、取組はこの店に決めた。

割烹ちゃんこ 大内

「すいません、一人なんですけど」

店に入るなり、つい無意識にドラマと同じ台詞が口をついて出てきます。だって、店内を見渡す限りほとんどが新年会の団体客のようだし、ちゃんこ鍋なんて普通一人で食べないじゃないですか。だから、一人で入るならつい断りをいれたくなるのが人情というもの。そしたら、私の前にも一人で食べに来ている先客がいて、私と入れ替わりで退店していきました。おかみさん曰く「以前は一人で食べにいらっしゃる方なんて年に一人、二人くらいだったんですけど、ドラマで紹介されてからすごく増えて」とのこと。まあ、ああやって紹介されなければ、普通一人でちゃんこ食べようなんて発想にはならないよなあ(笑。

とりあえずメニューを見せてもらいましょうか。

割烹ちゃんこ 大内

へええ、こんなに種類があるのか。業師だなあ~っ。

取組前に、なんか軽ーく入れておくか。

割烹ちゃんこ 大内

まあまずはビールでしょう。生ビールはないようなので、瓶ビール。生もいいけど、お座敷に座って飲む瓶ビールってなんかいいんだよなあ。
お通しはいかの塩辛。こういうチョイスが嬉しいじゃないの。

ビールをちびりちびりと飲りつつ、料理を注文したところで、一息。

割烹ちゃんこ 大内

落ち着いて店内を見回すと、ああ、両国なんだなあ、というのがしみじみと伝わってきます。

そういえば、ちゃんこ屋なんて、学生時代になぜか大学の裏手にあった(近くに相撲部屋もないのに)店に行って以来だから、15 年ぶりくらいか。そういえば、あそこもうまかったよなあ。

割烹ちゃんこ 大内

というわけで、まずは山芋の千切りで、鍋ができあがるのを待ちます。

ほー、卵がついているのか。しかも、ちゃんと白身は取ってある。山芋に、この卵と、山葵と醤油をかけて、ぐるぐる混ぜていただきます。

割烹ちゃんこ 大内

しゃきしゃき、ねばねば。すごく粘りけのある山芋だ。ビールにも合う。

うん、山芋の卵乗せ、正解。身体が欲してた味。こういうものが必要だったんだ。

割烹ちゃんこ 大内

本命の土俵入り。
おおー、野菜たっぷり、具だくさん。

頼んだちゃんこは、もちろん「鳥そっぷ」。「そっぷ」とはオランダ語の「sob」(=スープ)からきた相撲用語とのことで、骨張った痩せ形の力士を指すことから連想するに、鶏ガラでよく出汁をとったスープのちゃんこ鍋、ということなんでしょう。これはうまくないはずがない。

見るからに二人前以上ありそうな量だけど、これで一人前。いくらなんでもこんなに食べきれるんだろうか(汗
若干不安になりつつも、山芋とビールをいただきながら、煮えるのを待ちます。

割烹ちゃんこ 大内

煮えてきました。

おぉ~。ちゃんこだ、ちゃんこだ!
ようし、がっぷり四つでいこうじゃないか。

割烹ちゃんこ 大内

まずは前半戦、できあがり。いただきます。

染み入るなぁ~っ。
この、奇をてらってない醤油味。やっぱり、ここに帰ってくるんだ、日本人は。
落ち着くよ。

鍋の横綱といったら普通は白菜だけど、ここでは白菜の代わりにキャベツ。このキャベツが効いていて、白菜とは違った甘みが出てる。
野菜の甘みがやさしい。これはいい...。

割烹ちゃんこ 大内

こうなってくると、日本酒に移行せずにはいられないわけです。
最近、健康のためにビールや日本酒を自ら禁じているのに、こどグルのお店に来るとどうしてもビールや日本酒を飲まずにはいられなくて生きていくのがつらい(ぉ

前半戦を食べ終わったので、中日を越えて、後半戦、いきます。

割烹ちゃんこ 大内

一回目で一度煮立てたスープだから、いろんなものが凝縮されていて、見るからに二回目のほうが濃い。同じちゃんこでも一段深い。
しみてる、味、しみてる。

つみれもいいじゃないか。磐石だ。横綱相撲のうまさ。
つみれとモモ肉のぶつかり稽古もまたよし。なんだか、嬉しくなってくるな。

いろんな味を出してくるなー。技のデパートだ。
ああ、堪えられない。

割烹ちゃんこ 大内

さあ、結びの一番。〆のうどん、いっちゃいましょうか。
うどんに行く前に、鍋の中に少しだけ具を残しておくのがミソ。鍋は醤油味だけどな(ぉ

最初にちゃんこの具を見せられたときには食べきれるかと思ったけど、野菜は煮ると縮むからか?それとも、あっさりめの味付けのせいか?あるいは、これを見越して昼食を少なめにしておいたからか?(ぉ)いずれにしても、あれだけの量を食べきって、しかもうどんが普通に食べられてしまいそうだぞ。

割烹ちゃんこ 大内

うほほほっ、なんなんだ。この薬味、いい。
あれだけちゃんこを食ったのに、いくらでも入っちゃうぞ、こいつは。

汁に全てのエキスが溶けてるから、とんでもないごちそうだ。この鳥そっぷ汁、素晴らしい。

今まで、鍋の〆のうどんとかおじやって、あくまでお腹の空白を埋めるもの程度の認識しか持ってなかったけど、こんなにうまい〆のうどんは初めて。煮詰まったスープがうどんに染みこんでいるのはもちろんのこと、薬味の天かすがスープの複雑な味を凝縮して楽しませてくれるから、それがたまらない。これはおかわりしたくなるレベル。

ふー、大一番だった。まいりました。
国技館に座布団が飛び交っているところだ。

割烹ちゃんこ 大内

伝統、伝承、稽古。心技体、すべてが充実した鍋だった。ごっつぁんです。
いやあ、気合い、入れてもらったなあ。ちゃんこ正解、三好正解入道(ぉ。

一人新年会のつもりで来てみたけど、これは毎年の新年会の定番にしたいくらいかも。
おかげで、今年もがんばれそうです。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season2 Blu-ray BOX

B00AH9VRSI

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投稿者 B : 00:25 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2012/12/14 (Fri.)

焼肉ジンギスカン つるや 再訪

「よし。一発焼肉でも入れていくか」

焼肉ジンギスカン つるや

焼肉ジンギスカン つるや

再びやってきました川崎は八丁畷。ドラマ『孤独のグルメ Season1』に登場した「焼肉ジンギスカン つるや」です。このお店には 9 月に一度来たんですが、美味しかったので誰かを連れてまた来たいと思っていたので、忘年会シーズンに利用してみました。

私が前回訪問したのを覚えていてくださったのは嬉しかったですね。もう 3 ヶ月前だけど、確かにゴローばりに飲み食いしたからインパクトあったのかな(;´Д`)。まあ前回も初めて来たのに「以前もいらっしゃいましたよね?」と声かけられたけどな!(ぉ

焼肉ジンギスカン つるや

ドラマに登場して以来、かなりの人気店になってしまったようで、放送から 10 ヶ月が経とうとしている現在でさえ、土日は行列ができるそうです。今回は複数人で来るなら予約は必須だろうな、と思い、事前に電話予約。そしたら奥の座敷席に案内されました。前回来たときにはそれほど広い座敷があるようには見えなかったんですが、いざ入ってみたら最大で 24 人は入れそうな広い座敷(!)。そしてなぜか久住さんのサインだけ、座敷のほうに移動されているという(笑。
しかも座敷もテーブル席ももう満席。少なくとも 30 人は入っているだろうお店を仕切っているのが家族経営の 4 人のみ、という状況なので、かなり待たされました。若旦那さんがあまりにも腰が低くて、逆にこちらが申し訳なく感じてしまうくらい。

焼肉ジンギスカン つるや

まずはお通しのキャベツの千切りから。もう千切りを超えたレベルの細さの千切りに、あっさりしてるんだけど何故だか後引くおいしさのドレッシングがとてもよく合って、絶妙なうまさです。

焼肉ジンギスカン つるや

そして何はともあれビール。最近プリン体を気にしている私ですが、焼肉のときだけはルール除外(ぉ。

ちなみに大ジョッキは驚くほど大きくて、どれくらい大きいかというと、

焼肉ジンギスカン つるや

これくらい(比較対象:iPhone 5)。ちょっとしたピッチャーくらいはありそうな量で、かなり飲み応えがあります。

で、注文してから切ってタレに漬けて...がこのお店のやり方なので、先に他のお客さんのオーダーが溜まっているとなかなか出てこない。「早く肉こないかなあ、焼肉といったら肉だろうが」とか訳の分からないことを言いながら(ぉ、ひたすら待つこと 30 分あまり。今回ばかりは、一人で来ていたら空腹に耐えかねていたかもしれません。

焼肉ジンギスカン つるや

やっと来た、俺の肉!!

定番のカルビと、ハラミが来ました。ハラミは私の好物だけど、前回は頼まなかったんですよね。

焼肉ジンギスカン つるや

う~ん、いい音を奏でるじゃないか。鉄板の上はステージだ、そして箸はタクトだ(ぉ

こないだ行った平和苑のカルビがあまりにもインパクト強くてこの店の記憶が薄れかけていましたが、あれは値段からして別格。こちらはこちらでオーソドックスながらとてもうまい。値段を考えれば十分すぎる味だと思います。俺にお似合いなのはこういうもんですよ。

焼肉ジンギスカン つるや

前回頼まなかったギャラ(牛の第四胃袋)。軟らかい歯触りの部分と、コリッと歯ごたえのある部分が共存した珍味です。ごま油を付けていただくと、香ばしくてなかなかイケル。
焼肉屋に行くとどうしてもカルビ、ロース、ハラミといったスター選手にばかり脚光が当たりがちですが、ホルモンだって負けてない。いいぞ、いいぞ。

焼肉ジンギスカン つるや

そして出てきた中盛りキャベツ。前回はさすがに一人だったので「中盛りキャベツの小」という訳の分からない頼み方をしましたが(笑、今回は複数人だからこういうのも思い切っていけます。本当は大盛りキャベツのほうを頼みたかったんですが、人気のあまり今は中盛りしかやっていないとのこと。
ここのキャベツが本当においしくて、白いご飯の代わりにこれと肉を食べてもイケます。今度このドレッシングの作り方を聞いてみたいところですが、さすがに企業秘密かなあ。

ちなみにこの中盛りキャベツ、あとでおかわりしてしまいました。結果的に大盛りキャベツ相当を食べてしまってすみませんでした(ぉ

焼肉ジンギスカン つるや

で、またカルビに戻ってくるわけです。

といっても、これは塩カルビ。塩なのにどちらかというと胡椒の風味が効いていて、スパイシーなお味。シンプルな味付けだけど、だがそれがいい。自分の中の野生を呼び覚まして、ひたすらに食らいつきます。

焼肉ジンギスカン つるや

お...きたきたきましたよ。

キャンバスのように真っ白いご飯に肉を乗せると、無限のイマジネーションが広がります(ぉ。日本人ならこれだなあ。これでいつまでも肉を食べ続けていられそうだぞ。

焼肉ジンギスカン つるや

ジン、ジン、ジーンギスカーン!!

ここでジンギスカン投入。牛肉よりも野性味のあるラム肉に、甘辛いたれがこの上なくマッチしておいしい。たれは普通の焼肉のたれに唐辛子とニンニクを追加しただけのはずなんですが、ラム肉の香りと相まって、全然別物に感じられます。うおォン!

焼肉ジンギスカン つるや

そしてこのタイミングでタン塩。ラムの癖っ気を塩とレモンでリセットして、さあ、ラストスパートだ。

焼肉ジンギスカン つるや

ちょっと変わり種を、ということで鳥ささみ。さすがにあっさりしているけど、パサパサしてるわけでもなく、これも美味。ささみの焼肉、そういうのもあるのか!

焼肉ジンギスカン つるや

そして〆は王道のロースで。やっぱりここの肉は良い材料使ってるなあ。しっかり食べ応えあるのに、決して重すぎず。しかもこれだけ飲み食いして(三人で)一人あたり ¥5,000 を切っているとか、牛角あたりに行くのがもったいなく感じてしまいます。

しかし焼肉は複数人で行くに限りますね。一人だと忙しいし、いろいろ食べられないか、食べようとすると前回の私のように食べ過ぎるし(ぉ。今回はタッパーでお持ち帰りもなく、ちょうどいい感じにお腹いっぱいになりました。
やっぱりこの店は気に入っちゃったなー。こどグル登場店の中では自宅から通いやすい場所にあるし、またちょいちょい利用したいです。

ごちそうさまでした。

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2012/12/08 (Sat.)

恵比寿 はいばな(南風花)

【恵比寿 はいばな(南風花)】沖縄アグー豚と古酒泡盛 琉球健美食

恵比寿 はいばな

「コノ先、沖縄」...ぐっとくるじゃないか。

先日、唐突に沖縄料理が食べたくなって、恵比寿まで行ってきました。あの『孤独のグルメ』に登場した中目黒「草花木果」の姉妹店にあたります。駅前のロータリーを越えてすぐのところにある、とてもアクセスしやすい立地。それでいて姉妹店だけに草花木果と同じ味が期待できるということで、訪れてみたいと思っていました。

恵比寿 はいばな

何はともあれもずくとオリオンビールで乾杯。晩秋といっても一杯目のビールは格別です。このロゴと、一般的な国産ビールに比べて薄いオリオンを味わうと、もう頭の中は沖縄です。行ったことないけど(ぉ

恵比寿 はいばな

メニューは中目黒と同じものも多いですが、少しずつ違ってます。中目黒ですっかりファンになってしまったにんじんのシリシリーがない!(;´Д`)ヾ。でも代わりに気になるメニューもいろいろあります。

恵比寿 はいばな

まずは海ぶどうのサラダから。天然の塩気と、プチプチした食感がいいね!口から沖縄が入ってきた。

恵比寿 はいばな

定番のゴーヤチャンプルー。ここの味も中目黒と変わらずうまい。私はゴーヤはあまり得意じゃなかったんですが、中目黒やここで何度か食べているうちにだんだん好きになってきました(^^;;

恵比寿 はいばな

豆腐よう。爪楊枝で少しずつ削りながらいただきます。
これは沖縄の珍味ですが、私はこういう癖のある珍味が大好きです。豆腐の発酵食品ですが、味や食感は豆腐というよりもほぼチーズ。かなり癖が強いので好き嫌いは分かれるでしょうが、飲んべえにはこういうのはたまらないでしょう(笑。私は珍味好き、チーズ好きなので大好きです。

恵比寿 はいばな

こういう濃い味のおつまみが出てくると、もう泡盛に突入したくなるというもの。豆腐ようにはちょっと強めの泡盛がよく合います。

恵比寿 はいばな

懐かしのポーク玉子(だったと思う)。オーソドックスなオムレツに、カリカリに焼いたスパムが良い味出しています。そう、たまーに無性に食べたくなる沖縄の味ってこのスパムの印象なんですよ(笑

恵比寿 はいばな

グルクン(タカサゴ)の唐揚げ。これ、揚げてあるからこそボリューム感がありますが、他の調理法だとちょっとパサパサしてて美味しくなさそうだな、というイメージの魚です。まあ私が北陸出身で南国の魚を食べ慣れてないせいもあるんでしょうが。

ちなみに「どぅる天(田芋のコロッケ)」を頼んだつもりが、滑舌が悪くて「グルクン」でオーダーが通ってしまったらしい、という事実を今ここに明かします(ぉ。

恵比寿 はいばな

いやぁ、ウマイ。泡盛がどんどん進みます。頼むごとに種類の違う、凝ったグラスに入って出てくるのもいい。

さあて、そろそろ本命といきますか。
メニューにアグー豚の天然塩焼きよりも豪華そうな「島豚あぐー盛り合わせ」というのが見えたので、それを頼んでみました。

恵比寿 はいばな

うん、こういうタイプか。

部位ごとに切られた生肉を、自分たちで鉄板で焼いていきます。

恵比寿 はいばな

ジュージュー...この音がまた、食欲をそそります。肉の表面に浮かび上がってくる肉汁もまた、そそります。

天然塩焼きのガツン!としたボリューム感と、歯が弾き返されそうな弾力感もいいですが、こういうのもまた、いい。

恵比寿 はいばな

焼き上がったら、岩塩・ウコン塩・桜塩・たれ、のうち好きなものをつけていただきます。シンプルな塩系が、肉のうまみを引き出す感じで美味。こういう肉そのものを味わえる料理っていいですよね。

恵比寿 はいばな

ごちそうさまでした。

中目黒のほうは交通アクセス的に一緒に来れる人をちょっと選びますが、恵比寿ならば割とどこからでもアクセスしやすいので(まあ、日比谷線で恵比寿と中目黒は隣駅とはいえ)、人を誘いやすいのもポイントが高いです。ここは今後ちょくちょく利用することになりそうな予感。

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