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2013/02/16 (Sat.)

久々久高

先日、久しぶりに六本木の久高で飲んできました。

和風創作野菜料理 久高

久高

このお店、すごく好きなんですが、去年は外食といえばこどグルツアーばかりになってしまったので(笑)、しばらく足が遠のいていました。いつぶりかっていったらなんと一昨年の忘年会以来。もうちょっと来てるつもりだったんだけどなあ...。

久高

ともあれ、まずは「おいしいビール」で乾杯。マスター、久しぶりなのに私の顔を覚えていてくださってありがとうございます。

久高

カウンターにはいつものおばんざい。うんうん、やっぱりこういうのが嬉しいんですよ。

久高

おばんざい全品一皿ずつ、でもお腹いっぱいになりそうですが、気になるものをいくつかチョイス。これはあさりと大根の炒め物と、ちくわと蒟蒻の煮物。
あさりと大根は、あさりが入っているからってわけじゃないだろうけどあっさり。ちくわは、見るからに煮締まってて濃い味。どちらも、ビールが進みます。

久高

それから、厚揚げとかぶの煮物。このかぶが、ほくほくっとやわらかく煮込んであって、あったまる。ほっとする。疲れた身体に染み入ります。

久高

おばんざいに続いては、私の中で久高の超定番メニューになってしまった大根ステーキをいただきます。これおいしい。上に焼いた肉が載っけてあるとはいえ、これはまごうかたなく大根のステーキです。食べ応えがあって、大根でビールが進むというのは新体験ではないでしょうか。

久高

さて、ノッてきたところで焼酎にバトンタッチします。久高といえば仕込み水のチェイサーでいただく日本酒が美味しいんですが、ちょっとしばらくは深酒で体調を崩すわけにもいかないので(笑)、翌日に残らない焼酎を。銘柄は、迷ったときにはまず黒霧島。

久高

どんどんいきましょう。
ワカサギの南蛮漬け、旬の魚をこういう家庭的な味付けで食べられるのが嬉しい。脂の乗ったワカサギと、蓮根や玉葱のシャキシャキした食感。それにこの酸味が焼酎に合うなあ。

久高

久高のもう一つの名物と言えば、日替わりのコロッケ。ドスンと存在感のあるこの日のコロッケの中身は、

久高

なんと角煮!(笑
しかも角煮の細切れが入っているわけじゃなくて、ごろんと丸ごと角煮が入っています。もうコロッケを食べているんだか角煮を食べているんだかよく分からなくなってきましたが(笑、これはうまい。角煮コロッケ、アリだ。

久高

さあ、焼酎おかわりいきましょうか。
これ、気になるなあ。カウンターの上に置かれていた「無濾過 にごり芋」。ロックでお願いします。

久高

...って、「無濾過」「にごり」なのにどう見ても無色透明です本当にありがとうございました(ぉ
見た目だけじゃなくて、味もなんだかスッキリしていて、どこがどう濁ってるのか理解できない(笑)。でもこれ芋焼酎にしては爽やか系の飽きの来ない味で、何杯でも飲めそうな気がします。けっこううまい。

久高

ネギ豚。これもこってりしてるけど、ここの調理はしつこくないのであっさりといただけます。
角煮っぽいものはさっき食べたところじゃないかって?忘れました(ぉ

久高

れんこんもっちり焼。輪切りの蓮根が上に乗ったチヂミみたいな感じ。正しい酒のつまみ、という感じで、こういうの好きだなあ。

久高

まんなかトマトのメンチカツ。肉が入った揚げ物的なものはさっき食べたとか言わないで(ぉ
これもドスンとパンチのあるお味。でも、これに限らずここの料理には基本的に野菜がたっぷり使われていて、バランスが偏らないのが嬉しいじゃないですか。

久高

さて、そろそろ〆。ここの〆はやっぱり手打ちうどんでしょう。以前の忘年会で〆のうどんをおかわりするという暴挙に出たくらいうまいうどん(笑

久高

コシがあって、出汁の味も絶妙で、この〆は幸せだなあ。

今回もお腹いっぱいになりました。ごちそうさまでした。
一時期に比べると最近はちょっと六本木から足が遠ざかっているけど、またちょくちょく来よう。

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2013/02/10 (Sun.)

北区十条の鯖のくんせいと甘い玉子焼

「そうか...俺は赤ちょうちんが心に引っかかってたんだ。今日の俺は、珍しく赤ちょうちん気分だったんだ」

田や

田や

ドラマ『孤独のグルメ Season2』聖地巡礼の旅も佳境に入ってきました。今回は、第 10 話の舞台となった十条の居酒屋「田や(たや)」さんにやってきました。

この赤ちょうちんが期待をあおります。いいじゃないか...!

田や

店内はドラマの雰囲気どおり、ごちゃっとして活気があるけど独特の秩序に包まれている感じ。
意外と女子、多いんだなあ。というか、お客さんの過半数が女性じゃないか?へええ、女性にも人気のお店ということか。確かに、ほっとしちゃう雰囲気。

メニュー、多いなあ~。あれ、あっちのメニューと少し違う。でも、同じものもあるし。メニューで神経衰弱ができそうだ。腰を据えてかからないと、いつまでも決まらないぞ。しかも、メニューの文字が達筆すぎていくつかは読めない(笑。

井之頭五郎ばりにさんざん迷った挙げ句、「みずこぶのしんこと、とんぶりしらすと...」まで言ったところで「ああ、それから鯖くんとももハムキムチ召し上がるのね」って、ドラマ観て来たのもろにバレてる(;´Д`)ヾ。そりゃあ、これだけたくさんメニューがある中から特定の品を決め打ちで注文するような客は一発で分かりますよね(笑。
しかも「ご注文は大きい声でお願いしますね、耳が遠い人が多いからね(笑」と(笑。確かに、店員さんみんな明らかに私の母親より年上(^^;;。...とまあ、こんな感じの近い距離感で店員さんとのやりとりも弾みます。

田や

まずは生ビールどーん!で乾杯。真冬日だけど、こういう店での一杯めはやっぱりビールでしょう。巨大な大ジョッキ(写真右)、飲み応えあります。

田や

お通し。玉子焼き、おくらと筍の煮物、肉団子、ゲソのキムチ和え。

肉団子、うんうん、よそんちの肉団子って感じ。どれも生ビールに合うなぁ~。

田や

料理はまずはみずこぶのしんこ、それからとんぶりしらす。

みずこぶのしんこは「ふらっと QUSUMI」に登場したメニュー。みずこぶという東北地方の山菜を漬け込んで、ごま油であえたもの。初めて食べたけど、これはうまい。コリッとした食感とよく漬かった風味が、お酒のつまみに最適。ごはんのおかずにもなりそうだぞ。

よしよし、とんぶりもすばらしい。畑のキャビア...貧乏くさいうたい文句、そろそろやめてあげようよ。とんぶりはとんぶりだ。しらすがまたいい。

田や

お刺身。久住さんが食べていた水だこの刺身と、店員さんオススメというぶり、かんぱちの刺身。私は富山の生まれだからぶりにはうるさいけど、この刺身は当たりだった。今の時期に北陸で食べるものにはちょっと負けるけど、旬だけに脂が乗っていてうまい。
水だこの刺身もいい。このとろっとした食感と、甘みがたまらない。これはビール飲んでる場合じゃない。

田や

どーん、と栃尾あげ。肉厚のあぶら揚げをただ焼いて、鰹節・生姜・刻み葱を散らしただけのシンプルな料理だけど、いかにも酒のつまみって感じで、これがいい。揚げと薬味の風味に醤油が絡んで、これがいいんですよ。

田や

ももハムのサラダ。普通の野菜サラダに肉厚のももハムが乗っかるだけで、どうしてこんなにインパクトが出るんだろう。飲みの席のサラダって後回しにしがちだけど、これはつい手が出ちゃうなあ。

田や

さて、本命。鯖のくんせいが来ましたよっと。

この色といい、照りといい、そそるなぁ~っ。

田や

おー、くんせいだくんせいくんせい。感動的に、鯖くん。
くんせいというからには、もっと締まっててパサッとしているかと思ったけど、鯖そのものの脂が乗ってほろっとした食感は残したまま、くんせいで風味だけを増した感じ。これは近年まれに見るヒットかも。

塩焼きよりも、味噌煮よりも、ご飯に合うんじゃないか、これ。

田や

いかの丸煮。最近、ダイオウイカやら空飛ぶイカやら、イカに注目が集まっているので、こういうどどーんとしたイカが食べたくなるというもの。

シンプルに丸ごと煮ただけのイカに、生姜醤油をつけて食べる。おっさんくさい酒のつまみだけど、こういうのでいいんだよ。

田や

お酒はそろそろハイボールに移行。こういう店で、サントリーのジョッキに入って出てくるハイボールって、なんでこんなにうまいんだろう。

田や

出てきましたよ、カキフライ。

カリッ!サクッ!ジュワーッ!こいつはおかずの常連さん。やっぱり安定感があるなあ。どっしり落ち着いている。
今じゃ一年中食べられるんだけど、やっぱりこの季節のカキフライがいいんだよなあ...しみじみとうまい。

お昼、食堂でカキフライにしようかと思ったけど、ガマンして良かった(笑

田や

ももハムとキムチ。常連さんとのやりとりの中で生まれてきたというメニュー。いかんいかん、ももハムサラダとキムチで、ももハムがかぶってしまった(笑

ももハムを、キムチで巻いていただきます。サラダについてるマヨネーズを絡めると、これがまたうまい。
これ、ぶっといももハムってのが、キモなんだろうなあ。薄いハムじゃ、キムチに負けちゃうよ。

田や

だんだん勢いに乗ってきたので、日本酒に移行するわけです。
「一人娘さやか」を、冷酒でいただきます。

やっぱりこういうところでは日本酒だよなあ。むしろ刺身と一緒にもらっておくべきだったなあ...私って、ほんとバカ(ぉ

田や

どんどん行きます。次は水だこの唐揚げ。
これはドスンと来るパンチのある味で、刺身とはまた違ったインパクトがあって、うまい。むしろ序盤にビールと一緒にいただいておけば良かった。私って(ry

田や

秋田の濁り酒「ぬぐだ丸」が出てきました。もう、気分は完全に「ふらっと QUSUMI」で久住さんと斉藤清六さんがくだ巻いてるシーン(笑。

酔っ払ってきてからの濁り酒って、なぜだか妙に美味いんだよなあ。

田や

たまらなくなって、鯖のくんせい、おかわり(ぉ

やっぱりこのくんせいは、最高の酒のつまみだ。このくんせいと日本酒で無限ループができそうなくらいだ(笑。

田や

ここでもう一つの本命、玉子焼。もちろん「砂糖入り」で。

うん、黄色が加わって、しっくりきた。
うん、おろし醤油と、バッチリチリバツ。

確かに砂糖入りで甘いけど、思っていたほど甘ったるくはなくて、おかずにもつまみにもこれくらいでちょうど良い感じ。なんだかほっとするなあ。

さあて、そろそろ〆に入りましょうか。隣のテーブルの人が食べていたきりたんぽも気になるけど、

田や

メニューに書いてあるとついカレーを頼んでしまうのが、カレー党というもの(ぉ。

豚の切り落とし肉と玉葱が入ったカレーで、これは親戚ん家に行ったときのカレーの味だ(笑。でも、飲んだ後はこういう気取らないカレーが妙にうまい。

田や

これはドラマで他のお客さんが頼んでいた裏メニュー「稲庭バター」。一見さんなのに裏メニュー頼んでごめんなさい(笑

田や

釜揚げうどんを、こうやってバターで絡めちゃう。誰が考えついたのか分かりませんが、なかなかすごい発想。でも、かき混ぜているうちにバターのえも言われぬ香りが鼻をついてきて、そろそろお腹いっぱいなのにまた食欲をかき立てられる。これはすごいうどんかもしれない。

田や

いただきます。

おぉ~、これは濃厚。「ごはんにバターと醤油をかけて食べる」という身体に悪い食べ方があるけど、そんな背徳感と裏腹のおいしさ(ぉ。

いいじゃないか、いいじゃないか。

田や

そして本当の〆、焼おにぎり。表面がカリッと焼かれていて、醤油の香りがいい。正しい飲み会の〆。

でも、「〆の三品」って、我ながらどうかと思う(ぉ

田や

松重豊さんのサインは、厨房の前に。「おいしうございました。」シンプルなメッセージが、逆にいいじゃないですか。

田や

出入口付近には、久住さんのサイン。みずのこぶ、私も気に入りました。

うまかったぁ~。こどグルツアーではいつもつい食べ過ぎてしまうけど、品数だけでいったら今までの記録を更新したかも。しかも美味しいだけじゃなく、愛想の良い、むしろおかあさんと呼びたくなる店員さんたちによって醸し出されるお店の空気がまたいい。こういう雰囲気が、メシをうまくするんですよ。

ちょっと私の生活圏からは遠すぎるのが残念になるくらい、美味しかったです。
ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season2 Blu-ray BOX

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2013/02/06 (Wed.)

桜木町 麺房亭/春雷亭 再訪

CP+ の後は、いつもの野毛で飲み食いしてきました。

麺房亭/春雷亭

麺房亭/春雷亭

パシフィコの後は決まってこの店に来ているような気がしますが、去年は所用で来られなかったので、二年ぶり。ここ、クセのあるお店ながら(笑)料理には間違いがないので、楽しみにしていました。

まずはハートランドビールでカンパイ。お疲れさまです。

麺房亭/春雷亭

まずは前菜。ランダムに切った野菜をオリーブオイルで和えたサラダとリコッタチーズ、そして自家製焼きチーズの盛り合わせ。このお店、チーズとパスタ(麺)、それにハム・ソーセージ類は基本的に全て自家製ですから、うまくないわけがありません。この盛り合わせも全て私が好きなものばかり。いきなりエンジン全開かかってきました。

麺房亭/春雷亭

ワカメとコウナゴともずくの海藻サラダ的なもの。パシフィコ横浜の会場を動き回って疲れた身体に、つるっとした喉ごしと、この酸味が嬉しい。

そして...こんなものが出てきました!というかテーブルの中央に新聞紙かけて隠してあった!

麺房亭/春雷亭

塩釜どーん!

いやあ、鯛の塩釜焼きなんて滅多に食べられるものじゃないですよ!ちょっと興奮してしまいました。
この店、来るときはいつも 3 人くらいなのでこういう大物はなかなか食べられないんですが、今回は初めて大人数で来たので、マスターがわざわざ用意しておいてくださいました。これもマジで嬉しい。

この塩釜を...

麺房亭/春雷亭

木槌でガンガン叩いて崩していきます。
みんな塩釜ってあまり食べたことがないので、どれくらいの加減で叩いたらいいか分からないという(笑
最後は店員のお姉さんがやってくれました。

麺房亭/春雷亭

はい、ご開帳~。

この鯛がまた肉厚で、それに塩味がしっかり効いていてとても美味。大勢で魚の身をほじるのって微妙に躊躇われるものですが、これはみんな争うように食べていました。

というか、ここの予約、某先生がマスターに予算だけ伝えてお任せだったらしいんですが、赤字出たりしていないんでしょうか...。

麺房亭/春雷亭

これじゃあワインも進むってものです。
魚料理ですが、この後に続く肉料理のパンチが効いているので、いきなり赤ワインで。

この後、料理のほうは食べすぎってくらい食べたので、適当にはしょります(ぉ

麺房亭/春雷亭

今回の実質的なメイン肉料理と言っても良い、巨大な腸詰め。見た目もヘビーですが、これだけパンチのあるソーセージは今まで食べたことがないというくらい、ドスンと入ってくる腸詰めでした。付け合わせのナスのオリーブオイル漬けも癖になる濃さで、これはもうビールだろうがワインだろうがどんどん進んでしまいます。これも全部自家製なんだもんなあ。

麺房亭/春雷亭

続いて、寒ブリのづけ。むっちーさんも富山から東京に出てきてまでブリを食わされるとは思ってなかったでしょうが(笑)、富山県人の味覚からしてもなかなか脂が乗っていて美味しいブリでした。

麺房亭/春雷亭

〆のパスタは細麺を牛ラグーソースで。見るからに美味しそうな艶と色合いのパスタですが、これはラグーソース以上に麺の味がうまい。あああ、写真を見ているだけでまたお腹がすいてきた。これは危険なパスタです。

麺房亭/春雷亭

さらにパスタをもう一皿。ゴルゴンゾーラ&フェットチーネ、これ以上ない最高のコンビネーション。私は全てのパスタの中で、シンプルなこの組み合わせが一番好きなんですよ。これは幸せだ、どんどんワインが空いていってしまう(笑

麺房亭/春雷亭

で、一度〆まったはずなのに、なぜかここで出てくるゲソのにんにく焼き。もうね、パスタを食べてる最中にいい匂いが漂ってくるなあ、隣のテーブルかなあ、と思っていたらここかよ!的な。もうどこまでがコースでどこからがサービスなのかよく分かりませんが、一度満腹になったはずの食欲がここでリセットという。思わずまた生ビールに戻っちゃいますよ(笑

いいぞ、いいぞ、ニンニクいいぞ!

麺房亭/春雷亭

まだまだ「こんなの食べるかい」とマスター直々に持ってきてくださったこれは、

麺房亭/春雷亭

自家製のプロシュート。香りが良くて、塩味が効いていてこれまたうまい。食べているのに、どんどん腹が減っていくようだ!(ぉ

もう間違いなく今年一番飲み食いしたと思います。

麺房亭/春雷亭

毎回、CP+ 後にご一緒してくださるのはいつもお世話になっている gizmomo 先生。先生がここの常連だからこそ、これだけいろいろサービスしてもらえるのでしょうが(ごちそうさまでした)、そうでなくても料理の内容には間違いなく満足できるお店です。
ちなみにこのマスターはなんと先生の写真学校の大先輩(!)ということで、写真学校を卒業してどうしてここまでこだわる飲食店をやるようになったかという経緯もとても気になるところですが(笑)、CP+ の後に来る店としてこれ以上相応しい店はないのではないかと思うのです。

そんなマスターのこだわりは、日々料理の写真とともに更新される blog から垣間見ることができます。

厨房ノオト 麺房亭

まあ、今年も途中からマスターが酒席に参入してきて収拾がつかなくなりましたが(ぉ)、さておき本当においしゅうございました。
来年の CP+ 後にも、また大勢で来たいですね。

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2013/01/27 (Sun.)

東京都三鷹市 お母さんのコロッケと大皿家庭料理

「なにせ俺は今、腹が減って死にそうなんだ。もはや、蕎麦とか日本人とか言ってる場合じゃない」

お食事 樹

お食事 樹

ドラマ『孤独のグルメ Season2』最終話に登場した、三鷹の「樹」を訪れてみました。年末にたいやき立ち喰いそばを食べに来たところではありますが、このお店だけは夜に収録(ぉ)に来たかったので、改めて。

この店構え。いいじゃないかいいじゃないか。
ここで迷っていたら、腹の虫が暴動を起こしそうだ。

お食事 樹

私がお店に入ったときには既に店内はかなり賑わっていました。ほぼ満席状態で、お客さんも入れ替わり立ち替わり。カウンター席にも空きが出る間がないくらい、繁盛しています。でも意外にも、ドラマを観て来た一見さんは我々くらいのもので、ほとんどが地元の常連さんといった雰囲気。

お食事 樹

おしながきには、カツ、フライ、唐揚げ、焼き魚、スタミナ、炒め物、み~んな定食。
うーん、いい。こんなんでいいんですよ。今の俺には。

さあ、なんでいこう。

お食事 樹

何はなくともまず麦酒(むぎジュース)!!

やっぱりこういう店には瓶ビールですよ。しかも、出てくるグラスの大きさがバラバラというあたりがまたいい(笑。
親戚か、友だちん家に来たみたいだ。

お食事 樹

最初は餃子から入れていこう。

盛りつけを美しくしようという概念があまりないのが、却って家庭的(笑。
ニンニクのにおいがガツンと効いていて、これはビールに合いすぎる。

お食事 樹

なすの生姜焼。ピーマンが合わせてあって、上から鰹節がたっぷり。
生姜の味と香りをなすがみんな吸い込んで、これも正しい瓶ビールのおつまみ。

お食事 樹

続いて玉子焼き。一口サイズに切り分けられたオーソドックスなだし巻き卵が出てくるかと思ったら...これは予想外。オムレツ状の大きな玉子焼きがどーんと出てきました。
でも、出汁が効いた甘めの味付けで、とても懐かしい味。なんというか、ばあちゃん家の味。

ドラマのスタッフからするとこういうのが「おふくろの味」なんでしょうが、世代的には私からみると「ばあちゃんの味」なんだよなあ。味付けとか味わいだけじゃなく、いろんな思い出とかがくっついてくるから余計に感情を揺さぶられる。そんな味。

お食事 樹

さあ~て、大皿料理、いってみましょうか。こういうおばんざいの大皿がカウンターに並んでいる店って、それだけで嬉しくなってしまう。
ゴローちゃんは「三品定食」で食べてたけど、今回はそれぞれ単品でいただきます。

...これは難しい...うまそうだなぁ~。煮物もいいし、どーんと存在感のあるハムや薩摩揚げも欲しくなるなぁ~。

よし、迷ったときには全部だ(ぉ

お食事 樹

最初は豚の角煮から。角煮の背後にある飴色の物体は、なんとじゃがいも。
「ふらっと QUSUMI」コーナーで久住さんが食べていたのはこれですね。

じゃがいも、しみてる。じゃがいも、いい。
豚とじゃがいもの連携プレイ、最強のコンビだなあ。

角煮と一緒に煮込むものといったら煮卵か、せいぜい大根か青梗菜くらいだと思うけど、このじゃがいもには恐れ入った。豚のうまみが全部じゃがいもに凝縮されていると言ってもいいくらい、じゃがいもがうまい。これは自宅でも試してみたくなるなあ~。

お食事 樹

続いて、どーんとハム。三種類のハムに加えてソーセージが盛り合わせになってます。
これだけ上等で厚切りのハムって、お歳暮でもらいでもしない限りそうそう食べないもんなあ。こういうの、ちょっとした幸せだよなあ。

お食事 樹

こまいの一夜干し。肉厚でうまい。これぞビールのつまみ、という感じ。
骨まで丸ごと食べられます。

お食事 樹

もうたまらず焼酎に移行します。奄美の黒糖焼酎「れんと」をいただきます。クラシックを聴かせて熟成させたという、知る人ぞ知る焼酎。
ロックで頼んだら、大きめのグラスになみなみと注がれてきました。いいよ、いいよ(笑

お食事 樹

大皿料理後半戦、いってみよう。これはゴローちゃんも食べてた鴨と青菜のマリネ。

マリネっていうからにはあっさりしてるのかと思ったら、なんだか鴨の味もマリネソースの味も濃い。これはうまい!
それに、青菜がいい働き。しゃきしゃき、しゃきしゃき、しゃきしゃき。ふふ、なんだか楽しい。

うん、正解。

お食事 樹

筑前煮風の、里芋の煮物。こういうお店の家庭料理の王道。
子どもの頃は、こういうの、インパクトがなくて夕食に出てくるとがっかりしたっけ(笑。

お食事 樹

これまたどーんと、薩摩揚げ。おろし生姜に醤油を垂らして、これぞ焼酎のつまみの定番。
小さい方にはじゃこが混ざっていて、これがまた嬉しい。

これだけの料理を、毎日、毎日。みーんな、手作り。
こういうのが、実は一番うれしいんですよ。

大皿料理は以上。残念ながらこの日はぶり大根はありませんでした。
この冬は帰省しなかったし、富山県人としては、ぶりが旬なうちにぶり大根を食べたいと思ってちょっと無理して 1 月中に訪店したのに食べられなかったのは心残りだけど、こればっかりは仕方ない。
実は遅い時間になってから、どれか完売した大皿のかわりにおでんが追加されてきたけど、さすがにお腹いっぱいで入らず(笑。

お食事 樹

じゃあ、本命の定食、いただきましょうか。
私は当然コロッケ定食。まあ、三人でそれぞれ定食を頼んで、おかずは三等分するわけですが。

けっこう大ぶりなコロッケ三つに、いかにも手作りって感じのマカロニサラダとキャベツの千切り。おかずにもなりそうな具だくさん味噌汁がまた嬉しい。

お食事 樹

コロッケにソースをかけるときって、わくわくする。
...でも、本当においしいコロッケってソースなしでもじゅうぶんうまいんだよなあ。

お食事 樹

薄めの衣でカリカリっと揚げられたコロッケに、中はふんわりとしたじゃがいもと挽肉。
うん、正しいコロッケ。
熱いコロッケでごはんって、最高。

衣の表面にも、コロッケの中にも見える黒いツブツブは、黒胡椒かな?
全体的にすごくしっかりとした味がついたコロッケで、ソースは全然必要ない。私はもともと揚げ物にはあまりソースはかけない主義だからってのもあるけど、これは本当に素材の味だけでいただけるコロッケだと思います。

お食事 樹

こちらはハムカツ定食。「ハムカツ」という言葉から連想される姿とは違って、分厚いハムカツ。さっきの大皿に載ってたハムをそのまま揚げたものでしょうが、これは下手なとんかつよりも食べ応えがある。

うん、メシに合うぞ。

お食事 樹

豚肉生姜焼定食、これはどうだろう。

肉の量、味付けまで含めたボリューム感、どれをとっても今回食べた定食の中でいちばんパンチのある味。
おお、正しいごはんのおかず。

なんというか、どの定食もいかにも男性の単身者が好むボリュームと味で、おかあさんが息子に作ってあげた晩メシ、というイメージ。
店内を見渡すと、どのお客さんもみんな地元の独身男性か、単身赴任で近くに住んでいるサラリーマン、という雰囲気。私は料理をしないので、独身の頃は外食かコンビニ食ばかり、そのうちそういう味にも飽きて一人メシが億劫にさえなっていましたが、そういうときにこういうお店に出会えていたらなあ、と思いました。当時『孤独のグルメ』に出会えていたなら、私もそうやって一人メシを堪能する独身男性の一人だったかもしれず、そういう意味では「その辺の地味なお店に向かわなかった足の向きを変えさせた」という、この作品に対する評価は私も共感できます。

お食事 樹

店内には松重豊さん&久住昌之さんのサイン色紙こそありませんでしたが、壁には『溝口憲司(このドラマの監督)のめし屋放浪記』という手作りポスターと、番組収録時に撮影されたと思われる集合写真が貼られていました。このポスターは番組スタッフによる『吉田類の酒場放浪記』のパロディでしょうが、番組そのもののポスターではなくこれが貼られるあたりに、このドラマの手作り感であったり酒場放浪記に対するリスペクトが感じられますね。
このポスターに書かれているサブタイトルがまだ仮のものだというのが興味深かったり。そして「シーズン 3...そういうのもあるのか?」というのはなんかの伏線かと期待せずにはいられません!

ここにして、本当に良かった。俺、ついてる。
今度また、違う三品で挑みたい店だ。

...そういえば、デザートのみかんが出てこなかったような(笑。

孤独のグルメ Season2 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 14:29 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (2) | トラックバック

2013/01/13 (Sun.)

墨田区両国の一人ちゃんこ鍋

「両国で食う飯といったら、ちゃんこだ。今日はもう、その一点張りでいこう」

割烹ちゃんこ 大内

割烹ちゃんこ 大内

『孤独のグルメ Season2』聖地巡礼ツアー、第 8 話に登場したちゃんこ料理店「大内」にやってきました。

サブタイトルに「一人ちゃんこ鍋」と入っていたら一人で来ないわけにはいかないじゃないか!というわけで(ぉ)、今回は一人での訪店。いや、Season1 の聖地巡礼はけっこう一人で行ってたんですが、Season2 になってからゴローちゃんの食べる量が半端なくなってきているので(笑)甘味パート以外は基本的に誰かを誘って行っているんですけどね。今回ばかりは一人で行かざるを得ない。

この浮わついていない構え。よし、取組はこの店に決めた。

割烹ちゃんこ 大内

「すいません、一人なんですけど」

店に入るなり、つい無意識にドラマと同じ台詞が口をついて出てきます。だって、店内を見渡す限りほとんどが新年会の団体客のようだし、ちゃんこ鍋なんて普通一人で食べないじゃないですか。だから、一人で入るならつい断りをいれたくなるのが人情というもの。そしたら、私の前にも一人で食べに来ている先客がいて、私と入れ替わりで退店していきました。おかみさん曰く「以前は一人で食べにいらっしゃる方なんて年に一人、二人くらいだったんですけど、ドラマで紹介されてからすごく増えて」とのこと。まあ、ああやって紹介されなければ、普通一人でちゃんこ食べようなんて発想にはならないよなあ(笑。

とりあえずメニューを見せてもらいましょうか。

割烹ちゃんこ 大内

へええ、こんなに種類があるのか。業師だなあ~っ。

取組前に、なんか軽ーく入れておくか。

割烹ちゃんこ 大内

まあまずはビールでしょう。生ビールはないようなので、瓶ビール。生もいいけど、お座敷に座って飲む瓶ビールってなんかいいんだよなあ。
お通しはいかの塩辛。こういうチョイスが嬉しいじゃないの。

ビールをちびりちびりと飲りつつ、料理を注文したところで、一息。

割烹ちゃんこ 大内

落ち着いて店内を見回すと、ああ、両国なんだなあ、というのがしみじみと伝わってきます。

そういえば、ちゃんこ屋なんて、学生時代になぜか大学の裏手にあった(近くに相撲部屋もないのに)店に行って以来だから、15 年ぶりくらいか。そういえば、あそこもうまかったよなあ。

割烹ちゃんこ 大内

というわけで、まずは山芋の千切りで、鍋ができあがるのを待ちます。

ほー、卵がついているのか。しかも、ちゃんと白身は取ってある。山芋に、この卵と、山葵と醤油をかけて、ぐるぐる混ぜていただきます。

割烹ちゃんこ 大内

しゃきしゃき、ねばねば。すごく粘りけのある山芋だ。ビールにも合う。

うん、山芋の卵乗せ、正解。身体が欲してた味。こういうものが必要だったんだ。

割烹ちゃんこ 大内

本命の土俵入り。
おおー、野菜たっぷり、具だくさん。

頼んだちゃんこは、もちろん「鳥そっぷ」。「そっぷ」とはオランダ語の「sob」(=スープ)からきた相撲用語とのことで、骨張った痩せ形の力士を指すことから連想するに、鶏ガラでよく出汁をとったスープのちゃんこ鍋、ということなんでしょう。これはうまくないはずがない。

見るからに二人前以上ありそうな量だけど、これで一人前。いくらなんでもこんなに食べきれるんだろうか(汗
若干不安になりつつも、山芋とビールをいただきながら、煮えるのを待ちます。

割烹ちゃんこ 大内

煮えてきました。

おぉ~。ちゃんこだ、ちゃんこだ!
ようし、がっぷり四つでいこうじゃないか。

割烹ちゃんこ 大内

まずは前半戦、できあがり。いただきます。

染み入るなぁ~っ。
この、奇をてらってない醤油味。やっぱり、ここに帰ってくるんだ、日本人は。
落ち着くよ。

鍋の横綱といったら普通は白菜だけど、ここでは白菜の代わりにキャベツ。このキャベツが効いていて、白菜とは違った甘みが出てる。
野菜の甘みがやさしい。これはいい...。

割烹ちゃんこ 大内

こうなってくると、日本酒に移行せずにはいられないわけです。
最近、健康のためにビールや日本酒を自ら禁じているのに、こどグルのお店に来るとどうしてもビールや日本酒を飲まずにはいられなくて生きていくのがつらい(ぉ

前半戦を食べ終わったので、中日を越えて、後半戦、いきます。

割烹ちゃんこ 大内

一回目で一度煮立てたスープだから、いろんなものが凝縮されていて、見るからに二回目のほうが濃い。同じちゃんこでも一段深い。
しみてる、味、しみてる。

つみれもいいじゃないか。磐石だ。横綱相撲のうまさ。
つみれとモモ肉のぶつかり稽古もまたよし。なんだか、嬉しくなってくるな。

いろんな味を出してくるなー。技のデパートだ。
ああ、堪えられない。

割烹ちゃんこ 大内

さあ、結びの一番。〆のうどん、いっちゃいましょうか。
うどんに行く前に、鍋の中に少しだけ具を残しておくのがミソ。鍋は醤油味だけどな(ぉ

最初にちゃんこの具を見せられたときには食べきれるかと思ったけど、野菜は煮ると縮むからか?それとも、あっさりめの味付けのせいか?あるいは、これを見越して昼食を少なめにしておいたからか?(ぉ)いずれにしても、あれだけの量を食べきって、しかもうどんが普通に食べられてしまいそうだぞ。

割烹ちゃんこ 大内

うほほほっ、なんなんだ。この薬味、いい。
あれだけちゃんこを食ったのに、いくらでも入っちゃうぞ、こいつは。

汁に全てのエキスが溶けてるから、とんでもないごちそうだ。この鳥そっぷ汁、素晴らしい。

今まで、鍋の〆のうどんとかおじやって、あくまでお腹の空白を埋めるもの程度の認識しか持ってなかったけど、こんなにうまい〆のうどんは初めて。煮詰まったスープがうどんに染みこんでいるのはもちろんのこと、薬味の天かすがスープの複雑な味を凝縮して楽しませてくれるから、それがたまらない。これはおかわりしたくなるレベル。

ふー、大一番だった。まいりました。
国技館に座布団が飛び交っているところだ。

割烹ちゃんこ 大内

伝統、伝承、稽古。心技体、すべてが充実した鍋だった。ごっつぁんです。
いやあ、気合い、入れてもらったなあ。ちゃんこ正解、三好正解入道(ぉ。

一人新年会のつもりで来てみたけど、これは毎年の新年会の定番にしたいくらいかも。
おかげで、今年もがんばれそうです。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season2 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 00:25 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2012/12/14 (Fri.)

焼肉ジンギスカン つるや 再訪

「よし。一発焼肉でも入れていくか」

焼肉ジンギスカン つるや

焼肉ジンギスカン つるや

再びやってきました川崎は八丁畷。ドラマ『孤独のグルメ Season1』に登場した「焼肉ジンギスカン つるや」です。このお店には 9 月に一度来たんですが、美味しかったので誰かを連れてまた来たいと思っていたので、忘年会シーズンに利用してみました。

私が前回訪問したのを覚えていてくださったのは嬉しかったですね。もう 3 ヶ月前だけど、確かにゴローばりに飲み食いしたからインパクトあったのかな(;´Д`)。まあ前回も初めて来たのに「以前もいらっしゃいましたよね?」と声かけられたけどな!(ぉ

焼肉ジンギスカン つるや

ドラマに登場して以来、かなりの人気店になってしまったようで、放送から 10 ヶ月が経とうとしている現在でさえ、土日は行列ができるそうです。今回は複数人で来るなら予約は必須だろうな、と思い、事前に電話予約。そしたら奥の座敷席に案内されました。前回来たときにはそれほど広い座敷があるようには見えなかったんですが、いざ入ってみたら最大で 24 人は入れそうな広い座敷(!)。そしてなぜか久住さんのサインだけ、座敷のほうに移動されているという(笑。
しかも座敷もテーブル席ももう満席。少なくとも 30 人は入っているだろうお店を仕切っているのが家族経営の 4 人のみ、という状況なので、かなり待たされました。若旦那さんがあまりにも腰が低くて、逆にこちらが申し訳なく感じてしまうくらい。

焼肉ジンギスカン つるや

まずはお通しのキャベツの千切りから。もう千切りを超えたレベルの細さの千切りに、あっさりしてるんだけど何故だか後引くおいしさのドレッシングがとてもよく合って、絶妙なうまさです。

焼肉ジンギスカン つるや

そして何はともあれビール。最近プリン体を気にしている私ですが、焼肉のときだけはルール除外(ぉ。

ちなみに大ジョッキは驚くほど大きくて、どれくらい大きいかというと、

焼肉ジンギスカン つるや

これくらい(比較対象:iPhone 5)。ちょっとしたピッチャーくらいはありそうな量で、かなり飲み応えがあります。

で、注文してから切ってタレに漬けて...がこのお店のやり方なので、先に他のお客さんのオーダーが溜まっているとなかなか出てこない。「早く肉こないかなあ、焼肉といったら肉だろうが」とか訳の分からないことを言いながら(ぉ、ひたすら待つこと 30 分あまり。今回ばかりは、一人で来ていたら空腹に耐えかねていたかもしれません。

焼肉ジンギスカン つるや

やっと来た、俺の肉!!

定番のカルビと、ハラミが来ました。ハラミは私の好物だけど、前回は頼まなかったんですよね。

焼肉ジンギスカン つるや

う~ん、いい音を奏でるじゃないか。鉄板の上はステージだ、そして箸はタクトだ(ぉ

こないだ行った平和苑のカルビがあまりにもインパクト強くてこの店の記憶が薄れかけていましたが、あれは値段からして別格。こちらはこちらでオーソドックスながらとてもうまい。値段を考えれば十分すぎる味だと思います。俺にお似合いなのはこういうもんですよ。

焼肉ジンギスカン つるや

前回頼まなかったギャラ(牛の第四胃袋)。軟らかい歯触りの部分と、コリッと歯ごたえのある部分が共存した珍味です。ごま油を付けていただくと、香ばしくてなかなかイケル。
焼肉屋に行くとどうしてもカルビ、ロース、ハラミといったスター選手にばかり脚光が当たりがちですが、ホルモンだって負けてない。いいぞ、いいぞ。

焼肉ジンギスカン つるや

そして出てきた中盛りキャベツ。前回はさすがに一人だったので「中盛りキャベツの小」という訳の分からない頼み方をしましたが(笑、今回は複数人だからこういうのも思い切っていけます。本当は大盛りキャベツのほうを頼みたかったんですが、人気のあまり今は中盛りしかやっていないとのこと。
ここのキャベツが本当においしくて、白いご飯の代わりにこれと肉を食べてもイケます。今度このドレッシングの作り方を聞いてみたいところですが、さすがに企業秘密かなあ。

ちなみにこの中盛りキャベツ、あとでおかわりしてしまいました。結果的に大盛りキャベツ相当を食べてしまってすみませんでした(ぉ

焼肉ジンギスカン つるや

で、またカルビに戻ってくるわけです。

といっても、これは塩カルビ。塩なのにどちらかというと胡椒の風味が効いていて、スパイシーなお味。シンプルな味付けだけど、だがそれがいい。自分の中の野生を呼び覚まして、ひたすらに食らいつきます。

焼肉ジンギスカン つるや

お...きたきたきましたよ。

キャンバスのように真っ白いご飯に肉を乗せると、無限のイマジネーションが広がります(ぉ。日本人ならこれだなあ。これでいつまでも肉を食べ続けていられそうだぞ。

焼肉ジンギスカン つるや

ジン、ジン、ジーンギスカーン!!

ここでジンギスカン投入。牛肉よりも野性味のあるラム肉に、甘辛いたれがこの上なくマッチしておいしい。たれは普通の焼肉のたれに唐辛子とニンニクを追加しただけのはずなんですが、ラム肉の香りと相まって、全然別物に感じられます。うおォン!

焼肉ジンギスカン つるや

そしてこのタイミングでタン塩。ラムの癖っ気を塩とレモンでリセットして、さあ、ラストスパートだ。

焼肉ジンギスカン つるや

ちょっと変わり種を、ということで鳥ささみ。さすがにあっさりしているけど、パサパサしてるわけでもなく、これも美味。ささみの焼肉、そういうのもあるのか!

焼肉ジンギスカン つるや

そして〆は王道のロースで。やっぱりここの肉は良い材料使ってるなあ。しっかり食べ応えあるのに、決して重すぎず。しかもこれだけ飲み食いして(三人で)一人あたり ¥5,000 を切っているとか、牛角あたりに行くのがもったいなく感じてしまいます。

しかし焼肉は複数人で行くに限りますね。一人だと忙しいし、いろいろ食べられないか、食べようとすると前回の私のように食べ過ぎるし(ぉ。今回はタッパーでお持ち帰りもなく、ちょうどいい感じにお腹いっぱいになりました。
やっぱりこの店は気に入っちゃったなー。こどグル登場店の中では自宅から通いやすい場所にあるし、またちょいちょい利用したいです。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 00:29 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (1) | トラックバック

2012/12/08 (Sat.)

恵比寿 はいばな(南風花)

【恵比寿 はいばな(南風花)】沖縄アグー豚と古酒泡盛 琉球健美食

恵比寿 はいばな

「コノ先、沖縄」...ぐっとくるじゃないか。

先日、唐突に沖縄料理が食べたくなって、恵比寿まで行ってきました。あの『孤独のグルメ』に登場した中目黒「草花木果」の姉妹店にあたります。駅前のロータリーを越えてすぐのところにある、とてもアクセスしやすい立地。それでいて姉妹店だけに草花木果と同じ味が期待できるということで、訪れてみたいと思っていました。

恵比寿 はいばな

何はともあれもずくとオリオンビールで乾杯。晩秋といっても一杯目のビールは格別です。このロゴと、一般的な国産ビールに比べて薄いオリオンを味わうと、もう頭の中は沖縄です。行ったことないけど(ぉ

恵比寿 はいばな

メニューは中目黒と同じものも多いですが、少しずつ違ってます。中目黒ですっかりファンになってしまったにんじんのシリシリーがない!(;´Д`)ヾ。でも代わりに気になるメニューもいろいろあります。

恵比寿 はいばな

まずは海ぶどうのサラダから。天然の塩気と、プチプチした食感がいいね!口から沖縄が入ってきた。

恵比寿 はいばな

定番のゴーヤチャンプルー。ここの味も中目黒と変わらずうまい。私はゴーヤはあまり得意じゃなかったんですが、中目黒やここで何度か食べているうちにだんだん好きになってきました(^^;;

恵比寿 はいばな

豆腐よう。爪楊枝で少しずつ削りながらいただきます。
これは沖縄の珍味ですが、私はこういう癖のある珍味が大好きです。豆腐の発酵食品ですが、味や食感は豆腐というよりもほぼチーズ。かなり癖が強いので好き嫌いは分かれるでしょうが、飲んべえにはこういうのはたまらないでしょう(笑。私は珍味好き、チーズ好きなので大好きです。

恵比寿 はいばな

こういう濃い味のおつまみが出てくると、もう泡盛に突入したくなるというもの。豆腐ようにはちょっと強めの泡盛がよく合います。

恵比寿 はいばな

懐かしのポーク玉子(だったと思う)。オーソドックスなオムレツに、カリカリに焼いたスパムが良い味出しています。そう、たまーに無性に食べたくなる沖縄の味ってこのスパムの印象なんですよ(笑

恵比寿 はいばな

グルクン(タカサゴ)の唐揚げ。これ、揚げてあるからこそボリューム感がありますが、他の調理法だとちょっとパサパサしてて美味しくなさそうだな、というイメージの魚です。まあ私が北陸出身で南国の魚を食べ慣れてないせいもあるんでしょうが。

ちなみに「どぅる天(田芋のコロッケ)」を頼んだつもりが、滑舌が悪くて「グルクン」でオーダーが通ってしまったらしい、という事実を今ここに明かします(ぉ。

恵比寿 はいばな

いやぁ、ウマイ。泡盛がどんどん進みます。頼むごとに種類の違う、凝ったグラスに入って出てくるのもいい。

さあて、そろそろ本命といきますか。
メニューにアグー豚の天然塩焼きよりも豪華そうな「島豚あぐー盛り合わせ」というのが見えたので、それを頼んでみました。

恵比寿 はいばな

うん、こういうタイプか。

部位ごとに切られた生肉を、自分たちで鉄板で焼いていきます。

恵比寿 はいばな

ジュージュー...この音がまた、食欲をそそります。肉の表面に浮かび上がってくる肉汁もまた、そそります。

天然塩焼きのガツン!としたボリューム感と、歯が弾き返されそうな弾力感もいいですが、こういうのもまた、いい。

恵比寿 はいばな

焼き上がったら、岩塩・ウコン塩・桜塩・たれ、のうち好きなものをつけていただきます。シンプルな塩系が、肉のうまみを引き出す感じで美味。こういう肉そのものを味わえる料理っていいですよね。

恵比寿 はいばな

ごちそうさまでした。

中目黒のほうは交通アクセス的に一緒に来れる人をちょっと選びますが、恵比寿ならば割とどこからでもアクセスしやすいので(まあ、日比谷線で恵比寿と中目黒は隣駅とはいえ)、人を誘いやすいのもポイントが高いです。ここは今後ちょくちょく利用することになりそうな予感。

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投稿者 B : 00:00 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2012/11/29 (Thu.)

中野区沼袋のわさびカルビと卵かけご飯

「あれは...焼肉!こんな住宅街のど真ん中に、まるで砂漠の中のオアシスじゃないか。それに、『飢る噛む!スタミナ一番』。これだ、まさに俺が食いたかったのは」

平和苑

平和苑

ドラマ『孤独のグルメ Season2』第 3 話に登場した、沼袋の焼肉屋「平和苑」にやってきました。実は Season2 でここまで放送された中で一番来たかったのがここかもしれません。やっぱり焼肉回は燃えるじゃないですか、焼肉だけに(ぉ

もうね、「飢る噛む」の看板が肉眼で確認できただけで感無量です(笑。

平和苑

店内。私は一番奥の座敷に通されました。奥から店内を見渡すと、劇中でゴローが座った席が...見えにくい(笑。なんか店内中煙でもくもくしていて、かなり視認性が悪いです(^^;;。換気扇がずっと全力で回り続けているのにずっとこんな感じ。

平和苑

で、荷物と上着は渡された東京都指定ごみ袋 45L 用に詰め込みます(笑。そこら中にごみ袋が転がっていて見栄えはよろしくないですが、これが一番確実に上着や荷物をにおいから護れますね...。

平和苑

壁に貼られたお品書きが、ぐっとくるじゃないか。

ちなみに本当は「いい肉(11/29)の日」に来たかったんですが、さすがにこの佳き日は予約で一杯だったので(ぉ、前日に予約を取りました。ドラマで取り上げられたこともあるのかもしれませんが、常連さんとおぼしきお客さんでいっぱいだったので、元からかなりの人気店なのでしょう。

平和苑

ということでまずはビールでお疲れさま。最近、ビールは控えて焼酎やハイボールを飲むように意識してるんですが、ここに来てそれはないでしょう。焼肉といったら白い泡だろうが(ぉ

平和苑

このキャベツ、実家の台所みたいだ。

辛味噌キャベツは大好きなんですが、さすがにプラスチックのボウルで出てきたのは初めてじゃないでしょうか(笑。
でもこのキャベツ、甘い。味噌もしっかり濃い味で、うまい。肉が来る前に腹がいっぱいになってしまいそうだ。

平和苑

きましたよ、「三角」。これうまいんだよなあ。しかも希少部位だからどんな店でも食べられるというわけでもない。

両面に軽く焼き目がつく程度だけ焼いて、あとはレモンを搾っていただきます。焼肉というよりはたたきを食べている気分。またはお湯の代わりに直火を使うしゃぶしゃぶみたいな。
脂が乗っているのに、ぜんぜんしつこくなくて、脂が舌の上でさっと溶ける。とろけるようなうまさじゃないか。

平和苑

オススメカルビ。こっちはむしろしっかり焼いてくださいとのこと。

味がちゃんとついているので、焼いたらもう何もつけずに食べられます。ビール党の私が白いご飯を欲してしまうくらいのしっかり味付け。

こっれは...うまい。今までに食ってきた数多のカルビとは、別物だ。

平和苑

東京 X ブタ。豚肉ってうまいですよね。この東京 X ブタは、肉そのものの味がしっかりしているところに、塩が効いていて、焼いたらあとはレモンを搾るだけでびっくりするほど美味しい。焼肉屋に来て豚なんて邪道と思っていましたが、これは考えを改めなくてはならないかも。

平和苑

このお店の大将。名物マスターといった雰囲気で、あちこちのテーブルに顔を出してはちょいちょい話しかけていきます。常連さんだけでなく一見さんにも気さくに声をかけてくるところが嬉しい。
そして、この T シャツ。ドラマでは前面の「I Love(はぁと) 2Q」のインパクトにばかり気を取られていましたが(笑、バックもこんなことに!認めたくないものだな...、肉自体の...旨さゆえの過ちというものを...。

ちなみにこの T シャツ、お土産として販売しています(笑。

平和苑

キターーー!今日の本命、わさびカルビ。

肉へのサシの入り具合が見るからにうまそうじゃないですか。そして、生わさびを自分でおろすというのがまたいい。本当に新鮮なわさびじゃないとできませんからね。

平和苑

「両面を 5 秒くらいずつ焼いて表面の脂を落としたら、すぐにわさびを乗せて食べるべし」という指示を店員さんからもらって、そのように。

平和苑

もうね、ほとんど生肉状態ですよ。でも軽く火を通すだけで香りがつき、肉のうまみが中に凝縮されるようで、うまい!そしてわさびが効いてる!
このわさび、モノがいいのか全然辛くありません。それどころか「甘い」と感じるくらい。カルビの脂分を中和する爽やかな風味と、後味に残るぴりっとした刺激が絶妙で、癖になりそう。

平和苑

名前からして妙にうまそうな響きの「だるまいか」も頼んでみました。
お皿に載ってきたときには単なるのしいかだったのが、炭火にかけるとみるみる丸まっていって、海の香りがあたりに立ちこめます。

平和苑

焼き上がったら、あとは裂いてさきいかのできあがり。

子どもの頃、実家の台所で焼きたてのスルメを食べさせてもらったことを思い出しました。焼きたてのいかは、コンビニで買ってくるスルメとは全然別物のうまさですね。下味がしっかりつけてあるので、これまたビールが進む味です。

平和苑

限定超四角カルビ。予約しないと食べられないこともあるというからダメモトで聞いてみたらありました!うおォン!!

平和苑

これはよく焼いてくださいとのことですが、焼き目の間から覗く赤身とか、側面からじわじわとにじみ出てくる肉汁とか、見てるだけで「もう食わせろ」という気分ですよ!!

「超四角」というだけあってカルビにしては驚くほどの分厚さですが、やわらかくて、ボリュームはありながらも見た目ほどこってりしているわけでもなく。食べれば食べるほど、どんどん腹が減ってくるようだ(ぉ

ちなみに...「丸」も頼んだので、まるさんかくしかくを全てコンプリートしたはずなんですが、食べるのに夢中になって丸の写真を撮るのを忘れていました(ぉ。丸も噛み応えがあって、いかにも肉って味がして、美味しかった。

平和苑

で、〆はもちろん「TKG」ですよ。ごはんは中サイズで頼んだのに、男物の茶碗に大盛りで出てきました。これ大サイズだったらどれだけ盛られてたんだろうか(笑

平和苑

箸でごはんの真ん中を空けて、醤油を垂らして、卵と納豆を載せたらあとはひたすら混ぜるだけ。

平和苑

おおお、卵の黄色が濃いい黄色で、これは見るからにうまい。

そしてこの納豆。初めて見ました。見た瞬間に、納豆ではなくレーズンか固く煮込んだ黒豆かと思ったくらい、黒い納豆です。大将の実家の茨城から送ってもらっている(?)塩納豆らしく、筑波山から空っ風が吹いてくる時季にしかできないもので、俺はこの納豆を食べて育った、とかなんとか。香りも味も、今まで食べたことのある納豆とは別次元で、濃いい。塩納豆、いい働きをしてる。

平和苑

最後は卵かけご飯に残りの肉を載っけて掻き込む。それくらい乱暴に食べたほうがうまい。わさびカルビの余ったわさびも載っけちゃいましたが、これもまた合う。焼き肉にわさび、やみつきになりそうです。

スタミナ一番。にんにくの匂いと、肉の煙にまかれて食ってこそ焼き肉。
明日のことなんて気にしてる場合じゃない。

焼き肉の締めに卵かけご飯って、まったく発想がなかった。
鳥につないで逃げ切って勝利、という方程式。

ああ、うまかった。
いい汗かかせてもらいました。

Season1 に登場した「つるや」とはまた違ったタイプの焼肉屋でしたが、肉の質が良くて、本当に美味しかった。お腹いっぱい食べたのに、それほど胃にもたれる感じがしなかったのが、単に脂が乗っているだけではない良い肉の証左でしょう。
自宅からだと正直アクセスしにくい場所にあるのが難点ですが、また機会を作って食べに来たいお店でした。ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 23:59 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2012/11/18 (Sun.)

江戸川区京成小岩の激辛四川料理

「ほーう。四川料理じゃなくて、四川家庭料理なのが、京成小岩っぽいような気もするぞ。四川小岩、行ってみよう」

四川家庭料理 珍々(ゼンゼン)

四川家庭料理 珍々

カエルのケーキ屋さんに続いて、本編の四川料理もいただいてきました。千葉方面での仕事への行きにケーキ、帰りに四川という個人的にとても効率の良いこどグルツアー。「どっか行ったついでにいかに他の自分がやりたいこともやるか」みたいな生き方に命かけてます(ぉ。

今回は放送当週ということで、いくらなんでも飛び込みは厳しいだろう、と思ってあらかじめ電話で予約をして行きました。そして中華料理を独りで食べると辛さにやられ、そしていろいろ食べられないことは池袋の汁なし担々麺で痛感していたので、誘い合わせて 4 人で突入。いつの間にか、こどグルツアーも呼びかけると複数人が応えてくれるまでになりました(笑
電話で予約した際、開店時間の 18 時からでお願いしたところ、既に予約でいっぱいとのこと。でも今は(テレビの影響を考慮してか)特別に 17 時から開店しているということで、17 時から 2 時間限定で予約しました。

当日の関東は午後から激しい雨。そもそも予約しないと入れなかったわけですが、飛び込みで行ってみて空いたら入ろう、とか緩い気持ちで行ってたら完全に試合終了でした...。

四川家庭料理 珍々

まずは生ビールで乾杯。皆様遠いところお集まりいただきありがとうございます。

四川家庭料理 珍々

お酒のつまみに「五香牛肉(牛肉とアスパラの香辛料煮込み)」。「ふらっと QUSUMI」コーナーで久住さんがまず食べていたのがコレです。牛肉にしっかりしみこんだ香味と、後からぴりりとくる辛さのおかげで、確かにビールが進む。

番組中では「メニューにありません」と書かれていたのに、我々が行ったときには普通に書かれていました(笑

そしてメイン第一弾、「蒜泥白肉」をオーダー。

豚肉ににんにくだれ、食べなくてもうまいのが分かる組み合わせだ。思い描くだけで、よだれがじゅわぁ~っ、だ。

四川家庭料理 珍々

おぉ~、ガツン。これがガツン、ガツン系。 ちょいピリで、にんにくガツン。四川のガツン。
いいぞいいぞ。でも、食えば食うほど腹が減ってくる。

これはやばい味。まるで肉体労働者になったかのようにガンガン食べて、白いご飯が欲しくなります。
にんにくがたっぷり使われているので、間違いなく後でにおいが気になるんですが、そんなの今は気にしない。いいぞ、いいぞ。

四川家庭料理 珍々

トマトと玉子炒め。四川っていうか、洋食の家庭料理的な。とてもオーソドックスなやさしい味付けで、ほっとする感じ。

...と思ったら、飲み込んでから 30 秒後くらいに香辛料の刺激がこみ上げてきて、むせるむせる(笑。全員間違いなくむせていました。でもうまい。

四川家庭料理 珍々

そして蒜泥白肉のほうは完食。でもこのにんにくだれ、後ひくうまさだよね~。
アレやっちゃいますか?

四川家庭料理 珍々

...というわけで、裏コード:ザ・ビースト裏メニュー、にんにくだれに豆腐投入を頼んでみました。「あぁドラマ観て来たんですね、はいはい」という空気が伝わってきましたが、そこはスルーしていただきます。
うますぎるじゃないか。にんにくだれも、豚肉から豆腐に乗り換えただけで、別人のように輝いている。

っていうかこの豆腐、豆腐屋ジョニーですよね(笑

四川家庭料理 珍々

そして絶対食べたいと思っていた麻婆豆腐。って、いかんいかん、豆腐のにんにくだれかけと麻婆豆腐で豆腐がかぶってしまった(確信犯

でも、にんにくだれとは全然違う味付けで、これもこれでうまい。辣よりも麻、つまり山椒の刺激のほうが強いタイプの麻婆豆腐で、舌の感覚がおかしくなります。この状態で水とかビールを飲んだら味が変わるやつ(笑。

すっげえ辛いけど、うまいから、いいっ!

四川家庭料理 珍々

ここまできたら、もう紹興酒に突入するしかないじゃないですか。しかも、舌が半分麻痺してお酒の微妙な味の違いが分かりそうもないので、一番安い十年もののボトルで(ぉ

四川家庭料理 珍々

熱燗してざらめを入れて...としたいところですが、ここはあえて常温ストレートで。温い紹興酒の香りと、唐辛子や山椒の辛さで、だんだんハイになってきます。

とかやっていたところで、女将さんに「他のお客さんがじゃがとろ頼んだから今から作るけど、食べる?」との申し出が。完全に次に頼むものを読まれています(ぉ
まあここは乗っかるしかない、というか気づいたら店内のお客さんのほとんどが食べてるし!(笑

四川家庭料理 珍々

...確かに、こいつの名は、じゃがとろだ。

マッシュポテトにそぼろあんをかけた、じゃがで、とろっとした料理。四川料理じゃなくて「日本のおふくろの味」と言われても通じそうな、ほっとする味です。様々なスパイスの刺激に当てられた舌と脳を一息つかせるやさしいお味。じんわりします。

四川家庭料理 珍々

四川料理の辛さ、食欲をそそるそそる。ならば、エンジン全開で、ただただ突っ走るのみだ。

水餃子は、見た目のとおりもちっとした皮の食感がとても良く、それでいて上品すぎず家庭的な味わいなのが何とも。

四川家庭料理 珍々

そして〆は担々麺。汁なしのオーソドックスなタイプで、ナポリタンのような池袋のそれとは全く違います。上に乗っかってる肉味噌が、いかにもって感じで、これは間違いないはず。

四川家庭料理 珍々

ぐるぐるかき混ぜていただきます。

おお、これは期待通り。担々麺好きとしては、一人一杯ずつ頼んでも良かったくらい。ここまでくるとそろそろこれくらいの辛さは平気になってきました(笑。

四川家庭料理 珍々

店内にはもちろん松重豊さんのサイン色紙が。今まで各店で見てきた色紙に比べると、ずいぶんラブリーな色紙ですね(笑。

四川発京成小岩の家庭料理、おそるべし。
おふくろの味は、世界中にある。たまには、家庭を感じてみるのも、アリなのかな。

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投稿者 B : 23:48 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2012/11/15 (Thu.)

中央区日本橋人形町の黒天丼

「天ぷら、天ぷら、天ぷら...この街に、ないはずがない。天ぷら、天ぷら、天ぷら...!」

天ぷら 中山

天ぷら 中山

やってきました人形町。抹茶ぜんざいに引き続き、『孤独のグルメ Season2』第 2 話に登場した天ぷら屋さん「中山」です。
ここの天ぷらは映像で見ているだけでも明らかに美味しそうで、絶対に来たいと思っていました。が、土日休業ということで平日に来るしかない(;´Д`)ヾ。このときをずっと待っていました。

天ぷら 中山

仕事を定時ダッシュして人形町に向かい、18:40 頃にお店の前に着いたときには、タッチの差で直前のお客さんで満席に(;´Д`)ヾ。「ごめんなさい満席なんですよ」と言われて引き下がる私ではなく、間髪入れずに「待ちます」と答えて寒空の下、のれんの前で待ちます。そうすると私の後にじわじわと行列ができはじめて、会話の様子を聞く限りではドラマを観て訪れた人が多そう。
並んでいると、お店から若旦那さんが出てきて、順番に「ごはん召し上がりますか?」と尋ねていきます。どうやら白飯の量に限りがあるようで、ごはんがなくなったらそこで天丼終了のもよう。私のすぐ後ろのお客さんで天丼が売り切れになってしまい、あと 10 分出てくるのが遅かったら即死だった...!とヒヤヒヤしました。

天ぷら 中山

30 分ほど待ったかな、というところでカウンター席が空き、店内に通されました。まずはビールでしょう、それもこういう店のカウンターには生ビールよりも瓶ビールが似合います。お通しはしらすおろし。こういうのでいいんだよ(ry

天ぷら 中山

天ぷらを注文してしばらくすると、天つゆと塩が運ばれてきました。

そして、店を出てから発覚したんですが、食べるのに夢中になっていつの間にかカメラの ISO 感度が超高感度領域になっていたことに気づかず(;´Д`)ヾ。というわけで、残念ながら今回は画質が微妙です...orz

天ぷら 中山

まずは天ぷらの単品から。五郎's セレクションより、めごちとはす(蓮根)をチョイスしてみました。

まずはめごち。小ぶりだから初見の印象はちょっと物足りなさそうかな?と思ったら、口に入れた瞬間にその評価を撤回。
小さいのに身がふっくらとしてる。さくっとして、中はふわっ。王道のさくふわだ。最初にめごち、大正解。

天ぷら 中山

つづいて、はす。つゆでいただきます。
さくっとした衣に覆われた、新鮮な蓮根のしゃくっとした食感がつゆのうまみと相まって、絶品です。

んー、良い食感だ。うまい。

天ぷら 中山

そして女将さん特性のお新香。冬が近いからか、中身はきゅうり、白菜、かぶのトリオでした。口に運んでみると、頭蓋骨いっぱいに広がる、じんわり、ほっとする、懐かしく優しい味。

ん、あーーー、この時点で、俺的に名店確定。この店、やっぱり間違いない。

天ぷら 中山

さらに、夜限定メニューのかき揚げ。これは必ず食べてみたいと思っていました。

かき揚げというと、桜えびとか練り物とか、あとは根菜というイメージが強いですが、これは見た目からして豪華。ホタテの貝柱が惜しげもなく使われていて、見るからに美味しそう。

天ぷら 中山

ホタテと海老のぷりっとした食感と潮の香りがとてもいい。ボリューム感があるのに、脂っこくなくて胃がもたれる感じがしないのもいい。これは今まで食べたかき揚げの中で最も美味しかったと断言して良いでしょう。

ぜったい夜も来てみた方がいいっスよ。ここのかき揚げ、マジ美味いっスから。

天ぷら 中山

メニューの中に見つけて頼まずにはいられなかった銀杏の天ぷら。薄い衣の中に、銀杏の香ばしさがぎゅっと凝縮されていて、これがビールに合うなぁ~。

そして、お...きたきたきましたよ。

天ぷら 中山

待っっってました。俺に尻尾があったら、今、千切れんばかりに振っているところだ。

今まで見たこともないような黒い天丼。そして、しじみの味噌汁。味噌汁は、口に含んだ瞬間にはすまし汁じゃないかと思うほどに上品な薄味で、でもふくよかな風味と後味に抜けるミツバの香りが、これまたほっとします。しじみの身も残さずいただいて、じんわり幸せな気分に浸れます。

天丼のほうは、

天ぷら 中山

濃口醤油を使って真っ黒になったような、まるで富山のブラックラーメン的な味を連想させる見た目ですが、実際には全然違う。きりっとした醤油味ながらも、ほんわっとした甘みのあるたれで、とても優しい味。海老、穴子、鱚といった主役たちの風味をうまく引き立ててくれています。おやじさん曰く「作っているうちに、いつの間にかこんなに真っ黒になっちゃった(笑)」とのこと。
今まで、素材の新鮮さと揚げの具合で食べさせる天丼は何度かいただいたことがありますが、こういう味付けの妙で堪能できる天丼は初めてだと思います。初めて食べるんだけど、どこか懐かしくて、きっとまた食べたくなる味。

うまかったぁ~~~。おそるべし、黒天丼。

ここはちょっとリピートしたいお店ですね。店員さん(家族でやっていると思われる)も、みなさんとても腰が低くて人情味あふれる感じで、お店を出るときについ何度でも「ごちそうさまでした、おいしかったです」と言ってしまったほど。生活圏から近くないし、平日しかやってないし、人気店だし、でそうそう来る機会はなさそうなんですが、ぜひまた来たい。そう思える名店でした。

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