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2017/01/29 (Sun.)

品川区西五反田の一人焼肉

正月に放送された『孤独のグルメ』スペシャルドラマを観て以来、私の中で焼肉食べたい欲が高まっています。ゴローちゃんが食べ損ねた「つるや」の映像を見たら、改めて食べたくなってしまって...。でも、今の「つるや」は当時以上の人気店となってしまったようで、予約なしだと開店前の行列に並ばないともう入店すらできないっぽい。これはハードル高いなあ、と悩んでいたんですが、そういえば一人焼肉で気になっていた店があったんだったということを思い出して、試しに行ってみました。

ひとり焼肉ニッチ!

ひとり焼肉ニッチ!

五反田にある大崎郵便局(まぎらわしい)の斜向かいあたりに、一年ほど前にできた「一人焼肉」に特化したお店。看板のインパクトが強すぎて、これは一度行ってみるしかないと思っていたのでした。芝浦の食肉市場が近いせいか焼肉店の競争が激しい五反田界隈にあって、あえて「一人焼肉専門」という独自性を打ち出してきているのは面白い。
しかし一人ちゃんこ一人すき焼きまでこなしてきた私にとって、一人焼肉なんて今さら怖くも何ともありません(ぉ

ひとり焼肉ニッチ!

店内は全席カウンターのみ、それぞれに専用の七輪と煙突が備えられています。確かに、この態勢ならば目の前の焼肉だけに集中できる。

が、私が入店したところ、私以外にお客さんはおらず、事実上の貸し切り状態。まさに完全なる「一人焼肉」をすることになろうとは、店に来るまで思ってもいませんでした(;´Д`)。

ひとり焼肉ニッチ!

注文は食券制。肉は基本的に盛り合わせメニューとして用意されています。焼肉ってついつい追加注文して高くなっちゃうことが少なくないけど、食券制であらかじめ支払ってあればそれ以上になることはないから、確かに安心かも。お店としてもそうやって回転率を上げたいという意図もあるんでしょうが。

ひとり焼肉ニッチ!

メニューはちょっと迷ったけど「牛ブタとり盛合せ」にしてみました。焼肉で牛以外を食べるのは邪道だとは思っているけれど、そもそもメニューが少ない中でこの店の味を知るなら、盛り合わせのほうが良いかと思い。
牛・豚・鶏が各二種ずつ×塩・タレで合計 12 枚入っています。これにハイボールとキムチを注文しました。キャベツはサービスとのこと。

ひとり焼肉ニッチ!

まずは塩から焼いていきます。

一人焼肉って、相手に気を遣ったり逆に肉を多く取られないよう警戒しながら食べなくてもいい反面、とにかく焼いて食べての自転車操業がなんだか忙しいんですよね。今回も、そんなせわしなさを感じながら、どんどん焼いて食べていきます。

ひとり焼肉ニッチ!

ここの牛肉は「経産牛」、つまりお産を終えた雌牛を使っているそうです。一般的に経産牛は味が落ちると言われますが、私も年齢的にサシさえ入っていればうまいという歳でもなくなってきたので、程良い赤身感がなかなか美味しい。肉の柔らかさは丁寧にスジ切り処理をした結果かなという印象ですが、経産牛のイメージとは違って、これはアリ。
ただ、豚と鶏はまあ普通かな...これは牛ヒレ盛り合わせのほうが良かったか。

ひとり焼肉ニッチ!

塩を食べきったところで、続いてタレを網に載せていきます。
炭火って火の勢いにムラが出やすいから、ちょうど良い焼け具合のところを探すのがなかなか難しい。

ひとり焼肉ニッチ!

牛ヒレがタレにしっかり漬け込まれていて、味がよくしみていて美味しい。この店は牛ヒレのタレが正解だったか。
素材の良し悪しもあるけど、こうやって手をかけることで肉っておいしくなるんだなあ。

ひとり焼肉ニッチ!

お会計を済ませた後、退店時に口直しのコーヒーがついてきました。ガムじゃなくてコーヒーというのは珍しい。

それにしても、結局最後まで他のお客さんが入ってこなかった。
一人焼肉には全然抵抗がないつもりだったけど、それも他のお客さんがいて活気のある店内なら楽しいのであって、静かな店内で完全に一人、というのはいくらなんでも寂しいなあ。

あの牛ヒレはアリだと思ったけど、次に私が行く機会があるまでに、この店は残っているんだろうか...。

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投稿者 B : 21:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/01/28 (Sat.)

六本木 ぶどう酒食堂さくら

ちょっと遅めの新年会に、以前から行ってみたかったお店へ行ってきました。

ぶどう酒食堂さくら

ぶどう酒食堂さくら

六本木通りから一本裏に入ったところにある、ワインメインのダイニングバー。かねがね行ってみたいと思っていたので、この機会に利用してみました。
上記はここが入口だと思って写真を撮っていたらどうやら裏口だったらしく(ぉ)正しい入口はこの左手奥にあります。パン屋に併設されているレストラン風で、ちょっと分かりづらい(;´Д`)ヾ。

ぶどう酒食堂さくら

「ぶどう酒食堂」を名乗るだけあって、ワインリストが本当に豊富。味の傾向も具体的に示されているので、詳しくなくても安心して頼むことができます。もちろんスタッフのおすすめに従っても間違いありません。

ぶどう酒食堂さくら

まだギリギリ新年だから、乾杯はスパークリングワインで。ロゼだと特別感が出ますね。目の前で順々に注がれると、気分が高まってきます。

ぶどう酒食堂さくら

料理は何にしようかな...と迷っていたら、「今日のオススメのお魚はいかがですか」と、見るからにうまそうな鮮魚たちがやってきました。この日のオススメは、手前からアジ、ヒメジ、メジナ、アカハタ。どれも艶が良くて本当に美味しそう...くっください(

とりあえず鮮魚はキープしつつ、他のものも頼んでいきます。

ぶどう酒食堂さくら

まずはおつまみ的にこのお店の名物でもあるピンチョスを盛り合わせで。ワインの進む味つけな上に、見た目にも楽しい。

ぶどう酒食堂さくら

そういえばフォークやナイフがないけど...?と思ったら、各テーブルの引き出しにズラリと並べられていました。これだけあればいくらでも食べられます(違

ぶどう酒食堂さくら

おつまみ系は引き続いてイカのフリットと、

ぶどう酒食堂さくら

朝採れ三浦野菜のグリーンサラダ。三浦野菜...三浦半島ってそんなに野菜が有名なんですね。確かにこの蕪や大根をふんだんに使ったシャキシャキのサラダ、おいしい。

ぶどう酒食堂さくら

そしてピザ。超スタンダードなマルゲリータだけど、この白いモッツァレラチーズがもちもちしていて、すごいおいしい。味のバランスも絶妙で、これは気に入った。

ぶどう酒食堂さくら

こんなの出されたらスパークリングワインなんてあっという間になくなってしまうわけで、白ワインへと進まざるを得ないわけです。
魚介や野菜に期待が持てそうなので、ここはミュスカデで。

ぶどう酒食堂さくら

そこへどーん!とやってきたのが、さっき調理をお願いしていた鮮魚。アカハタをエビ、ホタテ、オリーブと一緒にアクアパッツァにしてもらいました!
アクアパッツァってシンプルなんだけど、魚介のうまみが濃縮される感じで、うまいよなぁ~。これは幸せ。

ぶどう酒食堂さくら

からの、焼き牡蠣。本当は生がいいけど今季は感染症が流行っているから、焼きでガマン。
それでもおいしくてワインがスルスル入っていきます。最終的に何杯飲んだか忘れてしまいました(笑

ぶどう酒食堂さくら

パスタは生パスタと乾パスタそれぞれにメニューが用意されているというこだわり。というかこの店、ワインリストだけでなくフードメニューもむちゃくちゃ豊富で、10 回来ても全部食べ尽くせないんじゃないかというくらい。
この生パスタは乾パスタにはないもちもちした食感が楽しい。生パスタって通常家では食べないので、生パスタを出してくれるお店があると嬉しくなりますね。

ぶどう酒食堂さくら

パルミジャーノ・レッジャーノのリゾット。大のチーズ好きとしては、これにさらにパルミジャーノをどさっとかけていただきます。
チーズの濃厚な香りとコクと塩気がたまらない。これもおいしいです。

ぶどう酒食堂さくら

そういえばここまでほぼ肉を食べていなかったのを思い出し、ローストビーフを追加。温泉卵が添えられているのがさらに幸せ。

ぶどう酒食堂さくら

そーなると赤ワインが欲しくなってしまうわけです。

ぶどう酒食堂さくら

さらにピザおかわり。この店のピザはモッツァレラチーズが本当に絶妙なんだなあ。
でもさっきのと違って牛肉とオリーブが加わることで、さらに濃厚なお味に。これもうまいなー。

ぶどう酒食堂さくら

デザートはグルマン。「食いしん坊」という名のチョコレートケーキとアイスクリーム、私にピッタリじゃないですか(ぉ
こちらは同じフロアにあるケーキ店「ココアンジュ」から仕入れているようで、どおりで並のダイニングバーとは違う本格的スイーツ。

いやあ、期待通り、最初から最後までおいしかったし、楽しかった。
これだけ飲み食いしたにもかかわらず、お会計が思ったほど高くなかったのも嬉しいところ。

ここは自分のレパートリーの一つに加えたいお店ですね。ワイン好きの友人を連れてまた来ようと思います。

ごちそうさまでした。
お付き合いくださった皆様、ありがとうございました。

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投稿者 B : 22:44 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/01/14 (Sat.)

東京都中野のレバにら炒め

「おお、空腹を幸福に変える中華景色だ」

蔡菜食堂

久しぶりの『孤独のグルメ』聖地巡礼。年始に放送された「お正月スペシャル」に登場した、中野の中華の聖地にさっそく行ってきました。
JR 中野駅から割とすぐ、マルイの真裏にあるこぢんまりとした中華料理店。真っ赤な壁面に「蔡」だけフォントが異なる店名が良い味を出しているじゃないか。

上海家庭料理。
看板を見た瞬間、俺の中華魂に火がついた。

蔡菜食堂

蔡菜食堂

上海料理って、何があるんだっけ。

クリアフォルダに入ったレギュラーメニューの他に、ホワイトボードは日替わりメニュー系。
私はこのホワイトボード前の席(ゴロー席の左隣)でしたが、劇中のような女性客は少なく、残念ながら女性から熱い視線で見つめられることはありませんでした(ぉ

しかし、エビ、アワビ、ニンニク...魅力食材のオンパレード。いきなりグッとこさせるじゃないか。
腹の虫たちも狂喜乱舞している。

劇中で宮崎美子さんが演じていた店員さんは、中国出身の気さくで優しげなおかあさん。
「青菜の水餃子と...」と注文しかけたところで我々が巡礼客だとすぐに解ったらしく、「ああ、それとこれとあれね」的な話の早さ(笑

蔡菜食堂

乾杯は久住さんに倣ってスパークリングワイン。ちょっとした新年会を兼ねた集まりだもの、こういう特別感があったっていいじゃないか。
泡で気分が高まったところで、よ~し、あとは食うだけだ。

蔡菜食堂

で、いきなりスペアリブの黒酢ソース炒め。
他にもいろいろ頼んだけど、調理や盛り付けの都合でいきなりメインっぽいものが最初に登場(笑

五郎's セレクションではないけれど、これ食べたかったんだよなあ~。
この黒スペアリブ、ちょっと甘口の濃い味で、期待を裏切らない。肉にみっちりとこのソースが染み込んでいる。

メニューの星空からこれを選んだ俺、ナイス。

蔡菜食堂

順番が前後した感じでおつまみセットの登場。
メニューにも書かれていた前菜系から、アンチョビカレーポテトサラダ、揚げピーナッツ、新緑ザーサイ、お麩と木耳(きくらげ)の醤油煮、地鶏の老酒蒸し、菜の花のおひたしの六点。ザーサイはイメージと違う緑色っていうのが見た目通り新鮮だし、麩を木耳とこんな風に煮込んだのって食べたことがないし、ポテサラにアンチョビとカレーという組み合わせもそれは中華なのか?と思わなくもないけど、どれもお酒が進む進む。

これが上海家庭料理なのか。
酢豚エビチリとは、別世界交響曲。

蔡菜食堂

こんなおつまみセットを出されたら、そりゃあ紹興酒を頼まないと失礼というものでしょう。
甕から瓶に移し替えて出された感じの紹興酒が、なんだか気取らない感じでうまい。

蔡菜食堂

そこへ青菜の水餃子。
基本は三個セットだけど、一人二個×人数分にして最初から取り分けて出してくださいました。

青菜の餃子なんて初めて聞いた。
また新しい餃子の扉が開かれた。

蔡菜食堂

柔らかい皮の中から、ムギュッと凝縮された挽肉と青菜がこんばんは。
ニラとは全然違う、さわやかだ。青菜が餃子に合うとは大発見だ。

スープがこれまた優しい味で、まるでこの店の雰囲気をそのまま溶かし込んだかのようだ。

蔡菜食堂

こちらは白切鶏(バイツェーチ)。中華料理の定番のひとつと言えばやっぱり蒸し鶏。
ゴローちゃんは小を頼んでましたが、こちらは人数もいるので大で。
まさに「パクチーの森」と称したくなる大盛りは、パクチー好きにはたまらんぞこれは。

おぉ~、蒸したてだ。これはうまい鶏だ。
一口に蒸し鶏といってもいろんな味つけがあれど、この白切鶏はパクチーとニンニク醤油と鶏が渾然一体となって、強烈なパンチを放ってくる。

これはクセになりそうだ。いいぞいいぞ。

蔡菜食堂

おかあさんのオススメに従って青菜炒めもいただいてみました。気をつけないとタンパク質祭りを開いてしまうところだった(笑
シンプルな炒め物なのに、ニンニクが効いていてこれまたうまい。さっきの優しい水餃子とはまた違った青菜の一面を見た。
これもお酒の進む一皿だなあ。

蔡菜食堂

こんな青菜炒めを出されたら、紹興酒もあっという間になくなるというものでしょう。
というわけで、紹興酒おかわり(笑

蔡菜食堂

五郎's セレクションから、トマト卵炒め。これぞ中国家庭料理の真髄とも言えるザ・シンプル。

ほ~ら、うまい。甘くてうまい。
トマトと卵だけで勝負してる潔さがいい。
これは俺、大好きかもしれない。

蔡菜食堂

そして「ふらっと QUSUMI」に登場したあわびシイタケ炒め。
ぷりっぷりのアワビをふんだんに使った贅沢メニュー。これはシイタケが苦手な私でもうまい。
思わず表情がほころびます。

蔡菜食堂

青島ビールだって欲しくなるというものです。
やっぱりこういう中華なら、日本のビールよりも中華ビールだよなあ。

蔡菜食堂

気になったメニューから一つ、海老と豆腐のうま煮。
こういうシンプル極まりない料理って逆に難しいものだけど、これは豆腐に海老と中華のうまみがうまい具合に乗っていて、おいしい。

うん、上海家庭料理、なかなかに楽しい。

蔡菜食堂

ここで真打ち、レバにら炒めがついにおいでなすった。

レバー、でかし。照りもよし。
食欲がギンギンにかき立てられているなう。

見た目は普通のレバニラだけど、このレバーが、レバーが!
表面は普通に焼けているのに、噛みつくと薄皮がぷちっと弾けて中からとろけるようなレバーが。
こんな食感のレバニラ、生まれて初めて食べたかも。

このレバー、すごい。すごすぎる。
これをレバニラというなら、俺が今までの人生で食ってきたレバニラをなんと呼べばいいんだ。

蔡菜食堂

これは酒を煽るレバニラだ。
思わず、赤ワインをボトルで入れちゃったじゃないか。
中華を食べに来てここまでガンガン飲むこともそうそうない。それくらいテンションの上がる中華。

蔡菜食堂

ワインをもらったらさらに食欲がノッてきたぞ。
というわけで、ここでまさかのレバにら炒めおかわり(ぉ
やっぱり、二皿目も同じくうまい。

なるほど、このレバニラ、タレがやばいんだ。
このタレ、レバー、ニラ、三位一体の破壊力。
俺は今、心の底で待ち焦がれていた人と、運命の出会いを果たしている。

蔡菜食堂

〆は久住さんも食べていた、ナンプラーとアンチョビの焼そば。中華にアンチョビを使うという発想が意外だけど、上海料理なら魚のうまみが活きないわけがない。
日本のソース焼そばとは似て非なる、深みのある味。これもまた、おいしいです。

蔡菜食堂

デザートはまず、杏仁豆腐。

見た目はまあ普通だけど、味のほうは...これまた、いたって普通(笑

蔡菜食堂

さらにごま団子。
とはいっても我々が「ごま団子」と言われて想像するのとは全然違う。
見た目は、単なる白玉。

もちもちっとした白玉の中に、ほんのり甘いごま餡が入ってる。なんだか、かわいいデザート。
味のほうは、これまたこの店らしい、やさしくてかわいらしいお味。

上海風ごま餡団子、おおいに気に入りました。

蔡菜食堂

ああ、食欲のクールダウン。お茶はあったかいけど。
満足度の高いお店だったなあ...そのせいで、いつもの聖地巡礼以上に食べ過ぎたし、飲み過ぎた(;´Д`)ヾ。
でも、おいしかったからいいか。

ありふれた家庭料理の中にこそ、本当にうまいものが隠れている。
それはきっと、世界中どこでも同じなんだろう。
そのことを、町の小さな中華屋さんが教えてくれた。

町中華の鑑のような店だったなあ。
ここはいずれまた来たい。次回は、ニンニク芽と豚肉炒めなんて美味しそう。オーソドックスに焼き餃子と炒飯なんかもいいな。

本当にごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2016/12/29 (Thu.)

イタリアンバル UOKIN

2016 年最後の忘年会でこのお店に行ってきました。

イタリアンバル UOKIN 新橋店

イタリアンバル UOKIN

その名の通り海鮮系中心の居酒屋「魚金」グループ。ちゃんと美味しいのにリーズナブルだからとても好きなんですが、それ故に予約が取りづらい。そんなわけで久々の魚金チェーン店、今回は魚金の中でもちょっと珍しいイタリアンバル業態のお店です。
新橋の飲み屋街にありながら周囲とは少し雰囲気が違う店構えですが、よく見るとおなじみの「魚金」ロゴが出迎えてくれます。

イタリアンバル UOKIN

飲み放題コースで予約していたところ、着席するや否や飲み物よりも先に料理が運ばれて来始めました(汗。
このイタリアンカラーを彷彿とさせる鮮やかな料理は「具沢山ミックスサラダ」。ガラス製のボウルが夏感ありますが(ぉ)、見た目にも楽しい一皿です。

イタリアンバル UOKIN

名物カルパッチョ盛り合わせ。鯛、サーモン、鰯、ハマチなど私の好きなネタのオンパレード。これは嬉しい。
普通の和食系「魚金」なら刺盛りで出てくるところでしょうが、たまにはこういうのもイイですね。

イタリアンバル UOKIN

そしてアフェタートミスト(生ハムとサラミの盛り合わせ)。
イタリアンおつまみの定番中の定番ですが、ちゃんとオリーブオイルと黒胡椒をかけて出してくれるのがいい。

ところで飲み物はまだですか(ぉ

イタリアンバル UOKIN

ここでようやく飲み物が届きました。飲み放題メニューにスパークリングワインがあると、まずは生ビールじゃなくてこっちを飲みたくなるというもの。
折しも今日は忘年会を兼ねた某氏のお祝い会でもあり、おめでたい門出に乾杯!

イタリアンバル UOKIN

それから今が旬の生牡蠣。例年以上にノロが流行っている今はちょっと身構えてしまいますが、魚金なら大丈夫でしょう(大丈夫でした!)。
牡蠣は焼き牡蠣やフライもいいけど、やっぱり生が一番ですよね~。

イタリアンバル UOKIN

からの、本日のフリット盛り合わせ。ワカサギとイカのフリットでした。
ちょっと濃いめに味付けられていて、これはお酒が進むなあ。

それにしても、料理がどんどん運ばれてくるのでこちらもどんどん片付けていかないとテーブルに乗らなくなってきました(汗

イタリアンバル UOKIN

とはいえ、料理が進むとお酒も進む。
ワインはシャルドネに移行してみました。今日のメニューは全体的に白ワインな気分。

イタリアンバル UOKIN

そこにパスタがやって来ました。こちらは九条ねぎと柚子のペペロンチーノ。
ねぎと柚子の香りが爽やかで、スルスル食べられてしまうサッパリ系ビアンコスパゲティ。

イタリアンバル UOKIN

加えて、牛スネ肉のトマト煮込みリガトーニ。今回唯一のガッツリ系肉。
ごろごろっと入ったスネ肉がとても柔らかく、トマト味と食べでのあるリガトーニとの相性抜群。これとても気に入った。

イタリアンバル UOKIN

そしてこれが本日のメインディッシュ。豪快オマール海老と白身魚のアクアパッツァ。
オマール海老がズガンと頭・爪つきで出てきて、具の盛りが良すぎて白身魚が見えていませんが、海老や貝の下層にほろほろになった鯛が隠れています(笑

こういう豪快かつ豪華な料理がお目見えすると、いよいよ年の瀬のパーティー感が出てきますね。

イタリアンバル UOKIN

そりゃあワインもおかわりしてしまうというものです。
(これ何杯目かよく憶えていない)

イタリアンバル UOKIN

〆のリゾットは、アクアパッツァのスープをそのまま使ってリゾットに仕上げてもらえました。
アクアパッツァの具を全部食べてしまった場合はプレーンなリゾットが出てくるだけですが、少し残しておくとこうやって具付きの豪華な盛り付けで出してもらえます。

魚介のうまみを全部吸ったリゾット、うっまーい!

イタリアンバル UOKIN

最後はバニラアイスでお口直し。ついでにまたスパークリングワインをおかわりしてしまいました(ぉ。

久しぶりの魚金、大満足でした。店員さんもフレンドリーな感じで楽しいし、イタリアンバル、イイじゃないですか。
これは他業態も行ってみたくなりますね。ビストロなんかも気になります。でも久しぶりに本流の魚金にも行きたいなあ...今から新年会の予約はさすがに取れないか(笑。

ごちそうさまでした。
今年も一年、お世話になりました。

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投稿者 B : 22:48 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/12/10 (Sat.)

西麻布 一歩 再訪

おいしい鶏をいただきに、久々に西麻布の一歩へ行ってきました。

一歩

一歩

六本木の繁華街からちょっと歩くと、西麻布の少し落ち着いた界隈にたどり着きます。どの駅からもちょっと遠いけど、だからこそ喧噪に煩わされることなく、静かに語らえる場所。そういうのもあってこのお店も気に入っているのですが、今回は久しぶりに訪れました。

一歩

とりあえずビール。お通しは鶏肉のチャーシュー的な煮込みで、柔らかくて味がよく浸みており、単品メニューとしても成立しそうなうまさ。
一杯目のビールがスルスルとなくなっていきます。

一歩

軽くおつまみ的にクリームチーズの味噌漬け。こういうチーズ系・珍味系おつまみに目がない私としてはどストライクな一品。
クリームチーズと味噌って、なぜだか妙に合うんだよなあ。発酵食品のハーモニー。

一歩

白レバーのムース。くさみがなくて、滑らかな舌触り。
焼鳥と軍鶏鍋がメインの店なのに、ここまでは和洋折衷的なアンティパストが続きます。

一歩

これは何だったか忘れたけど(ぉ、サラダ的な何か。美味しかったのだけは憶えてます(笑

一歩

で、そろそろここからが本番。飲み物は中々(焼酎)のロックに切り替えて、本格的な鶏肉攻勢に備えます。

一歩

焼鳥は、ささみのさび焼とねぎまから。
このお店が使っている軍鶏はジューシーなんだけど脂っこくなく、「ちょうどいい」感じ。ねぎまのネギも細身のを軽く焦げるくらいに炙ってあってちょうどいい。ネギのみずみずしさが残りすぎてるとベチャッとしちゃってイマイチなんですよね。

一歩

ヒザ軟骨もおいしい。
ここの焼鳥は基本的に一本 220 円。西麻布の真ん中でこのクオリティの焼鳥がこの値段、というのはとてもリーズナブルだと思います。

一歩

それから旬のギンナン。
焼鳥屋にあるとつい頼んじゃいますよね。

一歩

ポテトサラダがまた丁寧に作られていて、ふわふわの食感でおいしい。
これおかわりもらってもいいですか(ぉ

一歩

もも肉の唐揚げ!これは以前来たときに気に入ってしまい、絶対また食べようと思っていたやつ。
しかもここしばらく美味しい唐揚げが食べたいと思っていたにも関わらず、ランチで入った定食屋のおいしい唐揚げがそういうときに限って売り切れだったりして、ものすごく唐揚げに飢えてたんですよね(笑

ジューシーな鶏肉にちょっと濃いめの味つけで、カラッと揚げたてをいただく。ここの唐揚げに並ぶレベルの店はそう多くないんじゃないでしょうか。
焼鳥屋でありながら、メインの焼鳥よりもうまいと思えてしまう唐揚げ。鶏唐好きとしては、この上ない幸せ。

一歩

想像したのとは違う見た目で登場した、自家製コロッケ。
コロッケ自体ももちろん美味しいんですが、ホワイトソースを絡めて食べるとクリーミーさが増してさらに美味しい。

一歩

最後の〆は「なめらかプリン」。一日六食限定なので、予約するときにコースではなくまずこのプリンを予約しました(笑
卵そのものの味を活かした濃厚なプリンで、甘い物好きでなくてもこれは幸せに浸れます。下手な専門店を凌駕するレベルで、お世辞抜きでこれを食べるためにこの店に来てもいい、と思えます。

今回も、どの品もとても美味しかった。
料理にハズレがなくて、しかも落ち着ける場所で、改めてこの店は自分の中でも「とっておきの店」の一つだなあ、と思いました。
今度は誰を連れてこようかな。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:33 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/12/04 (Sun.)

シャンウェイを受け継ぐ味 四谷三丁目「遊猿」

「食材が踊る。弾ける。中国鉄板食欲雑技団だ」

遊猿

ドラマ『孤独のグルメ Season4』に登場した鉄板中華の名店、シャンウェイ。私がこれまでにほとんどの聖地を巡礼してきた中でも、トップ 5 に入る店だと思っていますが、それだけに予約がなかなか取れない。今までに何度か行こうとして予約できず、最近でもまだ混んでいるという超人気店になってしまいました。
が、最近そのシャンウェイで修行したシェフが四谷三丁目に中華料理店をオープンしたという噂を聞きつけました。シャンウェイのファンとしては、これはもう行くしかないじゃないですか。さっそく有志を募って行ってきました。

お店は四谷三丁目から徒歩数分、他にも渋い店やうまそうな店が建ち並ぶ車力門通りの奥にありました。とても雰囲気のある通りで、改めてカメラを持って歩きに来たい道。

遊猿

でもその店構え以上にインパクトがあるのが、隣の「坊主バー」の看板。なんだこれ(;´Д`)ヾ。
しかもその上の階には「牧師バー」...やばい、中華よりもこっちのビルのほうが気になってきた(ぉ。

しかし気を取り直して、お店の扉を開きます。

遊猿

遊猿

高級中華料理店っぽい外観からは想像できない、カントリー調の内装。程良くオシャレなんだけど暖かみがあって、とても落ち着く空間です。
カウンター越しにはシャンウェイ同様に大きな鉄板があり、その上でさまざまな食材が料理に仕立てられていきます。この店はもしかしたらテーブルよりもカウンターが特等席なのかも。

こういう店舗、好き。

遊猿

何はなくともまずは生ビールで乾杯。ヱビス生なのが嬉しいじゃないですか。

遊猿

メニューは黒板に。シャンウェイと同じメニューもあれば、こちらのお店のオリジナルと思われるメニューもあります。さらに店員さんと話をしてみると、この中に書かれていないものでも作ることができるとのこと。そういえばシャンウェイも黒チャーハンは裏メニューだったし、そういう伝統は受け継いでいるようです。
しかしどれもうまそうで迷うよなあ...と決めあぐねていたら、店員さんから「前菜、人数分の盛り合わせにしてきましょうか?」との嬉しい提案。それそれ!それください。

遊猿

といってまず出てきたのは「ウニゆば」。湯葉といっても実際は寄せ豆腐のような柔らかい豆腐で、このクリーミーさがウニとの相性抜群。隠し味の山椒も効いていて、これは最初からいきなりやばいやつ来ちゃった。すごくおいしいです、これ。

遊猿

そして前菜の盛り合わせ、上から時計回りに豚耳とレッドキャベツの香菜和え、スミイカ葱生姜和え、豚かタロースとカシューナッツの黒酢和え、ツブ貝の紹興酒煮、中央が白子の何か(忘れた)。
いろんな料理を少しずつ楽しむという中華の醍醐味。しかもどの皿も手を抜いておらず、ついおかわりが欲しくなります。

遊猿

食事に引っ張られるようにビールがあっさり空いてしまったので、飲み物はハイボールに移行します。

遊猿

これまたどれにするか迷った点心は、オーソドックスに鉄板大餃子を選択。餃子というより肉包子と呼びたくなるサイズの餃子はもっちもちでうまい。葱や胡麻をふんだんに使って作られていると思われるタレ?餡?がたっぷりと上にかかっていて、餃子の味を引き立てます。

遊猿

こんな餃子を出されたら、紹興酒のボトルを入れずにはいられなくなるじゃないですか。
紹興酒って普段あんまり飲まないんだけど、うまい中華を食べると欲しくなっちゃうんですよね...。

遊猿

カキの四川煮込み。
見るからに辛そうだけど、唐辛子だけでなく甜麺醤や山椒を駆使した複雑な味がカキによく浸みこんでいて、これもまたうんまい。こういう味、どストライク。

遊猿

シャンウェイでも名物料理だった、やわらか蒸し鶏(半羽)。誇張なく、本当に骨まで食べられる柔らかい蒸し鶏に、葱醤油が浸みる。中華といえば蒸し鶏は外せない定番料理だけど、ここまで柔らかいのはシャンウェイとこの店以外では食べたことがありません。

やっぱりうまいなあ。ああ、半羽とか日和らずに一羽いっておけばよかったか。

遊猿

ワカサギの香り炒め。
軽く揚げたワカサギに香草が絡んでおいしい。これまたお酒が進みます。

遊猿

からの本命、毛沢東スペアリブ!
メニューには書かれていませんでしたが、店員さんの「毛沢東スペアリブ、できますよ」との一声で注文させていただきました。どうやらシャンウェイに行ったことのある客と見抜かれていたようで(笑

ジューシーなスペアリブに、たっぷり振りかけられたこの謎のスパイスが超辛くてウマイ。このフレーク、何でできてるんでしょうね?揚げニンニクと唐辛子と葱、までは判るけど、全体としてはよく解らないうまさが渾然一体となって押し寄せてくる。ヒィヒィ言いながらも箸が止まらないこの感じ、クセになりそうです。

遊猿

これはちょっと口を冷やしながらじゃないと食べられず、改めてハイボールに戻ってきてしまいました。でも、うまかった。
食後に「余ったフレーク、お持ち帰りになりますか?」という申し出をいただいたので、お言葉に甘えて持ち帰らせていただきました。中華っぽい料理にかけてもいいし、ご飯に振りかけるのもアリ。ただ、いろんなスパイスで口が慣らされた店内で食べるのよりも、自宅で食べるとさらに辛さを強烈に感じるので、どうやって食べるかは工夫が必要かも(笑。

そういえばシャンウェイの料理はどれも大胆にガツッと盛られて出てきましたが、このお店は味は受け継ぎながらも、全体的に上品な盛り付け。ちょっと落ち着いた感じで会食したい用途にも使えそうです。

期待に違わずおいしかった。ここはまた来たいなあ。一緒に行きたい人、募集します(ぉ

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/11/16 (Wed.)

大衆ビストロ 煮ジル

以前から気になっていたお店にようやく行くことができました。

大衆ビストロ 煮ジル

大衆ビストロ 煮ジル

五反田の雑居ビル「グレイス五反田」。ここに入ってる飲食店の当たり率が高いことはこの blog でも何度か書いていますが、その中でも特に気になっていたお店がこちら。何故か今までなかなか縁がなかったのですが、某馬の人が出張で近くに泊まるということで、これ幸いとばかりにお誘いして訪店。
ちなみにここ、元々は目黒にある「大衆ビストロ ジル」の姉妹店のようです。東急沿線エリアに数店あるので、他のお店にも行ってみたいところ。

大衆ビストロ 煮ジル

お品書き。お酒のつまみ的に大変ソソられるメニューのオンパレード。ちなみにこのリストはアンティパスト系が中心で、メインの肉料理はまた別のリストが存在します。
私の好きな単語がズラリと並んでいて、これは悩むなぁ~。

大衆ビストロ 煮ジル

とにかく一杯飲んで気を落ち着かせよう。メニュー的にはビールよりもワインが飲みたい気分だったので、まずはグラスワインの白から。
これは「ブレッド&バター」という銘柄で、初めて聞いたけどワインらしからぬ名前(笑。でもその名の通り、まるでバターのようにコクのある白ワインで、これはつまみと一緒に飲むとどんどん進んでしまう危険なタイプだわ。

大衆ビストロ 煮ジル

で、最初のつまみはメニューの「自家製ベーコンに燻製ポテト"いぶりがっこ"のトリプルパンチ」に目が釘付けになってしまった、スモーキーポテトサラダ。
だってポテトといぶりがっこの組み合わせ、って二年前の何かを思い出さずにはいられないじゃないですか(ぉ

しかしこれ、ポテサラなのに燻製の香りが効いてて、クリームpいぶりがっこマスカルポーネとはまた違った感じでおいしい。パンとバターをモチーフにした白ワインとの相性も抜群です。

大衆ビストロ 煮ジル

からの「カイノミのタタキ」。最近あちこちのお店で食べて個人的赤丸急上昇中の部位、カイノミ。これをタタキにして、やや酸味の効いた濃い味のソースに絡めてあって、これまたうまい。ワインがどんどん消費されていきます。

大衆ビストロ 煮ジル

そして、鴨とフォアグラの田舎風パテ。パテ好きとしてはこういう店でメニューに載っていると必ず頼んじゃいます。
味付けはシンプルに岩塩もいいけど、マスタードソースもなかなか。

大衆ビストロ 煮ジル

あっという間に白ワインがなくなってしまったので、赤ワインに突入。
この店のワインは基本的に目黒店のシニアソムリエが選んでいるとのこと。いちいち私のツボを突いてきます(ぉ

ガッツリ肉を食べるなら、重めのフルボディ。かつ、私はスペインワインが好きなので、スペインの「メルセデス カベルネソーヴィニヨン」を選んでみました。メルセデスなのにドイツワインじゃないのかよと突っ込みたくなりますが(本来「Mercedes」はスペイン系の女性名らしい)、肉に負けない存在感ある重みがいいですね。

大衆ビストロ 煮ジル

この赤ワインで迎え撃つのは、とろとろ豚バラのシェリービネガー煮込み。その名の通りスプーンでほどけそうなほど柔らかくて、シェリービネガーの軽い酸味あるコクが絡まってとても美味。じっくり煮込んだ肉ってなんでこんなにうまいんだ。

大衆ビストロ 煮ジル

および、「牛サガリのコンフィ わさび風味のクレソン添え」。
いかにも肉って肉、でわさび風味のクレソンを巻いて食べる。「コンフィ」って一見タタキ系っぽいけど煮込み料理の一種で、先ほどの豚バラ煮込みと合わせて「煮ジル」の名に恥じないうまさ。思ってたとおり、この店「当たり」だ。

大衆ビストロ 煮ジル

豚・牛ときたら今度は鶏にもいっとかないといけないでしょうということで、「五反田チキンウィング スパイシーディップ」。どのへんがどう五反田なのかはちょっと判らないけれど(ぉ、油断すると火傷しそうなほどアッツアツの手羽先。いかにもバル、という感じの正しいつまみのあり方。

大衆ビストロ 煮ジル

ウズラとモッツァレラチーズの春巻き。
サクッとした衣の中からトロッとしたモッツァレラがこんにちは、こういうつまみもたまりません。こんなちょびっとじゃなくてもっと気前よく出してよ!と言いたくなるほど、あっという間に全部なくなりました(笑

大衆ビストロ 煮ジル

〆の炭水化物は、牛スジ入りガーリックライスにも強烈に心引かれたけどそこはウィークデーだったのでちょっと自制して(笑)「播磨灘産牡蠣と野沢菜、まいたけのビストロ飯 ラヴィゴットソース」。そろそろ旬の牡蠣と炊き込みご飯の定番マイタケ、そこに野沢菜が加わることで味にリズム感が出る。それぞれのうまみが相乗効果を発揮して、これは想像以上にうまい。ずっと肉で攻めてきたけど、最後に海鮮を選んで正解だった。

大衆ビストロ 煮ジル

デザートは「大人のプリン」。どのへんが大人なのかと思ったら、ブランデーの香りを効かせた濃厚なお味で、これは確かにお子様には分からないわ。

全体的にワインに合うチョイスと味付けで、おいしくお酒を飲むのに最適なお店でした。値段もお手頃で遠慮なく飲み食いできるのも嬉しい。カウンター席なんかもあるし、これは仕事帰りに一人飲みに使いたくなりますね。
ここはリピート確定です。他にも気になるメニューはたくさんあるし、近いうちにまた来ようと思います。

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投稿者 B : 22:46 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/10/30 (Sun.)

宮城県仙台市の牛たん定食

「いい仕事をするためにも、牛のパワーを注入しておきたい」

仙台

一年半ぶりにやって来ました仙台。ええ、もちろん来訪の目的は 8 月に放送されたドラマ『孤独のグルメ 真夏の東北・宮城出張編』の聖地巡礼のため。
長く暑かった今年の夏もようやく過ぎ、仙台はそろそろ薄手のコートを羽織りたくなる気候ですが、うまいもの食って熱くなるには、むしろそれくらいがちょうど良い。

さあ、仙台に来たからには、牛たんに挨拶しとかなきゃな。

牛たん萃萃(すいすい)

萃萃

この回で最初にゴローちゃんが訪れたのが、牛たんの名店「萃萃」。仙台には牛たんの有名店が数多く、複数店展開しているお店も少なくありませんが、この店は仙台の中心部からもちょっと遠く、老夫婦が二人で営んでいる、本当に知る人ぞ知る存在だったようです。

放送から少し時間が経ったこともあり、今回は予約を取っていなかったのですが、念のため当日に「今日の七時半頃行きたいんですけど、席の予約ってできますか?」と電話をかけてみたところ、女将さんから「分からないけど、たぶん七時くらいには終わっちゃうんじゃないかしらね」と言われ、五時半頃に慌ててタクシーに飛び乗りました(;´Д`)。

萃萃

着いてみると、店先にはホワイトボードに「本日 17:30~19:00」の文字が。食べログには「11:30~21:30」とランチから通しで営業しているように書かれていましたが、実際は材料が切れたら閉店してしまうようで、多くの場合 19:30 くらいには営業終了しているようです。この日も、常連さんを中心に予約のお客さんの分でほぼ材料が終わってしまい、我々が実質的に最後の客だったもよう。念のため電話してみて本当に良かった(汗

ちなみに、ランチは常に行列、土曜日のランチになると朝から並んでいるお客さんもいるようで、むしろ夕方早めの時間に予約を入れるほうが確実とのこと。

萃萃

店内には「しばらくの間牛たんセットのみの提供となります」との貼り紙が。劇中では「牛たんハンバーグは作るの面倒だから今やってない」という描写がありましたが、面倒云々以前に今はドラマの影響で客足が途絶えず、それ以外に手をかけている余裕がないそうです。
そして、

萃萃

無情にも「テール焼スペシャル 完売」の文字が...。牛たんよりもむしろテール焼のほうを楽しみにしていたのに(泣

女将さんによると、テール焼用のテール肉はスープに入れるものよりも全然大きいため、週に 30~50 程度しか用意できないとのこと。しかも、大半が常連さんの予約等で埋まってしまうため、現在ではほぼ幻のメニューになっているそうです。これは何週間か前から予約しておかないとありつけそうにないなあ。本当に残念だけど、今回は諦めるしかない。

がーんだな...出鼻をくじかれた。

萃萃

気を取り直して、生ビールとキムチで牛たんの焼き上がりを待ちます。
牛たんは一人前ずつ焼いているようで、複数人で行くと順番に出てきます。ちょっと待つけど、焼きたてを食べるのが一番うまいから、ここはガマン。

萃萃

来ましたよ、牛たんセット 1.5 人前。テール焼がないから牛たん多めで。

冷奴にとろろ、テールスープというオーソドックスな布陣。
牛たんといえば麦飯だが、この店はライスなんだ。

萃萃

牛たん焼、ごぶさたしてます。
お店によって牛たんも分厚いのから薄いのまでいろいろあるけど、ここのは薄すぎず厚すぎず、ちょうどいい厚さだ。

萃萃

おぉ~、これはいいタンだ。柔らかみが違う。
柔らかさとタンらしい弾力の絶妙なさじ加減。

そして、塩が効いてる。麦飯でなく白米なのが納得の味だ。
俺の中に、新しいタンのうまさが開発されていく。

萃萃

ここでテールスープだ。

テールのうまみがじっくり出た、胃の腑にしみる優しい味、だけど胡椒が後味を引き締めている。
胡椒が調味料というのでなく、味の一端をしっかり担っている。

ばかに存在感があるテール肉は、噛んだ瞬間にほぐれる柔らかさ。
これ、うまい。普通はおまけみたいな感じで入っているもんだが、こいつは肉としてしっかりうまいレベルだ。

テールスープの肉でこれだけうまいんだから、テール焼はさぞかしうまいに違いない(未練

萃萃

店内には、松重さんのほかに大将役のでんでんさん、女将約の松本海希さんのサインが貼られているだけでなく、宮城県出身のお笑いコンビ・サンドウィッチマンが他の芸人さんを連れて来たときのサインや写真が数多く飾られていて、ドラマに出る前から多くの人に愛されてきたお店であることがよく分かります。
そりゃあこれだけおいしいんだもの、一度食べたら誰だって好きになるに違いない。

あったかい白飯に、塩味牛たん、とろろ。
仙台牛たんには戦国時代を生き抜いて磨き上げられた、本物の強さがある。

予想を遙かに超えたものにありつけた。
仙台、ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

B017D5ESCK
※Blu-ray BOX には「真夏の東北・宮城出張編」は収録されていません

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投稿者 B : 21:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2016/10/29 (Sat.)

炭火焼肉 本牧亭 その 4

最近私の中で最もお気に入りの焼肉店「本牧亭」に、また行ってきました。

本牧亭

本牧亭

日によって出てくる牛の銘柄が変わるのがこの店。でも全て和牛で全ておいしいからハズレはありません。
この日は岩手県の奥州牛 A5 ランク。これまた期待ができそうです。

本牧亭

まっさらなアミと暖まり始めた炭火を愛でながら、

本牧亭

まずは瓶ビールで乾杯。ヱビス生もいいけど、たまには瓶ビールも乙なモノです。

本牧亭

肉はいつものごとく「ファミリー盛り」から(写真は二人前)。カルビ、ロース、ハラミ、赤身うす切りのセットで、基本的な焼肉としてはこれだけでも十分堪能できます。

本牧亭

野菜と一緒に焼いていくわけです。
野菜焼は、その時季の旬のものが出てきます。まだまだ暑い日も多いけどギンナンが入るとすっかり秋、という感覚になりますね。

本牧亭

赤身うす切りには、別売オプションの卵黄がよく合います。タレをつけてから卵黄につけて食べると、焼肉なのに不思議とすき焼き感。んまーい。

本牧亭

肉のおいしさのあまりあっという間にビールがなくなってしまったので、すかさずハイボールに移るわけです。

本牧亭

網の中央特等席で暖まっていた栗ができあがりました。栗のバター焼き。
こ・れ・が・ま・た、濃い味の栗にバターの風味が染み込んで、濃厚なモンブランをいただいているような感覚に陥ります。まるで奥州和牛から主役を奪い取る勢いでうまい。

本牧亭

この店はホルモンもうまい。いつもはホルモン(小腸)だけ頼むところ、今回はホルモン盛り(ミノ、ハツ、ギアラ、ホルモン、マルチョウ、サンド)で頼んでみました。
するとこんなに丁寧に処理されたホルモンが出てきてちょっと感動。新橋や五反田のホルモン屋で出てくるやつ、もっと雑だからなあ(笑

本牧亭

もちろん「皮八割、脂二割」の法則に従って焼いていきます。
ここのホルモン、脂肪のジュワァ感だけに頼らず、ちゃんと肉自体に味が感じられてうまい。

本牧亭

そーなると焼酎。
芋焼酎「栗東」をロックでいただきます。

本牧亭

〆はいつもならクッパ系にいっているところ、今回は目先を変えて石焼きビビンバ(ハーフ)にしてみました。
米の一粒一粒にまでしっかり味が行き渡っていて、これもおいしい。クッパと甲乙つけがたし。


今宵も大満足でありました。
でも、後から写真を見ていると、またすぐに食べたくなっちゃうんだよなあ(笑。

きっとまた食べに行きます。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/10/22 (Sat.)

ROAST HORSE #2

8 月に初めて行った際に感動してしまい、そのまま次回予約まで取ってきたローストホースの予約日が来たので、満を持して伺ってきました。

ローストホース

ROAST HORSE

完全会員制で一般には店舗の場所や電話番号すら非公開というお店なので、会員でない私は自由に予約することすら叶いません。今回もお誘いいただいた某氏には、本当に感謝の言葉もありません。この店は本当に他の予定に優先してでも来る価値があると思います。

ROAST HORSE

乾杯はビールではなくスパークリングワインから。ラ・ジョイヨーザというイタリアのカヴァで、スッキリ辛口、これからの馬肉料理を前に喉を潤すのにちょうどいい。
飲み放題メニューにスパークリングワインも含まれているので、安心して飲んだくれられます(笑。

ROAST HORSE

一品目はなんと馬肉ではなく、しじみ汁。
いきなり渋いものを...と思いましたが、オーナーによると「馬肉は身体を冷やす食材なので、それを食べる前に身体を温めてもらうためにしじみ汁を選んだ」とのこと。じわっと深みのあるしじみ汁、胃に染み渡ります。

ROAST HORSE

馬肉料理は今回も、握りから。
この握り、肉に何度も包丁が入れられていて、筋っぽさが全くない。とても柔らかく、でも肉らしさが味わえる握りは、魚の握りとは全く違ううまさ。いきなり本命級のこの味が出てくるところに、この店の奥の深さを感じます。

ROAST HORSE

三品目にいきなりデザート...?と思わせるこれは、なんとカブの煮込み。繊維質を感じなくなるくらいに柔らかく煮込まれたカブにスプーンを入れていくと、

ROAST HORSE

中にはしっかり馬肉が隠されていました。
カブと馬肉の甘みに対して、煮汁の隠し味にカラシが使われていて、えもいわれぬ取り合わせ。こんな煮込み料理は初めて食べました。

ROAST HORSE

続いて馬刺しと昆布締め。
本当にここの馬刺しは今まで食べたどんな馬刺しよりもうまくて、この味を何と表現したらいいか分かりません。食べるごとに自分の語彙力が失われていく、そんな破壊力を持った料理が続きます。

ROAST HORSE

馬刺しもう一皿。目の前でどんどん脂が溶けていくオビとフタエゴは前回もいただきましたが、真ん中はなんと馬肉のたたきの上に秋刀魚の刺身を載っけた(!)カナッペ的なもの。生肉と生魚を一緒に食べるというのも衝撃的ですが、これがまた全く違和感がない。目から鱗、これはうまい!

ROAST HORSE

常識を覆す料理があまりにも続くため、合わせるお酒も何を選んだら良いか分からなくなってきます。もうここは店員さんのオススメに従うのが最良でしょう。
というオススメで出てきたのがこの「KINOENE APPLE」という千葉のお酒。日本酒でありながらリンゴ酸酵母を使って醸造したもので、ラベルに「らいすわいん」との記載もあるとおり、まるでワインのようなフルーティさをもつお酒。あああ、これはおいしいわ。そして和とも洋ともつかないこの店の料理によく合います。

ROAST HORSE

馬肉は赤身とカイノミの刺身へと続きます。
調理法もお酒も全てが「最高の馬肉を最高の状態でいただくため」に整えられたものであることが、料理の一皿、酒の一杯から伝わってきます。

ROAST HORSE

稀少中の稀少部位、馬のタン刺し。これもまたフォトジェニックな一皿。
今回集まったメンバーのほとんどがフルサイズカメラを持参していたせいか、オーナー自らが料理を運んでくるたびに「はい、新しい被写体ですよー」と言って出してくるから正直吹かざるを得ないw。

ROAST HORSE

日本酒のほうは、石川県は能登の「白菊」へと進みます。

ROAST HORSE

出た、馬肉のユッケ!
生卵のエスプーマ(泡立つまでかき混ぜたもの)に生の馬肉と梨の果肉を潜ませた、最高の一品。合わせる果物は旬によって変えるそうです。
これを食べるのは二回目だけど本当にうまい。生きていて良かった、とさえ思えます。

ROAST HORSE

馬ロースと千住ネギの南蛮漬け。
さっきのエスプーマユッケとは対照的に、味にパンチのある一品。まったりとした口の中をガツンと目覚めさせてくれるうまさ。

ROAST HORSE

そして寿司に戻って、コウネとトロたくの握り。
コウネのとろけるんだけど全くしつこさのない、潔い脂のうまみは本当に大好きです。

ROAST HORSE

からの、う巻き玉子。う巻きといっても鰻じゃなくて馬ですよ奥さん!(誰
ふわっと優しい玉子焼きの中から、うまみがギュッと凝縮された時雨煮っぽい馬肉の濃い味が出てきて、これもいい。

ROAST HORSE

お酒は「ゆきの美人 美郷錦」へ。
名前の通り、透明感のある上品な味わいが料理を引き立てます。

ROAST HORSE

この日の野菜焼きはカボチャとシメジ。
ってこんな立派なシメジ見たことないよ!シイタケかと思った(;´Д`)。

ROAST HORSE

ニラの何か(ぉ
ここまで来るともはや「その料理が何であるか」を気にする余裕はなく、「目の前の料理をいかに味わうか」しか頭にありません。

ROAST HORSE

そしてとどめのローストホース。前回の大トリで出てきたイチボ肉が、今回はトリ前で出てきました。
肉の内側から溢れてくる肉汁のうまみ。ここまで食べてきた馬刺しもユッケも最高だったけど、うまみの凝縮度合いで言えばやっぱりローストホースですね。店名に掲げるだけのことはある。

ROAST HORSE

付け合わせに、大根と蕪の漬け物。
サラッとした酸味が口の中をリセットして、これとローストホースだけを延々と食べていられそうな気がしてきます。

ROAST HORSE

大トリは「チョウチン」と呼ばれるバラの外側を使ったローストホース。見ての通り、サシの入り方がイチボとはまた違った感じで、とろける脂身と柔らかい赤身がうまい。

ROAST HORSE

ほんのり甘味を感じる生山葵との組み合わせは、まさに至福。
ここに来ると「牛や豚よりも馬って最高だな」と思えてきます。

ROAST HORSE

〆は炊き込みご飯と馬の時雨煮。赤だしを添えて出てきました。
最後にこんな隠し球を取ってあるとは。もう涙が出てきそうになります。

ROAST HORSE

箸休め的に芋けんぴ。既製品の芋けんぴしか食べたことがなかったので、お店で作ったホクホクの芋けんぴに目から鱗が落ちました。
こんなのまで美味しいなんてズルい。

ROAST HORSE

デザートは、チーズケーキのかき氷。
前回のガトーショコラのかき氷に負けず劣らず、ふわっふわなのに濃厚味のかき氷。
もはや馬肉レストランのデザートじゃなくてこれ単体でお店開けるレベルだろ、と思っていたら、実際にトレーラーを使った期間限定店「ICE BREAKER」としてこの夏に営業していたらしいですね。これは本当に、炎天下に行列してでも食べる価値があると思います。


いやはや、今回も最初から最後まで、一点の曇りもなくうまかった。自信のあるものだけを最高の状態で提供したい、というオーナーはじめスタッフの皆さんの気持ちが形になったような店だと思います。ここは次にまた来るチャンスがあれば必ず来たい。

horse won.
ごちそうさまでした。

投稿者 B : 23:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック