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2016/03/05 (Sat.)

東中野 パオ・キャラヴァンサライ その 3

「食い進むうちに、口の中に辛さのマイレージがたまっていくようだ」

PAO | PAO Caravan Sarai |

パオ・キャラヴァンサライ

東中野のラムが食べたい、というリクエストをいただいたので、半年ぶりに『孤独のグルメ Season3』の東中野の聖地、パオ・キャラヴァンサライへいそいそと。

多くの聖地を巡ってきた私の経験上、『孤独のグルメ』の羊肉回にハズレなし。焼肉回に勝るとも劣らない当たり率と言えます。ここも、うまいラム肉を思う存分堪能できる名店で、集合日を決めてからずっと楽しみにしていました。

パオ・キャラヴァンサライ

いつものとおり、まずは琥珀ヱビスから。

ヱビスビールを置いている店は数あれど、琥珀ヱビスの店はそう多くない。この特別感が嬉しい。

パオ・キャラヴァンサライ

まずは前菜的に、パニールのアンチョビのせ。パニールって中東~南アジアでよく食べられるフレッシュチーズのことで、例えばインドでもほうれん草とチーズのカレー「サグパニール」としてメジャーだったりしますね。

フレッシュチーズとアンチョビという、私の好きなおつまみのマリアージュ。これ、おいしいです。

パオ・キャラヴァンサライ

フェタチーズとトマトの冷菜。アフガンというよりむしろイタリアン。でも、何故か添えられているパクチー君(ぉ

このヨーロッパとアジアが出会ったかのようなおつまみに、シルクロードが果たしてきた歴史的役割を感じるよ。

パオ・キャラヴァンサライ

さあ、エンジンもあったまったことだし、ここからは怒りのアフガン肉食祭りだ(何

毎回全種類頼む串焼き、まずはカバブから。野性を感じる羊肉、いつ食べてもうまい。野性的なのに、ぜんぜん臭くない。

パオ・キャラヴァンサライ

同じ羊肉なのにカバブとはまた違った味付けの、コフタ。
つくね的な串焼きで、噛むと中から肉汁が。これもまた、うまい。

パオ・キャラヴァンサライ

そして鶏串、ムルグ。
味の濃さ的にはムルグ→カバブ→コフタの順に食べるべきなんだろうけど、羊肉食べたさが勝ってしまって、いつも鶏が最後になるという(笑

パオ・キャラヴァンサライ

甘酒的な感覚でスルスル飲めてしまう、乳酒。優しい味で、穏やかな気持ちになれる。パワフルな肉料理の休憩地点としていい感じだ。

なんか自由だよなあ。店は、どこも独立国だ。
ここはこういう国なんだな。

パオ・キャラヴァンサライ

ラムロースのたたき。小口ねぎやたまねぎと一緒に、オリーブオイルにつけていただきます。
オリーブオイルの底に岩塩が溜まっているので、ちょっとつける感じよりはオリーブオイルに浸すように、岩塩までちゃんとつけると深みが増してうまい。

パオ・キャラヴァンサライ

「焼くのに時間がかかるけどよろしいですか」と聞かれていた、チャパーンカバブ(骨付き羊肉のカバブ)がようやく登場。

うっほ、このインパクト!さっきのカバブ群とはボリューム感が段違い。
穏やかな羊のイメージを覆す、この肉の力強さといったら。

弾力性のある肉から溢れてくる肉汁のうまみ、現代人であることを忘れてかぶりつかざるを得ない。
噛んで感じる、羊力。

パオ・キャラヴァンサライ

そうこうするうちにナンが焼き上がってきました。
インド方面とは全然違う、しっかりした固めのナン。油断すると火傷必至なアツアツが、肉と辛味で火照った食欲を加速させる。

パオ・キャラヴァンサライ

こちらも今回お初のピザ系、4 種のチーズのピザ。
ブルーチーズの独特の香りが、チーズ好きとしてはたまらない。
メニューを見たときには「アフガンなのにピザ?」と思ったけど、食べたらそんなことどうでもよくなりました。これおいしい。

パオ・キャラヴァンサライ

ここから、怒濤のカラヒィ祭りに突入します。

先鋒は野菜のカラヒィ。
トマトにカリフラワーやズッキーニ、ピーマンといった野菜たちを炒め蒸して、さらにパクチーを追加したもの。

これ、それぞれの野菜もおいしいんだけど、そこに溜まっている野菜のエキスがめちゃくちゃうまい。この汁だけでナン一枚くらいいけちゃいそうだ。

パオ・キャラヴァンサライ

ラムスペアリブのカラヒィ。さっきのチャパーンカバブ同様、骨付き肉をむしゃぶり喰う系のカラヒィ。

パオ・キャラヴァンサライ

からの、ナスと羊挽肉のカラヒィ。
串焼きのコフタもそうだけど、やっぱり羊は挽肉にするとキャラが立つ。個人的にはこのカラヒィが一番好き。

パオ・キャラヴァンサライ

ここでワインが飲みたくなったので、ルバイヤートの赤を。

アラブの詩を名に付けたワインだからてっきり中東のワインかと思ったけど、後で飾ってあったボトルを見たら山梨のワインなんですね。よく考えたらアフガニスタンは禁酒国だし、そりゃそうか(笑

パオ・キャラヴァンサライ

そしてピザ二枚目、トマトとパクチーのピザ。これがイタリアだったらバジルを使っているところを、パクチーですよ(笑

でも食べてみたらこれが侮れない。トマトとパクチー、確かにここまで食べてきた料理の多くもトマト&パクチーの組み合わせだし、これがまずいはずがない。この雰囲気、それに羊肉の味わいの中では、むしろバジルよりもパクチーのほうがトマトのベストパートナーだ、とさえ思えます。改めて、目から鱗が落ちました。

パオ・キャラヴァンサライ

そこから、いずれも生姜とシシトウがいい働きをしている羊のカラヒィと、

パオ・キャラヴァンサライ

鶏のカラヒィのコンボへ。

パオ・キャラヴァンサライ

さらにそこへ、シシトウとトマト、卵のカラヒィをかぶせていきます。

どのカラヒィもそれぞれ個性があって美味しい。でも、今日だけで一ヶ月分くらいのトマトを食べたような気がする(笑

パオ・キャラヴァンサライ

ナンもおかわりして、大量のカラヒィを片付けていきます。

何にでも、ナン。何枚でも、ナン。

パオ・キャラヴァンサライ

とどめのラグマン。アフガニスタン料理の本丸はこれ。
羊挽肉にトマト、小口ねぎ、シシトウ、パクチーという、今日の料理を総括するかのような混ぜ麺だ。

パオ・キャラヴァンサライ

デザート四種。左上から時計回りに、ムハレビ(トルコ風ライスプリン)、カスタードプリン、チャイのシャーベット、ココナッツアイス。それぞれ、どれも濃厚な味付けで、甘党でなくてもおいしいと感じられます。
しかも、これらのデザートをナンにつけて食べるとさらにおいしい(笑。デザートのためだけにナンをおかわりする価値あります。

いやあ、もう食えない。満足しました。
厨房は、放送後の混雑時並みに忙しかったに違いない。たくさん頼みすぎてすみませんでした(汗。

でもおいしかった。ここはまた、何度となく通いたいお店です。
ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season3 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2016/03/04 (Fri.)

横浜日ノ出町 第一亭 その 3

「野毛、恐るべし。横浜、深い」

第一亭

先週の CP+ の後に、またしても『孤独のグルメ Season3』第 2 話の聖地である、横浜日ノ出町の第一亭に行ってきました。横浜といえば行きつけにしていた BAR Left Bank がなくなってしまったので、二年ぶりにこちらに訪店。

しっかし、「豚豚豚豚...」の縦読み看板もインパクトあったけど、この「足耳舌肉」の縦読みも、なかなかシュール(笑

第一亭

第一亭

店舗は放送当時から変わっていないけど、よく見たら暖簾と庇の上の看板がこぎれいになってる。しかも「ホルモン炒」「チート炒」って、絶対こどグル出演きっかけで明記しようと思ったでしょ(笑。

さすがにもう行列はできていないようですが、それでも常連のお客さんを中心に繁盛しているようです。

第一亭

パシフィコ横浜を一日中歩き回ったせいで、喉はカラカラ。まずは生ビールで潤すところから始めましょう。
疲れた全身に浸みわたる生ビール、うまい。

第一亭

料理の方は豚舌からスタート。
ネギで舌で味噌ダレ。この組み合わせも最強だ。

第一亭

続いて豚耳軟骨。プニプニの中のコリコリ、面白い食感。

第一亭

さらに豚頭肉。舌や耳とは違うしっかりした肉の味、これ好き。

それにしても豚トリプルは重ねすぎか...。いきなり頼みすぎたか?
しかも、どれもピリ辛味噌だれ。同じ味付けがダブってしまったけど、肉の味や食感が全然違うのが逆にハッキリ分かって、面白い。

第一亭

ではさらに豚を重ねていこう。

チート(豚胃)のしょうが炒め、この店の定番料理。
ほわほわの食感を引き締める生姜のアクセントがいい。これも好き。

第一亭

こちらはお初、水餃子。そういえばこの店で餃子って食べたことがなかった。

もちもちした餃子もいいけど、それ以上にスープがうまい。ニラともやしに、隠し味的なニンニクチップがきいてる。
中華のスープって、魔法みたいだよなあ。

第一亭

エビチリ。中華の定番料理も、この店にかかるとニンニクたっぷりに解釈されるらしい。
でも、この濃い味がプリプリのエビに絡んで、すごくおいしい。

第一亭

このエビチリからの、紹興酒へのリレー。
普段はあまり飲まないのに、この店の料理を食べていたら、どうしても飲みたくなるのが紹興酒。
調子に乗ってグイグイ行っちゃうぞ。

第一亭

チャーハン。何がどう、ってわけじゃないけど、正しい中華料理店のチャーハンという感じ。
気取ってないのに、よく見ると米粒のひとつひとつが金色に輝いている。

第一亭

肉スープ。どうよ、このストレートなネーミング(笑。
さっきの水餃子といい、この店の真髄はチートやパタンよりもむしろこういうスープ料理にあるんじゃないか、って思います。

第一亭

そして、私の大好きなホルモン炒め。

こどグルの影響ですっかりホルモン好きになってしまったけど、ここのホルモン炒めは他のどこのホルモンにも似ていない、独特の味。ピリ辛で深みがあって、うまいうまい。これのおかげで、紹興酒がまた仕切り直しでうまい。

第一亭

きましたよ、名物パタン。シンプルなニンニク焼きそば。
出てきた瞬間にはそれほどインパクトのあるニンニク臭は感じないけれど、麺の中に大量のニンニクが潜んでいる、侮れないやつ。

ニンニクってここまで入れると、辛い。
でもうまい。大丈夫、ニンニクうまい。ニンニクだけじゃなく、ごま油がうまみを引き出している。

第一亭

付属のスープでつけ麺風。
そうそう、やっぱりこの店のスープはうまい。ニンニクごま麺との相乗効果で、うまさの高みに上っていくかのようだ。

第一亭

そうこうするうちに、マスターと常連さんが座敷席でギターを担いで歌い始めました。
「ご容赦ください」って書いてあるけど、確かに来るたびに歌っているような(笑

いやあ、おいしかった。一口に「豚」って言っても、部位によっていろんな味わいがあるものだなあ。
そんな満腹のまったり感に、ちょっとレトロな歌声が心地良い。

第一亭

ごちそうさまでした。
って、パタンの持ち帰り!そういうのもあるのか。
確かに元々はまかない飯だったらしいし、材料さえあれば自宅でサッと作れそう。ただし、家中がニンニク臭くなるに違いない(笑

来年の CP+ 後も、またここに来よっかなあ。

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投稿者 B : 23:58 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2016/02/11 (Thu.)

長岡 居酒屋 たこの壺

出張で珍しく長岡に行ってきました。

長岡と言えば、北陸新幹線が開通する前の、越後湯沢から富山方面にほくほく線が開通するさらに以前は、東京から鉄道で帰省しようと思ったら長岡経由で在来線に乗るしかありませんでした。片道 5 時間はかかっていたような。
そんなわけで長岡に来たのはたぶん 17~18 年ぶり。さらに当時は単なる乗換駅だったので、降りたのは生まれて初めて。しかも当たり前のように雪積もってるし(;´Д`)。

でもせっかく来たからにはその土地のうまいものを何か味わっていきたいじゃないか、というわけで、飲みに行ってきました。

旬の肴とうまい酒 たこの壺

たこの壺

今回は新潟県在住の taka_z さんにお付き合いいただきました。なにげにこどグル聖地巡礼・十日町編以来だから、約二年ぶり。新潟県内っていうだけで決して近所なわけでもないのに、わざわざありがとうございます。

お店は駅近の、その名の通り海鮮系居酒屋。長岡はさっぱり分からないので、taka_z さんのチョイスです。

たこの壺

落ち着いた雰囲気の、完全なる和空間。カウンターに着席して、まずは生ビールから。雪降ってる日に飲むものじゃないけど、新幹線で長時間移動してきたら、とりあえずスカッとしたくなるじゃないですか。

たこの壺

お通しは、籠に盛られた魚介類の中から「お好きなものを一つお焼きします」というシステム。かに身、かに味噌、卵が入って贅沢な見た目だった蟹面を選択しました。北陸の冬はやっぱりこういう味がしっくりきます。

たこの壺

そしてつまみはクリームチーズの味噌漬けから。個人的にはもっと味噌味が濃く漬かっているほうが好みだけど、これはこれでしっとりとしていて、アリ。

たこの壺

どどーんと刺盛り。鰤、鯛、甘海老、烏賊、さざえ等。刺身そのもの以上にこの立体的な盛りがすごい(笑。これだけでテンションが高まってきます。そして今が旬の寒鰤が、この厚切りで食べられるのは北陸ならではですよね。なんか帰省してきたかのような気分に浸れます。

たこの壺

名物・豆撰のジャンボ油揚げ。市町村合併で長岡市に吸収された旧・栃尾市の名物が油揚げ。関東の居酒屋等でも「栃尾揚げ」として出しているお店があるくらいです。
大きいだけでなく肉厚の油揚げの上に鰹節が踊っていて、醤油を垂らすとこれぞ王道の酒のつまみ。やっぱり名物は食べておかないと。

たこの壺

そーなるとお酒も土地のものを飲みたくなるわけです。極上 吉乃川 吟醸、スキッとした辛口で私の好みによく合います。

たこの壺

「たこの壺」を名乗るからにはたこ料理が名物なんでしょう。ならばそれを食べずに帰るという選択肢はありません。たこ刺とたこしゃぶで迷ったけど、ここは新鮮なたこの弾力をそのまま味わいたくて、活たこのお造りにしました。
吸盤は噛もうとした歯を押し返してくるかのような弾力。対して身のほうは、程良いぷりぷり感がありながらも、とろけるようななめらかさ。この対比が何とも言えず、地酒も進んじゃいます。

たこの壺

そこで日本酒は越乃景虎 純米しぼりたて生酒へと。グラスから溢れたお酒を枡で受けるのは日本酒系居酒屋の定番ですが、店員さんがさらに勢いよく注ぎすぎて栃尾揚げに盛大にぶっかかるという事故が発生(笑。でもたぶんそのおかげで定格以上の大盛りだったと思います。怪我の功名(^^;;

たこの壺

ここまで魚介ばかりできたけど、この日は 2 月 9 日、年に一度の正真正銘・肉の日。ならば肉を食べなくてどうする、と村上牛の朴葉味噌焼き。朴葉味噌って新潟っていうより岐阜のイメージだけど、この際それはどっちでもいい。見るからに脂の乗った村上牛が朴葉味噌の香りで高められ、これも絶品。
新潟っていうと米と日本酒がすべてだと思っていたけど、牛もいい。

たこの壺

この肉には日本酒よりも焼酎でしょう。最後は麒麟山 吟辛で〆。

たくさん食べたし、お酒もおいしかった。ほんの一晩の滞在でしたが、新潟を堪能できた気がしました。
お付き合いくださった taka_z さん、ありがとうございました。

たこの壺


たこの壺

富乃宝山

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投稿者 B : 22:57 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/02/05 (Fri.)

五反田 野崎屋

五反田に日本酒のうまい店がある、という情報をキャッチしたので、ホイホイ行ってきました。

野崎屋

野崎屋

個人的に最近注目の飲食店が集まる雑居ビル、グレイス五反田。その、ちょっと地味な裏側の店舗。ってここ、来てみて気がついたけどかつての菜五味の跡地じゃないですか!!!(笑
菜五味はややこぢんまりとした店舗でしたが、ここ野崎屋は当時別のテナントだった隣の店舗と繋げて(だと思う)、けっこう広いお店になっていました。

野崎屋

メニューとか札ものは勢いのある毛筆で統一。フレンドリーな雰囲気で、活気ある店内。
ここ、あの魚金グループのお店らしいですが、私は今まで魚金系のお店って行きたいと思いつつ行ったことがなかったので、ちょっと嬉しい。

野崎屋

そう、この迷わせてくる感じのお品書きがいい。勢いがあるだけじゃなく、メニューの一つ一つがうまそうで、気になる名前。
王道だけど飲んべえが好きそうな品が揃っています。ゴローちゃん風に言うと「ここに並んだ大量のおつまみがすべておかずとして立ち上がってくる」ってやつだ(ぉ

野崎屋

日本酒が飲みたくてウズウズしているけど、とりあえず生から。

野崎屋

お通しは肉じゃが、玉子焼き、それとレバーの炊いたの。
三点盛りというのも嬉しいけど、炊いたレバーでお通し、っていうのもちょっと珍しい。

野崎屋

そんなお通しをいただいていたらさっそく日本酒が恋しくなってくるわけで。
食事メニューよりも分厚い日本酒メニューには、知った銘柄から知らない銘柄までずらっと。レア銘柄は高いですが、基本的には一杯 380 円で日本酒がいただけるリーズナブルさが売りのお店です。

野崎屋

とか悩んでいる間に、先に頼んでいた刺盛りが出てきてしまいました。
メモを取っていなかったのでどれが何の魚だか忘れてしまいましたが(笑)、鰤などを中心に冬が旬の魚がいろいろ。そして旬だからどれも当然おいしい。
ここは早く日本酒を頼まなくてはならなくなってきました(汗

野崎屋

鰤を見たら故郷の酒が飲みたくなって、まずは立山と羽根屋から。どちらも富山の銘柄です。
立山は吟醸酒で、辛口ながらも飲みやすいけど、地元民としてはもっと癖のある辛さの二級酒のほうが好きだったりします。

野崎屋

一瞬またビールに戻りたくなるカニクリームコロッケを挟んで、

野崎屋

富山の酒にこの上なく合う、鰤大根が登場するわけです。
ここの鰤大根、定番の醤油味ではなく、なんと塩味。これがまた、あっさりした中に鰤自体の旨味が浮き上がってくるような感覚で、これアリ。鰤大根の新たな定番レシピとして実家に逆輸入したいくらい。

野崎屋

ほどよく冷えた大吟醸はくろすいしゅに飲み進みつつ、

野崎屋

ポテトサラダが出てきました。よくある居酒屋の箸休め的ポテトサラダとは一線を画す、がっつりボリュームポテトサラダ。下にたっぷり水菜と玉ねぎが敷かれているのも嬉しい。

野崎屋

そして日本酒のお供に「クリームチーズの粕漬け」。クリームチーズが酒粕によって濃厚な旨味に進化しつつ、当然日本酒との相性もいいという、個人的日本酒最強おつまみの一つ。わさびを添えるとさらに酒が進みます。

野崎屋

日本酒はレアもの方面に進出することにして、クリスマス限定品をわざわざ年明けまで取ってあったという「新政 No.6 X'mas-type」。
シャンパンのようなボトルに負けず、中身もとてもフルーティで日本酒とは思えない感じ。これは日本酒の新しい世界を見ました。

野崎屋

もう一つ個人的日本酒最強おつまみ、あん肝ポン酢。私はこのへんのつまみがあればいくらでも日本酒を飲んでいられます。
この瞬間だけは健康のことなんて全然考えてない(ぉ

野崎屋

店員さんが持っていたボトルを一目見て、試さざるを得ない気になってしまった「残骸」。このラベルの強烈なインパクトといったら。
味のほうも、日本酒のさまざまなクセの部分だけを集めて凝縮したかのような、他に類を見ない個性的な味。このラベル、中身をかなり正確に表現していると思います(笑
好きこのんで毎回飲むようなものじゃないですが、これは話のタネになる一品。

野崎屋

日本酒のお供としてはこれも外せない、牛モツの煮込み。汁は毎日継ぎ足しで作っているというだけあって、とても濃厚。
これも癖になる味です。

野崎屋

そして鯛のあら炊きで〆。
最後まで、日本酒に合う料理のオンパレードでありました。

野崎屋

飲み物の〆は、「作(ざく)プレミアム」の飲み比べ。赤と緑、ではなく(ぉ)金と銀のザクを飲み比べます。
金の槐山は華やかな香りと甘み、銀の陽山のほうはスッキリとした飲み口。どちらもプレミアムの名に恥じないけど、個人的にはキャラクターがハッキリしている槐山のほうが好きかな。

野崎屋

いいお店でした。日本酒の豊富さや料理の方向性という点で、六本木の久高に通じるものを感じます。個人的には久高より通いやすい立地にあるし、ここはちょくちょく使わせてもらうかも。
ちなみに上の写真はトイレの中ですが(笑)、お店のスタッフの方々が日本中の蔵元を訪問したときの写真が壁中にびっしりと貼られていて、本当に日本酒が好きでやっているお店なんだなあ、ということがよく伝わってきます。

いいお店でした。私にとっては縁浅からぬ立地ということもあるし、また来ます。

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投稿者 B : 23:23 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/01/16 (Sat.)

神奈川県川崎市稲田堤のガーリックハラミとサムギョプサル

「今、ひとつだけ分かる。俺、腹が、減ってる」

稲田堤

元旦放送の「真冬の旭川出張スペシャル」をもって、ドラマ『孤独のグルメ Season5』も放送終了しましたが、私の聖地巡礼はまだまだ終わりません。といっても未巡礼なのは基本的に遠方ばかり、この先旭川と台湾まで行かなきゃならないと考えると途方に暮れてしまいますが(汗、とりあえず比較的近い聖地から攻めていきます。今回は、Season5 第 1 話の舞台となった、神奈川県川崎市稲田堤を訪れました。

それにしても南武線って、縁がないなあ。年に一度乗るか乗らないか、それも溝ノ口より北に来たのなんて何年ぶりだか思い出せないくらいだ。もちろん、この駅も初めて。

炭火焼肉 寿苑

寿苑

駅から、けっこうすぐ近く。焼肉屋というよりも居酒屋っぽい店舗。
しかも、寿。まさに、俺におめでとうだ。

お店の前で近所のおばちゃんたちと井戸端会議をしていたこの店のおかみさんが、

「今日"は"空いてますよ」

と気さくに声をかけてくださったので、ありがたく店内へ。
ちなみに、今はまだドラマの影響で混んでいるので、基本的に一組 90 分制限で営業しているとのこと。

寿苑

通されたのはゴロー席。今シーズン、運の良いことにゴロー席率高いなあ。

ドラマでは新品の焼き網が使われてましたが、実際の七輪にはこのベコベコになるまで使い込まれた網が(笑
だが、それがいい。

炭の炎が、俺の溶鉱炉に火を入れたぞ。
早く、肉をくべたい。

寿苑

何はなくともまず韓流サイダー(ぉ)と、肉が出てくるまでの繋ぎに、キムチ。
歯ごたえとってもツヨシ君なキムチに、炭酸が効いてる韓流サイダー、間違いのない組み合わせ。

喉は潤った。肉の受け入れ体制、万全。

寿苑

あまり奇をてらわずに直球勝負なメニューたち。
「カルビー」と伸ばされると、肉じゃなくてイモのアレを想像してしまう(笑。

さておき、俺の腹は、どう満たされたいんだ?

寿苑

直球勝負に対して、いきなり変化球から仕掛けてみようか。
八王子の聖地で食べた豚足焼きのうまさが忘れられなくて、焼肉屋で豚足を見つけるとつい頼んでしまう最近の私。で、もちろん焼くわけですよ。豚足は焼いた方が断然うまい派です。

寿苑

からの、正攻法のタン塩。
おおっ、分厚いなぁ~っ。ドラマで観た印象よりもさらに厚く感じる。しかもこのボリューム感が嬉しい。(注:二人前です)

寿苑

うーん、いい眺めだ。
脂が浮いてまいりました。

寿苑

そして焼き上がったタンを、ごま油&ごま塩でいただく!
ごまごまだ、この食べ方は初めてだ。

でも、いつもならレモンでさっぱりいただくはずのタン塩が、濃厚な感じになって、これはうまい。
ごま好きとしては、タン塩は今後この食べ方に限定したいくらいだ。

寿苑

でもって、本命のガーリックハラミ。
この店の名物料理名だけあって、壁のメニューからもガーリックハラミ推しがすごい。

寿苑

よし、ニンニクまみれ、いってみよう。
焼く前からニンニクとネギの匂いがすごいことになっている。

寿苑

焼くことによってさらにニンニクの香りが高まってくる。

食べてみると...おおお、ただでさえ肉のうまみが凝縮されているハラミが、ニンニクとネギに後押しされて強烈なインパクト。
こっれっは、やばい。

ガーリックハラミ、ニンニクパンチ炸裂。

寿苑

あっという間に飲み物が空になるわけです。

ビールを控えめにしている最近は、そろそろハイボールに移行するところだけど、ここはハイボールはやっていない様子。
じゃあ焼肉屋ならマッコリでしょう!と思ったら、

「ごめんね~、マッコリなくなっちゃってるわ~」

とドラマ同様ちょいちょいタメ口を挟んでくる店員さんの、フランクな売り切れ宣告(笑
しょうがないからレモンサワーで。サワーなんて飲んだのいつぶりだろうか。

寿苑

じゃあ次は、久住さんが食べていた「牛生辛口ホルモン」を...と思ったら、これも品切れ。
代わりに「脂付ホルモン」というのを頼んでみました。
排煙を考慮していない七輪だから、こういうのを焼くと煙がすごいことに。

いい音...いい音色だ。煙が目に染みる。
スモーク・ゲッツ・イン・ユア・アイズ磐梯山。

ホルモンにありがちな皮のブヨブヨ感がまったくなく、ふわっ、とろっ、とした脂のとろける食感がたまらない。
これ、大当たりじゃないですか。

寿苑

そしてこれが、サム・ギョプ・サル。
二人前で頼んだら二枚まとめてくるっと巻いて出てきたので、ドラマ以上に圧倒的な存在感。

寿苑

適当に焼いていたら、店員さんが

「ダメダメ!それじゃ端のほうが焼けないから」

といって、肉を円弧状に折り曲げて網の上に配置してくれました。
確かにこれで均一に火が通るけど、器用なことするなあ...。

焼けたら、ハサミで適当な大きさに切って、肉でネギとキュウリを巻いて、いただきます。

寿苑

うっほ...これ、豚うま。
肉の漬け込みがいい。脂の乗りもいい。
牛から豚に移ってきたのに、牛肉に負けてない。

一緒に食べるのが、サンチュじゃなくてネギとキュウリ、というのがまた相性抜群。
紆余曲折を経て、キュウリとネギにたどり着いたんだろう。
うまさに無言の説得力がある。

寿苑

また牛に戻って、上カルビー。

厚みといい、サシの入り具合といい、むしろ特上カルビと言っていい、力強い肉だ。
闘争心がかき立てられる。

寿苑

うんうん、見た目通りうまい肉だ。まるでカルビのお手本のような、正統派の焼肉。
最初からいきなりカルビ、じゃなくて、ハラミや豚三枚肉を経てきたからこそ改めて感じられる王道がある。

寿苑

飲み物はレモンサワーからグレープフルーツサワーへ。
内心、「大学生かよ!」というセルフ突っ込みを入れながら(ぉ

寿苑

ふと目にとまった壁のホワイトボードに「本日の限定品」の文字が!
限定 5 食、とか言われるとこれは黙っていられるわけがない。

寿苑

というわけで中落ちカルビー、いってみようじゃないですか。
肋骨の間の希少部位、ということが見るからに分かる細長い肉。さっきの上カルビーとは全然別物だ。

寿苑

サムギョプサルの見よう見まねで、網の上にまあるく載せていきます。

これがまた、脂がサッと溶けていった上カルビーとは違って、噛めば噛むほどうまみが出てくるような、いかにも肉って肉だ!
うおォン!俺の溶鉱炉がもっと焼かせろと囁いている。

寿苑

そして極めつけに、ガーリックハラミのアンコールで〆。
やっぱりこの強烈なニンニク味は、俺の焼肉史に新たなる 1 ページを刻みつけた。

寿苑

それぞれの肉にそれぞれの焼き方があり、食い方がある。
お母さん、あなたは焼肉の求道者だ。

ごちそうさまでした。
とても満足感の高い焼肉でした。

よく考えたら、ここも川崎の焼肉店だった。川崎市は広いから、ここがセメント通り八丁畷と同じ川崎市という感覚が全然ないけど(笑。
川崎に焼肉が似合うということが、今日改めてよくわかったよ。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 22:29 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2016/01/12 (Tue.)

神宮前 かわらや

先日、こんなお店でプチ新年会を開いてきました。

かわらや

かわらや

渋谷と原宿のちょうど中間くらいにある居酒屋です。お店そのものは一見、なんの変哲もない居酒屋っぽいですが、渋谷から原宿に抜けるオシャレストリートの途中に突如現れる新橋のサラリーマン居酒屋感が、逆に異様(笑。でも、この何とも言えず味のあるお品書きからして、いい店のにおいプンプンじゃないですか。

かわらや

何はなくとも生ビールから。冷え具合、ビールと泡の比率、いずれも合格点。混んでいても飲み物はすぐに出してくれる手際の良さも見逃せません。

かわらや

つまみはお刺身から。中おちネギトロ、これがけっこういいマグロを使っていておいしい。スーパーで買ってきたかのようなマグロ刺身を出す店も少なくない中で、これはいい仕事してます。

かわらや

白身魚っぽいのの唐揚げ(自分で頼んでないので忘れた(笑))も軽めの食感で、ちょっとつまみながらビールをいただくのに最適。がっつり定食のごはん抜きみたいなのよりも、これくらいがお酒のお供にはうれしい。

かわらや

最近健康に気を遣っている私としてはビールはほどほどに、焼酎に進むわけです。ついついボトルで頼んでしまった芋焼酎「幸蔵」は、四合瓶で 1,800 円という安さ。他のお店だったらボトルは 2,500 円は取るんじゃないかと思いますが、メニューをよく見るとこれだけじゃなく、食べ物も含め全体的にとても安い。ここ、すごくコストパフォーマンス高いお店なんじゃないですかね...!

かわらや

地鶏の炭火焼き。炭の香りがとてもいい感じ。鶏は宮崎の地鶏とのことですが、同じ宮崎の幸蔵とはとても相性がいい。
付け合わせの生野菜とか、下に敷かれている玉ねぎとかの盛りも良くて、これが 580 円でいいの?と思ってしまいます。

かわらや

もろみもきゅうりもたっぷり盛られたもろきゅうを踏まえて、

かわらや

こういうお店に来たら外せない、アジフライ。
程よく脂の乗ったアジがサクふわっと揚げられていて、これがうまい。鳥越のまめぞのアジフライは別格としても、これは私の居酒屋アジフライランキングトップ 3 に食い込むレベルの高さです。

かわらや

からの、サバの塩焼き。これまた大ぶりで脂乗りのいいサバ、とてもうまい。
神宮前で飲んでいるはずなのに、やっぱりなんだか新橋のオヤジ居酒屋で飲んでるような気分になってきたぞ(笑。

かわらや

〆その 1、ナポリタン。ちょっと昭和の、だけどちょっと高級な喫茶店で出てくる感じの、おいしいナポリタン。

これだけ居酒屋メニューを堪能した後にナポリタンや自家製ピザが品揃えされていて、かつちゃんとおいしいあたり、やっぱり鳥越のまめぞに通じるものがあるなあ。

かわらや

〆その 2 は塩焼きそば。これも程よい塩加減の、飲みの〆じゃなくて単品でも成立しそうな焼きそばです。

全部おいしかったし、渋谷らしからぬこの落ち着く空気感。ここ、かなり気に入りました。
そして、どこか『孤独のグルメ』っぽいんですよね。竹下通りからキャットストリートあたりをアウェー感を感じつつ店探しをしていたゴローが、救いを求めるようにこの店に吸い込まれていくような脚本が似合いそう(笑。

最近あまりないけど、渋谷界隈で飲む機会があったらここは候補筆頭に入れておこう。そんなお店でした。
ごちそうさまでした。

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2015/12/29 (Tue.)

北京羊肉料理 横浜・京味居

うまい羊を食べに行こうというお誘いを受けて、横浜まで行ってきました。

京味居 (キョウミキョ)

京味居

横浜長者町。最寄り駅は京急の日ノ出町になります。ドラマ『孤独のグルメ Season3』に登場したチートとパタンの店「第一亭」からもそう遠くない場所。このへん、ディープな店が多すぎて、来慣れている人と一緒でないとさすがに開拓も難しい。今回はこの店の常連と言っていい人に誘っていただいたので来れたけど、通りすがりだったらこの店は選ばないかもしれないなあ、という独特のオーラを放っています。

ともあれ、たのもー。

京味居

とりあえず生ビールと、

京味居

お通し二点。これが何だかはよく分からないけれど(笑、いかにも気取ってない中華料理屋でややぶっきらぼうに出てくるこういうお通しの雰囲気、嫌いじゃない。

京味居

壁メニュー、羊づくし。

羊も牛や豚と同様に部位によってずいぶん味が違う、というのは先日千歳船橋でその洗礼を受けたけど、ここもまた、あの店に負けない多様な部位の羊肉を食べさせてくれます。字面を見ただけでだいたいどこの肉か想像できてしまうあたり、漢字文化圏の強みだよなあ。

京味居

まずは炒土豆絲(漢字これで合ってるのかな)、北京風ジャガイモサラダ。
千切りのジャガイモを炒めた系のつまみ、ビールによく合います。

京味居

そして羊の串焼き。羊を食べに来たらこれは外せない。
うわあ、羊肉をよく食べている人がオススメしているだけあって、確かにここの串焼きはうまい。

お店の雰囲気からして日本人向けアレンジどころか中国のお店をそのまま移設してきたかのようだけど、この串も変に媚びていない味付けで、それがいい。

京味居

飲み物は双龍杯(ドラゴンハイ)。たぶん紹興酒ベースのハイボール、この北京味との相性抜群。

京味居

蕃茄羊肉(トマトと羊肉の炒め)。中国で普段から羊を食べる地方の家庭料理ってこんな感じなんだろうな、と想像できる味。
羊って塩胡椒とかタレとかクミンとか、肉の味を活かす方向の料理はよく食べるけど、こういう味付けもアリだな。

京味居

麻婆豆腐。といってもただのマーボーではなく、羊のマーボー。北京料理なのにマーボー?なんていう無粋なツッコミはナシで(笑
見ての通り、かなり辛ウマイ麻婆豆腐。でも、辣より麻(山椒)の刺激が強い系の、パンチのある味。その上で、羊肉の深い味がいい働きをしている。

この麻婆豆腐、当たりです。

京味居

こういう辛いのが出てきちゃったら、紹興酒を飲まないわけにはいかないでしょう。
ボトル入れちゃうよ!まあその場で飲みきったけど(笑

京味居

そして本日のメインディッシュがやってきました。
まずは、タレと薬味から。

薬味はどれもけっこうクセがあるけど、羊に合わせるならこれくらい香りが強い方がいい。

京味居

で、しゃぶしゃぶ鍋が登場するわけです。

京味居

そこに、ガッツリ大量の野菜たちと、

京味居

これまた多量のラムしゃぶ肉を投入していきます。
ラムしゃぶ、ずいぶん久しぶり。でもこういう本格的(現地っぽい的な意味で)は初めてだぞ。

京味居

最初に野菜を煮込んでいき、最後に肉をしゃぶしゃぶする程度に火を通したら完成。
この鍋の様子を見ているだけで高まってきます。

京味居

ごまだれに、好みの薬味をいろいろ投入して、いただきます。
羊肉は臭みが強いわけではないけれど、パクチーとかネギとか、香りの強い薬味を合わせた方がよりおいしい。
薬味もたくさん種類があるので、いろんな味でどんどん楽しめます。

ラム尽くしでお腹いっぱい、心も満足。やっぱり羊肉ってうまいなあ。
羊肉好きならば一度来ておいて損はないと言えるでしょう。

ごちそうさまでした。

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2015/12/23 (Wed.)

新橋「舞浜」のまぐろほほ肉バター焼

舞浜

先日、お昼の煮魚定食をいただいてとても気に入った新橋の「舞浜」。夜メニューも食べに来たいと思っていたら、望外に早くその機会が訪れたので、夜の一人メシにいそいそと。

新橋の SL 広場の奥あたり、ごく一角だけ、いかにもな飲み屋空間が広がっています。間違いなく孤独のグルメ空間(イヌカレー空間的な意味で)。
この並びに、「舞浜」の看板も出ています。

地鶏・さかな 舞浜

舞浜

曜日や時間帯のおかげかもしれませんが、ここは昼よりも夜の方が空いているのかな?今回は待たずに入れました。

一人だったので、カウンターに着席。

舞浜

いきなりこのメニューの魅惑の品揃えといったら!
「本日の」とあるからには、毎日の仕入れによって書き換えているに違いない。

そういえば、新橋って実は築地とは目と鼻の先なんですよね。

舞浜

軽く注文して、とりあえずビール。

しかし、新橋の居酒屋でカウンターに一人ビール飲んでるって、まるで典型的なサラリーマンになったような気分だ。(完全に典型的な新橋のサラリーマンです

舞浜

お通しはほうれん草の胡麻和え。
シンプルだけど、白胡麻たっぷりで濃厚な感じなのが、お通しを超えたおつまみ感。

舞浜

結局どの魚にするか絞りきれなかったので、苦し紛れの刺盛り。
おおお、この充実のラインアップ。鮪、かんぱち、〆鯖、鯛、ヤリイカ、帆立あたりかな。
しかも、お皿に氷が敷き詰められているのが嬉しい。

えっと値段見ずに頼んじゃったんだけど大丈夫ですよねこれ(汗

でも、この刺身、本当においしい。東京の真ん中でこんな刺身が食べられるなんて。

舞浜

そりゃもう、お酒は私の大好きな浦霞に買えていかざるを得ないってものですよ。
キレの良い辛口と米の旨味が共存する酒。魚に合う日本酒を代表する銘柄だと思います。

舞浜

メニューを見て第一印象で決めた、あら煮大根。

濃いめの味付けだった昼間のイワシ煮付けとは対照的な、あっさり味。
魚(鮪ですかね)そのものの旨味を引き出す薄味で、これもこれでおいしい。
大根もとても柔らかく、魚の旨味を存分に吸い込んでいるけど、魚自体にも旨味が残っていて、ちょうどいいバランス。日本酒とお互いに高め合うような、相性の良さ。

おいしいです。

舞浜

そして、夜に来たら絶対食べてやろう、と思っていたまぐろほほ肉バター焼。
一口めには肉のステーキと勘違いしそうな、ギュッと塊感のあるまぐろほほ肉。バター焼きにするだけで、こんなにパワフルな料理になってしまうのか。
これは、まじでうまい。日本海の魚とはまた違った味わいがある。

舞浜

というわけで、肉も野菜も炭水化物も頼まずに、ひたすら魚とお酒だけでお腹いっぱいにするという暴挙に出てみました(ぉ。
刺身に煮魚、焼魚(?)、と魚料理のフルコースを堪能した気分。

ここは気に入ったなあ。
魚好きな人を連れて、また来よう。

ごちそうさまでした。

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2015/12/19 (Sat.)

豊島区西巣鴨の一人すき焼き

「ちょっと早い一人忘年会、バンザイだ」

しゃぶ辰

昨夜の放送をもって、ドラマ『孤独のグルメ Season5』は最終回を迎えました。まだ次の元旦の特番「真冬の旭川出張編」が残っているものの、これにて一段落。
最終メシは、こどグルでは初登場となるすき焼き回。原作の久住昌之先生のデビュー作が『かっこいいスキヤキ』(泉昌之名義)であることを意識して最終回に持ってきたのでしょう。劇中にもそのもののセリフが登場しましたしね。

そして今回は川崎の一人焼肉両国の一人ちゃんこ以来、久々の「一人○○」回でもあるわけで。ドラマのシチュエーションを可能な限り再現してきている私の聖地巡礼的には、一人で行かざるを得ないじゃないですか(;´Д`)ヾ。そんなわけで、私自身としても初の一人すき焼きに、放送前巡礼で挑みました。

しゃぶ辰

しゃぶ辰

初めて降りた西巣鴨。地下鉄の駅から出てすぐのところに目的のお店「しゃぶ辰」がありました。

店内は、なんとカウンターのみ(2F に座敷もあるようです)。久住さんをして「世界しゃぶしゃぶサミット」と表現せしめた独特のつくりで、こんなしゃぶしゃぶ店見たことない(笑。もともと寿司屋か居酒屋だった店舗を流用した、とかなんですかね?

しゃぶ辰

お品書き。しゃぶしゃぶ屋に来たからにはしゃぶしゃぶが食べたくなるところだけど、今回の目的はすき焼き。

しかし放送前なのでどれを頼んだのか分からない(;´Д`)ヾ。いつもは放送前でも次回予告の映像を見ればある程度予想はつくんですが、今回ばかりは同じすき焼きの、どちらのコースにしたかまでは分かりません(汗。でも次回予告を見る限り、霜降りの良い肉っぽかったので、和牛ロースすき焼セットで。初物はケチらず、高い方でいこう。

ちなみにゴローが食べていたのは和牛ロースじゃなくて「上州牛すきやき定食」だったけど、追加肉のメニューを見る限り「和牛ロース」が上州牛のことを指すんでしょう。こうして見ると、ランチコースのほうがちょっとだけお得。

しゃぶ辰

メニューには親切にも食べる手運が書かれています。そういえば、実家暮らしだった頃はまだしも、大人になってから自宅ですき焼き、ってほとんどしたことないなあ。まあ手順は想像できるとはいえ、助かります。

しゃぶ辰

ま、とりあえずビール。これですき焼きの準備が整うのを待とうじゃないか。

しゃぶ辰

ビールのお供に、サッパリ大根サラダ。大根の千切りに鰹節・刻み海苔、醤油ドレッシングを和えたごくシンプルな大根サラダですが、これがどんぶり入りで出てきた(;´Д`)ヾ。一人すき焼きで頼むサイズじゃなかったか。これ、食べ過ぎるとすき焼きの前にお腹いっぱいになるから、ちょっとゆっくりめに食べよう(´・ω・`)。

しゃぶ辰

カウンターの奥に目をやると、なんか実家にありそうな雰囲気の、ファンシーな鍋が(笑。生活感あっていいじゃないですか。
そういえば、ドラマでも富田靖子さんの「綺麗な店員のおばさん」役が妙にハマッてて良かったなあ。

...おっと、おいでなすった。

しゃぶ辰

え、えっ!?
おあ~~~~っ。

放送前であまり予備知識なく来ているので、一人すき焼きなのにこのボリュームが登場して、アドレナリン分泌中。
うわあ、一人大宴会だよ。

しゃぶ辰

肉、これ。
霜、ふりふり。

2,980 円のセットでこんないい肉をこんなにたくさんいただいちゃってイイの?注文間違えたんじゃない?とむしろ不安になるほどの大サービス。

しゃぶ辰

一人ドキドキしながら写真を撮っている間に、お店のママが手際よく焼き始めてくれてしまいました(笑。
さすが、絶妙の間で助け船を出してくれる。

そして、鍋に収まると肉の良さが改めてよく分かる。

しゃぶ辰

早く箸をつけたい気持ちを抑えつつ、火が通るのを待っていきます。

鍋が鳴き出した。
頃合い、よし。

しゃぶ辰

タイミング良くごはんと味噌汁のセットも登場。
味噌汁、というよりむしろ豚汁かというほどの具だくさん、えらい。

さあさあ、いただこうじゃないか。

しゃぶ辰

あぁ~あ...良い肉だ。
熱い肉を冷たい卵につけて食うのが、笑っちゃうくらいうまい。
全「卵の食べ方」の中で、すき焼きの生卵がいちばん好き。

お゛お゛ぅ...!すき焼きだ。感動的にすき焼きだ...!

しゃぶ辰

第二陣、投入。
焼いて、食べて、焼いて、食べて...箸が止まらない。

途中に、さっきの大根サラダを挟むといい具合に味覚がリセットされて、また新たな気持ちですき焼きと向き合える。
いいぞいいぞ、どんどんいける。

それにしても、せっかくすき焼きを食べに来たからには、ビールの次は日本酒にしようと思っていたのに、焼くのと食べるのに忙しくて飲んでる暇が全然ないぞ。一人すき焼きって、なんだか忙しいな。

しゃぶ辰

この肉、本当にうまい。

すき焼きで、白い飯。最高の贅沢。
突然のボーナス飯が、胃袋に転がり込んだ。

しゃぶ辰

すき焼きの〆は、うどんで。

個人的には、こうやって最初から〆が見えている鍋の場合は、具をちょっとだけ残しておくのがポイント。
そうすると、素うどんじゃなくて肉野菜うどんにして楽しめるという。

ちなみにドラマ同様に卵追加 or 卵とじは考えたけど、卵の食べ過ぎには最近気をつけているので自粛(笑

しゃぶ辰

ここまで育ててきたすき焼きの旨味が全部うどんに染み込んで、超ぜいたく肉うどんの完成。
今日のすき焼きを総括するかのような〆の一品だ。

しゃぶ辰

ふ~、完食。
この満足感、やっぱりすき焼ってスペシャルだな。

気取ったお座敷で、相手の食べるのを気にしつつ食べるよりも、
心おきなく自由に食える一人すき焼の方が、断然楽しく、断然クールだ。
かっこいいスキヤキだ。

とてもおいしかったです。
今度は、しゃぶしゃぶしに来てみたいなあ。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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関連ランキング:しゃぶしゃぶ | 西巣鴨駅新庚申塚駅西ケ原四丁目駅

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2015/12/09 (Wed.)

韓国家庭料理 なじみ亭 その 3

「いろんなおかずがちょっとずつ食べられるって、幸せ」

なじみ亭

ずいぶん久しぶりに、銀座の外れにある韓国家庭料理の店・なじみ亭にやって来ました。ドラマ『孤独のグルメ Season4』の聖地ですが、今でもなかなか予約が取れない人気店。これまでの聖地巡礼で一つだけやり残したことがあったので、それを果たしに来たというわけです。

店外のテーブル席は、この季節にはビニールがかけられ、足下にはストーブも設置されて、防寒対策も万全。でも、今回座るのはここじゃないんだなあ。

なじみ亭

なじみ亭

今回は、ようやく初めて店内のカウンター席の予約に成功しました。この店の面白いのは店内のほうなんですが、何せ狭いので予約が取れない。これでやっと、中の様子をじっくり窺うことができます。

なじみ亭

なるほど、中はこんな感じなのか。
棚にズラッと韓国のお酒が並んでいるけど、どんな味なんだかさっぱり想像ができない。

なじみ亭

カウンターの中央に、大皿で女将さん手作りの家庭料理。そうそう、メニューじゃなくてここで大皿を覗き込みながら、何を頼むか決めるんだよね。
でも、今までは混みすぎていたこともあって、中で選ぶのはちょっと気が引けていました。でも、店内席ならばじっくり選べます。まあ基本的には全種類頼むんだけど(ぉ

なじみ亭

この店のオモニ(おかみさん)は健在。でも、放送当時にはいたおねえさんはもう辞めて、故郷に帰ったのだとか。おかみさんも放送後の多忙で一度体調を崩して以来はあまり無理をしないようにしているとのこと。接客業は身体が資本ですからね、お大事になさってください。

店内が狭すぎかつ満員で、カウンターの料理を見ることもままならない状況だったので、外のお客さんは客席側ではなく厨房側から回り込んで料理を選んでいました(笑

なじみ亭

コリアンソーダで乾杯(どう見てもサッポロです本当にありがとうございました)。
お通しの、ちくわのピリ辛炒めっぽいやつ、いかにも韓国家庭の小鉢っぽくて好き。ビールに合いますね。

なじみ亭

まずは早くできるおつまみってことで、チャンジャ。
辛くてうまい。ビールが進みます。

なじみ亭

からの、チャプチェ。
ここのチャプチェ、味付けがこってりしていておいしいんだよなあ。
独りならこれだけでけっこう満足してしまいそうなボリューム感。

なじみ亭

鱈のピリ辛煮込み。以前も食べたけど、これがしっかり味でうまいんです。
この濃い味の煮汁とバランスがとれる魚は、ほかの何でもなく鱈だったら。

なじみ亭

で、チヂミ。韓国料理に来たらこれは外せない。
ここのチヂミは、お好み焼きくらいの厚みとボリューム感があっておいしい。ほかの韓国料理屋で食べるチヂミはスナック感覚のつまみに近いものもあるけど、ここのはしっかりおかず、あるいは主食だ。

なじみ亭

個人的には参鶏湯ラーメンに次ぐこの店の看板メニュー、イカとソーメンの旨辛炒め。しっかり辛いけどほんのり甘くて、うまい。くせになる味。
麺が淡泊で細いソーメンだから、この旨辛いタレと具がしっかり絡んでうまいんだなあ。

なじみ亭

この辛口ソーメンが来たら、飲み物は黒マッコリに切り替えていきます。
甘口のまったりとしたマッコリが、韓国の辛さを中和してくれる。普段は滅多にマッコリを飲もうとは思わないのに、なぜか韓国料理に来ると飲みたくなるんだよな。

なじみ亭

この店の私の大好物、ポッサムキムチ。ゆで豚の厚切りにキムチをたっぷり載せていただきます。
豚キムチがあるくらいだから豚とキムチの相性が悪いわけはないんだけど、豚キムチとはまた少し違うおいしさ。満足度の高いおつまみ。

ポッサム、ポッサム。

なじみ亭

これも以前一度いただいた、タケノコの肉詰め的な料理。以前はタケノコにこんな食べ方があったのか!と目から鱗が落ちたものでした。
濃いめの煮汁と、たっぷりコショウのパンチ力がたまらない。これもお酒が進む味。

なじみ亭

じわじわと〆に向かっていくための、韓国風のり巻き。
大皿に乗っていたときは太巻きの姿だったけど、頼むと一本を切り分けて出してくれました。
結構具が入ってて、芸が細かい。日本の太巻きにちょっと通じる味。

なじみ亭

軽いつまみが欲しくなって、韓国のりを追加。
いかん、のり巻きと韓国のりで、のりがダブってしまった。完全にノリノリな俺(違

なじみ亭

〆はもちろん参鶏湯ラーメン。何度食べても間違いのないおいしさ。インスタントとは思えない麺もいいけど、やっぱりこれのキモは参鶏湯スープだよなあ。
寒くなってきた今の時季に食べると、また格別にあったまる。

なじみ亭

今回もまた、うまかった。
普段食べ慣れない韓国料理でも、こんなになじむ味なのは、おかみさんの人柄あってのものなんだろうなあ。

ごちそうさまでした。
また新橋に来たら、寄らせてもらいます。

孤独のグルメ Season4 Blu-ray BOX

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