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2015/12/29 (Tue.)

北京羊肉料理 横浜・京味居

うまい羊を食べに行こうというお誘いを受けて、横浜まで行ってきました。

京味居 (キョウミキョ)

京味居

横浜長者町。最寄り駅は京急の日ノ出町になります。ドラマ『孤独のグルメ Season3』に登場したチートとパタンの店「第一亭」からもそう遠くない場所。このへん、ディープな店が多すぎて、来慣れている人と一緒でないとさすがに開拓も難しい。今回はこの店の常連と言っていい人に誘っていただいたので来れたけど、通りすがりだったらこの店は選ばないかもしれないなあ、という独特のオーラを放っています。

ともあれ、たのもー。

京味居

とりあえず生ビールと、

京味居

お通し二点。これが何だかはよく分からないけれど(笑、いかにも気取ってない中華料理屋でややぶっきらぼうに出てくるこういうお通しの雰囲気、嫌いじゃない。

京味居

壁メニュー、羊づくし。

羊も牛や豚と同様に部位によってずいぶん味が違う、というのは先日千歳船橋でその洗礼を受けたけど、ここもまた、あの店に負けない多様な部位の羊肉を食べさせてくれます。字面を見ただけでだいたいどこの肉か想像できてしまうあたり、漢字文化圏の強みだよなあ。

京味居

まずは炒土豆絲(漢字これで合ってるのかな)、北京風ジャガイモサラダ。
千切りのジャガイモを炒めた系のつまみ、ビールによく合います。

京味居

そして羊の串焼き。羊を食べに来たらこれは外せない。
うわあ、羊肉をよく食べている人がオススメしているだけあって、確かにここの串焼きはうまい。

お店の雰囲気からして日本人向けアレンジどころか中国のお店をそのまま移設してきたかのようだけど、この串も変に媚びていない味付けで、それがいい。

京味居

飲み物は双龍杯(ドラゴンハイ)。たぶん紹興酒ベースのハイボール、この北京味との相性抜群。

京味居

蕃茄羊肉(トマトと羊肉の炒め)。中国で普段から羊を食べる地方の家庭料理ってこんな感じなんだろうな、と想像できる味。
羊って塩胡椒とかタレとかクミンとか、肉の味を活かす方向の料理はよく食べるけど、こういう味付けもアリだな。

京味居

麻婆豆腐。といってもただのマーボーではなく、羊のマーボー。北京料理なのにマーボー?なんていう無粋なツッコミはナシで(笑
見ての通り、かなり辛ウマイ麻婆豆腐。でも、辣より麻(山椒)の刺激が強い系の、パンチのある味。その上で、羊肉の深い味がいい働きをしている。

この麻婆豆腐、当たりです。

京味居

こういう辛いのが出てきちゃったら、紹興酒を飲まないわけにはいかないでしょう。
ボトル入れちゃうよ!まあその場で飲みきったけど(笑

京味居

そして本日のメインディッシュがやってきました。
まずは、タレと薬味から。

薬味はどれもけっこうクセがあるけど、羊に合わせるならこれくらい香りが強い方がいい。

京味居

で、しゃぶしゃぶ鍋が登場するわけです。

京味居

そこに、ガッツリ大量の野菜たちと、

京味居

これまた多量のラムしゃぶ肉を投入していきます。
ラムしゃぶ、ずいぶん久しぶり。でもこういう本格的(現地っぽい的な意味で)は初めてだぞ。

京味居

最初に野菜を煮込んでいき、最後に肉をしゃぶしゃぶする程度に火を通したら完成。
この鍋の様子を見ているだけで高まってきます。

京味居

ごまだれに、好みの薬味をいろいろ投入して、いただきます。
羊肉は臭みが強いわけではないけれど、パクチーとかネギとか、香りの強い薬味を合わせた方がよりおいしい。
薬味もたくさん種類があるので、いろんな味でどんどん楽しめます。

ラム尽くしでお腹いっぱい、心も満足。やっぱり羊肉ってうまいなあ。
羊肉好きならば一度来ておいて損はないと言えるでしょう。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 23:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2015/12/23 (Wed.)

新橋「舞浜」のまぐろほほ肉バター焼

舞浜

先日、お昼の煮魚定食をいただいてとても気に入った新橋の「舞浜」。夜メニューも食べに来たいと思っていたら、望外に早くその機会が訪れたので、夜の一人メシにいそいそと。

新橋の SL 広場の奥あたり、ごく一角だけ、いかにもな飲み屋空間が広がっています。間違いなく孤独のグルメ空間(イヌカレー空間的な意味で)。
この並びに、「舞浜」の看板も出ています。

地鶏・さかな 舞浜

舞浜

曜日や時間帯のおかげかもしれませんが、ここは昼よりも夜の方が空いているのかな?今回は待たずに入れました。

一人だったので、カウンターに着席。

舞浜

いきなりこのメニューの魅惑の品揃えといったら!
「本日の」とあるからには、毎日の仕入れによって書き換えているに違いない。

そういえば、新橋って実は築地とは目と鼻の先なんですよね。

舞浜

軽く注文して、とりあえずビール。

しかし、新橋の居酒屋でカウンターに一人ビール飲んでるって、まるで典型的なサラリーマンになったような気分だ。(完全に典型的な新橋のサラリーマンです

舞浜

お通しはほうれん草の胡麻和え。
シンプルだけど、白胡麻たっぷりで濃厚な感じなのが、お通しを超えたおつまみ感。

舞浜

結局どの魚にするか絞りきれなかったので、苦し紛れの刺盛り。
おおお、この充実のラインアップ。鮪、かんぱち、〆鯖、鯛、ヤリイカ、帆立あたりかな。
しかも、お皿に氷が敷き詰められているのが嬉しい。

えっと値段見ずに頼んじゃったんだけど大丈夫ですよねこれ(汗

でも、この刺身、本当においしい。東京の真ん中でこんな刺身が食べられるなんて。

舞浜

そりゃもう、お酒は私の大好きな浦霞に買えていかざるを得ないってものですよ。
キレの良い辛口と米の旨味が共存する酒。魚に合う日本酒を代表する銘柄だと思います。

舞浜

メニューを見て第一印象で決めた、あら煮大根。

濃いめの味付けだった昼間のイワシ煮付けとは対照的な、あっさり味。
魚(鮪ですかね)そのものの旨味を引き出す薄味で、これもこれでおいしい。
大根もとても柔らかく、魚の旨味を存分に吸い込んでいるけど、魚自体にも旨味が残っていて、ちょうどいいバランス。日本酒とお互いに高め合うような、相性の良さ。

おいしいです。

舞浜

そして、夜に来たら絶対食べてやろう、と思っていたまぐろほほ肉バター焼。
一口めには肉のステーキと勘違いしそうな、ギュッと塊感のあるまぐろほほ肉。バター焼きにするだけで、こんなにパワフルな料理になってしまうのか。
これは、まじでうまい。日本海の魚とはまた違った味わいがある。

舞浜

というわけで、肉も野菜も炭水化物も頼まずに、ひたすら魚とお酒だけでお腹いっぱいにするという暴挙に出てみました(ぉ。
刺身に煮魚、焼魚(?)、と魚料理のフルコースを堪能した気分。

ここは気に入ったなあ。
魚好きな人を連れて、また来よう。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 23:00 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2015/12/19 (Sat.)

豊島区西巣鴨の一人すき焼き

「ちょっと早い一人忘年会、バンザイだ」

しゃぶ辰

昨夜の放送をもって、ドラマ『孤独のグルメ Season5』は最終回を迎えました。まだ次の元旦の特番「真冬の旭川出張編」が残っているものの、これにて一段落。
最終メシは、こどグルでは初登場となるすき焼き回。原作の久住昌之先生のデビュー作が『かっこいいスキヤキ』(泉昌之名義)であることを意識して最終回に持ってきたのでしょう。劇中にもそのもののセリフが登場しましたしね。

そして今回は川崎の一人焼肉両国の一人ちゃんこ以来、久々の「一人○○」回でもあるわけで。ドラマのシチュエーションを可能な限り再現してきている私の聖地巡礼的には、一人で行かざるを得ないじゃないですか(;´Д`)ヾ。そんなわけで、私自身としても初の一人すき焼きに、放送前巡礼で挑みました。

しゃぶ辰

しゃぶ辰

初めて降りた西巣鴨。地下鉄の駅から出てすぐのところに目的のお店「しゃぶ辰」がありました。

店内は、なんとカウンターのみ(2F に座敷もあるようです)。久住さんをして「世界しゃぶしゃぶサミット」と表現せしめた独特のつくりで、こんなしゃぶしゃぶ店見たことない(笑。もともと寿司屋か居酒屋だった店舗を流用した、とかなんですかね?

しゃぶ辰

お品書き。しゃぶしゃぶ屋に来たからにはしゃぶしゃぶが食べたくなるところだけど、今回の目的はすき焼き。

しかし放送前なのでどれを頼んだのか分からない(;´Д`)ヾ。いつもは放送前でも次回予告の映像を見ればある程度予想はつくんですが、今回ばかりは同じすき焼きの、どちらのコースにしたかまでは分かりません(汗。でも次回予告を見る限り、霜降りの良い肉っぽかったので、和牛ロースすき焼セットで。初物はケチらず、高い方でいこう。

ちなみにゴローが食べていたのは和牛ロースじゃなくて「上州牛すきやき定食」だったけど、追加肉のメニューを見る限り「和牛ロース」が上州牛のことを指すんでしょう。こうして見ると、ランチコースのほうがちょっとだけお得。

しゃぶ辰

メニューには親切にも食べる手運が書かれています。そういえば、実家暮らしだった頃はまだしも、大人になってから自宅ですき焼き、ってほとんどしたことないなあ。まあ手順は想像できるとはいえ、助かります。

しゃぶ辰

ま、とりあえずビール。これですき焼きの準備が整うのを待とうじゃないか。

しゃぶ辰

ビールのお供に、サッパリ大根サラダ。大根の千切りに鰹節・刻み海苔、醤油ドレッシングを和えたごくシンプルな大根サラダですが、これがどんぶり入りで出てきた(;´Д`)ヾ。一人すき焼きで頼むサイズじゃなかったか。これ、食べ過ぎるとすき焼きの前にお腹いっぱいになるから、ちょっとゆっくりめに食べよう(´・ω・`)。

しゃぶ辰

カウンターの奥に目をやると、なんか実家にありそうな雰囲気の、ファンシーな鍋が(笑。生活感あっていいじゃないですか。
そういえば、ドラマでも富田靖子さんの「綺麗な店員のおばさん」役が妙にハマッてて良かったなあ。

...おっと、おいでなすった。

しゃぶ辰

え、えっ!?
おあ~~~~っ。

放送前であまり予備知識なく来ているので、一人すき焼きなのにこのボリュームが登場して、アドレナリン分泌中。
うわあ、一人大宴会だよ。

しゃぶ辰

肉、これ。
霜、ふりふり。

2,980 円のセットでこんないい肉をこんなにたくさんいただいちゃってイイの?注文間違えたんじゃない?とむしろ不安になるほどの大サービス。

しゃぶ辰

一人ドキドキしながら写真を撮っている間に、お店のママが手際よく焼き始めてくれてしまいました(笑。
さすが、絶妙の間で助け船を出してくれる。

そして、鍋に収まると肉の良さが改めてよく分かる。

しゃぶ辰

早く箸をつけたい気持ちを抑えつつ、火が通るのを待っていきます。

鍋が鳴き出した。
頃合い、よし。

しゃぶ辰

タイミング良くごはんと味噌汁のセットも登場。
味噌汁、というよりむしろ豚汁かというほどの具だくさん、えらい。

さあさあ、いただこうじゃないか。

しゃぶ辰

あぁ~あ...良い肉だ。
熱い肉を冷たい卵につけて食うのが、笑っちゃうくらいうまい。
全「卵の食べ方」の中で、すき焼きの生卵がいちばん好き。

お゛お゛ぅ...!すき焼きだ。感動的にすき焼きだ...!

しゃぶ辰

第二陣、投入。
焼いて、食べて、焼いて、食べて...箸が止まらない。

途中に、さっきの大根サラダを挟むといい具合に味覚がリセットされて、また新たな気持ちですき焼きと向き合える。
いいぞいいぞ、どんどんいける。

それにしても、せっかくすき焼きを食べに来たからには、ビールの次は日本酒にしようと思っていたのに、焼くのと食べるのに忙しくて飲んでる暇が全然ないぞ。一人すき焼きって、なんだか忙しいな。

しゃぶ辰

この肉、本当にうまい。

すき焼きで、白い飯。最高の贅沢。
突然のボーナス飯が、胃袋に転がり込んだ。

しゃぶ辰

すき焼きの〆は、うどんで。

個人的には、こうやって最初から〆が見えている鍋の場合は、具をちょっとだけ残しておくのがポイント。
そうすると、素うどんじゃなくて肉野菜うどんにして楽しめるという。

ちなみにドラマ同様に卵追加 or 卵とじは考えたけど、卵の食べ過ぎには最近気をつけているので自粛(笑

しゃぶ辰

ここまで育ててきたすき焼きの旨味が全部うどんに染み込んで、超ぜいたく肉うどんの完成。
今日のすき焼きを総括するかのような〆の一品だ。

しゃぶ辰

ふ~、完食。
この満足感、やっぱりすき焼ってスペシャルだな。

気取ったお座敷で、相手の食べるのを気にしつつ食べるよりも、
心おきなく自由に食える一人すき焼の方が、断然楽しく、断然クールだ。
かっこいいスキヤキだ。

とてもおいしかったです。
今度は、しゃぶしゃぶしに来てみたいなあ。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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関連ランキング:しゃぶしゃぶ | 西巣鴨駅新庚申塚駅西ケ原四丁目駅

投稿者 B : 23:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2015/12/09 (Wed.)

韓国家庭料理 なじみ亭 その 3

「いろんなおかずがちょっとずつ食べられるって、幸せ」

なじみ亭

ずいぶん久しぶりに、銀座の外れにある韓国家庭料理の店・なじみ亭にやって来ました。ドラマ『孤独のグルメ Season4』の聖地ですが、今でもなかなか予約が取れない人気店。これまでの聖地巡礼で一つだけやり残したことがあったので、それを果たしに来たというわけです。

店外のテーブル席は、この季節にはビニールがかけられ、足下にはストーブも設置されて、防寒対策も万全。でも、今回座るのはここじゃないんだなあ。

なじみ亭

なじみ亭

今回は、ようやく初めて店内のカウンター席の予約に成功しました。この店の面白いのは店内のほうなんですが、何せ狭いので予約が取れない。これでやっと、中の様子をじっくり窺うことができます。

なじみ亭

なるほど、中はこんな感じなのか。
棚にズラッと韓国のお酒が並んでいるけど、どんな味なんだかさっぱり想像ができない。

なじみ亭

カウンターの中央に、大皿で女将さん手作りの家庭料理。そうそう、メニューじゃなくてここで大皿を覗き込みながら、何を頼むか決めるんだよね。
でも、今までは混みすぎていたこともあって、中で選ぶのはちょっと気が引けていました。でも、店内席ならばじっくり選べます。まあ基本的には全種類頼むんだけど(ぉ

なじみ亭

この店のオモニ(おかみさん)は健在。でも、放送当時にはいたおねえさんはもう辞めて、故郷に帰ったのだとか。おかみさんも放送後の多忙で一度体調を崩して以来はあまり無理をしないようにしているとのこと。接客業は身体が資本ですからね、お大事になさってください。

店内が狭すぎかつ満員で、カウンターの料理を見ることもままならない状況だったので、外のお客さんは客席側ではなく厨房側から回り込んで料理を選んでいました(笑

なじみ亭

コリアンソーダで乾杯(どう見てもサッポロです本当にありがとうございました)。
お通しの、ちくわのピリ辛炒めっぽいやつ、いかにも韓国家庭の小鉢っぽくて好き。ビールに合いますね。

なじみ亭

まずは早くできるおつまみってことで、チャンジャ。
辛くてうまい。ビールが進みます。

なじみ亭

からの、チャプチェ。
ここのチャプチェ、味付けがこってりしていておいしいんだよなあ。
独りならこれだけでけっこう満足してしまいそうなボリューム感。

なじみ亭

鱈のピリ辛煮込み。以前も食べたけど、これがしっかり味でうまいんです。
この濃い味の煮汁とバランスがとれる魚は、ほかの何でもなく鱈だったら。

なじみ亭

で、チヂミ。韓国料理に来たらこれは外せない。
ここのチヂミは、お好み焼きくらいの厚みとボリューム感があっておいしい。ほかの韓国料理屋で食べるチヂミはスナック感覚のつまみに近いものもあるけど、ここのはしっかりおかず、あるいは主食だ。

なじみ亭

個人的には参鶏湯ラーメンに次ぐこの店の看板メニュー、イカとソーメンの旨辛炒め。しっかり辛いけどほんのり甘くて、うまい。くせになる味。
麺が淡泊で細いソーメンだから、この旨辛いタレと具がしっかり絡んでうまいんだなあ。

なじみ亭

この辛口ソーメンが来たら、飲み物は黒マッコリに切り替えていきます。
甘口のまったりとしたマッコリが、韓国の辛さを中和してくれる。普段は滅多にマッコリを飲もうとは思わないのに、なぜか韓国料理に来ると飲みたくなるんだよな。

なじみ亭

この店の私の大好物、ポッサムキムチ。ゆで豚の厚切りにキムチをたっぷり載せていただきます。
豚キムチがあるくらいだから豚とキムチの相性が悪いわけはないんだけど、豚キムチとはまた少し違うおいしさ。満足度の高いおつまみ。

ポッサム、ポッサム。

なじみ亭

これも以前一度いただいた、タケノコの肉詰め的な料理。以前はタケノコにこんな食べ方があったのか!と目から鱗が落ちたものでした。
濃いめの煮汁と、たっぷりコショウのパンチ力がたまらない。これもお酒が進む味。

なじみ亭

じわじわと〆に向かっていくための、韓国風のり巻き。
大皿に乗っていたときは太巻きの姿だったけど、頼むと一本を切り分けて出してくれました。
結構具が入ってて、芸が細かい。日本の太巻きにちょっと通じる味。

なじみ亭

軽いつまみが欲しくなって、韓国のりを追加。
いかん、のり巻きと韓国のりで、のりがダブってしまった。完全にノリノリな俺(違

なじみ亭

〆はもちろん参鶏湯ラーメン。何度食べても間違いのないおいしさ。インスタントとは思えない麺もいいけど、やっぱりこれのキモは参鶏湯スープだよなあ。
寒くなってきた今の時季に食べると、また格別にあったまる。

なじみ亭

今回もまた、うまかった。
普段食べ慣れない韓国料理でも、こんなになじむ味なのは、おかみさんの人柄あってのものなんだろうなあ。

ごちそうさまでした。
また新橋に来たら、寄らせてもらいます。

孤独のグルメ Season4 Blu-ray BOX

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2015/12/05 (Sat.)

江東区亀戸の純レバ丼

「ここはちょいと、やんちゃなメシをガツガツ食いたい気分」

亀戸

ドラマ『孤独のグルメ Season5』聖地巡礼、今回も放送前に巡ってきました。昨夜放送されたばかりの第 10 話の舞台は亀戸。亀戸といえば、Season2 の砂町銀座回で甘味パートに登場した珈琲道場のある場所ですが、今回の聖地は駅の反対側。亀戸と錦糸町のちょうど中間地点くらいにある、天神橋を渡ってすぐの中華料理店です。

放送前だからまだ空いてましたが、これ今日からしばらくはこの狭い歩道が行列になっちゃうんだろうなあ。

菜苑

菜苑

この佇まい。いかにも地元に昔からあるラーメン屋、という感じ。
どうしてこういう店の暖簾には必ず「味自慢」って書いてあるんだろう(笑

午前 11 時半から深夜 2 時までやってるのか。飲んだ帰りにこういうところのタンメンで締めたくなる感じの店だ。

菜苑

赤カウンターの正当派ラーメン屋。よし。

喫煙可らしく、ヘビースモーカー用の灰皿(皿っていうより缶だけど)が置いてあるけど、私が行ったときには誰もタバコを吸ってませんでした。
劇中でゴローちゃんの喫煙シーンがあるかなと思ったら、それもなし。退院直後という設定なら、そりゃそうか。

菜苑

「知ってる?菜苑 食べてる!純レバ」。この妙にフレンドリーなメニューは何だろう(笑。
純レバ、亀戸のローカルフーズ?それともここのオリジナル?

よし、受けて立とう。

菜苑

まずはビール亀戸ソーダ。こういう古き良きラーメン屋には、生ビールよりも瓶ビールですよ。

これにギョウザをつけることは言うまでもない。

菜苑

ゴローちゃんと久住さんはこのギョウザをお酢とコショウで食べていたけど、放送前にそんなこと知る由もなく、普通に醤油+酢+ラー油でいただきます。酢コショウギョウザは、今度どこかのラーメン屋に入ったらやってみよう。

これは野菜多めのあっさりとしたギョウザ、いかにもラーメン屋のギョウザ。だがそれがいい。

菜苑

そこに本日の主役、純レバ丼のお出ましだ。

ライス多し。亀戸ソーダと一緒なら、丼じゃなくて純レバ炒め+半ライスくらいでも良かったかも。でも、そのものを食べないと聖地巡礼したことにならないので(笑。

菜苑

これが純レバ丼。
ネギ、盛りすぎ。ネギの雪山讃歌。

どんぶり版ラーメン二郎か、と言いたくなるほどの山盛り。これは食べきれるのかな...。

いかん、見た目に気圧されてた。
食べるんだ、そこに山があるのなら。

菜苑

ひとまずレバー単体で食べてみよう。

うわ...濃い!まさにガツンだ。
予想以上のやんちゃメシだ。

でも、全然レバーくさくない。これは鶏のレバーか。
こいつはいいや。これぞ、娑婆の味。

菜苑

続いてご飯と一緒に。混ぜて食べると、濃いたれがご飯に絡んで、レバー単体よりもうまさアップ。

特濃、甘辛。甘みに辛みが勝ってるのが、俺好み。
食べ始めているのに、さらに腹がへっていくかのようだ。
そして、ビールも進む。

このガツンと濃い味どんぶりメシが、俺の五臓六腑に火をつけた。
どんなメシとも真っ向勝負できる幸せ。
おいしいは健康の証。味とは生きている実感だ。

菜苑

完・食。タレの味付けで一気に食べさせられてしまった。あのネギの山をたやすく登り切れたとは。
いやあ...燃えたぜ、純レバ丼。

正統派のラーメン屋に、異色の看板料理を見つけた。
こういう味、ときどき無性に食べたくなるんだよなあ。

ごちそうさまでした。
ちなみにこのお店、姉妹店が浅草の方にもあるようなので、放送後しばらくの間はそっちに行くのも手かもしれません。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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2015/11/29 (Sun.)

炭火焼肉 本牧亭 再訪

半年ぶりに、長原の焼肉店・本牧亭に行ってきました。

本牧亭

本牧亭

前回行ってとても気に入ったので、何かの機会にまた行きたいとずっと思っていました。「いい肉の日」なら、これ以上相応しい日はないと思い(ぉ
ここは私が今までに行った焼肉店の中でも、トップクラスに属する店です。けっこういい値段するけど、同じくらいの味でもっと高い店はたくさんあるので、肉の質からすると決して高くはない。

本牧亭

店内にはスポーツ選手をはじめとした有名人のサインがビッシリ。最近プロ野球は見ていないので名前を知らない選手のほうが多いんですが、元ジャイアンツの元木選手やレスリングの吉田沙保里選手など、名を知った人のサインもたくさん。色紙の日付を見ると月に数度は有名人が訪れているようなので、遭遇するチャンスは多そうです。

本牧亭

まずは大ジョッキ。1 リットルくらいある大ジョッキで飲みごたえあります。しかも、この大ジョッキがしっかり凍っているので、ビールがうまい!最近ビールを少し控えている身としてはちょっと背徳感あるけど、今日くらいはいいか(ぉ

本牧亭

肉は前回もいただいた「ファミリー盛り」から。薄切り肉・カルビ・ロース・ハラミをセットでいただける、これだけでもけっこう満足感高いやつです。写真の量で、二人前。

本牧亭

最初は薄切り肉から焼いていきます。すぐに火が通ってしまうので、二つ折りにして表面だけ焼く程度でじゅうぶん。お店で一頭買いしている新鮮な牛肉なので、ちょっと赤すぎるかなと思うくらいがおいしい。

本牧亭

で、焼けたらタレをつけた上で、生卵に通してすき焼きっぽくいただきます。やっぱりこれはたまらない。
薄切り肉の枚数に対して卵の量が多いので、ここでライスを頼んで TKG を作成し、焼いたカルビを TKG に乗せて食べてもまたうまい。

本牧亭

そしてカルビ、ロース、ハラミと順に焼いていきます。どれも、サシがよく入った上質な肉なのに、かといって脂っこすぎず、胃に重くない。本当にうまい肉ってこうなんですよね。

野菜焼きも、普通にタマネギとピーマンとニンジン...というわけではなくて、その季節の旬の野菜を持ってきてくれるのがうれしい。今回はギンナンだったりパプリカだったり、あとトマト焼きがあるのも珍しい。

本牧亭

でもそれ以上に驚いたのが、このアルミ容器に入ったやつ。右のアボカドバター焼きは前回もありましたが、左はなんと栗。栗をバターとブランデーに浸けたもので、焼くとバターの甘みとブランデーの深みが栗に染みこんで、まるで濃い味のモンブランをいただいているかのような、絶品のうまさ。ただし重めのスイーツを食べているような感覚でお腹に来るので、むしろデザートに取っておきたい感じです。

本牧亭

そこにキムチ三種盛り。けっこうしっかり辛いキムチだけど、肉三昧の口の中をリセットしてくれる、重要な役どころ。

本牧亭

飲み物は赤ワインに移っていきます。ハイボールとか焼酎もいいけど、ここの肉はワインが飲みたくなる感じ。
ものによって使われるグラスも違ったりして、ちゃんとしてます。

本牧亭

ちょっとこだわりの部位をいただきたくなったので、肩サンカクをわさび醤油で。サンカクといえば、沼袋の平和苑にもあって、あれもうまかったよなあ。わさび醤油でいただくと、あのわさびカルビを思い出します。

本牧亭

そして最近お気に入りのホルモン。ホルモンってけっこう脂っこい部位だけど、ここのは脂分にうまみは凝縮されているものの、他の部位と同様に全然もたれない感じ。上等で上品なホルモン、おいしいです。

本牧亭

ホルモンから、改めて普通の焼肉に戻ってみたり。
この店、けっこう細かく網を替えてくれるので、常に最良の状態で肉がいただけます。さらには何も言わなくてもこまごまと焼きのサポートまでしてくれて、質の良い肉を最高の焼き加減で提供したいという思いが伝わってきます。

俺は今、本当にうまい焼肉を食らっている。うおォン!

本牧亭

最後はユッケジャンクッパで〆。

いやあ、今日もいい肉の日だった。
予約を取りづらいお店だからそうそう来れないけど、ここは間違いなくいい肉の店。次はいつ来ようかなあ。

ごちそうさまでした。

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2015/11/27 (Fri.)

渋谷区代々木上原のエマダツィとパクシャパ

「間違いなく、トウガラシが国王。全ての食材がトウガラシのために働いている」

ガテモタブン

ドラマ『孤独のグルメ Season5』聖地巡礼も順調に回ってきていますが、今回は先週放送されたばかりの代々木上原、ブータン料理の聖地に来てみました。
代々木上原自体にも久しぶりに来たんですが、劇中にもあったとおりここは坂と路地の街。比較的大きな駅のはずなのに、ロータリーとか広場的なものはなく、駅を出たところからいきなり上り坂が始まります。この坂がまた、実に走りたくなる坂である(ぉ

南口の坂を登り切ったあたりにちょこんと存在するのが、都内には一軒しかないというブータン料理の店「ガテモタブン」。

ガテモタブン

ガテモタブン

ブータン料理...俺の胃袋の辞書にはない国だ。

ブータン料理は世界一トウガラシを使う料理とのこと。激辛回としてはこれまでにも池袋の楊京成小岩の珍々神宮前のシャンウェイなどが登場しましたが、映像を見た限りでは今回が歴代最辛と言って良さそう。辛い物好きを自認する俺だけど、今回ばかりは食べきれるんだろうか。

一期一会、ブータンが俺を呼んでいる。

ガテモタブン

ゴローちゃんが翻弄されたメニューの実物はこんな感じ。

「ホゲ」「ギュン チャン パ」「ツェム」...雲をつかむような料理名だ。
ブータン料理、イメージが全く湧かない。写真がついてなければオーダーすることさえできなかったに違いない。

ガテモタブン

黒板メニューにも、気になるものがいろいろ。「ポークスペアリブ山椒風味」とかスッゴク食べてみたいけど、この日はあいにく売り切れでした(´д`)。

そして「エマオムレツ」ってこの店にしちゃあ優しそうな料理だな...と思ったら、これにも唐辛子入り!
ゾンカ語(ブータンの公用語)では「エマ」はトウガラシの意味らしい。

ワインも気になるけど、唐辛子まみれの舌でワインの味の違いなんて分かるんだろうか...。

ガテモタブン

メニューを読んてただけで喉が渇いてきた。
とりあえず、ビールで潤そう。

今日はこの後、きっとこのビールが湧水のように感じられるんだろうなあ(笑

ガテモタブン

まずはモモから。ブータン流餃子。
見るからにモチモチしておいしそうだけど、この複雑な包み方、どうやって作ってるんだろう?

添えられている赤い薬味は「エヅェ」で、モモ自体は辛くないけど、このエヅェが辛い、という。

ガテモタブン

あと「チーズモモ+チーズエヅェ」がおいしそうだったので、それも。
こっちは餃子というよりは、小籠包みたいな感じだ。

まずは、お手並み拝見。

ガテモタブン

おぉ...こうきたか。
皮、もっちり。

おっ、トウガラシがジャブを出してきた。
でもうまい。噛むほどに肉汁が。こういう餃子的おいしさがあったか。

メニューを見て、チーズ入りのほうがマイルドに違いないと思ったら、チーズ入りのほうが鋭い辛さ!逆に、ノーマルモモのほうが予想の範囲内の辛うまさ。これは完全に逆を突かれたな。

ガテモタブン

ホゲ、なんとも情けない名前からは想像できない鮮やかさ。
「ホゲ」って、1990 年代にプログラミングやってた人ならば絶対テストコードに「hogehoge」って入れた経験があるに違いない(笑

サラダ的な位置づけにもかかわらず、山椒がしっかり入っていて、味覚がおかしくなっちゃう感じだ。
ホゲ~ッ!これ、全然箸休めじゃないぞ。

でも、妙にくせになるうまさだ。
いいぞお、ホゲ。
なんだか楽しいぞ、ブータン。

ガテモタブン

エマダツィ、ブータンの真打ち登場。
赤と緑、まんまトウガラシ。それがびっしり。見た目だけで判断するなら、罰ゲーム的な何かにしか見えない(笑

ガテモタブン

合わせるのは赤米と白米の二色ライス。
ブータンでは、少量の味の濃いおかずで米をたっぷり食べるのが流儀らしい。
メシに合うトウガラシってことは、そんなに辛くないのか...?

よし、心の準備はできた。

ガテモタブン

ライスにエマダツィをかけるようにして、いただきます。

この白いスープみたいなの、実は溶けたチーズなのか。このチーズ、濃くてすごくおいしい。
全然、辛くない。もしかして...辛いのは見た目だけ?

ん...ん、なんだ?
おっ、おっ、来たぞ?本気がやってきたぞ...!!

日本では薬味のトウガラシが、まさかの主役。
これは辛い。今まで味わったことのない辛さ、いや辛(つら)さだ。
迂闊にたくさん食べたら、それこそ失神してしまいそうだ。

これを食べた後だと、山椒が強烈だと思っていたホゲが、まさかの爽やかさ。これは箸休めになるぞ。
ホゲ~、おまえがいて、助かった。

ガテモタブン

続いて久住's セレクションから、ジャシャパ。
鶏肉とキャベツに、当然のようにトウガラシが入った炒め煮。

これも確かに辛いけど、エマダツィに比べたら全然普通。
鶏肉とキャベツの炒め物なら日本でも一般的だから、ようやく自分の得意な戦場に持ち込めたような感覚で、ちょっと安心(笑
あっという間におかわりしてしまったご飯がさらに進みます。

ガテモタブン

自家製のレモンチェッロ。ブータン関係ないけど(笑

自家製というだけあって、レモンの酸っぱさ全開。
でも、この辛さの中では、口の中をリセットするのにちょうどいい存在だ。

ガテモタブン

干し肉のパクシャパ。そのど真ん中に、真っ赤なトウガラシが鎮座。うわあ、いるいる。

干し肉、一見角煮的な柔らかさを想像するけど、食べてみると噛み応えあり。
そして、干し肉のうまみがしっかりしみた大根がうまい。これ、ブータンのブリ大根的な何かか。

あ~、これは...大根の甘みとトウガラシの辛さが、口の中で丁々発止の戦いをしている。
ん~、なんだか、だんだんカラダがトウガラシに慣れてきたような...。

ここで改めてエマダツィを食べてみると、実際さっきのめまいがするような辛さを感じない。むしろトウガラシのうまみを感じるとは...。
まるでロンダルキアについた瞬間にはモンスターに一撃で瀕死のダメージを受けていたのが、はぐれメタルを倒しまくっているうちにレベルが上がったかのようだ(何

ガテモタブン

タイのウィスキー「メコン」のソーダ割り。

スコッチやバーボンとは全然違うと思ったら、サトウキビと米を原料に、タイのスパイスで香りをつけたものなのか。
これ、合う。ブータン料理にものすごく合う。

ガテモタブン

「シャダフィン」。見てのとおり、鶏肉と春雨のスープ。そして言うまでもなく、トウガラシ。

中華料理の春雨スープの亜流みたいな感じで、なじみのある味。
とはいえ自分の辛さ耐性が高まった状態で食べているので、実際どれくらい辛いかは不明(笑

ガテモタブン

「ケワダツィ」。「エマ」ダツィはトウガラシのチーズ煮込みだったけど、「ケワ」ダツィはジャガイモのチーズ煮込み。

エマダツィのチーズがすごくおいしかったので、これの辛さマイルド版があったらいいと思ったけど、それがまさにこれ。
チーズの濃い味がむちゃくちゃうまい。これ、何のチーズを使ってるんだろう?
トウガラシも控えめだし、最初はこれから始めれば良かったかも。

ガテモタブン

〆は「チョーメン」。ブータン風焼きそば。
これ自体は辛くなくて、パクチー等でオリエンタルな香味をつけた普通のソース焼きそばという感じ。

ガテモタブン

でも、一緒に出てくる特製ケチャップをかけると、一瞬にしてトウガラシ味(笑
辛い、けど、止まらない!まるでブータンの魔法にかかったようだ。

ブータン料理、日本の味付けとは違う意味で、これ以上ご飯が進む料理を知らない。
今、俺の中で、トウガラシ・パラダイムシフトが起こっている。

ガテモタブン

胃袋からブラボーの拍手鳴り止まず。
ああ、辛うまかったぁ~っ。

ブータンのトウガラシ愛、食の世界をくまなく照らしている。
ああ、でも、こういう満足感、生まれて初めてだ。

ごちそうさまでした。

ドラマを観た直後は、ゴローちゃんが素の松重豊さんとして本気で辛がっているように見えたので(笑)、これはネタ回的な位置づけで、一回行けば十分かな...と思っていましたが、最後には想像以上にうまかった。ここは、再訪ありだな。
次回来ることがあったら、今度はもう少しスロースターターになるように、順番考えて頼もう(笑

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 23:58 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2015/11/14 (Sat.)

世田谷区千歳船橋のラム肩ロースとラムチョップ

「ちょっと疲れが溜まってるな。なんかパワー系なもの、入れたいなあ」

千歳船橋

ドラマ『孤独のグルメ Season5』の聖地巡礼も、早くも 4 軒目。今回は、昨夜放送されたばかりの第 7 話の舞台、千歳船橋に放送前巡礼してきました。紛らわしいけど、千歳船橋は北海道でも千葉でもなく、世田谷区です(笑

年々ドラマの人気が高まっていることもあって、今シーズンはいつもより早く放送前の巡礼を心がけていますが、この店は特に人気が出そうなので、早く行っておきたかった。だって東中野木場西荻窪とこれまでのラム回の店にハズレなし。今回はさらにラムで焼肉とあっては、うまくないはずがないわけです。

ちなみに↑の写真は「孤独カット」(「腹が減った」の三段引きカット)でゴローちゃんがヨガの「木のポーズ」をしていた場所。

ジンギスバル まーさん

ジンギスバル まーさん

え...?これ店なんだ。
ジンギスカンね...忘れていたアイテム。

静かな住宅街のカドにぽつんと存在する、ファンシーな外観のお店が今回の聖地。羊に見守られている店舗だ。
どうやらこのお店、札幌のだるまで食べたジンギスカンの味に感動し、東京にないなら自分で作ってしまえ!という勢いでオープンしたお店だそう。だからこんなに羊愛に溢れた建物なのか。

ジンギスバル まーさん

店内、こぢんまり。
カウンター中心で、テーブルが一席だけ。予約すれば二階席もあるようですが、二階に行くには建物の外から階段を上がるようで、さすがに未確認(笑

通されたのはゴロー席でした。今シーズンここまで、放送前巡礼も含め全てゴロー席を引き当てているこの強運!
なお、この日は放送前ながら予約で満席、飛び込みで来て断られているお客さんも数組いらっしゃいました。普段から人気店みたいですが、事前巡礼のお客さんも増えてきているようですね...。

ジンギスバル まーさん

おしながき。なんか、いろいろあるなぁ~。

ジンギスカンって、そんなバリエーションあったっけ。
札幌のジンギスカンは、肉といったら一種類しかなかったような気がするけど、これは興味津々。

ジンギスバル まーさん

ジンギスカン鍋、一人にちょうど良い大きさじゃないか。
炭に火が入り、脂が塗り込まれて、こちらのテンションも高温になっていきます。

ジンギスバル まーさん

そんなジンギスカン鍋を眺めながら、まずは生ビールを一杯。
札幌の夜、思い出すなあ~っ。

今回は放送前で、メニュー的に予告映像では何の肉を食べたのかも微妙に判らないので(汗、ここは勢いに任せて、後は流れで。

ジンギスバル まーさん

最初はビールのつまみっぽく、ラムソーセージ 3 種盛りをいただきます。
そのままでも食べられるけど、炭火であぶるとなおうまし。

3 種はあらびき、ガーリック、チョリソーらしいけど、ハッキリ味が違うというよりはラムっぽい味と香りが先に立って、後から味の違いが分かる感じ。

ジンギスバル まーさん

そして羊のタン。牛タンは好きだけど、羊のタンって初めて。
見た目からして、普通の焼肉屋で食べる牛タンとはずいぶん違う。

ジンギスバル まーさん

羊のタン、想像していたような弾力性はあまりなくて、滑らかな感じ。
そして羊っぽいくさみが全然ない。おいしいです、これ...。

ジンギスバル まーさん

...と、タンを食べていたところで、カウンターの奥に黒板メニューがあることを発見。
レギュラーメニュー以外にもいろいろあるのか。

レバーにハツに脂身だ?
それに、ラムタン原木。ドラマでは「ふらっと QUSUMI」コーナーで久住さんが食べてましたが、あれもうまそうでした。
これに気づいていれば、最初からこっちにしたのに(;´Д`)。

謎のメニューが後から後から現れる。
この店、底知れないぞ...!

ジンギスバル まーさん

今回の主役のひとつ、やわらか肩ロースが出てきました。
おお...思ってたよりボリューム感ある肉だ。

ジンギスバル まーさん

ゴローちゃんは肩ロース+ランプ+焼き野菜の「A セット」を頼んでいたけど、放送前だから当然見ていないし、最初は「だるま」っぽくシンプルにいきたかったので、肩ロース単品+玉ねぎで。
肉の前に、まずは玉ねぎを鍋の周囲に配置して、先に火を通していきます。

ジンギスバル まーさん

そして、まるで玉座のような中央の空間に、肩ロース。

あぁ...この匂い、腹がどんどん減っていく。
世田谷の住宅街にあって、ここだけすすきのがやってきたかのようだ。

ジンギスバル まーさん

いただきます。
ロースとタマネギは、タレ。

えっ...何これ、うまし!実にうまし。
牛でも豚でもないロース、めちゃくちゃうまい。

タマネギも甘くておいしい。
劇中じゃ、淡路島のこだわりタマネギって言ってたなあ。

ジンギスバル まーさん

これがランプ(腰からお尻にかけての部分)。
クミン塩でいただきます。カレーの香りのもとになるクミン、なじみ深いスパイス。

おー、ちょっとこれ、感動。
ランプ、すごい。クミン、反則。やばいよこれ。
脂分は少なめだけど、柔らかいし、ラム肉の味がよく分かる。

こういううまさが肉の世界にはまだ隠れていたのか。

ジンギスバル まーさん

ここのラムロースは間違いなくおかわりしたくなる。
ゴローちゃんは「旨くちロースタレ」でおかわりしてたけど、私は「ネギ塩ラムロース」で。

ネギ塩って、牛カルビとは焼くことがあるけど、ラムロースだとどうなっちゃうんだろう。

ジンギスバル まーさん

「片面が焼けたら肉でネギを巻いて食べてください」と言われたけど、ロースが分厚くてネギが巻けない(笑
仕方ないので、ネギのせラムロースでいただきます。

うっほ、これもいい。
ネギ塩とラムロースが秘めたうまさを互いに引き出し合っている。

まだ全然イケるぞ。
この店の羊、レベルたかし君。

ジンギスバル まーさん

これはちょっと、飲み物のペースも上がらざるを得ないというものです。

ビールの次はハイボールでも良かったけど、ちょっとガツンとしたのが欲しくなったので、最強のレモンサワー「MASSA 酎」にしてみました。マッサチュー...工科大学?
これがまた、しっかり炭酸と強めの酸っぱさで、パワフルなラム肉と好相性。だけど、お店を出た頃に自分が思っていた以上にアルコール回った感があり、迂闊に飲んだらあかんやつや。

ジンギスバル まーさん

おっ!来たな、ラスボス。

というわけで、ラムチョップですよ。
骨付き肉って、見ただけで興奮してくるよなあ。はじめ人間的な何かが遺伝子に組み込まれているとしか思えない。

ジンギスバル まーさん

ここで、目の前で炭の交換。
劇中でも「タレの味がついちゃうから」と言ってラムチョップの前に網を替えるくだりがありましたが、これってラムチョップ前の何かの儀式なのか。

ジンギスバル まーさん

新しくなった炭の上で、じっくりじっくり、焼いていきます。
「片面 2 分ずつ、5~6 回」という劇中の説明はありませんでしたが、大きめの骨付き肉だし、腰を据えてじっくりと。

うまいラムチョップへの道のりは、長く険しい。
これは修行だ。

ジンギスバル まーさん

ラムチョップ、完成。
長い道のりだった。よく頑張った、俺。

「箸袋を骨に巻いて」という説明も特になかったので、骨をそのまま手づかみで、いただきます。

くわぁ~っ、これは良いチョップ。
胸にバシィィーン!と、来たよ。

俺は狼だ。羊を襲う狼だ。
野生の血が、肉を喰らい血をすすり、骨の髄までしゃぶり尽くす。うおォォォン!

ジンギスバル まーさん

〆は、メニューにあって最初から気になっていた、「ネコ飯」。
見た目はごく普通の鰹節ねこまんまそのものだけど、一口食べてみると、うまみ炸裂。何入ってるんだこれ。

って、鰹節に、秘伝のタレとバター、ね。
Wikipedia によると「北海道では醤油にバターが加えられることが多い」ということで、北海道流のねこまんまなのか。なるほどね。TKG に続く〆ご飯のヒット作、これ今度自宅でも真似してみよう(笑

すごい店だった。
羊のピラミッドパワーで、エネルギー充填。疲れ、蒸発!
食いたいものを食いたいように食いたいだけ食う以上に、元気が出ることはない。

事前に想像していたとおり、リピートしたくなる店。ラム好きとしては特に外せない。
放送前巡礼だったがゆえに今回は食べなかった「五郎's セレクション」があるので、放送後しばらくして客足が落ち着いた頃に、未踏のメニューに再挑戦しに来ようと思います。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 21:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2015/11/08 (Sun.)

目黒区大岡山のなめろう冷茶漬

「こんなときはうまいもんを、食いたいだけ食うに限る」

九絵

前回に引き続き、ドラマ『孤独のグルメ Season5』大岡山編の聖地巡礼です。こないだは九絵定食だけで満腹になってしまったので(笑)、今度は夜に改めて来てみました。放送前に二度も聖地巡礼するのは、さすがにこれが初めて。
お店の隣がカラオケスナック、というあたりも昭和ローカル感があって、いいじゃないの(笑

漁師料理 九絵

九絵

お昼に来たときには気がつかなかったのですが、店内は漁船の集魚灯タイプの照明が使われていて、いかにも漁師料理の店という雰囲気ビンビン。改めて、気分が高まります。
蛍光灯にかけられたスノコとか、棚にズラリと並べられた焼酎とかも、いいじゃないか。山の上じゃなくて、三陸か三崎の港にでもいるような気がしてくる。

九絵

なぜだか一漁終えた後みたいな感覚になって、生ビールが欲しくなるわけです。
ビールはスーパードライとプレモルがありましたが、意外にもプレモルが瓶、スーパードライのほうが生で提供されるということで、スーパードライで乾杯。
ま、ヱビスって雰囲気の店でもないし、これぐらい気安いほうがちょうどいい。

九絵

さて、つまみは何にするかな。
こういう黒板メニューだと、なんでも美味しそうに見えてくるのは何故なんだろう。

なお、メニューに書かれていても早々になくなってしまうものも少なくないもよう。
くじらのユッケ、食べたかったな...。

九絵

こっちは...おっと、ランチメニューだったか。
でも、サンマのねぎまなべ定食とか、カレーもいいなあ。劇中で体育会系の学生さんも頼んでたけど、気になるなあ。

九絵

さておき、料理はやっぱり刺身からでしょう。いろいろ食べたいので、刺盛り。
頼もうとしたところで「刺盛りは 3,500 円のと 5,000 円のがあるけど、どっちにしますか?」と。黒板に書いてない 5,000 円の刺盛り、そういうのもあるのか!

違いを聞いてみると、大将自ら「5,000 円のほうはマグロのうまいところが入ってて、こっちが絶対おすすめ」。
そう言われてしまったら、迷わずに高い方を頼まざるを得ないってものです。

九絵

ネタは日によって違うんでしょうが、この日はマグロ(トロ)、マグロ(赤身)、ブリ、カンパチ、ヒラメ、サーモン、イカ、イクラ。定食と同じく、刺身のツマ代わりに野菜サラダ。

このトロが、舌の上でとろけていく感じで至高。値段的にまずいわけがないんだけど、確かにうまい。
個人的にはその次はヒラメが当たり。ブリも美味しいけど、これの旬はあと 2~3 週間経ってからが本番かな、という感じ。

九絵

ブリ大根。富山人的には、ふるさとの味。
昼の煮付けもうまかったけど、このブリ大根もまたいい。この店、やっぱりあの大鍋で煮込んでる料理に外れなしだなあ。

大根はちょっと歯ごたえを残してあって、個人的にはもっとほろほろに煮込まれているほうが好みだけど、そうするとブリのほうの旨味が抜けてしまうので、バランスが難しいところ。

九絵

こうなると日本酒ですよ。
女将さんのおすすめに従って、日高見純米(宮城)・小左衛門(岐阜)・緑川 純米吟醸「緑」(新潟)のジェットストリームアタック。おすすめだけあって、いずれも魚料理に最適。

枡とか凝ったグラスじゃなくて、こういういかにもな「コップ」で出てくるぶっきらぼうさが、この店では逆にいい。

九絵

と、なぜかこのタイミングで突き出しの登場(笑。まさか中盤になって出てくるとは思いませんでした(笑

厚揚げ・厚焼き玉子・おひたしの三点セットは、お昼の定食と全く同じもの。
突き出しにしてはかなりボリューム感があって、これと刺身と白飯があれば食事になってしまうレベル。

九絵

ここで揚げ物。黒板を見ていたら、アジフライと生カキフライの魅力に、どうしてもあらがえず。大皿にまとめて出てきました。
しかしこの店、刺身にも揚げ物にもこのサラダがついてくるんですね。テーブルに常備されている胡麻ドレッシングで、スタッフが残さずいただきました。

九絵

アジフライは、フワッとした身をカラッと揚げてあって、かるーい食感。
お店で揚げたてのアジフライを食べる瞬間って、至福だよなあ。

九絵

カキフライは小ぶりだけど、生ガキというだけあって引き締まった身にうまみがギュッと凝縮されていて、これまたうまい。

新鮮な魚介って、生で食べて良し、煮て良し、焼いて良し、揚げて良し。
海に囲まれた国に生まれた、この幸せ。魚ォン!俺はまるで人間水力発電所だ(ぉ

九絵

こういううまいフライに煽られて、日本酒からハイボールに戻ってきてしまうわけです。

ちなみに、隣のテーブルのお客さんが頼んでいたとんかつがやたらうまそうで。漁師料理の店なのにとんかつ?と思ったけど、頼もうとしたら「今ので肉全部終わっちゃったのよー」と女将さん。
まいったな...ピーンときたのになぁ。

ま、気を取り直して、本命のアレ、いっときますか。

九絵

前回食べ損ねた「なめろう冷茶漬」。二人前頼んだら、冷や汁が鍋で出てきました(汗
氷が入った味噌汁、ってなんだかすごい絵だな。

九絵

そして、なめろう。お約束の野菜サラダがここにも(笑

ただし、この日はカツオの仕入れがなかったということで、代わりにブリのなめろう。
大将によると、価格高騰によりたぶん 12 月いっぱいくらいまでカツオのなめろうは出せなさそう、とのこと。
でも、「なめろうはカツオが一番うまい」ということなので、これは日を改めて食べに来たいところ。

九絵

まずは、なめろう単品で。その次に、白いご飯になめろうを載せて、いただきます。
ちなみにこの白飯、茶碗っぽく見えるけど丼です。九絵定食の後に入れられる量じゃない(笑

うわ、何これ、うまっ!
サンマのなめろうもおいしかったけど、ブリもいい。なめろうにすると、それぞれの魚の持ち味がさらに引き出されるかのようだ。

九絵

で、冷や汁をジャブジャブと。

おお~っ、こうなるかあ。こ れ は ...。
うん、冷たいのがいい。スルスル入る。これはたまらん。

これ、好きです、俺。ずっと前から好きだったけど、今日初めて二人だけで話した、って感じ。

九絵

それとカレーうどん。
私が頼んだものじゃないけど一口分けてもらったら、口に入れた瞬間はマイルドだけど、後からしっかりした辛口が追いかけてくる感じ。
店が店なら、これだけでランチの主力を張れるんじゃないだろうか。

151108t.jpg

食べている間も、女将さん(ミユキちゃん)が大将にダメ出しをしっぱなし。劇中よりも口調はきつめだけど、そういうのも含めて夫婦仲がとても良い証拠、ってことなんだろうなあ。

ちなみに、この日はちょっと早い時間に他のお客さんが引け、我々だけになったところで、大将と女将さんが話しかけてきてくれました。ここには書けないような内容も含め、撮影当日の話とか、(魚料理の店なのに)なぜか美味いとんかつの揚げ方の話とか(笑
お二人の「お客さんにうまいもんを食わせたい」という想いが伝わってきました。

この店には、無言の誠意があふれている。
毎日を精一杯生きている朗らかさに満たされている。

いい店だった。
次は、聖地巡礼の客足が少し落ち着いた頃に、カツオのなめろうととんかつをいただきに来よう。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 00:12 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2015/11/05 (Thu.)

鳥取 味処 くさかべ

スラーメンとかカレーとかすなば珈琲とかもいいけど、やっぱり旅したからにはその土地のものを味わいたい!というわけで、独り店を探してうろうろと。俺は今、何を入れたいんだ...?

鳥取も日本海に面した港町と考えると、海の幸がうまいに違いない。じゃあ、そのへんがうまそうな居酒屋はないか...といったところで、良さそうな店を見つけました。

味処 くさかべ

味処 くさかべ

大通りから一本ずれた道沿い、チェーン系じゃなく、それなりに年季の入った店構え。暖簾は扉の幅に足りてないけど(笑、それも味があっていいじゃないか。よし、ここにしよう。

カウンター+座敷という、オーソドックスな作りの居酒屋で、基本的には家族経営なのかな?手作り感のある、いい雰囲気。
寡黙そうなマスターと息子さん(と思われる)がカウンターの中で黙々と調理し、おかみさんが料理やお酒を出しているようです。

味処 くさかべ

とりあえず生ビールから。

この店、プレモルのサントリー認定超達人店とのことで、確かに注ぎ方が絶妙。
お通しは魚の煮付け系小鉢。こういうのをお通しに出してくる店なら、経験上魚料理に外れはないはず。これは期待できます。

味処 くさかべ

料理はまずさっといただけるものを、ということで冷奴。

想像していたのとちょっと違って、生姜、鰹節、葱、桜海老、大葉、と薬味たっぷり。
でも豆腐のほうも薬味に負けず、豆の味がしっかりするお店の手作り豆腐。おお、いきなり冷奴から高得点を取ってくるとは。この店、やっぱり「あたり」っぽいぞ。

味処 くさかべ

それから、メニューを眺めていたらビールのつまみにちくわが欲しくなってしまったので、ちくわの二種盛り。
白いのが「とうふちくわ」で、色の濃いのが「あごちくわ」。しまった、冷奴とちくわで豆腐がダブってしまった(ぉ

とうふちくわは、見た目通りふわっふわ。ちくわというよりはんぺんみたいな食べ応えで、嬉しくなる感じ。
あごちくわは、あご(トビウオ)を原料にしているというだけあって、魚の濃い味が感じられて、とうふちくわとは対照的。これ、どっちもおいしい。

後で調べたら、鳥取県はちくわの消費量日本一ということで、こんな変わったちくわが発明されるのも納得です。
カレーといいちくわといい、鳥取の食パワー、あなどれない。

味処 くさかべ

鳥取は地酒もなかなか馬鹿にできません。というわけで、ビールの次は日置桜の強力を冷酒で。

味処 くさかべ

そして、魚料理に繋いでいくわけです。

刺身は何にするか迷ったので、結局刺盛りに。甘海老、カンパチ、本鯛、白いか等々、とまるで私の故郷・富山で出てくる刺盛りのような顔ぶれ。
これらの多くが地物ということで(これまた調べてみたら、ホタルイカさえも近海で獲れてしまうらしい)、北陸から遠く離れていても日本海で繋がっているんだなあ、と実感します。知らない土地に来たという感覚が全くない。

味処 くさかべ

懐かしさを感じる魚の味に強力をスイスイといってしまったので、お酒は瑞泉の純米に移行。
そろそろ燗酒が美味しい季節になってきたけど、私は基本的に冷酒派です。

味処 くさかべ

日本酒と刺身の間に挟む箸休め的なものがつい欲しくなって、長芋の短冊を追加。
この長芋が、らっきょうと並ぶ鳥取砂丘の名産品とのこと。やっぱりこういう地のものを食べてこそ、旅して来た気分が味わえるというものですよ。

ちなみにカウンターの上にはお店で漬けられたと思われるらっきょうもありましたが、メニューには書かれておらず。
ダメモトで聞いてみるべきだったか...(とりあえず帰りの空港でお土産には買いました)。

味処 くさかべ

さあて、メインはやっぱりガツンと肉を入れたい。鳥取といえば大山鶏、ここは鶏料理をいっとくべきでしょう。
定番のからあげもいいけど、鶏肉自体の味を堪能するなら味噌焼かこしょう焼もいいな。蒸し鶏も捨てがたい...って、なんだ?「塩ヨーグルト焼」って。

おかみさんに聞いてみたところ「塩焼きした鶏にヨーグルトソースを和えたものです」とのこと。
これはもしかするとギャンブルかもしれないけど、ここまで気になったからにはちょっとチャレンジしてみよう...。

味処 くさかべ

出てきました。って、まさかのカジュアルフレンチ風(笑
この店の雰囲気と全然違う。もしかして、息子さんがフレンチか何かのお店でかつて修行してきたとか、そんな感じなんでしょうか。

でも、食べてみるとこれがまたうまい!
鶏肉のうまみを感じられるしっかりした肉感に、甘酸っぱいヨーグルトソースがよく合います。シンプルに味噌やこしょうもいいけど、塩ヨーグルト焼、これはアリだな。

味処 くさかべ

ちょっとワインが欲しくなってしまったところですが、さすがにメニューになかったので(笑)山崎のハイボールと一緒にいただきました。

予備知識なしで飛び込んでみたけど、いいお店でした。一期一会でこういう店に巡り合えると、幸せな気持ちになります。
ただ私にしては食べたものの絵面がちょっと地味でしたかね(笑。でも、どれもちゃんと想いを込めて作られた、美味しい料理でした。

ごちそうさまでした。

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