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2015/06/15 (Mon.)

銀座 魚勝

以前から行きたいと思っていたお店にようやく行ってきました。

銀座魚勝

魚勝

もともと京橋のほうにあったお店が移転してきた、銀座の魚系和食のお店(京橋店もまだしばらく平行営業中)。知人が関わっていてずっと気になっていたのですが、これからしばらく混みそう、ということでいよいよ行ってきました。

数寄屋橋と和光のちょうど間、天使が覗き込んでいる曲がり角の隣のビルの 2F。銀座のまさに中心部という超好立地にあります。

魚勝

それほど広くない店内の、こぢんまりとしたテーブルに着席。ちなみに店舗はこの夏に改装予定とのことで、改装後はもう少しだけなる予定だそうです。

とりあえずビールで乾杯するわけですが、こういうお店の生ビールはヱビスかプレモルと相場が決まっているもの...と思ったら、ここのはアサヒの「琥珀の時間」。プレミアム系ビールの中でもなかなか飲む機会が多くないので、ちょっと嬉しい。
お通しは鯖と梅干し。この鯖がまた、お通しとは思えないクオリティの、脂乗りの良い鯖で、これから出てくる料理の期待を高めてくれます。

魚勝

「魚勝」というからには、まずはお造りから入るべきでしょう。マスターは築地の卸の家の生まれだそうで、その時点で魚の質は保証されたようなもの。

これは大分産の釣りあじ刺。刺身の直球ど真ん中だけど、脂の乗り具合と身の締まり具合のバランスがちょうど良く、まさに王道のアジ刺。

魚勝

ど真ん中ストレートの次は内角高め的な(笑)いわしクジラの刺身。イワシなのかクジラなのか...と思ったら、思いっきりクジラ。でもクジラ刺って一度ハマるとやみつきになるんですよね。
ニンニク醤油でガツッといただくと、これがビールによく合うんだ。

魚勝

旬カツオの塩炙り酒盗和え。鰹も酒盗も好きな私としては、これは外せない。
ちなみに酒盗は鰹のワタを使った塩辛(魚の種類は違うこともあるけど代表的なのは鰹)なので、鰹の刺身に合わないわけがない。

鰹の炙りも酒盗も、単品で十分にうまいのに、この組み合わせは破壊力が高い。こ れ は う ま い。

魚勝

こういう展開になってくるともう日本酒に進まずにはいられないわけです。

そしてこの日本酒メニューの品揃えがいい。誰もが知っているナショナル銘柄の日本酒は一切なく、お店のこだわりで選び抜かれた精鋭たち。この中で私が知っている銘柄と言えば、阿部勘か神亀くらいです。それぞれのお酒にどんな世界が広がっているのか、全部試してみたくなります。

魚勝

まずは旬の鰹に合わせるべく、いかにも「夏!」というイメージの「奥 夏吟醸」。この水色で「奥」「夏」とくると、細田守版『時かけ』の奥華子のエンディングテーマを思い出します。

さておき、確かに名前に違わずさっぱりしていて、夏によく合う日本酒。もちろん鰹にもよく合っています。

魚勝

次なる標的は、カウンターにズラリとならんだこのおばんざい。タイトルを読むだけで期待に胸が膨らむ、役者が揃っています。
しかも、どれもリーズナブルな値段が書かれていて、ここが銀座のど真ん中であることを忘れそうになるほど。地元で昔からやってる居酒屋のおばんざい、的な気安ささえ感じるのが嬉しい。

魚勝

ではさっそく、新じゃがのイカワタ煮から。
ホクホクのじゃがいもに、苦味がなく旨味だけが抽出されたイカワタが絡んで、これも日本酒が進む味。イカの胴でも下足でもなくワタ、というのがいい。

魚勝

密かにこれを楽しみにしていた、尾崎牛の厚揚げの炊いたん。
後述する尾崎牛のうまみを厚揚げと大根がしっかりと受け止めていて、それでいて尾崎牛もやわらかく、これはどこをどう食べてもうまい。これに白飯と味噌汁があったら夕食はそれで十分なくらいの満足感。おばんざいの一つではなく主力メニューと言われてもおかしくないと思います。

魚勝

お酒は阿部勘の純米辛口に移っていきます。
これ、美味しいんですよね。こないだの GW の仙台旅行で飲んでいたく気に入った日本酒に、銀座で再会するとは。

魚勝

エシャロットでちょっと箸休め。

この香りが口の中を一度リセットしてくれて、また新たな気分で飲み食いできるわけですが、呑んべえ的には、この添えられている味噌だけでも日本酒が飲めます(笑。

魚勝

脂イワシの灰干し。灰干しって干物の一種かな、と思って頼んでみたら、想像とは違う見た目のものが出てきてちょっと驚きました。どうやら「灰干し」とは天日干しとは全く違い、火山灰を使って魚の水分を取り除く加工法だそうで、いわゆる干物にありがちなパサパサ感は皆無、本来のイワシの脂のみずみずしさを保ったまま、うまみだけが凝縮されている感じでとてもうまい!イワシ自体も大ぶりで、とても満足度の高い一品。今度来たときにもあったらまた食べようと心に決めました。

魚勝

次なる日本酒は「日高見」の夏吟。日本酒のセレクトが季節に合わせてあるので、ついついビールに走りがちなこの季節でも、冷たく爽やかな日本酒をどんどんいけてしまいます。これはまずい。おいしいけどまずい(笑

魚勝

というわけで、またうまい日本酒とうまい料理の螺旋階段に突入していくわけです。

こちらは釣り穴子の天ぷら。サクフワで日本酒によく合う。

魚勝

で、青森産のあいなめ刺。これはなかなか食べられるものではありません。

魚勝

続いては、旭興・無加圧純米吟醸。

魚勝

ここで食べられるとはちょっと思っていなかった、白海老の唐揚げ。
私の故郷、富山の定番料理です。こういうので不意を突かれると、酔っていることもあってつい涙腺が緩みそうになってしまいます。

魚勝

クライマックスに向けて盛り上げていくべく、珍味三種盛(カラスミ、鯖へしこ、ふぐの子)を。どれも濃いめの味の珍味。銀座の真ん中でこういうのをアテに日本酒をチビチビやれる、それが大人の特権だ。

魚勝

石川の銘酒、農口(のぐち)。北陸の日本酒はけっこう知っているつもりでしたが、これは初めて。

濃厚なうまみで、もちろん白海老の唐揚げとのコンビネーションは抜群。今度帰省したら買ってこよう。

魚勝

ワンクッション置いて、タラコのポテトサラダ。

こういうの、ちょっとほっとします。

魚勝

そしてこれがクライマックス、尾崎牛ロース芯和風ステーキ。魚の店で肉、というのは邪道な気もしますが、この肉はただの肉ではなく、「尾崎牛」というブランド。松阪牛とか神戸牛のような地名のブランドではなくて、宮崎の尾崎畜産さんで育てられた牛のブランドです。

細かいサシがたくさん入っているんだけどこってりとはせず、脂が口の中でサッと溶ける。その後に肉自体のうまみがやってきて、ああ本当にいい牛肉というのはこういうのなんだなあ、というのを実感できます。岩塩と山葵でいただくと、さらにうまみが引き立ちます。脂っこいもの好きのピーク年齢を越えてきたから余計にそう感じるのかもしれませんが(笑、これは本当に魚メインのお店を名乗らせておくのはもったいないレベルの高さ。

魚勝

この尾崎牛のうまみを受け止めるのが、柔らかさが特長の萩の鶴・純米酒。

自分の中で宮城の日本酒ブームが来ているだけに、粒ぞろいの日本酒メニューの中で、ついつい宮城のお酒ばかり選んでしまいます。

魚勝

そろそろ〆の御飯ものへ。

こちらは自家製うに醤油の卵かけごはん。今まで食べてきた TKG の中で、これほど豪華な TKG がかつてあっただろうか。
〆に卵かけごはんというだけでも幸せなのに、その上にうにの身とうに醤油、という贅沢。この瞬間に急性痛風が発症して死んでしまっても後悔はありません(ぉ。

魚勝

続いて高菜チャーハン。魚も肉も関係のない〆チャーハンも、味付けに抜かりなし。バシッと濃い味で締めたいときにはこれが最適じゃないでしょうか。

魚勝

〆の三連発、最後は胡麻漬け茶漬け。これも、お茶漬けなのにしっかり締めてくる味で、「ああ、俺って今日うまい魚をたくさん食べたんだなあ」と浸りながらこの一席を総括させてくれます。

魚料理は素材が命。だけど、素材の良さだけに頼らない丁寧な仕事ぶりが、一皿一皿から伝わってきます。
知人が関わっているというのを差し置いても、一つ一つの料理が期待を上回る美味しさと良心的なお値段で、これだけの満足感を提供してくれるお店はなかなかありません。満席が続き、マスターはずっとカウンターの中で調理に明け暮れていましたが、一段落したところでそれぞれのテーブルやカウンターにご挨拶に回ってきてくださる心配りも有り難い。心がこもった仕事というのはこういうことを言うんだなあ、と一発でこのお店のファンになってしまいました。

ちなみにこのお店、本日発売の「おとなの週末」誌に三ツ星店として掲載されました。それで当分は予約が取りづらくなると思って慌てて訪店した、というわけです。おそらく当面は予約の電話さえかかりづらい状況が続くでしょうが(電話予約は 15~18 時のみ対応とのこと)、掲載に合わせてトレタを導入されたとのことで、24 時間 Web 予約が可能になっています。

このお店には、雑誌掲載フィーバーが多少落ち着いた頃に必ずまた来ようと思います。というわけで、美味しい料理と日本酒をじっくり味わえる人を募集中です(笑。

おとなの週末 2015 年 7・8 月号

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投稿者 B : 23:00 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2015/06/05 (Fri.)

毛沢東スペアリブ再び!青山シャンウェイ

「あれこれ考えずバッターボックスに立とう。思い切っていけ!」

シャンウェイ

ドラマ『孤独のグルメ Season4』第 9 話の聖地・シャンウェイ。Season4 は過去のシリーズと比べてもレベルの高い店揃いでしたが、ここも複数回訪れる価値のあるお店だと思っていました。

放送から半年以上経ち、そろそろ落ち着いてきたかな...と思ったら、驚くほど予約が取れない!何度も電話して日程調整して、ようやく予約が取れたので(´д`)、久しぶりに行ってきました。そういえば前回は放送前に予約取っといたんだった(笑

鉄板中華 青山シャンウェイ

シャンウェイ

まずはプレモルでお疲れさま。この後の鉄板中華の祭典に向けて、この黄金色の輝きがテンションを高めてくれます。

シャンウェイ

酒菜その 1、酔蝦(甘海老の紹興酒漬け)。ここの名物天使の海老、ではなく、甘海老。しかも子持ち。それを紹興酒を使った特製のタレに漬け込んだ冷菜です。でも子持ちのご婦人を酔わせちゃいかんでしょう(違。

この甘海老、産地でもなければこれだけ新鮮なのはなかなか手に入らないというほど質が良い。そして、シンプルに紹興酒ダレに漬け込むだけでこんなになっちゃうのか!という、目から鱗が落ちるうまさ。甘海老と言えば刺身か握りしか知らなかったけど、いきなり中国四千年の神髄を見せつけられた感じ。

シャンウェイ

白はまぐりとニラの炒め物。これ、裏メニューという位置づけだったはずが、メニューを眺めているときにマスター直々に「白はまぐりとニラの炒め物、どうですか」とオススメされたという(;´Д`)ヾ。この店で言う「裏メニュー」とは、知る人ぞ知る、ではなくて、メニューには書いてないけど店主がその日のオススメで出してくる定番料理、という意味なのかもしれません。

そしてこれ、蛤もニラもうまいけど、本当のうまさはスープに凝縮されています。当然スープまで残さずいただきます。

シャンウェイ

それに蒸し鶏のネギ醤油。今回も一羽まるまる、でもペロリと食べてしまえるほど、癖になるのがこの蒸し鶏。

大ぶりの鶏の上に薬味が山盛りなのがまた嬉しい。

シャンウェイ

「10 時間蒸してあるから骨まで食べられる」というこの蒸し鶏は柔らかさが売りですが、このようにトングで切れちゃうくらい、本当に柔らかい。

鶏の淡泊な味に濃いめのネギ醤油がよく絡んで、もう一羽行けそうな気さえします(ぉ

シャンウェイ

通常の三倍のサイズはあろうかという「シャンウェイ餃子」。もっちもちの皮に、ぎゅっと凝縮感ある中身の充実感といったら。

餃子といったら白い飯だろうが!(違

シャンウェイ

味が濃いものが続いたので、ついつい甕出し紹興酒に手を出してしまうわけです。

この店の紹興酒は燗でもロックでもなく常温がベスト、とのこと。確かに、濃厚な料理群に水を差さないちょうど良さだ。

シャンウェイ

来ましたよ本命、毛沢東スペアリブ!
この、おがくず然としたスパイスに埋もれた塊スペアリブ。これがまた、辛くて熱くて美味いんだ。

ガブリ。う~ん......マーが来た。マーが来た。痺れるゥ~!
最初の一口は迸る肉汁で甘味を感じ、その後に追いかけてくる麻と辣の辛さ。マーとラー、グスタフ・麻辣。

これは旨辛、いや、辛ウマだ。

シャンウェイ

さすがにこれは常温紹興酒では追いつかず、また生ビールに巻き戻ってしまうわけです。

スペアリブで口の中が火事になって、生ビールで消火活動。そしてまたスペアリブで...の無限マッチポンプにいつまでもハマっていたい。

シャンウェイ

ちょっと箸休めに、キャベツのピリ辛炒め。って結局辛いのかよ!(ぉ
いや、毛沢東の後はピリ辛くらいでも、むしろちょうどいいマイルド加減。キャベツの甘みが舌に優しい。

緑色の細長いものは、サヤインゲンかと思ったら、中国食材の「金針菜」(カンゾウの蕾)だそうです。この食感、なかなか。

シャンウェイ

〆はウーロンチャーハン。パリパリしたおこげの食感と、烏龍茶葉の香りが楽しい。黒チャーハンの深みのある味もいいけど、このウーロンチャーハンもかなりお気に入り。

いやあ、今回もお腹いっぱい、堪能させていただきました。
他の店で食べるどんな中華料理とも違う、インパクトのある中華。ここも私の『孤独のグルメ』巡礼史に残る名店と言えるでしょう。

なかなか予約取れないけど、また来たいなあ。
ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season4 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 23:58 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2015/05/21 (Thu.)

とんかつの軍師

「そう、俺のとんかつは前夜に始まり一から十まで絵図ができているのよ!」

先日も触発されて大森のとんかつ屋に行ったところではありますが、やっぱりあれ以来劇中に登場したお店の味が気になって仕方がありません。調べてみたら、その「聖地」は横浜・馬車道にあるとのこと。というわけで、ドラマ『食の軍師』の聖地巡礼に、馬車道までやって来ました。
ちなみにこのドラマ、『孤独のグルメ』とは違って原作コミックのシチュエーションを再現することを優先しているようで、聖地巡礼してもドラマと同じものが食べられるとは限らないようです。スタッフは『孤独のグルメ』のチームがそのまま担当しているようなので店選びには間違いはなさそうですが、さすがに全店巡礼することはないかな(笑。

とんかつ 丸和

丸和

とんかつ屋は夜の店じまいが早い店が多い。結局、ラストオーダーぎりぎりでの入店になりました。

でも、そこはそれ。入店、空席捕獲、着席!からの、

「すいません!ロースとんかつ定食とビール一本。カツとお新香だけ先、御飯みそ汁後からでお願いします!!」

...軍師たるもの、戦いの前にこれくらいのシミュレーションは済ませてある。あとは立て板に水を流すように注文するだけだ。

「すいません、ロースとんかつ定食とビ...」
「あ、ロース終わっちゃったんですよ」

ズコー!
思わず劇中の本郷のような見事なズッコケを披露してしまうところでした(;´Д`)ヾ。

全ての豚はロースに通ず...のはずだが、まあ、閉店間際だから仕方ない。仕事の後とはいえ、進軍が遅れてしまったのはやはり失策だったか。
気を取り直して、普通のとんかつ定食、いただきます。

丸和

注文が通ったら、熱いお茶とソース、カラシが出てきました。ソースとカラシまで専用のものが出てくるなんて、嬉しいじゃないか。

ちなみに、完全に出鼻をくじかれてしまって、御飯みそ汁を後からにするのも、そもそもビールを頼むのもタイミングを逸してしまいました(´д`)。普通にとんかつ食って帰るぜ...。

丸和

待つこと 10 分余り、とんかつ定食が戦場に姿を現しました。

おお、これはロースとんかつじゃないけど、ロースに勝るとも劣らないボリューム感あるとんかつ。

丸和

この厚みのある肉に、キツネ色にカラッと揚がった衣。素晴らしい、輝いてる!

「塩、お使いになりますか?」

おおマスター、絶妙なタイミングでの進言。もちろんいただきます。

丸和

塩もテーブルに置いてある感じじゃなくて、わざわざ出してくれる赤塩。わかってらっしゃる。

とんかつの食い方にも戦術というものが存在する。
最初は端っこ...からではなくて、あえて端から二番目のカツ片から攻め落とす。

丸和

まずはレモンと塩で行くべし。レモンをちょいとしぼり、塩をふる。おお~、この神々しい断面!
ちなみに塩は本郷流ではなく力石流に、肉に直塩。これがうまいんです。

このシャクシャクの衣、みっちりした肉!ロースほどの脂身感はないけど、ギュッと引き締まった肉々しさが、これはこれでいい。衣も薄めで、肉そのもので勝負している感じ。
カツ国の天下統一のため、まずこの小国は塩を持って制した。

丸和

では次に一番小さい国を陥れるわけだが...その前に。

この左端の一片に、とんかつソースをたっぷりと垂らす。そして食事後半まで...寝かす!
マグロのヅケよろしく、衣にソースを浸みこませるのだ。

丸和

反対の端の一片、この国は他国と比べて少々肉々しさに欠ける。
この小国にはウスターソース...は置いてないようなので、とんかつソースとカラシをたっぷり使う。
「ソースジャブジャブカラシタップリの計」でジャンクに攻め落とす!この、なんつーか駄菓子感覚。

丸和

残りのカツ片は...それぞれ醤油カラシ、塩カラシ、ソースカラシで食べ分ける「豚下三分の計」だ!...と思ったら、ロースじゃないからか、劇中より細かく切り分けてあって、三分にならない(ぉ

ここで醤油を頼むのも気が引けるし、塩、ソース、カラシの組み合わせで順番こにいただきます。
ここのソース、甘味があってうまい。肉の味がよくわかる塩といいコントラストを生み出している。

丸和

最後は寝かせたヅケで〆る算段。全て軍師の企て通り!

ロースがなかったのは誤算だったけど、それを差し引いてもうまかった。

ちなみにこの店、大森・蒲田の「丸一」の流れを汲む店らしいですね。
あのエリアのとんかつ屋はだいたい攻略済みだけど、両・丸一だけ未訪なんだよなあ...今度はそちらにも足を運んでみようと思います。

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関連ランキング:とんかつ | 馬車道駅関内駅桜木町駅

投稿者 B : 23:30 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2015/05/08 (Fri.)

塩竈 すし哲

松島観光後の夕食は、絶対お寿司にしようと決めていました。でも松島周辺はいかにも観光地然としすぎているので、いい寿司屋といえば...やっぱり塩竈でしょう、と松島から仙台への帰路、本塩釜で途中下車して、老舗らしい寿司屋に立ち寄ってみました。

すし哲

すし哲

塩釜港はマグロ漁獲量が国内でトップ 5 に入る漁港ということで、周辺には本当に寿司屋がたくさんあります。このお店はガイドブック頼みで探したわけですが、いくつかのガイドに必ず掲載されるほどの老舗で、駅近というのもポイントでした。

私は田舎では回転寿司でも十分おいしいので帰省時には必ず回転寿司屋に行きますが、逆に東京では滅多にお寿司を食べません。なので、回らない寿司屋に来たのはそうとう久しぶり(笑。

すし哲

こういう寿司屋に来たらカウンターに座りたくなるところですが、家族連れなので座敷席へ。

壁のメニューには、ちゃんと一品ごとの値段が書かれていて、安心できます(笑。英語が書かれたメニューには商品写真まで貼られているという丁寧さ。やはり外国人観光客も多い土地柄だと、こういう対応になるんでしょうね。

すし哲

着席したら、まずはビールから。今日もたくさん歩いたからビールがうまい。

こういうお店には生ビールなんて置いてないものです。でも、こういういい店で飲む瓶ビールは、なぜか安居酒屋のそれとは味が違って感じます(笑。アテは赤貝のヒモ。

すし哲

握りの前に、お作りから。イワシ好きとしては、旬のイワシの刺身は外せない。小ぶりながら脂のよく乗ったイワシが本当においしい。丼メシの上にこのイワシを敷き詰めて食べたいくらいにおいしい。

すし哲

店員さんにおすすめを訊いてみたところ、かつをの酢の物を勧められたので、言われるがままにいただいてみました。

一見、なんてことのない酢の物のようですが、鰹は皮付きで切られていて、おそらく三杯酢?に浸け込んであります。上に載っているのは葱とその他を混ぜたたっぷりの大根おろしに、茗荷。
「ふうん」と思いながら口にしてみた結果...なんだこれ!柔らかいのに身の締まった鰹を、ちょうど良い甘酸っぱさの酢と、大根おろしが引き立ててくれます。魚の質が良いだけじゃこうはいかない、この店の職人さんの技が垣間見えました。

今の一杯で、俺の立場は「寿司を食う」から「寿司を食べさせていただく」と主従一発逆転(ぉ

すし哲

握りは何にしようか迷いましたが...土地勘のない寿司屋で策に迷うた時は、道は一つ。一人前のそのテッペンを取れば、その国(店)の全容を山の頂上からながむるに等しい!

というわけで、特上のさらに上「すし哲物語」を。特上に +500 円で最上級になるんだから、むしろお得です(既に金銭感覚が麻痺している

すし哲

中トロ、ウニ、イクラ、アワビ、等々ネタの四番バッターが並びます。

左上は穴子の握りですが、これが脂が乗ってふっくらとした、鰻と言われたら信じてしまいそうな異次元の穴子。これ今まで食べた穴子の中で一番うまい。昼に食べた穴子丼の印象が一瞬にしてかき消されるレベルです。

すし哲

そして子持ち昆布の握りというのも良いですが、個人的に衝撃を受けたのが、タコの握り。シャリがタコで包まれているというのも面白いですが、その食感が、一般的にタコといわれて想像するそれとは全然違う。タコといえば茹でると弾力を生じるものですが、微かに弾力は感じるものの、とても柔らかくて、口の中でとろけていくような食感のタコ。タレで味付けされてあることもあって、この四番バッター揃いの一皿の中でもひときわ異彩を放っていました。

寿司の中でもタコといえばまず最初にやっつけるものか、大ネタを一通り食べた後に最後に流すものと相場が決まっていたのが、これで私のタコ観は完全に覆されました。

すし哲

こういう素晴らしい仕事ぶりの寿司に出会ったら、日本酒で応えるのが礼儀というものです。

宮城の日本酒といえば一の蔵がその代名詞。でも意外なことにこのお店では扱いがなかったので、地元・塩竈で仕込まれた、阿部勘・四季の松島吟醸から、浦霞・本醸造辛口へと飲み進めていきます。
いずれも、一の蔵ほど自己主張は強くないけど、少しやさしい辛口が寿司のうまさを引き立てて、確かにこれは一の蔵よりもこっちが良いと思えます。

すし哲

それから、寿司屋でこういうのを頼むのは邪道だと思ったが食欲を抑えきれなかった、マグロの串焼き。いきなり野性味溢れる世界にやってきてしまいました。
この串焼き、マグロじゃなくて牛串を食べているかのような肉感。脂のうまみもあるけど、脂っこさではなくて、マグロの肉のうまみがしっかり活きていて、うまい。これだけで看板メニューになってしまいそうな存在感があります。

すし哲

もうちょっと食べたかったので、アラカルトでアジとコハダ。光りもの好きとしてはこのあたりは外せません。そしてこういう基本的な握りものでも、手を抜かないしっかりした仕事ぶり。この店、良いなあ。

すし哲

〆にはシャーベットとアガリで。

せっかく数年に一度の旅行だからちょっと贅沢しちゃったけど、お代に見合う...むしろそれ以上の満足をいただきました。

すし哲

私は港町の生まれ故に、もしかしたら今までは素材の新鮮さだけに寄りかかった魚の食べ方をしていたのかもしれません。もちろん今でも故郷の寿司が最高だと思っていますが、この店の仕事にはその価値観を覆されたように思います。いいネタと、いい仕事。どちらかだけでは、うまい寿司にはならないんだなあ。

何年か後になると思いますが、次に仙台を訪れる機会があったら、必ずまたこの寿司屋に戻ってきたいと思います。それくらい気に入ったお店でした。

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2015/05/04 (Mon.)

牛たん炭焼 利久

仙台に行ったら牛たんを食べずには帰れないわけです。というわけで、今回はどの店に行くか迷った挙げ句、ここにしました。

牛たん炭焼 利久

牛たん炭焼 利久

仙台では、大袈裟ではなくマクドナルドか吉野家のような勢いで、あちこちに利久が店を出しています。あまりにありふれているので、逆に今まで行ったことがありませんでした。でも、なかなか家族連れで入れる牛たん屋って多くなくて、思い浮かぶのはこの利久か伊達の牛たんか、という感じ。伊達の牛たんには前回行ったので、今回は利久にしてみました。

牛たん炭焼 利久

何はなくとも生ビール。一日歩き回ったので、このキンキンに冷えたビールが五臓六腑に染み渡ります。

牛たん炭焼 利久

頼んだのは、店舗・期間限定という「牛たん満喫定食」。半人前の牛たん焼に定食の麦飯・テールスープがついて、さらに牛たんのステーキ・シャリアピンソースまでセットになった豪華な定食。牛たんのステーキまでなら分かるけど、そこにシャリアピンソースというのが面白いじゃないか。

牛たん炭焼 利久

本場の厚焼き牛たん。歯を押し返してくるような弾力と、中から溢れる肉汁の満足感。まあ利久なら関東にも何店舗かあるのでそれほど珍しくはないですが、焼肉屋の薄い牛たんとは違った醍醐味があります。

でも、純粋に牛たんのうまさでいったら、やっぱり太助や伊達の牛たんのほうが上かなあ、という気もします。

牛たん炭焼 利久

そして牛たんステーキ・シャリアピンソース。口の中でほろほろっと崩れるほど柔らかく仕上げられた牛たんに、タマネギの甘味、風味、酸味が渾然一体となったソースが絡んで、炭焼よりもこっちのほうが断然美味しかった。これだけ単品でまた食べに来たいレベルでうまい。店舗・期間限定とのことですが、反響次第で拡大したりするんでしょうかね。関東でも食べられるようになるなら、渋谷ヒカリエだろうとラゾーナ川崎だろうと行っちゃうんだけどな。

牛たん炭焼 利久

あとはアラカルトで牛たんの握りを。ポン酢とたれの二種類、どちらも牛たんの薄切り(軽く湯通ししてあったようです)をあっさりとした味付けで握ったもので、これはむしろ定食の前に焼酎と一緒にいただきたかった。案外、定食を外してこのあたりを軸に牛たん尽くし飲みコース、とか開いても良かったかもしれません。

牛たん炭焼 利久

あとはタンシチュー。私は「ねぎし」に行っても 1/2 の確率でたん焼ではなくタンシチューを頼むほどのタンシチュー派です。これも、柔らかく煮込まれた牛たんと、デミグラスソースのコンビネーションがいい。幸せ。

利久、今まで敬遠していて正直すみませんでした。家族連れでも安心して寛げる牛たん店、というのは貴重な存在です(私が行ったのはたぶんけっこう大きめの店舗で、全てのお店がこれほど落ち着けるわけではないでしょうが)。普段のランチにするにはちょっと割高なのが難点だけど、関東にあるお店にも行ってみようかなあ。

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投稿者 B : 23:03 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2015/04/29 (Wed.)

炭火焼肉 本牧亭

なにやらうまい焼肉屋がある、という噂を聞きつけて、食べに行ってきました。

本牧亭

本牧亭

東急線長原駅すぐのところにある焼肉店。店構えからして期待が持てそうな雰囲気を漂わせていますが、店内には有名人のサインが所狭しと貼られており(プロ野球選手をはじめ、スポーツ選手のサインが多かったのが印象的)、美味しいものが好きな人の間でクチコミによって知られていった店であることが窺えます。予約も取りづらく、取れても原則 2 時間制限という人気店。予約が取れたのはラッキーだったかもしれません。

ちなみにこの店、牛を一頭買いして捌いています。そういうのは肉を知り尽くしていないとできないことで、基本的に牛にしろ羊にしろ一頭買いしている店に駄店なし。この時点で当たり確定と言えます。
日によって牛の仕入れ先は違うようですが、この日は静岡牛でした。

本牧亭

まずはタン塩から焼いていきます。レモンの他に、オプションでネギ(別料金)をたっぷり添えていただくと、コリコリすぎず、あくまで程良い弾力を持った柔らかいタンの味が堪らない。

さあ、これでこの店の肉の良さは判った。問題はここから先、どういう陣立てをしていくかだ(←さっそく『食の軍師』に影響されすぎ)。

本牧亭

肉が焼ける間の繋ぎに、まずはキムチ三点盛りから投入していきます。これがまた、それぞれのキャラがちゃんと立ったキムチで、なんならこれだけをつまみに飲み食いできてしまうレベルの高さ。繋ぎ扱いするのが申し訳なくなります。

本牧亭

土地勘のない焼肉屋で策に迷うた時は、道は一つ。値段の分かる盛り合わせのテッペンを取れば、その国(店)の全容を山の頂上からながむるに等しい!(←

というわけで次に頼むのは焼肉の盛り合わせ「ファミリー盛り」。カルビ、ロース、ハラミ、赤身うす切りの 4 点セットです。それぞれの肉に美しいサシが入っていて、見るからにうまそう。焼けるのを待ってなんていられない、そのままかぶりつきたい勢いです(ぉ

本牧亭

焼いていくわけですが、店員さんがそれぞれのテーブルを細かく気にしていてくれて、焼き方についても適宜アドバイスをいただけます。

この赤身うす切りについては、畳まれた状態で出てきたのを、大人ならば畳んだまま火を通し、まだ赤みが残っているくらいでいただくのがおいしい。

本牧亭

しかも、タレを軽くつけた後に生卵(別料金)に浸してすき焼き風にしていただくこともできてしまうわけです。こどグル八王子編のロースすき焼き風に、こんなところで再会できるとは!しかも、この卵は白身を除いた黄身だけ、それもしっかり卵黄が立った質の良い卵ですよ。これは、赤身うす切りのくせに、同じく盛り合わせられているロースとカルビが霞みかねないうまさだ。

本牧亭

気分はすっかり盛り上がってしまい、ビールから焼酎ロック方面に進軍せざるを得ないわけです。

本牧亭

盛り合わせはそれぞれ美味しかったけど、ハラミの肉々しさをもっと味わいたくなったので、ハラミをおかわり。

個人的には、ロースとカルビがなくてもハラミさえあれば焼肉を堪能できる自信があります。

本牧亭

そして、こどグル聖地巡礼の末にそのうまさに目覚めてしまった、ホルモン。当然、皮の方から先に、皮 8 割、脂 2 割の法則に従って焼いていきます。

この絶妙な弾力感と中から溢れ出てくる脂の甘みが、癖になりますね。この店のはただ脂っこいだけじゃなくて、どこか上品さも兼ね備えた、いくらでも食べられそうなホルモン。

本牧亭

〆はユッケジャンクッパで。肉がうまい店は、こういう〆の料理まで間違いなくうまい。

味はもちろんのこと、焼肉屋にしてはこざっぱりとした店内とか、接客に至るまで抜かりなし。この店、私の焼肉人生の中でもトップクラスに位置する名店じゃないでしょうか。素材が良いだけに値段もそこそこするけど、ここはまた必ずリピートしたい。素晴らしいお店を見つけてしまいました。

ごちそうさまでした。

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2015/04/08 (Wed.)

いわし料理 だるまや その 3

「いわし料理、グッとくるなあ...いわしに料理とつけただけで、急に魅力的なおかずの群れが回遊し始めた」

だるまや

ドラマ『孤独のグルメ』聖地巡礼、ここのところ鳥越に通いすぎていたので、久しぶりに違うところを攻めてみます。今回はリクエストをいただいて、約 1 年ぶりに大井町の「だるまや」にやって来ました。Season3 の最終話、五郎がいわし尽くしを味わったお店です。青魚好きとしては、ここも何度来ても飽きない、リピートしたい店のひとつ。

だるまや

だるまや

今回は奥の座敷席に通されました。ドラマの影響かどうか、今でも混んでいるらしいので多少待つことは覚悟して行ってみたら、思いのほかあっさり入れてしまって拍子抜け。
座敷は広さ的には四畳半くらいしかないんじゃないかと思えるごく狭い部屋です。4 人掛けのテーブル×2 で最大 8 人入れるけど、このテーブル本来は 2 人用くらいじゃないですかね(笑

だるまや

壁一面、いわし料理のオンパレード。よくもまあいわし一つでこれだけのバリエーションが作れるものだ、と感心します。でも、過去 2 回来た感じだと、どの料理も外れがないんだよなあ。

だるまや

黒板には、いわし以外の料理が。この店に来てかんぱちとかとび魚とか食べるのは邪道な気もするけど、いわし尽くしの中でちょっとだけ別の素材に寄り道、ってのもきっと悪くない。

だるまや

まずはいわしのユッケから。うまくなれ、うまくなれ...(まぜまぜ

いわしでユッケだなんて、どうやって思いついたんだろう。不思議だけど、これがまたうまいんだ。

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そしていわしの沖なます。これもまたうまいんだ。
脂の乗ったいわしに、味噌といろんな薬味が絡んで、ビールも良いけど白いごはんが欲しくなる。

だるまや

続いて、いわしの刺身。例によってマスターの丁寧な仕事ぶりが光ってます。
活き作りっぽく尾頭が添えられているけど、いわしというよりアジくらいのサイズがあるような気が(笑

この刺身、いつも脂が乗っててうまい。魚は基本的に鰤派の北陸人だけど、いわしも延々食べ続けられる自信があります。

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変わり種、「味噌辛」。塩辛のかわりに味噌で作ったいわしの珍味で、これがまた想像以上にうまい。
味噌の深みとしょっぱさが、いわしの脂身の甘みと薬味を存分に引き出して、これは間違いなくビールではなく白いご飯だ...。

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珍味続きで、鯨ベーコン。臭みのない鯨肉と、舌の上で溶けていく脂身。いわし料理の店だけど、この鯨ベーコンはいわしに負けない輝きを放っています。

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白いご飯が欲しい気持ちをグッとこらえて、ご飯でできた酒を(ぉ

やっぱりいわしは白いご飯か、日本酒でしょう。

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激辛一味焼。見た目ほどではないけれど、しっかり辛い一味焼。これ、一度食べたら癖になる味かも。辛さの中に、いわしのうまみがしっかり生きてます。

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いわしの梅じそ揚。いわしって、梅との相性も良いんだよなあ。ふんわり揚げられたいわし、うまし。

あとほとんど同じ見た目だから写真は省略しますが(ぉ)チーズロールもいただいちゃいました。同じような料理なのに、純和風な梅じそ揚と、なんだかイタリアンっぽいチーズロール。いわしってこんなに変幻自在な魚だったのか。

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そして、どうしても気になってしまっていた、いわしの唐揚。どんなのかと思っていたら、これ以上ないくらいにストレートな唐揚でした。見た目からしてすごくうまそうという印象はないけれど、いわしのうまみをストレートに表現した唐揚で、これまたうまい。白いご飯か、ビールに戻りたくなる味。

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いわしの水煮。さらに超オーソドックス系が続きます。

というかいわしの水煮って、今まで缶詰めでしか食べた記憶がありません。こういうお店でちゃんと料理したものを食べるのは初めてかも。
でも、確かにこれがいわし料理の超王道、と言えるような、いわしそのものの味。やっぱりこれも大きさがほとんどアジ級だから、脳が勝手にアジの味に補正したがるところだけど(ぉ)、紛れもないイワシの水煮でした。

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いわしのグラタン。ど真ん中剛速球ストレートの次はチェンジアップを投げ込んで、さらにストライクを奪っていこうじゃないか。
これ、以前も食べたけど、やっぱりいわしって和の味だけじゃなくて、こういう洋の味、特にチーズとの相性が抜群なんですよね。

だるまや

最後はつみれ汁で〆。三つ葉と柚子の香りが落ち着く俺ってやっぱり日本人なんだなあ...。

今回も美味しゅうございました。Season3 のお店も粒ぞろいだったけど、この店も何度来てもうまい。
私は職場からアクセスしやすいこともあるので、またそのうち足を運ぼうと思います。

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2015/04/04 (Sat.)

横浜 BAR Left Bank その 6

いつもの BAR Left Bank に、今回は珍しくソロ活動で行ってきました。

BAR Left Bank

BAR Left Bank

Left Bank はこの 3 月末に数日間休業して改装作業を行っていました。リニューアルオープンということで早速足を運んだわけですが、一見あんまり変わってない(ぉ。ホール側はあまりいじらずにカウンター内の什器を入れ替えて、酒棚のキャパシティが上がっていました。また、一部ホールに出ていたドリンク用冷蔵庫もカウンター内に収まって、客席が少し広くなりました。

BAR Left Bank

今回の改装でバリエーションが増えたのか、今まで目につきづらいところにあっただけなのか分かりませんが、シャンパンを含むワインの品揃えが充実しているのが見て取れます。今回初めてカウンターに座ったところ、これらの種類の充実がよく分かって、これなら仕事帰りにちょっと一杯飲むだけのために来てみたい感じになりましたね。これで私の生活圏からもっと近ければ...。

BAR Left Bank

いつもなら最初からガツガツいってしまうところ、今回はソロなのでちょっとしたつまみと一緒に飲みからスタートします。定番・昆布ジントニックと私好みのおつまみ、アンチョビオリーブとドライトマト。アンチョビもオリーブもドライトマトも大好物なので、これは私にとってのつまみの三冠王といったところ。

BAR Left Bank

これも外せない、というかそろそろ頼まなくても出てきかねない(ぉ)いぶりがっこマスカルポーネ。いつ食べてもうまい。
合わせるのは国産ラム「ルリカケス」。初めて飲んだときからこの独特の芳醇な香りが気に入って、ほぼ毎回飲んでいるような。そろそろ自宅用にボトルで買おうかと思っているところ。

BAR Left Bank

調子に乗ってどんどん飲んじゃいます。次はハイボールですが、普通のハイボールじゃなくて冷凍庫でトロトロになるまで冷やして氷を入れずに作る「サンボアスタイル」という飲み方です。氷を入れないから時間が経っても薄まらず、そもそもの量も氷入りよりも多いので、通常のハイボールの三倍くらいの満足感があるハイボール。

BAR Left Bank

濃いめのハイボールが来たら、料理も濃厚なのをいきたくなります。そこで出てくるのがこのラムアヒージョ。アヒージョは好きだけどラムのは今まで食べたことがなかった。

BAR Left Bank

この店独特のしっかり味だけど臭みのないラムが熱々のオリーブオイル&ガーリックとよく合って、止まらなくなるうまさ。お酒も進んじゃいます。

残ったオリーブオイルを片付けるのにバゲットのおかわりもらえば良かったかな...。

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ブラジルソーセージ(リングイッサ)のグリル。この店の定番料理のひとつですが、付け合わせのクリームポテトもそろそろ定着した感があります(笑。

というかマスター、同じカウンターに座ってる常連さんに向かって「この人、年末の例の事件の人です」と紹介するのやめてもらってもいいですか(ぉ

BAR Left Bank

このみちっとした肉感と溢れ出る肉汁がたまらないわけですよ。ああ写真見ただけでまたお腹空いてきた。

BAR Left Bank

それでたまらずソーセージ専用飲み物(※生ビール)を追加してしまうわけです。今日はビール頼まずに渋く飲むつもりだったんだけどな(;´Д`)ヾ。

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そして〆は、カウンターの常連さんが食べているのを見ていたら食べたくなってしまった、ナポリタン。

居酒屋のナポリタンっぽくない、どちらかというと最近流行りの焼きスパゲティっぽくもある、しっかりした感じのナポリタンです。

BAR Left Bank

少し軟らかめに茹でた太めのパスタにしっかりとソースを絡めた、〆に相応しい味。確かな満足。

BAR Left Bank

今回も美味しかった、ごちそうさまでした。
本当は、独りだからカウンターで軽く飲んでサラリと帰ろう、と思っていたんですが、ついつい長居してしまいました。

今回の改装に合わせて調理スタッフの鈴木さんも新しく参加されたとのことで、これで基本的にはマスターのワンオペ(笑)は解消されることになりそうです。
お店のレイアウトも変わったし、近日中には新メニューも予定しているとのこと。これは間違いなく「最終回じゃないぞよ、もうちっとだけ続くんじゃ」フラグですね。いい店なので、今後も発展させながら長く続けていってほしいところです。

関連ランキング:ダイニングバー | 平沼橋駅横浜駅戸部駅

投稿者 B : 22:18 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2015/03/25 (Wed.)

鳥越 居酒屋まめぞ その 4

「明日の朝飯よりも、今、食うべき飯だ」

居酒屋まめぞ

浅草 鳥越おかず横町 居酒屋まめぞ

...というわけで、なんと二週連続の鳥越まめぞに来てしまいました(笑。気に入ったとはいえ、さすがに我ながら来すぎかも。たぶんおかみさんに顔覚えられたんじゃないかな(´・ω・`)...。

さておき、まずは乾杯です。この日のお通しは伊吹ハムの 3 種お味見セットから、山椒ソーセージとスモークチーズをちょびっとずつ。山椒ソーセージ、スパイスが効いていて、今までにない刺激的なおいしさ。

居酒屋まめぞ

ビールのつまみは味噌クリームチーズ&いぶりがっこ。
個人的にはこの二つを Left Bank のいぶりがっこマスカルポーネよろしく組み合わせて食べるのがお気に入り。いぶりがっことチーズが合うのはもはや常識レベルですが(ぉ)、そのチーズが味噌風味というのがまた日本人らしくていい。

居酒屋まめぞ

んで、いきなりのんべえの手先「にぎす干し」に進むわけです。

にぎすって、地元に住んでてもあまり食べないような気が。
初めて食べたのはむしろ東京に出てきてからだけど、これのうまさはある程度年季の入った酒飲みじゃないと分からないかもなあ。
下戸のくせにこれに手を出した井之頭五郎、恐るべし。のんべえの資質で足りてないのはアルコール分解酵素だけなんじゃないだろうか(ぉ

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そしていきなりメインっぽいのキターーー!ランチの定番、特製豚のスタミナ焼。

もう見るからにお酒よりも白いご飯が欲しくなるメニューです。でもここでご飯を食べたら気持ち的に終了してしまうので...ってこれ前回と同じ流れじゃないか(;´Д`)ヾ。いやいやビールでも全然いけます。
ちなみにこのスタミナ焼、ニンニクを使っていないので食後も安心。タレの味が美味しいからニンニクのパンチがなくてもいけちゃいます。そして豚もいいけど飴色に炒まったタマネギの甘みがとてもいい。

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さらにどーんと出てきた大えびフライ(4 尾)!
大きいくせにみちっと身が詰まった海老が、この店らしい軽くカラッと揚げられた衣に包まれていて、絶品なわけです。

ちなみにこの日はこれが出てきた瞬間にシグマのエビフライに話題が飛ぶメンツでした(ぉ

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ここで専用飲み物とともにアジフライを...と思ったら、アジフライはこの日もまた 1 枚しか残っていないということで(´д`)、泣く泣く 1 枚をみんなでシェア。
そして、飲み物はまめぞハイボールに移ります。

ここのハイボール、安くて大盛りなわりにすごく美味しいんですよね。そこらの店で飲むハイボールより全然いい。最近、自宅でこの味の再現ができないかと試行錯誤中だったりします。

居酒屋まめぞ

ハイボールと一緒にいただくのは、定番ハモンセラーノ&せんちゃんサラダ。ここに来たらカウンターに鎮座する生ハム原木は食べておかないと。薄切りなので、毎度フグのてっさのように「箸でガサッと」やりたくなる衝動を抑えるので精一杯です(ぉ

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そして明太クリームパスタ。最近はパスタものは別のメニューをいろいろ試していて、それはそれで美味しかったので、明太クリームはちょっと久しぶり。
本格的なクリームソースの中で存在感を放つ明太子の辛さがやっぱり絶品。パスタのゆで具合もちょうどいい。居酒屋メニューづくしのなかで、すっごく爽やかな存在だ。

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〆は当然かつサンドで。何度食べてもうまい、ここに来たらこれを食べなければ締まった気がしない。

ちなみに今回は初めてかつサンドの「おみや」をいただいてみました。食べきれなかったのを包んでもらうわけではなく当然残るわけもなく)、食べたのとは別で一人前。お店を出てから帰宅するまで食べずに我慢するのが至難の業でしたが(ぉ、翌朝食べてもやっぱりうまい。もちろんできたてが一番美味しいのは確かですが、冷めたって万かつサンドなんかよりも全然おいしいです。

今回もごちそうさまでした&ご同席くださった方々ありがとうございました。
今後も引き続きまた来たいけど、さすがに次は少し間を置いてからにしようかな(笑。

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投稿者 B : 23:58 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2015/03/18 (Wed.)

鳥越 居酒屋まめぞ その 3

「男は一度決めた注文を後悔すべからず。進撃あるのみだ」

居酒屋まめぞ

年明けから月イチペースで通っている、鳥越の居酒屋「まめぞ」。私がうまいうまい言いふらしているせいか、これまで聖地巡礼してきた中でも特に「連れてって」というリクエストが多いお店ですが、今月も行ってきました(笑

全力で富山をフィーチャーしている、富山県人としては応援せざるを得ないお店です。

浅草 鳥越おかず横町 居酒屋まめぞ

居酒屋まめぞ

まずはアジフライ専用飲み物(笑)で乾杯。

しかし、この日は仕入れの都合で肝心のアジの入荷が少なく、アジフライは一人前しかありませんでした(泣。仕方なく、みんなで分けていただきました...。
でも、この店のうまいものはアジフライだけにあらず。気を取り直して、他のものを注文します。

あ、ちなみに、今回も頼みすぎたので、これでも抜粋版です(ぉ

居酒屋まめぞ

以外にも過去に頼んだことがなかった、刺盛りをいただきます。この時期の富山の刺盛りといったらホタルイカを置いて他にないでしょう。生食することは地元でも滅多にないのでここはさすがに釜揚げですが、旬のものは釜揚げにしてもうまい。酢味噌が欲しくなるところです。

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名物「せんちゃんサラダ」に勝るとも劣らない職人芸が光るシーザーサラダに、

居酒屋まめぞ

ガツンとボリュームのある塩さば焼!

鯖は切り身で食べることはあっても半身で出てくることはそうそうないので、鯖好きとしてはこれは嬉しい。お酒よりも白いご飯が欲しくなります。鯖といったら白い飯だろうが。

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でもここで白飯を食べると気持ち的に終了してしまうので(笑、ビールからまめぞハイボールに移行します。
常に大盛りで出てきて、しかもちゃんとおいしいのが嬉しい。ハイボールが薄いと「これならビール頼んどけば良かった」となることが多いですからね。

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そしてこれは外せない、ハモンセラーノをいただくわけです。

原木削り出しの生ハムって、イタメシ屋ではたまに食べるけど、こういう雰囲気の中で食べるのも妙にクセになる楽しさがあるなあ。

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で、これも私的に「この店に来たらこれは食べて帰らないと損するメニュー」として殿堂入りした、明太子の粕漬け。
近所にこの店があったら、もうお昼は毎日焼き鯖と明太子の粕漬けと白い飯と味噌汁で生きていける気がします。

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ここに来ると毎度調子に乗って日本酒を飲み過ぎるので、今日は自制してウィスキー(それは自制なのか

私はウィスキー道にはそれほど深く入り込んでいないので普段はブレンデッド派なのですが、たまにはシングルモルトを、ということでラフロイグ。塩さばと明太子とラフロイグ、この奇妙なトライアングルが成立するのがこの店の不思議な魅力なんだなあ。

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ウィスキーのお供は、厚切りベーコン炙り焼き。添えられている薬味がマスタードではなく柚子胡椒、というのがこの店らしいところ。

和洋折衷、いろんな味を行ったり来たりしながら酒の深みにはまっていく。

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そしてどーんと、大えびフライ。

見た目の迫力もさることながら、大味にならずプリプリジューシーなのがポイント高い。当然この店の例に漏れず、サクサク軽い食感で、うまい。
しかもこれ、2 本で 600 円ですよ!その辺のレストランなら倍くらいの値段がついていてもおかしくない、大サービス品。

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今回のパスタは定番カルボナーラにしてみました。
同じクリーム系でも明太クリームとは方向性が違う、専門店に負けない濃厚な味。相変わらず、多彩なのにどの技にも隙がない、奥深い店だ。

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最後の〆はもちろん、カツサンド。

これは何度食べてもうまい。そして後日写真を見るだけで、口の中に唾液が充満してきます。
俺は完全にパブロフの犬になってしまった。

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ああ、今回もうまかったあ...。
しかも、複数回でこれだけいろいろ食べたにも関わらず、まだまだ未知のメニューがなくならない、引き出しの多い店。注文の多い料理店ならぬ、メニューの多すぎる居酒屋だ。

これは、まだまだ繰り返し攻めねばなりますまい。
というわけで、一緒に行きたい人、引き続き募集中(笑。

ごちそうさまでした。

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