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2014/05/04 (Sun.)

横浜 BAR Left Bank

BAR Left Bank

元「出張 the Gintonic in はる美」のマスター、浮沈さんが横浜に新しいお店をオープンしたということで、お邪魔してきました。3 月末の開店でしたが、ようやく訪れることができました。

その名も「BAR Left Bank」。今までシブい和風の店名が多かったので、意外な感じ(笑。

BAR Left Bank

BAR Left Bank

立地的には、横浜から平沼橋に向かう途中の、旧東急ハンズ跡地近くの通り沿い。3 年前にグルーポンおせち事件で有名になった「バードカフェ」跡地のすぐ近く、というとイメージ悪いですかね(ぉ。こぢんまりしたお洒落な雰囲気のダイニングバーで、知らずに通りかかってもちょっと気になる感じ。都橋の「はる美」からのギャップが大きすぎます(笑

BAR Left Bank

フードメニューはこんな感じ。横浜野菜がフィーチャーされています。横浜って横浜駅周辺とかみなとみらいとか中華街のイメージが強いですが、横浜市自体はけっこう広くて、ちょっと離れると田畑が広がっていたりするんですよね。そういえば、横浜の野菜って意識して食べたことがないかも。これは気になります。
それに、タンパク質は豚、牛、鶏、鮭、それに羊まで。うん、いいオーダーだ(井之頭五郎風

BAR Left Bank

ドリンクはこちら。日本酒・ワインバルですが、ワインが国産なあたりがこの店らしい。そして日本酒は浮沈さんの過去のお店でいろいろ飲んだ経験から言って、間違いないはず。これは期待が持てそうです。

BAR Left Bank

日替わりメニューもありました。仕事帰りにちょっと一杯、なら日本酒飲み比べセット+本日の酒肴プレートで軽く飲っていく、みたいなのも悪くない。それに「仏向町 山本さんのシーザーサラダ」も気になるなあ。朴葉味噌とかも、渋いチョイスだなあ。

とりあえず、
「オヤジ、まずはうまい酒をくれ。それから、できるものを人数分」(←

BAR Left Bank

とりあえず生ビールで乾杯でしょう。もう初夏の陽気で、駆けつけ一杯目のビールが至上のうまさ。

うすはりグラスなのでビールの冷たさがダイレクトに唇に伝わって、口当たりがいいのもうれしい。

BAR Left Bank

店内はこんな雰囲気。15 人くらいでいっぱいになってしまう空間ですが、気配りが行き届くちょうどいい感じの広さだと思います。
独りでふらっと入って、カウンターでクイッと...ってのもいいだろうなあ。

BAR Left Bank

そんなわけで、まずは横浜野菜のバーニャカウダから。

バーニャカウダとかアヒージョとか好きなんですよね。野菜が豪勢な感じで盛られてくるので、肉好きでもちょっとテンション高まります。

BAR Left Bank

地元の採れたて野菜の、このみずみずしさ。人参とか、そのまま食べてさえも甘みを感じます。横浜の野菜、侮りがたし。

BAR Left Bank

リングイッサソーセージ。巨大で肉がみっちり詰まったソーセージで、ラテン系のソーセージらしく味もしっかりついています。これはビールが進みますね。

付け合わせも燻製ポテトサラダということで、ビールとの相性は最高。日本酒を飲みに来たはずなのに、この B、日本酒バルの中で日本酒を忘れた(ぉ

BAR Left Bank

本来の目的に立ち戻って(笑)日本酒をオーダー。マスターのおすすめに従って、阿櫻と梅錦をいただきます。銘柄によって最適なグラスが異なるらしく、梅錦のほうはワイングラスに注いでもらいました。確かに、香りの立ち方が違う気が。

ここのところビールか焼酎かハイボールばかりだったけど、久しぶりに飲む日本酒、おいしいなあ。

BAR Left Bank

そんでもって、メニューを見たときから気になっていた、角煮の炭火焼。角煮ってそれだけでも十分うまいのに、それをさらに炭火で焼くなんて、どうなっちゃうんだろう?と思っていたら、こうなっちゃったのが出てきました。

もう今写真を見ているだけでも、改めて唾液の分泌が止まりません。

BAR Left Bank

角煮のこの分厚さ。見た目通り、味は濃いめで、ビールか赤ワインが欲しくなる味。日本酒飲む前に頼めば良かった(笑

そして、角煮の下に敷かれている付け合わせは、なんと高菜のコールスロー。高菜でコールスローを作るという発想自体がなかったけど、普通に作るとなんとも頼りないコールスローサラダが、高菜で作ればもうそれだけでつまみになっちゃうという、目から鱗状態。これ、単品で欲しいくらいです。

BAR Left Bank

ガッツリ系の肴が続いて、日本酒も進むというものです。

おかわりは鷹勇を熱燗で。後口がキリッとしていて私好み。そして、例によって籠に入って出てきたお猪口は、以前の店舗からずっと使われ続けているもの。懐かしいなあ。またこのお猪口で日本酒が飲めるのも、嬉しいなあ。

BAR Left Bank

こう来ると、かつお酒盗のクリームチーズ添えをつつきながら、杯を傾けざるを得ません。
好きなんですよね、酒盗。「盗まれるように酒がなくなっていく」とは、誰がこんなうまい名前をつけたんでしょう!

BAR Left Bank

鮭ハラス!これは見た目通り、見た目を裏切らない肴。
横浜大根が添えられているのがニクい。辛くなくておいしい。

BAR Left Bank

ドリンクメニューの中に、都橋の「出張 the Gintonic in はる美」で生まれた「昆布ジントニック」の名前を見つけたので、嬉しくなって頼んでしまいました。
昆布とジントニックが合うなんて、どうやったら思いつくのか。いや、出してみたけど二度目がなかった変わり種ジントニックも多数あったことを考えると、昆布が合ったのはむしろ結果論にすぎないのかもしれない(笑

都橋時代にはつまみと言ってもカワキモノ系しかありませんでしたが、改めて和食と一緒に味わうと、うまみが倍増する感じで、いいですね。

BAR Left Bank

ペースを緩めずさらに行きます。鶏ムネ肉の炭火焼。味付けはバルサミコソースとスイートチリソース(だったと思う)の二種で、ワインでもビールでもジントニックでもいけてしまう感じ。

鶏ムネ肉の大きな塊がどーんと出てくるので、これは食べ応えあります。カッコつけずにガツガツいただきます。

BAR Left Bank

せっかくだからワインも飲んでみます。白ワインの「農民ドライ」、名前は知っていたけど今回初めて飲みました。

名前の通り辛口で、酸味があるわりには後に残らず、飲みやすい。鶏肉との相性が良いですね。国産ワイン、正直侮っていましたが、これは気に入った。

BAR Left Bank

ここらで〆に向けてごはんものを...と思い、焼きおにを頼もうとしたところ、先日の十日町に続いて「米が、足らんのです」と言われてしまったので(´д`)、代わりに磯辺焼きを。

まさかこういうバルでこういうものを食べるとは思わなかったけど(笑)、懐かしい味で、悪くない。

BAR Left Bank

なんか飲み方がめちゃくちゃですが(笑)、クラフトビールも。
「馨和(KAGUA)」、久しぶりに飲んだけど、名前の通り、見た目の通り、香りが芳醇でおいしい。

普通のお店ではなかなか飲めない銘柄が揃っているお店って、楽しいですよね。

BAR Left Bank

そして最近羊づいている私としては外せなかった、ラムケバブ(ウイグルスタイル)。

野性味溢れる羊にたくさんの香辛料が効いていて、一瞬にして口の中がシルクロード(行ったことないけど。後から追っかけてくる花椒が味覚を麻痺させるけど、後ひく味。

BAR Left Bank

いやー、今回もたくさん食べて飲んだ。料理を出してくれるお店、という意味では新橋の秀以来二年ぶりだけど、どれも外れなくおいしかったです。おかげで調子に乗って食べ過ぎてしまった(笑。

ここ、職場からなら 30 分くらいで来れてしまうので、今後もちょくちょく訪れたいと思います。

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2014/04/23 (Wed.)

越中島 ひつじの新町や

ある人に教えてもらって気になっていたお店に、猛烈に行きたいアピールをして連れて行ってもらいました(笑。

ひつじの新町や

ひつじの新町や

越中島にある羊肉専門の焼肉屋さん。羊肉専門というだけでもマニアックなのに、越中島という立地がさらにマニアック(笑。越中島には昔従兄(といっても 15 歳くらい離れている)が住んでいて、大学受験で上京したときにしばらく泊めてもらって以来だから、18 年ぶりに降りました。

もう店構えからしてハードル高そうというか、入口には「本日終了しました」の掛札が。肉の入荷量自体が限られるので、ほぼ予約しないと入れないそうです。たぶん一見じゃ入る勇気出ないだろうなあ。

ひつじの新町や

店内はほぼカウンター、一番奥に小上がり程度の座敷席。お店はマスターの小林さんが一人で切り盛りされているそうで、それほど広いお店ではありませんが、基本的には常連さんとその紹介で成り立っているお店のようです。
羊肉はマスターが納得のいく羊を毎週一頭仕入れて、お店でご本人が捌いているとのこと。丁寧に捌いているから普通の店では捨てちゃうような部位でもちゃんと取って出せるんですよ、とか。それはすごい...。

また、このお店で扱っている羊肉はラムとマトンの間の年齢(月齢)の「ホゲット」と呼ばれる種類の肉だそうです。柔らかく臭みがないけど旨みはある、ラムとマトンのいいとこ取りのような肉だとか。初めて聞きました。

ひつじの新町や

これは期待が高まります。まずは、生ビールで乾杯。

ひつじの新町や

羊肉が出てきました!この瞬間からもう、テンション高まります。
ちなみにこれで少しずつ違う四種類の部位とのこと。脂身が少ないものから食べていくと味の変化が分かりやすくて楽しめる、ということで、食べる順番も指定されます(笑

ひつじの新町や

焼きはセルフサービスですが、「この網の、取っ手と取っ手を繋いだ直線上に肉を置くのがいちばんよく焼ける」ということで、それに従って焼いていきます。置く位置がずれているとダメ出しを喰らいます(笑。

こういうお店だと、こだわって炭とかで焼くことが多いものですが、ここはガス。ガスのほうが火力が安定して美味しく焼ける、とのこと。これはこれでこだわりなんですね。

ひつじの新町や

そして次の四種。どの肉がどの部位、というのはそこまで細かく説明を受けませんでしたが、だんだん脂身が多くなってきました。そして、マスターの仰るとおり、微妙な部位の違いで確かに味が違う。一頭の羊で、こうも違うとは。塩で食べられるくらいこだわった素材だから、というのもあるでしょうが、これは面白い。そしておいしい。

それで、この脂身の多い部分の肉はというと...、

ひつじの新町や

焼くとこのように、文字通り炎上します!

でも、燃えているのはほんの十秒あまり、という時間で...、

ひつじの新町や

炎が上がった、と思ったら、瞬間的にスッと沈火。マスターが「今、消えるから」と言った瞬間に消えるので、何かのマジックを見せられている気分になります。

両面焼いたら、脂身の多い部位は塩よりもタレ。この脂分とタレの織りなす濃厚さがまたたまらないのですが、それなのに、喉元を過ぎると脂分がスッと昇華するかのように消える。豚や牛の脂にはない食感で、胃にもたれる感じも全然ない。この食感は新しい。

俺の羊観は、たった今、ひっくり返った。
って、ほんの 5 ヶ月前にもひっくり返ったところだけど(ぉ。裏の裏は表ですね...。

ひつじの新町や

うわー、これはおいしいわー。

というわけで、たまらずに生ビールから甕焼酎に移行します。この羊の食感には、後を引かない焼酎のロックが合う。

ひつじの新町や

付け合わせのキャベツがまたいい。甘酸っぱくて、ちょうどいい箸休めになります。ちなみにこれはおかわり分(笑

ひつじの新町や

そしてさらに四種。最も脂身の多い部位とか、肋骨の間の部位とか、最もマニアックなあたりです(笑。肉の味もこのあたりが最も濃い。
ちなみにこのお店では週の頭に仕入れて、毎日少しずつ捌いていくので、曜日によって食べられる部位が違うとのこと。なので、毎回同じ部位に当たるとは限りません。そういう意味では、曜日を変えて来ることで、そのたびに新しい発見がある、ということになります。

ひつじの新町や

この最も脂身の多い部位は焼き加減も最も難しいということで、マスターが直々に焼いてくださいました。

ご覧の通り、ここまでで最も大きな火柱が立ち、こちらも気分が盛り上がります。ここの羊肉は、もはや食事を越えてエンタテインメントの域に達しているのかもしれません。

ひつじの新町や

余分な脂が網の下に落ちた瞬間に、火がまたスッと消える。「呑気に写真なんか撮ってないで、ハイ早く食べて!」とまたダメ出し(笑。この一瞬一瞬の勝負で、肉の味が決まります。
そして、焼いてもらった羊肉がまた、ここまで食べてきた中で一番うまい。ここまでの肉もマスターに焼いてもらっていたらさらにおいしかったに違いない、と思うと、羊道の奥深さに迷い込みそうになります。

ひつじの新町や

気持ちがすっかり羊に囚われてしまったところで、赤ワインに移ります。あー、うまいわー。

ひつじの新町や

そして、羊肉の赤ワイン漬け。
赤ワインを頼んだのはこのためでした。

ここまで食べてきた、肉の味そのものを味わう焼肉とはまた違った、濃密な味。当然、赤ワインとは最高の相性をみせてくれるわけです。

で、〆は煮込み!

ひつじの新町や

羊肉の煮込みなんて初めて食べましたが、羊肉の旨みが凝縮されていて、柔らかくて、味噌も相まって濃厚なお味で、これがまたうまーい。

ひつじの新町や

たまらず、白いごはんにぶっかけて食べるわけです。当然、これも間違いなくうまい。〆だけどおかわりしたくなるおいしさ。もう最初からこれだけ丼で食べたいくらいうまい。

ひつじの新町や

そんでもってデザートはアイスバー。ホームランバー的な、素朴な甘さで〆るというのもまた良し。

このお店は個人的大ヒット、いやホームラン級。期待していましたが、期待を上回るおいしさと楽しさでした。これだけ飲み食いして、一人五千円台、というのも、むしろ申し訳なく感じるほど。
ここは間違いなく再訪したいところ。肉好きな人を連れてぜひまた来たいですねー。

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2014/04/14 (Mon.)

台東区鶯谷のアボカド鶏メンチと鳥鍋めし

「鶯谷...改めて見ると、なんとも風流な駅名。ウグイスの鳴く谷があったのかな」

鶯谷

ドラマ『孤独のグルメ Season3』聖地巡礼も、残すところあと 2 ヶ所となりました。今回は、都内最後の聖地、第 8 話に登場した鶯谷にやってきました。半年前にグラパンとコーヒーフロートを食べに来たところではありますが。
写真は、本編の前の小芝居パート(笑)に登場した、ゴローがグランドキャバレーをコーディネートすることになった「東京キネマ倶楽部」。昭和を通り越して、大正浪漫さえ感じる建物です。

さて、このエリア、いかにもうまい飯屋が潜んでいそうだが...俺は今、何を食いたいんだ?
大衆鳥酒場 鳥椿 鶯谷朝顔通り店

鳥椿

ここが今回の聖地、「大衆鳥酒場 鳥椿」。見るからに、いかにもって感じの居酒屋です。

朝 10 時開店。また朝っぱらから酒飲む輩たちの店か。

鳥椿

金曜の夜ということもあってか、お店は満席。これはやっぱり朝 10 時に来るべきだったか(笑
ともあれ、カウンターではなく後ろの小上がりテーブル席(これがまためちゃくちゃ狭い)に通されました。

予想はしていたが、やっぱりどいつもこいつものんちゃん、べえちゃん。
カウンターの角の席にいかにもって感じのお姉さんがいるところまで、ドラマ通り(笑。

ま、とりあえずはビールで乾杯、いきましょうか。

鳥椿

メッガ~~~!!!

生ビール、メガジョッキで頼んだらこんなのが出てきました。1 リットルのジョッキ。隣の中ジョッキが子ども用に見える(笑
こりゃ、ほんとにメガだ。ごめんなさい。

鳥椿

壁には独特の自体で書かれたメニューがずらり。こういうのが「こどグルらしい店」ってやつですよ。

大根サラダに「1 号」「2 号」「V3」とあるのが気になる。聞いてみたところドレッシングの違いで、1 号が醤油、2 号がマヨネーズ(もしかしたら逆だったかも)、V3 が醤油+マヨネーズとのこと。力と技の V3!そうきましたか(笑

鳥椿

たくさんあるメニューの森に迷い込みそうになるものの、ちゃんと「五郎さんが食べたメニュー」という貼り紙がしてあるので、迷わずにすみました。今まで、相当な数のお客さんが聖地巡礼に訪れたんだろうなあ。

ま、五郎さんメニューももちろん食べるけど、ここはマイペース、マイウェイ。
心のままに頼むんだ!

鳥椿

まずはお通しっぽい感じで、おろしポン酢。そうそう、ここのおろしポン酢は白いんですよ。間違えて醤油かけちゃいけない。

見た目からして味がしなさそうなのに、ちゃんとポン酢。
おお、白ポン。これはさっぱりする。

鳥椿

それから、「ふらっと QUSUMI」で久住さんが食べていた、刺身はんぺん。
テレビで見た印象だと、板わさっぽいのかな?と思っていましたが、ふわっとした食感と甘みをワサビと醤油で締める感じ。これはおいしい。自宅でもつまみに作れそう。

鳥椿

そ・し・て、本命のひとつ、アボカドメンチ。おぉ、これだよ、これ。
まあ、私はアボカド苦手なんですけどね(ぉ

鳥椿

アボカドを半分に割って、種をくり抜いたところに鶏挽肉を詰めて、揚げる。なので、「アボカドメンチ」と言いつつ、大半がアボカドです(笑。皮付きのアボカドがほぼそのままフライになった感じ。
それにしても、アボカドを揚げるって、よく思いついたもんだなあ。

鳥椿

これも久住さんメニューで気になっていた、鳥の一夜干し。もう見た目からして酒のつまみですよ。

香ばしくって、七味マヨネーズともよく合って、これはビールが進んじゃいます。

鳥椿

そんなつまみと共にメガジョッキが空になってしまったので、ハイボールに移行。
こっちはメガじゃなくて普通サイズにしました(笑

ちなみに、この店のハイボールは「チンチロリンハイボール」といって、サイコロを二つ振ってゾロ目が出たら無料、偶数が出たら半額、奇数が出たら倍額というシステムになっています(笑。これ統計的にいったら損するよね、と思ってサイコロには挑戦しなかったのですが、あとで調べてみたら倍額になってもちゃんと倍の大きさのハイボールが出てくるそうです。それが分かってたらネタとして挑戦したんだけどな~。

鳥椿

ちょっとタンパク質が続いちゃったので、ここで野菜。大根サラダ V3 を頼みました(笑。

真ん中に温泉卵が載っかっているのが嬉しい大根サラダ。でも、一般的な大根サラダと違って、大根が太い(笑。これ普通野菜スティックとして出てくる太さですよね...まあ、たまにはこういう歯応えのある大根サラダも悪くない。力と技のドレッシングも、なかなか庶民的な味で良い。

鳥椿

そんでもって、油淋肝。油淋鶏でさえこってりした味なのに、レバーで作ったらどうなっちゃうんだろうと思っていましたが、イメージどおりの味でした。肝臓らしい、みっちり味。

これはまたお酒が進むなあ。

鳥椿

そしてこの店の名物ハムカツ!これは見るからにお酒の友、ごはんのおかずにも良さそうなので、楽しみにしていました。

鳥椿

2.5cm...驚異的な厚さだ。

味のほうは、これまた期待を裏切らない懐かしさ。ハムカツってチープさがいい食べ物の代表格みたいなものなんだけれど、そういう懐かしいおいしさをこの厚みで堪能できる贅沢(笑。高級なものを食べるのとはまた違った満足感があります。

鳥椿

こういうつまみが出てくるとお酒も進むわけで。ホッピーの黒、行っときましょうか。
って、大ジョッキで頼んだらさっきのメガジョッキが再登場(汗。なんか、ホッピーの瓶とジョッキと焼酎の瓶の大小関係がおかしいんですけど(;´Д`)ヾ。
しかも、焼酎はこの一升瓶から好きなだけ注いでいいという(笑。

鳥椿

はい、ホッピーひと瓶、メガジョッキに入っちゃいました。

これだけ巨大なホッピー、飲んだことないぞ。これ飲んでるだけで右腕が鍛えられそうだ(笑

鳥椿

じゃあ、そろそろあれ、挑戦しておきましょうか。

これもこの店の名物、チューリップ唐揚げ。これまでの最高記録が二人で 60 個といういわくつきのやつ。そして、何個頼んでも割引にならないのに、複数個頼んだときの値段がずらっと書いてあるメニュー。

鳥椿

とりあえず 9 個頼んでみました。これだけでも、かなりのボリューム感。テンション高まります。

鳥椿

骨付きで食べやすいので、一口でぱくぱく食べられてしまいます。

味は...まあ、普通かな(笑

鳥椿

それから、ポテマヨチーズ焼き。
これも予想を裏切らない、自宅でもお手軽に作れそうな味だけど、逆にそういうのが嬉しい。カロリーとかヘルシーとか、この際そういうのはどうでもいいんですよ(ぉ

じゃあ、そろそろ〆といきますか。

鳥椿

せっかくの鳥料理屋、とどめのパンチは鳥鍋めし!
これしかないだろう。

当然、生卵もつけてもらいました。

鳥椿

生卵を溶いたら、上からどばっとかけて、スプーンでいただきます。

ダシがよく染み渡った鶏もいいけど、厚揚げと白滝がいい味出してる。あー、これは飲んだ後の〆にはたまらない。
鶯谷の昼飲み屋で、〆にこんな飯食ってる俺。カッコイイ(ぉ

鳥椿

あと、壁メニューの「なぜかおしんこと冷やしトマトの間に貼られているホットケーキ」がどんなものかずっと気になっていたので、頼んでみました(笑。

出てきたのはとてもオーソドックスなホットケーキながら、上にアイスクリームが載っているのが嬉しい。
この店、ソフトドリンクも充実しているので、子どもでも食べられるようなものを用意している、ということなのかもしれません。

鳥椿

三人でこれだけ飲んで食べて、9,000 円ちょっと。やっすっ!
普通に一人 5,000 円くらい払うつもりでいたので、逆に肩透かし(^^;;。

懐かしい味の料理をつまみに、気軽に酔える。
こういう店、いいですねえ。仕事帰りに同僚と一杯だけ引っかけて帰る、みたいなのに良さそう。

酔っ払いに幸あれ。
ごちそうさまでした。

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2014/03/23 (Sun.)

目黒区駒場東大前のマッシュルームガーリックとカキグラタン

「あ...腹が、減ってきた。幸せって、腹が減る」

駒場東大前

ドラマ『孤独のグルメ Season3』聖地巡礼も、そろそろ佳境に入ってきました。今回は、第 7 話の舞台となった駒場東大前。間食パートのプチハッシュの店には一度来ましたが、今回は本編を攻めていきます。

写真は劇中でゴローがダイニングテーブルを買い付けに来たアンティークショップ。この真向かいにあるのが、本編の登場店です。

ボラーチョ

ボラーチョ

ボラーチョはスペイン語で「酔っぱらい」の意。店名からしていいじゃないか。

いい感じの照明に、ずらりと並べられたボトル。そして、いかにも昭和っぽいネオンサイン。
今の心にスコーンと入ってきた。俺のタイプかも、この店。

ボラーチョ

店内はほぼ満席。お客さんが出ていっても、すぐに入れ替わりで別のお客さんが入ってくる。予約してなければ即死だったに違いない。

初めて来たのに、何か懐かしい感じ。昭和生まれなら共感できるに違いない、この空気感。落ち着くなあ。

ボラーチョ

まずはメインの「マッシュルームガーリック」から。オリーブオイルにマッシュルームとすり下ろしたニンニクを入れてオーブンで熱し、香りづけにパセリか。これはいい。

ボラーチョ

私はつまみに何もないけどワインを飲みたいとき、オリーブオイルにパルミジャーノチーズのすり下ろしを入れたものを用意することがあります。これに、バケットを浸して食べるだけで、この上ないワインのつまみになるわけです。
これはそれと似たような発想のワインのつまみだけど、マッシュルームとニンニクをプラスするだけで、こんなに深みを増すものなのか。

ボラーチョ

おぉっ、こいつぁいいや。
うんうん、これは、パンがどんどん進んじゃう料理だ。

そしてつまみ系を連続投入。次はチキンバスケットです。店員さんがオーダーを厨房に渡すときに「唐揚げ」と言ったのを我々は聞き逃さなかった(ぉ

ボラーチョ

バスケットを持ってきたときにも「唐揚g...チキンバスケットになります」っておい!結局唐揚げなのかよ(笑

チキンのいろんな部位をざっくりと揚げた唐揚gフライドチキンで、これまたお酒が進みます。

ボラーチョ

もうこれはワインいっちゃうでしょう。ボトル入れちゃうでしょう。

それほどワインリストが充実した店ではありませんが、そんなのはたいした問題じゃない。カベルネソーヴィニヨンをボトルでいただきます。

ボラーチョ

お次はスペアリブ。ゴローちゃんが食べていたものではありませんが、他のお客さんが食べていた映像がやたら美味しそうだったので、これは絶対食べたいと思っていました。

ボリュームあるなぁ~!
これは嫌が応にもテンション上がるよなあ。

ボラーチョ

ガッツリ系のスペアリブ。もう気取らずに、手づかみでいただきます。

うん、うまい肉だ。いかにも肉って肉だ!

ボラーチョ

ボラーチョスープ。トマトクリーム系の魚介スープです。
トマトクリームベースで魚介って、珍しい。

おぉ~っ、こっれは濃厚。今までに味わったことのないスープだぞ。
このスープ、汁というより、立派なおかずだ。

ここにスパゲティを投入しても、きっとうまいだろうなあ。

ボラーチョ

そして本命のカキグラタン。カキでグラタン、というのもまた、珍しい。
この表面のチーズがいい色に焦げたホワイトソースって、見ているだけで幸せだなあ。

ボラーチョ

カキ、発見。
う~ん、このグラタンの中のカキのあり方、いい。相互の関係性がバツグン。おいしいなあ。

ここまで、マッシュルームガーリック、ボラーチョスープ、グラタンと、パンをおかわり(有料)しながら何でもパンにつけて食べていきます。鶯谷のグラパンは味が単調で途中で少し飽きてしまったけど、こうやってパートナーが変わっていくことで、いくらでもパンが食べられる。完全に、春のパン祭りを開いてしまった(ぉ

ボラーチョ

こりゃあもう、赤ワインボトル、もう一本入れちゃうでしょう(笑

ボラーチョ

店名冠系でもう一品。「ふらっと QUSUMI」で久住さんが食べていた、スパゲティーボラーチョ。
牛肉のラグーソース系ですが、これがまたうンまい。

なんだろう、このうまさの正体は。これがボラーチョ?
店名冠系メニュー、どれも方向性が違うけど、どれもあやまたずうまい。きっと厨房の奥に「ボラーチョ」と呼ばれる秘伝のタレ的なものが満たされた寸胴鍋があって、そのタレを入れているからどれもうまいんじゃないか、という推論に辿り着きました(ぉ

どの料理も、懐かしく深い味わいと、じゅうぶんなボリューム。これは満たされるなぁ~。
ボラーチョ、ボラーチョ。

ボラーチョ

なんか、幸せな気分にさせてくれる店だったなあ。
やさしさのようなものが、身体の外と中からじんわり染みこんでくる。

ワインボトル 2 本入れたし、これは一人 6~7,000 円コースかな?と思ったら、意外にも一人 4,400 円。一人で来ると高くつくけど、複数人ならいろいろ食べられて、案外リーズナブルなのかもしれません。

近所にあれば、気取らずに付き合える人を入れ替わり連れて来たい、そういう店だと感じました。
実は渋谷からバスで数分で着いてしまうし、遅くまでやっているし、今度渋谷方面で誰かと食事する機会があったら、また利用したいと思います。

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2014/02/27 (Thu.)

文京区江戸川橋の魚屋さんの銀だら西京焼き

「ここ、魚屋さんがやってる店なんじゃないか?それなら間違いない。よし、決めた」

魚谷

ドラマ『孤独のグルメ Season3』聖地巡礼、次なる目的地は江戸川橋。第 4 話に登場した魚屋さん隣接の居酒屋、魚谷さんにやってきました。

ここに来るのは他の聖地以上に楽しみにしていました。だって自らの店の魚を知り尽くした魚屋さんがやっている居酒屋なら、魚がうまくないわけがない。期待をするなというほうが無理ってものです。

魚谷

魚谷

入口には、松重さんと久住さんのサイン色紙が我々を出迎えてくれています。

久住さんの「エンガワおいしすぎ!」というコメントが目立ちます。エンガワはこないだ横浜中央市場でもいただいたところだけれど、私は一度気に入ると、しばらくそればっかり食べてしまう癖があるので(笑)ここのエンガワも期待大。

魚谷

予約していったので、通されたのはゴローちゃんが座ったカウンター席ではなく、奥の座敷席。大井町では座敷よりもカウンターのほうが圧倒的に楽しかったけど(笑)、ここの座敷は程よく落ち着く感じ。

魚谷

魚屋さんらしいデザインのお品書きが壁に貼り出されています。

きんめに、ほうぼうに、生だこ。いいなあ。焼きものも揃ってるし、さすが魚屋さんだ。
よし、まずは正攻法で様子を見よう。

魚谷

ともかく、生ビールとお通しから。今日も一日、お疲れさまでした。

そして、

魚谷

刺身(左:きんめ鯛、右:ほうぼう)、

魚谷

ポテサラ、

魚谷

それにおつまみセット。

このおつまみセット、950 円でこの種類の多さとボリュームですよ。
近所にあったら、毎日このおつまみセットに生ビール二杯くらい引っかけてから帰りたい感じ。

うん、いい風景だ。いただきます。

魚谷

肴のクオリティの高さに、生ビールがあっという間に涸れてしまったので、さっそくハイボールに移行します。

そして、ここで本命・銀だら西京焼きのご入場。

魚谷

おお~、見た目を裏切らないぷりぷり。漬けても焼いてもなお新鮮。

想像以上の肉厚、そして想像通りのうまさ。これは、白い飯が欲しくなるなぁ~!
西京焼き、最強。

魚谷

なんだか勢いがついてきたぞ。このままどんどん行っちゃおう。

というわけで、続くは下足とねぎのかきあげ。

魚谷

そりゃあ、たまらず日本酒に移行するわけです。
「ふらっと QUSUMI」で久住さんも飲んでいた、久保田の千寿を冷酒でいただきます。

魚谷

それから、あじのなめろう。さんまいわしときて、最近なめろうづいている俺としては、外せない。

完璧、完璧。
魚が新鮮、もうそれだけでいい。

魚谷

そして、期待のえんがわポン酢。
ついさっきまで、ヒラヒラしてたえんがわだ。
筋肉がまだ生きているかのようだ。

コリッとした食感と、とろける脂のハーモニー。その脂の甘味を、ポン酢の酸味が引き締める。
これは期待を裏切らないうまさ。これは、たまらん。

魚谷

さらにこの店のもうひとつの目玉商品、ばくだん納豆。
うに・いくら・まぐろをはじめとする多様な魚介に、生卵と納豆。それぞれ単品で食べてもじゅうぶんうまそうな具材だけど、これを全部かき混ぜて食べるという贅沢!

魚谷

醤油をちょっと垂らしたら、あとは一気に混ぜる、混ぜる。
心の中で「うまくなれ、うまくなれ」と念じることも忘れずに(笑

じゅうぶん混ざったら、海苔で巻いて、いただきます。

魚谷

こ、これはやばい。うまさが波状攻撃を仕掛けてくる。
肉じゃないけど「うおォン!」と唸りたくなる。

魚が美味いって、それだけで、幸福に満たされていく。
うん...つくづく俺は、島国の農耕民族だよ。

魚谷

白いごはんも欲しくなるけど、日本酒も進む進む。
そんなわけで、お酒のおかわりは朝日山。

ここまでいろいろ飲み食いし、深い話もしたら、おそらくカウンターの井之頭五郎には温かい目で見守られているに違いない。

酒飲みよ、おおいに愚痴るも、またよし。
ここで全部吐き出して帰ればいい。
何事もなかったように、家でニコニコできるように。

魚谷

杯を空けてふと視線を上げると、そこには入口とは別バージョンの久住さん色紙が!(笑

久住さんの、魚を「ほじる」という言い方、素朴な日本人らしくていいなあ。

魚谷

五郎's セレクションのラスト、きんきの煮付けがなかったので、きんめ鯛の煮付け。

この深い味わいと弾力。
魂をつかんでくるようだ。

子どもの頃、煮魚ってパンチがなくて嫌いだったけど、この旨さが解る歳になったんだなあ。

魚谷

さらには川えびのからあげをアテに、

魚谷

川つながりで緑川の冷酒に切り替えて、とことんまで飲むわけです。
ここまでじっくり飲んだのも、久しぶりな気が。魚にも酒にも、大いに満足。

俺には愚痴も弱音も、吹っ飛ばしてくれる美味いメシがある。
この店に出会えてよかった。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season3 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 00:44 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (1) | トラックバック

2014/02/01 (Sat.)

板橋区板橋の焼肉ホルモン

「ちゃあんと、腹が、減ってきた。よし、何か腹に入れて帰ろう」

山源

ドラマ『孤独のグルメ Season3』聖地巡礼も、残すところあと半分となりました。ここからは遠征中心でなかなか大変なコースですが、今回は「肉の日(29 日)に焼肉を食おう」というテーマで(ぉ)第 6 話に登場した、近くて遠い板橋のホルモン焼「山源」にやってきました。きなこパンを食べに来てからはや 5 ヶ月ですよ。時の経つのは早い。

山源

山源

お店は一応予約しておきました。席は、ゴロー席の左隣、二人連れのギャルが座っていた場所。

暖簾をくぐっていきなり目に入ってきたのは店内の様子ではなく、とにかく白い煙。
煙、すごすぎ。燻製になりそうだ。ドラマの中だけの演出かと思っていたけど、ガチですよこの煙。

ちなみに、写真の奥の方に写っているのが、ドラマのセリフの中にだけ出てきた「18 になる孫娘」さんだと思われます。素朴でかわいらしい感じの方でした。

山源

店内に貼られている松重さん・久住さんのサインも、煙たすぎてなんだかよく分からない(笑

さすがに劇中のゴローちゃんのように、途中で場外にエスケープするほどではありませんでしたが、席に座っている間はともかく、トイレに行こうと席を立ったら上の方に溜まっている煙が確かに目にしみて、思わず涙が(;´Д`)ヾ。

山源

この煙と匂いから上着や荷物を守るために、各テーブルにはゴミ袋が用意されています。これがなかったら、帰りの電車の中とか顰蹙ものだろうなあ...。まあ、帰ったらさらにファブリーズ必須ですが。

山源

「これって...何だろう?」

網が炎上したときに消火するための水と、お通しの枝豆の殻入れ。ですが、たぶんドラマを観ていなかったら、この殻入れに水を注いで飲んでしまっていたに違いありません(笑。
あと山葵と柚子こしょうは塩味の肉につけていただきます。

山源

というわけで、まずは、麦スカッシュ(笑。お通しの枝豆に、追加で頼んだ和風キムチで、肉が出てくるのを待ちます。
キムチは焼肉店の試金石。悪い店ではなさそうだ。

山源

よしよし、炭と網がおいでなすったぞ。

うん、火がいい。まさに焼肉に飛び込む感じだ。
さあ、かかってこい。

山源

肉はまず、今日の主役のホルモンに、脇役でコメカミ(カシラ)とハツ。
運んできてくれたおかみさんに「焼き方、わかりますか?」と聞かれたので、内心(聖地巡礼で来てるんだから当然ですよ。皮 8 割、脂 2 割だよね)と思いながら元気よく「はい!」と答えたところ、

「ああ、前にいらしたことありますもんね」
「えっ」
「えっ」

とか(;´Д`)ヾ。川崎の一人焼肉といい、私はそんなに焼肉屋の常連顔してますかね(汗

山源

気を取り直して(ぉ)ホルモンを焼いていきます。
皮 8 割、脂 2 割。皮の方を下にして、じっくり、じっくり。もう待ちきれない気分ですが、ここはじっとガマン。ここを待てるかどうかで、今日一日の勝負が決まると言っても過言ではない。

山源

こんなもんか...まだか?という自問自答を繰り返した挙げ句、絶妙なタイミングで、上下反転。

ホルモン焼だ、ホルモン焼だ...!

山源

この脂を焼いているところで、どんどん出てくるのが煙。F1 マシンのエンジンブローのように、遠慮なく白煙が上がります。
そして、テーブルの真上にある吸気口が、仕事をしていない(ぉ。吸気 2 割、華麗にスルー 8 割といった塩梅で(笑、店内に白煙が溜まっていきます。ここのホルモンの強烈な脂に、これだけじゃ追っつかないんじゃないの。
といったところで、さあ、そろそろホルモン焼の完成かな。

山源

どれどれ...おぉ~。ぷるぷる震えている。
うわっ、ホルモンだ。この脂。うん、噛むほどにすごいぞ、脂。

ホルモンに歯を立てるごとに、口の中にどわあああっ、と溢れる脂、うまみ。こ・れ・は、たまらん。

山源

続いて、ハラミとラム。ハラミは私の焼肉の定番だし、羊肉好きとしてはラムがあると頼まざるを得ません。

山源

塩系の肉も良いけど、タレ系もいい。焼肉屋に来たぞ、という実感が湧いてきます。

やっぱ、肉って、身体の中が燃える、パワー出る。これだよ、たまには肉、焼かなきゃ。

山源

そろそろ、ビールで腹が膨れてしまうのがもったいなく思えたので、飲み物はハイボールに移行。

山源

肉も追加でどんどん行きます。ナンコツ、ハツ、トントロ。いずれも塩で。

山源

それから「ふらっと QUSUMI」で久住さんが食べていた珍味「ホーデン」。正体のよく分からない部位ですが、レバーのような柔らかさと、マニアックな味が特長(笑。

山源

どんどん焼こう。もっともっと焼こう。
トントロの安定感あるうまさに、ハツのコリッとした食感。さらに輪を掛けてコリコリしたナンコツのインパクト。うん、この布陣で正解。

山源

ここで真打ちに登場願おうか。焼肉といったら白い飯だろうが。
終盤に肉と飯でスパートをかける、この勝利の方程式のためにここまでペースを配分してきたようなもの。遠慮なく行きますよ。

山源

そして、白い飯に合わせるのはやっぱりホルモン。今度はタレで、仕切り直しのタレラウンド。

山源

ホルモンの焼き方も掴んだし、一気焼きだな。お、網がまた沸いたぞ。
...って炎上してますが(笑。冷や水を浴びせるまでもなく自然鎮火しましたが、煙はすごいことになってしまいました。

山源

うんうん、やっぱ飯には、タレだ。タレ自体うまい、ここ。

肉を焼き、飯を喰う。俺の箸は、蒸気機関車のピストンだ。

タレホルモンで白飯をだいたい食べたら、〆はやっぱり塩ホルモンでしょう。
塩からタレに行って、塩に戻る。塩に戻れる俺、大人だな。すいませーん。

「ごめんなさい、ホルモン終わっちゃったんですよ」

えー(;´Д`)ヾ。ホルモン屋でホルモン品切れは想定してなかった(泣。

山源

仕方がないので、〆はカルビで。
タレから塩には戻り損ねたけど、やっぱりこの店はタレもうまい。

ふうう、満足。ごちそうさまでした。

山源

いえいえ、そんな礼には及びません。

やっぱり、焼肉回の聖地巡礼は、毎度特筆すべき楽しさだ。自分たちで焼くというプロセスが介在するからかもしれないけど。
焼肉というと、どうしてもカルビやロース、ハラミが中心で、今まではホルモンが自分にとっての主役になることはなかったけど、このホルモンは記憶に残る。あの噛みごたえと口の中に広がる脂分は、今後も時々脳裏をかすめて思い出したように食べたくなる予感がします。

近所でも、ホルモンの美味しい焼肉屋、探してみようかな。

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投稿者 B : 00:29 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (2) | トラックバック

2014/01/25 (Sat.)

いわし料理 だるまや 再訪

「いわし職人、おそるべし。ならばこっちも、思い切って懐に飛び込んでいこう」

というわけで、再びの大井町。昨年職場が変わって以来、なかなか会えなくなっていたクマデジタルさんが仕事で近くに来ているとのことで、久しぶりにお誘いしてみました。お店は昨年末に巡礼したばかりの大井町のいわし料理店。

だるまや

だるまや

今回もけっこう混んでいましたが、カウンター席が空いていたので、カウンターに座らせてもらいました。前回の座敷は気兼ねなく料理写真が撮れる環境で良かったけど、ドラマの雰囲気を味わうならやっぱりカウンターですね。

だるまや

まずは瓶ビールでお疲れさま。前回とは違うお通しですが、これもこれでビールに合う。

ちなみにカウンターの席は劇中で激辛激飲みムスメたちが座っていた席でした。狭い店内に椅子がぎゅうぎゅう詰めで並んでいるところに、巨漢二人で座ってすみませんでした(ぉ

だるまや

今回は、前回とは違ったメニューを中心に攻めよう。まずはいわしの天ぷらから。揚げたてです。

いわしを一尾まるごと揚げた天ぷらで、いわしの旨味が衣の中にぎゅっと凝縮されています。いわしの天ぷらって初めて食べたけど、これはうまい。食欲を立ち上げていくのに最適な酒菜。

だるまや

続いて、いわしのつみれ焼。これもまた、この上なくシンプルないわし料理。その分、いわしそのものの味が満喫できます。

つみれだつみれだ。いかにもいわしって味だ。これまたビールが進むなあ。

だるまや

そして、さんまの一味焼。いわし屋に来ていわし以外の魚介を頼むという暴挙に(笑。

このあたりは仕入れ状況に応じて変わるその日のおすすめメニューというところでしょうが、これもピリ辛でうまい。さんまといえば刺身かシンプルに塩焼きと相場は決まっているものと思っていましたが、こういうのもアリ。大アリク(ry

だるまや

珍味系に続きます。鯨ベーコン、こういうのがメニューに並んでいると頼まずにはいられません。イルカ・クジラ漁に対する外国からの批判が取り沙汰されている昨今ですが、食は文化だ。モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず自由で、なんというか救われてなきゃあダメなんだ。

さておきこの鯨ベーコン、臭みがぜんぜんなくてうまい。鯨肉の力強さと、とろける脂身のコンビネーションで、これもビールによく合います。

だるまや

よし、エンジンがかかってきたぞ。ここで本命中の本命、いわしの刺身だ。前回も食べたけど、ここの刺身は本当に美味しい。下駄の上にずらりと並べられたたくさんのいわしは、見ているだけで嬉しくなってきます。

だるまや

いわしの刺身って、うまいよな。この小さい身にどうしてこれだけの脂が乗っているんだろう、というくらい、とろける食感と脂の甘味がたまらない。

だるまや

さあ、どんどん食べよう。

これはもはやいわしどころか魚介でさえありませんが(笑)、メニューの中で魅力的な響きを誇っていた「鶏肉だんご揚げ」。シンプルながらも正しいビールのつまみ、という感じで、はふはふ言いながら食べるのが楽しい。こういうのでいいんだよ、こういうので。

だるまや

私の中で刺身に並ぶこの店のヒット商品、いわしの沖なます。細かく刻んだ生いわしに葱や味噌、生姜などを混ぜ込んだもので、醤油をたらさなくても深い味がついていて、うまい。やっぱりこれは酒もいいけど白いごはんが欲しくなるなあ。もう、箸が止まらない。

だるまや

止まらないついでに、激辛一味焼もいっときますよ。だってここは激辛激飲みムスメ席。これを食べて飲んでナンボですよ(ぉ。

前回食べたときは見た目ほど辛くないな、と感じましたが、今回は前回よりも辛かった(笑。日によって唐辛子の量が違うのか、それとも自分の体調によるものなのか。でもこれでもうビールが止まらなくなり、何本目かの瓶ビールが空いてしまいました。

だるまや

ビール瓶が空になったのを契機に、焼酎お湯割りに移行。仕切り直して、いただきます。飾り気のないガラスコップに焼酎のお湯割り、こういうおやじくさい飲み方でいいんですよ(笑

このへんで他のお客さんが何組か帰り、厨房が落ち着いたのか、それまで寡黙に料理を作り続けていたマスターとおかみさんの口数が増え始めました。
劇中でベンガル演じるマスターが「極度の人見知りなんですよ。初めてのお客さんだと、最初の十秒は何にも喋れないんですよ」という冗談を言っていたのはまだかわいいほうで、マスターがカウンターのお客さんとしょうもないやりとりを交わした後、おかみさんが冷静に突っ込む、というスタイル(笑。料理してる姿からは、こんなキャラだとは思えませんでした(^^;;

だるまや

テンションが上がってきたところで、チーズロール。
ほっほ、ホクホク。うまっ!やっぱりこれ、うまい。いわしの旨味とチーズの相性が抜群です。

だるまや

いつ見てもインパクトの強い、つみれステーキ。やっぱりいわしはこういうシンプルな食べ方で、いわしそのものの味を満喫するのがいい。

だるまや

最後はいわしのスタミナ焼で〆。これで明日からまたがんばれます。

だるまや

相変わらずいわし料理はとても美味しかったけど、今回はそれ以上に楽しかった。やっぱりこの店は、座敷よりもカウンターですね。カウンター楽しかった度合いでいうと、根津の特辛カレー中津のたこ焼きに匹敵する楽しさです。

大井町のディープなエリアに位置するお店だけに、一見さんっぽいお客さんはまず見かけず、昔からの常連さんとドラマを観て来たお客さんで占められている感じ。マスターとおかみさんから撮影の裏話もいろいろ覗えました。
Season3 最終話でこのお店が取り上げられたきっかけは、もともと監督(溝口憲司監督と思われる)が数年前からこの店の座敷でよく飲んでいたから、だそうです。テレビ出演にあたっては、近くの店のおやじさん(ブルドックと思われる)がとんねるずの『きたなシュラン』に出たら忙しくなりすぎて入院してしまったと聞いたけど、自分の店は以前『アド街』に出ても全然忙しくならなかったからテレビったって大したことない、どうせ深夜番組だし、と思ってたらとんでもなかった、とか(笑。いわしの水揚げで値段が違うので、高価い日はあまり仕入れたくないけどお客さんが来てくれる限りは赤字でも仕入れなきゃいけない、でも本当に大変だったのはきっとおれよりも河岸のおやじのほうだろう、みたいな話とか。Blu-ray BOX の特典映像にも同じ話が一部収録されていますが、やはりご本人の口からいろんなエピソードを交えて聞けるのが嬉しい。でも、話の内容以上にマスターとおかみさんの人柄に触れられたのが嬉しかったですね。ドラマ放送長後は本当に大変だったようですが、それでもどんなお客さんでも満足してもらいたい、という姿勢がにじみ出ていたように感じられました。本当は、多すぎないお客さん相手に軽口叩きながらマイペースで料理を作りたいんだろうなあ、とは思いますが(笑。

ごちそうさまでした。個人的に、この店はドラマに登場した中で最もアクセスしやすい場所にあるので、また仕事帰りとかにちょくちょく来たいと思います。一緒に行きたい人募集中(ぉ。

孤独のグルメ Season3 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 17:00 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2013/12/22 (Sun.)

番やのすし

実はこの三連休を利用して単身実家に帰ってきています。年末年始は帰省しないつもりなんですが、その前に少しだけ顔を見せに。

この時季に北陸に来たなら魚を食べる以外にないでしょう、というわけで、寿司!

番やのすし

番やのすし

こっちは廻る寿司屋でも十分すぎるくらいにうまいんですが、やっぱり店によって当たり外れはあるもので。たくさんある店の中でも、この店は特にいい。ここ数年、帰省すると寿司を食べに来るのは決まってこの店です。

回転寿司といっても、こっちの店は店舗の広さは東京の 3~4 倍はあるかな。カウンターだけじゃなくボックス席や小上がりもあって、家族連れのお客さんもごく普通に利用しています。

番やのすし

カウンターの中には生け簀。こういう店、こっちではそれほど珍しくありません。ネタによってはこの生け簀から取り出して捌いてくれます。

回転寿司だけど、廻っている寿司よりも食べたいネタを注文するお客さんのほうが多いかな。

番やのすし

寿司屋に来るといろいろ食べたいんだけど、2 貫ずつだとけっこうお腹いっぱいになっちゃうもの。でもここでは、1 貫ずつを複数種類セットにした「3 貫盛り」や「ずくしシリーズ」というものもあります。私は「本マグロづくし」というのがおいしそうだったので頼んでみました。赤身、中トロ、大トロ、トロ炙り、ネギトロの 5 貫盛り。これは贅沢だ...そしてうまい。まあ、マグロは北陸の名物というわけでもないんですが、うまいものはうまい(ぉ

番やのすし

そして富山の冬といったらこれ、ぶり大根ですよ。この店、寿司だけじゃなくてこういう一品料理もうまい。脂の乗った鰤のうまみが、柔らかくなるまでよく煮込まれた大根に移って、これこそ郷土の味。下手なおふくろの味よりうまい(笑。煮込みが足りないと大根の味が物足りないし、煮込みすぎると大根の代わりに鰤がスカスカになっちゃうし、塩梅が難しいんですよね。

番やのすし

もちろん握りも。今が旬、氷見産の鰤。舌の上でとろける脂、でも養殖ものにはない身の締まり。これが富山湾の鰤ですよ。ぶり大根と握りで鰤がかぶってしまったけど、ここはむしろあえてかぶせに行ったと言っていい。

ちなみに、今では氷見が鰤の産地として全国区の知名度を誇っていますが、富山湾の鰤はほぼ同じ漁場で獲れるので、他の漁港で揚がったものでも同じだけおいしいです。新湊漁港の鰤もよろしくお願いします(という地元アピール

番やのすし

鰺もおいしい。これも氷見産ですが、鰺にしては大ぶりで、甘味の感じられる脂の乗りっぷりがいい。やはり北陸の冬は魚に限る。そして魚は冬の北陸に限る。多少無理してでも帰省してきて良かった(笑

番やのすし

づくしシリーズから、軍艦づくし。といっても艦これコラボメニューというわけではありません(ぉ

いくら、白エビ、極上ウニ、ネギトロ、カニみそ。ウニもいくらも良いけど、北陸なら白エビとカニみそ。ほぼ富山でしか獲れない白エビは、よく言われる「富山湾の宝石」というキャッチコピーはさすがに言い過ぎだと思うけど(笑)こうやって殻をむいて軍艦巻きにすると、甘味だけが感じられてとても良い。これ、県外だとなかなか生食にはありつけないんですよね。

番やのすし

さらに一品料理から、カキフライ。このカキフライがまた大ぶりで、身がみっちり詰まっていて、噛むと中から牡蠣の肉汁(っていうのか?)がじゅわっと溢れてきて、これだけ上等なカキフライも今までなかなか食べたことがありません。この内容で、3 個で 357 円というのは安すぎじゃないでしょうか。これとごはんと味噌汁があればそれだけで定食になりそうなくらいのボリュームで、大満足。寿司屋に来てカキフライで満足するとは思いませんでした。

番やのすし

〆はのどぐろ(赤むつ)の握りで。富山の海の幸の王者は鰤だと思っているけど、のどぐろもちょっと違った方向性でおいしい。脂は乗っているんだけど、寒鰤に比べるとやや淡泊で、上品な感じ。

去年は冬に帰省しなかったので、約 2 年ぶりの北陸の冬の幸。堪能しました。
北陸新幹線が開通すれば、もっと気軽に帰ってこれるんだけどなあ。あと 1 年ちょっとかあ。

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投稿者 B : 23:26 | Dinner | Gourmet | コメント (3) | トラックバック

2013/12/21 (Sat.)

品川区大井町のいわしのユッケと(幻の)にぎり寿司

「さあて、ごはんのアテは何だ?カレー...違う。今はごはんとおかずというのを、真っ向からぶつけたいんだ」

だるまや

ドラマ『孤独のグルメ Season3』聖地巡礼。今回は最終話の舞台になった大井町の「だるまや」を攻めてみました。立ち食い中華には先行して行ったものの、こちらはもう少し客足が落ち着いてから...と思い、少し寝かしていたという。いわし、好きなんですよね。まあ光りもの、青魚全般が私の好物ではありますが、脂の乗ったいわしのとろける甘さと潮の香りがたまらない。

ただ、このお店電話をしてみたところ予約は取っていないとのこと(Blu-ray BOX によると放送直後くらいまでは予約も取っていたようですが、現在は取れなくなった、というのが現状でしょうか)。もう当日飛び込みしかないな、と店の前まで行ってみたら、ちょっと覗いてみると明らかに満席。これは空くまで待つか...と店先で待ちぼうけていたところ、ふと店外に出てきたおかみさん曰く

「座敷、空いてますよ」

座敷!そういうのもあるのか。そうかそうかそうなれば話は違う、ということで、突入です。ドラマでは見るからにカウンターしかなさそうに見えましたが、座敷の方が料理の写真も気兼ねなく撮れるので、ありがたい(笑

だるまや

だるまや

本当は、井之頭五郎よろしく「すいません、ごはんありますか」とか訊きながら入店したかったんですが、おかみさんに声をかけられた流れ的に訊けなくなってしまいました(ぉ。

ともあれ、待つかと思ったらほどなく座れて良かった。
よーしよし。もう大丈夫だ。何も心配することはない。どっしりと構えて、受けて立とうじゃないか。

こういう店の定番、瓶ビールに合わせるお通しは豆腐。
醤油なしだと、豆腐の豆の味がよくわかる。それに、きざみ生姜の爽やかさ。

だるまや

いわし料理...ぐっとくるな。いわしに「料理」とつけただけで、急に魅力的なおかずの群れが回遊し始めた。

メニュー表の一面は完全にいわしだらけ。さあて、何から攻めようか。

だるまや

裏面には一品料理も。でも、ここに来たからにはいわしで一点突破だろう。

というわけで、お酒のつまみ的なものから中心に、いわし料理の波状攻撃を仕掛けていきます。

だるまや

まずは、いわしのチーズロール。チーズ、とろけて候。

ゴローはこれをして「アンチョビのピザに似てる」と表現してましたが、確かにそれも一理ある。アンチョビ大好物なんですよね。酒のつまみにして良し、ごはんのおかずにして良し。これ、アンチョビの缶詰を買ってくれば自宅でも似たようなのが作れるなあ。

だるまや

劇中で他のお客さんが食べていたのを見て絶対食べよう、と思っていた「激辛一味焼」。辛いもの好きとしては、これは外せない。

想像を超えて真っ赤っ赤。
でも、実際には見た目ほどでもなく、刺激的ではあるものの、ごはんやビールが進む味。この一味焼、正解。

だるまや

蒲焼...山椒もかかってる。よだれ、決壊。
いわしのうまみと蒲焼のたれ、ってこんなに合うもんだったのか。いわしだから鰻の蒲焼とかに比べるとぜんぜん小ぶりで、もう一皿おかわりしてもいけそうなくらい。

あー、俺は海に囲まれた小さな島国の男だ。古来から我々日本人が親しんできた海の幸、いわし。いわすなぁ~っ、いわし。

だるまや

続いて、いわしの沖なます。飯岡でサンマを食べて以来、今世紀最大のなめろうブームが来ている我々にとって、なめろう(沖なますはなめろうの別名)はこの上ないごちそう。サンマのなめろうもおいしかったけど、この沖なますも絶品。ああ、これ、白いごはんに載せて食べたい。これはおいしくてマズいです(ぉ

これはたまらん。DHA の飛沫が、バチバチ飛んでくるようだ。

だるまや

調子に乗ってきたのでどんどんいきましょう。次は、辛いつみれ鍋。
冬場はやっぱり鍋でしょう。が、飲み会で鍋を頼むと物量的に鍋がメインになり、あとは副菜という位置づけになりがちなもの。でもこの店のつみれ鍋は一人前から頼めるので(写真も一人前)、複数人で分ければつまみの一環としても問題ありません。

だるまや

そしてこれも楽しみにしていた、いわしの刺身。

脂の乗った生のいわしって、この脂分が舌の上で溶ける感じがたまらない。私は寿司屋に行くと高確率でいわしの握りを頼むんですが、なかなか置いてある店・日も少ないんですよね。こうやって刺身でいただけるのはうれしい。生いわし好きとしては、このまま刺身をてっさのように箸でずざざっとさらって食べたいくらいです(笑

だるまや

これはいわしのグラタン。えぇ~っ、いわしでグラタン?と眉をひそめたくなりそうだけど、前述のようにアンチョビと同じようなもの、と思えば全然アリ。いわしとじゃがいもにチーズとパン粉をまぶしてオーブン焼きにしたって十分すぎるつまみになるくらいなんだから、このグラタンもその方向性にあるものですよ。ああ、これはビールが進む味。

だるまや

グラタンのおかげで微妙にワイン気分になっていたところでもありますが、やっぱりなますや刺身にやられてしまったので、焼酎に移行するわけです。二階堂をボトルで入れてしまいました(笑

だるまや

じゃあ、そろそろユッケ、いってみましょうか。

野菜がいっぱいなのがうれしい。そこに卵がポトリと落ちて、柚子胡椒が隠し味。

だるまや

混ぜるものは、混ぜるときに、うまくなれと念を送る。
うまくなあれ、うまくなあれ...。

だるまや

ほうら、キタキタキターーーーー。
うん、まろやか。まろやかユッケ。

ああ、これは酒のつまみにしてもいいけど、ごはんが欲しくなる味。

だるまや

まだまだ続きます(ぉ。
こちらは、久住さんが食べていた、いわしの梅じそ揚げ。

見た目上はチーズロールとの違いがまったく判りませんが(笑)、中身は全くの別物。濃厚だったチーズロールに対して、こちらは梅じその爽やかさ。これこそ、王道のいわし料理ですよ。

だるまや

さらに、いわしの背ごし。「背ごし」って何かと聞いてみたところ、背骨ごと切った刺身とのこと。いわしって、骨まで食べられるんだから、確かにこういう食べ方もうまいよなあ。

ああ、これだけ生のいわしが食べられるなんて、幸せ。

だるまや

じゃあ、最後にドスンと入れていこうじゃないか。このちょっとしたわらじみたいなのは、つみれステーキ。
いわしの風味がストレートに味わえる。うん、これはいわし料理の中のいわし料理かも。

だるまや

ある程度お腹も満たされたので(←これだけ食えば十分だ)、ちょっと骨せんべいでもつまみつつ、焼酎と談笑に移行。骨せんで飲めるとか、自分もすっかりおっさんだな(笑

ここで〆にいわしのにぎり寿司を...と思ったんですが、今はもうやっていないとのこと。もともと「お茶漬け二杯でごはんが売り切れる」ような状態だったところに、ドラマでの登場以降、本来裏メニューだったはずのにぎりを頼むお客さんが増えて、一人が頼むと「こっちもこっちも」となってしまって対応ができないので、休んでいるそうです。
これで寿司をやっていないなんて...。でも、店内がそれほど広いわけでもないし、無理なものは無理。仕方ないかあ...。これは、しばらく期間をおいてからリベンジしに来たいところです。

だるまや

さておき、代わりにつみれ汁で〆。あー。しみる。にじむ。生き返る。

汁と漬け物がうまい店に外れなし。

だるまや

ユッケ、蒲焼、つみれ。魚偏に弱いと書いて鰯。だが、今日の俺は、さんずいに弱いと書いて溺れる。鰯の海に、溺れている。このままずっと溺れていたい。
満願いわし全席、ごちそうさまでした。いわし好きとしては、至福の時間を過ごさせていただきました。

さあ、次回は浅草か。何を食おうかなあ...。

孤独のグルメ Season3 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 23:58 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2013/12/19 (Thu.)

駒沢公園の煮込み定食

「アルコール...なくてけっこう、コケコッコー」

駒澤大学

『孤独のグルメ』聖地巡礼【原作版】、今回はちょうど 1 年前に発売された「SPA!」掲載の第 25 話「駒沢公園の煮込み定食」の聖地、駒沢大学にやってきました。最近やけに大学づいていますが、今回は大学そのものは関係ありません。
田園都市線の、それも各駅停車の駅って、そう遠くないにも関わらずなかなか来る機会がないんですよね。ここにも、随分久しぶりに降りた気が。

駅から歩いて、駒澤大学のキャンパスを少し過ぎたあたりの住宅街に忽然と、その店はありました。

駒沢 かっぱ

かっぱ

この異物感!のっけからハードル高い(汗。
一応、この後ろはバス通りなので、あくまで「住宅街の入口あたり」にすぎませんが、確かに知らなきゃ入りにくい。

かっぱ

看板以外、何も案内が出ていなくて、入口には縄暖簾だけ。
どう見たって居酒屋の面構えだ。それもちょっと高めの。

この中で煮込みが食べられるなんて思わないよなあ...。さらに、お酒を置いていないなんてもっと思わないよなあ(汗
聖地巡礼のつもりで来てもちょっと勇気を試される敷居に少したじろぎながらも、意を決して入店。

空いている席に着くと、何も言わずに一皿出てきました。

かっぱ

な...なんだいきなり...。こ...これ、煮込み...。

「ごはん、どうしますか」

かっぱ

店内を見回すと、ありました、メニューが。
にこみ、御飯、茶漬け、漬け物、のみ。それぞれサイズが選べるようです。

...そうか、メニューはこれしかないから、入ると自動的に出てくるのか。
というか、煮込みの「小」を頼みたければ、着席して間髪入れずに小を頼まなければ並を食べる羽目になるということか。これもまたハードル高い(汗

店内はカウンター席のみ。9 席だか 10 席だかしかない、狭いお店です。おかあさんとおばあちゃんだけで切り盛りしているようで(劇中ではおじさん一人だったし、実際日によってはそういうこともある模様)、キャパ的にはこれがいっぱいいっぱい、ということなんでしょう。
席は常に 8 割方埋まっていて、食べたらすぐに出る感じなので、かなり回転率は高いです。私以外のお客さんはほぼ学生さんか肉体労働系のおじさんといった雰囲気で、安くて満足できるガッツリ系の食事として知られているんだろうな、というのが分かります。

かっぱ

というわけで、ごはんの並と漬け物を注文。
立派な煮込み定食が完成しました。

これはウマそう。
でも、このごはん、「並」のはずなのにどんぶり飯なんですけど!

かっぱ

うんうん、見た目どおり原寸大にウマイ。

なんというか、古くからのやんわりとした日本の肉料理って感じ。
何年も何年も煮込み続けられて、凝縮されたスープに全てが詰まっているんだろうなあ。
どんぶり飯、煮込みに対して多すぎるんじゃないかと思ったけど、ペース配分的にはこれくらいの量でちょうど良いのかも。

かっぱ

それにしてもなぜこんな薄い皿に入れる。
全員、こぼしてるじゃないか。

というか、出てきてカウンターの上に置かれた時点で、既にこぼれているという(笑

かっぱ

持ち帰り...そういうのもやっているのか。

静かだ...皆黙って食べている。なんだかストイックな店だな。
俺にとっては物凄く快適なひとり飯空間なんだけど、ほんと色々謎の多い店だ。

大声で喋っているお客さんはいないけど、耳に入ってきた小声の会話の内容からすると、ほとんどが常連さんか、その常連さんが連れてきた人、という印象。だから、この不思議な店のルールも、暗黙の了解として共有されているというわけか。

しかし、メニューにあったあの「茶漬け」の存在が妙に異彩を放っている。
煮込みしかやっていない店の、あえての「茶漬け」。気になる...どんな茶漬けなんだ。

かっぱ

――俺は本当にそれを実行した。
驚いたことに、ただの永谷園のお茶漬け海苔が平然と出てきた。

それ以前に、この店では基本的に食べるもの食べたらさっさと出る、が暗黙のルールらしく、追加注文する人なんてほとんどいない。私が追加注文しようとしたところ、反射的に
「900 円になります」
「(かぶせ気味に)えっと、お茶漬けの小ください」
(えっ)
(えっ)
というやりとりが発生しました(;´Д`)。

お茶漬け、飲みに行ったときの〆に食べることはたまにあるけど、永谷園のお茶漬け海苔なんていつ以来だろう。20 年ぶりくらいか。
これだけうまい煮込みを出す店にしてはギャップが激しいけど、それよりもこの永谷園の味の懐かしいこと。ああ、これはもしかしたら煮込みとごはんじゃなくて、飲んだ帰りに〆代わりに煮込みとお茶漬け、というのが正解なのかもしれない。それなら、この永谷園の味も納得できる。

このあたりで飲むことはほとんどないけど、もし機会があったら、〆はここだな。

SPA! 2012 年 12/25 号

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