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2017/02/27 (Mon.)

BAR THE GINTONICX #4

しばらくぶりに、横浜の「BAR THE GINTONICX」へ行ってきました。

BAR THE GINTONICX

BAR THE GINTONICX

忘年会シーズンに一度来ようと思っていたのに、なかなか時間が取れずすっかりご無沙汰してしまいました。
この日は施行後初のプレミアムフライデーということで、私自身はきっちり定時過ぎまで働いた後に(ぉ)せっかくだからお気に入りの店にお金を落としに行こうと思い、横浜へいそいそと。

BAR THE GINTONICX

お店への階段を上がろうとしたところで、ひとつ下のフロアのお店の看板がこれ(笑
この流行りものに乗っかる感、いろいろと見習いたい(ぉ

BAR THE GINTONICX

久しぶりの訪店。以前はまだ開店後の試行錯誤の中、という感じでしたが、今はフードメニューもずいぶん拡充し、飲み物も和酒系まで充実してきました。
Left Bank 時代の「うまいものがいろいろ揃ってる感」が戻ってきたような感じで、なんだか嬉しい。

BAR THE GINTONICX

空きスペースだったカウンター後ろにもいつの間にかテーブル席と、

BAR THE GINTONICX

ソファ席が導入されて、寛げる雰囲気に。
しかしマスター曰く「これ導入してからなんかお客さん減ったんですよね~、どっちかに何か憑いてるんじゃないかと」とのこと。是非皆さんもっと行ったげてください(ぉ

BAR THE GINTONICX

というわけで、徐々に私の指定席になりつつあるスツールに着席。

カウンターに妙にいい感じのボトルが並べられていたので尋ねてみたところ、ゴードンを自家製のミニチュア樽(内側を焦がしたもの)で熟成させたオリジナルのドライジンとのこと。
おおお、それはうまそう。樽熟成されたジンって飲んだことないかも。

BAR THE GINTONICX

飲み方は迷ったけど、一杯目だしシンプルにジンフィズで。
琥珀色に染まったジン、ってなんだか魅力的。杜松に由来するジンの爽やかな香りに、ウィスキーのような深みのある芳香が加わって、これは良い。この店の雰囲気にとてもよく合っていると感じます。

BAR THE GINTONICX

つまみはここからスタートしなくては始まった気がしない、いぶりがっこマスカルポーネ。
和洋どんな酒にも合う(あ、老酒はちょっと自信ない)万能おつまみだと思います。

BAR THE GINTONICX

からの、さんまの燻製。
樽の香りにはやっぱりこういうものがバッチリ合います。

BAR THE GINTONICX

二杯目はマスターのオススメを訊いてみました。
「三ヶ日みかんのジントニック」がとてもオススメということで頼んでみたところ、目の前でみかんを搾るところから始まります。
この仕事ぶりを見るのがまた楽しみの一つでもあります。

BAR THE GINTONICX

搾りたての三ヶ日みかんを使っただけあって、泡までみかん色の濃厚ジントニック。
みかんの甘みとトニックの爽やかさが合わさって、これはお酒とは思えない飲み物だ。グイグイ飲めてしまう。

BAR THE GINTONICX

みかんジントニックがおいしくてすぐに空いてしまったので、すかさず次の飲み物はメニュー上で気になっていた「サンショと柚子のカクテル」。
山椒と柚子を使ったジンベースのショートカクテルで、いずれも香りの強い素材の組み合わせだけに味がケンカするんじゃないかとも思いましたが、山椒とジンの爽やかな香りを柚子が取り持つような感じで、見事に調和が取れている。今までに飲んだことがない味のカクテルだけど、この三種類のどれかが欠けてもバランスが崩れてしまいそうな、絶妙な組み合わせ。これ、おいしいです。

BAR THE GINTONICX

プレミアムフライデーにちなんで「プレミアムフライください!」と無茶振りしてみたところ(ぉ)出てきたのがこのチキンカツ。プレミアムなパン粉を使っているとのこと(ホントか?)。

薄めの衣に柔らかい鶏胸肉のチキンカツは食べ応えあり。付け合わせはフライドポテトだけかと思ったら、チキンカツの下にたっぷりとクリームポテトまでが添えられていて、なかなか豪華。確かにこれはプレミアムフライで間違いない(笑

BAR THE GINTONICX

せっかくだから充実してきた和酒も飲んでみたくなって、「旭萬年 冬季限定酒」を。
ちゃんと芋焼酎らしい器で出してくれるあたり、和酒バーもやっていた経験のあるマスターならではという感じで嬉しい。こういう無国籍な懐の深さが、この店に来ると落ち着ける所以だと思います。

BAR THE GINTONICX

さらに桜の花を漬け込んだサクラジントニックと、いつものラムケバブ(スパイシー串焼き)。
花見の季節にはちょっと早いけど、気分は花見酒。食欲をそそるラムの匂いで、テンションはさらに高まっていきます。

BAR THE GINTONICX

ラムをガッツリ食べた後は、サッパリと柔らかい蒸し鶏ポン酢に、

BAR THE GINTONICX

塩昆布クリームチーズ。
この取り合わせは初めてだけど、塩昆布クリームチーズ...がっこマスカルに続く新しい定番おつまみのポジションを確保しそうな勢い。これ、気に入りました。やっぱり、しょっぱい系和風珍味とチーズの組み合わせって破壊力あるよなあ。

BAR THE GINTONICX

飲み物は改めて最初に戻って、樽熟成ジンを今度はクラッシュアイスでいただいてみました。
ああ、この深みのあるジンの味と香りをじっくり味わえる感じ、良い。いつまでも浸っていたくなる。

BAR THE GINTONICX

そろそろ〆の食事ってことで、じゃこチャーハン。
二人で来たから取り分けて出してもらったところ、なんだか妙に賄い飯感があって、逆にいい(笑

BAR THE GINTONICX

からの、ナポリタン。いつもいつも〆メニューを複数注文して申し訳ない(ぉ
飲んだ後の〆には、アルデンテよりもこういうちょっと緩めのナポリタンがちょうどいい。

BAR THE GINTONICX

今夜も美味しかったし、楽しかった。久しぶりにゆったりとした夜を過ごさせていただきました。
今回はちょっとご無沙汰気味だったけど、行きたいと言ってくれている人も何人かいるし、また近いうちに誰かを連れて行こうと思います。

そういえばこの blog を読んでお店に来てくれるお客さんが稀にいらっしゃるそうですが、良かったら感想を私にも聞かせてください(笑

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2016/10/02 (Sun.)

BAR THE GINTONICX #3

先日のフードメニュー拡充に続いて、今度はいよいよラム肉系メニューが復活したということで、改めて横浜へいそいそと。

BAR THE GINTONICX

BAR THE GINTONICX

BAR THE GINTONICX であります。

前回来たときに撮った写真を店舗のミニポスターとして使っていただきました。
誇らしいやら、照れくさいやら。(笑

BAR THE GINTONICX

カウンターに着席するなり、ビールじゃなくてジントニックから。

まずは旬のすだちジントニックをいただきます。
この店(正確には前身である「出張 the Gintonic in はる美」)で初めて実感したんですが、柑橘類とジントニックって不思議と合うんですよね。ジントニックの爽やかさが五割増しになって感じます。

BAR THE GINTONICX

つまみは当然クリームポt...の話はもういいかな(ぉ)、いぶりがっこマスカルポーネから始めます。
この日のがっこマスカル、いぶりがっこが細切りではなく櫛切り。でもこのいぶりがっこのカリコリした食感が主体となった感じも悪くない。

BAR THE GINTONICX

続いてディルジントニック。「ディル」とはよく魚料理に添えられてくるもしゃもしゃした感じのハーブで、これを漬け込んだジンでジントニックを作ると、先ほどのすだちとはまた違った爽やかな香りが鼻から抜けていきます。これは料理が欲しくなる。

BAR THE GINTONICX

さあ、では本格的にフードメニュー、いってみましょうか。
オープン当初は乾き物程度しかなくて「何もないのね。できるものを 14 人分ね」と言いたくなる感じだったことを考えると(ぉ)、本当に充実してきました。
とはいえ腕を振るうのはマスター一人。「メニューのここからここまで」なんていう無茶な頼み方はさすがにできません(笑

BAR THE GINTONICX

まずはマスターのこの日のイチ押し、ラム肩ロースハム。
厚切りのロースハムにしっかり目の味がついていて、これは箸が止まらない。ジントニックもスイスイ減っていくというものです。

BAR THE GINTONICX

それから羊肉串(ラムケバブ)。Left Bank 時代からの定番羊料理。
肉肉しさをストレートに味わえる串焼き、これこそラム料理の王道中の王道。こんな洒落たバーのカウンターでいただく料理じゃないような気もするけど(笑

BAR THE GINTONICX

飲み物は「わさびジントニック」へと進みます。
わさびを漬け込んだというから鼻にツンとくる感じを予想していたら、あんまり刺激はなくてわさびの爽やかな香りがほんのり立つジントニック。
これはラムの肉肉しさを中和するのにちょうど良い。

BAR THE GINTONICX

そーなるとラムネギクミン炒め。
ラム・ネギ・クミンと香りの強い食材の組み合わせで、味つけも濃いめになっているので、これまたお酒が進みます。

BAR THE GINTONICX

このお店のもう一つの顔、自家製ジンジャエールを使ったモスコミュール。
ここの濃い生姜の味を知ってしまうと、他の店でモスコミュールは頼めなくなります。

BAR THE GINTONICX

前回食べて気に入ったケイジャンチキンをまたいただきました。
表面のパリッと具合がおいしい。

BAR THE GINTONICX

ちなみにこの日は、横浜 DeNA ベイスターズの番長・三浦大輔投手の引退試合が横浜スタジアムで行われていました。
文字通り生粋のベイスターズファンでもあるマスターのこと、普段は BGV を流している店内のテレビもこの日ばかりは野球中継。
でもたまにはこんなバーも良いモノです(笑

私が中学生の頃に新人だった三浦投手がついに引退とは、時の流れを感じます。
本当に長い間お疲れさまでした。

BAR THE GINTONICX

うまい酒と肴とともに、ゆったりとした時間を過ごせる場所。
バーとしては基本的なことですが、だからこそ重要だし、自分に合った店を見つけるのは案外難しいことです。

この店に出合えて良かった。
また飲みに来ます。

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2016/07/30 (Sat.)

BAR THE GINTONICX #2

今月オープンしたばかりの横浜 BAR THE GINTONICX ですが、最近フードメニューが拡充されたということで、改めて行ってきました。

BAR THE GINTONICX

まもなく開店から一ヶ月、ロゴデザインだったり入口の看板だったり、少しずつバージョンアップしていますね。
通りすがりにはなかなか入りづらい感じの雑居ビルの 3F に上がると、ビルの外観からはちょっと想像もつかないような落ち着いたバーが展開されています。

BAR THE GINTONICX

BAR THE GINTONICX

基本的にカウンター奥の棚に並べられたお酒だけが照らされているインテリアが、「ここでは酒が主役」と無言で語っているようで、いいですね。

ちなみに前回来たときには照明が想像以上に暗くて写真の画質がメタメタだったので、今回はわざわざ α7S を持ってきました(笑。
サイレントシャッターを使えば店内の雰囲気に水を差すことなく撮影できる点も重宝します。

BAR THE GINTONICX

店名にちなんでジントニックからといきたいところですが、あまりに暑いので、何はなくともビールから。
乾いた大地に水が浸み込んでいくかのように、黄金色の液体がスルスルと喉に吸い込まれていきます。

BAR THE GINTONICX

オープン当初と比べて変化のあったドリンクメニュー。
ピンク色の枠で囲まれた「今日のおすすめドリンク」がいかにも夏らしく、心惹かれます。

BAR THE GINTONICX

ビールが一瞬でなくなってしまったので、改めて昆布ジントニックから。
こんなにかっこいいバーなのに、飲んでいるのが昆布味のジントニック、というこのギャップ(笑

ちなみに昆布味のジンとか昆布味のトニックウォーターが売られているわけではないので(当たり前だ)、この味はこのお店オリジナル。
風味が薄かったり逆にエグみが出たりしないように調整するのが独自のノウハウだそうです。

BAR THE GINTONICX

さて、それじゃ大幅に拡充されたフードメニューを見ていこうじゃないですか。
BAR Left Bank 時代から継承されたメニューもいくつかありますが、新メニューも見受けられます。

でも、まずは当然アレから行くでしょう。

BAR THE GINTONICX

復活のクリームポtいぶりがっこマスカルポーネ!

オープンにあたってマスターの満足いくいぶりがっこが手に入らなかったために当初は存在しなかったメニューですが、これが晴れて復活。
ただし以前とは違ういぶりがっこが使われていて、いぶりがっこの切り方も以前より太め。
でもこの塩気とマスカルポーネの甘みのコンビネーションがたまりません。一年ぶりのこの味、やっぱりうまい。

BAR THE GINTONICX

それから口水鶏(よだれ鶏)、ハーフサイズ。これも Left Bank 時代の名品の一つです。
ネギに埋もれてよく分からないけど(笑)柔らかい蒸し鶏に、後から追いかけてくるしっかりめの辛さがうまい。

BAR THE GINTONICX

暑い日に辛いものを食べたら、今度はモヒートで口の中を爽やかにしたくなるというものです。
この日のオリジナルカクテルとして「コーヒーモヒート」や「ピーチモヒート」もあったけど、あえて最もスタンダードなモヒートで。

BAR THE GINTONICX

ケイジャンチキン。パリッとした皮と柔らかい肉の対比がいい。
フードメニューが充実してきたのをいいことに、バーなのに料理ばかり頼んじゃってすいませんでした(ぉ

BAR THE GINTONICX

オリジナルジントニックに戻ってきて、こちらは「山椒ジントニック」。
どんな味がするのかと思ったら、山椒のシビれる辛さは特に感じられなくて、鼻に抜けていく山椒の夏っぽい香りが爽やか。飲んでみるまで想像できなかったけど、これはおいしい。

BAR THE GINTONICX

調子に乗ってポークステーキまでオーダー。ラム肉がないのがちょっと寂しいけど、なかなかどうしてこのポークステーキもうまい。
たまり醤油で作った自家製のソースがとても食欲をそそります。すいませーん、ライスください(ぉ

BAR THE GINTONICX

〆っぽい料理として定番ナポリタン。
バーで食べるスパゲティってどうしてこんなにおいしいんだろう。

BAR THE GINTONICX

さっきからロングカクテルばかり飲んでいたので、最後はバーっぽくショートにしようと思い、これまた日替わり限定の「マンゴーマティーニ」。
これは生マンゴーを使ってるんですかね?マンゴーの香りと、ちょっとドロッとした食感的なものを感じるフルーティな一杯。マティーニというよりはデザート的な感覚。

BAR THE GINTONICX

こうして横浜の夜は更けていくのでありました。
オープンから少しずつ進化しつつある BAR THE GINTONICX。待望のテーブル席ももうすぐ導入されるとのことで、複数人でも飲みに行きやすくなりそうです。

スイカソルティードッグとかピーチモヒートとかも気になるし、夏の間にもう一度来たいと思います。

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2016/07/21 (Thu.)

ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム

いただきもののビール。

サントリー / ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム

THE PREMIUM MALT'S MASTER'S DREAM

実家にお中元で届いたものらしいんですが、ビールは基本的にスーパードライしか飲まない(かつ年齢的に飲酒量自体減ってる)私の両親にとって、「私らの口には高級すぎるから、あんた飲まんけ」ということで送られてきました。
この春に発売されてから、ちょっと気になっていたプレモルのさらなるプレミアムライン「マスターズドリーム」、その名も醸造家の夢。

本来のプレモル自体、四年前にリニューアルして以来味が変わってしまい、以前のようなキャラクターが薄まり、さほど積極的に飲みたい銘柄というわけでもなくなってしまいました。最近はむしろヱビスのほうがよく飲むくらい。
でもこんな大仰な名前をつけるくらいだから、プレモルが本来作りたかった味を極めたものに仕上がっているのかもしれません。

THE PREMIUM MALT'S MASTER'S DREAM

305mL という小ぶりなボトルに入っていたのは、通常のプレモルよりも少し濃い色のビール。
ピルスナータイプですが、こういうタンブラーグラスよりもゴブレットに注いで香りを楽しみたくなる雰囲気。

THE PREMIUM MALT'S MASTER'S DREAM

きめ細かな泡と、漂ってくるローストっぽい香りが良いですね。通常のプレモルよりも芯が太い感じ。
味の方もずっしりとしていて、後味にしっかりとした苦味を感じるタイプ。無個性になってしまったプレモルとは対極的な存在感です。
これは料理やつまみに合わせてというよりも、食後にこれ単体と対峙して、一口ずつじっくりと味わいたいビールだと思います。キンキンに冷やすよりも、少し常温に戻ってきた頃合いのほうが香りが立ってきて、本来の味を楽しめます。

ただこれがプレモルの系譜か?と言われれば、ちょっと違うんじゃないの?とも思います。
プレモルとは共通の素材を使いながらも、全く違う方向性のビール。かつてのプレモルの華やかさを期待すると裏切られるけど、別物だと考えればアリ。
ネーミングについては多分に販売戦略上の理由があるんでしょうし、先入観を持たないほうが素直に堪能できるかも。

確かにおいしいんだけど、高いビールを買うなら他にクラフトビールの選択肢も多いし、なかなか難しいポジショニングのビールだと思います。でもいただきものとして飲む分にはとても嬉しいです(ぉ。

サントリー / ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリームセット

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2016/07/03 (Sun.)

BAR THE GINTONICX

あの横浜の BAR Left Bank の元マスターが、待望の新店をオープンしました。
横浜駅から徒歩 10~15 分ほど、Left Bank 跡地から県道 13 号線を北西に 5 分ほど歩いた場所にあるバー。道路を挟んで反転反対側にある、まさに「Right Bank」なお店です(笑

入口はちょっと分かりづらいけど、1F に中華料理店がある雑居ビルの 3F に、一見静かに佇んでいるのがそのお店。

BAR THE GINTONICX

BAR THE GINTONICX

その名も「バー・ザ・ジントニックス」。名前からして、コンセプトはかつて都橋のスナックを間借り営業していた「出張 the Gintonic in はる美」に近いのでしょう。自家製のオリジナルジントニックとこれまた自家製のジンジャエールを使ったカクテルを軸に、こだわりのお酒を楽しませてくれるバーのようです。

じゃ、入ってみますか。

BAR THE GINTONICX

...!

完全に都橋のスナックのつもりでドアを開けたら、そこには想像の斜め上を行くオシャレ空間が広がっていました。ここ完全にバーじゃないですか(そりゃそうだ)。過去の浮沈マスターの店の中でも、最高級にカッコイイ。ドアを開けた瞬間、軽く怯んでしまってすいませんでした(ぉ

BAR THE GINTONICX

メニューはこんな感じで、まだ暫定的なようです。当面はドリンクメニューを中心に少しのつまみ、という感じ。マスター曰く「いいいぶりがっこが手に入らなくて」とのこと(ぉ

Left Bank 時代のような絶品フードの復活は今後に期待ですが、ドリンクのほうはオリジナルジントニックとジンジャエールを軸に、期待通りのラインアップ。

BAR THE GINTONICX

店名にあやかって、まずはジントニックから。もちろん超定番の昆布ジントニックです。
約一年ぶりに飲んだけど、やっぱりこれは美味い。飲んでみるまで信じられないかもしれませんが、昆布の風味とジントニックってこんなに合うのか!という目から鱗的な驚きがあります。普通のジントニックよりもマイルドさが増して、日本人の口に合う感じ。

BAR THE GINTONICX

続いて「菊花マティーニ」とオリーブを。
菊の花、全部グラスに入ってくるかと思ったら、大半が木製のトレイ上に落ちているという(笑。まあ、かのチャーチルが「エクストラ・ドライ・マティーニ」としてベルモットの瓶を横目で見ながらストレートのジンを飲んだという逸話もあるくらいだから、菊の花びらを全部入れるんじゃなくて視覚で愛でながら飲む、というのもあながち間違っていないのかもしれません。

BAR THE GINTONICX

店内は今のところカウンター 8 席(とスタンディング)のみ。テーブル席は準備中とのことで、今後フードメニューと併せて整備されていくものと思われます。

店内は薄暗くてカメラ泣かせだけど、間接光に浮かび上がるグラスやビールサーバーが美しい。
これで通勤経路にあったら毎日一杯やって帰るんだけどなあ。

BAR THE GINTONICX

最後はモスコミュールで。濃厚な生姜の味がする自家製ジンジャエールでウォッカを割り、ライムで甘みを足したオーソドックスなスタイルながら、ウィルキンソンよりも濃いジンジャエールの味は癖になりそう。私はバーに行くとロングカクテルは一杯目にサッと飲んでしまうんですが、このモスコミュールは大事に味わいたくなります。

BAR THE GINTONICX

まだ始まったばかりのお店で、メニューも店構えも営業スタイルもこれからどんどん変わっていくんでしょうが、ここはいい店になる予感。路面店じゃないから入りづらいのが難点だけど、その分大事な人だけを連れて来たい、隠れ家的な場所になりそうです。

またちょくちょく通おうと思います。

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2016/06/19 (Sun.)

吉祥寺 CRAFT&Romance

先日、某正午のいななきの人が出張で東京に来ていると聞いて、そんなの迎え撃たないわけにはいかないでしょう!とはるばる吉祥寺まで行ってきました。

CRAFT&Romance 吉祥寺

CRAFT&Romance

中央線沿線ってクラフトビールのお店がとてもたくさんありますが、その中でもここはごく最近オープンしたばかり、というお店。
店名に「Romance」という単語が含まれていることからも分かるとおり、メインターゲットは女性のようです。言われてみれば、クラフトビール系の店は私が行く他のお店よりも女性比率高かったなあ(笑。女性はあんまりビールを飲まない、という認識は既に過去のものなのかもしれません。

CRAFT&Romance

真新しい店内は、カウンターが斜めに設置されていたりして、かなりお洒落。見渡す限りお客さんは 6 割方女性という感じで、私は若干のアウェー感(汗。
いいんだ、ここではビールが友達さ。

CRAFT&Romance

壁にズラリと並んだタップ。数えてみたら 31 口ありました。
ビール党としてはこれを見ただけでワクワクしてきます(笑

CRAFT&Romance

カウンターの下に「ご自由にお使いください」的な表示とともにさりげなく設置されているコンセントが、イマドキのお店っぽい。ビールだけじゃなくて電源のタップも用意されているとは(ぉ。

CRAFT&Romance

そんなわけで乾杯。私は普段そんなにしょっちゅうクラフトビールを飲むわけではないので、こういうお店に来ると毎回が新鮮な体験。

まずは山梨の「アウトサイダー・インキーパー・ビター・ラガー」から行ってみます。
しっかりめの苦味と香りで、これは料理に合わせるのにいい感じのラガー。

CRAFT&Romance

カルパッチョ(日替わり)。魚は鯛系だったかな?
あっさりめだけど、岩海苔と葱の香りが効いてておいしい。

CRAFT&Romance

アウトサイダーがサクッと空になってしまったので、二杯目はネーミングが気になった栃木の「うしとら 真面目なヴァイツェン」。

うん、このヴァイツェン、マジメな味。
個性的なものが多いクラフトビール界において、こんなにストレートで真面目な味で埋もれちゃわないんだろうかと心配になるくらいの実直さでした。

CRAFT&Romance

ビールのつまみと言えばハムかソーセージと相場は決まっているもので、ハムの盛り合わせ。
6 種類のハムの盛り合わせで、どれがどれだか忘れちゃいましたが(笑)左端の黒っぽいのが珍しい牛肉のハムということだけは憶えています。どれもおいしくて、やっぱりハムやソーセージはビールの最高のパートナーだよなあ、との認識を新たにしました。

CRAFT&Romance

ズッキーニのピザ。クラストにズッキーニとオリーブオイル、あとパルメザンチーズをまぶしただけ、というごくシンプルなピザ。
女性ターゲットなお店だけあって、ガッツリしたものよりもヘルシーな料理が多いですね。

でもトマトソースやのびるチーズがかかっていなくてもピザってうまいんだなあ、というのを実感します。
こういうシンプルな味わいのピザのほうが、いろんなビールを味わうのには合っているのかも。

CRAFT&Romance

ベルジャンフリッツ。いわゆるフライドポテトですが、吉祥寺の駅からこの店に来る途中の居酒屋の前でフライドポテトの匂いが漂ってきて、どうしても食べたくなってしまって(笑
揚げたてホクホクのフライドポテトに、3 種類のマヨネーズディップ(プレーン、ガーリック、たらこだったかな)をつけて食べると、永遠にビールが飲み続けられそうな気分になってきます。

CRAFT&Romance

「城端 麦やエール」。城端(じょうはな)って、富山でもクラフトビール作ってたのか!というのを初めて知りました。
香りが良くて苦味は控えめ、個人的にはクラフトビール飲むならもっと個性的なほうが良かったけど、誰にでも飲みやすそうな味。

CRAFT&Romance

旬野菜のアヒージョ。こういうところに来ると食べたくなるのがアヒージョです。
旬野菜というだけあってズッキーニ、さやえんどう、ヤングコーンなど素材そのものが味わえるのが嬉しい。

そういえば、こんなに肉系を食べない飲み会も珍しいな(笑

CRAFT&Romance

アヒージョにいったらビールからワインに移行したくなるわけで、ボトルを一本入れてあとは夜が更けていくばかり。

アウェー感は最後まで拭えなかったものの(ぉ)、美味しくて楽しい会でした。
また上京される際にはぜひご一緒しましょう。

ごちそうさまでした。

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2016/05/03 (Tue.)

キリン 富士山麓 樽熟原酒 50°

以前から試行錯誤していた自作ハイボールですが、先日まめぞに行った際におかみさんに作り方を教わってきました(ぉ

キリン / 富士山麓 樽熟原酒 50°

キリン 富士山麓 樽熟原酒 50°

以前、富士山麓 樽熟 50°ワイルドターキー 8 年を試して後者かな...と思っていたら、なんとお酒は富士山麓の方だったという(汗。
しかし富士山麓の樽熟 50° は最近生産終了になったとのこと。後継製品として少しグレードの上がったこの「樽熟原酒 50°」が発売されていますが、値段も 20% ほど上がってしまったようです。あの安くてうまいまめぞハイボールは今後このまま原価だけが上がった状態で提供されるのか、それとも値上げしてしまうのか...。

ともかく、樽熟 50° はもう手に入らないので、代わりに樽熟原酒 50° を買ってきました。

キリン 富士山麓 樽熟原酒 50°

そして、改めてレシピ通りに作成。
教わったレシピは、この三点。

  • 樽熟 50° をちゃんと 45mL 計量して入れる
  • レモンはちゃんと搾る
  • 強めの炭酸水を使う
このうち炭酸水だけは市販のペットボトル品しか手に入らないので、それ以外を教わったとおりに試してみました。

おお、今まで試行錯誤しながら目分量で(ぉ)作っていてなかなかたどり着けなかった味に、いきなりいいセンまで来れた気が。ただ、我が家のグラスにはこの分量だとちょっとウィスキーが多いかな。ここは要調整。
でもそれ以上にちゃんと生レモンを使うのが肝心な気がします。どうしてもポッカレモンのお手軽さに頼ってたけど、生レモンを搾ると酸味の中にほんのり甘みが加わって、うまい。

安価なウィスキーでもちゃんと作れば美味しいハイボールになるものですね。
あとはもっとガツンとくる炭酸が手に入ればなー。コンビニで手に入る炭酸水はどれも似たり寄ったりなので、なにかうまい手を考えよう。

キリン / 富士山麓 樽熟原酒 50° 700mL

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2016/02/10 (Wed.)

ルリカケス

ねんがんの ルリカケスをてにいれたぞ!

ルリカケス

ルリカケス

今はなき、横浜の「BAR Left Bank」で出会ったお酒。あの店のお酒の中で、昆布ジントニックかルリカケスか、というくらい、大のお気に入りだったお酒です。お店がなくなってしまい、あの店の羊肉料理を味わいながら飲むことはできなくなってしまいましたが、それなら自宅で飲もう、と思って購入。
とはいえ、そうそうどこにでも売っているわけもなく。自宅近くにあるマニアックな品揃えの酒屋で見かけたことはあったんですが、そこにもなく。調べてみたら出荷時期が限られているようで、通販でもいつでも手に入るとは限らないんですね。というわけで、去年の秋口くらいからずっと探し続けて、ようやく先月末から出荷が始まったようで、なんとか手に入れることができました。

ルリカケス

奄美大島で作られた、黒糖ベースの純国産ゴールドラム。国産ラムというだけで珍しいのに、奄美大島、黒糖、ルリカケス、と蘊蓄がいっぱい詰まっていそうなお酒です。
製造日は今年の 1 月 25 日ということで、本当にできたてほやほやが届いたことになります。

ルリカケス

琥珀色の液体から、黒糖の甘い香りがふわあっと立ちこめてきます。飲み口はほんのり甘いけど、アルコール度数 40° もあるだけあって、どっしりした重みのある味。後味はラムというより黒糖焼酎のそれと感じます。でも香りは焼酎とは全然違う華やかさという、ちょっと不思議なお酒。
水や炭酸で割るのはもったいないので、基本はロック。香りを味わうならストレートでチビチビ舐めるのがいいでしょう。

でもこれ、酒の個性が強いから買ってきたつまみを肴に自宅で、だとつまみが負けちゃうんですよね。やっぱりあの店の羊肉料理とかがっこマスカルみたいな、個性のある料理と合わせたいなあ。
懐かしいような寂しいような、そんな気分にさせてくれるお酒です。

今度買えるのはいつになるか分からないから、大事に飲もう。

投稿者 B : 23:24 | Drink | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2015/10/21 (Wed.)

Contadi Castaldi Franciacorta Brut Stile

ドラマ『BAR レモン・ハート』、毎週見ているわけですが、予想通り飲みたくなるお酒が多い。かなりいいお値段の銘柄が出てくることも多いのでそうそう買えないわけですが、ここまで三週見てきた感じだと、二話構成で片方は高いお酒、もう一方は買える価格帯のお酒(笑。初回放送に出てきたスパークリングワインがとても美味しそうで、でもどこで買えるんだろう...と思いつつ通勤経路の成城石井を覗いてみたら、普通に置いてありました(ぉ

Contadi Castaldi / Franciacorta Brut Stile

Contadi Castaldi Franciacorta Brut Stile

えーっと読み慣れないイタリア語でしかも長い名前ですが、カナ表記すると「コンタディ・カスタルディ・フランチャコルタ・ブリュット・スティレ」となります。北イタリアのフランチャコルタで作られているスプマンテ(スパークリングワイン)の一種。スパークリングワインといっても、製法はシャンパーニュ方式を採っているため、味わいはシャンパンに近い、とのこと。

Contadi Castaldi Franciacorta Brut Stile

グラスに注いでみると、色や泡立ちはまさにシャンパンのそれ。味は...飲み慣れているモエやマムに比べると、少し酸味は強めながら、どっしりとした辛さと繊細な味わいが、シャンパンに通ずるものを感じさせます。フルーティな香りはもしかするとシャンパンを凌駕するかもしれません。お店で、グラスで出されたらシャンパンだと思ってしまいそうなレベル。

シャンパンは安いものでも ¥4,000~5,000 程度するのに対して、このフランチャコルタは ¥3,000 円前後で買えるので、リーズナブルなシャンパン的な感覚で買えてしまいます。普通のスパークリングワインでもそこそこ美味しいのを買おうと思ったら ¥2,000 くらいはしてしまうわけで、それならフランチャコルタのほうが満足度は高いと言えます。

これは気に入りました。記念日とかじゃなくても、お店で見かけたら買って帰ってしまいそうだなあ(笑。

投稿者 B : 23:16 | Drink | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2015/09/26 (Sat.)

純米酒専門 粋酔

以前からずっと行ってみたいと思っていた店に、ようやく行ってきました。

純米酒専門 粋酔 日本橋東京店

粋酔

日本橋にある、純米酒の専門店。毎週のように通っている某氏の写真がいつも美味しそうで、ずっと行きたいと思っていたんですが、先日ついに連れて行っていただきました。

ちなみにいただいた料理は常連さん向けの料理長おまかせコースだったので、レギュラーメニューとはちょっと違うようです。

粋酔

純米酒専門店だけあって、乾杯はとりあえずビール、ではなく「残草蓬莱(ざるそうほうらい)」の純米から。

スッキリとした辛口で、一杯目からスルリと入ってくる、飲みやすいお酒です。

粋酔

本日のお通し三品盛り。いくらおろし、おぼろ豆腐、鴨。少量ずつですが、間違いなく日本酒の友、という品揃えです。

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日本酒も基本的に全てお店側のおまかせで出てくるわけです。このお通しに合わせるのは「中野中」という、変わったラベルのついた二種類のお酒。
ともに若手、気鋭の杜氏である「ちえびじん」の中野氏と「東鶴」の野中氏という二人が、米・作り方・仕込み日を同一条件に揃えて仕込んだもの、とのことです。

飲み比べてみると、方や、しっかりした辛口。もう一方は、まろやかな口当たり。同じように作っても蔵元が違うだけでこんなに変わるものなのか!という驚きがあります。目から鱗が落ちる体験を、日本酒のお店ですることになろうとは。

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本日のお造り。一人前はそれぞれ一切れずつ、という軽さですが、それぞれの魚に対して山葵、酢橘、レモン、蓼、大葉、と細かく薬味を分けてつけてくれています。
良い素材を丁寧に仕込んだ仕事ぶりが伝わってきて、ひとつひとつ美味しい。

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刺身に合わせる日本酒も二種類。

「はくろすいしゅ 純米大吟醸」は夏に飲みやすい感じの銘柄ながら、今くらいの時季に飲んでも美味しいはず、とあえて一本だけ残してあったもの、とのこと。
「乾坤一 純米吟醸原酒 『ひより』」は、宮城県産の貴重な酒米「ひより」を使ったやさしい旨味が特長。ふくよかな辛口で、これとても私好みの味。

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秋野菜の和え物。

シンプルに胡麻だれで和えただけのものですが、素材の味を大切にした味付けで、これも日本酒と一緒にいただくのに最適な感じ。

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秋野菜にも、また違う日本酒を合わせます。「天吹 純米 雄町 ひやおろし」。

「天吹」という蔵元自体、花酵母で醸造する蔵元らしいのですが(これも今回初めて知った)、このひやおろしはコスモス酵母で造ったものだそうです。それなら秋野菜にも合わないわけがない。華やかな香りの日本酒で、今まであまり飲んだことのないタイプ。

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今回の料理で最もインパクトがあった見た目の、鮎の塩焼き。

都内の居酒屋で魚がうまい店は数あれど、鮎の塩焼きを出してくれるところってそうそうないですよね?こういうものが出てくると思わなかったので、嬉しい驚きでした。

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蓼酢をつけていただきます。

さっきからいただいている料理、どれも居酒屋ではなくて料亭に来ているかのような内容とクオリティ。これは満足度高いです。

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鮎と一緒にいただくのは、「すっぴん るみ子の酒 あらばしり 生原酒」。

ラベルは『夏子の酒』の尾瀬あきら先生が描いたもの。女性杜氏が造っている蔵元で、『夏子の酒』とよく似た環境であることに共鳴した尾瀬氏が命名から行った銘柄です。

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そして本日の揚げ物、茄子や穴子の天ぷら。シンプルに塩でいただきます。

穴子がホクホク柔らかく、これまた絶品。思わず「おかわり」を言いたくなる、良い仕事ぶり。

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「天ぷらに負けない日本酒を」ということで出てきたのは、「而今(じこん) 純米吟醸 千本錦火入」。
未開封の一本を、最初の一杯目からいただきました。

これは確かに、天ぷらに負けない、濃く力強い味わい。口に含んだ瞬間に、自分の中の芯がぎゅっと引き締まるような感覚さえあります。こんな日本酒があったとは。

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天ぷらと力強い日本酒から打って変わって、ハタの煮物。
優しい味つけの煮物で、お吸い物のように汁まで残さず飲みたくなる味。三ツ葉の香りもとてもよく効いています。

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お酒は「出雲富士 純米秋雲」をぬる燗で。
しっとりした旨味が確かに「秋雲」らしく、ぬる燗の温度もちょうど良い。煮物と地続きな感覚で、スッと入ってきます。

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〆のご飯ものは牛すじチャーハン。ここまで丁寧で上品な料理が続いてきたところに、最後だけパンチのある味付けとボリュームで、これは有無を言わさず締まります。

とろとろになるまで煮込まれた牛すじと、濃いめの味付けがうまい。

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この牛すじチャーハンにさえ、合わせられる日本酒があります。
この「まつのことぶき 八割八分」は、その名の通り 88% の低精米で造られた日本酒。ぬる燗でいただくと、低精米ゆえかいろんな味と香りが感じられて、まるで「日本酒をおかずにご飯を食べる」ような感覚さえあります。これもまた、目から鱗。

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デザートは、葡萄のゼリーとフレッシュチーズ的な何か。
スッキリ甘口のゼリーと、甘酸っぱくてとろけるチーズ、どちらもおいしい。こんなデザートまで用意されているとは。

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ご飯に合う日本酒があったからには、デザートワイン的な日本酒だって当然あるわけです。
この「33」という日本酒は、別に長嶋茂雄名誉監督リスペクトではなく(ぉ)女性杜氏の「みさ」さん(ささ、ではない)が造ったお酒で、まさにデザートワインのような、フルーティな甘みのある日本酒。いや、これは日本酒の味というよりは、ドイツワインに近いような気がします。

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こちらは店長からのサービスということで、もうひとつ別方向の甘口「水もと 三諸杉」。こちらはヨーグルトとか発酵乳のような、甘みと酸味が絡み合った味。
日本酒といえば「米の味と香り」をいかに活かすか、みたいな方向性しか知らなかったけど、こういう世界も広がっていたのか...。

料理も日本酒もとても美味しくて、とても楽しいお店でした。
お酒の種類としては一度にこんなに飲んだのは初めてというほどたくさん飲みましたが、それぞれお猪口に 1~2 杯程度で、悪酔いすることもなく、いろんな味が楽しめた満足感のほうが高いです。
店長さんはとても若い印象を受けましたが、日本酒のことをとてもよく知っているだけでなく、日本酒のことが本当に好きなんだろうな、ということが伝わってくる接客。銘柄を紹介するときに「ここはぜひ応援してあげてほしい蔵です」ということを言われたお店は初めてではないでしょうか。

期待通りの良いお店だったので、ここはもうリピート決定です。日本酒とうまい肴が好きなあの人やあの人を誘って来てみたいな、というのが、飲みながら想像できるお店でした。
ただ、次回は料理長スペシャルではなくて、レギュラーメニューの実力も見てみたいところ。

ごちそうさまでした。また来ます。

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投稿者 B : 23:23 | Dinner | Drink | Gourmet | コメント (0) | トラックバック