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2015/06/09 (Tue.)

ぎたろう軍鶏 炭火焼鳥 たかはし

五反田界隈でお昼どきを迎え、どこで何を食べようかな...というところで、そういえば五反田に親子丼のうまい店がある、という話を思い出したので、その店までいそいそと。

ぎたろう軍鶏 炭火焼鳥 たかはし

ぎたろう軍鶏 炭火焼鳥 たかはし

東急五反田駅徒歩 1 分、池上線沿いの飲食店系雑居ビル。いわゆるこの辺の「おじさんたちのパラダイス」にあたる場所です。私も、このビルの他のお店にはいくつか入ったことがあるけれど、2 階には足を踏み入れたことがなかった。いろいろと個性的な居酒屋に混じって存在するのが、カウンター中心のこのお店。基本的には焼き鳥屋らしいですが、お昼は親子丼をやっているようです。

店員さん、寡黙な雰囲気のおじさん二人。メニュー、親子丼の並と大盛りのみ。この潔さや、良し。

ぎたろう軍鶏 炭火焼鳥 たかはし

着席するやいなや出てくる、麦茶・お新香・スープの三点セット。
スープは具なしのシンプルな鶏がらスープ。でも、鶏のダシがとてもよく出ていて、もうそれだけで勝負しているストレートなやつ。これだけをずっと飲んでいたいと思える、優しいけれど癖になる味。

ぎたろう軍鶏 炭火焼鳥 たかはし

そして、親子丼。何の変哲もない、この上なくシンプルな親子丼。

でも、ちょうど良い半熟具合の卵に絡められた鶏肉のひとつひとつが程良い弾力と柔らかさを併せ持っていて、こ れ は う ま い。味付けは薄めで、鶏肉の味そのものを味わうために作られた親子丼、という印象。軍鶏は炭火で焼いているようで、飲み込む瞬間に鼻に抜ける炭の香り。ああ、ここまで丁寧に作られた親子丼は今まで食べたことがなかった。
まあ、そもそも軍鶏の親子丼自体、そうそう食べられるものじゃありませんが。でもこれ、並盛りで 900 円、大盛りでも 1,000 円しかしないんだぜ...。

ぎたろう軍鶏 炭火焼鳥 たかはし

店内には BGM もなく、換気扇の動作音と、店員さんが黙々と仕込みをする物音が響くだけ。私以外のお客さんも含め、口数少なに目の前の親子丼に取り組んでいます。
私は平日のランチはどちらかというと独り静かに、淡々と料理に向き合うほうが好きなので、これくらいストイックな店のほうが合っている気がします。これは、お昼どきのいい男の隠れ家を見つけたかも。

後から調べて知ったんですが、このお店、過去にミシュラン一つ星を獲得したことがあるらしいですね。実はミシュランに載ったお店で食べたのはこれが初めてですが、確かにこれは納得の味。

店内には多数のワイングラスが並んでおり、夜はこの静かな店の中で軍鶏の焼き鳥とワインが楽しめる、ということでしょう。これはいずれ夜にも来てみるしかありません。

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投稿者 B : 22:51 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2015/06/05 (Fri.)

毛沢東スペアリブ再び!青山シャンウェイ

「あれこれ考えずバッターボックスに立とう。思い切っていけ!」

シャンウェイ

ドラマ『孤独のグルメ Season4』第 9 話の聖地・シャンウェイ。Season4 は過去のシリーズと比べてもレベルの高い店揃いでしたが、ここも複数回訪れる価値のあるお店だと思っていました。

放送から半年以上経ち、そろそろ落ち着いてきたかな...と思ったら、驚くほど予約が取れない!何度も電話して日程調整して、ようやく予約が取れたので(´д`)、久しぶりに行ってきました。そういえば前回は放送前に予約取っといたんだった(笑

鉄板中華 青山シャンウェイ

シャンウェイ

まずはプレモルでお疲れさま。この後の鉄板中華の祭典に向けて、この黄金色の輝きがテンションを高めてくれます。

シャンウェイ

酒菜その 1、酔蝦(甘海老の紹興酒漬け)。ここの名物天使の海老、ではなく、甘海老。しかも子持ち。それを紹興酒を使った特製のタレに漬け込んだ冷菜です。でも子持ちのご婦人を酔わせちゃいかんでしょう(違。

この甘海老、産地でもなければこれだけ新鮮なのはなかなか手に入らないというほど質が良い。そして、シンプルに紹興酒ダレに漬け込むだけでこんなになっちゃうのか!という、目から鱗が落ちるうまさ。甘海老と言えば刺身か握りしか知らなかったけど、いきなり中国四千年の神髄を見せつけられた感じ。

シャンウェイ

白はまぐりとニラの炒め物。これ、裏メニューという位置づけだったはずが、メニューを眺めているときにマスター直々に「白はまぐりとニラの炒め物、どうですか」とオススメされたという(;´Д`)ヾ。この店で言う「裏メニュー」とは、知る人ぞ知る、ではなくて、メニューには書いてないけど店主がその日のオススメで出してくる定番料理、という意味なのかもしれません。

そしてこれ、蛤もニラもうまいけど、本当のうまさはスープに凝縮されています。当然スープまで残さずいただきます。

シャンウェイ

それに蒸し鶏のネギ醤油。今回も一羽まるまる、でもペロリと食べてしまえるほど、癖になるのがこの蒸し鶏。

大ぶりの鶏の上に薬味が山盛りなのがまた嬉しい。

シャンウェイ

「10 時間蒸してあるから骨まで食べられる」というこの蒸し鶏は柔らかさが売りですが、このようにトングで切れちゃうくらい、本当に柔らかい。

鶏の淡泊な味に濃いめのネギ醤油がよく絡んで、もう一羽行けそうな気さえします(ぉ

シャンウェイ

通常の三倍のサイズはあろうかという「シャンウェイ餃子」。もっちもちの皮に、ぎゅっと凝縮感ある中身の充実感といったら。

餃子といったら白い飯だろうが!(違

シャンウェイ

味が濃いものが続いたので、ついつい甕出し紹興酒に手を出してしまうわけです。

この店の紹興酒は燗でもロックでもなく常温がベスト、とのこと。確かに、濃厚な料理群に水を差さないちょうど良さだ。

シャンウェイ

来ましたよ本命、毛沢東スペアリブ!
この、おがくず然としたスパイスに埋もれた塊スペアリブ。これがまた、辛くて熱くて美味いんだ。

ガブリ。う~ん......マーが来た。マーが来た。痺れるゥ~!
最初の一口は迸る肉汁で甘味を感じ、その後に追いかけてくる麻と辣の辛さ。マーとラー、グスタフ・麻辣。

これは旨辛、いや、辛ウマだ。

シャンウェイ

さすがにこれは常温紹興酒では追いつかず、また生ビールに巻き戻ってしまうわけです。

スペアリブで口の中が火事になって、生ビールで消火活動。そしてまたスペアリブで...の無限マッチポンプにいつまでもハマっていたい。

シャンウェイ

ちょっと箸休めに、キャベツのピリ辛炒め。って結局辛いのかよ!(ぉ
いや、毛沢東の後はピリ辛くらいでも、むしろちょうどいいマイルド加減。キャベツの甘みが舌に優しい。

緑色の細長いものは、サヤインゲンかと思ったら、中国食材の「金針菜」(カンゾウの蕾)だそうです。この食感、なかなか。

シャンウェイ

〆はウーロンチャーハン。パリパリしたおこげの食感と、烏龍茶葉の香りが楽しい。黒チャーハンの深みのある味もいいけど、このウーロンチャーハンもかなりお気に入り。

いやあ、今回もお腹いっぱい、堪能させていただきました。
他の店で食べるどんな中華料理とも違う、インパクトのある中華。ここも私の『孤独のグルメ』巡礼史に残る名店と言えるでしょう。

なかなか予約取れないけど、また来たいなあ。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 23:58 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2015/05/21 (Thu.)

とんかつの軍師

「そう、俺のとんかつは前夜に始まり一から十まで絵図ができているのよ!」

先日も触発されて大森のとんかつ屋に行ったところではありますが、やっぱりあれ以来劇中に登場したお店の味が気になって仕方がありません。調べてみたら、その「聖地」は横浜・馬車道にあるとのこと。というわけで、ドラマ『食の軍師』の聖地巡礼に、馬車道までやって来ました。
ちなみにこのドラマ、『孤独のグルメ』とは違って原作コミックのシチュエーションを再現することを優先しているようで、聖地巡礼してもドラマと同じものが食べられるとは限らないようです。スタッフは『孤独のグルメ』のチームがそのまま担当しているようなので店選びには間違いはなさそうですが、さすがに全店巡礼することはないかな(笑。

とんかつ 丸和

丸和

とんかつ屋は夜の店じまいが早い店が多い。結局、ラストオーダーぎりぎりでの入店になりました。

でも、そこはそれ。入店、空席捕獲、着席!からの、

「すいません!ロースとんかつ定食とビール一本。カツとお新香だけ先、御飯みそ汁後からでお願いします!!」

...軍師たるもの、戦いの前にこれくらいのシミュレーションは済ませてある。あとは立て板に水を流すように注文するだけだ。

「すいません、ロースとんかつ定食とビ...」
「あ、ロース終わっちゃったんですよ」

ズコー!
思わず劇中の本郷のような見事なズッコケを披露してしまうところでした(;´Д`)ヾ。

全ての豚はロースに通ず...のはずだが、まあ、閉店間際だから仕方ない。仕事の後とはいえ、進軍が遅れてしまったのはやはり失策だったか。
気を取り直して、普通のとんかつ定食、いただきます。

丸和

注文が通ったら、熱いお茶とソース、カラシが出てきました。ソースとカラシまで専用のものが出てくるなんて、嬉しいじゃないか。

ちなみに、完全に出鼻をくじかれてしまって、御飯みそ汁を後からにするのも、そもそもビールを頼むのもタイミングを逸してしまいました(´д`)。普通にとんかつ食って帰るぜ...。

丸和

待つこと 10 分余り、とんかつ定食が戦場に姿を現しました。

おお、これはロースとんかつじゃないけど、ロースに勝るとも劣らないボリューム感あるとんかつ。

丸和

この厚みのある肉に、キツネ色にカラッと揚がった衣。素晴らしい、輝いてる!

「塩、お使いになりますか?」

おおマスター、絶妙なタイミングでの進言。もちろんいただきます。

丸和

塩もテーブルに置いてある感じじゃなくて、わざわざ出してくれる赤塩。わかってらっしゃる。

とんかつの食い方にも戦術というものが存在する。
最初は端っこ...からではなくて、あえて端から二番目のカツ片から攻め落とす。

丸和

まずはレモンと塩で行くべし。レモンをちょいとしぼり、塩をふる。おお~、この神々しい断面!
ちなみに塩は本郷流ではなく力石流に、肉に直塩。これがうまいんです。

このシャクシャクの衣、みっちりした肉!ロースほどの脂身感はないけど、ギュッと引き締まった肉々しさが、これはこれでいい。衣も薄めで、肉そのもので勝負している感じ。
カツ国の天下統一のため、まずこの小国は塩を以て制した。

丸和

では次に一番小さい国を陥れるわけだが...その前に。

この左端の一片に、とんかつソースをたっぷりと垂らす。そして食事後半まで...寝かす!
マグロのヅケよろしく、衣にソースを浸みこませるのだ。

丸和

反対の端の一片、この国は他国と比べて少々肉々しさに欠ける。
この小国にはウスターソース...は置いてないようなので、とんかつソースとカラシをたっぷり使う。
「ソースジャブジャブカラシタップリの計」でジャンクに攻め落とす!この、なんつーか駄菓子感覚。

丸和

残りのカツ片は...それぞれ醤油カラシ、塩カラシ、ソースカラシで食べ分ける「豚下三分の計」だ!...と思ったら、ロースじゃないからか、劇中より細かく切り分けてあって、三分にならない(ぉ

ここで醤油を頼むのも気が引けるし、塩、ソース、カラシの組み合わせで順番こにいただきます。
ここのソース、甘味があってうまい。肉の味がよくわかる塩といいコントラストを生み出している。

丸和

最後は寝かせたヅケで〆る算段。全て軍師の企て通り!

ロースがなかったのは誤算だったけど、それを差し引いてもうまかった。

ちなみにこの店、大森・蒲田の「丸一」の流れを汲む店らしいですね。
あのエリアのとんかつ屋はだいたい攻略済みだけど、両・丸一だけ未訪なんだよなあ...今度はそちらにも足を運んでみようと思います。

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関連ランキング:とんかつ | 馬車道駅関内駅桜木町駅

投稿者 B : 23:30 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2015/05/13 (Wed.)

大森 とんかつ 鉄(kurogane)

ドラマ『食の軍師』を観ていたら、俺の腹が完全にとんかつ腹になってしまったので、うまそうなとんかつ屋さんを開拓しに行ってきました。

とんかつ 鉄

とんかつ 鉄

行ってみたのは大森の「鉄(kurogane)」。大井町の丸八、大森の丸一、蒲田の同じく丸一、鈴文、池上・千鳥町の燕楽...と、実はこのエリアかなりのとんかつ激戦区なんです。そこに今年オープンしたばかりの新店ということで、味への自信のほどが窺えます。

立地は駅前の繁華街から少し外れ、JR 大森駅~京急大森海岸駅の間にある、飲食店としてはちょっと意外な立地。くろがねと言えば空にそびえる...という世代でも私はありませんが(ぉ)、このお店は地下にあり、そういう意味でも一見で入ろうとはなかなか思えない店構え。

とんかつ 鉄

店内は、とんかつ屋とは思えないほどきれいでお洒落。そして BGM にはジャズ。少なくともこの界隈のとんかつ屋にある雰囲気ではありません。むしろダイニングバーとか小洒落た居酒屋の雰囲気。

でもメニューにはとんかつが書いてあるんですよね(笑。そしてとんかつの選択肢は実直にロースとヒレ、あとはグレードの違いという感じ。でもかつカレーとか、夜限定のかつ煮定食とか、そっちにも心惹かれます。

とんかつ 鉄

そしてもう一つ、おつまみメニュー。

これがまた、ネギぬた、にしんの棒煮、酒盗クリームチーズ、からすみ、それに季節限定と思われる滑川産ホタルイカ、と種類こそそれほど多くありませんが、完全に「わかってる居酒屋のおつまみ」。昼間だから飲まないけど、これは夜にちょっと飲みに来たくなる品揃えです。

とんかつ 鉄

せっかく来たからには半端にケチるのももったいないので、特上ロースかつ定食をいただいてみました。

盛り付けはとんかつ屋にしては上品な感じ。まあ、ごはんにせよキャベツにせよ「おかわり自由とか言う前にちょっとそれ盛りすぎだろ」という盛りで出てくる店も少なくないですが、足りなければおかわりすればいい話なので、これくらいでちょうどいい。ちなみにごはんとキャベツは各 1 回ずつおかわりできます。

とんかつ 鉄

主役の特上ロースかつはしっかりしたボリューム感。そして、このきつね色に揚がった衣が美しい。厚すぎず薄すぎず、油っこすぎることもなく、程良い揚がり具合。

とんかつ 鉄

テーブルには二種類の塩が並んでいます。アンデスの紅塩と、アルペンザルツ岩塩。ソースと醤油と塩とカラシの食べ比べまでは想定していたけど、塩の種類で食べ比べまでは想定していなかったので、軽い衝撃を受けました。

とんかつ 鉄

そんなわけで、まずは我が内なる食の軍師の声に従い、二番目に小さいカツ片にレモンを搾り、塩をふっていただきます(笑。いきなり衣に塩をかけちゃったけど、ここはドラマ版の力石よろしく肉に直塩のほうが圧倒的においしかった!

カラッと程良く揚げられた衣と、あくまでしっかり火を通した身からあふれるジューシーな脂。あああ、これはうまい。周辺の名店たちとがっぷり四つに渡り合える腕前と言って良いでしょう。そして、塩も良かったけど、ここのとんかつはソースが一番おいしいと思います。

これはいい店を見つけたなあ。この近くにはたまに買い物に来るし、またちょくちょく食べに来よう。

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投稿者 B : 23:56 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2015/05/08 (Fri.)

塩竈 すし哲

松島観光後の夕食は、絶対お寿司にしようと決めていました。でも松島周辺はいかにも観光地然としすぎているので、いい寿司屋といえば...やっぱり塩竈でしょう、と松島から仙台への帰路、本塩釜で途中下車して、老舗らしい寿司屋に立ち寄ってみました。

すし哲

すし哲

塩釜港はマグロ漁獲量が国内でトップ 5 に入る漁港ということで、周辺には本当に寿司屋がたくさんあります。このお店はガイドブック頼みで探したわけですが、いくつかのガイドに必ず掲載されるほどの老舗で、駅近というのもポイントでした。

私は田舎では回転寿司でも十分おいしいので帰省時には必ず回転寿司屋に行きますが、逆に東京では滅多にお寿司を食べません。なので、回らない寿司屋に来たのはそうとう久しぶり(笑。

すし哲

こういう寿司屋に来たらカウンターに座りたくなるところですが、家族連れなので座敷席へ。

壁のメニューには、ちゃんと一品ごとの値段が書かれていて、安心できます(笑。英語が書かれたメニューには商品写真まで貼られているという丁寧さ。やはり外国人観光客も多い土地柄だと、こういう対応になるんでしょうね。

すし哲

着席したら、まずはビールから。今日もたくさん歩いたからビールがうまい。

こういうお店には生ビールなんて置いてないものです。でも、こういういい店で飲む瓶ビールは、なぜか安居酒屋のそれとは味が違って感じます(笑。アテは赤貝のヒモ。

すし哲

握りの前に、お作りから。イワシ好きとしては、旬のイワシの刺身は外せない。小ぶりながら脂のよく乗ったイワシが本当においしい。丼メシの上にこのイワシを敷き詰めて食べたいくらいにおいしい。

すし哲

店員さんにおすすめを訊いてみたところ、かつをの酢の物を勧められたので、言われるがままにいただいてみました。

一見、なんてことのない酢の物のようですが、鰹は皮付きで切られていて、おそらく三杯酢?に浸け込んであります。上に載っているのは葱とその他を混ぜたたっぷりの大根おろしに、茗荷。
「ふうん」と思いながら口にしてみた結果...なんだこれ!柔らかいのに身の締まった鰹を、ちょうど良い甘酸っぱさの酢と、大根おろしが引き立ててくれます。魚の質が良いだけじゃこうはいかない、この店の職人さんの技が垣間見えました。

今の一杯で、俺の立場は「寿司を食う」から「寿司を食べさせていただく」と主従一発逆転(ぉ

すし哲

握りは何にしようか迷いましたが...土地勘のない寿司屋で策に迷うた時は、道は一つ。一人前のそのテッペンを取れば、その国(店)の全容を山の頂上からながむるに等しい!

というわけで、特上のさらに上「すし哲物語」を。特上に +500 円で最上級になるんだから、むしろお得です(既に金銭感覚が麻痺している

すし哲

中トロ、ウニ、イクラ、アワビ、等々ネタの四番バッターが並びます。

左上は穴子の握りですが、これが脂が乗ってふっくらとした、鰻と言われたら信じてしまいそうな異次元の穴子。これ今まで食べた穴子の中で一番うまい。昼に食べた穴子丼の印象が一瞬にしてかき消されるレベルです。

すし哲

そして子持ち昆布の握りというのも良いですが、個人的に衝撃を受けたのが、タコの握り。シャリがタコで包まれているというのも面白いですが、その食感が、一般的にタコといわれて想像するそれとは全然違う。タコといえば茹でると弾力を生じるものですが、微かに弾力は感じるものの、とても柔らかくて、口の中でとろけていくような食感のタコ。タレで味付けされてあることもあって、この四番バッター揃いの一皿の中でもひときわ異彩を放っていました。

寿司の中でもタコといえばまず最初にやっつけるものか、大ネタを一通り食べた後に最後に流すものと相場が決まっていたのが、これで私のタコ観は完全に覆されました。

すし哲

こういう素晴らしい仕事ぶりの寿司に出会ったら、日本酒で応えるのが礼儀というものです。

宮城の日本酒といえば一の蔵がその代名詞。でも意外なことにこのお店では扱いがなかったので、地元・塩竈で仕込まれた、阿部勘・四季の松島吟醸から、浦霞・本醸造辛口へと飲み進めていきます。
いずれも、一の蔵ほど自己主張は強くないけど、少しやさしい辛口が寿司のうまさを引き立てて、確かにこれは一の蔵よりもこっちが良いと思えます。

すし哲

それから、寿司屋でこういうのを頼むのは邪道だと思ったが食欲を抑えきれなかった、マグロの串焼き。いきなり野性味溢れる世界にやってきてしまいました。
この串焼き、マグロじゃなくて牛串を食べているかのような肉感。脂のうまみもあるけど、脂っこさではなくて、マグロの肉のうまみがしっかり活きていて、うまい。これだけで看板メニューになってしまいそうな存在感があります。

すし哲

もうちょっと食べたかったので、アラカルトでアジとコハダ。光りもの好きとしてはこのあたりは外せません。そしてこういう基本的な握りものでも、手を抜かないしっかりした仕事ぶり。この店、良いなあ。

すし哲

〆にはシャーベットとアガリで。

せっかく数年に一度の旅行だからちょっと贅沢しちゃったけど、お代に見合う...むしろそれ以上の満足をいただきました。

すし哲

私は港町の生まれ故に、もしかしたら今までは素材の新鮮さだけに寄りかかった魚の食べ方をしていたのかもしれません。もちろん今でも故郷の寿司が最高だと思っていますが、この店の仕事にはその価値観を覆されたように思います。いいネタと、いい仕事。どちらかだけでは、うまい寿司にはならないんだなあ。

何年か後になると思いますが、次に仙台を訪れる機会があったら、必ずまたこの寿司屋に戻ってきたいと思います。それくらい気に入ったお店でした。

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投稿者 B : 23:13 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2015/05/07 (Thu.)

松島の味・さんとり茶屋

松島でのおひるはやっぱり地元の海産物をいただきたいわけですよ。なので、港沿いのよさげなお店で海鮮に舌鼓を打ってきました。

味処 さんとり茶屋

さんとり茶屋

松島の湾岸沿いとしてはちょい奥の方にある食事処。「茶屋」っていう響きが周辺散策の落ち着き処としてはちょうどいい感じに思えたので、寄ってみました。お昼時は混みそうだったので、開店一番にお店に到着したといころ、我々の後にどんどんお客さんが続いてきて、あっという間に満席に。

ちなみに「さんとり茶屋」という店名ですが、某酒類メーカーとは関係がないようで、ビールはサッポロが置いてありました(笑

さんとり茶屋

席は二階の座敷。窓からは松島湾が一望できます。屋根の下だとちょっと冷たく感じるくらいの海風が吹き込んできて、初夏の海の心地よさを感じさせてくれます。

っていうか、せっかくの景観なのに目の前の電線が邪魔だなあ(´д`)。

さんとり茶屋

本命を頼む前に、まずはカキの殻焼きからいただきます。ここに来たならこれは外せない。本当は生牡蠣とちょっと迷ったんですが、せっかくの旅行中にあたったらと思うとちょっと日和ってしまったのは内緒(ぉ

松島のカキ養殖業は震災で大きな被害を受けましたが、以前ほどの漁獲量こそまだ取り戻してはいないものの、こうやって名物として出せる程度には回復してきたとのこと。近隣市の組合の協力もあってとのことですが、やはり復興に向けた関係者の方々の並々ならぬ努力を思うと、この殻焼きのありがたみが一層身に染みます。

さんとり茶屋

カキの身は思っていたよりは小ぶりでしたが、その分引き締まっていて、味は確かに「海のミルク」。できるだけ汁まで残さずいただきます。
生牡蠣も捨てがたかったけど、やっぱりこうやって焼いたほうが磯の香りが立って美味しいよね(負け惜しみ

さんとり茶屋

そしてメインは数量限定の穴子丼!これも松島近海の特産物のひとつです。個人的には穴子よりも鰻派ですが、それは今まで単に「本当に美味しい穴子」を食べていなかっただけなのではないかと。

ちなみに丼についてくる味噌汁はあら汁に変更可とのことだったので、あら汁にしてもらいました。あら汁おいしいよね。

さんとり茶屋

大ぶりの穴子に、甘めのたれが食欲をそそります。柔らかくて臭みもなく、確かにこれはおいしい穴子丼。穴子っていうと鰻よりも脂が少ないので天ぷらにでもしないと食べ応えがないと思っていたけど、こうやって良い穴子をいただいてみると、鰻とはまた違ったおいしさがあります。

さんとり茶屋

こちらは私が食べたものではありませんが、海鮮丼。ちょっとだけ分けてもらったところ、確かに新鮮でおいしい。...でも、普通においしいというレベルで、期待していたほどでもないような?まあ港の海鮮丼というと小樽とか金沢クラスを想像してしまうのでハードルを上げすぎたのかもしれません。確かにおいしいんだけど、ここは穴子丼が正解だったかな。

なお、満席でテンパっていたのか、店員のおばさんがあちこちのテーブルで注文を取り間違えまくっていたので、行くならピーク時間帯を少し外して行ったほうが良いかもしれません(汗。

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投稿者 B : 23:07 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2015/05/04 (Mon.)

牛たん炭焼 利久

仙台に行ったら牛たんを食べずには帰れないわけです。というわけで、今回はどの店に行くか迷った挙げ句、ここにしました。

牛たん炭焼 利久

牛たん炭焼 利久

仙台では、大袈裟ではなくマクドナルドか吉野家のような勢いで、あちこちに利久が店を出しています。あまりにありふれているので、逆に今まで行ったことがありませんでした。でも、なかなか家族連れで入れる牛たん屋って多くなくて、思い浮かぶのはこの利久か伊達の牛たんか、という感じ。伊達の牛たんには前回行ったので、今回は利久にしてみました。

牛たん炭焼 利久

何はなくとも生ビール。一日歩き回ったので、このキンキンに冷えたビールが五臓六腑に染み渡ります。

牛たん炭焼 利久

頼んだのは、店舗・期間限定という「牛たん満喫定食」。半人前の牛たん焼に定食の麦飯・テールスープがついて、さらに牛たんのステーキ・シャリアピンソースまでセットになった豪華な定食。牛たんのステーキまでなら分かるけど、そこにシャリアピンソースというのが面白いじゃないか。

牛たん炭焼 利久

本場の厚焼き牛たん。歯を押し返してくるような弾力と、中から溢れる肉汁の満足感。まあ利久なら関東にも何店舗かあるのでそれほど珍しくはないですが、焼肉屋の薄い牛たんとは違った醍醐味があります。

でも、純粋に牛たんのうまさでいったら、やっぱり太助や伊達の牛たんのほうが上かなあ、という気もします。

牛たん炭焼 利久

そして牛たんステーキ・シャリアピンソース。口の中でほろほろっと崩れるほど柔らかく仕上げられた牛たんに、タマネギの甘味、風味、酸味が渾然一体となったソースが絡んで、炭焼よりもこっちのほうが断然美味しかった。これだけ単品でまた食べに来たいレベルでうまい。店舗・期間限定とのことですが、反響次第で拡大したりするんでしょうかね。関東でも食べられるようになるなら、渋谷ヒカリエだろうとラゾーナ川崎だろうと行っちゃうんだけどな。

牛たん炭焼 利久

あとはアラカルトで牛たんの握りを。ポン酢とたれの二種類、どちらも牛たんの薄切り(軽く湯通ししてあったようです)をあっさりとした味付けで握ったもので、これはむしろ定食の前に焼酎と一緒にいただきたかった。案外、定食を外してこのあたりを軸に牛たん尽くし飲みコース、とか開いても良かったかもしれません。

牛たん炭焼 利久

あとはタンシチュー。私は「ねぎし」に行っても 1/2 の確率でたん焼ではなくタンシチューを頼むほどのタンシチュー派です。これも、柔らかく煮込まれた牛たんと、デミグラスソースのコンビネーションがいい。幸せ。

利久、今まで敬遠していて正直すみませんでした。家族連れでも安心して寛げる牛たん店、というのは貴重な存在です(私が行ったのはたぶんけっこう大きめの店舗で、全てのお店がこれほど落ち着けるわけではないでしょうが)。普段のランチにするにはちょっと割高なのが難点だけど、関東にあるお店にも行ってみようかなあ。

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投稿者 B : 23:03 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

元祖冷やし中華 龍亭

仙台の食と言えば、牛たん・笹かま・ずんだ餅と相場が決まっているもので、逆にそれ以外に有名なものがほとんどない、と言っても過言ではないと思います。でも個人的には旅の醍醐味はその土地の名物を味わってこそと思っているので、ここは外せない。ちょっと調べてみたら、冷やし中華の元祖は仙台らしいと判ったので、良さげな店を探して訪れてみました。

龍亭 冷やし中華・元祖の味

中国料理 龍亭

仙台市の中心地からそう遠くない場所にある中華料理店「龍亭」。どうやらここが、冷やし中華発祥の店とのこと。

パッと見ではわりと普通の中華料理店っぽいけど、とりあえず入ってみよう。

中国料理 龍亭

早速頼んだこちらが、涼拌麺(元祖冷し中華)の胡麻だれ。私は冷やし中華は断然胡麻だれ派です。

ほほー、ここは麺と具が別々に出てくるのかー。上品で良いですね。
具はオーソドックスに、錦糸卵・叉焼・きゅうり・ハム・蒸し鶏・くらげの六種。くらげは苦手な人もいるので、そういう人は分けて出てきてくれた方が助かるのではないでしょうか。

中国料理 龍亭

具を盛って、いただきます。

ああ、麺の太さもコシも、たれの味付けもちょうどいい。でもちゃんとした中華料理店の味付けで、「冷やし中華はじめました」的な安っぽさはありません。
個人的には、冷やし中華っていうと夏場の休日に家で食べる昼ごはんというイメージで、わざわざ外でまで食べない料理の筆頭でしたが、これはわざわざ食べる価値あります。

中国料理 龍亭

そしてもう一つの仙台名物がこれ、マーボー焼きそば。新潟では焼きそばにミートソースやトマトソースをかけて食べるらしいですが、一方その頃仙台市民は麻婆豆腐をかけていた的な。もう見るからに B 級グルメ感満載で攻めてきます。

中国料理 龍亭

でも実際食べてみると、これがまたなかなかどうして、アリな味。焼きそばにミートソースと違って、どちらも中国起源の焼きそばと麻婆豆腐のカップリング、合わないはずがない。

炸醤麺っぽいけど、麺は温かいし味もついているので、こっちのほうが濃厚で食べ応えあります。ただし麻婆豆腐をおかずに焼きそばを食べているようなものなので、かなりお腹いっぱいになります(汗
B 級グルメだと高を括っていたけど、これは良い意味で裏切られたなあ。

中国料理 龍亭

おまけに点心 5 種盛合せ。叉焼肉まん、えび餃子、ニラ餃子、焼売、小籠包のセットです。
さすが中華料理店の点心セットだけあって、焼売は肉がみっちり詰まったパンチのある焼売だし、叉焼肉まんは細かく砕いた叉焼を甘辛いたれに漬け込んだ具が入っていて、これは横浜中華街でもなかなか食べられない、通な味。冷やし中華目的で入ったけど、これはちゃんと中華料理を食べに来ても良かったんじゃないか、と思いました。そういう目線で見ると、メニューに載っている多数の中華料理が、俄然魅力的に見えてきます。

これは、今度仙台に来ることがあったら、普通に中華料理を食べに来てみたいなあ。

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投稿者 B : 22:22 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2015/04/29 (Wed.)

炭火焼肉 本牧亭

なにやらうまい焼肉屋がある、という噂を聞きつけて、食べに行ってきました。

本牧亭

本牧亭

東急線長原駅すぐのところにある焼肉店。店構えからして期待が持てそうな雰囲気を漂わせていますが、店内には有名人のサインが所狭しと貼られており(プロ野球選手をはじめ、スポーツ選手のサインが多かったのが印象的)、美味しいものが好きな人の間でクチコミによって知られていった店であることが窺えます。予約も取りづらく、取れても原則 2 時間制限という人気店。予約が取れたのはラッキーだったかもしれません。

ちなみにこの店、牛を一頭買いして捌いています。そういうのは肉を知り尽くしていないとできないことで、基本的に牛にしろ羊にしろ一頭買いしている店に駄店なし。この時点で当たり確定と言えます。
日によって牛の仕入れ先は違うようですが、この日は静岡牛でした。

本牧亭

まずはタン塩から焼いていきます。レモンの他に、オプションでネギ(別料金)をたっぷり添えていただくと、コリコリすぎず、あくまで程良い弾力を持った柔らかいタンの味が堪らない。

さあ、これでこの店の肉の良さは判った。問題はここから先、どういう陣立てをしていくかだ(←さっそく『食の軍師』に影響されすぎ)。

本牧亭

肉が焼ける間の繋ぎに、まずはキムチ三点盛りから投入していきます。これがまた、それぞれのキャラがちゃんと立ったキムチで、なんならこれだけをつまみに飲み食いできてしまうレベルの高さ。繋ぎ扱いするのが申し訳なくなります。

本牧亭

土地勘のない焼肉屋で策に迷うた時は、道は一つ。値段の分かる盛り合わせのテッペンを取れば、その国(店)の全容を山の頂上からながむるに等しい!(←

というわけで次に頼むのは焼肉の盛り合わせ「ファミリー盛り」。カルビ、ロース、ハラミ、赤身うす切りの 4 点セットです。それぞれの肉に美しいサシが入っていて、見るからにうまそう。焼けるのを待ってなんていられない、そのままかぶりつきたい勢いです(ぉ

本牧亭

焼いていくわけですが、店員さんがそれぞれのテーブルを細かく気にしていてくれて、焼き方についても適宜アドバイスをいただけます。

この赤身うす切りについては、畳まれた状態で出てきたのを、大人ならば畳んだまま火を通し、まだ赤みが残っているくらいでいただくのがおいしい。

本牧亭

しかも、タレを軽くつけた後に生卵(別料金)に浸してすき焼き風にしていただくこともできてしまうわけです。こどグル八王子編のロースすき焼き風に、こんなところで再会できるとは!しかも、この卵は白身を除いた黄身だけ、それもしっかり卵黄が立った質の良い卵ですよ。これは、赤身うす切りのくせに、同じく盛り合わせられているロースとカルビが霞みかねないうまさだ。

本牧亭

気分はすっかり盛り上がってしまい、ビールから焼酎ロック方面に進軍せざるを得ないわけです。

本牧亭

盛り合わせはそれぞれ美味しかったけど、ハラミの肉々しさをもっと味わいたくなったので、ハラミをおかわり。

個人的には、ロースとカルビがなくてもハラミさえあれば焼肉を堪能できる自信があります。

本牧亭

そして、こどグル聖地巡礼の末にそのうまさに目覚めてしまった、ホルモン。当然、皮の方から先に、皮 8 割、脂 2 割の法則に従って焼いていきます。

この絶妙な弾力感と中から溢れ出てくる脂の甘みが、癖になりますね。この店のはただ脂っこいだけじゃなくて、どこか上品さも兼ね備えた、いくらでも食べられそうなホルモン。

本牧亭

〆はユッケジャンクッパで。肉がうまい店は、こういう〆の料理まで間違いなくうまい。

味はもちろんのこと、焼肉屋にしてはこざっぱりとした店内とか、接客に至るまで抜かりなし。この店、私の焼肉人生の中でもトップクラスに位置する名店じゃないでしょうか。素材が良いだけに値段もそこそこするけど、ここはまた必ずリピートしたい。素晴らしいお店を見つけてしまいました。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2015/04/26 (Sun.)

WILD TURKEY

引き続き、おいしいハイボール作り道を探訪中です。キリン富士山麓は求めていたものとはちょっと違ったので、今度はこのウィスキーを試してみました。

ワイルドターキー 8 年 1,000mL

WILD TURKEY

居酒屋まめぞと同じ 50.5° のウィスキー、というと最も入手性が良いのはこのワイルドターキーの 8 年。でもさすがにあの値段のハイボールに市価 2,000 円を超える値段のお酒は使っていないんじゃないか...と思って、他のものから当たっていました。しかしあの味はそこそこのウィスキーを使って作らないと出せるものじゃないと思い直して、カクヤスで購入。700mL 版に 500 円足すだけで 1,000mL 版が買えるので、意外とお買い得。

WILD TURKEY

ラベルにもしっかり「50.5% ALC」の文字。つまりこの 1L のうち 505mL はアルコール、という計算に(笑。

前回、富士山麓でハイボールを作ってみて痛感しましたが、アルコール度数の高いウィスキーでハイボールを作ると、いつもと同じ感覚で飲んでいても回りが速いから注意が必要です(;´Д`)ヾ。

WILD TURKEY

ハイボールにするのはちょっと勿体ない気もするので、まずはロックで。

バーボンの代名詞といわれる銘柄だけに、スコッチにはない荒々しさを持った味と香りがいい。でもアルコール度数が高いだけにストレートだとちょっとキツく、ロックでちょうどいい感じ。

WILD TURKEY

ハイボールにしてみました。

うん、これこれ!...と言いたいところだけど、何かが違う。富士山麓よりはまめぞハイボールに近づいた気はするけど、本物はもっと雑味が抑えられた、端正な味わいだったような。レモンスライスじゃなくてポッカレモンを使っているから酸味が先に立ってしまうのかな。そもそも分量ももっと厳密にやらないといけないんだろうし。うーん、やはりハイボールは奥が深い。

まめぞでは今までテーブル席にしか座ったことがありませんでしたが、今度は 1~2 人で行ってカウンターに座り、おかみさんの仕事ぶりをじっくり観察する必要がありそうです。

ワイルドターキー 8 年 1,000mL

B00PLHAC9G

投稿者 B : 23:50 | Drink | Gourmet | コメント (2) | トラックバック