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2014/09/06 (Sat.)

渋谷区神宮前の毛沢東スペアリブと黒チャーハン

「今はカレー腹じゃない。でもなんか熱いものを入れたい。熱いもの、なんだろうなあ...」

シャンウェイ

ドラマ『孤独のグルメ Season4』聖地巡礼。今回は、今週放送されたばかりの第 9 話、神宮前中華編の舞台にさっそくやって来ました!

神宮前といえば、原作では神宮球場でウィンナー・カレーを食べる回に登場した場所。ドラマでは、回想シーンとしてこの神宮球場回のワンシーンが扱われていましたが、今まで原作のオマージュ的な演出や台詞こそあったものの、原作そのものを再現したシーンはなかったので、胸熱モノ(ロケ自体は神宮ではなく川口市営球場で行われたようですが)。そんな感じで製作サイドにもいつも以上にこだわりが感じられた回。それにこれまで、激辛回と焼肉回にハズレなし。というわけで、期待も高まろうというものです。

鉄板中華 青山シャンウェイ

シャンウェイ

お店は、お洒落なお店やギャラリーが建ち並ぶ外苑西通り沿いの 2F にありました。普通なら、通りがかってもまず入ろうとは思わないだろう立地です。
中華料理というより、イタリアの家庭料理でも食べさせてくれそうな雰囲気の店内なのが、外苑前らしいといったところでしょうか。
中華は大人数で食べた方がいろいろ食べられて楽しいけど、あまり広くない店舗だから、大人数すぎても入りきれません。4~6 人くらいがちょうどいいところかと。

ちなみに放送直後ということもあって、お客さんがひっきりなしに訪れては満席で断られていました。少なくとも 10 組以上断られてたんじゃないですかね...予約しておいて良かった。

シャンウェイ

メニューの冒頭に、店主の佐々木さんからのメッセージが。

食材が踊る、弾ける。まさに、ここに書いてある想いそのものを具現化した料理を、私たちはこの後堪能することになるわけです。

シャンウェイ

煮沸人間?なんじゃそりゃ。

メニューはかなり多彩。それでも、劇中や「ふらっと QUSUMI」に登場した料理の多くが、メニュー外のものだったりするくらい、頼めば何でも作ってくれそうな勢いです(実際、食べられない食材を伝えたらかなり柔軟に対応してくださいました)。
この店は一気に頼むより、様子をうかがいながらジワジワいったほうがよさそうだ。

シャンウェイ

ま、まずはビールから。このところ少し涼しくなってきたと思ったら、今週はまた暑さが戻ってきてしまったので、仕事終わりのビールは外せません。
生ビールはプレモルですが、瓶の台湾ビールもあるので、かなり辛い湖南料理と一緒に飲むなら薄い台湾ビールのほうが合っているかも。

シャンウェイ

いきなり「ふら Q」に登場した裏メニューからになりますが、白はまぐりとニラの炒め物。この堆く積み上げられた蛤とニラのタワーに、のっけから圧倒されます。

シャンウェイ

このぷりっぷりの蛤もうまいんですが、蛤のエキスがしっかり溶け込んだスープが絶品。
あまりのうまさに、レンゲじゃなくて貝殻でスープをすくって飲んでしまう。

シャンウェイ

そして蒸し鶏のネギ醤油。ゴローちゃんはももの部分だけをもらってましたが、我々は一羽まるごと!凄い迫力だ。

それに、ものすごく柔らかい。さすがは 10 時間蒸されただけのことはある。これは蒸しまくってるな...この食感は犯罪だ。

シャンウェイ

自らほぐれてしまいそうなほど柔らかい鶏肉と、ネギと三つ葉のシャキシャキ感の対比が楽しい。
食感もいいけど、味が、味が!

劇中で言われていたとおり、骨まで本当に柔らかい。顎に力を入れなくても、骨まで食べてしまえる。まあ、骨だけ食べておいしいものでもないですが(笑、小骨に悩まされることなく全部食べられるこの幸せ。

シャンウェイ

ドラマ外ながら食べてみたかった「シャンウェイ餃子」。デカい!
皮は厚めのもちもちした食感で、具はうまみがギュッと詰まってて、これはうまい。ランチならこの餃子とごはんだけで満足できるレベル。

シャンウェイ

どんどんいきます。
お次は、天使の海老ロンジン茶炒め。

言わなくてもちゃんと人数分の海老を入れてきてくれる気配りが嬉しい。

シャンウェイ

鶏の骨と同じく、殻まで食べられちゃう、天使の海老。
大根とかインゲンの食感もいい。

うん、このうまじょっぱさ。ロンジンが効いてる。
お茶を調味料にしちゃう、中国四千年。

シャンウェイ

続いて本命、毛沢東スペアリブの登場です!どどーん!!!
売り切れちゃうかなと思って、これだけ事前に予約しておきました。

間近で見るとまたすごいな。さすが毛沢東、すごい威圧感。

怖じ気づくな、スペアリブだ。

シャンウェイ

もう箸とか気取ってないで、手づかみでガブッと齧り付きます。でも、できたてはちょっと持っていられないレベルの熱さ。それでも躊躇していたくないくらいのうまさ。口の中で脂身が溶解していく感触と、そこから滲み出る甘みがたまらない。
そして後から猛烈な勢いで追いかけてくる辛さ!これが中国八大料理最強と言われる湖南の辛さなのか。でも、辛さに慣れたのか、麻痺してきたのか分からんが、うまくなってきた。

シャンウェイ

で、たまらず紹興酒のロックをいただいてしまうわけで。
麻辣の効いた中華料理と一緒に飲む紹興酒って、なんでこんなにうまいんだろう。

シャンウェイ

紹興酒はもちろん甕出し。久住さんも飲んでたやつですね。ただ、この紹興酒が大人気で、あれよという間に売り切れてしまっていました。

シャンウェイ

こちらは麻香辣子鶏(唐辛子と鶏もも肉の炒め物)。劇中には登場しませんでしたが、隣のテーブルのお客さんが食べているのがやたらうまそうで、頼まずにはいられませんでした。まさに、劇中のゴローの行動を地で行ってしまったわけです。
これがまた...辛い!辛い上に熱いから、余計に辛い!でもうまい!
上海の辛さが本気を出してきた。

シャンウェイ

それでもって、ごはんもの。メニュー外の黒チャーハンですが、これが本当に黒い。
黒天丼なら昔食ったよな...人形町だっけ

シャンウェイ

うわ...しっかり味で、うまい。パラッと仕上げられた食感に、この濃いめだけど辛くない、深みのある味が、いろんな辛いもので麻痺した口の中にやさしい。

シャンウェイ

まだまだ行きます。こちらは久住さんメニュー、ホンコン焼きそば。
これがねえ、オイスターソースたっぷりでまたおいしいんですよ。焼きそばを食べているはずなのに、俺は今、焼き牡蠣を食べている。そんな気分に浸れるうまさです。

シャンウェイ

ここまで来たらラーメン系もいってみたいじゃないか。というわけで(ぉ)鶏煮込みそばです。
あの骨まで食べられる蒸し鶏がそのまんま載っかっていて、スープにも鶏ガラのうまみが全部凝縮されていて、これもうまい。この店、近所にあったらお昼に毎日でも通いたいほど。

シャンウェイ

ゴローちゃんが黒チャーハンと一緒に飲んでいた、麻辣湯。
この辛そうな色は、見るからにあかんやつや(;´Д`)ヾ。

シャンウェイ

スープの中には、いろんな辛そうなものに加えて、春雨もたっぷり。
味はなるほど、確かに、マーで、ラー。辛いんだけど、さっきの麻香辣子鶏の後だと、辛さはそんなでもなくて、ウマ辛い。

この店の料理、どれも単純に辛いだけじゃなくて、いろんな隠し味が複雑に使われていて、食べれば食べるほど味わえる奥深さがあります。

シャンウェイ

それからこれも食べてみたかった、この店の名物料理・ウーロンチャーハン。
鉄板の上でダイナミックに作られていく様子は、見ているだけで楽しいです。

シャンウェイ

黒チャーハン以上にしっかり味付けられたチャーハンだけど、食べていると口の中にウーロン茶の風味が広がって、不思議な感覚。
この店、どれだけ味の引き出しを持っているんだ。

中国広し。深し。超うまし。
鍋の音、油の音、炎と鉄。食材が踊る、弾ける。
中国鉄板食欲雑伎団だ。
心が鉄の上で踊っている、弾けている。

シャンウェイ

デザートは愛玉子。

「あいたまご」って何だ?愛・玉子...愛!ふるえーるー愛!(ゼリーだけに)と思ったら全然違って(ぉ、「オーギョウチィ」という台湾方面の定番デザートなんだとか。そういえばこないだ食べた台湾仙草もそうだけど、台湾っていろんなものをゼリーにするんだなあ。
味はレモンゼリーっぽい感じでスッキリ酸っぱく、麻辣でシビレた口の中をリセットしてくれる感じ。

うーん、うまかった。
中国四千年、未知なることが多すぎる。

このお店は本当に気に入りました。私が今まで行った中華料理店の中でも一、二を争うレベルです。
店員さんの対応も、細かな気配りがありがたく、料理をさらに美味しく感じさせてくれる気がします。

たぶんしばらくは予約さえ取れない状況が続くでしょうが、落ち着いたらまた行きたいところ。
店員さんも混みすぎで大変だと思いますが、身体に気をつけて頑張ってほしいと思います。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season4 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 21:00 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2014/08/22 (Fri.)

櫃まぶし 一冨士

日間賀島巡礼にあたり、道中に名古屋を経由するならばやっぱり鰻は食べたいでしょう!暑いし!と思って、以前から行きたいと思っていたお店に行ってきました。

一冨士

一冨士

名古屋の鰻の有名店にはこれまで、あつた蓬莱軒いば昇には行ったことがありました。でも以前からサイカ先生のイチ押しはこの一冨士。地元民のオススメならば間違いないはずと思い、機会をうかがっていました。
ちなみに「櫃まぶし 一冨士」でググると 1 ページめにサイカ先生クマデジさんのエントリーが出てくるというのがもうなんかアレ(ぉ

一冨士

うなぎは鰻丼、鰻重、櫃まぶし、長焼に白焼まで当然ひととおり。鰻以外にも、ふぐもメインに扱っているようです(さすがに手が出る値段ではありませんが...)。ふぐといえば下関か大阪・新世界(づぼらや)のイメージでしたが、日間賀島の名産のひとつでもあるし、こっち方面でもポピュラーなんですかね。

ここでのオーダーはもちろん櫃まぶし。せっかく来たんだからちょっと奮発して、上櫃まぶしをいただきます。

一冨士

暑いので、まずは生ビールから。「ちょっとしたおつまみお出ししましょうか」と言われたのでよく確認もせず「お願いします」と答えたら、この穴子の焼き物が出てきました。鰻の前座に穴子、って意外と初だけど、鰻の名店だけあって穴子もおいしい。有料なのか無料なのかも分からずに頼んだんですが、会計時に有料だったことが判明(汗。値段を気にするようなお店じゃないんでしょうが...ま、おいしいからいいか。

一冨士

櫃まぶしの前に、白焼もいただいてみました。「鰻が好きな人はたいていタレの味が好きなだけ」みたいなことはよく言われますが、私はこの鰻そのものの味が堪能できる白焼も好き。白焼こそ、その店の鰻の実力が出ると思います。

一冨士

白焼、うまし!...というわけで、たまらず冷酒を一合いただいてしまうわけです。やっぱり白焼にはビールよりも日本酒でしょう。

至福のひととき。

一冨士

そして本命、櫃まぶしの登場と相成ります。

最近、鰻も値上がる一方で、だんだん食べる機会が減ってきているんだよなあ。だからもう、このたれのよく染みたうなぎのいい色を見るだけで、たまらないわけです。

一冨士

関東だと、鰻は焼いた後に蒸すため、身がふっくらとしていますが、皮がベロッとする食感が苦手、という人もいるでしょう。
名古屋は関西流なので、蒸さずにそのまま地焼き。身も皮も表面はカリッとしていて、たれの香ばしさも増します。私は初めて名古屋で櫃まぶしを食べてから、関西流のほうが好きになりました。今は関東流だとちょっと物足りなく感じます(笑

一冨士

まずはそのまま鰻とごはんだけで、いただきます。鰻の味とたれのうまみがダイレクトに感じられて、間違いなくうまい。鰻は脂っこくなくて、上品なお味。

一冨士

二杯目は、刻みねぎ・海苔・わさびの薬味と一緒に。鰻の薬味といったら山椒だけど、このたれの味にわさび、というのも日本的でいいものです。品のある鰻との相性、抜群。

一冨士

三杯目はお茶漬けで。最初、急須が出てこなかったので女将さんにお願いしたら、「うちは普通のほうじ茶だから、正直あんまりおすすめはしませんが...」と言いながら出してもらえました。でも、メニュー見たらしっかり「鰻茶漬」って書いてあるんですけど!(笑

食べてみたら...う、うん、確かにこれは、お茶漬けより普通に食べたほうが美味しいな。というわけで、あとは薬味と一緒にいただきました(ぉ

美味しい鰻でした。最近じゃなかなか国産の鰻を食べられる機会も減ってきていますが、やっぱりいい鰻は美味しい。ほかの 2 店と比べてどこが一番美味しかったか?と言われても、それぞれ 2 年ずつくらい間を空けているので、比較のしようがありません(笑。最近は名古屋に出張に来ることもすっかりなくなってしまいましたが、チャンスがあればまたほかの鰻の名店も開拓したいところです。

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投稿者 B : 22:30 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2014/08/18 (Mon.)

愛知県知多郡日間賀島の焼だこ

「暇じゃないのに、日間賀島。よく言われてるんだろうなぁ」

日間賀島

乙姫でたこめしをいただいた後は、ドラマとは逆ルートで間食パートのお店に向かいます。逆順にした理由は、先に乙姫に行っておかないと、メニューのどれかが品切れになる可能性があると思ったから。案の定、行列は開店以降途切れることがなく、閉店時間よりも少し早く終了していたようなので、それはそれで正解でした。

その後、ゴローちゃんよろしくレンタサイクルで東港まで、と思ったら、港前のレンタサイクル「いこい」では、お昼前には全ての自転車が出払ってしまい、借りられないとのこと(´д`)。助けた亀フラグを立てずに竜宮城イベントを発生させてしまったら、亀フラグは回収できないということか(違。
ちなみに、劇中でゴローちゃんが乗っていた自転車の番号は No.56(ゴロー)でしたが、どうもこのお店の車庫のサイズを見る限り、56 台は持っていないんじゃないかと(笑。あのゴロー号は撮影用の特別版だった可能性がありますね。

日間賀島

余談ですが、港前の土産物屋にてスクリーントーンズのライヴ告知チラシ発見。9/6(土)にこの日間賀島で、7(日)に名古屋でライヴを開催するそうです。スクリーントーンズの生演奏、楽しそうだから一度は聴いてみたいんですよね...このイベントに合わせて聖地巡礼、という手もあったか。

日間賀島

さておき、自転車がないので、徒歩で島を巡ります。徒歩っていっても、西港から東港まではせいぜい 1km ちょっと。写真を撮りながらゆっくり歩いても、20~30 分で着いてしまう距離。島を一周しても 60~90 分くらい、いいハイキングコースなんじゃないですかね。

海を見ながら、写真を撮りながらのちょっとした散歩。東京に住んでても海沿いに行くことなんて滅多にないし、久しぶりの太平洋は大きくて解放感あるなあ。
なんだか気持ちよくなってきちゃった。潮風が心地いい。

日間賀島

こちらは劇中にも登場した、たこの駐在所。交番っぽくなくてかわいい。
厳格な警察のイメージではなく、気軽に相談に乗ってくれるおまわりさんがいそうで、つい立ち寄ってみたくなります。

日間賀島

そんなわけで、東港に到着。

港前にあるたこのモニュメントは、西港にも同じものが置いてありますが、西港は右手(西側)、東港は左手(東側)を上げているという芸の細かさ。自分も写真を見比べてみるまで気づきませんでした(笑。

でもって、このモニュメントの後ろのほうにあるのが、今回の間食パートの舞台となった「キッチン Barca」です。

海の食卓・キッチン Barca

キッチン Barca

たこ...ちょいと入れとくか。

でも、私がお店に着いたときには、既に他の観光客や海水浴客でいっぱい。まあ、たこめしを食べた直後なので、ちょっと待ちますかね。

ちなみに、このお店に来ていた他のお客さんに「八十八箇所巡り」をされている方がいらっしゃいました。愛知県なのになぜ八十八箇所、と思ったら、知多半島からこの日間賀島にかけて、四国とは別の「知多四国八十八箇所」というのがあるらしいですね。こどグルの聖地巡礼に来て、リアル巡礼の方に出会うとは、なんだか申し訳ない気分に(;´Д`)ヾ。

キッチン Barca

この店を切り盛りしているおばちゃん。ドラマでも、「ふらっと QUSUMI」だけでなく本編のほうにも出演されていましたが、テレビで見たまんまのファンキーなおばちゃんでした(笑。

席は店内に 5 人くらい座れそうなテーブルと、軒先に 2 人掛けのベンチ+テーブル、あとお店の前に屋根のない 4 人掛けのテーブル(おばちゃん曰く「テラス席」)がありました。店内の席が涼しそうだったけど、ここはゴロー席であり久住シートである、軒先のベンチをお借りします。

キッチン Barca

お店の前にはもうずっと行列ができていて、誰が何を頼んだんだかさっぱり把握できていないんだけれど(笑、それをあたふたした感じではなくみんなの笑いに転化してしまうコミュ力の高さといったら!頼んだ商品がなかなか出てこなくても許しちゃいます(笑

他のお客さんとの会話が耳に入ってきたんですが、「去年来てすごく美味しかったからまた来たいと思って」みたいなお客さんがけっこう多く、リピーターを生むほどのお店なんですねえ。

キッチン Barca

網の上で、ジュージュー焼けていきます。大あさり焼と多幸ボールは売り切れていたけど、大あさり焼はさっき食べたところだし、いいか。それよりもこの目の前で焼けていくたことあなごがやたらうまそうなので、早く欲しい(笑

キッチン Barca

そういうわけで、ようやくできあがりました焼だこ!

美脚だなぁ~っ。いただきます。

う~ん、見た目どおりのたこ。うまし!
ぷりぷりっと弾力のあるたこ。噛むほどに、海の滋味が出てくる。

キッチン Barca

それに、焼あなごと、「島ソーダ」(ぉ。
今、ちょうど汗をかきつつ歩いてきたところだけに、この島ソーダがたまらなくうまい!たことあなごにもよく合います。

この回の「ふらっと QUSUMI」では、本編のメイン店舗ではなく間食パートのお店を取り上げるという暴挙に出たわけですが(笑、青空と海風を味わいながら飲むビールといい、おばちゃんのキャラといい、確かにこっちの店のほうが久住さんらしいかも。

キッチン Barca

ここで食うから、いっそううまい。
ここでは、青空がおかずだ。潮風が肴だ。

キッチン Barca

アニメの世界で「島編」というと、駄作エピソードというかネガティブな意味合いに使われることが多いですが、『孤独のグルメ Season4』聖地巡礼的には美味しかったし楽しかったし、「島編」大正解。

ごちそうさまでした。
東京からだとけっこう来るの大変だけど、また来たくなっちゃったなあ、日間賀島。

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2014/08/17 (Sun.)

愛知県知多郡日間賀島のしらすの天ぷらとたこめし

「日間賀島、か。にしても、島とはね...」

師崎港

ドラマ『孤独のグルメ Season4』聖地巡礼、今回はつい 10 日ほど前に放送されたばかりの第 5 話に登場した出張聖地・愛知県の離島、日間賀島(ひまかじま)まではるばるやって来ました。いつもなら、遠征系の聖地巡礼は最後のほうに行っていますが、島に行くならこの夏休みを利用するしかない!と思い、放送前に日間賀島でロケをやっているという情報が流れたときから計画を練っていました(笑。
Season2 の頃から、そのうち離島編はあるんだろうな、と思っていたけど、日間賀島という島自体、このドラマで取り上げられるまで存在を知りませんでした。いずれにしても、八丈島とかそういうハードルの高いロケ地じゃなくて良かった(ぉ

島に渡るルートはいくつかありますが、私は当然ゴローちゃんの足跡を忠実に辿るべく、知多半島の先端・師崎港経由での上陸。名古屋から名鉄で河和駅まで行き、河和からさらにバスで師崎港へという長い旅路を経て、観光船で日間賀島へ。

師崎港

それが...、師崎港の船着き場には長蛇の列。これ、全部聖地巡礼のお客さんです(嘘

日間賀島は、劇中ではのどかだけど閑散とした離島として描かれていましたが、実態は完全なる観光地のようで、お盆期間中ということもあって観光客でごった返していました。ほとんどのお客さんがクルマで師崎港まで来ていたのか、道中、電車やバスはガラガラだったので、着いてみて驚きました。

師崎港

観光船は時期的に臨時便をたくさん出しているようで、時刻表にない時間帯でも並んでさえいれば来た船には乗れる感じでした。オフシーズンは 1 時間に 1~2 本しかなく、電車やバスも頻繁に走っている地域ではないので、これから巡礼される方は綿密に行程を練った方が良いかと。

日間賀島

日間賀島、上陸。ほんの 10 分ほどの乗船で到着しました。

船はけっこうなスピードで移動するせいか、けっこう揺れます。なかなかスリルがあって面白いんだけど、船が苦手な人は揺れにくい後部に乗った方がよさげ。

日間賀島

島は、生活感というよりも観光色が強く、ちょっとした昔ながらのアミューズメントパークといった趣。

そういえば、私は離島って子どもの頃に石川県の能登島に行ったことがあるくらいで、大人になってからは初めてかも。なんだか楽しい。

乙姫

井之頭五郎がたこめしに舌鼓を打ったお店は、日間賀島西港の船着き場のすぐ目の前。ピンク色の旅館の一階にある食堂でした。

この島、大きな旅館になるとお店専用の送迎線を持っているようで、この港にも「乙姫」の名を冠した船が停泊していました。

知多半島 日間賀島 御やど乙姫

乙姫

ん?乙姫様の店。竜宮城か。
こうなったら浦島になって、タイやヒラメの踊り食いだ。

日間賀島には開店 1 時間前に着いていましたが、ちょっと時間もあるし...と思って周辺を見て回っていたら、開店 20 分前には既に行列ができはじめていたので、慌てて並びました。こどグル効果というわけではなく、食事できるお店自体が少ないために観光客による開店待ちが発生していたようです。まあ、私以外にも巡礼っぽい人はちらほら見受けられましたが(笑

運良く一巡目で入店できたので、着席してさっそく注文。

乙姫

メニュー。こちらは主に定食系。
観光地にしてはそれなりに良心的な値段ですかね。ま、伊勢海老とか鮑はさすがに高いけど。

乙姫

こちらは単品&飲み物系。
はて、お目当てのたこめしが見当たらないぞ...?

乙姫

と思ったら、ホワイトボードにありました。
でも、たこめしはあったけど、しらすの天ぷらはここにも記載なし。

念のため店員さんに聞いてみたら「できますよ」とのことだったので、しらすの天ぷらも注文。

乙姫

一段落したら、料理が出てくるまで店内を見学します。
でっかい生け簀に、海の幸どっさり。さすがに島の食堂。

乙姫

注文が入ると、おじさんが生け簀から魚や海老をおもむろに網ですくって持っていきます。
これ自体が、ちょっとしたショーみたいなもんか。

店内にも、島の時間が流れている。

乙姫

おっ、きたきた。おお~。
まずは、赤くるま...じゃなくて、赤車(アカシャ)海老の塩ゆでから。

赤車海老、ってのも初めて聞いたけど、調べてみたら正式名称はクルマエビ科の「シロエビ」で、「赤車海老」は三河湾一帯における俗称だとか。名古屋名物・天むすに入っている海老も、この赤車海老。
ちなみに、富山湾で獲れる「白えび」はオキエビ科なので、全くの別物。勉強になるなあ...。

乙姫

殻を剥いて、いただきます。

ほおぉ、この海老、味が濃い。ああ~、これ、塩加減がちょうどいいんだ。

殻剥き系の魚介類って食べると無言になっちゃうけど、これもひたすら無心に食べちゃう系。
いくらでも食べられる、日間賀の赤車海老。

乙姫

続いて、大あさり焼。
おお、でかいなあ。

一つ食べてみると、これがまた、ぷりっぷり。一噛みするだけで、口の中に海の香りが広がります。
子どもの頃、家の近くの海で泳ぎがてら獲ってきた大きなあさりを、自宅でバター醤油焼きにして食べたのを思い出しました。海のうまさがギュッと詰まったあさり、うまし。

乙姫

このつゆ、一滴もこぼすべからず。
つゆの中に、あさり本体以上にあさりのうまみが凝縮されています。これだけで、日本酒一合いけちゃう感じ。

うん、大あさり、大当たり。

乙姫

それから、しらすの天ぷら。

一見、かきあげとか薩摩揚げ系に見える天ぷらだけど、よく見ると、確かに、おしらす。
大量のしらすをそのまんままとめて、揚げてあります。これに、塩をちょちょっと振って、いただく。

乙姫

おっ、ふわっときた。なるほどね...。
見た目以上のさくふわで、やさしい食感。しらすって、こんなふわふわになるものなんだ。

そこに、しらすの魚味が追いかけてきて、俺は今、小魚の群れを丸呑みする大型魚類になっている。
天つゆや醤油じゃダメだな、これじゃ。絶対に塩がいい。

乙姫

さて、本日の主役。〆のたこめしのご登場。
イカがなくても、いかにも島メシ。さて、島の本命メシ、いざ。

乙姫

うんうん、嬉しくなる味。
シンプルなんだけど、その分たこのぷりっとした食感と風味がダイレクトに感じられてうまい。

もち米ってのも、妙に楽しい。

乙姫

たこめしをもり立てる脇役たち。

この佃煮、隅に置けない味。
味噌汁は、愛知県だけあって、当然の赤出汁。
たこめしの味付けがあっさりめなので、こういう個性ある味の脇役たちが、いい仕事をするんだな。

乙姫

あぁ~、食った。
海老、あさり、しらす、たこ。それぞれの漁師に感謝。

正直な話、この回は料理の絵面的に派手さがなかったので、来てみるまで不安半分でしたが、なんのなんの。海辺で生まれ育った私としては、こういうのこそ自分のルーツに近い味。帰省した直後ではあるけれど、懐かしい気持ちで、堪能させていただきました。

いい島メシだった。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 18:23 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2014/08/16 (Sat.)

金沢近江町 海鮮丼専門店 こてつ

近江町市場観光のついでに、市場内でごはんを食べてきました。市場でごはん、といったら間違いなく海鮮丼一択!というわけで、市場の中の人のおすすめに従って、こちらに。

近江町の海鮮丼専門店「こてつ」

こてつ

近江町市場の端の方にある海鮮丼の専門店。市場内の海鮮系飲食店はどこもほぼ例外なく混んでいますが、ここも開店直後から行列が出来上がっていました。

聞くところによると、昔は片町のあたりで営んでいたのが、近江町市場のオープンに合わせてこちらに移ってきたとのこと。夫婦お二人でやっている、カウンターのみで 10 席ほどしかない、小さなお店です。

こてつ

メニューはこんな感じ。一口に海鮮丼といっても、いろいろあるんだなあ。

中でも異彩を放っている「近江町彩り丼」は、具材の豪華さに加えて加賀の名産である金箔まで散りばめられてすごいことになっちゃってるけど、値段もすごいことになっていて、ちょっと手が出ません(笑。よし、ここは初志貫徹でいこう。

こてつ

店内は外から見るより断然狭くて、他のお客さんが座っていると出入りするのに席の後ろを横歩きしないといけないレベル。でも、市場の賑わいから地続きな、この距離の近さが今は逆にうれしい。

こてつ

カウンターの前には、この店流・海鮮丼のおいしい食べ方指南が。
なかなか細かいこだわりだけど、郷に入っては郷に従えだ。それに、スプーンを推奨する海鮮丼店もなかなかありません。これはおもしろい。

こてつ

しばらく待って、海鮮丼のご登場と相成りました。おやじさんが一人で調理しているので、狭い店内といえど満席になるとそれなりに待ちます。

今回は初訪店ということで、海鮮丼。ど真ん中に直球を投げ込んでみましたが、見た目からしてこれは当たりっぽいぞ。

こてつ

海鮮、どーーーん!
色とりどり、いろんな魚介が載っかった、目にも楽しい丼。

魚介は石川県近海を中心に、基本的に全てこの市場のお店から仕入れた、質には折り紙付きの素材。それに、石川県産のコシヒカリ。ほぼ同じ海で獲れた魚介と、近い水質で作られた米を食べて育った身としては、これが口に合わないわけがありません。

こてつ

お店のおすすめに従ってわさび醤油を万遍なくかけ、スプーンですくっていただきます。

富山湾の至宝、甘エビ(といっても富山湾にはホタルイカや白エビほか、至宝はいっぱいある)。これがこの甘さと新鮮さで味わえるのは、やっぱり地元ならではでしょう。

こてつ

こちらは私が食べたものではありませんが、いくら丼。

この隙間なく敷き詰められたばかりか、厚焼き卵の上にまで侵食しつつあるいくらの層の厚さといったら!もう、見ているだけで幸せを感じてしまいます。

こてつ

いくら、どーーーん!(しつこい

ここのいくら(さすがにこれは地元産ではないと思いますが)、皮が薄くて中身がとろっと溶け出してくるような感覚で、実にうまい。安いいくらだと皮が厚いばかりで美味しくないものですが、これは本当にうまい。

こてつ

ああ、完食、満足。
素材の良さと丁寧な仕事、それを市場の雰囲気を感じながら味わう幸せといったらありません。

近江町市場、楽しいだけじゃなく、美味しいなあ。来年の夏もぜひまた来たいと思います。

ごちそうさまでした。

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2014/08/13 (Wed.)

樹林厨房 金沢六角堂

6 年ぶりに、金沢の卯辰山でステーキをいただいてきました。

樹林厨房 金沢六角堂

六角堂

金沢の中心街からちょっと離れた山の中、車でないとまず行けない場所にある老舗のステーキハウス。金沢界隈ではけっこう有名なお店らしいですね。以前、妹の新居を見に来たときに来て以来でしたが、今回久しぶりに金沢に来るということで、再訪してみました。

六角堂

まあ、まずは生ビールでしょう。昼間からのビールというのは後ろめたさが逆にうまさを増してくれるものですが(笑)、まあ、今回はお盆休みだからね。

六角堂

肉を焼き始める前にサラダ。シンプルなサラダですが、いずれも新鮮な野菜を使っていて、うまい。
そして、ビールのつまみはこれですよ。

六角堂

目の前でシェフがガーリックチップを炒めてくれます。こんがり狐色になったら、そのままヘラでステーキ皿にサーブしてもらえるというわけ。

これを肴にビールを飲み進めながら、メインを待ちます。

六角堂

じゃーん!ガーリックチップを炒めた鉄板の上でそのまま、ステーキ肉をガツッと焼いてくれるわけです。
(さすがにこの量で一人分というわけではありません)

シェフの鮮やかな手さばきも、酒の肴になりますねえ。

六角堂

いい感じに焼けてきました。もう見るからにうまそうだ...。

ステーキの肉はニュージーランド産/国産でそれぞれロース/ヒレからの選択式。国産はけっこう覚悟のいる値段がするので、私はニュージーランド産のロースをオーダー。国産のほうは、日によって仕入れ先が異なるそうです。

六角堂

焼きあがったら、一口大に切って鉄板から直接ステーキ皿に盛り付けてもらえます。
焼き目と赤い部分の割合がちょうどいい。ちなみにミディアムで焼いてもらいました。

六角堂

ホースラディッシュ(西洋わさび)とステーキソースにつけていただきます。

脂が乗っているけどしつこくなく、質のいい肉そのものの味を堪能するタイプのステーキ。「いかにも肉って肉」というのは、こういう肉のことを言うのかもしれません。ああ、うまい。

六角堂

ステーキをいただいている間にもシェフは仕事を続けていて、肉を焼いた直後の鉄板でもやしを炒めてくれます。
このもやしがまた、シャキシャキした歯ごたえに、さっきまで焼いていたニンニクとステーキのうまみが絡まって、このもやしだけでご飯三杯くらいいけてしまいそう。そして、このもやしが間に挟まることで、また新鮮な気持ちで肉をいただける。俺はこのまま肉ともやしの永久機関になってしまうのかもしれない。(大げさ

六角堂

ステーキをだいたい食べたところで、ご飯セット登場(ご飯のタイミングは最初か最後か選べます)。
おそらく石川県産のコシヒカリだろうと思われるおいしいお米に、みそ汁と漬物がまたいい仕事をするんだな、これが。

六角堂

こうなったらもうご飯の上にステーキを載せて食べること不可避ですよ(笑。

金沢って、「加賀百万石」と言われるだけあって派手なイメージが強いですが、豪華さの中にも丁寧な仕事ぶりやもてなしの心がこもっているのが、同じ北陸人としては心を許せるところだと思います。そんな金沢のもてなしを凝縮したようなお店。安くはないから何かのきっかけがないとなかなか来ることが難しいですが、機会を見つけてまた来たいと思えるお店です。

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2014/08/01 (Fri.)

港区港南のカルビ焼肉ランチ

一昨日の『孤独のグルメ Season4』の焼肉回を観てからというもの、俺の腹はすっかり焼肉腹になってしまいまして(;´Д`)。これは可及的速やかに焼肉を入れに行かないと気持ちが収まるまいと思って、焼肉ランチという暴挙に出てみました。

品川の港南口エリアというのは、食肉市場がすぐ近くにあるせいか、コリアタウンでもないのに川崎に匹敵する焼肉屋のメッカだったりします。けっこうな食通の人でも「芝浦にうまい焼肉屋がある」と言うくらいなので、店舗数だけじゃなくレベルも高いらしい。ま、いい肉が手に入りやすい環境だとそうなりますよね。
焼肉はは本当に何軒もありますが、今回は特大ベーコンステーキ定食の「つがる」の裏手にある、私が「カオスエリア」と呼んでいる路地のところに、こどグルっぽい焼肉屋がいくつかあったよなあ、と思って歩いてみました。

とんとん

オフィスビルと飲食店が建ち並ぶ港南口正面に、なぜかここだけ昭和の面影を残した民家のある、ごちゃっと狭いエリア。以前から、品川でこどグルのロケをやるなら絶対ここは外せないよなあ、と思っているのがこのカオスエリア。狭くてお世辞にも小ぎれいと言えないお店の密集地にある焼肉屋のひとつに入ってみました。

とんとん

とんとん

これまた狭い店内の、二人用のテーブルにお一人様ごあんなーい。

本当に狭いので、身長 180cm の私は椅子に深く腰掛けても、コンロを兼ねたテーブルの土台に膝が当たってしまいます。ここで長時間焼肉を食っていたら、エコノミー症候群になってしまう(そんなに長時間食いません

とんとん

注文すると、肉の前にまずはグリーンサラダとキムチ、もやしのナムルが出てきました。
これをつつきながら、メインが出てくるのを待ちます。

正午を回るとお店にはもう行列ができていました。昼から焼肉、そんなサラリーマンがこんなにいるのか。

ちなみに、注文したのは「ビッグカルビ定食」。
おおお、これはどれだけビッグなんだ...!

とんとん

と思ったら、出てきたのはこれ。
「ビッグカルビ」というのは、カルビの大きな一枚肉じゃなくて、通常の 1.5 倍盛りのカルビ定食、という意味だったらしい。

まあ、確かに大きな一枚肉だと焼きにくいし、それじゃステーキになっちゃうか。

とんとん

気を取り直して、焼いていこうじゃないか。
ガス式の無煙ロースターだから、煙も出にくい。服に匂いも、全くつかないわけじゃないけどつきにくいような気がする。おお、焼肉好きのサラリーマンランチに優しいじゃないの。
この、誰にも気を遣わず、誰とも駆け引きをしなくていい、一人焼肉。どんどん焼いて、どんどん食べないといけないから忙しいけど、気兼ねなく肉との対峙に集中できるのがいい。

とんとん

いただきまーす!

飾りっ気のない、オーソドックスな肉とタレ。肉は脂身が多すぎず少なすぎず、ちょうどいいバランスで肉そのものの味が堪能できます。やっぱり素材が良いとこういう勝負ができるんだなあ。肉の味を感じながら、タレと白い米でシンプルにいただく。焼肉の王道は、これですよ。

ビッグカルビ定食、1,200 円。ランチとしてはプチ贅沢だけど、ボリュームのある焼肉ランチとしてなら決して高くない。
年に一回来るか来ないかの、ランチ焼肉。午後の予定が気になるとなかなか勇気が出ないけど、この満足感を味わうと半日がんばれる気がします。またちょくちょく、来ようかなあ。周りにある他のお店も、攻めてみたいんだよなあ。

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投稿者 B : 23:58 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2014/07/29 (Tue.)

moomin Bakery & Cafe

GW に飯能のムーミン谷に行きましたが、我が家のムーミンブームはまだ続いていまして、今回は夏休みということでここに行ってみました。

ムーミンベーカリー&カフェ 東京ドームシティ ラクーア店

moomin Bakery & Cafe

旧・後楽園遊園地、現・東京ドームシティ ラクーア。都心にあってわりといつでも行けるレジャースポットにも関わらず、何故か今までほとんど来ようと思ったことがない場所。その東京ドームシティ内に、ムーミンの世界観を活かしたベーカリーカフェがあります。調べてみたところ、同様のカフェは東京スカイツリーにもある模様。

どれくらい混んでいるかも判らなかったので、お昼よりも少し早く着いたんですが、休日にもかかわらず比較的ガラガラな東京ドームシティにあって、11:30 の時点で既にかなりの行列。炎天下、1 時間ほど並ぶ羽目になりました(一応、屋根の陰にはなっていたけど)。途中、スタッフの方が気を利かせて麦茶のサービスをしてくれたのが、とても助かった。

moomin Bakery & Cafe

お店の前には、ムーミンのぬいぐるみが店番をしています。
営業は毎日 8:00~22:00 とのこと。ベーカリーカフェなので、朝食がてらとか、昼食のパンを買って出勤とか良さそうです。まあ、東京ドームホテルに泊まってる人か、付近に勤めてる人でもないとなかなか利用できない立地ですが。

moomin Bakery & Cafe

店内のあちこちにムーミン一家のぬいぐるみが飾ってあって、とてもかわいらしい。周辺がアトラクションのチケットカウンターだったり銀だこだったりする中、ここだけちょっとファンタジーな雰囲気を醸し出しています。

来ているお客さんは家族連れのほか、カップル、女性同士、それに女性のおひとりさまもちらほら。幅広い客層です。

moomin Bakery & Cafe

1 時間並んで、ようやく入店。中に入ると、外から見る以上にムーミンワールドが広がっていました。

フィンランドで生まれた物語なので、インテリアも北欧系。シンプルで清潔感ある店内に、ムーミン愛の深そうな店員さんたちが活き活きと働いている様子が印象的です。

moomin Bakery & Cafe

そして...噂の「ムーミンぬいぐるみご相席サービス」は本当にやっていました!(笑

いくつかのテーブルで、空いている座席にムーミンファミリーのぬいぐるみがご相席。店内のインテリア以上に、カフェの座席にムーミンたちが座っているシチュエーションが、このお店の雰囲気を決定づけていると言っても過言ではありません。ディズニーランドのようにキャラクターが動いたりはしませんが、これでも十分に「ムーミンの家に遊びにきた感」を味わえます。

moomin Bakery & Cafe

おひとりさまの席には向かい側にミイが(笑。「ぼっち客に神対応」も本当にやっていました。
これ、女性客だからそれでも様になるけど、おっさんの一人飯だったら痛々しいことこの上ないんじゃないだろうか(;´Д`)。

moomin Bakery & Cafe

あそこのテーブルから顔だけ出しているのはスティンキー。スニフとスティンキーは、数店あるチェーンの中でも今のところラクーア店だけにいるそうです。スニフとスティンキーは、ムーミンワールドの中でも最も欲が深いキャラ。それゆえに人間的で、ほかのキャラクターものの作品とは違う深みをムーミン世界に与えているキャラクターだと思います。

ちなみに、ムーミンファミリーのほかにはニョロニョロが相席しているテーブルもありました(笑。

moomin Bakery & Cafe

このベーカリーカフェのシステムは、ランチにはすべて焼きたてパンの食べ放題がついています。

妙に人相の悪いムーミン一家の肖像画の下に並んでいるのがパンのビュッフェ(セルフサービス)。

moomin Bakery & Cafe

パンの種類はかなり豊富で、スタンダードなバゲットやリュスティックから、北欧らしい黒パンまで、いろいろ選べます。
ウチの子どもたちはクレッセント(ハーブ塩でカリッと焼き上げた細長いパン)がかなり気に入ったようす。

moomin Bakery & Cafe

これは子どもたちが食べたキッズプレート。お子様ランチですが、ライスやオムレツがいちいちムーミンになっていて、娘たちは大喜び。

スプーンやフォークにもキャラクターがあしらわれていますが、ここに載っているもののほとんどが、店内の物販で買えるようになっています。

moomin Bakery & Cafe

こちらが大人用のランチメニュー、キッシュ&パスタプレートと、

moomin Bakery & Cafe

フィンランドプレート。

他にも「北欧プレート」にはIKEA のレストランにあったような北欧スタイルのミートボールなんかもあったりしますが、味のほうも全体的に IKEA っぽい。北欧系だから似たような味になるのも当然ですが、冷凍やレトルトを温めただけ、的な味気なさまでよく似ています。決しておいしくないわけじゃないけど、焼きたてパンのおいしさに比べると、ちょっと残念な感じ。

moomin Bakery & Cafe

でも、スープに入っていたパスタまでキャラクターを象っていて、こういうこだわりは嬉しいところ。

ちなみに、このパスタも店内で売っています(笑

moomin Bakery & Cafe

食べていたら、おもむろに店員さんが「こちらにムーミンパパが遊びに来てもよろしいでしょうか?」と言って私の隣にムーミンパパを置いていきました。

これ、嬉しいんだけど、ムーミンパパでかいよ!狭いよ!(笑

moomin Bakery & Cafe

食後のドリンクに、シルエットラテをいただきました。上のラテアートにキャラクターを描いてもらえます(キャラクターは選べます)。バリスタによる職人芸的なラテアートではなく、上にテンプレートを置いて粉を振っただけの簡易的なラテアートですが、これでもけっこう嬉しい。混ぜてしまうのがもったいないんですが、混ぜないと味が最初苦くて、最後甘いというジレンマに陥ります(ぉ

moomin Bakery & Cafe

食後はカフェに隣接しているベーカリー&物販コーナーを物色。

ベーカリーは本当にここで焼いていて、焼きたてをそのまま持ってきてくれるんだから、美味しくないわけがない。カウンターの奥にすぐオーブンが見えるのが、余計にそそります。

moomin Bakery & Cafe

販売されているパンは食べ放題コーナーにあったひととおりの種類のパンに加えて、

moomin Bakery & Cafe

こういうキャラクター系のパンまでバリエーション豊か。ちなみにキャラクターパンは食べ放題コーナーにはないので、食べたければ買って帰るしかありません。

カフェはけっこういい値段がするので、食事だけ見るとちょっと割高に感じますが、お店の雰囲気や心配りのあるサービス、そして美味しい焼きたてのパンまで含めると、それに値する楽しさを味わえるお店だと思います。炎天下に行列するのはちょっと厳しいですが、もうちょっと涼しい季節にまた来てみたいところです。
意外と、ランチよりも朝食っぽい時間に来て、食べたらラクーア内のアトラクションで遊んで帰る、みたいなプランのほうが満喫できるかもしれません。

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投稿者 B : 23:59 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2014/07/25 (Fri.)

西麻布 一歩

久しぶりに美味しい焼き鳥をいただきに行ってきました。

焼鳥・軍鶏鍋 一歩

一歩

西麻布って、いい店多いですよね。でも、電車だとどこの駅からも微妙に遠いし、六本木以上に「大人の街」というイメージだったので、二十代の頃はほとんど来たことがありませんでした。この界隈に来るようになったのは、豚組に行くようになった頃からかな。
そんな「西麻布らしい」焼き鳥屋が、西麻布の交差点のすぐ近くにあります。階段を下りて入る、通りすがりにはなかなか入りにくい佇まいのお店です。

一歩

まずはビールでひと息。最近本当に暑いので、この一杯目のビールがあたかも砂漠に垂らされた一滴の水のように胃袋に吸い込まれていきます(ぉ

一歩

先ず野菜より始めよ、ということで「彩り温野菜」。アスパラ、ブロッコリー、ヤングコーン、といった野菜類って温野菜にすると妙に美味いんですよね。身体にもいいし...と思ったら、上にたっぷりとガーリックバターがとろけちゃってるよ!(;´Д`)ヾ
これじゃあ身体にいいんだか悪いんだかわかりませんが(笑)、このガーリックバターの風味が野菜のうまみをさらに引き立てて、これがまたたまらない。焼き鳥を食べに来たはずなのに温野菜をおかわりしたくなりました(ぉ。

一歩

焼き鳥の前にもう一品。続いては、もも肉の唐揚げ。
これがまた、肉質・味付け・揚げ具合のどれ一つとして隙のない、非常に完成された唐揚げでした。私は鶏唐にはうるさいほうだと思いますが、外で食べる鶏唐でこれ以上のものにはなかなかお目にかかれません。焼き鳥を食べに来たはずなのに、唐揚げをおかわ(ry

一歩

そんなわけで、満を持して焼き鳥に移行。まずはささみからですが、写真左がさび焼き、右が柚子胡椒です。

ささみって肉質が悪いとパサパサしがちですが、これはそのへんのささみとは一線を画すしっとり感。焼きすぎず、ささみの柔らかさを存分に味わえるところへ、わさびが爽やかに華を添えます。これはいい。

一歩

ねぎま。焼き鳥の代名詞のようなオーソドックスな一品ですが、だからこそ手抜きは一切なし。いい仕事してます。

一歩

うずら玉子。
これがまた...見た目でただのうずら玉子と侮るなかれ。外はちゃんと火が通っているのに、黄身が半熟なんですよ!これは、とろける。
焼き鳥屋で食べるうずら玉子って中までしっかり火が通っているのが当たり前だったので、これは口に入れた瞬間、嬉しい驚きでした。ここに来たら、これは絶対に食べるべき。

一歩

そしてレバー。レバーが苦手な人でも食べられそうな、くさみのないレバーで、ちょうどいいとろけ感で焼き上がっています。
ここの焼き鳥、どれも焼き加減が絶妙。これより焼きが足りなくても焼きすぎてもいけないという一瞬を捉えた焼き鳥。これはいい店に出会えた。

一歩

こういう上質な焼き鳥をいただいたら、ビールから焼酎に進まざるを得ないというものです。
定番の中々をロックでいただきます。和食ならどんな料理にでも合う、スタンダードながら存在感のある焼酎。こういういい仕事をする店には、こういう王道の酒が合うんですよ。

一歩

さらに夏だけど、鍋!鶏の火炎鍋を頼んでみました。

その名の通り、そして見ての通り、真っ赤な熱い鍋。暑い時期に汗をかきながら熱い鍋をいただき、それを冷たい酒で追いかける。これがいいんですよ。

一歩

ぐつぐつぐつぐつ。

辛いんだけど、見た目ほど激辛ではなくて、どちらかというとスープに凝縮された鶏のうまみを辛さが引き立てるタイプの味付け。辛味鍋って、これだけ深い味にできるものなのか...!
鶏も、野菜も、残らずおいしくいただきました。

一歩

そして鍋の〆はうどん。雑炊とラーメンもあったけど、お店のお勧めは火炎鍋にはうどんとのことで。

火炎鍋のうまみをこのうどんに凝縮して、最後まで堪能。最初の一品料理に興奮し、焼き鳥の仕事ぶりに感動して、最後は鍋のうまさが全身に染み渡る。
満足感の高い時間を過ごさせてもらったなあ。

一歩

最後のデザートは「なめらかプリン」。一日六食限定とのこと(!)。
これがまた......!、「なめらか」とはこういうことをいうのだ、という滑らかさと濃厚さを併せ持った、本当においしいプリン。焼き鳥屋じゃなくてこれを看板商品にスイーツ売ってもいいんじゃないかというレベル。最後の一品まで、手を抜いていないなあ。

西麻布という立地もあるのでしょうが、ガヤガヤせず落ち着いた隠れ家的な雰囲気のお店で、接客も細やか。そして何より、仕事が丁寧。ここは気に入りました。
必ずまた来よう。そして、こういうお店の良さが解る人だけ連れてきたい、「とっておきの店」の一つにしたいと思います。

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投稿者 B : 22:11 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2014/07/19 (Sat.)

中央区銀座の中国茶と台湾スイーツ

「せっかくだ。ちょっと銀ブラするか。...銀ブラって、死語か?」

三徳堂

...というわけで、ドラマ『孤独のグルメ Season4』聖地巡礼は、第 2 話の「なじみ亭」に続いて同話の甘味パートを攻めていきます。第 1 話の清瀬編では Season2~3 のパターンを覆して甘味パートなしで来ましたが、かといって完全になくしてしまうというわけではないらしい。まあ、全話甘味パートの代わりにメニューに悩んで時間稼ぎしてもしょうがないですし(笑)、銀座はカフェや甘味処も多いので、甘味パートがあって然るべきかと。

甘味パートの舞台は、銀座の中央通り、ヤマハや ZARA の向かい側から一本入ったところにありました。

プーアル茶専門店|銀座・三徳堂

三徳堂

1F はお茶屋さん、2F はティールーム。
それほど広くないお店の階段を上って、着席。

お茶とデザートのセットか。
パイナップルケーキ、気になるなあ。
ゴローが飲んでいたお茶ってなんだっけ...と思っていたら、メニューに「孤独のグルメセット」というのがちゃんと用意されていました(笑

三徳堂

これが「孤独のグルメセット」。天才花茶と台湾仙草のセットです。
ドラマでは、お湯に茶葉が浸された状態で出てきていたけど、実際にはあらかじめ濾された状態で出てきました。

三徳堂

天才花茶。その名の通り、脳にいいというふれこみのお茶。

おぉ、いい香りだ。ジャスミン系の。あー、ホッとする。
私は普段コーヒーばかりでお茶ってあまり飲まないから、こういう香り高いお茶って逆に新鮮。なんだかお香のような、渋いんだけど落ち着く香りです。

三徳堂

それから、これが台湾仙草。仙草って初めて食べたどころか名前すら初めて聞いたけど、そういう名前の草の葉や茎から作ったゼリーらしいですね。
一見、コーヒーゼリー。でも、味はさっきの天才花茶とはまた少し違った、独特の薬草っぽい香りがします。

このゼリーをたっぷり黒蜜とよくかき混ぜて、食べる。

三徳堂

おっ、そうきたか。
ぽい。台湾っぽい。

黒蜜の甘みはあるけど、仙草ゼリー自体には味はあまりなくて、むしろ渋めの風味。
それが逆に黒蜜とよく合って、甘党ではない大人の男でも、楽しめます。

うん、これ、ハマったらハマる味。

三徳堂

それと、ここに来たら絶対に食べたいと思っていた、マンゴーかき氷。というか、この店が取り上げられるなら間違いなくマンゴーかき氷が出てくると思ったのに(笑

このかき氷だけで 2,000 円もしてしまうわけですが、アップルマンゴーを贅沢にまるまる 1 個使ったかき氷なんだから、高くても納得です。

三徳堂

この、見るからにジューシーな色をしたマンゴーを大きめに切り、大胆に絡めたかき氷。

さっきの仙草よりも、見た目的には台湾らしさが全開です。
ぽいぽい。台湾スイーツっぽい。

三徳堂

マンゴーの甘みだけで食べさせるタイプかと思ったら、実は氷には黒蜜がかかっていて、マンゴーの甘酸っぱさと黒蜜の香りよい甘さがいい具合に協調して、これはおいしい。

は~、この組み合わせも、台湾ダフル。

蒸し暑くて不快なこの季節に、涼しい店内で落ち着く中国茶と、冷たい台湾スイーツ。
これは生き返るよ。

銀座の真ん中で、ショッピングの合間にいい補給ポイントを見つけて、ちょっと得した気分になりました。
今度は、パイナップルケーキ、食べてみたいなあ。

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投稿者 B : 00:44 | Gourmet | KODOGURU | Sweets | コメント (0) | トラックバック