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2014/07/25 (Fri.)

西麻布 一歩

久しぶりに美味しい焼き鳥をいただきに行ってきました。

焼鳥・軍鶏鍋 一歩

一歩

西麻布って、いい店多いですよね。でも、電車だとどこの駅からも微妙に遠いし、六本木以上に「大人の街」というイメージだったので、二十代の頃はほとんど来たことがありませんでした。この界隈に来るようになったのは、豚組に行くようになった頃からかな。
そんな「西麻布らしい」焼き鳥屋が、西麻布の交差点のすぐ近くにあります。階段を下りて入る、通りすがりにはなかなか入りにくい佇まいのお店です。

一歩

まずはビールでひと息。最近本当に暑いので、この一杯目のビールがあたかも砂漠に垂らされた一滴の水のように胃袋に吸い込まれていきます(ぉ

一歩

先ず野菜より始めよ、ということで「彩り温野菜」。アスパラ、ブロッコリー、ヤングコーン、といった野菜類って温野菜にすると妙に美味いんですよね。身体にもいいし...と思ったら、上にたっぷりとガーリックバターがとろけちゃってるよ!(;´Д`)ヾ
これじゃあ身体にいいんだか悪いんだかわかりませんが(笑)、このガーリックバターの風味が野菜のうまみをさらに引き立てて、これがまたたまらない。焼き鳥を食べに来たはずなのに温野菜をおかわりしたくなりました(ぉ。

一歩

焼き鳥の前にもう一品。続いては、もも肉の唐揚げ。
これがまた、肉質・味付け・揚げ具合のどれ一つとして隙のない、非常に完成された唐揚げでした。私は鶏唐にはうるさいほうだと思いますが、外で食べる鶏唐でこれ以上のものにはなかなかお目にかかれません。焼き鳥を食べに来たはずなのに、唐揚げをおかわ(ry

一歩

そんなわけで、満を持して焼き鳥に移行。まずはささみからですが、写真左がさび焼き、右が柚子胡椒です。

ささみって肉質が悪いとパサパサしがちですが、これはそのへんのささみとは一線を画すしっとり感。焼きすぎず、ささみの柔らかさを存分に味わえるところへ、わさびが爽やかに華を添えます。これはいい。

一歩

ねぎま。焼き鳥の代名詞のようなオーソドックスな一品ですが、だからこそ手抜きは一切なし。いい仕事してます。

一歩

うずら玉子。
これがまた...見た目でただのうずら玉子と侮るなかれ。外はちゃんと火が通っているのに、黄身が半熟なんですよ!これは、とろける。
焼き鳥屋で食べるうずら玉子って中までしっかり火が通っているのが当たり前だったので、これは口に入れた瞬間、嬉しい驚きでした。ここに来たら、これは絶対に食べるべき。

一歩

そしてレバー。レバーが苦手な人でも食べられそうな、くさみのないレバーで、ちょうどいいとろけ感で焼き上がっています。
ここの焼き鳥、どれも焼き加減が絶妙。これより焼きが足りなくても焼きすぎてもいけないという一瞬を捉えた焼き鳥。これはいい店に出会えた。

一歩

こういう上質な焼き鳥をいただいたら、ビールから焼酎に進まざるを得ないというものです。
定番の中々をロックでいただきます。和食ならどんな料理にでも合う、スタンダードながら存在感のある焼酎。こういういい仕事をする店には、こういう王道の酒が合うんですよ。

一歩

さらに夏だけど、鍋!鶏の火炎鍋を頼んでみました。

その名の通り、そして見ての通り、真っ赤な熱い鍋。暑い時期に汗をかきながら熱い鍋をいただき、それを冷たい酒で追いかける。これがいいんですよ。

一歩

ぐつぐつぐつぐつ。

辛いんだけど、見た目ほど激辛ではなくて、どちらかというとスープに凝縮された鶏のうまみを辛さが引き立てるタイプの味付け。辛味鍋って、これだけ深い味にできるものなのか...!
鶏も、野菜も、残らずおいしくいただきました。

一歩

そして鍋の〆はうどん。雑炊とラーメンもあったけど、お店のお勧めは火炎鍋にはうどんとのことで。

火炎鍋のうまみをこのうどんに凝縮して、最後まで堪能。最初の一品料理に興奮し、焼き鳥の仕事ぶりに感動して、最後は鍋のうまさが全身に染み渡る。
満足感の高い時間を過ごさせてもらったなあ。

一歩

最後のデザートは「なめらかプリン」。一日六食限定とのこと(!)。
これがまた......!、「なめらか」とはこういうことをいうのだ、という滑らかさと濃厚さを併せ持った、本当においしいプリン。焼き鳥屋じゃなくてこれを看板商品にスイーツ売ってもいいんじゃないかというレベル。最後の一品まで、手を抜いていないなあ。

西麻布という立地もあるのでしょうが、ガヤガヤせず落ち着いた隠れ家的な雰囲気のお店で、接客も細やか。そして何より、仕事が丁寧。ここは気に入りました。
必ずまた来よう。そして、こういうお店の良さが解る人だけ連れてきたい、「とっておきの店」の一つにしたいと思います。

関連ランキング:焼き鳥 | 乃木坂駅六本木駅広尾駅

投稿者 B : 22:11 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2014/07/19 (Sat.)

中央区銀座の中国茶と台湾スイーツ

「せっかくだ。ちょっと銀ブラするか。...銀ブラって、死語か?」

三徳堂

...というわけで、ドラマ『孤独のグルメ Season4』聖地巡礼は、第 2 話の「なじみ亭」に続いて同話の甘味パートを攻めていきます。第 1 話の清瀬編では Season2~3 のパターンを覆して甘味パートなしで来ましたが、かといって完全になくしてしまうというわけではないらしい。まあ、全話甘味パートの代わりにメニューに悩んで時間稼ぎしてもしょうがないですし(笑)、銀座はカフェや甘味処も多いので、甘味パートがあって然るべきかと。

甘味パートの舞台は、銀座の中央通り、ヤマハや ZARA の向かい側から一本入ったところにありました。

プーアル茶専門店|銀座・三徳堂

三徳堂

1F はお茶屋さん、2F はティールーム。
それほど広くないお店の階段を上って、着席。

お茶とデザートのセットか。
パイナップルケーキ、気になるなあ。
ゴローが飲んでいたお茶ってなんだっけ...と思っていたら、メニューに「孤独のグルメセット」というのがちゃんと用意されていました(笑

三徳堂

これが「孤独のグルメセット」。天才花茶と台湾仙草のセットです。
ドラマでは、お湯に茶葉が浸された状態で出てきていたけど、実際にはあらかじめ濾された状態で出てきました。

三徳堂

天才花茶。その名の通り、脳にいいというふれこみのお茶。

おぉ、いい香りだ。ジャスミン系の。あー、ホッとする。
私は普段コーヒーばかりでお茶ってあまり飲まないから、こういう香り高いお茶って逆に新鮮。なんだかお香のような、渋いんだけど落ち着く香りです。

三徳堂

それから、これが台湾仙草。仙草って初めて食べたどころか名前すら初めて聞いたけど、そういう名前の草の葉や茎から作ったゼリーらしいですね。
一見、コーヒーゼリー。でも、味はさっきの天才花茶とはまた少し違った、独特の薬草っぽい香りがします。

このゼリーをたっぷり黒蜜とよくかき混ぜて、食べる。

三徳堂

おっ、そうきたか。
ぽい。台湾っぽい。

黒蜜の甘みはあるけど、仙草ゼリー自体には味はあまりなくて、むしろ渋めの風味。
それが逆に黒蜜とよく合って、甘党ではない大人の男でも、楽しめます。

うん、これ、ハマったらハマる味。

三徳堂

それと、ここに来たら絶対に食べたいと思っていた、マンゴーかき氷。というか、この店が取り上げられるなら間違いなくマンゴーかき氷が出てくると思ったのに(笑

このかき氷だけで 2,000 円もしてしまうわけですが、アップルマンゴーを贅沢にまるまる 1 個使ったかき氷なんだから、高くても納得です。

三徳堂

この、見るからにジューシーな色をしたマンゴーを大きめに切り、大胆に絡めたかき氷。

さっきの仙草よりも、見た目的には台湾らしさが全開です。
ぽいぽい。台湾スイーツっぽい。

三徳堂

マンゴーの甘みだけで食べさせるタイプかと思ったら、実は氷には黒蜜がかかっていて、マンゴーの甘酸っぱさと黒蜜の香りよい甘さがいい具合に協調して、これはおいしい。

は~、この組み合わせも、台湾ダフル。

蒸し暑くて不快なこの季節に、涼しい店内で落ち着く中国茶と、冷たい台湾スイーツ。
これは生き返るよ。

銀座の真ん中で、ショッピングの合間にいい補給ポイントを見つけて、ちょっと得した気分になりました。
今度は、パイナップルケーキ、食べてみたいなあ。

関連ランキング:中国茶専門店 | 銀座駅東銀座駅新橋駅

投稿者 B : 00:44 | Gourmet | KODOGURU | Sweets | コメント (0) | トラックバック

2014/07/18 (Fri.)

中央区銀座の韓国風天ぷらと参鶏湯ラーメン

「あちゃ~、深追いして新橋まで来ちゃったか。せっかく銀座で飯をと思ってたのに」

銀座ナイン

ドラマ『孤独のグルメ Season4』、いよいよ先週からスタートしました。Season3 までの聖地巡礼をコンプした私としては、今回も当然巡っていくわけですが、今回は今まで以上に遠征回が多いようで、さすがにそろそろ追いかけ続けられるのかどうか。でも、第 2 話の舞台は私の生活圏と言える、銀座。ここは行くしかあるまい!というわけで、放送翌日にさっそく巡礼してきました。おそらく、これがこの回については世界最速の聖地巡礼エントリーになるのではないでしょうか(笑。

なお今までの経験上、放送直後はどの店もものすごい行列ができるので、放送前から店舗を特定して予約しておきました(笑。

なじみ亭

なじみ亭

「なじみ亭」の場所は、住所的には銀座だけど、ほぼ新橋。新橋の駅から本当に徒歩 1~2 分の場所にあります。今まで、何度となくこの前は通っていたけど、まさかここが聖地になるとは...。
ちなみに、先月の SPA! に掲載されていた漫画版の「ガード下の韓国料理」のお店も、このすぐ近くにあります。

予約してはあったものの店内は満席。店前のテラス席()に通されました。ゴロー席の隣、ですね。
放送直後だからものすごい行列ができているかと思ったら、一見落ち着いた状況に見えました。が、着席した後にも代わる代わるお客さんが訪れては「今日は予約でいっぱいなんですよ」と断られていたので、お店側で早めに予約のみに絞る判断をしていたものと思われます。

なじみ亭

店内には入れませんでしたが、扉が開いたときにちょっと覗き込んでみた感じだと、テレビで見たときよりもはるかに狭く見えました。ドラマでは、広角レンズでの撮影だったので実際よりも広く見えていたにすぎないんでしょうね。

店内のお皿に並べられているはずのお総菜メニューは、店外にも貼り出されていました。なるほど、どれも家庭的そうで、食欲をそそるぞ。
メニューは日替わりのようで、ここに写真が出ている以外のものもいくつかあるようで、店員さんが説明してくれました。

ちなみに、働いていたのは韓国人のおかあさんと日本人のおねえさん。おねえさんのほうは、ドラマ放送後の混雑を見越して 2 週間前に採用されたバイトなんだとか(!)。

なじみ亭

いくつかお総菜を頼んだら、まずはビールでお疲れさま。

こんな銀座の端っこで、屋外でビールが飲めるなんて、なんだか得した気分だな。8 月だったらさすがに外で飲む気はしなかっただろうから、いい時期に来たのかもしれない。

なじみ亭

お通しはちくわの煮物。ピリ辛でビールに合います。
混んでいるけど料理は基本的におかあさん一人でこなしているせいか、出てくるのが遅いですが、そこは放送直後。こちらも焦らずにゆっくり飲みながら料理を待とうじゃないか。

なじみ亭

のっけからメニューに載っていなかったお総菜ですが、タケノコの何か(一度聞いたけど忘れた(ぉ))。
こ・れ・が・ま・た、今まで食べたことのないタケノコ料理。とても柔らかく煮込まれたタケノコをくり抜いて真ん中に何か(鶏肉?)を詰めて、餡をかけた上に黒胡椒をたっぷりと振りかけたもの。こんな韓国、食べたことないぞ。いきなり、今日のヒット料理確定。

なじみ亭

続いて、こちらもメニューになかった煮魚。メニューにあったものでは、ドラマにも出てきた魚の餃子とチャプチェは残念ながら売り切れていましたが、代わりにこの煮魚ですよ。魚は鱈だったら!(←
日本の煮魚というと出汁や醤油で煮込んだものというのが相場で、男の胃袋的には煮魚が出てくると物足りない気分になるものですが、この煮魚は日本のとは全然違う。ピリ辛でがっちり味のついた、男でもしっかり満足感のある煮魚。

こんな鱈の煮魚なんて、日本じゃなかなか食えんぞ。食えんティン・鱈ンティーノ。

なじみ亭

そして、韓国風天ぷら。何種類かの魚のすり身を揚げ焼きっぽくしたもので、チヂミにかけるようなタレをつけていただきます。

...うまっ!こうきましたか。コーリアン驚いた(ぉ。
あったかくて優しい味だ。パリサク天とは違う、ほわ天、いけるいける。

なじみ亭

これは、たまらず久住さんが飲んでいた「黒豆マッコリ」に移らざるを得ないというものです。
黒豆マッコリ、以前一度だけ飲んだことがあるけど、甘ったるくて私は苦手な普通のマッコリに比べると、コクがあって、黒豆の香りが味に深みを与えて、おいしい。見た目はなかなか強烈だけど、外見からはわからないうまさ。料理が出てくるペースがゆっくりなこともあって、ガンガン飲んじゃいます(笑

なじみ亭

黒豆マッコリのつまみ的にすぐ出てくるもの、ということで、キムチ。頼もうとしたら「大と小どちらにしますか?」と言われて、一瞬「は?」と思ったけど(笑)、個人的にはキムチをつまみにいくらでも飲めるクチなので、大を。というか、この後にさらにキムチ大をおかわりしました(ぉ。

このキムチ、かなりガッツリ辛くて、甘いマッコリに合わせるというよりは、ご飯が欲しくなるスムニダ。

なじみ亭

さらなるおつまみ、韓国のり。これはおかみさんからのサービスとのこと。
他のテーブルのお客さんにも韓国のりを出していたり、「マッコリ多めに入れときましたから」とか、けっこうサービスがいい。

なじみ亭

そしてこれが、メインの参鶏湯ラーメンよりも気になっていた(笑)ポッサムキムチ。厚切りの蒸し豚とキムチのセットです。
あちゃあ、よく考えたらキムチがダブってしまったぞ。いや、キムチおかわりしたから、それも数えるとキムチがトリプってしまった(ぉ。

でも、韓国料理屋なんだからキムチのダブりなんてむしろ前提としておくべきものか。
気を取り直して、この豚肉にキムチ乗っけるんだったよな。

なじみ亭

おお、肉だ。豚だ。ポッサム、ポッサム。期待を裏切らないうまさだ。
キムチと豚って、やっぱり合う。

なじみ亭

こちらもゴローちゃんが食べていた、イカとソーメンの旨辛炒め。
見るからに辛そうだけど、キムチのストレートな辛さに比べると、「旨辛」というだけあって、一口目には甘みを感じて、後味にジワジワくるタイプの辛さ。
煮魚といい、ソーメンといい、日本人ならあっさり食べてしまうところを、これだけ味を染みさせるって、隣国なのに文化がずいぶん違うんだな。

は~、それにしても、いろんなおかずがちょっとずつ食べられるって、幸せ。

なじみ亭

ここまででもけっこうお腹いっぱいになりかけていたけど、さらに〆。お待ちかねの参鶏湯ラーメンです。
おお、うまそうだなぁ~。

この参鶏湯ラーメン、作るのに手間がかかるのか、3 テーブル分くらいまとめて作って出していました。ちなみに、これ 1 日 10 食限定だそうです。あらかじめお店に電話して、参鶏湯ラーメンまで予約しておいて良かった。

なじみ亭

麺は、ドラマにもあったとおりインスタントラーメン。この縮れっぷりからしていかにもインスタントですが、インスタントらしく麺自体に塩味がしっかりついてます。
いろんなものが丁寧に煮込まれた参鶏湯のやさしい味に、このチープな塩味の麺の組み合わせが斬新。インスタント上等。いや、インスタントこそ良し、の味だ。これで普通の麺を使っていたら、妙に味のぼやけたラーメンになっていたに違いない。

なじみ亭

は~、うまかった。
疲れが、吹っ飛んだスムニダ。

おかあさんもおねえさんも、忙しいながらも笑顔を絶やさず、親しみのある対応で心地よかったです。
たいへん満足だったけど、チャプチェと魚餃子にありつけなかったのと、店内のようすが見られなかったのが心残り。これは、混雑が落ち着いた頃にもう一度来るしかないですね。

ごちそうさまでした。

関連ランキング:韓国料理 | 新橋駅内幸町駅銀座駅

投稿者 B : 01:30 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2014/07/15 (Tue.)

これは担々麺ではない!元祖ニュータンタンメン本舗

きっかけはこのエントリーでした。

元祖ニュータンタンメン本舗 〜 ニンニクがお好きなアナタに: 丁稚のテニス雑記帳

丁稚さんの blog にときどき取り上げられるグルメネタは、まさに「男のガッツリ飯」というものが多く、空腹中枢に毎度直球を投げ込んできます。今回も、担々麺好きとしては見逃せない。調べてみたら、都内にも唯一蒲田に支店があるじゃないですか。というわけで、行ってみました。

元祖ニュータンタンメン本舗

元祖ニュータンタンメン本舗

JR/東急蒲田駅と京急蒲田駅のちょうど中間くらい。羽田空港への行き帰りに何度となく前を通っている場所ですが、今まで完全にノーマークでした。このあたりは、いろんな飲食店がごちゃっと立ち並んでいるエリア。最近の流行りでいうと、「俺のやきとり」「俺の焼肉」はこの斜向かいにあります。

先客を見ると、学生さんからおじさんまで、基本的には「男の店」という感じ。店内に入ると、中には食欲をそそるニンニクの匂いが充満していました。

元祖ニュータンタンメン本舗

メニューには炒飯や餃子をはじめとした中華系の品もありますが、店内を見回す限りニュータンタンメン以外を食べている人は見当たりません。
で、ニュータンタンメンはシンプルに辛さを選ぶだけ。辛さのレベルはひかえめ/普通/中辛/大辛/めちゃ辛とあるけど、辛い物好きの私の経験上、こういう店では普通~中辛くらいが辛さとうまみのバランスがちょうどいいことが多い。めちゃ辛がどれくらい辛いか挑戦してみたい気もしつつ(笑)、まずはお店の味が分からないと、というわけで順当に中辛をオーダー。

元祖ニュータンタンメン本舗

はいドン!出てきましたよこれがニュータンタンメンの中辛。

担々麺というと、通常は胡麻ベースの辛いスープに麺、挽肉、青梗菜といった組み合わせがスタンダードですが、このニュータンタンメンは見るからにそれとは異なる佇まい。真っ赤なスープに溶き卵が浮いていて、私の脳が「これは担々麺ではない」と言っています(ぉ

元祖ニュータンタンメン本舗

この赤いの、もろに唐辛子。もう見ているだけで全身の穴という穴から汗が噴き出してきます。

でも、これはこれで妙にうまそうだぞ...。

元祖ニュータンタンメン本舗

麺はコシのある中太麺。通常の担々麺ならば私は少し固めのストレート細麺が好きなんですが、それとは違う方向性です。

でも、食べてみるとこのスープにはこの麺しかないだろう、という相性の良さ。これは細麺だとスープに負けちゃうわ。見ての通り、麺には唐辛子とニンニクの破片がびっしり絡みついてきます。
スープは確かに辛いけど見た目ほど辛くなく、ニンニクを軸としたうまみがしっかり感じられる辛さで、確かに中辛にして正解。このニンニクのパンチの強さを超えるラーメンは、二郎およびそのインスパイア系くらいしか存在しないんじゃないか、というほどのニンニクスープです。明日ゼッタイにおうんだろうけど、今はそんなことどうでもいいや!と思えてしまう、後ひくニンニク味。具は溶き卵が目立っていましたが、その中に挽肉も隠れていました。

元祖ニュータンタンメン本舗

麺の量がそれほどでもなかったので、スープがずいぶん余ってしまいました。そこで小ライスを追加するわけです。
小ライスといっても普通にごはん一膳分くらいあるので、このライスとともに再びこのニンニクスープと対峙します。食べ方はもちろん、

元祖ニュータンタンメン本舗

ライスをそのままスープに投入!そうすると、あっという間に辛子ニンニク卵粥が出来上がります。これがまた...麺ではこのスープ本来のうまみを受け止め切れていなかったんじゃないか、というくらいにライスがスープをよく吸って、うまーい!麺はむしろこのための前座だったのではないか、とすら思えてきてしまいます。これはいい。ライスをさらにおかわりしたくなるレベル(笑。

ハッキリ言って、これは担々麺とは違う「ニュータンタンメン」というジャンルの料理なのだと思います。例えば、中華料理を知らない人が初めて中国に行って担々麺に感動して、日本に帰ってから手に入る素材だけで何とか同じようなものを作ってみたらこうなった、という感じでしょうか(笑。担々麺とは全くの別物だけど、これはこれで一つのカテゴリとしてアリ。これ、時々むしょうに食べたくなる類のやつや。

私がお店を出た直後にブレスケアを 10 個ほど口に放り込んだのは言うまでもありません(ぉ。翌日人に会う予定があるときには絶対に食べられないけど、それでも食べたくなる魔力を秘めていると思います。

関連ランキング:担々麺 | 京急蒲田駅蒲田駅梅屋敷駅

投稿者 B : 23:59 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2014/07/09 (Wed.)

東京都内某所の深夜のコンビニ・フーズ

「ふう、こりゃあ確実に朝までかかるな」

東京都内某所にて

ドラマ『孤独のグルメ Season4』、いよいよ今夜から放送開始ですね!
放送開始記念にどこか聖地巡礼でも...と思ったのですが、これまで巡礼を重ねてきた結果、訪れていないお店がもうほとんど残っていない(笑

そこで今回は、未踏の 15 話「東京都内某所の深夜のコンビニ・フーズ」の聖地を訪れてみることにしました。
...え?コンビニメシなんて聖地でも何でもないじゃないかって?いやいや、一応これでも聖地に相当する場所はあるんですよ。

うーん、腹もペコちゃんだし、夜食でも食ってひと息つくか。

すき家 三鷹駅南口店

というわけで、やってきたのは三鷹。こどグル関係で三鷹を訪れたのはこれで実に 4 度目です。調べてみたところ、この回に登場したコンビニ「キングス」は、三鷹にあった「サンクス」がモデルになっていたようです。
漫画版『孤独のグルメ』は中央線~西武線沿線が舞台になることがとても多く、おそらく原作の久住さんはかつて吉祥寺~三鷹エリアにお住まいだったんじゃないかと。なんたって、主人公の名前からして「井之頭」ですしね。

ただし、モデルになったサンクスは既になく、現在は建物の外観こそ大きくは変わらないものの、すき家に入れ替わっていました。最近巷を騒がしている「パワーアップ工事中」でなかったのがせめてもの救いでしょうか。ちなみに、三鷹駅からは先日の聖地・三鷹のお茶漬け屋さんに向かう途中にありました。なんだ、こないだ目の前を通っていたのか...。

サンクス 三鷹中央通り店

カップヌードルってんじゃないしな。オニギリだけってのも...。
うん、これちょっといいな。

すき家では目的のコンビニ・フーズが買えないので、食べ物は改めてサンクスで購入。写真は三鷹にある別のサンクスですが、食べ物だし、夏場だし、買ったのは自宅近くの店舗です(笑

東京都内某所の深夜のコンビニ・フーズ

そうだ、コンビーフなんてどうだろう。
やっぱり馬肉入りが俺の知っているコンビーフだ。

そんなわけで、コンビーフです。
コンビーフって、ジャンキーなくせにごく稀に無性に食べたくなるんだよなあ。

こういうちいさなおかずをいくつか買っていって...。
ふふ、ちょっとした夜中の定食コースだぞ。

東京都内某所の深夜のコンビニ・フーズ

こうなったら汁モンも欲しいな。
豚汁もいいけど...ここはナメコ汁で決めよう。

ゴローちゃんが意味不明なダンディさを決めているこのシーン、ようやく再現できました(感涙(←

東京都内某所の深夜のコンビニ・フーズ

うわあ、なんだか凄いことになっちゃったぞ。

買ってきたのは、和風総菜セット、冷奴セット、ごぼうサラダ、コンビーフ(馬肉入り)、魚肉ソーセージ、ナメコ汁、おでん(卵、大根、白滝)缶ビール、焼プリン。時代の違いか店舗の違いか、お店にはゴローちゃんのように細かい総菜よりもお弁当が中心で、全メニュー再現とはいきませんでしたが、できるだけ再現してみたつもり(和風総菜セットにゴローが食べたような野菜の煮物と玉子焼きが入っている)。そして品揃えがつまみっぽくなってしまったので、あきたこまち新米の代わりにスーパードライ(笑。

ちなみに、夏場は近所のサンクスではどこもおでんを売っていなかったので(←探し回ったのかよ)、おでんだけわざわざセブンイレブンで買いました(ぉ

東京都内某所の深夜のコンビニ・フーズ

このおでんの汁があれば味噌汁はいらなかったかもしれないな。失敗した...(もぐもぐ

東京都内某所の深夜のコンビニ・フーズ

あー、コンビーフの味がたまらなく懐かしい(むしゃむしゃ

コンビニ飯なのであえて語るようなものも特にありませんが(笑、無事完食。さすがに、深夜にこれだけの量を食べると胃腸にクルなあ。

俺...いったいなにやってんだろ。

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 【新装版】

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投稿者 B : 23:58 | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2014/06/20 (Fri.)

看板に偽りあり!?隠れたカレーの名店「川崎餃子樓」

同僚から、「川崎にうまい店がある」という情報を得たので、食べに行ってみました。

川崎餃子樓

川崎餃子樓

その名も「川崎餃子樓」。中華といえばすぐ近くの横浜中華街だし、餃子に絞っても隣駅・蒲田の名物。むしろ川崎といえば焼肉、という町なのに、そこで「川崎餃子樓」とはなかなか大きく出たじゃないか。

立地はビックカメラの入っている川崎ラゾーナの裏手。川崎はヨドバシ側なら商業ビルやアーケード街も多いしよく歩くけど、ビック側はほとんどラゾーナで完結してしまうので、ラゾーナよりも先をまともに歩いたのはこれが初めてだったり。

川崎餃子樓

メニューはこんな感じ。サラリーマン的に嬉しい「とりあえずセット」、「おつまみの部」、「一品料理の部」(部っていうか一種類名)、「締めメニュー」。餃子を筆頭に、いかにもビールに合いそうな肴が並んでいます。そして、どれも安い!上から順番に頼んでいきたい安さと充実度です。

改めて店内を見渡してみると、2~3 人で連れ立ったサラリーマン風のおじさんばっかり。確かに、特に何のきっかけがなくても同僚を誘って軽く一杯引っかけて帰るには、ちょうど良さそうな店ではあります。

川崎餃子樓

ごはんものはこの通り。そう、ここは「餃子とカレーのお店」なんです。「餃子樓」なんていうから、いかにも本格的な餃子を中心とした中華料理店かと思ったら、なんという俺得店!(ぉ
カレーも辛さ別にいろいろ揃っているのか。川崎カレー、ブレンドカレー、スパイシーカレー...まではいい。「ざけんなよ!カレー」って何だ(笑

まあ、ここはやっぱり、餃子とカレーとビールでしょ。

川崎餃子樓

というわけで、「とりあえずセット」の生ビール。ふー、今日も暑い中お疲れさまでした>自分

セットの餃子が出てくるまでちょっと時間がかかるようで、この間にすぐできそうなゴマ塩きゅうりか枝豆でももらえば良かったかな...。

川崎餃子樓

少し待って、餃子が出てきました。セットの餃子は焼き・水・温から選べますが、ここはやっぱり焼き餃子でしょ。複数人で来たらいろいろ頼んで分ける、というのも良さそうです。

焼き餃子は 6 個。小ぶりですが、皮がパリッと焼けていて、見るからに美味しそう。

川崎餃子樓

見た目どおり、カラッパリッと焼かれた皮の中に、肉汁とうまみがギュッと凝縮された感じの餡が収められていました。とてもオーソドックスだけど、それだけに期待を裏切らないうまさ。これはビールに合いすぎる。

川崎餃子樓

続いて、カレー。数種類あったカレーメニューの中から、辛口の「スパイシーカレー」を選んでみました。
ライスにルウがかからずに出てくるあたり、こだわりなんですかね。調べてみたところ、カレーの種類によって提供の仕方が違うようですが。

川崎餃子樓

スパイシーカレーはかなりとろみが強いタイプで、主な具は繊維状にほぐれるまで煮込まれた鶏肉でしょうか。これは見るからに手が込んでいるカレー。そして、間違いなく私好みのタイプだ。

川崎餃子樓

食べてみると...んん?これ、辛口っていってたよね。と言いたくなるくらい、マイルドな口当たり。おそらくフルーツをふんだんに使っているんでしょう、その甘みが口の中に広がります。
その後、いろんな肉や野菜の旨味が舌にじわあっと深みを感じさせ、最後にスパイスの辛さが追いかけてくる感じ。私の尺度ではこれは「中辛」の部類ですが、ストレートな辛さは強くないものの、後から汗がどんどん出てきて、かなりの香辛料が使われているのがフルーツのマイルドさで中和されていただけだったんだな、ということを思い知りました。

川崎餃子樓

ああ、うまかった。ここのカレーは確実に私のツボを突いてきました。ハッキリ言って、このカレーは好きな味。
餃子も美味しかったし、これは川崎方面に来る機会があったら必ず候補に挙げる店になる予感。他のカレーも食べてみたいし、水餃子も気になる。あと、他のお客さんが頼んでいた角煮も妙にうまそうだったんだよなあ...。

さて、次回は何を食べようか。

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投稿者 B : 22:55 | Curry | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2014/06/16 (Mon.)

横浜 BAR Left Bank その 3

なにかの闇取引を兼ねて、みたび横浜の Left Bank に行ってきました。

BAR Left Bank

BAR Left Bank

最近すっかり日も長くなって。マジックアワーのうちに飲み始められると、なんだか嬉しいですよね。

それほど広くはない店内、飲んでいても外の空気が感じられるので、これからの季節に相応しい店舗だと思います。

BAR Left Bank

いつもなら生ビールから始めるところですが、ビールでお腹いっぱいになっちゃうのももったいないと思ったので、まずは昆布ジントニックから。

そろそろ最高気温は 30℃ に迫る気候なので、トニックウォーターの爽やかな喉ごしが嬉しい。そして舌の奥に残る昆布の風味が、これからの食欲をかき立ててくれます。

BAR Left Bank

暑くてジントニックのグラスがすぐに空いてしまったので、立て続けに奄美・徳之島産のラム「ルリカケス」のソーダ割を。

琥珀色が美しいゴールドラムです。日本製のラムなんて珍しいですが、ラムの原材料はサトウキビなので、奄美産ならば、それも納得。

BAR Left Bank

ここに来るとタンパク質祭りになりがちなので、まずはスモークサーモンのサラダから。

BAR Left Bank

それに合わせる飲み物は、奥飛騨ウォッカをロックで。
ウォッカの原料は一般的に麦が多いですが、この奥飛騨ウォッカは米から作られています。もともとほぼ無味無臭でスピリッツの中では飲みやすいのがウォッカの特徴だけど、日本人にフィットする米が原料ならば、なおのことスルスル飲めてしまうというもの。

BAR Left Bank

つまみは定番、いぶりがっこマスカルポーネ!
延々とこれをつまみに飲み続けられそうなくらい、私の心の定番おつまみです。

BAR Left Bank

続いて、鶏の冷製から、

BAR Left Bank

鱧の湯引き梅肉ソースに流れるわけです。

この鱧は日替わりメニューでしたが、横浜の、こんな日本酒バルで鱧が食べられるなんて思っていなかったので、頼まずにはいられませんでした。また京都に行きたくなりますね...。

BAR Left Bank

そりゃあもう、シャッターボタンを押す手にも力が入ります。

BAR Left Bank

初めて来たときに食べて気に入ったラムケバブを今回も。うん、うまい肉だ、いかにも肉って肉だ。

飲み物はマスターの「これに合わせるなら馨和の赤以外にないでしょう!」という言葉に従ってみました。けもの肉の風味と香草に、香り高いクラフトビールがベストマッチ。

BAR Left Bank

地元食材にこだわるこのお店ならではの、横浜野菜のトマト煮。そして日本酒はマスターおすすめの「開華」。

BAR Left Bank

アスパラ炭火焼もいただきます。タンパク質祭りになるかと思ったけど、野菜も満足度高し。

炭火で焼いたアスパラって、それだけで日本酒や白ワインのつまみになるもんなんだね。

BAR Left Bank

そして、そろそろ「いつもの」で注文が通りそうな(笑)炭火焼ベーコンとポテトサラダ。

これほど食べ甲斐のあるポテトサラダは今までにありませんでした。圧倒的じゃないか...!

BAR Left Bank

飲み物のほうは、先ほどの「ルリカケス」でモヒートを作ってもらいました。

数年前まではマニアックなカクテルだったモヒートも今やすっかり市民権を得て、バカルディから既製品が発売されていたりしますが、やっぱり生ミントで作るもヒートは格別。これからの暑い季節に嬉しい一品です。

BAR Left Bank

〆は、初回来店時に米不足で食べられなかった焼おにぎりの三連星。生姜の効いたしっかり味の焼おにで、ガッツリ締めさせていただきました。

BAR Left Bank

今回も大変ごちそうさまでした。

そろそろオープンして 3 ヶ月。少しずつメニューを変えてきているので、毎回新しい発見があります。お酒の品揃えが豊富かつマニアックなので迷うところですが、好みを伝えれば間違いないチョイスを勧めてもらえるのもありがたいところ。

立地が横浜なので、南東京~神奈川圏の人でないとちょっと誘いづらいですが、私の行きつけのお店として定番化したいと思います。

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2014/06/05 (Thu.)

有楽町ガード下の韓国料理

「んー。腹も減ってきたし、高架下、探してみるか」

インターナショナルアーケード

はい、漫画『孤独のグルメ』聖地巡礼、一昨日発売の SPA! に掲載されたばかりの第 27 話の舞台にさっそくやってきましたよ。山手線の南側が出てくること自体それほど多くないシリーズなのに、私の生活圏からそう遠くないとあれば、誰よりも早く攻めてみたくなるというものです。...と思ったら、発売日当日に巡礼してる人がいた(;´Д`)。私もそれは考えたけど(←)、当日は忙しくて、悔しいことにお昼休み取れなかったんですよね...。

さておき...この有楽町~新橋間の高架下「インターナショナルアーケード」。東京のど真ん中に突如として現れた地下迷宮(ルビは「ダンジョン」と振る)、最低でも Lv35 くらいある勇者じゃないと足を踏み入れられなさそうなハードルの高さを感じます。

インターナショナルアーケード

昼でも夜でも変わらない、この異様な雰囲気。大半の区画のシャッターが降りていることが、より物々しさを助長しています。
でも地方のシャッター通り商店街とは...サビシサの温度が全然ちがう。

この半地下道を延々と歩き、ちょうど有楽町と新橋の中間くらいの地点に存在するのが、このお店。

まだん

まだん

韓国料理...やってるようだぞ。
鉄板がない...焼かない韓国料理か。それもいいか...。

お昼時だというのに、周囲を歩いている人はまばら。そりゃあ、こんな場所に飲食店があると思っている人のほうが少ないだろうな。
本当は、SPA! 掲載直後だから他の巡礼者で行列ができているかと思いきや、聖地巡礼らしき人は私以外には見受けられませんでした。これが、テレビと雑誌の媒体力の差か...。

まだん

「すいませーん、一人なんですけど...」

と言って通された席の壁には、久住さん来店時の写真...と、何故か松重さんの写真まで!
これはもしかして、「原作に登場したお店はドラマでは扱わない」というルールを破ってダブル登場か?と思ったけど、久住さんが完全にプライベートモードと思われる出で立ちなので、ちょっと違いそう。Season3 の打ち上げかなんかで使ったお店なのか、とも思ったけど、一緒に写ってるおかみさんの服装が違うので、久住さんとは別日みたいだし。謎ですね...。

まだん

そして、松重さんのサイン色紙まで。
日付が Season3 の放送終了のちょっと後ということなので、やっぱり打ち上げか何かでしょうか。

まだん

その隣には、元小結舞の海関と出川哲朗さんの写真、サヘル・ローズさんのサインが。顔ぶれからいってテレビの情報バラエティ番組系で取り上げられた感じでしょうか。まあ、立地が最高にマニアックですからね...。

まだん

ランチメニューはこんな感じ。ビビンバとかユッケジャンとか、目にするだけで食欲をそそる単語が並んでます。迷わすなぁ...。
よし!ここは手堅く冷麺、ちょっと冒険チャーシュー丼。

ほどなくして、順に料理が運ばれてきました。

まだん

前菜、多し。
冷奴(の豆板醤?乗せ)、セロリをゴマ油に漬け込んだもの、シンプルなグリーンサラダ、そしてキムチ。
前菜は日替わりなのか作中の品揃えとは違ったけど、ランチからこんなに豪華だと、なんだかビールが欲しくなってきます(笑

ウマイ。この店、案外アタリではないか。
庶民的韓国、こういう店は貴重です。

まだん

そして、本命がやって来ました。おー、これまた家庭的なルックス。

まだん

冷麺と言えば、盛岡冷麺は好きだけど、そのルーツである韓国の冷麺って、あまり食べた記憶がないなあ。
そもそも韓国料理自体、お昼よりも飲みで行くことのほうが多いし、大抵は焼肉とかチヂミとかクッパ・ビビンバとか、そういうガッツリ系にいっちゃうもんなあ。

まだん

ズ...ズズ。うんうん、麺も硬すぎず、細くて確かにウマイ。キムチのピリ辛はあれど、酸味のきいた爽やかなスープのおかげで、いくらでも食べられそう。

劇中のゴローちゃんは冬に冷麺を食べるという失態をやらかしましたが、今はこれから真夏に向かおうという時季。この冷麺がうまくないわけがない。

さて、チャーシュー丼は...生卵かける式。

まだん

黄身、この時点でつぶしていいものか...
いや、韓国の人なら迷わずつぶすな。

というわけで、スプーンでつぶして混ぜていきます。

まだん

わおお。これ、予想以上にウマイ!

冷麺とは対照的に、まったりと優しく、濃いめの味。生卵も相まって、口当たりも味もしっかりした存在感。
ミニチャーシュー丼という割にけっこう量のある丼だけど、それ以上にボリュームを感じます。

まだん

どれも濃すぎず辛すぎず、いや実にちょうどいい韓国スムニダ。
酒を飲まなくても、肉を焼かなくても、ゴキゲン。

ああ、ごちそうさまでした。

まだん

会計時にいただいた割引券。お昼のピークタイムを外せば 100 円引き。それも、見せるだけで何度でも使える割引券(笑。
マニアックな新橋のダンジョンにある割に、何から何まで家庭的なんだなあ。

お昼休みにオフィスの外でランチ、の延長で来れなくはない立地だし、有楽町近辺で仕事があるときに寄ってもいい。何より、混んでないから落ち着けるのが嬉しい(笑
また機会を作って、今度はカルビうどん+ミニビビンバとか、試してみたいかな。割引券に書かれているとおり、夜に来てみたい気もします。

SPA! 2014 年 6/10 号

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投稿者 B : 23:58 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2014/06/01 (Sun.)

横浜 BAR Left Bank その 2

横浜の日本酒バル「Left Bank」に、またしても行ってきました。

BAR Left Bank

BAR Left Bank

横浜の中心街の喧噪から少し離れて落ち着ける、まさに隠れ家的な場所として今後愛用していきたいお店。
オープンして 2 ヶ月余り、営業もずいぶんこなれてきた頃でしょうか。

今回は、前回以上に食べ過ぎてしまったので、重複する料理の写真は割愛していきます(笑。

BAR Left Bank

まずは生ビールで乾杯。もうすっかりビールが美味しい季節になりました。

まるで砂漠に垂らした一滴の水のようにビールが吸い込まれていくぜ!(ぉ

BAR Left Bank

生ビールがさっさと空いてしまったので(笑、前回来たときから気になっていた日本酒飲み比べセットに移ってみます。

この日は「紀伊国屋門左衛門 夏のロック酒」「残草蓬莱 純米」「豊の秋 純米吟醸生原酒」の三種。
久保田とか八海山とか、どこの飲み屋にでもありそうな有名銘柄じゃなくて、ここでの出会いが一期一会になりそうなマニアックなチョイスがいい。飲み比べても違いの分かるそれぞれに個性的なお酒でしたが、辛口好きとしては残草蓬莱が特に気に入りました。

BAR Left Bank

日本酒のアテといえば、浮沈マスターのお店に代々伝わる名物、いぶりがっこマスカルポーネ!
これがないと始まった気がしないくらいの定番です。酒盗クリームチーズといい、日本の珍味とチーズのコンビネーションって、どうしてこんなに合うんだろう。

BAR Left Bank

珍味ついでに、あわびの塩辛。あわびで塩辛、そういうのもあるのか...!

これがまたうまい。口に含んだ瞬間に潮の香りが広がって、俺は今、海そのものを食べている。
そこを日本酒で追いかける。日本人に生まれてきて、良かった。

BAR Left Bank

つまみっぽいものだけじゃなく、健康のために野菜も摂らないとね!ということで、ポテトサラダです。

(炭火焼きベーコンと)ポテトサラダです(ぉ。

分厚くてジューシーなベーコンに、ちょっと濃いめの味付けで存在感あるポテトサラダ。これだけでメインを張れそうな一品です。日本酒からビールに戻りたくなる瞬間です(笑。

BAR Left Bank

メニューにあった「朴葉カプレーゼ」というのがとても気になったので頼んでみました。
朴葉といえば、岐阜県飛騨地方の郷土料理「朴葉味噌」。子どもの頃から好物で高山に行くと必ず食べたくなるものの一つですが、それとカプレーゼ(トマトとモッツァレラチーズのサラダ)ってどういう組み合わせなんだ!?と思ったら、こんな感じで出てきました。

カプレーゼを朴葉の上に並べて火を入れたもので、朴葉の香ばしさがとろけたモッツァレラに乗って、これがうまい。これ、ビールでも白ワインでもキンキンに冷えた日本酒でも、何でもいけそうな妙味。

BAR Left Bank

じゃあ次の飲み物は何にしようか...と考えて黒板に目をやると、いろいろと珍しげな名前が並んでいるじゃないですか。

米で作ったウォッカ。国産のゴールドラム。日本酒サングリア。自家製ジンジャーエール。そして石川の名蔵「菊姫」が作った米焼酎。あー、どれも気になる。

BAR Left Bank

やっぱり、朴葉カプレーゼと組み合わせるべきは日本酒サングリアでしょう。

飲み口は間違いなくサングリア。でも後口は日本酒。という、不思議な味。冷たくてフルーティなので、ジュース感覚でクイクイ行けてしまいます。これ、気づいたら酩酊しているパターンじゃないでしょうか(笑

BAR Left Bank

ここで、どどんと肉料理。前回食べた「角煮の炭火焼」が強烈なインパクトでとても気に入っていたんですが、今回は用意がなく、代わりに「豚肉の炭火焼 ジンジャーソース」をいただきました。これまた、厚みのある豚肉を炭火でいい香りに焼いて、これからの夏場にパワーが出そうな生姜風味のソースが効いてます。うん、うまい肉だ。いかにも肉って(ry

BAR Left Bank

珍味系に戻って、たたみいわし。

普通、たたみいわしと言ったら味付け海苔くらいのサイズに切ってあるものだと思いますが、これは一枚をそのまま適当に丸めて出してくる豪快さ。葛飾北斎も裸足で逃げ出しそうな大波です。乗るしかない、このビッグウェーブに(何

BAR Left Bank

たたみいわしが来たら日本酒に戻らないわけにはいかないでしょう。
というわけで、本日のマスターのおすすめに従い、月の桂 純米酒を人肌燗でいただきます。

BAR Left Bank

この日本酒と一緒にいただくのは、日替わりメニューの中から「薬味たっぷり鰹たたき」。文字通り埋もれるくらいの薬味が載った鰹のたたきです。もはや主役が鰹なのか葱なのか判らなくなっていますが(笑、こういうのこそ夏場の酒肴だねえ。

BAR Left Bank

それから、日替わりメニューの中で異彩を放っていた「とうもろこし炭火焼」。
まるまる一本のとうもろこしを炭火で焼いただけのものですが、これがまた甘い。お祭りの屋台で食べるような焼とうもろこしとはモノが違う。食べながら、何故か『となりのトトロ』のメイが脳裏をよぎります(ぉ

BAR Left Bank

次は、横浜野菜にこだわるこのお店ならではの「横浜野菜の昆布出汁ピクルス」。
新鮮な野菜が、酸っぱいんだけど深みのある酢&出汁に漬かっていて、これまた夏の酒のつまみという感じ。

BAR Left Bank

真いかの一夜干し バジルバター。これもまたうまい。烏賊のうまみがバジルとバターでさらに引き出されて、またしてもお酒が進んでしまいます。

ここの料理、創作和食っぽいんだけどそういう安易な感じではなく、「和洋折衷」感が絶妙なんですよね。無国籍、というのともまたちょっと違う、横浜のちょい外れにある 2.5 次元。そんな空間です(どういうんだ

BAR Left Bank

最後は焼酎ロックでスカッと締めたいな、と思って、菊姫が作った金沢の焼酎「加賀の露」。
いろいろ食べたもののうまみを総括してくれます。

そして〆の一品は...定番の焼きおにもいいし、前回食べた磯辺焼きも良かったなあ、と思っていたら、黒板に強い引力を放つ一品を見つけてしまいました。

BAR Left Bank

はい、〆の「ポークしょうが焼き定食」!
男なら、この豚肉のうまみと生姜の香りには抗えません。定食なので、やさしい味の味噌汁がセットになっています。

BAR Left Bank

でも、ここでさらに白飯はさすがに食べ過ぎだよなあ...と思って、ごはんを生ビールに変更してもらいました(ぉ
生姜焼きと生ビール。これも、大人だけに許された楽しみです。

BAR Left Bank

今回も、味も、ボリュームも、お酒も、大満足。
気の置けない人たちと、満ち足りた時間を過ごせる場所って、大切だなあ。

ごちそうさまでした。
次回は、いつ誰と、来ようかなあ。

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投稿者 B : 22:34 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2014/05/16 (Fri.)

三鷹のお茶漬けの味

「人生には...大嫌いなものを黙って食べなきゃならない時もある。だけど、人が嫌がるものを無理矢理食わせる権利は誰にもない」

三鷹

『孤独のグルメ』聖地巡礼は先日ドラマ三部作を無事完結しましたが、原作のほうがまだ少し残っています。っていうか、原作のほうは当初はコンプするつもりもなかったのに、気がつけばだいぶ巡ってきてしまっているという(笑
残り少ない原作版の聖地で残っているのはいずれも私にとって(主に立地的に)ハードルの高い場所ばかりですが、今回は 22 話に登場した、東京都三鷹市にやってきました。

三鷹といえばドラマ Season2 の最終話の聖地でもあります。あの聖地巡礼以来久々に三鷹までやってきたわけですが、今回のお店は駅からはだいぶ遠い。徒歩 15 分ほど歩き、ほぼジブリ美術館の近くというような静かな住宅街の中に、そのお店はありました。

みさと

みさと

ん、お茶漬け...?
うーん、どう見たって居酒屋だけどな...。お茶漬け屋さんではないだろう。

このハードルの高さ。駒沢の煮込み屋もたいがいハードルの高い店でしたが、この店が醸し出すオーラはその比ではありません。建物の年期の入り方がそう感じさせるんだろうな...中からは常連さんらしき人の話し声。意を決して、引き戸を開こう。

みさと

店内には、テーブルが 2 つとカウンターのみ。70 代と見えるおばあちゃんがお一人で切り盛りされているようです。壁には、いかにも「こどグルっぽい」感じでお品書きが吊されています。

カウンターでは、おじさんとおじいちゃんの間くらいの年齢の、おそらく地元の人とおぼしき常連さんたちが話し込んでいる感じだったので、ちょっと遠慮して空いていたテーブル席に。

「いらっしゃい。飲み物何にする?」

って、聞いてきたのおかみさんじゃなくて常連さんかよ!(;´Д`)ヾ。

みさと

とりあえず、ビール。
お通しは、筍と厚揚げの煮物。ああ、居酒屋っていうよりも、ばあちゃんちでじいちゃんが晩酌するときってこんな感じだったよなあ、と思わせる光景。

煮物は、予想にたがわず出汁の効いた、おばあちゃんの煮物の味。
でも、我が家の味とは確かに違う。人んちっぽい味だ。

みさと

それで、ビールのつまみに、あたりめ。
これはゴローが頼んでいたメニューですが、確かにマヨネーズたっぷりで、原作通りの見た目。
それにしても、酒も飲まないのにあたりめをおかずにするゴローの味覚は、さすがに私の理解の範疇を超えています(笑

それにしても、このあたりめ、確かに劇中にあったとおり、固い。
あたりめは今までにもお酒のつまみとしてけっこう食べてきたけど、こんなに固いあたりめは初めてかも。

アゴが疲れてきた。食べてるんだか処理してるんだか...。
ぎ、ぐぎ、か...固い。いい。

このあたりめだけとずっと対峙するのも大変だな、次の五郎メニュー・ハムエッグでも頼むか...と思っていたら、

さっきの常連さんが自分のコップを持って、おもむろに私の向かいの席にドスン。
えっと...(´д`)。

「お茶漬け食べに来たんでしょう?ここはたらこがうまいんだよ。ママ、たらこ一つね」

...いかんな、タイミングがズレてる。

みさと

というわけで、たらこ茶漬けが出てきました。
...本当は、ゴローが注文した梅茶漬けが食べたかったんだけどな。まあ、ゴローも原作では「二度目のアームロック」をこの店で披露した挙げ句お茶漬けは食べずに帰っていたので、そういう意味ではお茶漬けが食べられただけマシか(笑。

このたらこ茶漬け、出汁の効いた薄味で、なんとも沁み入るやさしい味。おばあちゃんのやさしさが溶けているような。気取らないけど、それだけに、妙に落ち着くなあ。
飲んで帰ったときに、自宅でこんなお茶漬けが出てきたら、ありがたくて涙が出てきそう。「お茶漬け屋」という珍しい看板は伊達ではないのだなあ。

お茶漬けは美味しかったけど、結局最後まで歯車がズレた感じで...ハムエッグとか、他にも劇中に出ていないけどししゃもとかいわしとか、そういう地味なつまみが食べたかったけど、今回は以上で終了。固いあたりめが、気づけば腹の中で膨れてきて、妙に胸がいっぱいになってしまいました。ちなみにあたりめは半分ほどしか食べられませんでしたが、残りは包んでもらえたので、ありがたく持ち帰りました(笑。

これまでの聖地巡礼史上最も食べた量の少ない結果となってしまいましたが、たまにはこういうこともあるか...。

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 【新装版】

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