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2013/09/26 (Thu.)

大阪府大阪市北区中津のたこ焼き

「今日はこの辺ブラブラして、なにか大阪らしいもんをちょこっと食べてホテルに戻ろう」

新世界

こんど大阪に行く機会があったら絶対行こう、と思ったとたんに大阪出張の機会がめっきりなくなりまして。1 年以上ぶりの大阪出張のチャンスを狙って、『孤独のグルメ』聖地巡礼【原作版】の聖地を訪れてみました。その店は、第 7 話「大阪府大阪市北区中津のたこ焼き」の舞台となった中津。梅田とは全く雰囲気の違う、コッテコテの街並みに軽いカルチャーショックを受けつつ、たどり着いたのがこのお店。

3 ちゃん屋

3 ちゃん屋

原作で登場した「東洋ホテル」(原作では「HOTEL NANIWAYA」)も経営母体が変わり、今の名前は「ラマダホテル大阪」。その真向かいに、かなり年季の入った屋台がありました。ここが、たこ焼き屋台「3 ちゃん屋」(原作では「ロクちゃん屋)。
本当は、ここでたこ焼きを食べて向かいのラマダホテルに泊まるまでが聖地巡礼でしょう、と思ったんですが、直前に予約しようとしたところ既に満員(;´Д`)。調べてみたら、さらにはこの年末で閉館してしまうとのこと。

ラマダホテル大阪、12月末で閉館 東洋ホテルが前身 :日本経済新聞

この屋台、けっこうこのホテルの宿泊客の利用も多いと思うんですが、どうなるんでしょうか...。
さておき。

「たこ焼き...よし!食って帰るか」

私がお店に着いた時点でほぼ満席でしたが、それでも席を詰めて迎え入れてくれる暖かさが、お店全体にありました。

3 ちゃん屋

まずはビールで乾杯。生ビールでも瓶ビールでもなく、缶ビールという気安さが逆にいい。

驚いたのが、ビールを頼んだら、おじさん(3 ちゃん)がカウンターに座っていたお兄ちゃんに「ちょっとビール取ってきて」と言うと、隣に駐まっているワゴンから缶ビールを持ってきてくれたのですが、このお兄ちゃんが店員でもバイトでもなくお客さんだったということ(笑。しかも、完全に常連さんだと思っていたら、「ラマダホテルに泊まっている、今日初めて来た人(岐阜県在住)」とのことで、さらに驚き(笑。でも、このノリが面白い。

3 ちゃん屋

カウンターの中では、3 ちゃんが手際よくたこ焼きを焼いていきます。この手さばきを見ると、「大阪に来たんだなあ」という気分になりますね。先入観かもしれませんが、東京のたこ焼き屋さんとは動きが違う気がします。

3 ちゃん屋

まず最初にいただいたのが、ねぎポン酢。これがうまい!ソース味とは違って、これはたこ焼きがお酒のつまみとして立ち上がってくる。ネギとポン酢の爽やかな風味が味の目先を変えてくれるような印象で、これはいきなりじゃなくてソース味の後に食べたほうが効果的(←何に)だったかも。

3 ちゃん屋

ここのたこ焼き、たこがすごく...大きいです...。

そしてこのお店のお客さん。さっきのお初なのに店員扱いされているお兄ちゃんをはじめ(笑、先週大阪に引っ越してきたという国際結婚のカップルや、芸術家然とした優しそうな常連のおじさん(話を聞いたら本当に芸術家だった)、芸能界に関わってる風の常連さん、など皆さん実に個性的。ほとんどの会話が基本的にボケとツッコミで成り立っていて、下ネタ率も高く(笑)、『孤独のグルメ』に登場したお店の雰囲気そのもの以上の勢いがあります。私は飲食店に来て見知らぬ人と会話するのはあまり得意な方ではありませんが、この場の空気に圧倒されて、笑いどおしでした。

3 ちゃん屋

続いてソース。表面が軽くカリッとしていて、中はふわとろ。オーソドックスな、これこそ大阪のたこ焼き。かつおぶしの代わりに、表面に軽く魚粉。そういうのもあるのか...。

井之頭五郎のように、軽くたこ焼きだけ食べて帰るつもりが、すっかり長居してしまいました。カウンターを囲むお客さんが、3 ちゃんを中心に全員で会話に参加している感じで(そのうち、カウンターに座り切れなくなって、暖簾の外にもパイプ椅子が並んでいた)、話し込んでしまいました。いや、話し込んだというより、外から見ると周りのマシンガントークに私がひたすら笑っている、という構図だったに違いありませんが。この blog に書いていいかどうか分からないような話も含め、とてもおいしく、楽しい時間を過ごさせていただきました。

そして醤油たこ焼きで〆。このお店のたこ焼き、全制覇。

ほんと...これほんとにおいしい。
けど...どうやってそれを表現したらいいのか。何を言っても気取っているようで...。

3 ちゃん屋
(「孤独のカメラ」使用)

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 【新装版】

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投稿者 B : 00:43 | Gourmet | Junk Food | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2013/09/25 (Wed.)

東京発新幹線のぞみ 55 号のシュウマイ

「どうしてああせっかちなんだろう。せめて列車が動きはじめてから食べればいいのに...」

のぞみ 55 号

『孤独のグルメ』聖地巡礼【原作版】。私は仕事柄、この時期は出張で新幹線に乗る機会が増えます。ならばこの聖地巡礼は押さえておかないといかんでしょう!というわけで、第 6 話「東京発新幹線ひかり 55 号のシュウマイ」に登場した東海道新幹線でのシウマイ弁当、いただきます。

シウマイ弁当を買ったのは、東京駅大丸地下は「ほっぺタウン」にある崎陽軒。残念ながら、デパート内はさすがに撮影禁止なので写真はありませんが...。

大丸

まあ、南東京~川崎エリアを生活圏にする私にとっては、崎陽軒のシウマイって駅ビルどころか駅のホームの売店にさえ売っているので、今さら珍しくとも何ともありません。...と思ったら、あまりにも日常的に売店を目にしているせいか「当たり前にあるもの」という意識が強すぎて、17~18 年東京に住んでいるのに、自分で買ったことなんてあったかどうか、ということに気がつきました(笑。出張や旅行で駅弁を買うにも、まず崎陽軒以外で買うからなあ。改めて、崎陽軒のシウマイ弁当を買う、ってなんだか新鮮な体験かも。

横浜名物 シウマイの崎陽軒

崎陽軒

とはいえ、『孤独のグルメ』に登場した「ジェット」は、もう随分昔に販売終了してしまった商品らしく、今はもう食べてみることができません。仕方がないので、最もオーソドックスな「シウマイ弁当」と、なんとなくそれでは物足りなさそうだったので、単品の特製シウマイを追加で(ぉ

「俺は少なくとも新横浜を過ぎてからだな。せこい出張でも少しは旅気分を味わいたいじゃないか」

崎陽軒

さあて、そろそろいただきますか。

崎陽軒のシウマイ弁当なんていつ以来だろう。数年前に、仕事でロケ弁みたいなのを出されて食べて以来か。

崎陽軒

おかずはいろいろ入っています。シュウマイが 5 個に、鶏の唐揚げ、玉子焼き、蒲鉾、焼き魚の切り身、筍の煮物、昆布の佃煮に紅生姜。馬鹿にしてて申し訳なかった、というくらい、けっこう豪華。

まあ、ここは聖地巡礼的には新幹線内でジェットボックスシウマイをやりたかったところですが、仕方ない。

崎陽軒

もちろん「干しアンズ」も入ってる!(笑

それにしても陳列されている弁当をチェックしただけで干しアンズに目をつけるゴロー、やはりただ者ではないな。

崎陽軒
(「孤独のカメラ」使用)

改めて比べてみると、シウマイ弁当のシュウマイよりも、単品のシュウマイのほうが二回りほど大きい。見るからに単品のほうが美味しそうです。ジェットシュウマイの大きさがどれほどのものかは今となっては分かりませんが、これでアツアツなら、さぞかしおいしかったんだろうなあ。

崎陽軒

醤油さしも、シウマイ弁当のがプラスチック製だったのに対して、単品はちゃんと陶器だったり。まあ、シウマイ弁当が ¥750 なのに対して、特製シウマイは 6 個入りで ¥650 もするので、かかってるコストが違いますよ。

崎陽軒

うん...うまい。確かにうまい。

パンチのある味、という点では、大阪 551 のシュウマイも好きだけど、あれは最近一人で食べるとちょっと胸焼けするので(笑)、飽きが来ないという意味では、崎陽軒はいいバランス。最終的には崎陽軒に戻ってくる俺、大人だな。

しかし...これは、どこまでいってもシューマイだな。

崎陽軒

ふう、うまかった。
崎陽軒のシウマイ弁当、見直しました。だてに長年多くの人に愛されてないよこれは。

ただ、やっぱりジェットがやれなかったことだけが心残りで...というわけで、続きます(ぉ

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 【新装版】

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2013/09/22 (Sun.)

荒川区西尾久のたこせん

「路面電車、市電、チンチン電車。俺的に東京なくならないでほしい物件ベスト 5 のうちのひとつ」

都電荒川線

下町。厳密には下町とは言えないかもしれないけど、確かに下町という言葉が似合う町。

鉄ちゃんではないけれど、路面電車が 3 路線も走っている県に生まれ育ったから、路面電車はけっこう好き。でも、都電荒川線、って今まで乗ったことがなかったなあ。荒川線、おはつです。
ここのところ、ドラマの『ちい散歩』化が進んできていますが(笑、『孤独のグルメ』聖地巡礼はそろそろ人生の半分を東京で過ごすことになろうという私に、改めて東京を発見させてくれる旅なのかもしれないなあ、と最近思っています。

都電荒川線

電車の中はお年寄りでいっぱい。路線バスとか路面電車ってそうなりがちだけど、巣鴨のとげぬき地蔵への巡礼ルートでもあるから、この電車は余計にそう。ちょっとしたラッシュアワー感覚。
車内にはドラマに登場したとんかつ店「どん平」の広告が。でも、今回の目的はそっちじゃないんだよな。

ふく扇

荒川遊園地前の停留所から遊園地に向かって、もんじゃ焼き屋や駄菓子屋の建ち並ぶ、いかにも昭和っぽい通りを通って行く途中。「テレビ・雑誌で紹介されたたこやき・たこせん」の看板が目に入りました。超ローカルなたこ焼き屋さんだと思っていましたが、実はけっこうな有名店だったというわけですか。

ふく扇

130922d.jpg

遊園地前の通りから一本入った路地の、思いっきり住宅街の中に突如として現れたたこ焼き屋さん。いや、本来は居酒屋で、昼間はその軒先でたこ焼き屋をやっているようです。

『孤独のグルメ』で紹介されたから、というわけでもないのでしょうが、ひっきりなしにお客さんが訪れています。近所の人っぽい人と、遊園地に遊びに来た親子連れやカップルらしき人が入れ替わり立ち替わり、というのがまたいい。

ふく扇

「あっついねぇ~、暑くてもう焼いてらんないよ。お兄さん、代わりにアルバイトやってかない?」

見ず知らずの私に向かって、こういう軽口で話しかけてくるおじさんの気安さが心地いい。こういうのが、古き良き東京の下町らしさ、ってやつなんだろうなあ。

ふく扇

そんなおじさんに作ってもらった、これが「たこせん」。二つに割ったえびせんの間に、たこ焼きが挟んであります。単に挟んであるだけじゃなくて、ちゃんとソースとマヨネーズ、それにかつおぶしがついているのがうれしい。

うん、予想通りの味。
そんなにたこでも、そんなにえびでもない。

このへんの子どもたちは、遊びの合間に百円玉握りしめて、このたこせんを買いに走るんだろうなあ。

ふく扇

たこせんだけじゃちょっと物足りないかな、と思ってたこ焼きも買ってみました。14 個入り、400 円。
14 個ってなんか中途半端だな、タッパーへの収まりも悪いし、と思ったけど、この店の鉄板は一列が 7 個なんですね。なんか納得。

ふく扇

近年、たこ焼きといえば築地銀だこ系の表面カリカリ揚げたこ焼きがすっかりスタンダードになってしまったけど、たこ焼きって本来こういうしっとりした食べ物だったよなあ。銀だこも好きだけど、こういう昔ながらのたこ焼き、改めておいしい。
なんか妙に懐かしい味だなあ、と思い出してみたら、このソースの味、中学や高校の頃によく通っていたたこ焼き屋みたいな味。人間、原体験に近い味に出会うと、しんみり感動するよね。

このあたり、自宅からはちょっと遠いんだけど、こんど子どもたちを連れて荒川遊園地に遊びに来ようかなあ。こういう、ちょっと古くてローカルな感じの場所に触れさせてやりたい気分です。

孤独のグルメ Season3 Blu-ray BOX

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関連ランキング:たこ焼き | 荒川遊園地前駅小台駅荒川車庫前駅

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2013/09/19 (Thu.)

東京都品川区東大井の冷やし中華(の消滅)とワンタンメン

「ああ、こういう雰囲気、落ちつく。『なっちゃった』的な昭和レトロというか」

大井町

順調に消化してきている『孤独のグルメ』聖地巡礼【原作版】。前回に続き、今回もちょっと番外編的なお店を攻めてみたいと思います。舞台は第 21 話「東京都品川区東大井の冷やし中華とラーメン」に登場した大井町。このエピソードはまだ単行本化されておらず、私もちゃんと読んだことがあるわけではありません。が、大井町は私も縁の深い街。ドラマ『孤独のグルメ Season3』来週の最終回の舞台が大井町だから、というわけではありませんが、Web で断片的に知れる状況から、聖地周辺を訪れてみることにしました。

東急大井町線の改札がある、大井町駅西口。駅から出てすぐのところの路地が、いかにも昭和って感じの飲食店街になっています。

大井町

しかし...井之頭五郎が冷やし中華からのラーメンを決めた中華料理店「朋友」(劇中では「明友」)は、『孤独のグルメ』掲載後しばらくして閉店してしまったようです。跡地は、見事にこの通りの赤ちょうちんが似合う立ち飲み屋さんになっていました。こういう雰囲気の立ち飲み屋、いいじゃないか。

そして、この店の隣、振り返ったところにあるのが、あまりの行列にゴローが諦めてしまったという大井町の有名店「永楽」。

中華そば 永楽

中華そば 永楽

有名店のラーメン食べようと思って行列にげんなりし、付近にある別の中華料理屋に入る...というのは、『孤独のグルメ』においてはもう王道パターンなのでしょうか。

実はこの店、私が昔大井町でバイトしていた頃によく食べに来たお店のひとつです。当時から、夜はともかく昼はたいてい行列ができるほどの有名店。
この日は行列こそできていなかったものの、食事どきということもあって店内はほぼ満席でした。

中華そば 永楽

おっと...隣にあった店だけじゃなく、ここにも冷やし中華があるのか。そうかそうか、そうなれば話は違う...と言いたいところですが、この店はワンタンメンが定番中の定番。ここはブレずに、ワンタンメン一択だ。さすがに冷やし中華からのラーメン、というゴローばりの離れ業を披露する勇気はありません(笑

中華そば 永楽

カウンターの上にある、この自家製の辣油がいいんですよ。唐辛子が沈殿していていかにも辛そうだけど、ただ辛いだけじゃなくて深みのある辛さがいい。餃子だけでなく、ラーメンにかけてもイケます。

中華そば 永楽

というわけで、まずは餃子から。ここはラーメン屋じゃなくて中華料理屋なので、こういう餃子とか、炒飯とか、野菜炒めとかも美味しい。この餃子はギュッと凝縮感のある、小ぶりでパリッと焼き上がった餃子で、自家製辣油との相性抜群。

中華そば 永楽

しばらく待って、ワンタンメンが出てきました。

これこれ、これですよ。

中華そば 永楽

香ばしい焦がしネギがたっぷり入った醤油ベースのスープに、もやしたっぷり。黒いけど、富山ブラックとはまた全然違うラーメン。
見た目も含めて渋谷の「喜楽」によく似ています。でも、喜楽のほうはどちらかというとラーメン屋らしいラーメン、という雰囲気なのに対して、永楽は「中華料理屋のラーメン」。その違いは何なんでしょうねえ。

中華そば 永楽

そしてこのワンタンがたっぷり入ってるのがうれしい。箸やレンゲで黒いスープの中をまさぐっていくとまだまだ出てくる、というくらいにたっぷり。ここはチャーシューメンよりもワンタンメンのほうが、満足度高いような気がします。

中華そば 永楽

麺は細めのストレート平打ち麺。この麺がとてもつるっとしていて、喉ごしがいい。食べ応えのある太麺もいいけど、記憶の奥底にあるラーメンの食感ってこんなだったよな、というのを思い起こさせてくれます。

やっぱり、こうフーフーしながら麺をすすっちゃ熱い汁飲むのが楽しいんだよね。

昔よく来ていたときの記憶だと、この店は日によってなのか作る人によってなのか、けっこう味に当たり外れがある印象でしたが、この日は「当たり」。自分にとっては昭和っぽい懐かしさに加えて、学生時代の懐かしささえ呼び起こされて、じんわり和んでしまいました。

ごちそうさまでした。

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 【新装版】

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2013/09/16 (Mon.)

出張 the Gintonic in はる美

「へええ、横浜から二駅で、こんな感じなんだ。中心部からちょっと離れただけで、全然違う。横浜には、いろんな顔がある」

第一亭

ドラマ『孤独のグルメ Season3』の第 2 話に登場し、「チートとパタン」という聞き慣れない料理を我々に知らしめてくれた、横浜市日ノ出町の第一亭。放送直後は営業形態を変えざるを得ないほどの盛況で、連日行列ができていましたが、さすがに放送 2 ヶ月も経てば熱も一段落したのか、お店の前を通りかかってみたら特に行列もなく、それなりに落ち着いて営業しているように見えました。

今回は、前回訪れたときに品切れで食べ損ねた豚舌と、微妙に麺が違っていたパタンのリベンジに来た...わけではなく。目指すははここから歩いて数分、井之頭五郎も歩いたこの道。

都橋商店街

都橋商店街

え~っ、何、ここ。
商店街?というより、飲み屋街だろう。飲んべえたちの巣窟。...ふっ、もっとも、彼らには桃源郷だろうが。

「濃いエリア」として知られる野毛界隈でも、ここは特に異色ではないでしょうか。通り沿いにある、二階建ての商業施設にみっちりと詰め込まれた、飲み屋街。まるで昭和を凝縮して、そのまま現代に遺しているかのようなこの空気感。

はる美

目指すはここ、「スナックはる美」。スナックなんて、昔一度父親に連れられて入ったことがあるかどうか、っていうくらいに縁のないお店。そこに自らの意志で足を踏み入れることになるとは。

っていうか、この店、どこから入るんだ...?

出張 the Gintonic in はる美

はる美

中央の階段から 2 階に上がり、建物の裏側にあたる通路を通ると、入口がありました。商業施設というより、なんだか古アパートの一室を訪れたような感覚。でも、周り中がこういう雰囲気の飲み屋、というのが却って新しい。

ここに来たのは、べつにスナックで飲みたかったから、ではなく、かつて新橋に存在した「天草大王と十割そばの店 秀」のマスターが、春からこの店舗を毎週日・月曜日だけ借りて、ジントニック専門のバーをやっているから。五反田の菜五味時代からかれこれ 4 年半追っかけているので、この店にも来る機会を見計らっていました。

出張 the Gintonic in はる美

スナックのような、バーのような、絶妙なカオス感あふれる店内。席はカウンターが 7 席しかなく、隣のお客さんとは肩も触れ合わんばかりの狭さ。必然的に他のお客さんの会話が耳に入ってくる...というより、ほとんど客全員+マスターで会話しているような状況になります(笑。見ず知らずのお客さんと言葉を交わしたり、席を譲り合ったり。こういう体験、最近なかったなあ。

出張 the Gintonic in はる美

席についてまず頼んだのは「梨のジントニック」。そう、ここはオリジナルのジントニックが売りなんです。ジンもトニックウォーターも個性の強い味で、ジントニックに加えて成立する味って何かあるのか?と最初はちょっと懐疑的でしたが、この梨のジントニックはアリだ。オオアリクイだ(←。ジントニックの爽やかな刺激に、ほんのり甘い梨の香りが新鮮で、この季節らしい。私のジントニック観は見事に打ち砕かれました。

出張 the Gintonic in はる美

続いては「梅と黒糖のジントニック」。既成概念が覆された今、どんなジントニックでもどんと来い(笑。例えば梅酒と黒糖とソーダだと微妙な感じになりそうなところ、ジンの苦味とトニックの爽やかさが梅干しと黒糖をうまく橋渡ししてくれる印象で、これも面白い。

ちなみにお通しは「今日いい感じのナッツを買ったのに、お店に来てみたら自宅に置き忘れてきたことに気づいた」とのことで(笑、サッポロポテトをつまみつつ、変わり種ジントニックを呷ります。そういう緩さ、そういう昭和感。飲みに来たというより、小学校の頃に友だちの家に遊びに来てつい遅くまでいてしまった、そんな感覚です。

出張 the Gintonic in はる美

料金はチャージ 500 円と、飲み物は基本的にどれを頼んでも 500 円。「スナック」は、行き慣れない私のような世代からすると料金体系がどうなっているか分かりにくい、というのも心理的障壁のひとつだと思いますが、これなら安心です。

出張 the Gintonic in はる美

三杯目は、このお店の定番「昆布ジントニック」をいただいてみました。もはや昆布が入っていようと驚きやしません(笑。味も、昆布茶のようなダシの効いたジントニックで、というとなんだかおいしくなさそうですが、これもこれでアリ。

ちなみに、マドラー代わりに入っているのは谷中生姜(笑。「今日のおすすめとして谷中生姜のジントニックを作ってみたけど、作ってみたらあんまりおすすめじゃなかった」とのことで(ぉ、昆布ジントニックに入ってきました。

出張 the Gintonic in はる美

この店、日・月以外はどんな姿で営業してるんでしょうね。内装は変わらないはずなんですが、これがまた「昭和×創作ジントニック」の雰囲気とマッチしすぎていて、スナックとして営業している状況が想像できません(笑。

出張 the Gintonic in はる美

〆は「梨のマティーニ」で。やっぱり、梨とジン、なかなか合うわ。私はマティーニとかジンライムとか、ジンベースのシンプルなカクテルが好きなので、これは気に入りました。カクテルグラスじゃなくてショットグラスで、というのも、渋くていい。

なんだか、都会の世の中とは時間の流れが違う空間でお酒を飲んで、日々の雑事がちょっとだけどうでもよくなったような気分になりました。こういう時間、大事ね。
日・月の夜ってなかなか飲みに出るのが難しいんですが、時間を見つけてまた来たい。

投稿者 B : 01:13 | Drink | Gourmet | コメント (1) | トラックバック

2013/09/15 (Sun.)

カレーは飲み物。

以前より、店名からして気になっていたカレー屋さんに行ってみました。

カレーは飲み物。

カレーは飲み物。

この店名。明らかにカレー好きへの挑戦と受け取った(ぉ
店名に句点(。)をつけて言い切っているあたりがさらに挑戦的。

カレーは飲み物。

しかし、お昼どきに行ったらけっこうすごい行列が!

オープン当時、そのインパクトのある店名でけっこう話題になってたので、もうこの界隈じゃ有名店なのでしょう。池袋の駅からそこそこ歩くにも関わらず、すごい人です。
まあメニューがカレーなので開店は早いですが、何せカウンター席 10 席くらいしかないので、時間かかります。炎天下、30 分近く並んで、ようやく券売機にたどり着きました。

カレーは飲み物。

メニューは「黒い肉カレー」と「赤い鶏カレー」の 2 種類のみ。ライスの量は大中小から選べますが、どれを選んでも値段が同じ、というなかなか思い切ったシステムです。「大」はライス 500 グラムとか...二十代の頃ならガッツで行ったかもしれませんが、さすがにこの歳でライス 500 グラムは入らないし、入ったとしてももう夜までお腹すかないと思われ。
赤い鶏カレーがどんなのかは三連星の一人が以前レポートしてくださったので、私は黒い肉の中サイズにしました。

カレーは飲み物。

着席すると、目の前にトッピングメニューが。10 種類あるトッピングのうち、3 種類を選ぶシステムになっています。これがまたなかなか悩ましい選択肢なんですが、100 円追加してもう一品、とかもなし。何を食べたくても客単価 790 円はあらかじめ決まっている、というのは欲張りな人にはちょっと物足りないかも...という考えは後に覆されることになります。
どれにしようか迷っているうちに、選ぼうとしていたトッピングが隣の人に先に選ばれてしまうと悔しくて別のを頼みたくなる貧乏性(笑。最終的に、(1)味玉・(7)ツナマヨ・(10)フライドオニオン を選択しました。

カレーは飲み物。

どーん!数分待ってカレーが出てきました。

これがまたかなりのボリュームで...。ライス中で良かった、とこの瞬間に安堵。それと同時に、ちょっとトッピングの存在感が強すぎて、せっかくのカレーなんだからもっとカレーが主役でも良いんじゃないの?とは思いました。ツナマヨとか、もしかしてツナ缶一缶分入ってるんじゃないか、というボリューム。トッピングの一つは福神漬けとか、そういうオーソドックスな逃げ場的存在にしておけば良かったかも。

カレーは飲み物。

肝心のカレーは、押しの強い見た目に反してごく丁寧に作り込まれた感のある、複雑な深みをもった味わい。柔らかく煮込まれた豚肉と野菜がごろごろ入っているのも嬉しい。ライスもこの手のカレー店にしては珍しくサフランライスと、手が込んでいます。ただ、カレーの味付けが味わい重視で辛味成分が少なく、辛口カレーが好きな私からするとこのカレーは「甘口」。うーん、これは赤い鶏カレーのほうが私好みだったかもなあ。

カレーは飲み物。

完食。
ライスの盛りが良く、具もごろごろ入っている上に、フライドオニオンがとどめ、という感じでかなりお腹いっぱいになりました。

ちなみに、「カレーは飲み物。」というけど、ルウがお椀で出てくる赤い鶏カレーはともかく、この黒い肉カレーの盛りつけだと、さすがに飲み物にはなりませんね(笑。

カレーは飲み物。

そして、座っている間ずっと気になっていたのが...いろんなスパイスに混じって、「カレーの王子さま」のパッケージが積まれていたんですが、これはあえて仕込まれた小ネタなのか、それともルウに混ざっているのか(笑。

池袋だとなかなか来る機会もありませんが、近くにあったらちょいちょい通ってしまいそうなおいしいカレーでした。ただ、30 分並ぶ価値があるかというと、そこまでではないような。今度来る機会があったら、平日とかあまり混まない日時に、赤い鶏カレートッピング控えめ、で挑戦してみたいと思います。

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2013/09/12 (Thu.)

東京都渋谷区渋谷百軒店の大盛り焼きそば(の消滅)とチャーシューメン

「ふう...ここはもう俺のくる場所じゃないな。俺がちょっと飯を入れていくような店ってもうないのか?」

渋谷

渋谷。学生時代には毎週のように遊びに来た街だったが、最近はすっかりご無沙汰、乗り換えくらいにしか使わなくなっちゃったなあ。まさに「ここはもう俺のくる場所じゃないな」が、私の気持ちにぴったりくる。大学卒業と同時に卒業してしまった街、とでも言うのか...それくらい、自分にとって世代が違う街になってしまったなあ、という感じ。人混みにまみれた雑多な場所、という点では、まだ新宿や池袋のほうがしっくりくる。

渋谷

そんな渋谷を今回わざわざ訪れたのは、他でもない『孤独のグルメ』聖地巡礼【原作版】のため。ハチ公口から 109 を過ぎて道玄坂を登る途中、一本脇道に入ったこの通りが、『孤独のグルメ』単行本旧装版の表紙に描かれた場所なんです。

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「道頓堀劇場」とか書かれてるから、てっきり大阪にあるものとばかり思ってました...。

ともあれ、この場所から振り返ったところにあるのが、第 18 話「東京都渋谷区渋谷百軒店の大盛り焼きそばと餃子」の舞台になった、大芽園(作中では「大河苑」)。

大芽園跡地

...のはずが、今やもう閉店して、違うお店になっていました(シャッターが降りていたのでこの店も営業しているかどうか不明)。
『孤独のグルメ』でこの店のエピソードが描かれたのは、ちょうど私がよく渋谷に遊びに来ていた頃。当時はこの店もまだ健在だったのでしょうが、さすがに学生だったのでこういうオジサンくさい漫画も読まなかったからなあ(笑

まあ、閉店しているのが分かっていて行ったわけですが、今回はむしろその隣にある、井之頭五郎が食べなかった「あのストリップ劇場の向かいに一軒うまいラーメン屋」に入るつもりで来ました。

喜楽

喜楽

このラーメン屋、ゴローも言うとおり渋谷では有名な老舗のラーメン店で、この日もお昼どきには店外に行列ができていました。
このお店の存在は知っていたものの、道玄坂のこの界隈って怪しいお店やラブホテルが建ち並んでいて、どうも近寄りがたかったんですよね。こういう機会でもなければ、来ることはなかったかもしれません。

喜楽

行列はあってもラーメン屋なのでさすがに回転が速く、10 分ほど待って着席。二階席に通されて、ほどなくして注文のチャーシューメンがやってきました。

醤油ベースの、シンプルなラーメンです。

喜楽

厚切りにされた、いかにも肉ってチャーシューが、とても食べ応えあります。最近はとんこつラーメンとか家系ラーメンとか、中に入れるのもチャーシューじゃなくて角肉だの、そういうのが流行っていますが、私にはぐるっと回ってこういうシンプルなチャーシューメンがいいんですよ。チャーシューの縁の下の力持ち、たっぷりもやしのシャキシャキした歯応えが、チャーシューといい連携プレーを生み出しています。

喜楽

麺はストレートの太麺。食べ応えのある太さと、喉ごしのバランスがちょうど良くて、麺そのものの味もいい。

スープは醤油だけど、焦がしネギがたっぷり入っていて、実に深みのある味。表面に油がたっぷり浮いているのでギトギトしているかと思ったけど、食べてみると意外なほどあっさりしています。最近、こってりしたラーメンが食べられなくなってきた私には、これくらいが嬉しい。

この、奇をてらってない醤油味。やっぱり、ここに帰ってくるんだ、日本人は。

喜楽

大芽園の代わりに、ついでに餃子もいただいてみました。

うん、こういうタイプか(ぉ
ここの餃子は、取り立てて特徴もないけれど、いかにも昔ながらのラーメン屋の餃子、という感じで、この醤油ラーメンにとてもよく合っていて、美味しい。ラーメン自体にけっこうボリュームがあったこともあって、かなりお腹いっぱいになりました。

混んでいるけど、渋谷でごはんを食べる機会があるなら、まず選択肢に入れておいて間違いはない店。そういう名店だと思います。

ごちそうさまでした。

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 【新装版】

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2013/09/09 (Mon.)

練馬区小竹向原のトンネルロール

「...ここにもトンネル。そんなにトンネル推しならば、くぐっちゃおうっと」

小竹向原

「まちのパーラー」で昼の肉とパン祭りを開いた後は、甘味パート巡り。ドラマではエンディングテーマ『五郎の 12PM』が流れた煉瓦通りをのんびり通って、駅向こうのケーキ屋さんを目指します。

小竹向原駅の 3 番出口を出てすぐのところに、お店はありました。

フランス菓子屋 シュルプリース

シュルプリース

シュルプリース(Surprise)。英語だと、おんなじ綴りで「サプライズ」。きっと、「食べた人に驚きを与えるような洋菓子を」という想いでつけられた店名なんでしょう。そういう姿勢、好き。

品はあるけどお高くとまっていない、そんな親しみやすさを感じる店構え。

シュルプリース

店頭には、ついこないだの水曜深夜の放送情報がさっそく貼り出されていました。でも、ここの「トンネルロール」はテレビで紹介されなくても、昔からこのお店の名物スイーツだったようです。

そしてこのお店にも、焼きたてのパン。今しがた腹いっぱいパンを食べてきたところだからさすがに入らないけど、気になるなあ。周りじゅう閑静な住宅街で、音大も近くにあるから、パン好きな女子たちの需要があるということなんでしょう。

シュルプリース

さすがにお腹いっぱいで、店内でおやつを食べる気分ではなかったので、お持ち帰りで。その代わり、二本買ってきました。

思っていた以上に種類がたくさんあって、「チーズ」「紅茶」「ショコラ」なんかにも心惹かれましたが、買ったのはゴローと同じ「抹茶」と、スタンダードな「バニラ」。

シュルプリース

箱を開けるとこんな感じ。

直径 5cm ほどの小ぶりなロールケーキです。最近の流行りだと、太くて真ん中に生クリームやらフルーツやらをふんだんに包んだようなのがよく売られていますが、そういうのに流されず、控えめなのがいい。これは、ゴローのように一人で一本ペロリといけちゃいそうな小ぶりさだぞ。

シュルプリース

抹茶のトンネルかあ。

一切れ、口に運んでみると...ほーう。うん、これは上品な味。
抹茶のスポンジ、抹茶のクリームに、カシスの酸味を組み合わせるとは、なかなか面白い発想だなあ。抹茶の苦味とカシスの酸味が甘味をほどよく抑えてくれて、まさに大人のスイーツ。大人の嗜好品としての甘味は、ただ甘けりゃいいってもんじゃないんですよ。

シュルプリース

続いて、バニラのトンネルロール。
こちらはオーソドックスだけど甘すぎない甘さで、バニラのいい香りとクリームに仕込まれたレーズンがうれしい。大人から子どもまで、万人が喜ぶスイーツ。

スポンジ、なごむ。

シュルプリース

うん、いいトンネルだ。酒党の私には、これくらいの甘さがちょうどいい。

他のトンネルロールも、中の「具」にそれぞれ工夫があって、気になるんだよなあ。今度近くに行く機会があったら、違う味、買ってみようかな。

孤独のグルメ Season3 Blu-ray BOX

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2013/09/08 (Sun.)

練馬区小竹向原のローストポークサンドイッチとサルシッチャ

「小竹向原...大昔、学生のころ来たきりだ。へー、小学校の下にトンネル」

小竹向原

ドラマ『孤独のグルメ Season3』もそろそろ終盤にさしかかってきました。聖地巡礼のほうは、しばらく甘味パートと原作の聖地を巡ることにして、ドラマ本編のメインのお店はほとぼりが冷めるまで待とう...と思っていたんですが。ちょうど、休日のお昼過ぎまで次女の子守をすることになって、それならちょっと行ってみるか?と思い立ち、先日放送されたばかりの第 9 話の舞台・小竹向原へ向かう電車に、次女を連れて乗っていました。

小竹向原は、学生の頃だったか、社会人になりたての頃だったかに、近くに住む知人を訪ねて一度だけ来たことがあるんですが、当時のことはほとんど覚えておらず。こんな街でしたかね...?本当に、小学校の下にトンネル。

まちのパーラー

小竹向原の駅から 5 分ほど歩いたところに、お店がありました。というか...ここ、「まちの保育園」と同じ敷地の中に併設されているんですね。どおりでガラス張りで明るく、柔らかい雰囲気の店舗になっているわけだ。おそらく、送り迎えのママさんたちの憩いの場になっているんでしょう。

まちのパーラー

まちのパーラー

パーラーだよ、パ ー ラ ー 。よしよし、よしよし。

しかし...やはり放送直後。11 時過ぎにお店に着いたところで、既に 15 組くらいの行列ができていました。とはいえ、普段は送り迎えのママさんたちの待合スペースになっているであろう、ちょっとしたロビー的な場所にベンチがあり、暑さを避けて座って待つことができました。それでも、100 分近く待ったでしょうか?ちょっと早い昼ごはんのつもりが、完全に遅めの昼ごはんになる頃に、我々の順番が回ってきました。

まちのパーラー

やっと飯にありつけるぞ。ちゃちゃっと決めちまおう。

ここのサンドイッチはメニューにある「サンドイッチを作るパンたち」から好きなものを選んでオーダーするシステム。メニューの森に迷い込みそうなほどの選択肢がありますが、残念ながら大半が既に売り切れてしまい、それほど選択肢はありませんでした。ちなみに、自家製のリコッタチーズを使ったキッシュも売り切れ。食べたかったのになあ...。

でも、サンドイッチの具はちゃんとあり、サルシッチャも店員さん曰く「いつもは瞬殺だけど、今日はたくさん仕込んでおきました!」ということで、残っていました。とりあえずメインどころの 2 品がちゃんと食べられるだけでも、来て良かった。

まちのパーラー

よし、まずはローストポークサンドイッチから。パンは、残念なことにゴローが食べたカンパーニュが売り切れだったので、フランスパンで作ってもらいました。このフランスパンがまた、おいしいんだけどかなりしっかり堅くて、腹にたまる感じ。写真だとサイズ感が分かりづらいですが、思っていた以上に大きいです。というか、松重さんが大きすぎるせいで、テレビ画面からサンドイッチの大きさが伝わらない(笑

まちのパーラー

胃袋よ、ほら、肉だ!

ローストポーク、こんなに挟んじゃっていいの?というくらい、たっぷり挟まれてます。ボリュームがあるわりにあっさりしていて、食べやすい。もっと濃い味を想像していましたが、味付け自体は控えめで、ローストポークの肉肉しい味と食感そのものを楽しむ感じ。それに、プチトマトの酸味が味のアクセントになっていて、いい。

これはうまい。見た目以上にうまい。

まちのパーラー

それと、「ふらっと QUSUMI」で久住さんが食べていた、フレッシュトマトとペコリーノ(羊のチーズ)のサンドイッチ。こちらは「チャバタ」というパンで作ってもらいました。見た目はこっちのほうがサンドイッチらしいですね。

まちのパーラー

スライストマトにうっすら載せられたペコリーノと、さらにその上に散らされたオレガノが、見るからにうまそう。タンパク質がチーズだけなのであっさりしているけど、チーズ好きな私としては、これはこれでうまい。「チャバタ」は、表面はカリッとしているけどフランスパンよりは食べやすくて、サンドイッチ向きな感じ。さすが自家製パンだけあって、パン自体がうまい。

まちのパーラー

飲み物は、もちろん自家製黒糖ジンジャエール。市販のジンジャエールはウィルキンソン派だけど、お店で飲むならこういう手作り感たっぷりの、生姜の味がストレートに味わえるのがいい。黒糖で甘味を加えているのも、味により深みを出していて、いいじゃないですか。

まちのパーラー

そ・し・て、きたきたきましたよ。楽しみにしていた自家製サルシッチャ。どーんと、存在感あるなあ。表面の照りもいい。

まちのパーラー

サルシッチャはセットメニューなので、パンがついてきます。女子なら、このサルシッチャセットだけでお腹いっぱいになるんじゃないかと。

ここのパン、どうやらこのお店で焼いているわけではなくて、パンだけは江古田のほうにある本店・パーラー江古田で焼いているようですね。順番待ちの間、何度となくワゴン車がお店の前に来て、焼きたてのパンを補充していっていました。クルマだとほんの数分の距離だと思うので、ほんとうに焼きたてが食べられます。

まちのパーラー

このいかにも粗挽き肉って肉!
フォークを刺すだけ、ナイフの刃を立てるだけで中からじゅわあっと溢れてくる肉汁。これがまた、食欲をそそります。

さて、一口。
うん...、うん、うん!
サルシッチャ、名前はしっちゃかめっちゃかだが、うまし。
けっこうニンニクたっぷりで、匂いも強めだけど、それがまたいい。というか、普段ニンニクをほとんど食べない次女もがっつくように食べていたので、これは本当にうまいということでしょう。

うん、身体に肉が充填されていく。肉汁の充実感、略して、肉汁実!
いやあ、これはちょっとグラスぶどうジュースでも一杯もらわないとやってられないでしょう。...でも、幼女を連れた父親が昼間っから一人で酒飲む図はどうにもいたたまれないので、自粛(ぉ

まちのパーラー

まちのパーラーかぁ。こんな店、近くに欲しいなぁ~。
近所にあったら、週末は家族でブランチに来て、昼間っからワインに浸るに違いないけど。

黒板に書かれた夜メニューも、そそるよなぁ~。どれも私が好きそうな感じで、これは赤ワインが捗るに違いない。そして、「肉屋盛り」っていうのが何なのか、気になる(笑
これは、そのうちまた夜に来てみるしかないかなあ。

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2013/09/06 (Fri.)

カレーハウス キラリ

最近たまに行くカレー屋さん。

カレーハウス キラリ

カレーハウス キラリ

品川駅港南口を出てすぐのところ、明太子食べ放題ランチの「やまや」の下のフロアにあるカレー店です。サラリーマンの友的な飲食店の多い港南口の中でも、このビルはガッツリ系が多い。お昼どきには「やまや」に負けず劣らず行列ができていますが、そこはカレー屋。基本的にカウンターで、あとランチタイムはほぼ相席必須になるテーブルが二つという長居のできなさで、回転は速く、5~6 人並んでいるように見えても 10 分も待てば座れます。そういう点で、あまり時間がないときにも利用しやすいお店。

頼んだのはカツカレー+チーズトッピング。食券制で、席に着くと早ければ 30 秒でカレーが提供されます。

カレーハウス キラリ

通常サイズでもかなりライスの量が多く、大盛りを頼むと私でも後半がちょっと辛くなるレベルの大盛り。しかも、上に載ってくる揚げ物や肉がジャンボサイズで、かなり食べ応えがあります。どうやら、あのベーコンステーキ定食の「つがる」の姉妹店のようで、そりゃあ肉や揚げ物のボリュームにはこだわるわけです。

味の方は、けっこうしっかり辛めで、品川~五反田エリアのカレー店の中で特に秀でているというほどではありませんが、けっこう私好み。塩気の強い「つがる」のカレーともまたちょっと違う味で、こっちのほうがカレー店らしいカレー。

カレーハウス キラリ

この店がカレー以上に特徴的なのは、セットでサラダ(日替わりで、春雨サラダなんかはほとんど野菜が入っていないので、サラダとさえ言えるのかどうか)と飲み物がついてくるんですが、飲み物の選択肢が「コーヒー(ホット/アイス)かコーラ」という点。セットドリンクでコーラって、ハンバーガーショップ以外ではなかなか珍しい。しかも、コーヒーがそれほど美味しくないからか(ぉ)、お客さんの大半がコーラを頼むという(笑。

そんなジャンキーなカレー屋ですが、私はここはここで好きです(笑。

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