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2013/08/21 (Wed.)

カレーうどん 吉宗

帰省中のネタでもう一件。高岡方面に行く用事があったので、ついでに市民病院前の「吉宗」でカレーうどんを食べてきました。

吉宗

吉宗

この「吉宗」は、この近辺ではかなりの有名店。お盆休みということもあって、開店 15 分後に来たのに既に満員、4~5 組(家族連れが多かったので 15 人程度)の行列ができていました。東京ならまだしも、富山でこういう状況、というのはなかなかすごい。ちなみに上の写真は退店時(12:30 頃)に撮ったものですが、さらに長い行列になっていました(実は、この状態でさらに店内にも 10 人以上の行列ができている)。

吉宗

古民家を思わせる店内は、外観以上に広く感じます。座席数も多く、50 人は座れそうな感じ。ただ、行列も含めお客さんが多すぎて、ゆっくり食べるというよりは「早く食べて席を空けてあげないと」というプレッシャーを感じさせる空気が漂っているように思います(^^;;。

吉宗

私が頼んだのは当然カレーうどん。大ぶりの丼に、どーんと出てきました。

周囲を見渡すと、お客さんの過半数がカレーうどんを食べているようでした。

吉宗

麺は太め。最近、とてもコシの強い讃岐うどんが流行っているので、そういうのに比べると軟らかい麺ですが、もちっとしていて食べ応えがあり、カレーとの相性がいいうどんです。
カレーうどんにしては、カレーはけっこう辛いほう。でも単に辛いというよりは濃厚で、ダシが効いていて、確かにこれは癖になりそうな味。人気が出るのも分かります。

吉宗

たっぷりめのネギと、ごろっと入った鶏肉。この鶏肉がまたよく煮込まれていて、ほろっと崩れるほど柔らかく、かつ味が濃い。煮詰まるくらい煮込まれたんじゃないかというくらい味がしみこんでいて、人によってはしょっぱすぎると感じるかもしれません。それでも、この濃厚なカレーの中にあって、存在感を失わない鶏肉のパワー、なかなかすごい。

吉宗

でも、濃厚なカレーがたっぷりかかっているので、うどんを食べきってもまだまだカレーが残ってしまいます。そこでたまらずごはん追加。カレーといったら白い飯だろうが!(ぉ
しかもこのごはん、一膳 50 円ですよ。だてに米どころでうどん屋やってません(笑

カレーライスのルウとは方向性の違うカレーだけど、このカレーがごはんにもまた合う。

吉宗

ごはんのおかげで、カレーまできれいに完食。

東京にもおいしいカレーうどん屋さんはけっこうありますが、ここのカレーうどんは負けてない。確かに炎天下並ぶだけの価値はあると思います。

ごちそうさまでした。

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2013/08/18 (Sun.)

群馬県高崎市の焼きまんじゅう

「しかしパリと群馬高崎はエライ違いだな。俺にお似合いなのはこういうもんですよ」

高崎

『孤独のグルメ』聖地巡礼【原作版】。今回は、夏の帰省から東京に戻ってくる道中、高崎でわざわざ途中下車(笑。第 5 話「群馬県高崎市の焼きまんじゅう」の聖地を訪れてみました。

高崎って、いつも新幹線で通過するだけの場所。降りたことがあるのは一度だけ...17 年前、大学 1 年の夏休みに無謀にも田舎まで自転車で帰ろうと計画したものの、受験勉強で半年ほどまともに運動していなかったために体力が衰えていることを考慮していなかったことと、35℃ を超える真夏日のために高崎で挫折して、疲労困憊のなか空いていた古い旅館に泊まった、という思い出があるだけです。思い出、とはいっても、もう頭が朦朧としていてほとんど覚えていないんですが(´д`)。

ともあれ、17 年ぶりの高崎。ちょっと歩いてみますか。

高崎

第 5 話冒頭の 1 コマにある「中央銀座アーケード街」は今も健在。ただ、当時はどうだったか知りませんが、今は半ばシャッター街の様相を呈していて、ちょっと寂しい。

原作が執筆された 19 年前から流れた時間で、街並みもだいぶ変わってしまったのか、それ以外で当時の面影を残す場所は残念ながら見つけられませんでした。

でも、この焼きまんじゅう屋さんは健在。

オリタ焼まんじゅう店

オリタ焼まんじゅう店

原作での店名は「クリタ」ですが、実際の店名は「オリタ」。原作では「焼きそばクリタ」の看板が掛かっているのに焼きそばはやっていない、というエピソードがありましたが、現在ではもうかかっていないようです。この 19 年の間に店舗を三軒隣に引っ越したそうで、場所も建物も原作に登場したものとは別物とのこと。

オリタ焼まんじゅう店

店内はほんとうに狭くて、二人掛けのテーブルがひとつある程度。店内で食べる人はほとんどいないのか、「持ち帰りが標準」という雰囲気が漂っていたので、「中で食べられますか?」と言って店内に通してもらいました。
原作では、井之頭五郎が「あの焼きまんじゅう屋、というか、あのじいさん、どうなるのかなァこの先」というモノローグが差し込まれていましたが...さすがにあれから 19 年。お店は娘さんと思われる人に代替わりしていました。

オリタ焼まんじゅう店

数分待って、焼きまんじゅうのできあがり。当然、アンなし 1 本とアン入り 1 本の組み合わせです。

待っている間や食べている間にも、何人かのお客さんが持ち帰りで来店していました。数年前に『ちい散歩』でも取り上げられたことがあるようで、地元ではかなり有名なお店のようです。確かに原作でも「ミソが違う」というくだりがありましたね。

オリタ焼まんじゅう店

ほう...こりゃあうまそうだ。
ちなみに、ちょっと角張った四個組みのが「アンなし」、丸っこい二個組みのが「アンあり」。

ミソ...とはタレのことだろうか...。しかし、まんじゅうが「焼き鳥みたいでおいしい」とはどういうことなのだろう?

オリタ焼まんじゅう店

このたっぷりかかったタレ。濃厚でとろっとしていて、確かに「タレ」というより「ミソ」といったほうがしっくりくる感じ。

表面につけられたちょうど良い具合の焦げ目に、ミソが絡んで、期待も高まります。
まずはアンの入ってないほうから...。

オリタ焼まんじゅう店

思ったより軽くて淡泊なんだな。焼き鳥とは全然違うけど...甘い。
なんだか...素朴な味だなァ。

普通のまんじゅうとも、肉まんともちょっと違う、微妙にパンのようなふかっとした柔らかさともちっとした感触がミックスされたような、複雑な食感。それに、濃くて甘いミソが合わさって、普通のまんじゅうとは全然違うし、みたらし団子ともあやめ団子とも違う、不思議な甘さに包まれます。

さて...アン入りは...む。

オリタ焼まんじゅう店

これは思った通り...複雑な甘さだ。
いや...スゴい甘さと言ってもいい。

アンの日本的ストレートな甘さに、ミソの複雑な甘さが重なって、これは甘味が苦手な私にはけっこうきつい(笑)。井之頭五郎的に言えば「甘さが波状攻撃を仕掛けてくる」とでも言うのか。これは、アンなし一本で十分だったかも...。

オリタ焼まんじゅう店

ともかく、完食。これはちょっと、緑茶が欲しくなる味でしたね。
でも、二本で ¥330 というのは、異様に安いのではないでしょうか。

昭和 22 年の創業というから、今年で 66 年。味もスタイルもほとんど変えずにやってきているんだろうなあ。
19 年前の井之頭五郎が(というか、久住さんが)これとほとんど同じ味を口にしたのだと思うと、感慨深いものがあります。

上州のからっ風も、革ジャンも無縁の猛暑のなか、再び大汗をかきながら新幹線で東京に帰ります。
ごちそうさまでした。

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 【新装版】

459405644X

関連ランキング:和菓子 | 高崎駅(JR)

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2013/08/17 (Sat.)

中野区東中野の桜塩ジェラート

「ん?昭和の街...大きく出たな~。でも、好き。」

東中野

『孤独のグルメ』聖地巡礼を続けています...が、Season3 はどうも勝手が違う。放送後の反響がすごすぎて、どのお店にも長蛇の列。違うジャンルの聖地巡礼だと、ファンがいざこざを起こしたという話もちらほら耳にする中、こどグルの聖地巡礼に関しては、お店のほうも「ファンのみなさんは本当に礼儀正しくて...」とコメントされるような状況は、ファンの一人としてはひと安心ですが、あまりにも混みすぎて通常営業に支障を来すような状況は、ファンとしては本意ではなく。というわけで、当面はメインどころのお店に放送直後に訪れるのは自粛して、当面はあまり混まない甘味パートのお店と、原作版の聖地巡礼を中心に回っていきたいと思います。

今回やって来たのは、第 5 話に登場した東中野。私も井之頭五郎と同じく、降りるのは初めてです。中野にはカメラ屋やモデルカーショップ巡りでちょくちょく行っているんですけどね。本当に、新宿のそばなのに、妙に地味な街。

東中野、昭和の街。新春、シャンションショー(ぉ

東中野

じゃあ、食事シーンには登場しませんが、いろいろと面白そうだった東中野ギンザ商店街から回ってみましょうか。最近の孤独のグルメは、ドラマの作りがだんだん『ちい散歩』や『モヤさま』的になってきたような(笑。

この商店街、道幅がいい。
道幅、バツグン。ちょうどいい。

...って、どんな褒め方だよ(笑

東中野

この商店街、なかなか楽しい。古いだけじゃなく、地元の若い人まで含めた一体感がある気がする。そのへんのローカルな中華屋さんから食事を終えたギャルっぽい女の子が出てきたりするミスマッチがごく自然な感じで発生してて、なんかいい。

ゴローが無料のコーン茶を飲んでいた純豆腐屋さんは、残念なことに夏休み。コーン茶、飲んでみたかったなあ。ペットボトルがポッカから発売されているのか...。

東中野

ゴローが覗き込んでいた喫茶店...だと思っていたら、メインは和菓子屋さんだったんですね。

だんご&コーヒー...新しいような、頓珍漢なような...とやってみても良かったんですが、あまりの暑さにだんご気分ではなかったので、申し訳ないけどスルー。

東中野

ポレポレって、確かどこかの国の言葉だったよなあ...。

という「ポレポレ東中野」は、知る人ぞ知るミニシアター。最近、映画館といえば大型のシネコンばかりになっちゃって、こういうミニシアターって、あんまり見かけなくなったよなあ。

東中野

階段を下っていくと、そこはきっと普段の日常とも、よく知っているシネコンとも、違う世界が待っているんだろうなあ。
でも、ここを下っていくのはけっこう勇気が要るよね(笑)。小劇場をよく観に行っていた学生時代なら、抵抗なかったんだろうけど。

ともあれ...は ら が 、 へ っ た 。

というわけで(ぉ、ゴローがこの劇場の中で「時田先輩」(石丸謙二郎さん)に勧められて食べていたミルクジェラートをいただきに、店を、探そう。

ドーカン

ドーカン

Season3 の甘味パートは「甘味だけ出て、お店が登場しない」というパターンが増えているようで、このお店も劇中では登場しませんでした。

店舗は中央線の線路沿い、駅からそう遠くない場所にありました。ジェラートだけでなく、ケーキも売っています。

ドーカン

ジェラートは、店内で食べる用と持ち帰り用があり、店内用だと二段重ねもできるようでしたが、見た感じ店内のベンチに座って食べる様子だったので、さすがに勇気が出ず(笑)。持ち帰り用は本当にたくさんの種類(20 種類以上くらい?)がありましたが、ここは初志貫徹で桜塩ミルクジェラートを選択。桜の塩漬けが入ったミルクジェラートです。

ドーカン

あ、本当に桜風味。
うん、しょっぱうまい。

「アイスクリーム」ではなく「ミルクジェラート」なので、ちょっぴりサクッとした感触のある軽い食感。暑いときには、クリームの重たさよりもこういうのがありがたい。
味付けは甘すぎず。軽く効かされた塩が、ジェラートの自然な甘みを引き立てて、その中に桜餅みたいな風味がほんのり効いていて、これはいい。甘いものがあまり好きではない私でも、くせになりそう。

ドーカン

ここ数年、夏になると「塩分摂って熱中症予防」というメッセージで「塩●●」という飲み物やスイーツが流行っているけど、個人的には、今まで飲み食いした「塩●●」の中で、これがベスト。甘さと塩っ気のバランスが、絶妙にいい。

イタリアーノで、ジャパネスク。
これは、ボォーノ。ほのボォーノ。

桜、おいしゅうございました。

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2013/08/16 (Fri.)

東京都北区赤羽の鰻重

「腹の中がキレイにすっからかんだ。9 時半か...よし!駅前で何かサッサッとかき込んでいこう」

赤羽

聖地巡礼でわざわざ赤羽にまで来たら、やっぱりここにも行かなきゃいけない気分になるじゃないですか(ぉ。『孤独のグルメ』聖地巡礼【原作版】、第 4 話「東京都北区赤羽の鰻丼」に登場した「まるます家」でも食べてみることにしました。

しかし、赤羽。ドラマのほうでゴローちゃんが「変わったなぁ~っ」と内心しみじみつぶやくシーンがありましたが、原作の 20 年前とはかなり景色が違う。上の写真は、原作の 1 コマめと同じ位置から同じ構図を狙ったものですが、スズラン通りがこんなに立派なアーケード商店街に変貌しているとは(笑。

赤羽

「OK 横丁」も、大きな横長の看板がなくなっていたりして。それでも「いかにも」って感じの飲み屋街なのは変わりませんが。

でも、この店は...ぜんぜん当時から変わってないよ!(笑

鯉とうなぎのまるます家 総本店

まるます家

原作の中でも、とびきり異彩を放っていた赤羽の鰻丼回。多くの名言が飛び出した回でもあります。ちなみに「川栄」は、ほぼこのはす向かい。

周囲の飲み屋のほとんどでまだシャッターが下りているこの時間帯に、既に店を開けているというのが驚き。
バカな...今、朝の 9 時半だぞ。(今リアルに 9 時半(ぉ

まるます家

お店の前では、ベテランの板前さんが延々と鯉を捌いています。見事な腕前で、登校日か何かで登下校中の小学生(近くに小学校がある。飲み屋街の近くに小学校ってどうなの(笑))も群がって見入っていました。

というか、作中でゴローに「ウチはなんでもおいしいよ」と言ってた板前さん、もしかして若かりし頃のご本人がモデルなんじゃないですか!!!そう思うと、なんだか感激です(ぉ

まるます家

ともあれ入店。ゴロー席の正面にあたるカウンター席に座ります。

そして壁にズラリと並んだお品書き。これこれ、これですよ(何
ここに並んだ大量のおつまみが、すべておかずとして立ち上がってくる!

それにしても、他のお客さん、当たり前のようにみんな朝から飲んでいるなあ。いったいみんな何の仕事をしているんだろう...って、私も他のお客さんからそういう目で見られているに違いない(ぉ
ちなみにこのお店、「酔っての入店お断り」かつ「お酒は一人三本まで」がルール(店内の貼り紙には「約束」と書かれている)のようです。明け方までやっている飲み屋も多い赤羽で、酔っ払ってこの店に入ってきて延々飲まれたら後が大変なんでしょう。お客さん側もそれをわきまえてか、あまり長居しない雰囲気が店内に漂っているようです。

俺の生活とはまったく無縁と思える世界が、ここにこうして展開されている。
この奇妙な空気の肌ざわりが、なんとなく現実感を遠のかせている。

まるます家

平日の朝っぱらからだけど、ここに来たからにはよーしパパお酒飲んじゃうぞー、ということで、原作で他のお客さん(私が座った席のお客さん(笑))が頼んでいた青りんごサワー、改め青りんごハイ(名前が変わったようです)を注文。

隣の席では、常連っぽいおじいちゃんが、常連っぽくないおじさんに「このメンチカツ、食い切れないからよかったらあげるよ」みたいなやりとりが展開されていて、感じだなあ(笑

...青りんごサワー?鯉こく?常連...?俺は...夢でも見ているようだ...。

まるます家

では、まずは生ゆば刺しから。しかし...生ゆばと青りんごハイなんて、考えてみたらデタラメな組み合わせだったな。

噛むと歯との摩擦で「キュッキュッ」という食感が心地良い。けっこうしっかり辛いもみじおろしのおかげで、どんどん次の生ゆばを求めていける。

まるます家

ちょっと待ったところで、うな重が出てきました。
「うな丼」ではないのは、うな丼がメニューになかったから。これまた店内の貼り紙によると、うなぎの価格高騰で値上げを余儀なくされたらしく、うなぎはうな重の「鶴重」以上しか今は出していないようです。いくらのどぶ漬けもなかったようだったし...うな丼の余ったご飯でいくら丼、やってみたかったなあ。まあ、その二品がなくても決めかねてしまうくらいにメニューが多いので、聖地巡礼者以外にはあまり影響のない話ですが。

まるます家

うまいうまい。脂が乗ってる...こりゃあいいうなぎだ。通常よりも高い「鶴重」だから、というのはあるだろうけど。
ほくほくっと焼き上げられたやわらかいうなぎにたれがよく絡んで、これはどんどん食べていける。

でも、うな丼とうな重じゃやっぱりうなぎ本体の大きさが違うのか、ごはんが余ってしまった...ということもなく、ちょうどいい感じで食べ切れてしまいました。

まるます家

ごちそうさまでした。

朝の 9 時半の飲み屋、こんな世界があったとは...。
俺はちょっとくらっときた...時間がずれてしまったかのような錯覚におちいる。
...しかし、目が醒めたときあの店の光景をほんとうに夢だったように思うかもしれない。

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 【新装版】

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2013/08/14 (Wed.)

なぜだか妙に懐かしい味「ミッちゃん餃子」

日本で餃子、と言えばやっぱり宇都宮が代名詞ですかね。
でも、個人的なベストオブ餃子は、富山駅前にあった餃子会館。私の父が若かりし頃から常連だったという店なので、少なくとも 30~40 年前からあった老舗中の老舗です。私も子どもの頃から通っていて、帰省すると必ず食べに行くか、買って帰って自宅で焼いて食べるほど愛していました。
その餃子会館が、一年ほど前に閉店したとのこと。お店のおじさん・おばさんももうお爺さん・お婆さんになっていたので無理もないのですが、かえすがえすも残念です。市内に暖簾分けした支店があるそうですが、メニューも味も微妙に違うとのこと。

でも、うまいものを食べることに関しては私以上に情熱を燃やしている両親が、餃子会館に負けない餃子を見つけたとのことで、帰省のついでにお店まで行ってみました(笑

ミッちゃん餃子

ミッちゃん餃子

富山駅からだとバイパスを越えてちょっと東富山寄りに行ったところにあります。ちなみに某氏の自宅アパートのすぐ近く(ぉ

こんなところに餃子屋があるとは思えないような住宅街の真ん中に、いきなり出現します。カーナビがあっても迷いかねない立地ですが、自宅の一部を改装して店舗にしたため、こういう立地になっているようです。
店名にもなっている「ミッちゃん」というのは、お店を切り盛りしているおばあちゃんの名前で、ずっと夢だったのを、5 年前なんと 72 歳の誕生日を記念してオープンしたお店なんだとか(!)。

ミッちゃん餃子

もともと店舗を想定して作られた建物でないことと、店内での飲食が主ではないということで、店舗は厨房とカウンター 4 席のみ(!)。扉をガラッと開けるといきなり椅子が置いてあるくらいの、まるで立ち飲み屋のような狭さですが、そういうたたずまいも含めて「こどグルっぽい」ので、話を聞いて以来ぜひ来てみたいと思っていました(笑。

ミッちゃん餃子

食事メニューは焼き餃子一人前 ¥280、ライス ¥120、焼き餃子とライス、スープ、ザーサイがセットになった定食一人前 ¥500、の三種のみ。どれも異様に安いので、近くで働いていたらランチに定食+追加で餃子一人前とかで食べに来るところです。でもアルコール類が一切ないので、飲めないのがちょっと辛いところ(まあ 18:30 で閉店ですが)。

行った時間がお昼でも夜でもない微妙な時間だったので、とりあえずおやつがわりに(ぉ)焼き餃子だけいただいてみました。本来は食事は 14 時までのようですが、時間外でも快く焼いていただけました。

ミッちゃん餃子

小ぶりでシンプル、オーソドックスな焼き餃子。盛られているお皿まで含めて、なんだか 30 年前にタイムスリップしたような感覚に陥ります。

餃子は味がしっかりついているので、特にたれをつけなくても十分おいしい。すごく特徴のある味、というわけではないですが、皮がもちっとしていて、味はあっさりめ。ひとつひとつ丁寧に手作りされているのがよくわかる、家庭的なお味です。野菜を刻むのまですべて手作業でやっているようで、私は祖母に餃子を作ってもらったことはないけれど、ばあちゃんが餃子を作ってくれたらきっとこんな味だったんだろうなあ...と噛みしめました。

ミッちゃん餃子

店内には、タレントの柴田理恵さん(富山県出身)、清水ミチコさん、久本雅美さん、元ボクサーの渡嘉敷勝男さんのサインが掲示されていました。おそらく富山ローカルのテレビ収録がらみで訪店されたんでしょうね。

ミッちゃん餃子

でもやっぱり餃子といったら黄金のビールだろうが、というわけで(ぉ)自宅でビールと一緒にいただくべく、お持ち帰りを買って帰ってきました。このお店のメインはお持ち帰り用(地方発送もやっているそうです)で、冷凍・生・焼きいずれでも持ち帰り可。この日は焼いてもらって持ち帰りました。

ミッちゃん餃子

うん、やっぱり餃子にはビール。あの狭い店内でいただくのも乙なものだけど、この味にはビールが必要でしょう。小ぶりで食べやすいので、どんどん餃子とビールが進みます。

餃子会館とは方向性の違う餃子なので、代わりにはならないけど、これはこれでアリ。
「ミッちゃん」はすでにご高齢ですが、いつまでも元気で、できるだけ長くお店を続けてほしいと思います。
※ちなみに、こちらのお店もお盆期間中は休業とのこと。

ごちそうさまでした。




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2013/08/12 (Mon.)

富山湾を見下ろすカレー「たけ花」

お盆休みで富山に帰ってきています。

魚も米も酒もうまい冬場と違って、真夏の北陸はこれといってうまいものがないのが寂しいところですが、それでも地元の名産品にこだわらなければいろいろあるわけで。ここもそんな店のひとつです。

たけ花

たけ花

富山平野の中央部には、「呉羽山」と呼ばれる丘陵があり、この山によって富山の文化圏は東西に分かれています。言葉遣いも文化も、この山を境にけっこう違う。そんな呉羽山の名物・なし畑の中にあるログハウス調の建物が「たけ花」の店舗です。

たけ花

テラス席からは、富山平野、天候が良ければ富山湾までを見渡すことができます。狭い平野ではありますが、ここが富山県人のホームグラウンド。

この猛暑でさえなければ、テラス席で食事するのが最も気持ちいいんでしょうけどね...。

たけ花

ログハウス調の広々とした店内は、4~5 組も入ればもう満席、というゆったりとしたつくり。メインのテーブル席はまさにログハウスのリビングルームを再現したようになっていて、長机を 7~8 人で囲んで寛ぐことができます。

店内には至るところにアンティークや置物が飾られていて、なんというかおじいちゃんの家にでも遊びに来たかのような、不思議な落ち着きを感じます。

たけ花

どうやら、マスターが前職を定年後に、自分の趣味のアンティークとカフェを組み合わせたお店を開くという夢を形にしたのがこのお店だそうで、商売っ気よりももてなしを重視したお店の作りにも納得です。
階段を上がった二階はアンティークショップになっています。

たけ花

アンティークショップには、古今東西のあらゆるものが並べられていて、アンティーク好きでなくてもへええ、と思うことでしょう。

たけ花

というわけで、お目当てのカレー。ここのカレーは「グリンカレー」しかありません。グリーンカレーと言えばタイ。ここのグリンカレーも、おそらくココナッツを使っているであろう甘みと香りを一口目に感じるものの、その後を追いかけるようにけっこう強い辛さがたたみかけてきて、二口、三口と食べ進める頃には全身の毛穴から汗が噴き出してきます。タイカレーのジワジワくる辛さとはちょっと違うけど、確かにタイカレーっぽい味。甘味と辛味が複雑に混じり合った深い味で、これだけのグリーンカレーが食べられる店はそう多くはありません。

たけ花

カレーの上に乗っているのは「今朝敷地内の畑で採れた」というナスとピーマン。採れたてだけあって、どれもみずみずしくてうまい。カレーの中には繊維状にほぐされた柔らかなチキンが紛れていて、これがカレーにコクを与えています。

これで 600 円。コーヒーをつけても 800 円。東京の都心で同じレベルのタイカレーを食べようと思ったら、安くても 1.5 倍の値段は覚悟しなくてはならないと思うので、すごく得した気分になれます。

たけ花

こちらはハヤシライス。このお店、食事のメニューはグリンカレーとハヤシライスしかありません。が、このハヤシライスも(私が頼んだものではありませんが、一口もらってみたところ)甘味と酸味がちょうどいいバランスで、やさしい味。これなら辛いものが苦手な子連れで来ても安心だと思います。

たけ花

デザートはヨーグルトケーキ、という名の自家製ベイクドチーズケーキ。これも 150 円という安さですが、そのへんの喫茶店で食べたら 400 円くらいしてもおかしくないお味。カレーに刺激された口の中を、やさしい酸味でリセットしてくれます。これもいい。

山の上にある、下界とはちょっと違った時間が流れるカレー屋さん。日常に疲れたら、家族を連れてこの店に来てみるといいかもしれません。ちなみに、これからお盆期間中はおやすみとのことです(ぉ

ごちそうさまでした。

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2013/08/08 (Thu.)

文京区江戸川橋のわざとこわし煎餅

「江戸川橋、おはつです。どれどれ、ちょいと歩いてみますか」

地蔵通り商店街

ドラマ『孤独のグルメ Season3』聖地巡礼、順調に消化していますが、メインどころのお店は混みすぎの状況が続いているようなので、ちょっと時間を置いてから攻めていくことにしようかと。でも甘味パートまで攻略している人はさすがに多くないようなので(笑)、今回は第 4 話の甘味パートに登場した、江戸川橋・地蔵通り商店街の煎餅屋さんを訪れてみました。

地蔵通り商店街

ほう、けっこう長い。地蔵通り商店街。
こんなところに、こんなかわいい商店街が隠れていたんだ。

東京の、山手線の内部にある街で、こんなに(いい意味で)ローカルで、一体感のある昔ながらの商店街に出会えるとは思っていませんでした。家族連れで、あてどなく歩いても、なんだか楽しそうな感じ。旧暦の七夕に合わせてやっている七夕まつりも、この商店街のやさしい雰囲気を形作っています。

そんな商店街に溶け込むように、件の煎餅屋さんはありました。

株式会社喜作|東京都文京区関口の手焼せんべい

喜作

おお、なかなか立派な店構え。調べてみたら創業 65 年を超える老舗、戦後からずっと続いてきた伝統のお店なんですね。ドラマで紹介されたから、というわけではないのでしょうが、けっこう賑わっていました。私以外にも、聖地巡礼と思われるお客さんも 1~2 組ほど(^^;;。

喜作

軒先には、ドラマに登場した「わざとこわし煎餅」と、ゴローも食べた試食品のタッパー。こういう試食品って、勧められたならともかく、勝手に開けて食べるのって勇気要るよね(笑。
それにしても通販サイトのドメインも「warisen.co.jp」だし、この割り煎餅がこのお店の代名詞なんですね。

喜作

どら焼き...も、そそるなあ。手作りなのかぁ。
味のバリエーションがいろいろあるのも、今風で、あれこれ試したくなるな~。

喜作

というわけで、これだけお買い上げ。

  • わざとこわし:割煎二度づけ
  • 堅焼き:千年欅二度づけ おこげ
  • アイスどら焼き:マンゴー
普段、煎餅ってあまり食べないんですが、なんか見てたらいろいろ食べたくなって(笑

喜作

アイスどら焼きには保冷剤を入れてもらえたけど、もう暑くて。そのまま道々、いただきます(行儀悪い

喜作

ひんやりしたマンゴークリームの食感が喉に心地良い。それに、この暑さにはほんのり甘酸っぱいマンゴーの味がたまらない。他にもそそられる味はあったけど、ここはマンゴーで正解だった。アイスどら焼き、いい。もう一個買っておけば良かった(笑

喜作

帰宅後、お茶請けに煎餅、いただきます。

おやつに煎餅、というと、なんだか急に自分が年寄りくさくなった気がしてきます(笑。
でもこの煎餅、色といい、艶といい、食欲をそそるなあ~っ。

喜作

まずは「わざとこわし」。製造工程で割れてしまったものを規格外品としてまとめ売りしているわけじゃなく、文字通り「わざとこわし」。割れ目を見ると、断面から二度づけの醤油がしっかり浸みこんでいるのが確認できます。なるほど、それで「わざとこわし」なのか。

うん、これはいいせんべいだ。実直な醤油味。
うん、漬かってる漬かってる。二度づけ、いい。

喜作

続いて「千年欅二度づけ おこげ」。これは...見た目どおりの固さだ。歯周病だったら、間違いなく歯ぐきから出血しているところだ。
ぎ、ぐぎ、か...固い。いい。そして「おこげ」だけあって、味が濃い。お茶じゃなくて、白い飯か、ビールが欲しくなるしょっぱさだ(笑

バリッ、バリッ、ボリッ、ボリッ...。

煎餅は、音だ。
音がそそる。音が、煽る。

しかし、これ、お腹の中で膨れるのか、1~2 枚も食べるとけっこうお腹いっぱいになってきちゃったぞ。
これを食べながら腹が減る、というゴローの胃はどういう構造をしているのか...(;´Д`)ヾ。

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2013/08/03 (Sat.)

赤羽 川栄 再訪

「...フルーツサンド、腹持ち悪し。なんか、食いたし」

フルーツサンドを食べたその足で、ほろほろ鳥とうなぎの「川栄」を再訪してみました。先日はほろほろの串物が全滅だったのがあまりに悔しくて、夜は品切れだろうけど昼の開店直後ならば食べられるに違いない!というわけで、開店と同時を狙います(笑。

川栄

川栄

って、行列ーーーーーーーーーー(;´Д`)。11:30 開店のところ、まだ 10 分前なんだぜ...。

店員さんに声をかけられて、席が空いたら電話で呼び出してもらえる、ということで、名前と連絡先を伝えます。どうも、私の前の組でちょうど一巡するようで、1 時間もかからずに入れるだろう、と。

川栄

開店から 45 分ほど経ったところで電話が来て、入店できました。どうやら、私の後には待っているお客さんはいなかったようで、後のお客さんのために早く食べなくては...ということもなく、落ち着いて飲食できました。

通されたのはまさに「ゴロー席」。独り、内心盛り上がります(笑。

「お飲み物は何になさいますか?」

川栄

お飲み物と言われると...ね!(ぉ
まだ真っ昼間ですが、生ビールの小、いただきます(笑

ただし。

悔しいことに、ほろ串は品切れ状態(泣。開店直後のお客さん一回転で売り切れるとはさすがに思えないので、ドラマの影響でほろ串の材料自体の調達が困難になっているということでしょうか。合わせ盛りはあったようなので、串に使う部位の材料が揃わない、というところなのかもしれません。残念だけどこればっかりは仕方ない。

川栄

気を取り直して、前回品切れていた「ほろスープ」をいただいてみました。

どんぶりサイズの大きな器に、ほろほろ鳥の旨味と胡椒のスパイスが効いていて、絶品。「滋味」というのは、こういう味のことをいうのかもしれません。

川栄

ほろほろも、ちょっとだけ入っています。

スープも、ほろ肉も、それらのうまみを吸ったネギも、間違いなくうまい。
ぁあー...これは思わず声が出ちゃうよ。

さて、ではそろそろ本命にいくとするか。

川栄

どん!

今回は、「ふらっと QUSUMI」で久住さんが食べていた「しのび重」を頼んでみました。それも、せっかく来たしほろ串がない分も奢って、上!グレードは純粋にうなぎの目方で決まっているということなので、味は違いがないようですが、前回食べたうな丼に比べると、確かにうなぎが少し大きい。

川栄

二階建てになっていて、下の段にもうなぎが忍んでいる「しのび重」ということで、もうお重のぎりぎりいっぱいまでみっちりごはんとうなぎが敷き詰められています。これは、なかなかのボリューム感。

うなぎもうなぎで、表面はパリッと仕上がりつつ、中がふっくらと焼き上げられていて、本当に絶品。

川栄

上の段のうなぎとごはんを少し食べてみると、確かにちゃんと忍んでます!

ああ、これならうな重の「食べていくと残り少なくなっていくにつれてなんだかちょっとずつ寂しくなっていく感」を感じなくても済むので、なんか幸せ(笑。

川栄

「上の段だけ食べちゃって、下だけもう一回」を実際にやってみました(笑。上の段と違って、下の段はたれがごはんに吸われてしまって、うなぎがツヤツヤしていないのはちょっと寂しいけど。
それにしてもこれは満足度高いですね。下段のごはんは、二段分のうなぎのたれが溜まっていくので、最後の方はちょっと味が濃すぎて胸がいっぱいに感じましたが。これは、うなぎの量的には、しのびならば並でもじゅうぶん満足できそうかな。

ああ、シアワセ。今回もごちそうさまでした。

ただ、ほろ串にありつけなかったのはやはり残念。もうちょっとドラマの影響が落ち着いた頃に、三度目の正直を狙ってみたいと思います。それにしても、チートとパタンといい、盛り上がりすぎてそのお店本来の料理が満喫しきれない、というのではさすがに本末転倒というか。今後、聖地巡礼のやり方も、少し時間をおくとか、ちょっと考えようと思います。

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北区赤羽のフルーツサンド

「ここか...喫茶、アンド、果物。これも、バネスタイルか」

プチモンド

プチモンド

はい、ドラマ『孤独のグルメ Season3』聖地巡礼、甘味パートもちゃんと攻めていますよ(笑。今回は第 1 話の甘味パートに登場した、赤羽のフルーツパーラー「プチモンド」に来てみました。

というか...フルーツパーラーって初めて来たかも。私の人生においてフルーツパーラーを訪れることがあろうとは、しかも、独りで(;´Д`)ヾ。
まあ、お店の雰囲気はフルーツパーラーというより「地元の老舗喫茶店」風なので、そこまで抵抗はありませんが。

プチモンド

店内に通され、私はゴロー席の隣の席につきました。写真の正面に写っているのがゴロー席。

午前中ということもあって、客足はまばら。というより、私以外には、私のほんの 1 分前に入店したお一方しかいません。しかも、頼んだのは私と同じくフルーツサンド+ブレンドコーヒー。ああ、同志の方でしたか(笑

プチモンド

カウンターのほうを見ると、コーヒーがサイフォンで抽出されていました。孤独のグルメの影響か、最近、喫茶店で過ごすこういうゆったりした時間が貴重に感じます。

プチモンド

必要以上に飾りっ気のない、だけど美味しいコーヒー。こういうの好きだなシンプルで。イマドキ、ラテだとかマキアートだとかフラペチーノだとか、ちょっと盛りすぎな気がします。

そして主役のフルーツサンド、おいでなすった。

プチモンド

フルーツサンド、もしかして、初めてかも。
でかい。でも、うまそうだ。

純白のパンとホイップクリームに、色鮮やかなフルーツが際立って、見た目にも美しい。

プチモンド

この、パンよりもボリュームのアルホイップクリーム。
必要以上に甘くないクリームのおかげで、スイーツのような、食事のような、中間的な味わい。もっとスイーツスイーツしてるかと思ったけど、これはいい。見た目以外は、男一人でもけっこうイケル(笑。これ、女子ならスイーツじゃなくて完全に食事扱いになりそうだな。

フルーツサンド、胃袋の満たされ方が、今までになく、フレッシュだ。

プチモンド

フルーツサンドを口にした後にコーヒーを飲むと...コーヒーが、ウインナーコーヒーっぽくなる!なるほど、いいじゃないか。
...いや、フルーツの酸味とホイップクリームの甘味、コーヒーの苦味が渾然一体となって、実際けっこう微妙な味ですよ?(ぉ

ともあれ、フルーツサンド初体験、おいしゅうございました。
ちなみに、ドラマに出ていた「フルーツサンドセット」はメニューには書かれていませんでしたが、別々に頼むと合計 1,200 円かかるところが、会計時にはちゃんとセット価格でちょうど 1,000 円になっていました。

フルーツサンドのおかげで気分が新鮮。
よし、もうひと仕事いこう。

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2013/07/29 (Mon.)

大井町の昔懐かしいピザ「オリガノ」

先日、某氏に大井町周辺でオススメのランチを尋ねられたので、昔このあたりでバイトしてた経験から知っているお店をいくつか紹介したところ、つい自分が食べたくなってしまって(笑)久しぶりに足を運んでみました。

ピザハウス オリガノ

オリガノ

品川区役所のすぐ近くにある、老舗の小さなピザ屋さん。たぶん 12 年ぶりくらいに来ました(^^;;以前は違う場所にあって、かなり年季の入った店舗でしたが、数年前に移転して、こぎれいでかわいい雰囲気のお店になりました。もともと「ニコラス」という日本初のピザ屋で修行したマスターが独立して開店したお店らしく、以前は老夫婦が切り盛りしていましたが、この 12 年の間に代替わりしたようです。
以前の店はいかにも地域密着の古い洋食屋さん的で、地元の人に連れて行かれないと入りづらい印象がありましたが、今の店舗は一見さんや家族連れでも入りやすそうな親しみやすさがあります。そういう意味では、以前の店舗のままだったら、是非ともドラマ『孤独のグルメ』に取り上げてほしかったお店(笑。

オリガノ

ピザメニューは本当にたくさんあります。でも宅配ピザのような創作系はなく、サラミやアンチョビ、ピーマンといったオーソドックスな具材を好きなように組み合わせてオーダーする、という仕組み。変わったものを頼むより、最もシンプルに「トマトピザに W チーズで」がいちばん美味しかったりします。それくらい、チーズがうまい。

オリガノ

ペッパーソースもタバスコ、ハラペーニョ、ガーリック入り、ハバネロ...とたくさんあります。ピザの一切れごとに違うペッパーソースをかけて、味の違いを楽しむというのも一興。

オリガノ

今回頼んだピザは「アンチョビ・玉ねぎ・ピーマン」。アンチョビ好きなんですよね。S サイズは直径 19cm しかないので、一人で食べるには十分(むしろちょっと足りないくらい)です。

この何のてらいもないオーソドックスな作りが、宅配ピザに慣れてしまった目には却って新鮮。

オリガノ

濃厚なチーズがたっぷり載っていて、チーズ好きにはたまりません。薄手の生地のサクサクとした食感が、いいじゃないか。

ただ、アンチョビの塩味とチーズの濃い味が、ちょっと強すぎたかなあ。白ワインあたりと合わせると、ちょうどいいのかもしれません。

オリガノ

ピザ一個じゃあちょっとお腹に貯まらないかな、と思ってスパゲティも頼んでみました。こういうところで食べるなら、やっぱりナポリタンでしょう。
小ぶりなピザに比べると、スパゲティのほうはけっこう大盛り。

オリガノ

このナポリタンも味付けはちょっと濃いめ。でも、いわゆる「喫茶店のナポリタン」とはちょっと違って、しっかり酸味のあるトマトソースが、スプーンで掬えてしまうくらいにたっぷりかかっていて、これ自体がおかずになりそうな感じ。えっと、白いご飯くだs(ry

「ピッツァ」ではなく「ピザ」。「ピッツェリア」ではなく「ピザ屋」。そういう、懐かしい日本のピザが、ここにはあります。格好つけずに食べられる気安さがあるので、気の置けない仲間と夜に、あるいは休日の昼間から、軽く飲みながら...みたいなスタイルがよく合うお店。

そういえばここはドリアも美味しいことを思い出したので、近いうちにまた食べに来ようかな。

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