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2017/01/22 (Sun.)

神保町 カリーライス専門店 エチオピア

今日は全国的にカレーの日として定められているそうですね。
だからというわけではありませんが、久しぶりに神保町方面に用事があったので、以前から行きたかったカレー店に行ってきました。

カリーライス専門店 エチオピア

エチオピア

神保町と言えば石を投げれば古書店かカレー店にあたる、というくらいカレーの聖地です。私もこれまでにボンディガヴィアルには行ったことがあり、ボンディはその後他の支店にちょくちょく通うほどのファンになりましたが、神保町自体に来る用事が滅多になく、それ以外のお店が開拓できていませんでした。

この「エチオピア」はその名が示すとおり、ボンディを起点とした神保町欧風カレーとは一線を画したカレー専門店。まあ、エチオピアってアフリカだからカレーとは特に関係ないけど(笑、元々は喫茶店で、この店名はコーヒー豆の産地から取ったとのこと。

エチオピア

店内は 1F と 2F に分かれていて、1F はカウンターと二人掛けのハイテーブル中心、2F はテーブル席中心になっています。有名店だけあってお昼時は満席、大行列というほどではないけど常に 2~3 人が待っているという状況。私も 1F の行列の後ろに並び、順番が回ってきたところで券売機で食券を購入。

エチオピア

席に着いたところですかさず提供されるじゃがバター。ボンディとは関係のない店だけど、やっぱり最初にこれを出すのが神保町流ということなんでしょう。しかもこのじゃがいもはおかわり自由。まあここで欲張ると後のカレーが十分味わえなくなりますが...。

エチオピア

そしてカレーの登場。ここのカレーはチキン、ビーフ、野菜、エビ、豆の五種類があるようですが、こういうスパイス満載系のルウならチキンと相性がいいはずと思いシンプルにチキンカレーの大盛りを注文しました。いろいろ選べる辛さはとりあえず「三倍」で。
が...出てきた瞬間、このライスの土手の高さに軽くのけぞり(;´Д`)ヾ。けっこうお腹が空いてたから欲張っちゃったけど、ここの大盛りは普通の店の特盛りくらいありそうですね。他のお客さんもライスは少なめとか普通盛りで少し残したりとかしているようだし、もう少し様子見て頼めば良かった...。

エチオピア

でもこのスパイスたっぷりのルウ、なかなか。ボンディの旨味とコク系のルウとは全く違う方向性の、さまざまな香辛料が入り交じった複雑な刺激が味覚に楽しい。しかしそのせいでこの寒いのに前身からどっと汗が噴き出してきて、暑いのなんの(;´Д`)。このカレーはまるで「食べるデトックス」。スパイス系のカレー店も数あれど、この店のはちょっと抜きんでていると思います。

エチオピア

ランチタイムは食後のサービスとしてアイスクリームがついてきます。日によって味が異なるようですが、この日はチョコ。スパイスでホットになった口の中と全身が、おかげで落ち着いていきます。

個人的にはボンディ系のほうが好みかなあとも思うけど、神保町カレーのイメージを覆す、いいカレーでした。
機会があれば神保町の他の名店も巡ってみたいところです。

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投稿者 B : 22:00 | Curry | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/01/18 (Wed.)

あるでん亭 2017

先週末、銀座に行く用事があったので、久しぶりにソニービルのあるでん亭で食べてきました。

あるでん亭|ソニービル

あるでん亭

ソニービルでは現在、最後の特別展示である「It's a Sony 展」をやっているところ。これが終了するのに伴ってソニービル自体が一時閉館してしまうため、このあるでん亭でスパゲティが食べられるのもあとわずかの期間になります。このお店の昔からのファンとしては、春までの間に銀座に来る用事があったら欠かさず食べて帰りたいくらいなんですが、最近なかなかこっち方面に用がない(´д`)。

銀座なら他にも有名店はたくさんありますが、あるでん亭には根強いファンが多いようで、休日のお昼時にはお店の外に少し行列ができてしまうほど。なので、今回はお昼のピークを迎える前にお店に入りました。

あるでん亭

この細長い厨房で手際よくパスタを作っていく様子も、もうすぐ見られなくなっちゃうんだなあ...と思うと、この一瞬すらとても大切に思えてきます。熟練した料理人の仕事って、つい見とれてしまいますよね。

あるでん亭

この店の思い出の数々。いろんな写真がありますが、この中に複数枚、しかもいずれも違う日に撮られているアロンソの写真が並んでいるというのが驚異的(笑。アロンソは本当にこの店が好きだったんだなあ、ということがよく分かります。右下にはジェンソン・バトンの写真も貼られていますが、これはお店に来たわけじゃなくてマクラーレン・ホンダの体制発表会の写真が貼られてるだけですよね(笑

あるでん亭

お店の入口近くには、アロンソの他にサッカー日本代表のザッケローニ元監督や現在は国内スーパー GT に参戦中のヘイキ・コヴァライネン、タレントの峰竜太さんやお笑い芸人で芥川賞作家でもあるピース又吉さんなど有名人の写真がギッシリ。ザック監督は日本代表退任後も訪日時にはたびたび訪れているようですし、コヴァライネンなんて昨年 11 月にも来てるし新宿店にまで行ってるしアロンソ以上にあるでん亭好きすぎやろ!という感じ(笑。本場のパスタを食べてきた人々に愛されるほどの店である、というのがよく分かります。

あるでん亭

今回食べてみたのはほうれんそうベーコン、通称「ポパイ」。先日新宿店に行ったときに何人かのお客さんが立て続けに注文していて気になっていたんですよね。
見た目は何の変哲もないほうれん草とベーコンの入った塩系スパゲティ。でも私は変に変わり種の具が入ったものよりも、こういう超シンプルかつオーソドックスなパスタが大好きです。

あるでん亭

塩系のパスタだとついペペロンチーノのようにストレートにパンチのある味を想像してしまいますが、このポパイはそれとは対照的な、優しい味。ペペロンチーノほど鷹の爪・ニンニクがガッツリ入っていないのと、代わりにコーンが入っているのがこのほんのり甘くて優しい口当たりを醸し出しているのでしょう。まるでイタリアの家庭料理のような、年齢や好き嫌いを問わずに食べられる懐かしさを感じます。イタリア行ったことないけど。

あるでん亭

そしてエスターテ。ペペロンチーノに茄子としめじを加えたような感じで、こちらはイメージ通りのしっかりした味。同じ塩系でも、ポパイとは全くキャラが違います。でもこれもおいしい。

あるでん亭

こちらはペペロンチーノ、カルボナーラと並んでこの店の私の三大好きなメニューに含まれるロレンツァ。サワークリームが普通のクリームパスタとは違った爽やかさを感じさせてくれるのに加えて、上に乗ったこの黄身が何とも言えず幸せ。黄身を崩してサワークリームとよく混ぜて食べるのがポイントです。

あるでん亭

定番中の定番カルボナーラ。生クリームを使わずに卵黄だけで作られた濃厚さがいいんだよなあ。生クリームと卵黄のどちらが身体に悪いか、という議論はこの際置いておくとして(ぉ

この店のパスタは定番系の完成度が高すぎて、たまに来る程度だとなかなか新メニューに冒険しようと思えないのが悩ましいところ。会社の近所にあったら毎週でも通うのに。

あるでん亭

食後はエスプレッソで〆。
今日もおいしかったなぁ~。

あるでん亭

ソニービルの閉館まで、あと二ヶ月あまりとなってしまいました。閉館までにあと一回来れるかなあ...。
なお、閉館後の移転先に関する案内はまだ出ていませんでした。移転するのか、それともなくなってしまうのか。いずれにしても 3 月くらいには今後についての案内が出ると思うので、ちょっと注視していたいと思います。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:55 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2017/01/14 (Sat.)

東京都中野のレバにら炒め

「おお、空腹を幸福に変える中華景色だ」

蔡菜食堂

久しぶりの『孤独のグルメ』聖地巡礼。年始に放送された「お正月スペシャル」に登場した、中野の中華の聖地にさっそく行ってきました。
JR 中野駅から割とすぐ、マルイの真裏にあるこぢんまりとした中華料理店。真っ赤な壁面に「蔡」だけフォントが異なる店名が良い味を出しているじゃないか。

上海家庭料理。
看板を見た瞬間、俺の中華魂に火がついた。

蔡菜食堂

蔡菜食堂

上海料理って、何があるんだっけ。

クリアフォルダに入ったレギュラーメニューの他に、ホワイトボードは日替わりメニュー系。
私はこのホワイトボード前の席(ゴロー席の左隣)でしたが、劇中のような女性客は少なく、残念ながら女性から熱い視線で見つめられることはありませんでした(ぉ

しかし、エビ、アワビ、ニンニク...魅力食材のオンパレード。いきなりグッとこさせるじゃないか。
腹の虫たちも狂喜乱舞している。

劇中で宮崎美子さんが演じていた店員さんは、中国出身の気さくで優しげなおかあさん。
「青菜の水餃子と...」と注文しかけたところで我々が巡礼客だとすぐに解ったらしく、「ああ、それとこれとあれね」的な話の早さ(笑

蔡菜食堂

乾杯は久住さんに倣ってスパークリングワイン。ちょっとした新年会を兼ねた集まりだもの、こういう特別感があったっていいじゃないか。
泡で気分が高まったところで、よ~し、あとは食うだけだ。

蔡菜食堂

で、いきなりスペアリブの黒酢ソース炒め。
他にもいろいろ頼んだけど、調理や盛り付けの都合でいきなりメインっぽいものが最初に登場(笑

五郎's セレクションではないけれど、これ食べたかったんだよなあ~。
この黒スペアリブ、ちょっと甘口の濃い味で、期待を裏切らない。肉にみっちりとこのソースが染み込んでいる。

メニューの星空からこれを選んだ俺、ナイス。

蔡菜食堂

順番が前後した感じでおつまみセットの登場。
メニューにも書かれていた前菜系から、アンチョビカレーポテトサラダ、揚げピーナッツ、新緑ザーサイ、お麩と木耳(きくらげ)の醤油煮、地鶏の老酒蒸し、菜の花のおひたしの六点。ザーサイはイメージと違う緑色っていうのが見た目通り新鮮だし、麩を木耳とこんな風に煮込んだのって食べたことがないし、ポテサラにアンチョビとカレーという組み合わせもそれは中華なのか?と思わなくもないけど、どれもお酒が進む進む。

これが上海家庭料理なのか。
酢豚エビチリとは、別世界交響曲。

蔡菜食堂

こんなおつまみセットを出されたら、そりゃあ紹興酒を頼まないと失礼というものでしょう。
甕から瓶に移し替えて出された感じの紹興酒が、なんだか気取らない感じでうまい。

蔡菜食堂

そこへ青菜の水餃子。
基本は三個セットだけど、一人二個×人数分にして最初から取り分けて出してくださいました。

青菜の餃子なんて初めて聞いた。
また新しい餃子の扉が開かれた。

蔡菜食堂

柔らかい皮の中から、ムギュッと凝縮された挽肉と青菜がこんばんは。
ニラとは全然違う、さわやかだ。青菜が餃子に合うとは大発見だ。

スープがこれまた優しい味で、まるでこの店の雰囲気をそのまま溶かし込んだかのようだ。

蔡菜食堂

こちらは白切鶏(バイツェーチ)。中華料理の定番のひとつと言えばやっぱり蒸し鶏。
ゴローちゃんは小を頼んでましたが、こちらは人数もいるので大で。
まさに「パクチーの森」と称したくなる大盛りは、パクチー好きにはたまらんぞこれは。

おぉ~、蒸したてだ。これはうまい鶏だ。
一口に蒸し鶏といってもいろんな味つけがあれど、この白切鶏はパクチーとニンニク醤油と鶏が渾然一体となって、強烈なパンチを放ってくる。

これはクセになりそうだ。いいぞいいぞ。

蔡菜食堂

おかあさんのオススメに従って青菜炒めもいただいてみました。気をつけないとタンパク質祭りを開いてしまうところだった(笑
シンプルな炒め物なのに、ニンニクが効いていてこれまたうまい。さっきの優しい水餃子とはまた違った青菜の一面を見た。
これもお酒の進む一皿だなあ。

蔡菜食堂

こんな青菜炒めを出されたら、紹興酒もあっという間になくなるというものでしょう。
というわけで、紹興酒おかわり(笑

蔡菜食堂

五郎's セレクションから、トマト卵炒め。これぞ中国家庭料理の真髄とも言えるザ・シンプル。

ほ~ら、うまい。甘くてうまい。
トマトと卵だけで勝負してる潔さがいい。
これは俺、大好きかもしれない。

蔡菜食堂

そして「ふらっと QUSUMI」に登場したあわびシイタケ炒め。
ぷりっぷりのアワビをふんだんに使った贅沢メニュー。これはシイタケが苦手な私でもうまい。
思わず表情がほころびます。

蔡菜食堂

青島ビールだって欲しくなるというものです。
やっぱりこういう中華なら、日本のビールよりも中華ビールだよなあ。

蔡菜食堂

気になったメニューから一つ、海老と豆腐のうま煮。
こういうシンプル極まりない料理って逆に難しいものだけど、これは豆腐に海老と中華のうまみがうまい具合に乗っていて、おいしい。

うん、上海家庭料理、なかなかに楽しい。

蔡菜食堂

ここで真打ち、レバにら炒めがついにおいでなすった。

レバー、でかし。照りもよし。
食欲がギンギンにかき立てられているなう。

見た目は普通のレバニラだけど、このレバーが、レバーが!
表面は普通に焼けているのに、噛みつくと薄皮がぷちっと弾けて中からとろけるようなレバーが。
こんな食感のレバニラ、生まれて初めて食べたかも。

このレバー、すごい。すごすぎる。
これをレバニラというなら、俺が今までの人生で食ってきたレバニラをなんと呼べばいいんだ。

蔡菜食堂

これは酒を煽るレバニラだ。
思わず、赤ワインをボトルで入れちゃったじゃないか。
中華を食べに来てここまでガンガン飲むこともそうそうない。それくらいテンションの上がる中華。

蔡菜食堂

ワインをもらったらさらに食欲がノッてきたぞ。
というわけで、ここでまさかのレバにら炒めおかわり(ぉ
やっぱり、二皿目も同じくうまい。

なるほど、このレバニラ、タレがやばいんだ。
このタレ、レバー、ニラ、三位一体の破壊力。
俺は今、心の底で待ち焦がれていた人と、運命の出会いを果たしている。

蔡菜食堂

〆は久住さんも食べていた、ナンプラーとアンチョビの焼そば。中華にアンチョビを使うという発想が意外だけど、上海料理なら魚のうまみが活きないわけがない。
日本のソース焼そばとは似て非なる、深みのある味。これもまた、おいしいです。

蔡菜食堂

デザートはまず、杏仁豆腐。

見た目はまあ普通だけど、味のほうは...これまた、いたって普通(笑

蔡菜食堂

さらにごま団子。
とはいっても我々が「ごま団子」と言われて想像するのとは全然違う。
見た目は、単なる白玉。

もちもちっとした白玉の中に、ほんのり甘いごま餡が入ってる。なんだか、かわいいデザート。
味のほうは、これまたこの店らしい、やさしくてかわいらしいお味。

上海風ごま餡団子、おおいに気に入りました。

蔡菜食堂

ああ、食欲のクールダウン。お茶はあったかいけど。
満足度の高いお店だったなあ...そのせいで、いつもの聖地巡礼以上に食べ過ぎたし、飲み過ぎた(;´Д`)ヾ。
でも、おいしかったからいいか。

ありふれた家庭料理の中にこそ、本当にうまいものが隠れている。
それはきっと、世界中どこでも同じなんだろう。
そのことを、町の小さな中華屋さんが教えてくれた。

町中華の鑑のような店だったなあ。
ここはいずれまた来たい。次回は、ニンニク芽と豚肉炒めなんて美味しそう。オーソドックスに焼き餃子と炒飯なんかもいいな。

本当にごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2016/12/29 (Thu.)

イタリアンバル UOKIN

2016 年最後の忘年会でこのお店に行ってきました。

イタリアンバル UOKIN 新橋店

イタリアンバル UOKIN

その名の通り海鮮系中心の居酒屋「魚金」グループ。ちゃんと美味しいのにリーズナブルだからとても好きなんですが、それ故に予約が取りづらい。そんなわけで久々の魚金チェーン店、今回は魚金の中でもちょっと珍しいイタリアンバル業態のお店です。
新橋の飲み屋街にありながら周囲とは少し雰囲気が違う店構えですが、よく見るとおなじみの「魚金」ロゴが出迎えてくれます。

イタリアンバル UOKIN

飲み放題コースで予約していたところ、着席するや否や飲み物よりも先に料理が運ばれて来始めました(汗。
このイタリアンカラーを彷彿とさせる鮮やかな料理は「具沢山ミックスサラダ」。ガラス製のボウルが夏感ありますが(ぉ)、見た目にも楽しい一皿です。

イタリアンバル UOKIN

名物カルパッチョ盛り合わせ。鯛、サーモン、鰯、ハマチなど私の好きなネタのオンパレード。これは嬉しい。
普通の和食系「魚金」なら刺盛りで出てくるところでしょうが、たまにはこういうのもイイですね。

イタリアンバル UOKIN

そしてアフェタートミスト(生ハムとサラミの盛り合わせ)。
イタリアンおつまみの定番中の定番ですが、ちゃんとオリーブオイルと黒胡椒をかけて出してくれるのがいい。

ところで飲み物はまだですか(ぉ

イタリアンバル UOKIN

ここでようやく飲み物が届きました。飲み放題メニューにスパークリングワインがあると、まずは生ビールじゃなくてこっちを飲みたくなるというもの。
折しも今日は忘年会を兼ねた某氏のお祝い会でもあり、おめでたい門出に乾杯!

イタリアンバル UOKIN

それから今が旬の生牡蠣。例年以上にノロが流行っている今はちょっと身構えてしまいますが、魚金なら大丈夫でしょう(大丈夫でした!)。
牡蠣は焼き牡蠣やフライもいいけど、やっぱり生が一番ですよね~。

イタリアンバル UOKIN

からの、本日のフリット盛り合わせ。ワカサギとイカのフリットでした。
ちょっと濃いめに味付けられていて、これはお酒が進むなあ。

それにしても、料理がどんどん運ばれてくるのでこちらもどんどん片付けていかないとテーブルに乗らなくなってきました(汗

イタリアンバル UOKIN

とはいえ、料理が進むとお酒も進む。
ワインはシャルドネに移行してみました。今日のメニューは全体的に白ワインな気分。

イタリアンバル UOKIN

そこにパスタがやって来ました。こちらは九条ねぎと柚子のペペロンチーノ。
ねぎと柚子の香りが爽やかで、スルスル食べられてしまうサッパリ系ビアンコスパゲティ。

イタリアンバル UOKIN

加えて、牛スネ肉のトマト煮込みリガトーニ。今回唯一のガッツリ系肉。
ごろごろっと入ったスネ肉がとても柔らかく、トマト味と食べでのあるリガトーニとの相性抜群。これとても気に入った。

イタリアンバル UOKIN

そしてこれが本日のメインディッシュ。豪快オマール海老と白身魚のアクアパッツァ。
オマール海老がズガンと頭・爪つきで出てきて、具の盛りが良すぎて白身魚が見えていませんが、海老や貝の下層にほろほろになった鯛が隠れています(笑

こういう豪快かつ豪華な料理がお目見えすると、いよいよ年の瀬のパーティー感が出てきますね。

イタリアンバル UOKIN

そりゃあワインもおかわりしてしまうというものです。
(これ何杯目かよく憶えていない)

イタリアンバル UOKIN

〆のリゾットは、アクアパッツァのスープをそのまま使ってリゾットに仕上げてもらえました。
アクアパッツァの具を全部食べてしまった場合はプレーンなリゾットが出てくるだけですが、少し残しておくとこうやって具付きの豪華な盛り付けで出してもらえます。

魚介のうまみを全部吸ったリゾット、うっまーい!

イタリアンバル UOKIN

最後はバニラアイスでお口直し。ついでにまたスパークリングワインをおかわりしてしまいました(ぉ。

久しぶりの魚金、大満足でした。店員さんもフレンドリーな感じで楽しいし、イタリアンバル、イイじゃないですか。
これは他業態も行ってみたくなりますね。ビストロなんかも気になります。でも久しぶりに本流の魚金にも行きたいなあ...今から新年会の予約はさすがに取れないか(笑。

ごちそうさまでした。
今年も一年、お世話になりました。

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投稿者 B : 22:48 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/12/26 (Mon.)

羽根付き餃子と本格中華 蒲田 金春本館

この秋から機会を見つけて食べに行っている蒲田の羽根付き餃子三大名店巡り、你好歓迎と来て最後にこのお店に行ってきました。

金春本館 2 号店

金春本館

他の二店と同様、この「金春」も蒲田界隈に何店舗か展開しているようですが、京急側の本店は微妙に遠いので今回は JR 寄りの本館 2 号店に来てみました。東急側にはさらに「金春新館」という店舗もあるようですが、本館 2 号店と新館ってどう違うんでしょうか。純粋な支店とのれん分け、みたいな関係なんですかね。
JR 蒲田駅西口のごちゃっと飲食店が集まっているエリアの地下に 2 号店はありました。

金春本館

店内はけっこうオーソドックスな中華料理店の雰囲気。餃子が有名ですが、それに限らず中華料理の店なんですね。
菜譜を開くといきなり「金春の五心」という標語がどどーんと。偏見かもしれませんが、中華のお店でこういうのってあまり見かけないので、なんだか新鮮。

金春本館

私はそんなに昼から飲まない派なんですが、餃子が来ると分かっていれば話は違う。
遠慮なく昼麦酒、いただいちゃいます。

金春本館

そして羽根付き餃子のお出ましです。
パリッとしたしっかりめの羽根がついた六連の餃子がなかなかのインパクト。お皿からは当然はみ出しています。

金春本館

箸で羽根を割ってみると、ひとつひとつの餃子はやや小ぶりであることが分かります。
そしてここも蒲田の羽根付き餃子の例に漏れず、肉汁がジュワッとジューシー。見た目のコンパクトさを裏切るボリューム感だけど、ついパクパク食べられてしまいます。

金春本館

続いて「三鮮蒸し餃子」。こちらは羽根付きとは趣の違う、中華の本流ともいえるタイプ。
「三鮮」は肉、魚介(エビ)、野菜(ニラ)の三種類という意味かな?普通の餃子よりもうまみが凝縮されていて、皮のモチモチ食感との組み合わせも絶妙。これ、羽根付き餃子よりも気に入った。

金春本館

それから小籠包。ここの小籠包は皮が厚めで、小籠包というよりもマイクロ豚まんと言った方が相応しいかもしれません。
こちらも肉汁成分多めで美味。でもどちらかといえば餃子の完成度の方が上かな、という気がします。

金春本館

点心以外の料理もいただいてみました。こちらは軟骨の四川風炒め。
軟骨の唐揚げをタマネギと一緒に大量の唐辛子、花椒、ニンニクと炒めたもの。見た目はむちゃくちゃ辛そうですが、味はそこまでではなく、スパイスの香りと旨味が軟骨にガツン!と移っていてうまい。これ、好きな味。

金春本館

中華のお店で見かけたら頼まずにはいられない、海鮮おこげ。
目の前でジュワーとやってくれるお店も少なくないですが、ここのは最初から出来上がった状態で持ってきてくれました。
本来はパリパリのおこげが、海鮮のうまみをたっぷりと溶かし込んだ餡を吸ってしなしなになっていて...これもうまい。アツアツのうちにいただくのがポイントです。

金春本館

〆はチャーシュー麺(醤油)。麺は太めの緩縮れ麺でした。
万人受けする優しい味なんだけど、何とも言えないうまみが後を引く中華系醤油スープって、どうしてこんなにうまいんだ。歳を取るほど、こういうシンプルだけど奥深い味の良さが解っていきます。
これ、日常のお昼はこのラーメンと羽根付き餃子があれば、それで満足と言えそうな気がする。

金春本館

お腹いっぱい、調子に乗って食べ過ぎたくらい食べてしまいました。

餃子も良かったけど、それ以外の中華が侮れない本格派で、餃子目当てでなくても食べに来たい感じ。
羽根付き餃子だけなら個人的には歓迎がベストだけど、全体的な満足感は金春のほうが上かも。特に蒸し餃子、あれは良かった。

また食べに来たいと思います。今度は新館のほうにも行ってみたいかな。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:58 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/12/12 (Mon.)

五反田 トラットリア ロマーノ

たまーにランチにパスタが食べたくなる日があるんですが、五反田はガッツリ肉の店は多いのにイタリアンのお店はあまり多くない。まあ五反田にそういう店が建ち並んでいてもちょっと不釣り合いですが(笑)、数少ない中でも個人的にイチ押しなのがこちら。

トラットリア ロマーノ

トラットリア ロマーノ

駅前の路地をちょっと入ったところにある、地下のお店。外からだと店内の様子が分かりにくく、入りづらい立地ですが、お昼時にもなると行列ができています。この辺でスパゲティ食べようと思ったら他には五右衛門か喫茶店くらいしかないし、まあそうなりますよね。

店内は五反田とは思えないオシャレさで(失礼)、地下にもかかわらず明るい空間が作られています。基本的に女性客中心だけど、思った以上に男性客が多い。

トラットリア ロマーノ

テーブル席もありますが、おひとりさま用のカウンター席からオープンキッチンが眺められます。若くて溌剌としたスタッフが手際よく料理を仕上げていく様子は、見ているだけで楽しい。

トラットリア ロマーノ

ランチメニューはこんな感じで、パスタ三種、ピザ二種、肉 or 魚のプレートからの選択式。基本メニューは決まっているけど、使われる具は日替わりなので、飽きずに楽しめます。

トラットリア ロマーノ

ランチを頼むと、おかわり自由のパン(バゲット&フォカッチャ)が出てきます。各席にオリーブオイルが置いてあって、自由にパンにつけて食べられます。
こうなってくるとパルミジャーノチーズとワインが欲しくなってきますが、お昼時なので自重(笑

ちなみにパンは肉魚プレートだけでなく、パスタやピザにもついてくるので、炭水化物の採りすぎ注意。

トラットリア ロマーノ

トマトソースのパスタ「ロッソ」。この日はラグーと野菜のトマトソースでした。
パスタは細麺のスパゲティーニ。茹で時間短縮のためでしょうが、程良くアルデンテでスルスル食べられます。味つけもちょうど良い。しかも並盛りでもその辺のイタメシ屋の大盛りくらいの分量があり、ゴロゴロ入った野菜もボリュームがあって、かなりの満足度。大盛り無料だけど、これは並盛りでも十分かもなあ。

カルボナーラもけっこう気になってたんですが、他のお客さんが頼んだのを見る限りではトマトソース同様に野菜多め。私はカルボナーラの具はパンチェッタのみのシンプルなのが好みなので、トマトソースで正解だったかな。

トラットリア ロマーノ

日替わりピッツァ「モンテ」。この日はサラミとほうれん草、ミニトマト、玉ねぎ、モッツァレラチーズがトッピング。こちらもなかなか具だくさんで美味しい。
どのメニューを選んでも旬の野菜がふんだんに使われているので、野菜不足になりがちな平日のランチタイムとしてはありがたい。

トラットリア ロマーノ

こちらはお肉のプレート、豚肩ロースのソテーと季節野菜のロースト。
野菜も日替わりですが、この日は根菜がゴロゴロ入っていて野菜だけでお腹いっぱいになりそうなボリューム感。

トラットリア ロマーノ

豚肩ロースのソテーは、分厚いのが二枚。この圧巻のボリュームでランチ 1,000 円というのは驚くべきコストパフォーマンス。これ一枚分で 1,000 円取る店もザラにあるというのに。
ジューシーな豚ロースをバルサミコソースでサッパリいただけます。ただ、これ二枚は大の大人でもけっこうな量で、一枚半もあれば十分かも...とさえ思います。

お店の雰囲気とは裏腹に、リーズナブルでボリュームたっぷりのイタリアンランチ。雰囲気も味も良くてオススメ。
ただランチは全体的にボリュームが多くて途中で飽きがちなので、複数人で行ってシェアするのが正しいあり方のような気がします。

今度はディナータイムにも行ってみたいんだよなあ。

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投稿者 B : 23:59 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/12/10 (Sat.)

西麻布 一歩 再訪

おいしい鶏をいただきに、久々に西麻布の一歩へ行ってきました。

一歩

一歩

六本木の繁華街からちょっと歩くと、西麻布の少し落ち着いた界隈にたどり着きます。どの駅からもちょっと遠いけど、だからこそ喧噪に煩わされることなく、静かに語らえる場所。そういうのもあってこのお店も気に入っているのですが、今回は久しぶりに訪れました。

一歩

とりあえずビール。お通しは鶏肉のチャーシュー的な煮込みで、柔らかくて味がよく浸みており、単品メニューとしても成立しそうなうまさ。
一杯目のビールがスルスルとなくなっていきます。

一歩

軽くおつまみ的にクリームチーズの味噌漬け。こういうチーズ系・珍味系おつまみに目がない私としてはどストライクな一品。
クリームチーズと味噌って、なぜだか妙に合うんだよなあ。発酵食品のハーモニー。

一歩

白レバーのムース。くさみがなくて、滑らかな舌触り。
焼鳥と軍鶏鍋がメインの店なのに、ここまでは和洋折衷的なアンティパストが続きます。

一歩

これは何だったか忘れたけど(ぉ、サラダ的な何か。美味しかったのだけは憶えてます(笑

一歩

で、そろそろここからが本番。飲み物は中々(焼酎)のロックに切り替えて、本格的な鶏肉攻勢に備えます。

一歩

焼鳥は、ささみのさび焼とねぎまから。
このお店が使っている軍鶏はジューシーなんだけど脂っこくなく、「ちょうどいい」感じ。ねぎまのネギも細身のを軽く焦げるくらいに炙ってあってちょうどいい。ネギのみずみずしさが残りすぎてるとベチャッとしちゃってイマイチなんですよね。

一歩

ヒザ軟骨もおいしい。
ここの焼鳥は基本的に一本 220 円。西麻布の真ん中でこのクオリティの焼鳥がこの値段、というのはとてもリーズナブルだと思います。

一歩

それから旬のギンナン。
焼鳥屋にあるとつい頼んじゃいますよね。

一歩

ポテトサラダがまた丁寧に作られていて、ふわふわの食感でおいしい。
これおかわりもらってもいいですか(ぉ

一歩

もも肉の唐揚げ!これは以前来たときに気に入ってしまい、絶対また食べようと思っていたやつ。
しかもここしばらく美味しい唐揚げが食べたいと思っていたにも関わらず、ランチで入った定食屋のおいしい唐揚げがそういうときに限って売り切れだったりして、ものすごく唐揚げに飢えてたんですよね(笑

ジューシーな鶏肉にちょっと濃いめの味つけで、カラッと揚げたてをいただく。ここの唐揚げに並ぶレベルの店はそう多くないんじゃないでしょうか。
焼鳥屋でありながら、メインの焼鳥よりもうまいと思えてしまう唐揚げ。鶏唐好きとしては、この上ない幸せ。

一歩

想像したのとは違う見た目で登場した、自家製コロッケ。
コロッケ自体ももちろん美味しいんですが、ホワイトソースを絡めて食べるとクリーミーさが増してさらに美味しい。

一歩

最後の〆は「なめらかプリン」。一日六食限定なので、予約するときにコースではなくまずこのプリンを予約しました(笑
卵そのものの味を活かした濃厚なプリンで、甘い物好きでなくてもこれは幸せに浸れます。下手な専門店を凌駕するレベルで、お世辞抜きでこれを食べるためにこの店に来てもいい、と思えます。

今回も、どの品もとても美味しかった。
料理にハズレがなくて、しかも落ち着ける場所で、改めてこの店は自分の中でも「とっておきの店」の一つだなあ、と思いました。
今度は誰を連れてこようかな。

ごちそうさまでした。

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2016/12/07 (Wed.)

「3 月のライオン Cafe」に行ってきました

東京駅方面に出る機会があったので、気になっていたカフェに足を運んでみました。

3 月のライオン Cafe

3 月のライオン Cafe

『3 月のライオン』、私は原作コミックは読んでいなかったのですが、読んでいる友人の評価がとても高くて気にはなっていました。そしたらこの 10 月からアニメ化されるというじゃないですか。しかも制作はシャフトということで、これは観るしかない。で、観てみたら期待以上に面白いじゃないですか。シャフト的な記号化された表現が少なく、原作(読んだことないけど)の世界観を尊重して丁寧に映像化された感じ。ストーリーは重めなんですが、決して居心地の悪くない世界観が気に入ってしまいました。

その『3 月のライオン』のコラボカフェが 10 月から丸の内の KITTE 内「マルノウチリーディングスタイル・カフェ」で営業中。近年、アニメに限らずプロモーション目的のコラボカフェ、増えてますよね。

3 月のライオン Cafe

店内は明るく柔らかい雰囲気で、中に『3 月のライオン』のキャラクターイラストや川本家のネコたちのぬいぐるみがたくさん飾られています。
そして、お客さんは 90% 女性...これは、個人的には居場所がない感じ(;´Д`)ヾ。男性もけっこう読んでる/観てる作品だから三割くらいはいるかなーと思っていたけど、甘かった。

3 月のライオン Cafe

コラボメニューはこんな感じ。『3 月のライオン』は一応将棋マンガだけど、劇中での扱い的には将棋よりも料理の方が登場頻度が高いというくらい、食べ物が劇中で重要な役割を果たしています。しかも、どれもやたらうまそう。個人的にはグルメマンガの一種と位置づけています(ぉ
そんな劇中に登場する料理を再現、あるいはイメージしたメニューが満載。登場する料理は基本的に家庭料理系なので派手なメニューはありませんが、どれも美味しそうです。

3 月のライオン Cafe

で、オーダーしたのは「あかり特製とろっとろの角煮ごはん」。私は原作を読んでいないのでアニメにはまだこのメニューは登場していませんが、写真の角煮がやたらおいしそうだったので。
これまでアニメに登場した中で印象的だったのはやっぱり「豚コマカレー(温泉卵のせ)」ですが、お店のカレーだと想像するような「家庭のカレー」の味にならないだろうな...と思って角煮にしました。豚コマカレーに例の唐揚げも載ってたら間違いなくカレーにしただろうけど!(笑

3 月のライオン Cafe

白いごはんの上にごろごろっと角煮。添えられているのはほうれん草と大根のナムル。
角煮はけっこうインパクトある大きさで、見た目以上に柔らかい。欲を言えば味がもっとじっくり浸みさせたほうが好みだったのと、もっとつゆだくでもいいのよ、とは思いましたが、おいしい。あのふんわりしたあかりさんの声で「さあ、めしあがれ~」と脳内再生しながら食べればさらに幸福感に包まれます(何

3 月のライオン Cafe

オリジナルメニューを頼むとおまけでキャラクター缶バッヂ(中身はランダム)がついてくるわけですが、私はあかりさんを一発ツモ。
あかりさん、家庭的で母性的で、いいですよね。何より「ふくよかな体格には目がない」というキャラクター設定が素晴らしいじゃないですか(ぉ

3 月のライオン Cafe

店内にはメインキャラクターのパネルや、

3 月のライオン Cafe

アニメのコマのプリントが飾られていたり、

3 月のライオン Cafe

原作の羽海野チカ先生やシャフトの新房昭之監督、

3 月のライオン Cafe

豪華キャスト陣の直筆サインなども展示されています。
しかしメインキャラの中に入っているのが二階堂ではなく三角。何故。

3 月のライオン Cafe

12 月ということで、お店の中はクリスマス色が強くて全体的に幸せな雰囲気に包まれていました。陰のある作品だけど、食事のシーンはいつも幸せなんですよね。

期間終了までの間にもう一度くらい来たいなあ。そしたら今度はカレー食べよう。

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投稿者 B : 23:33 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/12/04 (Sun.)

シャンウェイを受け継ぐ味 四谷三丁目「遊猿」

「食材が踊る。弾ける。中国鉄板食欲雑技団だ」

遊猿

ドラマ『孤独のグルメ Season4』に登場した鉄板中華の名店、シャンウェイ。私がこれまでにほとんどの聖地を巡礼してきた中でも、トップ 5 に入る店だと思っていますが、それだけに予約がなかなか取れない。今までに何度か行こうとして予約できず、最近でもまだ混んでいるという超人気店になってしまいました。
が、最近そのシャンウェイで修行したシェフが四谷三丁目に中華料理店をオープンしたという噂を聞きつけました。シャンウェイのファンとしては、これはもう行くしかないじゃないですか。さっそく有志を募って行ってきました。

お店は四谷三丁目から徒歩数分、他にも渋い店やうまそうな店が建ち並ぶ車力門通りの奥にありました。とても雰囲気のある通りで、改めてカメラを持って歩きに来たい道。

遊猿

でもその店構え以上にインパクトがあるのが、隣の「坊主バー」の看板。なんだこれ(;´Д`)ヾ。
しかもその上の階には「牧師バー」...やばい、中華よりもこっちのビルのほうが気になってきた(ぉ。

しかし気を取り直して、お店の扉を開きます。

遊猿

遊猿

高級中華料理店っぽい外観からは想像できない、カントリー調の内装。程良くオシャレなんだけど暖かみがあって、とても落ち着く空間です。
カウンター越しにはシャンウェイ同様に大きな鉄板があり、その上でさまざまな食材が料理に仕立てられていきます。この店はもしかしたらテーブルよりもカウンターが特等席なのかも。

こういう店舗、好き。

遊猿

何はなくともまずは生ビールで乾杯。ヱビス生なのが嬉しいじゃないですか。

遊猿

メニューは黒板に。シャンウェイと同じメニューもあれば、こちらのお店のオリジナルと思われるメニューもあります。さらに店員さんと話をしてみると、この中に書かれていないものでも作ることができるとのこと。そういえばシャンウェイも黒チャーハンは裏メニューだったし、そういう伝統は受け継いでいるようです。
しかしどれもうまそうで迷うよなあ...と決めあぐねていたら、店員さんから「前菜、人数分の盛り合わせにしてきましょうか?」との嬉しい提案。それそれ!それください。

遊猿

といってまず出てきたのは「ウニゆば」。湯葉といっても実際は寄せ豆腐のような柔らかい豆腐で、このクリーミーさがウニとの相性抜群。隠し味の山椒も効いていて、これは最初からいきなりやばいやつ来ちゃった。すごくおいしいです、これ。

遊猿

そして前菜の盛り合わせ、上から時計回りに豚耳とレッドキャベツの香菜和え、スミイカ葱生姜和え、豚かタロースとカシューナッツの黒酢和え、ツブ貝の紹興酒煮、中央が白子の何か(忘れた)。
いろんな料理を少しずつ楽しむという中華の醍醐味。しかもどの皿も手を抜いておらず、ついおかわりが欲しくなります。

遊猿

食事に引っ張られるようにビールがあっさり空いてしまったので、飲み物はハイボールに移行します。

遊猿

これまたどれにするか迷った点心は、オーソドックスに鉄板大餃子を選択。餃子というより肉包子と呼びたくなるサイズの餃子はもっちもちでうまい。葱や胡麻をふんだんに使って作られていると思われるタレ?餡?がたっぷりと上にかかっていて、餃子の味を引き立てます。

遊猿

こんな餃子を出されたら、紹興酒のボトルを入れずにはいられなくなるじゃないですか。
紹興酒って普段あんまり飲まないんだけど、うまい中華を食べると欲しくなっちゃうんですよね...。

遊猿

カキの四川煮込み。
見るからに辛そうだけど、唐辛子だけでなく甜麺醤や山椒を駆使した複雑な味がカキによく浸みこんでいて、これもまたうんまい。こういう味、どストライク。

遊猿

シャンウェイでも名物料理だった、やわらか蒸し鶏(半羽)。誇張なく、本当に骨まで食べられる柔らかい蒸し鶏に、葱醤油が浸みる。中華といえば蒸し鶏は外せない定番料理だけど、ここまで柔らかいのはシャンウェイとこの店以外では食べたことがありません。

やっぱりうまいなあ。ああ、半羽とか日和らずに一羽いっておけばよかったか。

遊猿

ワカサギの香り炒め。
軽く揚げたワカサギに香草が絡んでおいしい。これまたお酒が進みます。

遊猿

からの本命、毛沢東スペアリブ!
メニューには書かれていませんでしたが、店員さんの「毛沢東スペアリブ、できますよ」との一声で注文させていただきました。どうやらシャンウェイに行ったことのある客と見抜かれていたようで(笑

ジューシーなスペアリブに、たっぷり振りかけられたこの謎のスパイスが超辛くてウマイ。このフレーク、何でできてるんでしょうね?揚げニンニクと唐辛子と葱、までは判るけど、全体としてはよく解らないうまさが渾然一体となって押し寄せてくる。ヒィヒィ言いながらも箸が止まらないこの感じ、クセになりそうです。

遊猿

これはちょっと口を冷やしながらじゃないと食べられず、改めてハイボールに戻ってきてしまいました。でも、うまかった。
食後に「余ったフレーク、お持ち帰りになりますか?」という申し出をいただいたので、お言葉に甘えて持ち帰らせていただきました。中華っぽい料理にかけてもいいし、ご飯に振りかけるのもアリ。ただ、いろんなスパイスで口が慣らされた店内で食べるのよりも、自宅で食べるとさらに辛さを強烈に感じるので、どうやって食べるかは工夫が必要かも(笑。

そういえばシャンウェイの料理はどれも大胆にガツッと盛られて出てきましたが、このお店は味は受け継ぎながらも、全体的に上品な盛り付け。ちょっと落ち着いた感じで会食したい用途にも使えそうです。

期待に違わずおいしかった。ここはまた来たいなあ。一緒に行きたい人、募集します(ぉ

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/11/24 (Thu.)

五反田 刀削麺 西安飯荘

刀削麺が食べられる店って中華料理店でもそんなに多くないと思いますが、五反田には何故かたくさんあります。何店舗か食べ比べてみましたが、この界隈でいちばん美味しいのはここじゃないでしょうか。

刀削麺 西安飯荘

西安飯荘

飲食店の並ぶ雑居ビルの一角にある中華料理店。店名の枕詞に「刀削麺」と掲げているだけあって、刀削麺が売りの店です。
ちなみに右隣(東側)には「中国料理 東海酒家」。お隣同士で中華料理店、しかもお店の名前も「西安」と「東海」って狙って並んだんじゃないかと思ってしまいます(笑。

西安飯荘

お昼のメニューはとにかく刀削麺推し。刀削麺だけでかなりのバリエーションを誇ります。しかも冬季限定メニューまであって...迷わせるなぁ~。
面は大盛りに小盛り、セットからサイドメニューまであって、いろんな人の腹具合に応じて満たせる感じ。

西安飯荘

まずはメニューの冒頭に掲載されている「麻辣麺」からいってみましょう。
注文時に、中国人の店員さんから「パクチー、ダイジョブ?」とカタコトの日本語で尋ねられるので、パクチーが苦手な人は抜いてもらうことも、好きな人は増してもらうことも可能。
私はパクチーは並にしましたが...それにしても、スープがまるで地獄の釜のように真っ赤じゃないか。

西安飯荘

刀削麺だけあって、もっちりとした太麺。この麺のもちもち度合いが近隣の他店よりも秀でています。
スープはガツンとくる唐辛子の辛さに山椒の刺激も相まって、強烈なパンチ力。そろそろ寒くなってきましたが、それでもこれを食べると汗だくになれます。しかしこの存在感のある麺がその辛さをしっかりと受け止めて、辛さが癖になりそうなうまさにまとまっています。

ちなみにここの刀削麺、作っているのは人ではなくロボットです。生地を練っているのは人間なんでしょうが、切っているのは厨房に設置された刀削麺ロボ。最初、中で店員さんが刀削麺を切ってるな、どれどれ...と覗き込んだらロボットで、ついのけぞってしまったという(;´Д`)ヾ。この店に行ったら、このロボットは必見です。

西安飯荘

続いて担担麺。こちらは麻辣麺に比べると幾分マイルドで、胡麻の香りが効いていることもあって食べやすい。私の好み的にはもうチョイ辛くてもいいくらいですが、これなら辛いの苦手な人でも十分イケル味だと思います。

西安飯荘

麻婆麺。その名の通り麻婆豆腐が載った刀削麺です。
つい炒飯セットで頼んでしまいましたが、これはとんだ炭水化物祭りになってしまった。

西安飯荘

担担麺よりは辛いけど、麻辣麺ほど辛くない。辛さ的にはこれくらいが美味しく食べられるバランス点でしょう。
味としてはこれが好みなんだけど、ひたすら豆腐と刀削麺というのはちょっと抑揚に欠ける感じ。もう一ひねりあっても良かったかも。

西安飯荘

炒飯はとてもオーソドックスなタイプで、黄金色に光っているのがとても美味しそう。
なんですが...ちょっとオイリーすぎる気がします。もう少しパラッと仕上げてほしかったなあ。

西安飯荘

辛くない方面も試してみよう、ということでスペアリブ麺。

柔らかく煮込まれたスペアリブと、うまみが煮出された優しい味のスープがホッとします。これおいしい。刀削麺食べたいけど今日は辛いのの気分じゃないんだよなー、というときに迷わず選びたい。
でもこの店に来るとつい辛いの食べたくなっちゃうんですよね(笑

西安飯荘

そういえば餃子はどうだろう、と思って鉄板餃子も頼んでみました。
出てきたのはいわゆる「鉄鍋棒餃子」系の、薄皮パリパリで肉々しいタイプの餃子。

まあ美味しいんだけど...この店の刀削麺のレベルに比べると、普通かなあ。皮はポロポロ剥がれてくるし。
この店で普通の茄子炒めっぽい定食も食べてみたことはありますが、刀削麺以外はまあ普通なんですよね。刀削麺以外の中華なら近辺に他に美味しい店はいくらでもあるので、積極的に頼まなくてもいいかなあ、と思います。

西安飯荘

冬季限定の酸辣麺。刀削麺のスープに酸っぱ辛い「酸辣湯」を使ったものです。
私は酸辣湯も酸辣麺もけっこう好きでよく食べるんですが、ここの酸辣麺はあんまり辛くなくて酸味の方が前面に立っている感じ。このスープにこの太麺というのも、ちょっと間延びするなあ。スープがもっと辣味寄りか、麺が縮れ系の中華細麺なら(それじゃ刀削麺屋じゃなくなっちゃいますが)良かったのに。個人的には他のレギュラーメニューのほうが好きかな。

店員さんは基本的に中国人で接客は雑だけど(笑)、刀削麺の味には間違いがない店だと思います。中華系の辛いのが好きなら、迷わずオススメ。

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投稿者 B : 23:40 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック