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2017/04/25 (Tue.)

台北かき氷「冰讃」再訪

先日の台湾の話をもう少し続けていきます。
今回台湾に行ったら、もう一度行きたいと思っていた店がありました。

冰讃

冰讃

迪化街からそう遠くない場所にある、知る人ぞ知る期間限定のかき氷店。去年来て本当に気に入ってしまったので、また台湾に来る機会があれば絶対来ようと思っていました。
営業期間は例年 4~10 月頃、しかもマンゴーの収穫状況によって変わるとのことで、4 月中旬に来てやってるかどうかは賭けでした。でも来たら開いてた!私は運がいい。

冰讃

店頭の貼り紙には「番外 open only 2 天だけ」の文字が。二日間だけ特別に営業していた日にバッチリ当たったようです!本当にラッキー。

それにしても、まるで日本のお店かのような、思いっきり日本人にやさしい貼り紙。日本人観光客が多く来るお店なんでしょうね。
と思いながら店内を覗き込んでみると、お客さんの半数近くが日本人(!)。限定営業なのに嗅ぎつけてきた日本人がこんなにいるとは。

冰讃

店内の段ボール箱にはおもむろに生マンゴーが!これこのままストロー突っ込んで飲んでいいですか(ぉ

しかし一般的なマンゴーのイメージとは違う緑色の果実。時季的にちょっと早いからまだ熟し切っていないのか、それともそういう品種なのか。

冰讃

毎度迷わせる豊富なメニュー。たくさんありますが、かき氷系なのは「雪花冰」「當季水果冰」あたり。悩ませるけど、個人的にはあまり具だくさんなのよりもシンプルなほうが好きなんだよなあ。どれにしようかな。

冰讃

迷った挙げ句、二種の果物の雪花冰にしてみました。乗っかってきた果物は、スイカとマンゴー。
この、赤・黄・白の色の取り合わせがいいじゃないですか。一足お先に夏が来た。

冰讃

ほわっほわだけど濃厚で、でも甘ったるくないかき氷に甘いスイカとマンゴー。こんなかき氷、他では食べられない。やっぱり今まで食べた中で最高のかき氷だと思います(あ、方向性が違うけど唯一対抗できるローストホースのかき氷を思い出しました)。
早採れのマンゴーがまだちょっと固いかな、とは思ったけど、わざわざこれを食べるためだけに迪化街から歩いてきただけの価値はあったと言えます。

ごちそうさまでした。
本営業は今週末からとのこと。今度の台湾出張のときにも、食べに来る時間はあるかなあ。

関連ランキング:かき氷 | 雙連駅周辺

投稿者 B : 23:13 | Gourmet | Sweets | コメント (0) | トラックバック

2017/04/22 (Sat.)

東京都目黒区三田のチキンと野菜の薬膳スープカレー

「ダメだ、完全に住宅街。裏目黒に出てしまった」

Shania

先日でようやく Season5 の聖地巡礼をコンプリートしたので、これで心おきなく Season6 の巡礼を開始できます。

Season6 は今までに比べると居酒屋飯系よりも本来の「ひとり飯」系の店が多いようで、今季は基本的に独りでまったりと巡ろうかなと。
...とか言いつつさっそく巡礼を開始しているわけですが(笑)、まずやってきたのは、つい先ほど放送されたばかりの第 3 話、目黒区三田のスープカレーのお店。そうそうこの店、前に誰かの blog で見かけて気になってた店だったんですよ!そこに聖地巡礼で来ることになろうとは。

Shania

「目黒区三田」というから都営地下鉄の三田駅(田町付近)に行くつもりでいたら、立地的にはほぼ目黒と恵比寿の中間地点じゃないですか(;´Д`)ヾ。慌てて軌道修正して、目黒から徒歩 10 分あまり。普通はまず通りすがりに気づかないだろうと思われる、入り組んだ袋小路の奥に、この独特の雰囲気を放つお店がありました。
この巨大猫、劇中のように昼間ならいいけど、夜見ると大の大人でもちょっと引く(汗。

薬膳スープカレー Shania

Shania

今回は放送前に行ったので、お客さんは少なめ。でも半分ほどが予約で埋まっていて、お客さんも女性中心。男独りの私はたぶん浮いてますが(汗)、放送後はきっと比率が変わるんだろうなあ(笑

Shania

ゴロー席がこちら。予告映像で座席位置までは分かっていたので座りたかったんですが、残念ながら予約席でした。
ま、こういうこともあるさ。

Shania

猫、猫、猫。店内はとにかく猫の装飾で満たされています。
表の巨大猫といい、店主はかなりの猫者とみた。

Shania

中でも特に存在感を放っているのが、最近何かと話題のサーバルちゃん(笑
トレンドに乗っかって飾ったわけではないと思いますが。

Shania

スープカレーか...最後に食べたの、いつだったっけ。
けっこう種類があって、迷わせるなあ。

全部、生薬入り。生薬って結局、なんなんだっけ?
でもとりあえず身体には良さそうだ。
野菜十勇士も頼もしい。一番人気を頼んでみるか。

Shania

こんなに手順があるのか。これまた迷う。
でも、久々のスープカレーはやはりオーソドックスに行こう。

Shania

飲み物はちょっと気になった「ダブルカルチャード」というビールを頼んでみました。

これ、見た目からしてクラフトビールかと思ったら、カルピスをビールで割ったビアカクテルなんですね。
初めて飲んだけど、白濁した甘酸っぱい感じ、クラフトビールっぽくておいしい。これ、アリだよアリ。

Shania

ビールが出てきたらカレーを待つ間につまみも必要でしょ、ってことでシャナイア風ザンギ。
劇中では 3 辛を頼んでましたが、私は 2 辛で注文。

あっ...チキンカレーとザンギ、鶏がかぶってしまった。
焦って「とり」乱した。

というか、「ゴローちゃんならここは鶏に鶏をかぶせてくるはずだ」と予想して注文しました(ぉ
ちょいピリ辛で、甘めのビアカクテルにちょうどいい。これはもう少し辛くてもよかったか?

Shania

ザンギをいただきながらふと目をやると、ここにも猫。
レンゲについた肉球に、男だてらにキュンキュンします(笑

Shania

謎の楽器もありました。猫、関係ないし。
見た瞬間、「スクリーントーンズのパーカションの人がたまに使いそうな楽器だな」と思いました(何

Shania

さ~、来ましたよチキンと野菜のスープカレー、オリジナルスープ 3 辛。予告タイトルが出る前にここまで正確に当てた自分を誉めてあげたい(笑)さすがにいももちまでは予想できなかったけど...。
ビールを頼んでしまったので、ライスは小盛りにしてみました。

Shania

メニューにはかわいい猫のイラストで、スープカレーの食べ方講座。
要するに「自由に食べて OK」ってことらしい(笑。

Shania

野菜も賑やか、食べ応えありそうだ。
この乗っかってる赤いのが生薬ってことかな。

スープカレーと言えば昔札幌でけっこう食べたけど、ここのはそのどれとも似てないぞ。
東京のスープカレー、実力はいかほど。

Shania

まずはスープから。
ああ~~~...これは、うまい!

「薬膳スープカレー」と銘打ったスープカレーってシャバシャバした感じでコクが薄く、スパイシーさ優先なことが多いけど、ここのはスープカレーなのにしっかりコクがあって、超おいしい。
コク系カレー好きとしてはこれ、大好物です。一口めで理解した。

Shania

おぉ、スプーンで切れるチキン。チキンだけじゃなく、この中に入ってる野菜たち全てにもこのスープのうまみが浸みてて、どこをどう食べてもうまい。
いろいろ入ってるからカレーと言いながら、ちゃんこというかブイヤベースというか、鍋的でありながら、しかもお薬でもある。

ああ~、じんわりきたな。スパイスと生薬の仕業か。
いや...じんわりどころじゃない、汗がドワッと噴き出してきた。スープのコク深さに気を取られてたけど、確かに薬膳が身体を芯から燃やす熱さ。

Shania

あらゆる具材を受け止めながらも破綻することなく、独自の世界を築き上げる知性。スープのコクとカレーの辛さが両立している柔軟性。
薬膳と言いつつ説教くさくないのもいい。
自分の中で、新たなるスープカレーの地平が広がったかのようだ。

あ~、うまかった。大・満・足。
ごちそうさまでした。

ここは気に入ってしまったので必ずまた来よう。でもどうやら今月末から一ヶ月ほど、改装のために休業するらしいので、次に行くのは 6 月か。
次回は違う種類のスープと、アイスも頼んでみようかな。

孤独のグルメ Season6 [Amazon Video]

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関連ランキング:スープカレー | 目黒駅恵比寿駅

投稿者 B : 01:28 | Curry | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2017/04/21 (Fri.)

台湾台北市永楽市場の乾麺

「ようし、ハシゴ飯だ。ひとり台湾爆食いツアーだ」

原味魯肉飯

永楽市場の鶏肉飯から続けて、今回がいよいよ Season5 聖地巡礼のオーラス。ようやく最後の聖地にたどり着きました。長かった...!

ハシゴ飯というだけあって、永樂担仔麺からはすぐ近く。永楽市場の片隅に、ひっそりと佇んでいたのがそのお店。

原味魯肉飯

原味魯肉飯

店先では持ち帰りの軽食っぽいのも売っていたりして、ちょっとした縁日感。ここイイ感じじゃないですか。

お店に入ったら、劇中でも良い味を出していたお母さんが「日本人ですか?」と尋ねてきました。おお、けっこう日本語できるんですね。

原味魯肉飯

壁際には、メニューが...ってこのメニュー、ドラマに出てきたのより随分こぎれいになってますね。
よく見るとお母さんのメガネも新調されているし、巡礼のお客さんが増えて張り切っちゃった感じ?(笑

さておき、漢字で何となく意味は分かるし、羅東のときと同じように何となく頼んでみるか。

原味魯肉飯

と思っていたら、日本語のメニュー表が出てきました(笑。やっぱりドラマの影響で、そうとう日本人客が増えたんだろうな。かく言う俺もその一人だけど。

どれどれ、ていしょく、つまみ、スープ...、
あっ、麺だ!
麺を忘れてたよ。危ない危ない。

原味魯肉飯

注文し終わったところで、まずビール市場ソーダからいただきます。
うん、この暑さの中で薄い感じのビール、悪くない。

原味魯肉飯

料理はとりあえず青菜(空心菜)の炒め物から。
ここはいちばんシンプルなので攻めてみよう。

これは「ふらっと QUSUMI」で久住さんが食べていたものですが、空心菜をニンニクと一緒に炒めただけなのに、やたらうまい。
私が空心菜好きというのを置いといても、うまい。これ本編に登場するだけの実力はあったんじゃないですかね。一部ではふらっと QUSUMI のほうが本編という説もあるけど。

原味魯肉飯

乾麺、来た。
な~るほど、汁なし麺か。

混ぜ混ぜしてからいただきます。
うん、このタイミングでこの甘辛あん、悪くない。

ああこれは、魯肉飯のご飯の代わりに麺を入れた、みたいな感じか。
これおいしい。俺はこういう麺類、好き。重くないやつ。

原味魯肉飯

そして「下水湯」。出ました!これか~。
持ってくるときにお母さんがいちいち「げすいゆ、ね」と言ってくるのがネタだろうけど、笑ってしまう(笑

ああ、やさしい味だ。全然下水じゃない。セーフ。

原味魯肉飯

もしかして、これが「ゲ」か?...砂肝だ!
この砂肝から出たダシが、このスープのうまみを司っているのだろう。

汁なし麺の汁を、これでカバーしたぞ。
でも、もうちょっと辛くてもいいかな。

原味魯肉飯

と、スープについてきた辛そうなタレを入れてみようとしましたが、

原味魯肉飯

このような注意書きが(笑
基本的に、スープの味を調整するためのタレではないようです。

それにしてもこの注意書き、きれいな日本語で書かれてるけど、お母さんじゃなくて日本人のお客さんが気を利かせて書いたものなんだろうな。
こういうちょっとしたものから、この店が持つあたたかみを感じます。

原味魯肉飯

ビールのつまみにもう一品欲しくなったので、排骨を頼んでみました。発音的には「パイコー」ではなく「パイクー」が正しいらしい。
日本語訳としては「とんかつ」と書かれていたけど、日本のとんかつとは随分違う。羅東で食べた紅糟排骨ともまたちょっと違う、ピリッとパンチの効いた味。これは食べた感あるなあ。

原味魯肉飯

壁には『孤独のグルメ』コーナーとして、撮影時の松重さんと久住さんの写真が大々的に貼られていました。
お二人とも、心なしか他の店で見た写真以上に楽しそう。台湾編の撮影、本当に楽しかったんでしょうね。

原味魯肉飯

その隣には、2015 年 10~11 月に台北で行われたスクリーントーンズのライヴポスターも。
メンバー全員のサインと、久住さんに至ってはポスターの横にも一つサインが書かれていました。
きっとライヴのついでにこの店にも来たんだろうな。

原味魯肉飯

...と思ったら、案の定メンバー来訪時の写真もありました(笑
この店、愛されてるなあ。確かに気さくなお母さんのもてなしが心地良いもんな。

私も、二日にわたって食べ歩きすぎてさすがにお腹がいっぱいになりました。
でもこれは苦しいというのとは違うな、幸せなんだろうな。

この遠征をもって、開始から一年半の期間を経て『孤独のグルメ Season5』の聖地巡礼が全て完了しました。今回はいつも以上に大変だった...。
でもこれでようやく気持ちを切り替えて Season6 の聖地巡礼をスタートできます(ぉ。

ひとまず、ごちそうさまでした。
そして Season6 の聖地巡礼もぜひお付き合いください。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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関連ランキング:台湾料理 | 迪化街

■ドラマ『孤独のグルメ Season5』聖地巡礼エントリーまとめ
第一話 神奈川県川崎市稲田堤のガーリックハラミとサムギョプサル
第二話 東京都江東区清澄白河のポパイベーコンとサンマクンセイ刺
第三話 東京都杉並区西荻窪のラム肉のハンバーグと野菜のクスクス
第四話 台湾宜蘭県羅東の三星葱の肉炒めと豚肉の紅麹揚げ / 葱餡餅
第五話 台湾台北市永楽市場の鶏肉飯と乾麺 / 甘味パート / ふらっと夜市
第六話 東京都目黒区大岡山の九絵定食となめろう冷茶漬
第七話 東京都世田谷区千歳船橋の羊の肩ロースとラムチョップ
第八話 東京都渋谷区代々木上原のエマダツィとパクシャパ
第九話 千葉県いすみ市大原のブタ肉塩焼ライスとミックスフライ
第十話 東京都江東区亀戸の純レバ丼
第十一話 埼玉県越谷市せんげん台のカキのムニエルとアメリカンソースのオムライス
第十二話 東京都豊島区西巣鴨の一人すき焼き
特別編 北海道旭川市の新子やきとかにくり~むコロッケ
特別編 宮城県仙台市の牛たん定食と三陸女川町の海鮮五色丼 / サバだしらーめん
特別編 東京都中野のレバにら炒めと千葉県津田沼のリブステーキ
→その他の聖地巡礼エントリーはこちら

投稿者 B : 00:12 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2017/04/20 (Thu.)

台湾台北市永楽市場の鶏肉飯

「胃袋問屋の在庫、ゼロ。倉庫、カラ。まずは何か食おう」

迪化街

というわけで羅東に続いて台北の聖地にやってきました。前回の訪台ではすぐ近くまで来ていながら甘味パートしか巡ることができなかったので、ここへの聖地巡礼は悲願でした。今回は台北の中心街からタクシーで来ましたが、地下鉄だと北門駅から徒歩でのアクセスになります。

迪化街

ともあれ、お店に入る前にちょっと周辺の散策を。ここ永楽市場は昔からの繊維市場とのことで、輸入雑貨商のゴローちゃんが仕事で訪れるという設定にも納得感があります。さらに隣接する迪化街は台湾最大の乾物市場で、活気があり歩いているだけでも楽しい。

迪化街

さまざまな乾物や香辛料が歩道にせり出すほどに並べられていて、商店街全体に不思議な香りが立ちこめています。
料理の香りとは違うとはいえ、この香辛料の香りはなかなか胃への刺激が強い。なんというか... 腹 が 、 減 っ た 。

永樂担仔麺

店を、探そう。

というわけで Google マップを片手に目的地を探すわけですが、ここと思われる場所にテレビで見覚えのある建物がなかなか見当たらない。
...が、注意深く見てみると、張り出されたビニール製の日除けによって看板が隠れていただけでした(笑。

永樂担仔麺

永樂担仔麺

あったあった、ここだ。永樂担仔麺。
この店、勢いがある。

お昼どきなだけあって、かなり活気あるなあ。

永樂担仔麺

店先ではせっせと仕込みが行われていて、これを見ているのも楽しい。
この雰囲気、どっかで感じたことがあるなあ...と思っていたら、赤羽のまるます家によく似ているんですよね。案外、番組スタッフがこの店を選んだきっかけも、それだったりして。

永樂担仔麺

ん、大陸妹?何ですかそれは。

という劇中のモノローグも、やらせではなく本当にこうやって無造作に段ボールが置かれていたことが分かる一コマ。

永樂担仔麺

店外の席がいっぱいだったので、店内に入って座らせてもらいました。

メニューは日本人フレンドリーな感じになっていて、ドラマ放送後に多くの日本人が訪れたことが窺えます。
そして日本のお店ならば「五郎さんセット」と書かれるところが「五郎特餐」!漢語で書かれると特別感がすごい(笑

永樂担仔麺

そんなわけで、五郎特餐。鶏肉飯(チーローファン)とおかずセットの組み合わせです。

おお...これが台湾式屋台スタイルか。
無造作な感じでありながら、強力に食欲を刺激してくる見た目。

永樂担仔麺

まずはおかずセットの、肉・油揚げ・煮玉子。

ほう!これはタレがいい。
メシが進んじゃうでしょ、こういう味で来られたら。

こういうのを気取らずにワシワシいけるのが、屋台メシの楽しいところ。
いいぞいいぞ。

永樂担仔麺

そして白菜。
白菜って、同じものでも和風だしと中華だしで全然味わいが違う。
ここの白菜は中華の味をしっかり受け止めていて、これだけで白米がイケそうだ。

青菜もグー。これが「大陸妹」かな?レタスの一種ってことらしいけど。
昨日の葱もうまかったし、台湾って野菜がうまいのか。
いい国じゃないか。

永樂担仔麺

でもって、鶏肉飯。
魯肉飯は食べたことあったけど、鶏肉飯はこれが初めて。

これもまたタレがいい。いいよ、この味。
タレの味でご飯を食べさせながらも、魯肉飯よりも軽い感じなんだな。
台湾のぶっかけご飯、ナイス。おかわりしたくなってきちゃったぞ...。

永樂担仔麺

おいしかったです。ハオツー。
このセットで 85 元(日本円にして 300 円ほど)って、ちょっとすごい。
安いし、うまいし、いい飯だった。

本当はもうちょっと食べたい気分もあったけど、聖地巡礼はもう一箇所残っているので、ここらで切り上げ。
また来る機会があったら、今度は麺、いってみようかなあ。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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関連ランキング:台湾料理 | 迪化街

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2017/04/17 (Mon.)

台湾宜蘭県三星郷の葱餡餅

「ここが...羅東。台北とはやっぱり雰囲気が違う」

羅東

時間軸的には羅東の聖地巡礼から遡ること数時間。同エピソードの間食パートの聖地も巡ってきました。

宜蘭県羅東は地方都市という印象で、台北に比べてゆったりした時間が流れている感覚があります。新しい建物や高層ビルもなくて、台北からほんの一時間半も走ってきていないのに随分印象が変わります。でもこっちのほうが旅して来た感があって、なんかいい。

羅東

この羅東駅から間食パートの聖地までは、路線バスかタクシーくらいしか交通手段がありません。今回は時間がもったいなかったし、ゴローちゃんのようにタクシーで「腹が、減った」のシーンを再現したいという思いもあり(ぉ)タクシーで移動。

ちなみに台湾のタクシーはほぼ黄色で統一されていて、流しのタクシーを捕まえる際にも見つけやすい。もっとも日本と同じで、地方に来ると流しのタクシーもほとんど走っておらず、駅前で拾うことになりますが。
日本と違って高級車のタクシーはほとんどなく、大半が大衆車ベース。でも新しめの車両が多くて、アメリカのようにタクシーの質が低いということもありません。しかも運賃が安く、日本のタクシーの 1/3~1/4 くらいの感覚で、電車やバス代わりに気軽に利用できるのがありがたい。今回の訪台でも移動の大半にタクシーを使いました。

羅東

宜蘭からの道中。道沿いはほぼ田畑という感じで、台湾に来たという感覚があまりない(笑。日本の田舎と変わらないなあ。
まるで帰省してきたかのような、のどかな風景が続きます。

羅東

...かと思えば、合間にちょいちょいこういう屋根に派手な装飾が施された赤い建物が出てくるので、「おう、そういえばここ台湾だった」と思い出すことになるわけです(ぉ。
いや~、面白いなあ。

そんなわけで 30 分ほどタクシーを飛ばしたところで、目的地に到着しました。

三星青葱文化館

三星青葱文化館

ここか、青葱文化館。

宜蘭の西の方にある「三星郷」と呼ばれる農村。
中でも葱はブランド化されているようで、その象徴たる建物がこちらです。

三星青葱文化館

青葱の文化、その館。
...ゆるキャラ。

このひょろっとした姿が何とも言えない。
しかも、自転車のカゴには梨。そういえば道中、あちこちに梨畑もあったっけ。

三星青葱文化館

建物の中に入ると、また別のゆるキャラがお出迎え(笑。
しかもこのニワトリ、トウモロコシでできてるし。農作物のオールスター。

青葱文化館っていうから、三星における青葱の歴史や文化・風俗についていろいろ教えてくれる施設かと思ったら、中は半分ほどが地元の農産物関連の物販コーナーでした(笑。

葱明小舖

外に出ると、「葱明小舗」というはなれのような建物が。
そうそう、ここがゴローちゃんの間食ポイントです。

へ~、葱餡餅。
小腹も空いたし、食べてみるか。

葱明小舖

注文すると、目の前の鉄板で焼いてくれました。
一見クレープ屋さんのようだけど、焼いている生地にはしっかり青葱が挟まれてます(笑。
でも、この垢抜けなさが逆にいい。

葱明小舖

できました。
おお~っ、葱たっぷり。

表面はパリパリ、中はトロッとしていて、クレープともお好み焼きとも違う新食感。
醤油だれっぽいのと辛味噌だれの二種類の味が、葱の風味を引き出していて、これはいける、うまい。

いいじゃないか、いいじゃないか。
ばあちゃんのおやきを思い出す味。ばあちゃんにおやき作ってもらったことないけど(ぉ。

三星

ちょっとした間食のつもりが想像以上においしくて、おかわりもしたくなったけど、主目的の聖地巡礼のためにここでお腹を満たしてしまうのは得策ではない。
というわけで、少し三星の街を散策してみるか。

いや、実際にはタクシーかバスに乗ろうと思って周辺を探し回っていただけなんですけどね(笑

三星

三星は羅東よりもさらに田舎の農村で、妙に懐かしい感じ。自分が生まれ育った故郷も昔はこんな感じだったよなあ...。
台北の辺りは街並みは東京都あまり変わらないし、歩いているとあちこちで日本語が聞こえてくるくらい日本人も多いけど、このあたりは全然違う。古き良き台湾がまだ残っている感じ。どんなところか分からず不安だったけど、来てみて良かった。

ここからは路線バスでいったん羅東に戻って、そこからまたタクシーで今度は東へ。

国立伝統芸術中心

国立伝統芸術中心

こちらはゴローちゃんが羅東から台北に戻る前に訪問していた「国立伝統芸術中心」という場所。その名の通り、台湾の文化や伝統を集めたテーマパークとのことです。

しかし...実はこの日、行きのフライトが大幅に遅れた上に空港のイミグレで大混雑に見舞われ、当初の予定よりも 2~3 時間押しという状況でした。で、急いでここまで来てみたはいいけど、到着時点でほぼ施設の営業終了の時間だったことが発覚(;´Д`)ヾ。施設の方のご厚意で「中のお店はほとんど閉まっちゃってるけど、せっかく来たし見るだけなら...(意訳)」ということで、中だけ散策させてもらいました。

国立伝統芸術中心

本来は、ここで第 5 話の甘味パートに登場したトマト飴をいただくつもりだったんです。が、やってないものはしょうがない(´д`)。
しかしドラマを観たときはこの飴にどういう意味があるんだろう?と思っていましたが、この施設の装飾に使われている多連の提灯がモチーフだったんですね。

国立伝統芸術中心

この施設、立地も立地だしあまり派手さはないんですが、とても台湾らしい雰囲気が漂っていて、フォトジェニックな被写体もいろいろあって、けっこう楽しい。
これはやっぱりちゃんと営業してる時間帯に来たかったなあ。今後羅東に来る機会もそうそうないだろうけど、また近くに来るチャンスがあれば、改めて立ち寄りたい。

最後はちょっと残念でしたが、台北にいてはまず感じられない台湾らしさを実感できる小旅行。なかなかに楽しかった。
ゆったりした時間を感じることができて、少しリフレッシュできました。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 22:56 | Gourmet | Junk Food | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2017/04/16 (Sun.)

台湾宜蘭県羅東の三星葱の肉炒めと豚肉の紅麹揚げ

「久しぶりだ、このワクワク感」

台湾

ドラマ『孤独のグルメ Season6』の放送も既に始まっていますが、私としては一年半前の Season5 の聖地巡礼がまだ未完。去年たまたま出張で行った際にも甘味パートしか巡る余裕がなかったし、これを終わらせないことに Season6 の聖地巡礼に取り組むわけにはいきません。というわけで、満を持して再び台湾へやって来ました。

羅東

最初の目的地は宜蘭県羅東。現地の発音では「ルードン」と読むらしい、台北から南東に位置する海のすぐ近くの町です。台北からは電車または高速バスで 80 分ほど。電車のほうが早そうに思えますが、電車は海沿いをぐるっと回って行く(距離が長くなる=高い)のに対して、バスはほぼ直線的なルートで行くのでほぼ同じくらいの時間で行けてしかも安いので、バスルートを選択。しかしこのバスが高床型で、しかも高速道路は高架だったり山間だったりを走るので、高所恐怖症の身には怖い怖い(;´Д`)。これは電車にしておけば良かったかも...。

ともあれ、羅東駅から徒歩 10 分あまりのところに、今回の目的地はありました。

船家熱炒 99

このお店。劇中に登場したのは「全台小吃部」というお店でしたが、なんと放送翌日に店主が急逝してしまい(!)閉店していました。が、直後にほぼ同じ業態のお店が居抜きで入り、店名を変えて今でも営業しています。立地的にも、そんな経緯的にもこのお店にまで聖地巡礼に来ている人は、私が調べた限りではほとんどいないようで。でもここまで巡礼するか否かで敬虔さが問われると言えるでしょう(ぉ

それにしても長旅で、腹 が 、 減 っ た 。

いや、焦るんじゃない。俺は腹が減っているだけなんだ。
台湾人も腹が減る。人類、みな同じ。

船家熱炒 99

船家熱炒 99

現在の店名は「船家熱炒 99」。うまそうな字面じゃないか。
どうやらこのお店自身が漁船を持っていて、それで獲れた新鮮な魚介類を提供するというコンセプトの店らしい。
「熱炒」とは「ルーチャオ」と読み、ジャッと炒めてササッと出せるおつまみを中心とした居酒屋、くらいの意味らしい。
それを一品 99 元から提供しているから「船家熱炒 99」、なるほど。

船家熱炒 99

お店の前には大きな水槽と保冷ボックス。
ドラマに出てきたほうのお店では、この水槽に活きた魚介が並べられ、店頭にメニューが掲げられていましたが、今のお店ではメニューはなく、水槽もちょっと寂しい感じ。でも保冷ボックスには獲れたての魚が豪快に入っていて、注文が入るとそこからおもむろに食材を取り出していくのが、ちょっとしたショー感あります。

とにかく、店に入ろう。

船家熱炒 99

さて、メニュー的なものは...なるほど、これがメニューと注文票を兼ねているのか。
しかし、写真もなしに文字だけとは...これは難しすぎる。漢文のテストだ。

でもせっかくだから、別の店とはいえドラマに出てきたのに近い料理をできるだけ頼んでこその聖地巡礼だ。
日本だって漢字文化圏、雰囲気を頼りにそれっぽいのを頼んでみようじゃないか。
これで思ったようなのが出てきたら、台湾万歳だ。

船家熱炒 99

飲み物は...あ、あれか。
そうえばゴローちゃんもこの冷蔵庫から勝手にお茶を取っていたっけ。
よく見ると十六茶とかカルピスウォーターもあるし、けっこう日本の飲み物ってこっちでもメジャーなんだな。

船家熱炒 99

ま、こっちに来たからには台湾ビールでしょ。
薄味で水みたいにグイグイ飲めるのが、まさに暑いところのビールという感じ。この時季の台湾はまだ夏の気候じゃないけどジワリとくる暑さがあるし、こういうビールがありがたい。

船家熱炒 99

さあ、料理がおいでなすった。
三星葱の肉炒め、やっぱこれからでしょ。葱の名産地だけあって、今のお店でもちゃんとありました。

ドラマに出てきたのは臘肉(ベーコン)だったけど、今のお店は普通の肉。牛と羊が選べたので、迷った挙げ句牛にしてみました。

船家熱炒 99

おお、葱だ。葱が、改めてうまい。
さすがに三星葱、台湾のブランド葱なだけあって、しっかり存在感のあるネギ味。
食欲をそそるこのタレがまたいいんだよなあ。でも、これは牛肉よりも羊肉のほうがパンチがあって良かったかもしれない。

船家熱炒 99

そして、チャーハン。
何の変哲もないチャーハンだけど、本場に来たからにはこういう王道のチャーハンこそ食べたい。

おお...ちゃんと、チャーハン。
しかも、うんまい!!

看板の熱炒に偽りないおいしさです。

船家熱炒 99

これもちゃんとあった紅糟排骨(豚肉の紅麹揚げ)!
ドラマとは見た目が少し違ってパクチーが添えられたりもしているけど、これがあると思っていなかったので、本当に嬉しい。もしかして、この紅糟排骨ってけっこう台湾の定番料理だったりするんだろうか。

船家熱炒 99

おお~、肉の脂がガツンと来る。
日本ではちょっと味わえない肉味。

これはビールが進んじゃう味だなあ。
日本でもこれが食べられる店があったら、俺、通っちゃいそう。

最高、パイコー、最高!

船家熱炒 99

船家熱炒に入って海鮮頼まないのは、寿司屋に入って玉子とかんぴょう巻しかしか食わないで出るようなものか?
というわけで、海鮮も頼んでみました。これもドラマと同じメニューがあった、蛤仔湯(蛤スープ)。

船家熱炒 99

日本と同じ、海のものはうまいはず。
見た目も日本の蛤汁みたいだけど、刻み生姜が入っているのが台湾流。

ふんふん、蛤、ハオツー。
いいよいいよ。

船家熱炒 99

茹で烏賊。これはメニューに書いてなかったけど、漁船持ってるような居酒屋ならイカくらいあるだろ!と思ってダメモトで注文してみたら出てきました。スマホで写真を見せながら「魷魚(ヨウユー)」とか通じるか通じないか怪しい中国語を喋ってなんとかオーダー(;´Д`)。

そしたらドラマに登場した茹で烏賊とはだいぶ見た目の違うのが出てきて驚きました。まるで日本の鱧料理かのような、見事な細工包丁。
しかも見た目だけでなく、このイカ...うンまい!弾力性よりも柔らかさが勝っている感じのイカで、この細かな切り込みにワサビ醤油や辛ダレがよく絡んで、とてもうまい。

普段、イカって刺身、煮物、酢の物、フライ、乾き物...いろいろ食べるけど、こういうシンプルに茹でただけのイカ、って滅多に食べない気がする。
素材がいいからできることなんだろうけど、こんなにうまいと思ってなかった。台湾をなめてたか。

このイカ、やっぱりイカしてる。
あ~、止まらない。

船家熱炒 99

葱、米、肉、貝、烏賊、全部マル。
漢文テスト、全問正解じゃないか。
まさかお店が変わったにも関わらず、ゴローちゃんが食べたのとほぼ同じ料理がひととおりいただけるとは思ってませんでした。いずれも台湾の定番料理なのか、それともお店側が以前のお店を意識しているのか。真相は分からないけど、おいしけりゃそれでいいじゃないか。

台湾の熱炒、素晴らしい。
ハオツー、ハオツー。シェシェ、台湾。

あ~、うまかった。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 21:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2017/04/14 (Fri.)

神泉 スペイン料理 ミネバル

渋谷でスペイン料理をいただいてきました。

スペイン料理 ミネバル

ミネバル

京王井の頭線で渋谷から一駅にある神泉。ここも最近ではいわゆる「奥渋」と呼ばれるエリアにあたるのでしょうか。とても渋谷駅から徒歩で 15 分ほどとは思えない閑静な住宅街に、ひっそりと佇むように存在するスペインレストラン「ミネバル」。別にジオンのお姫様がやっているバルでも、マスターに「ここいらじゃ見かけないが、どこから来なすった?」と問いかけられる店でもありません(←分かりづらいネタ)。
地下にあるお店で、通りすがりに入ろうという感じではありません、ミシュランガイドに二年連続で掲載された名店とのこと。だからってわけじゃありませんが、看板からして雰囲気あります。

ミネバル

予約しておいたところ、通されたのは半個室席。こういう店に来たらビールじゃなくてスパークリングワインでしょう、ということで泡で乾杯。節目を迎えがちな時期でもありますし、今までお疲れさま、これからもがんばろう、的な。

ミネバル

料理はおまかせコースで。

まずはタパス、こちらは桜エビをチーズでカリカリに焼き上げたチップ。軽めのおつまみで、桜エビと焦がしたチーズの香りがとてもいい!これはスパークリングワインの最良の相棒です。

ミネバル

続いてスペインオムレツ「トルティージャ」。細長く切られたジャガイモが入っていて、普通のオムレツとはまたちょっと違う食感。これもいい。

ミネバル

それからニンジンのポタージュ(クミン入り)。
えっこれがニンジン?と驚いてしまうほど濃厚なポタージュで、すごくおいしい!これおかわりもらえませんか(ぉ

まだタパス三品しかいただいていないのに、もうすっかり満足度が高まってきています。

ミネバル

スペシャリテに移ります。

自家製パテとソーセージの盛り合わせ。これで一人前です。
スタッフの方がまるで立て板に水を流すかのように全種類をサラサラッと説明してくれたのですが、さすがに憶えきれませんでした(汗
でもどれが何とか気にしないでいいくらい、どれもうまい。付け合わせのヒタヒタになったタマネギでさえおいしい。

ミネバル

こういうのが来ちゃったら、ワインも赤に進めざるを得ないってものでしょう。

ミネバル

「サーモンのプディング ホタテと車エビのタルタル」。上に乗っている四角いカタマリがサーモンをプリン状にしたもので、その下にホタテと車エビのタルタルが敷き詰められています。
工業クラスタ的には重心が皿の中央に来ていないのがちょっと気持ち悪いですが(ぉ)、そんなことお構いなしにこれおいしい!何コレおいしい。

最近、本当においしいものを食べると自分の語彙力が一時的に著しく低下することを実感します(ぉ

ミネバル

この前衛的な一皿。スタッフの方が「アーモンドパウダー 野菜のソース添えです」という一瞬真に受けそうになってしまうボケを披露してくれたところで(ぉ、

ミネバル

その上に主役が乗っかってきます。
「フランス産ホワイトアスパラ 野菜とアーモンドのソース」。

ホワイトアスパラでこんなに立派なの、今まで食べたことがありません。しかも焼きを入れてあるのに、内側は甘く瑞々しくて、香ばしいソースがアスパラの甘みをさらに引き立てて、すごーい!おーいしー!(語彙力低下中

ミネバル

たたみ掛けるように、メイン料理が運ばれてきました。
「マテ貝とホタルイカ シェリービネガーのソース」。

今季はなかなかありつけなかったホタルイカに、こんなところで出会えるとは。ホタルイカといえば辛子酢味噌と相場は決まっているものだと思っていたけど、こういう風に料理してもおいしいんですね...。

ミネバル

そして肉のメインは子羊のロースト。
11 ヶ月の子羊を使い、モモ肉、ヒレ肉、ミンチ状の巻物という複数の部位で味の違いを楽しめます。
すごく柔らかいし、牛とも豚とも違うラムのジューシーさが口いっぱいに広がって、これもたまらん。

ミネバル

〆はスペイン料理らしくパエリア。いったん鉄鍋で作った状態で持ってきた後で、店員さんが取り分けてくれました。
魚介のうまみが凝縮されたパエリア、本当においしい。さっきからおいしいしか言ってない気がするけど本当においしい。

ミネバル

デザートは、「イチゴのコンポートとチョコレートのケーキ バニラとルッコラのアイス」。
甘ったるいデザートではなく、冷たくて甘酸っぱい味が口の中をイイ感じにリフレッシュしてくれます。デザートに至るまで手を抜いていないなあ。

ミネバル

食後のエスプレッソを飲み干したところで、完・食。

ちゃんとしたコース料理を食べたのは久しぶりだなあ。そしてどの料理も本当においしく、お腹も気持ちも満たされました。
ミシュランガイドに載ってる店を巡る趣味はないけど、さすがだなあ、と思わせる味ともてなし。

機会を見つけてまた来たいお店です。
本当にごちそうさまでした。

関連ランキング:スペイン料理 | 神泉駅駒場東大前駅池尻大橋駅

投稿者 B : 23:33 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/04/05 (Wed.)

五反田 伊酒家 Azuki

たまに書いている五反田ランチシリーズ、地味に需要があるようなので(笑)これからも時々書いていきます。
今日は気軽に入れるイタリアン(?)ランチ。

伊酒家 Azuki 五反田駅前店

伊酒家 Azuki

五反田駅前、最もランチ激戦区と思われるエリアのビル 2F。親子丼ランチもやっている焼鳥店「たかはし」の真向かいにあるお店です。
店先にはワインボトルがズラッと並んでいて、昼時にも関わらずそそります。

伊酒家 Azuki

ランチメニューは黒板に。ナポリタン、カルボナーラ、ハンバーグ、ローストビーフ、チキンカツ...と、いずれもあまり気取らないけどサラリーマンのお昼の空腹を刺激するワードが並んでいます。
これにはつい引き寄せられてしまうというもの。

店内は、お洒落なイタリアン...というよりは、二昔くらい前だったらこういうのが流行ってたんだろうなあ、という感じの「イタメシ屋」。お客さんも大半が周辺で働くサラリーマンという感じ。でもだからこそ、気取らずに昼休みをリラックスできるというものです。

伊酒家 Azuki

ランチタイムは基本的にミニサラダつき。ライスものの場合はさらにスープまでついてきます。

伊酒家 Azuki

どどん!とナポリタン。「レトロナポリタン」というだけあって、載っかってるのがタコさんウィンナーですよ!(笑

しかしこういうナポリタンといえば緩く茹でられた麺を想像するものですが、ここのはしっかりアルデンテ。完全に典型的な「喫茶店のナポリタン」が出てくると思ってたのに、なかなかどうして、想像以上にウマイ。

伊酒家 Azuki

そしてこちらは「オリジナル明太カルボナーラ」。カルボナーラだと思って油断するとやられる、かなりしっかりした辛さ。つかこれ明太子だけじゃなくて一味たっぷり入ってますよね(汗
でも辛い物好きとしてはこれくらい辛い方が美味しい。カルボナーラじゃなくて明太子パスタですこれ。そしてこれも、ちゃんとアルデンテ。

ちなみにこのお店、パスタはサイズ S/M/L で値段が変わらないので、遠慮なく大盛りをオーダーできます。

伊酒家 Azuki

ガツン!とエビフライ&チキンカツ。
これはパスタに比べると、まあ普通の洋食屋系のフライ定食という味だけど、ボリューミーでかなり食べ応えあります。この店がサラリーマンで溢れてる理由がこれで分かった気がしました(笑。

伊酒家 Azuki

牛すじハンバーグ。柔らかく煮込まれたハンバーグに牛すじの塊がゴロゴロ載ってて嬉しい。
デミグラスソースはちょっと甘めの味つけで、個人的にはもう少し甘さ控えめのほうが好みだけど、これはこれでアリ。

伊酒家 Azuki

食後には 100 円でドリンクがつけられます。生ビールやグラスワインまで 100 円でつけられてしまうので、その誘惑に抗うのが大変難しい(;´Д`)。
なお一度でも訪店するとお会計時にランチパスポートをもらえて、以後何度でもランチが 100 円引きになるので、それでドリンクをつけられるプチ贅沢。

ランチ激戦区の五反田にあって、非常に費用対満足度の高いお店だと思います。古い定食屋で一人飯よりも、こういうところで他のサラリーマンに混じってランチ食べてるほうが、自分がおっさんになりつつあることを自覚できます(ぉ

ここ、夜はどんな感じなんだろうなあ。一回来てみたいなあ。

関連ランキング:イタリアン | 五反田駅大崎広小路駅大崎駅

投稿者 B : 23:20 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2017/03/28 (Tue.)

裏渋 キッチン ハセガワ

渋谷でなんかおいしいハンバーグが食べたくなったので、評判の洋食屋さんに行ってきました。

キッチン ハセガワ

キッチン ハセガワ

渋谷では近年、駅から徒歩 15 分ほど離れた「裏渋」「奥渋」と呼ばれるエリアが人気なんだそうで。まあ普段渋谷に遊びに来ることの少ない私にはあまり縁のない話ですが、確かに渋谷とは思えないちょっと入り組んだ、住宅街っぽいエリアにぽつんと存在する小さな洋食屋さんです。
オシャレなんだけど親しみが持てるレトロな看板がイイ感じ。

キッチン ハセガワ

壁までオレンジで統一した店舗、なかなかかわいいじゃないですか。

しかし、この行列(;´Д`)。ランチタイムのピークを過ぎた時間帯にも関わらず、お店の角を曲がった先にまで行列が連なっているんですけど...。
でも、今日はここのハンバーグが食べてみたくて来たんだから、根性で並びます。

キッチン ハセガワ

店先に出ている看板、並べられている料理写真がどれもすごく美味しそう...眺めているだけで空腹が加速していくかのようです。
どんなハンバーグなのか悶々と想像しながら結局 40 分くらい待って、ようやく着席できました。

キッチン ハセガワ

外観通りこぢんまりとした店内は手作り感にあふれています。カウンターと小さめのテーブルがいくつか、でも長屋状のつくりで見た目よりはキャパがある感じ。
カウンターに座るとスタッフの方々の働きぶりがよく見えます。「あのハンバーグ、こっちのかなあ」なんて唾を飲みながら、料理が出てくるのを待ちます。

キッチン ハセガワ

まずはサラダから出てきました。
ただのグリーンサラダじゃなくて根菜が何種類も載っていて、ちょっと嬉しい。

しかもこのドレッシング、何コレ!?濃厚な味ですっごく美味しい。こんな味のサラダ、食べたことないかも。このサラダだけ食べに来たいくらいに旨い。
単なるメインの前のサラダだろうと高を括っていた自分を叱りつけたいくらいの衝撃。

キッチン ハセガワ

このオニオンスープも、見た目はごくシンプルなスープなんだけど、コトッと煮込まれたうまみがたっぷり溶けていて、これもいい。
「滋味」ってこういう味のことを言うんだろうなあ。

キッチン ハセガワ

そして待望のメインディッシュの登場です。イタリアンハンバーグにエビフライを追加してみました。
まずこの盛り付けがイイじゃないですか。お店自体はアットホームな食堂的なのに、まるでフレンチのように何種類ものソースが美しくかけられていて、見た目からして楽しい。

キッチン ハセガワ

ハンバーグはきめ細かく滑らかな食感だけど、見た目の印象以上にボリュームがあります。
最近、「さわやかインスパイア系」のハンバーグばかり食べていたので(その割に本家さわやかにはまだ行けてないけど)、こういうハンバーグは却って新鮮。
しかも、トロトロのチーズと複数のソースで、少しずつ味を変えながら楽しめる。このハンバーグ、半端なく美味しいじゃないですか!

追加したエビフライも小ぶりながら、プリッとした食感の中にうまみが詰まっていて美味しい。そしてそれ以上にタルタルソースが美味しい。
ああ、この店は全体的にソースが素晴らしいんだなあ。

キッチン ハセガワ

こちらはハーフ&ハーフで、デミグラスハンバーグとポークカツ。
デミグラスハンバーグはイタリアンハンバーグとはまた違ったソースの味が美味しいし、ポークカツもトマトソースが絶品。
ハンバーグを食べに来たのかソースを食べに来たのか分からなくなりそうだけど(笑)、要するに美味しい。自分の語彙力が下がっていくのを実感します(ぉ

キッチン ハセガワ

ランチについてくるデザートはハーブ系のアイス。甘さ控えめで、このお店によく似合う素朴な味がいい。濃厚ソースの後はこういうさっぱり味の大人向けアイスがよく合います。

ここは期待を上回る美味しさでした。サラダからスープに至るまで一切手加減をしていない、本物の味。
絶対また来ようと心に決めました。

ごちそうさまでした。

関連ランキング:ハンバーグ | 神泉駅渋谷駅駒場東大前駅

投稿者 B : 22:28 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2017/03/18 (Sat.)

巨人のシチューハウス

戸越銀座

五反田から二駅のところにある戸越銀座駅。都心に近い立地でありながら程良い下町感がイイ味を出している街です。ここの商店街は都内でも特に有名で、よくバラエティ番組に取り上げられたりドラマのロケに使われたりしています。『孤独のグルメ』に登場しそうな場所であるにも関わらず、今までかすりもしていないのも逆に興味深い(笑。
そんなこの街に、私が密かに毎週楽しみにしている丁稚さんぽが先日いらっしゃったというじゃないですか。

戸越銀座『巨人のシチューハウス』 〜 アイルランドに想いを馳せながら: 丁稚のテニス雑記帳

丁稚さんのお店チョイス、気取らない感じなんだけどいつも妙にうまそうな店ばかりで、食欲をそそられるんですよね。中でもこの店はアイルランド料理の専門店ということで、何それ今まで食べたことない!
というわけで、私も追随してきました。

巨人のシチューハウス

巨人のシチューハウス

長~い戸越銀座商店街の本当に一番奥、普通はここまで歩いてこないよね...という場所におもむろに現れた白亜の建物。ここだけちょっと戸越銀座らしからぬ雰囲気を醸し出しています(笑。
でも、想像通り面白そうな店。突入してみようじゃないの。

巨人のシチューハウス

中に入ると、うわあすごいここ。壁が一面緑、そこに真っ白な椅子やテーブル、額縁が映えます。壁に飾られているのは、全てアイルランドの文化にまつわる展示のようです。

巨人のシチューハウス

何はともあれ、メニューを選ぼうじゃないか。
「巨人のシチューハウス」という店名だけあって、シチューがメイン。そのシチューもビーフ&ギネス、アイリッシュラム、シーフードチャウダー、季節限定...とこれまた迷わせる。ビール好きとしてはビーフ&ギネスも捨てがたいけど、アイリッシュラム...アイルランドというと縄編みのセーターが有名だけど、そうかそうか羊はウールだけじゃなくてお肉まで残さずいただく文化なのか。確かに「羊は捨てるところがない」っていうもんなあ。

巨人のシチューハウス

オーダーを済ませたところで、店員さんが「イブンカコウリュウ~」と言いながらこのファイルを持ってきてくれました。
この店員さん、本当に「巨人のシチューハウス」を地で行く背の高さ。私も身長 180cm あるので他人を見て大きさに圧倒されることは滅多にありませんが、それでも見上げてちょっとのけぞるくらいの大きさ。

巨人のシチューハウス

ファイルには、壁に貼り出されていたアイルランドの数々の文化についての解説が書かれていました。アイルランドの文化っていうと、恥ずかしながら私はエンヤくらいしか知らなかったなあ。
そしてアイルランドには巨人の伝説があるそうで、この店の店名もそれに因んでいるようです。もしかしたらこの店員さんも本物の巨人の末裔なのかもしれないなあ。

巨人のシチューハウス

さてさて、お待ちかねのやつが来ましたよ。ギネスビールの 1 パイント。濃厚な味もさることながら、このキメの細かい泡!クリーミーさがたまりません。
ファイルをめくりながら、目と頭と舌と喉で同時にアイルランドを味わいます。

巨人のシチューハウス

本命のシチューの前に、ギネスのおつまみとしてベーコン&チーズチャンプを頼んでみました。シチューのサイドにはパンを注文したんですが、メニューに書いてあったマッシュポテトも捨てがたく。
これはたっぷりのマッシュポテトの上にベーコンと二種のチーズ、それにネギをかけただけのシンプルなおつまみですが、ちょっと濃いめの味がギネスのお供にちょうど良い。
うん、我ながらいいチョイスだ。

巨人のシチューハウス

そして大きな店員さんが鼻歌を歌いながら持ってきてくれたメインのシチュー。
ビーフ&ギネスと最後まで迷ったけど、「アイリッシュラム」と国名を入れられちゃ敵わない。器からはみ出んばかりのラム肉が食欲をそそります。

巨人のシチューハウス

臭みはないんだけどラムらしい風味が活きたシチューにゴロゴロ野菜。味はちょっと濃いめだけど、何だろう妙にほっとする味。
アイルランドって行ったことないけど、きっとこれがアイルランドの家庭の味ってやつなんだろうなあ。初めてなのに、何故か懐かしい気分になります。

巨人のシチューハウス

サイドメニューはアイリッシュラムシチューにオススメというソーダパン。
一見パサパサしていそうに見えるけど、外側はカリッとしつつ、中はふんわり。この食感の違いが楽しい。そしてラムシチューに浸して食べると確かにうまい。これ、気に入りました。

巨人のシチューハウス

本当においしいシチューでした。お腹も、心も満たされました。
料理もいいけど、このお店の雰囲気とか、アイルランド出身の店員さんの心遣いが嬉しいじゃないですか。

異文化交流って、自分たちの文化を理解させようとすることよりも、相手に対する敬意と理解しようという気持ちから始まるものなんだなあ。

このお店、同じような店が他にないという点でも、店員さんの暖かさという点でも、もちろん料理の味という点でも、なんだかドラマ『孤独のグルメ』に出てきそうな店だなあ、と思ってしまいました。Season6 の店、まだ全部決まってなかったらいかがでしょうか(笑

駅からちょっと距離があるのが難点だけど、また来たいなあ。
今度はやっぱりビーフ&ギネス、いってみようかな。

関連ランキング:西洋各国料理(その他) | 下神明駅戸越駅大崎駅

投稿者 B : 23:59 | Dinner | Gourmet | コメント (2) | トラックバック