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2018/12/15 (Sat.)

SMOKEHOUSE

何やらうまい店がある、というお誘いを受けて、久しぶりに原宿まで行ってきました。

SMOKEHOUSE

SMOKEHOUSE

キャットストリートの真ん中あたりにこんな店があったんですね。
「URBAN BBQ」「SMOKEHOUSE」の文字列からも分かるとおり、どうやら燻製系バーベキューが楽しめるお店のようです。しかも天王洲にある T.Y.HARBOR 系列の店舗であればビールがうまいに違いない。入る前から当選確実、という感触をヒシヒシと感じます。

一見コワモテのマスターに出迎えられて若干ビビりつつ(笑)、着席。

SMOKEHOUSE

まずはペールエールから。個人的にはビールの店に来たら小手調べにピルスナーかペールエール、と決めています。
期待通りしっかりめの味でうまい。泡の具合もちょうど良い。

あ、アイスバーグウェッジサラダの写真を撮り忘れた(;´Д`)。ザク切りレタスにベーコンとクルトンを合わせたシーザーっぽいサラダだけど、ブルーチーズソースがかかっていたのがチーズ好きとしてはたまらないポイントでした。

SMOKEHOUSE

スモークチキン。このガッツリ肉感!
燻製らしからぬしっとりした鶏肉に、濃いめのソースがめちゃウマイ。これはビールが進む味。

コールスローもレーズン等の隠し味が入っていてうまいし、何気なく添えられているパンが香りが良くほんのり甘いコーンブレッドだったりして、まるで隙がありません。

SMOKEHOUSE

ビールは定番 IPA に進むわけです。
通常のペールエールよりもしっかりした苦みと個性的な香りがいい。ビールってついなんとなく飲んじゃいがちなお酒だけど、こだわり始めると広くて深い沼が待っている世界です。

SMOKEHOUSE

ポークスペアリブ!このインパクトある見た目。
外側はいかにもスモークっぽいのに、内側は今にも肉汁がしたたってきそうなみずみずしさ。
これは、一刻も早くかぶりつきたい。

SMOKEHOUSE

見た目だけでなく味もしっかりついていて、これはうまい。いかにも燻製という感じではない程良い香りと、低温で長時間熟成したというしっとり柔らかい肉質がいい。今まで食べてきたどんなポークスペアリブとも違う味。

SMOKEHOUSE

こういう肉にはビールよりもスッキリとしたハイボールが合いそうだったので、マスターのおすすめというベイカーズ 7 年のハイボールをいただきました。これは...この樽っぽい香りが確かに、スモークミートによく合う。

そういえば近年のハイボールブームで国産ウィスキーが品薄という話で、自宅で愛飲している富士山麓が近々生産終了してしまうため代わりになりそうなウィスキーをいろいろ物色しているんですが、癖のない国産ウィスキーだけでなくバーボン系のハイボールは確かに、アリかも。これは気に入りました。

SMOKEHOUSE

ちなみにテーブルには四種類のソースが常備されていて、肉につけていろんな味を楽しめるようになっています。私はとりあえずポーターペッパーソースを試してみてこれはこれで美味しいと思いましたが、ソースが勝ちすぎてしまうかも。何もつけなくても十分美味しいと思います。

SMOKEHOUSE

デザートはバナナクリームプディング(ティラミススタイル)。一見ティラミスだけど、バナナ味になるだけでこんなに濃いとは(笑。料理以上にここがアメリカンな店だったことを実感する味。

SMOKEHOUSE

チョコレートピーナッツバターチーズケーキ。これも濃い!チョコレートも濃いけどチーズケーキ部分も濃い。美味しいけど、これは 2~3 人でシェアするくらいでちょうど良いな(笑。

どれも美味しかったです。ただ全体的にボリューミーだったから、もっといろいろ味わいたかったけどお腹いっぱいになってしまったのが惜しい。今度は 5~6 人で来ていろいろちょっとずつ味わってみたいです。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 21:00 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2018/12/10 (Mon.)

Dancing Crab

カニ食べに行こうぜ!というお誘いをいただいて、先日こちらのお店に行ってきました。

Dancing Crab(ダンシング・クラブ)

Dancing Crab

新宿駅東口を出てすぐのところにあるこの店。「ダンシング・クラブ」という名前からして、カニの躍り食いをするのか踊りながらカニを食べるのか分かりませんが、少なくとも「カニを食べる」から一般的に想像されるのとは店構えからして異なります。店内からは大音量の音楽が聞こえ、店員さんやお客さんの年齢層も自分より明らかに若い。入る前からなんだか敗色濃厚な気配が漂っていますが、ままよ!とばかりに飛び込んでみました。

注文は、カニやエビ、貝などの魚介類とソースを選ぶだけ。でもアラカルトで選ぶのは大変なので、基本的には「バッグ」と呼ばれる基本セットか「コンボ」というスペシャルセットから選ぶのが良さそう。

Dancing Crab

ま、とりあえず乾杯。クラブ(カニではない方)のような音楽がずっと流れているので、気後れしながらもちょっとずつテンションが高まっていきます。
なおお客さんの大半はお店から提供されるカニのカチューシャを装着して食べています。ここで恥ずかしがるよりは、思い切って乗っかってしまうのが楽しむコツと言えます。

Dancing Crab

まずはシーザーサラダから。お皿ではなくペーパーバッグに包まれた状態で運ばれ、テーブルの上で広げてチーズを削るスタイル。
そもそもテーブル自体に防水コーティングされた使い捨ての紙クロスが敷かれていて、料理はとにかくこの上にサーブされていきます。しかもナイフやフォークもなく、サラダから手づかみで食べるのがこの店のお作法。サラダを手で食べたことなんてないから最初は躊躇しますが、すぐに慣れます(笑

Dancing Crab

そして魚介が運ばれてきました。こちらは日替わりオマール海老入りのコンボバッグ、辛口シグニチャーソース。
ボイルしたカニやエビ、貝類が豪快にソースで和えられたもので、見た目はむしろケジャンっぽい感じ。
これまたプレートも何もなく、テーブルの上にそのままサーブされます。

Dancing Crab

中にはどーんとオマール海老(ロブスター)が一尾。
日本だとロブスターを食べる機会なんて限られているので、こうして殻つき・爪つき・頭つきで出てくると盛り上がります。

Dancing Crab

それからベーシックバッグのレモンガーリックソース。
インパクトのある具は入っていませんが、トウモロコシやベーコンが入っているのがちょっと嬉しい。辛口シグニチャーソースとは全然違う旨味系ソースが味覚をリセットしてくれます。

Dancing Crab

お店から与えられる武器はこれだけ。カニフォークとハサミのハイブリッド食器。
殻を割ったりほじったりするのに使う以外は全部手づかみで行け!というメッセージです。

Dancing Crab

そうなるとテーブルの上は当然こんな感じになるわけです。
「会食なのに手づかみ」なんて経験は今までしたことがありません(笑。これはいろんな意味でカルチャーショックを受ける体験。
でも、なんだか楽しくなってきちゃったぞ。

Dancing Crab

とはいえカニやエビの解体ってけっこう大変で、つい無言で集中してしまいます。「面倒な相手を接待しないといけないときは、カニでも食わせておけ」と言われる所以ですが、そんな静かになりがちなカニ食を BGM で強制的に騒がしく、楽しくしてしまうスタイルは斬新すぎる(笑。
でも辛口シグネチャーソースはニンニクと唐辛子が食欲をそそるし、レモンガーリックソースもニンニクのパンチが効きつつ後引くうまさで、これは確かにおいしい。止まらなくなっちゃいます。

Dancing Crab

食事中、定期的にスタッフによるパフォーマンスタイムが挟まれます。なんか新宿東口なのに歌舞伎町か六本木に来たような気分(笑。
パフォーマンスは単なるダンスタイムだったり、スパークリングワインやテキーラのサービスタイムだったり、お客さんのバースデーサプライズだったり様々。スタッフが各テーブルにハイタッチして回る時間もあったりして、こちらも「ウェーイ」というテンションになることを強いられます。

Dancing Crab

そんなわけでハイボールでも飲んでテンション高めていかないと追いつかない(笑。
でもカニもエビも確かにうまい。これだけ豪快に魚介類を食べる機会もそうそうなく、手づかみで食べるという行為もふまえると気持ちがワイルドになってきます。

Dancing Crab

「このソースとカニ味噌、パンにつけて食べたら絶対おいしい」という意見に従って追加注文したバターチーズトースト。
これが大正解。テーブルの上に残っているソースまで、余すところなく堪能できます。

Dancing Crab

というわけで完食。いやあおいしかったし、楽しかった。
「テーブルの上にわさっと広げられた魚介類を、みんなで手づかみで食べる」というのはある程度親しい間柄でないと抵抗があったりするものですが、気の置けない仲間との親密さがさらに深まったような気がしました。

正直言って、お店に入る前は普段行くような店とあまりに雰囲気が違って「まじか」と思いましたが(笑)、いざ飛び込んでみるとなかなか楽しかったです。何より魚介類がおいしいというのがポイント高い。誘われなければ行くことがないお店だったかもしれませんが、行ってみて良かった。

ちなみに、手づかみという話を聞いて私はあらかじめカメラのグリップ~シャッターボタンあたりをラップで巻いて汚れ防止してから臨みました(笑)。結果的にカメラの汚れは最小限に抑えられましたが、帰宅後にミューズでよく拭いてもソースの匂いが微妙に残っているという(;´Д`)。写真を撮りたければ完全防水のカメラかスマホを持ち込んで、帰宅後によく洗うのが良いのかもしれません。

何かのパーティーがてらもう一度行ってみても良いかな。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:33 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2018/12/06 (Thu.)

鳥越 居酒屋まめぞ その 7

「この穏やかな喧噪。生き生きした商店街は、歩いているだけで元気がもらえる」

佐竹商店街

浅草で写真を撮った後、お昼ごはんを食べに浅草橋のほうまで脚を伸ばしてきました。同じ「浅草」とついていても、ついでというにはちょっと距離のある位置関係だけど、どうしても「あの店」で食べたい気分になって。

あの店にはいつも浅草橋方面から行くので、新御徒町方面にある佐竹商店街をじっくり歩いたのはこれが初めて。なかなか味のある商店街で楽しかったんですが、その話はまた改めて。

おかず横丁

いつも来るときは夜ばかりでほとんどのお店が閉まっている「おかず横丁」も初めて営業時間中に訪れることができました。こういう味噌や漬物、グッと来るじゃないか。

そして今回わざわざやって来たのはもちろんこのお店。

居酒屋まめぞ

居酒屋まめぞ

ついこないだ来たばかりではあるけど、前々から一度ランチタイムに来たいと思っていたんですよね。

私が入ったのはお昼前でしたが、正午過ぎには外に待ちが出るくらい、昼間から人気店のようです。

居酒屋まめぞ

今回は初めてカウンターに着席。マスターの仕事ぶりを目の前にできるのが嬉しい。
効率的に積み上げられた小皿の山と、その前に並べられた猫グッズの対比もまた楽し。

居酒屋まめぞ

初のランチメニュー。揚げ物を中心に豊富な品々が並んでいて、目移りしてしまう。
夜にだいたい食べて味を知っているだけに、どれも名前だけで強烈に食欲を煽ってくる。

居酒屋まめぞ

手書きの日替わりらしきメニューにもソソられるなぁ~。
王道ロースカツ、季節ものカキフライ、それにうまいのは経験済みのメンチカツ。いずれも甲乙つけがたし。

しかしここは初志貫徹、アレを頼むのが今の自分に課せられた使命だ。すいませ~ん。

居酒屋まめぞ

...ということで出てきたのが、定番中の定番・アジフライライス。なんせここのアジフライはドラマ『孤独のグルメ』本編に出てきたパスタとカツサンドを超える勢いのおいしさで、今までの自分のアジフライ人生最高のアジフライと断言してもいいレベル。これをビールアジフライ専用飲み物と一緒にいただくのももちろんいいんだけど、定食で白飯と一緒に食べたら絶対うまいという確信がありました。

居酒屋まめぞ

刺身用のアジを使った大ぶりアジフライに、特製ソースをたっぷりかけていただきます。

サクッと軽い食感の衣の中に、フワッフワのアジ。そのうまみをフルーツの甘味あるソースが増幅して、えもいわれぬうまさ。
さらにそれを白飯で追いかける悦び。人生において、こんな幸福な時間があろうか。やっぱりここのアジフライは、シラフで食べても最高にうまい。

居酒屋まめぞ

味噌汁は具だくさんの豚汁的なやつ。
ちょっと濃いめの味付けで、午後からもがんばろうという元気を与えてくれる味。

居酒屋まめぞ

さらに定食のサイドオーダー、「ひとくちカレー」100 円。
実は最後までアジフライにするかカツカレーにするか迷ってたんですが、このひとくちカレーがあったことで全て解決しました(笑

居酒屋まめぞ

「ひとくち」と言いながら、ご飯一膳分くらいはしっかり食べられそうな量のカレー(上の写真でもまだ全部は使っていません)。
味のほうは、この店の特製ソースにも通じる、フルーツっぽい甘味を感じるマイルドでコクのあるカレー。それでいて、後からスパイス感が追いかけてくるタイプ。

そうそう、こういうカレー、好きな味。こういう味付けならばこの店の軽いフライ類のうまさを引き立てるに違いない。
カレーライス部分だけおかわりしたくなりました。

居酒屋まめぞ

まめぞのランチタイム、期待に違わぬうまさだった。
メニューの種類も豊富だし、会社の近くにこの店があったら毎週五日は通うに違いないんだけどなあ。
今度お昼に来る機会があったら、今度はガッツリカレー、メンチでいってみたい。

この店にはまた行きたいというリクエストをいくつかいただいているので、次は新年会がてらにでも来ようかな。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:56 | Drink | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2018/12/04 (Tue.)

café vivement dimanche

鎌倉に行ったときに、ついでに立ち寄りたい店がもう一カ所ありました。

café vivement dimanche

鎌倉駅から鶴岡八幡宮に向かっていく途中、少し脇に逸れたところにある洒落たカフェ。ここ、夏に松重さんのラジオ「深夜の音楽食堂」にゲスト出演されていた堀内マスターのお店なんです。松重さんもお忍びで来たことがあるとか。

【第99回】松重豊×堀内隆志(カフェ「ヴィヴモン・ディモンシュ」マスター) | 深夜の音楽食堂 - Fm yokohama 84.7
【第100回】松重豊×堀内隆志(カフェ「ヴィヴモン・ディモンシュ」マスター) | 深夜の音楽食堂 - Fm yokohama 84.7

私はコーヒーはよく飲むけど、代表的な豆の味の傾向が分かる程度で詳しくはないし、カフェ巡りの趣味があるわけでもありません。でもラジオでこの堀内マスターのコーヒーにかける熱意や音楽の趣味に共感するところがあり、鎌倉に行く機会があれば訪れてみようと思っていました。

お昼過ぎに到着したところ、店内は満席。でも 10 分ほど待ったところで入店できました。

café vivement dimanche

café vivement dimanche

店名は「カフェ ヴィヴモンディモンシュ」。フランス語で「日曜日が待ち遠しい」という意味だそうです。

店内は明るくも落ち着いた雰囲気で、なかなか居心地良い感じ。お客さんは女性比率高めですが、年代は様々で幅広い客層に愛されているのが分かります。奥のカウンターでは堀内マスターが忙しそうにコーヒーを淹れています。

café vivement dimanche

レジ付近には挽き売りのコーヒー豆やお菓子、グッズ、それに店内でかかっている楽曲(マスター自ら選曲)の CD などが販売されていました。コーヒー趣味がなくても、自宅でこの店の味や雰囲気が再現できるのならば買って帰ろうかな、という気になってきます。

café vivement dimanche

ドリンクメニュー。この店では基本的にオリジナルブレンドを注文ごとに豆から挽いて抽出しているようで、定番銘柄がそのまま出てくるわけではありません。私はそんなに詳しくないので説明文を読みながら想像するしかないわけですが、苦め・濃いめの味が好きだから「カフェ デノイール」を注文してみました。

café vivement dimanche

フードメニュー。他のお客さんが食べてるオムライスやサンドイッチもおいしそうだけど、さっきカレーを食べたところだしデザートにしておくか。
デザートも迷うけど、こういうときはまず店名を冠した品を頼むのが自分的にはセオリー。「パフェ・ディモンシュ」いってみようじゃないの。

café vivement dimanche

しばらく待って、コーヒーがやって来ました。
カフェ デノイール、確かに苦味のある重厚な味。だけど舌を刺激するような苦味ではなくて、なんというか深いコクのある苦味に、爽やかささえ感じる独特の香り。苦いのに苦くない、香りの良いコーヒーです。今まで飲んできたコーヒーとはひと味違う、これ好きな味。

café vivement dimanche

そしてパフェ・ディモンシュ。喫茶店のパフェらしくコーヒーゼリーにコーヒー味のスポンジケーキ、コーヒーアイス、さらにコーヒーかき氷というまさにコーヒー尽くしのパフェ。どれもコーヒーなのに、食材ごとにコーヒーの味が微妙に違うのが楽しい。甘ったるくなくて、大人の男でもおいしくいただけました。

ふと思ったけど、パフェって別名「サンデー」。そして「ディモンシュ」はフランス語で日曜日。ある意味、コーヒー尽くしで日曜日尽くしのパフェ。

café vivement dimanche

コーヒーもパフェも本当においしかった。
外に待っているお客さんがいたから一息ついたところで出てしまいましたが、もっとボンヤリ落ち着いていたくなる癒やしの空間でした。きっとマスターをはじめスタッフの皆さんの人のよさとコーヒー愛が詰まった場がそう感じさせるんだろうなあ。

自分でもちょっとコーヒーにこだわってみたくなりました。でもこれもこれで、深い沼の世界なんだよなあ...。

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投稿者 B : 23:00 | Gourmet | Sweets | コメント (0) | トラックバック

2018/12/02 (Sun.)

鎌倉シャツの会長カレー

ビジネスシャツが必要になったので、先日鎌倉へ紅葉を撮りに行った際ついでにメーカーズシャツ鎌倉の本店で買い物してきました。

Maker's Shirt 鎌倉

本店って鶴岡八幡宮のすぐ隣にあるんですね。すごくいい場所のようで、でも普通は観光のついでに買うものでもないしもっと駅近にあったほうが便利なような、何とも言えない立地(笑。店内は広い割にお客さんが少なく、都内の店舗に比べてゆったりと買い物ができる雰囲気。女性もの売場が広いのがビジネス街の店舗とは違う点でしょうか。

で、このメーカーズシャツ鎌倉本店には「CAFE 鎌倉」というカフェが併設されています。

CAFE 鎌倉

CAFE 鎌倉

併設...というより鎌倉本店の店舗の一部がカフェになっている、というほうが正確ですかね。
お昼ご飯をどうしようか、せっかく来たからには鎌倉っぽいものが食べたい気もするけど、あのいかにも観光地な参道沿いで食べる気分でもない。ならばあえてここで食べていったほうが、むしろ面白い。

というのも、この CAFE 鎌倉で出しているカレーは創業者でもあるメーカーズシャツ鎌倉の会長自らが作っているらしいんです。

良雄会長のビーフカレー作り【前編】 | 鎌倉本店 | メーカーズシャツ鎌倉 公式ショップブログ/Maker's Shirt KAMAKURA
良雄会長のビーフカレー作り【後編】 | 鎌倉本店 | メーカーズシャツ鎌倉 公式ショップブログ/Maker's Shirt KAMAKURA

もともとは社員向けのまかない料理として作っていたカレーを一般客向けにも出すようになった...といういきさつを聞けば、いちサラリーマンとしてもカレー好きとしても食べてみたいじゃないですか。それに、ある意味最も「鎌倉っぽい」食事でもある。

ビジネスシャツのお会計の際に、店員さんに「カフェ利用したいんですけど」と訊いてみたところ、快く通してくださいました。

CAFE 鎌倉

カフェは店舗の中とテラスそれぞれに席が設けられています。さすがに他に買い物をしているお客さんのそばでカレーの匂いを漂わせることは気が引けたので(汗)、テラス席を選択。寒くなってきたとはいえ、まだ何とかテラス席でも気持ちよくいられる気候です。
お昼時にも関わらず、カフェを利用しているお客さんが他におらず、お店の前を人が通りかかるとちょっと気恥ずかしい。

CAFE 鎌倉

窓越しには、本当に普通に店内。ともするとシャツを選んでいるお客さんと目が合ってしまいそう。

こんなアパレルショップの店先でこれからカレーを食べようという、なんだか奇妙な状況が我ながら可笑しい。

CAFE 鎌倉

頼んだのはカレーとドリンクのセット。カレー単品で 700 円、ドリンクセットでも 900 円というリーズナブルさ。

少し待っていると、まずはサラダが運ばれてきました。
運んでくるのがカフェ専任の店員さんではなく、さっきシャツのお会計をしてくれた店員さんというのに驚きました。カフェとして独立しているわけではなく、あくまで「メーカーズシャツ鎌倉本店のサービスの一環」なんですね。

CAFE 鎌倉

続いて登場したカレーは超・オーソドックスなビーフカレー。

見るからにとろみが強くて、長時間かけてじっくり煮込まれたカレーであることが分かります。

CAFE 鎌倉

見た目に違わず深いコクのあるカレー。家庭のカレーの延長線上にあるようでありながら、専門店のようなスパイスの風味も感じるバランス。こういう味、かなり私好みです。
牛肉はとろけるように柔らかいけど、プリッとした食感を少し残した絶妙な煮込み具合。

味付けは全然違うんだけど、子どもの頃に父が作ってくれたカレーをなぜか思い出しました。

CAFE 鎌倉

カレーのおいしさを振り返りながら味わうコーヒーも格別です。
普段料理をしない私が、珍しく自分でも何か作ってみようかな...と思ってしまうカレーでした。

いやあ、おいしかった。そこらの店で観光客向けのランチを食べるよりも満足度高いのではないでしょうか。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:44 | Curry | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2018/11/30 (Fri.)

青山シャンウェイ 銀座店

あの「青山シャンウェイ」の支店が銀座にオープンしたと聞いて、これは行かねばなるまい!と銀座までいそいそと行ってきました。

青山シャンウェイ 銀座店

シャンウェイ

外苑前のシャンウェイ本店は『孤独のグルメ』に登場してから本当に予約が取りづらくなってしまって。ドラマの聖地の中でも何度もリピートしたい名店のひとつですが、私もまだ二回しか行けていません。シャンウェイで修行したシェフが独立開業した四谷三丁目の「遊猿」でも同じメニューが味わえて、そちらを利用するのもひとつの手ですが、シャンウェイそのものの支店ができるならばより気軽に味わえるわけで、喜ばしいことです。

銀座店と言いつつ、立地は銀座のちょっと外れ。GINZA SIX の裏手というか、東銀座と新橋の間というか。でも銀座のど真ん中の喧噪からちょっと離れられるという意味ではなかなか渋い場所といえます。

シャンウェイ

中国の屋台のようにややカオスな空気漂う外苑前本店とは違って、銀座店はきれいな店構え。それもそのはず、この銀座店と以前からある神楽坂店は本店の直営ではなくフランチャイズのようです。そのせいか店員さんも本店より若くてノリがいい感じの人が多く、お店の雰囲気はちょっと違うかな。いい意味で銀座っぽくなく、豪快な中華をフランクに楽しめる感じ。

シャンウェイ

支店とはいえシャンウェイはシャンウェイ。ここでもメニューには筆文字でメッセージが添えられていました。
品揃えは本店とは少し変えてあるようで、本店にあるけど銀座にはないメニューもあれば、逆に銀座店オリジナルの魚介やホルモンもあるようです。

シャンウェイ

まー、それはそれとしてビールでお疲れさまでした!
寒くなってきてもやっぱりビールはうまい。

シャンウェイ

料理は冷菜の五種盛りから。糸くらげと大根の和え物、紋甲イカの葱ソース和え、極豚ガツとレッドキャベツ和え、極豚とカシューナッツの黒酢仕立て、甘海老の紹興酒漬け。いきなりメニューに載っている冷菜の全種盛りとは豪勢な。私は中でもカシューナッツと黒酢の濃い味が好き。それと甘海老の紹興酒漬け、甘海老を食べながら紹興酒を飲んでいるような、あるいは紹興酒に酔いどれた浮かれ海老を食べているような、そんな感覚。海老の代わりに自分が酔っ払いそうになってくる。

シャンウェイ

こんな贅沢な冷菜盛りを賞味していたらお酒がいくらあっても足りないわけで。飲み物は「シャンウェイサワー」にシフトするわけです。これ何かというと山椒入りのレモンサワーで、一口めは普通のレモンサワーっぽく感じたけど底の方に山椒が溜まっていて飲んでいくうちにシビレる!飲む前に混ぜれば良かった(;´Д`)。
しかもこれ、ホッピーのように「中身」をおかわりすることができます。それくらいレモンがたっぷり入っています。レモンの酸味と山椒の刺激がガツンと来るサワー、これは気に入った。

シャンウェイ

そして蒸し鶏の葱醤油。まるまる一羽分ですよ。
本店のほうでも絶対に外せない定番メニューだったけど、銀座店にもちゃんとあって良かった。

このままだとさすがに食べづらいので、いったん解体してからいただきます。

シャンウェイ

骨まで食べられてしまうしっとり柔らかい蒸し鶏に、濃いめの醤油ソースがよく浸みてうまい!葱と薬味も香ばしく、いい働きをしている。
こんな蒸し鶏ならいつまででも食べていられそうだ。

シャンウェイ

こういう濃い味につられて欲しくなるのが紹興酒。とーぜんボトルで入れるわけです。

紹興酒って若い頃に飲んだときにはおいしさが解らなかったけど、うまい中華料理と一緒なら本当にうまいんだよなあ。

シャンウェイ

そこに本命、毛沢東スペアリブのご登場!
真っ赤なスペアリブが絶妙なバランスで積み上げられている。まるで大陸の岩場か渓谷のようだ。これは肉のグランドキャニオンやー!(誰

シャンウェイ

こんなの、箸だなんだでチマチマ食べていられない。...と思ったら、お店側から自動的にビニール手袋が提供されました(笑。
これで思う存分、豪快にかぶりつけるぞ。

これがまた相変わらず、熱くて辛くてうまいんだ。
肉肉しいスペアリブに噛みつくと、うまみと同時に辣の辛さが責め立ててくる。そして後を追うかのように麻のシビレ!
熱いし辛いのに、自分の口はこのスペアリブを欲してやまない。この中毒性あるうまさは他では味わえません。

シャンウェイ

スペアリブを食べた後に残るこの大量のスパイス。四谷の遊猿ではこれを持ち帰らせてくれましたが、ここシャンウェイ銀座店でもビニール袋に詰めてお土産にしてもらえました。

これけっこう何にかけてもおいしいんですよね。前回持ち帰ったときは主にごはんに振りかけるか冷や奴に載っけていただきましたが、店員さんのおすすめは他にもパスタに混ぜてペペロンチーノ風にするとか、あと裏技でファミマのファミチキに和えると即席毛沢東スペアリブ(風)にするのも良いとのこと。ファミチキ!その発想はなかったけど今度やってみよう(笑

シャンウェイ

こう辛いと紹興酒が一気になくなっていくわけで、二本目のボトルに手を出してしまいます。
古越龍山、これは本店のほうでも定番になっていたやつですね。

シャンウェイ

四川風麻婆豆腐。

期待を裏切らないおいしさ...なんだけど、毛沢東スペアリブの後だと味覚が麻痺してどれくらい辛いのかイマイチよく分からない(笑
これはもっと早めに頼んでおくべきだったか。

シャンウェイ

〆はピリ辛黒チャーハン。
ピリ辛っていうけど、これもスペアリブの後だと全然辛さを感じません(笑。
むしろしっかりめで深味のある味が満足感を加速させ、〆に相応しい味わい。

シャンウェイ

デザートは杏仁豆腐とライチシャーベット。
トロッとした杏仁豆腐を器いっぱいに食べられるのはかなり嬉しい。

いやー、今回も本当においしかったです。
オープンして間もないのにカウンター席以外は全部埋まっていて、既に認知度がかなり高まってきているのを感じます。それでも本店より予約取りやすいといいなあ...。

今度来たら海鮮もいろいろ攻めてみたいし、銀座オリジナルのホルモン系もいってみたい。
というわけでリピートは確定です。次はいつ誰と来ようかな...。

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投稿者 B : 23:00 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2018/11/27 (Tue.)

山本のハンバーグ 大岡山店 再訪

最近すっかりお気に入りの山ハンですが、大岡山店に半年ぶりに行ってきました。

山本のハンバーグ

山本のハンバーグ

ここのチェーンは恵比寿・渋谷・自由が丘・大岡山と自分の生活圏にいくつも店舗があるのが嬉しい。食事どきに近くで用事があると、途中下車や寄り道をしてでも食べに行こうかと思えるお店です。

休日のランチタイムに行くとさすがに満席で、入店できるまでしばらく待つ必要がありました。それでも店員さんが細かく気を遣ってくれて、しかも待っている間にお店の前で温かいスープを振る舞ってくれた(ポットと紙コップが設置されている)のがとてもありがたい。

山本のハンバーグ

行くたびに少しずつ変わっているメニュー。どれもおいしそうで、毎回迷います。
店舗によっても微妙にメニューの中身を変えてあるのがポイント。あちこちのお店に行ってみたくなります。

山本のハンバーグ

今回はテーブル席に着きました。本棚には洋書が並んでいて、オシャレな雰囲気作りかな...と思っていたら、ハリー・ポッターの原語版などに紛れて泉昌之(久住昌之+泉晴紀)の『かっこいいスキヤキ』があるじゃないですか!『孤独のグルメ』や『食の軍師』の原典とも言えるような作品にこんなところで出合うとは。その二冊隣にあるのは「アルテイシア」のいい女になれそうな本だし、いろんなツボを突いてきます(ガンダム関係ない

山本のハンバーグ

注文するとまず出てくるのはいつもの通りサラダと野菜ジュース。この緑色の飲み物は青汁?かと思ったら、ベースは林檎ジュースとのこと(!)。飲んでみると確かに爽やかな林檎ジュースの味で飲みやすい。ちょっとだけ健康になれた気がしました。

山本のハンバーグ

そして今回オーダーしたのは「キムチーズハンバーグ」。これ以前から気になっていたんですよね。この店のハンバーグにキムチ&チーズ、おいしくないわけがない。
ハンバーグの隣に添えてあるのはトッピングの「まかないメンチ」。大岡山店限定のサイドメニューで、本当に賄いで今まではメニューに載せていなかったのが、最近正式にメニュー化したとのこと。あらびきかほそびきかは日によって変わるそうです。

山本のハンバーグ

ふっくらしたほそびきの煮込みハンバーグにピリ辛キムチ、そこにチーズがマイルドさを添える。想像したとおりのおいしさで、どんどん食べられる。チーズはとろけるタイプの上にさらにパルメザンが振ってあって香ばしいのもいい。

ここに来ると毎回、間違いなくおいしい「山本のハンバーグ」にするか変わり種にするか迷うんですが、これは新しいおいしさに挑戦して正解だった。

山本のハンバーグ

まかないメンチは外はカリッと香ばしく揚げられ、中には肉のうまみがギュッと凝縮されていて、ハンバーグとはまた違ったおいしさを形成している。
そのまんま食べてもおいしいけど、キムチーズのスープに浸してもこれまたうまい。

山本のハンバーグ

こちらは「鬼おろしポン酢ハンバーグ」。その名の通りハンバーグよりも分量が多いと思われる大根おろしとポン酢でさっぱりいただくハンバーグ。
煮込み系とは違うあらびきハンバーグの肉々しさがいい。それでいておろしポン酢が口の中を爽やかにしてくれるから、いくらでも食べていられそう。

山本のハンバーグ

さらに季節限定の「トマトスープのグラタンハンバーグ」。
見た目はハンバーグに見えないけど、パイシチュー的な感じの蓋の中にはトマト系の煮込みハンバーグ。トマトスープの中にはラタトゥイユよろしく野菜がごろごろ入っていて、スープ自体もすごくおいしい。これはもっと寒い日だったらさらにおいしく感じるに違いない。

山本のハンバーグ

今回も本当においしかった。やっぱりこの店は頻繁に新しいメニューが出てくるし、定期的に通うしかないな。毎回、どんなものが食べられるか、楽しみです。

ごちそうさまでした。
この味が恋しくなったらまた来ます。

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投稿者 B : 22:29 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2018/11/22 (Thu.)

大井町「ハピネス」の山盛りスパゲティ

JR 大井町の駅から歩いて 5~6 分のところに「三つ叉」と通称される三叉路があります。その近くには歴史を感じるこぢんまりとした商店街があり、大井町のディープさを感じられる名店も少なくないわけですが、今回はそこから少し外れたところにあるレストラン「ハピネス」に入ってみました。

ハピネス (Happiness)

ハピネス

この界隈には昔よく来ていたけど、この店には初めて入りました。

意識していなければ素通りしてしまいそうなさりげない店構え。店内もさほど広いわけではありません。
カウンターに通してもらったところ、席に着く前に女将さんが「時間大丈夫ですか?」と。どうやら調理にけっこう時間がかかるお店のようです。

ハピネス

基本的にはスパゲティで有名な店らしいけど、メニューには生姜焼き定食、カレー、ピラフなど大衆レストランのオーソドックスな品々が並んでいます。
でも見回してみた感じ、お客さんが食べてるのはほとんどスパゲティ。やっぱりスパゲティが売りらしい。

ハピネス

カウンターの中では女将さんよりも明らかに若いマスターが一人で調理しています。親子でやってる店なのかな。
複数人分をまとめて作っているんじゃなく、どうやら一人分ずつ丁寧に調理している感じ。スパゲティは茹で置きの麺を具材と一緒にフライパンで火を通しているようです。

ハピネス

スパゲティの前に出てきたサラダ。上にかかってるのはクルトン...かと思ったら油揚げかこれ!(笑
ワカメ入りのシンプルなグリーンサラダに油揚げ、醤油ベースのドレッシング。こういう実家メシみたいなサラダも悪くない。

ハピネス

サラダを食べつつ待つこと、約 30 分。覚悟していた以上に待たされましたが、目の前でこの調理状況を見せられたらまあ納得。
出てきたのは鉄板に山盛りのスパゲティでした。カレースパゲティを頼んだんですが、並盛りでこの山はちょっとすごい。普通の店ならこれで大盛り、あるいはメガ盛りと言われても違和感ないボリューム。

ハピネス

カレーはスパイスよりもコクと塩味を感じる、やや家庭寄りの素朴な味。どろっとしたルウはスパゲティによく絡むけど、きっと普通にカレーライスにしてもおいしいはず。私はけっこう好きな味で、カレーライスも食べてみたくなりました。

ハピネス

スパゲティは茹で置きなだけあってアルデンテとは無縁の緩い麺。でもこの店で、こんなカレーやナポリタンで食べるんならこういう麺をワシワシ食べるのがいい。昭和的な、正しいサラリーマンの味方と言えよう。

並盛りなのにもうこれ以上食べられない、というくらいお腹いっぱいになりました。
大井町っぽいディープな B 級グルメ感と、おもてなしとはちょっと違う「近所のおばちゃんの店」的な気の置けなさがいい。たまに思い出して食べたくなりそうな味。

ごちそうさまでした。
今度来たらカツカレーかな。でも、ナポリタンも捨てがたいなあ。

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投稿者 B : 22:22 | Curry | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2018/11/20 (Tue.)

日本橋 レストラン 桂 再訪

先日初めて行ってとても気に入ってしまった日本橋の「レストラン 桂」にさっそくまた行ってきてしまいした。

レストラン 桂 (カツラ)

レストラン 桂

ボヘミアン・ラプソディ』を観るのをわざわざ日本橋にしたのも、半分はここでランチが食べたかったから(笑。
今回は正午過ぎに到着したところ既に満席だったものの、五分ほど待って入店できました。お客の回転は比較的早いようです。

レストラン 桂

今回のお目当ては気になっていたビーフシチュー...でしたが、壁のメニューにある「特別料理」の文字に目が釘付けになってしまいました。「特別料理」なんて言葉、今までの飲食店で見たことがないぞ(笑。しかもこの日のメニューはカキフライと牛舌シチュー。フライ系とシチュー系という前回も迷った二種類が一気に食べられるなんて。これはもうビーフシチューは引っ込めて、この特別料理を頼むしかない。

ちなみに前回テーブルに着いたときに訊かれたスポーツ新聞は、今回は訊かれませんでした(笑。

レストラン 桂

まずはポタージュスープ。特に衒ったところのないオーソドックスなコーンポタージュで、老舗の洋食屋らしい素朴かつホッとする味。
そうそう、こういう店で飲みたいポタージュスープって、こんな感じなんですよ。

レストラン 桂

カキフライ。なにげに今シーズン、初カキフライかも。

前回食べた鮭バターにもついていたタルタルソースがたっぷりついてくるのが、タルタリスト(←最近気に入ってる言葉)としては嬉しい。
付け合わせのホワイトアスパラにも専用ドレッシングがかかっていて、ちょっとした気遣いが感じられます。

レストラン 桂

大きすぎず小さすぎず、ちょうどいい案配のカキフライを頬張ると、サクサクの衣の中からトロトロのカキが。
ちょい酸味あるタルタルソースとの相性も良く、幸せを感じます。

レストラン 桂

グリーンサラダ。フライの合間に食べることで口の中をリセットしてくれる。

よく考えたら、スープに魚介(カキ)に肉料理、そしてサラダとコーヒー...「特別料理」ってランチコースってことじゃないか。
日本橋の老舗レストランでランチコース、そう思ったらなんか特別感が湧いてきた。

レストラン 桂

牛舌シチュー。予想を良い意味で裏切り、どーんと一枚大ぶりな牛タンが出てきて驚きました。
カキフライの後にこの牛タン。すごく嬉しいけど、これは昼からかなりのボリュームがあります。

レストラン 桂

牛タンは噛まなくても、舌の上でとろける...と形容できるほどトロットロ。老舗らしく深みのあるシチューもいい。これ、めちゃくちゃおいしいじゃないですか。
この牛舌シチューなら、カキフライがなくてこれ単品のランチで 1,900 円でも納得できるレベル。

レストラン 桂

食後のコーヒーとともに、大満足のランチコースを振り返ります。
おいしかったなあ~。

ごちそうさまでした。
変に気取った店よりも、こういうところで素朴な洋食を楽しむことの方が幸せに違いない。

日本橋まで来て、映画の前か後にこの店でランチ。あるいは三越での買い物のついでだっていい。
ここは今後自分の定番のひとつにしていこうと思います。

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投稿者 B : 22:54 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2018/11/16 (Fri.)

旗の台 スペイン食堂 石井 その 3

「どこの国の、どんな食べ物であろうと、俺はこういう店が好きだ」

スペイン食堂 石井

この夏に久しぶりに再訪した旗の台の「スペイン食堂 石井」に行きたい!というリクエストをいただいて、数ヶ月ぶりに予約して行ってきました。自分が巡礼し、気に入っている聖地に行きたいと言ってもらえるのは本当に嬉しいですね。

例によって席は予約でいっぱい。私はこの店の前をときどき通りかかるんですが、一時期の混雑は収まったとはいえ相変わらず人気店であることには間違いないようです。

スペイン食堂 石井

スペイン食堂 石井

日によって少しずつ変わる黒板メニュー。
食欲を刺激してくる単語が並んでいて、悩ましい。さあ、どこから攻めるべきか。

スペイン食堂 石井

さておきカヴァ(スペインのスパークリングワイン)で乾杯から。
一杯目にビールじゃなくてスパークリングワインだと、ちょっと特別感があって嬉しくなります。

スペイン食堂 石井

結局、とりあえず「孤独のグルメメニュー」を一通り+α で気になった料理を個別に頼んでいくスタイルにしました。

まずはにんじんサラダから。歯ごたえある人参を酸味強めのドレッシングでいただく。
お通しとか箸休め的な、横にあるとうれしい味。

スペイン食堂 石井

からの、ヒコイワシの酢漬け。おっと人参に続いて酢漬けがダブってしまった。
まあ酢漬けと言いながらも脂の乗ったイワシをニンニク&オリーブオイルでマリネ風に仕上げた感じで、人参とは全く違ううまみがある。
イワシって、おいしいよね。

スペイン食堂 石井

さらにスペイン風カラスミ。珍味中の珍味であるカラスミを大根(蕪?)とマリネにするだけで、地中海の風が吹いてきたぞ。
イワシも含め、ちょっとしたピンチョス感があってワインが進む。こういう前菜、楽しくて好き。

スペイン食堂 石井

調子に乗って二杯目はシェリーなんて頼んでしまうわけです。

普段はあまり飲まない種類のお酒だけに、スペイン料理屋に来たことを実感する味。
シェリー、俺は食べ続けてこんなとこにたどり着いた...。

スペイン食堂 石井

で、ここに来たらこれは絶対食べずには帰れない「長谷川さんこだわりのマッシュルームの鉄板焼き」。
生ハムとニンニク、オリーブオイルのうまみを大ぶりのマッシュルームがまるごと受け止めて、えも言われぬ味わい。キノコ類が苦手な私だけど、ここのマッシュルームだけはもう大好物。

マッシュルーム農家の長谷川さん、会ったことはないけどこんなにおいしいマッシュルームを作ってくれてありがとうございます。

スペイン食堂 石井

サルチチョンのレヴェルト。
ふわとろ卵にサラミとエリンギの歯ごたえが加わり、そこに黒胡椒が味を引き締める。バスコ・ダ・ガマに感謝したくなるおいしさだ。

スペイン食堂 石井

黒板メニューに赤文字で「おすすめ!!」と書かれていたマッシュルームのポタージュもいただいてみました。あのオーブン焼きのマッシュルームでスープを作ったのなら、うまくないわけがない。
マッシュルームのやさしいのに濃厚な味わいが凝縮されていて、本当に幸せになる味。冬場は毎日でも飲みたくなりそうな、忘れられないポタージュ。

スペイン食堂 石井

いやあ、これはお酒が進んじゃいますね。
この店はスペイン系らしく魚介系のメニューが豊富だから、迷わず白ワインのボトルを投入していきます。

スペイン食堂 石井

五郎メニューの中でもこれは今まで頼んだことなかった「タラのアリオリオーブン焼き」、

タラにはトマトやオリーブオイルのうまみが、トマトにもタラのうまみが移ってどこを食べてもうまい。
まさにスパニッシュギターとダンサー。トマトの舞台で、タラがフラメンコを踊っている。

スペイン食堂 石井

さらに「これ絶対うまいやつだ」という確信があったカキとベーコンのアヒージョ。
このグツグツ感に黄金色に輝くカキ、見た目からして大当たり。

おいしいです、ほんとに...これ。

スペイン食堂 石井

そして本命サルスエラ。
殻つきのエビがどーんと乗っかっている、このスペイン料理の王様感。

具もスープも、どこをとってもうまい。
まるで地中海そのものを食べているかのようだ。

スペイン食堂 石井

〆はもちろんイカスミのパエリア。
ここのイカスミ、濃厚でいろんな海のうまみが凝縮されているけど、ほんのり甘い。そこにアリオリソースのパンチが組み合わされて、いくらでも食べられそうなうまさ。

そういえば今気づいたけど、スペイン語のアリオリ(alioli)ってイタリア語の「アリオ・オリオ(aglio olio)」と同語源だから、ニンニク&オリーブオイルってことなんだよな。どの料理にもほぼアリオリが使われていて、明日の体臭はちょっと気になるけど、だからこそうまい。

旗の台に、アリオリはべりいまそかり。

スペイン食堂 石井

最後はエスプレッソ。

ここの店、食後はすぐに帰るんじゃなくてコーヒーでもいただきながら余韻を楽しんでいたくなる。うまみの強い料理と温かい空気感がそうさせるんだろうなあ。
店名のとおり、恰好をつけず、これ見よがしでなく、正直で、謙虚で、等身大のおいしさが追求されている。『孤独のグルメ』を象徴するようなお店の一つだと思います。

幸せな時間を過ごさせていただきました。機を見てまた来ます。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック